JP2008104506A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メイン制御手段60aの情報送信手段69は、特別役に当選した遊技以降の遊技であって特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技では、役の抽選結果に係る情報をサブ制御手段60bに送信しないように制御する。サブ制御手段60bは、情報受信手段70で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときは、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される演出パターンを選択するように制御する。
【選択図】図1
Description
したがって、本発明が解決しようとする課題は、メイン制御手段からサブ制御手段に送信した当選役情報と矛盾する演出が出力されることを防止しつつ、特別役に当選している演出を遊技者にわかりやすく出力することである。
請求項1の発明は、遊技の進行を制御するメイン制御手段と、遊技中における演出の出力を制御するサブ制御手段とを備え、前記メイン制御手段は、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段で前記特別役に当選したときは、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、前記特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御する特別役当選持越し手段と、前記役抽選手段による役の抽選結果に係る情報を前記サブ制御手段に送信する情報送信手段とを備え、前記サブ制御手段は、前記情報送信手段から送信されてくる役の抽選結果に係る情報を受信する情報受信手段と、演出の内容を定めた複数の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段とを備え、前記情報受信手段で受信した役の抽選結果に係る情報に基づいて、前記演出パターン記憶手段に記憶されたいずれかの前記演出パターンを選択し、その演出パターンに従って演出を出力するように制御し、前記情報送信手段は、前記特別役に当選した遊技以降の遊技であって特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技では、役の抽選結果に係る情報を前記サブ制御手段に送信しないように制御し、前記サブ制御手段は、前記情報受信手段で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときは、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される前記演出パターンを選択するように制御することを特徴とする。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態におけるスロットマシン10の制御の概略を示すブロック図である。スロットマシン10は、メイン制御手段60aとサブ制御手段60bとを有する。メイン制御手段60aは、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するものであり、サブ制御手段60bは、遊技中における演出の出力等を制御するものである。メイン制御手段60aは、メイン制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
同様に、サブ制御手段60bは、サブ制御基板(図示せず)上に設けられており、演算等を行うCPU、演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときに遊技者が操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定される。スロットマシン10は、50枚までのメダルを内部に貯留可能に形成されており、貯留メダルの範囲内でメダルを投入するときは、ベットスイッチ40を操作することで、スロットマシン10にメダルを投入する。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、メイン制御手段60aによって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置されたバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
ここで、「図柄組合せライン」とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、水平方向の中段、上段及び下段にそれぞれ設けられたラインと、右下がり及び左下がりの斜め方向の各ラインの合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せライン上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
なお、メダルを1枚投入して遊技を行うようにし、水平方向中段の1本の図柄組合せラインを有効ラインに設定することも可能である。また、メダルを2枚投入して遊技を行うようにし、水平方向3本の図柄組合せラインを有効ラインに設定することも可能である。
なお、他の特別役として、2BB(第2種ビックボーナス)及びSB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
持ち越される役としては、特別役(1BB及びRB)が挙げられる。特別役に当選したときは、それぞれ、リール31の停止時に、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
ここで、本明細書では、特別役に当選した遊技は、内部中に含まれないものとする。すなわち、特別役に当選した遊技で特別役が入賞しなかったときは、次遊技以降、特別役が入賞するまでの遊技を内部中と定義する。
役抽選手段61は、役(上述した特別役、小役、及びリプレイ)の抽選を行うものである。役抽選手段61は、例えば、役抽選用の乱数発生手段(ハードウェア乱数等)と、この乱数発生手段が発生する乱数を抽出する乱数抽出手段と、乱数抽出手段が抽出した乱数値に基づいて、役の当選の有無及び当選役を判定する判定手段とを備えている。
役抽選テーブル62は、それぞれ所定の範囲の抽選領域を有し、この抽選領域は、各役の当選領域及び非当選領域に分けられているとともに、抽選される役が、予め設定された当選確率となるように所定の割合に設定されている。
また、通常遊技中(内部中)に用いられる役抽選テーブル62Bは、役抽選テーブル62Aの1BB当選領域及びRB当選領域が非当選領域に設定されたものである。
さらにまた、1BB遊技中及びRB遊技中に用いられる役抽選テーブル62Cは、小役1、小役2、小役3の当選領域及び非当選領域を有し、特に、小役3の当選領域が広く(小役3に当選しやすく)設定されている。
図示しないが、特別役ごとに特別役フラグが設けられており、例えば1BBの当選時には、1BBに係る特別役フラグがオンとなり、1BBが入賞したときはオフにされる。
停止位置決定テーブル65は、以下の1BBテーブル等を備える。
RBテーブルについても、上記の1BBテーブルと同様であり、1BBテーブルにおける「1BB」を「RB」に読み替えたものに相当する。
小役2テーブル、小役3テーブル、リプレイテーブルについても、それぞれ上記小役1テーブルと同様であり、小役1テーブルにおける「小役1」を、それぞれ「小役2」、「小役3」、「リプレイ」と読み替えたものに相当する。
特別役優先特別役・小役テーブルは、先ず、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることを優先し、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、さらに、小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
図4は、本実施形態における各リール31の外周面の図柄配列を示す平面図である。なお、図4では、一部の図柄のみを示しているが、図中、空欄となっている部分にも所定の図柄が表示されており、図4では図示を省略している。
また、各リール31には、「R」の図柄は、全て5図柄以内の間隔で配置されている。したがって、リール31の停止制御の範囲内(ストップスイッチ42が操作された瞬間の図柄を含めて5図柄以内)の間隔で、「R」の図柄がリール31に配列されている。よって、「R」の図柄については、ストップスイッチ42が操作された瞬間のリール31がどの位置であっても、常に、「R」の図柄を所望の有効ラインに停止させるように制御することができる。
また、内部中に小役3に当選した場合において、特別役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、常に、小役3に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる。
さらにまた、内部中にリプレイに当選したときは、常に、リプレイに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる(特別役は入賞しない)。
1BB遊技では、役抽選テーブル62Cを用いて役の抽選が行われる。本実施形態では、高確率で小役3に当選する遊技状態となる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、1BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、1BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
RB遊技では、1BB遊技と同様に、役抽選テーブル63Cを用いて役の抽選が行われる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段68は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段68は、役の入賞回数が8回に到達するか、又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
情報受信手段70は、メイン制御手段60aの情報受信手段69から送信されてくる上記の各情報を受信するものである。この情報受信手段70で受信した情報に基づいて、サブ制御手段60bは、演出を制御する。
先ず、特別役に当選していない遊技(非内部中)では、情報送信手段69は、必ず、役の抽選結果に係る情報を送信する。例えば当該遊技で小役1に当選した場合には、役の抽選結果に係る情報として、当選役が小役1である旨の情報を送信する。そして、情報受信手段70で当選役が小役1である旨の情報を受信すると、サブ制御手段60bは、小役1当選時用の複数の演出パターンからいずれか1つの演出パターンを選択し、選択した演出パターンに従って演出を出力する。このように、特別役に当選していない遊技では、必ず、当選役に対応する演出パターンが選択され、当選役と矛盾する演出パターンは、選択されない。
これに対し、特別役当選時の遊技で特別役が入賞しなかったときは、次遊技以降(内部中の遊技では)、情報送信手段69は、役の抽選結果に係る情報を送信しない。また、内部中において小役やリプレイに当選した遊技においても、情報送信手段69は、役の抽選結果に係る情報を送信しない。
これに対し、サブ制御手段60bは、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、及びリール31の回転が開始された旨の情報のみを受信したときは、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断する。
なお、最初に選択した演出パターンが、小役1の当選時に選択される演出パターンと矛盾しないときは、最初に選択した演出パターンをそのまま用い、演出パターンの再選択を行わない
なお、最初に選択した演出パターンが、小役3の当選時に選択されるべき演出パターンと矛盾しないときは、最初に選択した演出パターンをそのまま用い、演出パターンの再選択を行わない。
なお、最初に選択した演出パターンが、その入賞役に選択される演出パターンと矛盾しないときは、最初に選択した演出パターンをそのまま用い、演出パターンの再選択を行わない。
これに対し、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断した場合において、リール31の操作位置情報及び停止位置情報とデータテーブル72とに基づいて当該遊技での当選役を推測すれば、より早くかつより正確に当選役を推測することができる。
例えば、1番目のリール31が停止したときに、「M」番の図柄が有効ラインに位置する瞬間にストップスイッチ42が操作された操作位置情報を受信するとともに、「M+3」番の図柄がその有効ラインに位置した旨の停止位置情報を受信したと仮定する。この場合に、データテーブル72を参照すれば、その停止制御は、どの役の当選時(又は非当選時)であるかをある程度推測する(絞り込む)ことができる。
なお、上記と同様に、最初に選択した演出パターンが、その当選役に選択される演出パターンと矛盾しないときは、最初に選択した演出パターンをそのまま用い、演出パターンの再選択を行わない
なお、最初に選択した演出パターンが、その役の入賞時に選択される演出パターンと矛盾しないときは、最初に選択した演出パターンをそのまま用い、演出パターンの再選択を行わない。
また、入賞役が特別役であると判断した場合には、特別役入賞時の演出を出力するように制御する。
図5のステップS11において、サブ制御手段60bは、リール31の回転開始の情報を受信したか否かを判断し続ける。受信したと判断したときはステップS12に進み、役の抽選結果に係る情報を受信したか否かを判断する。リール31の回転開始の情報は受信したが、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときはステップS13に進む。これに対し、リール31の回転開始の情報とともに、役の抽選結果に係る情報を受信したと判断したときはステップS20に進む。
一方、当選役を推測することができた場合において、ステップS13で選択した演出パターンを維持できないと判断したときはステップS17で、演出パターンの再選択を行う。
次にステップS19に進み、全てのリール31が停止したか否か、すなわち、位置情報を3回受信したか否かを判断する。全てのリール31が停止したと判断したときは、本フローチャートによる処理を終了する。これに対し、全てのリール31が未だ停止していないと判断したときはステップS15に戻る。
次にステップS24に進み、全てのリール31が停止したか否か、すなわち、位置情報を3回受信したか否かを判断する。全てのリール31が停止したと判断したときは、本フローチャートによる処理を終了する。これに対し、全てのリール31が未だ停止していないと判断したときはステップS22に戻る。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態において、説明をしていない部分は、第1実施形態と共通である。
図6は、第2実施形態における役抽選テーブル62’を示す図であり、第1実施形態の役抽選テーブル62Aに相当するものである。すなわち、役抽選テーブル62’は、通常遊技の非内部中に用いられる役抽選テーブルである。
第2実施形態の役抽選テーブル62’は、1BBの単独当選領域の他に、1BBとリプレイとの重複当選領域を有する。なお、第2実施形態の内部中の役抽選テーブルでは、1BBとリプレイとの重複当選領域は、非当選領域に設定されている。
これに対し、1BBとリプレイとの重複当選時の遊技では、役の抽選結果に係る情報を送信しない。そして、この場合には、遊技の開始時に、サブ制御手段60b側では、スタートスイッチ41が操作された旨の情報、及びリール31の回転が開始された旨の情報のみを受信するので、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断する。
なお、第2実施形態では、第1実施形態と同様に、特別役に当選したときは、当選していない役に当選した旨の演出を出力する場合がある。したがって、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときは、1BBに当選した旨の演出(正しい演出)、リプレイに当選した旨の情報(正しい演出)、及び小役に当選した又は非当選である旨の情報(正しくない演出)に係る演出パターンのうち、いずれも選択する可能性がある。
例えば、内部中の遊技では、一切、役の抽選結果に係る情報を送信しないようにしても良い。
あるいは、内部中の遊技では、非当選時又はいずれかの小役当選時には、役の抽選結果に係る情報(例えば小役1の当選時は、1BBと小役1とに重複当選している旨の情報)を送信するようにし、リプレイの当選時には、役の抽選結果に係る情報(1BBとリプレイとの重複当選している旨の情報)を送信しないようにしても良い。
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態において、説明をしていない部分は、第1実施形態と共通である。
図7は、第3実施形態における役抽選テーブル62’’を示す図であり、第1実施形態の役抽選テーブル62Aに相当するものである。すなわち、役抽選テーブル62’’は、通常遊技の非内部中に用いられる役抽選テーブルである。
第3実施形態の役抽選テーブル62’’は、1BBの単独当選領域の他に、1BBと小役1との重複当選領域を有する。なお、第3実施形態の内部中の役抽選テーブルでは、1BBと小役1との重複当選領域は、非当選領域に設定されている。
これに対し、1BBと小役1との重複当選時の遊技では、役の抽選結果に係る情報を送信するかしないかを決定し、送信することに決定された場合には、役の抽選結果に係る情報をサブ制御手段60bに送信し、送信しないことに決定された場合には、役の抽選結果に係る情報をサブ制御手段60bに送信しない。
また第2に、1BBと小役1との重複当選領域を2つに区分しておき、一方の当選領域で当選したときは、役の抽選結果に係る情報を送信するようにし、他方の当選領域で当選したときは、役の抽選結果に係る情報を送信しないようにしても良い。
なお、第3実施形態では、第1実施形態と同様に、特別役に当選したときは、当選していない役に当選した旨の演出を出力する場合がある。したがって、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときは、1BBに当選した旨の演出(正しい演出)、小役1に当選した旨の情報(正しい演出)、及び小役2、小役3若しくはリプレイに当選した又は非当選である旨の情報(正しくない演出)に係る演出パターンのうち、いずれも選択する可能性がある。
すなわち、先ず、1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止することを優先し、1BBに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、さらに、小役1に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができないときは、いずれの役に対応する図柄の組合せも有効ラインに停止させないように、リール31の停止時の図柄の組合せを定めたものである。
例えば、内部中の遊技では、一切、役の抽選結果に係る情報を送信しないようにしても良い。
あるいは、内部中の遊技では、非当選時、小役2、小役3又はリプレイの当選時は、役の抽選結果に係る情報(例えば小役2の当選時は、1BBと小役2とに重複当選している旨の情報)を送信するようにし、小役1の当選時には、役の抽選結果に係る情報(1BBと小役1との重複当選している旨の情報)を送信しないようにしても良い。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
60a メイン制御手段
60b サブ制御手段
61 役抽選手段
62 役抽選テーブル
63 特別役当選持越し手段
64 リール制御手段
65 停止位置決定テーブル
66 停止図柄判断手段
67 払出し手段
68 特別遊技制御手段
69 情報送信手段
70 情報受信手段
71 演出パターン記憶手段
72 データテーブル
73 停止図柄判断手段
Claims (5)
- 遊技の進行を制御するメイン制御手段と、
遊技中における演出の出力を制御するサブ制御手段とを備え、
前記メイン制御手段は、
遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を含む役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段で前記特別役に当選したときは、その特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、前記特別役の当選を次遊技以降に持ち越すように制御する特別役当選持越し手段と、
前記役抽選手段による役の抽選結果に係る情報を前記サブ制御手段に送信する情報送信手段とを備え、
前記サブ制御手段は、
前記情報送信手段から送信されてくる役の抽選結果に係る情報を受信する情報受信手段と、
演出の内容を定めた複数の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段とを備え、
前記情報受信手段で受信した役の抽選結果に係る情報に基づいて、前記演出パターン記憶手段に記憶されたいずれかの前記演出パターンを選択し、その演出パターンに従って演出を出力するように制御し、
前記情報送信手段は、前記特別役に当選した遊技以降の遊技であって特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技では、役の抽選結果に係る情報を前記サブ制御手段に送信しないように制御し、
前記サブ制御手段は、前記情報受信手段で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときは、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される前記演出パターンを選択するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記情報送信手段は、リールがどの位置で停止したかを示す停止位置情報を前記サブ制御手段に送信し、
前記情報受信手段は、前記情報送信手段により送信されてくる前記停止位置情報を受信し、
前記サブ制御手段は、前記情報受信手段で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときは、受信した前記停止位置情報に基づいて前記演出パターンを選択し、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される前記演出パターンと、前記停止位置情報に基づいて選択された前記演出パターンとに従って、演出の出力を制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
前記情報送信手段は、リールを停止するためのストップスイッチが操作された瞬間のリールの操作位置情報と、リールがどの位置で停止したかを示す停止位置情報とを前記サブ制御手段に送信し、
前記情報受信手段は、前記情報送信手段により送信されてくる前記操作位置情報及び前記停止位置情報を受信し、
前記サブ制御手段は、前記情報受信手段で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときは、受信した前記操作位置情報及び前記停止位置情報に基づいて前記演出パターンを選択し、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される前記演出パターンと、前記操作位置情報及び前記停止位置情報に基づいて選択された前記演出パターンとに従って、演出の出力を制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記サブ制御手段は、前記操作位置情報、前記停止位置情報、及び当選役との関係を示すデータテーブルを備え、前記情報受信手段で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断したときは、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される前記演出パターンに基づく演出を出力しつつ、前記情報受信手段で受信した前記操作位置情報及び前記停止位置情報と前記データテーブルとを用いて当該遊技での当選役を推測し、その推測結果に基づいて前記演出パターンを選択し直し、その演出パターンに従って演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記サブ制御手段は、前記情報受信手段で役の抽選結果に係る情報を受信しなかったと判断した場合には、役の抽選結果に係る情報を受信しなかったときに選択される前記演出パターンに基づく演出を出力しつつ、全てのリールが停止したときは、前記情報受信手段で受信した前記停止位置情報に基づいて有効ライン上の図柄の組合せを判断し、その判断結果に基づいて前記演出パターンを選択し直し、その演出パターンに従って演出を出力するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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