JP2006255146A - 遊技機、遊技機用プログラム、及び、遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

遊技機、遊技機用プログラム、及び、遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】
遊技者に緊張感のある遊技を行わせ、かつ、アシストタイム遊技等の特別遊技で、高い技術力を要求し、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができる遊技機を提供する。
【解決手段】
回転リール、スタートスイッチ18、ストップスイッチ19、遊技制御装置21、及び報知装置27を備え、ストップスイッチ19操作から回転リール停止までに一定範囲数の図柄が移動可能に形成された遊技機で、遊技制御装置21は、当選抽選手段80、停止制御手段160、入賞判定手段170、及び、ストップスイッチ19操作から回転リール停止までに移動する図柄数の滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段100を有し、停止制御手段160は、所定の当選役に当選し、滑りコマ数が決定された場合、ストップスイッチ19の操作後、最短停止の図柄位置から滑りコマ数分先の図柄を停止させる。
【選択図】図7

Description

この発明は、いわゆるアシストタイム遊技などの特別な遊技に、高い技術介入性を与えることができる遊技機に関するものである。
また、この発明は、いわゆるアシストタイム遊技などの特別な遊技に、高い技術介入性を与えることができる遊技機用プログラム、及び、遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、この種の遊技機、具体的には、スロットマシンにおいては、所定の当選図柄の当選抽選手段の当選抽選結果に関する情報を報知装置により報知するアシストタイム遊技を備えているものが知られている。すなわち、アシストタイム遊技は、当選抽選結果に関する情報を報知するか否かにより、遊技者によるいわゆる目押しの難易度を変化させることができるようにしたものであり、アシストタイム遊技中においては、遊技者は比較的容易に、いわゆる小役等の役の入賞を引き当てることができる。アシストタイム遊技に関する遊技機については、たとえば、以下の特許文献1や特許文献2に開示されているような技術が知られている。
特開2003−144617号公報 特開2003−070970号公報
しかし、従来の遊技機では、アシストタイム遊技中は、遊技者の技術の高低にほとんど影響されることなく、総ての遊技者にとって平等に有利な遊技とするために、比較的容易な方法で、小役等の役の入賞を引き当て可能に形成されていた。
たとえば、アシストタイム遊技としては、小役等の役が当選した場合に、目押しすべき図柄を報知することで、当該報知に従って、遊技者が目押しすべき図柄を引き込み範囲内で止まるようにストップスイッチを操作した場合に、当選役に対応する図柄の組み合わせが有効ライン上に停止するように制御されるものがある。このような遊技機では、通常、報知される図柄として、回転リールの中で非常に目立ち、かつ、目押ししやすい図柄が用いられることが多い。したがって、目押し技術の高低に関わらず、遊技者は当該図柄を停止させるようにストップスイッチを操作して、小役等の役の入賞を引き当てることができるため、総ての遊技者に対して平等に有利な遊技を行わせることができる。
また、他のアシストタイム遊技としては、小役等の役が当選した場合に、ストップスイッチの操作順番を報知することで、当該報知に従って遊技者がストップスイッチを操作した場合に、当選した役に対応する図柄の組み合わせが有効ライン上に停止するように制御されるものがある。この場合は、遊技者は目押しをすることなく、報知された順番でストップスイッチを操作するだけで、小役等の役の入賞を引き当てることができるため、このような遊技機でも、総ての遊技者に対して平等に有利な遊技を行わせることができる。
しかし、このように、アシストタイム遊技は、遊技者の技術がほとんど影響することはないために、アシストタイム遊技中の遊技は単調なものとなりやすいという問題点があった。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した事情によりなされたものであり、その目的とするところは、次の点にある。
(請求項1乃至6)
すなわち、請求項1乃至6記載の発明は、上記事情によりなされたものであり、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができるとともに、アシストタイム遊技などの特別な遊技においても、高い技術力を要求することで、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができるような遊技機を提供するものである。
(請求項7)
すなわち、請求項7記載の発明は、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができるとともに、アシストタイム遊技などの特別な遊技においても、高い技術力を要求することで、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができるような遊技機用プログラムを提供しようとするものである。
(請求項8)
すなわち、請求項8記載の発明は、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができるとともに、アシストタイム遊技などの特別な遊技においても、高い技術力を要求することで、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができるような遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供しようとするものである。
請求項に記載された発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、周囲に複数の図柄を表示した複数個の回転リールと、前記複数個の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチ18と、前記各回転リールを個々に停止させるための複数個のストップスイッチ19と、遊技機の作動を制御するための遊技制御装置21と、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知装置27と、を少なくとも備え、前記ストップスイッチ19の操作から回転リールの回転停止までに一定範囲の数の図柄が移動可能に形成された遊技機において、前記遊技制御装置21は、乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段80と、ストップスイッチ19の操作及び当選抽選手段80の抽選結果に基づいて、回転リールの停止を制御するための停止制御手段160と、当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段170と、ストップスイッチ19の操作から対応する回転リールの回転停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段100と、を少なくとも有し、前記停止制御手段160は、所定の当選役に当選した際に、滑りコマ数選択手段100によって滑りコマ数が決定された場合、ストップスイッチ19を操作した後、最短で停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄を停止させるように形成したことを特徴とする。
ここで、遊技機とは、スロットマシンやパロット遊技機などが挙げられる。
また、この遊技機には、遊技メダルなどの遊技媒体を払い出すための払い出し装置(ホッパーユニット35)を有していてもよい。
遊技制御装置21は、上述の如く、遊技機の作動を制御するためのものであり、たとえば、制御基板として形成される。なお、前記遊技制御装置21は、主に遊技に関する制御を行うものとして機能させるとともに、この遊技制御装置21とは別個に、遊技に付随する演出を行わせるための演出制御装置22を設けることもできる。
報知装置27は、上述の如く、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための装置である。この報知装置27としては、ランプ32、スピーカ33、画像表示装置(画像表示部34)などが挙げられる。また、この画像表示装置は、液晶表示装置やCRT、ドットマトリクス等により構成することができる。
また、この遊技機は、ストップスイッチ19の操作から回転リールの回転停止までに一定範囲の数の図柄が移動可能に形成されている。一定範囲の数としては、たとえば、最大5個の範囲とすることができる。この場合は、ストップスイッチ19を操作してから直ちに回転リールが停止する状態、いわゆるビタ止まりから、ストップスイッチ19を操作してから4つの図柄が移動して回転リールが停止する状態、いわゆる4コマ滑りまでの間で、回転リールが停止することとなる。
前記当選抽選手段80は、たとえば乱数発生手段81の発生した乱数値を、当選判定テーブル83に規定された乱数領域と比較することにより、当選又はハズレの判定を行うためのものである。当選判定テーブル83としては、それぞれ当選確率が異なる複数のテーブルを設けることができる。
前記停止制御手段160は、前記回転リールの停止制御を行うためのものである。停止制御とは、通常、当選役の抽選の抽選結果に応じて、所定位置に停止させてはいけない図柄を停止させないように「蹴飛ばし」を行うと共に、所定位置に停止させてもよい図柄を極力その位置に停止させるように「引き込み」を行うことである。すなわち、ストップスイッチ19の操作時に、当選判定の抽選結果が「ハズレ」の場合にはいかなる当選図柄も、入賞が確定する所定の停止位置である入賞ライン上に揃わないように、当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選(当たり)の場合には、当該当選図柄が極力入賞ライン上に揃うように、回転リールが停止する時間を遅らせる制御を行うものである。
なお、本発明では、ストップスイッチ19の操作から対応する回転リールの回転停止までに移動する滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段100を有している。そして、前記停止制御手段160は、所定の当選役に当選した際に、前記滑りコマ数選択手段100によって滑りコマ数が決定された場合には、ストップスイッチ19を操作した後、直ちに停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄を停止させるように形成されている。換言すると、本発明に係る遊技機では、所定の当選役に当選した際には、前記滑りコマ数選択手段100により、ストップスイッチ19を操作してから対応する回転リールの回転が停止までに移動する滑りコマ数が決定される場合がある。そして、この滑りコマ数が決定された場合には、遊技者によりストップスイッチ19が操作されると、このストップスイッチ19の操作がされた後に、直ちに停止する図柄位置から、設定された滑りコマ数分先の図柄が停止するように制御される。すなわち、本発明に係る遊技機では、滑りコマ数が設定された場合には、上述した「引き込み」の制御を行わず、遊技者がストップスイッチ19を操作することで、滑りコマ数を考慮した上述の停止制御を行った結果、所定の当選役が入賞ライン上に揃った時は、当該当選役に対応した払い出しが受けられることとなる。
なお、上記のような停止制御を行うように形成した遊技機では、当選抽選手段80によって当選した当選役以外の役が成立することがあるため、この場合には、設定された滑りコマ数に関わらず、当選した当選役以外の役が成立しない他の位置で停止させる、いわゆる上述の「蹴飛ばし」の制御を行わせるのが望ましい。
なお、当選役としては、入賞により遊技メダルの払い出しを伴う小役当選、遊技メダルの払い出しは無いが遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行える再遊技当選、小役当選及び再遊技当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選等を備えてることができる。また、前記小役当選には、5枚役、10枚役、15枚役など、払い出しメダルの枚数が異なる複数の当選役を設けることもできる。
また、滑りコマ数を設定することができる所定の当選役には、上述の当選役のいずれか一つの当選役を選択することもできるし、上述の当選役の中から二つ以上の当選役を選択することもできる。たとえば、10枚小役を所定の当選役とした場合には、10枚小役に当選した際に、滑りコマ数が選択される可能性がある。また、全当選役を所定の当選役とした場合には、いずれかの役に当選した際に、滑りコマ数が選択される可能性がある。
また、滑りコマ数は、所定の当選役に当選した場合には、常に設定されるように形成することができるし、また、所定の当選役に当選した場合に、所定の抽選等により設定するか否かを決定することもできる。
なお、上述の如く、本発明に係る遊技機は、ストップスイッチ19の操作から回転リールの回転停止までに一定範囲の数の図柄が移動可能に形成されているが、滑りコマ数選択手段100により設定される滑りコマ数は、前記一定範囲内で選択されるものとする。たとえば、最大5個の範囲を一定範囲内とする場合には、滑りコマ数選択手段100によって、0コマから4コマまでの滑りコマ数が選択される。
前記入賞判定手段170は、当選抽選手段80の抽選結果と回転リールの停止図柄とに基づいて入賞の判定をし、遊技者に対して所定の利益を付与するためのものである。遊技者に付与する利益としては、賞品を払い出したり、遊技メダルなどの遊技媒体を払い出したり、得点を加算したりすることができるほか、遊技者に有利な遊技を開始させたりすることもできる。また、遊技メダル等の投入なしに遊技を開始することができる「再遊技」も付与利益に含まれる。
(作用)
本発明によれば、所定の当選役に当選した際に、滑りコマ数選択手段100によって滑りコマ数が決定された場合、ストップスイッチ19を操作した後、直ちに停止する図柄位置から、設定された滑りコマ数分先で回転リールが停止する。したがって、所定の当選役に当選した場合にも、必ず入賞させられるとは限られず、遊技者は様々な位置でのストップスイッチ19操作を試みることとなるため、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の特徴に加え、前記停止制御手段160は、前記滑りコマ数分先の図柄を停止させた場合、当選抽選手段80によって当選した当選役以外の役が成立するときには、決定された滑りコマ数に関わらず、前記当選役以外の役が成立しない他の位置で停止させることを特徴とする。
すなわち、当選抽選手段80によって所定の当選役が当選した場合に、滑りコマ数選択手段100により滑りコマ数が設定された時は、ストップスイッチ19を操作した後、直ちに停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄を停止することとなるが、このような停止制御では、当選抽選手段80によって当選した当選役以外の役が成立することがあるため、この場合には、設定された滑りコマ数に関わらず、当選した当選役以外の役が成立しない他の位置で停止させる、いわゆる「蹴飛ばし」の制御を行わせるものである。
(作用)
本発明によれば、当選抽選手段80により当選した当選役以外の役の成立を防止するとともに、所定の当選役に当選した場合に、遊技者は様々な位置でのストップスイッチ19操作を試みることとなるため、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができる。
(請求項3)
請求項3記載の発明は、上記請求項2記載の発明の特徴に加え、前記遊技制御装置21は、前記滑りコマ数選択手段100により選択された、所定の回転リールの滑りコマ数を、報知装置27を介して遊技者に報知するための滑りコマ数報知手段110と、前記滑りコマ数選択手段100により選択された、所定の回転リールの滑りコマ数を、遊技者に報知するか否かを決定するための滑りコマ数報知決定手段120と、を設けたことを特徴とする。
滑りコマ数報知手段110は、上述の如く、所定の回転リールの滑りコマ数を遊技者に報知するためのものである。具体的には、前記報知装置27により、設定された滑りコマ数が遊技者に報知される。たとえば、左リールの滑りコマ数が2コマに設定された場合には、画像表示部34などの報知装置27に、「左2」の文字や「←2」の図等、左リールの滑りコマ数が2コマに設定された旨の表示が行われる。また、スピーカ33から「左リールを2コマ手前に押してください。」などの音声を発することで遊技者に報知することもできる。
滑りコマ数報知決定手段120は、上述の如く、設定された所定の回転リールの滑りコマ数を、遊技者に報知するか否かを決定するためのものである。滑りコマ数報知決定手段120は、設定された所定の回転リールの滑りコマ数を常に報知するように形成することもできるし、また、所定の抽選により報知するか否かを決定するように形成することもできる。
(作用)
本発明によれば、設定された所定の回転リールの滑りコマ数が遊技者に報知されることにより、遊技者は、適確なストップスイッチ19の操作を認識することができる。ただし、ストップスイッチ19の操作は、設定された滑りコマ数を考慮して行う必要があるため、遊技者に対して高い技術力を要求することとなる。すると、高い技術力を有する遊技者は、適確にストップスイッチ19の操作を行うことにより、滑りコマ数が報知された当選役の入賞を常に得ることができるため、技術力の乏しい遊技者に比較して、より多くの払い出しを受けることができる。これにより、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができる。
(請求項4)
請求項4記載の発明は、上記請求項3記載の発明の特徴に加え、前記遊技制御装置21は、所定回数の遊技の間、前記滑りコマ数選択手段100により選択された、所定の回転リールの滑りコマ数を報知する遊技であるアシストタイム遊技を行うように形成したアシストタイム遊技制御手段73を有することを特徴とする。
前記遊技制御装置21は、アシストタイム遊技制御手段73以外に、一般的な遊技である通常遊技を制御するための通常遊技制御手段60、特定の抽選結果により開始する特別遊技を制御するための特別遊技制御手段70等を有することができる。
なお、上述のアシストタイム遊技は、特別遊技制御手段70により制御される特別遊技の一つとして備えることができる。また特別遊技としては、前述のアシストタイム遊技に限定されるものではなく、たとえば、通常遊技よりも当選確率が高い遊技である特定遊技(レギュラーボーナスゲーム)、特定遊技の導入確率が高い遊技である特定導入遊技(ビッグボーナスゲーム)などを備えることもできる。
(作用)
本発明によれば、遊技制御装置21は、所定回数の遊技の間、設定された所定の回転リールの滑りコマ数を報知する遊技であるアシストタイム遊技を行うように形成したアシストタイム遊技制御手段73を備えている。すなわち、このアシストタイム遊技中は、滑りコマ数選択手段100により滑りコマ数が設定された場合には、常に、当該滑りコマ数が遊技者に報知されることとなる。したがって、遊技者は、適確にストップスイッチ19の操作を行うことにより、滑りコマ数が報知された当選役の入賞を常に得ることができるため、高い技術力を有する遊技者は、技術力の乏しい遊技者に比較して、より多くの払い出しを受けることができる。これにより、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができることとなる。
(請求項5)
請求項5記載の発明は、上記請求項4記載の発明の特徴に加え、前記遊技制御装置21は、前記当選抽選手段80による所定の当選役の当選時に、前記ストップスイッチ19の操作順番を選択するための操作順番選択手段130と、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番を、報知装置27を介して遊技者に報知可能な操作順番報知手段140と、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番を、遊技者に報知するか否かを決定するための操作順番報知決定手段150と、を有し、前記停止制御手段160は、所定の当選役の当選時に、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番により、遊技者が前記ストップスイッチ19を操作した場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止するように、回転リールを制御するとともに、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番により、遊技者が前記ストップスイッチ19を操作しない場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止させないように、回転リールを制御することを特徴とする。
操作順番選択手段130は、上述の如く、ストップスイッチ19の操作順番を選択するためのものである。ここで、ストップスイッチ19の操作順番とは、遊技者が操作すべきストップスイッチ19の順番であり、たとえば、「1番目は中リールに対応するストップボタン」、「2番目は右リールに対応するストップボタン」、「3番目は左リールに対応するストップボタン」のように設定される。すなわち、回転リールをストップスイッチ19で停止させる順番が設定される。そして、遊技者がこの順番でストップスイッチ19を停止させなければ、所定の利益を受けることができないように形成されるものである。
本発明では、具体的には、所定の当選役の当選時に、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番により、遊技者が前記ストップスイッチ19を操作した場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止するように、回転リールが制御されるとともに、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番により、遊技者が前記ストップスイッチ19を操作しない場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止させないように、回転リールが制御される。
すなわち、所定の当選役に当選した時に、操作順番選択手段130により操作順番が選択された場合には、遊技者が、当該操作順番に基づいてストップスイッチ19を操作すれば、当該当選役に係る図柄を入賞するように、回転リールが制御される。これに対して、遊技者が、当該操作順番に基づいてストップスイッチ19を操作しなければ、当該当選役に係る図柄が入賞しないように、回転リールが制御される。換言すれば、操作順番に基づいてストップスイッチ19が操作されない場合には、当選役は入賞しないこととなる。
操作順番報知手段140は、上述の如く、設定されたストップスイッチ19の操作順番を遊技者に報知するためのものである。具体的には、前記報知装置27により、設定されたストップスイッチ19の操作順番が遊技者に報知される。たとえば、ストップスイッチ19の操作順番が「中リール→右リール→左リール」に設定された場合には、画像表示部34などの報知装置27に、「中」、「右」、「左」という文字や、「↓」、「→」、「←」という図等が、当該順番で表示される。また、上述と同様に、スピーカ33からの音声で遊技者に報知することもできる。
操作順番報知決定手段150は、上述の如く、設定されたストップスイッチ19の操作順番を、遊技者に報知するか否かを決定するためのものである。操作順番報知決定手段150は、設定されたストップスイッチ19の操作順番を常に報知するように形成することもできるし、また、所定の抽選により報知するか否かを決定するように形成することもできる。
(作用)
本発明によれば、操作順番選択手段130により、ストップスイッチ19の操作すべき順番が設定される場合がある。そして、ストップスイッチ19の操作順番が設定された場合には、遊技者は、回転リールをこの操作順番通りに操作しなければ、当選に係る当選役を入賞させることはできない。したがって、所定の当選役に当選した場合に、遊技者は様々な操作順番でのストップスイッチ19操作を試みることとなるため、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができる。
また、本発明によれば、操作順番報知手段140により、設定されたストップスイッチ19の操作順番が遊技者に報知されることで、遊技者は、適確な滑りコマ数に加えて、適確なストップスイッチ19の操作順番をも認識することができる。すると、遊技者は適確にストップスイッチ19の操作を行うことにより、滑りコマ数及び操作順番が報知された当選役の入賞を常に得ることができるため、高い技術力を有する遊技者は、技術力の乏しい遊技者に比較して、より多くの払い出しを受けることができる。これにより、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができる。
(請求項6)
請求項6記載の発明は、上記請求項5記載の発明の特徴に加え、前記アシストタイム遊技は、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番を報知するように形成したことを特徴とする。
(作用)
本発明によれば、アシストタイム遊技中は、操作順番選択手段130によりストップスイッチ19の操作順番が設定された場合には、常に、当該ストップスイッチ19の操作順番が遊技者に報知されることとなる。したがって、遊技者は、適確にストップスイッチ19の操作を行うことにより、滑りコマ数が報知された当選役の入賞を常に得ることができるため、高い技術力を有する遊技者は、技術力の乏しい遊技者に比較して、より多くの払い出しを受けることができる。これにより、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができることとなる。
(請求項7)
請求項7記載の発明は、遊技機を、周囲に複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための複数の図柄表示手段、前記図柄表示手段の図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、複数の前記図柄表示手段の変動表示をそれぞれ停止させるための複数の変動停止手段、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知手段、乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段80、変動停止手段の操作から対応する図柄表示手段の変動停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段100、当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段170、変動停止手段の操作及び当選抽選手段80の抽選結果に基づいて、図柄表示手段の停止を制御するとともに、滑りコマ数選択手段100によって、滑りコマ数が決定された場合、変動停止手段を操作した後、最短で停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄が停止するように図柄表示手段を制御する停止制御手段160、として機能させるための遊技機用プログラムである。
ここで、遊技機としては、スロットマシンなどの現実の遊技機でもよく、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置に表示させた擬似的な遊技機であってもよい。
ここで、図柄表示手段は、周囲に複数の図柄を表示した回転リールとし、この回転リールの回転を制御するように形成することができる。この場合、図柄変動開始手段は、回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチ18とすることができ、前期図柄変動停止手段は、回転リールの回転を停止させるためのストップスイッチ19とすることができる。
また、前記図柄表示手段を、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置とし、これに複数の図柄を変動表示又は停止表示させるように形成してもよい。
前記入賞判定手段170は、この遊技機用プログラムを用いて現実の遊技機を制御しようとする場合には、ホッパーユニット35を作動させて遊技者に対して遊技メダル等の払い出しを行うように形成することができる。一方、この遊技機用プログラムを用いて業務用、家庭用のテレビゲーム機等を制御しようとする場合には、液晶ディスプレイやCRTなどの画像表示装置に、入賞時に遊技メダルの払い出しがなされるような画像や、手持ちの遊技メダル数が増加するような表示や、所定の得点が加算されるような表示を行うように形成することができる。
このように、本発明は、現実の遊技機を制御するためのプログラムと、業務用、家庭用のテレビゲーム機やパソコン等に読み込まれることによりそれらを遊技機として機能させるためのプログラムとのいずれも含むものである。
(作用)
本発明によれば、所定の当選役に当選した際に、滑りコマ数選択手段100によって滑りコマ数が決定された場合、変動停止手段(ストップスイッチ19)を操作した後、直ちに停止する図柄位置から、設定された滑りコマ数分先で前記図柄表示手段(回転リール)の変動表示が停止する。したがって、所定の当選役に当選した場合にも、必ず入賞させられるとは限られず、遊技者は様々な位置での変動停止手段(ストップスイッチ19)操作を試みることとなるため、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができる。
ところで、前記停止制御手段160は、前記滑りコマ数分先の図柄を停止させた場合、当選抽選手段80によって当選した当選役以外の役が成立するときには、決定された滑りコマ数に関わらず、前記当選役以外の役が成立しない他の位置で停止させるように形成することができる。
また、前記遊技機用プログラムは、遊技機を、前記滑りコマ数選択手段100により選択された、所定の図柄表示手段(回転リール)の滑りコマ数を、遊技者に報知するための滑りコマ数報知手段110、前記滑りコマ数選択手段100により選択された、所定の図柄表示手段(回転リール)の滑りコマ数を、遊技者に報知するか否かを決定するための滑りコマ数報知決定手段120、として機能させるように形成することもできる。
また、前記遊技機用プログラムは、遊技機を、一般的な遊技である通常遊技を制御するための通常遊技制御手段60、特定の抽選結果により開始する特別遊技を制御するための特別遊技制御手段70、として機能させるように形成するとともに、前記特別遊技制御手段70は、特別遊技として、所定回数の遊技の間、前記滑りコマ数選択手段100により選択された、所定の図柄表示手段(回転リール)の滑りコマ数を報知する遊技であるアシストタイム遊技を行うように形成することもできる。
また、前記遊技機用プログラムは、遊技機を、当選抽選手段80による所定の当選役の当選時に、変動停止手段(ストップスイッチ19)の操作順番を選択するための操作順番選択手段130、操作順番選択手段130により選択された操作順番を、遊技者に報知可能な操作順番報知手段140、操作順番選択手段130により選択された操作順番を、遊技者に報知するか否かを決定するための操作順番報知決定手段150、として機能させるように形成するとともに、前記停止制御手段160は、所定の当選役の当選時に、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番により、遊技者が変動停止手段(ストップスイッチ19)を操作した場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止するように、図柄表示手段(回転リール)を制御するとともに、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番により、遊技者が変動停止手段(ストップスイッチ19)を操作しない場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止させないように、図柄表示手段(回転リール)を制御するように形成することもできる。
また、前記アシストタイム遊技は、前記操作順番選択手段130により選択された操作順番を報知するように形成することもできる。
(請求項8)
請求項8記載の発明は、遊技機を、周囲に複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための複数の図柄表示手段、前記図柄表示手段の図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、複数の前記図柄表示手段の変動表示をそれぞれ停止させるための複数の変動停止手段、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知手段、乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段80、変動停止手段の操作から対応する図柄表示手段の変動停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段100、当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段170、変動停止手段の操作及び当選抽選手段80の抽選結果に基づいて、図柄表示手段の停止を制御するとともに、滑りコマ数選択手段100によって、滑りコマ数が決定された場合、変動停止手段を操作した後、最短で停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄が停止するように図柄表示手段を制御する停止制御手段160、として機能させるための遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
(作用)
本発明によれば、上記した請求項7記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1乃至6)
すなわち、請求項1乃至6記載の発明によれば、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができるとともに、アシストタイム遊技などの特別な遊技においても、高い技術力を要求することで、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができるような遊技機を提供することができる。
(請求項7)
すなわち、請求項7記載の発明によれば、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができるとともに、アシストタイム遊技などの特別な遊技においても、高い技術力を要求することで、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができるような遊技機用プログラムを提供することができる。
(請求項8)
すなわち、請求項8記載の発明によれば、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができるとともに、アシストタイム遊技などの特別な遊技においても、高い技術力を要求することで、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができるような遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(図面の説明)
図1から図7までは、本発明の実施の形態を示すものである。
図1は、スロットマシン10の制御装置20の入力及び出力の概略を示すブロック図である。図2は、スロットマシン10を示す外観正面図である。図3から図7までは、スロットマシン10の動作の概略を示すフローである。
(スロットマシン10)
スロットマシン10は、図2に示すように、箱状の筐体11を有する。この筐体11には、遊技者に向かって臨む表示窓12が形成されており、さらに表示窓12には、筐体11の内部に設けられた3個の回転リールの図柄を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。そして、スロットマシン10の略中央右部には、遊技メダルを投入するためのメダル投入口14が設けられている。
スロットマシン10の筐体11の内部には、前記回転リールを備えるリールユニット30が設けられている。このリールユニット30は、特に図示していないが、複数の駆動モータを有しており、各駆動モータの回転軸に、各々、表面に複数の図柄が表示された前記回転リールが固定されている。また、筐体11の内部には、特に図示していないが、電源ユニットが設けられている。この電源ユニットは、特に図示していないが、電源装置が内装されていると共に、スロットマシン10の主電源を入れるための電源スイッチを備えている。さらに、筐体11の内部には、特に図示していないが、スロットマシン10の全体の動作を制御するための制御装置20が備えられている。
(制御装置20)
上記制御装置20は、特に図示していないが、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、及び、I/O等を備えている。ここで、CPUは、1個に限定されず、2個以上のCPUで制御するようにしてもよい。また、CPU、ROM、RAM、及び、I/O等は一体化されてワンチップを構成してもよい。そして、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、次の(1)及び(2)の装置を構成する。
(1)遊技制御装置21
(2)演出制御装置22(報知制御装置23)
遊技制御装置21は、後述するスタートスイッチ18、及び、ストップスイッチ19の操作により、前記回転リールの回転及び停止を制御するためのものである。この遊技制御装置21の詳細については後述する。
演出制御装置22は、後述するランプ32やスピーカ33等の演出表示部26を制御するためのものである。また、この演出制御装置22は、スピーカ33や、後述する画像表示部34等の演出表示部26による、後述するストップスイッチ19の操作順番や、滑りコマ数などの報知する報知制御装置23としても機能するものである。
ここで、制御装置20を主制御装置と、主制御装置からの信号を受信して作動する副制御装置とから構成し、前記遊技制御装置21を主制御装置に、前記演出制御装置22を副制御装置として形成することができる。このように、遊技全般の処理を行う制御装置と、演出を行う制御装置を別個に形成することで、演出制御に割り当てられるメモリを大幅に増やすことができ、かつ、演出のみを変更することも可能である。
(入力段)
上記制御装置20の入力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)投入スイッチ15
(2)ベットスイッチ16
(3)精算スイッチ17
(4)スタートスイッチ18
(5)ストップスイッチ19
なお、入力段としては、上記した(1)から(5)までのパーツに限定されるものではない。
(投入スイッチ15)
投入スイッチ15は、図2に示すように、スロットマシン10の内部であって、かつ、前記メダル投入口14の下方に設けられたスイッチであって、このメダル投入口14から投入された遊技メダルを検知するためのものである。
(ベットスイッチ16)
ベットスイッチ16は、図2に示すように、図柄表示窓13の下方であって、スロットマシン10の略中央左部に設けられたスイッチであって、貯留メダル数を減じて遊技メダルの投入に代えるためのものである。
ここで、スロットマシン10は、1回の遊技につき、最大3枚のメダルをベットする、すなわち、投入することができるが、投入メダルは、所定枚数、たとえば50枚まで、あらかじめ遊技機内部に貯留しておくことができ、貯留メダル数は、後述する数値表示部31に表示されるようになっている。そして、この数値表示部31に貯留メダル数が表示されている場合には、メダル投入口14に遊技メダルを投入する代わりに、ベットスイッチ16を操作することにより遊技を開始させることができる。すなわち、後述するスタートスイッチ18を操作可能状態にすることができる。ベットスイッチ16を操作すると、数値表示部31の表示が「3」減算され、遊技メダルを3枚投入したものとして扱われる。なお、ベットスイッチ16としては、遊技メダル1枚投入用スイッチ、遊技メダル2枚投入用スイッチを設けることもできる。また、ベットスイッチ16は、1個のスイッチで、遊技メダル1枚投入、遊技メダル2枚投入、遊技メダル3枚投入を行えるように形成することもできる。
(精算スイッチ17)
精算スイッチ17は、図2に示すように、前記ベットスイッチ16の左方に設けられたスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出すために用いられる。
(スタートスイッチ18)
スタートスイッチ18は、図2に示すように、図柄表示窓13の斜め下方に設けられたレバーである。このスタートスイッチ18は、遊技メダルの投入、若しくは、ベットスイッチ16の投入を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、リールユニット30の駆動を開始させるためのものである。
なお、ここで、「再遊技(Replay)」とは、後述する当選抽選手段80の抽選により、「再遊技(Replay)」のフラグが成立し、「再遊技(Replay)」の図柄が、入賞となるための所定の位置である入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
(ストップスイッチ19)
ストップスイッチ19は、図2に示すように、図柄表示窓13の下方であって、スロットマシン10の略中央部に設けられているスイッチであって、リールユニット30の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ19は、図2に示すように、各回転リールに対応した3個のスイッチから構成され、各回転リールの下方に1個ずつ設けられているものである。回転リールに対応したストップスイッチ19の操作により、当該対応した回転リールが回転を停止するように設定されているものである。
(出力段)
前記制御装置20の出力段には、図1に示すように、次のパーツが接続されている。
(1)リールユニット30
(2)ホッパーユニット35
(3)演出表示部26(報知装置27)(ランプ32、スピーカ33及び画像表示部34)
なお、出力段としては、上記した(1)から(3)までのパーツに限定されるものではない。
(リールユニット30)
リールユニット30は、特に図示していないが、枠体に固定、又は、支持された3個のモータと、各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リールとから構成されている。そして、特に図示していないが、各回転リールは、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープとを備えている。このリールテープの外周面には、複数個(たとえば、21個)の図柄が表示されている。
(ホッパーユニット35)
ホッパーユニット35は、特に図示していないが、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出すためのものである。
(数値表示部31)
数値表示部31は、前記図柄表示窓13の下方に設けられた7セグメント表示装置であり、遊技に関する数字その他を表示するためのものである。
この数値表示部31は、たとえばクレジットされた遊技メダルの枚数を表示する。具体的には、数値表示部31は、遊技メダルの投入又は入賞による遊技メダルの払い出しがあると加算表示され、ベットスイッチ16を操作することにより減算表示されるようになっている。また、精算スイッチ17を操作すると、表示されている枚数の遊技メダルが払い戻されて表示はゼロとなる。
(演出表示装置26)
演出表示部26は、演出制御装置22の制御により、遊技者に入賞等を報知させるなど、種々の演出を行うものである。具体的には、演出表示装置26は、前記図柄表示窓13の周囲に形成されたランプ32、スロットマシン10の正面下部に設けられたスピーカ33、及び、図柄表示窓13の上方に設けられた窓部である画像表示部34等から構成されている。
画像表示部34は、液晶表示装置やCRT、ドットマトリクスなどを用いて、入賞の報知その他の演出を表示するためのものである。なお、画像表示部34としては、上記のものに限られず、たとえば演出専用の回転リールを設け、リールの図柄や文字等により演出を表示するようにしても良い。
また、ランプ32及びスピーカ33は、発光体の点灯又は点滅、入賞音の発生により入賞等を報知するためのものである。
また、この演出表示装置26は、後述する、所定の回転リールにおいて滑りコマ数が設定された場合の滑りコマ数や、操作する回転リールの順番が設定された場合の操作順番を報知可能な報知装置27としても機能するものである。具体的には、たとえば、スタートスイッチ18を操作した際に、左の回転リールにおける滑りコマ数が2コマと設定され、この旨を報知することが決定した場合には、前記画像表示部34に、左の回転リールにおける滑りコマ数が2コマであることを知らせる「左2」等の文字や「←2」等の図を表示するように設定することができる。なお、前記報知は、画像表示部34に限定されて行われるものではなく、たとえば、スピーカ33から「左リールを2コマ手前に押してください。」等の音声を発生させるように設定してもよい。
なお、この報知装置27は、前記演出制御装置22に兼用される前記報知制御装置23により制御される。
(遊技制御装置21)
遊技制御装置21は、スタートスイッチ18及びストップスイッチ19の操作により、回転リールの回転及び停止を制御するためのものである。そして、この遊技制御装置21は、次の(1)から(7)までの手段として機能する。
(1)通常遊技制御手段60
(2)特別遊技制御手段70
(3)当選抽選手段80
(4)滑りコマ数制御手段90
(5)操作順番制御手段125
(6)停止制御手段160
(7)入賞判定手段170
なお、遊技制御装置21としては、上記した(1)から(7)までの手段に限定されるものではなく、他の手段を含んでいてもよい。
(通常遊技制御手段60)
通常遊技制御手段60は、通常遊技を行わせるためのものである。
すなわち、メダルの投入若しくはベットスイッチ16の押下を条件に、または、「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ18を操作すると、リールユニット30が駆動され、3個の回転リールが回転を開始する。
その後、所定のストップスイッチ19を1つ操作すると、このストップスイッチ19に対応する回転リールの回転が停止する。
そして、ストップスイッチ19を3個総て操作し終わると、3個の回転リールの回転が全て停止する。このとき、表示窓12の所定の入賞ライン上に、予め設定された当選図柄が停止すると、ホッパーユニット35を介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしても良い。
当選には、入賞により遊技メダルの払い出しを伴う小役当選と、遊技メダルの払い出しは無いが遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行える再遊技当選と、小役当選及び再遊技当選よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別当選とを備えている。前記小役当選には、5枚役、10枚役、15枚役など、払い出しメダルの枚数が異なる複数の当選役が設けられている。
そして、当選判定の抽選結果がいずれかの当選役に当選となった場合、その当選に対応した当選フラグが成立する。そして、所定の当選フラグが成立中に、すべての回転リールの停止時に、当選に係る図柄の組み合わせが所定の入賞ライン上に揃うことを条件に入賞し、メダルの払い出しや、遊技者に有利な特別遊技が行われるように形成されている。
また、通常遊技において、所定の小役が当選した際には、後述する滑りコマ数制御手段90、及び、操作順番制御手段125により、当該小役を入賞させるために必要な条件が設定される場合がある。
具体的には、たとえば、10枚役の小役に当選した場合に、滑りコマ数制御手段90における滑りコマ数選択手段100によって、「左リールは1コマ滑り」、「中リールは2コマ滑り」、及び、「右リールは3コマ滑り」というように、滑りコマ数が設定されるとともに、操作順番制御手段125における操作順番選択手段130により、「1番目は中リール」、「2番目は右リール」、「3番目は左リール」というように、回転リールをストップスイッチ19で停止させる順番が設定される場合がある。
この場合には、前記のように設定された条件に従って、ストップスイッチ19が操作されなければ、後述する停止制御手段160は、当選していない他の当選役はもちろんのこと、当選した10枚役をも入賞させない所定の図柄の位置で、回転リールを停止させる制御を行う。一方、前記のように設定された条件に従って、ストップスイッチ19が操作されると、当選した10枚役に係る図柄の組み合わせが入賞ライン上に揃うように、回転リールを停止させる制御を行う。
なお、前記のように、滑りコマ数選択手段100及び操作順番選択手段130により、滑りコマ数や操作順番が設定されても、通常時は、遊技者はこれを知ることができず、勘に頼って、ストップスイッチ19を操作することとなる。したがって、技術力のある遊技者であったとしても、総ての当選小役を入賞させることができるとは限らない。しかし、滑りコマ数制御手段90に設けられた滑りコマ数報知決定手段120、及び、操作順番制御手段125に設けられた操作順番報知決定手段150により、設定された滑りコマ数や操作順番が報知されることが決定される場合がある。この場合は、遊技者は、報知された滑りコマ数や操作順番などの条件に従って、ストップスイッチ19を操作することができる。
滑りコマ数及び操作順番が報知された場合のストップスイッチ19の操作及び回転リールの停止について、上述の滑りコマ数及び操作順番を例として、具体的に述べる。
まず、遊技者は、中リールの10枚役に係る図柄が、停止させたい位置よりも2コマ手前に位置する時に、中リールに対応するストップスイッチ19を操作する。具体的には、中リールの10枚役に係る図柄を、中リールの上段に停止させたい時は、前記図柄が中リールの上段よりも2コマ上に位置している時に、中リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が中リールの上段に位置するように、中リールが停止する。また、中リールの10枚役に係る図柄を、中リールの中段に停止させたい時は、前記図柄が中リールの中段よりも2コマ上に位置している時に、中リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が中リールの中段に位置するように、中リールが停止する。さらに、中リールの10枚役に係る図柄を、中リールの下段に停止させたい時は、前記図柄が中リールの下段よりも2コマ上に位置している時に、すなわち、前記図柄が中リールの上段に位置している時に、中リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が中リールの下段に位置するように、中リールが停止する。
次に、遊技者は、右リールの10枚役に係る図柄が、中リールで停止した10枚役に係る図柄の位置と相俟って入賞ラインを構成する位置よりも3コマ手前に位置する時に、右リールに対応するストップスイッチ19を操作する。具体的には、中リールの上段に前記図柄が停止している時は、右リールの上段に前記図柄が停止することで、上段の入賞ラインを構成することとなる。したがって、前記図柄が右リールの上段よりも3コマ手前に位置している時に、右リールに対応するストップスイッチ19を操作する必要がある。また、中リールの中段に前記図柄が停止している時は、前記図柄が、右リールの上段、中段又は下段のいずれに停止しても入賞ラインを構成することとなる。すなわち、前記図柄が右リールの上段に停止すれば、右上がりの入賞ラインを構成し、また、前記図柄が右リールの中段に停止すれば、中段の入賞ラインを構成し、また、前記図柄が右リールの下段に停止すれば、右下がりの入賞ラインを構成することとなる。すると、右リールの10枚役に係る図柄を、右リールの上段に停止させたい時は、前記図柄が右リールの上段よりも3コマ上に位置している時に、右リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が右リールの上段に位置するように、右リールが停止する。また、右リールの10枚役に係る図柄を、右リールの中段に停止させたい時は、前記図柄が右リールの中段よりも3コマ上に位置している時に、右リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が右リールの中段に位置するように、右リールが停止する。また、右リールの10枚役に係る図柄を、右リールの下段に停止させたい時は、前記図柄が右リールの下段よりも3コマ上に位置している時に、右リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が右リールの下段に位置するように、右リールが停止する。
最後に、遊技者は、左リールの10枚役に係る図柄が、中リール及び右リールで停止した10枚役に係る図柄の位置と相俟って入賞が確定する位置よりも1コマ手前に位置する時に、左リールに対応するストップスイッチ19を操作する。具体的には、中リール及び右リールで停止した前記図柄で、上段の入賞ラインが構成されている時は、左リールの上段に前記絵柄が停止することで、上段の入賞ラインでの入賞が確定する。また、中リール及び右リールで停止した前記図柄で、中段の入賞ラインが構成されている時は、左リールの中段に前記絵柄が停止することで、中段の入賞ラインでの入賞が確定する。また、中リール及び右リールで停止した前記図柄で、下段の入賞ラインが構成されている時は、左リールの下段に前記絵柄が停止することで、下段の入賞ラインでの入賞が確定する。また、中リール及び右リールで停止した前記図柄で、右上がりの入賞ラインが構成されている時は、左リールの下段に前記絵柄が停止することで、右上がりの入賞ラインでの入賞が確定する。また、中リール及び右リールで停止した前記図柄で、右下がりの入賞ラインが構成されている時は、左リールの上段に前記絵柄が停止することで、右下がりの入賞ラインでの入賞が確定する。すると、左リールの10枚役に係る図柄を、左リールの上段に停止させたい時は、前記図柄が左リールの上段よりも1コマ上に位置している時に、左リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が左リールの上段に位置するように、左リールが停止する。また、左リールの10枚役に係る図柄を、左リールの中段に停止させたい時は、前記図柄が左リールの中段よりも1コマ上に位置している時に、すなわち、前記図柄が左リールの上段に位置している時に、左リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が左リールの中段に位置するように、左リールが停止する。また、左リールの10枚役に係る図柄を、左リールの下段に停止させたい時は、前記図柄が左リールの下段よりも1コマ上に位置している時に、すなわち、前記図柄が左リールの中段に位置している時に、左リールに対応するストップスイッチ19を操作すると、このストップスイッチ19の操作信号に従って、前記図柄が左リールの下段に位置するように、左リールが停止する。
上述のように、ストップスイッチ19を操作することにより、当選した10枚役が所定の入賞ラインに揃って入賞し、10枚の遊技メダルの払い出しを受けることができる。
一方、上記のような手順でストップスイッチ19を操作しない場合は、当選した10枚役は入賞ラインに揃うことはない。すなわち、当選した10枚役は入賞しない。もちろん、当選した10枚役以外の当選役が入賞ラインに揃うこともない。すなわち、抽選に外れた状態と同様の状態で、回転リールは停止することとなる。
なお、本実施の形態では、所定の抽選手段により、滑りコマ数及び操作順番を設定するか否かが決定されるように形成しているが、抽選により決定されるのではなく、毎ゲーム、強制的に滑りコマ数及び操作順番が設定されるように形成してもよい。さらに、本実施の形態では、所定の抽選手段により、滑りコマ数及び操作順番が設定されたことを報知するか否かが決定されるように形成しているが、抽選により決定されるのではなく、滑りコマ数及び操作順番が設定された時は必ず、その旨を報知するように形成することもできる。
また、本実施の形態では、所定の小役の当選役(10枚役の小役)に当選した場合に、滑りコマ数及び操作順番を設定するように形成しているが、所定の小役の当選役に関わらず、総ての小役の当選役に対して、滑りコマ数及び操作順番を設定するように形成することもできる。また、小役の当選役のみならず、特別当選に係る当選役に対して、滑りコマ数及び操作順番を設定するように形成することもできる。
また、本実施の形態では、滑りコマ数及び操作順番のいずれも設定するように形成しているが、滑りコマ数のみを設定するように形成することもできる。
また、本実施の形態では、滑りコマ数及び操作順番のいずれも報知するように形成しているが、抽選により、滑りコマ数及び操作順番のいずれも報知、滑りコマ数のみの報知、又は、操作順番のみの報知、のいずれかを選択するように形成することもできる。
(特別遊技制御手段70)
特別遊技制御手段70は、抽選手段の抽選結果に基づいて、特別遊技を行わせるためのものである。
上記特別遊技としては、大別すると、次のゲームがある。
(1)特定導入遊技(ビッグボーナスゲーム、以下BBゲームという)
(2)特定遊技(レギュラーボーナスゲーム、以下RBゲームという)
(3)特定当選遊技(ジャックゲーム、以下JACゲームという)
(4)アシストタイム遊技(アシストタイムゲーム、以下ATゲームという)
なお、RBゲームは、BBゲーム中に行われる場合と、BBゲーム中でないときにも単独で行われる場合がある。また、上記JACゲームは、RBゲーム中に行われるものである。また、特別遊技としては、上記した(1)から(4)までの遊技に限定されるものではない。
特別遊技制御手段70は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)特定導入遊技制御手段71
(2)特定遊技制御手段72
(3)アシストタイム遊技制御手段73
(特定導入遊技制御手段71)
特定導入遊技制御手段71は、BBゲームを制御するためのものである。
具体的には、通常遊技において、特に図示していないが、たとえば「7」等の図柄が入賞ライン上に3個揃うと、ホッパーユニット35を介して、たとえば15枚のメダルが払い出される。このとき、BBゲームが開始される。
BBゲームに移行すると、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって開始され、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、入賞ライン上に当選図柄が揃っているか否かによって、遊技メダルの払い出しが行われるものである。
したがって、BBゲーム中では、通常遊技と同様に小役を含めた抽選が毎回行われるものである。ただ、このBBゲーム中にRBゲームに移行するための特定当選図柄が入賞有効ライン上に揃った場合には、その後RBゲームに移行するものである。
なお、通常、BBゲーム中はRBゲームへの移行が、たとえば最大3回行われることになっているために、1回目のRBゲームが終了した後は、また前述したような通常遊技と同様な抽選及び制御が行われるものである。
そして、BBゲームでは、BBゲーム中のRBゲームが所定の最大回数、たとえば3回か、或いはBBゲーム中の通常遊技が所定の最大回数、たとえば最大30回の終了により、BBゲームは終了するものである。
なお、BBゲーム中でも、前述のような、滑りコマ数及び操作順番の設定を行うように形成することもできるが、遊技者に有利な遊技というBBゲームの性質上、滑りコマ数の設定は行わないのが望ましい。
(特定遊技制御手段72)
特定遊技制御手段72は、RBゲームを制御するためのものである。
具体的には、RBゲームに移行すると、メダルが1枚投入となり、回転リールの所定の図柄が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞となる特定当選遊技が行われるものである。そして、RBゲームでは、入賞するか否かの特定当選遊技が最大12回行えるものであり、そのうち、最大8回の入賞が可能である。すなわち、最大8回入賞するか、又は、最大12回の特定当選遊技の終了により、RBゲームは終了するものである。
(アシストタイム遊技制御手段73)
アシストタイム遊技制御手段73は、ATゲームを制御するためのものである。
具体的には、通常遊技において、特に図示していないが、たとえば「SUPER」等の図柄が入賞ライン上に3個揃うとATゲームが開始される。なお、このATゲームは、前述のような特定の図柄が入賞ライン上に揃うことを契機にすることなく、抽選により当選するだけで、開始されるように形成することもできる。
ATゲームに移行すると、通常遊技と同様に、小役などの当選役の抽選が行われるとともに、所定の小役(たとえば、10枚小役)に当選した時は、滑りコマ数及び操作順番が抽選により設定される。ただし、通常遊技においては、この滑りコマ数及び操作順番は、抽選により報知するか否かが決定されるが、ATゲーム中においては、滑りコマ数及び操作順番が設定された際には、常に、その内容が報知されることとなる。したがって、遊技者が、前記報知の内容に従ってストップスイッチ19を操作すれば、必ず、前記小役が入賞し、遊技メダルの払い出しが行われる。
このATゲームは、所定回数の遊技において行われるものである。たとえば、所定回数が30回であれば、30回の遊技の間は、前記滑りコマ数及び操作順番が報知される。そして、30回の遊技の終了により、ATゲームは終了するものである。
なお、この所定回数は、複数のパターン(たとえば、10回、30回、50回、及び、100回)を有するように設定しておき、抽選により決定されるように形成することもできる。
(当選抽選手段80)
当選抽選手段80は、予め定めた抽選確率に基づいて当選役に関する抽選を行うものである。そして、当選抽選手段80は、図1に示すように、大別すると、次の手段を備える。
(1)乱数発生手段81
(2)乱数抽出手段82
(3)当選判定テーブル83
(4)判定手段84
(5)判定テーブル選択手段85
(6)当選フラグ成立手段86
なお、当選抽選手段80としては、上記した(1)から(6)までに限定されるものではない。
(乱数発生手段81)
乱数発生手段81は、当選抽選用の乱数を所定の領域内(たとえば、十進数で0〜65535)で発生させるものである。
(乱数抽出手段82)
乱数抽出手段82は、乱数発生手段81が発生する乱数を、所定の条件(たとえば、スタートスイッチ18の操作)で抽出するものである。なお、この抽出した乱数を抽出乱数データとする。
なおここで、「乱数発生手段」としては、ソフト乱数としての平均採中法等で乱数を発生させることができるものの他に、一定範囲の数字を高速で1ずつ加算するカウンタを用いて構成することもできる。例えば、0〜16383の範囲の数字を、1秒間に700万回程度順次繰り返すようにしたカウンタが考えられる。そして、「乱数抽出手段」としては、スタートスイッチを押したタイミングでカウンタの数字を読みとることなる。
このように形成すると、「乱数発生手段」では乱数を発生しているわけではないものの、「乱数抽出手段」によって抽出される数字は、あたかも乱数のような分布となる。このように、結果として乱数のような分布を示す数字が得られる手段を、ここでは「乱数発生手段」あるいは「乱数抽出手段」に含めて考えるものとする。
(当選判定テーブル83)
当選判定テーブル83は、乱数発生手段81がとる乱数の全領域中、各当選項目の当選領域を有するものである。
ここで、当選判定テーブル83としては、図1に示すように、スロットマシン10の遊技仕様の設定毎に、通常遊技に用いる通常遊技用テーブル83aと、特別遊技に用いる特別遊技用テーブル83b(BB用テーブル、RB用テーブル)とが設けられている。通常判定テーブル83aは、BB当選、RB当選、AT当選、その他の小役当選領域、及び、ハズレ領域が所定の割合で設定されたテーブルであり、特別遊技用テーブル83bのうちBB用テーブルは、RB当選、その他の小役当選領域、及び、ハズレ領域が所定の割合で設定されたテーブルであり、特別遊技用テーブル83bのうちRB用テーブルは、特定当選、及び、ハズレ領域が所定の割合で設定されたテーブルである。
(判定手段84)
判定手段84は、乱数抽出手段82が抽出した抽出乱数データと、当選判定テーブル83の抽選確率データに基づいて、乱数発生手段81がとる乱数の全領域中の各当選項目の当選領域からなる当選判定領域データとを照合し、当該抽出乱数データが属する当選領域に対応する当選を決定するものである。この判定手段84の判定により、抽出乱数データが所定の当選役の当選領域に属している場合には抽選結果が「当選」となり、ハズレの領域に属している場合に抽選結果は「ハズレ」となる。
(判定テーブル選択手段85)
判定テーブル選択手段85は、遊技機の設定、遊技メダルのベット枚数、遊技状態などに対応して、当選判定の抽選に用いる当選判定テーブル83を選択決定するためのものである。たとえば、RBが入賞した場合には、通常遊技用テーブル83aから、特別遊技用テーブル83bのうちRB用テーブルに変更する。
(当選フラグ成立手段86)
当選フラグ成立手段86は、前記判定手段84の判定結果が当選の場合に、当選フラグを成立させるためのものである。
ここで、当選フラグとは、「当たり」「ハズレ」のデータを制御装置に記憶しておくメモリ部分のことである。そして、当選フラグには、当選判定の抽選結果が小役当選である場合に成立する小役当選フラグと、抽選結果が特別当選である場合に成立する特別当選フラグ(BBフラグ、RBフラグ)とがあり、原則として、当該当選役の入賞により消滅するものである。ただし、抽選により特別当選フラグが成立したが、回転リールの停止図柄の組み合わせが特別当選態様(例えば特別当選図柄である「7」が三つ揃う)と一致していない場合には、それ以後の遊技に特別当選フラグ成立の権利が持ち越されるように設定されている。なお、小役当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞させられない場合、当選フラグ成立の権利の次の遊技への持ち越しはない。
(滑りコマ数制御手段90)
滑りコマ数制御手段90は、当選抽選手段80により特定の当選役(たとえば、10枚小役)に当選した時に、当該当選役を入賞させるために必要な条件である滑りコマ数に関する制御を行うものである。そして、滑りコマ数制御手段90は、図1に示すように、大別すると、次の手順を備える。
(1)滑りコマ数選択手段100
(2)滑りコマ数報知手段110
(3)滑りコマ数報知決定手段120
なお、滑りコマ数制御手段90としては、上記した(1)から(3)までに限定されるものではない。
(滑りコマ数選択手段100)
滑りコマ数選択手段100は、前記判定手段84の判定結果が特定の当選役の場合に、所定の回転リールにおいて、当該回転リールに対応するストップスイッチ19を操作してから、当該回転リールが停止するまでに、移動する図柄の数、すなわち、滑りコマ数を設定するためのものである。
なお、後述するように、本実施の形態に係るスロットマシン10は、ストップスイッチ19を押した時点で所定位置に直ちに停止できる回転リールの図柄を基準図柄として、基準図柄から回転方向に5コマ移動した時の図柄までの範囲で回転リールを停止させるように形成されている。したがって、滑りコマ数選択手段100により設定される滑りコマ数は、上述同様、最大5コマの範囲となる。
そして、上述の如く、特定の当選役の当選時に、所定の回転リールについて前記滑りコマ数が設定された場合には、当該回転リールは、ストップスイッチ19が操作されてから、前記滑りコマ数分、移動して停止することとなる。この際、前記当選抽選手段80によって当選した当選役以外の役が成立してしまう場合、すなわち、入賞してしまう場合には、入賞とならない他の位置で回転リールが停止するように制御される。
また、本実施の形態では、10枚小役の当選時に、滑りコマ数を設定可能に形成されているが、上述の如く、滑りコマ数を設定する当選役としては、10枚小役に限定されるものではなく、BB当選に係る当選役やRB当選に係る当選役に対しても滑りコマ数を設定することができる。
また、本実施の形態では、滑りコマ数を設定するか否かは、特定の当選役の当選時に、所定の抽選によって行われるように形成されているが、上述の如く、特定の当選役の当選時には、前記所定の抽選を行わず、常に滑りコマ数が設定されるように形成することもできる。
(滑りコマ数報知手段110)
滑りコマ数報知手段110は、前記滑りコマ数選択手段100により選択された滑りコマ数を、前記スピーカ33や画像表示部34などの報知装置27を介して、遊技者に報知するためのものである。たとえば、10枚小役に当選し、かつ、滑りコマ数選択手段100により、左リール、中リール、及び、右リールの滑りコマ数がそれぞれ、1コマ、2コマ、3コマと設定された場合は、「左リールは1コマ滑り」、「中リールは2コマ滑り」、及び、「右リールは3コマ滑り」のような文字を画像表示部34などの報知装置27(演出遊技装置22)に表示する。このようにして、滑りコマ数は、遊技者に報知される。
また、本実施の形態では、文字により滑りコマ数を報知しているが、報知することができれば、その態様は特に限定されるものではなく、滑りコマ数に関する情報を音声でスピーカ33から発することによって、遊技者に報知することもできる。また、複数の報知態様を組み合わせて、遊技者に報知することもできる。
(滑りコマ数報知決定手段120)
滑りコマ数報知決定手段120は、前記滑りコマ数選択手段100により選択された滑りコマ数を、前記滑りコマ数報知手段110により報知するか否かを決定するためのものである。すなわち、前記滑りコマ数選択手段100により、所定の回転リールにおける滑りコマ数が設定された場合には、この設定された滑りコマ数を、前記滑りコマ数報知手段110により、画像表示部34などの報知装置27を介して、遊技者に報知するか否かを、所定の抽選により決定するものである。
なお、本実施の形態では、上述のように、所定の抽選によって滑りコマ数を報知するか否かを決定しているが、滑りコマ数が設定された場合には、前記抽選を行うことなく常に滑りコマ数を報知するように形成することもできる。
(操作順番制御手段125)
操作順番制御手段125は、当選抽選手段80により特定の当選役(たとえば、10枚小役)に当選した時に、当該当選役を入賞させるために必要な条件であるストップスイッチ19の操作の順番に関する制御を行うものである。そして、操作順番制御手段125は、図1に示すように、大別すると、次の手順を備える。
(1)操作順番選択手段130
(2)操作順番報知手段140
(3)操作順番報知決定手段150
なお、操作順番報知制御手段125としては、上記した(1)から(3)までに限定されるものではない。
(操作順番選択手段130)
操作順番選択手段130は、前記判定手段84の判定結果が特定の当選役の場合に、回転リールを停止すべく、ストップスイッチ19を操作するにあたり、当該ストップスイッチ19についての操作すべき順番を設定するためのものである。
すなわち、特定の当選役の当選時に、操作すべきストップスイッチ19の順番が設定された場合には、この設定された順番に従ってストップスイッチ19が操作されると、後述する停止制御手段160が、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置に停止させるように、すなわち、当選役が成立するように、回転リールを制御する。一方、設定された順番に従ってストップスイッチ19が操作されないと、停止制御手段160は、当該当選役に係る図柄を、入賞とならない所定の停止位置に停止させるように、すなわち、当選役が成立しないように、回転リールを制御する。なお、設定された順番に従ってストップスイッチ19が操作されない時には、前述の制御と併せて、停止制御手段160は、当選した当選役以外の役に係る図柄も、入賞とならない所定の停止位置に停止させないように、すなわち、当選役以外の役も成立しないように、回転リールを制御する。
また、本実施の形態では、10枚小役の当選時に、前記操作順番を設定可能に形成されているが、上述の如く、操作順番を設定する当選役としては、10枚小役に限定されるものではなく、BB当選に係る当選役やRB当選に係る当選役に対しても操作順番を設定することができる。
(操作順番報知手段140)
操作順番報知手段140は、前記操作順番選択手段130により選択されたストップスイッチ19の操作順番を、前記スピーカ33や画像表示部34などの報知装置27を介して、遊技者に報知するためのものである。たとえば、10枚小役に当選し、かつ、操作順番選択手段130により、ストップスイッチ19の操作順番が、中リール、右リール、左リールという順番に設定された場合は、「最初は中リール」、「次は右リール」、「最後は左リール」等のような文字を、画像表示部34などの報知装置27(演出遊技装置22)に表示する。このようにして、ストップスイッチ19の操作順番が、遊技者に報知される。
また、本実施の形態では、文字により前記操作順番を報知しているが、報知することができれば、その態様は特に限定されるものではなく、操作順番を音声でスピーカ33から発することによって、遊技者に報知することもできる。また、複数の報知態様を組み合わせて、遊技者に報知することもできる。
(操作順番報知決定手段150)
操作順番報知決定手段150は、前記操作順番選択手段130により設定されたストップスイッチ19の操作順番を、前記操作順番報知手段140により報知するか否かを決定するためのものである。すなわち、前記操作順番選択手段130により、ストップスイッチ19の操作順番が設定された場合には、この設定された操作順番を、前記操作順番報知手段140により、画像表示部34などの報知装置27を介して、遊技者に報知するか否かを、所定の抽選により決定するものである。
(停止制御手段160)
停止制御手段160は、当選抽選手段80の当選判定結果に基づいて、ストップスイッチ19の操作に基づく回転リールの回転停止を制御するためのものである。すなわち、ストップスイッチ19を押した時点で所定位置に直ちに停止できる回転リールの図柄を基準図柄として、基準図柄から回転方向に5コマ移動した時の図柄までの範囲で回転リールを停止させるようになっており、この5コマの範囲内において、どこで停止させるかを当選判定結果に基づいて決定するのである。
具体的には、停止制御手段160は、特に図示しないが、停止制御データ記憶手段と、停止制御変更手段とを少なくとも有しており、当選フラグが成立しているときには、通常、その当選に対応した図柄(当選図柄)が極力入賞ライン上に停止するように、それ以外の図柄が停止しないように制御を行い、前記5コマの範囲内で停止図柄を決定する。すなわち、停止させるべき図柄を5コマの範囲内で極力停止するように制御(引き込み制御)し、停止させるべきでない図柄が停止しないように制御(蹴飛ばし制御)するものである。一方、当選フラグが成立していない場合には、停止図柄がいかなる入賞の態様にもならないように、蹴飛ばし制御を行う。
前記停止制御変更手段は、遊技毎に、当選判定の抽選結果に基づいて所定の設定データを決定するためのものである。すなわち、当選抽選手段80の当選判定の結果がハズレの場合には、いかなる当選図柄も有効入賞ライン上から蹴飛ばすように設定されたデータを選択し、当選抽選手段80の当選判定の結果が所定の当選役に当選した場合には、当該当選図柄を有効入賞ライン上に極力引き込み、当該当選図柄以外の図柄が入賞態様にならないよう蹴飛ばすように設定されたデータを選択する。
なお、本実施の形態においては、上述の滑りコマ数選択手段100及び操作順番選択手段130により設定された、滑りコマ数、及び、操作順番の条件に従ってストップスイッチ19が操作されたか否かによって、所定の設定データが変更されるように形成されている。すなわち、設定された滑りコマ数、及び、操作順番の条件に従ってストップスイッチ19が操作された場合には、当該当選図柄を所定の停止位置に停止させ、当該当選図柄以外の図柄が入賞態様にならないよう蹴飛ばすように設定されたデータが選択される。一方、設定された滑りコマ数、及び、操作順番の条件に従ってストップスイッチ19が操作されなかった場合には、条件に反した操作がなされた時点で、いかなる当選図柄も有効入賞ライン上から蹴飛ばすように設定されたデータに変更され、これに基づいて回転リールの停止制御が行われることにより、最後のストップスイッチ19が操作された後には、いかなる当選図柄も入賞態様にならない位置で、回転リールが停止していることとなる。
(入賞判定手段170)
入賞判定手段170は、当選抽選手段80の抽選結果及び回転リールの停止図柄に基づいて、入賞処理を行わせるためのものである。すなわち、当選判定の抽選結果が所定の当選役に当選しており、当該当選に係る当選図柄が所定の入賞ライン上に揃って停止している場合には、入賞信号を出力するように形成されている。
入賞信号は、種々の手段に送出される。例えば、入賞信号を受信したホッパーユニット35は所定枚数のメダルを払い出し、演出制御装置22は入賞演出を実行する。また、再遊技入賞信号を受信した通常遊技制御手段60は再遊技を、特別入賞信号を受信した特別遊技制御手段70は特別遊技を、それぞれ開始する。
(スロットマシン10の動作)
次に、上記構成を備えたスロットマシン10の動作の概略について、図3から図7までに示したフローを用いて説明する。
まず、図3に示すステップ100において、スタートスイッチ19が操作されることにより、スタートスイッチ19がONとなる。そして、次のステップ101に進む。
ステップ101において、当選抽選手段80により抽選処理が行われる。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、滑りコマ数制御手段90、及び、操作順番制御手段125により条件設定処理が行われる。具体的には、滑りコマ数制御手段90により滑りコマ数設定処理が行われ、操作順番制御手段125により操作順番設定処理が行われる。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、回転リールの回転が開始する。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、ストップスイッチ19が操作されることにより、ストップスイッチ19がONとなる。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、前記条件設定処理によって、操作順番及び滑りコマ数が設定されたか否かが判定される。操作順番及び滑りコマ数が設定されていないと判定された場合には、次のステップ106に進む。
ステップ106において、リール回転通常停止処理、すなわち、操作順番及び滑りコマ数が設定されていない状態での、回転リールの回転停止処理が行われる。そして、次のステップ107に進む。
ステップ107において、通常リール回転停止処理で、3個の回転リールに対応するストップスイッチ19の操作が行われたか否かが判定される。3個の回転リールに対応するストップスイッチ19の操作が行われていないと判定された場合、ステップ104に戻る。一方、3個の回転リールに対応するストップスイッチ19の操作が行われたと判定された場合には、次のステップ108に進む。
ステップ108において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、遊技が終了する。
前記ステップ105において、操作順番及び滑りコマ数が設定されたと判定された場合には、ステップ109に進む。
ステップ109において、リール回転特別停止処理、すなわち、操作順番及び滑りコマ数が設定されている状態での、回転リールの回転停止処理が行われる。そして、ステップ108に進む。
上述と同様に、ステップ108において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する当選図柄が入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、遊技が終了する。
次に、上述したステップ101の抽選処理について、図4のフローを用いて説明する。
ステップ200において、当選抽選手段80の乱数発生手段81により発生された乱数の中から乱数抽出手段82により乱数が抽出される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ201において、抽出された乱数が乱数抽出手段82の内部に記憶される。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、判定テーブル選択手段85が、当選判定テーブル83(通常遊技用テーブル83a)を取得する。そして、取得された当選判定テーブル83aを判定手段84に提供する。そして、次のステップ203に進む。
ステップ203において、判定手段84により、抽出された乱数と、前記判定テーブル選択手段85が取得した当選判定テーブル83の当選判定領域データとの比較が行われる。次のステップ204に進む。
ステップ204において、判定手段84により、抽出された乱数が、当選判定テーブル83のどの当選領域に含まれるか決定され、抽選処理の評価が決定される。そして、次のステップ205に進む。
ステップ205において、前記評価に基づいて当選フラグ成立手段86が所定の当選フラグを成立させる。そして、次のステップ206に進む。
ステップ206において、前記当選フラグの成立に基づいて、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定の図柄の引き込みとが設定されて、抽選処理が終了する。
次に、上述したステップ102の条件設定処理、すなわち、滑りコマ数設定処理、及び、操作順番設定処理について、図5のフローを用いて説明する。
ステップ300において、特定の小役に係る当選フラグが成立したか否かが判定される。本実施の形態では、具体的には、10枚小役に係る当選役の当選フラグが成立したか否かが判定される。そして、特定の小役に係る当選フラグ(10枚小役に係る当選フラグ)が成立したと判定された場合には、次のステップ301に進む。一方、特定の小役に係る当選フラグ(10枚小役に係る当選フラグ)が成立していないと判定された場合には、条件設定処理が終了する。
ステップ301において、操作順番及び滑りコマ数の設定についての決定処理が行われる。すなわち、操作順番及び滑りコマ数を設定するか否かが、抽選により決定される。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、前記決定処理により、操作順番及び滑りコマ数を設定することが決定されたか否かが判定される。そして、操作順番及び滑りコマ数を設定することが決定されたと判定された場合には、次のステップ303に進む。一方、操作順番及び滑りコマ数を設定することが決定されていないと判定された場合には、条件設定処理が終了する。
ステップ303において、操作順番選択手段130により操作順番設定処理が行われ、かつ、滑りコマ数選択手段100により滑りコマ数設定処理が行われる。具体的には、ストップスイッチ19の操作順番、すなわち、左→中→右、左→右→中、中→左→右、中→右→左、右→左→中、又は、右→中→左のいずれかが選択され、設定される。さらに、所定の回転リールの滑りコマ数(たとえば、左リール1コマ滑り、中リール2コマ滑り、右リール3コマ滑りなど)が設定される。なお、滑りコマ数は最大5コマの範囲で選択される。そして、次のステップ304に進む。
ステップ304において、操作順番報知決定手段150及び滑りコマ数報知決定手段120により、操作順番及び滑りコマ数の報知についての決定処理が行われる。すなわち、それぞれ設定された操作順番及び滑りコマ数を遊技者に報知するか否かが、抽選により決定される。そして、ステップ305に進む。
ステップ305において、前記決定処理により、操作順番及び滑りコマ数を報知することが決定されたか否かが判定される。そして、操作順番及び滑りコマ数を報知することが決定されたと判定された場合には、次のステップ306に進む。一方、操作順番及び滑りコマ数を報知することが決定されていないと判定された場合には、条件設定処理が終了する。
ステップ306において、操作順番報知手段140により操作順番が報知され、かつ、滑りコマ数報知手段110により滑りコマ数が報知される。そして、条件設定処理が終了される。
次に、上述したステップ106の、リール回転通常停止処理、すなわち、操作順番及び滑りコマ数の設定が行われていない状態での、回転リールの回転停止処理について、図6のフローを用いて説明する。
ステップ400において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合には、次のステップ401に進む。
ステップ401において、1個の図柄分だけ、回転リールを回転させる。すなわち、1個の図柄分だけ蹴飛ばしを行う。そして、次のステップ402に進む。
ステップ402において、上述した1個の図柄分だけ回転リールを回転させた当該図柄の数がストップスイッチ19の操作後の4個目に該当するか否かが判定される。そして、ストップスイッチ19を操作した後、1図柄ずつ回転リールを回転させてずらした図柄の数が4個目の場合には、次のステップ403に進む。
ステップ403において、回転リールの回転を停止させる。これにより、メダル投入から回転リールの回転停止までのスロットマシン10の動作が終了する。
前記ステップ400において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合には、次のステップ404に進む。
ステップ404において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。そして、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていると判定された場合には、次のステップ405に進む。
ステップ405において、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、引き込み設定が達成されたと判定された場合には、次のステップ403に進む。
前記ステップ404において、いずれの図柄に対しても引き込みが設定されていないと判定された場合には、ステップ403に進む。
前記ステップ405において、引き込み設定が達成されていないと判定された場合には、ステップ401に進む。
前記ステップ402において、ストップスイッチ19を操作した後、1図柄ずつ回転リールを回転させてずらした図柄の数が4個目でない場合には、ステップ400に戻る。
次に、上述したステップ109の、リール回転特別停止処理、すなわち、操作順番及び滑りコマ数の設定が行われている状態での、回転リールの回転停止処理について、図7のフローを用いて説明する。
ステップ500において、回転リールのうち、最初に、対応するストップスイッチ19が操作されたリール(第一操作リール)が正しいか否かが判定される。すなわち、設定された操作順番に基づいて、最初に操作すべき回転リールに対応するストップスイッチ19が操作されたか否かが判定される。そして、最初に操作すべきストップスイッチ19が操作されたと判定された場合には、次のステップ501に進む。一方、最初に操作すべきストップスイッチ19が操作されていないと判定された場合には、ステップ510に進む。
ステップ501において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールを、直ちに停止する位置(最短停止位置)から滑りコマ数分先で停止させる。そして、次のステップ502に進む。
ステップ510において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールについて、全当選役の図柄について蹴飛ばしの処理を行う。すなわち、当選した10枚小役を含めて総ての当選役の図柄について蹴飛ばしの設定を行い、これを達成するように停止制御をする。そして、ステップ502に進む。
ステップ502において、ストップスイッチ19が操作されることにより、ストップスイッチ19がONとなる。そして、ステップ503に進む。
ステップ503において、回転リールのうち、ニ番目に、対応するストップスイッチ19が操作されたリール(第二操作リール)が正しいか否かが判定される。すなわち、設定された操作順番に基づいて、二番目に操作すべき回転リールに対応するストップスイッチ19が操作されたか否かが判定される。そして、二番目に操作すべきストップスイッチ19が操作されたと判定された場合には、次のステップ504に進む。一方、二番目に操作すべきストップスイッチ19が操作されていないと判定された場合には、ステップ511に進む。
ステップ504において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールを、直ちに停止する位置(最短停止位置)から滑りコマ数分先で停止させた時に、当選した10枚小役に係る図柄が入賞ライン上に並ぶか否かが判定される。そして、当選した10枚小役に係る図柄が入賞ライン上に並ぶと判定された場合には、次のステップ505に進む。一方、当選した10枚小役に係る図柄が入賞ライン上に並ばないと判定された場合には、ステップ511に進む。
ステップ505において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールを、直ちに停止する位置(最短停止位置)から滑りコマ数分先で停止させる。そして、次のステップ506に進む。
ステップ511において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールについて、全当選役の図柄について蹴飛ばしの処理を行う。すなわち、当選した10枚小役を含めて総ての当選役の図柄について蹴飛ばしの設定を行い、これを達成するように停止制御をする。そして、ステップ506に進む。
ステップ506において、ストップスイッチ19が操作されることにより、ストップスイッチ19がONとなる。そして、ステップ507に進む。
ステップ507において、回転リールのうち、最後に、対応するストップスイッチ19が操作されたリール(第三操作リール)が正しいか否かが判定される。すなわち、設定された操作順番に基づいて、最後に操作すべき回転リールに対応するストップスイッチ19が操作されたか否かが判定される。そして、最後に操作すべきストップスイッチ19が操作されたと判定された場合には、次のステップ508に進む。一方、最後に操作すべきストップスイッチ19が操作されていないと判定された場合には、ステップ512に進む。
ステップ508において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールを、直ちに停止する位置(最短停止位置)から滑りコマ数分先で停止させた時に、当選した10枚小役に係る図柄が入賞ライン上に並ぶか否かが判定される。そして、当選した10枚小役に係る図柄が入賞ライン上に並ぶと判定された場合には、次のステップ509に進む。一方、当選した10枚小役に係る図柄が入賞ライン上に並ばないと判定された場合には、ステップ512に進む。
ステップ509において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールを、直ちに停止する位置(最短停止位置)から滑りコマ数分先で停止させる。そして、リール回転停止処理が終了される。
ステップ512において、操作されたストップスイッチ19に対応する回転リールについて、全当選役の図柄について蹴飛ばしの処理を行う。すなわち、当選した10枚小役を含めて総ての当選役の図柄について蹴飛ばしの設定を行い、これを達成するように停止制御をする。そして、リール回転停止処理が終了される。
ところで、本実施の形態は、以上のように構成されているものであるが、このスロットマシン10は、遊技機を、周囲に複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための複数の図柄表示手段、複数の前記図柄表示手段の変動表示をそれぞれ停止させるための複数の変動停止手段、遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知手段、乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段80、変動停止手段の操作から対応する図柄表示手段の変動停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段100、当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段170、変動停止手段の操作及び当選抽選手段80の抽選結果に基づいて、図柄表示手段の停止を制御するとともに、滑りコマ数選択手段100によって、滑りコマ数が決定された場合、変動停止手段を操作した後、最短で停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄が停止するように図柄表示手段を制御する停止制御手段160、として機能させるための遊技機用プログラムによって制御することができる。
さらに、前記遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を用いて制御することができる。
ここで、前記図柄表示手段は、回転リールやベルト式図柄表示手段を用いたものでもよいし、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に複数の図柄を順次表示させるようにしたものでもよい。
また、入賞判定手段170としては、前記遊技機用プログラムを用いてスロットマシンを制御する場合には、ホッパーユニット35を介して遊技者に遊技メダルを払い出すように形成することができる。一方、遊技機用プログラムを用いて、業務用、若しくは、家庭用のテレビゲーム機を制御しようとする場合には、現実の遊技メダルの払い出しは行えないので、たとえば、液晶ディスプレイやCRT等の画像表示装置に、獲得メダル数の枚数表示をしたり、遊技メダルの増減が分かるような絵(動画でも静止画でもよい)を表示するように形成することができる。
そして、本発明は、スロットマシン以外の遊技機にも応用できる。たとえば、遊技媒体として遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット遊技機に使用してもよいものである。
(総括)
上述の如く、本発明の実施の形態では、当選抽選手段80により特定の当選役(10枚小役)が当選した場合、滑りコマ数選択手段100及び操作順番選択手段130により、滑りコマ数や操作順番が設定されることがある。さらに、滑りコマ数や操作順番が設定された際には、この滑りコマ数や操作順番が報知されることがある。なお、アシストタイム遊技が開始された場合には、所定回数の遊技の間、常に、設定された滑りコマ数や操作順番が報知されることとなる。すると、遊技者は、この滑りコマ数や操作順番に従ってストップスイッチ19を操作しなければ、前記当選役(10枚小役)を入賞させることができないため、遊技者に高い技術力を要求することとなり、遊技者に緊張感のある遊技を行わせることができることとなる。
また、高い技術力を有する遊技者にとっては、報知された滑りコマ数や操作順番に従って適確にストップスイッチ19を操作することで、技術力に乏しい遊技者に比べて多くの遊技メダルの払い出しを得ることが可能となるため、高い技術力を有する遊技者に優越感を与えることができることとなる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの制御装置の入力及び出力の概略をを示すブロック図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンを示す外観正面図である。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、抽選処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、条件設定処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、リール回転通常停止処理の概略を示すフローである。 本発明の実施の形態であって、スロットマシンの動作のうち、リール回転特別停止処理の概略を示すフローである。
符号の説明
10 スロットマシン 11 筐体
12 表示窓 13 図柄表示窓
14 メダル投入口 15 投入スイッチ
16 ベットスイッチ 17 精算スイッチ
18 スタートスイッチ 19 ストップスイッチ
20 制御装置 21 遊技制御装置
22 演出制御装置 23 報知制御装置
26 演出表示装置 27 報知装置
30 リールユニット 31 数値表示部
32 ランプ 33 スピーカ
34 画像表示部 35 ホッパーユニット
60 通常遊技制御手段 70 特別遊技制御手段
71 特定導入遊技制御手段
72 特定遊技制御手段
73 アシストタイム遊技制御手段
80 当選抽選手段 81 乱数発生手段
82 乱数抽出手段 83 当選判定テーブル
83a 通常遊技用テーブル 83b 特別遊技用テーブル
84 判定手段 85 判定テーブル選択手段
86 当選フラグ成立手段
90 滑りコマ数制御手段
100 滑りコマ数選択手段 110 滑りコマ数報知手段
120 滑りコマ数報知決定手段
125 操作順番制御手段
130 操作順番選択手段 140 操作順番報知手段
150 操作順番報知決定手段
160 停止制御手段 170 入賞判定手段

Claims (8)

  1. 周囲に複数の図柄を表示した複数個の回転リールと、
    前記複数個の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記各回転リールを個々に停止させるための複数個のストップスイッチと、
    遊技機の作動を制御するための遊技制御装置と、
    遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知装置と、
    を少なくとも備え、
    前記ストップスイッチの操作から回転リールの回転停止までに一定範囲の数の図柄が移動可能に形成された遊技機において、
    前記遊技制御装置は、
    乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段と、
    ストップスイッチの操作及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、回転リールの停止を制御するための停止制御手段と、
    当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段と、
    ストップスイッチの操作から対応する回転リールの回転停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段と、
    を少なくとも有し、
    前記停止制御手段は、
    所定の当選役に当選した際に、滑りコマ数選択手段によって滑りコマ数が決定された場合、ストップスイッチを操作した後、直ちに停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄を停止させるように形成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記停止制御手段は、前記滑りコマ数分先の図柄を停止させた場合、当選抽選手段によって当選した当選役以外の役が成立するときには、決定された滑りコマ数に関わらず、前記当選役以外の役が成立しない他の位置で停止させることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記遊技制御装置は、
    前記滑りコマ数選択手段により選択された、所定の回転リールの滑りコマ数を、報知装置を介して遊技者に報知するための滑りコマ数報知手段と、
    前記滑りコマ数選択手段により選択された、所定の回転リールの滑りコマ数を、遊技者に報知するか否かを決定するための滑りコマ数報知決定手段と、
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. 前記遊技制御装置は、
    所定回数の遊技の間、前記滑りコマ数選択手段により選択された、所定の回転リールの滑りコマ数を報知する遊技であるアシストタイム遊技を行うように形成したアシストタイム遊技制御手段を有することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記遊技制御装置は、
    前記当選抽選手段による所定の当選役の当選時に、前記ストップスイッチの操作順番を選択するための操作順番選択手段と、
    前記操作順番選択手段により選択された操作順番を、報知装置を介して遊技者に報知可能な操作順番報知手段と、
    前記操作順番選択手段により選択された操作順番を、遊技者に報知するか否かを決定するための操作順番報知決定手段と、
    を有し、
    前記停止制御手段は、
    所定の当選役の当選時に、前記操作順番選択手段により選択された操作順番により、遊技者が前記ストップスイッチを操作した場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止するように、回転リールを制御するとともに、
    前記操作順番選択手段により選択された操作順番により、遊技者が前記ストップスイッチを操作しない場合には、当該当選役に係る図柄を、入賞となる所定の停止位置で停止させないように、回転リールを制御することを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 前記アシストタイム遊技は、前記操作順番選択手段により選択された操作順番を報知するように形成したことを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 遊技機を、
    周囲に複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための複数の図柄表示手段、
    前記図柄表示手段の図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、
    複数の前記図柄表示手段の変動表示をそれぞれ停止させるための複数の変動停止手段、
    遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知手段、
    乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段、
    変動停止手段の操作から対応する図柄表示手段の変動停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段、
    当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段、
    変動停止手段の操作及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、図柄表示手段の停止を制御するとともに、滑りコマ数選択手段によって、滑りコマ数が決定された場合、変動停止手段を操作した後、最短で停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄が停止するように図柄表示手段を制御する停止制御手段、
    として機能させるための遊技機用プログラム。
  8. 遊技機を、
    周囲に複数の図柄を変動表示又は停止表示させるための複数の図柄表示手段、
    前記図柄表示手段の図柄の変動表示を開始させるための図柄変動開始手段、
    複数の前記図柄表示手段の変動表示をそれぞれ停止させるための複数の変動停止手段、
    遊技に関する情報を遊技者に向かって報知するための報知手段、
    乱数を用いて複数の図柄の組み合わせからなる当選役の抽選を行うための当選抽選手段、
    変動停止手段の操作から対応する図柄表示手段の変動停止までに移動する図柄の数である滑りコマ数を選択する滑りコマ数選択手段、
    当選役に係る図柄が、所定の停止位置で停止することを条件として入賞であることを判定する入賞判定手段、
    変動停止手段の操作及び当選抽選手段の抽選結果に基づいて、図柄表示手段の停止を制御するとともに、滑りコマ数選択手段によって、滑りコマ数が決定された場合、変動停止手段を操作した後、最短で停止する図柄位置から滑りコマ数分先の図柄が停止するように図柄表示手段を制御する停止制御手段、
    として機能させるための遊技機用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015180317A (ja) * 2015-06-16 2015-10-15 株式会社オリンピア 遊技機
JP6041931B1 (ja) * 2015-06-02 2016-12-14 株式会社カプコン 遊技機
JP2019005185A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 株式会社三共 スロットマシン
JP2019050983A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社三共 遊技機

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