JP2009088007A - リアクトル - Google Patents

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Abstract

【課題】ケースとコアとの界面における剥離及びコアの割れを防ぐことができるリアクトルを提供すること。
【解決手段】通電により磁束を発生するコイル11と該コイル11の内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂を硬化してなるコア12とを一体化させてなるコイル一体型コア10を有するリアクトル1。コイル一体型コア10は、一面に開口面21を有するケース2の内側に収容してなる。該ケース2の内側面20には、溝部200が形成されている。コイル一体型コア10とケース2との間には、樹脂3が充填されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換装置等に用いられるリアクトルに関する。
従来より、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いられるインバータ等の電力変換装置がある。該電力変換装置には、入力電圧を昇圧するための昇圧回路の一部を構成するリアクトルが収納されている。
そして、該リアクトルは、通電により磁束を発生するコイルと、該コイルの内側及び外周に充填された磁性粉末混合樹脂を硬化してなるコアと、コイルとコアとを内側に収容するケースとを有する。
また、リアクトルは、例えば特許文献1に開示されているように内側にコイルを収納したケースに液状の磁性粉末混合樹脂を流し込み、次いで、磁性粉末混合樹脂を硬化してコアとすることにより形成する。
ところが、上記従来のリアクトルは、コイルと磁性粉末混合樹脂とをケースごと硬化炉に投入して加熱して形成されるものであるため、以下のような問題が生じる。すなわち、コアが形成される際に磁性粉末混合樹脂が硬化収縮することに起因して、ケースとコアとが両者の界面にて剥離したり、コアが割れたりしてしまうことがある。
これに対して、あらかじめコイルと一体化したコアを作製した後かかるコアをケースに収納する場合には、ケースとコアとの間に隙間が生じてしまう。それゆえ、コイルやコアの熱をケースへと充分に伝えることができず、放熱を充分に行うことが困難となるおそれがある。
特開昭54−13994号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、ケースとコアとの界面における剥離及びコアの割れを防ぐことができるリアクトルを提供しようとするものである。
本発明は、通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂を硬化してなるコアとを一体化させてなるコイル一体型コアを有するリアクトルであって、
上記コイル一体型コアは、一面が開口面であるケースの内側に収容されており、
該ケースの内側面には、溝部が形成されており、
上記コイル一体型コアと上記ケースとの間には、樹脂が充填されていることを特徴とするリアクトルにある(請求項1)。
次に、本発明の作用効果につき説明する。
上記コイル一体型コアと上記ケースとの間には、樹脂が充填されている。すなわち、本発明のリアクトルは、例えば、あらかじめ作製したコイル一体型コアをケースに収容した後、コイル一体型コアとケースとの間に樹脂を流し込むことにより形成することができる。つまり、磁性粉末混合樹脂を硬化するに当たって、磁性粉末混合樹脂をケースごと加熱する必要がない。それゆえ、コアを形成する際に磁性粉末混合樹脂が硬化収縮することに起因して、ケースとコアとが両者の界面において剥離したり、コアが割れたりしてしまうという不具合が生じることもない。
また、上記のごとく、コイル一体型コアとケースとの間には樹脂が充填されているため、該樹脂を介して、コイル一体型コアとケースとを充分に密着させることができる。その結果、コイル一体型コアの熱を、樹脂とケースとを介して、外部へと充分に放出することができる。
また、ケースの内側面には、溝部が形成されている。それゆえ、コイル一体型コアとケースとの間に樹脂を充填するに当たっては、溝部を伝わらせることにより、コイル一体型コアとケースとの間にまんべんなく、かつ、容易に樹脂を行き渡らせることができる。
そして、そのため、ケースの内側面とコイル一体型コアとの間への樹脂の充填性を低下させることなく、溝部以外の部分におけるケースとコイル一体型コアとの隙間を小さくすることができる。これにより、熱伝導率が比較的小さい樹脂の厚みを充分に小さくすることができるため、コイル一体型コアの放熱を充分に行うことができる。
以上のごとく、本発明によれば、ケースとコアとの界面における剥離及びコアの割れを防ぐことができるリアクトルを提供することができる。
本発明(請求項1)において、上記磁性粉末混合樹脂は、磁性粉末を樹脂に混入させてなる材料である。そして、上記磁性粉末としては、例えば、フェライト粉末、鉄粉、珪素合金鉄粉等を用いることができる。また、磁性粉末混合樹脂に用いる樹脂としては、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂や、熱可塑性樹脂を用いることができる。
また、上記ケースは、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等、熱伝導性に優れた金属からなることが好ましい。
上記コイル一体型コアと上記ケースとの間に充填する上記樹脂として、例えば、シリコン樹脂、ウレタン樹脂等がある。
また、上記リアクトルは、上記ケースの側面部に上記溝部が形成されているものであることが好ましい(請求項2)。
この場合には、ケースの側面部とコイル一体型コアとの間に容易に樹脂を流し込むことができる。
また、上記リアクトルは、上記ケースの側面部に、上記開口面に対して略直交するよう上記溝部が形成されていることが好ましい(請求項3)。
この場合には、開口面に対して略直交する方向に沿って、ケースの側面部とコイル一体型コアとの間に容易に樹脂を流し込むことができる。
また、上記リアクトルは、上記ケースの側面部に、上記開口面に対して斜めに上記溝部が形成されていてもよい(請求項4)。
この場合には、開口面に対して斜めに形成された溝部を伝わらせて、ケースの側面部とコイル一体型コアとの間にまんべんなく、かつ、容易に樹脂を行き渡らせることができる。
また、上記リアクトルは、上記開口面と面する上記コアの開口側端面よりも上記開口面側から上記ケースの底面部に向かって、上記溝部が形成されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、側面部に形成された溝部に容易に樹脂を流し込むことができるため、ケースの側面部とコイル一体型コアとの間に容易に樹脂を流し込むことができる。
また、上記溝部は、上記ケースの側面部の底部にまで連続して形成されていることが好ましい(請求項6)。
この場合には、ケースの底面部とコイル一体型コアとの間にまで、容易に樹脂を導くことができる。
また、上記リアクトルは、上記ケースの側面部に、上記開口面に略平行に上記溝部が形成されていてもよい(請求項7)。
この場合には、開口面に対して略平行な方向に沿って、ケースの側面部とコイル一体型コアとの間にまんべんなく、かつ、容易に樹脂を流し込むことができる。
また、上記溝部は、上記ケースの側面部の全周にわたって連続して形成されていることが好ましい(請求項8)。
この場合には、溝部を伝わらせて、ケースの側面部とコイル一体型コアとの間に、全周にわたって一層まんべんなく樹脂を行き渡らせることができる。
また、上記リアクトルは、上記ケースの底面部に、上記溝部が形成されていることが好ましい(請求項9)。
この場合には、ケースの底面部とコイル一体型コアとの間にも充分に樹脂を行き渡らせることができる。
また、上記底面部に形成された上記溝部は、上記側面部に形成された上記溝部と連続していることが好ましい(請求項10)。
この場合には、側面部に形成された溝部を伝わらせて、底面部に形成された溝部に容易に樹脂を供給することができる。それゆえ、コイル一体型コアの側面部及び底面部とケースとの間の全体に、容易に樹脂を行き渡らせることができる。
(実施例1)
本発明の実施例に係るリアクトルにつき、図1〜図5を用いて説明する。
本例のリアクトル1は、図1に示すごとく、通電により磁束を発生するコイル11と該コイル11の内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂を硬化してなるコア12とを一体化してなるコイル一体型コア10を有する。
該コイル一体型コア10は、図1、図2に示すごとく、一面が開口面21であるケース2の内側に収容されている。該ケース2は、略直方体形状である。
また、ケース2の内側面20には、溝部200が形成されている。
そして、溝部200は、例えば、該溝部200の軸方向に直交する方向の断面が、深さ
0.1〜5mm、幅0.05〜2.5mmの略半円形状とすることができる。
また、溝部200は、ケース2の側面部22の幅方向の略中央において、開口面21に対して略直交するよう形成されている。
また、溝部200は、開口面21と面するコア12の開口側端面120よりも開口面21側からケース2の底面部23に向かって連続して形成されている。本例では、側面部22における開口部221から底部220に至るまで溝部200が連続して形成されている。
コイル一体型コア10とケース2との間には、樹脂3が充填されている。
以下に、本例のリアクトル1について詳細に説明する。
本例のリアクトル1は、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車等の動力源である交流モータに通電する駆動電流の生成に用いられるインバータ等の電力変換装置内に設置することができる。
本例において、磁性粉末混合樹脂は、磁性粉末を樹脂に混入させてなる材料である。
そして、上記磁性粉末としては、例えば、フェライト粉末、鉄粉、珪素合金鉄粉等がある。
また、磁性粉末混合樹脂に用いる樹脂として、例えば、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることもできる。なお、例えば、PPS樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂等を用いる場合には、射出成形によって磁性粉末混合樹脂を成形してコアとすることができる。
ケース2は、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金等、熱伝導性に優れた金属からなるものを用いることができる。
また、ケース2は、図1、図2に示すごとく、略四角形状の底面部23と、その各辺から垂直に立ち上がる四つの側面部22とにより形成されている。そして、底面部23と対向する面は開口面21となるよう構成されている。
また、コイル一体型コア10とケース2との間に充填する樹脂3として、例えば、シリコン樹脂、ウレタン樹脂等の低弾性樹脂を用いることができる。このように低弾性で流動性に優れた樹脂3を用いることにより、コイル一体型コア10とケース2との間の、例えば、0.5〜5mmの隙間に、まんべんなく、かつ、容易に樹脂3を流し込むことができる。また、樹脂3は、熱伝導性に優れており、熱伝導率は、例えば、0.5〜2.0W/m・Kである。
次に、本例のリアクトル1の製造手順につき説明する。
まず、ケース2とは異なる成形型の内側にコイル11を配設するとともに液状の磁性粉末混合樹脂を流し込む(図示略)。
次いで、コイル11と磁性粉末混合樹脂とを、上記成形型ごと加熱炉に入れて100〜200℃で加熱する。これにより、磁性粉末混合樹脂が硬化してコア12となり、コイル11とコア12とが一体化されてなるコイル一体型コア10が形成される。
次いで、このコイル一体型コア10を、上記成形型から取り外す。
ここで、図3に示すごとく、ケース2内におけるコイル一体型コア10の高さ位置を位置決めするためのスペーサ4を、あらかじめケース2の底面部23に配設しておく。そして、コイル一体型コア10を、スペーサ4に載置した状態でケース2内に収容する。
次いで、図4に示すごとく、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間から樹脂3を流し込む。このとき、樹脂3は、側面部22に設けられた溝部200を伝って、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間の全体に行き渡るとともに、溝部200が形成されていない部分のケース2とコイル一体型コア10との間の隙間にも、溝部200から広がるように行き渡る。
その後、樹脂3を、例えば、常温で固化したり、コア12を形成する場合よりも小さな熱量で加熱して固化したりする。これによって、本例のリアクトル1を形成することができる。
なお、本例においては、コイル一体型コア10をケース2の内側に収容した後、コイル一体型コア10とケース2との間に樹脂3を充填したが、図5に示すように、ケース2内にあらかじめ所定の量の樹脂3を入れておき、そこにコイル一体型コア10を押し込むように収容することによってコイル一体型コア10とケース2との間に樹脂3を行き渡らせることもできる。
次に、本例の作用効果につき説明する。
コイル一体型コア10とケース2との間には、樹脂3が充填されている。すなわち、本例のリアクトル1は、あらかじめ作製したコイル一体型コア10をケース2に収容した後、コイル一体型コア10とケース2との間に樹脂3を流し込むことにより形成されるものである。つまり、磁性粉末混合樹脂を硬化するに当たって、磁性粉末混合樹脂をケース2ごと加熱する必要がない。それゆえ、コア12が形成される際に磁性粉末混合樹脂が硬化収縮することに起因して、ケース2とコア12とが両者の界面において剥離したり、コア12が割れたりしてしまうという不具合が生じることもない。
また、上記のごとく、コイル一体型コア10とケース2との間には樹脂3が充填されているため、該樹脂3を介して、コイル一体型コア10とケース2とを充分に密着させることができる。その結果、コイル一体型コア10の熱を、樹脂3とケース2とを介して、外部へと充分に放出することができる。
また、ケース2の内側面20には、溝部200が形成されている。それゆえ、コイル一体型コア10とケース2との間に樹脂3を充填するに当たっては、溝部200を伝わらせることにより、コイル一体型コア10とケース2との間にまんべんなく、かつ、容易に樹脂3を行き渡らせることができる。
そして、そのため、ケース2の内側面20とコイル一体型コア10との間への樹脂3の充填性を低下させることなく、溝部200以外の部分におけるケース2とコイル一体型コア10との隙間を小さくすることができる。これにより、熱伝導率が比較的小さい樹脂3の厚みを充分に小さくすることができるため、コイル一体型コア10の放熱を充分に行うことができる。
また、リアクトル1は、ケース2の側面部22に溝部200が形成されているものであるため、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間に容易に樹脂3を流し込むことができる。
また、リアクトル1は、ケース2の側面部22に、開口面21に対して略直交するよう溝部200が形成されているため、開口面21に対して略直交する方向に沿って、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間に容易に樹脂3を流し込むことができる。
また、リアクトル1は、開口面21と面するコア12の開口側端面120よりも開口面21側からケース2の底面部23に向かって、溝部200が形成されている。これにより、側面部22に形成された溝部200に容易に樹脂3を流し込むことができるため、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間に容易に樹脂3を流し込むことができる。
また、溝部200は、ケース2の側面部22の底部220にまで連続して形成されているため、ケース2の底面部23とコイル一体型コア10との間にまで、容易に樹脂3を導くことができる。
以上のごとく、本例によれば、ケースとコアとの界面における剥離及びコアの割れを防ぐことができるリアクトルを提供することができる。
(実施例2)
本例は、図6に示すごとく、溝部200が、ケース2の側面部22において開口面21に対して略直交するよう形成されているとともに、ケース2の底面部23においても形成されているケース2の例である。
そして、側面部22に形成された溝部200は、側面部22の幅方向の略中央において、側面部22における開口部221から底部220にまで形成されている。
また、底面部23に形成された溝部200と側面部22に形成された溝部200とは、側面部22の底部220において連続している。
底面部23に形成された二本の溝部200は、略十字状に交差している。
本例の場合には、側面部22に形成された溝部200を伝わらせて、底面部23に形成された溝部200に容易に樹脂3を供給することができる。
その他は、実施例1と同様の構成及び作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図7に示すごとく、溝部200が、ケース2の側面部22において開口面21に対して斜めに形成されているケース2の例である。具体的には、溝部200は、側面部22の開口部221から底部220における内側面200において略螺旋状に形成されている。
本例の場合には、開口面21に対して斜めに形成された溝部200を伝わらせて、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間にまんべんなく、かつ、容易に樹脂3を行き渡らせることができる。
その他、実施例1と同様の構成及び作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図8に示すごとく、溝部200が、ケース2の側面部22において開口面21に略平行に形成されているケース2の例である。具体的には、溝部200は、側面部22の高さ方向における略中央において、ケース2の側面部22の全周にわたって連続して形成されている。
本例の場合には、開口面21に対して略平行な方向に沿って、ケース2の側面部22とコイル一体型コア10との間に、全周にわたってまんべんなく、かつ、容易に樹脂3を流し込むことができる。
その他、実施例1と同様の構成及び作用効果を有する。
実施例1における、リアクトルの断面図。 実施例1における、ケースの斜視図。 実施例1における、リアクトルをケースの内部に収容する状態を示す断面図。 実施例1における、リアクトルとケースとの間に樹脂を充填する状態を示す断面図。 実施例1における、別の作製手順によるリアクトルをケースの内部に収容する状態を示す断面図。 実施例2における、ケースの斜視断面図。 実施例3における、ケースの斜視図。 実施例4における、ケースの斜視図。
符号の説明
1 リアクトル
10 コイル一体型コア
11 コイル
12 コア
2 ケース
20 内側面
200 溝部
21 開口面
3 樹脂

Claims (10)

  1. 通電により磁束を発生するコイルと該コイルの内側及び外周に形成された磁性粉末混合樹脂を硬化してなるコアとを一体化させてなるコイル一体型コアを有するリアクトルであって、
    上記コイル一体型コアは、一面が開口面であるケースの内側に収容されており、
    該ケースの内側面には、溝部が形成されており、
    上記コイル一体型コアと上記ケースとの間には、樹脂が充填されていることを特徴とするリアクトル。
  2. 請求項1において、上記ケースの側面部に上記溝部が形成されていることを特徴とするリアクトル。
  3. 請求項2において、上記ケースの側面部に、上記開口面に対して略直交するよう上記溝部が形成されていることを特徴とするリアクトル。
  4. 請求項2において、上記ケースの側面部に、上記開口面に対して斜めに上記溝部が形成されていることを特徴とするリアクトル。
  5. 請求項2〜4のいずれか一項において、上記開口面と面する上記コアの開口側端面よりも上記開口面側から上記ケースの底面部に向かって、上記溝部が形成されていることを特徴とするリアクトル。
  6. 請求項2〜5のいずれか一項において、上記溝部は、上記ケースの側面部の底部にまで連続して形成されていることを特徴とするリアクトル。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記ケースの側面部に、上記開口面に略平行に上記溝部が形成されていることを特徴とするリアクトル。
  8. 請求項7において、上記開口面に略平行に形成された上記溝部は、上記ケースの側面部の全周にわたって連続して形成されていることを特徴とするリアクトル。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項において、上記ケースの底面部に、上記溝部が形成されていることを特徴とするリアクトル。
  10. 請求項9において、上記底面部に形成された上記溝部は、上記側面部に形成された上記溝部と連続していることを特徴とするリアクトル。
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