JP2009085705A - 測距装置および測距方法並びにプログラム - Google Patents

測距装置および測距方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】距離画像および輝度画像の双方を生成するに際し、高解像度の輝度画像を生成できるようにする。
【解決手段】測距光照射部3が、所定周期にて強度変調された測距光を被写体に照射し、複数の受光素子が配列されたCCD13が被写体による測距光の反射光を受光し、受光光量に応じた信号を出力する。この際、撮像制御部19が、所定数の受光素子からなる受光素子単位にて、測距光の変調周期における互いに異なる複数の位相において反射光をそれぞれ受光して、複数の位相毎に信号を取得するようCCD13を制御する。距離画像生成部31が、複数の位相毎の信号に基づいて、受光素子単位にて被写体までの距離を表す距離情報を算出し、距離情報を各画素の情報とする距離画像を生成する。輝度画像生成部32が、複数の位相毎の信号に基づいて、受光素子単位にて被写体の輝度を表す輝度情報を複数算出し、各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像を生成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体の立体形状を表す距離画像を生成する測距装置および方法並びに測距方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
光の反射を用いて被写体までの距離の測定(測距)を行うTOF(Time Of Flight)方式の測距方法を用いて、撮影装置から被写体までの距離を測定して、被写体の立体形状を表す距離画像を生成することが行われている。TOF方式を用いた測距は、具体的には強度変調された測距光を被写体に向けて照射し、この変調周期における0,π/2,π,3π/2の4つの位相において反射光を受光して受光光量に応じた受光信号を得、受光信号に基づいて測距光と反射光との位相の遅れ(位相差)を、撮影装置に設けられた撮像素子の受光素子毎に検出して距離情報を算出し、この距離情報を各画素の画素値とする被写体の立体形状を表す距離画像を生成するものである。
また、距離画像と被写体の濃淡情報である輝度画像とを同時に取得する測距装置も提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された測距装置は、上述した0,π/2,π,3π/2の4つの位相において取得した受光信号の平均値または加算値を算出することにより、撮像装置の各受光素子に対応した輝度情報を得て、輝度画像を生成するものである。
特開2006−46959号公報
ところで、上述したように生成される輝度画像は、被写体の濃淡情報を表すものであることから、より高解像度なものであることが好ましい。ここで、距離画像生成のために位相差を算出するための4つの位相の受光信号を取得する手法は、4つの受光素子を1つの単位として取得する手法(手法1とする)、あるいは1つの受光素子により交互に取得する手法(手法2)が考えられる。
しかしながら、手法1の場合、特許文献1に記載の測距装置においては、4つの位相において取得した受光信号の平均値または加算値を算出することにより輝度画像を生成しているため、距離画像と同一の解像度の輝度画像しか得ることができない。一方、手法2の場合、4つの受光素子により4つの位相の受光信号を取得する場合よりも輝度画像の解像度を高くすることができるが、やはり距離画像と同一の解像度の輝度画像しか得ることができない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、距離画像および輝度画像の双方を生成するに際し、高解像度の輝度画像を生成できるようにすることを目的とする。
本発明による測距装置は、所定周期にて強度変調された測距光を被写体に照射する測距光照射手段と、
前記被写体による前記測距光の反射光を受光し、受光光量に応じた受光信号を出力する複数の受光素子が2次元状に配列された撮像素子を有する撮像手段と、
所定数の前記受光素子からなる受光素子単位にて、前記測距光の変調周期における互いに異なる複数の位相において前記反射光をそれぞれ受光して、前記複数の位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する撮像制御手段と、
前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体までの距離を表す距離情報を算出し、該各距離情報を各画素の情報とする距離画像を生成する距離画像生成手段と、
前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体の輝度を表す輝度情報を複数算出し、該各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像を生成する輝度画像生成手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による測距装置においては、前記撮像制御手段を、前記測距光の変調周期における基準位相、該基準位相からπ/2ずれた位相、該基準位相からπずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段とし、
前記輝度画像生成手段を、前記位相毎の受光信号のうち、位相がπ異なる受光信号同士を加算することにより前記受光素子単位で2つの輝度情報を算出する手段としてもよい。
また、本発明による測距装置においては、前記撮像制御手段を、4つの前記受光素子からなる受光素子単位にて、該4つの受光素子により前記基準位相、該基準位相からπ/2ずれた位相、該基準位相からπずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段としてもよい。
また、本発明による測距装置においては、前記撮像制御手段を、2つの前記受光素子からなる受光素子単位にて、該2つの受光素子により前記基準位相および該基準位相からπずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光し、次いで、該基準位相からπ/2ずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段としてもよい。
この場合、前記撮像制御手段を、前記位相がπ異なる反射光をそれぞれ受光する2つの受光素子が、前記撮像素子上において市松状となるように前記位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記撮像手段を制御する手段としてもよい。
「市松状となるように位相毎に受光信号を取得する」とは、例えば図10に示すように、ある位相の反射光を受光する受光素子(α)と、その位相とπ位相が異なる反射光を受光する受光素子(γ)とが、2次元両方向において交互に現れるように、反射光を受光することを言う。
また、本発明による測距装置においては、前記撮像制御手段を、1つの前記受光素子からなる受光素子単位にて、該受光素子により前記基準位相、該基準位相からπずれた位相、該基準位相からπ/2ずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光を当該順序にて受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段としてもよい。
また、本発明による測距装置においては、前記輝度画像生成手段を、所定条件を満たす場合にのみ、前記輝度画像を生成する手段としてもよい。
この場合、前記輝度画像生成手段を、前記距離画像に基づいてあらかじめ定められた所定距離範囲内に前記被写体が存在する場合にのみ、前記輝度画像を生成する手段としてもよく、あらかじめ定められた所定距離範囲内にある前記距離情報を算出した前記受光素子単位についてのみ、前記輝度情報を算出して前記輝度画像を生成する手段としてもよい。
本発明による測距方法は、測距光照射手段により、所定周期にて強度変調された測距光を被写体に照射し、
受光光量に応じた受光信号を出力する複数の受光素子が2次元状に配列された撮像素子を有する撮像手段により、前記被写体による前記測距光の反射光を受光するに際し、所定数の前記受光素子からなる受光素子単位にて、前記測距光の変調周期における互いに異なる複数の位相において前記反射光をそれぞれ受光して、前記複数の位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御し、
前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体までの距離を表す距離情報を算出し、
該各距離情報を各画素の情報とする距離画像を生成し、
前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体の輝度を表す輝度情報を複数算出し、
該各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像を生成することを特徴とするものである。
なお、本発明による測距方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、複数の位相毎の受光信号に基づいて、受光素子単位にて被写体までの距離を表す距離情報が算出され、各距離情報を各画素の情報とする距離画像が生成される。また、複数の位相毎の受光信号に基づいて、受光素子単位にて被写体の輝度を表す輝度情報が複数算出され、各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像が生成される。このため、1つの受光素子単位において算出される輝度情報は距離情報よりも多くなることから、距離画像よりも高解像度の輝度画像を生成することができる。
また、4つの受光素子からなる受光素子単位にて、4つの受光素子により基準位相、基準位相からπ/2ずれた位相、基準位相からπずれた位相および基準位相から3π/2ずれた位相において反射光をそれぞれ受光して、位相毎に受光信号を取得することにより、4つの受光素子により得られる受光信号から1つの輝度画像を生成する場合と比較して、高解像度の輝度画像を生成することができる。
また、2つの受光素子からなる受光素子単位にて、2つの受光素子により基準位相および基準位相からπずれた位相において反射光をそれぞれ受光し、次いで、基準位相からπ/2ずれた位相および基準位相から3π/2ずれた位相において反射光をそれぞれ受光して、位相毎に受光信号を取得することにより、より高解像度の輝度画像を生成することができる。
この場合、位相がπ異なる反射光をそれぞれ受光する2つの受光素子が、撮像素子上において市松状となるように位相毎に受光信号を取得することにより、より高解像度の輝度画像を生成することができる。
また、1つの受光素子からなる受光素子単位にて、受光素子により基準位相、基準位相からπずれた位相、基準位相からπ/2ずれた位相および基準位相から3π/2ずれた位相において、反射光をこの順序にて受光して、位相毎に受光信号を取得することにより、より高解像度の輝度画像を生成することができる。
また、所定条件を満たす場合にのみ、輝度画像を生成することにより、不要な場合に輝度画像を生成しなくてもよくなるため、無駄な処理を防止できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による測距装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように第1の実施形態による測距装置1は撮像部2を備える。
撮像部2は、レンズ10、絞り11、シャッタ12、CCD13、アナログフロントエンド(AFE)14およびA/D変換部15を備える。
レンズ10は、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ、ズーム機能を実現するためのズームレンズ等の複数の機能別レンズにより構成され、不図示のレンズ駆動部によりその位置が調整される。
絞り11は、不図示の絞り駆動部により、AE処理により得られる絞り値データに基づいて絞り径の調整が行われる。
シャッタ12はメカニカルシャッタであり、不図示のシャッタ駆動部により、AE処理により得られるシャッタスピードに応じて駆動される。
CCD13は、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有する撮像素子であり、被写体光がこの光電面に結像して光電変換されてアナログ撮像信号である受光信号が取得される。
AFE14は、CCD13から出力される受光信号に対して、受光信号のノイズを除去する処理、および受光信号のゲインを調節する処理(以下アナログ処理とする)を施す。
A/D変換部15は、AFE14によりアナログ処理が施された受光信号をデジタル信号に変換する。
また、撮像部2は、被写体に向けて赤外光からなる測距光を照射するための測距光照射部3を備える。測距光照射部3は複数のLEDが2次元状に配設された面光源からなる。測距光照射部3が発光する測距光は、変調部18により所定の周期により強度変調される。また、撮像部2は、CCD13、AFE14および変調部18の駆動を制御するための撮像制御部19を備える。具体的には、撮像制御部19は、CPU33からの指示により、変調部18に変調の指示を行って測距光照射部3を変調発光させ、これとタイミングを合わせて被写体による測距光の反射光を受光し、受光した光の光量に応じた受光信号を出力するよう撮像部2の各部を制御する。なお、CCD13の各受光素子からの受光信号の取得の制御については後述する。
また、測距装置1は、撮影条件設定部22、画像処理部23、圧縮/伸長処理部24、フレームメモリ25、メディア制御部26、内部メモリ27、および表示制御部28を備える。
撮影条件設定部22は、AF処理部およびAE処理部からなる。AF処理部は入力部34からの指示により撮像部2が取得した画像(プレ画像)に基づいてレンズ10の焦点距離を決定し、撮像部2に出力する。AE処理部は、プレ画像に基づいて絞り値とシャッタ速度とを決定し、撮像部2に出力する。
画像処理部23は、後述するように生成された距離画像および輝度画像の画像データに対して、ホワイトバランスを調整する処理、階調補正、シャープネス補正等の画像処理を施す。
圧縮/伸長処理部24は、画像処理部23によって画像処理が施された輝度画像の画像データ並びに後述するように生成された距離画像の画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付加される。
フレームメモリ25は、撮像部2が取得した受光信号に対して、前述の画像処理を含む各種処理を行う際に使用する作業用メモリである。
メディア制御部26は、記録メディア29にアクセスして距離画像および輝度画像等の画像ファイルの書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ27は、測距装置1において設定される各種定数、およびCPU33が実行するプログラム等を記憶する。
表示制御部28は、フレームメモリ25に格納された画像データをモニタ30に表示させたり、記録メディア29に記録されている画像をモニタ30に表示させたりするためのものである。
また、測距装置1は、距離画像生成部31、輝度画像生成部32およびCPU33を備える。
距離画像生成部31は、撮像部2が取得した受光信号を用いて被写体上の各点の測距装置1からの距離情報D1を、CCD13上における所定数の受光素子からなる受光素子単位毎に算出する。以下、距離情報D1の算出について説明する。
距離画像生成部31は、強度変調された測距光が出射されてから被写体により反射された反射光を受光するまでの時間(すなわち光の飛行時間)により距離情報D1を算出する。
図2は距離情報を算出するための位相差の算出を説明するための図である。図2に示すように、測距光照射部3から出射される測距光の強度が曲線K1に示すように正弦波状に変化し、CCD13のある受光素子により受光した反射光の受光光量が曲線K2のように変化するとすれば、位相差ψは測距光の飛行時間に相当するため、位相差ψを求めることにより被写体までの距離を求めることができる。
位相差ψは、測距光の複数のタイミングで求めた反射光の受光光量を用いて計算することができる。ここで、測距光における0、π/2、π、3π/2の位相で求めた反射光の受光光量がそれぞれα、β、γ、δであるとする。なお、受光は図2に示すようにパルス状に行われ、図2においてはパルスに対応する受光光量α、β、γ、δを斜線で示している。なお、受光光量α、β、γ、δを求める間に、位相差ψが変化せず、かつ被写体の反射率にも変化がないものとし、時刻tにおいてCCD13の各受光素子で受光される光の強度がA・sin(ωt+φ)+Bで表されるものとする。ここで、Aは振幅、Bは外光成分、ωは角振動数、δは位相である。これにより、受光素子で受光する受光光量α、β、γ、δは、次のように表すことができる。なお、受光光量は測距光における0、π/2、π、3π/2の位相において各受光素子から出力される受光信号に相当する。
α=A・sin(δ)+B
β=A・sin(π/2+δ)+B
γ=A・sin(π+δ)+B
δ=A・sin(3π/2+δ)+B
ここで、δ=−ψであるから、α=−A・sin(ψ)+B、β=A・cos(ψ)+B、γ=A・sin(ψ)+B、δ=−A・cos(ψ)+Bであるため、各受光光量α、β、γ、δと位相差ψとの関係は、次式のようになる。
ψ=tan-1{(γ−α)/(β−δ)} (1)
したがって、各受光素子と被写体との距離Dは、
D=c・ψ/(4πF) (2)
により算出することができる。なお、Fは周波数(=ω/2π)である。
なお、距離情報D1の算出には、上述した4つの受光光量すなわち4つの受光信号α、β、γ、δをCCD13から取得することが必要であるが、第1の実施形態においては、CCD13上における2×2の範囲にある4つの受光素子を1つの単位として、この受光素子単位において受光信号α、β、γ、δを取得し、1つの受光素子単位にて1つの距離情報D1を算出するものである。図3は第1の実施形態における受光素子単位を説明するための図である。なお、図3はCCD13の光電面を示し、ここでは受光素子が6×6に並んでいるものとする。第1の実施形態においては図3に示すように受光素子単位R1において4つの受光信号α、β、γ、δを取得し、受光素子単位R1毎に距離情報D1を算出する。
図4は第1の実施形態におけるCCD13の受光素子から受光信号に相当する電荷を読み出すための回路図である。図4に示すようにCCD13は、受光素子のそれぞれに対応する光電変換部39と、電荷蓄積部40と、複数のスイッチSW1〜SWと8を備える。なお、スイッチSW1,SW2は一方がオンの時に他方がオフとされるスイッチである。また、スイッチSW3,SW4は一方がオンの時に他方がオフとされるスイッチである。また、スイッチSW5,SW6は一方がオンの時に他方がオフとされるスイッチである。また、スイッチSW7,SW8は一方がオンの時に他方がオフとされるスイッチである。そして、反射光の受光時には、測距光の0、π/2、π、3π/2の位相において複数のスイッチSW1〜SW8のオン/オフを切り替えて、各光電変換部39の電荷を電荷蓄積部40に蓄積する。
具体的には、位相0のタイミングにおいては、スイッチSW3をオン、スイッチSW2,SW6,SW8をオンとする。なお、この際スイッチSW4はオフとされる。これにより、受光信号αを得るための電荷のみが電荷蓄積部40に蓄積される。また、位相π/2のタイミングにおいては、スイッチSW5をオン、スイッチSW2,SW4,SW8をオンとする。なお、この際スイッチSW6はオフとされる。これにより、受光信号βを得る電荷のみが電荷蓄積部40に蓄積される。また、位相πのタイミングにおいては、スイッチSW1をオン、スイッチSW4,SW6,SW8をオンとする。なお、この際スイッチSW2はオフとされる。これにより、受光信号γを得る電荷のみが電荷蓄積部40に蓄積される。そして、位相3π/2のタイミングにおいては、スイッチSW7をオン、スイッチSW2,SW4,SW6をオンとする。なお、この際スイッチSW8はオフとされる。これにより、受光信号δを得る電荷のみが電荷蓄積部40に蓄積される。
したがって、オンとするスイッチのタイミングを、測距光の変調の位相に応じて切り替えることにより、測距光の変調の1周期における0、π/2、π、3π/2の位相において、受光信号α、β、γ、δを取得することができる。
そして、距離画像生成部31は、上述したように受光素子単位で算出した距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する。なお、第1の実施形態においては、距離画像S1の画素数は、CCD13の受光素子数の1/4となる。
輝度画像生成部32は、4つの受光信号α、β、γ、δのうち、位相がπ異なる受光信号同士を加算して、4つの受光信号α、β、γ、δから2つの輝度情報Y1,Y2を算出する。すなわち、受光信号αと受光信号γとを加算して輝度情報Y1を算出するとともに、受光信号βと受光信号γとを加算して輝度情報Y2を算出する。ここで、第1の実施形態においては、図3に示すように受光信号α,γを得る受光素子は交互に上下に並び、受光信号β,δを得る受光素子は交互に上下に並んでいる。このため、輝度画像生成部32は、上下に隣接する2つの受光素子から得られる受光信号を加算して輝度情報Y1,Y2を算出する。例えば、図5に示すようにCCD13の左端の受光素子列においては、互いに隣接する上下の受光素子から得られる受光信号α,γを加算して輝度情報Y1を算出し、右端の受光素子列においては、互いに隣接する上下の受光素子から得られる受光信号β,δを加算して輝度情報Y2を算出する。したがって、輝度画像生成部32は、CCD13の縦方向において、CCD13の受光素子数−1の輝度情報を算出する。
そして、輝度画像生成部32は、受光素子単位にて算出した2つの輝度情報Y1,Y2のそれぞれを各画素の画素値とする1つの輝度画像S2を生成する。
CPU33は、入力部34からの信号に応じて測距装置1の各部を制御する。
データバス35は、測距装置1を構成する各部およびCPU33に接続されており、測距装置1における各種データおよび各種情報のやり取りを行う。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図6は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、撮影条件設定部22におけるAF処理およびAE処理はすでに行われているものとし、ここでは撮像の指示が行われた以降の処理について説明する。また、距離画像S1および輝度画像S2の表示および記録の指示は、入力部34からあらかじめ行われているものとする。
撮影指示が行われることによりCPU33が処理を開始し、撮像部2がCPU33からの指示により測距光照射部3から強度変調された測距光を被写体に向けて照射し(ステップST1)、さらに測距光の被写体による反射光を撮像して、4つの受光素子からなる受光素子単位にて受光信号α、β、γ、δを取得する(ステップST2)。次いで、距離画像生成部31が、受光素子単位毎に距離情報D1を算出し(ステップST3)、距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する(ステップST4)。
続いて、輝度画像生成部32が、4つの受光素子からなる受光素子単位にて位相がπ異なる受光信号同士を加算して(すなわちα+γ、β+δ)、2つの輝度情報Y1,Y2を算出し(ステップST5)、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成する(ステップST6)。
続いて、CPU33は、距離画像S1を表示する指示がなされているか否かを判定し(ステップST7)、ステップST7が肯定されると、表示制御部28が距離画像S1をモニタ30に表示する(ステップST8)。次いでCPU33は、距離画像S1の画像データを記録する指示がなされているか否かを判定し(ステップST9)、ステップST9が肯定されると、メディア制御部26が距離画像S1の画像データを記録メディア29に記録する(ステップST10)。なお、ステップST7が否定された場合もステップST10の処理を行う。
続いて、CPU33は、輝度画像S2を表示する指示がなされているか否かを判定し(ステップST11)、ステップST11が肯定されると、表示制御部28が輝度画像S2をモニタ30に表示する(ステップST12)。次いでCPU33は、輝度画像S2の画像データを記録する指示がなされているか否かを判定し(ステップST13)、ステップST13が肯定されると、メディア制御部26が輝度画像S2の画像データを記録メディア29に記録し(ステップST14)、処理を終了する。なお、ステップST13が否定された場合も処理を終了する。また、ステップST11が否定された場合はステップST14の処理を行う。
このように、第1の実施形態においては、4つの受光素子からなる受光素子単位にて、4つの受光素子により測距光の変調周期における0、π/2、π、3π/2の位相において反射光をそれぞれ受光して位相毎に受光信号を取得し、受光素子単位にて2つの輝度情報Y1,Y2を算出し、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成するようにしたものである。このため、4つの受光素子により得られる4つの受光信号から1つの輝度情報を算出する場合と比較して、CCD13の光電面における一方向のみではあるものの高解像度の輝度画像S2を生成することができる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、第2の実施形態による測距装置の構成は、第1の実施形態による測距装置1の構成と同一であり、行われる処理内容のみが異なるため、ここでは構成についての詳細な説明は省略する。
図7は第2の実施形態におけるCCD13からの受光信号の取得を説明するための図である。第2の実施形態においては、図7(a)に示すように、測距光の変調の0およびπの位相にて横方向1ライン間隔で受光信号α,γを取得し、次いで図7(b)に示すように、π/2および3π/2の位相にて横方向1ライン間隔で受光信号β,δを取得し、以降図7(a)に示す受光信号α、γの取得および図7(b)に示す受光信号β、δの取得を繰り返すように、撮像制御部19がCCD13による受光信号の取得を制御するようにした点が第1の実施形態と異なる。なお、第2の実施形態においては、図8に示すように測距光の変調の1周期目に0およびπの位相にて受光信号α,γを取得し、2周期目にπ/2および3π/2の位相にて受光信号β,δを取得するものである。したがって、撮像部2は、測距光の変調の2周期により受光信号α、β、γ、δを取得する。
なお、第2の実施形態においては、図7に示すように縦横2×1の範囲にある2つの受光素子において4つの受光信号α、β、γ、δが取得されるため、距離画像生成部31は、2つの受光素子を1つの受光素子単位R2として距離情報D1を算出する。したがって、第2の実施形態においては、距離画像S1の画素数は、CCD13の縦方向における受光素子数の1/2となる。
次いで、第2の実施形態において行われる処理について説明する。図9は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、撮影条件設定部22におけるAF処理およびAE処理はすでに行われているものとし、ここでは撮像の指示が行われた以降の処理について説明する。また、距離画像S1および輝度画像S2の表示および記録の指示は、入力部34からあらかじめ行われているものとする。
撮影指示が行われることによりCPU33が処理を開始し、撮像部2がCPU33からの指示により測距光照射部3から強度変調された測距光を被写体に向けて照射し(ステップST21)、さらに測距光の被写体による反射光を撮像して、2つの受光素子からなる受光素子単位で、まず位相が0,πにおける受光信号α,γを取得する(ステップST22)。そして、輝度画像生成部32が受光信号α,γを加算して(すなわちα+γ)、輝度情報Y1を算出する(ステップST23)。なお、輝度情報Y1は、CCD13の縦方向において、CCD13の受光素子数−1取得されることとなる。
続いて、測距光の次の変調周期において、2つの受光素子からなる受光素子単位で、位相がπ/2,3π/2における受光信号β,δを取得する(ステップST24)。そして、輝度画像生成部32が受光信号β,δを加算して(すなわちβ+δ)、輝度情報Y2を算出する(ステップST25)。さらに、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成する(ステップST26)。なお、輝度情報Y2も、CCD13の縦方向において、CCD13の受光素子数−1取得されることとなる。
この段階においては、4つの受光信号α、β、γ、δが取得されているため、距離画像生成部31が、受光素子単位毎に距離情報D1を算出し(ステップST27)、距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する(ステップST28)。
なお、ステップST28以降は第1の実施形態におけるステップST7以降の処理と同一であるため、詳細な説明は省略する。
このように、第2の実施形態においては、2つの受光素子からなる受光素子単位にて2つの輝度情報Y1,Y2を算出し、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成するようにしたものである。ここで、第1の実施形態においては、CCD13の縦方向に受光素子数-1の輝度情報が取得されるが、第2の実施形態においては、2×(受光素子数−1)の輝度情報が取得されることとなる。したがって、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と比較してより高解像度の輝度画像S2を生成することができる。
また、第2の実施形態においては、CCD13の横方向に並ぶ受光素子の列から同時に受光信号を読み出すようにすればよいため、既存のCCDを用いることができ、その結果、測距装置の製造コストを低減することができる。
次いで、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、第3の実施形態による測距装置の構成は、第1の実施形態による測距装置1の構成と同一であり、行われる処理内容のみが異なるため、ここでは構成についての詳細な説明は省略する。
図10は第3の実施形態におけるCCD13からの受光信号の取得を説明するための図である。第3の実施形態においては、図10(a)に示すように、測距光の変調の0およびπの位相にて横方向および縦方向の1ラインにおいて受光信号α,γを交互に市松状になるように取得し、次いで図10(b)に示すように、π/2および3π/2の位相にて横方向および縦方向の1ラインにおいて受光信号β,δを交互に市松状となるように取得し、以降図10(a)に示す受光信号α、γの取得および図10(b)に示す受光信号β、δの取得を繰り返すように、撮像制御部19がCCD13による受光信号の取得を制御するようにした点が第1の実施形態と異なる。なお、第3の実施形態においては、第2の実施形態と同様に、図8に示すように測距光の変調の1周期目に0およびπの位相にて受光信号α,γを取得し、2周期目にπ/2および3π/2の位相にて受光信号β,δを取得するものである。したがって、撮像部2は、測距光の変調の2周期により受光信号α、β、γ、δを取得する。
図11は第3の実施形態におけるCCD13の受光素子から受光信号を得るための電荷を読み出すための回路図である。図11に示すようにCCD13は、受光素子のそれぞれに対応する光電変換部39Aと、電荷蓄積部40Aと、複数のスイッチSW11〜SW14を備える。なお、スイッチSW11,SW12は一方がオンの時に他方がオフとされるスイッチである。また、スイッチSW13,SW14は一方がオンの時に他方がオフとされるスイッチである。そして、反射光の受光時には、測距光の0、π/2、π、3π/2の位相において複数のスイッチSW11〜SW14のオン/オフを切り替えて、各受光素子の電荷を電荷蓄積部40Aに蓄積する。
具体的には、位相0のタイミングにおいては、スイッチSW13をオン、スイッチSW12をオンとする。なお、この際スイッチSW14はオフとされる。これにより、受光信号αを得るための電荷のみが電荷蓄積部40Aに蓄積される。また、位相πのタイミングにおいては、スイッチSW11をオン、スイッチSW14をオンとする。なお、この際スイッチSW12はオフとされる。これにより、受光信号γを得る電荷のみが電荷蓄積部40Aに蓄積される。
また、位相π/2のタイミングにおいては、スイッチSW13をオン、スイッチSW12をオンとする。なお、この際スイッチSW14はオフとされる。これにより、受光信号βを得る電荷のみが電荷蓄積部40Aに蓄積される。そして、位相3π/2のタイミングにおいては、スイッチSW11をオン、スイッチSW14をオンとする。なお、この際スイッチSW12はオフとされる。これにより、受光信号δを得る電荷のみが電荷蓄積部40Aに蓄積される。
したがって、オンとするスイッチのタイミングを測距光の変調の位相に応じて切り替えることにより、測距光の変調の1周期目における0、πの位相において受光信号α、γを取得することができ、2周期目におけるπ/2、3π/2の位相において受光信号β、δを取得することができる。
なお、第3の実施形態においては、図10に示すように縦横2×1の範囲にある2つの受光素子からなる受光素子単位にて4つの受光信号α、β、γ、δが取得され、距離情報D1が算出されることとなる。一方、輝度情報については、CCD13の縦方向に縦横2×1の範囲にある2つの受光素子からなる受光素子単位にて2つの輝度情報が算出される。さらに、CCD13の横方向に縦横1×2の範囲にある2つの受光素子からなる受光素子単位にて2つの輝度情報が算出される。したがって、第2の実施形態と比較してCCD13の横方向についても2×(受光素子数−1)の輝度情報を取得することができるため、第2の実施形態と比較して、より高解像度の輝度画像S2を生成することができる。
次いで、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、第4の実施形態による測距装置の構成は、第1の実施形態による測距装置1の構成と同一であり、行われる処理内容のみが異なるため、ここでは構成についての詳細な説明は省略する。
図12は第4の実施形態におけるCCD13からの受光信号の取得を説明するための図である。第4の実施形態においては、図12(a)に示すように、測距光における0の位相にて全受光素子により受光信号αを取得し、図12(b)に示すように、πの位相にて全受光素子により受光信号γを取得し、図12(c)に示すように、測距光におけるπ/2の位相にて全受光素子により受光信号βを取得し、図12(d)に示すように、3π/2の位相にて全受光素子により受光信号δを取得し、以降図12(a)〜(d)に示す受光信号α、γ、β、δの取得をこの順序にて繰り返すように、撮像制御部19がCCD13からの電荷の読み出しを制御するようにした点が第1の実施形態と異なる。
なお、第4の実施形態においては、第2および第3の実施形態と同様に、図8に示すように測距光の変調の1周期目に0およびπの位相にて受光信号α,γを取得し、2周期目にπ/2および3π/2の位相にて受光信号β,δを取得するものである。したがって、撮像部2は、測距光の変調の2周期により受光信号α、β、γ、δを取得する。
なお、第4の実施形態においては、1つの受光素子において4つの受光信号α、β、γ、δが取得されるため、距離画像生成部31は、1つの受光素子を1つの受光素子単位として距離情報D1を算出する。したがって、第4の実施形態においては、距離画像S1の画素数は、CCD13の受光素子数と同一となる。
次いで、第4の実施形態において行われる処理について説明する。図13は第4の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、撮影条件設定部22におけるAF処理およびAE処理はすでに行われているものとし、ここでは撮像の指示が行われた以降の処理について説明する。また、距離画像S1および輝度画像S2の表示および記録の指示は、入力部34からあらかじめ行われているものとする。
撮影指示が行われることによりCPU33が処理を開始し、撮像部2がCPU33からの指示により測距光照射部3から強度変調された測距光を被写体に向けて照射し(ステップST31)、さらに測距光の被写体による反射光を撮像して、1つの受光素子からなる受光素子単位で、まず位相が0における受光信号αを取得し(ステップST32)、続いて位相がπにおける受光信号γを取得する(ステップST33)。そして、輝度画像生成部32が、受光信号α,γを加算して(すなわちα+γ)、輝度情報Y1を算出する(ステップST34)。なお、輝度情報Y1は、CCD13の縦横両方向において、CCD13の受光素子数分取得されることとなる。
続いて、測距光の次の変調周期において、1つの受光素子からなる受光素子単位で、位相がπ/2における受光信号βを取得し(ステップST35)、続いて位相が3π/2における受光信号δを取得する(ステップST36)。そして、輝度画像生成部32が、受光信号β,δを加算して(すなわちβ+δ)、輝度情報Y2を算出する(ステップST37)。さらに、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成する(ステップST38)。なお、輝度情報Y2も、CCD13の縦横両方向において、CCD13の受光素子数分取得されることとなる。
この段階においては、4つの受光信号α、β、γ、δが取得されているため、距離画像生成部31が、受光素子単位毎に距離情報D1を算出し(ステップST39)、距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する(ステップST40)。
なお、ステップST40以降は第1の実施形態におけるステップST7以降の処理と同一であるため、詳細な説明は省略する。
このように、第4の実施形態においては、1つの受光素子からなる受光素子単位にて2つの輝度情報Y1,Y2を算出し、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成するようにしたものである。このため、上記第3の実施形態よりも高解像度の輝度画像S2を生成することができる。
また、第4の実施形態においては、既存のCCD13を用いることができるため、測距装置の製造コストを低減することができる。
なお、上記第2から第4の実施形態においては、受光信号α、γを取得した段階において、解像度は低いものの輝度情報Y1のみから輝度画像を生成できる。このため、輝度情報Y1のみからなる輝度画像をモニタ30に表示したり、記録メディア29に記録したりするようにしてもよい。
また、上記第2から第4の実施形態においては、受光信号α、γを取得した段階において輝度情報Y1を算出しているが、すべての受光信号α、β、γ、δを取得した段階において輝度情報Y1,Y2を同時に算出するようにしてもよい。この場合、輝度情報Y1,Y2の算出および輝度画像S2の生成は、距離画像S1の生成の前に行っても後に行ってもよい。
次いで、本発明の第5の実施形態について説明する。図14は本発明の第5の実施形態による測距装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、第5の実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の参照番号を付与し、詳細な説明は省略する。第5の実施形態による測距装置1Aは、距離画像生成部31が生成した距離画像S1において、あらかじめ定められた所定距離範囲内に被写体が存在するか否かを判定する判定部36を備え、判定部36による判定が肯定された場合にのみ、輝度画像生成部32が輝度画像S2を生成するようにした点が第1から第4の実施形態と異なる。なお、所定距離範囲はあらかじめ入力部34から入力されて内部メモリ27に記憶されている。
ここで、判定部36は、距離画像S2の最大値および最小値(すなわち距離情報D1の最大値および最小値)の差分値を算出し、算出した差分値が上記所定距離範囲内にあるか否かを判定することにより、所定距離範囲内に被写体が存在するか否かを判定する。
次いで、第5の実施形態において行われる処理について説明する。図15は第5の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、判定の処理を第1の実施形態に適用する場合について説明する。
撮影指示が行われることによりCPU33が処理を開始し、撮像部2がCPU33からの指示により測距光照射部3から強度変調された測距光を被写体に向けて照射し(ステップST51)、さらに測距光の被写体による反射光を撮像して、4つの受光素子からなる受光素子単位で受光信号α、β、γ、δを取得する(ステップST52)。次いで、距離画像生成部31が、受光素子単位毎に距離情報D1を算出し(ステップST53)、距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する(ステップST54)。
次いで、判定部36が、距離画像S1において、所定距離範囲内に被写体が存在するか否かを判定する(ステップST55)。ステップST55が肯定されると、輝度画像生成部32が、4つの受光素子からなる受光素子単位にて位相がπ異なる受光信号同士を加算して(すなわちα+γ、β+δ)、2つの輝度情報Y1,Y2を算出し(ステップST56)、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成する(ステップST57)。なお、ステップST55が否定されると、後述するステップST62に進む。
続いて、CPU33は、輝度画像S2を表示する指示がなされているか否かを判定し(ステップST58)、ステップST58が肯定されると、表示制御部28が輝度画像S2をモニタ30に表示する(ステップST59)。次いでCPU33は、輝度画像S2の画像データを記録する指示がなされているか否かを判定し(ステップST60)、ステップST60が肯定されると、メディア制御部26が、輝度画像S2の画像データを記録メディア29に記録する(ステップST61)。なお、ステップST58が否定された場合もステップST61の処理を行う。
続いて、CPU33は、距離画像S1を表示する指示がなされているか否かを判定し(ステップST62)、ステップST62が肯定されると、表示制御部28が距離画像S1をモニタ30に表示する(ステップST63)。次いでCPU33は、距離画像S1の画像データを記録する指示がなされているか否かを判定し(ステップST64)、ステップST64が肯定されると、メディア制御部26が、距離画像S1の画像データを記録メディア29に記録し(ステップST65)、処理を終了する。なお、ステップST64が否定された場合も処理を終了する。また、ステップST62が否定された場合はステップST65の処理を行う。
このように、第5の実施形態においては、距離画像S1における所定距離範囲に被写体がある場合にのみ、輝度画像S2を生成するようにしたため、被写体までの距離が近すぎたり遠すぎたりする場合のように、輝度画像S2が不要な場合には輝度画像S2は生成されないこととなる。したがって、処理の無駄および記録メディア29の無駄な消費を防止することができる。
なお、上記第5の実施形態においては、判定の処理を第1の実施形態に適用しているが、第2から第4の実施形態に対しても上記と同様に適用することができる。以下、第2の実施形態に適用した場合の処理を第6の実施形態として説明する。図16は第6の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。
撮影指示が行われることによりCPU33が処理を開始し、撮像部2がCPU33からの指示により測距光照射部3から強度変調された測距光を被写体に向けて照射し(ステップST71)、さらに測距光の被写体による反射光を撮像して、2つの受光素子からなる受光素子単位で、まず位相が0,πにおける受光信号α,γを取得する(ステップST72)。続いて、測距光の次の変調周期において、2つの受光素子からなる受光素子単位で、位相がπ/2,3π/2における受光信号β,δを取得する(ステップST73)。そして、距離画像生成部31が、受光素子単位毎に距離情報D1を算出し(ステップST74)、距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する(ステップST75)。
次いで、判定部36が、距離画像S1において、所定距離範囲内に被写体が存在するか否かを判定する(ステップST76)。ステップST76が肯定されると、図15のステップST56の処理に進み、輝度情報の算出、輝度画像の生成、輝度画像の表示および記録を行う。ステップST76が否定されると、図15のステップST62に進み、距離画像の表示および記録を行う。
次いで、本発明の第7の実施形態について説明する。なお、第7の実施形態による測距装置の構成は、第5の実施形態による測距装置1Aの構成と同一であり、行われる処理内容のみが異なるため、ここでは構成についての詳細な説明は省略する。第7の実施形態においては、距離画像S1において所定距離範囲にある輝度情報を算出した受光素子単位についてのみ輝度情報を算出して輝度画像S2を生成するようにした点が第5の実施形態と異なる。
次いで、第7の実施形態において行われる処理について説明する。図17は第7の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、判定の処理を第1の実施形態に適用する場合について説明する。
撮影指示が行われることによりCPU33が処理を開始し、撮像部2がCPU33からの指示により測距光照射部3から強度変調された測距光を被写体に向けて照射し(ステップST81)、さらに測距光の被写体による反射光を撮像して、4つの受光素子からなる受光素子単位で受光信号α、β、γ、δを取得する(ステップST82)。次いで、距離画像生成部31が受光素子単位毎に距離情報D1を算出し(ステップST83)、距離情報D1を各画素の画素値とする距離画像S1を生成する(ステップST84)。
次いで、判定部36が、距離画像S1に所定距離範囲内にある被写体が含まれるか否かを判定する(ステップST85)。具体的には距離画像S1における各画素の距離情報D1に、所定距離範囲内にある距離情報D1が含まれるか否かを判定する。ステップST85が肯定されると、輝度画像生成部32が、所定距離範囲内にある距離情報を算出した受光素子単位についてのみ輝度情報Y1,Y2を算出する(ステップST86)。すなわち、所定距離範囲にある距離情報D1を算出した受光信号のみを用いて輝度情報Y1,Y2を算出する。そして、各輝度情報Y1,Y2を各画素の画素値とする輝度画像S2を生成する(ステップST87)。なお、ステップST87が否定されると、後述するステップST92に進む。
続いて、CPU33は、輝度画像S2を表示する指示がなされているか否かを判定し(ステップST88)、ステップST88が肯定されると、表示制御部28が輝度画像S2をモニタ30に表示する(ステップST89)。次いでCPU33は、輝度画像S2の画像データを記録する指示がなされているか否かを判定し(ステップST90)、ステップST90が肯定されると、メディア制御部26が、輝度画像S2の画像データを記録メディア29に記録する(ステップST91)。なお、ステップST88が否定された場合もステップST91の処理を行う。
続いて、CPU33は、距離画像S1を表示する指示がなされているか否かを判定し(ステップST92)、ステップST92が肯定されると、表示制御部28が距離画像S1をモニタ30に表示する(ステップST93)。次いでCPU33は、距離画像S1の画像データを記録する指示がなされているか否かを判定し(ステップST94)、ステップST94が肯定されると、メディア制御部26が距離画像S1の画像データを記録メディア29に記録し(ステップST95)、処理を終了する。なお、ステップST94が否定された場合も処理を終了する。また、ステップST92が否定された場合はステップST95の処理を行う。
図18は第7の実施形態における撮影シーンおよび生成される輝度画像を示す図である。実際に撮影するシーンが図18(a)に示すように人物および背景を含むものであり、人物のみが所定距離範囲内にある場合、第7の実施形態により生成される輝度画像S2は、図18(b)に示すように、人物のみが輝度情報を有し、背景は単色の輝度画像となる。なお、図18(b)においては、背景の単色を斜線にて示している。
このように、第7の実施形態においては、距離画像S1において所定距離範囲にある距離情報を算出した受光素子単位についてのみ輝度情報を算出して輝度画像S2を生成するようにしたため、距離画像S1における被写体までの距離が近すぎたり遠すぎたりする部分においては、輝度情報は算出されないこととなり、その結果、処理の無駄を防止することができる。とくに、所定距離範囲内にある被写体のみ輝度情報を用いて輝度画像S2を生成しているため、輝度画像の容量を低減することができる。
なお、上記第7の実施形態の実施形態においては、判定の処理を第1の実施形態に適用しているが、第2から第4の実施形態に対しても上記と同様に適用することができる。
また、上記第5から第7の実施形態においては、距離画像S1に基づいて輝度画像S2を生成するか否かを判定しているが、あらかじめユーザが入力部34から輝度画像を生成するか否かを設定し、その設定結果を用いて輝度画像を生成するか否かを判定するようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、測距光の変調の0の位相を基準としているが、0でない位相を基準として基準位相、基準位相からπ/2ずれた位相、基準位相からπずれた位相および基準位相から3π/2ずれた位相において反射光をそれぞれ受光するようにしてもよい。また、受光信号を取得する位相のずれは、π/2に限定されるものではない。
また、上記各実施形態においては、測距光を正弦波により変調しているが、三角波、パルス波等、一定の周期で変調するものであれば、どのように変調を行ってもよい。
また、上記各実施形態においては、距離画像S1および輝度画像S2を連続して取得するようにしてもよい。この場合、図6,9,13,15,16,17に示す処理は、撮影停止の指示がなされるまで繰り返し行われる。これにより、距離画像S1および輝度画像S2の少なくとも一方が、動画のようにモニタ30に表示される。なお、この場合、複数の距離画像S1および輝度画像S2が生成されるが、複数の距離画像S1が1つの距離画像ファイルとして、複数の輝度画像S2が1つの輝度画像ファイルとして、記録メディア29に記録されることとなる。
以上、本発明の実施形態に係る測距装置1,1Aについて説明したが、コンピュータを、上記の撮像制御部19、距離画像生成部31、輝度画像生成部32および判定部36に対応する手段として機能させ、図6,9,13,15,16,17に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
第1の実施形態による測距装置の構成を示す概略ブロック図 位相差の算出を説明するための図 第1の実施形態における受光素子単位を説明するための図 第1の実施形態における受光素子から電荷を読み出すための回路図 第1の実施形態における輝度情報の算出を説明するための図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第2の実施形態におけるCCDからの受光信号の取得を説明するための図(その1) 第2の実施形態におけるCCDからの受光信号の取得を説明するための図(その2) 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第3の実施形態におけるCCDからの受光信号の取得を説明するための図 第3の実施形態における受光素子から電荷を読み出すための回路図 第4の実施形態におけるCCDからの受光信号の取得を説明するための図 第4の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第5の実施形態による測距装置の構成を示す概略ブロック図 第5の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第6の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第7の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第7の実施形態における撮影シーンおよび生成される輝度画像を示す図
符号の説明
1,1A 測距装置
2 撮像部
3 測距光照射部
13 CCD
19 撮像制御部
31 距離画像生成部
32 輝度画像生成部
33 CPU
36 判定部

Claims (11)

  1. 所定周期にて強度変調された測距光を被写体に照射する測距光照射手段と、
    前記被写体による前記測距光の反射光を受光し、受光光量に応じた受光信号を出力する複数の受光素子が2次元状に配列された撮像素子を有する撮像手段と、
    所定数の前記受光素子からなる受光素子単位にて、前記測距光の変調周期における互いに異なる複数の位相において前記反射光をそれぞれ受光して、前記複数の位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する撮像制御手段と、
    前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体までの距離を表す距離情報を算出し、該各距離情報を各画素の情報とする距離画像を生成する距離画像生成手段と、
    前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体の輝度を表す輝度情報を複数算出し、該各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像を生成する輝度画像生成手段とを備えたことを特徴とする測距装置。
  2. 前記撮像制御手段は、前記測距光の変調周期における基準位相、該基準位相からπ/2ずれた位相、該基準位相からπずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう前記撮像手段を制御する手段であり、
    前記輝度画像生成手段は、前記位相毎の受光信号のうち、位相がπ異なる受光信号同士を加算することにより前記受光素子単位で2つの輝度情報を算出する手段であることを特徴とする請求項1記載の測距装置。
  3. 前記撮像制御手段は、4つの前記受光素子からなる受光素子単位にて、該4つの受光素子により前記基準位相、該基準位相からπ/2ずれた位相、該基準位相からπずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段であることを特徴とする請求項2記載の測距装置。
  4. 前記撮像制御手段は、2つの前記受光素子からなる受光素子単位にて、該2つの受光素子により前記基準位相および該基準位相からπずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光し、次いで、該基準位相からπ/2ずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光をそれぞれ受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段であることを特徴とする請求項2記載の測距装置。
  5. 前記撮像制御手段は、前記位相がπ異なる反射光をそれぞれ受光する2つの受光素子が、前記撮像素子上において市松状となるように前記位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段であることを特徴とする請求項4記載の測距装置。
  6. 前記撮像制御手段は、1つの前記受光素子からなる受光素子単位にて、該受光素子により前記基準位相、該基準位相からπずれた位相、該基準位相からπ/2ずれた位相および該基準位相から3π/2ずれた位相において前記反射光を当該順序にて受光して、該位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手段であることを特徴とする請求項2記載の測距装置。
  7. 前記輝度画像生成手段は、所定条件を満たす場合にのみ、前記輝度画像を生成する手段であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の測距装置。
  8. 前記輝度画像生成手段は、前記距離画像に基づいてあらかじめ定められた所定距離範囲内に前記被写体が存在する場合にのみ、前記輝度画像を生成する手段であることを特徴とする請求項7記載の測距装置。
  9. 前記輝度画像生成手段は、あらかじめ定められた所定距離範囲内にある前記距離情報を算出した前記受光素子単位についてのみ、前記輝度情報を算出して前記輝度画像を生成する手段であることを特徴とする請求項7記載の測距装置。
  10. 測距光照射手段により、所定周期にて強度変調された測距光を被写体に照射し、
    受光光量に応じた受光信号を出力する複数の受光素子が2次元状に配列された撮像素子を有する撮像手段により、前記被写体による前記測距光の反射光を受光するに際し、所定数の前記受光素子からなる受光素子単位にて、前記測距光の変調周期における互いに異なる複数の位相において前記反射光をそれぞれ受光して、前記複数の位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御し、
    前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体までの距離を表す距離情報を算出し、
    該各距離情報を各画素の情報とする距離画像を生成し、
    前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体の輝度を表す輝度情報を複数算出し、
    該各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像を生成することを特徴とする測距方法。
  11. 測距光照射手段により、所定周期にて強度変調された測距光を被写体に照射する手順と、
    受光光量に応じた受光信号を出力する複数の受光素子が2次元状に配列された撮像素子を有する撮像手段により、前記被写体による前記測距光の反射光を受光するに際し、所定数の前記受光素子からなる受光素子単位にて、前記測距光の変調周期における互いに異なる複数の位相において前記反射光をそれぞれ受光して、前記複数の位相毎に前記受光信号を取得するよう、前記測距光照射手段および前記撮像手段を制御する手順と、
    前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体までの距離を表す距離情報を算出する手順と、
    該各距離情報を各画素の情報とする距離画像を生成する手順と、
    前記複数の位相毎の受光信号に基づいて、前記受光素子単位にて前記被写体の輝度を表す輝度情報を複数算出する手順と、
    該各輝度情報を各画素の情報とする輝度画像を生成する手順とを有することを特徴とする測距方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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