JPH03236689A - 画素欠陥補正機能を有する撮像装置 - Google Patents

画素欠陥補正機能を有する撮像装置

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JPH03236689A
JPH03236689A JP9032690A JP3269090A JPH03236689A JP H03236689 A JPH03236689 A JP H03236689A JP 9032690 A JP9032690 A JP 9032690A JP 3269090 A JP3269090 A JP 3269090A JP H03236689 A JPH03236689 A JP H03236689A
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signal
pixel
circuit
contour correction
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JP9032690A
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Minoru Sasaki
実 佐々木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】 (産業上の利用分野) 本発明は、CCDイメージセンサのような固体撮像素子
を用いた撮像装置に係り、特に撮像素子の画素欠陥を信
号処理で補正する機能を有する撮像装置に関する。 (従来の技術) 家庭用のビデオカメラや電子スチルカメラにおいては、
CCDイメージセンサやMOSイメージセンサのような
固体撮像素子が使われている。そして、最近ではビデオ
カメラや電子スチルカメラの高解像度化の要求に伴い、
固体撮像素子の画素数が増加している。画素数が増加す
ると、画素欠陥の全く無い撮像素子の歩留りは低下し、
素子の価格が上昇する。 ここで、もし数画素程度の画素欠陥がある撮像素子は良
品として使えれば、歩留り向上及びコストダウンに大き
く寄与する。そこで、例えばCCDイメージセンサの出
力側にサンプルホールド回路を設け、画素欠陥のある画
素(これを欠陥画素という)の信号が出力される時は新
たなサンプリングパルスを発生させずに、1画素前の信
号をホールドして出力することによって、画素欠陥を見
かけ上救済する技術が知られている。欠陥画素の位置情
報は、例えばROMに記憶されている。 この従来の画素欠陥補正方法は、CCDイメージセンサ
の出力側に設けられたサンプルホールド回路に不規則な
サンプリングパルス(歯抜はパルス)を供給するため、
画像信号にノイズが混入しやすい。また、サンプルホー
ルド回路を用いると、欠陥画素の出力を原理的に1画素
前の値で置き換えることしかできず、必ずしも適切な画
素欠陥補正を行うことができない@さらに、従来の画素
欠陥補正方法では、欠陥画素の位置を予め検査して記憶
しておかなければ収らない。しかしながら、数十五個も
の多数の画素について個別に検査を行って欠陥画素の位
置を特定し、その結果をROMに書き込む作業は非常な
労力を要する。 (発明が解決しようとする課題) 上述したように従来の撮像装置では、固体撮像素子の出
力側に設けられたサンプルホールド回路において、欠陥
画素の信号が出力される時だけ歯抜けとしたサンプリン
グパルスを用いて画素欠陥の補正を行っているため、サ
ンプリングパルスによって画像信号にノイズが混入しや
すく、また原理的に欠陥画素の出力を1画素前の値で置
き換えることしかできず1、必ずしも適切な画素欠陥補
正を行うことができないという問題がある。 さらに、欠陥画素の位置を予め検査してメモリに記憶さ
せるという手間のかかる作業が必要であるため、量産性
を損うという問題もあった。 本発明の目的は、画像信号にノイズを混入させることな
く、またしかも従来より高度の画素欠陥補正ができ、高
画質化を図ることが可能な撮像装置を提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、更に欠陥画素の信号を自動的に判
別して画素欠陥補正ができる撮像装置を提供することに
ある。 [発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は第1の目的を達成するため、固体撮像素子より
出力されディジタル化された画像信号を輪郭補正信号に
よって補正する輪郭補正手段の入力側に、画像欠陥補正
手段を設けることを基本とする。この画像欠陥補正手段
は、固体撮像素子の欠陥画素の信号が入力されたとき、
ディジタル化画像信号における欠陥画素の周辺画素の信
号値または周辺画素の信号値についての演算値(例えば
平均値)を輪郭補正手段に供給する。固体撮像素子の欠
陥画素の信号が入力されたことを判別するには、例えば
メモリ(ROM)によって固体撮像素子の欠陥画素の位
置情報を予め記憶しておき、これをディジタル画像信号
の各画素に同期して読み出せばよい。 本発明は第2の目的を達成するため、欠陥画素の位置情
報を予め記憶するメモリを設ける代わりに、ディジタル
化画像信号の画素毎の信号値が所定の範囲内になく、か
つその画素における輪郭補正信号の絶対値が所定値以上
かどうかを判定することにより、欠陥画素かどうかを自
動的に判別するようにしたことを特徴とする。 また、本発明においては画像欠陥補正手段がディジタル
化画像信号における欠陥画素の周辺画素の信号値または
周辺画素の信号値についての演算値を輪郭補正手段に供
給するとき、輪郭補正信号の値を零あるいは一定値以下
にする手段を更に備えてもよい。 (作用) 本発明における画素欠陥補正回路は、CCDイメージセ
ンサなどの固体撮像素子によって得られた画像信号をデ
ィジタル化した後、輪郭補正回路の前段で補正処理を行
うため、撮像素子から距離的に離れることになり、ノイ
ズの混入がない。 また、本発明による画素欠陥補正では、画素欠陥の状態
に応じて、例えば前の画素、後の画素、上の画素などの
周辺画素や、周辺画素の平均値などの演算値で欠陥画素
を補間するため、サンプルホールド回路により前の画素
による補間しかできない従来の技術に比較して、視覚的
に殆んど目立たない高度の補正が可能となり、画質劣化
が抑えられる。また、この補正処理に必要な周辺画素の
信号値や演算値は一部を輪郭補正回路から取り出すこと
ができ、画素欠陥補正回路と輪郭補正回路の一部を共有
することができるため、回路規模の増大が避けられる。 さらに、本発明においては欠陥画素の信号を自動判別す
る構成とすれば、その位置を予め記憶しておく必要がな
くなるので量産性が著しく向上し、固体撮像素子を入れ
替えた場合にも無調整でよい。しかも、欠陥画素の自動
判別のための回路は、輪郭補正回路を共有できるため、
回路規模の増加も殆んどない。 (実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。 第1図は本発明の一実施例における輪郭補正/画素欠陥
補正回路のブロック図である。入力端子100には、図
示しないCCDイメージセンサからの出力信号を処理し
て得られたディジタルの入力画像信号P+  (輝度信
号またはRlG、B信号等)が供給される。この入力画
像信号P、と、これを1サンプル遅延回路101により
遅延した信号P2と、加算器111および乗算器110
を経て作成された平均値信号P3と、1サンプル遅延回
路103の出力信号R(−P4 )が4人力のスイッチ
回路102に人力される。スイッチ回路102の出力信
号Qは、1サンプル遅延回路103,104により順次
遅延される。1サンプル遅延回路101゜103.10
4は例えばラッチ回路により構成され、入力されるディ
ジタル画像信号をクロックパルスCpによりラッチする
ことによって1サンプル分(すなわち1画素分)の時間
遅延する。なお、スイッチ回路102の出力信号Qには
、通常は1サンプル遅延回路101の出力信号P2が現
れるものとする。 一方、スイッチ回路102の出力信号Q、遅延回路10
3の出力信号R1遅延回路104の出力信号Sから、加
算3105.107、乗算器106,108およびスイ
ッチ回路113により、例えば次式(1)に従って輪郭
補正信号Tが生成される。 輪郭補正信号Tは補正量の調整のため乗算器108で1
 / n倍された後、加算器109で1サンプル遅延回
路103の出力信号Rに加算され出力される。すなわち
、出力画像信号Vは、となり、輪郭強調された画像信号
となる。 ROM (リード・オンリー・メモリ)112は、CC
Dイメージセンサの欠陥画素の位置情報、換言すれば全
ての画素に対応した画素欠陥の有無を示す情報を予め記
憶しており、入力画像信号Pの画素位置に対応してその
内容が読出され、スイッチ回路102.113にMa倍
信号して供給される。例えば入力画像信号Pに第2図(
a)の如く画素欠陥(図中Xの画素)があり、その欠陥
画素Xの位置が予め判明していて、ROM112の対応
するアドレスにその位置情報が記憶されているものとす
る。この場合、画素Aの信号が1サンプル遅延回路10
3によりラッチされ、欠陥画素Xのデータが1サンプル
遅延回路101によりラッチされる。人力画像信号Pに
は、画素Cのデータが待機している。 この時、スイッチ回路102はROMI 12からの制
御信号により出力信号QとしてP3を出力する。P、は
画素AとCの信号値の平均値である。従って、次のクロ
ックでは遅延回路104の出力信号Sに画素Aの信号、
スイッチ回路102の出力信号Qに画素Cの信号、遅延
回路103の出力信号Rには画素Aと画素Cの平均値の
信号がそれぞれ出力される。この時、輪郭補正信号Tは −0(3) となり、輪郭補正はなされない。 次に、第2図(b)のように2画素連続した欠陥(X、
Y)がある場合、例えばX−A。 Y−Dの様に最も近い画素で補間するか、またはX−A
、Y−(A+D)/2とする。後者の場合の方が輪郭補
正信号Tは小となる。また、例えば第2図(e)の如く
3画素連続した欠陥(X、Y、Z)のある場合は、例え
ばX−A。 Y−A、Z−Eとすルカ、*たはX−A、Y−A、Z−
(A+E)/2のようにする。 第1図の構成によれば、輪郭補正回路の構成要素である
1サンプル遅延回路103,104、加算器105,1
07よび乗算器106゜108.109に、1サンプル
遅延回路101゜スイッチ回路102,113、乗算器
110および加算器111を追加するだけで画素欠陥補
正機能を持たせることができる。 第3図はCCDイメージセンサを3個用いた所rr13
板式カラービデオカメラに、第1図の輪郭補正/画素欠
陥補正回路を適用した実施例である。G、R,Bの各C
CDイメージセンサ201〜203は、基準信号発生器
237からの信号により動作する駆動回路236によっ
て駆動される。これらのCCDイメージセンサ201〜
203の出力信号はアンプ204〜206で増幅され、
さらにガンマ補正/ホワイトバランス調整回路207〜
209を経てA/D変換器210〜212によりディジ
タル化された後、輪郭補正/画素欠陥補正回路に入力さ
れる。 第3図における画素欠陥補正回路は第1図と基本的に同
様であり、1サンプル遅延回路213〜219、スイッ
チ回路220〜222゜239、乗算器223,225
,227゜230.232、加算器224,226゜2
28.229,231,233〜235によって構成さ
れる。ただし、この例ではG信号系統で輪郭補正信号を
作成し、R,G、Bの各信号に加算している。ROM2
38からは、CCDイメージセンサ201〜203の欠
陥画素の位置情報がスイッチ回路220〜222゜23
9への制御信号として出力される。回路遅延があるので
、基準信号発生器237によりROM238からの制御
信号の発生のタイミングも遅延させる必要があるのは勿
論である。 第4図はCCDイメージセンサを1つのみ用いた所謂単
板式カラービデオカメラに第1図の実施例を適用した実
施例である。撮像レンズ301および色フィルタ302
を通してCCDイメージセンサ303上に光像が入射さ
れる。 例えば色フィル302の配列を第5図とすると、CCD
イメージセンサ303の出力信号はGRGBGR・・・
となる。このCCDイメージセンサ303の出力信号は
、低雑音化増幅器304、色毎に調整されたガンマ補正
/ホワイトバランス調整回路305を経て、A/D変換
器306によりディジタル化される。これらのR,G、
B出力信号から輝度信号Yと、色差信号R−Y、B−Y
が作成される。例えばマトリクス回路310でA/D変
換器306の出力信号およびこれをIH(水平走査期間
)遅延回路307で遅延した信号の2ラインの信号にお
ける各サンプルの信号と、1サンプル遅延回路308.
309で遅延した信号を使って、YHlytなる輝度信
号成分と、CPH+  C8Nなる色信号成分が(4〉
式に従って計算される。 Y o = 0.25(Gl+G2+ R1+ Bl)
Y L −0JO(R1−CI)+ 0.11(Bl 
 G2)+G2CRH−0,70(R1−CI) −0
,11(Bl −02)CBH=−0,30(RI  
C1)+0.89(Bl−02)(4〉 また、加算器311で(YL −YH)が求められ、こ
れをローパスフィルタ(LPF)312で帯域制限した
信号とYH倍信号が加算器315で加算されることによ
って、輝度信号Yが作成される。さらに、CRH信号お
よびCBH信号はそれぞれLPF313,314で帯域
制限されることによって、色差信号R−Y。 B−Yが得られる。そして、輝度信号Yは第1図と同様
に1サンプル遅延回路316〜318と、乗算器325
,329,331、加算器326.328,330,3
32からなる輪郭補正/画素欠陥補正回路を介して出力
される。 1サンプル遅延回路319〜324は輝度信号Yと色差
信号R−Y、B−Yとの位相合わせのために用いられて
いる。CCD駆動回路333、基準信号発生器334お
よびROM335は、第3図におけるCCD駆動回路2
36、基準信号発生器237およびROM238と同様
である。 第7図は第4図の実施例を変形した実施例であり、輝度
信号Yの高域成分Y)lのみを使って画素欠陥補正およ
び輪郭補正を行う場合の例である。 第8図は第7図における加算器311゜315、画素欠
陥補正/輪郭補正回路341およびLPF342の部分
を詳細に示したものである。スイッチ回路511を通っ
た1サンプル遅延回路501の出力信号および1サンプ
ル遅延回路502〜505の出力信号は、乗算器512
〜516により各々a、〜a5倍された後、加算器52
5で加算されることにより、輪郭補正信号が得られる。 この輪郭補正信号は、乗算器717により補正量が調整
され、加算器518(第7図の加算器315に相当)に
よりYH倍信号加算される。一方、加算器519(第7
図の加算器311に相当)で作られた(YL  YH)
信号は、1サンプル遅延回路506〜510及び乗算器
520〜524、加算器528で形成されるLPF34
2により帯域制限され、加算器518によりYH倍信号
加算されることにより、輝度信号Yが作られる。 画素欠陥のある場合、第7図のROM335からの制御
信号によりスイッチ回路511を制御して1サンプル遅
延回路502への入力を前後の画素に切替える。前記の
(4〉式かられかる様に、Y、信号は4画素の平均値で
あ・るので、1画素欠陥は4画素に広がる。従って、ス
イッチ回路511は1つの欠陥につき4回切替わる必要
がある。 第9図はマトリクス回路310で(4〉式を演算する前
に画素欠陥補正を行う場合の実施例であり、第7図にお
ける輪郭補正/画素欠陥補正回路341を除去し、代わ
りにスイッチ回路401.404.1サンプル遅延回路
403゜403からなる画素欠陥補正回路をA/D変換
器306の後段に挿入している。この実施例の動作を第
10図により説明する。 第10図(a)の如く本来6画素の部分が欠陥であった
場合(Xで示す) スイッチ回路401によりIH遅延
回路307の出力信号が1サンプル遅延回路402に供
給され、1ライン前の信号に置き換えられる。一方、第
10図(b)に示す様にR(又はB)の画素部の欠陥は
もう一つのスイッチ回路404により1ライン前の2画
素前の信号と置き換えられる。こうしてスイッチ回路4
04及びIH遅延回路307の出力信号には画素欠陥が
補正された信号が得られ、以後の信号処理は従来と同様
に行なわれることにより、輝度信号Y及び色差信号R−
Y、B−Yが得られる。 第11図は2次元輪郭補正および2次元画素欠陥補正を
行なった場合の一実施例である。 1サンプル遅延回路604〜609、加算器615〜6
23及び加算器624で輪郭補正信号が作成され、乗算
器625で補正量が調整された後、加算器626により
本来の信号に加算する。スイッチ回路613は画素欠陥
に応じて周辺の画素に切替える。例えば第12図に示す
欠陥(Xで示す)があった場合、ROM614からの制
御信号によりA、B、CSD、Fのどれかに置き換える
。 第13図は欠陥画素の信号を自動判別して画素欠陥補正
を行うようにした本発明の他の実施例に係る輪郭補正/
画素欠陥補正回路を示すブロック図である。入力端子7
00には、図示しないCCDイメージセンサからの出力
信号を処理して得られたディジタルの人力画像信号P(
輝度信号またはR,G、B信号等)が供給される。この
人力画像信号Pを1サンプル遅延回路701により遅延
した信号Qと、加算器706および乗算器709を経て
作成された次式に示す平均値信号Hが2人力のスイッチ
回路704に人力される。 H−−CP十S)           (5)スイッ
チ回路704の出力信号Rは、1サンプル遅延回路70
2により遅延される。1サンプル遅延回路701,70
2は例えばラッチ回路により構成され、入力されるディ
ジタル画像信号をクロックパルスCpによりラッチする
ことによって、1サンプル分(すなわち1画素分)の時
間遅延する。なお、スイッチ回路704の出力信号Rに
は、通常1サンプル遅延回路701の出力信号Qが現れ
ている。 一方、加算器707においてスイッチ回路704の出力
信号Rより平均値信号Hを減算することにより、次式(
8)に従って輪郭補正信号Kが生成される。 に−R−−(P十S)        (6)通常、ス
イッチ回路705は輪郭補正信号Kを出力し、この輪郭
補正信号には1サンプル遅延回路703を経て、輪郭補
正量の調整のため乗算器710で1 / n倍された後
、加算器708で1サンプル遅延回路703の出力信号
Sに加算されて出力される。すなわち、出力画像信号T
は、 となる。 また、輪郭補正信号には絶対値回路711にも入力され
、絶対値がとられる。この絶対値回路711の出力値が
比較回路713で基準値V + h rと比較され、■
、□より大なる場合、比較回路713の出力は“1”と
なる。一方、スイッチ回路704の出力信号Rの値が基
準値V t 1121 V+bi  (V t b2>
V+bi ) ト比較すレ、V +に2より大あるいは
V lklより小なる場合、すなわち信号Rの値がVt
b2とV 、、、の間の範囲外にある場合、比較回路7
14の出力は“1゜となる。 比較回路713及び714の出力が共に“1”の状態が
アンド回路715で検出されると、スイッ千回路704
を制御するR−Sラッチ回路712がアンド回路715
の出力によりセットされ、スイッチ回路704は平均値
信号Hを選択する。すなわち、この場合にはそれまで出
力されていたスイッチ回路704の出力信号R(−Q)
が欠陥画素の信号と見なされ、その前後の画素の信号P
とSの平均値の信号Hに置き換えられる。 一方、このとき輪郭補正信号には画素欠陥により生じた
偽の輪郭補正信号が生じているため、スイッチ回路70
5により乗算器710に人力される輪郭補正信号を強制
的に零(または所定値以下)とされる。 一般に、CCDイメージセンサのような固体撮像素子の
画素欠陥は、出力に信号が全く発生しない「黒欠陥jか
、または出力が入力によらず飽和する「白欠陥」が殆ど
である。そこで、例えばディジタル化された画像信号が
8ビツトで、信号値0〜255の階調レベルを持ってい
る場合を例にすると、このディジタル化画像信号の値が
15以下あるいは240以上で、かつ輪郭補正信号にの
絶対値IKIが64より大きい場合を欠陥と見なすよう
に、上記の基準値V t 、2゜V + 、およびvl
、を設定すればよい。 例えばディジタル化画像信号の連続する3つの画素の信
号値A、B、CがA−100、B−12゜C−120の
場合、 l K l−98>64.かっBく15であるから、信
号値Bは欠陥画素によるものと見なし、 のように置き換える。また、A−230,B■245 
、  C−200の場合は、 I K 1−30<64.かつB>240であるから、
信号値Bは正常な画素のものと判断され、そのまま出力
される。 第14図は第13図の実施例を応用して欠陥′画素の信
号を自動判別する機能を2次元欠陥補正および2次元輪
郭補正を行う輪郭補正/画素欠陥補正回路に適用した場
合の実施例である。 1サンプル遅延回路801〜806および1水平ライン
ー2サンプル(IH−27)遅延回路810.811に
より、入力されるディジタル化画像信号における9画素
の信号が同時にラッチされる。ある画素の信号が遅延回
路803の出力信号Tに現れている時、その周辺の8画
素の平均値信号Hが加算器818及び乗算器822によ
り得られる。また、加算器820で中心画素の信号Uか
ら平均値信号Hを減算することにより、輪郭補正信号K
が得られる。 そして、第13図の実施例と同様に、絶対値回路813
で求められた輪郭補正信号にの絶対値IKIが比較回路
814において基準値v、1より大きいと判定され、か
つ比較回路815において中心画素の信号値が基準値v
、2以上あるいはV、。以下と判定された場合、中心画
素の信号Uは欠陥画素の信号と見なされることにより、
アンド回路824を介してR−Sラッチ回路816がセ
ットされる。このラッチ回路816の出力信号により、
スイッチ回路818において周辺画素の平均値信号Hに
置き換えられ、同時にスイッチ回路817により輪郭補
正信号が零とされる。1サンプル遅延回路807〜80
9およびIH−2T遅延回路812は、画像信号と輪郭
補正信号の位相合わせのために用いている。 第15図は単板式カラービデオカメラに第13図の実施
例を適用した実施例であり、撮像レンズ301および色
フィルタ302を介して光像が入射されるCCDイメー
ジセンサ303の出力信号は、低雑音化増幅器30.4
、色毎に調整されたガンマ補正/ホワイトバランス調整
回路305を経てA/D変換器306によりディジタル
信号となる。これらのR1・G、B出力信号からマトリ
クス回路310でA/D変換器306の出力信号および
これをIH(水平走査期間)遅延回路307で遅延した
信号の2ラインの信号における各サンプルの信号と、1
サンプル遅延回路308,309で遅延した信号を使っ
て、前記(4)式によりYH,YLなる輝度信号成分と
、C□IcBHなる色信号成分が計算され、さらに加算
器311で(YL−YH)が求められる。そして、輝度
信号Yの高域成分ynは画素欠陥補正/輪郭補正回路3
51を介して加算器315に入力され、(YL  YH
)をローパスフィルタ(LPF)352で帯域制限した
信号と加算されることによって、輝度信号Yが作成され
る。CRH信号およびCB□信号がそれぞれLPF31
3.314で帯域制限されることによって、色差信号R
−Y、B−Yが得られる。 第16図は第15図における加算器311゜315、画
素欠陥補正/輪郭補正回路351およびLPF352の
部分を詳細に示したものである。YH倍信号り1サンプ
ル遅延回路901〜904、加算器911〜914およ
び乗算器916.917により輪郭補正信号Kが生成さ
れる。この輪郭補正信号にの絶対値IKIが絶対値回路
920でとられ、これが比較回路921で基準値V+h
+より大きい判定され、かツ比較回路91っでスイッチ
回路932の出力信号T (−5)の値が基準値v1,
2より大きいかvl、より小と判定された場合、アンド
回路922の出力信号は“1”となり、R−3う・ソチ
回路923がセットされる。これによりスイッチ回路9
32では、信号Sの代わりに1サンプル遅延回路903
の出力信号Uが選択される。 輪郭補正信号には1サンプル遅延回路905゜906に
より位相合せがなされた後、補正量の調整のために乗算
器918で1/n倍され、加算器915(第15図の加
算器315に相当)で遅延回路904の出力信号Vと加
算される。 一方、加算器924(第15図の加算器311に相当)
で作られた(YL  YH)信号は、1サンプル遅延回
路907〜910、加算器925〜928および乗算器
929〜931で構成されるLPF352により帯域制
限された後、1サンプル遅延回路935.936で位相
調整されて加算器915で信号Vと加算され、最終的な
輝度信号Yが生成される。 [発明の効果] 本発明によれば、固体撮像素子の画素欠陥の補正をA/
D変換器以降のディジタル信号処理系の中で行っている
ため、従来の固体撮像素子の出力側でサンプルホールド
回路を用いて画素欠陥補正を行う方式に比べ画像信号へ
のノイズの混入がなく、温度変化に対する安定性が高く
、経年変化も少ない。しかも、欠陥画素の周辺画素やそ
の平均値などの演算値を用いて最適な画素欠陥補正が可
能となり、また輪郭補正回路と一部を共有して構成して
いるため、回路規模の増大が抑えられる。 さらに、本発明では輪郭補正回路内の信号を用いて固体
撮像素子の欠陥画素の信号を自動的に判別する機能を持
つことにより、その画素位置を予め記憶しておく必要が
なく、固体撮像素子の検査にかかる時間が少なくて済み
、量産性が著しく向上し、コストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における輪郭補正/画素欠陥
補正回路を示すブロック図、第2図は同実施例における
画素欠陥補正の動作を説明するための図、第3図は第1
図の実施例を3板式カラービデオカメラに適用した実施
例を示すブロック図、第4図は第1図の実施例を単板式
カラービデオカメラに適用した実施例を示すブロック図
、第5図は第4図の実施例の動作を説明するための色フ
ィルタ配列の例を示す図、第6図は同じく原色信号から
輝度信号及び色差信号を合成する具体例を示す図、第7
図は第4図の実施例を変形した実施例を示すブロック図
、第8図は第7図の要部を詳細に示すブロック図、第9
図は第4図の実施例を変形した他の実施例を示すブロッ
ク図、第1O図は第9図の動作を説明するための図、第
11図は第1図の実施例を2次元の輪郭補正/欠陥補正
回路に応用した実施例を示すブロック図、第12図は第
11図の動作を説明するための図、第13図は本発明の
実施例における輪郭補正/画素欠陥補正回路を示すブロ
ック図、第14図は第13図の実施例を2次元の輪郭補
正/欠陥補正回路に応用した実施例を示すブロック図、
第15図は第13図の実施例を単板式カラービデオカメ
ラに適用した実施例を示すブロック図、第16図は第1
5図の要部を詳細に示すブロック図である。 10t、103.104・・・1サンプル遅延回路、1
02゜113・・・スイッチ回路、105.107.1
09,111・・・加算器、106,108.110・
・・乗算器、112・・・ROM。 201〜203・・・CCDイメージセンサ、204〜
20B・・・アンプ、207〜209・・・ガンマ補正
/ホワイトバランス調整回路、210〜212・・・A
/D変換器、213〜219・・・1サンプル遅延回路
、220〜222.239・・・スイッチ回路、223
゜225.227,230.232・・・乗算器、32
5,329.331・・・乗算器、224.226,2
28,229,231.233〜235・・・加算器、
236・・・CCD駆動回路、237・・・基準信号発
生器、238・・・ROM、301・・・撮像レンズ、
302・・・色フィルタ、303・・・CCDイメージ
センサ、304・・・アンプ、305・・・ガンマ補正
/ホワイトバランス調整回路、306・・・A/D変換
器、307・・・IH遅延回路、308,309.31
6〜324・・・1サンプル遅延回路、310・・・マ
トリクス回路、311,315.328.(28,33
0,332・・・加算器、312〜314,342・・
・ローパスフィルタ、333・・・CCD駆動回路、3
34・・・基準信号発生器、335・・・ROM、34
1・・・輪郭補正/画素欠陥補正回路、342・・・ロ
ーパスフィルタ、351・・・輪郭補正/画素欠陥補正
回路、352・・・ローパスフィルタ、401.404
・・・スイッチ回路、402゜403・・・1サンプル
遅延回路、501〜510・・・1サンプル遅延回路、
511・・・スイッチ回路、512〜517 、520
〜524・・・乗算器、518,519・・・加算器、
 525,528・・・加算器、601〜609・・・
1サンプル遅延回路、810〜612・・・1H遅延回
路、613・・・スイッチ回路、614・・・ROM。 615〜623,625・・・乗算器、624,826
・・・加算器、701〜703・・・1サンプル遅延回
路、704,705・・・スイッチ回路、706〜70
8・・・加算器、709゜710・・・乗算器、711
・・・絶対値回路、712・・・R−Sラッチ回路、7
13.714・・・比較回路、801〜809・・・1
サンプル遅延回路、810〜812・・・IH−1サン
プル遅延回路、813・・・絶対値回路、814.81
5・・・比較回路、81B・・・R−Sラッチ回路、8
17.818・・・スイッチ回路、819〜821・・
・加算器、822.823・・・乗算器、901〜91
0,935.938・・・1サンプル遅延回路、911
〜915.924〜928・・・加算器、916〜91
8゜929〜931・・・乗算器、919.921・・
・比較回路、920・・・絶対値回路、922・・・ア
ンド回路、923・・・R−Sラッチ回路、932.9
33・・・スイッチ回路。 第1図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の画素を有し、入射光像に応じた画像信号を
    出力する固体撮像素子と、 前記画像信号をディジタル化する手段と、 ディジタル化画像信号を輪郭補正信号によって補正する
    輪郭補正手段と、 前記輪郭補正手段の入力側に設けられ、前記固体撮像素
    子の欠陥画素の信号が入力されたとき前記ディジタル化
    画像信号における欠陥画素の周辺画素の信号値または周
    辺画素の信号値についての演算値を前記輪郭補正手段に
    供給する画素欠陥補正手段とを具備することを特徴とす
    る撮像装置。
  2. (2)複数の画素を有し、入射光像に応じた画像信号を
    出力する固体撮像素子と、 前記画像信号をディジタル化する手段と、 ディジタル化画像信号を輪郭補正信号によって補正する
    輪郭補正手段と、 前記固体撮像素子の欠陥画素の位置情報を予め記憶した
    記憶手段と、 前記輪郭補正手段の入力側に設けられ、前記位置情報に
    よって指定される欠陥画素の信号が入力されたとき前記
    ディジタル化画像信号における欠陥画素の周辺画素の信
    号値または周辺画素の信号値についての演算値を前記輪
    郭補正手段に供給する画素欠陥補正手段と を具備することを特徴とする撮像装置。
  3. (3)複数の画素を有し、入射光像に応じた画像信号を
    出力する固体撮像素子と、 前記画像信号をディジタル化する手段と、 ディジタル化画像信号を輪郭補正信号によって補正する
    輪郭補正手段と、 前記ディジタル化画像信号の画素毎の信号値が所定の範
    囲内になく、かつその画素における前記輪郭補正信号の
    絶対値が所定値以上のとき前記ディジタル化画像信号に
    おける欠陥画素の周辺画素の信号値または周辺画素の信
    号値についての演算値を前記輪郭補正手段に供給する画
    素欠陥補正手段と を具備することを特徴とする撮像装置。
  4. (4)前記画素欠陥補正手段が前記ディジタル化画像信
    号における欠陥画素の周辺画素の信号値または周辺画素
    の信号値についての演算値を前記輪郭補正手段に供給す
    るとき、前記輪郭補正信号の値を零あるいは所定値以下
    にする手段を更に具備することを特徴とする請求項1、
    2または3記載の撮像装置。
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