JP5224319B2 - 立体撮像装置および立体撮像装置の制御方法並びにプログラム - Google Patents

立体撮像装置および立体撮像装置の制御方法並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、被写体の立体形状を表す距離画像、および被写体の明暗および/または色を表す2次元画像を同時に取得する立体撮像装置および立体撮像装置の制御方法並びに立体撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
被写体を撮影して画像を取得する撮影装置において、被写体に向けて出射した近赤外線等の測距光が被写体により反射して戻ってくるまでの時間を計測することにより、撮影装置から被写体までの距離を測定して、被写体の立体形状を表す距離画像を作成することが行われている。このように光の反射を用いて被写体までの距離の測定(測距)を行う方式はTOF(Time Of Flight)方式と称され、TOF方式を用いた測距を行うための種々の手法が提案されている(特許文献1〜3参照)。
また、被写体にレーザ光を照射し、レーザ光が発射されてから反射光を検出するまでの飛行時間に基づいて距離画像を、反射光の強度に基づいて可視画像を取得する手法も提案されている(特許文献4参照)。
さらに、TOF方式を用いて距離画像を取得するための撮像手段と、被写体の可視画像である2次元画像を取得するための撮像手段とを備え、距離画像に対して2次元画像をマッピングして立体形状モデルを表すマッピング画像を作成する手法も提案されている(特許文献5参照)。特許文献5に記載された手法は、2つの撮像手段の視差を考慮して距離画像上の各画素と2次元画像上の各画素との対応関係を求め、この対応関係に基づいて距離画像に2次元画像をマッピングしているため、被写体上における互いに対応する画素同士を重ねることができ、これにより、ずれを生じさせることなくマッピング画像を作成することができる。
特表2003−510561号公報 特表2003−532122号公報 特開2004−294420号公報 特開2003−281686号公報 特開2005−87468号公報
特許文献5に記載されたように2つの撮像手段を用いて被写体を撮影する場合、2つの撮像手段の位置の違いにより、被写体上において、距離画像取得用の撮像手段からは臨むことができるが、2次元画像取得用の撮像手段からは臨むことができない隠れ点が生じる場合がある。このように隠れ点については、2次元画像を距離画像にマッピングする場合、2次元の濃淡情報(すなわち輝度情報)は存在しないはずである。
しかしながら、特許文献5に記載された手法においては、隠れ点を全く考慮していないため、2次元画像を距離画像にマッピングした際に、実際には対応しない画素の画素値が距離画像上にマッピングされてしまうこととなる。
このため、距離画像を取得する撮像手段の光路上にハーフミラーを配設して反射光を2つに分岐し、距離画像と2次元画像とを同時に取得することが考えられる。しかしながら、これを実現するためには、2つの撮像手段およびハーフミラーの精度良く位置決めして配置する必要があるため、その位置の調整が非常に困難なものとなる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、隠れ点を考慮して簡易に精度良くマッピング画像を取得できるようにすることを目的とする。
本発明による立体撮像装置は、測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得する第1の撮像手段と、
前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得する第2の撮像手段と、
前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて、前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを前記第1および前記第2の撮像手段に取得させる同期制御手段と、
前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成する距離画像生成手段と、
前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出する対応関係算出手段と、
前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点を検出する隠れ点検出手段と、
前記対応関係に基づいて、前記隠れ点を視認可能に前記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成するマッピング手段とを備えたことを特徴とするものである。
なお、本発明による立体撮像装置においては、前記隠れ点検出手段を、前記距離画像上の各画素について外向きの法線ベクトルを算出し、前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、前記距離画像上の注目画素について、前記法線ベクトルと前記視線ベクトルとの内積が所定のしきい値以上となる場合に、該注目画素を前記隠れ点として検出する手段としてもよい。
また、本発明による立体撮像装置においては、前記隠れ点検出手段を、前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、前記距離画像上の注目画素について、該距離画像に該注目画素を見込む前記視線ベクトルを投影し、該距離画像上における前記投影された視線ベクトルに対応する投影線上において、前記視線ベクトルと前記投影線上における投影線対応画素との距離関係を求め、少なくとも1つの前記投影線対応画素が前記視線ベクトルよりも前記第2の撮像手段側にある場合、前記注目画素を前記隠れ点として検出する手段としてもよい。
また、本発明による立体撮像装置においては、前記第1の撮像手段の動作モードを前記第2の撮像手段と同様の動作モードに変更し、前記第1および前記第2の撮像手段に所定のチャートを撮像させ、該撮像により取得された第1および第2のチャート画像に基づいて、前記第1および前記第2の撮像手段の幾何学的情報を取得するキャリブレーション処理を行うキャリブレーション手段をさらに備えるものとしてもよい。
この場合、前記第1の撮像手段を、前記測距光の波長域の光のみを透過するフィルタを、前記第1の撮像手段の光軸上に出し入れ可能に備えてなるものとし、
前記キャリブレーション手段を、前記第1の撮像手段の動作モードを前記第2の撮像手段と同様の動作モードに変更すると、前記フィルタを前記光軸上から退避させる手段としてもよい。
本発明による立体撮像装置の制御方法は、第1の撮像手段により、測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得し、前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段により前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得するに際し、前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを取得し、
前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成し、
前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出し、
前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点を検出し、
前記対応関係に基づいて、前記隠れ点を視認可能に前記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成することを特徴とするものである。
なお、本発明による立体撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、第1の撮像手段および第2の撮像手段の駆動が同期されて距離画像用のデータおよび2次元画像を表す画像データが取得され、距離画像用のデータに基づいて被写体の立体形状を表す距離画像が生成される。そして、距離画像上における画素と2次元画像上における画素との対応関係が算出され、被写体上において、第1の撮像手段からは臨むことができるが第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点が検出される。そして、隠れ点が視認可能にマッピング画像が作成される。このため、装置の構成を複雑にすることなく、隠れ点を考慮して精度のよいマッピング画像を作成することができる。
また、距離画像上の各画素について外向きの法線ベクトルを算出し、第2の撮像手段から距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、距離画像上の注目画素について、法線ベクトルと視線ベクトルとの内積が正の値となる場合に、その注目画素を隠れ点として検出することにより、簡易に隠れ点を検出することができる。
また、第2の撮像手段から距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、距離画像上の注目画素について、距離画像に注目画素を見込む視線ベクトルを投影し、距離画像上における投影された視線ベクトルに対応する投影線上において、視線ベクトルと投影線上における投影線対応画素との距離関係を求め、少なくとも1つの投影線対応画素が視線ベクトルよりも第2の撮像手段側にある場合、注目画素を隠れ点として検出することにより、演算量は多くなるものの精度良く隠れ点を検出することができる。
また、第1の撮像手段の動作モードを第2の撮像手段と同様の動作モードに変更し、第1および第2の撮像手段に所定のチャートを撮像させ、撮像により取得された第1および第2のチャート画像に基づいて、第1および第2の撮像手段の幾何学的情報を取得するキャリブレーション処理を行うことにより、本発明の立体撮像装置において、第1および第2の撮像手段のキャリブレーションを行うことができる。
ここで、第1の撮像手は、測距光の波長域の光のみを透過するフィルタを、第1の撮像手段の光軸上に出し入れ可能に備えるものとし、第1の撮像手段の動作モードを第2の撮像手段と同様の動作モードに変更すると、フィルタを光軸上から退避させることにより、第1の撮像手段において、キャリブレーションに必要な画像を容易に取得することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による立体撮像装置の外観構成を示す前面側斜視図、図2はその背面側斜視図である。図1,2に示すように、本実施形態による立体撮像装置1は、その前面側に、第1の撮像部2Aおよび第2の撮像部2Bを備える。第1の撮像部2Aは距離画像を取得するための撮影を行うものであり、その周囲に被写体に向けて赤外光からなる測距光を照射するための多数のLEDからなるLED群3が設けられている。第2の撮像部2Bは通常の画像である2次元画像を取得するための撮影を行うものである。
また、立体撮像装置1の上面には、電源スイッチ4、測距/キャリブレーション切り替えスイッチ5および撮影を行うためのレリーズボタン6が設けられている。また、背面には、撮影により取得した2次元画像、マッピング画像および各種表示を行うための液晶等からなるモニタ7およびモニタ7の表示を切り替える表示切り替えスイッチ8が設けられている。
また、背面側から見た右側面には、外部のモニタと接続するための出力端子9、および撮影により取得した画像データを出力したり外部制御入力を行うためのUSB端子10が設けられている。
図3は本実施形態による立体撮像装置の内部構成を示す概略ブロック図である。
第1および第2の撮像部2A,2Bは、レンズ10A,10B、絞り11A,11B、シャッタ12A,12B、CCD13A,13B、アナログフロントエンド(AFE)14A,14BおよびA/D変換部15A,15Bをそれぞれ備える。
レンズ10A,10Bは、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ、ズーム機能を実現するためのズームレンズ等の複数の機能別レンズにより構成され、不図示のレンズ駆動部によりその位置が調整される。
絞り11A,11Bは、不図示の絞り駆動部により、AE処理により得られる絞り値データに基づいて絞り径の調整が行われる。
シャッタ12A,12Bは、メカニカルシャッタであり、不図示のシャッタ駆動部により、AE処理により得られるシャッタスピードに応じて駆動される。
CCD13A,13Bは、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、被写体光がこの光電面に結像して光電変換されてアナログ撮影信号が取得される。また、CCD13Bの前面にはR,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタが配設されている。図4はCCDの構成を示す図である。なお、CCD13A,13Bは同一の構成を有するため、ここではCCD13Aの構成についてのみ説明する。
図4に示すようにCCD13Aは、多数の受光素子40が2次元的に配列されている。また、CCD13Aには、各受光素子40により得られた電気信号を垂直方向の1ライン分転送するための複数の垂直転送CCDからなる垂直転送路41、各受光素子40により得られた電気信号を水平方向の1ライン分転送するための複数の水平転送CCDからなる水平転送路42、および信号電荷を読み出すための読出アンプ43を備える。
各受光素子40は、光電変換素子44、主蓄積部45、主蓄積部ゲート46、副蓄積部47、副蓄積部ゲート48および転送路ゲート49からなる。
主蓄積部45は、光電変換素子44が出力する信号電荷を主蓄積部ゲート46から取得して一時的に保存するための蓄積部である。主蓄積部45に蓄積された信号電荷は、不図示のパルス発生器により与えられる転送信号により、転送路ゲート49を介して垂直転送路41に転送される。
副蓄積部47は、不要電荷を副蓄積部ゲート48から取得して、一時的に保存するための蓄積部である。なお、副蓄積部47に一時的に蓄積された信号電荷は、CCD13Aのリセット時にCCD13Aの基板へ捨てられる。
なお、CCD13A,13Bの詳細な駆動については後述する。
AFE14A,14Bは、CCD13A,13Bから出力されるアナログ撮像信号に対して、アナログ信号のノイズを除去する処理、およびアナログ信号のゲインを調節する処理(以下アナログ処理とする)を施す。
A/D変換部15A,15Bは、AFE14A,14Bにより処理がなされたアナログ信号をデジタル信号に変換する。なお、撮像部2BのCCD13Bにおいて取得され、デジタル信号に変換された画像データは、画素毎にR,G,Bの濃度値を持つデータである。
また、撮像部2Aは、レンズ10Aの前面に可視光を除去し、赤外光の波長域の光を透過するための可視光除去フィルタ16Aを備える。可視光除去フィルタ16Aは、フィルタ駆動部17により、撮像部2Aの光軸上に出し入れ自在に配置されている。そして、立体撮像装置1の動作モードが測距モードに設定された場合には、可視光除去フィルタ16Aは光軸上に配置され、キャリブレーションモードに設定された場合には、可視光除去フィルタ16Aは光軸上から退避される。
また、撮像部2Aは、LED群3を変調するための変調部18を備える。また、CCD13A、AFE14A、フィルタ駆動部17および変調部18の駆動を制御するための駆動制御部19を備える。駆動制御部19は、後述するように立体撮像装置1の動作モードが測距モードおよびキャリブレーションモードに切り替えられた際に、CCD13A、AFE14A、フィルタ駆動部17および変調部18を切り替えられたモードに応じて制御する。
撮像部2Bは、レンズ10Bの前面に可視光の波長域の光を透過し、赤外光の波長域の光を除去するための赤外光除去フィルタ16Bを備える。なお、赤外光除去フィルタ16Bは撮像部2Bの光軸上に固定されている。
本実施形態による立体撮像装置1は、距離画像および2次元画像を同時に取得するものであるため、同期制御部20により撮像部2A,2Bを同期させて被写体の撮影を行う。
また、立体撮像装置1は、撮影制御部22、画像処理部23、圧縮/伸長処理部24、フレームメモリ25、メディア制御部26、内部メモリ27、および表示制御部28を備える。
撮影制御部22は、AF処理部およびAE処理部からなる。AF処理部はレンズ10A,10Bの焦点距離を決定し、その指示を不図示のレンズ駆動部に出力する。AE処理部は、絞り値とシャッタ速度とを決定し、その指示を不図示の駆動部に出力する。
画像処理部23は、撮像部2Bが取得した2次元画像を表すデジタルの画像データに対して、ホワイトバランスを調整する処理、階調補正、シャープネス補正、および色補正等の画質補正処理、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータおよび赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。
圧縮/伸長処理部24は、画像処理部23によって補正・変換処理が行われた2次元画像の画像データおよび後述するように生成されたマッピング画像の画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付加される。
フレームメモリ25は、撮像部2Aが取得した距離画像用のデータ、および撮像部2Bが取得した2次元画像を表す画像データに対して、前述の各種画像処理を含む各種処理を行う際に使用する作業用メモリである。
メディア制御部26は、記録メディア37にアクセスして2次元画像およびマッピング画像等の画像ファイルの書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ27は、立体撮像装置1において設定される各種定数、およびCPU34が実行するプログラム等を格納する。
表示制御部28は、フレームメモリ25に格納された画像データをモニタ7に表示させたり、記録メディア37に記録されている2次元画像およびマッピング画像をモニタ7に表示させたりするためのものである。
また、立体撮像装置1は、距離算出部29、対応関係算出部30、隠れ点検出部31、マッピング部32、キャリブレーション部33およびCPU34を備える。
距離算出部29は、撮像部2Aが取得した距離画像用のデータを用いて被写体上の各点の立体撮像装置1からの距離を算出して距離画像を生成する。距離画像の生成については後述する。
対応関係算出部30は、距離画像上における各画素および2次元画像上における各画素の対応関係を撮像部2A,2Bの視差に基づいて算出する。対応関係の算出については後述する。
隠れ点検出部31は、被写体上において、撮像部2Aからは臨むことができるが撮像部2Bからは臨むことができない隠れ点を検出する。隠れ点の検出についても後述する。
マッピング部32は、対応関係算出部30が算出した対応関係に基づいて、2次元画像を距離画像にマッピングして、立体形状モデルであるマッピング画像を生成する。
キャリブレーション部33は、立体撮像装置1の動作モードがキャリブレーションモードに設定された場合に、撮像部2Aおよび撮像部2Bの幾何学的情報を取得するキャリブレーション処理を行う。
CPU34は、レリーズボタン6を含む入力部35からの信号に応じて立体撮像装置1の各部を制御する。
データバス36は、立体撮像装置1を構成する各部およびCPU34に接続されており、立体撮像装置1における各種データおよび各種情報のやり取りを行う。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図5は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、撮像部2A,2Bのキャリブレーション処理は終了しており、撮像部2A,2Bの幾何学的情報は内部メモリ27に保存されているものとする。
ユーザが、測距/キャリブレーション切り替えスイッチ5を操作することにより立体撮像装置1の動作モードを測距モードに設定し、レリーズボタン6を操作して撮影の指示を行うことによりCPU34が処理を開始し、CPU34からの指示により駆動制御部19がフィルタ駆動部17を駆動して、可視光除去フィルタ16Aを撮像部2Aの光軸上に配置する(ステップST1)。なお、すでに可視光除去フィルタ16Aが撮像部2Aの光軸上に配置されている場合には、ステップST1の処理は省略される。続いて、CPU34からの指示により同期制御部20が撮像部2A,2Bに同期信号を出力する(ステップST2)。これにより、撮像部2A,2Bが撮影の動作を開始する。
図6は測距モードにおける撮像部2A,2Bの動作のタイミングを示す図である。まず、撮像部2Aの動作について説明する。同期信号が撮像部2Aに入力されると、CCD13Aがリセット信号によりリセットされ、変調部18がLED群3の変調発光を行う(ステップST3)。具体的には、図6に示すように位相が90度ずつずれたあらかじめ定められた周波数の正弦波変調により、3回の変調発光を行う。なお、図6においてはLED群3の変調発光をLED発光と示している。ここで、3回の変調発光の期間をそれぞれ期間T1、期間T2、期間T3とする。また、期間T1,T2,T3の開始時にCCD13Aはリセット信号によりリセットされる。
LED群3の発光光は被写体により反射され、反射光が撮像部2Aにより受光される。なお、立体撮像装置1から被写体までの距離に応じて、CCD13Aの各受光素子において受光される反射光は発光光と位相差が生じる。なお、CCD13Aに入射した反射光は、発光光の周期の前半おいてCCD13Aの主蓄積部ゲート46が開いて主蓄積部45に、後半においてCCD13Aの副蓄積部ゲート48が開いて副蓄積部47にそれぞれ蓄積される。ここで、変調発光の期間の開始時においては、リセット信号により副蓄積部47に蓄積された信号電荷がCCD13Aの基板(不図示)に捨てられる。
なお、期間T1においては発光光の正弦波における0〜180度(0〜π)の期間の反射光の信号電荷が主蓄積部45に蓄積され、期間T2においては発光光の正弦波における90度〜270度(π/2〜3π/2)の期間の反射光の信号電荷が主蓄積部45に蓄積され、期間T3においては発光光の正弦波における180度〜360度(π〜2π)の期間の反射光の信号電荷が主蓄積部45に蓄積される。
そして、各期間T1,T2,T3において所定回数(図6においては4回、実際には100〜1000回)の蓄積後、蓄積された信号電荷が転送信号によりAFE14AにCCD転送される。具体的には、主蓄積部45に蓄積された信号電荷は転送路ゲート49を介して垂直転送路41に転送される。次いで、垂直転送路41に転送された信号電荷が、1画素分ずつ水平転送路42に転送される。そして、転送された信号電荷が水平転送路42を介して読出アンプ43に転送される。そして読出アンプ43から信号電荷がAFE14Aに転送される。
AFE14Aに転送された信号電荷はアナログ処理が施され、さらにA/D変換部15Aによりデジタルのデータに変換され、フレームメモリ25に転送される。これにより、フレームメモリ25には距離画像用のデータが保存される。以上、反射光の受光、転送およびデータのフレームメモリ25への保存を、距離画像用のデータの生成とする(ステップST4)。
次に、撮像部2Bの動作について説明する。同期信号が撮像部2Bに入力されると、CCD13Bがリセット信号によりリセットされ、あらかじめ定められた時間の露光を行う。これにより、信号電荷がCCD13Bの主蓄積部45に蓄積される。そして、蓄積された信号電荷が転送信号によりAFE14BにCCD転送される。
AFE14Bに転送された信号電荷はアナログ処理が施され、さらにA/D変換部15Bによりデジタルの画像データに変換され、フレームメモリ25に転送される。そして、画像データに対して画像処理部23が必要な画像処理を施す。これにより、フレームメモリ25には画像処理が施された2次元画像を表す画像データが保存される。以上、反射光の受光、転送および画像データのフレームメモリ25への保存および画像処理を2次元画像の生成とする(ステップST5)。
なお、ステップST4およびステップST5の処理は並列に行うようにしてもよく、順次行うようにしてもよい。本実施形態においては並列に行うものとする。
ステップST4に続いて、距離算出部29が画素毎に立体撮像装置1から被写体までの距離を算出し(ステップST6)、距離画像を生成する(ステップST7)。以下、距離の算出および距離画像の生成について説明する。図7は距離の算出および距離画像の生成を説明するための図である。
図7に示すように、LED群3からの発光光は正弦波変調されているため、その強度が曲線K1に示すように周期的に変化し、これにより、撮像部2AのCCD13Aが受光する反射光の光量も曲線K2に示すように周期的に変化する。また、LED群3からの発光光と、発光光の被写体による反射光とでは、立体撮像装置1から被写体までの距離に応じて位相の遅れ(位相差)がφ[rad]が生じる。位相差φは光の飛行時間に相当するため、位相差φを求めることにより立体撮像装置1から被写体までの距離を求めることができる。
ここで、反射光が発光光より位相差φ遅れている場合、立体撮像装置1から被写体までの距離L[m]は下記の式(1)により表される。
L=c・φ/(4πF) (1)
但し、c:光速、F:変調周波数[Hz]である。
位相差φは、上述した発光光の期間T1,T2,T3における受光光量を用いて算出することができる。ここで、期間T1においては発光光の正弦波における0〜180度(0〜π)の期間の反射光の信号電荷が、期間T2においては発光光の正弦波における90度〜270度(π/2〜3π/2)の期間の反射光の信号電荷が、期間T3においては発光光の正弦波における180度〜360度(π〜2π)の期間の反射光の信号電荷が、それぞれ所定回数分蓄積されている。このため、各期間の受光光量は、期間T1,T2,T3においてそれぞれ取得した各画素の信号値に対応するものとなる。
ここで、曲線K1における0〜90度、90度〜180度、180度〜270度、270度〜360度の位相において求めた曲線K2の受光光量がx1,x2,x3,x4であったとする。なお、図7においては説明のため、LED群3の発光光の1周期分においてのみ、期間T1,T2,T3および受光光量x1,x2,x3,x4を示すものとする。また、受光光量x1,x2,x3,x4を求める間に位相差φは変化せず(すなわち、被写体までの距離が変化せず)、かつ被写体の反射率および外光強度にも変化がないものとする。これにより、期間T1,T2,T3における受光光量[T1],[T2],[T3]は、受光光の振幅をA、外光強度をBとして下記の式(2)〜(4)により表すことができる。
[T1]=x1+x2=(2A・cosφ+π・(A+B))/2πF (2)
[T2]=x2+x3=(2A・sinφ+π・(A+B))/2πF (3)
[T3]=x3+x4=(−2A・cosφ+π・(A+B))/2πF (4)
これにより、下記の式(5)〜(7)の関係が成立する。
x1−x3=[T1]−[T2]=−2√2A・sin(φ−π/4)/2πF(5)
x2−x4=[T2]−[T3]=2√2A・cos(φ−π/4)/2πF (6)
−{(x1−x3)/(x2−x4)}
={([T2]−[T1])/([T2]−[T3])}
=tan(φ−π/4) (7)
したがって、位相差φは下記の式(8)により算出することができる。
φ=tan−1{([T2]−[T1])/([T2]−[T3])}+π/4(8)
距離算出部29は、式(1)および式(8)を用いることにより、CCD13Aの画素毎に立体撮像装置1から被写体までの距離を算出する。そして、算出した距離を用いて被写体の立体形状を表す距離画像を作成する。なお、距離画像の各画素の画素値は、画像上の2次元の位置および距離という3次元の値を有するものとなる。
次いで、対応関係算出部30が、距離画像上の各画素および2次元画像上の各画素の対応関係を算出する(ステップST8)。図8は対応関係の算出を説明するための図である。なお、撮像部2A,2B(a)はピンホールカメラモデル(すなわち画像に歪み収差がない)を満たし、各撮像部2A,2Bの画像面(すなわちCCD13A,13Bの画像面)と、各撮像部2A,2Bの焦点O1,O2とを結ぶ直線s1,s2が、各撮像部2A,2Bの焦点O1,O2を結ぶ直線s3と直交し、CCD13A,13Bの画像面の図8におけるx方向が直線s3と平行であるものとする。
被写体上の点P0がCCD13Aの画像面上の点G1に、CCD13Bの画像面上の点G2にそれぞれ結像しているとすると、2次元画像上における点G2が距離画像における点G1に対応することとなる。点G2と点G1とのずれ、すなわち視差は、被写体上の点P0を臨む撮像部2A,2Bの位置の相違に基づいて生じる。ここで、CCD13B上におけるCCD13Aの点G1に相当する位置を点G1′とすると、CCD13Bの画像面における点G1′の座標と点G2の座標との相違が視差Δxとなる。Δxは、基線長d、撮像部2A,2Bの焦点距離fおよび立体撮像装置1から被写体までの距離Lを用いて下記の式(9)により算出される。
Δx=d・f/L (9)
なお、基線長dおよび焦点距離fは後述するキャリブレーション処理により算出される。実際には、キャリブレーション処理により撮像部2A,2BにおけるCCD13A,13Bの歪み、位置および向き等の情報を正確に知ることができるため、これらの情報を用いて2次元画像上における各画素と、距離画像上における各画素との対応関係を求めることができる。
続いて、隠れ点検出部31が、被写体上において、撮像部2Aからは臨むことができるが撮像部2Bからは臨むことができない隠れ点を距離画像および2次元画像上において検出する(ステップST9)。
図9は隠れ点を説明するための図である。図9に示すように、被写体H上の点P0は、撮像部2Aから臨むことができるが、撮像部2Bからは臨むことができない。このため、撮像部2Bが取得した2次元画像上における点P0に対応する点は、実際には被写体上の点P1に対応するものとなっている。したがって、後述するように距離画像上に2次元画像をマッピングすると、2次元画像上の点P1の画素値が距離画像上の点P0にマッピングされてしまうため、点P0の画素値が被写体の正しい濃淡を表さないものとなってしまう。
隠れ点検出部31は、2次元画像上における隠れ点を検出するために、まず距離画像上の各画素における法線ベクトルnを算出する。図10は法線ベクトルの算出を説明するための図である。図10に示すように、法線ベクトルnを求める注目画素[i,j]の座標をPv[i,j]とすると、法線ベクトルnは注目画素の周囲の画素の座標を用いて下記の式(10)により算出することができる。なお、Pv[i,j]は3次元の座標であるため、法線ベクトルnは3次元のベクトルとなる。
n=(Pv[i+1,j]−Pv[i-1,j])×(Pv[i,j+1]−Pv[i,j-1]) (10)
また、隠れ点検出部31は、注目画素に対する撮像部2Bの視線ベクトルvを算出する。視線ベクトルvは、注目画素の座標Pv[i,j]と、キャリブレーション処理により得られる撮像部2Bの焦点座標とから算出することができる。なお、視線ベクトルも3次元のベクトルとなる。
そして、隠れ点検出部31は、下記の式(11)により、注目画素における法線ベクトルnと視線ベクトルvとの内積IPを算出する。
IP=(n・v)/(|n|・|v|) (11)
ここで、内積IPが正の値となる場合、法線ベクトルnと視線ベクトルvとのなす角度は90度未満となるため、法線ベクトルnは視線ベクトルvの方向を向いていることとなる。法線ベクトルnが視線ベクトルvの方向を向く場合、図9に示すように注目画素P0は隠れ点となる。一方、内積が負の値となる場合、法線ベクトルnと視線ベクトルvとのなす角度は90度を超えるため、法線ベクトルは視線ベクトルvとは反対の方向を向いていることとなる。このため、隠れ点検出部31は、内積IPをあらかじめ定めたしきい値Th1(Th1≧0、例えばTh1=0)と比較し、IPTh1の場合に注目画素を隠れ点として検出する。
このような手法(第1の手法とする)を用いることにより、高速に隠れ点を検出することができる。しかしながら、第1の手法を用いた場合、図11に示すように、内積IPが正となる点P0を隠れ点として検出することができない。
以下、隠れ点の検出のための第2の手法について説明する。まず、隠れ点検出部31は、2次元画像を取得する撮像部2Bの焦点O2から注目画素である点P0までの視線ベクトルO2P0を距離画像上に投影する。図12は距離画像上への視線の投影を説明するための図である。なお、図12の符号O2P0を付与した直線が、視線ベクトルの距離画像上の投影線である。続いて、隠れ点検出部31は視線ベクトルO2P0の投影線の周囲の距離画像上における画素(図12における斜線で示す画素、投影線対応画素とする)を抽出する。そして、撮像部2Bに近い投影線対応画素(図12における右側の画素)から順に、視線ベクトルO2P0と投影線対応画素との撮像部2Bからの距離関係を求める。具体的には、視線ベクトルO2P0および投影線対応画素のどちらが撮像部2B側にあるかを判定する。そして、視線ベクトルO2P0よりも撮像部2B側に投影線対応画素があった場合、注目画素を隠れ点として検出する。
このような第2の手法は正確に隠れ点を検出することができるが、演算に長時間を要するものとなる。このため、精度および演算時間のいずれを重視するかに応じて、第1および第2の手法を切り替えて用いるようにすることが好ましい。
そして、マッピング部32が、隠れ点を視認可能に2次元画像を距離画像にマッピングして、立体形状モデルであるマッピング画像を生成する(ステップST10)。具体的には、対応関係算出部30が算出した距離画像上の画素と2次元画像上の画素との対応関係に基づいて、距離画像上の各画素に2次元画像の対応する画素の画素値をマッピングすることによりマッピング画像を生成する。なお、この際、隠れ点については、正確な画素値をマッピングすることができないため、図13に示すようにマッピング画像上における隠れ点をグレーでマッピングする。
なお、図14に示すように対応関係に基づいてマッピングを行った後、隠れ点については他の部分よりも明度を下げるようにしてもよい。また、図15に示すようにマッピング画像の背景に2次元画像を配置し、隠れ点については、2次元画像の対応する背景としてマッピングするようにしてもよい。
そして、CPU34は、生成したマッピング画像をモニタ7に表示する(ステップST11)。さらに、ユーザによる記録の指示がなされたか否かを判定し(ステップST12)、ステップST12が否定されると、ステップST2に戻ってステップST2以降の処理を繰り返す。ステップST12が肯定されると、マッピング画像を記録メディア37に記録し(ステップST13)、処理を終了する。なお、この際、マッピング画像とともに2次元画像を記録メディア37に記録してもよい。
このように、本実施形態においては、撮像部2A,2Bの駆動を同期して距離画像および2次元画像を取得し、距離画像上における画素と2次元画像上における画素との対応関係を算出し、さらに隠れ点を検出し、隠れ点を視認可能にマッピング画像を作成するようにしたものである。このため、装置の構成を複雑にすることなく、隠れ点を考慮して精度のよいマッピング画像を作成することができる。
次いで、キャリブレーション処理について説明する。図16はキャリブレーション処理のフローチャートである。
ユーザが測距/キャリブレーション切り替えスイッチ5を操作して立体撮像装置1をキャリブレーションモードに設定し、キャリブレーション処理の指示を行うことによりCPU34が処理を開始し、CPU34からの指示により駆動制御部19がフィルタ駆動部17を駆動して、可視光除去フィルタ16Aを撮像部2Aの光軸上から退避させる(ステップST21)。なお、すでに可視光除去フィルタ16Aが撮像部2Aの光軸上から退避されている場合には、ステップST21の処理は省略される。続いて、図17に示すキャリブレーションチャートが立体撮像装置1の撮影範囲に移動され所定位置に配置される(ステップST22)。なお、キャリブレーションチャートの移動および/または設置は自動で行ってもよく、手動で行ってもよい。
次いで、CPU34からの指示により同期制御部20が撮像部2A,2Bに同期信号を出力する(ステップST23)。これにより、撮像部2A,2Bが動作を開始する。
図18はキャリブレーションモードにおける撮像部2A,2Bの動作のタイミングを示す図である。まず、撮像部2Aの動作について説明する。同期信号が撮像部2Aに入力されると、CCD13Aがリセット信号によりリセットされ、あらかじめ定められた時間の露光を行う。これにより、信号電荷がCCD13Aの主蓄積部45に蓄積される。そして、蓄積された信号電荷が転送信号によりAFE14AにCCD転送される。なお、キャリブレーションモードにおいては、撮像部2Aにおいては、LED群3の発光、副蓄積部への蓄積は行われない
AFE14Aに転送された信号電荷はアナログ処理が施され、さらにA/D変換部15Aによりデジタルの画像データに変換され、フレームメモリ25に転送される。そして、画像データに対して画像処理部23が必要な画像処理を施す。これにより、フレームメモリ25にはキャリブレーションチャートの2次元画像であるチャート画像を表す画像データが保存される。以上、反射光の受光、転送および画像データのフレームメモリ25への保存および画像処理を、第1のチャート画像の生成とする(ステップST24)。なお、撮像部2AのCCD13Aにはカラーフィルタは配設されていないため、第1のチャート画像はグレーの画像となる。
次に、撮像部2Bの動作について説明する。同期信号が撮像部2Bに入力されると、CCD13Bがリセット信号によりリセットされ、あらかじめ定められた時間の露光を行う。これにより、信号電荷がCCD13Bの主蓄積部45に蓄積される。そして、蓄積された信号電荷が転送信号によりAFE14BにCCD転送される。
AFE14Bに転送された信号電荷はアナログ処理が施され、さらにA/D変換部15Bによりデジタルの画像データに変換され、フレームメモリ25に転送される。そして、画像データに対して画像処理部23が必要な画像処理を施す。これにより、フレームメモリ25にはキャリブレーションチャートの2次元画像であるチャート画像を表す画像データが保存される。以上、反射光の受光、転送および画像データのフレームメモリ25への保存および画像処理を、第2のチャート画像の生成とする(ステップST25)。
なお、ステップST24およびステップST25の処理は並列に行うようにしてもよく、順次行うようにしてもよい。本実施形態においては順次行うものとする。
次いで、キャリブレーション部33が、第1および第2のチャート画像の生成が、必要な回数行われたか否かを判定し(ステップST26)、ステップST26が否定されるとステップST22に戻り、キャリブレーションチャートを移動し、ステップST23以降の処理を繰り返す。
ステップST26が肯定されると、第1および第2のチャート画像に基づいて、撮像部2A,2Bの光学系歪みデータを生成し(ステップST27)、さらにステレオキャリブレーションデータを生成する(ステップST28)。具体的には、レンズ10A,10B、CCD13A,13B等の歪みが光学系歪みデータとして生成され、撮像部2A,2Bの基線長、焦点距離および向き等の情報がステレオキャリブレーションデータとして生成される。
そして、キャリブレーション部33は生成した光学系歪みデータおよびステレオキャリブレーションデータを内部メモリ27に保存し(ステップST29)、さらに可視光除去フィルタ16Aを光軸上に配置し(ステップST30)、処理を終了する。
このように、撮像部2Aの動作モードを撮像部2Bと同様の動作モードに変更し、撮像部2A,2Bにキャリブレーションチャートを撮像させ、撮像により取得された第1および第2の2次元画像に基づいてキャリブレーション処理を行うことにより、本実施形態による立体撮像装置1において、撮像部2A,2Bのキャリブレーションを行うことができる。
ここで、撮像部2Aは、可視光除去フィルタ16Aを撮像部2Aの光軸上に出し入れ可能に備えているため、可視光除去フィルタ16Aを光軸上から退避させることにより、撮像部2Aにおいてキャリブレーションに必要なチャート画像を容易に取得することができる。
なお、上記実施形態においては、隠れ点の表示の態様は図13から図15に示すものに限定されるものではなく、隠れ点であることが視認可能な任意の手法を用いることができる。
以上、本発明の実施形態に係る立体撮像装置1について説明したが、コンピュータを、上記の距離算出部29、対応関係算出部30、隠れ点検出部31、マッピング部32、およびキャリブレーション部33に対応する手段として機能させ、図5および図16に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の実施形態による立体撮像装置の外観構成を示す前面側斜視図 本発明の実施形態による立体撮像装置の外観構成を示す背面側斜視図 本実施形態による立体撮像装置の内部構成を示す概略ブロック図 CCDの構成を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 測距モードにおける撮像部2A,2Bの動作のタイミングを示す図 距離の算出および距離画像の生成を説明するための図 対応関係の算出を説明するための図 隠れ点を説明するための図 法線ベクトルの算出を説明するための図 第1の手法により隠れ点の検出ができない場合を示す図 距離画像上への視線の投影を説明するための図 マッピング画像上における隠れ点の表示の態様を示す図(その1) マッピング画像上における隠れ点の表示の態様を示す図(その2) マッピング画像上における隠れ点の表示の態様を示す図(その3) キャリブレーション処理のフローチャート キャリブレーションチャートを示す図 キャリブレーションモードにおける撮像部2A,2Bの動作のタイミングを示す図
符号の説明
1 立体撮像装置
2A,2B 撮像部
3 LED群
7 モニタ
13A,13B CCD
16A 可視光除去フィルタ
16B 赤外光除去フィルタ
17 フィルタ駆動部
18 変調部
29 距離算出部
30 対応関係算出部
31 隠れ点検出部
32 マッピング部
33 キャリブレーション部
34 CPU

Claims (8)

  1. 測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得する第1の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得する第2の撮像手段と、
    前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて、前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを前記第1および前記第2の撮像手段に取得させる同期制御手段と、
    前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成する距離画像生成手段と、
    前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出する対応関係算出手段と、
    前記距離画像上の各画素について外向きの法線ベクトルを算出し、前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、前記距離画像上の注目画素について、前記法線ベクトルと前記視線ベクトルとの内積が所定のしきい値以上となる場合に、前記注目画素を、前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点として検出する隠れ点検出手段と、
    前記対応関係に基づいて、記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成し、該マッピング画像上において前記隠れ点をグレーでマッピングするか、または該隠れ点の明度を下げることにより、該隠れ点を視認可能とするマッピング手段とを備えたことを特徴とする立体撮像装置。
  2. 測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得する第1の撮像手段と、
    前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得する第2の撮像手段と、
    前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて、前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを前記第1および前記第2の撮像手段に取得させる同期制御手段と、
    前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成する距離画像生成手段と、
    前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出する対応関係算出手段と、
    前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、前記距離画像上の注目画素について、該距離画像に該注目画素を見込む前記視線ベクトルを投影し、該距離画像上における前記投影された視線ベクトルに対応する投影線上において、前記視線ベクトルと前記投影線上における投影線対応画素との3次元空間における前記第2の撮像手段からの距離関係を求め、少なくとも1つの前記投影線対応画素が前記視線ベクトルよりも前記第2の撮像手段側にある場合、前記注目画素を、前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点として検出する隠れ点検出手段と、
    前記対応関係に基づいて、記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成し、該マッピング画像上において前記隠れ点をグレーでマッピングするか、または該隠れ点の明度を下げることにより、該隠れ点を視認可能とするマッピング手段とを備えたことを特徴とする立体撮像装置。
  3. 前記第1の撮像手段が前記距離画像用のデータを取得する測距モードと、前記被写体の明暗を表す2次元画像を取得するキャリブレーションモードとを切替可能な手段である場合において、前記第1の撮像手段がキャリブレーションモードに変更された場合、前記第1および前記第2の撮像手段に所定のチャートを撮像させ、該撮像により取得された第1および第2のチャート画像に基づいて、前記第1および前記第2の撮像手段の幾何学的情報を取得するキャリブレーション処理を行うキャリブレーション手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の立体撮像装置。
  4. 前記第1の撮像手段が、前記測距光の波長域の光のみを透過するフィルタを、前記第1の撮像手段の光軸上に出し入れ可能に備えてなり、
    前記キャリブレーション手段は、前記第1の撮像手段がキャリブレーションモードに変更されると、前記フィルタを前記光軸上から退避させる手段であることを特徴とする請求項記載の立体撮像装置。
  5. 第1の撮像手段により、測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得し、前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段により前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得するに際し、前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを取得し、
    前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成し、
    前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出し、
    前記距離画像上の各画素について外向きの法線ベクトルを算出し、
    前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、
    前記距離画像上の注目画素について、前記法線ベクトルと前記視線ベクトルとの内積が所定のしきい値以上となる場合に、前記注目画素を、前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点として検出し、
    前記対応関係に基づいて、記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成し、
    該マッピング画像上において前記隠れ点をグレーでマッピングするか、または該隠れ点の明度を下げることにより、該隠れ点を視認可能とすることを特徴とする立体撮像装置の制御方法。
  6. 第1の撮像手段により、測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得し、前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された第2の撮像手段により前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得するに際し、前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを取得し、
    前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成し、
    前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出し、
    前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出し、
    前記距離画像上の注目画素について、該距離画像に該注目画素を見込む前記視線ベクトルを投影し、
    該距離画像上における前記投影された視線ベクトルに対応する投影線上において、前記視線ベクトルと前記投影線上における投影線対応画素との3次元空間における前記第2の撮像手段からの距離関係を求め、
    少なくとも1つの前記投影線対応画素が前記視線ベクトルよりも前記第2の撮像手段側にある場合、前記注目画素を、前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点として検出し、
    前記対応関係に基づいて、記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成し、
    該マッピング画像上において前記隠れ点をグレーでマッピングするか、または該隠れ点の明度を下げることにより、該隠れ点を視認可能とすることを特徴とする立体撮像装置の制御方法。
  7. 測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得する第2の撮像手段とを備えた立体撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを取得する手順と、
    前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成する手順と、
    前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出する手順と、
    前記距離画像上の各画素について外向きの法線ベクトルを算出する手順と、
    前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出する手順と、
    前記距離画像上の注目画素について、前記法線ベクトルと前記視線ベクトルとの内積が所定のしきい値以上となる場合に、前記注目画素を、前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点として検出する手順と、
    前記対応関係に基づいて、記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成する手順と、
    該マッピング画像上において前記隠れ点をグレーでマッピングするか、または該隠れ点の明度を下げることにより、該隠れ点を視認可能とする手順とをンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 測距光を被写体に照射することにより該被写体による前記測距光の反射光を撮像して、前記被写体の立体形状を表す距離画像用のデータを取得する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段とは異なる位置に配置された前記被写体の明暗を表す2次元画像を表す画像データを取得する第2の撮像手段とを備えた立体撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記第1および前記第2の撮像手段の駆動を同期させて前記距離画像用のデータおよび前記2次元画像を表す画像データを取得する手順と、
    前記距離画像用のデータに基づいて、前記被写体の立体形状を表す距離画像を生成する手順と、
    前記距離画像上における画素と、前記2次元画像上における画素との対応関係を算出する手順と、
    前記第2の撮像手段から前記距離画像上の各画素を見込む視線ベクトルを算出する手順と、
    前記距離画像上の注目画素について、該距離画像に該注目画素を見込む前記視線ベクトルを投影する手順と、
    該距離画像上における前記投影された視線ベクトルに対応する投影線上において、前記視線ベクトルと前記投影線上における投影線対応画素との3次元空間における前記第2の撮像手段からの距離関係を求める手順と、
    少なくとも1つの前記投影線対応画素が前記視線ベクトルよりも前記第2の撮像手段側にある場合、前記注目画素を、前記被写体上において、前記第1の撮像手段からは臨むことができるが前記第2の撮像手段からは臨むことができない隠れ点として検出する手順と、
    前記対応関係に基づいて、記2次元画像を前記距離画像にマッピングしてマッピング画像を生成する手順と、
    該マッピング画像上において前記隠れ点をグレーでマッピングするか、または該隠れ点の明度を下げることにより、該隠れ点を視認可能とする手順とをンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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