JP2012120132A - 撮像装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば蛍光灯が被写界の一部にのみフリッカーの影響を与えているような場合には、フリッカーによって発生する帯状部分を精度良く抽出することが難しかった。
【解決手段】上記課題を解決するために、撮像装置は、被写体光束を受光してフレーム画像信号を出力する光電変換素子と、光電変換素子が連続的に出力する複数のフレーム画像信号から、フレーム内の選択された部分領域におけるそれぞれの輝度評価値を算出し、算出された輝度評価値の変化に基づいて被写界に存在する光源のフリッカー周波数を検出する検出部とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮像装置およびプログラムに関する。
連続撮影して得られた画像データのうち、最もフリッカーの影響を受けていない画像を抽出して記録する撮像装置が知られている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2009−147806号公報
例えば蛍光灯が被写界の一部にのみフリッカーの影響を与えているような場合には、フリッカーによって発生する帯状部分を精度良く抽出することが難しかった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様における撮像装置は、被写体光束を受光してフレーム画像信号を出力する光電変換素子と、光電変換素子が連続的に出力する複数のフレーム画像信号から、フレーム内の選択された部分領域におけるそれぞれの輝度評価値を算出し、算出された輝度評価値の変化に基づいて被写界に存在する光源のフリッカー周波数を検出する検出部とを備える。
上記課題を解決するために、本発明の第2の態様におけるプログラムは、被写界に存在する光源のフリッカー周波数を検出するプログラムであって、光電変換素子が連続的に出力する複数のフレーム画像信号から、フレーム内の選択された部分領域におけるそれぞれの輝度評価値を算出する算出ステップと、算出された輝度評価値の変化に基づいてフリッカー周波数を検出する検出ステップとをコンピュータに実行させる。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
通常のフレームレートで読み出した場合と、高速フレームレートで読み出した場合の、フリッカーが画像に与える影響の違いを説明図である。 本実施形態に係るカメラのシステム構成図である。 フレーム画像のブロック分割を説明する図である。 ブロック演算部の内部構成を示す図である。 フリッカーによる照度変化とフリッカー画像データの取得との関係を示す図である。 連続するフリッカー画像データに対する輝度評価値を示す図である。 図6の例における、フリッカーブロックと全ブロックの平均輝度評価値の推移を表す図である。 二値化処理とフリッカー周波数の算出を説明する図である。 フリッカー周波数算出の一連の処理を示すフロー図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、通常のフレームレートで読み出した場合と、高速フレームレートで読み出した場合の、フリッカーが画像に与える影響の違いを説明図である。ここでは、照明光の点滅パターンとして、交流電源で駆動される蛍光灯の点滅により生じる点滅パターンを想定する。蛍光灯は、電源周波数の倍の周波数で点滅を繰り返す。例えば、50Hzの交流電源で駆動される蛍光灯は、100Hzで点滅を繰り返し、60Hzの交流電源で駆動される蛍光灯は、120Hzで点滅を繰り返す。
図1(a)は、蛍光灯下で撮影された動画像の各フレーム画像に対するフリッカーの影響を示す。動画撮影モードにおいては、フレームレートとして例えば規格化された24fps、25fps、30fps、60fpsなどが設定されている。このような通常のフレームレートで撮像を行うと、100Hzまたは120Hzで点滅を繰り返す蛍光灯の影響を受けて、画像に帯状の明暗が現れる。より具体的には、動画撮影時においては、撮像素子の画素ラインに対するリセット動作、光電荷の蓄積動作および読み出し動作等の駆動動作が、複数の画素ラインに対して一定の時間差で順次に行われるローリングシャッタが採用される。一方、蛍光灯の点滅周期は動画撮影のフレームレートよりも短いので、蛍光灯は、1フレームの撮影動作が完了するまでの間に、数回の点滅を繰り返す。したがって、ローリングシャッタにおける各ラインの蓄積動作時に蛍光灯が点灯しているのか消灯しているのかによって、ライン間に明暗差が生じる。そして、図示するように、連続的に出力される動画像の各フレームにおいては、フリッカーとの非同期により、フレームごとに明暗の帯の出現位置が変化する。
図1(b)は、図1(a)と同様の環境下において高速フレームレートで読み出した場合の、各フレーム画像に対するフリッカーの影響を示す。ここでの高速フレームレートとは、予想される100Hzまたは120Hzといったフリッカー周波数に対して十分に高い、例えば600fps以上のフレームレートを言う。このような高速フレームレートにおいては、ローリングシャッタの駆動速度も高速になるので、隣接する画素ライン間に生じる明暗差は事実上無視し得る程度となる。したがって、1フレームの撮影動作期間における周辺環境の明るさは蛍光灯下であってもほぼ一定となり、そのフレーム画像には帯状の明暗は現れず、全体として明るいか暗いかの画像となる。すなわち、このような高速フレームレートの連続画像においては、蛍光灯の点滅による影響が、前後するフレーム間の明暗差となって現れる。図から、連続的に出力される動画像の各フレームが、蛍光灯点滅の1周期の間に、順次明→暗→明と変化する様子がわかる。
本実施形態におけるカメラは、高速フレームレートによりフリッカー画像データを取得して、フリッカー周波数を検出する。特に、被写界の一部のみがフリッカーの影響を受けている場合であっても、より効率的にフリッカー周波数を検出する。以下に装置の具体的な構成と、フリッカー周波数の検出処理について説明する。
図2は、本実施形態に係る撮像装置としてのカメラ100のシステム構成図である。カメラ100は光学系101を備える。光学系101は、ズームレンズ、フォーカスレンズ等により構成される。被写体光は光軸に沿って光学系101に入射し、撮像素子103の前面に配置されたフォーカルプレーンシャッタ102を通過して撮像素子103の受光面に被写体像として結像する。
撮像素子103は、被写体像である光学像を光電変換する素子であり、例えば、CCD、CMOSセンサが用いられる。撮像素子103で光電変換された被写体像は、増幅等がなされてA/D変換器104へ転送され、A/D変換器104でデジタル信号に変換される。撮像素子103のリセットおよび電荷読み出し、フォーカルプレーンシャッタ102の駆動等の制御は、システム制御部112の同期制御を受けたタイミング発生部114が供給するクロック信号により制御される。
デジタル信号に変換された通常の撮影時における被写体像は、画像データとして順次処理される。A/D変換器104によりデジタル信号に変換された画像データは、画像処理部108へ引き渡されて処理される。具体的には、A/D変換器104によりデジタル信号に変換された画像データは、メモリ制御部106の制御により、内部メモリ107に一旦記憶される。内部メモリ107は、高速で読み書きのできるランダムアクセスメモリであり、例えばDRAM、SRAMなどが用いられる。内部メモリ107は、連写撮影、動画撮影において高速に連続して画像データが生成される場合に、画像処理の順番を待つバッファメモリとしての役割を担う。また、画像処理部108が行う画像処理、圧縮処理において、ワークメモリとしての役割も担う。したがって、内部メモリ107は、これらの役割を担うに相当する十分なメモリ容量を備える。メモリ制御部106は、いかなる作業にどれくらいのメモリ容量を割り当てるかを制御する。
画像処理部108は、設定されている撮影モード、ユーザからの指示に従って、画像データを規格化された画像フォーマットの画像データに変換する。例えば、カメラ100の撮影モードの一部として静止画撮影モードおよび動画撮影モードを有しており、静止画撮影モードで静止画像としてJPEGファイルを生成する場合、画像処理部108は、色変換処理、ガンマ処理、ホワイトバランス補正等の画像処理を行った後に適応離散コサイン変換等を施して圧縮処理を行う。また、例えば動画撮影モードで動画像としてのMPEGファイルを生成する場合、画像処理部108は、生成された連続する静止画としてのフレーム画像に対して、フレーム内符号化、フレーム間符号化、量子化、エントロピー符号化等を施して圧縮処理を行う。
変換された画像データは再び内部メモリ107に保管される。画像処理部108によって処理された静止画像データ、動画像データは、システム制御部112の制御により、内部メモリ107から記録媒体IF111を介して、不揮発性メモリである記録媒体120に記録される。記録媒体120は、フラッシュメモリ等により構成される。記録媒体120は、カメラ100の本体に対して着脱可能であっても良いし、カメラ100内に内蔵されていても良い。
画像処理部108は、記録用に処理される画像データに並行して、表示用の画像データを生成する。生成された表示用の画像データは、表示制御部109の制御に従って、液晶パネル等で構成される表示部110に表示される。また、表示制御部109は、画像の表示と共に、もしくは画像を表示することなく、カメラ100の各種設定に関する様々なメニュー項目を、表示部110に表示することができる。
後述するフリッカー周波数検出処理においては、システム制御部112は、タイミング発生部114が供給するクロック信号の周波数を高くして、撮像素子103の電荷読み出しを高速で行う。そして、A/D変換器104でデジタル信号に変換された画像データは、順次ブロック演算部105へ送られる。ブロック演算部105は、RGBの画像信号として引き渡される画像データを輝度信号に変換し、フレーム画像の部分領域として予め定められた複数のブロックごとに輝度評価値を算出する。ブロック演算部105の詳細については後述する。算出された各ブロックの輝度評価値は、ブロックのアドレスと共に、内部メモリ107へ送られる。システム制御部112は、ブロックごとの輝度評価値を解析して、被写界に存在するフリッカーの有無およびフリッカーが存在する場合のフリッカー周波数を検出する。具体的な解析手法の詳細についても後述する。
カメラ100は、上記の画像処理における各々の要素も含めて、システム制御部112により直接的または間接的に制御される。システム制御部112は、電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであるシステムメモリ113と通信する。システムメモリ113は、EEPROM(登録商標)等により構成される。システムメモリ113は、カメラ100の動作時に必要な定数、変数、プログラム等を、カメラ100の非動作時にも失われないよう記録している。システム制御部112は、これらの定数、変数、プログラム等を適宜内部メモリ107に展開して、カメラ100の制御に利用する。システムメモリ113は、システム制御部112が内蔵する構成であっても良い。
カメラ100は、ユーザからの操作を受け付ける操作部材116を備えている。システム制御部112は、操作部材116が操作されたことを検知する。システム制御部112は、検出された操作に応じた動作を実行する。例えば、操作部材116としてのレリーズスイッチが操作されたことを検知したときには、システム制御部112は、被写体像を光電変換して画像データを生成する一連の撮影動作を実行する。また、システム制御部112は、フリッカー周波数の検出処理を実行または省略する指示を、操作部材116の操作を通じてユーザから受け付けることができる。
光学系101は、レンズ制御部115によって制御される。レンズ制御部115は、例えば、ユーザの指示に応じてズームレンズを駆動し、被写体像の画角を変更する。また、レンズ制御部115は、AF情報に基づいてフォーカスレンズを駆動し、被写体像を撮像素子103の受光面上で合焦させる。レンズ制御部115は、操作部材116等を通じてユーザによって指定された被写体に対して、オートフォーカスの制御を実行してよい。また、レンズ制御部115は、算出された露出値に従って、光学系101が備える絞りを制御する。
図3は、フリッカー周波数の検出処理における、フレーム画像のブロック分割を説明する図である。フリッカー周波数の検出処理において高速で連続的に撮影される各フレーム画像は、横方向にh画素、縦方向にvラインから成る。この画像サイズは、高速処理に対応すべく、通常の静止画撮影、動画撮影に比べて小さく設定されている。具体的には、タイミング発生部114の制御により、撮像素子103からの読み出し画素を間引いて縮小化される。
このフレーム画像に対し、横方向をmブロックに、縦方向をnブロックに分割する。すなわち、フレーム画像に対する部分領域として、m×n個のブロックを定める。各ブロックは、横方向にh/m画素、縦方向にv/nラインの矩形領域を形成する。そして、左から横方向にi番目、上から縦方向にj番目のブロックに対し、アドレスY(i,j)を付与する。なお、m、n、h、v、i、jは自然数であるが、h/m、v/nが自然数とならない場合は、周辺領域等で端数分を処理すれば良い。
本実施形態においては、この予め定められたm×n個のブロックごとに輝度評価値を算出する。ブロックごとの輝度評価値の算出は、ブロック演算部105により実行される。
図4は、ブロック演算部105の内部構成を示す図である。ブロック演算部105は、A/D変換器104によりデジタル信号化されたRGB画像信号を、順次、輝度/色差変換器401で受け取り、ラインメモリ402へ格納する。輝度/色差変換器401は、各画素近傍のベイヤー配列による4画素(R、Gr、Gb、B)の値を用いて、輝度と色差(Y、Cb、Cr)の値に変換する。ラインメモリ402は、1ライン分の画素値を記憶でき、変換に用いられるベイヤー配列の4画素の値を、順次、輝度/色差変換器401へ供給する。
なお、以降の処理では輝度信号から輝度評価値を算出し、色差信号は利用しない。したがって、人間の視感度特性を考慮して、RGB画像信号のうちG画像信号のみを用いて輝度信号に変換しても良い。G画像信号のみを用いることとすれば、R画素、B画素を間引いて読み出すことができるので、間引き読み出しの高速化、演算処理の簡易化にも寄与する。
以降の処理では輝度信号のみを使用するので、輝度/色差変換器401は、変換した輝度信号を、順番にデマルチプレクサ403へ出力する。デマルチプレクサ403は、一つの入力に対して、少なくともm段の出力を備える。m段の出力には、それぞれ積算器404が接続されている。すなわち、フレーム画像の横ブロック数であるmに対応して、デマルチプレクサ403と積算器404が構成されている。
デマルチプレクサ403は、コントローラ405により、入力された輝度信号をいずれの段に出力するか制御される。そして、出力される段に接続された積算器404が、コントローラ405により選択され、デマルチプレクサ403から送信されてくる輝度信号を積算する。
さらに具体的に説明する。コントローラ405は、デマルチプレクサ403がh/m画素分の輝度信号を一つの積算器404へ出力するごとに、次の積算器404へその接続を切り替える。これをv/nライン分繰り返すと、積算器404のそれぞれは、上から順にY(1,j)、Y(2,j)、Y(3,j)…Y(m,j)の各ブロックに含まれるすべての画素における輝度信号の総和を積算結果として得る。コントローラ405は、v/nライン分の繰り返し処理が完了したら、それぞれの積算器404の積算結果を、Y(i,j)のブロックアドレスと共に、内部メモリ107へ出力する。そして、コントローラ405は、積算器404のそれぞれをリセットすると共に、デマルチプレクサ403の接続を一段目へ戻す。この処理を、j=1からj=nまで順に実行すれば、すべてのブロックについて輝度信号の総和を算出することができる。なお、各ブロックにおける輝度評価値として輝度信号の総和をそのまま利用することもできるが、例えば光学系101の周辺光量落ち等のさまざまなパラメータを考慮して、算出された総和を補正して輝度評価値としても良い。
フリッカー周波数の検出処理においては、高速で撮影されるフレーム画像が連続的に入力される。したがって、上記の輝度評価値の算出処理は、入力されるフレーム画像に対して次々と実行される。そこで、内部メモリには、入力されるフレーム画像の順に与えられるフレーム画像ナンバーの下に、Y(i,j)のブロックアドレスとその輝度評価値が記憶される。
図5は、フリッカーによる照度変化とフリッカー画像データの取得との関係を示す図である。上述のように、フリッカー周波数の検出処理においては、高速のフレームレートで画像データを取得する。商用の交流電源は、主に50Hzと60Hzであり、これにより駆動される照明器具が100Hzまたは120Hzで点滅することを考慮すると、輝度評価値に基づく波形解析を行うのに十分なサンプリング数を得るには、600fps以上のフレームレートが望ましい。そこで、図5では、100Hzのフリッカーによる周辺環境の照度変化と、600fpsによるフリッカー画像データの取得の関係を示す。なお、フリッカー周波数の検出処理において連続的に取得するフレーム画像データを、フリッカー画像データとする。
曲線501は、横軸の経過時間に対する、縦軸の周辺環境の照度を示す。例えば照明器具としての蛍光灯が消えているt=0,10,20…msecにおいて、周辺照度は最小値となる。
一方、t=tの時点で、フォーカルプレーンシャッタ102を開放状態にしてフリッカー画像データを取り込む準備が完了すると、1000/600(≒1.67)msecごとに露光動作を繰り返す。撮像素子103に対する露光時間は、斜線部502で示すように、読み出し処理等の影響により、1.67msecよりは若干短い時間となる。この露光時間における照度の変化は僅かであり、図1(b)を用いて説明したように、取得されるフリッカー画像データのうちフリッカーの影響を受けるブロック内においては、ほぼ均一の輝度を示すことになる。
フリッカー画像データは、t=tからt=tの間において、取得が継続される。この期間に、輝度評価値に基づく波形解析を行うのに十分であるフレーム数として、想定されるフリッカーの3波長分程度のフレーム数である20フレーム程度のフリッカー画像データが取得される。
上述のように、フリッカーの影響は、必ずしもフレーム全体に及ぶわけではない。例えば、被写界の周辺部に位置する遠方に蛍光灯が存在する場合、フリッカーによる影響は、その周辺部分に限定される。そのような場合にまでフレーム全体のブロックの輝度評価値を用いてフリッカー周波数を検出しようとすると、輝度変化が埋もれてしまい、正確な検出が行えない。特に、フリッカーの影響が一部の領域にのみ現れるようなシーンにおいては薄暗い撮影環境が予想され、フリッカーの影響を受けない領域の輝度値は低いと考えられる。輝度値が低い領域においてはS/N比が悪く、このような領域までフリッカー検出の対象としてしまうと、ノイズの影響を受ける可能性が大きくなる。そこで、本実施形態においては、フリッカーの影響下にある部分領域をフリッカーブロックとして抽出し、このフリッカーブロックにおける輝度評価値の経時変化からフリッカー周波数を検出する。
図6は、連続するフリッカー画像データに対する輝度評価値を示す図である。各ブロックにおける輝度評価値は、それぞれのブロックの輝度信号の総和に基づいて変換される1から10の値が与えられ、1が最も暗く、10が最も明るい。また、ここではフリッカー画像データとして、最初の6フレームを示している。また、ここではそれぞれのフレーム画像を5×4の20ブロックに分割する例により説明する。
まず1番目の画像データに着目すると、全ブロックの輝度評価値の平均値が1.95であるのに対し、太枠で囲まれたY(1,2)とY(2,2)の評価値がそれぞれ4と6であるように、比較的大きな値である。同様に2番目以降の画像データを見ても、全ブロックの輝度評価値の平均値が2前後で推移しているのに対し、太枠で囲まれたY(1,2)とY(2,2)の評価値がやはり大きな値を示している。ただし、Y(1,2)とY(2,2)の平均評価値の推移を見ると、5→7→9→…というように揺らぎがあることがわかる。そこでこの太枠で示されるY(1,2)とY(2,2)のブロックをフリッカーブロックとして抽出する。
図7は、図6の例における、フリッカーブロックと全ブロックの平均輝度評価値の推移を表す図である。横軸はフレーム画像ナンバーを表し、縦軸は輝度評価値を表す。
図示するように、四角点でプロットする各フレーム画像におけるフリッカーブロックの平均輝度評価値の波形が大きなうねりを示すのに対して、丸点でプロットする各フレーム画像における全ブロックの平均輝度評価値の波形は変化に乏しい。このそれぞれの波形の様子からも、フリッカーブロックに対する波形を解析するほうが、精度良くフリッカー周波数を検出できることがわかる。
なお、それぞれの点線は、対象とする全てのフリッカー画像データに対して算出した、フリッカーブロックにおける平均輝度評価値と、全ブロックにおける平均輝度評価値を表す。この関係からも類推できるように、フリッカーブロックの自動的な抽出は、例えば、全ブロックにおける平均値よりも一定の値(例えば2)以上の評価値を継続的に示すブロックを選択することによって実現できる。すなわち、予め定められた評価関数により、他のブロックより相対的に輝度値が高いと判断されたブロックをフリッカーブロックとする。
他にも、着目するブロックの最大値と最小値の差が予め定められた閾値(例えば3)以上を示す場合に、そのブロックをフリッカーブロックと定めることもできる。また、あるフレーム画像の各ブロックにおける輝度評価値のヒストグラムを生成したときに、高い輝度側に孤立するブロックが存在すれば、そのブロックをフリッカーブロックと定めることもできる。
ただし、フリッカーブロックの抽出においては、候補とする対象ブロックに飽和信号を含まないことを条件とすることが望ましい。すなわち、撮像素子103のダイナミックレンジを超える強い光が入射してフレーム画像信号に飽和信号を含む場合は、輝度評価値の変化が、例えば蛍光灯の点滅に伴う照度変化に一致せず、正確なフリッカー周波数を検出できない場合がある。したがって、システム制御部112は、特定のブロックに飽和信号を発見した場合は、そのブロックをフリッカーブロックの対象から除外する処理を実行しても良い。
次に、フリッカーブロックの平均輝度評価値の波形から、フリッカー周波数を検出する波形解析について説明する。図8は、二値化処理とフリッカー周波数の算出を説明する図である。図8(a)はフリッカー周波数が100Hzの場合の例を示し、図8(b)はフリッカー周波数が120Hzの場合の例を示す。
図7のフリッカーブロックにおける輝度評価値のプロットを正規化して直線で結ぶと、図8(a)の四角点でプロットする波形となる。更にこの正規化された各プロット値を、閾値よりも大きいか否かにより1と0に振り分けると、菱点でプロットされる二値化後の波形が得られる。
二値化前の波形においても種々の波形解析により周波数は算出できるが、プロットのスタート時点がフリッカーの過渡期である場合など、高度な波形解析を要し、算出に時間が掛かる場合がある。したがって、二値化処理を行った後に波形解析を実行する方が単純な計算で済み、いち早く結果を得ることができる。例えば、図8(a)においては、0から1へ立ち上がる3.3msecと13.3msecの時間差10msecが1周期とわかるので、100Hzのフリッカー周波数が算出できる。同様に、図8(b)においては、0から1へ立ち上がる3.3msecと11.7msecの時間差8.4msecが1周期とわかるので、120Hzのフリッカー周波数が算出できる。なお、閾値は、全てのプロット値の平均値などを採用し得る。
図9は、フリッカー周波数算出の一連の処理を示すフロー図である。一連のフローは、フリッカー周波数の算出処理が設定されている場合に実行され、例えば、レリーズスイッチによる撮影準備指示を受けて開始される。フリッカー周波数の算出処理の設定は、ユーザによる指示を受けても良いし、システム制御部112がシーンを判別して行っても良い。
算出処理が開始されると、システム制御部112は、ステップS101で、タイミング発生部114を制御して、高速フレームレートによる間引き読み出しを開始する。そして、A/D変換器104によりデジタル化したRGB画像信号を、逐次ブロック演算部105へ入力する。システム制御部112は、ブロック演算部105を用いて算出した輝度評価値を、メモリ制御部106の制御に従って内部メモリ107に記憶する。
システム制御部112は、ステップS102へ進み、図6および図7を用いて説明したように、フリッカーブロックを抽出する。フリッカーブロックが抽出されたら(ステップS103のYES)、ステップS104へ進み、システム制御部112は、フリッカーブロックの輝度評価値の変化からフリッカー周波数を算出する。フリッカー周波数の算出は、例えば図8を用いて説明した二値化処理により行う。
一方、フリッカーブロックが抽出されなかったら(ステップS103のNO)、ステップS105へ進み、システム制御部112は、全ブロックの輝度評価値の変化からフリッカー周波数を算出する。フリッカーブロックが抽出されず、シーンにフリッカーが存在する場合には、全ブロックの輝度評価値が大きな変化を示すので、この変化からフリッカー周波数を算出する。
ステップS104またはステップS105でフリッカー周波数が算出されたら、この算出結果を利用して測光、露光のタイミングを調整しつつ撮影シーケンスを実行する(ステップS106)。以上により一連の処理を終了する。
なお、上記のフローにおいてシステム制御部112は、ステップS102で、まずフリッカーブロックの抽出を行ったが、これに先立って、全ブロックの平均輝度評価値の変化を検証し、この変化によりフリッカー周波数を検出する試行を行っても良い。すなわち、上述のように、フリッカーの影響は、被写界の一部にのみ及ぶ場合もあれば、全体に及ぶ場合もある。フレーム全体の明暗変化によりフリッカー周波数が検出できるのであれば、フリッカーブロックを抽出する処理を省くことができる。
そこで、まず全ブロックの平均輝度評価値の変化を検出する。このとき、図7における全ブロックの波形のように、変化に乏しい場合は全ブロックによるフリッカー周波数の検出を断念し、フリッカーブロックの抽出を実行する。なお、変化に乏しいか否かは、例えば平均輝度評価値の最大値と最小値の差である変化量が、予め定められた閾値よりも小さいか否かにより判断できる。全ブロックによるフリッカー周波数の検出に成功した場合は、ステップS102以降のステップを省略してステップS106へ進む。
また、全ブロックの平均輝度評価値の変化によりフリッカー周波数を検出するか、特定のブロックであるフリッカーブロックを検出してその平均輝度評価値の変化によりフリッカー周波数を検出するかは、撮影状況によって選択しても良い。この場合、カメラ100は撮影状況を判断する判断部を備えることになるが、判断部はシステム制御部112とさまざまなセンサ等の組み合わせなどにより実現できる。
例えば、手振れ補正制御を実現するためにジャイロセンサを搭載している場合は、ジャイロセンサの出力をシステム制御部112が解析して、現在の撮影状況として、カメラ100が揺れているか否かを判断する。カメラ100が揺れている場合は、被写界の特定領域とフレーム画像のブロックの対応関係がフレームごとにずれてしまうので、フリッカーブロックによるフリッカー周波数の検出は適さない。
撮影状況によっては、全ブロックによる検出およびフリッカーブロックによる検出の両方を試行しても良い。特に、いずれの平均輝度評価値の変化も乏しいような場合には、検出されたフリッカー周波数の確からしさを検証する場合に有効である。
以上説明した本実施形態においては、撮像素子103を用いてフリッカー画像データを取得した。すなわち、通常の動画撮影を行う場合と、フリッカー画像データを取得する場合で、タイミング発生部114の駆動を変更することにより共用を実現した。しかし、動画撮影および静止画撮影を行う撮像素子とは別の光電変換素子を、フリッカー画像データを取得するセンサとして利用しても良い。
例えば、測光センサは、被写界に対して部分領域ごとに輝度を検出できる。したがって、測光センサの出力を例えば600Hz以上の速度で取得できれば、上述の手法をそのまま適用することができる。撮像素子と独立したセンサによりフリッカー周波数を検出できれば、例えば動画撮影中において、撮影中断などの影響を受けることなく、新たに検出されたフリッカーに動的に対処することができる。
また、本実施形態におけるカメラ100は、フォーカルプレーンシャッタ102を備えるものとして説明した。動画撮影およびフリッカー画像データ取得時においては、フォーカルプレーンシャッタ102は開放状態を保つ。一方、静止画撮影時においては、フォーカルプレーンシャッタ102の先幕と後幕がスリットを形成して撮像素子103に被写体光束を導く。この場合も、上述したローリングシャッタの場合と同様に、撮影画像中に帯状の明暗を生じるので、フリッカー周波数の検出は重要である。なお、フォーカルプレーンシャッタ102が一枚構成であり、撮像素子103のライン方向のリセット動作に連動させる場合も同様である。
したがって、本実施形態におけるフリッカー検出処理は、様々な撮像装置に適用できる。静止画撮影を主とする一眼レフカメラであっても、動画撮影を主とするビデオカメラであっても良い。また、光学ファインダーを備えないミラーレスカメラにも有効である。さらには、撮像ユニットを備える携帯機器であっても適用できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
100 カメラ、101 光学系、102 フォーカルプレーンシャッタ、103 撮像素子、104 A/D変換器、105 ブロック演算部、106 メモリ制御部、107 内部メモリ、108 画像処理部、109 表示制御部、110 表示部、111 記録媒体IF、112 システム制御部、113 システムメモリ、114 タイミング発生部、115 レンズ制御部、116 操作部材、120 記録媒体、401 輝度/色差変換器、402 ラインメモリ、403 デマルチプレクサ、404 積算器、405 コントローラ、501 曲線、502 斜線部

Claims (12)

  1. 被写体光束を受光してフレーム画像信号を出力する光電変換素子と、
    前記光電変換素子が連続的に出力する複数の前記フレーム画像信号から、フレーム内の選択された部分領域におけるそれぞれの輝度評価値を算出し、算出された前記輝度評価値の変化に基づいて被写界に存在する光源のフリッカー周波数を検出する検出部と
    を備える撮像装置。
  2. 前記部分領域は、予め定められた評価関数により前記フレーム内において相対的に輝度値が高いと判断された領域として選択される請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記部分領域は、前記フレーム画像信号として飽和信号を含まない請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 撮影状況を判断する判断部を備え、
    前記検出部は、前記判断部により判断した前記撮影状況により、前記部分領域に基づく前記フリッカー周波数の検出に代えて、または、前記部分領域に基づく前記フリッカー周波数の検出と共に、前記フレーム内の全体領域に対する前記輝度評価値の変化に基づいて前記フリッカー周波数の検出を行う請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記検出部は、前記フレーム内の全体領域に対する前記輝度評価値の変化量が予め定められた閾値よりも小さい場合に、前記部分領域に基づく前記フリッカー周波数の検出を行う請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記フリッカー周波数は、2値化された前記輝度評価値の周期に基づいて定める請求項1から5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記光電変換素子は、被写体画像データを生成するための前記フレーム画像信号を出力する撮像素子である請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記検出部が前記フリッカー周波数を検出する場合は、前記被写体画像データとしての動画データを生成する場合に比べて、フレームレートを高速にする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記フレームレートを600Hz以上とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記検出部は、前記撮像素子から出力される前記フレーム画像信号としてのRGB信号を輝度信号に変換して前記輝度評価値を算出する請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記検出部は、前記撮像素子から出力される前記フレーム画像信号としてのRGB信号のうちG信号を輝度信号に変換して前記輝度評価値を算出する請求項7から9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  12. 被写界に存在する光源のフリッカー周波数を検出するプログラムであって、
    光電変換素子が連続的に出力する複数のフレーム画像信号から、フレーム内の選択された部分領域におけるそれぞれの輝度評価値を算出する算出ステップと、
    算出された前記輝度評価値の変化に基づいて前記フリッカー周波数を検出する検出ステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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