JPWO2019069633A1 - 二次元フリッカ測定装置及び二次元フリッカ測定方法 - Google Patents

二次元フリッカ測定装置及び二次元フリッカ測定方法 Download PDF

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Abstract

二次元フリッカ測定装置は、第1のサンプリング周波数で測定対象物を測光することにより得られる測光量を基にして、測定対象物に設定された複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する第1の算出部と、第2のサンプリング周波数で測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる測光量を基にして、所定の測定領域のフリッカ量を算出する第2の算出部と、第2の算出部が算出したフリッカ量と、第1のサンプリング周波数で所定の測定領域を測光することにより得られる測光量を基にして算出された所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される補正係数を用いて、第1の算出部が算出した複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する補正部と、を備える。

Description

本発明は、例えば、ディスプレイ画面のフリッカ量を測定する技術に関する。
従来、ディスプレイ画面内に設定された1つの測定領域(測定点)について測定されたフリッカ量によって、ディスプレイ画面のフリッカ量が評価されていた。しかしながら、近年、ディスプレイ画面が大型化している。大型のディスプレイ画面の場合、1つ測定領域のフリッカ量だけでは、ディスプレイ画面のフリッカ量の評価ができず、測定領域を複数設ける必要がでてきた。そこで、ディスプレイ画面内に設定された複数の測定領域のそれぞれについて、フリッカ量を測定する技術が提案されている。
このような技術として、例えば、特許文献1は、表示装置で表示される画像のフリッカを測定するフリッカ測定方法であって、測定対象のフリッカの周期より所定の追加時間分長い時間間隔で、前記画像を撮像装置で順次撮像させて生成される撮像信号を取得する画像撮像制御工程と、この画像撮像制御工程で取得した撮像信号における光の強さを、前記追加時間毎のデータとして前記フリッカの波形を演算するフリッカ波形演算工程と、を実施し、前記フリッカ波形演算工程は、前記撮像信号における画像を複数の領域に分割した分割領域毎にフリッカの波形をそれぞれ演算する、フリッカ測定方法を開示している。
低いサンプリング周波数(例えば、128Hz)を用いてフリッカ量が測定された場合、後で説明するように、フリッカ量の真値に比べて、測定されたフリッカ量が小さくなる。フリッカ量の測定に用いるサンプリング周波数を高くすれば(例えば、512Hz)、これを防止することができる。しかし、高いサンプリング周波数を用いて、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定する場合、以下の問題が生じる。
複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量は、二次元撮像素子を用いて測定される。二次元撮像素子として、CCD(Charge Coupled Device)センサー、CMOS(Complementary MOS)センサーがある。いずれも蓄積電荷の量が多いと、出力信号が大きくなり、蓄積電荷の量が少ないと、出力信号が小さくなる。サンプリング周波数が高くなると、電荷の蓄積時間が短くなるので、出力信号が低下する。従って、出力信号のSN比が悪くなる。
複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定は、一つの測定領域のフリッカ量の測定と比べて、データ量が多くなる。さらに、サンプリング周波数が高い場合、サンプリング周波数が低い場合と比べて、データ量が多くなる。従って、高いサンプリング周波数を用いて、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定する場合、CPUは、高速でデータを処理しなければならず、高性能なCPUが要求される。
ここでの高いサンプリング周波数とは、例えば、512Hzである。この値は、通常の二次元撮像素子のフレームレート(例えば、60fps(=60Hz)、128fps(=128Hz))と比べて、相当大きい。通常の二次元撮像素子では、高いサンプリング周波数に対応することができない。
特開2011−169842号公報
本発明は、低いサンプリング周波数を用いて、測定対象物に設定された複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を高精度に測定することができる二次元フリッカ測定装置及び二次元フリッカ測定方法を提供することを目的とする。
上述した目的を実現するために、本発明の一側面を反映した二次元フリッカ測定装置は、測光部と、第1の算出部と、第2の算出部と、補正部と、を備える。前記測光部は、第1のサンプリング周波数で二次元領域を測光する第1の機能と、前記第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数で、前記二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能と、を有する。前記第1の算出部は、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記測定対象物に設定された複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する。前記第2の算出部は、前記測光部が前記第2のサンプリング周波数で前記測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出する。前記補正部は、前記第2の算出部が算出したフリッカ量と、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして算出された前記所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する。
発明の1又は複数の実施形態により与えられる利点及び特徴は以下に与えられる詳細な説明及び添付図面から十分に理解される。これら詳細な説明及び添付図面は、例としてのみ与えられるものであり本発明の限定の定義として意図されるものではない。
測定対象物となる画面を有するカラーディスプレイ(DUT)と二次元フリッカ測定装置との関係を示す図である。 複数の測定領域が設定されたDUT画面の平面の模式図である。 一つの測定領域の輝度を示す輝度信号の一例を示すグラフである。 本発明者が、一つの測定領域の輝度を示す輝度信号を測定した結果を示すグラフである。 図4に示すグラフを横軸に沿って拡大したグラフである。 第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置の構成を示すブロック図である。 図2に示すDUT画面において、所定の測定領域が設定された状態を示す模式図である。 第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置を用いて、補正係数を算出する動作を説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置を用いて、DUT画面内の25個の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定する動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る二次元フリッカ測定装置の構成を示すブロック図である。 撮像タイミングの制御を説明する説明図である。 第2実施形態に係る二次元フリッカ装置の動作で説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の1又は複数の実施形態が説明される。しかし、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。
各図において、同一符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その構成について、既に説明している内容については、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号(例えば、二次元フリッカ測定装置3)で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号(例えば、二次元フリッカ測定装置3−1,3−2)で示す。
図1は、測定対象物となる画面1を有するカラーディスプレイ(DUT=Device Under Test)と二次元フリッカ測定装置3との関係を示す図である。測定対象物は、画像を表示する機能を有しており、実施形態では、DUTの画面1(以下、DUT画面1)を例にして説明する。測定対象物は、ディスプレイ画面に限らず、他に、例えば、投射型プロジェクターでもよい。
二次元フリッカ測定装置3は、測定者の指示に基づいて、DUT画面1に複数の測定領域を設定し、複数の測定領域について、同時にフリッカ量を測定する。図2は、複数の測定領域15が設定されたDUT画面1の平面の模式図である。ここでは、DUT画面1に、例えば、25個の測定領域15が設定されている。
以下では、輝度を用いてフリッカ量が測定される例で説明するが、測光量(明るさ)でもよい。二次元フリッカ測定装置3は、測定対象物から得られた画像情報信号を基にして、測光量を求め、この測光量を基にして、フリッカ量を演算する。測光量は、二次元フリッカ測定装置3に備えられる二次元撮像素子から出力される画像情報信号、および、輝度を総称する物理量である。輝度は、画像情報信号を演算処理して求められる。
フリッカ量の測定方式として、コントラスト方式とJEITA(Japan Electronics and Information Technology Industries Association)方式とがある。二次元フリッカ測定装置3は、コントラスト方式でフリッカ量を測定するが、JEITA方式でフリッカ量を測定してもよい。
図3は、一つの測定領域15の輝度を示す輝度信号の一例を示すグラフである。横軸が時間を示し、縦軸が輝度を示す。輝度信号は、直流成分の上に交流成分が積み重なっていると見ることができる。輝度信号の波形は、一般的にサインカーブ形状である。輝度信号の最大値をLv_max、最小値をLv_min、とすると、Lv_maxとLv_minとが交互に繰り返される。
コントラスト方式によるフリッカ量は、以下の式で定義される。
フリッカ量=交流成分AC/直流成分DC
輝度信号のサンプリング周波数が低くなると、フリッカ量の測定値がフリッカ量の真値と比べて小さくなることを説明する。図4は、本発明者が、一つの測定領域15の輝度を示す輝度信号を測定した結果を示すグラフである。横軸が時間(ミリ秒)を示し、縦軸が輝度を示す。Lv_trueは、輝度信号の真値である。Lv_trueは、図3の輝度信号と同様に、サインカーブ形状の波形を有する。Lv_h_mesは、高いサンプリング周波数でLv_trueをサンプリングした結果を示す。Lv_l_mesは、低いサンプリング周波数でLv_trueをサンプリングした結果を示す。図5は、図4に示すグラフを横軸に沿って拡大したグラフである。Lv_true、Lv_h_mes、Lv_l_mesのそれぞれについて、最大値、最小値、直流成分の値、フリッカ量、フリッカ測定誤差を表1に示す。
Figure 2019069633
表1及び図5を参照して、Lv_h_mesは、サンプリングの間隔が小さい(サンプリング周波数が高い)。このため、Lv_h_mesは、Lv_trueの最大値を概ね捕捉できており、Lv_h_mesの最大値は、Lv_trueの最大値と概ね同じとなる。同様に、Lv_h_mesは、Lv_trueの最小値を概ね捕捉できており、Lv_h_mesの最小値は、Lv_trueの最小値と概ね同じとなる。直流成分の値について、Lv_trueは、1.5000であるのに対して、Lv_h_mesは、1.5002である。フリッカ量について、Lv_trueは、1.3333であるのに対して、Lv_h_messは、が1.3332である。真値との差であるフリッカ測定誤差は、−0.01%である。
これに対して、Lv_l_mesは、サンプリングの間隔が大きい(サンプリング周波数が低い)。このため、Lv_trueの最大値を捕捉できず、これより小さい値(=2.4945)を捕捉している。同じ理由で、Lv_trueの最小値を捕捉できず、これより大きい値(=0.5055)を捕捉している。直流成分の値について、Lv_trueは、1.5000であるのに対して、Lv_l_mesは、1.5075である。フリッカ量について、Lv_trueは、1.3333であるのに対して、Lv_l_messは、が1.3194である。真値との差であるフリッカ測定誤差は、−1.04%である。高速サンプリングの方が、低速サンプリングよりフリッカ測定誤差(真値との差)が小さくなる。このように、サンプリング周波数が低いほど、フリッカ量の測定値がフリッカ量の真値より小さくなる。
図6は、第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−1の構成を示すブロック図である。二次元フリッカ測定装置3−1は、光学レンズ31と、二次元撮像素子32と、演算処理部33と、通信部34と、を備える。光学レンズ31は、DUT画面1の全体からの光Lを収束する。光学レンズ31で収束された光Lは、二次元撮像素子32で受光される。
二次元撮像素子32(測光部)は、例えば、CMOSセンサーであり、二次元の撮像領域を有する画像センサーである。二次元撮像素子32は、画像を表示したDUT画面1を所定のフレームレートで撮像し、撮像した画像の輝度情報を示す信号(以下、輝度信号SG)を出力する。輝度信号SGは、デジタルの電気信号である。
二次元撮像素子32は、全体読み出しモードと部分読み出しモードとを有する。全体読み出しモードは、二次元撮像素子32の全受光素子を読み出しの対象とし、第1のフレームレートでDUT画面1を撮像するモードである。第1のフレームレートは、低いフレームレート(相対的に低いフレームレート)であり、例えば、168fps、128fps、60fpsである。
部分読み出しモードは、二次元撮像素子32の撮像領域の一部分を読み出しの対象とし、第1のフレームレートより高い第2のフレームレートでDUT画面1を撮像するモードである。部分読み出しは、二次元撮像素子が有する機能である。撮像領域の一部分が、後で説明する図7に示す所定の測定領域15−1と対応し、所定の測定領域15−1の画像情報のみを取り出すことができるモードである。部分読み出しによれば、通常の二次元撮像素子32でも、読み出す画素数が少なくなるので、例えば、512fpsのような高いフレームレート(相対的に高いフレームレート)で画像情報を転送できる。よって、通常の二次元撮像素子32でも、高いサンプリング周波数で画像情報を取り出すことができる。
二次元撮像素子32のフレームレート(第1のフレームレート、第2のフレームレート)は、サンプリング周波数と見なすことができる。従って、二次元撮像素子32の場合、フレームレートとサンプリング周波数とは、単位が異なるだけで、値は同じである。フレームレートの値について、単位をfpsからHzに変えるとサンプリング周波数となる。例えば、フレームレートが512fpsのとき、サンプリング周波数は512Hzとなる。512fpsの下で二次元撮像素子32が出力した輝度信号SGは、512Hzでサンプリングされたデジタル信号である。
以上説明したように、二次元撮像素子32は、測光部の具体例である。測光部は、第1のサンプリング周波数(例えば、128Hz)で二次元領域を測光する第1の機能と、第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数(例えば、512Hz)で、二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能と、を有する。第1実施形態において、全体読み出しモードが第1の機能であり、部分読み出しモードが第2の機能である。
なお、二次元フリッカ測定装置3−1と、以下の受光装置(不図示)と、を備える態様でもよい。この受光装置は、例えば、スポットタイプの輝度計に備えられ、所定の測定領域15−1(スポット領域)からの光を受光する受光素子(例えば、シリコンフォトダイオード)と、受光素子から出力された信号(輝度信号)を、高いサンプリング周波数でアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路と、を含む。AD変換回路から出力された信号(輝度信号)が演算処理部33に入力される。この態様は、二次元撮像素子32の部分読み出し機能を用いない。この態様は、受光装置を用いて、高いサンプリング周波数でサンプリングされた、所定の測定領域15の輝度信号を得ている。この態様では、受光装置と二次元撮像素子32とにより、測光部が構成される。
演算処理部33は、フリッカ量の測定に必要な各種の設定、演算を実行するハードウェアプロセッサである。詳しくは、演算処理部33は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、および、ROM(Read Only Memory)等によって実現されるマイクロコンピュータである。演算処理部33は、機能ブロックとして、第1の算出部331と、第2の算出部332と、補正係数算出部333と、補正係数記憶部334と、補正部335と、を備える。これらについては後で説明する。
なお、演算処理部33の機能の一部又は全部は、CPUによる処理に替えて、又は、これと共に、FPGA(field programmable gate array)による処理によって実現されてもよい。又、同様に、演算処理部33の機能の一部又は全部は、ソフトウェアによる処理に替えて、又は、これと共に、専用のハードウェア回路による処理によって実現されてもよい。
通信部34は、二次元フリッカ測定装置3−1が外部のPC(Personal Computer)5と通信する通信インターフェイスである。測定者は、PC5を操作することにより、二次元フリッカ測定装置3−1に対して、フリッカ量の測定に必要な各種設定(例えば、測定領域15の中心位置の指定、測定領域15の数)、フリッカ量の測定を実行する命令等をする。
演算処理部33を構成する要素について説明する。第1の算出部331は、二次元撮像素子32が第1のフレームレート(全体読み出しモード)で、画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られる輝度信号SGを基にして、DUT画面1に設定された25個の測定領域15(図2)のぞれぞれのフリッカ量を算出する。この輝度信号SGは、第1のサンプリング周波数(低いサンプリング周波数)を用いてサンプリングされた信号である。言い換えれば、第1の算出部331は、測光部(二次元撮像素子32)が第1のサンプリング周波数で、画像を表示したDUT画面1を測光することにより得られるDUT画面1の測光量を基にして、DUT画面1に設定された25個の測定領域15のぞれぞれのフリッカ量を算出する。第1のフレームレートが、例えば、128fpsのとき、第1のサンプリング周波数は128Hzとなる。複数の測定領域15として25個の測定領域15を例にして説明するが、複数の測定領域15の数は25個に限定されない。
第1の算出部331は、二次元撮像素子32が第1のフレームレート(全体読み出しモード)で、画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られる輝度信号SGを基にして、DUT画面1に設定された所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する。言い換えれば、第1の算出部331は、測光部(二次元撮像素子32)が第1のサンプリング周波数で、画像を表示したDUT画面1に設定された所定の測定領域15−1を測光することにより得られる所定の測定領域15−1の測光量を基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する。所定の測定領域15−1について説明する。図7は、図2に示すDUT画面1において、所定の測定領域15−1が設定された状態を示す模式図である。所定の測定領域15−1の数は、一つである。図2に示す25個の測定領域15のうち、DUT画面1の中央に位置する測定領域15が所定の測定領域15−1にされている。所定の測定領域15−1は、DUT画面1の中央に設定されているが、この位置に限定されない。25個の測定領域15の中の一つが所定の測定領域15−1にされているが、25個の測定領域15とは別に設けられた領域が所定の測定領域15−1にされてもよい。
図6を参照して、第2の算出部332は、二次元撮像素子32が第2のフレームレート(部分読み出しモード)で、画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られる輝度信号SGを基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する。この輝度信号は、第2のサンプリング周波数(高いサンプリング周波数)を用いてサンプリングされた信号である。言い換えれば、第2の算出部332は、測光部(二次元撮像素子32)が第2のサンプリング周波数で、画像を表示したDUT画面1に設定された所定の測定領域15−1を測光することにより得られる所定の測定領域15−1の測光量を基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する。第2のフレームレートが、例えば、512fpsのとき、第2のサンプリング周波数は512Hzとなる。
補正係数算出部333は、補正係数を算出する。補正係数は、第2の算出部332が算出した所定の測定領域15−1のフリッカ量と、二次元撮像素子32が第1のフレームレートで、画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られる所定の測定領域15−1の輝度を示す輝度信号を基にして算出された所定の測定領域15−1のフリッカ量と、によって規定される。言い換えれば、補正係数は、第2の算出部332が算出した所定の測定領域15−1のフリッカ量と、測光部(二次元撮像素子32)が第1のサンプリング周波数で所定の測定領域15−1を測光することにより得られる所定の測定領域15−1の測光量を基にして算出された所定の測定領域15−1のフリッカ量と、によって規定される。さらに、言い換えれば、補正係数は、所定の測定領域15−1について、第2のサンプリング周波数(高いサンプリング周波数)を用いて算出されたフリッカ量と、第1のサンプリング周波数(低いサンプリング周波数)を用いて算出されたフリッカ量と、によって規定される。第1実施形態では、第2の算出部332が算出した所定の測定領域15−1のフリッカ量と、第1の算出部331が算出した所定の測定領域15−1のフリッカ量と、によって規定される補正係数が用いられる。
補正係数は、例えば、以下の式1で示される。
k=Fc_h/Fc_l・・・式1
ここで、kは、補正係数である。Fc_hは、所定の測定領域15−1について、第2のサンプリング周波数を用いて算出されたフリッカ量である。Fc_lは、所定の測定領域15−1について、第1のサンプリング周波数を用いて算出されたフリッカ量である。
補正係数は、場所(位置)に依存しないので、25個の測定領域15に対して共通に適用される一つの補正係数が求められる(25個の測定領域15のそれぞれに対応する25個の補正係数が求められるのではない)。
補正係数記憶部334は、DUT画面1に設定された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定前に、補正係数を予め記憶している。
補正部335は、補正係数記憶部334に記憶されている補正係数を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−1を用いて、補正係数を算出する動作について説明する。図8は、この動作を説明するフローチャートである。
図6を参照して、測定者は、PC5を操作して、補正係数を算出する命令を二次元フリッカ測定装置3−1に入力する。これにより、演算処理部33は、二次元撮像素子32を部分読み出しモードに設定し、二次元撮像素子32のフレームレートを第2のフレームレート(例えば、512fps)に設定する(図8のステップS1)。第2のフレームレートは、言い換えれば、第2のサンプリング周波数であり、512fpsのとき、512Hzである。
演算処理部33は、ステップS1の設定の下で、画像を表示したDUT画面1を二次元撮像素子32に撮像させる制御をする(図8のステップS2)。これにより、予め設定された期間(時間)にわたって、二次元撮像素子32から出力された輝度信号SGが、演算処理部33に入力する(図8のステップS3)。ここでの輝度信号SGは、所定の測定領域15−1の輝度を示す輝度信号である。所定の測定領域15−1は、二次元撮像素子32の撮像領域のうち、部分読み出しされる領域と対応している。
第2の算出部332は、ステップS3で演算処理部33に入力された輝度信号SGを基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する(図8のステップS4)。ここでのフリッカ量は、所定の測定領域15−1について、第2のサンプリング周波数を用いて算出されたフリッカ量(Fc_h)である。
次に、演算処理部33は、部分読み出しモードから全体読み出しモードに、二次元撮像素子32の設定を変える。これにより、演算処理部33は、二次元撮像素子32のフレームレートを第1のフレームレート(例えば、128fps)に設定する(図8のステップS5)。第1のフレームレートは、言い換えれば、第1のサンプリング周波数であり、128fpsのとき、128Hzである。
演算処理部33は、ステップS5の設定の下で、画像を表示したDUT画面1を二次元撮像素子32に撮像させる制御をする(図8のステップS6)。これにより、予め設定された期間(時間)にわたって、二次元撮像素子32から出力された輝度信号SGが、演算処理部33に入力する(図8のステップS7)。ここでの輝度信号SGは、DUT画面1の全領域の輝度を示す輝度信号である。DUT画面1の全領域には、図2に示す25個の測定領域15(複数の測定領域15)が含まれる。
第1の算出部331は、ステップS7で演算処理部33に入力された輝度信号SGのうち、所定の測定領域15−1の輝度信号SGを基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する(図8のステップS8)。ここでのフリッカ量は、所定の測定領域15−1について、第1のサンプリング周波数を用いて算出されたフリッカ量(Fc_l)である。
補正係数算出部333は、ステップS4で算出されたフリッカ量(Fc_h)と、ステップS8で算出されたフリッカ量(Fc_l)と、式1と、を用いて、補正係数を算出する(図8のステップS9)。この補正係数は、25個の測定領域15に対して共通に適用される。補正係数算出部333は、算出した補正係数を補正係数記憶部334に記憶させる。なお、補正係数は、二次元フリッカ測定装置3−1の工場出荷前に算出され、補正係数記憶部334に記憶されてもよい。これによれば、測定者(ユーザー)は、二次元フリッカ測定装置3−1を用いて補正係数を算出しなくてもよい。
次に、第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−1を用いて、DUT画面1に設定された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を測定する動作を説明する。図9は、これを説明するフローチャートである。
図6を参照して、測定者は、PC5を操作して、フリッカ量を測定する命令を二次元フリッカ測定装置3−1に入力する。これにより、演算処理部33は、二次元撮像素子32を全体読み出しモードに設定し、二次元撮像素子32のフレームレートを第1のフレームレートに設定する(図9のステップS11)。ステップS11での第1のフレームレートは、図8のステップS5での第1のフレームレートと同じ値である。ここでは、128fpsである。
演算処理部33は、ステップS11の設定の下で、画像を表示したDUT画面1を二次元撮像素子32に撮像させる制御をする(図9のステップS12)。これにより、二次元撮像素子32から出力された輝度信号SGが、演算処理部33に入力する(図9のステップS13)。ここでの輝度信号SGは、DUT画面1の全領域の輝度を示す輝度信号である。DUT画面1の全領域には、図2に示す25個の測定領域15(複数の測定領域15)が含まれる。
第1の算出部331は、ステップS13で演算処理部33に入力された輝度信号SGを基にして、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を算出する(図9のステップS14)。ここでのフリッカ量は、25個の測定領域15のそれぞれについて、第1のサンプリング周波数を用いて算出されたフリッカ量である。
補正部335は、補正係数記憶部334に記憶されている補正係数を用いて、ステップS14で算出された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する(図9のステップS15)。この補正には、以下の式2が用いられる。
F(x,y)_true=k×F(x,y)_l_mes・・・式2
ここで、kは、補正係数である。F(x,y)_l_mesは、ステップS14で第1の算出部331によって算出された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を示す。F(x,y)_trueは、ステップS15で補正された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を示す。(x,y)は、25個の測定領域15のそれぞれの中心点の座標を示す。
具体的に説明すると、第1の算出部331が算出した1番目の測定領域15のフリッカ量に補正係数を掛け算した値が、1番目の測定領域15について、補正されたフリッカ量となり、第1の算出部331が算出した2番目の測定領域15のフリッカ量に補正係数を掛け算した値が、2番目の測定領域15について、補正されたフリッカ量となり、・・・、第1の算出部331が算出した25番目の測定領域15のフリッカ量に補正係数を掛け算した値が、25番目の測定領域15について、補正されたフリッカ量となる。
演算処理部33は、通信部34を用いて、25個の測定領域15のそれぞれについて、補正後のフリッカ量をPC5へ送信する。PC5は、これらのフリッカ量を、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定値として、PC5の画面に表示させる(図9のステップS16)。
以上のように、第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−1は、25個の測定領域15(複数の測定領域15)のそれぞれについて、第1のサンプリング周波数(低いサンプリング周波数)を用いてフリッカ量を算出し(図9のステップS14)、補正係数で補正する(図9のステップS15)。従って、低いサンプリング周波数を用いて、DUT画面1に設定された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を高精度に測定することができる。
なお、二次元撮像素子32が第1のフレームレートで、画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られるDUT画面1の輝度を示す輝度信号SGに対して(図9のステップS12、ステップS13)、補間(ラグランジュ補間等)してもよい。これによれば、補正係数がなくても、DUT画面1に設定された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を高精度に測定することができる。
第1実施形態の変形例を説明する。図6を参照して、変形例1を説明する。変形例1は、DUT画面1の駆動周波数(垂直同期信号の周波数)の値に応じて補正係数を変えることが可能である。例えば、第1のDUT画面1の駆動周波数がf1とし、第2のDUT画面1の駆動周波数がf2とする(f1≠f2)。駆動周波数f1の場合、補正係数がk1とし、駆動周波数f2の場合、補正係数がk2とする(k1≠k2)。補正係数記憶部334は、駆動周波数f1と補正係数k1とを対応づけて記憶しており、駆動周波数f2と補正係数k2とを対応づけて記憶している。すなわち、補正係数記憶部334は、DUT画面1の駆動周波数の値に応じて算出された複数の補正係数を予め記憶している。
補正部335は、DUT画面1の駆動周波数がf1の場合(第1のDUT画面1の場合)、補正係数記憶部334から補正係数k1を読み出して、補正係数k1を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。DUT画面1の駆動周波数は、二次元フリッカ測定装置3−1が公知の技術を用いて、自動的に測定してもよいし、測定者がPC5を用いて、二次元フリッカ測定装置3−1に入力してもよい。
補正部335は、DUT画面1の駆動周波数がf2の場合(第2のDUT画面1の場合)、補正係数記憶部334から補正係数k2を読み出して、補正係数k2を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
以上のように、補正部335は、補正係数記憶部334に記憶されている複数の補正係数のうち、DUT画面1の駆動周波数の値に対応する補正係数を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
DUT画面1の駆動周波数の値に応じて補正係数が変わる。従って、異なる駆動周波数のDUT画面1について、同じ補正係数が用いられると、フリッカ量の測定精度が低下する。変形例1によれば、DUT画面1の駆動周波数の値に応じて補正係数を変えるので、そのようなことを防止できる。
図6を参照して、変形例2を説明する。変形例2は、第1のフレームレートの値に応じて補正係数を変える(第1のフレームレートは、第1のサンプリング周波数と言い換えることができる)。例えば、第1のフレームレートの値がv1の場合、補正係数がk1とし、第1のフレームレートの値がv2の場合、補正係数がk2とする(v1≠v2、k1≠k2)。補正係数記憶部334は、第1のフレームレートv1と補正係数k1とを対応づけて記憶しており、第1のフレームレートv2と補正係数k2とを対応づけて記憶している。このように、補正係数記憶部334は、第1のフレームレートの値に応じて算出された複数の補正係数を予め記憶している。
25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定前に、測定者がPC5(第1の入力部)を用いて、第1のフレームレートの値を二次元フリッカ測定装置3−1に入力する。第1のフレームレートv1が入力されている場合、補正部335は、補正係数記憶部334から補正係数k1を読み出して、補正係数k1を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。第1のフレームレートv2が入力されている場合、補正部335は、補正係数記憶部334から補正係数k2を読み出して、補正係数k2を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
このように、補正部335は、PC5を用いて第1のフレームレートの値が指定されたとき、補正係数記憶部334に記憶されている複数の補正係数のうち、PC5を用いて指定された値に対応する補正係数を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
第1のフレームレートの値に応じて補正係数が変わる。従って、第1のフレームレートの値に関わらず、同じ補正係数が用いられると、フリッカ量の測定精度が低下する。変形例2によれば、第1のフレームレートの値に応じて補正係数の値を変えるので、そのようなことを防止できる。
図6を参照して、変形例3を説明する。変形例3は、変形例1と変形例2との組み合わせである。例えば、第1のDUT画面1の駆動周波数がf1とし、第2のDUT画面1の駆動周波数がf2とし(f1≠f2)、第1のフレームレートの値がv1,v2とする(v1≠v2)。第1のフレームレートは、第1のサンプリング周波数と言い換えることができる。駆動周波数f1と第1フレームレートv1との組み合わせの場合、補正係数がk1とし、駆動周波数f1と第1フレームレートv2との組み合わせの場合、補正係数がk2とし、駆動周波数f2と第1フレームレートv1との組み合わせの場合、補正係数がk3とし、駆動周波数f2と第1フレームレートv2との組み合わせの場合、補正係数がk4とする(k1、k2、k3、k4はそれぞれ異なる値である)。
補正係数記憶部334は、駆動周波数f1と第1フレームレートv1との組み合わせと、補正係数k1とを対応づけて記憶しており、駆動周波数f1と第1フレームレートv2との組み合わせと、補正係数k2とを対応づけて記憶しており、駆動周波数f2と第1フレームレートv1との組み合わせと、補正係数k3とを対応づけて記憶しており、駆動周波数f2と第1フレームレートv2との組み合わせと、補正係数k4とを対応づけて記憶している。このように、補正係数記憶部334は、DUT画面1の駆動周波数の値と第1のフレームレートの値との組み合わせに応じて算出された複数の補正係数を、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定前に予め記憶している。
25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定前に、測定者がPC5(第2の入力部)を用いて、第1のフレームレートの値を二次元フリッカ測定装置3−1に入力する。第1のフレームレートv1が入力されており、かつ、DUT画面1の駆動周波数がf1の場合、補正部335は、補正係数記憶部334から補正係数k1を読み出して、補正係数k1を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。第1のフレームレートv2が入力されており、かつ、DUT画面1の駆動周波数がf1の場合、補正部335は、補正係数記憶部334から補正係数k2を読み出して、補正係数k2を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。第1のフレームレートv1が入力されており、かつ、DUT画面1の駆動周波数がf2の場合、補正部335は、補正係数記憶部334から補正係数k3を読み出して、補正係数k3を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。第1のフレームレートv2が入力されており、かつ、DUT画面1の駆動周波数がf2の場合、補正部335は、補正係数記憶部334から補正係数k4を読み出して、補正係数k4を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
このように、PC5(第2の入力部)を用いて、第1のフレームレートの値が指定されたとき、補正部335は、補正係数記憶部334に記憶されている複数の補正係数のうち、PC5を用いて指定された値とDUT画面1の駆動周波数の値との組み合わせに対応する補正係数を用いて、第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する。
変形例3によれば、変形例1、変形例2と同様の効果を有する。
図6及び図9を参照して、変形例4を説明する。変形例4は、フリッカ量を補正するか否かを測定者が選択することができる。測定者は、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定前に、PC5(第3の入力部)を用いて、フリッカ量を補正するか否かの指示を二次元フリッカ測定装置3−1に入力する。フリッカ量を補正する指示が入力されていたとき、補正部335は、ステップS14で第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する(ステップS15)。
これに対して、フリッカ量を補正しない指示が入力されていたとき、補正部335は、ステップS14で第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正しない。すなわち、ステップS15の処理がされない。演算処理部33は、通信部34を用いて、ステップS14で第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量(補正されていないフリッカ量)をPC5へ送信する。PC5はこれらのフリッカ量を、複数の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定値として、PC5の画面に表示させる。
第1の算出部331が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量は、補正係数によって補正されなくても、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の相対値が分かる。25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の相対値で十分であれば、測定者は、PC5(第3の入力部)を用いてフリッカ量を補正しない指示をする。
変形例4は、次に説明する第2実施形態にも適用できる。
第2実施形態を説明する。図10は、第2実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−2の構成を示すブロック図である。第2実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−2は、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を測定する際に、補正係数をリアルタイムで算出する。第2実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−2が、第1実施形態に係る二次元フリッカ測定装置3−1と異なる点を説明する。
二次元フリッカ測定装置3−2は、光学レンズ31を通過した光Lが入射する光分割部35を備える。光分割部35は、光Lを、光L1と光L2とに二分割する。光分割部35は、例えば、ハーフミラーである。
二次元フリッカ測定装置3−2は、二次元撮像素子32の替わりに、測光部として、第1の二次元撮像素子36(第1の測光部)と第2の二次元撮像素子37(第2の測光部)とを備える。第1の二次元撮像素子36は、光L1(二分割された一方の光)の光路に配置されている。第2の二次元撮像素子37は、光L2(二分割された他方の光)の光路に配置されている。
第1の二次元撮像素子36(第1の測光部)は、全体読み出しモードにおいて、画像を表示したDUT画面1を第1のフレームレートで撮像し、撮像した画像の輝度信号SGを出力する。第1の二次元撮像素子36は、例えば、CMOSセンサー、CCDセンサーである。このように、第1の測光部は、第1のサンプリング周波数で二次元領域を測光する第1の機能を有する。
第2の二次元撮像素子37(第2の測光部)は、部分読み出しモードにおいて、画像を表示したDUT画面1を第2のフレームレートで撮像し、撮像した画像の輝度信号SGを出力する。第2の二次元撮像素子37は、例えば、CMOSセンサーである。このように、第2の測光部は、第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数で、二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能を有する。
第2の二次元撮像素子37の替わりに、以下の第2の測光部でもよい。この第2の測光部は、所定の測定領域15−1(スポット領域)からの光を受光する受光素子(例えば、シリコンフォトダイオード)と、受光素子から出力された信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換回路と、を含む。この第2の測光部によれば、信号の転送速度が速いので、部分読み出しは不要である。
第1の二次元撮像素子36から出力された輝度信号SGと、第2の二次元撮像素子37から出力された輝度信号SGとは、演算処理部33に入力される。
演算処理部33は、第1の算出部336と、第2の算出部337と、第3の算出部338と、補正部339と、タイミング制御部340と、を備える。タイミング制御部340以外は、後で説明する。タイミング制御部340は、第2の二次元撮像素子37が第2のフレームレートで画像を表示したDUT画面1を撮像する際に時系列に並ぶ撮像タイミングの中に、第1の二次元撮像素子36が第1のフレームレートで画像を表示したDUT画面1を撮像する際に時系列に並ぶ撮像タイミングが含まれる制御をする。図11は、撮像タイミングの制御を説明する説明図である。第2のフレームレートは、第1のフレームレートの整数倍である。ここでは、第2のフレームレートが500fps、第1のフレームレートが100fpsを例にして説明する。
第1の二次元撮像素子36のフレームレートは100fpsなので、撮像タイミングT1は0.01秒間隔で時系列に並ぶ。第2の二次元撮像素子37の撮像タイミングT2は500fpsなので、撮像タイミングT2は0.002秒間隔で時系列に並ぶ。第1の二次元撮像素子36と第2の二次元撮像素子37との位相差の要因を排除するために、例えば、タイミング制御部340は、基準クロックをそれぞれ、100Hzのクロック、500Hzのクロックに分周する分周回路を備える。第1の二次元撮像素子36は、100Hzのクロックをタイミング信号とし、このタイミング信号を基準にして撮像する。第2の二次元撮像素子37は、500Hzのクロックをタイミング信号とし、このタイミング信号を基準にして撮像する。これにより、第2の二次元撮像素子37の撮像タイミングT2が、5回に1回の周期で、第1の二次元撮像素子36の撮像タイミングT1と同じになる。これは、第2の二次元撮像素子37が第2のフレームレートで画像を表示したDUT画面1を撮像する際に時系列に並ぶ撮像タイミングT2の中に、第1の二次元撮像素子36が第1のフレームレートで画像を表示したDUT画面1を撮像する際に時系列に並ぶ撮像タイミングT1が含まれることを意味する。
次に、第2実施形態に係る二次元フリッカ装置3−2の動作で説明する。図12は、この動作を説明するフローチャートである。
図10を参照して、DUT画面1には画像が表示されており、光分割部35は、DUT画面1の全体からの光Lを光L1と光L2とに分割する。これにより、光L1が第1の二次元撮像素子36に入射し、光L2が第2の二次元撮像素子37に入射している。測定者は、PC5を操作して、フリッカ量を測定する命令を二次元フリッカ測定装置3−2に入力する。これにより、演算処理部33は、画像を表示したDUT画面1を、第1のフレームレートで第1の二次元撮像素子36に撮像させ、かつ、第2のフレームレートで第2の二次元撮像素子37に撮像させる制御をする(図12のステップS21)。タイミング制御部340は、図11で説明したように、第1の二次元撮像素子36の撮像タイミングT1と第2の二次元撮像素子37の撮像タイミングT2とを制御している。
第1の二次元撮像素子36が第1のフレームレートで画像を表示したDUT画面1を撮像することにより、第1の二次元撮像素子36は輝度信号SGを出力する。第2の二次元撮像素子37が第2のフレームレートで画像を表示したDUT画面1を撮像することにより、第2の二次元撮像素子37は輝度信号SGを出力する。第1の二次元撮像素子36から出力された輝度信号SGと、第2の二次元撮像素子37から出力された輝度信号SGとが、演算処理部33に入力する(図12のステップS22)。第1の二次元撮像素子36から出力された輝度信号SGは、DUT画面1の全領域の輝度を示す輝度信号である。DUT画面1の全領域には、図2に示す25個の測定領域15(複数の測定領域15)が含まれる。第2の二次元撮像素子37から出力された輝度信号SGは、所定の測定領域15−1の輝度を示す信号である。所定の測定領域15−1は、第2の二次元撮像素子37の撮像領域のうち、部分読み出しされる領域と対応している。
第1の算出部336は、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を算出し、第2の算出部337は、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する(図12のステップS23)。詳しく説明すると、第1の算出部336は、第1の二次元撮像素子36から出力され、演算処理部33に入力された輝度信号SG(第1の二次元撮像素子36が画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られる、DUT画面1の輝度を示す輝度信号SG)を基にして、25個の測定領域15のぞれぞれのフリッカ量を算出する。言い換えれば、第1の算出部336は、第1の測光部(第1の二次元撮像素子36)が画像を表示したDUT画面1を測光することにより得られる、DUT画面1の測光量を基にして、25個の測定領域15のぞれぞれのフリッカ量を算出する。
第2の算出部337は、第2の二次元撮像素子37から出力され、演算処理部33に入力された輝度信号SG(第2の二次元撮像素子37が画像を表示したDUT画面1を撮像することにより得られる、所定の測定領域15−1の輝度を示す輝度信号SG)を基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する。言い換えれば、第2の算出部337は、第2の測光部(第2の二次元撮像素子37)が、画像を表示したDUT画面に設定された所定の測定領域15−1を測光することにより得られる所定の測定領域15−1の測光量を基にして、所定の測定領域15−1のフリッカ量を算出する。
第3の算出部338は、第1の算出部336が算出した25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量のうち、中央の測定領域15(すなわち、所定の測定領域15−1)のフリッカ量と、第2の算出部337が算出したフリッカ量と、式1と、を用いて、補正係数を算出する(図12のステップS24)。
補正部339は、ステップS24で算出された補正係数を用いて、ステップS23で算出された25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を補正する(図12のステップS25)。この補正には、上記式2が用いられる。
演算処理部33は、通信部34を用いて、25個の測定領域15のそれぞれについて、補正後のフリッカ量をPC5へ送信する。PC5は、これらのフリッカ量を、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定値として、PC5の画面に表示させる(図12のステップS26)。
第2実施形態の主な効果を説明する。第2実施形態は、第1のフレームレートでDUT画面1を撮像する二次元撮像素子(第1の二次元撮像素子36)と、第2のフレームレートでDUT画面1を撮像する二次元撮像素子(第2の二次元撮像素子37)と、を別々にしている。光分割部35がDUT画面1からの光Lを二分割し、第1の二次元撮像素子36が二分割された一方の光L1の光路に配置され、第2の二次元撮像素子37が二分割された他方の光L2の光路に配置される。従って、第2実施形態によれば、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量を測定するときに、リアルタイムで補正係数を算出することができる。これにより、25個の測定領域15のそれぞれのフリッカ量の測定精度を向上させることができる。
(実施形態の纏め)
実施形態の第1局面に係る二次元フリッカ測定装置は、第1のサンプリング周波数で二次元領域を測光する第1の機能と、前記第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数で、前記二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能と、を有する測光部と、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記測定対象物に設定された複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する第1の算出部と、前記測光部が前記第2のサンプリング周波数で前記測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出する第2の算出部と、前記第2の算出部が算出したフリッカ量と、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして算出された前記所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する補正部と、を備える。
複数の測定領域のいずれか一つが所定の測定領域にされてもよいし、複数の測定領域と別の領域が所定の測定領域にされてもよい。
補正係数を規定する後者のフリッカ量(すなわち、測光部が第1のサンプリング周波数で所定の測定領域を測光することにより得られる所定の測定領域の測光量を基にして算出された所定の測定領域のフリッカ量)は、第1の算出部によって、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量が算出される前に、第1の算出部によって予め算出されてもよいし(これによれば、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に、補正係数が予め記憶される)、第1の算出部によって、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量が算出されるときに、第1の算出部によって算出されてもよい(これによれば、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定時に補正係数がリアルタイムに算出される)。
第1の算出部は、測光部が第1のサンプリング周波数(低いサンプリング周波数)で測定対象物を測光することにより得られる測定対象物の測光量(例えば、輝度)を基にして、測定対象物に設定された複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する。
第2の算出部は、測光部が第2のサンプリング周波数(高いサンプリング周波数)で測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる所定の測定領域の測光量(例えば、輝度)を基にして、所定の測定領域のフリッカ量を算出する。
補正係数は、第2の算出部が算出した所定の測定領域のフリッカ量と、測光部が第1のサンプリング周波数で所定の測定領域を測光することにより得られる所定の測定領域の測光量を基にして算出された所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される。言い換えれば、補正係数は、所定の測定領域について、第2のサンプリング周波数(高いサンプリング周波数)を用いて求められたフリッカ量と、第1のサンプリング周波数(低いサンプリング周波数)を用いて求められたフリッカ量と、によって規定される。補正部は、この補正係数によって、第1の算出部が算出した複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量(第1の算出部が第1のサンプリング周波数を用いて算出した複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量)を補正する。これにより、フリッカ量の測定精度を高くすることができる。
以上のように、実施形態の第1局面に係る二次元フリッカ測定装置は、複数の測定領域のそれぞれについて、第1のサンプリング周波数(低いサンプリング周波数)を用いてフリッカ量を算出し、補正係数で補正する。従って、低いサンプリング周波数を用いて、測定対象物に設定された複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を高精度に測定することができる。
上記構成において、前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に算出された前記補正係数を予め記憶する記憶部をさらに備え、前記補正部は、前記記憶部に記憶されている前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する。
記憶部に記憶されている補正係数は、二次元フリッカ測定装置の工場出荷前に、二次元フリッカ測定装置を用いて算出されてもよいし、ユーザーが二次元フリッカ測定装置を用いて測定対象物に設定された複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定する前に、二次元フリッカ測定装置を用いて算出されてもよい。
上記構成において、前記記憶部は、前記測定対象物の駆動周波数の値に応じて算出された複数の前記補正係数を予め記憶しており、前記補正部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記補正係数のうち、前記測定対象物の駆動周波数の値に対応する前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する。
測定対象物(例えば、ディスプレイ画面)の駆動周波数の値に応じて補正係数が変わる。従って、異なる駆動周波数の測定対象物について、同じ補正係数が用いられると、フリッカ量の測定精度が低下する。この構成によれば、測定対象物の駆動周波数の値に応じて補正係数を変えるので、そのようなことを防止できる。
上記構成において、第1の入力部をさらに備え、前記記憶部は、前記第1のサンプリング周波数の値に応じて算出された複数の前記補正係数を予め記憶しており、前記第1の入力部を用いて、前記第1のサンプリング周波数の値が指定されたとき、前記補正部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記補正係数のうち、前記第1の入力部を用いて指定された値に対応する前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する。
この構成は、二次元フリッカ測定装置が、第1のサンプリング周波数の値を変えることができる機能を有することを前提とする。第1のサンプリング周波数の値に応じて補正係数が変わる。従って、第1のサンプリング周波数の値に関わらず、同じ補正係数が用いられると、フリッカ量の測定精度が低下する。この構成によれば、第1のサンプリング周波数の値に応じて補正係数の値を変えるので、そのようなことを防止できる。
上記構成において、第2の入力部をさらに備え、前記記憶部は、前記測定対象物の駆動周波数の値と前記第1のサンプリング周波数の値との組み合わせに応じて算出された複数の前記補正係数を予め記憶しており、前記第2の入力部を用いて、前記第1のサンプリング周波数の値が指定されたとき、前記補正部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記補正係数のうち、前記第2の入力部を用いて指定された値と前記測定対象物の駆動周波数の値との組み合わせに対応する前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する。
この構成は、上記二つの構成(測定対象物の駆動周波数の値に応じて補正係数を変える。第1のサンプリング周波数の値に応じて補正係数を変える。)の組み合わせである。この構成は、上記二つの構成と同様の効果を有する。
上記構成において、前記測光部は、前記第1の機能及び前記第2の機能を有する二次元撮像素子を含み、前記第2の機能は、部分読み出し機能である。
この構成によれば、一つの二次元撮像素子によって、第1の機能及び第2の機能が実現される。
上記構成において、前記測定対象物からの光を二分割する光分割部をさらに備え、前記測光部は、前記二分割された一方の光の光路に配置され、前記第1の機能を有する第1の測光部と、前記二分割された他方の光の光路に配置され、前記第2の機能を有する第2の測光部と、を備え、前記第1の算出部は、前記第1の測光部が前記測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出し、前記第2の算出部は、前記第2の測光部が前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出し、前記複数の測定領域の一つが前記所定の測定領域であり、前記二次元フリッカ測定装置は、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量のうち、前記所定の測定領域のフリッカ量と、前記第2の算出部が算出したフリッカ量と、を用いて、前記補正係数を算出する第3の算出部をさらに備え、前記補正部は、前記第3の算出部が算出した前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する。
この構成は、第1のサンプリング周波数で測光する測光部(第1の測光部)と、第2のサンプリング周波数で測光する測光部(第2の測光部)と、を別々にしている。光分割部が測定対象物からの光を二分割し、第1の測光部が二分割された一方の光の光路に配置され、第2の測光部が二分割された他方の光の光路に配置される。従って、この構成によれば、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定するときに、リアルタイムで補正係数を算出することができる。これにより、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定精度を向上させることができる。
上記構成において、前記第1の測光部は、第1の二次元撮像素子を含み、前記第2の測光部は、前記第2の機能となる部分読み出し機能を有する第2の二次元撮像素子、又は、前記第1の二次元撮像素子の撮像領域より小さいスポット領域からの光を受光する受光素子を含む。
この構成は、第1の測光部及び第2の測光部を具体的に規定する。第2の測光部は、測定対象物に設定された所定の測定領域を測光するので、二次元撮像素子でなくてもよい。
上記構成において、第3の入力部をさらに備え、前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に、前記第3の入力部を用いて、フリッカ量を補正する指示がされたとき、前記補正部は、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正し、前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に、前記第3の入力部を用いて、フリッカ量を補正しない指示がされたとき、前記補正部は、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正しない。
第1の算出部が算出した複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量は、補正係数によって補正されなくても、複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の相対値が分かる。複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の相対値で十分であれば、測定者は、第3の入力部を用いてフリッカ量を補正しない指示をする。
実施形態の第2局面に係る二次元フリッカ測定方法は、第1のサンプリング周波数で二次元領域を測光する第1の機能と、前記第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数で、前記二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能と、を有する測光部を用いて、測定対象物に設定された複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定する二次元フリッカ測定方法であって、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記測定対象物に設定された前記複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する第1の算出ステップと、前記測光部が前記第2のサンプリング周波数で前記測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出する第2の算出ステップと、前記第2の算出ステップで算出したフリッカ量と、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして算出された前記所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される補正係数を用いて、前記第1の算出ステップで算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する補正ステップと、を備える。
実施形態の第2局面に係る二次元フリッカ測定方法は、実施形態の第1局面に係る二次元フリッカ測定装置を方法の観点から規定しており、実施形態の第1局面に係る二次元フリッカ測定装置と同様の作用効果を有する。
本発明の実施形態が詳細に図示され、かつ、説明されたが、それは単なる図例及び実例であって限定ではない。本発明の範囲は、添付されたクレームの文言によって解釈されるべきである。
2017年10月5日に提出された日本国特許出願特願2017−195103は、その全体の開示が、その全体において参照によりここに組み込まれる。
本発明によれば、二次元フリッカ測定装置及び二次元フリッカ測定方法を提供することができる。

Claims (10)

  1. 第1のサンプリング周波数で二次元領域を測光する第1の機能と、前記第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数で、前記二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能と、を有する測光部と、
    前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記測定対象物に設定された複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する第1の算出部と、
    前記測光部が前記第2のサンプリング周波数で前記測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出する第2の算出部と、
    前記第2の算出部が算出したフリッカ量と、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして算出された前記所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する補正部と、を備える二次元フリッカ測定装置。
  2. 前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に算出された前記補正係数を予め記憶する記憶部をさらに備え、
    前記補正部は、前記記憶部に記憶されている前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する、請求項1に記載の二次元フリッカ測定装置。
  3. 前記記憶部は、前記測定対象物の駆動周波数の値に応じて算出された複数の前記補正係数を予め記憶しており、
    前記補正部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記補正係数のうち、前記測定対象物の駆動周波数の値に対応する前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する、請求項2に記載の二次元フリッカ測定装置。
  4. 第1の入力部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記第1のサンプリング周波数の値に応じて算出された複数の前記補正係数を予め記憶しており、
    前記第1の入力部を用いて、前記第1のサンプリング周波数の値が指定されたとき、前記補正部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記補正係数のうち、前記第1の入力部を用いて指定された値に対応する前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する、請求項2に記載の二次元フリッカ測定装置。
  5. 第2の入力部をさらに備え、
    前記記憶部は、前記測定対象物の駆動周波数の値と前記第1のサンプリング周波数の値との組み合わせに応じて算出された複数の前記補正係数を予め記憶しており、
    前記第2の入力部を用いて、前記第1のサンプリング周波数の値が指定されたとき、前記補正部は、前記記憶部に記憶されている複数の前記補正係数のうち、前記第2の入力部を用いて指定された値と前記測定対象物の駆動周波数の値との組み合わせに対応する前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する、請求項2に記載の二次元フリッカ測定装置。
  6. 前記測光部は、前記第1の機能及び前記第2の機能を有する二次元撮像素子を含み、
    前記第2の機能は、部分読み出し機能である、請求項1〜5のいずれか一項に記載の二次元フリッカ測定装置。
  7. 前記測定対象物からの光を二分割する光分割部をさらに備え、
    前記測光部は、前記二分割された一方の光の光路に配置され、前記第1の機能を有する第1の測光部と、前記二分割された他方の光の光路に配置され、前記第2の機能を有する第2の測光部と、を備え、
    前記第1の算出部は、前記第1の測光部が前記測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出し、
    前記第2の算出部は、前記第2の測光部が前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出し、
    前記複数の測定領域の一つが前記所定の測定領域であり、
    前記二次元フリッカ測定装置は、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量のうち、前記所定の測定領域のフリッカ量と、前記第2の算出部が算出したフリッカ量と、を用いて、前記補正係数を算出する第3の算出部をさらに備え、
    前記補正部は、前記第3の算出部が算出した前記補正係数を用いて、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する、請求項1に記載の二次元フリッカ測定装置。
  8. 前記第1の測光部は、第1の二次元撮像素子を含み、
    前記第2の測光部は、前記第2の機能となる部分読み出し機能を有する第2の二次元撮像素子、又は、前記第1の二次元撮像素子の撮像領域より小さいスポット領域からの光を受光する受光素子を含む、請求項7に記載の二次元フリッカ測定装置。
  9. 第3の入力部をさらに備え、
    前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に、前記第3の入力部を用いて、フリッカ量を補正する指示がされたとき、前記補正部は、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正し、前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量の測定前に、前記第3の入力部を用いて、フリッカ量を補正しない指示がされたとき、前記補正部は、前記第1の算出部が算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正しない、請求項1〜8のいずれか一項に記載の二次元フリッカ測定装置。
  10. 第1のサンプリング周波数で二次元領域を測光する第1の機能と、前記第1のサンプリング周波数より高い第2のサンプリング周波数で、前記二次元領域より小さい領域を測光する第2の機能と、を有する測光部を用いて、測定対象物に設定された複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を測定する二次元フリッカ測定方法であって、
    前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記測定対象物を測光することにより得られる前記測定対象物の測光量を基にして、前記測定対象物に設定された前記複数の測定領域のぞれぞれのフリッカ量を算出する第1の算出ステップと、
    前記測光部が前記第2のサンプリング周波数で前記測定対象物に設定された所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして、前記所定の測定領域のフリッカ量を算出する第2の算出ステップと、
    前記第2の算出ステップで算出したフリッカ量と、前記測光部が前記第1のサンプリング周波数で前記所定の測定領域を測光することにより得られる前記所定の測定領域の測光量を基にして算出された前記所定の測定領域のフリッカ量と、によって規定される補正係数を用いて、前記第1の算出ステップで算出した前記複数の測定領域のそれぞれのフリッカ量を補正する補正ステップと、を備える二次元フリッカ測定方法。
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