JP2009083588A - ワイパ装置 - Google Patents

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Kenichi Miyashita
賢一 宮下
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Abstract

【課題】ジョイントアウタの破損を防止し、加工工数と成形コストを削減する。
【解決手段】ボールジョイント22は、駆動ロッド23に植設したスタッドボール25と、スタッドボール25のボール部25aに嵌合させて駆動ロッド23と結合したジョイントアウタ26とを備えている。シール部材29は、スタッドボール25のロッド部25bに挿通して駆動レバー14に固着したベース部29aと、周壁部29bの先端に周設してジョイントアウタ26の外周面に当接するシールリップ30とを備えている。ベース部29aには、ジョイントアウタ26の開口周縁部26aに当接して駆動ロッド23の傾動を規制する突起31が設けてある。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車のウィンドウガラスに付着した水滴を払拭するワイパ装置に関する。
この種のワイパ装置としては、フレームの両端に左右一対のピボットホルダを設け、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに駆動レバーを結合し、これら駆動レバーに連結ロッドを差し渡して構成したものが一般的である。さらに、フレームに搭載されたワイパモータの出力軸にクランクアームを結合し、このクランクアームと駆動レバーとを駆動ロッドを介して連結することで、ピボット軸を揺動回転させている。
このワイパ装置では、フレームの変形を吸収して円滑な動作を確保するため、連結ロッドと駆動ロッドの両端はボールジョイントを介して駆動レバーとクランクアームに連結してある。このため、フレームの変形が大きくなると、連結ロッドと駆動ロッドの傾動が大きくなり、動作に支障を来たす虞がある。そこで、ボールジョイントのスタッドボールに凹部を設ける一方、この凹部にジョイントアウタのボス部を係合させて連結ロッドの傾動を規制している(特許文献1参照)。
特公平6−78053号公報
ところで、ジョイントアウタにはスタッドボールの嵌入が容易な樹脂製のものを使用する傾向にある。しかし、樹脂製のジョイントアウタでは、連結ロッドや駆動ロッドの傾動荷重が大きくなると、ボス部が破損する虞がある。さらに、スタッドボールに凹部を形成し、ジョイントアウタにボス部を形成してあるため、加工工数と成形コストが嵩むという問題もある。
本発明の目的は、ジョイントアウタの破損を防止し、加工工数と成形コストを削減することにある。
本発明は、フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、上記フレームに搭載されたワイパモータの出力軸に結合したクランクアームと、該クランクアームと上記駆動レバーをボールジョイントを介して連結した駆動ロッドと、上記クランクアームと駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、上記両ボールジョイントは、クランクアームまたは駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記駆動ロッドと結合したジョイントアウタとを備え、上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記クランクアームまたは駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記駆動ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備えたことを特徴とする。
本発明は、フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、上記フレームに搭載されたワイパモータの出力軸に結合したクランクアームと、該クランクアームと上記駆動レバーをボールジョイントを介して連結した駆動ロッドと、上記クランクアームと駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、上記両ボールジョイントは、クランクアームまたは駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記駆動ロッドと結合したジョイントアウタと、該ジョイントアウタと上記スタッドボールのボール部の一方に設けたボス部と、該ボス部と係合すべく他方に設けた凹部とを備え、上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記クランクアームまたは駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記駆動ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備え、上記ボス部の凹部との干渉に先立って上記ジョイントアウタの開口周縁部を上記シール部材の突起に当接させることを特徴とする。
本発明は、フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、該連結ロッドの両端を上記駆動レバーに結合するボールジョイントと、上記両駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、上記両ボールジョイントは、駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記連結ロッドと結合したジョイントアウタとを備え、上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記連結ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備えたことを特徴とする。
本発明は、フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、該連結ロッドの両端を上記駆動レバーに結合するボールジョイントと、上記両駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、上記両ボールジョイントは、駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記連結ロッドと結合したジョイントアウタと、該ジョイントアウタと上記スタッドボールのボール部の一方に設けたボス部と、該ボス部と係合すべく他方に設けた凹部とを備え、上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記連結ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備え、上記ボス部の凹部との干渉に先立って上記ジョイントアウタの開口周縁部を上記シール部材の突起に当接させることを特徴とする。
本発明は、フレームのピボットホルダと、ピボットホルダで支持されたピボット軸に結合した駆動レバーと、駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、上記フレームに搭載されたワイパモータの出力軸に結合したクランクアームと、該クランクアームと上記駆動レバーとをボールジョイントを介して連結した駆動ロッドと、上記クランクアームと駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、上記両ボールジョイントは、クランクアームまたは駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記駆動ロッドと結合したジョイントアウタとを備え、上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記クランクアームまたは駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記駆動ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備えたことを特徴とする。
いずれの発明でも、上記ベース部に周壁部を連設して上記シール部材を椀形に形成するとともに、該周壁部にシールリップを周設して上記ジョイントアウタの外周面に当接させるのが好ましい。
本発明のワイパ装置では、ジョイントアウタの開口周縁部がシール部材の突起に当接して駆動ロッドや連結ロッドの傾動を規制しているので、ボールジョイントにボス部と凹部を設ける必要がなくなり、コスト的に有利になるばかりでなく、樹脂製のジョイントアウタを使用しても、破損の虞がなくなる。
さらに、ボールジョイントのシール部材を利用して駆動ロッドや連結ロッドの傾動を規制しているので、ボールジョイントにボス部と凹部を設ける場合に較べて、加工工数と成形コストの増加がなく、最小限のコストアップで済む。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明のワイパ装置を示す斜視図である。
このワイパ装置10は、フレーム11の両端に左右一対のピボットホルダ12,13を設けてある。これらピボットホルダ12,13には、ワイパアーム(図示せず)の取り付けられるピボット軸12a,13aが回動自在に支持してあり、その下端のそれぞれに駆動レバー14,15を結合してある。これら駆動レバー14,15に連結ロッド16を差し渡してリンク機構17を構成してある。このリンク機構17では、フレーム11の変形を吸収して円滑な動作を確保するため、連結ロッド16の両端はボールジョイント18,19を介して駆動レバー14,15にそれぞれ連結してある。
フレーム11には、モータ本体20aと減速機構20bを組み合わせたワイパモータ20が搭載されている。このワイパモータ20の出力軸(図示せず)にはクランクアーム21が取り付けられている。クランクアーム21はボールジョイント22を介して駆動ロッド23の一端に連結してあり、駆動ロッド23の他端はボールジョイント24を介して駆動レバー14に連結してある。ワイパモータ20がクランクアーム21を回転させると、駆動ロッド23が往復動して駆動レバー14,15を揺動させ、ピボット軸12a,13aが回動してワイパアームを揺動させる。なお、ワイパ装置10は左右のピボットホルダ12,13に設けた取付脚11Aを車体に締結固定してある。
図2は駆動ロッド23の両端の連結構造を示す断面図、図3は図2の駆動ロッド23が傾動した状態を示す図である。
駆動ロッド23の両端にあるボールジョイント22,24はスタッドボール25とジョイントアウタ26からなり、スタッドボール25のボール部25aをジョイントアウタ26に嵌入してある。スタッドボール25はロッド部25bをかしめてクランクアーム21と駆動レバー14に植設してある。樹脂製のジョイントアウタ26は駆動ロッド23の両端に成形固着されている。ジョイントアウタ26の内周面にはスリット27が形成され、スタッドボール25のボール部25aには周回溝28が形成されており、これらスリット27と周回溝28を介してグリスの拡散が行われる。
クランクアーム21と駆動レバー14には、ボールジョイント18をシールする椀形のシール部材29が装着されている。このシール部材29は、スタッドボール25のロッド部25bに挿通してクランクアーム21と駆動レバー14に固着した円形のベース部29aと、ベース部29aに連設した周壁部29bと、周壁部29bの先端に周設してジョイントアウタ26の外周面に当接するシールリップ30とを備えている。ベース部29aには、ジョイントアウタ26の開口周縁部26aに当接して連結ロッド16の傾動を規制する突起31が設けてある。この突起31はスタッドボール25のロッド部25bを取り囲むように連続的に形成してある。
このワイパ装置10は、フレーム11が変形した状態で運転すると、フレーム11の変形を吸収すべく、ボールジョイント22,24が駆動ロッド23を傾動させる。駆動ロッド23の傾動が大きくなると、ジョイントアウタ26の開口周縁部26aがシール部材29の突起31に当接して駆動ロッド23の傾動を規制する(図3参照)ので、駆動ロッド23がクランクアーム21と干渉する虞がなくなる。つまり、従来のように、ボールジョイント18にボス部と凹部を設ける必要がなくなり、コスト的に有利になるばかりでなく、樹脂製のジョイントアウタ26を使用しも破損する虞はない。
さらに、ボールジョイント22,24のシール部材29を利用して駆動ロッド23の傾動を規制しているので、ボールジョイント22,24にボス部と凹部を設ける場合に較べて、加工工数と成形コストの増加がなく、最小限のコストアップで済む。
また、シール部材29を椀形に形成し、その周壁部29bにシールリップ30を設けてジョイントアウタ26の外周面に当接してあるので、シールリップ30の磨耗が少なく、耐久性にも優れている。
図4は図2の変形例を示す図である。なお、図2と同一の構成要素には同一の符号を付してある。
この変形例では、ジョイントアウタ26にボス部32を設ける一方、このボス部32の係合する凹部33をスタッドボール25のボール部25aに設け、ボス部32の凹部33との干渉に先立ってジョイントアウタ26の開口周縁部26aをシール部材29の突起31に当接させるようにしてある。なお、当然のことであるが、ボス部32と凹部33の配置は逆であってもよい。その他の構成は図2と同一である。
このようにすると、駆動ロッド16の傾動荷重がシール部材29のボス部32の変形によって吸収されるので、ボス部32の凹部33に対する衝撃が緩和され、ボス部32が破損する虞がなくなる。さらに、ジョイントアウタ26によるシール部材29の圧縮が少なくなり、シール部材の耐久性が向上する。
図5は連結ロッド16の両端の連結構造を示す断面図である。なお、図2と同一の構成要素には同一の符号を付してある。
連結ロッド16の両端にあるボールジョイント18,19についても、図2と同様の構造を採用してある。なお、当然のことであるが、これら連結部にも図4の構造が適用可能である。
図6は別の実施形態のワイパ装置を示している。
このワイパ装置50は、フレーム51の一端にワイパモータ52を搭載し、フレーム51の他端にピボットホルダ53を設けてある。ピボットホルダ53のピボット軸53aには駆動レバー54を取り付け、ワイパモータ52の出力軸52aにはクランクアーム55を取り付けてある。駆動レバー54とクランクアーム55に駆動ロッド56を差し渡してリンク機構57を構成してある。いま、ワイパモータ52でクランクアーム55を回転させると、駆動ロッド56がピボット軸53aを揺動回転させる。このリンク機構57では、フレーム50の変形を吸収して円滑な動作を確保するため、駆動ロッド56の両端をボールジョイント58,59を介して駆動レバー54,クランクアーム55にそれぞれ連結してある。そして、駆動ロッド56の両端にあるボールジョイント58,59についても、図2と同様の構造を採用してある。なお、当然のことであるが、これらの連結部にも図4の構造が適用可能である。
本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、以上の実施形態では、シール部材29の突起31をスタッドボール25のロッド部25bの周りに連続的に形成してあるが、この突起31は間欠的に形成してもよいし、連結ロッド16の傾動の生じ易い方向だけに形成してもよい。
本発明のワイパ装置を示す斜視図である。 図1の駆動ロッドの両端の連結構造を示す断面図である。 図2の駆動ロッドが傾動した状態を示す図である。 図2の変形例を示す図である。 図1の連結ロッドの両端の連結構造を示す断面図である。 別の実施例のワイパ装置を示す斜視図である。
符号の説明
10 ワイパ装置
11 フレーム
11A 取付脚
12 ピボットホルダ
12a ピボット軸
13 ピボットホルダ
13a ピボット軸
14 駆動レバー
15 駆動レバー
16 連結ロッド
17 リンク機構
18 ボールジョイント
20 ワイパモータ
20a モータ本体
20b 減速機構
21 クランクアーム
22 ボールジョイント
23 駆動ロッド
24 ボールジョイント
25 スタッドボール
25a ボール部
25b ロッド部
26 ジョイントアウタ
26a 開口周縁部
27 スリット
28 周回溝
29 シール部材
29a ベース部
29b 周壁部
30 シールリップ
31 突起
32 ボス部
33 凹部
50 ワイパ装置
51 フレーム
52 ワイパモータ
52a 出力軸
53 ピボットホルダ
53a ピボット軸
54 駆動レバー
55 クランクアーム
56 駆動ロッド
57 リンク機構
58 ボールジョイント

Claims (9)

  1. フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、上記フレームに搭載されたワイパモータの出力軸に結合したクランクアームと、該クランクアームと上記駆動レバーとをボールジョイントを介して連結した駆動ロッドと、上記クランクアームと駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、
    上記両ボールジョイントは、クランクアームまたは駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記駆動ロッドと結合したジョイントアウタとを備え、
    上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記クランクアームまたは駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記駆動ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備えたことを特徴とするワイパ装置。
  2. 請求項1記載のワイパ装置において、上記ベース部に周壁部を連設して上記シール部材を椀形に形成するとともに、該周壁部にシールリップを周設して上記ジョイントアウタの外周面に当接させたことを特徴とするワイパ装置。
  3. フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、上記フレームに搭載されたワイパモータの出力軸に結合したクランクアームと、該クランクアームと上記駆動レバーをボールジョイントを介して連結した駆動ロッドと、上記クランクアームと駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、
    上記両ボールジョイントは、クランクアームまたは駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記駆動ロッドと結合したジョイントアウタと、該ジョイントアウタと上記スタッドボールのボール部の一方に設けたボス部と、該ボス部と係合すべく他方に設けた凹部とを備え、
    上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記クランクアームまたは駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記駆動ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備え、
    上記ボス部の凹部との干渉に先立って上記ジョイントアウタの開口周縁部を上記シール部材の突起に当接させることを特徴とするワイパ装置。
  4. 請求項3記載のワイパ装置において、上記ベース部に周壁部を連設して上記シール部材を椀形に形成するとともに、該周壁部にシールリップを周設して上記ジョイントアウタの外周面に当接させたことを特徴とするワイパ装置。
  5. フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、該連結ロッドの両端を上記駆動レバーに結合するボールジョイントと、上記両駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、
    上記両ボールジョイントは、駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記連結ロッドと結合したジョイントアウタとを備え、
    上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記連結ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備えたことを特徴とするワイパ装置。
  6. 請求項5記載のワイパ装置において、上記ベース部に周壁部を連設して上記シール部材を椀形に形成するとともに、該周壁部にシールリップを周設して上記ジョイントアウタの外周面に当接させたことを特徴とするワイパ装置。
  7. フレームの両端に設けた左右一対のピボットホルダと、これらピボットホルダで支持されたピボット軸のそれぞれに結合した駆動レバーと、これら駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、該連結ロッドの両端を上記駆動レバーに結合するボールジョイントと、上記両駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、
    上記両ボールジョイントは、駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記連結ロッドと結合したジョイントアウタと、該ジョイントアウタと上記スタッドボールのボール部の一方に設けたボス部と、該ボス部と係合すべく他方に設けた凹部とを備え、
    上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記連結ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備え、
    上記ボス部の凹部との干渉に先立って上記ジョイントアウタの開口周縁部を上記シール部材の突起に当接させることを特徴とするワイパ装置。
  8. 請求項7記載のワイパ装置において、上記ベース部に周壁部を連設して上記シール部材を椀形に形成するとともに、該周壁部にシールリップを周設して上記ジョイントアウタの外周面に当接させたことを特徴とするワイパ装置。
  9. フレームのピボットホルダと、ピボットホルダで支持されたピボット軸に結合した駆動レバーと、駆動レバーに差し渡して構成する連結ロッドと、上記フレームに搭載されたワイパモータの出力軸に結合したクランクアームと、該クランクアームと上記駆動レバーとをボールジョイントを介して連結した駆動ロッドと、上記クランクアームと駆動レバーに装着して上記ボールジョイントのそれぞれをシールするシール部材とを備えたワイパ装置であって、
    上記両ボールジョイントは、クランクアームまたは駆動レバーに植設したスタッドボールと、該スタッドボールのボール部に嵌合させて上記駆動ロッドと結合したジョイントアウタとを備え、
    上記両シール部材は、スタッドボールのロッド部に挿通して上記クランクアームまたは駆動レバーに固着したベース部と、上記ジョイントアウタの開口周縁部に当接して上記駆動ロッドの傾動を規制すべく上記ベース部に設けた突起と、上記ベース部の周縁から延出して上記ジョイントアウタに当接するシールリップとを備えたことを特徴とするワイパ装置。
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