JP2005349975A - ワイパーブレード - Google Patents

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Kazuto Yokoo
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Abstract

【課題】 ワイパーアームの結合部をがたつくことなく保持できるとともに、ワイパーブレードとワイパーアーム間の適切な相対回動も確保しうるワイパーブレードを提供する。
【解決手段】 ワイパーブレード1の連結部20において、ワイパーアーム2の結合部4が装着される開口部22の両側側面22に、結合部4の側部6、7と当接する隆起部25、26を形成する。隆起部25、26の内側に、空洞部27、28を形成することにより、隆起部25、26に適度なクッション性を持たせる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、樹脂製連結部を有するワイパーブレードに関し、詳しくは、ワイパーブレードとワイパーアームの結合時に、がたつき及び異音発生を防止し得るようにした改良に関する。
一般に、ワイパー装置は、車両のガラス面等の被払拭面を払拭するワイパーブレードと、ワイパーブレードを支持するワイパーアームと、リンク機構を介してワイパーアームと連係する駆動モータとから構成される。近年、このようなワイパー装置には、ワイパーアーム及びワイパーブレードの主要部分を樹脂成型で形成したものがある。
しかしながら、このような樹脂製のワイパーブレード及びワイパーアームは、樹脂の一体成型で形成されるので、ワイパーブレードとワイパーアームとの結合部分にガタが生じやすい。このような結合部分のガタが存在すると、ワイパー装置の作動時等に、ワイパーブレードとワイパーアーム間にばたつきが発生してしまい、ワイパー装置の作動性が低下するとともに、異音発生の原因ともなる。このため、従来は、ワイパーブレードとワイパーアームとの結合部分にガタ詰め部材を設けるとともに、ワイパーブレードとワイパーアーム間の相対回動がガタ詰め部材によって過度に阻害されないようにグリス等の摺動促進剤を添加する等の処置をする必要があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、樹脂製連結部を有するワイパーブレードにおいて、ワイパーアームの結合部をがたつくことなく保持できるとともに、ワイパーブレードとワイパーアーム間の適切な相対回動も確保しうるワイパーブレードを提供することを目的とする。
本発明は、ワイパーアームの結合部に連結される樹脂製の連結部を有するワイパーブレードにおいて、前記連結部は、前記結合部が装着される開口部を備え、前記開口部の側面に、前記結合部の側部が当接する隆起部を設け、前記隆起部の内側に、空洞部を形成した。
前記隆起部は、前記開口部の両側の側面に設けられ、前記各側面に設けられた隆起部により、前記結合部を両側から狭持するようにしてもよい。
前記隆起部は、断面円弧形状であってもよい。
前記空洞部は、前記連結部を上下に貫通していてもよい。
前記連結部は、前記開口部の両側側面の間に掛け渡され前記結合部の嵌合凹部と嵌合する結合軸を備え、前記隆起部は、前記結合軸と隣接して設けられていてもよい。
本発明によれば、ワイパーブレードの連結部(例えば連結部20)の開口部(例えば開口部21)の側面(例えば側面22、23)には、内側に空洞部(例えば空洞部27、28)を備えた隆起部(例えば隆起部25、26)が設けられ、この隆起部が、ワイパーアームの結合部(例えば結合部6、7)に当接するようにしたので、結合部は連結部に対して、がたつくことなく保持される。したがって、ワイパー装置の作動中等のワイパーブレードとワイパーアーム間のばたつき(がたつき)は適切に抑制され、ワイパー装置の作動性が高められるとともに、ばたつきに起因する異音発生も防止できる。また、この場合、空洞部の存在によって、隆起部は適度な弾性(クッション性)を有しているので、結合部は連結部に対して適切な強さで保持される。よって、ワイパーブレードとワイパーアーム間で必要となる相対回動が阻害されてしまうことはない。
また、隆起部を開口部の両側側面に設け、隆起部により結合部が両側から狭持されるようにすれば、連結部における結合部の保持は確実となり、ワイパーブレードとワイパーアーム間のばたつきは、確実に防止できる。
以下、添付図面にしたがって本発明の実施形態について説明する。
図1、図2には、本実施形態におけるワイパーブレード1を、ワイパーアーム2に連結した状態を示す。ワイパーアーム2は、ワイパーブレード1と駆動モータ側のリンク機構(図示せず)とを連係させる細長い部材で、基端にリンク機構との結合部3を、先端にワイパーブレード1との結合部4を、それぞれ備えている。
図3に示すように、ワイパーアーム2のワイパーブレード1との結合部4は、略C字形の嵌合凹部5と、この嵌合凹部5に隣接して設けられた両側の側部6、7とを備えている(図3には、側部6のみを示す)。後述するように、ワイパーブレード1とワイパーアーム2の連結時において、嵌合凹部5は、ワイパーブレード1の連結部20の結合軸24(図6等参照)に回動可能に嵌合し、また、側部6、7は、それぞれ、ワイパーブレード1の連結部20の両側面22、23内に形成された隆起部25、26に当接して保持される。なお、本実施形態では、ワイパーアーム2は、略全体が樹脂成型により形成されたもので、結合部4も全体が樹脂からなるものである。
図1、図2及び図4、図5に示すように、ワイパーブレード1は、プライマリーレバー11と、ヨークレバー12及び13と、ブレードラバー14とから構成される。本実施形態では、プライマリーレバー11とヨークレバー12、13は、全体が樹脂で形成されている。
プライマリーレバー11は、ワイパーアーム2と連結される部材で、ワイパーアーム2の結合部4との連結部20を備えている。連結部20の詳細については、後述する。ヨークレバー12、13は、それぞれプライマリーレバー11の両端に連結されるもので、これらのヨークレバー12、13により、ブレードラバー14が支持される。ブレードラバー14は、車両のガラス面等の被払拭面を払拭するゴム製の部材である。
図5から図8に示すように、プライマリーレバー11は、その略中央部に、ワイパーアーム2との連結部20を備えている。連結部20は、プライマリーレバー11を上下に貫通する開口部21を有する。この開口部21内に、ワイパーブレード1の結合部4が挿入され、装着される。
開口部21の両側側面22、23の間には、結合軸24が掛け渡されている。ワイパーブレード1とワイパーアーム2を連結する場合、ワイパーアーム2の結合部4の嵌合凹部5を結合軸24に、回動可能に嵌合させる。さらに、ワイパーブレード1とワイパーアーム2とを略平行とする(図1参照)ことにより、結合部4の側部6、7が、開口部の両側側面22、23の間に挟み込まれた状態になる。
図6から図8に明確に示すように、両側側面22、23には、結合部4の側部6、7と当接する位置に、断面円弧径状の隆起部25、26が形成されている。隆起部25、26は、開口部21の内側に向けてなだらかに隆起した部分であり、互いに相対する位置に配置されている。
隆起部25、26の内側には、それぞれ、プライマリーレバー11を上下に貫通する空洞部27、28が形成されている。この空洞部27、28の存在により、隆起部25、26は、適度な弾性(クッション性)を持ち、結合部4の側部6、7を適切な力で押圧して保持することができる。
このような構成により、ワイパーブレード1とワイパーアーム2の連結時において、ワイパーアーム2の結合部4は、隆起部25、26の間に両側から狭持され、ワイパーブレード1の連結部20内に、がたつくことなく保持される。この結果、ワイパーブレード1とワイパーアーム2間のばたつき(がたつき)が抑制され、ワイパー装置の作動性が高められるとともに、ばたつきに起因する異音発生も防止できる。また、隆起部25、26には適度なクッション性があるので、ワイパーブレード1とワイパーアーム2は、結合軸4周りで適切に相対回動することができ、ワイパー装置の作動性が低下することはない。
なお、隆起部25、26及び空洞部27、28の形状や大きさは、結合部4の側部6、7を適切に保持できるものであれば、特に限定されない。例えば、隆起部25、26の形状は断面円弧径状でなくてもよいし、空洞部27、28は、プライマリーレバー11を上下に貫通するものでなくてもよい。
また、上記実施形態は、プライマリーレバー11及びヨークレバー12、13を有するワイパーブレード1を例にとって説明したが、本発明の適用されるワイパーブレードはこのようなものに限られない。本発明は、ワイパーアームの結合部が装着される開口部を有する樹脂製連結部を有するものであれば、任意のワイパーブレードに適用できる。また、開口部は側面に隆起部が形成されうるものであれば、貫通穴でなくてもよく、例えば凹部形状でもよい。さらに、本発明の適用範囲は、主要部分が樹脂であるワイパーブレードに限られるものではなく、本発明は、連結部が樹脂製のものであれば適用され得る。
本発明の実施形態におけるワイパーブレードとワイパーアームの結合状態を示す側面図である。 同じくワイパーブレードとワイパーアームの結合状態を示す平面図である。 同じくワイパーアームのワイパーブレードとの結合部を示す側面図である。 同じくワイパーブレードを示す側面図である。 同じくワイパーブレードを示す平面図である。 同じくワイパーブレードの連結部を示す斜視図である。 同じくワイパーブレードの連結部を示す底面図である。 同じくワイパーブレードの連結部を示す底面図であり、連結部にワイパーアームの結合部が連結された状態を示す。
符号の説明
1 ワイパーブレード
2 ワイパーアーム
3 リンク機構との結合部
4 ワイパーブレードとの結合部
5 嵌合凹部
6 側部
7 側部
11 プライマリーレバー
12 ヨークレバー
13 ヨークレバー
14 ブレードラバー
20 連結部
21 開口部
22 側面
23 側面
24 結合軸
25 隆起部
26 隆起部
27 空洞部
28 空洞部

Claims (5)

  1. ワイパーアームの結合部に連結される樹脂製の連結部を有するワイパーブレードにおいて、
    前記連結部は、前記結合部が装着される開口部を備え、
    前記開口部の側面に、前記結合部の側部が当接する隆起部を設け、
    前記隆起部の内側に、空洞部を形成したワイパーブレード。
  2. 前記隆起部は、前記開口部の両側の側面に設けられ、前記各側面に設けられた隆起部により、前記結合部を両側から狭持するようにした請求項1に記載のワイパーブレード。
  3. 前記隆起部は、断面円弧形状である請求項1又は請求項2に記載のワイパーブレード。
  4. 前記空洞部は、前記連結部を上下に貫通している請求項1から請求項3のいずれか一つに記載のワイパーブレード。
  5. 前記連結部は、前記開口部の両側側面の間に掛け渡され前記結合部の嵌合凹部と嵌合する結合軸を備え、前記隆起部は、前記結合軸と隣接して設けられている請求項1から請求項4のいずれか一つに記載のワイパーブレード。

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