JP2009083374A - インクジェットプリンタ用液体貯留タンク - Google Patents

インクジェットプリンタ用液体貯留タンク Download PDF

Info

Publication number
JP2009083374A
JP2009083374A JP2007257919A JP2007257919A JP2009083374A JP 2009083374 A JP2009083374 A JP 2009083374A JP 2007257919 A JP2007257919 A JP 2007257919A JP 2007257919 A JP2007257919 A JP 2007257919A JP 2009083374 A JP2009083374 A JP 2009083374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
storage space
tank
side storage
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007257919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5188773B2 (ja
Inventor
Teruyuki Nakano
輝幸 中野
Yasuhiro Ozawa
康博 小澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishii Hyoki Co Ltd
Original Assignee
Ishii Hyoki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishii Hyoki Co Ltd filed Critical Ishii Hyoki Co Ltd
Priority to JP2007257919A priority Critical patent/JP5188773B2/ja
Publication of JP2009083374A publication Critical patent/JP2009083374A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5188773B2 publication Critical patent/JP5188773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【目的】 インクタンクの内部構造を極めて簡素化した上で、インクタンク内部の流入口側と流出口側とでの圧力差に起因する気泡の通過ひいては気泡のプリントヘッドへの侵入を可及的に抑制する。
【構成】 インクタンク4内を、縦姿勢で配設された気泡除去フィルタ12を境界として、流入口14が存する流入側貯留空間10と、流出口15が存する流出側貯留空間11とに区画すると共に、流入側貯留空間10の液体の全量が気泡除去フィルタ12を通過して流出側貯留空間11に至るように構成し、流入側貯留空間10の液面上方部と流出側貯留空間11の液面上方部とを、気体が流通する気体流通路17を介して連通させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、インクジェットプリンタ用液体貯留タンクに係り、詳しくは、液源からの液体を液体貯留空間に流入させる流入口が上部に配置されると共に液体貯留空間内の液体をプリントヘッド側に流出させる流出口が下部に配置されたインクジェットプリンタ用液体貯留タンクに関する。
周知のように、インクジェットプリンタの代表例としては、紙面上に通常の印字や図柄印刷等を行うべく一般的なインクを吐出する型式のプリンタや、基板上に配向膜を形成すべく膜の液状材料を吐出する型式のプリンタ(配向膜形成装置)が挙げられる。これらのインクジェットプリンタには、プリントヘッドに所要の液体(以下、インクともいう)を円滑に送給するための液体貯留タンク(以下、インクタンクともいう)を備えているのが通例である。
この種のインクジェットプリンタのインク送給径路は、基本的には図4に示すような構成とされている。すなわち、同図に示すように、液源であるインクボトル2A内のインクが、送液ポンプ7Aの作動により吸入配管5Aから吐出配管6Aを経てインクタンク4Aの上部から内部空間10Aに流入して貯留された後、インクタンク4Aの下部から分配配管9Aを通じて複数のプリントヘッド3Aに送給する構成とされている。なお、インクタンク4Aの上方には、その内部空間10Aの圧力を制御するタンク内圧制御部20Aが付設されている。
このインクタンク4Aの内部空間10Aに着目すると、図5に示すように、インクタンク4Aの上部の流入口14A(吐出配管6Aの下流端開口部)からは、内部空間10Aにインク8Aと共に気泡21Aが流入し、この気泡21Aは、インクタンク4Aの下部の流出口15A(分配配管9Aの上流端開口部)から流出する。そして、この気泡21Aはインク8Aと共に分配配管9Aを流れてプリントヘッド3Aに到達すると共に、この到達した気泡21Aはプリントヘッド3A内のインク流路またはインク吐出流路に付着して、プリントヘッド3Aからのインク滴の適正な吐出を阻害する。そのため、インクボトル2Aの初期設置時からインク8Aの正常な吐出が行われるまでに長時間を要するという不具合を招くばかりでなく、プリントヘッド3A内の気泡を除去するためにインクで気泡を押し出さねばならなくなり、これに起因してインクの使用量が無駄に多くなるという弊害をも招いていた。
そこで、近年においては、プリントヘッドに至るインク送給径路の途中で発生する気泡の除去を目的として、インクタンク内またはその周辺に気泡を除去するためのフィルタを配置し、プリントヘッド内への気泡の流入を抑制することが試みられ或いは実用化が図られている。
その一例として、下記の特許文献1,2,3によれば、インクタンク内に、上流側から順に、インクと気泡との双方が通過可能な第1のフィルタと、インクは通過するが気泡は通過しない第2のフィルタと、第2のフィルタにより通過を阻止された気泡を溜めておく気泡溜め室とを形成し、第2フィルタを通過したインクのみがプリントヘッド側に供給されることが開示されている。
また、下記の特許文献4によれば、インクタンクに係るものではないが、サブタンクユニットにおける基台の一方の面を開口部とする第1の凹部を形成し、これに連通させて側壁部にインク流入口を形成すると共に、下方に第2の凹部を形成してその開口に水平にフィルタを張設し、且つ底部にインク流出口を形成して、第1の凹部の開口をインクの圧力により変形可能な遮気性の高い弾性膜により封止した構成が開示されている。このような構成によれば、インク送給径路の途中で発生した気泡は、印字によるインクの消費程度の弱い吸引力であればインク液面の直下方に位置し、インクに浸漬された上記のフィルタを通過することが困難となり、プリントヘッドへの気泡の侵入を阻止できることになる。
更に、下記の特許文献5においても、インクタンクに係るものではないが、インクジェットプリンタの圧力ダンパにおける圧力吸収部の直下のインク排出部に、インクを濾過するメッシュフィルタが配設され、圧力吸収部を流通したインクがメッシュフィルタを通過する際にインク中の気泡を捕集する構成が開示されている。そして、この気泡は、浮力によってメッシュフィルタから離れ、連通路を通過して圧力吸収部に捕獲されてその上方に浮き上がり、既に浮上していた気泡と合体すると共に、パージ動作を行うことにより、その気泡が、気泡排出路、気泡排出チューブ、ダミーノズルを経てパージ装置により吸い取られることになる。
特開2004−122397号公報 特開2003−326731号公報 特許第3800204号公報 特許第3487331号公報 特許第2797191号公報
ところで、上記の特許文献1,2,3に開示された構成では、インクタンク内に2種類のフィルタを設置し且つ気泡溜め室を形成せねばならず、インクタンクの内部構造が複雑になると共に、インクタンクの内圧変動に対処可能となるように2種類のフィルタを選択せねばならず、的確な気泡捕集機能を得るには面倒且つ困難化を余儀なくされる。
また、上記の特許文献4に開示された構成では、インクの液面直下方に位置している気泡が、インクに浸漬しているフィルタから離隔していることのみをもって、気泡がフィルタを通過し難くしているため、インクの下方への吸引力が大きくなることに起因してフィルタの上方と下方とでの圧力差が大きくなった場合には、気泡がフィルタを通過してプリントヘッドに到達するおそれが生じる。
更に、上記の特許文献5に開示された構成では、気泡を除去するために、メッシュフィルタから圧力吸収部に通じる連通路、気泡排出路、気泡排出チューブ、ダミーノズルを経てパージ装置により気泡を吸い取るための通路や配管等が必要になり、これをインクタンクの内部構造に適用するならば、極めて構成が複雑になり、実質的にインクタンクに適用することは不可能となる。
本発明は、上記事情に鑑み、インクタンクの内部構造を極めて簡素化した上で、インクタンク内部の流入口側と流出口側とにおける気泡の不当な流動ひいては気泡のプリントヘッドへの侵入を可及的に抑制することを技術的課題とする。
上記技術的課題を解決するために創案された本発明は、内部に液体貯留空間を有すると共に、液源からの液体を前記液体貯留空間に流入させる流入口が該空間の上流側端部に配置され、且つ前記液体貯留空間内の液体をプリントヘッド側に流出させる流出口が該空間の下流側端部に配置されたインクジェットプリンタ用液体貯留タンクにおいて、前記液状貯留空間を、縦姿勢で配設された気泡除去フィルタを境界として、前記流入口が存する流入側貯留空間と、前記流出口が存する流出側貯留空間とに区画すると共に、前記流入側貯留空間の液体の全量が前記気泡除去フィルタを通過して前記流出側貯留空間に至るように構成し、且つ、前記流入側貯留空間の液面上方部と前記流出側貯留空間の液面上方部とを、気体が流通する気体流通路を介して連通させたことに特徴づけられる。ここで、「気泡除去フィルタ」とは、本来的には液体を通過させるが気泡を通過させないフィルタをいう。
このような構成によれば、液体貯留タンク(インクタンク)に配置された流入口から、液体(インク)が気泡と共に流入した場合には、液体の全量が気泡除去フィルタを通過して流出側貯留空間に流れ込むのに対して、気泡は気泡除去フィルタにより通過を阻止されて流入側貯留空間に残留する。この場合、仮に流入側貯留空間の液面上方部と流出側貯留空間の液面上方部とが完全に仕切られた状態にあると、プリントヘッド側から流出口に作用する吸引力によって、流出側貯留空間内の液体と流入側貯留空間内の液体とが一体的に拘束された状態で移動しようとするため、流入側貯留空間内の液体が気泡と共に気泡除去フィルタを通過して流出側貯留空間に流れ込み、流出口を通じてプリントヘッド側に侵入してしまう。しかしながら、本発明に係る上記液体貯留タンクによれば、流入側貯留空間の液面上方部と流出側貯留空間の液面上方部とが気体流通路を介して連通していることにより、この気体流通路を通じて両空間の液面上方部の相互間で自由に気体が流通できることになり、流出側貯留空間内の液体と流入側貯留空間内の液体とが一体的に拘束される度合いを適度に低減させることが可能となる。これにより、プリントヘッド側から流出口に吸引力が作用した場合であっても、流入側貯留空間内の気泡が気泡除去フィルタを通過して流出側貯留空間に流れ込むという事態が生じ難くなる。この結果、単一もしくは1種類の気泡除去フィルタと、気体流通路とを設けるという簡単な構造により、流出側貯留空間に配置されている流出口からプリントヘッド側に気泡が侵入するという事態を的確に回避することができ、プリントヘッドからのインクの吐出異常等を抑止することが可能となる。
この場合、前記気体流通路は、前記流入側貯留空間の上部を覆う流入側タンク上壁部及び前記流出側貯留空間の上部を覆う流出側タンク上壁部の外方に突出する連結管の内部通路であることが好ましい。
このようにすれば、連結管を液体貯留タンクの内部空間に配設する必要がなくなり、液体貯留タンクの内部構造がより一層簡略化されると共に、当該タンクの内部空間が液体で充満された場合であっても、既述の利点を的確に享受することができるため、タンク内に多量の液体を貯留させることができる。
また、前記流入側貯留空間と前記流出側貯留空間との境界には、下部に前記気泡除去フィルタが配設されると共に、上部にタンク仕切壁部が配設され、且つ、前記気泡除去フィルタの上端部と前記タンク仕切壁部の下端部との間が液密状にシールされていることが好ましい。
このようにすれば、液体貯留タンクの流入側貯留空間に流入した液体は、確実にその全量が気泡除去フィルタを通過して流出側貯留空間に至ることになるため、液体中の気泡が気泡除去フィルタにより流通を阻止されることなく流出側貯留空間に侵入するという弊害が回避される。
更に、前記液体貯留タンクは、前記流入側貯留空間に貯留されている液体の液面を検出する液面検出センサと、前記流出側貯留空間に貯留されている液体の液面を検出する液面検出センサとを備えていることが好ましい。
このようにすれば、流入側貯留空間に貯留されている液体の液面位置と、流出側貯留空間に貯留されている液体の液面位置とを、それぞれ液面検出センサにより検出することができるため、この両検出結果に基づいてそれぞれの液面位置を調整(制御)することが可能となる。これにより、流出口からの液体の流出量つまりプリントヘッドに供給される液体の量に応じて、流入口からの液体の流入量を最適量に調整することができ、流入側貯留空間内の液体の量と、流出側貯留空間内の液体の量とを、バランス良く維持することが可能となる。
また、以上の構成を備えた液体貯留タンクは、前記流入側貯留空間を内部に有する流入側タンク部分と、前記流出側貯留空間を内部に有する流出側タンク部分とが別体として形成されると共に、この両タンク部分が着脱可能とされていることが好ましい。
このようにすれば、流入側タンク部分と流出側タンク部分とを、必要に応じて分離することができるため、気泡除去フィルタの取り替え交換や当該フィルタ及びタンク内面等の清掃作業ひいては保守点検を容易に行うことが可能となる。
更に、以上の構成を備えた液体貯留タンクの内部空間に貯留される前記液体は、粘度が5〜20cpであって表面張力が30〜40dyn/cmであり且つ基板上に形成される配向膜の液状材料とすることができる。
このようにすれば、インクジェットプリンタの一種である配向膜形成装置により、通常の印字等に使用されるインクとは特性の異なる液状材料を、気泡による悪影響を受けることなく基板上に噴出させて、良質の配向膜を形成することが可能となる。
以上のように本発明に係るインクジェットプリンタ用液体貯留タンクによれば、流入側貯留空間の液面上方部と流出側貯留空間の液面上方部とが気体流通路を介して連通しているので、この気体流通路を通じて両空間のそれぞれの液面上方部の相互間で気体が自由に流通できることになり、流入側貯留空間の液体中の気泡が気泡除去フィルタを通過して流出側貯留空間に流れ込むという事態が生じ難くなる。これにより、単一もしくは1種類の気泡除去フィルタと、気体流通路とを設けるという簡単な構造により、流出側貯留空間に配置されている流出口からプリントヘッド側に気泡が侵入するという事態を回避して、プリントヘッドからの液体の異常吐出等を抑止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタ用液体貯留タンク(インクタンク)を途中に備えたプリントヘッドへの液体送給径路(インク送給径路)を示す概略図、図2は、上記第1実施形態に係るインクタンク及びその周辺構造を示す拡大概略図である。
図1に示すように、インク送給径路1には、液源である液体貯留ボトル(インクボトル)2から複数のプリントヘッド3に液体(インク)を送給する送給路の途中に、インクタンク4が配設されている。詳述すると、インク送給径路1には、インクボトル2内のインクを吸入配管5を通じて吸引して吐出配管6に吐出する送液ポンプ7と、吐出配管6の下流端からインクの送給を受けて内部空間に貯留させるインクタンク4と、インクタンク4の内部空間に貯留されたインク8を複数のプリントヘッド3に供給する分配配管9とが配備されている。
図2に拡大して示すように、インクタンク4の内部における液体貯留空間は、上流側となる流入側貯留空間10と、下流側となる流出側貯留空間11とに区分されると共に、両空間10、11の境界には、下部に気泡除去フィルタ12が縦姿勢で配設され且つ上部にタンク仕切壁部4aが縦方向に配設されている。そして、気泡除去フィルタ12の上端部と、タンク仕切壁部4aの下端部との間は、シール部材(図示略)により液密状にシールされると共に、気泡除去フィルタ12の下端部と、インクタンク4の底面部との間も、シール部材(図示略)により液密状にシールされている。この気泡除去フィルタ12は、濾過精度(通過させない気泡の最小径)が5〜500μmとされるが、インクの粘度が5〜20cp(更には5〜15cp)である場合には、気泡除去フィルタ12の濾過精度が10μm程度であることが好ましい。
このインクタンク4は、流入側貯留空間10を内部に有する流入側タンク部分4Xと、流出側貯留空間11を内部に有する流出側タンク部分4Yとが別体として形成され、この両タンク部分4X、4Yは、着脱可能となるようにボルト等を用いて固定一体化されている。インクタンク4の流入口14は、流入側タンク部分4Xの上壁部4Xaを貫通する吐出配管6の下流端開口部とされると共に、インクタンク4の流出口15は、流出側タンク部分4Yの底壁部4Ybに通じる分配配管9の集合管部9aの上流端開口部とされている。したがって、インクタンク4の流入口14は、流入側貯留空間10の上部(上流側端部)に配置されると共に、インクタンク4の流出口15は、流出側貯留空間11の下部(下流側端部)に配置されている。
そして、このインクタンク4には、一端が流入側タンク部分4Xの上壁部4Xaに固定され且つ他端が流出側タンク部分4Yの上壁部4Yaに固定された略逆U字状の連結管16が取り付けられ、この連結管16の内部通路は、流入側貯留空間10のインクの液面上方部と流出側貯留空間11のインクの液面上方部とを連通させる気体流通路17とされている。尚、この連結管16には、気体流通路17を開閉するバルブ(図示略)を配設することが好ましい。
更に、このインクタンク4の内部には、流出側貯留空間11のインクの液面位置を検出する第1液面センサ18と、流入側貯留空間10のインクの液面位置を検出する第2液面センサ19とが配備されている。そして、制御手段(図示略)は、これらの両液面センサ18、19による検出結果に基づいて、流出側貯留空間11から分配配管9を通じてプリントヘッドに供給されるインクの量と、インクボトル2から流入側貯留空間10に流入するインクの量とを制御するように構成されている。
尚、インクタンク4の上部には、タンク内圧制御部20が付設されており、このタンク内圧制御部20の動作により、インクタンク4の内部空間(流出側貯留空間11)の圧力が負圧になるように吸引制御されて、インクタンク4から分配配管9を経てプリントヘッド3からインクが不当に流出することを阻止されている。
以上のような構成を備えたインクタンク4によれば、送液ポンプ7によりインクボトル2から吸入配管5を経て吐出配管6に圧送されたインクは、その下流端の流入口14からインクタンク4内の流入側貯留空間10に気泡と共に流入する。したがって、流入側貯留空間10においては、図2に示すように、貯留されているインク8の中に多数の気泡21が混入した状態にある。そして、この流入側貯留空間10からは、流入したインク8の全量が気泡除去フィルタ12を通過して流出側貯留空間11に流れ込むが、気泡21は気泡除去フィルタ12を通過することなく流入側貯留空間10に残留する。
このようにインク8が気泡除去フィルタ12を通過するにも拘わらず、気泡21が気泡除去フィルタ12を通過できないという現象が生じるのは、流入側貯留空間10の液面上方部と流出側貯留空間11の液面上方部とが、連結管16内の気体流通路17を介して連通していることに由来するものである。すなわち、このインクタンク4では、流入側貯留空間10の液面上方部と流出側貯留空間11の液面上方部とが連結管16内の気体流通路17を介して連通しているので、流入側貯留空間10の気圧と流出側貯留空間11の気圧とが同圧になり、流入側貯留空間10の液面が、流出側貯留空間11の液面よりも高くなる。そして、インク8は、その揚程分の圧力で気泡除去フィルタ12を通過するのに対して、気泡21は、その揚程分の圧力では気泡除去フィルタ12を通過することができず、流入側貯留空間10の液面上方部まで浮上して消失する。換言すれば、流入側貯留空間10の液面上方部と流出側貯留空間11の液面上方部とは、気体流通路17を通じて自由に空気が流通することになるため、両空間10、11内のインク8が一体的に拘束される度合いが低くなり、これに起因して、その両者間で液面高さに差が生じ、その揚程分の圧力が、インク8については気泡除去フィルタ12を通過させるが気泡21については通過させない程度になる。これにより、流出側貯留空間11に貯留されるインク8の中には気泡が存在しなくなり、その下部に配置されている流出口15から分配配管9を経て、気泡の混入されていないインクがプリントヘッド3に供給される。この結果、プリントヘッド3からのインクの吐出異常を的確に抑止することが可能となる。
一方、流出側貯留空間11の第1液面センサ18と流入側貯留空間10の第2液面センサ19とは、以下に示すような動作を行う(図2参照)。すなわち、流入口14からインク8が流入した場合には、流入側貯留空間10の液面が先に上昇して第2液面センサ19がON(液面が予め設定された流入側の上限値に達したことを示す信号)になり、これに基づいて制御手段が流入口14からのインク8の流入を停止させる。この後、流入側貯留空間10の液面が低下して第2液面センサ19がOFF(液面が予め設定された流入側の下限値に至ったことを示す信号)になった場合には、制御手段が再び流入口14からインク8を流入させる。このような動作と関連して、流出側貯留空間11の第1液面センサ18がON(液面が予め設定された流出側の上限値に達したことを示す信号)になった場合には、制御手段が流入口14からのインク8の流入を停止させる。そして、流出側貯留空間11からインク8がプリントヘッドに供給されることにより、その液面が低下して第1液面センサ18がOFF(液面が予め設定された流出側の下限値に至ったことを示す信号)になった場合には、制御手段が流入口14からインク8を流入させる。以上のような第1液面センサ18及び第2液面センサ19に基づく制御が行われることにより、流入側貯留空間10及び流出側貯留空間11の液面が、それぞれ所定の幅を有する高さ位置に維持され、且つ流出側貯留空間11よりも流入側貯留空間10の方が高い液面位置となるように調整される。
図3は、本発明の第2実施形態に係るインクタンク4を拡大して示す概略図である。同図に示すように、この第2実施形態に係るインクタンク4は、流入側貯留空間10と流出側貯留空間11との境界に縦姿勢で配設された気泡除去フィルタ12の上端と、インクタンク4の上壁部4Xa(4Ya)との間に、気体を流通させる気体流通路(気体流通空間)17が形成されている。したがって、このインクタンク4においても、流入側貯留空間10に流入口14からインク8が気泡21と共に流入した場合であっても、流入側貯留空間10と流出側貯留空間11との気圧及び液圧は同一に維持されるため、気泡21が気泡除去フィルタ12を通過して流出側貯留空間11に流れ込むという弊害が除去される。尚、この第2実施形態に係るインクタンク4に関して、上述の第1実施形態に係るインクタンク4と共通の構成要件については、同一符号を付してその説明を省略する。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタ用液体貯留タンクを備えた液体送給径路を示す概略図である。 本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタ用液体貯留タンクを拡大して示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係るインクジェットプリンタ用液体貯留タンクを拡大して示す概略図である。 従来のインクジェットプリンタ用液体貯留タンクを備えた液体送給径路を示す概略図である。 従来のインクジェットプリンタ用液体貯留タンクを拡大して示す概略図である。
符号の説明
2 液源(インクボトル)
3 プリントヘッド
4 液体貯留タンク(インクタンク)
4a タンク仕切壁
4X 流入側タンク部分
4Xa 流入側タンク上壁部
4Y 流出側タンク部分
4Ya 流出側タンク上壁部
8 インク
10 流入側貯留空間
11 流出側貯留空間
12 気泡除去フィルタ
14 流入口
15 流出口
18 液面検出センサ
21 気泡

Claims (6)

  1. 内部に液体貯留空間を有すると共に、液源からの液体を前記液体貯留空間に流入させる流入口が該空間の上流側端部に配置され、且つ前記液体貯留空間内の液体をプリントヘッド側に流出させる流出口が該空間の下流側端部に配置されたインクジェットプリンタ用液体貯留タンクにおいて、
    前記液状貯留空間を、縦姿勢で配設された気泡除去フィルタを境界として、前記流入口が存する流入側貯留空間と、前記流出口が存する流出側貯留空間とに区画すると共に、前記流入側貯留空間の液体の全量が前記気泡除去フィルタを通過して前記流出側貯留空間に至るように構成し、且つ、前記流入側貯留空間の液面上方部と前記流出側貯留空間の液面上方部とを、気体が流通する気体流通路を介して連通させたことを特徴とするインクジェットプリンタ用液体貯留タンク。
  2. 前記気体流通路は、前記流入側貯留空間の上部を覆う流入側タンク上壁部及び前記流出側貯留空間の上部を覆う流出側タンク上壁部の外方に突出する連結管の内部通路であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ用液体貯留タンク。
  3. 前記流入側貯留空間と前記流出側貯留空間との境界には、下部に前記気泡除去フィルタが配設されると共に、上部にタンク仕切壁部が配設され、且つ、前記気泡除去フィルタの上端部と前記タンク仕切壁部の下端部との間が液密状にシールされていることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ用液体貯留タンク。
  4. 前記流入側貯留空間に貯留されている液体の液面を検出する液面検出センサと、前記流出側貯留空間に貯留されている液体の液面を検出する液面検出センサとを備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のインクジェットプリンタ用液体貯留タンク。
  5. 前記流入側貯留空間を内部に有する流入側タンク部分と、前記流出側貯留空間を内部に有する流出側タンク部分とが別体として形成されると共に、この両タンク部分が着脱可能とされていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインクジェットプリンタ用液体貯留タンク。
  6. 前記液体は、粘度が5〜20cpであって表面張力が30〜40dyn/cmであり且つ基板上に形成される配向膜の液状材料であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のインクジェットプリンタ用液体貯留タンク。
JP2007257919A 2007-10-01 2007-10-01 インクジェットプリンタ用液体貯留タンク Active JP5188773B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007257919A JP5188773B2 (ja) 2007-10-01 2007-10-01 インクジェットプリンタ用液体貯留タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007257919A JP5188773B2 (ja) 2007-10-01 2007-10-01 インクジェットプリンタ用液体貯留タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009083374A true JP2009083374A (ja) 2009-04-23
JP5188773B2 JP5188773B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=40657443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007257919A Active JP5188773B2 (ja) 2007-10-01 2007-10-01 インクジェットプリンタ用液体貯留タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5188773B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120044303A1 (en) * 2010-08-23 2012-02-23 Xerox Corporation Method and apparatus for purging and supplying ink to an inkjet printing apparatus
KR20120041128A (ko) * 2010-10-20 2012-04-30 제록스 코포레이션 잉크젯 프린터에서 잉크 전달 및 정화 잉크 회수를 위한 방법 및 시스템
JP2013151100A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Seiko Epson Corp 液体供給システムおよび液体噴射装置
US8651619B2 (en) 2011-02-04 2014-02-18 Xerox Corporation Waste ink reclamation apparatus for liquid ink recirculation system
JP5826896B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-02 株式会社石井表記 インクジェット塗布液制御装置
JP2016147375A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
WO2016136333A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 セイコーエプソン 株式会社 液体吐出装置及び中間貯留体
JP2016155348A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
JPWO2016043267A1 (ja) * 2014-09-18 2017-07-06 コニカミノルタ株式会社 インクジェットヘッドの気泡除去方法及びインクジェットヘッドの気泡除去装置
CN107379772A (zh) * 2017-08-09 2017-11-24 中山市瑞鸿祥电子科技有限公司 一种墨盒
CN108973335A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 精工爱普生株式会社 液体罐
KR20190078522A (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 고산테크 잉크젯 설비용 클러스터 헤드 모듈
CN111284137A (zh) * 2018-12-10 2020-06-16 高山技术株式会社 喷墨打印机的油墨储存装置
CN114161838A (zh) * 2021-10-27 2022-03-11 江苏食品药品职业技术学院 一种墨盒、打印机及加墨方法

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135371A (ja) * 1985-12-10 1987-06-18 Fuji Xerox Co Ltd インクジエツト式プリンタのインク濃度補正装置
JPH0183547U (ja) * 1987-11-24 1989-06-02
JPH04273020A (ja) * 1990-10-29 1992-09-29 Xerox Corp インクジェットプリンタ用印刷ヘッド機構及び印刷ヘッド機構へのインク充填方法
JPH0699589A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Brother Ind Ltd 液体供給装置
JPH11115212A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置
JPH11138841A (ja) * 1997-11-14 1999-05-25 Canon Inc インク供給装置およびプリント装置
JPH11348300A (ja) * 1998-06-08 1999-12-21 Canon Inc プリント装置
JP2001042330A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Ishii Hyoki Corp 液晶表示素子の配向膜形成方法
JP2001113724A (ja) * 1999-04-26 2001-04-24 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2002029064A (ja) * 2000-06-29 2002-01-29 Agfa Gevaert Nv インキジェットプリンター及びそのインキ供給システム
JP2002113878A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Fuji Xerox Co Ltd インク補給装置及びインクジェット記録装置
JP2002172769A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2003001849A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62135371A (ja) * 1985-12-10 1987-06-18 Fuji Xerox Co Ltd インクジエツト式プリンタのインク濃度補正装置
JPH0183547U (ja) * 1987-11-24 1989-06-02
JPH04273020A (ja) * 1990-10-29 1992-09-29 Xerox Corp インクジェットプリンタ用印刷ヘッド機構及び印刷ヘッド機構へのインク充填方法
JPH0699589A (ja) * 1992-09-22 1994-04-12 Brother Ind Ltd 液体供給装置
JPH11115212A (ja) * 1997-10-14 1999-04-27 Seiko Epson Corp インクジェット式記録装置
JPH11138841A (ja) * 1997-11-14 1999-05-25 Canon Inc インク供給装置およびプリント装置
JPH11348300A (ja) * 1998-06-08 1999-12-21 Canon Inc プリント装置
JP2001113724A (ja) * 1999-04-26 2001-04-24 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2001042330A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Ishii Hyoki Corp 液晶表示素子の配向膜形成方法
JP2002029064A (ja) * 2000-06-29 2002-01-29 Agfa Gevaert Nv インキジェットプリンター及びそのインキ供給システム
JP2002113878A (ja) * 2000-10-06 2002-04-16 Fuji Xerox Co Ltd インク補給装置及びインクジェット記録装置
JP2002172769A (ja) * 2000-12-08 2002-06-18 Brother Ind Ltd インクジェットプリンタ
JP2003001849A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8506061B2 (en) * 2010-08-23 2013-08-13 Xerox Corporation Method and apparatus for purging and supplying ink to an inkjet printing apparatus
CN102381038A (zh) * 2010-08-23 2012-03-21 施乐公司 用于清除油墨和将油墨供给喷墨式印刷设备的方法和设备
US20120044303A1 (en) * 2010-08-23 2012-02-23 Xerox Corporation Method and apparatus for purging and supplying ink to an inkjet printing apparatus
CN102381038B (zh) * 2010-08-23 2015-04-08 施乐公司 用于清除油墨和将油墨供给喷墨式印刷设备的方法和设备
KR101727755B1 (ko) 2010-08-23 2017-04-17 제록스 코포레이션 잉크젯 인쇄 장치에 잉크를 퍼징 및 공급하는 방법 및 장치
US8550612B2 (en) 2010-10-20 2013-10-08 Xerox Corporation Method and system for ink delivery and purged ink recovery in an inkjet printer
JP2012086563A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Xerox Corp インクジェットプリンタにおけるインクの供給および除去されたインクの回収のための方法およびシステム
KR20120041128A (ko) * 2010-10-20 2012-04-30 제록스 코포레이션 잉크젯 프린터에서 잉크 전달 및 정화 잉크 회수를 위한 방법 및 시스템
KR101721859B1 (ko) 2010-10-20 2017-03-31 제록스 코포레이션 잉크젯 프린터에서 잉크 전달 및 정화 잉크 회수를 위한 방법 및 시스템
US8651619B2 (en) 2011-02-04 2014-02-18 Xerox Corporation Waste ink reclamation apparatus for liquid ink recirculation system
JP2013151100A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Seiko Epson Corp 液体供給システムおよび液体噴射装置
JP5826896B1 (ja) * 2014-06-30 2015-12-02 株式会社石井表記 インクジェット塗布液制御装置
JPWO2016043267A1 (ja) * 2014-09-18 2017-07-06 コニカミノルタ株式会社 インクジェットヘッドの気泡除去方法及びインクジェットヘッドの気泡除去装置
JP2016147375A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2016155348A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
WO2016136333A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 セイコーエプソン 株式会社 液体吐出装置及び中間貯留体
CN108973335A (zh) * 2017-05-31 2018-12-11 精工爱普生株式会社 液体罐
CN107379772A (zh) * 2017-08-09 2017-11-24 中山市瑞鸿祥电子科技有限公司 一种墨盒
CN107379772B (zh) * 2017-08-09 2023-09-19 中山市瑞源祥科技有限公司 一种墨盒
KR20190078522A (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 고산테크 잉크젯 설비용 클러스터 헤드 모듈
KR102139139B1 (ko) * 2017-12-26 2020-07-29 주식회사 고산테크 잉크젯 설비용 클러스터 헤드 모듈
CN111284137A (zh) * 2018-12-10 2020-06-16 高山技术株式会社 喷墨打印机的油墨储存装置
KR20200070676A (ko) * 2018-12-10 2020-06-18 주식회사 고산테크 잉크젯 프린터의 잉크 저장장치
KR102139137B1 (ko) * 2018-12-10 2020-07-29 주식회사 고산테크 잉크젯 프린터의 잉크 저장장치
US10752012B2 (en) 2018-12-10 2020-08-25 Gosantech Co., Ltd Ink container for inkjet printer
CN114161838A (zh) * 2021-10-27 2022-03-11 江苏食品药品职业技术学院 一种墨盒、打印机及加墨方法
CN114161838B (zh) * 2021-10-27 2022-12-09 江苏食品药品职业技术学院 一种墨盒、打印机及加墨方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5188773B2 (ja) 2013-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5188773B2 (ja) インクジェットプリンタ用液体貯留タンク
JP4720876B2 (ja) インクジェット記録装置
JP5277506B2 (ja) インクジェット記録ヘッド、インク貯留装置
JP6597777B2 (ja) インクジェットヘッド、インクジェットヘッドの気泡除去方法及びインクジェット記録装置
JP5599077B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2018058255A (ja) 液体噴射装置及び液体噴射装置の流体排出方法
JP5555505B2 (ja) インクジェットプリンタ
JP4784129B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP2011110828A (ja) 液体収容タンク、液体吐出ヘッドユニット及び画像形成装置
JP2005125670A (ja) 液体吐出装置
JP2008137385A (ja) チェックバルブ兼用のフィルタを備えるプリントヘッドリザーバ
JP2005144954A (ja) インクジェット装置
JP2006103347A (ja) インクジェット記録装置
JP2010076413A (ja) 液体供給装置及び液体噴射装置
US20100103208A1 (en) Ink filling method and inkjet printer
JP2010076412A (ja) 液体供給装置及び液体噴射装置
JP2007008087A (ja) 画像記録装置
US9340028B2 (en) Liquid storing device, liquid storing method and inkjet recording device
JP6579018B2 (ja) インクジェットヘッド、インクジェット記録装置及びインクジェットヘッドの気泡除去方法
JP6671898B2 (ja) インクジェット記録装置及び液体供給方法
JP2010076414A (ja) 液体供給装置及び液体噴射装置
JP2005014566A (ja) インクジェット記録装置
JP2009078395A (ja) インクフィルタ装置
JP2010173241A (ja) インクジェットプリンタ
JP2007044876A (ja) インク供給機構を搭載する画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111109

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5188773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250