JP2009080329A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対衝撃性を保ちながら小型化が可能なレンズ駆動装置を提供する。
【解決手段】レンズを備えた移動体(スリーブ13)と、移動体を光軸方向に移動可能に支持する支持体11と、マグネット12及びコイル14を備え、移動体を光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置1において、コイル14に電流を供給して電磁力を発生させたとき、その電磁力に基づく移動体の光軸方向への移動を規制する規制部材(板バネ15)と、移動体に設けられ、マグネット12に磁気吸引される磁性部材(磁気バネ16)と、を備え、規制部材が移動体を付勢する力をF1、磁性部材が前記マグネットに吸引される力をF2、移動体の重さをWとしたとき、W>F1、W>F2かつW<F1+F2という関係にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズを光軸方向に変位駆動して被写体の像を結像させるレンズ駆動装置に関する。
近年、カメラが搭載されたカメラ付き携帯電話機が普及するにつれ、その携帯電話機を用いて様々な被写体を撮影する機会が増えている。例えば、友人や風景など、カメラのレンズからある程度離れた被写体を撮影(通常撮影)したり、バスの時刻表や花びらなど、カメラのレンズと近接した位置にある被写体を撮影(接写撮影)したりする場合がある。
接写撮影(マクロ撮影)の場合、カメラのレンズ位置は、通常撮影時のレンズ位置よりも、僅かに被写体側に近づいた位置にする必要がある。そのため、この種の撮影レンズ系では、レンズを光軸方向に変位駆動する駆動機構を備えており、スイッチの切り替えによってこの駆動機構を駆動し、レンズを光軸方向に移動させることができるようになっている(例えば特許文献1〜3参照)。
このようなカメラ付き携帯電話機等においては、ポケットやバック等に入れて持ち歩くことが多いため、携帯時(非使用時)に大きな揺れや衝撃を受けることがある。すなわち、携帯電話等を使用していない状態では、レンズを変位駆動する駆動機構が動作していないため、レンズが揺れや衝撃を受けて振動し易く、その結果、レンズが揺れや衝撃を受けてずれや損傷を受け易い。
そこで、特許文献1及び特許文献2に開示されたレンズ駆動装置等は、ヨークと、ベースと、マグネット及びコイルと、レンズを支持するレンズ支持体と、前側スプリング(:被写体側スプリング)及び後側スプリング(:撮像素子側スプリング)と、ベースと、を有している。コイルへの通電を停止したときには、これら前側スプリング及び後側スプリングは、レンズ支持体をベースにその付勢力を付与して押さえつけるようにしている。これにより、携帯時に大きな揺れや衝撃が生じた場合でも、レンズ支持体に揺れやガタツキが生じ難く、対衝撃性をもたせている。
また、特許文献3に開示されたレンズ駆動装置は、移動レンズ体と、移動レンズ体をレンズの光軸方向に移動可能に支持する固定体と、移動レンズ体をレンズの光軸方向に移動させる磁気駆動機構と、ホルダ受けとを有している。また、磁気駆動機構として、移動レンズ体にコイルが設けられ、固定体にはマグネットが設けられている。加えて、移動レンズ体には磁気バネ(磁性部材)が設けられている。
この磁気バネは、固定体に設けられたマグネットと磁気吸引するようになっている。これにより、コイルへの通電を停止したとき(非通電時)、磁気吸引力を用いて、移動レンズ体を固定体に押さえつけるように当接し、移動レンズ体がぐらつかないようにしている。
図4の半断面模式図を用いて、より具体的に説明する。図4(a)〜(d)は、従来のレンズ駆動装置における断面模式図である。なお、図4(a)及び図4(b)は、上述した特許文献1及び特許文献2で開示されたレンズ駆動装置100の模式図である。また、図4(c)及び図4(d)は、上述した特許文献3で開示されたレンズ駆動装置100の模式図である。
図4(a)、(b)に示すように、従来のレンズ駆動装置100は、スリーブ101と、ヨーク102と、ヨーク102を挟んで光軸方向における被写体側に設けられたカバー110と、撮像素子側に設けられた台座111と、コイル103と、マグネット104と、板バネ105と、スリーブ101の光軸方向の移動量を規制する度当たり部107、108と、から構成されている。また、図4(c)、(d)は、上記構成に加えてさらに磁気バネ106が、スリーブ101の光軸方向の端面であって、板バネ105の下側に配置されている。
そして、レンズ駆動装置100の動作については、図4(a)〜図4(d)を用いて説明する。なお、図4(a)はコイルへの非通電時での状態、原点位置を示し、図4(b)はコイルに通電された状態を示し、具体的には被写体側へ移動した状態を示している。同様に、図4(c)は原点位置を示し、図4(d)は被写体側へ移動した状態を示している。
図4(a)に示すレンズ駆動装置100では、板バネ105の付勢力によって、コイル103の非通電時にスリーブ101の度あたり部107がベース111に押さえつけられながら当接している。そして、コイル103の通電時には、図4(b)に示す位置にスリーブ101が光軸方向に移動する。このとき、スリーブ101には、コイル103による駆動力(推力)と、板バネ105による付勢力、すなわち、スリーブ101の移動を規制するように弾性力とが作用し、これらの力が釣り合う位置にスリーブ101が停止するようになっている。
一方、図4(c)に示すレンズ駆動装置100では、磁気バネ106(磁性部材)がマグネット104に磁気吸引され、この磁気吸引力によって、コイル103の非通電時にスリーブ101がベース11に押さえつけられながら当接している。磁気バネ106がスリーブ101を付勢する力Fpは、スリーブ101の重さWp以上となるように設定されている。換言すれば、このレンズ駆動装置100においては、板バネ105は、弾性力がほとんど働いていない状態となっている。そして、コイル103の通電時には、図4(d)に示す位置にスリーブ101が光軸方向に移動する。このとき、スリーブ101には、コイル103による駆動力と板バネ105による付勢力(弾性力)とが作用し、これらの力が釣り合う位置にスリーブ101が停止するようになっている。また、磁気バネ106とマグネット104との磁気吸引力は、コイル103による駆動力よりは小さいが、スリーブ101の移動に影響を与えている。
特開2005−128392号公報(図1) 特開2005−165058号公報(図1) 特開2007−148354号公報(図1)
しかしながら、図4(a)に示すレンズ駆動装置100では、コイル103の非通電時(原点位置)において、スリーブ100の度当たり部107がベース110に、板バネ105の弾性力(付勢力)を用いて押さえつけながら当接している。このため、板バネ105には、コイル103の非通電時及び通電時と常に撓ませておく必要がある。さらに、図4(b)に示す被写体側へ移動した状態では、図4(a)で示す原点位置で撓ませていた板バネ105をさらに撓ませる必要がある。このため金属製のバネには、金属疲労や永久変形が生じる場合がある。さらに、板バネ105の金属材料のバネ限界値またはその近傍で板バネ105の使用が継続された場合には板バネ105の疲労破壊が生じ易くなるという問題がある。
特に、近年におけるアクチュエータの小型化要求に伴って、板バネ105が更に小型や薄型になると板バネ105の強度が弱くなり、または撓み易くなり、疲労破壊の問題が起きる恐れがある。
一方で、図4(c)で示すレンズ駆動装置100では、コイル103の非通電時、磁気バネ106の磁気吸引力を利用して、スリーブ101をベース110に押さえつけながら当接しているので、図4(c)に示すように原点位置において板バネ105はほとんど撓んでいない。しかし、アクチュエータの小型化要求に伴って、レンズ駆動装置100が小型化すると、磁気バネ106がマグネット104により近づく。その結果、磁気バネ106に対するマグネット104の磁気吸引力が大きくなり(特に、スラスト方向よりもラジアル方向の磁気吸引力が大きくなり)、スリーブ101及びマグネット104を光軸に対して同心円上となるように組み付け精度を高める必要があり、作業性が悪化するという問題がある。すなわち、組み付け精度が悪いと、スリーブ101及びマグネット104をレンズ駆動装置100に組み付けた後に、ラジアル方向の磁気吸引力の影響を受けて、スリーブ101が倒れ、光学特性の低下を招く虞がある。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、対衝撃性を保ちながら小型化が可能なレンズ駆動装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明は、以下のものを提供する。
(1) レンズを備えた移動体と、前記移動体を光軸方向に移動可能に支持する支持体と、マグネット及びコイルを備え、前記移動体を光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、前記コイルに電流を供給して電磁力を発生させたとき、当該電磁力に基づく前記移動体の光軸方向への移動を規制する規制部材と、前記マグネットに磁気吸引される磁性部材と、を備え、前記規制部材が前記移動体を付勢する力をF1、前記磁性部材が前記マグネットに吸引される力をF2、前記移動体の重さをWとしたとき、前記コイルに電流を供給しない状態において、 W>F1、W>F2 かつ W<F1+F2 という関係にあることを特徴とするレンズ駆動装置。
本発明によれば、移動体と支持体と磁気駆動機構を有するレンズ駆動装置で、移動体の光軸方向への移動を規制する規制部材と、マグネットに磁気吸引される磁性部材とを設け、規制部材が移動体を付勢する力をF1、磁性部材がマグネットに吸引される力をF2、移動体の重さをWとしたとき、前記コイルに電流を供給しない状態において、W>F1、W>F2かつW<F1+F2という関係にあるようにしたので、対衝撃性を保ちながら小型化が可能なレンズ駆動装置を提供することができる。
すなわち、従来のレンズ駆動装置において、移動体を支持体に押し付けようとすると、移動体の重さよりも大きな(規制部材の)付勢力が必要になる(W<F1またはW<F2)。そうすると、上述したようにコイルの通電時における撓み量が大きくなることから、レンズ駆動装置をさらに小型化した場合には、規制部材は疲労破壊を招きやすくなっている。しかし、本発明に係るレンズ駆動装置では、W>F1、W>F2かつW<F1+F2の関係式が成立しており、磁性部材の存在によって、移動体の重さよりも大きな付勢力を必要としない。そのため、コイルの通電時において規制部材が大きく撓むことを防ぐことができ、ひいては規制部材の疲労破壊を防止することができる。
なお、本発明では、W<F1+F2の関係式が成立するようにしているので、磁性部材とマグネットとの間に働く磁気吸引力のうち、F1と平行する成分の力が小さくなったとしても、規制部材による付勢力で補完することによって、移動体を支持体に十分押し付けることができる。
本発明に係るレンズ駆動装置によれば、規制部材の撓み量が小さくなるようにしたので、対衝撃性を保ちながら小型化が可能なレンズ駆動装置を提供することができる。すなわち、規制部材が小さくまたは薄くなった場合でも、その疲労破壊を防ぐことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るレンズ駆動装置1の半断面模式図である。図1(a)は、レンズ駆動装置1においてコイル14の非通電時(スリーブ13が通常撮影位置にあるとき)の図を示し、図1(b)は、レンズ駆動装置1においてコイル14の通電時(スリーブ13が接写撮影位置にあるとき)を示している。なお、レンズ駆動装置1の具体的な全体構成については、その説明を省略する。また、図1では、レンズ駆動装置1を縦に切断したときの右半分のみを示している。また、図1では、説明の便宜上、上を被写体に近い前側とし、下をカメラボディに近い後ろ側とする。
図1において、レンズ駆動装置1は、スリーブ13を光軸Lの方向に移動可能に支持するヨーク112、このヨーク112を挟んで、光軸方向における被写体側に設けられたカバー113と、撮像素子側に設けられた台座114とからなる支持体11と、支持体11に固定されたマグネット12と、支持体11に光軸L方向に移動可能に支持されたスリーブ(レンズを備えた移動体の一例)13と、スリーブ13の外周面であって、マグネット12と対向するように配置されたコイル14と、スリーブ13の光軸方向への移動を規制する板バネ15(板バネ15a及び板バネ15b)と、磁性部材としての磁気バネ16と、から構成されている。なお、本実施例において、磁気バネ16は円環形状である。
本実施の形態では、支持体11は、スリーブ13の外周を囲むようになっており、被写体側にカバー113、撮像素子側に台座114、スリーブ13の外周を囲むケース体(ヨーク)112を主な構成としている。そして、ケース体は、例えば、鋼板などの磁性体から構成されており、マグネット12のバックヨークとして機能している。また、スリーブ13には、図示のとおり、スリーブ13の光軸方向の移動量を規制する度当たり部17、18が形成されている。
マグネット12は、支持体11の内周側に配置されており、支持体11及びコイル14と併せて(磁気回路を構成することで)、スリーブ13を光軸方向に駆動する。したがって、これらの要素は、スリーブ13を光軸方向に駆動する磁気駆動機構の一例として機能する。マグネット12はスリーブ13と同じような円筒形状であり、光軸Lを中心として同心円上に、スリーブ13の外側にマグネット12が配置されている。なお、マグネット12は円筒形状に限定されるものではなく、角筒状のヨークの四隅にそれぞれ配置されるほぼ三角柱状でもよく、この場合、四隅に配置された4つのマグネット12の内周面、すなわち、スリーブ13の外周面と対向する面が、光軸Lを中心として同心円上となるように配置されていればよい。
このように、支持体11,マグネット12,及びコイル14によって、磁気回路(磁路)が形成され、この状態でコイルに電流が流れると電磁力(磁気的吸引力)が発生し、この電磁力によってスリーブ13が光軸方向に駆動される(図1(a)→図1(b))。磁気回路は、マグネット12で発生した磁束を、ヨーク11を通して対向側のマグネット12の反対極に流すため、磁束漏洩が少なく、効率の良くすることができる。換言すれば、上記磁気回路を通ってマグネット12の両端面の間を流れる磁束の強度を高めることができ、コイル14に惹起される起電力を高くできるようにしている。
板バネ15は、磁気駆動機構によって電磁力が発生したとき、その電磁力に基づくスリーブ13の光軸方向の移動を規制する(よって、上述した電磁力と釣り合ったとき、スリーブ13は所望の位置に停止する)。すなわち、規制部材の一例として機能する。本実施の形態では、板バネ15は、電流を流す金属製のバネであって、スリーブ15の光軸方向の両端(前端、後端)に板バネ15a、15bと2枚の板バネが設けられている。板バネ15a、15bは、それぞれ、最も内側のリング状部分に、スリーブ13の前端または後端が載置されるようになっている。外側の取付け部はヨーク11に取付けられ、上記リング状部分と取付け部とを連結する複数のアーム部が形成されている。そして、スリーブ13は、周囲に配置された複数のアーム部において発生する弾性力を通じて、スリーブ13の前端又は後端の方向へ付勢される。
また、本実施の形態では、図1(a)に示すとおり、レンズ駆動装置1の非通電時(スリーブ13が通常撮影位置にあるとき)でも、板バネ15(15a、15b)は、スリーブ13を支持体11側に向って付勢力を付与している。すなわち、スリーブ13を、その度当たり部17を介して支持体11の台座114に押さえつけながら当接している。
また、磁気バネ16は、図示のとおり、スリーブ13の前側の端部、度当たり部18であって、板バネ15aの近傍に配置されており、板バネ15aを基準にすれば、マグネット12が存在しない側(前側)に配置、すなわち、光軸方向において、スリーブ13の端部、板バネ15a、磁気バネ16の順に配置されている。そのため、磁気バネ16とマグネット12との距離が、図4(c)、(d)に示す磁気バネ106とマグネット104との距離に比べて大きくなっており、両者の磁気吸引力は、スリーブ13の光軸方向の移動に与える影響は従来に比べて小さくなっている。
換言すれば、図4(c)、(d)に示す従来のレンズ駆動装置においては、磁気バネ(磁性部材)106は板バネ(規制部材)105よりも光軸方向において撮像素子側に位置していたが、本発明に係るレンズ駆動装置1では、磁気バネ16は板バネ15aよりも光軸方向において被写体側(板バネ15aを介してコイル14と反対側)に位置している。したがって、磁気バネ16とマグネット12との間に働く磁気吸引力のうち、F1と直交する成分の力(ラジアル方向成分の力)は従来に比べて小さくなり、その結果、スリーブ13をレンズ駆動装置1に組み付けた後に移動体(例えば、スリーブ13)が倒れてしまうのを防ぎ、ひいては光学特性の低下を防ぐことができる。
ここで、本実施形態に係るレンズ駆動装置1では、板バネ15が移動体(スリーブ13等)を付勢する力をF1、磁気バネ16がマグネット12に吸引される力(のうちF1と平行な成分の力)をF2、スリーブ13等の重さをWとしたとき、コイル14への非通電時において、W>F1、W>F2かつW<F1+F2という関係が成立している。具体的には、図2の拡大図を用いて説明する。
図2は、図1(a)の点線枠を拡大したときの様子を示す拡大図である。図2(a)はコイルの非通電時において、レンズ駆動装置1が正方向にある場合を示し、図2(b)は、コイルの非通電時において、レンズ駆動装置1を逆さまにした場合を示す模式図である。
なお、図2(a)および(b)のいずれ場合でも、スリーブ13とマグネット12(の内周面)とは光軸Lを中心とした同心円上に配置されている。すなわち、スリーブ13とマグネット12とは径方向(ラジアル方向)に所定の隙間をおいて配置されている。従って、図2(a)に示すように、マグネット12と磁気バネ16とによる磁気吸引する力をF2bとした場合、その力の成分は径方向(ラジアル方向)にかかる力F2aと、力F2aとは直交する方向(光軸L方向)にかかる力F2である。このうち、力F2aは、上記のとおり、スリーブ13はマグネット12と同心円上に配置されているため、スリーブ13とマグネット12との間隔が一定になっている。従って、磁気バネ16の径方向の力F2a全体の和は、それぞれ同じ大きさでかつ、向きは180度逆となり、互いに相殺されて、総和は0となる。すなわち、磁気バネ16による磁気吸引する力F2bにおいて、スリーブ13にかかる力は、本実施例では、光軸L方向に働くF2のみを考えればよい。
図2(a)に示すレンズ駆動装置1において、スリーブ13には、その重さW、板バネ15a、15bによる付勢力F1、磁気バネ16による磁気吸引力F2は同じ下向きに働いている。すなわち、スリーブ13を、度当たり部17を介して、支持体11の台座114に、力Fw1(=W+F1+F2)で押さえつけながら当接している。
図2(b)に示すレンズ駆動装置1において、スリーブ13には、図2(a)の場合とは異なり、その重さWが働く向き(図示下向き)と、付勢力F1と磁気吸引力F2が働く向き(図示上向き)とは逆方向になっている。すなわち、本実施の形態では、W<F1+F2の関係が成り立っているので、スリーブ13を、度当たり部17を介して、台座114に、力Fw2(=F1+F2−W)で押さえつけながら当接している。
これにより、コイル14への非通電時において、スリーブ13は、付勢力F1と磁気吸引力F2との合力により、支持体11に向って押さえつけられながら当接しているので、コイル14の非通電時において、大きな揺れや衝撃が生じた場合でも、スリーブ13のぐらつきを防止することができ、対衝撃性をもたせている。また、従来の図4(a)、および図4(b)に示すレンズ駆動装置100と異なって、W<F1ではなくW>F1、およびW>F2となっているので、コイル14の非通電時における板バネ15の撓み量を減らすことができる。その結果、コイル14の通電時における板バネ15の撓み量も減らすことができ、板バネ15を小型または薄型にした場合でも、所定のバネ限界値を超えず、ヒステリシス特性を向上させることができ、ひいては規制部材としての板バネ15の疲労破壊を防止することができる。
また、上述したように、磁気バネ16は、板バネ15aの近傍に配置され、板バネ15aを基準としてマグネット12が存在しない側に配置されている。したがって、磁気バネ16とマグネット12との磁気吸引力を従来に比べてさらに小さくすることができる。これにより、スリーブ13とマグネット12とを光軸Lに対して同心円上となるように組み付け精度をさほど高める必要もなく、作業性が悪化することもない。すなわち、スリーブ13及びマグネット12をレンズ駆動装置1に組み付けた後に、ラジアル方向の磁気吸引力の影響を受けて、スリーブ13が倒れてしまうのを防ぎ、ひいては光学特性の低下を防ぐことができる。
[変形例]
図3は、本発明の他の実施の形態に係るレンズ駆動装置1A,1Bの断面模式図である。
本実施の形態では、板バネ15a、15bの両者が、コイル14の非通電時において、スリーブ13に付勢力を付与するように撓ませているが、これに限定されるものではない。例えば、図3(a)に示すように、コイル14の非通電時において、板バネ15bはフラットな形状とし、板バネ15aのみを撓ませて付勢力を付与するようにしてもよい。この場合、コイル14の通電時には、板バネ15bはほとんど撓むことなく(図3(b)参照)、板バネ15bの耐久性を高めることができる。なお、W>F1、W>F2かつW<F1+F2の関係は成り立っている。
同様に、図3(c)に示すように、コイル14の非通電時において、板バネ15aはフラットな形状とし、板バネ15bのみを撓ませて付勢力を付与するようにしてもよい。この場合、コイル14の通電時には、板バネ15aはほとんど撓むことなく(図3(d)参照)、板バネ15aの耐久性を高めることができる。なお、W>F1、W>F2かつW<F1+F2の関係は成り立っている。
このように、コイル14への非通電時における板バネ15は、いずれか一方がフラットな形状であってもよい。また、板バネ15の撓み量については、どの程度であってもよい。さらに、磁気回路については、図1〜図3に示すような構造のものでなくても、推力を発生できるような構造のものであれば、その種類の如何を問わない。本実施形態では、コイル14とマグネット12が径方向(ラジアル方向)において向き合うような構造となっているが、例えば、2個のマグネット12によってコイル14を挟み込むような構造となっていてもよい。
磁気バネ16の位置は、本実施の形態に示す位置に限定されるものではない。すなわち、磁気バネ16はマグネット12との間に磁気吸引力が働き、W>F1、W>F2、かつW<F1+F2の関係を満足することができる距離であればどこに配置されていてもよい。例えば、図1において、スリーブ13の光軸L側の面に配置してもよい。
以上説明したレンズ駆動装置1,1A,1Bは、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、PHS,PDA,バーコードリーダ,薄型のデジタルカメラ,監視カメラ,車の背後確認用カメラ,光学的認証機能を有するドア等である。
本発明に係るレンズ駆動装置は、規制部材の疲労破壊や、光学特性の低下を防ぐことが可能なものとして有用である。
本実施形態に係るレンズ駆動装置の一実施例を示す図で、中央から左半分を省略して右半分を示す断面模式図である。 図1(a)の点線枠を拡大したときの様子を示す拡大図である。 本発明の他の実施の形態に係るレンズ駆動装置の断面模式図である。 従来のレンズ駆動装置における断面模式図である。
符号の説明
1,1A,1B レンズ駆動装置
11 支持体
12 マグネット
13 スリーブ(移動体としての)
14 コイル
15 板バネ
16 磁気バネ

Claims (1)

  1. レンズを備えた移動体と、
    前記移動体を光軸方向に移動可能に支持する支持体と、
    マグネット及びコイルを備え、前記移動体を光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記コイルに電流を供給して電磁力を発生させたとき、当該電磁力に基づく前記移動体の光軸方向への移動を規制する規制部材と、
    前記移動体に設けられ、前記マグネットに磁気吸引される磁性部材と、を備え、
    前記規制部材が前記移動体を付勢する力をF1、前記磁性部材が前記マグネットに吸引される力F2、前記移動体の重さをWとしたとき、前記コイルに電流を供給していない状態において、
    W>F1、W>F2 かつ W<F1+F2
    という関係にあることを特徴とするレンズ駆動装置。
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