JP2009078065A - フローリングワイパー - Google Patents

フローリングワイパー Download PDF

Info

Publication number
JP2009078065A
JP2009078065A JP2007250939A JP2007250939A JP2009078065A JP 2009078065 A JP2009078065 A JP 2009078065A JP 2007250939 A JP2007250939 A JP 2007250939A JP 2007250939 A JP2007250939 A JP 2007250939A JP 2009078065 A JP2009078065 A JP 2009078065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fibers
crimped
wet heat
flooring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007250939A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5117152B2 (ja
Inventor
Satoshi Koizumi
聡 小泉
Sumihito Kiyooka
純人 清岡
Tomoaki Kimura
友昭 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Kuraflex Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Kuraflex Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Kuraflex Co Ltd filed Critical Kuraray Kuraflex Co Ltd
Priority to JP2007250939A priority Critical patent/JP5117152B2/ja
Publication of JP2009078065A publication Critical patent/JP2009078065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5117152B2 publication Critical patent/JP5117152B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】 濡れた床面に付着している毛髪等の捕集性に優れたフローリングワイパーを提供することにある。
【解決手段】 少なくとも繊維長20〜70mmの湿熱接着性繊維と、繊維長30〜80mmの捲縮繊維とが重量比40:60〜10:90で構成する見掛け密度0.04〜0.1g/cmである繊維構造体からなり、少なくとも一方の表面には前記捲縮繊維の捲縮形状が存在するとともに、繊維同士は互いに略均一に交絡しているとともに、前記湿熱接着性繊維との交点において融着しており、前記交点は内部に略均一に分布していることを特徴とするフローリングワイパーを提供する。また、高温の水蒸気を通過させる事により、潜在捲縮繊維の捲縮を発現させて捲縮繊維とするとともに、湿熱接着性繊維との交点を融着させる工程を含むことを特徴とする前記フローリングワイパーの製造方法を提供する。
【選択図】 なし

Description

本発明は、家庭、店舗、ビル、事務所などの床や壁、および窓などの清掃に使用されるフローリングワイパーに関する。より詳細には、主にウェットタイプのフローリングワイパーに関するものであり、糊などの粘着剤を使用せず、優れた吸水性や放水性、および伸縮性により、特に濡れた床面に付着している毛髪等に対し、優れた捕集性を有するフローリングワイパーに関する。
従来、床面等を清掃するための繊維性のシートからなるフローリングワイパーが、家庭、店舗、ビル、事務所などのフロアーの清掃に広く使用されている。これらは繊維製のシートを柄のついた清掃用冶具に取り付けたものも広く知られている。この繊維製のシートの表面に凹凸を設けるなどしてその面積を有効に使い、髪の毛や土ぼこり(以下、「毛髪等」という場合がある)などのゴミの捕集性を向上させる試みがなされている。
また、これらフローリングワイパーは床面等の拭き取り対象を濡らしたり、フローリングワイパー自身に水などを含ませることで拭き取り対象にこびりついた汚れの拭き取り性を向上させるウェットタイプのものも知られている。そこで毛髪等の捕集性に優れたウェットタイプのフローリングワイパーについても多くの試みがなされている。
例えば、水性洗浄剤の含浸された床用清掃シートであって、前記床用清掃シートは、400g/100cm2荷重下での前記水性洗浄剤の放出量が0.004〜0.04g/100cm2であり且つ表面に多数の凹凸部を有しており、前記水性洗浄剤は、シート重量(乾燥基準)当たり100〜500重量%含浸されている床用清掃シートが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、清掃シート表面に凹凸を設けることは、拭き取り性の向上に対して有効ではあるが、濡れた床面に付着している毛髪等は、その長さ全体に渡り隙間なく床面に張りついた状態でいる為、シート表面に配してある凹凸では、床面上を動かす事はできるがシート表面に付着させる事は難しいという問題がある。
また、清掃面が繊度6〜50dt、繊維長2〜8mmの熱接着性合成繊維からなる、エアレイド法により製造された目付6〜50g/m2の表層部不織布からなり、さらに、該不織布における、繊維末端指数(SI値)が18,000〜180,000である掃除用シートが提案されている。これにより、不織布層表面には細かいブラシ状の繊維末端が多数形成され、毛髪や脂汚れも効果的に清掃することが可能となる旨が記されている(特許文献2参照)。
しかしながら、濡れた床面と毛髪等との間に働く表面張力などの相互作用に逆らって剥がし取らなければならず、表面に多数形成された細かいブラシ状の繊維末端により、濡れた床面に張りついている毛髪等を絡め取ろうとする事は困難である。
また捲縮性合成繊維20〜50重量%と、親水性繊維80〜50重量%とを含んでなる繊維ウェブに高圧水流処理を施して繊維間を交絡させることにより得られる吸水性のある嵩高性不織布が提案されている(特許文献3参照)。
しかしながら、これに用いられる捲縮性合成繊維は、熱処理によって繊維同士が互いに熱接着し、発現している立体捲縮が変形しにくくなってしまうことで、毛髪等の絡めとリ性能が低下してしまうという問題がある。
特開2001−198065号公報 特開2004−329585号公報 特許平8−291450号公報
本発明は、上述した問題点を解決するものであり、その目的は、不織布を構成する捲縮繊維の形状、不織布の吸水性や放水性、および伸縮性により、特に濡れた床面等に付着している毛髪等の捕集性に優れた清掃シートを提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、濡れた床面に付着している毛髪等の捕集性に優れたフローリングワイパーが得られることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、少なくとも繊維長20〜70mmの湿熱接着性繊維と、繊維長30〜80mmのコイル状の捲縮繊維とで構成する繊維構造体からなるフローリングワイパーであって、該繊維構造体の少なくとも一方の表面には前記捲縮繊維のコイル状の捲縮形状が存在するとともに、該繊維構造体を構成する繊維同士は互いに略均一に交絡しているとともに、前記湿熱接着性繊維との交点において融着しており、前記融着している交点は前記繊維構造体内部に略均一に分布しており、前記湿熱接着性繊維と捲縮繊維の重量比が40:60〜10:90であるとともに、該繊維構造体の見掛け密度が0.04〜0.1g/cmであることを特徴とするフローリングワイパーを提供するものである。
また湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維とからなるウェブに高温の水蒸気を通過させる事により、該潜在捲縮繊維の捲縮を発現させて捲縮繊維とするとともに、該ウェブを構成する繊維と該湿熱接着性繊維との交点を融着させる工程を含むことを特徴とする繊維構造体からなる請求項1、2、3または4に記載のフローリングワイパーの製造方法を提供するものである。
本発明の提供するフローリングワイパーは、特殊な表面形状を有するとともに、吸水性に優れ、さらに伸縮性を確保することにより、濡れた床面に付着した毛髪等の捕集性能が高いフローリングワイパーが得られる。これによって水による汚れの拭き取りと、毛髪等の捕集を同時に行うことができる。また本発明で得られるフローリングワイパーは、拭き取り時の抵抗が低いために作業性にも優れている。
すなわち、本発明のフローリングワイパーは、少なくとも繊維長20〜70mmの湿熱接着性繊維と、繊維長30〜80mmのコイル状の捲縮繊維とが重量比40:60〜10:90で構成する繊維構造体からなることで、親水性を有する湿熱接着性繊維と捕集性を有する捲縮繊維とが互いによく交絡することができる。また、該繊維構造体の少なくとも一方の表面に前記捲縮繊維のコイル状の捲縮形状が存在することで、拭き取り対象の毛髪等の捕集が効率的に実施できる。また、該繊維構造体を構成する繊維同士は互いに略均一に交絡しているとともに、前記湿熱接着性繊維との交点において融着しており、前記融着している交点は前記繊維構造体内部に略均一に分布しているので、捲縮繊維は一様に湿熱接着性繊維によって固定されており、フローリングワイパーから抜け落ちることなく毛髪等を捕集できる。また内部まで捲縮繊維があるので、捕集した毛髪等を取り込むことができる。また該繊維構造体の見掛け密度が0.04〜0.1g/cmであることで、空隙が多く、捲縮繊維の構造が変形しないので内部まで捕集性が高く、また空隙内に水や捕集した毛髪等を空隙に取り込むことができる。
また本発明のフローリングワイパーの製造方法は、湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維とからなるウェブに高温の水蒸気を通過させる事により、該潜在捲縮繊維の捲縮を発現させて捲縮繊維とするとともに、該ウェブを構成する繊維と該湿熱接着性繊維との交点を融着させる工程を含むので、湿熱接着性繊維と捲縮繊維が均一に交絡し、かつ融着すると共に、繊維の形状を壊すことなく、均質で低密度のフローリングワイパーが得られる。また湿熱接着性繊維が効率良く融着できる。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明に用いる捲縮繊維は、後述する潜在捲縮繊維に対して熱処理を施すことで捲縮を発現(顕在化)させた繊維であり、いわゆるコイル状の立体捲縮を有する繊維をいう。
本発明に用いる潜在捲縮繊維としては、ポリエチレンテレフタレート樹脂からなるA成分と、主としてイソフタル酸を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂からなるB成分の少なくとも2成分から構成されるサイドバイサイド型または偏心芯鞘型複合繊維であり、熱処理を施して捲縮を顕在化させた後における捲縮繊維の捲縮数は30個/25mm以上が好ましく、また該捲縮繊維の伸長率は50%以上であることが好ましい。
特に、該潜在捲縮繊維を構成する樹脂のうち、A成分に関しては一般的なポリエチレンテレフタレート繊維に用いられる樹脂で固有粘度0.6〜0.7のポリエチレンテレフタレート樹脂が好ましい。
一方、B成分に関しては、より低温で効率よく捲縮を発現させるために、イソフタル酸を15〜40モル%、ジエチレングリコールを0〜10モル%共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂を用いる。この変性率が低いと十分な捲縮が発現せず、熱処理後の顕在捲縮数30個/25mm以上かつ伸長率50%以上という物性を確保できないため、捲縮発現後の不織布の伸縮性を実現することができなくなってしまう。また、これ以上の変性率では、捲縮発現性能は十分確保できるものの安定に紡糸することが難しくなり、好ましくない。
本発明に用いる潜在捲縮繊維は、例えば上記したA成分とB成分を複合比率(質量比)A成分:B成分=40:60〜60:40で従来公知の紡糸口金を用い、紡糸温度270〜290℃にて溶融紡糸することで、サイドバイサイド型または偏心芯鞘型の複合繊維とすることができる。
本発明に使用する潜在捲縮繊維の好ましい繊度としては、0.5〜10dtexであり、より好ましくは1〜5dtexであり、さらに好ましくは1.5〜3dtexである。繊度が細いと、繊維そのものが製造し難くなることに加え、繊維強度を確保し難く、また後の不織布化後の捲縮発現工程において、綺麗なコイル状捲縮を発現させ難くなる場合がある。
また、繊度が太すぎると、繊維のポリエチレンテレフタレート成分が剛直となり、十分な捲縮を発現し難くなるため好ましくない。
本発明に使用する潜在捲縮繊維の好ましい繊維長としては、10〜100mmの範囲内にあることが好ましい。より好ましくは20〜90mmであり、さらに好ましくは30〜80mmである。繊維長が短いと、後の工程での繊維ウェブ形成が難しくなることに加え、後の捲縮発現工程において、繊維同士の交絡が十分に行なわれず、結果として、十分な伸縮性を確保できなくなる場合がある。また、繊維長が長い場合には、均一な目付の繊維ウェブを形成することが難しくなるばかりか、ウェブ形成時点で繊維同士の交絡が多く発現してしまい、その結果、捲縮を発現する際にお互いが邪魔になり、十分な伸縮性を発現できなくなる場合がある。
本発明に用いる湿熱接着性繊維を構成する樹脂としては、約95〜100℃の熱水で軟化して自己接着または他の繊維に接着する樹脂成分が好ましく、例えば、アクリルアミドを一成分とする共重合体、ポリ乳酸、エチレン−ビニルアルコール系共重合体などが挙げられる。また、高温の水蒸気により容易に実現できる温度において、流動ないし容易に変形して接着機能を発現可能な、ポリウレタン系、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系、スチレン系エラストマー樹脂なども含まれる。このうち、特に好ましく用いることができるのはエチレン−ビニルアルコール系共重合体である。
ここで、湿熱接着性繊維あるいは湿熱接着性成分であるエチレン−ビニルアルコール系共重合体として、ポリビニルアルコールにエチレン単位が10〜60モル%共重合されたものが好ましく、エチレン単位が30〜50モル%共重合されたものが特に好ましい。ビニルアルコール部分は95モル%以上の鹸化度を有するものが好ましい。エチレン単位が多いことにより、熱水溶解性を示すことなく湿熱接着性が得られる。重合度は必要に応じて選択できるが、通常は400〜1500程度である。
このエチレン−ビニルアルコール系共重合体は、エチレン単位の含有量が10モル%未満の場合、低温の水で容易に膨潤・ゲル化してしまい、水に一度濡れると形態が変わってしまう場合がある。また、60モル%を超えると吸湿性が低下し、湿熱による繊維融着が発現しにくくなるため、実用性のある硬度を確保できなくなる場合がある。
これらの樹脂からなる湿熱接着性繊維の断面形状は、特に限定はなく、一般的な中実断面形状である丸断面や異型断面形状に限らず、中空断面形状等、種々の断面形状とすることができる。さらには、より大きな繊維強度が必要な場合など、湿熱接着性樹脂のみからなる繊維ではその目的を実現し難い場合には、他の繊維との複合繊維とする事が好ましく、その複合形態においては、湿熱接着性樹脂が繊維表面において、その一部あるいは全部が長さ方向に連続して存在するものであれば特に限定はない。例えば、芯鞘型、海島型、サイドバイサイド型、多層貼合型、ランダム複合、放射状貼合型等を挙げることができる。あるいは他の繊維形成性重合体からなる繊維に湿熱接着性を有する樹脂をコートした繊維でもよい。これらの繊維は、必要に応じて顔料を練りこむなどする事で着色する事も可能である。
この場合の湿熱接着性樹脂以外の樹脂あるいは、湿熱接着性樹脂をコートする相手の繊維としては、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン等からなる樹脂成分あるいは繊維を挙げることができるが、耐熱性、寸法安定性等の点で融点がエチレン−ビニルアルコール系共重合体より高いポリエステル、ポリアミド等が好ましく用いられる。
ポリエステルとしてはテレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン−2,6−ジカルボン酸、フタル酸、α,β−(4−カルボフェノキシ)エタン、4,4−ジカルボキシジフェニル、5−ナトリウムスルホイソフタル酸等の芳香族ジカルボン酸、アゼライン酸、アジピン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸またはこれらのエステル類、エチレングリコール、ジエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、シクロヘキサン−1,4−ジメタノール、ポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のジオールからなる繊維形成性のポリエステルを挙げることができ、構成単位の80モル%以上がエチレンテレフタレート単位であることが好ましい。
ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン12を主成分とする脂肪族ポリアミド、半芳香族ポリアミドを挙げることができ、少量の第3成分を含有するポリアミドでもよい。
本発明に用いる湿熱接着性繊維の好ましい繊維長としては、10〜100mmの範囲内にあることが好ましい。より好ましくは15〜85mmであり、さらに好ましくは20〜70mmである。繊維長が短いと、後の工程での繊維ウェブ形成が難しくなることに加え、繊維同士の交絡が少なくなり、後の高温の水蒸気による湿熱接着工程において、繊維同士の接着が十分に行なわれず、結果として、十分な強度を確保できなくなる場合がある。また、繊維長が長い場合には、均一な目付の繊維ウェブを形成することが難しくなるばかりか、ウェブ形成時点で繊維同士の交絡が多く発現してしまい、その結果、潜在捲縮繊維が捲縮を発現する際に邪魔になり、十分な伸縮性を発現できなくなる場合がある。
次に、本発明のフローリングワイパーを構成する不織布の製造法について説明する。
上記した湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維をカード法、エアレイ法などを用いて繊維ウェブ化する。該潜在捲縮繊維の混率は60重量%〜90重量%であることが好ましい。潜在捲縮繊維の割合が60重量%未満であると、十分な伸縮性を発現することが困難となる。また、90重量%を超えると、湿熱接着性繊維の占める割合が小さくなり、フローリングワイパーとした際の形態が不安定となり、清掃時にかかる力によりシートが破れやすくなってしまう。さらに、清掃シートの親水性も低いものとなり、十分な清掃液を内部に保持できないために、清掃時に床に清掃液を撒きながら作業しなくてはならなくなり、作業効率が悪くなってしまうという問題がある。
形成した繊維ウェブは、ベルトコンベアにより次工程へ送られ、高温・高圧の水蒸気流に晒され、湿熱接着性繊維に湿熱による繊維融着が発現するとともに、潜在捲縮繊維に捲縮が発現する。この捲縮発現により繊維がコイル状に形を変えながら動き、繊維同士の3次元的交絡が発現するのである。本発明では、最低限の繊維交絡を行った繊維ウェブに対し高温・高圧の水蒸気処理を施し、熱を与えることで、繊維の捲縮と交絡を同時に発現させ、効率的に捲縮を発現させる事が可能となる。さらに、該水蒸気処理によって、不織布の内部に存在している湿熱接着性繊維での繊維融着を効率的に発現させる事が可能となる。
また、使用する水蒸気についても、目的とする繊維の捲縮発現とこれに伴う適度な繊維交絡および繊維融着が実現できれば特に限定はなく、使用する繊維の材質や形態により設定すればよいが、圧力0.1〜2.0MPaの水蒸気を用いることが好ましく、より好ましくは0.2〜1.5MPaであり、さらに好ましくは0.3〜1.0MPaである。例えば、水蒸気の圧力が高すぎたり、強すぎる場合には、繊維ウェブを形成する繊維がその勢いで必要以上に動いてしまい、地合の乱れを生じたり、繊維が必要以上に交絡する場合がある。
このようにして繊維ウェブ内の潜在捲縮繊維の捲縮を発現および湿熱接着性繊維の繊維融着を発現させた後、不織布に水分が残留する場合があるので、必要に応じて不織布を乾燥しなければならない。乾燥に関しては、乾燥用加熱体に接触した不織布表面の繊維が、乾燥の熱により接着して伸縮性を低下させないことが必要であり、これが達成できるのであれば特に方法は問わない。従って、従来から不織布の乾燥に使用されるシリンダー乾燥機やテンターのような大掛かりな乾燥設備を使用しても構わないが、残留している水分は微量であるケースが多く、比較的軽度な乾燥手段により乾燥可能なレベルである際には、遠赤外線照射、マイクロ波照射、あるいは電子線照射等の非接触法や、熱風を吹きつけたり通過させたりする方法、等が好ましい。
このように製造された不織布は、既に述べたように捲縮繊維と湿熱接着性繊維とから得られ、本発明の目的とするフローリングワイパーに最適である。すなわち、該不織布より得られるフローリングワイパーは、優れた吸水率と放水率、および吸水速度を有するため、清掃時において該清掃シートにかかる圧力により、シート内部に保持されている液が外部へと放水され、床面と毛髪等との間にある表面張力による相互作用を弱め、毛髪等を床面から浮き上がらせることができる。また、該不織布を構成する捲縮繊維は、捲縮発現後において概ねコイル状の捲縮を有するものであり、このコイル状の捲縮繊維が伸長することで、浮き上がらせた毛髪等を、シート内部に捕集しやすくなり、伸長が回復することで、捕集した毛髪等をしっかりと捕まえやすくすることができる。また、コイル状の捲縮により床面との摩擦抵抗も低くなり清掃作業がしやすくもなる。
また、湿熱接着性繊維によって、得られる清掃シートは優れた吸水率と放水率、および吸水速度を示すとともに、高温・高圧の水蒸気流に晒されることで繊維どうしが接着し、形態安定性も確保することができる。
該捲縮繊維のコイルで形成される円の平均曲率半径は50〜200μmであり、60〜160μmであることが好ましく、より好ましくは70〜130μmである。ここで平均曲率半径は、該捲縮繊維のコイルにより形成される円のいわば平均的大きさをあらわす指標であり、この値が200μmより大きい場合は、形成されたコイルがルーズな形状を有しており、十分な伸縮性能を発現するためには不利となる。また、逆にこの値が50μmより小さくなるようなコイル状捲縮を発現させた場合は、コイルを伸縮させる為の応力が大きくなり、十分な伸縮性能を得ることが困難となるばかりか、このような捲縮を発現する潜在捲縮繊維の製造も非常に難しくなる。
更に、本発明の不織布からなるウェットワイパーは、500%〜2000%の吸水率を有することが好ましい。これは、床面のゴミを浮き上がらせてからワイパーに取り込むという本発明のワイピング機構においては、床面に無駄な水分を撒き散らすことなく、床面のゴミを浮き上がらせるために必要な水量を保持している事が必要である。
そして、この吸水率は、より好ましくは600%〜1800%であり、更に好ましくは700%〜1600%である。この値が500%未満の場合は、清掃作業を継続するにつれ、床面に水分を取られたり、乾燥などでワイパーが保持している残り水分量が少なくなってしまい好ましくない。また、2000%を超える場合には、吸水後のフローリングワイパーの重量が大きくワイパーの取り扱い性が悪くなる。また、清掃時において床面に放出する水分の量が大きくなり拭き取り作業をする際の作業性の観点から好ましくない。
このようにしてワイパーが保持している水分は、床面掃除に際して、必要且つ十分な水量を容易に、フローリングワイパーの柄を押し、床面との抵抗を利用する事でワイパーから搾り出せることが必要である。この時に放出できる液体の割合を本発明においては放水率とし、本発明の不織布からなるフローリングワイパーにおいては、この割合が30%〜80%であることによって、清掃時に十分な清掃液をワイパーから床面に供給し床面上の汚れ異物を浮き上がらせることが可能になるのである。そしてより効率良く床面清掃ができるようにするためには、この値が40%〜80%である事が好ましく、より好ましくは50%〜80%である。この放水率が30%に満たない場合は、床面のゴミを浮き上がらせるための水分量が少なくなり好ましくない。また、この値が80%以上の場合は、床面に無駄な水分を撒き散らしてしまうことになり好ましくない。
更に、本発明のウェットフローリングワイパーは、このようにして床面上に放出した液体を、清掃時に、床面上のゴミと共にワイパーを形成する不織布上かつ/又は内部に取り込むことで、次の清掃領域へと持ち込み、その部分の清掃に寄与するわけであるが、この時に、一度放出した液体を床面から回収するわけであるが、この時に、床面から素早く吸収する事で回収できる事が重要である。この性能は、本発明のフローリングワイパーの吸水速度に依存するものであり、この時間が1秒以下である事が必要である。そして、より好ましくは0.9秒以下であり、更に好ましくは0.8以下である。この時間が1秒より遅い場合には、清掃速度が上がらず、清掃に時間がかかりすぎてしまう場合や、直ぐにワイパーの水分が不足して床面上の汚れを確実に捕らえる事が困難になる。あるいは、床面を水浸しにしてしまい、別途液体を回収する作業が必要になるなどの問題が発生する。
本発明のウェットフローリングワイパーが、床面から髪の毛を代表とする異物汚れを回収する時のウェブの動きをより詳しく説明すると、本発明のワイパーは、床面上で拭取り動作が行なわれた際に、一度ウェブが伸び、構成繊維間の空隙が押し広げられ、更に続けられる拭取り動作により、この状態で異物汚れの上を通過する再に、ワイパー表面のコイル状に捲縮した繊維内に引っ掛けられることでウェブ内に取り込まれ、拭取りのために加えられた力が除去された時に、伸びた状態からワイパーそのものが復元すると共に、伸ばされていた構成繊維捲縮が回復しながらウェブ内に汚れ異物を固定するのである。実際には、床面上でなされるこの動作の繰り返しの中で床面上の汚れ異物を順次取り込んでいくのである。そしてこの動作において、充分に汚れ異物を捕えてウェブ表面かつ.または内部に固定する性能を確保するために、本発明のウェットフローリングワイパーにおいては、清掃動作の際にワイパー不織布が充分な伸縮動作を行い、より確実に床面の汚れ異物を補捉できるよう95%以上の20%伸長回復率を有する事が好ましい。この回復率は、98%以上である事がより好ましい。
そして、このような拭取り動作時の良好な伸縮動作を実現するためには、本発明のフローリングワイパーが床面との間に適度な抵抗を有していることが重要である。この拭き抵抗があることにより、基本的な拭取り効果を実現できるという事も出来る。したがって、本発明のこのワイパーにおける床面との動摩擦係数は0.15〜0.30である事が好ましい。より好ましくは0.20〜0.29であり、更に好ましくは0.25〜0.28である。この動摩擦係数が、0・15以下の場合は拭き取り抵抗が小さすぎて、拭き取り感がなく、作業時につい力を入れすぎてしまう場合があるため不都合であり、逆に0.3を超える場合は拭き取り抵抗が大きいため、ワイパーにかける力が大きくなってしまうため好ましくない。
本発明に用いる不織布の目付は、10〜200g/mが好ましく、より好ましくは20〜100g/mである。目付が10g/m未満であると十分な物性が得られず、一方、200g/mを超えると均一な捲縮発現が得られない場合がある。
本発明に用いる不織布は、湿熱接着性繊維と捲縮繊維を略均一に混合した場合、捲縮繊維の捲縮度合いの均一性が本発明の規定する交絡の均一性に重要となる。また製造工程において湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維とを略均一に混合し、加熱によって捲縮を発現した場合は、特に得られる捲縮繊維が均一に捲縮していることが交絡の均一性発現に重要となり、該捲縮度合いの均一性は、単位長さあたりの捲縮数によって評価することができる。また該捲縮度合いの均一性は、捲縮繊維のコイル状部分の曲率半径によっても評価することができる。
本発明のフローリングワイパーは主に床面の清掃に用いるものであるが、特にウェット状態で清掃可能な面であれば、基本的には清掃面が限定される事はない。したがって、家庭、店舗、ビル、事務所などの窓や壁などのような部分においても適用可能であり、以上のような部分に用いて清掃を行なう事により、特に清掃面に付着した毛髪、チリ・ホコリの類を効率良く的確に除去して不織布ワイパー内に取り込むことで被清掃面を綺麗に清掃するものである。
以下、実施例により、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。なお、実施例における各物性値は、以下の方法により測定した。
(1)交絡の均一性
不織布の主面に垂直な断面の両表面付近と、中心付近の捲縮数を評価し、最大値に対する最小値の割合が75%以上である場合に均一であるとし、それ以外は不均一であるとした。
(2)融着している交点の均一性
不織布の主面に垂直な断面の両表面付近と、中心付近とのそれぞれの単位面積あたりの融着点の数を評価し、最大値に対する最小値の割合が75%以上である場合に均一であるとし、それ以外は不均一であるとした。
(3)捲縮数
JIS L1015「化学繊維ステープル試験方法」(8.12.1)に準じて評価した。
(4)平均曲率半径(μm)
走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、不織布断面を100倍に拡大した写真を撮影した。撮影した不織布断面写真に写っている繊維で、かつその繊維が1周以上の螺旋(コイル)を形成しているものについて、その螺旋に沿って円を描いたときの円の半径を求め、これを曲率半径とした。なお、繊維が楕円状に螺旋を描いている場合は、楕円をあてはめ、この長径と短径の和の1/2を曲率半径とした。ただし、捲縮繊維が充分なコイル捲縮を発現していない場合や繊維の螺旋形状を斜めから観察しているケースを排除するために、繊維の螺旋にあてはめる楕円の長径と短径の比が0.8〜1.2の範囲に入るものだけを測定対象とした。
なお測定は、任意の断面について撮影したSEM画像について行い、n数=100にて測定し、その平均値を用いた。
(5)目付(g/m
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて測定した。
(6)厚さ(mm)、密度(g/cm
JIS L1913「一般短繊維不織布試験方法」に準じて厚さを測定し、この値と(3)の方法で測定した目付とから密度を算出した。
(7)吸水率(%)
JIS L1907「繊維製品の吸水性試験方法」に準じて測定した。
(8)放水率(%)
(5)の方法で吸水率を測定した後の試験片を速やかにアクリル板の上に置き、単位面積(1cm)あたり4gの荷重をかけ1分間放置した後、アクリル板の上に放出した水分量を測定し、この値と荷重をかける前の水分量とから放水率を算出した。
(9)吸水速度(秒)
JIS L1907「繊維製品の吸水性試験方法」に準じて測定した。
(10)20%伸長回復率(%)
JIS L1096「一般織物試験方法」に準じて測定した。ただし、本発明における評価は、一律伸度20%での回復率とし、測定は、不織布の幅(CD)方向について行った。
(11)動摩擦係数
動摩擦係数は次に示す方法で測定した。即ち、長さ15cm、幅7.5cmに切り出した試験片を、底面が7.5cm×7.5cm、重さ300gのおもりの底面全体が覆われるように取り付け、水平な台上にしっかりと固定されたフローリング材の上に置いた。試験片を取り付けたおもりの側面に糸を取り付け、この糸の他端を滑車を介して引張試験機(島津製作所社製、「オートグラフ AG−IS」)のロードセルに取り付けた。引張試験機を作動させ、おもりを150mm/minの速度で水平に移動させ、その際の動摩擦抵抗値を測定した。得られた動摩擦抵抗値とおもりの重さから、動摩擦係数を算出した。
なお測定は、不織布の幅(CD)方向について行った。
(12)毛髪付着性
長さ10cmの毛髪10本を評価用フローリング材上に均一に散布した。20cm×20cmに切り出した試験片を(5)の方法で測定した吸水率になるように吸水させ、市販のフローリング清掃用冶具(花王社製:クイックルワイパー)に取り付けた。試験片を取り付けた清掃用冶具を評価用フローリング材の上に置き、そのまま1m移動させた後、前方に集まった毛髪の上にシートを置き、そのまま元の位置に引き寄せ、静かに持ち上げて付着した毛髪の本数を測定し、3回の平均を求めた。
なお測定は、不織布の幅(CD)方向について行った。
○・・・7本〜10本
△・・・3本〜6本
×・・・0本〜2本
(実施例1)
湿熱接着性繊維として、芯成分がポリエチレンテレフタレート、鞘成分がエチレン−ビニルアルコール共重合体(クラレ社製、「ソフィスタ」、3.3dtex×51mm長、芯鞘質量比50/50、機械捲縮数21個/25mm)を準備した。潜在捲縮繊維として、固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート樹脂(A成分)と、イソフタル酸20モル%およびジエチレングリコール5モル%を共重合した変性ポリエチレンテレフタレート樹脂(B成分)とからなるサイドバイサイド型複合ステープル繊維(クラレ社製、「N−780」、1.7dtex×51mm長、機械捲縮数12個/25mm、130℃×1分熱処理後における捲縮数62個/25mm)を準備した。湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維の重量比を30:70にて混綿し、カード法にて目付50g/mのパラレルウェブを作製した。このカードウェブをベルトコンベアによって水蒸気噴射装置へと導入し、0.5MPaの高温水蒸気をカードウェブの厚さ方向に向けて通過するように噴出して水蒸気処理を施しフローリングワイパー用の不織布を得た。
(実施例2)
湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維の重量比を10:90にて混綿し、カード法にて目付50g/mのパラレルウェブを作製した以外は、実施例1と同様にしてフローリングワイパー用の不織布を得た。
(比較例1)
湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維の重量比を70:30にて混綿し、カード法にて目付50g/mのパラレルウェブを作製した以外は、実施例1と同様にしてフローリングワイパー用の不織布を得た。
(比較例2)
湿熱接着性繊維として、芯成分がポリエチレンテレフタレート、鞘成分がエチレン−ビニルアルコール共重合体である芯鞘型複合繊維(クラレ社製、「ソフィスタ」、3.3dtex×51mm長、芯鞘質量比50:50、機械捲縮数21個/25mm)を準備した。潜在捲縮繊維として、芯成分がポリプロピレン、鞘成分がポリエチレンである芯鞘型複合繊維(ESファイバービジョンズ社製、「ESC」、4.4dtex×51mm長)を準備した。湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維の重量比を30:70にて混綿し、カード法にて目付50g/mのパラレルウェブを作製した。このカードウェブを熱風処理機を用いて130℃で熱処理を施し、フローリングワイパー用の不織布を得た。
(比較例3)
湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維の重量比を70:30にて混綿し、カード法にて目付50g/mのパラレルウェブを作製した以外は、比較例2と同様にしてフローリングワイパー用の不織布を得た。
(比較例4)
湿熱接着性繊維を用いずに、ビスコースレーヨン繊維(ダイワボウレーヨン社製、「コロナ」、1.7dtex×40mm長)と潜在捲縮繊維の重量比を30:70にて混綿し、カード法にて目付50g/mのパラレルウェブを作製した以外は、実施例1と同様にしてフローリングワイパー用の不織布を得た。
Figure 2009078065
本発明により、特殊な表面形状を有するとともに、吸水性に優れ、さらに伸縮性を確保することにより、濡れた床面に付着した毛髪等の捕集性能が高いフローリングワイパーが得ることができ、該フローリングワイパーを用いた清掃用具は、家庭、店舗、ビル、事務所など使用される清掃用具に有用である。

Claims (5)

  1. 少なくとも繊維長20〜70mmの湿熱接着性繊維と、繊維長30〜80mmのコイル状の捲縮繊維とで構成する繊維構造体からなるフローリングワイパーであって、該繊維構造体の少なくとも一方の表面には前記捲縮繊維のコイル状の捲縮形状が存在するとともに、該繊維構造体を構成する繊維同士は互いに略均一に交絡しているとともに、前記湿熱接着性繊維との交点において融着しており、前記融着している交点は前記繊維構造体内部に略均一に分布しており、前記湿熱接着性繊維と捲縮繊維の重量比が40:60〜10:90であるとともに、該繊維構造体の見掛け密度が0.04〜0.1g/cmであることを特徴とするフローリングワイパー。
  2. 前記繊維構造体が水を含んでいることを特徴とする請求項1に記載のフローリングワイパー。
  3. 該湿熱接着性繊維が、親水性樹脂からなる鞘部と疎水性樹脂からなる芯部とからなる芯鞘型複合繊維である請求項1または2に記載のフローリングワイパー。
  4. 該捲縮繊維が、収縮率の異なる2種のポリエステル繊維からなるサイドバイサイド型複合繊維である請求項1、2、または3に記載のフローリングワイパー。
  5. 湿熱接着性繊維と潜在捲縮繊維とからなるウェブに高温の水蒸気を通過させる事により、該潜在捲縮繊維の捲縮を発現させて捲縮繊維とするとともに、該ウェブを構成する繊維と該湿熱接着性繊維との交点を融着させる工程を含むことを特徴とする繊維構造体からなる請求項1、2、3または4に記載のフローリングワイパーの製造方法。
JP2007250939A 2007-09-27 2007-09-27 フローリングワイパー Expired - Fee Related JP5117152B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007250939A JP5117152B2 (ja) 2007-09-27 2007-09-27 フローリングワイパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007250939A JP5117152B2 (ja) 2007-09-27 2007-09-27 フローリングワイパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009078065A true JP2009078065A (ja) 2009-04-16
JP5117152B2 JP5117152B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=40653260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007250939A Expired - Fee Related JP5117152B2 (ja) 2007-09-27 2007-09-27 フローリングワイパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5117152B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207320A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Kuraray Co Ltd 保温シート
JP2015059288A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社クラレ 不織繊維構造体
JP2017523321A (ja) * 2014-08-06 2017-08-17 ヒュービス カンパニー リミテッド 異形断面中空繊維およびこれを用いた繊維集合体
JP2018171191A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 クラレファスニング株式会社 清掃具
CN111328354A (zh) * 2017-11-10 2020-06-23 株式会社可乐丽 纤维构造体及其制造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0966014A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Lion Corp 清掃用払拭具
JPH11503A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sannopuko Kk 好気的処理法による排水処理用の消泡剤組成物および消泡方法
JP2003082579A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Kenji Nakamura 清拭用繊維構造体及びその製造方法
JP2003171860A (ja) * 2001-12-03 2003-06-20 Teijin Ltd エアレイド不織布用繊維

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0966014A (ja) * 1995-09-01 1997-03-11 Lion Corp 清掃用払拭具
JPH11503A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sannopuko Kk 好気的処理法による排水処理用の消泡剤組成物および消泡方法
JP2003082579A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Kenji Nakamura 清拭用繊維構造体及びその製造方法
JP2003171860A (ja) * 2001-12-03 2003-06-20 Teijin Ltd エアレイド不織布用繊維

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012207320A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Kuraray Co Ltd 保温シート
JP2015059288A (ja) * 2013-09-20 2015-03-30 株式会社クラレ 不織繊維構造体
JP2017523321A (ja) * 2014-08-06 2017-08-17 ヒュービス カンパニー リミテッド 異形断面中空繊維およびこれを用いた繊維集合体
JP2018171191A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 クラレファスニング株式会社 清掃具
CN111328354A (zh) * 2017-11-10 2020-06-23 株式会社可乐丽 纤维构造体及其制造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5117152B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2687699C2 (ru) Водопоглощающий слоистый материал и способ получения такого материала
JP4597487B2 (ja) ワイパー用不織布
JP5117152B2 (ja) フローリングワイパー
JP4804118B2 (ja) 積層シートおよびその製造方法
JP4722736B2 (ja) 床用清掃シート
KR20110095145A (ko) 산업용 와이프
JP7257536B2 (ja) 不織布
JP2007284838A (ja) 水流交絡不織布およびワイパー
JP3967848B2 (ja) 清掃用不織布およびその製造方法
TWI839394B (zh) 擦拭片材
JP2019154526A (ja) 清掃用シート
JP2002263043A (ja) ワイピング用不織布
JP4451117B2 (ja) 起毛状突起を有するワイパー
JP2007312931A (ja) ワイパー
JP2004016559A (ja) 清掃用シート
JP4881578B2 (ja) ワイピングシート
JP2003230520A (ja) ワイパー用不織布
JP7359676B2 (ja) 湿式ワイピングシート
JPH10280263A (ja) 清拭材用不織布およびその製造方法
JPH1150377A (ja) 清掃用シート
JP6795167B2 (ja) 清拭布
JP4549219B2 (ja) 洗車ブラシ用不織布及び洗車用ブラシ
CN112261897B (zh) 擦拭片材
JPH11276400A (ja) ワイピング材
JP2005028115A (ja) ワイパー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111129

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20111129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121009

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5117152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees