JP2009078005A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】役抽選テーブル62で定められた当選態様として、第1小役の単独当選と、第1小役及び第2小役の重複当選とを有し、役抽選テーブル62では、第2小役の当選時のほぼ全てが第1小役との重複当選となるように設定されており、かつ、設定値ごとに、第1小役及び第2小役の重複当選確率が異なるように設定されている。リール制御手段65は、第1小役及び第2小役の重複当選時には、第1小役を入賞させるように制御し、払出し手段68は、第1小役が入賞したときは、第2小役が入賞したとき以上のメダルを払い出す。演出制御手段70は、役抽選手段62で第1小役及び第2小役に重複当選したときに、その旨を遊技者に対して報知する。
【選択図】図1
Description
これに対し、特別遊技中(BB遊技中やRB遊技中等)に用いられる役抽選テーブルでは、通常遊技中の役抽選テーブルにおける非当選領域の少なくとも一部に、小役の当選領域を割り当てることで、小役の当選領域を広く設定している(例えば、特許文献1の図4参照)。
ここで、所定の条件を満たしたときに、おおよその設定値を報知するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
一方、特別遊技中は、ほぼ毎遊技、小役が入賞する遊技となるので、遊技が単調になるという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、目押しができない初心者であっても損をすることなく遊技を行うことができるとともに、その遊技中を利用して、(単に設定値を報知するのではなく)遊技者に設定値を推測させるようにすることで、遊技中の単調さを改善することである。
請求項1の発明は、スロットマシンの出玉率を定める複数段階の設定値のうち、現在の設定値を記憶する設定値記憶手段と、前記設定値ごとに設けられ、複数種類の役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、前記設定値記憶手段に記憶されている前記設定値に対応する前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するストップスイッチと、前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールを停止制御するリール制御手段と、前記リールの停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、その役に対応する遊技媒体の払出しを行う払出し手段とを備え、前記役抽選テーブルで定められた当選態様として、第1小役(小役C)の単独当選と、前記第1小役及び第2小役(小役A及び小役B)の重複当選とを有し、前記役抽選テーブルでは、前記第2小役の当選時のほぼ全てが前記第1小役との重複当選となるように設定されており、かつ、前記設定値ごとに、前記第1小役及び前記第2小役の重複当選確率が異なるように設定されており、前記リール制御手段は、前記第1小役及び前記第2小役の重複当選時には、前記第2小役に対応する図柄の組合せよりも前記第1小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しやすいように前記リールを停止制御し、前記払出し手段は、前記第1小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第2小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき以上の遊技媒体の払出しを行い、前記役抽選手段で前記第1小役及び前記第2小役に重複当選したときに、その旨を遊技者に対して報知する報知手段(演出制御手段70)を備えることを特徴とする。
上記発明においては、第1小役及び第2小役の重複当選時には、第1小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しやすくなる。ここで、第2小役に対応する図柄の組合せよりも第1小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止した方が遊技媒体の払出し数が多いので、第1小役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止しやすくしても、遊技者に不利となることはない。
スロットマシン10の遊技制御手段60は、スロットマシン10の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン10全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール31の駆動制御、及び入賞時の払出し等の遊技の進行や、演出の出力等を制御するものである。遊技制御手段60は、制御基板上に設けられており、演算等を行うCPU、遊技の進行等に必要なプログラムや演出用のデータ等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、図1では、メダル投入口を図示していないが、メダル投入口は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作に含まれるものである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、設定変更スイッチ43は、スロットマシン10の設定値を変更・設定するときに操作されるものである。設定値は、設定1から設定6までの6段階有し、設定値が高くなるほど特別役の当選確率が高くなるように(出玉率が高くなるように)設定されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、遊技制御手段60によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
ここで、「図柄組合せライン」L1〜L5とは、リール31の停止時における図柄の並びラインであって図柄の組合せを形成させるラインである。本実施形態では、図2に示すように、水平方向の上段、中段及び下段にそれぞれ設けられた図柄組合せラインL1、L2、及びL3と、右下がり及び左下がりの斜め方向の各図柄組合せラインL4及びL5の合計5本から構成されている。そして、各リール31の上下に連続する3図柄は、それぞれ1以上の図柄組合せラインL1〜L5上に位置している。
ここで、「有効ライン」とは、本実施形態では、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止したときに、その役の入賞となるラインである。
一方、「無効ライン」とは、図柄組合せラインのうち、有効ラインとして設定されないラインであって、いずれかの役に対応する図柄の組合せがそのラインに停止した場合であっても、その役に応じた利益の付与(メダルの払出し等)を行わないラインである。すなわち、無効ラインは、そもそも図柄の組合せの成立対象となっていないラインである。
なお、これに限らず、メダル投入枚数が1枚のときは図柄組合せラインL2(1本)のみを有効ラインに設定して遊技を行うことや、メダル投入枚数が2枚のときは図柄組合せラインL1〜L3(3本)を有効ラインに設定して遊技を行うようにしても良い。
ランプ21は、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたときに、それぞれ所定のパターンで点灯する。なお、ランプ21には、各リール31の内周側に配置され、リール31に表示された図柄(表示窓11から見える連続する3図柄)を背後から照らすためのバックランプ(図示せず)や、スロットマシン10の筐体前面に配置され、役の入賞時等に点滅する上部ランプ及びサイドランプ(図示せず)等が含まれる。
さらにまた、画像表示装置23は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
なお、他の特別役として、MB(ミドルボーナス。2BB(第2種ビックボーナス)ともいう。)、SB(シングルボーナス)が挙げられるが、本実施形態では設けられていない。
さらに、リプレイとは、再遊技役であって、当該遊技で投入したメダル枚数を維持した再遊技が行えるようにした役である。
そして、全てのリール31の停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止し、その役の入賞となったときは、その役に対応する枚数のメダルが払い出される。
なお、本実施形態では、通常遊技中における小役入賞時の払出し枚数は、小役ごとに異なるが、特別遊技中(BB遊技中及びRB遊技中)は、どの小役が入賞しても、払出し枚数は、全て15枚に設定されている。
持ち越される役としては、特別役(BB及びRB)が挙げられる。BB又はRBに当選したときは、リール31の停止時に、BB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御される。
本実施形態では、電源ユニット(図示せず)に設けられている電源スイッチ(図示せず)を操作してオフにし、設定キー挿入口(図示せず)に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させる。この状態でオンとなり、電源を投入すると、設定変更モードとなる。したがって、この場合には、通常の立ち上げ処理が行われない。なお、設定キー挿入口に設定キーを差し込んで、時計回りに90度回転させ、この状態で電源を一旦オフにした後、電源を再投入しても良い。
そして、設定変更モードでは所定の表示部に、現在の設定値が表示される。
次に、電源をオフにし、設定キーを反時計回りに90度回して(オフにして)抜き、電源を再投入するか、又は設定キーを反時計回りに90度回して抜いた後電源をオフにし、再度電源を入れれば、変更後の設定値での通常の立ち上げ処理が行われる。
さらにまた、通常遊技中(内部中)(役抽選テーブル63B)の小役及びリプレイの当選確率は、それぞれ、通常遊技中(非内部中)の小役及びリプレイの当選確率と同一である。
特別役当選持越し手段64は、特別役であるBB又はRBに当選したときに、そのBB又はRBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止するまで(BB又はRBが入賞するまで)の遊技において、BB又はRBの当選を次遊技以降に持ち越すように制御するものである。
図示しないが、特別役ごとに特別役フラグが設けられており、例えばBBの当選時にはBBに係る特別役フラグがオンとなり、BBが入賞したときはオフにされる。
停止位置決定テーブル66は、以下のBBテーブル等を備える。
RBテーブルについても、上記BBテーブルと同様であり、BBテーブルにおける「BB」を、「RB」と読み替えたものに相当する。
通常遊技中における小役Bテーブルについても、上記の小役Aテーブルと同様であり、小役Aテーブルにおける「小役A」を、「小役B」と読み替えたものに相当する。
なお、上記の小役Aテーブル、及び小役Bテーブルは、通常遊技中にのみ用いられ、BB遊技中及びRB遊技中は、後述する別の停止位置決定テーブル66が用いられる。
小役A・小役Cテーブルは、ストップスイッチ42の操作順番が逆押し(右中左の順)に操作され、かつ、左リール31について、小役Aに係る図柄である「チェリー」が有効ラインに停止するように狙ってストップスイッチが操作されたときは、小役Aに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるが、それ以外の場合には、全て、小役Cに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止位置が定められている。なお、本実施形態では、小役A・小役Cテーブルが用いられたときは、小役A及び小役Cが重複入賞しないように設定されている(ただし、重複入賞させることも可能である)。
小役B・小役Cテーブルは、ストップスイッチ42の操作順番が逆押し(右中左の順)に操作され、かつ、各リール31について、小役Bに係る図柄である「スイカ」が有効ラインに停止するように狙ってストップスイッチが操作されたときは、小役Bに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるが、それ以外の場合には、全て、小役Cに対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるように、リール31の停止位置が定められている。なお、本実施形態では、小役B・小役Cテーブルが用いられたときは、小役B及び小役Cが重複入賞しないように設定されている(ただし、重複入賞させることも可能である)。
以上より、特別遊技中に、小役Cに対応する図柄の組合せが有効ラインL1〜L3に停止したときは、小役Cに単独当選したことを意味し、有効ラインL4又はL5に停止したときは、小役Cと小役A又は小役Bに重複当選したことを意味するものとなる。
特別遊技制御手段69は、BBに対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技からBB遊技に移行させる。
BB遊技では、役抽選テーブル63Cを用いて役の抽選が行われる。したがって、高確率で、小役Cに当選する遊技状態となる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、BB遊技中に払い出されたメダル枚数をカウントし、毎遊技、払い出された枚数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、カウントされた払出し枚数が450枚以上となったと判断したときは、BB遊技の終了条件を満たすと判断する。
RB遊技では、BB遊技と同様に、役抽選テーブル63Cを用いて役の抽選が行われる。
そこで、本実施形態では、特別遊技制御手段69は、RB遊技中の役の入賞回数及び遊技回数をカウントし、毎遊技、役の入賞回数及び遊技回数を更新し続ける。
そして、特別遊技制御手段69は、役の入賞回数が8回に到達するか、又は遊技回数が12回に到達したと判断したときは、RB遊技の終了条件を満たすと判断する。
なお、上述したように、BB遊技中及びRB遊技中は、小役A、小役B、及び小役Cのいずれが入賞しても、払出し枚数は15枚となる。
演出制御手段70は、遊技ごとに、役抽選手段62による役の抽選結果に基づいて、演出パターンを選択する。特に本実施形態では、複数種類の演出パターンが予め設けられている。そして、演出制御手段70は、遊技の開始時等に、役抽選手段62による役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(ランプ21をどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ22からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置23にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
そして、演出制御手段70は、選択した演出パターンに従い、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。この点において、演出制御手段70は、当選役に係る情報を報知する報知手段としての役割を有している。
したがって、特別遊技中における小役A及び小役Cの重複当選時は、通常は、小役Cが入賞するが、遊技者は、この演出を見ることで、当該遊技では小役A及び小役Cに重複当選したことを知ることができる。
したがって、特別遊技中における小役B及び小役C当選時は、通常は、小役Cが入賞するが、遊技者は、この演出を見ることで、当該遊技では小役B及び小役Cに重複当選したことを知ることができる。
図5において、特別遊技中における小役A及び小役Cの重複当選確率と、小役B及び小役Cの重複当選確率との合算値は、以下の通りである。
設定1:5/100
設定2:8/100
設定3:9/100
設定4:10/100
設定5:12/100
設定6:15/100
そして、遊技者は、演出パターンA又は演出パターンBに基づく演出が行われた遊技回数により、おおよその設定値を推測することができる。
そして、30遊技中に演出パターンA又は演出パターンBに基づく演出が選択される回数(理論値)は、設定1の場合は1.5回、設定2の場合は2.4回、・・・、設定6の場合は4.5回となる。よって、遊技者は、BB遊技中に演出パターンA又は演出パターンBに基づく演出が何回出力されたかで、おおよその設定値を推測することができる。
このようにして、特別遊技中は、遊技者は、設定値を推測しつつ遊技を消化することができるので、特別遊技が単調になることを改善することができる。
(1)例えば、本実施形態では遊技媒体としてメダルを用いたが、遊技球を用いたスロットマシン(パロット)等、メダル以外の遊技媒体を用いるスロットマシンであっても本発明を適用することができる。
(4)本実施形態では、特別遊技中における非当選確率を2/100に設定した。しかし、これに限らず、非当選確率を0に設定したり、2/100を超える値に設定しても良い。また、特別遊技中において、小役Aや小役Bの単独当選領域を設けても良い。
21 ランプ
22 スピーカ
23 画像表示装置
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 設定変更スイッチ
60 遊技制御手段
61 設定値変更手段
61a 設定値記憶手段
62 役抽選手段
63(63A〜63C) 役抽選テーブル
64 特別役当選持越し手段
65 リール制御手段
66 停止位置決定テーブル
67 停止図柄判断手段
68 払出し手段
69 特別遊技制御手段
70 演出制御手段(報知手段)
L1〜L5 図柄組合せライン(有効ライン)
Claims (6)
- スロットマシンの出玉率を定める複数段階の設定値のうち、現在の設定値を記憶する設定値記憶手段と、
前記設定値ごとに設けられ、複数種類の役の当選確率を定めた役抽選テーブルと、
前記設定値記憶手段に記憶されている前記設定値に対応する前記役抽選テーブルを用いて役の抽選を行う役抽選手段と、
前記リールの回転を停止するために遊技者が操作するストップスイッチと、
前記ストップスイッチが操作されたときに、前記役抽選手段による役の抽選結果に基づいて、前記リールを停止制御するリール制御手段と、
前記リールの停止時に、いずれかの役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、その役に対応する遊技媒体の払出しを行う払出し手段と
を備え、
前記役抽選テーブルで定められた当選態様として、第1小役の単独当選と、前記第1小役及び第2小役の重複当選とを有し、
前記役抽選テーブルでは、前記第2小役の当選時のほぼ全てが前記第1小役との重複当選となるように設定されており、かつ、前記設定値ごとに、前記第1小役及び前記第2小役の重複当選確率が異なるように設定されており、
前記リール制御手段は、前記第1小役及び前記第2小役の重複当選時には、前記第2小役に対応する図柄の組合せよりも前記第1小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しやすいように前記リールを停止制御し、
前記払出し手段は、前記第1小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、前記第2小役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したとき以上の遊技媒体の払出しを行い、
前記役抽選手段で前記第1小役及び前記第2小役に重複当選したときに、その旨を遊技者に対して報知する報知手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1に記載のスロットマシンにおいて、
通常遊技中に用いられる前記役抽選テーブルで抽選される役として、遊技者にとって有利となる特別遊技に移行するための特別役を有し、
前記役抽選手段で前記特別役に当選し、前記特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止したときは、通常遊技から特別遊技に移行し、
前記特別遊技中に用いられる前記役抽選テーブルで定められた当選態様として、前記第1小役の単独当選と、前記第1小役及び前記第2小役の重複当選とを有し、
前記特別遊技中に用いられる前記役抽選テーブルでは、前記第2小役の当選時のほぼ全てが前記第1小役との重複当選となるように設定されており、かつ、前記設定値ごとに、前記第1小役及び前記第2小役の重複当選確率が異なるように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2に記載のスロットマシンにおいて、
前記特別遊技中に用いられる前記役抽選テーブルでは、ほぼ全てが、前記第1小役の単独当選、又は前記第1小役と前記第1小役以外の役との重複当選となるように設定されている
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記報知手段は、前記リール制御手段によって行われ、
前記リール制御手段は、前記第1小役が単独当選したときに前記第1小役に対応する図柄の組合せが停止する有効ラインと、前記第1小役及び前記第2小役に重複当選したときに前記第1小役に対応する図柄の組合せが停止する有効ラインとが異なるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
各前記リールの内側に配置され、前記リールに表示された図柄を背後から照らすためのバックランプを備え、
前記報知手段は、前記第1小役及び前記第2小役に重複当選した遊技では、前記第1小役及び前記第2小役に重複当選していない遊技と異なる点灯パターンで前記バックランプを点灯するように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項2を引用する請求項5に記載のスロットマシンにおいて、
前記通常遊技中に用いられる前記役抽選テーブルで定められた当選態様として、前記第2小役の単独当選を有し、
前記報知手段は、前記通常遊技中に前記第2小役に単独当選したときの前記バックランプの点灯パターンと、前記特別遊技中に前記第1小役及び前記第2小役に重複当選したときの前記バックランプの点灯パターンとが同一となるように制御する
ことを特徴とするスロットマシン。
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