JP2005230217A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数種類の図柄を外周面に表示した複数のリールと、前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するためのバックランプユニット60とを備え、バックランプユニット60は、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能であるとともに、バックランプユニット60による発光色のうちの少なくとも1つは、前記リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と同系色であり、所定の条件を満たしたときに、前記特定の図柄の色彩と同系色の発光色により回転中の前記リールを照光するようにバックランプユニット60を制御するバックランプ制御手段231を備える。
【選択図】図8
Description
そして、所定の遊技では、いずれかの特定小役に当選したときに、いずれの特定小役に当選したかを遊技者に対して報知するものである。
したがって、中級者及び上級者と、初級者とでは、メダル獲得枚数に大きな差が開いてしまう。
(請求項1)
請求項1の発明は、複数種類の図柄を外周面に表示した複数のリールと、前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するためのバックランプユニットとを備え、前記バックランプユニットは、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能であるとともに、前記バックランプユニットによる発光色のうちの少なくとも1つは、前記リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と同系色であり、所定の条件を満たしたときに、前記特定の図柄の色彩と同系色の発光色により回転中の前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御するバックランプ制御手段を備えることを特徴とする。
また、バックランプ制御手段は、所定の条件を満たしたときに、リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と同系色の発光色により回転中のリールを照光するようにバックランプユニットを制御する。
請求項2の発明は、複数種類の図柄を外周面に表示した複数のリールと、前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するためのバックランプユニットとを備え、前記バックランプユニットは、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能であるとともに、前記バックランプユニットによる発光色のうちの少なくとも1つは、前記リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と異なる色であり、所定の条件を満たしたときに、前記特定の図柄の色彩と異なる色の発光色により回転中の前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御するバックランプ制御手段を備えることを特徴とする。
また、バックランプ制御手段は、所定の条件を満たしたときに、リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と異なる色の発光色により回転中のリールを照光するようにバックランプユニットを制御する。
また、「特定の図柄の色彩と異なる色」は、実施形態では、特定の図柄の色彩と反対色又はこれに近い色に相当する。
請求項3の発明は、特別役に対応する複数種類の図柄であって色彩の異なる特別役入賞図柄を含む、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するとともに、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能なバックランプユニットと、前記バックランプユニットによる発光色の切り替えを制御するバックランプ制御手段と、役の抽選を行う役抽選手段と、前記役抽選手段による役の抽選で特別役に当選した後、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を持ち越す特別役当選持越し手段と、前記役抽選手段による役の抽選で特別役に当選し、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、通常遊技から特別遊技に移行させ、特別遊技を実行する特別遊技制御手段とを備え、
前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技は、第1特別遊技と、前記第1特別遊技より遊技者のメダル獲得枚数期待値が大きい第2特別遊技とを備え、通常遊技中、前記役抽選手段で特別役に当選した後に、複数種類の特別役入賞図柄のうち、前記第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄と、前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄とに振り分ける抽選を行う特別役入賞図柄振分け抽選手段を備え、前記バックランプユニットによる発光色の少なくとも1つは、1つの特別役入賞図柄の色彩と同系色であって他の1つの特別役入賞図柄の色彩とは異なる色であり、通常遊技中、前記役抽選手段で特別役に当選し、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段により前記第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄と前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄とに振り分けられたときに、前記バックランプユニットにより、前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄を遊技者に対して告知するか否かを決定する照明告知決定手段を備え、前記バックランプ制御手段は、通常遊技中、前記役抽選手段で特別役に当選した後、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技で、前記照明告知決定手段により告知することに決定されたときは、回転中の前記リールを、前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄の色彩と異なる色の発光色で照光するように前記バックランプユニットを制御することを特徴とする。
また「特別役入賞図柄の色彩と異なる色」は、実施形態では、特別役入賞図柄の色彩と反対色又はこれに近い色に相当する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段は、特別遊技中の少なくとも一部の遊技では、特定役を含めて役の抽選を行い、前記役抽選手段で抽選される特定役は、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が報知されたときは、その情報が報知されないときより、その特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる機会が増加する役であり、前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技のうち、前記第1特別遊技は、前記役抽選手段で特定役に当選したときであっても、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知しない遊技であり、前記第2特別遊技は、その第2特別遊技中の少なくとも一部の遊技を、前記役抽選手段で特定役に当選したときに、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知する報知遊技に設定する遊技であることを特徴とする。
したがって、報知遊技が設定されない第1特別遊技よりも、報知遊技が設定される第2特別遊技の方が、遊技者にとってより有利な遊技となるとともに、所定の条件の下、この第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄を、遊技者に対してバックランプユニットによって告知する。
請求項5の発明は、請求項3に記載のスロットマシンにおいて、各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチを備え、前記役抽選手段は、前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技中の少なくとも一部の遊技では、前記ストップスイッチが所定の操作順番で操作されたことを条件にその当選した役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる特定役を含めて役の抽選を行い、前記役抽選手段で特定役に当選した場合において、前記ストップスイッチが所定の操作順番で操作されたときは前記リールの停止可能位置の範囲内において特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、前記ストップスイッチが前記所定の操作順番以外の操作順番で操作されたときは特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御するリール制御手段を備え、前記特別遊技制御手段は、前記第2特別遊技の少なくとも一部の遊技では、前記役抽選手段で特定役に当選したときに、前記リール制御手段により当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる停止制御が行われるための前記ストップスイッチの操作順番に関する情報を遊技者に対して報知する報知遊技を実行し、前記第1特別遊技では、前記役抽選手段で特定役に当選したときであっても、前記リール制御手段により当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる停止制御が行われるための前記ストップスイッチの操作順番に関する情報を遊技者に対して報知しないように制御し、前記バックランプ制御手段は、各前記ストップスイッチに対応する前記バックランプユニットによる発光色を予め定めておき、前記報知遊技において、前記役抽選手段で特定役に当選したときは、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる停止制御が行われるための前記ストップスイッチの操作順番に関する情報として、前記ストップスイッチの操作順番に対応する発光色の順番で前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御することを特徴とする。
したがって、遊技者は、リールを照光する発光色の順番から、当選した特定役に対応するストップスイッチの操作順番を知ることができる。
請求項6の発明は、請求項3に記載のスロットマシンにおいて、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチを備え、前記役抽選手段は、前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技の少なくとも一部の遊技では、複数種類の特定役を含めて役の抽選を行い、少なくとも1つの前記リールは、複数種類の特定役に対応するそれぞれ色彩の異なる複数種類の図柄を表示するとともに、一の種類の特定役に対応する図柄に対して、前記リールの停止時における停止可能位置の範囲内において有効ラインに停止させることができない位置に、他の種類の特定役に対応する図柄が配置されるように、複数種類の特定役に対応する図柄を配置し、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選した場合において、当選した特定役に対応する図柄から数えて、前記リールの停止時における停止可能位置の範囲内の図柄のいずれかが有効ラインに位置するときに前記ストップスイッチが操作されたときは、当選した特定役に対応する図柄が有効ラインに停止するように制御し、それ以外の位置でストップスイッチが操作されたときは、当選した特定役に対応する図柄が有効ラインに停止しないように前記リールを停止制御するリール制御手段を備え、前記特別遊技制御手段は、前記第2特別遊技の少なくとも一部の遊技では、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選したときに、いずれの特定役が当選したかを遊技者に対して報知する報知遊技を実行し、前記第1特別遊技では、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選したときであっても、特定役の当選を遊技者に対して報知しないように制御し、前記バックランプ制御手段は、前記報知遊技において、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選したときは、当選した特定役に対応する図柄の色彩と異なる色の発光色で前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御することを特徴とする。
したがって、当選した特定役に対応する図柄は、この図柄の色彩と異なる色の発光色で照光されることで引き立って見えるようなり、遊技者は当選した特定役に対応する図柄を識別しやすくなる。
なお、「特定役に対応する図柄の色彩と異なる色」は、以下の実施形態では、特定役に対応する図柄の色彩と反対色又はこれに近い色に相当する。
請求項7の発明は、請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記リールに表示される特別役入賞図柄以外の図柄を、特別役入賞図柄よりも小さく表示したことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で特別役に当選したときは、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技で、毎遊技、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段による抽選及び前記照明告知決定手段による決定を行うことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で特別役に当選した遊技で、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段による抽選及び前記照明告知決定手段による決定を行うことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記役抽選手段で特別役に当選したときは、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技で、所定の条件を満たしたときに、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段による抽選及び前記照明告知決定手段による決定を行うことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、遊技中における複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段と、前記役抽選手段の抽選結果に基づいて、前記演出パターン記憶手段からいずれかの演出パターンを選択する演出パターン選択手段とを備え、前記演出パターンには、回転中の前記リールに対して、前記リールを照光する前記バックランプユニットによる発光色を連続的に切り替える特定演出パターンを有し、前記バックランプ制御手段は、前記演出パターン選択手段により前記特定演出パターンが選択されたときは、前記バックランプユニットによる発光色を連続的に切り替えるように前記バックランプユニットを制御することを特徴とする。
そして、バックランプ制御手段は、演出パターン選択手段により演出パターン記憶手段に記憶されている特定演出パターン、すなわち、バックランプユニットによる発光色を連続的に切り替える演出パターンが選択されたときは、この発光色を連続的に切り替えるようにバックランプユニットを制御する。
請求項12の発明は、請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、前記リールの外周面は、図柄が表示されている領域及び図柄が表示されていない領域ともに前記バックランプユニットからの光を透過可能に形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、バックランプ制御手段によりバックランプユニットを制御することで、回転中のリールに対して、リール上の特定の図柄の色彩と同系色の発光色で、リールを背後から照光するようにしたので、リール上の特定の図柄が識別しにくくなり、この結果、この特定の図柄以外の図柄が識別しやすくなる。
したがって、操作に不慣れな初級者等であっても、この特定の図柄以外の図柄を狙いやすくなる。
請求項2の発明によれば、バックランプ制御手段によりバックランプユニットを制御することで、回転中のリールに対して、リール上の特定の図柄の色彩と異なる色の発光色で、リールを背後から照光するようにしたので、リール上の特定の図柄が引き立って識別しやすくなる。
したがって、操作に不慣れな初級者等であっても、この特定の図柄を狙いやすくなる。
請求項3の発明によれば、バックランプ制御手段によりバックランプユニットを制御することで、回転中のリールに対して、リール上の1つの特定の図柄の色彩と同系色であって、他の1つの特定の図柄の色彩とは異なる色の発光色で、リールを背後から照光するようにしたので、前記1つの特定の図柄は識別しにくくなる一方、前記他の1つの特定の図柄は引き立って識別しやすくなる。すなわち、一方の特定の図柄を識別しにくくするとともに、他方の特定の図柄を引き立たせて目立つようにすることで、他方の特定の図柄が際だって識別しやすくなる。このため、単に特定の図柄を告知するのみではなく、その図柄を有効ラインに停止させることも容易となって、初級者等であっても楽しめる遊技を提供することができるようになる。
請求項4の発明によれば、遊技者にとってより有利な第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄が、バックランプユニットによって告知されるので、この告知が行われると、第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄を確実に判別でき、かつ、この図柄を有効ラインに停止させることができるようになる。したがって、この告知により、遊技者の期待感が一層高まることとなる。
請求項5の発明によれば、所定の条件の下、当選した特定役に対応するストップスイッチの操作順番がバックランプユニットにより報知されるので、この報知内容に従えば、確実に当選した特定役を入賞させることができるようになる。
請求項6の発明によれば、所定の条件の下、当選した特定役の種類がバックランプユニットにより報知されるので、この報知内容に従えば、確実に当選した特定役を入賞させることができるようになる。
請求項7の発明によれば、リールに表示される特別役入賞図柄以外の図柄を、特別役入賞図柄よりも小さく表示したので、リールの回転中、特別役入賞図柄以外の図柄は、遊技者にとって、識別しにくいものとなる。さらに、所定の条件の下、遊技者にとってより有利な第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄が、バックランプユニットによるリールの照光によって告知されるので、回転するリール上、第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄だけが際だって目立つようになる。したがって、遊技者は、第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄を識別しやすくなり、この特別役入賞図柄の判別、及びこの特別役入賞図柄を有効ラインにより停止させることが容易となる。
請求項8から請求項10までのいずれか1項の発明によれば、遊技によって、第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄及び第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄が不規則に変化するとともに、照明告知が行われる場合と、行われない場合とがあるので、遊技性をより高めることができる。
請求項11の発明によれば、演出パターン選択手段により特定演出パターンが選択されたときは、バックランプユニットによる発光色を連続的に切り替えるという華やかな(派手な)演出を行うようにしたので、演出の効果を高められ、遊技をより面白みのあるものとすることができる。特に、このような華やかな演出は、例えば、特別役に当選した場合に行うようにすれば、遊技者は期待感が一層高まり、遊技性がより高いものとなる。
請求項12の発明によれば、リールの外周面を、図柄が表示されている領域のみならず、図柄が表示されていない領域も含むすべての面において、バックランプユニットからの光を透過するように形成したので、このバックランプユニットによって、リールを特定の図柄の色彩と同系色の光で照光すると、この特定の図柄は、周囲に透過した同系色の光と紛らわしくなって識別しにくくなる。反対に、リールを特定の図柄の色彩と異なる色(例えば、反対色)の光で照光すると、この特定の図柄は、周囲に透過した異なる色の光によって引き立って見えるようになり、識別しやすくなる。
図1は、本発明によるバックランプユニット60を適用した、スロットマシン1の全体を示す前面及び側面の斜視図である。
また、図2は、スロットマシン1のフロントマスク部20を開放し、基体部10の内部が見えるように図示した正面部である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン1の筐体は、基体部10と、基体部10前面に取り付けられるフロントマスク部20とから構成されている。
フロントマスク部20は、図1に示すように、前面側(遊技者側)に、スタートスイッチ21、ストップスイッチ22及びベットスイッチ23からなる操作スイッチ類や、メダル投入口24、メダル受け皿25、表示窓27等が配置されている。
図3は、図柄変動表示装置40を示す斜視図であり、図4は、リールユニット50の分解斜視図である。また、図5は、図柄変動表示装置40の正面図であって、リール51の内周側に設置された発光体ダイオード61(以下、LED61という)を示したものである。
各リールユニット50は、フレーム41の天壁41a及び底壁41bに設けられた支持部材58aによって固定される。
リール51は、リング状のものであり、その外周面には、赤、青、緑といったさまざまな色彩が施された複数種類の図柄が表示されている。
リール51は、モータ56の回転軸が連結される回転中心部52と、回転中心部52からリール51の外周部に向かって放射状に伸びる複数のアーム53と、リール51の外周面を構成するリールテープ54とから構成される。
したがって、バックランプユニット60からの光は、リールテープ54’の図柄の部分(銀止めが接着されていない部分)は透過するが、銀止め54dが接着された部分では透過することなく遮断される。このため、バックランプユニット60の点灯時、遊技者にとっては、リール51の外周面に表示された図柄部分のみが照光されているように見える。
基準位置検出センサ55は、リール51の回転基準位置を検出するものである。基準位置検出センサ55は、図4に示すように、支持板58上に設置され、先端のセンシング部55aがリール51側に突出している。
リール51の回転中、1つのアーム53に形成されたイニシャル53aがセンシング部55aを通過することで、リール51の回転基準位置を検知することができる。
バックランプユニット60は、リール51を照光する(「リール51を照光する」とは、「リール51を背後から照光する」に相当する。以下同じ)ためのものであり、リール51を照光するLED61と、LED61の点灯、消灯等を制御するバックライト基板62と、バックライト基板62を支持、収容するランプケース63とから構成される。
ただし、横方向のLED61の並びを、上述のように、1段目、2段目、3段目とも、必ずしも同じにしなければならいというものではない。例えば、1段目が、左から赤色、青色、緑色のLED61の並びであったとしても、2段目が、例えば、左から青色、緑色、赤色のLED61の並びということもあり得る。3段目についても同様である。
なお、バックランプユニット50の側面(支持板58側の側面)には、LED61から発せられる光を側面方向に漏らさないための仕切板59が設けられる。
(第1実施形態)
図8は、第1実施形態におけるスロットマシン1の制御の概略を示すブロック図である。
スロットマシン1の遊技制御手段100は、スロットマシン1の遊技の進行や演出等を含むスロットマシン1全体を統括制御する手段であり、役の抽選、リール51の制御、及び入賞時のメダル払出し等の遊技の進行を制御するメイン制御手段100aと、専ら演出の出力を制御するサブ制御手段100bとから構成される。
メイン制御手段100aは上述のメイン制御基板14上に設けられ、サブ制御手段100bは、サブ制御基板28上に設けられる。
メイン制御手段100aの入力側(図8中、左側)には、遊技者が遊技時に操作するベットスイッチ23、スタートスイッチ21及びストップスイッチ22が電気的に接続されている。
また、メイン制御手段100aの出力側(図8中、右側)には、モータ56、リール51等の周辺機器が電気的に接続されている。
なお、モータ56は、リール51を回転させるためのものであり、メイン制御手段100aによって制御されるものである。
一方、サブ制御手段100bの出力側(図8中、右側)には、画像表示装置30、スピーカ31、ランプ32、バックランプユニット60が電気的に接続されている。
スピーカ31は、所定の条件に応じて、さまざまなサウンドを出力し、遊技中における各種の演出を行うものである。
ランプ32は、所定の条件に応じて、それぞれ所定のパターンで点灯するように制御され、遊技中における各種の演出を行うものである。
なお、本実施形態におけるランプ32には、バックランプユニット60のLED61は含まず、例えば、フロントマスク部20の上方に設けられる上部ランプやフロントマスク部20の両側に設けられるサイドランプ(図示せず)等を意味する。
バックランプユニット60は、上述のごとく、発光色の異なる複数のLED61を備えるが、本実施形態では、赤色、青色、及び緑色の3色のLED61が用いられる。
遊技制御手段100のうち、メイン制御手段100aは、以下の各手段を備える。
なお、本実施形態における以下の各手段は例示であり、遊技制御手段100は、本実施形態で示した手段に限定されるものではない。
役抽選手段111は、役の抽選を行うものである。
(役)
ここで、スロットマシン1に設定される代表的な役として、特別役、小役、再遊技役(リプレイ)がある。
リプレイとは、遊技者がメダルを投入しなくても、次遊技(再遊技)が行える役であって、前遊技でのメダル投入枚数(賭数)を維持して再遊技が行えるようにしたものである。
役抽選テーブル121は、抽選される役の種類及び各役の当選確率を定めたテーブルである。役抽選テーブル121には、乱数値のとり得る全領域(例えば、10進法で0〜65535の領域)のうち、特別役当選領域、小役当選領域、リプレイ当選領域、及び非当選領域がそれぞれ所定の割合(予め定められた当選確率となるように)で定められている。
なお、図示しないが、各役の当選領域及び非当選領域は、メダルの投入枚数(1〜3枚)ごと、及び出玉率の設定値ごとに定められている。
リール制御手段131は、スタートスイッチ21が操作されたときに、すべてのリール51の回転を開始させるようにモータ56を駆動制御するものである。さらに、リール制御手段131は、ストップスイッチ22が操作されたときに、操作されたストップスイッチ22に対応するリール51の停止位置を決定するとともに、その決定した停止位置にリール51が停止するようにモータ56を駆動制御するものである。
停止位置決定テーブル131aは、役抽選手段111による役の抽選結果と、ストップスイッチ22が操作された瞬間のリール51の位置とから、リール51の停止位置を定めたテーブルである。停止位置決定テーブル131aは、当選した役ごとの停止位置決定テーブル131aと、非当選時の停止位置決定テーブル131aとを備えている。
したがって、リール51の回転速度やリール51に表示されている図柄の数によっては、リール51の停止可能位置の範囲が異なる。
停止図柄判別手段141は、リール51の停止時に、有効ラインに停止したリール51上の図柄を判別するとともに、有効ラインの図柄の組合せが、いずれかの役に対応する図柄の組合せと一致するか否かを判別するものである。
停止図柄判別手段141は、例えば、モータ56の停止時の角度やステップ数等を検知することにより、有効ライン上の図柄を判別する。
入賞処理手段151は、停止図柄判別手段141により、リール51の停止時に有効ラインに停止した図柄の組合せがいずれかの役に対応する図柄の組合せと一致すると判別され、その役の入賞となったときに、入賞役に応じた所定枚数のメダルを遊技者に対して払出すか、又はクレジットの加算等の処理を行うものである。
なお、リプレイの入賞時は、メダルを払出すことなく、当該遊技で投入されたメダル枚数を自動投入するように制御する。
特別遊技制御手段161は、通常遊技から特別遊技への移行、特別遊技中の遊技の進行、及び特別遊技から通常遊技への移行等を制御するものであり、特別遊技移行手段161a、特別遊技進行手段161b、特別遊技終了手段161c等を備える。
例えば、BBの入賞時は遊技状態を通常遊技からBB遊技に移行させ、RBの入賞時には遊技状態を通常遊技からRB遊技に移行させる。
移行時には、特別遊技に移行する旨を遊技者に知らせるために、ランプ32の点灯、スピーカ31からのサウンドの出力、画像表示装置30による画像表示等、各種の演出を行うように制御する。
具体的には、BB入賞図柄として、赤色の7(以下、「赤7」という)及び青色の7(以下、「青7」という)の2種類設けられる。したがって、有効ラインに「赤7」の図柄の組合せが停止するか、もしくは「青7」の図柄の組合せが停止すれば、BB遊技に移行し、BB遊技が実行される。すなわち、BB遊技に移行(BB遊技を実行)するためには、「赤7」又は「青7」の図柄のうち、いずれか一方の図柄の組合せが有効ラインに停止すればよいことになる。
BB遊技は第1遊技と第2遊技とからなり、BBに入賞すると、まず第1遊技が行われる。
したがって、特別遊技進行手段161bは、BBの入賞を条件に、まず第1遊技を開始させる。第1遊技は、通常遊技と同様に、所定枚数(例えば、3枚)以内のメダルを投入して遊技を行うものである。第1遊技で役抽選手段111により抽選される役は、特定役及び第2遊技に移行するための移行役である。よって、第1遊技において、特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止して、特定役に入賞すると、所定枚数のメダルが払い出され、移行役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止して、移行役に入賞すると、所定枚数のメダルが払い出されるとともに第2遊技に移行する。
なお、第1遊技では、遊技回数の上限が例えば、30回と予め定められている。このため、特別遊技進行手段161bは、第1遊技での遊技回数をカウントし続ける。
特別遊技が、例えば、BB遊技であるときは、第1遊技の遊技回数が規定回数に到達したとき、又は第1遊技から第2遊技への移行回数が規定回数に到達したときの第2遊技において遊技回数又は所定役の入賞回数が規定回数に到達したときのいずれか1つを満たすときは、特別遊技終了手段161cは、BB遊技の終了条件を満たすと判別する。また、特別遊技が例えば、RB遊技であるときは、遊技回数又は所定役の入賞回数が規定回数に到達したときのいずれか1つを満たすときは、特別遊技終了手段161cは、RB遊技の終了条件を満たすと判別する。
特定役とは、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が報知されたときは、その情報が報知されないときより、その特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止されることができる機会が増加する役である。
したがって、前記報知遊技を含む第2特別遊技は、報知遊技を含まない第1特別遊技よりも遊技者のメダル獲得枚数期待値が大きい遊技となる。
特別役当選持越し手段171は、通常遊技中に、役抽選手段111による役の抽選で特別役(BB又はRB)に当選した後、特別役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止して特別役が入賞するまでの遊技において、特別役の当選を持ち越すようにするものである。
これに対し、特別役に当選したときは、その特別役の当選は、特別役が入賞するまで、次遊技以降に持ち越される。
特別役入賞図柄振分け抽選手段181は、通常遊技中に、役抽選手段111で特別役(BB)に当選した後、複数種類の特別役入賞図柄(BB入賞図柄)を、第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄と、第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄とに振り分けるための抽選を行うものである。すなわち、特別役入賞図柄振分け抽選手段181は、複数種類のBB入賞図柄(本実施形態では、「赤7」と「青7」)のうち、どのBB入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したか(どのBB入賞図柄によってBBに入賞したか)により、その後に実行されるBB遊技を第1特別遊技とするか、第2特別遊技とするかの決定を行う手段である。
情報送信手段191は、役抽選手段111による役の抽選結果情報、スタートスイッチ21が操作された旨の操作情報、ストップスイッチ22が操作された旨の操作情報、特別役入賞図柄振分け抽選手段181による抽選結果情報等をサブ制御手段100bに送信するものである。
(情報受信手段)
情報受信手段211は、情報送信手段191により送信されてくる、役抽選手段111による役の抽選結果情報、スタートスイッチ21が操作された旨の操作情報、ストップスイッチ22が操作された旨の操作情報、特別役入賞図柄振分け抽選手段181による抽選結果情報等を受信するものである。
サブ制御手段100b側では、受信した情報に基づいて、演出内容を決定したり、所定の抽選等を行う。
照明告知決定手段221は、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄を、遊技者に対して告知するか否かを決定するものである。
告知には、バックランプユニット60が用いられる。
告知は、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄の種類に応じた所定色のLED61を点灯させて、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄を遊技者にとって識別しやすくするというものである。
したがって、遊技者は、この照明告知が行われると、予め(ストップスイッチ22を操作する前に)第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄がどの図柄であるかを識別できるようになる。
なお、照明告知決定手段221による抽選の結果は、バックランプユニット60を制御するバックランプ制御手段231に送信される。
バックランプ制御手段231は、バックランプユニット60を制御する手段であって、バックランプユニット60に設けられた複数のLED61の点灯及び消灯を制御するものである。すなわち、バックランプ制御手段231は、複数設置されたLED61のうち、どのLED61を点灯させるかを決定するとともに、決定したLED61を点灯させるためにバックランプユニット60の入力ポート(バックランプ基板62)に対して、所定の信号を所定のタイミングで送信する(LED61を点灯させるための電源を所定のタイミングで供給する)。
したがって、例えば、照明告知決定手段221により照明告知を行うことに決定され、かつ、特別役入賞図柄振分け抽選手段181により、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄が「赤7」とされた場合には、バックランプ制御手段231は、点灯させるLED61を、赤色LED61に決定する。反対に、特別役入賞図柄振分け抽選手段181により、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄が「青7」とされた場合には、バックランプ制御手段231は、点灯させるLED61を、青色LED61に決定する。
一方、照明告知決定手段221により照明告知を行わないことに決定された場合には、LED61の点灯状態は、初期状態(すべてのLED61の点灯状態)を維持するので、バックランプ制御手段231は、改めて、すべてのLED61を点灯させるような制御は行わない(すべてのLED61に対してすでに信号が供給されているため、入力ポートに改めて信号を送信することはしない)。
例えば、照明告知決定手段221により照明告知を行うことに決定され、かつ、特別役入賞図柄振分け抽選手段181により、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄が「赤7」とされた場合には、赤色LED61が接続された入力ポートに対して、所定の信号を送信する。
本実施形態におけるリールテープ54は、図柄が表示された部分及びそれ以外のすべての面(外周面)において、LED61の光を透過する。したがって、例えば、所定色のLED61で、リール51を照光すると、リール51の外周面は、透過されたLED61の光によって、図柄が表示された部分のみならず、それ以外の図柄の周囲までも、この所定色の光で照光されることとなる。
このため、例えば、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄が「赤7」の場合に、赤色LED61でリール51を照光すると、「赤7」の図柄の周囲までもが赤色の光で照光される(「赤7」の図柄の周囲も赤色となる)。
このように、「赤7」の図柄に対して、その周囲までもが赤色の光で照光されると、この赤色の光が、「赤7」の図柄にとって一種の隠蔽色(保護色)の光となり、周囲の色とまぎらわしくなった「赤7」の図柄は識別しにくいものとなる。
特に、この識別のしにくさは、リール51の回転中において顕著となり、遊技者にとっては、回転するリール51上、あたかも「赤7」の図柄が隠蔽されたかのような印象を受けるようになる。
以上のように、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄と同系色のLED61で、リール51を照光することにより、このBB入賞図柄が識別しにくくなり、結果として、もう一方の第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄が識別しやすくなる。
このため、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄を、これと同系色のLED61で照光するといことは、すなわち、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄を、反対色のLED61で照光するということになる。
上述したように、同系色のLED61で照光された第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄は周囲の色とまぎらわしくなって識別しにくくなるが、一方で第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄は、反対色のLED61の光によって(第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄の周囲がこの図柄と反対色の光で照光されることによって)逆に引き立って見えるようになり、識別しやすくなる。
また、本実施形態における「反対色」とは、上述のように、完全な反対色(例えば、赤に対してシアン、黄色に対して青等)のみを意味するのではなく、反対色に近い色相(色あい)のもの(例えば、赤に対して青、赤に対して青とシアンの中間色、赤に対してシアンと緑の中間色等)も含むものであるが、同様に「同系色」とは、完全な同一色のみを意味するものではなく、同一色に近い色相のもの(例えば、赤に対してマゼンタ、青の対してシアン等)も含むものである。
報知制御手段241は、特別遊技制御手段161により第2特別遊技の一部の遊技(本実施形態では、報知遊技が行われる第1遊技)が実行され、この遊技で、役抽選手段111によって特定役に当選すると、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知する。
報知遊技が実行されて、メイン制御手段100aの情報送信手段191から、サブ制御手段100bの情報受信手段211に対して特定役の当選情報及び当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が送信されると、報知制御手段241はこれを検知し、この受信情報をもとに、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知する。
また、報知制御手段241は、報知遊技が実行される第2特別遊技の一部の遊技の終了とともに報知を終了するように制御する。
まず、図9のステップS1において、メイン制御手段100aは、スタートスイッチ21が操作(オン)された否かを判別し続け、スタートスイッチ21がオンされたと判別すると、ステップS2に進む。なお、スタートスイッチ21がオンされたと判別すると、すべてのリール51の制御(回転開始等)が行われる。
ステップS2では、役抽選手段111は、役の抽選を行う。
一方、BBに当選していないと判別したときは、ステップS5に進む。
一方、BBフラグがオフの場合には、ステップS10に進む。
ステップS8では、ステップS7における照明告知決定手段221により、照明告知を行うことに決定されたか否かを判別する。照明告知を行うことに決定された場合にはステップS9に進み、照明告知を行わないことに決定された場合にはステップS10に進む。
ステップS11では、リール制御手段131が、モータ56を駆動して、そのオンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御を行う。
図9のステップS11の処理の後、図10のステップS12に進むと、ステップS12では、メイン制御手段100aは、すべてのリール51が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときは、ステップS13に進む。すべてのリール51が未だ停止していないと判別したときは、図9のステップS10に戻る。
一方、照明告知が行われていなかったと判別した場合には、LED61は、すでに全点灯状態になっているので、ステップS14の処理を行うことなく、ステップS15に進む。
いずれかの役が入賞したと判別したときは、ステップS16に進み、入賞処理、すなわち入賞役に応じたメダル払出し等の処理を行う。
一方、いずれの役にも入賞していない場合には、ステップS16の入賞処理を行うことなく、処理を終了する。
一方、BBに入賞していないと判別した場合には、処理を終了する。
ステップS20では、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したか、あるいは、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したかの判別を行い、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したと判別した場合には、ステップS21に進む。一方、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したと判別した場合には、ステップS22に進む。
ステップS21では、第1特別遊技を実行し、第1特別遊技が終了すると処理を終了する。
また、ステップS22では、第2特別遊技を実行し、第2特別遊技が終了すると処理を終了する。
続いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図11は、第2実施形態におけるスロットマシン2の制御の概略を示すブロック図である。
第2実施形態では、役抽選手段111は、特別遊技制御手段161により実行される特別遊技中の少なくとも一部の遊技で、ストップスイッチ22が所定の操作順番で操作されたことを条件にその当選した役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる特定役を含めて役の抽選を行う。
(役抽選テーブル)
第2実施形態では、BB遊技(第1特別遊技又は第2特別遊技)の少なくとも一部の遊技(本実施形態では、第1遊技)で用いられる役抽選テーブル122の中に次の特定役を設けている。
この特定役は、第1実施形態の場合と同様に、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が報知されたときは、その情報が報知されないときより、その特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる機会が増加する役であるが、具体的には、ストップスイッチ22が所定の操作順番で操作されたときに限って、特定役の図柄の組合せが有効ラインに停止するように制御される役である。したがって、役抽選手段111で特定役に当選しても、ストップスイッチ22が所定の操作順番以外の操作順番で操作されたときは、特定役に対応する図柄の組合せが有効ラインに停止しないように制御される。
第2実施形態では、特定役に対応する図柄(例えば、「ベル」)は、各リール51ともすべてリール51の停止可能位置の範囲内(例えば、5図柄以内)の間隔で配置されている。したがって、リール制御手段132は、特定役の当選時には、ストップスイッチ22の操作順番が当選した特定役の操作順番と一致していれば、常に当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるようにリール51を制御する。
操作順番検出手段201は、役抽選手段111で特定役に当選した遊技において、ストップスイッチ22の操作順番を検出するものである。ストップスイッチ22は、各リール51ごとにそれぞれ設けられているが、第1番目(最初)に操作されたストップスイッチ22が左、中、右のリール51のうち、どのリール51に対応するストップスイッチ22であるか、さらに2番面に操作されたストップスイッチ22が左、中、右のリール51のうち、どのリール51に対応するストップスイッチ22であるかを検出する。各ストップスイッチ22には、それぞれ操作されたときに、識別信号が操作順番検出手段201に送信され、その識別信号に基づいてストップスイッチ22の操作順番を検出する。
報知制御手段242は、特別遊技制御手段161により実行される第2特別遊技の少なくとも一部の遊技(報知遊技)において、役抽選手段111で特定役に当選すると、メイン制御手段101aの情報送信手段191から送信されてくる特定役の当選情報及び当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるためのストップスイッチ22の操作順番に関する情報をもとに、当選した特定役に対応するストップスイッチ22の操作順番を遊技者に対して報知するように制御する。
まず、図12のステップS30において、メイン制御手段101aは、スタートスイッチ21が操作(オン)されたか否かを判別し続け、スタートスイッチ21がオンされたと判別すると、ステップS31に進む。
ステップS31では、役抽選手段111は、役の抽選を行う。
ステップS52では、リール制御手段131が、モータ56を駆動して、そのオンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御を行う。
ステップS53では、メイン制御手段101aは、すべてのリール51が停止したか否かを判別し、停止したと判別したときは、図14のステップS49に進み、すべてのリール51が未だ停止していないと判別したときは、ステップS51に戻る。
ステップS33では、サブ制御手段101bのバックランプ制御手段232は、当選した特定役の図柄の組合せを有効ラインに停止させるためのストップスイッチ22の操作順番のうち、1番目に操作すべきストップスイッチ22に対応する発光色のLED61で、リール51を照光するようバックランプユニット60に対して信号を送信する。これにより、リール51は、当選した特定役の1番目に操作すべきストップスイッチ22に対応したLED61の発光色で照光される。
図柄の引込み制御は、リール制御手段132が、モータ56を駆動制御して、オンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御をすることにより行われる。
一方、ステップS37では、リール制御手段132は、モータ56を駆動制御して、オンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御を行うが、このとき、特定役に対応する図柄が有効ラインに停止しないように制御される。
一方、ステップS42では、リール制御手段132は、モータ56を駆動制御して、オンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御を行うが、このとき、特定役に対応する図柄が有効ラインに停止しないように制御される。
一方、ステップS47では、リール制御手段132は、モータ56を駆動制御して、オンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御を行うが、このとき、特定役に対応する図柄が有効ラインに停止しないように制御される。
一方、いずれの役の図柄の組合せも有効ラインに停止していない、すなわち、いずれの役にも入賞していないと判別したときは、ステップS50の入賞処理を行うことなく処理を終了する。
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。
図14は、第3実施形態におけるスロットマシン3の制御の概略を示すブロック図である。
第3実施形態におけるスロットマシン3では、役抽選手段111は、特別遊技制御手段161により実行される特別遊技の少なくとも一部の遊技で、複数種類の特定役を含めて役の抽選を行う。
第3実施形態では、特定役には、複数種類(2種類あるいは3種類)の図柄の組合せが設けられている。例えば、特定役として、2種類の図柄の組合せが設けられている場合には、特定役Aに対応する図柄の組合せが、「赤7」−「ベル」−「ベル」、特定役Bに対応する図柄の組合せが、「青7」−「ベル」−「ベル」というものである。
そして、第2実施形態では、報知遊技は、特定役に当選したときに、当選した特定役が、特定役A又は特定役Bのいずれであるかの情報を、遊技者に対して報知するものである。
役抽選手段111は、特別遊技制御手段161により実行される特別遊技の少なくとも一部の遊技で、複数種類の特定役(例えば、特定役A及び特定役B)を含めて役の抽選を行う。
そして、役抽選テーブル123では、特定役の当選確率が、例えば、1/2と設定されている場合には、特定役A及び特定役Bの各当選確率は、それぞれ1/4(1/2×1/2)に割り当てられる。
すなわち、特定役を1つの役としてみたときの合算した当選確率が1/2であり、役抽選テーブル123の全抽選領域内で、特定役全体で1/2の当選領域が確保されているとともに、この1/2の当選領域が、特定役A及び特定役Bに2分割されている。
第3実施形態では、複数のリール51のうち、1つのリール51(左リール51)は、1つの種類の特定役に対応する図柄(例えば、特定役Aに対応する図柄である「赤7」)に対して、リール51の停止時における停止可能位置の範囲内(例えば、5図柄以内)において有効ラインに停止させることができない位置(例えば、5図柄を超えた間隔)に、他の種類の特定役に対応する図柄(例えば、特定役Bに対応する図柄である「青7」)が配置されるように、複数種類の特定役に対応する図柄(本実施形態では「赤7」及び「青7」)が配置されている。
一方、特定役A又は特定役Bのいずれに当選しているかが報知されないと(特定役A又は特定役Bのいずれに当選しているかを知らないと)、遊技者は、必ずしも当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができなくなる。
報知制御手段243は、特別遊技制御手段161により実行される第2特別遊技の少なくとも一部の遊技(報知遊技)において、役抽選手段111でいずれかの特定役に当選すると、当選した特定役の種類を遊技者に対して報知するように制御する。
特定役A及び特定役Bの図柄の組合せは、それぞれ、「赤7」−「ベル」−「ベル」、「青7」−「ベル」−「ベル」であり、左リール51の図柄のみが異なり、中リール51及び右リール51の図柄は、いずれの特定役であっても「ベル」である。したがって、左リール51の図柄のみを遊技者に報知すれば、遊技者は、いずれの特定役に当選したのかを知ることができるからである。
これにより、遊技者は、「赤7」−「ベル」−「ベル」の組合せからなる特定役Aに当選したことを判別できるだけでなく、「赤7」の図柄が識別しやすくなって、「赤7」の図柄を有効ラインに停止させやすくなる。
まず、図15のステップS60において、メイン制御手段102aは、スタートスイッチ21が操作(オン)された否かを判別し続け、スタートスイッチ21がオンされたと判別すると、ステップS61に進む。
ステップS62では、メイン制御手段102aは、ステップS61における役の抽選で特定役に当選したか否かを判別する。そして、特定役に当選したと判別したときは、ステップS63に進み、特定役に当選していないと判別したときは、ステップS66に進む。
ステップS67では、リール制御手段131は、モータ56を駆動して、そのオンされたストップスイッチ22に対応するリール51の停止制御を行う。
一方、ステップS71で、いずれの役にも入賞していないと判別されたときは、ステップS72の入賞処理を行うことなく処理を終了する。
続いて、本発明の第4実施形態について説明する。
図16及び図17は、第4実施形態におけるリール51の外周面に表示された図柄の一部を示した図であり、図16(a)は、通常時のリール51の回転中の状態を示したものであり、図16(b)は、通常時のリール51の回転中の状態(図16(a)に示す状態)から、所定色のLED61を点灯させて「青7」の図柄を引き立たせて、識別しやすくした状態を示したものである。
また、図17(a)は、図16(b)と同様、リール51の回転中、「青7」の図柄を所定色のLED61を点灯させることにより引き立たせて、識別しやすくした状態を示したものであり、図17(b)は、「青7」の図柄を識別しやすくした状態(図17(a)に示す状態)から、点灯させるLED61を切り替えて「スイカ」の図柄を引き立たせて、識別しやすくした状態を示したものである。
なお、第4実施形態における各制御手段は、第1実施形態における各制御手段と機能的に同一であるので、ブロック図は省略するとともに、第4実施形態の各制御手段の符号は、第1実施形態の各制御手段の符号と同一のものを用いる。
(特別役入賞図柄振分け抽選手段)
特別役入賞図柄振分け抽選手段181は、第1実施形態の場合と同様、役抽選手段111で特別役(BB)に当選した後に、複数種類の特別役入賞図柄(BB入賞図柄)を、第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄と、第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄とに振り分けるための抽選を行うものである。
第4実施形態では、照明告知決定手段221により照明告知を行うことに決定された遊技において、例えば、特別役入賞図柄振分け抽選手段181により、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄が「青7」とされた場合には、バックランプ制御手段231は、「青7」の図柄の色彩と同系色の青色LED61を点灯させる。反対に、特別役入賞図柄振分け抽選手段181により、第1特別遊技が実行されるBB入賞図柄が「スイカ」とされた場合には、バックランプ制御手段231は、「スイカ」(の味の部分)の図柄の色彩と同系色の赤色LED61を点灯させる。
したがって、第4実施形態においても、当該遊技では、第2特別遊技が実行されるBB入賞図柄が識別しやすいものとなる。
第4実施形態では、上述のように、リール51上、BB入賞図柄(「青7」と「スイカ」)に対して、それ以外の小役等に対応する図柄が小さく表示される。したがって、リール51の回転中においては、リール51を照光するLED61の発光色如何にかかわらず、この小役等に対応する図柄は「青7」や「スイカ」等のBB入賞図柄に比べて、識別しにくいものとなる。すなわち、小役等に対応する図柄が小さく表示されているため、リール51の回転中は、大きく表示された「青7」や「スイカ」等のBB入賞図柄だけが目立つようになる。
続いて、本発明の第5実施形態について説明する。
図18は、第5実施形態におけるスロットマシン5の制御の概略を示すブロック図である。
(演出パターン記憶手段)
演出パターン記憶手段255は、遊技中における複数種類の演出パターンを記憶したものであり、例えば、ランプ32の点灯パターン、スピーカ31から出力するサウンドの種類、画像表示装置30に画像表示すべき内容等を記憶したものである。
演出パターン選択手段265は、メイン制御手段104aの情報送信手段191から送信されてくる役抽選手段111による役の抽選結果情報等に基づいて、演出パターン記憶手段255からいずれかの演出パターンを選択するものである。例えば、受信した抽選結果情報が、リプレイの当選に関するものである場合には、リプレイ当選時に行われる演出パターンを演出パターン記憶手段255から選択する。同様に、例えば、受信した抽選結果情報が、ある特定の小役の当選に関するものである場合には、その小役当選時に行われる演出パターンを演出パターン記憶手段255から選択する。
演出出力制御手段275は、演出パターン選択手段255で選択された演出パターンに基づいて、所定の機器(ランプ32、スピーカ31、画像表示装置30等)から所定のタイミングで演出を出力するように制御するものである。例えば、リール51の停止時に、ランプ32を点灯させたり、スピーカ31から所定のサウンドを出力させたり、画像表示装置30に所定の画像を表示させる等である。
バックランプ制御手段235は、演出出力制御手段275から、特定演出パターンに関する情報を受信すると、特定演出パターンを出力するために、バックランプユニット60に対して、リール51を照光するLED61を連続的に切り替えるための信号を送信する。具体的には、バックランプ制御手段235は、LED61を点灯させるためのバックランプ基板62の入力ポートを連続的に切り替える。
このような演出により、遊技者にとっては、リール51が、複数の色の光によって点滅照光されているように見えるようになる。
まず、図19のステップS80において、メイン制御手段104aは、スタートスイッチ21が操作(オン)された否かを判別し続け、スタートスイッチ21がオンされたと判別すると、ステップS81に進む。
ステップS81では、役抽選手段111が役の抽選を行う。
ステップS83では、サブ制御手段104bの演出パターン選択手段265は、演出パターン記憶手段255から特定演出パターンを選択する。
ステップS88では、特定演出中か否かを判別し、特定演出中の場合には、ステップS89に進み、特定演出中でない場合には、ステップS90に進む
ステップS89では、バックランプ制御手段235は、すべてのLED61を点灯する。
メダル払い出し処理等を行う。
一方、ステップS90で、いずれの役にも入賞していないと判別されたときは、ステップS91の入賞処理を行うことなく処理を終了する。
(1)実施形態では、リール51を照光するためにLED61を用いたが、例えば、電球、蛍光ランプ等、光を発することができるものであれば、特にLED61に限定されるものではない。
2 (第2実施形態における)スロットマシン
3 (第3実施形態における)スロットマシン
5 (第5実施形態における)スロットマシン
10 基体部
11 電源ユニット
12 メダル払出し装置
14 メイン制御基板
15 ケース
16 支持板
20 フロントマスク部
21 スタートスイッチ
22 ストップスイッチ
23 ベットスイッチ
24 メダル投入口
25 メダル受け皿
27 表示窓
28 サブ制御基板
29 ケース
30 画像表示装置
31 スピーカ
32 ランプ
40 図柄変動表示装置
41 フレーム
41a 天壁
41b 底壁
41c 側壁
50 リールユニット
51 リール
52 回転中心部
53 アーム
53a イニシャル
54 本実施形態におけるリールテープ
54’ 一般的に使用されるリールテープ
54a シート基材
54b ホログラム膜
54c 透明樹脂膜
54d 銀止め
55 基準位置検出センサ
55a センシング部
56 モータ
58 支持板
58a 支持部材
59 仕切板
60 バックランプユニット
61 LED
62 バックランプ基板
63 ランプケース
100 遊技制御手段
100a メイン制御手段
100b サブ制御手段
101 (第2実施形態における)遊技制御手段
101a (第2実施形態における)メイン制御手段
101b (第2実施形態における)サブ制御手段
102 (第3実施形態における)遊技制御手段
102a (第3実施形態における)メイン制御手段
102b (第3実施形態における)サブ制御手段
104 (第5実施形態における)遊技制御手段
104a (第5実施形態における)メイン制御手段
104b (第5実施形態における)サブ制御手段
111 役抽選手段
121 役抽選テーブル
122 (第2実施形態における)役抽選テーブル
123 (第3実施形態における)役抽選テーブル
131 リール制御手段
131a 停止位置決定テーブル
132 (第2実施形態における)リール制御手段
132a (第2実施形態における)停止位置決定テーブル
133 (第3実施形態における)リール制御手段
133a (第3実施形態における)停止位置決定テーブル
141 停止図柄判定手段
151 入賞処理手段
161 特別遊技制御手段
161a 特別遊技移行手段
161b 特別遊技進行手段
161c 特別遊技終了手段
171 特別役当選持越し手段
181 特別役入賞図柄振分け抽選手段
191 情報送信手段
211 情報受信手段
221 照明告知決定手段
231 バックランプ制御手段
232 (第2実施形態における)バックランプ制御手段
233 (第3実施形態における)バックランプ制御手段
235 (第5実施形態における)バックランプ制御手段
241 報知制御手段
242 (第2実施形態における)報知制御手段
243 (第3実施形態における)報知制御手段
255 演出パターン記憶手段
265 演出パターン選択手段
275 演出出力制御手段
Claims (12)
- 複数種類の図柄を外周面に表示した複数のリールと、
前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するためのバックランプユニットとを備え、
前記バックランプユニットは、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能であるとともに、前記バックランプユニットによる発光色のうちの少なくとも1つは、前記リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と同系色であり、
所定の条件を満たしたときに、前記特定の図柄の色彩と同系色の発光色により回転中の前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御するバックランプ制御手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 複数種類の図柄を外周面に表示した複数のリールと、
前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するためのバックランプユニットとを備え、
前記バックランプユニットは、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能であるとともに、前記バックランプユニットによる発光色のうちの少なくとも1つは、前記リールの外周面に表示された複数種類の図柄のうち、特定の図柄の色彩と異なる色であり、
所定の条件を満たしたときに、前記特定の図柄の色彩と異なる色の発光色により回転中の前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御するバックランプ制御手段を備える
ことを特徴とするスロットマシン。 - 特別役に対応する複数種類の図柄であって色彩の異なる特別役入賞図柄を含む、複数種類の図柄を表示した複数のリールと、
前記リールの内周側に設置され、前記リールを背後から照光するとともに、少なくとも2色以上の異なる色による発光が可能なバックランプユニットと、
前記バックランプユニットによる発光色の切り替えを制御するバックランプ制御手段と、
役の抽選を行う役抽選手段と、
前記役抽選手段による役の抽選で特別役に当選した後、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技において、特別役の当選を持ち越す特別役当選持越し手段と、
前記役抽選手段による役の抽選で特別役に当選し、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止したときに、通常遊技から特別遊技に移行させ、特別遊技を実行する特別遊技制御手段とを備え、
前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技は、第1特別遊技と、前記第1特別遊技より遊技者のメダル獲得枚数期待値が大きい第2特別遊技とを備え、
通常遊技中、前記役抽選手段で特別役に当選した後に、複数種類の特別役入賞図柄のうち、前記第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄と、前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄とに振り分ける抽選を行う特別役入賞図柄振分け抽選手段を備え、
前記バックランプユニットによる発光色の少なくとも1つは、1つの特別役入賞図柄の色彩と同系色であって他の1つの特別役入賞図柄の色彩とは異なる色であり、
通常遊技中、前記役抽選手段で特別役に当選し、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段により前記第1特別遊技が実行される特別役入賞図柄と前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄とに振り分けられたときに、前記バックランプユニットにより、前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄を遊技者に対して告知するか否かを決定する照明告知決定手段を備え、
前記バックランプ制御手段は、通常遊技中、前記役抽選手段で特別役に当選した後、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技で、前記照明告知決定手段により告知することに決定されたときは、回転中の前記リールを、前記第2特別遊技が実行される特別役入賞図柄の色彩と異なる色の発光色で照光するように前記バックランプユニットを制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段は、特別遊技中の少なくとも一部の遊技では、特定役を含めて役の抽選を行い、
前記役抽選手段で抽選される特定役は、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報が報知されたときは、その情報が報知されないときより、その特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させることができる機会が増加する役であり、
前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技のうち、前記第1特別遊技は、前記役抽選手段で特定役に当選したときであっても、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知しない遊技であり、前記第2特別遊技は、その第2特別遊技中の少なくとも一部の遊技を、前記役抽選手段で特定役に当選したときに、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させるための情報を遊技者に対して報知する報知遊技に設定する遊技である
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
各前記リールに対応して設けられ、前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチを備え、
前記役抽選手段は、前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技中の少なくとも一部の遊技では、前記ストップスイッチが所定の操作順番で操作されたことを条件にその当選した役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる特定役を含めて役の抽選を行い、
前記役抽選手段で特定役に当選した場合において、前記ストップスイッチが所定の操作順番で操作されたときは前記リールの停止可能位置の範囲内において特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させ、前記ストップスイッチが前記所定の操作順番以外の操作順番で操作されたときは特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させないように前記リールを停止制御するリール制御手段を備え、
前記特別遊技制御手段は、前記第2特別遊技の少なくとも一部の遊技では、前記役抽選手段で特定役に当選したときに、前記リール制御手段により当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる停止制御が行われるための前記ストップスイッチの操作順番に関する情報を遊技者に対して報知する報知遊技を実行し、前記第1特別遊技では、前記役抽選手段で特定役に当選したときであっても、前記リール制御手段により当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる停止制御が行われるための前記ストップスイッチの操作順番に関する情報を遊技者に対して報知しないように制御し、
前記バックランプ制御手段は、各前記ストップスイッチに対応する前記バックランプユニットによる発光色を予め定めておき、前記報知遊技において、前記役抽選手段で特定役に当選したときは、当選した特定役に対応する図柄の組合せを有効ラインに停止させる停止制御が行われるための前記ストップスイッチの操作順番に関する情報として、前記ストップスイッチの操作順番に対応する発光色の順番で前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3に記載のスロットマシンにおいて、
前記リールの回転を停止させるためのストップスイッチを備え、
前記役抽選手段は、前記特別遊技制御手段により実行される特別遊技の少なくとも一部の遊技では、複数種類の特定役を含めて役の抽選を行い、
少なくとも1つの前記リールは、複数種類の特定役に対応するそれぞれ色彩の異なる複数種類の図柄を表示するとともに、一の種類の特定役に対応する図柄に対して、前記リールの停止時における停止可能位置の範囲内において有効ラインに停止させることができない位置に、他の種類の特定役に対応する図柄が配置されるように、複数種類の特定役に対応する図柄を配置し、
前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選した場合において、当選した特定役に対応する図柄から数えて、前記リールの停止時における停止可能位置の範囲内の図柄のいずれかが有効ラインに位置するときに前記ストップスイッチが操作されたときは、当選した特定役に対応する図柄が有効ラインに停止するように制御し、それ以外の位置でストップスイッチが操作されたときは、当選した特定役に対応する図柄が有効ラインに停止しないように前記リールを停止制御するリール制御手段を備え、
前記特別遊技制御手段は、前記第2特別遊技の少なくとも一部の遊技では、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選したときに、いずれの特定役が当選したかを遊技者に対して報知する報知遊技を実行し、前記第1特別遊技では、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選したときであっても、特定役の当選を遊技者に対して報知しないように制御し、 前記バックランプ制御手段は、前記報知遊技において、前記役抽選手段でいずれかの特定役に当選したときは、当選した特定役に対応する図柄の色彩と異なる色の発光色で前記リールを照光するように前記バックランプユニットを制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3から請求項6までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記リールに表示される特別役入賞図柄以外の図柄を、特別役入賞図柄よりも小さく表示した
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で特別役に当選したときは、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技で、毎遊技、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段による抽選及び前記照明告知決定手段による決定を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で特別役に当選した遊技で、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段による抽選及び前記照明告知決定手段による決定を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項3から請求項7までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記役抽選手段で特別役に当選したときは、いずれかの特別役入賞図柄の組合せが有効ラインに停止するまでの遊技で、所定の条件を満たしたときに、前記特別役入賞図柄振分け抽選手段による抽選及び前記照明告知決定手段による決定を行う
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
遊技中における複数種類の演出パターンを記憶した演出パターン記憶手段と、
前記役抽選手段の抽選結果に基づいて、前記演出パターン記憶手段からいずれかの演出パターンを選択する演出パターン選択手段とを備え、
前記演出パターンには、回転中の前記リールに対して、前記リールを照光する前記バックランプユニットによる発光色を連続的に切り替える特定演出パターンを有し、
前記バックランプ制御手段は、前記演出パターン選択手段により前記特定演出パターンが選択されたときは、前記バックランプユニットによる発光色を連続的に切り替えるように前記バックランプユニットを制御する
ことを特徴とするスロットマシン。 - 請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のスロットマシンにおいて、
前記リールの外周面は、図柄が表示されている領域及び図柄が表示されていない領域ともに前記バックランプユニットからの光を透過可能に形成されている
ことを特徴とするスロットマシン。
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