JP2009075289A - 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 - Google Patents
現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009075289A JP2009075289A JP2007243327A JP2007243327A JP2009075289A JP 2009075289 A JP2009075289 A JP 2009075289A JP 2007243327 A JP2007243327 A JP 2007243327A JP 2007243327 A JP2007243327 A JP 2007243327A JP 2009075289 A JP2009075289 A JP 2009075289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- developing roller
- roller
- developing
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】キャリアを用いてトナーを帯電させ、トナーを像担持体(5)に供給してトナー画像を現像させる現像装置(7)であって、像担持体に対峙した開口を有するハウジング内に配設されており、キャリア及びトナーによる磁気ブラシを形成させる磁気ローラ(50)と、開口にて磁気ブラシから移送されたトナーの薄層を形成させる現像ローラ(60)と、現像ローラの外周側を部分的に囲繞しており、所定の電圧が印加される電極部材(78)と、現像ローラに形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータの大きさに応じて、電極部材に印加される電圧を制御する電圧制御手段(92)とを具備する。
【選択図】図3
Description
ここで、この現像装置には、いわゆるハイブリッド現像による方式がある。詳しくは、当該方式は、2成分現像方式と1成分現像方式とを組み合わせたものであり、磁性キャリアを用いて非磁性のトナーを帯電させ、このトナーのみをドラムに供給し、その表面にトナー画像を現像している。
しかしながら、この現像装置は、現像ローラの外周側を部分的に囲繞する電極部材を有し、そして、電圧制御手段が、電極部材に印加されている電圧を、現像ローラに形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータの大きさに応じて制御している。これにより、現像時におけるトナーの帯電量と非現像時におけるトナーの帯電量との差が少なくなるし、いずれのトナーの帯電量も小さな値になり、画像乱れが回避可能になる。
第2の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、電極部材は、像担持体の手前側にて、現像時にはそのトナー層の厚みを減らさず、非現像時にはそのトナー層を掻き取り易くさせる位置に配置され、現像ローラのトナー層の配列を整えることができると共に、現像領域直前まで現像ローラ上のトナーの振幅動作を行わせることができるため、トナーと現像ローラとの付着性を低減させた状態で現像することが可能になり、画像濃度の不良が抑制可能になる。また、このことにより非現像時には当該トナー層がブラシに掻き取られ易くなり、現像ゴーストの発生も抑制可能になる。これらの結果、画像乱れが回避される。
第3の発明によれば、第1の発明の作用に加えてさらに、現像ローラに形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータのうち、像担持体に形成された画像パッチの画像濃度の大きさが監視されている。そして、この画像濃度が低下した場合には、現像ローラと磁気ローラとの間に生ずる電位差を大きくし、且つ、電圧制御手段は、現像ローラから電極部材へとトナーが移動する電界の強度または電極部材への電圧の印加時間を大きくする。よって、仮に、画像形成装置の使用に伴ってトナーの帯電量が大きくなったとしても、電位差を大きくするので、画像濃度が長期に亘って高められ、像担持体への現像効率が上昇する。一方、この電位差の増加により、仮に、当該トナー層がブラシに掻き取られ難くなったとしても、電極部材への印加電圧を制御しているので、現像ゴーストの発生がより一層抑制され、画像劣化を抑制することができる。
第4の発明によれば、第3の発明の作用に加えてさらに、現像ローラに形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータのうち、現像ローラと磁気ローラとの間に生ずる電位差の大きさも監視されている。そして、この電位差が所定の閾値を超えた場合にのみ、電圧制御手段は、現像ローラから電極部材へとトナーが移動する電界の強度または電極部材への電圧の印加時間を大きくする。換言すれば、この電位差が所定の閾値を超えていないときには、当該トナー層がブラシに掻き取られ易い状態にあることから、電圧制御手段は電極部材に電圧を印加しなくても良いか、元の印加電圧から変更する必要がない。これにより、省力化に寄与する画像乱れの回避が可能になる。
第5の発明によれば、第1や第2の発明の作用に加えてさらに、現像ローラに形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータのうち、画像形成装置による印字率の大きさが監視されている。そして、トナーの消費が少なくなって印字率が低下した場合には、電圧制御手段は、現像ローラから電極部材へとトナーが移動する電界の強度または電極部材への電圧の印加時間を大きくする。よって、仮に、画像形成装置の使用に伴ってトナーの帯電量が大きくなり、トナー層がブラシに掻き取られ難くなったとしても、電極部材への印加電圧を制御しているので、現像ゴーストの発生がより一層抑制され、高画質になる。
第6の発明によれば、第1から第5の発明の作用に加えてさらに、電極部材と現像ローラとの間に生ずる電界が、現像ローラのトナー層を掻き取って回収する電界よりも小さくされているので、現像ローラのトナーは電極部材に向けて移動することなく振動する。これにより、現像ローラのトナー層の配列が適切に整えられる。
第7の発明によれば、第1から第6の発明の作用に加えてさらに、磁気ローラに対し、直流電圧が印加されると、磁気ブラシはトナーを現像ローラに向けて搬送させるし、この磁気ブラシは現像後のトナー層を現像ローラから掻き取る。また、現像ローラに対し、直流電圧を重畳させた交流電圧が印加されると、現像ローラのトナーが像担持体に向けて飛翔する。ここで、電極部材にも交流電圧が少なくとも印加されているので、像担持体への現像効率が上昇及び現像ローラのトナー層を掻き取って回収し易くなるため、残留トナーが現像ローラ上に残り難く、すなわち、前回の印字履歴が残り難くなり、その結果としてトナー層の配列を均一にするほか、トナー帯電を除電し帯電を均一化し、且つ、現像領域直前までトナーを振幅運動させるので、上記現像効率をさらに高めるし、上記掻き取り性もより向上する。また、トナー層の厚みの均一化も可能になる。
第8の発明によれば、第1から第の発明の作用に加えてさらに、電極部材に印加される交流電圧は、現像ローラに印加される交流電圧と同位相の電圧であって、この現像ローラに印加される交流電圧よりも小さくされているので、現像ローラのトナーは電極部材に向けて移動してしまい、電極部材にトナーが蓄積されることを抑制する。また、このトナー層の厚みをより均一に保つことができる。
第9の発明によれば、第1から第8の発明の作用に加えてさらに、像担持体の周速が約180mm/sec以上に設定され、画像形成プロセススピードが速い場合には、現像時間や未現像トナーの回収時間が短くなるが、本発明は、このような高速化にも特に好適に対応できる。
第10の発明によれば、第1から第9の発明の作用に加えてさらに、画像乱れが回避され、良好な画像形成が行われるので、画像形成装置の信頼性向上に寄与する。
図1は、本実施例であるタンデム方式のカラープリンタの概略構成図であり、同図の右方向がプリンタ1の正面に対応し、左方向が背面に対応している。
同図に示されるように、この装置本体2の下部には用紙のカセット3が配置されており、カセット3には画像形成前の用紙Pが積層状態で収容され、この用紙Pはローラ21を介して1枚ずつ分離され、カセット3から左方向に向けて送出される。
一方、この排出分岐部74とカセット3との間には両面印刷用ユニット78が配置されており、このユニット78では定着部72から排出された用紙Pをレジストローラ24に戻し、画像形成部4に向けて再び送出する。
また、各ドラム5a〜5dの周囲の適宜位置には、それぞれ対応する帯電器6a,6b,6c,6d、現像装置7a,7b,7c,7d、クリーニング部8a,8b,8c,8dや、中間転写ローラ9a,9b,9c,9dが設けられている。
このベルト10は、ドラム5a〜5dと中間転写ローラ9a〜9dとの間を走行しており、これにより、ドラム5a〜5d上に形成されたトナー画像はベルト10上に1次転写される。なお、クリーニング部8a〜8dでは、ドラム5a〜5d上に残留したトナーが除去される。
ここで、上述した現像装置7等は装置本体2内のコントローラ(メインECU)90に電気的に接続されている(図2)。
そして、コントローラ90は画像データの受信を検出した場合には、露光ユニット20、画像形成部4、転写部71及び定着部72を作動させる。
ここで、本実施例の各現像装置7には、いわゆるハイブリッド現像による方式が採用されている。
このように、当該磁気ブラシでは、強固に付着したトナー層を現像ローラ60から機械的な力で引き剥がす一方、現像に必要な新たなトナーを現像ローラ60に供給している。
ローラ60の軸62は、ブラシローラ50の回転軸線に対して略平行に並設されており、ハウジング30に回転自在に支持されている。また、本実施例の軸62の外周にも管状の現像側スリーブ64がフランジを介して嵌合されている。これにより、軸62が図示しない駆動モータによって回転すると、スリーブ64は図3の時計回りに回転する。
具体的には、図3に示されるように、当該プレート78は、ハウジング30内に配設されており、現像ローラ60の回転方向で見て、ドラム5の軸心と現像ローラ60の軸62の軸心とを結ぶ位置の上流側であって、この軸62の軸心とブラシローラ50の軸52の軸心とを結ぶ位置の下流側までの領域にて、現像ローラ60の外周側を部分的に囲繞している。
本実施例では、当該パラメータの1つとして画像濃度(ID)を用いている。この画像濃度は、ドラム5に形成された画像パッチの画像濃度であり、より具体的には、ドラム5からベルト10に転写された画像パッチの画像濃度である。この画像濃度がベルト10に対向配置されたIDセンサ82で検知され、コントローラ90に入力されている。
但し、プレート78に対して単に電圧を印加すると、現像ローラ60のトナーがプレート78に向けて移動し、このプレート78に付着してしまう。そこで、本実施例では、プレート78と現像ローラ60との間に生ずる電界は、ブラシローラ50と現像ローラ60との間に生じており、磁気ブラシによって現像ローラ60のトナー層を掻き取って回収する電界の現像ローラ60からブラシローラ50側へトナーを移動させるバイアス成分よりも、現像ローラ60からプレート78側にトナーを移動させるバイアス成分が小さくされている。
そして、この現像装置7を搭載したプリンタ1では、カセット3から用紙Pが1枚ずつ分離して送出され、この用紙Pはレジストローラ24に到達する。このローラ24は、用紙Pの斜め送りを矯正しつつ、画像形成部4で形成されるトナー画像とのタイミングを計りながら、用紙Pを転写部71へと送出する。
この片面印刷に対し、両面印刷を行う場合には、定着部72から排出された用紙Pは排出分岐部74にてユニット78側に引き戻され、この用紙Pはレジストローラ24を経て、再び転写部71に向けて送られる。そして、この場合には、用紙Pの未だ印刷がされていない方の面にトナー画像が転写される。
同図のステップS401では、上述の如くプリンタ1にて画像を用紙Pに印刷し、ステップS402では、この印刷された用紙Pの枚数をカウントする。続いて、ステップS403では、コントローラ90は、プリンタ1の使用期間が長いか否かを判別する。
続いて、ステップS406では、コントローラ90は、この画像濃度が低下しているか否かを判別する。そして、IDセンサ82による検知結果が所定の濃度(例えば1.30)に達しない旨を判定した場合、すなわち、YESのときには、現像ローラ60のトナー層が薄くなっているものと擬制し、ステップS407に進む。なお、この画像濃度が所定の濃度に達している場合には、一連のルーチンを抜ける。
詳しくは、図5には、コントローラ90による他のプレート電圧制御のフローチャートが示されており、このステップS501では、画像を用紙Pに印刷し、ステップS502では、印刷された用紙Pの枚数をカウントする。そして、ステップS503では、コントローラ90は、プリンタ1の使用期間が長いか否かを判別する。
続いて、ステップS504では、ドラム5に画像パッチを形成し、ステップS505では、画像パッチの画像濃度をIDセンサ82からの信号を用いて測定し、ステップS506に進む。
そして、この電位差ΔVが当該閾値を超えている旨を判定した場合のみ、すなわち、YESのときに限り、ステップS507に進み、プレート電圧制御部92がプレート78に電圧を印加し、一連のルーチンを抜けている。
具体的には、図7には、コントローラ90によるさらに他のプレート電圧制御のフローチャートが示されており、このステップS701では、画像を用紙Pに印刷し、ステップS702では、印刷された用紙Pの印字率をカウントしている。
そして、本実施例によれば、キャリア及びトナーからなる2成分現像剤が用いられており、ブラシローラ50では、この現像剤による磁気ブラシが形成され、このブラシは現像ローラ60にトナーの薄層を形成させる。そして、このトナーがドラム5に供給されることにより、トナー画像が現像される。一方、このブラシは、現像後には現像ローラ60のトナー層を掻き取って回収する。
しかしながら、本実施例の現像装置7は、現像ローラ60の外周側を部分的に囲繞する対向電極プレート78を有し、プレート電圧制御部92が、プレート78に印加されている電圧を、現像ローラ60のトナーの帯電量に相関のあるパラメータの大きさに応じて制御している。これにより、現像時におけるトナーの帯電量と非現像時におけるトナーの帯電量との差が少なくなるし、いずれのトナーの帯電量も小さな値になり、画像乱れが回避可能になる。
当該実験条件は、まず、画像形成条件として、ドラム5の周速は180mm/sec、ドラム5の表面電位は300V(暗電位)及び20V(明電位)であり、トナーの粒径(体積平均粒径)は7.5μm(1μm=1×10−6m)である。
そして、吸引式小型帯電量測定装置Model 210HS(TREK社製)を用いてトナーの帯電量を測定すると、上記比較例1では、実験開始時点のトナーの帯電量は20μC/gであるのに対し(図6(A))、1000枚出力時点のトナーの帯電量は29μC/gであり(図6(B))、大きく増加している。また、センサ82による画像濃度は大きく減少している。
これに対し、上記実施例1では、実験開始時点のトナーの帯電量は20μC/gであり(図6(A))、1000枚出力時点のトナーの帯電量は22μC/gであり(図6(B))、僅かに増加しているのみである。つまり、本実施例によれば、プリンタ1の使用時間が長くなっても、現像ローラ60には同じトナーがそのまま残っていないことが分かる。
このように、図4に示された実施例1によれば、現像ローラ60に形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータのうち、ドラム5に形成された画像パッチの画像濃度の大きさがコントローラ90に監視されている。
当該実験条件のうち、画像形成条件は上記実施例1と同じであるが、印字時における現像バイアス条件は、実験開始時点(図6(A))では、プレート78に印加する直流電圧vdcは90V、交流電圧vppは1.0kV、周波数fは2.7kHzであって、デューティ比は30%であるものの、印字率を6%に設定して500枚の連続出力を実施した。
但し、この残りの500枚については、IDセンサ82による画像濃度の検出結果から現像ローラ60のトナー層の厚さを算出し、ブラシローラ50と現像ローラ60との電位差ΔVを算出しており、この電位差ΔVと所定の閾値(250V)とを比較し、電位差ΔVが当該閾値を超えている場合に限り、プレート78に印加する直流電圧vdcは90Vから60Vに変更している。
そして、上記実施例1や比較例1と同様に、トナーの帯電量を測定すると、当該比較例2では、実験開始時点のトナーの帯電量は24μC/gであるのに対し(図6(A))、1000枚出力時点のトナーの帯電量は36μC/gであり(図6(B))、非常に大きく増加している。また、センサ82による画像濃度は非常に大きく減少している。
これに対し、この実施例2では、実験開始時点のトナーの帯電量と1000枚出力時点のトナーの帯電量とが同じである(図6(A)、(B))。つまり、当該実施例でも、現像ローラ60には同じトナーが残っていないことが分かる。
このように、図5に示された実施例2によれば、現像ローラ60に形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータのうち、ブラシローラ50と現像ローラ60との電位差ΔVの大きさもコントローラ90に監視されている。
さらにまた、ブラシローラ50に対し、DCバイアスが印加されると、磁気ブラシはトナーを現像ローラ60に向けて搬送させるし、この磁気ブラシは現像後のトナー層を現像ローラ60から掻き取る。また、現像ローラ60に対し、DCバイアスを重畳させたACバイアスが印加されると、現像ローラ60のトナーがドラム5に向けて飛翔する。ここで、プレート78にもACバイアスが少なくとも印加されているので、ドラム5への現像効率が上昇及び現像ローラ60のトナー層を掻き取って回収し易くなり、残留トナーが現像ローラ60に残り難く、すなわち、前回の印字履歴が残り難くなる。その結果、トナー層の配列が均一になるほか、トナー帯電量も小さくされ、且つ、現像領域直前までトナーを振幅運動させるので、これら現像効率や掻き取り性がさらに向上する。また、トナー層の厚みの均一化も可能になる。
なお、トナーの粒径(体積平均粒径)については、この粒径が約7.5μm以下の場合には、現像ローラ60への付着力が強くなる。よって、本発明は、体積平均粒径が約7.5μm以下、特に、約6.5μm以下の場合に顕著な効果を奏する。
本発明は、上記実施例に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施例では画像形成装置としてプリンタに具現化した例を示しているが、本発明の画像形成装置は複合機、複写機やファクシミリ等にも当然に適用可能である。
5 感光体ドラム(像担持体)
7 現像装置
30 ハウジング
32 開口
50 磁気ブラシローラ(磁気ローラ)
60 現像ローラ
78 対向電極プレート(電極部材)
92 プレート電圧制御部(電圧制御手段)
Claims (10)
- キャリアを用いてトナーを帯電させ、該トナーを像担持体に供給してトナー画像を現像させる現像装置であって、
前記像担持体に対峙した開口を有するハウジングと、
該ハウジング内に配設されており、前記キャリア及び前記トナーによる磁気ブラシを形成させる磁気ローラと、
前記開口にて前記磁気ローラの回転軸線に対して略平行に並設されており、前記磁気ブラシから移送されたトナーの薄層を形成させる現像ローラと、
該現像ローラの外周側を部分的に囲繞しており、所定の電圧が印加される電極部材と、
前記現像ローラに形成されたトナーの帯電量に相関のあるパラメータの大きさに応じて、前記電極部材に印加される電圧を制御する電圧制御手段と
を具備することを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置であって、
前記電極部材は、前記現像ローラの回転方向で見て、前記像担持体の軸心と前記現像ローラの軸心とを結ぶ位置の上流側であって、該現像ローラの軸心と前記磁気ローラの軸心とを結ぶ位置の下流側までの領域にて、前記現像ローラの外周側を部分的に囲繞していることを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2に記載の現像装置であって、
前記像担持体に形成された画像パッチの画像濃度が低下した場合には、前記現像ローラと前記磁気ローラとの間に生ずる電位差を大きくするとともに、前記電圧制御手段は、前記現像ローラから前記電極部材へとトナーが移動する電界の強度または前記電極部材への電圧の印加時間を大きくすることを特徴とする現像装置。 - 請求項3に記載の現像装置であって、
前記電圧制御手段は、前記現像ローラと前記磁気ローラとの間に生ずる電位差が所定の閾値を超えた場合にのみ、前記現像ローラから前記電極部材へとトナーが移動する電界の強度または前記電極部材への電圧の印加時間を大きくすることを特徴とする現像装置。 - 請求項1又は2に記載の現像装置であって、
前記電圧制御手段は、画像形成装置による印字率が低下した場合に、前記現像ローラから前記電極部材へとトナーが移動する電界の強度または前記電極部材への電圧の印加時間を大きくすることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の現像装置であって、
前記電極部材と前記現像ローラとの間に生ずる電界は、該現像ローラと前記磁気ローラとの間に生じており、前記磁気ブラシによって前記現像ローラのトナー層を掻き取って回収する電界よりも小さくされていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から6のいずれか一項に記載の現像装置であって、
前記磁気ローラには、直流電圧が印加され、前記現像ローラには、直流電圧を重畳させた交流電圧が印加される一方、
前記電極部材には、交流電圧が少なくとも印加されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項7に記載の現像装置であって、
前記電極部材に印加される交流電圧は、前記現像ローラに印加される交流電圧と同位相の電圧であって、該現像ローラに印加される交流電圧よりも小さくされていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の現像装置であって、
前記像担持体の周速は、約180mm/sec以上に設定されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の現像装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243327A JP5038833B2 (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007243327A JP5038833B2 (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009075289A true JP2009075289A (ja) | 2009-04-09 |
JP5038833B2 JP5038833B2 (ja) | 2012-10-03 |
Family
ID=40610317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007243327A Expired - Fee Related JP5038833B2 (ja) | 2007-09-20 | 2007-09-20 | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5038833B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110083032A (zh) * | 2012-12-14 | 2019-08-02 | 佳能株式会社 | 处理盒和成像设备 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03113474A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-05-14 | Xerox Corp | 電子写真式複写機 |
JPH0667519A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-03-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置 |
JPH07261468A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Ricoh Co Ltd | 電子写真記録装置 |
JPH09197805A (ja) * | 1996-01-11 | 1997-07-31 | Xerox Corp | 現像装置のドナーロール |
JPH1063093A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-03-06 | Xerox Corp | 現像装置および電子写真式印刷装置 |
JP2001074039A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-03-23 | Xerox Corp | ローラ、現像ローラ及び電子写真プリント装置 |
JP2003107898A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-04-09 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
JP2003149935A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-21 | Xerox Corp | トナードナーロール、トナードナーロールを含む現像装置及びトナードナーロールを含む印刷機 |
JP2004054290A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Xerox Corp | 完全フッ素化ポリマーでコートした現像電極を備える装置 |
JP2004361747A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2005208657A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Xerox Corp | ハイブリッド無掃去現像方式の画像形成システム用電源 |
JP2007171589A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-09-20 JP JP2007243327A patent/JP5038833B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03113474A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-05-14 | Xerox Corp | 電子写真式複写機 |
JPH0667519A (ja) * | 1992-08-20 | 1994-03-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置 |
JPH07261468A (ja) * | 1994-03-18 | 1995-10-13 | Ricoh Co Ltd | 電子写真記録装置 |
JPH09197805A (ja) * | 1996-01-11 | 1997-07-31 | Xerox Corp | 現像装置のドナーロール |
JPH1063093A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-03-06 | Xerox Corp | 現像装置および電子写真式印刷装置 |
JP2001074039A (ja) * | 1999-07-30 | 2001-03-23 | Xerox Corp | ローラ、現像ローラ及び電子写真プリント装置 |
JP2003107898A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-04-09 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
JP2003149935A (ja) * | 2001-11-05 | 2003-05-21 | Xerox Corp | トナードナーロール、トナードナーロールを含む現像装置及びトナードナーロールを含む印刷機 |
JP2004054290A (ja) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Xerox Corp | 完全フッ素化ポリマーでコートした現像電極を備える装置 |
JP2004361747A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2005208657A (ja) * | 2004-01-22 | 2005-08-04 | Xerox Corp | ハイブリッド無掃去現像方式の画像形成システム用電源 |
JP2007171589A (ja) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110083032A (zh) * | 2012-12-14 | 2019-08-02 | 佳能株式会社 | 处理盒和成像设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5038833B2 (ja) | 2012-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2008225229A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2011013248A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2009251272A (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP5256096B2 (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2010145595A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5255971B2 (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP4131564B2 (ja) | 静電潜像現像方法 | |
JP5010980B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP5010981B2 (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2007121939A (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
JP5038833B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2009086112A (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP5110048B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5162307B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP5114107B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2015129872A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5873820B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005099663A (ja) | 画像形成装置における現像装置とその現像装置の運転方法 | |
JP5766167B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP2011133527A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5193784B2 (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 | |
JP2010117491A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5183442B2 (ja) | 現像装置及びこれを搭載した画像形成装置 | |
JP4421553B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011085777A (ja) | 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100824 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20120412 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120606 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120612 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120706 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5038833 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |