JP2009072844A - 研削盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】ツルーイング装置の位置をより適切にすることで、より小型化してフロアスペースを削減することが可能な研削盤を提供する。
【解決手段】工作物Wは、両端部よりも中央寄りの一部の円筒面に設けられた加工個所Kが加工される工作物であり、一対の工作物支持手段33、43にて略水平に支持されている。そして、ツルーイング手段62は、工作物Wの下方または上方に設けられており、工作物回転軸に平行な方向については、工作物Wにおける加工個所Kでない位置に成形面が位置するように配置され、工作物回転軸に直交する方向については、回転砥石22を工作物Wに対して相対的に前進させた場合に、工作物Wに接触する前に成形面が接触する位置に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、略円筒状の長尺ワークを加工する研削盤に関する。
従来、略円筒状の長尺ワーク(工作物)として、例えばEPS(Electric Power Steering)のステアリングロッドのねじ部(ボールネジ部)を研削加工する場合、図3(A)及び(B)の例に示す研削盤101、201等を用いて加工している。なお、ステアリングロッドの加工すべきねじ部は、両端よりも中央寄りの一部の円筒面にのみ形成されている。また、本明細書では、Y軸方向は鉛直上向きの方向を示しており、X軸方向とZ軸方向は水平方向を示している。そしてX軸方向はワークWの回転軸(工作物回転軸)に直交する方向を示しており、Z軸方向はワークWの回転軸に平行な方向を示している。
図3(A)に示す従来の研削盤101では、ワークWの一方の端面を心押しセンタ43(心押し台41に挿通されたラム42に設けられている)で支持し、他方の端面を主軸センタ33(主軸台31の主軸32に設けられている)で支持しており、ワークWの両端面を支持している。また、支持したワークWをZ軸方向に平行な工作物回転軸回りに回転させるために、制御装置50からの駆動信号にて主軸32を回転させ、主軸32から駆動ピン34を介して、ワークWを挟持させた駆動金具35を回転させている。なお、主軸台31及び心押し台41は、基台102、202上に固定されており、種々の長さのワークWに対して、心押し台41に挿通させたラム42が、制御装置50からの駆動信号によってワークWの長手方向にスライドすることで、主軸センタ33と心押しセンタ43との間隔が調整される。
また、制御装置50は、研削盤101、201を制御する数値制御装置、作業者が操作する操作盤、動作状態や操作指示を表示する表示装置等から構成されている。
また、研削盤101、201には、ワークWを主軸センタ33と心押しセンタ43とで挟持するまでに一時的に保持するための仮受け台73、74と、砥石22(回転砥石)を押し付けた際のワークWの湾曲を防止するレスト装置71、72が設けられている。レスト装置71は、図4に示すように、ワークWにおける砥石22の反対側を支持体71Aで支持し、ワークWの上下を支持ピン71B、71Cにて支持する。
また、研削盤101では、基台102上にZ軸方向に平行に設けられたリニアガイドGZに沿ってZ軸方向に移動可能な砥石台10が設けられている。制御装置50は、Z軸方向駆動モータ10Mに駆動信号を出力するとともに、検出手段10E(エンコーダ等)からの検出信号にて、砥石台10のZ軸方向の位置及び速度等を制御可能である。
また、砥石台10にはX軸方向に平行に設けられたリニアガイドGXに沿ってX軸方向に移動可能な砥石テーブル20が設けられている。制御装置50は、X軸方向駆動モータ20Mに駆動信号を出力するとともに、検出手段20E(エンコーダ等)からの検出信号にて、砥石テーブル20のX軸方向の位置及び速度等を制御可能である。
そして砥石テーブル20には、Z軸方向に平行な砥石回転軸回りに回転する略円筒状の砥石22、及び制御装置50からの駆動信号によって砥石22を回転させる砥石駆動モータ21が設けられている。
また、研削盤101は、砥石22を必要に応じて成形(ツルーイング、ドレッシング)可能なツルーイング装置60(ツルーイング台61と成形砥石62とで構成)を主軸台31に備えており、砥石22は定期的にツルーイング装置60にて成形される。なお、研削盤101の例では、ツルーイング装置60は、X軸方向において、ワークWに対して砥石22の側に設けられており、砥石22を成形する場合、図3(A)の点線に示す位置に砥石台10及び砥石テーブル20を移動させ、成形砥石62にて砥石22の加工面を成形する。なお、成形砥石62の回転は、制御装置50から制御される。
また、図3(B)に示す従来の研削盤201の例では、図3(A)に示す従来の研削盤101に対してツルーイング装置60の位置が異なり、ツルーイング装置60が砥石台210に設けられている。
このように、加工工具として砥石を備え、当該砥石を成形するツルーイング装置を備えた研削盤の例として、特許文献1に記載された従来技術には、主軸台及び心押し台を載置して左右にスライド可能な主軸テーブル上、且つワークに対して砥石の側に相当する位置にツルーイング装置を設けたCNCねじ研削盤が記載されている。
また、特許文献2に記載された従来技術には、主軸台上、且つワークに対して砥石の側に相当する位置にツルーイング装置を設けた加工装置(研削盤)が記載されている。
特開2002−28864号公報 特開2003−225845号公報
図3(A)に示す従来の研削盤101では、ワークWの加工には必要ないがツルーイング装置60を用いて砥石22を成形するためのみに必要となる砥石22のX軸方向へのストローク、及びワークWの加工には必要ないがツルーイング装置60を用いて砥石22を成形するためのみに必要となる砥石22のZ軸方向へのストロークを設ける必要があり、研削盤101が大型化している。これは、X軸方向におけるワークWに対して砥石22の側にツルーイング装置60を備えている特許文献1、及び特許文献2も同様である。
また、図3(B)に示す従来の研削盤201では、ツルーイング専用となる砥石22のX軸方向へのストロークは必要ないが、ツルーイング専用となる砥石22またはツルーイング装置60のZ軸方向へのストロークが必要であるとともに、砥石台210が大型化して研削盤201が大型化している。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、ツルーイング装置の位置をより適切にすることで、より小型化してフロアスペースを削減することが可能な研削盤を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの研削盤である。
請求項1に記載の研削盤は、工作物を両側から工作物回転軸回りに回転可能となるように支持するとともに、前記工作物回転軸上に対向配置された一対の工作物支持手段と、支持された前記工作物に対して相対的に移動して前記工作物を研削する回転砥石と、前記回転砥石を成形可能な成形面を有するツルーイング手段と、を備え、対向配置された一対の工作物支持手段の少なくとも一方は、互いに近接する方向及び離間する方向に移動可能な研削盤である。
前記工作物は、両端部よりも中央寄りの一部の円筒面に設けられた加工個所が加工される工作物であり、前記一対の工作物支持手段にて略水平に支持されている。
そして、前記ツルーイング手段は、前記工作物の下方または上方に設けられており、前記工作物回転軸に平行な方向については、前記工作物における前記加工個所でない位置に前記成形面が位置するように配置され、前記工作物回転軸に直交する方向については、前記回転砥石を前記工作物に対して相対的に前進させた場合に、前記工作物に接触する前に前記成形面が接触する位置に配置されている。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの研削盤である。
請求項2に記載の研削盤は、請求項1に記載の研削盤であって、前記工作物は、略円筒状であり、前記回転砥石は、前記工作物回転軸に平行な砥石回転軸回りに回転し、支持された前記工作物に対して、前記工作物回転軸に直交する方向に相対的に移動可能であるとともに前記工作物回転軸に平行な方向に相対的に移動可能である。
そして、前記一対の工作物支持手段は、双方が前記工作物の端面を支持するセンタ部材を備えている、または一方が前記センタ部材を備え、他方が前記工作物の円筒面を支持するチャック部材を備えている、または双方が前記チャック部材を備えている。
請求項1に記載の研削盤を用いれば、ツルーイング手段の位置を、工作物の上方または下方、且つ工作物回転軸に平行な方向については工作物における加工個所でない位置、工作物回転軸に直交する方向については、砥石を工作物に対して相対的に前進させた場合に工作物に接触する前に成形面が接触する位置、に配置する。
ツルーイング手段を適切な位置に配置することで、図1(A)及び(B)、図2(A)及び(B)に示すように、砥石22を成形するためのみに必要となる砥石22のZ軸方向(工作物回転軸に平行な方向)へのストローク量が図3(A)に示す従来の研削盤101よりも小さくなる。また、砥石22を成形するためのみに必要となる砥石22のX軸方向(工作物回転軸に直交する方向)へのストローク量も小さくなる。また、図3(B)に示す従来の研削盤201よりも砥石台210を小さくすることができる。
これにより、研削盤をより小型化(フロアスペースを削減)することができる。
また、請求項2に記載の研削盤によれば、より小型化してフロアスペースを削減することができる研削盤を適切に実現することができる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を図面を用いて説明する。図1(A)及び(B)は、本発明の研削盤1の第1の実施の形態における概略平面図の例を示しており、図1(A)は長尺ワークW(以下、ワークWと記載する)の加工個所Kを研削する場合の砥石22(回転砥石に相当)の位置を示しており、図1(B)は砥石22を成形砥石62(ツルーイング手段に相当)にて成形する場合の砥石22等の位置を示している。また、図1(C)は、図1(B)の状態を右側面から見た場合における、ワークWと成形砥石62と砥石22の位置関係を示している(主軸装置30、心押し装置40等を省略している)。
以下、本実施の形態の説明では、ワークWは、工作物全長が約750mm、加工個所Kでない部位の直径が約30mm、加工個所Kはほぼ中央部で長さが約250mm、加工個所Kの直径は約35mmのEPSボールネジ(ステアリングロッド)を例として説明する。ただし、ワークWはEPSボールネジ(ステアリングロッド)に限定されるものではなく、略円筒状の長尺ワークであり、両端部よりも中央寄りの一部の円筒面に設けられた加工個所Kを加工するワークWを対象としている。
●[第1の実施の形態(図1(A)〜(C))]
図1(A)〜(C)に示す本実施の形態にて説明する研削盤1は、図3(A)及び(B)に示す従来の研削盤101、201に対して、ツルーイング装置60の位置が異なる。従来の研削盤101ではツルーイング装置60がX軸方向においてワークWに対して砥石22の側、且つ主軸台31に設けられており、従来の研削盤201ではツルーイング装置60が砥石台210上に設けられているが、本実施の形態にて説明する研削盤1では、ツルーイング装置60は、ワークWの下方、且つ工作物回転軸に平行な方向(Z軸方向)については、ワークWにおける加工個所Kでない位置に成形砥石62の成形面が位置するように配置され、工作物回転軸に直交する方向(X軸方向)については、砥石22をワークWに対して相対的に前進させた場合に、ワークWに接触する前に成形砥石62の成形面が接触する位置に配置されている。つまり、ツルーイング装置60は、工作物回転軸に平行な方向についてはワークWを支持している際の工作物支持手段の間、すなわちワークWの長さの範囲内であり、加工個所K以外のワークWと重なる位置に成形砥石62の成形面が位置するように配置される。
なお、主軸センタ33と心押しセンタ43にて、対向配置された一対の工作物支持手段を構成している。
これにより、砥石22の成形時におけるX軸方向の後退側ストローク(砥石22がワークWから離間する側のストローク)は、従来の研削盤101より小さくなり、X軸方向のストローク量を従来の研削盤101より小さくすることができる。従って、従来の研削盤101に対しては砥石台10と主軸台31のX軸方向の間隔Dをより小さくすることが可能であり、従来の研削盤201に対しては砥石台10のX軸方向の長さを小さくできるので、基台2のX軸方向の長さDXをより短くすることができる。
また、砥石22の成形時におけるZ軸方向のストローク量については、砥石台10を主軸台31の後ろ側まで移動させる必要がなくなるので、従来の研削盤101に対して基台2における主軸台31の後ろ側に相当するエリアEが不要となり、研削盤1をより小型化(フロアスペースを削減)することができる。
なお、ツルーイング装置60は、ワークWを主軸センタ33と心押しセンタ43とで支持した場合に、ワークWやラム42等と干渉しない位置に設けられており、ツルーイング台61と成形砥石62等にて構成されている。
また、主軸装置30は主軸台31と主軸32と主軸センタ33等にて構成されており、心押し装置40は心押し台41とラム42等にて構成されている。
また、図1(A)における各パーツの構成や動作等について、すでに説明した点については省略する。
また、図1(C)は、成形砥石62とワークWと砥石22の配置状態を示している。図1(C)に示すように、Z軸方向から見た場合に、ワークWと砥石22の各回転軸(工作物回転軸と砥石回転軸)はZ軸方向に平行であり、Y軸方向の高さを同じに設定することが好ましい。
なお、成形砥石62がツルーイング手段に相当しており、成形砥石62は、Z軸方向に平行なツルア回転軸回りに回転可能である。また、ツルーイング台61を基台2に固定できるので、可動する主軸台31に固定した従来の研削盤101や、可動する砥石台210に固定した従来の研削盤201よりも剛性的に有利であり、成形精度をより向上させることができる。
次に、砥石22の成形方法について説明する。
例えば、制御装置50は、研削したワークWの数をカウントしており、所定数のワークWを研削したと判定すると、ワークWの研削の完了後に、砥石22の成形処理を実行する。
砥石22の成形処理では、制御装置50は、X軸方向について、砥石22が成形砥石62と対向する位置となるように砥石台10をZ軸方向に移動させる。
続いて、制御装置50は、砥石テーブル20をX軸方向に移動させて、砥石22と成形砥石62とを接触させて、成形砥石62にて砥石22を研削して成形する。なお、接触させる前に、砥石22と成形砥石62の回転を開始させる。
砥石22の成形が終了すると、制御装置50は砥石テーブル20をX軸方向に移動させて砥石22と成形砥石62とを離間させ、砥石22と成形砥石62の回転を停止させる。そして、制御装置50は、砥石台10をZ軸方向に移動させ、砥石22を原位置(初期位置)に移動させる。
●[第2の実施の形態(図2(A)〜(C))]
次に、図2(A)〜(C)を用いて第2の実施の形態について説明する。図2(A)及び(B)に示すように、第2の実施の形態における研削盤1は、図1(A)及び(B)にて説明した研削盤1に対して、ワークWの両端を支持するのでなく、主軸ユニット30L及び主軸ユニット30Rにて加工個所Kの近傍を支持可能な構成である点と、ワークWの加工個所Kの近傍を支持するレスト装置71、72が省略されている点が異なる。
主軸ユニット30L(主軸装置)は、主軸台31Lと、工作物回転軸回りに回転する主軸32Lと、主軸32Lと一体となって回転するチャック部33Lにて構成され、Z軸方向に平行に設けられたリニアガイドGLに沿って移動可能である(従って、主軸ユニット30Lは主軸ユニット30Rに対して近接する方向及び離間する方向に移動可能である)。また、主軸32Lとチャック部33Lは同軸上に配置され、工作物回転軸の方向に沿って、ワークWを挿通可能な径を有する穴部が設けられている。また、チャック部33Lは、挿通したワークWの円筒面を支持(挟持)する開閉可能なチャック爪が設けられており、チャック部33Lとチャック部33Rにて、対向配置された一対の工作物支持手段を構成している。
制御装置50は、主軸ユニット30LのZ軸方向の位置を制御可能であり、主軸32L及びチャック部33Lの回転を制御可能であり、チャック部33Lのチャック爪の開閉を制御可能である。
なお、主軸ユニット30R(主軸装置)については、主軸ユニット30Lと同様であるので説明を省略する。
また、ツルーイング装置60は、第1の実施の形態と同様、ワークWの下方、且つ工作物回転軸に平行な方向(Z軸方向)については、ワークWにおける加工個所Kでない位置に成形砥石62の成形面が位置するように配置され、工作物回転軸に直交する方向(X軸方向)については、砥石22をワークWに対して相対的に前進させた場合に、ワークWに接触する前に成形砥石62の成形面が接触する位置に配置されている。
また、図2(C)に示すように、Z軸方向から見た場合のワークWと砥石22と成形砥石62の位置は、図1(C)に示す第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
また、砥石22の成形処理についても、第1の実施の形態の説明と同様であるので、説明を省略する。
以上、第1及び第2の実施の形態にて説明した研削盤1は、ツルーイング装置60(成形砥石62)の位置を適切な位置としたことにより、砥石22の成形時における砥石台10のZ軸方向のストローク量、及び砥石テーブル20のX軸方向のストローク量を必要最小限とすることができ、より小型化が可能であり、フロアスペースを大幅に削減することができる。また、ワークWをクランプした状態(支持、把持した状態であり、研削加工終了時点の状態)で成形することが可能であるため、ストローク量の低減と合わせて、短時間で成形が可能であり、生産性が向上する。また、ツルーイング装置60が研削盤1の手前側に配置されるので、成形砥石62の交換等の保守性が良い。
また、第1及び第2の形態にて説明した研削盤1は、ツルーイング装置60(成形砥石62)を(基台2上における)ワークWの下方に設けたが、(基台2上からアーム等を介して)ワークWの上方に設けてもよい。
また、本実施の形態の説明では、ワークWに対して砥石22をX軸方向に移動させたが、砥石22に対してワークWをX軸方向に移動させる構成にすることもできる。従って、砥石22はワークWに対して相対的にX軸方向に移動するものである。
同様に、Z軸方向については、ワークWに対して砥石22をZ軸方向に移動させたが、砥石22に対してワークWをZ軸方向に移動させる構成にすることもできる。従って、砥石22はワークWに対して相対的にZ軸方向に移動するものである。
また、第1の実施の形態では一対の工作物支持手段が主軸センタ33と心押しセンタ43である例を説明し、第2の実施の形態では一対の工作物支持手段の双方がチャック部である例を説明したが、一対の工作物支持手段は、これに限定されるものではない。例えば、一方がセンタ部材で他方がチャック部材であってもよい。また、一対の工作物支持手段は、少なくとも一方が、互いに近接する方向及び離間する方向に移動可能であればよい。
本発明の研削盤1は、本実施の形態で説明した外観、構成、成形処理等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
また、第1の実施の形態の説明では、ツルーイング装置60を主軸装置30の側に設けたが、心押し装置40の側に設けても良い。また、第2の実施の形態の説明では、ツルーイング装置60を主軸ユニット30Lの側に設けたが、主軸ユニット30Rの側に設けても良い。
また、第1の実施の形態に示す研削盤1は、主軸センタ33または心押しセンタ43の少なくとも一方が、互いに近接する方向及び離間する方向に移動可能であればよい。
第1の実施の形態における、研削盤1の構成と研削時の砥石22の位置(A)、成形時の砥石22の位置(B)、成形砥石62とワークWと砥石22の配置(C)の例を説明する図である。 第2の実施の形態における、研削盤1の構成と研削時の砥石22の位置(A)、成形時の砥石22の位置(B)、成形砥石62とワークWと砥石22の配置(C)の例を説明する図である。 従来の研削盤101(主軸台31にツルーイング装置60を設けた例)、従来の研削盤201(砥石台210にツルーイング装置60を設けた例)を説明する図である。 レスト装置71を説明する図である。
符号の説明
1 研削盤
2 基台
10 砥石台
10M Z軸方向駆動モータ
10E 検出手段
20 砥石テーブル
20M X軸方向駆動モータ
20E 検出手段
21 砥石駆動モータ
22 砥石
30 主軸装置
30L、30R 主軸ユニット(主軸装置)
31、31L、31R 主軸台
32、32L、32R 主軸
33 主軸センタ(工作物支持手段)
33L、33R チャック部(工作物支持手段)
34 駆動ピン
35 駆動金具
40 心押し装置
41 心押し台
42 ラム
43 心押しセンタ(工作物支持手段)
50 制御装置
60 ツルーイング装置
61 ツルーイング台
62 成形砥石(ツルーイング手段)
71、72 レスト装置
73、74 仮受け台
W ワーク(長尺ワーク)

Claims (2)

  1. 工作物を両側から工作物回転軸回りに回転可能となるように支持するとともに、前記工作物回転軸上に対向配置された一対の工作物支持手段と、
    支持された前記工作物に対して相対的に移動して前記工作物を研削する回転砥石と、
    前記回転砥石を成形可能な成形面を有するツルーイング手段と、を備え、
    対向配置された一対の工作物支持手段の少なくとも一方は、互いに近接する方向及び離間する方向に移動可能な研削盤において、
    前記工作物は、両端部よりも中央寄りの一部の円筒面に設けられた加工個所が加工される工作物であり、前記一対の工作物支持手段にて略水平に支持され、
    前記ツルーイング手段は、
    前記工作物の下方または上方に設けられており、
    前記工作物回転軸に平行な方向については、前記工作物における前記加工個所でない位置に前記成形面が位置するように配置され、
    前記工作物回転軸に直交する方向については、前記回転砥石を前記工作物に対して相対的に前進させた場合に、前記工作物に接触する前に前記成形面が接触する位置に配置されている、
    研削盤。
  2. 請求項1に記載の研削盤であって、
    前記工作物は、略円筒状であり、
    前記回転砥石は、前記工作物回転軸に平行な砥石回転軸回りに回転し、支持された前記工作物に対して、前記工作物回転軸に直交する方向に相対的に移動可能であるとともに前記工作物回転軸に平行な方向に相対的に移動可能であり、
    前記一対の工作物支持手段は、
    双方が前記工作物の端面を支持するセンタ部材を備えている、
    または一方が前記センタ部材を備え、他方が前記工作物の円筒面を支持するチャック部材を備えている、
    または双方が前記チャック部材を備えている、
    研削盤。

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