JP2009072369A - 内視鏡システム - Google Patents
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Abstract
【課題】各種機能毎の設定情報を多様化させた表示形態にて表示することにより、各種機能毎の設定状況を容易、かつ的確に認識する。
【解決手段】フロントパネル50は、電源スイッチ41及び前記スロット部32の他に、設定部52を有しており、この設定部52において、信号処理装置4での設定情報を、機能毎に、複数表示することができる。4つの機能の設定情報を表示する4つの機能別表示エリア51からなる設定部52を備えたフロントパネルの例を示している。機能別表示エリア51は、設定値を、多様化された表示形態にて表示可能であり、設定値を変更するための変更ボタン部53を有している。
【選択図】図3
【解決手段】フロントパネル50は、電源スイッチ41及び前記スロット部32の他に、設定部52を有しており、この設定部52において、信号処理装置4での設定情報を、機能毎に、複数表示することができる。4つの機能の設定情報を表示する4つの機能別表示エリア51からなる設定部52を備えたフロントパネルの例を示している。機能別表示エリア51は、設定値を、多様化された表示形態にて表示可能であり、設定値を変更するための変更ボタン部53を有している。
【選択図】図3
Description
本発明は、内視鏡の複数の機能毎の設定状況を表示し、機能毎に制御を行う内視鏡システムに関する。
医療用分野において、内視鏡を用いて診断あるいは治療処置を行う場合、使用に必要となる内視鏡、光源装置等をラック等にまとめて内視鏡システムを構成したり、これらの装置を搭載したラックを組み合わせるなどして、診断等を行うことが一般的である。
また、例えば特開2001−25455号公報等においては、複数の装置を1つの筐体内に収納し、これら複数の装置を集中制御する集中制御部と、複数の装置を集中的に操作する集中操作部とを備えた内視鏡システムが提案されている。
このような内視鏡システムは、内視鏡を介して被検体へ照明光を供給するための光源装置、内視鏡からの画像信号を処理する映像信号処理装置(ビデオプロセッサあるいはビデオシステムセンタ)、体腔内に送気あるいは送水を行う送気送水装置、内視鏡からの光学像を撮影する自動撮影装置、被検部位を焼灼して治療を行う焼灼装置(ヒートプローブ装置)、被検部位を切除する電気メス装置等、多様な装置があり、これらの周辺装置を目的に合わせて組み合わせて構成されている。
このような内視鏡システムにおいては、各周辺装置、例えば映像信号処理装置の各種設定情報(例えば、ホワイトバランス、コントラスト等)は、映像信号処理装置のフロントパネル等に表示されると共に、該フロントパネルにて設定情報の変更が可能に構成されることで、内視鏡システムによる手技を容易に実施できるようになっている。
特開2001−25455号公報
しかしながら、従来の内視鏡システムにおける周辺装置での各種機能毎の設定情報は、上述したように、フロントパネル等に表示されるが、フロントパネルでの表示形態が、例えば設定値の数値表示といったように固定されているため、術者にとっては、例えば設定可能範囲のどの程度に設定値が設定されているか等がわかりづらく、フロントパネル等の表示手段での設定情報が視認しにくいといった課題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、各種機能毎の設定情報を多様化させた表示形態にて表示することにより、各種機能毎の設定状況を容易、かつ的確に認識することのできる内視鏡システムを提供することを目的としている。
本発明の内視鏡システムは、
複数の機能の設定値を指定し、前記設定値に基づき、前記複数の機能を制御する機能制御手段と、
前記設定値を前記複数の機能毎に表示する表示手段と、
前記表示手段に表示する前記設定値の第1の表示形態と、前記表示手段に表示する前記設定値の第2の表示形態と、の少なくとも一方の表示形態を、前記複数の機能毎に選択する表示形態選択手段と、
前記表示形態選択手段にて選択された前記表示形態により、前記表示手段における前記設定値の表示を制御する表示制御手段と
を備えて構成される。
複数の機能の設定値を指定し、前記設定値に基づき、前記複数の機能を制御する機能制御手段と、
前記設定値を前記複数の機能毎に表示する表示手段と、
前記表示手段に表示する前記設定値の第1の表示形態と、前記表示手段に表示する前記設定値の第2の表示形態と、の少なくとも一方の表示形態を、前記複数の機能毎に選択する表示形態選択手段と、
前記表示形態選択手段にて選択された前記表示形態により、前記表示手段における前記設定値の表示を制御する表示制御手段と
を備えて構成される。
本発明によれば、各種機能毎の設定情報を多様化させた表示形態にて表示することにより、各種機能毎の設定状況を容易、かつ的確に認識することができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について述べる。
図1ないし図12は本発明の実施例1に係わり、図1は内視鏡システムの構成を示す構成図、図2は図1の信号処理装置の構成を示すブロック図、図3は図2のフロントパネルの構成を示す構成図、図4は図1のモニタ上に展開されるシステム設定画面の表示例を示す第1の図、図5は図1のモニタ上に展開されるシステム設定画面の表示例を示す第2の図、図6は図2のCPUの作用を説明するフローチャート、図7は図6の処理により実行されるフロントパネルの設定表示例を示す図、図8は図6の処理により実行されるモニタの内視鏡画像に重畳される設定表示例を示す図、図9は図7のフロントパネルの設定表示例の第1の変形例を示す図、図10は図8のモニタの内視鏡画像に重畳される設定表示例例の第1の変形例を示す図、図11は図7のフロントパネルの設定表示例の第2の変形例を示す図、図12は図8のモニタの内視鏡画像に重畳される設定表示例の例第2の変形例を示す図である。
(構成)
図1に示すように、本実施例の内視鏡システム1は、体腔内に挿入され体腔内観察部位を撮像する内視鏡2と、この内視鏡2に照明光を供給する光源装置10と、内視鏡2からの撮像信号を信号処理してモニタ3に内視鏡画像を表示させる信号処理装置4と、送気送水を行う送気送水ポンプ5と、を備え、これら装置をラック6に搭載して構成される。
図1に示すように、本実施例の内視鏡システム1は、体腔内に挿入され体腔内観察部位を撮像する内視鏡2と、この内視鏡2に照明光を供給する光源装置10と、内視鏡2からの撮像信号を信号処理してモニタ3に内視鏡画像を表示させる信号処理装置4と、送気送水を行う送気送水ポンプ5と、を備え、これら装置をラック6に搭載して構成される。
前記信号処理装置4は、キーボード7及びIDリード装置8が接続可能に構成されている。そして、前記信号処理装置4は、モニタ3に設定画面等を表示し、前記キーボード7を用いて、搭載されている各装置の設定情報や、患者情報、術者情報あるいは手技情報等を入力することができるようになっている。また、前記信号処理装置4は、IDリード装置8により、例えば手技を実施する術者のIDをID CARD(磁気カードあるいはICカード)等の認証用カード9から読み出すことができる。
図2に示すように、信号処理装置4は、光源装置10より照明光が供給されている内視鏡2をコネクタ11a、11bを介して接続する。内視鏡2の先端には、体腔内観察部位を撮像するための、固体撮像素子である、例えばCCD(C−MOSセンサでもよい)12が設けられている。
信号処理装置4は、アナログ映像処理部13にて、CCD12を駆動し撮像信号を相関2重サンプリング、ホワイトバランス等のアナログ映像信号処理を実行する。
また、信号処理装置4は、アナログ映像処理部13にて信号処理された映像信号をA/Dコンバータ14にてデジタル信号に変換し、デジタル映像処理部17に出力する。デジタル映像処理部17は、入力されたデジタル化された映像信号に対して、強調処理、拡大/縮小処理等のデジタル映像信号処理を実行する。デジタル映像処理部17にてデジタル処理された信号は、合成部15を介してD/Aコンバータ16に出力され、アナログTV信号としてモニタ3に出力される。そして、信号処理装置4は、モニタ3にCCD12にて撮像した体腔内観察部位の内視鏡画像を表示する。
一方、信号処理装置4は、キーボード7及びIDリード装置8と情報を送受するCPU21を備えている。このCPU21は、DSP22を制御して各種制御画面を、合成部15及びD/Aコンバータ16を介してモニタ3に表示し、キーボード7及びIDリード装置8からの情報をモニタ3に表示した各種制御画面に展開(表示)することができるようになっている。機能制御手段、表示形態選択手段、表示制御手段及び変更指示手段は、CPU21により構成される。
また、信号処理装置4は、患者情報等の情報入力手段としてのメモリカード31を、着脱自在の装着できるスロット部32を有している。そして、信号処理装置4では、CPU21は、スロット部32に装着されたメモリカード31にドライバ33を介して各種情報を記録/再生することができる。
さらに、信号処理装置4は、各種情報を表示する表示手段としてのフロントパネル50を備えている。このフロントパネル50の構成を、図3を用いて説明する。
フロントパネル50は、図3に示すように、電源スイッチ41及び前記スロット部32の他に、設定部52を有しており、この設定部52において、信号処理装置4での設定情報を、機能毎に、複数表示することができる。
図3においては、4つの機能(機能A、機能B、機能C、機能D)の設定情報を表示する4つの機能別表示エリア51からなる設定部52を備えたフロントパネルの例を示している。
この機能別表示エリア51は、設定値を、多様化された表示形態にて表示可能であり、設定値を変更するための変更ボタン部53を有している。なお、機能別表示エリア51における多様化された表示形態については、後述する。
(作用)
次に、このように構成された本実施例の作用について、図4ないし図8を用いて説明する。
次に、このように構成された本実施例の作用について、図4ないし図8を用いて説明する。
信号処理装置4の電源スイッチ41がONされると、CPU21は、信号処理装置4の各部を設定するための、図4に示すようなシステム設定画面100をモニタ3に表示する。
このシステム設定画面100において、例えばキーボード7により表示設定アイコン101が選択されると、表示設定表示ウインドウ102がシステム設定画面100上に展開される。この表示設定表示ウインドウ102は、フロントパネル50の機能別表示エリア51における表示形態を設定する表示ウインドウであり、表示形態として、
(1) (第1の表示形態としての)数値表示のみ
(2) (第2の表示形態としての)バー表示(図形表示)のみ
(3) 数値表示とバー表示(図形表示)の併用
が選択的に設定可能となっている。
(1) (第1の表示形態としての)数値表示のみ
(2) (第2の表示形態としての)バー表示(図形表示)のみ
(3) 数値表示とバー表示(図形表示)の併用
が選択的に設定可能となっている。
以下、表示設定表示ウインドウ102にて設定された上記表示形態の(1)、(2)及び(3)の各情報を表示形態情報と記す。
また、このシステム設定画面100において、例えばキーボード7により設定値変更Stepアイコン103が選択されると、図5に示すように、設定値変更Stepウインドウ104がシステム設定画面100上に展開される。この設定値変更Stepウインドウ104は、例えば設定部52の機能毎の、機能別表示エリア51の変更ボタン部53の操作による設定値の変更Step(1回の操作にて変更される設定値のステップ数)を指定するウインドウである。
そして、このようにしてシステム設定画面100において表示形態情報及び変更Stepが設定されると、CPU21は図6に示すような、例えばフロントパネル50における、多様化された表示形態を実現する表示形態設定処理を実行する。
すなわち、フロントパネル50における表示形態設定処理では、図6に示すように、信号処理装置4のCPU21は、ステップS1にてフロントパネル50の設定部52の変更ボタン部53が操作されたかどうか判断する。そして、CPU21は、設定部52の変更ボタン部53が操作されたと判断すると、ステップS2にてデフォルト値(Vc)に対して操作されたステップ数(Step=変更Step)を加えた値を新たな設定値(Vnew)とする(Vnew=Vc+Step)。
そして、CPU21は、ステップS3にて機能別表示エリア51における表示形態の表示設定(表示形態情報)が数値表示かどうか判断する(なお、例えば本実施例のデフォルト状態では、表示設定は数値表示に設定されている)。CPU21は、表示形態の表示設定(表示形態情報)が数値表示と判断すると、ステップS4にて新たな設定値(Vnew)を機能別表示エリア51に数値表示して、ステップS1に戻る。
また、CPU21は、表示形態の表示設定が数値表示でないと判断すると、ステップS5にて新たな設定値(Vnew)を機能別表示エリア51に図形表示として、バー表示する。さらに、CPU21は、ステップS6にて機能別表示エリア51における表示形態の表示設定(表示形態情報)が数値表示+バー表示(図形表示)かどうか判断する。
そして、CPU21は、機能別表示エリア51における表示形態の表示設定(表示形態情報)が数値表示+バー表示(図形表示)の場合にはステップS4に進み、ステップS4にて数値表示に加えバー表示(図形表示)する。一方、機能別表示エリア51における表示形態の表示設定(表示形態情報)が数値表示+バー表示(図形表示)でない場合には、CPU21での処理はステップS1に戻る。
このようにしてCPU21がフロントパネル50における表示処理を実行することで、フロントパネル50では、図7に示すような、多様化された表示形態にて機能毎の設定値の表示が行われる。
図7の例では、「機能A:表示形態情報=数値表示とバー表示(図形表示)の併用、変更Step=3Step」、「機能B:表示形態情報=数値表示とバー表示(図形表示)の併用、変更Step=10Step」、「機能C:表示形態情報=数値表示のみ、変更Step=1Step」、「機能D:表示形態情報=バー表示(図形表示)のみ、変更Step=1Step」の表示例を示している。
なお、CPU21は、図6の処理により表示形態が設定されると、図7にて説明したフロントパネル50の表示だけでなく、例えばキーボード7の操作により、図8に示すように、DSP22を制御して合成部15及びD/Aコンバータ16を介して、モニタ3に表示されている内視鏡画像200に、機能毎の設定値表示を図7と同様の表示形態にて重畳表示することができる。
(効果)
このように本実施例では、表示形態設定処理により、内視鏡システムの設定値情報の表示形態を多様化させて、選択的に多様化した表示形態にて機能毎に表示することができるので、術者は見やすい表示形態を選択できるばかりでなく、機能毎に最適な形態にて設定値を表示させることが可能となり、各種機能毎の設定状況を容易、かつ的確に認識することができる。
このように本実施例では、表示形態設定処理により、内視鏡システムの設定値情報の表示形態を多様化させて、選択的に多様化した表示形態にて機能毎に表示することができるので、術者は見やすい表示形態を選択できるばかりでなく、機能毎に最適な形態にて設定値を表示させることが可能となり、各種機能毎の設定状況を容易、かつ的確に認識することができる。
なお、表示形態設定処理による多様化した表示形態は、図7の表示形態に限らず、例えば図9(フロントパネル50の表示例)あるいは図10(モニタ3での重畳表示例)に示すように、数値表示の場合、表示する数値のフォントサイズ(例えば分子の数値のフォントサイズと、分母の数値のフォントサイズ)を視認しやすく変更して表示してもよいし、例えば図11(フロントパネル50の表示例)あるいは図12(モニタ3での重畳表示例)に示すように、表示形態情報=数値表示のみの場合には、バー表示(図形表示)領域部分に数値表示を拡大して表示するようにしてもよい。このような数値表示を行うことで、より各種機能毎の設定状況を容易、かつ的確に認識することが可能となる。
図13ないし図15は本発明の実施例2に係わり、図13はCPUの作用を説明するフローチャート、図14は図13の処理におけるモニタ上に展開されるシステム設定画面の表示例を示す第1の図、図15は図13の処理におけるモニタ上に展開されるシステム設定画面の表示例を示す第2の図である。
実施例2は、実施例1とほとんど同じであるので、異なる点のみ説明する。
上述した実施例1においては、表示形態設定処理による多様化した表示形態の情報(表示形態情報)は、術者毎にメモリカード31に保存することができる(図2参照)。
そこで、本実施例は、その構成は実施例1と同じであり、IDリード装置8により例えば手技を実施する術者のIDをID CARD等の認証用カード9から読み出した場合(図1参照)の、メモリカード31に保存された術者別の多様化された表示形態の表示を実現する術者別表示処理を実行する。
具体的には、術者別表示処理では、図13に示すように、CPU21は、IDリード装置8により認証用カード9から術者のIDが読み出されると、ステップS21にてメモリカード31より術者検索を実行するかどうかの入力を待つ。例えば看護師は手技前に術者のIDをID CARD等の認証用カード9から読み出すことで、CPU21に術者のIDを認識させる。そして、看護師はキーボード7を用いて、この術者のIDに基づいてメモリカード31より術者検索を実行するかどうかの入力を行う。
術者検索の実行指示が入力されると、CPU21は、ステップS22にてメモリカード31より術者検索を実行し、メモリカード31に保存されている術者の表示形態情報を読み出す。
そして、CPU21は、ステップS23にて、例えば看護師がキーボード7を操作して設定値の変更を実施したかどうか判断する。設定値の変更がない場合には、ステップS24にて、CPU21は、ステップS22において読み出した表示形態情報に基づいて、フロントパネル50の表示を実行する。
また、CPU21は、ステップS23において設定値の変更があると判断すると、ステップS25に進み、ステップS25にて実施例1の図6にて説明した表示形態設定処理を実行し、ステップS26にて表示形態設定処理の完了を確認する。
図14及び図15は、メモリカード31に保存された術者別の多様化された表示形態情報に基づく、システム設定画面100上に展開される、表示設定表示ウインドウ102及び設定値変更Stepウインドウ104を示している。図14に示すように、表示設定表示ウインドウ102ではメモリカード31から読み出す術者名の選択/入力が可能なラジオボタンを有した表示となっており、また図15に示すように、設定値変更Stepウインドウ104では選択された術者(ユーザA)の変更Stepが表示される。
なお、本実施例では、術者のIDに基づいて、例えば
(1) 機能毎の設定値のデフォルト値を術者毎に可変に設定
(2) 機能毎の設定値の設定範囲を術者毎に可変に設定
(3) 機能毎の設定値の上限値、下限値、中央値のすくなくともいずれか1つを術者毎に可変に設定
の各設定制御を実施することができる。
(1) 機能毎の設定値のデフォルト値を術者毎に可変に設定
(2) 機能毎の設定値の設定範囲を術者毎に可変に設定
(3) 機能毎の設定値の上限値、下限値、中央値のすくなくともいずれか1つを術者毎に可変に設定
の各設定制御を実施することができる。
なお、上記術者のIDに基づく(3)の機能毎の設定値の上限値、下限値を超えて設定値を変更しようとする場合は、図示しない警告手段により警告する(警告音発生、警告用LED点灯)ようにしてもよい。
(効果)
このように本実施例では、実施例1の効果に加え、術者のIDをIDリード装置8から読み出し、読み出した術者のIDに基づき、メモリカード31に保存された術者別の多様化された表示形態情報を検索して、フロントパネル50の表示形態を設定できるので、予めメモリカード31に保存している術者の表示形態情報は、術者のIDをCPU21に認識させるだけで、容易に設定することができる。
このように本実施例では、実施例1の効果に加え、術者のIDをIDリード装置8から読み出し、読み出した術者のIDに基づき、メモリカード31に保存された術者別の多様化された表示形態情報を検索して、フロントパネル50の表示形態を設定できるので、予めメモリカード31に保存している術者の表示形態情報は、術者のIDをCPU21に認識させるだけで、容易に設定することができる。
また、内視鏡システムにおいて、連続してシステムを使用する場合、前回使用した術者の表示形態情報が内視鏡システムに残ることになるが、引き続き同じ術者がシステムを使用する場合は、CPU21は術者のIDにより表示形態情報に変化がないことを認識することができるので、表示形態情報の再設定を行う必要がない。
また、前回と異なる術者がシステムを使用する場合は、CPU21は、術者のIDにより、システムに残っている表示形態情報と、これから使用しようとする術者の表示形態情報が異なることも認識できるので、例えば、表示形態情報の再設定を行うかどうかをモニタ等に表示して告知/警告することが可能となり、確実に、システムを使用する術者の表示形態情報による表示が可能となる。
なお、上記実施例では、術者のIDを、IDリード装置8を用いてID CARD(磁気カードあるいはICカード)等の認証用カード9より読み出すとしたが、これに限らず、例えば図16に示すように、信号処理装置4をネットワークとしての院内LAN300と接続可能に構成することで、院内LAN300に接続されているIDリード装置8とは異なる端末301により術者のIDを入力するようにしてもよい。
また、図17に示すように、信号処理装置4に例えば指紋照合手段等の生体情報認識装置302を接続し、術者の生体情報により術者のIDを判定するようにしてもよい。
さらに、図18に示すように、ID CARD等の認証用カード9に、例えばRF−IDのような無線情報タグを設け、この無線情報タグを読み出すRF−IDリーダ機能を信号処理装置4に設けて術者のIDを読み出すようにしてもよい。
なお、上記各実施例においては、変更ボタン部53の操作状況に応じて、表示形態を数値表示あるいはバー表示(図形表示)と、を切り替える(例えば、変更ボタン部53の操作が「短押し操作」、「長押し操作」にて変更Stepの変化量の変更が可能であり、「短押し操作」、「長押し操作」を検出することにより、術者(あるいは看護師)が大まかな値の調整をしたいのか、厳密な調整をしたいのかを、推定し、「短押し操作」時には厳密な調整をしやすいように例えば第1の表示形態である数値表示とし、「長押し操作」時には大まかな設定値の状況が直感的に認識できるよう例えば第2の表示形態であるバー表示(図形表示)を行う)ようにしてもよい。
また、第2の表示形態である図形表示としては、バー表示のようにバーグラフ等の数値の変化に応じて変化するような表示のみに限定されるものではなく、例えば、所定の閾値付近に設定値が到達した場合に、その旨を通知する表示を行う(例えば、警告用LEDを点灯させる、フロントパネルまたはモニタの一部にその旨を通知する表示を行う等)ようにしてもよい。
さらに、数値表示とバー表示(図形表示)の併用表示のための、所定の併用条件(併用表示が望ましい状況)を予め設定しておき、このような所定の併用条件が発生した場合には、設定した表示形態情報によらず、例えば強制的に数値表示とバー表示(図形表示)の併用表示に切り替えるようにしてもよい。さらに、変形例として、所定の併用条件が発生した場合には、一定時間毎に数値表示とバー表示(図形表示)を繰り返し表示するようにしてもよい。
本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
1…内視鏡システム
2…内視鏡
3…モニタ
4…信号処理装置
7…キーボード
8…IDリード装置
9…認証用カード
12…CCD
13…アナログ映像処理部
14…A/Dコンバータ
15…合成部
16…D/Aコンバータ
17…デジタル映像処理部
21…CPU
22…DSP
31…メモリカード
32…スロット部
33…ドライバ
41…電源スイッチ
50…フロントパネル
51…機能別表示エリア
52…設定部
53…変更ボタン部
2…内視鏡
3…モニタ
4…信号処理装置
7…キーボード
8…IDリード装置
9…認証用カード
12…CCD
13…アナログ映像処理部
14…A/Dコンバータ
15…合成部
16…D/Aコンバータ
17…デジタル映像処理部
21…CPU
22…DSP
31…メモリカード
32…スロット部
33…ドライバ
41…電源スイッチ
50…フロントパネル
51…機能別表示エリア
52…設定部
53…変更ボタン部
Claims (11)
- 複数の機能の設定値を指定し、前記設定値に基づき、前記複数の機能を制御する機能制御手段と、
前記設定値を前記複数の機能毎に表示する表示手段と、
前記表示手段に表示する前記設定値の第1の表示形態と、前記表示手段に表示する前記設定値の第2の表示形態と、の少なくとも一方の表示形態を、前記複数の機能毎に選択する表示形態選択手段と、
前記表示形態選択手段にて選択された前記表示形態により、前記表示手段における前記設定値の表示を制御する表示制御手段と
を備えたことを特徴とする内視鏡システム。 - 前記機能制御手段に対して、前記設定値の変更を指示する変更指示手段をさらに備え、
表示形態選択手段は、前記変更指示手段の変更指示に基づいて、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態と、の少なくとも一方の表示形態を、前記複数の機能毎に選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡システム。 - 前記変更指示手段は、前記設定値を所定の変化量単位にて変更することを指示する
ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡システム。 - 前記所定の変化量を可変して設定する変化量設定手段をさらに備えた
ことを特徴とする請求項3に記載の内視鏡システム。 - 表示手段は、前記所定の変化量を表示する
ことを特徴とする請求項3または4に記載の内視鏡システム。 - 前記第1の表示形態は数値による表示形態であり、前記第2の表示形態は図形による表示形態である
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の内視鏡システム。 - 前記表示形態選択手段は、外部機器から送信される識別情報に基づき、前記第1の表示形態と前記第2の表示形態と、の少なくとも一方の表示形態を、前記複数の機能毎に選択する
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の内視鏡システム。 - 前記機能制御手段は、前記識別情報に基づき、前記複数の機能の前記設定値を指定する
ことを特徴とする請求項7に記載の内視鏡システム。 - 前記機能制御手段は、前記識別情報に応じて、前記設定値のデフォルト値を変更して指定する
ことを特徴とする請求項7または8に記載の内視鏡システム。 - 前記機能制御手段は、前記識別情報に応じて、前記設定値の変更可能な範囲を可変する
ことを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1つに記載の内視鏡システム。 - 前記機能設定手段は、前記識別情報に応じて、前記設定値の上限値、下限値、中央値の少なくとも1つを変更する
ことを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1つに記載の内視鏡システム。
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