JP2003070805A - 医療機器制御装置 - Google Patents

医療機器制御装置

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JP2003070805A
JP2003070805A JP2001269304A JP2001269304A JP2003070805A JP 2003070805 A JP2003070805 A JP 2003070805A JP 2001269304 A JP2001269304 A JP 2001269304A JP 2001269304 A JP2001269304 A JP 2001269304A JP 2003070805 A JP2003070805 A JP 2003070805A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療機器を安価に集中制御可能な医療機器制
御装置を実現する。 【解決手段】 医療機器制御装置1は、手術室2毎に設
けた複数の医療機器3(3a〜3c)をそれぞれ集中制
御する複数の集中制御装置4と、これら複数の集中制御
装置4に対して、通信接続可能なモバイル装置5とから
構成されている。前記モバイル装置5は、前記複数の医
療機器3(3a〜3c)を制御するための制御データを
設定記録し、この記録した制御データを該当する手術室
2の集中制御装置4に送信し記録させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の医療機器を
制御する医療機器制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の医療機器で構成されるシステムと
して、例えば内視鏡を備えた医療用内視鏡システムが挙
げられる。一般的な内視鏡システムは、観察を行うため
の内視鏡と、この内視鏡に接続されるカメラヘッドと、
このカメラヘッドで撮像した画像信号を処理する内視鏡
用カメラ装置と、被写体を照明するために上記内視鏡へ
照明光を供給する光源装置と、上記内視鏡用カメラ装置
で信号処理して得た内視鏡画像を表示するモニタなどを
備えている。
【0003】上記内視鏡システムは、被検部位へ内視鏡
を挿入し、光源装置からの照明光を被写体へ照射して内
視鏡で被写体の光学像を得ている。そして、上記内視鏡
システムは、カメラヘッドで撮像した被写体像の画像信
号を内視鏡用カメラ装置で信号処理してモニタに内視鏡
画像を映し出すようになっている。このような内視鏡シ
ステムにより、体腔内などの観察、検査が行われる。
【0004】また、内視鏡を用いた外科手術なども行わ
れている。この内視鏡外科手術は、前述の装置に加え
て、腹腔内を膨張させるために用いる気腹装置や、生体
組織を切除或いは凝固する高周波焼灼装置等処置装置を
用い、内視鏡下で被処置部位を観察しながら各種処置が
なされている。
【0005】このような従来の医療用内視鏡システムを
用いた内視鏡外科手術は、例えば、図12に示すように
行われる。図12は、従来の内視鏡外科手術の準備段階
から手術及び後片づけの流れを示す説明図である。通
常、ユーザは、手術前に器材を手術室へ搬入し、ケーブ
ルやチューブ類の接続を行って準備を行う。これら接続
が完了した所で、ユーザは、電源を投入して医療用内視
鏡システムを起動させ、内視鏡手術を開始する。
【0006】ここで、ユーザは、内視鏡手術の前に先立
って、例えば上記高周波焼灼装置や気腹装置などの各種
医療機器に対して予め、初期設定を行う。このとき、起
動される医療用内視鏡システムは、フローAに示す各種
医療機器を個別に制御するものと、フローBに示す各種
医療機器を集中制御するものとの2種類ある。
【0007】前者の医療用内視鏡システムは、各医療機
器を個別に操作、制御する構成である。このため、前者
の医療用内視鏡システムは、初期設定を個別に設定する
等、操作が極めて煩雑である。後者の医療用内視鏡シス
テムは、統合システムと呼ばれる集中制御システムであ
り、例えば、特開平9−31949号公報に記載されて
いるように各医療機器を集中的に操作、制御する医療機
器制御装置を備えたものが提案されている。上記特開平
9−31949号公報に記載されている医療機器制御装
置は、各医療機器の初期設定を自動的に一度に設定する
等、操作が極めて簡易である。
【0008】ここまでが手術前の準備であって、各医療
機器の初期設定が終了すると、ユーザは手術を行う。こ
のとき、ユーザは、内視鏡下外科手術を行う最中にも、
例えば気腹装置の変更や高周波焼灼装置の出力電圧の変
更など術中に各医療機器の設定変更を行うこともある。
手術が終了すると、ユーザは、電源を切断し、医療用内
視鏡システムのケーブル及びチューブ類を取り外して終
了する。
【0009】上記特開平9−31949号公報に記載の
医療機器制御装置は、上記フローBに示す自動設定を1
つのシステムで行うものである。しかしながら、内視鏡
下外科手術は、医療機器の設定を行うフローA又はフロ
ーBの段階が、手術中に医療機器を個別に操作するフロ
ーCの段階に比べて圧倒的に多い。一般に、手術室は、
通常複数設置され、内視鏡下外科手術や一般の開腹手術
にスケジュールされて使用されている。近年、このよう
な内視鏡下外科手術の適用が増え、医療機器制御装置
は、複数の手術室毎に広く利用されるようになってき
た。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−31949号公報に記載の医療機器制御装置
は、全ての医療機器を集中して制御するために大型のタ
ッチパネルを制御装置に備えるなどして高価なシステム
となってしまっていた。また、上記医療機器制御装置
は、上述したフローBに示す各医療機器の初期設定時に
おける自動設定を個々の手術室毎に行っている。このた
め、ユーザは、各手術室毎に上記医療機器制御装置を利
用する場合、各手術室毎に繁雑な初期設定等を行う必要
があった。
【0011】本発明は、これらの事情に鑑みてなされた
ものであり、医療機器を安価に集中制御可能な医療機器
制御装置を提供することを目的とする。また、本発明の
他の目的は、制御手段に対してモバイル装置で全て(制
御手段で設定できる項目を含む)の設定を可能にする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、複
数の医療機器を制御するための制御手段を備えた医療機
器制御装置において、前記複数の医療機器を制御するた
めの制御データを設定記録し、この記録した制御データ
を前記制御手段に送信し記録させるためのモバイル装置
を有することを特徴としている。また、本発明の請求項
2は、複数の医療機器を制御するための制御手段を備え
た医療機器制御装置において、前記複数の医療機器を制
御するための制御データを記録し、この記録した制御デ
ータを前記制御手段に送信し記録させるためのモバイル
装置を有することを特徴としている。また、本発明の請
求項3は、請求項1において、前記モバイル装置は、前
記制御データを入力するための入力操作手段と、この入
力操作手段で入力した制御データを記録する記憶手段
と、前記記憶手段に記録した制御データを読み出して前
記制御手段へ送信する送信手段と、を具備したことを特
徴としている。また、本発明の請求項4は、請求項2に
おいて、前記モバイル装置は、前記制御データを記録す
るための記憶手段を着脱自在に設けたことを特徴として
いる。また、本発明の請求項5は、請求項3において、
前記モバイル装置は、前記制御手段で設定された制御デ
ータを取り込み、新たな制御データとして前記記憶手段
に記録することを特徴としている。この構成により、医
療機器を安価に集中制御可能な医療機器制御装置を実現
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態を
備えた医療機器制御装置の全体構成を示す回路ブロック
図、図2は図1のモバイル装置を示す外観正面図、図3
ないし図5はモバイル装置の具体的な操作例を説明する
説明図であり、図3は設定値登録変更モードが液晶表示
部に表示されている際の説明図、図4は設定値読み出し
モードが液晶表示部に表示されている際の説明図、図5
は集中制御装置から送信された各医療機器の制御データ
を新規データとして表示登録される際の説明図である。
【0014】図1に示すように本発明の第1の実施の形
態の医療機器制御装置1は、手術室2毎に設けた複数の
医療機器3(3a〜3c)をそれぞれ集中制御する複数
の集中制御装置4と、これら複数の集中制御装置4に対
して、通信接続可能なモバイル装置5とから構成されて
いる。尚、ここで、通信接続可能とは、有線、又は無線
で通信することを意味する。本実施の形態では、前記モ
バイル装置5は、前記集中制御装置4のコネクタ受け部
6に着脱自在に接続されるコネクタ7を備えて、相互に
通信可能に構成されているが、前記モバイル装置5及び
前記集中制御装置4にそれぞれ赤外線や電磁波等の無線
を送受信する送受信手段を設けて相互に通信可能に構成
しても良い。
【0015】また、図1中、手術室2は2つ(2A,2
B)設置されており、それに伴い集中制御装置4は2つ
(4A,4B)設けている。尚、前記手術室2は2つ以
上設置しても良いし、前記集中制御装置4は、2つ以上
設けても良い。また、前記集中制御装置4は、必ずしも
前記手術室2と同数に設ける必要はない。
【0016】前記集中制御装置4は、前記複数の医療機
器3(3a〜3c)が接続されている。これら複数の医
療機器3(3a〜3c)は、例えば、内視鏡装置と、こ
の内視鏡装置下で処置部位を観察しながら各種処置を行
う処置装置等である。
【0017】前記内視鏡装置は、図示しないが観察を行
うための内視鏡と、この内視鏡に接続されるカメラヘッ
ドと、このカメラヘッドで撮像した画像信号を処理する
内視鏡用カメラ装置と、被写体を照明するために上記内
視鏡へ照明光を供給する光源装置と、上記内視鏡用カメ
ラ装置で信号処理して得た内視鏡画像を表示するモニタ
などを備えて構成される。前記処置装置は、図示しない
が例えば、腹腔内を膨張させるために用いる気腹装置
や、生体組織を切除或いは凝固する高周波焼灼装置など
の手術機器等である。
【0018】前記集中制御装置4は、前記複数の医療機
器3(3a〜3c)と着脱自在に接続可能な通信インタ
ーフェース回路(以下、通信I/F回路)11と、この
通信I/F回路11を介して前記複数の医療機器3(3
a〜3c)を集中制御するための集中制御CPU12
と、この集中制御CPU12が動作するためのプログラ
ムを内蔵したROM13と、前記複数の医療機器3(3
a〜3c)の制御データを記憶するメモリ14と、前記
モバイル装置5と通信接続可能な通信I/F回路15と
から主に構成されている。また、前記集中制御装置4
は、前記集中制御CPU12に操作パネル16が接続さ
れている。この操作パネル16は、シートスイッチのよ
うな簡易な操作入力手段を用いている。このため、この
操作パネル16は、安価に構成することができる。
【0019】前記集中制御装置4は、前記通信I/F回
路15を介して前記複数の医療機器3(3a〜3c)と
各々シリアル通信を行うようになっている。前記集中制
御装置4は、前記操作パネル16から入力された操作コ
マンドに基づき、該当する医療機器に対して前記集中制
御CPU12が個別の制御を行うようになっている。
尚、従来の図12で説明したフローCに相当する術中の
医療機器操作は、前記操作パネル16で行う構成となっ
ている。術中にユーザが各医療機器の設定を変更する項
目は、非常に限られており、シートスイッチのような限
られた操作ボタンしかない操作入力手段でも充分操作可
能となっている。
【0020】前記モバイル装置5は、前記集中制御装置
4と通信接続可能な通信I/F回路21と、この通信I
/F回路21を介して前記集中制御装置4に対して動作
するためのモバイルCPU22と、このモバイルCPU
22が動作するためのプログラムを内蔵したROM23
と、前記制御データを入力するための入力操作手段とし
ての操作スイッチ群24及びこの操作スイッチ群24の
入力操作によるメニュー画像を表示するための液晶表示
部25と、前記操作スイッチ群24の入力操作により入
力される制御データを記憶するメモリ26とから主に構
成されている。
【0021】前記モバイル装置5は、前記集中制御装置
4が前記複数の医療機器3(3a〜3c)を制御するた
めの集中制御用プログラムと、前記メニュー画像を前記
液晶表示部25に表示させると共に、前記操作スイッチ
群24の入力操作に基づき、前記集中制御装置4に対し
て前記モバイルCPU22が動作するための動作プログ
ラムとを前記ROM23に内蔵している。
【0022】前記モバイル装置5は、図2に示すように
前記液晶表示部25に前記複数の医療機器3(3a〜3
c)を制御するためのメニュー画像30が表示されるよ
うになっている。前記メニュー画像30は、一番上に現
在のモードを表すモード表示欄31が配置されている。
このモード表示欄31の下部は、現在のモードによるパ
ラメータ表示欄32が配置され、このパラメータ表示欄
32の右側には、パラメータ入力欄33が配置されてい
る。前記パラメータ入力欄33の側部は、これらパラメ
ータ入力欄33のいずれか一つを選択した際に、選択し
たパラメータ入力欄33の位置を示すリスト表示欄34
が配置されている。
【0023】前記モバイルCPU22で動作される前記
動作プログラムは、前記集中制御装置4が前記複数の医
療機器3(3a〜3c)を制御するための初期設定値等
の制御データを設定し、この設定した制御データを前記
集中制御装置4に登録するための設定値登録変更モード
と、この設定値登録変更モードで登録された設定値を読
み出す設定値読み出しモードとを有している。
【0024】前記モバイル装置5は、前記液晶表示部2
5の下部に前記操作スイッチ群24が設けられている。
前記操作スイッチ群24は、前記メニュー画像30のパ
ラメータを選択するための選択操作ボタン41と、この
選択操作ボタン41で選択されたパラメータの設定変更
を確定するための確定操作ボタン42と、この確定操作
ボタン42で確定された設定値の制御データを前記集中
制御装置4に送信するための送信ボタン43と、前記設
定値読み出しモードに切り換える設定値読出ボタン44
と、前記操作パネル16で入力されて前記メモリ14に
記憶されている前記集中制御装置4の制御データを読み
込むコピーボタン45とを有している。前記メニュー画
像30は、前記選択操作ボタン41により前記パラメー
タ入力欄33の各々のパラメータを選択され、変更され
た設定値を前記確定操作ボタン42で登録確定するよう
になっている。
【0025】次に、図3〜図5を用いて前記モバイル装
置5の具体的な操作例を説明する。先ず、医療機器の選
択及びパラメータの変更を行う設定登録変更モードにつ
いて説明する。図3は、医療機器のパラメータを変更登
録する設定値登録変更モードが表示されている例を示し
ている。尚、この図3は、医療機器として高周波焼灼装
置及び気腹装置の設定値登録変更モードが液晶表示部2
5に表示されている。
【0026】図3に示すメニュー画像30Aは、設定値
登録変更モードであるので、モード表示欄31は“設定
登録変更”である。尚、このメニュー画像30Aは、電
源が投入された場合、最初に設定登録変更モードが表示
されるようになっている。パラメータ表示欄32として
は、医療機器の名称表示欄51が配置されている。ま
た、パラメータ入力欄33としては、パラメータ表示欄
32である名称表示欄51の右側にそれぞれ設定値入力
欄52が配置されている。これら設定値入力欄52は、
処置モード名称や設定名称と共に、設定値が表示される
ようになっている。また、名称表示欄51の下部は、変
更した設定値入力欄52を確定登録する登録ボタン53
が配置されている。
【0027】ユーザは、選択操作ボタン41を操作し
て、名称表示欄51にカーソルを移動させると、この名
称表示欄51が図示しないドロップダウン表示をするよ
うになっている。そして、ユーザは、このドロップダウ
ン表示の中で、所望の医療機器の名称にカーソルを移動
させて選択し、確定操作ボタン42で確定する。する
と、変更したい医療機器の名称が名称表示欄51に表示
されると共に、この変更したい医療機器の処置モード名
称や設定名称と共に、設定値が設定値入力欄52に表示
されるようになっている。
【0028】例えば、ユーザが所望の医療機器として高
周波焼灼装置を選択すると、名称表示欄51は“高周波
焼灼装置”が表示され、設定値入力欄52は、処置モー
ド名称及び設定値として“切開出力 15W”及び“凝
固出力 20W”が表示されるようになっている。この
とき、設定値入力欄52は、前回の処置モード名称又は
設定名称及びこれらの設定値が表示されるようになって
いる。
【0029】次に、ユーザは、選択操作ボタン41を操
作して、設定値入力欄52にカーソルを移動させ変更し
たい設定値入力欄52を選択すると、この設定値入力欄
52が図示しないドロップダウン表示をするようになっ
ている。このとき、リスト表示欄34は、選択された設
定値入力欄52の位置を示すようになっている。尚、図
3中、リスト表示欄34は、“切開出力 15W”の位
置を表示している。
【0030】そして、ユーザは、このドロップダウン表
示の中で、所望の処置モード名称又は設定名称及びこれ
らの設定値にカーソルを移動させて選択し、確定操作ボ
タン42で確定する。すると、変更したい処置モード名
称又は設定名称及びこれらの設定値が設定値入力欄52
に表示される。
【0031】そして、ユーザは、設定値の変更を終了す
ると、選択操作ボタン41を操作してカーソルを登録ボ
タン53に移動させ、確定操作ボタン42で登録を確定
する。すると、モバイル装置5は、モバイルCPU22
の制御により変更された医療機器の設定値が制御データ
としてメモリ26上に記憶されるようになっている。こ
のようにモバイル装置5は、所望の医療機器の設定値を
変更登録し、前記集中制御装置4に送信し記録させるよ
うになっている。
【0032】先ず、登録した設定値を読み出す設定値読
み出しモードについて説明する。ユーザが設定値読出ボ
タン44を押下操作すると、図4に示すように設定値読
み出しモードが液晶表示部25に表示されるようになっ
ている。図4は、設定値読み出しモードが表示されてい
る例を示している。図4に示すメニュー画像30Bは、
設定値読み出しモードであるので、モード表示欄31は
“設定読み出し”である。
【0033】また、パラメータ表示欄32としては、設
定欄61が配置されている。また、パラメータ入力欄3
3としては、パラメータ表示欄32である設定欄61の
右側にそれぞれ設定表示欄62が配置されている。これ
ら設定表示欄62は、各手術室2に対して順次割り当て
られた設定番号及びこれら設定番号に応じた各設定の登
録名が表示されるようになっている。更に、具体的に説
明すると、設定表示欄62では、例えば、一般外科の機
材を用いて手術を行う場合、一般外科で用いる機器の設
定を記憶した“一般外科”を選択するようになってい
る。
【0034】ユーザは、選択操作ボタン41を操作して
カーソルを設定表示欄62の所望の登録名に移動させ、
確定操作ボタン42で確定する。このとき、リスト表示
欄34は、選択確定された設定表示欄62の位置を示す
ようになっている。尚、図4中、リスト表示欄34は、
“泌尿器科”の位置を表示している。
【0035】そして、ユーザは、送信ボタン43を押下
操作する。すると、モバイルCPU22は、選択確定さ
れた設定表示欄62に表示されている登録名に応じて、
メモリ26上に記憶されている制御データを読み出し、
通信I/F回路10を介して集中制御装置4、例えば、
手術室2Aの集中制御装置4Aへ送信し記録させるよう
になっている。
【0036】集中制御装置4は、集中制御CPU12の
制御により、モバイル装置5から送信された制御データ
を通信I/F回路11を介して受信し、この受信した制
御データをメモリ14上に記憶するようになっている。
そして、集中制御装置4は、集中制御CPU12の制御
により、メモリ14上に記憶された制御データに基づい
て複数の医療機器3(3a〜3c)を制御するようにな
っている。
【0037】このようにモバイル装置5は、集中制御装
置4と通信接続可能になっているので、手術室2Aの集
中制御装置4Aから別室の手術室22Bに設置された集
中制御装置4Bにも同様に通信接続してこの集中制御装
置4Bに接続された医療機器3(3a〜3c)も制御す
ることが可能である。
【0038】この後、ユーザは、集中制御装置4Aを操
作することで、医療機器3(3a〜3c)を用いて、手
術室2Aで手術を開始する。ユーザは、手術中、集中制
御装置4Aに接続された操作パネル16を操作すること
で医療機器3(3a〜3c)を制御する。このとき、操
作パネル16で設定された各医療機器3(3a〜3c)
の制御データは、通信I/F回路12を介して集中制御
CPU12に伝送され、メモリ14に記憶される。
【0039】手術終了後、この集中制御装置4Aのメモ
リ14に記憶された各医療機器3(3a〜3c)の制御
データを新規データとしてモバイル装置5に送信する。
ユーザは、モバイル装置5を再び集中制御装置4Aに通
信接続する。そして、ユーザは、モバイル装置5のコピ
ーボタン45を押下操作する。すると、モバイル装置5
は、モバイルCPU22の制御により、集中制御装置4
Aの集中制御CPU12に対してメモリ14に記憶され
た各医療機器3(3a〜3c)の制御データを読み込ま
せ、通信I/F回路15を介して送信させる。
【0040】モバイル装置5は、モバイルCPU22の
制御により、集中制御装置4から送信された各医療機器
3(3a〜3c)の制御データを図5に示すように、メ
ニュー画像30Cに“New data”として表示され、登録
される。このとき、メニュー画像30Cは、“設定値読
み出し”モードとなっており、設定表示欄62の最下段
に例えば、“設定5:New data”として表示される。そ
して、この制御データは、設定表示欄62の下部に配置
される文字入力エリア63から登録名を入力されて登録
され、メモリ26に記憶されるようになっている。
【0041】このことにより、モバイル装置5は、手術
室2Aの集中制御装置4Aの設定をコピーすることがで
きる。よって、このモバイル装置5は、例えば手術室2
Bのような別室の集中制御装置4Bに通信接続すること
により、容易に手術室2Aと同じ設定とすることができ
る。この結果、本実施の形態は、医療機器3(3a〜3
c)を安価に集中制御可能な医療機器制御装置1を実現
することができる。
【0042】尚、本実施の形態では、前記モバイル装置
5は、前記制御データを記録するための前記メモリ26
を固定されて構成されているが、本発明はこれに限定さ
れず、予め制御データを記録させたメモリを着脱自在に
取り付け可能に構成し、このメモリを取り付けること
で、このメモリに記憶させたデータを前記集中制御装置
4に送信記憶させる構成にしても良い。この場合、メモ
リは、パーソナルコンピュータ等の他の装置で制御デー
タを記録させても良い。更に、この場合、前記モバイル
装置5は、前記制御データを入力するための入力操作手
段を設ける必要がない。
【0043】(第2の実施の形態)図6ないし図11は
本発明の第2の実施の形態に係り、図6は本発明の第2
の実施の形態を備えた医療機器制御装置を示す外観構成
図、図7は図6の端末モニタ上に表示される登録名入力
画像を示す説明図、図8は図6の端末モニタ上に表示さ
れる機器選択画像を示す説明図、図9は図6の端末モニ
タ上に表示される設定入力画像を示す説明図、図10は
図6の端末モニタ上に表示される登録確認画像を示す説
明図、図11はプログラミング端末のデータ追加制御の
流れを示すフローチャートである。
【0044】本第2の実施の形態は、前記モバイル装置
5の入力操作手段としてこのモバイル装置5に通信接続
可能なプログラミング端末を用いて医療機器制御装置1
を構成する。それ以外の構成は、上記第1の実施の形態
と同様なので説明を省略し、同じ構成には同じ符号を付
して説明する。
【0045】即ち、図6に示すように本第2の実施の形
態の医療機器制御装置70は、前記モバイル装置5の入
力操作手段としてこのモバイル装置5に通信接続可能な
プログラミング端末71を有して構成される。尚、ここ
で、通信接続可能とは、有線、又は無線で通信すること
を意味する。本実施の形態では、前記プログラミング端
末71は、前記モバイル装置5の接続コード71aを接
続して前記モバイル装置5と通信を行うための通信ポー
ト72を端末本体73に備えて、相互に通信可能に構成
されているが、前記モバイル装置5及び前記プログラミ
ング端末71にそれぞれ赤外線や電磁波等の無線を送受
信する送受信手段を設けて相互に通信可能に構成しても
良い。
【0046】また、前記プログラミング端末71は、こ
の端末本体73が端末モニタ74に接続されて用いられ
るようになっている。このプログラミング端末71は、
例えば、パーソナルコンピュータによって構成されてい
る。尚、前記端末本体73は、図示しないキーボードや
マウス等の入力部が接続されて、操作されるようになっ
ている。
【0047】前記端末本体73は、前記モバイル装置5
のメモリ26に記憶されるプログラム又は制御データを
変更するためのソフトウェアがインストールされてい
る。また、前記端末本体73は、前記モバイル装置5に
登録される医療機器の制御データを図示しないハードデ
ィスクに記憶するようになっている。
【0048】このように構成されている医療機器制御装
置70は、モバイル装置5をプログラミング端末71に
通信接続されて用いられる。図6中、プログラミング端
末71は、端末モニタ74に起動画像80が表示されて
いる。尚、この起動画像80は、電源が投入された場
合、最初に表示されるようになっている。この起動画像
80は、プログラミング端末71に設定値を登録するた
めの登録ボタン81と、この登録ボタン81で登録され
た設定値をモバイル装置5に送信するための送信ボタン
82とが配置されている。
【0049】先ず、登録ボタン81を操作して設定登録
を行う際のプログラミング端末71の動作を説明する。
ユーザがキーボードやマウス等を操作して登録ボタン8
1を操作すると、この端末モニタ74上の画面は図7に
示す登録名入力画像83に切り替わる。
【0050】図7に示される登録名入力画像83は、図
1で説明した各手術室2に対して、これら手術の種類等
に応じた登録名を入力するための画像である。これら設
定番号欄84の右側には、登録名が入力される登録名入
力欄85が配置されている。設定番号欄84の下側に
は、各登録名入力欄85間のカーソルの移動を行うため
のアップダウンボタン86が配置されている。更に、画
面右下には、登録ボタン87が配置されている。
【0051】ユーザは、キーボードやマウス等を用い
て、プログラミング端末71に登録名を入力する。ここ
で、図7中、登録名入力画像83は、既に設定1から設
定4まで登録名が登録名入力欄85に入力されており、
カーソルが設定5に位置して、この設定5の登録名入力
欄85に登録名が入力される場合を示している。尚、登
録名入力欄85に入力される登録名は、例えば、設定1
は一般外科、設定2は泌尿器科、設定3は産婦人科、設
定4は形成外科である。尚、図7中、登録名入力画像8
3は、設定1から設定5まで配置されているが、更にそ
れ以上の設定は、カーソルの移動に伴い表示欄がスクロ
ールすることで行われるようになっている。
【0052】そして、ユーザは、登録名を入力後、同様
にキーボードやマウス等を操作して、登録ボタン87を
操作することで、登録名が登録されるようになってい
る。このことにより、プログラミング端末71は、登録
名が設定(記憶)され、手術の種類等に応じた登録名を
割り当てることが可能である。従って、ユーザは、登録
された登録名を選択することで、手術室に設置されてい
る各医療機器3(3a〜3c)を所望の設定となるよう
選択設定することが可能となる。そして、登録ボタン8
7が操作されると、端末モニタ74上の画面は、図8に
示す機器選択画像90に切り替わる。
【0053】図8に示される機器選択画像90は、登録
を行いたい医療機器3を画面上で選択するための画像で
ある。機器選択画像90は、医療機器として高周波焼灼
装置等の名称が医療機器表示欄91に配置されている。
また、画面右下には、確定ボタン92が配置されてい
る。
【0054】ここで、ユーザは、キーボードやマウス等
を用いて、登録を行いたい医療機器を選択し、確定ボタ
ン92を操作することで確定するようになっている。
尚、本実施の形態では、医療機器として高周波焼灼装置
及び気腹装置を選択しているとする。そして、確定ボタ
ン92が操作されると、端末モニタ74上の画面は、図
9に示す設定入力画像93に切り替わる。
【0055】図9に示される設定入力画像93は、図8
で説明した機器選択画像で選択された医療機器に対して
設定入力を行うための画像である。この設定入力画像9
3は、図8でユーザが選択した医療機器に対して、所望
の設定値を入力するようになっている。この設定入力画
像93は、医療機器の名称表示欄94の下側にそれぞれ
処置モード名称欄95aや設定名称欄95bが配置さ
れ、それぞれの右隣に設定値入力欄96が配置されてい
る。
【0056】これら設定値入力欄96の右隣は、これら
設定値入力欄96に入力される設定値をアップダウンさ
せるためのアップダウンボタン97が配置されている。
また、これらアップダウンボタン97の右隣は、設定値
入力欄96のいずれか一つを選択した際に、選択した設
定値入力欄96の位置を示すリスト表示欄98が配置さ
れている。また、アップダウンボタン97の下部は、設
定値入力欄96を入力確定する入力確定ボタン99が配
置されている。
【0057】ここで、ユーザは、キーボードやマウス等
を用いて、選択した医療機器の設定値入力欄96に所望
の設定値を入力し、入力が終了したら入力確定ボタン9
9を操作することで確定するようになっている。そし
て、入力確定ボタン99が操作されると、端末モニタ7
4上の画面は、図10に示す登録確認画像100に切り
替わる。
【0058】図10に示される登録確認画像100は、
図9で説明した設定入力画像93までの操作で登録した
内容を登録確認するための画像である。この登録確認画
像100は、登録した内容を登録確認するための登録確
認ボタン100aと、登録した内容を登録取り消すため
の登録取消ボタン100bとが画面中央に並列に配置さ
れている。
【0059】ユーザは、登録した内容で良ければキーボ
ードやマウス等を用いて登録確認ボタン100aを操作
し、登録を完了する。そして、登録確認ボタン100a
が操作されると、端末モニタ74上の画面は、図5で説
明した起動画像80に切り替わるようになっている。
【0060】また、ユーザは、登録した内容で納得でき
ないときには、キーボードやマウス等を用いて登録取消
ボタン100bを操作し、登録した内容で納得するまで
登録操作を繰り返す。ここで、登録取消ボタン100b
が操作されると、端末モニタ74上の画面は、図7で説
明した登録名入力画像83に切り替わるようになってい
る。
【0061】次に、ユーザは、上述したプログラミング
端末71に設定値を登録する設定登録を完了した後、こ
の設定登録された設定値をモバイル装置5に送信するデ
ータ送信を行う。図6〜図10で説明した設定登録のス
テップを踏むことにより、プログラミング端末71は、
手術室2Aの医療機器3(3a〜3c)を自動設定する
ための制御データ群が記憶されるようになっている。
【0062】図6で説明したように通信ポート72にモ
バイル装置5を通信接続した状態で、ユーザは、キーボ
ードやマウス等を用いて起動画像80の送信ボタン82
を操作する。すると、プログラミング端末71は、この
内部に記憶された全ての制御データをモバイル装置5に
送信するようになっている。このことにより、モバイル
装置5は、プログラミング端末71から送信される制御
データを上記第1の実施の形態で説明した集中制御装置
4から送信制御データと同様に取り込むことが可能であ
る。
【0063】そして、モバイル装置5は、プログラミン
グ端末71から受信した制御データが図5で説明したの
と同様に、設定表示欄62に例えば、“設定5:New da
ta”として表示されるようになっている。そして、これ
ら制御データは、図5で説明したのと同様に、文字入力
エリア63から登録名を入力されて登録され、メモリ2
6に記憶されるようになっている。尚、この登録名の入
力は、プログラミング端末71を用いて変更することも
可能である。
【0064】そして、ユーザは、上記第1の実施の形態
で説明したのと同様に、モバイル装置5で所望の医療機
器の設定値を変更登録した後、集中制御装置4に送信
し、この集中制御装置4で所望の医療機器の自動設定を
行うことができる。
【0065】また、手術終了後、ユーザは、上記第1の
実施の形態で説明したようにモバイル装置5を再び集中
制御装置4Aに通信接続し、コピーボタン45を押下操
作することで、手術中の集中制御装置4のメモリ14に
記憶された各医療機器の制御データを新規データとして
モバイル装置5に読み込ませ登録する。
【0066】このとき、モバイル装置5は、プログラミ
ング端末71の通信ポート72に通信接続されると、プ
ログラミング端末71へメモリ26に記憶された制御デ
ータを送信する。そして、プログラミング端末71は、
モバイル装置5から送信された制御データをハードディ
スクに記憶された制御データと比較する。
【0067】以下、図11のフローチャートを用いてプ
ログラミング端末71のデータ追加制御の流れを説明す
る。図11に示すようにプログラミング端末71は、モ
バイル装置5から送信された制御データをハードディス
クに記憶された制御データと比較し(ステップS1,S
2)、新しいデータで且つ新しい登録名であれば、ハー
ドディスク上に新しい設定登録として追加記憶し(ステ
ップS3)、終了(ステップS4)となる。
【0068】ここで、S1において、制御データが従来
の制御データと変更ない場合、プログラミング端末71
は、何も処理せず、終了(ステップS4)となる。一
方、プログラミング端末71は、データが新しく従来の
登録名を持つデータである場合に、登録名が重複してい
ることを端末画面側に警告表示する(ステップS5)。
【0069】このことにより、モバイル装置5は、新た
な制御データが記憶される度にプログラミング端末71
に自動的に新しい設定が記憶される。従って、本実施の
形態は、複数のモバイル装置5を運用する場合、他のモ
バイル装置5の制御データがプログラミング端末71に
集められ、自動的に全てのモバイル装置5が新しい制御
データを得ることができる。
【0070】尚、本第2の実施の形態では、制御データ
の登録機能をプログラミング端末71に有して構成して
いるが、制御データの登録機能をモバイル装置5に有し
て構成しても良い。
【0071】また、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0072】[付記] (付記項1) 複数の医療機器を制御するための制御手
段を備えた医療機器制御装置において、前記複数の医療
機器を制御するための制御データを設定記録し、この記
録した制御データを前記制御手段に送信し記録させるた
めのモバイル装置を有することを特徴とする医療機器制
御装置。
【0073】(付記項2) 複数の医療機器を制御する
ための制御手段を備えた医療機器制御装置において、前
記複数の医療機器を制御するための制御データを記録
し、この記録した制御データを前記制御手段に送信し記
録させるためのモバイル装置を有することを特徴とする
医療機器制御装置。
【0074】(付記項3) 前記モバイル装置は、前記
制御データを入力するための入力操作手段と、この入力
操作手段で入力した制御データを記録する記憶手段と、
前記記憶手段に記録した制御データを読み出して前記制
御手段へ送信する送信手段と、を具備したことを特徴と
する付記項1に記載の医療機器制御装置。
【0075】(付記項4) 前記モバイル装置は、前記
制御データを記録するための記憶手段を着脱自在に設け
たことを特徴とする付記項2に記載の医療機器制御装
置。
【0076】(付記項5) 前記モバイル装置は、前記
制御手段で設定された制御データを取り込み、新たな制
御データとして前記記憶手段に記録することを特徴とす
る付記項3に記載の医療機器制御装置。
【0077】(付記項6) 前記入力操作手段は、前記
モバイル装置に設けた操作スイッチ群であり、前記記憶
手段は、前記モバイル装置に設けたメモリであることを
特徴とする付記項3又は5に記載の医療機器制御装置。
【0078】(付記項7) 前記入力操作手段は、前記
モバイル装置に接続可能な端末装置であり、前記記憶手
段は、前記端末装置に設けたメモリであることを特徴と
する付記項3又は5に記載の医療機器制御装置。
【0079】(付記項8) 前記端末装置は、前記モバ
イル装置が前記制御手段から取り込んだ制御データを読
み取り、この読み取った制御データを前記メモリに記録
した制御データと比較することを特徴とする付記項7に
記載の医療機器制御装置。
【0080】(付記項9) 前記端末装置は、前記比較
結果に基づき、読み取った制御データが前記メモリに記
録した制御データと異なる場合、新規データとして記録
することを特徴とする付記項8に記載の医療機器制御装
置。
【0081】(付記項10) 前記端末装置は、前記比
較結果に基づき、読み取った制御データが前記メモリに
記録した制御データと同じ場合、その情報を告知するこ
とを特徴とする付記項8に記載の医療機器制御装置。
【0082】(付記項11) 前記端末装置は、読み取
った制御データが新しいデータで且つ新しい登録名であ
るとき、新しい設定登録として追加記憶することを特徴
とする付記項9に記載の医療機器制御装置。
【0083】(付記項12) 前記端末装置は、読み取
った制御データが新しいデータで且つ従来の登録名であ
るとき、登録名が重複していることを告知することを特
徴とする付記項10に記載の医療機器制御装置。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、医
療機器を安価に集中制御可能な医療機器制御装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた医療機器制
御装置の全体構成を示す回路ブロック図
【図2】図1のモバイル装置を示す外観正面図
【図3】設定値登録変更モードが液晶表示部に表示され
ている際の説明図
【図4】設定値読み出しモードが液晶表示部に表示され
ている際の説明図
【図5】集中制御装置から送信された各医療機器の制御
データを新規データとして表示登録される際の説明図
【図6】本発明の第2の実施の形態を備えた医療機器制
御装置を示す外観構成図
【図7】図6の端末モニタ上に表示される登録名入力画
像を示す説明図
【図8】図6の端末モニタ上に表示される機器選択画像
を示す説明図
【図9】図6の端末モニタ上に表示される設定入力画像
を示す説明図
【図10】図6の端末モニタ上に表示される登録確認画
像を示す説明図
【図11】プログラミング端末のデータ追加制御の流れ
を示すフローチャート
【図12】従来の内視鏡外科手術の準備段階から手術及
び後片づけの流れを示す説明図
【符号の説明】
1 …医療機器制御装置 2,2A,2B …手術室 3,3a〜3c …医療機器 4,4A,4B …集中制御装置 5 …モバイル装置 6 …コネクタ受け部 7 …コネクタ 11,15,21 …通信I/F回路 12 …集中制御CPU 13,23 …ROM 14,26 …メモリ 16 …操作パネル 22 …モバイルCPU 24 …操作スイッチ群 25 …液晶表示部 30,30A〜30C…メニュー画像

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の医療機器を制御するための制御手
    段を備えた医療機器制御装置において、 前記複数の医療機器を制御するための制御データを設定
    記録し、この記録した制御データを前記制御手段に送信
    し記録させるためのモバイル装置を有することを特徴と
    する医療機器制御装置。
  2. 【請求項2】 複数の医療機器を制御するための制御手
    段を備えた医療機器制御装置において、 前記複数の医療機器を制御するための制御データを記録
    し、この記録した制御データを前記制御手段に送信し記
    録させるためのモバイル装置を有することを特徴とする
    医療機器制御装置。
  3. 【請求項3】 前記モバイル装置は、前記制御データを
    入力するための入力操作手段と、この入力操作手段で入
    力した制御データを記録する記憶手段と、前記記憶手段
    に記録した制御データを読み出して前記制御手段へ送信
    する送信手段と、を具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の医療機器制御装置。
  4. 【請求項4】 前記モバイル装置は、前記制御データを
    記録するための記憶手段を着脱自在に設けたことを特徴
    とする請求項2に記載の医療機器制御装置。
  5. 【請求項5】 前記モバイル装置は、前記制御手段で設
    定された制御データを取り込み、新たな制御データとし
    て前記記憶手段に記録することを特徴とする請求項3に
    記載の医療機器制御装置。
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