JP2003164464A - 医療用システム制御装置 - Google Patents

医療用システム制御装置

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JP2003164464A
JP2003164464A JP2001367807A JP2001367807A JP2003164464A JP 2003164464 A JP2003164464 A JP 2003164464A JP 2001367807 A JP2001367807 A JP 2001367807A JP 2001367807 A JP2001367807 A JP 2001367807A JP 2003164464 A JP2003164464 A JP 2003164464A
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card
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JP2001367807A
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Yoshiyuki Furukawa
喜之 古川
Masaya Fujita
征哉 藤田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが動作設定値の編集等を外部装置で出
来るようにし、そのデータを有効活用できる医療用シス
テム制御装置を提供する。 【解決手段】 内視鏡外科手術を行う場合における各医
療機器の設定を操作パネル21で設定が可能であると共
に、外部のパソコンにより設定可能にしてその設定デー
タをPCカード25に記録し、そのPCカード25をシ
ステムコントローラ17のPCカードドライブ部31に
装着することによって、そのPCカード25に記録され
た設定データが検索されて読み込まれ、制御部33はT
Vカメラ13等の各医療機器の設定に利用できるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡を用いて構成
される内視鏡システム等の医療機器を制御する医療用シ
ステム制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6−114065号公報には、予
め、各装置の設定値を登録、保存し、手術前にワンタッ
チで設定できる自動設定機能が記述されている。内視鏡
システムにおいて、個人的に動作設定値を設定できる機
能は、上記の自動設定機能や、操作パネル、表示パネル
の表示のカスタマイズ、音声認識機能などがある。
【0003】このように個人的に動作設定値を用いて病
院、各科、あるいはドクタそれぞれが自分好みの設定や
レイアウトを行うことができる。ただし、これらの個人
的な動作設定値は、内視鏡システムで編集を行ってお
り、内視鏡システム以外で編集することはできなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、ドクタは自
室等でこれらの編集作業を行うことができなかった。手
術室や、その隣の装置保管場所での編集作業となるた
め、消毒滅菌エリアに注意しなければならなかったり、
立ったまま編集作業をしなければならなかったり、集中
して、あるいはリラックスして、また、資料を広げての
編集作業をすることができなかった。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、ユーザが動作設定値の編集等を医
療用システムを直接でなくとも出来るようにし、その動
作設定値のデータを有効に活用させることができる医療
用システム制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】医療機器からなる被制御
装置を制御可能な医療用システム制御装置において、前
記被制御装置を所定の動作状態に制御するための第1の
動作設定値を設定する設定手段と、着脱自在に装着さ
れ、外部の装置により前記被制御装置を所定の動作状態
に制御するための第2の動作設定値を記録可能とする記
録手段と、前記第1及び第2の動作設定値とを選択する
選択手段と、前記選択手段で選択された前記第1或いは
第2の動作設定値を前記被制御装置に送信する送信手段
と、を具備したことにより、外部の装置により第2の動
作設定値を記録手段に記録できるようにして、第2の動
作設定値を記録した記録手段を医療用システム制御装置
に装着することにより、第2の動作設定値を被制御装置
に送信して動作の設定に有効に活用できるようにしてい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図12は本発明の第1
の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えた
内視鏡外科手術システムの全体構成を示し、図2はシス
テムコントローラの内部構成を示し、図3は制御部の構
成を示し、図4は画面遷移図を示し、図5はメイン画面
を示し、図6は電気メス画面を示し、図7は自動設定画
面を示し、図8は電気メス設定画面を示し、図9は自動
設定の動作を示し、図10はPCカードの内部データの
構成を示し、図11は自室編集プログラムによる状態遷
移図を示し、図12はパソコン用自動設定画面を示す。
【0008】図1に示すように手術室に形成された内視
鏡外科手術システム1は、手術台2に横たわる患者3に
対して撮像素子を内蔵したTVカメラヘッド4が装着さ
れ、内視鏡検査を行う内視鏡5、気腹を行うための気腹
用ガイド管6、電気的に焼灼処置を行う電気メス用プロ
ーブ7が穿刺され、TVカメラヘッド4に接続された信
号ケーブル8、内視鏡5に接続されたライトガイドケー
ブル9、気腹用ガイド管6に接続された気腹チューブ1
0、電気メス用プローブ7に接続された信号ケーブル1
1はトロリ12に搭載されたTVカメラ装置(以下では
簡単化のため、TVカメラと略記)13、光源装置(以
下では光源と略記)14、気腹器15、電気メス16に
それぞれ接続されている。
【0009】このトロリ12には、撮像素子に対する信
号処理を行う上記TVカメラ13、照明光を供給する光
源14、気腹用の気体を供給する気腹器15、焼灼用高
周波電力を供給する電気メス16の他に、全体の制御を
行う(医療用システム制御装置としての)システムコン
トローラ17、TVカメラ13からの映像信号を記録す
るVTR18、またTVカメラ13からの映像信号を映
像として表示するモニタ19が搭載されている。
【0010】また、操作を行う操作パネル21、表示を
行う表示パネル22がトロリ12に取り付けられ、さら
にリモート制御操作を行うリモコン23が手術台2等に
着脱可能に設けてある。上記TVカメラ13等の各医療
機器は図示しない通信ケーブルでシステムコントローラ
17と接続されている。本実施の形態では、このシステ
ムコントローラ17には図2で説明するようにPCカー
ド25を装着できるようにしている。
【0011】図2はシステムコントローラ17の内部構
成を示す。システムコントローラ17の操作は、タッチ
パネル式の操作パネル21か、またはリモコン23で行
うことができる。また、システムコントローラ17の表
示は、上記操作パネル21かまたは表示パネル22で行
う。
【0012】システムコントローラ17には、リモコン
23からの信号を受けるリモコン信号受信部26、操作
パネル21からの信号を受ける操作パネル信号受信部2
7、操作パネル21に表示するのに必要な情報を送信す
る操作パネルドライブ部28、表示パネル22で表示す
るのに必要な情報を送信する表示パネルドライブ部29
が設けてある。
【0013】また、トロリ12に搭載されている医療機
器と通信を行う通信部30は、通信ケーブルによりTV
カメラ13、光源14、気腹器15、電気メス16、V
TR18と接続され、これらの医療機器と双方向の通信
を行うことができるようにしている。
【0014】また、このシステムコントローラ17に
は、外部の情報処理装置としてのパソコンなどとは、例
えばフラッシュメモリのような不揮発性の情報記録デバ
イスとしてのPCカード25を介してデータのやり取り
を行うことができるように、PCカード25を装着する
ことによりそのPCカード25のデータを入出力するP
Cカードドライブ部31が設けてある。
【0015】また、このシステムコントローラ17に設
けた映像信号処理部32は、TVカメラ13からの映像
信号をデジタルに変換し、制御部33に伝達したり、制
御部33で生成された映像情報をアナログ信号に変換
し、モニタ19などに送信することができるようにして
いる。
【0016】さらに、上記の構成を制御する制御部3
3、各部分に電源を供給する電源部34、および自動設
定データを保存するハードディスク35がシステムコン
トローラ17に設けてある。このハードディスク35に
は手術を行う場合に必要となる各医療機器の設定を行う
自動設定データを生成したり、編集するプログラムも格
納されている。
【0017】制御部33はボードパソコンを元に作られ
ており、図3に示すように、CPU36の他にRAM3
7、シリアルポート38、パラレルポート39、LAN
ポート40、PS/2ポート41、USBポート42、
フロッピー(登録商標)ディスクドライブに接続するた
めのFDDポート43、ハードディスクドライブ35に
接続するためのIDEポート44、ビデオ信号を出すビ
デオポート45など、パソコンの一般的な各種インター
フェイスを持っている。
【0018】一般的に、手術を行う場合には、各医療機
器のモード、設定値等を設定する必要がある。その場
合、それらの設定を手術前に予め行って動作設定値を保
存して置き、手術開始時にはその動作設定値を読み出し
て各医療機器の設定を行うようにする自動設定機能を利
用することが便利であり、本実施の形態では以下に説明
するようにこの自動設定機能を内視鏡外科手術システム
1を構成するシステムコントローラ17に着脱自在(取
り外し自在)で、動作設定情報(動作設定値)の記録手
段としてのPCカード25によっても行えるようにして
いる。
【0019】そして、外部のパーソナルコンピュータ
(パソコンと略記)等の情報処理装置により動作設定情
報(より具体的には自動設定データ)をこのPCカード
25に記録したものを、システムコントローラ17のP
Cカードドライブ部31に装着することにより、そのP
Cカード25に記録した動作設定情報を読み出して各医
療機器の設定に有効に活用できるようにしている。
【0020】換言すると、本実施の形態では、従来の内
視鏡外科手術システム以外の外部の情報処理装置によっ
ても動作設定情報を記録したり編集したりができるよう
にし、かつその動作設定情報を利用できるようにして、
使い易い医療用システム制御装置(及び医療用システ
ム)を実現できるようにしている。
【0021】なお、後述するようにドクタが自室等でP
Cカード25を装着して編集を行うパソコンは図3の制
御部33と同様の機能(なお図3において、IDEポー
ト44、ビデオポート45等にはハードディスク、表示
手段等がそれぞれ接続される)を有すると共に、さらに
PCカード25が着脱自在のPCカードドライブ部も有
する。
【0022】次に本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、図4の画面遷移図に従い、第1の実施の形態を構成
するシステムコントローラ17の動作を説明する。シス
テムコントローラ17の電源を入れると、操作パネル2
1の操作面には、メイン画面G1が表示される。このメ
イン画面G1からTVカメラ画面G2、光源画面G3、
…、電気メス画面G4等に遷移したり、後述する自動設
定ボタン55を操作することにより自動設定画面G5に
遷移することができる。
【0023】自動設定画面G5により自動設定を実行す
ることができる。また、自動設定画面G5からTVカメ
ラ設定画面、光源設定画面、…、電気メス設定画面G
6、…に遷移することもできる。図5はメイン画面G1
の具体例を示す。
【0024】画面右側上段より、気腹器の情報エリア5
1、ここでは、気腹圧の設定値と測定値を表示してい
る。中段では、電気メスの情報エリア52、ここでは、
出力モードと、切開出力値、凝固出力値を表示してい
る。
【0025】下段左側は、モニタと表示パネルのエリア
53がある。ここでは、システムコントローラ17に入
力された映像信号のフリーズとレリーズ(キャプチャ)
を行うことができる。キャプチャを行った映像情報は、
PCカード25に記録でき、他のパソコンで見ることが
できる。
【0026】下段右側は、TVカメラ操作エリア54で
あり、TVカメラ13の機能が表示されており、画面を
押すことにより、操作することができる。最下段にある
自動設定ボタン55を押すと、自動設定画面G5に移動
する。画面左側には、システムコントローラ17に接続
された医療機器のリスト56が表示される。
【0027】ここで、例えば電気メスのボタンを押す
と、電気メス16を操作できる画面に移動する。この場
合の電気メス画面G4を図6に示す。左側は、メイン画
面G1の場合と同様に医療機器のリスト57がある。電
気メスの部分が網掛けになっているのは、現在電気メス
が選択されていることを示す。
【0028】画面右側には、電気メスの操作一覧58が
表示されており、それぞれボタンを押すことにより操作
することができる。モードは出力モードを示し、モノポ
ーラかバイポーラを選択する。Cutモードは切開モー
ドを示し、Pure切開、混合1、混合2から選択す
る。Cut出力はCutの出力値を設定する。Coa
g.モードは凝固モードを示し、凝固、ソフトから選択
する。
【0029】Coag.出力は凝固の出力値を設定す
る。プリセットは、前回使用時の上記の設定にする。ス
タンバイは電気メスをスタンバイとし、出力しない状態
にする。最下段のメインボタン59を押すと、メイン画
面G1に戻る。
【0030】以降、自動設定に関して説明する。自動設
定機能は、内視鏡外科手術システム1を手術室に運び込
んでから手術が始まる前までに実行される。各医療機器
には、いろいろなモード、設定値が数多くあり、手術開
始時に毎回この設定を行うことは煩雑な作業である。自
動設定機能は、予め設定値等を保存しておき、手術開始
時にワンタッチですべての医療機器の設定を行うことを
その目的としている。
【0031】自動設定を行うためには、メイン画面G1
で、自動設定ボタン55を押す。すると、メイン画面G
1から図7の自動設定画面G5に遷移する。この自動設
定画面G5の左側には、医療機器のリスト60、画面右
側には自動設定データリスト61が表示されている。
【0032】自動設定データを作成する場合は、まず、
自動設定データリスト61のうち、どこにそのデータを
保存するか1〜18のボタンを押して選択する。その
後、そのボタンに(図示しない)キーボード等のテキス
ト入力手段によりボタンの名前を入力する。
【0033】図7では、リスト61の1番目には伊藤先
生、2番目には加藤先生、3番目には佐藤先生の自動設
定データが入力されている。
【0034】その自動設定データリストボタン61を押
した状態で、最下段の編集ボタン62を押し、かつ左側
の医療機器リスト60から編集したい医療機器を選択
し、そのボタンを押す。電気メスのボタンを押した場合
の電気メス設定画面G6を図8に示す。
【0035】図8の電気メス設定画面G6では、電気メ
スの機能が表示されているが、メイン画面G1経由での
電気メス画面G4とは、少し異なっている。画面の左側
は、電気メス画面G4の場合と同様に医療機器のリスト
57′がある。また、画面右側には電気メスの操作一覧
58′が表示される。図6の電気メス画面G4の場合と
異なり、機能のすべてが表示されているわけではない。
【0036】(図6では表示される)スタンバイボタン
と、プリセットボタンは、自動設定できないため、この
画面G6には設けていない。また、画面の下側には自動
設定ボタン55′が表示されている。図7の自動設定画
面G5において、すべて、あるいは必要な医療機器の自
動設定値を設定したら、再度編集ボタン62を押し、編
集を終了する。
【0037】また、この自動設定画面G5の右下の実行
ボタン63を押すと、選択されている自動設定データリ
ストの自動設定が実行される。このとき、PCカード2
5がシステムコントローラ17(のPCカードドライブ
部31)に挿入(装着)されている場合、図9のような
フローに従い、自動設定が実行される。
【0038】実行ボタン63が押されたときに、ステッ
プS1に示すようにPCカード25が装着されているか
否かの判断が行われ、装着されて無い場合は、ステップ
S5に飛び、選択されている自動設定データに従い、自
動設定が実行される。PCカード25が装着されている
場合は、ステップS2に示すようにその中身を検索す
る。
【0039】そして検索により、自動設定のデータがあ
るか否かを判断し(ステップS3)、データがある場合
は、そのデータを読み込み、現在選択されている自動設
定データよりPCカード25のデータを優先し(ステッ
プS4)、そのPCカード25のデータによりステップ
S5に示すように自動設定を実行する。
【0040】つまり、システムコントローラ17の制御
部33は通信部30を介して各医療機器の自動設定デー
タを対応する各医療機器に送信して、各医療機器のモー
ド、出力値等の動作設定を行う。
【0041】PCカード25に記録されているデータが
例えば図10に示す伊藤先生データである場合には、電
気メス16には電気メス設定ディレクトリ65の電気メ
ス設定ファイル66が送信されて設定され、TVカメラ
13にはTVカメラ設定ディレクトリ67のものが送信
されて設定され、他の光源14等も同様に設定される。
【0042】さらに、ステップS6に示すようにPCカ
ード25内にある自動設定データが、システムコントロ
ーラ17内のハードディスク35に格納されている自動
設定データと同じ名称のデータがあるか否かを判断し、
同じ名称のデータが無いと、この処理を終了し、同じ名
称であった場合には、システムコントローラ17内のハ
ードディスク35に保存されている自動設定データをP
Cカード25内の自動設定データで上書きするか否かの
確認する。つまり、ステップS7に示すように上書き画
面を表示してユーザに確認できるようにする。
【0043】上書きを選択した場合には、システムコン
トローラ17内のハードディスク35上の自動設定デー
タは、PCカード25の自動設定データで上書きされる
(ステップS9)。そしてこの処理を終了する。また、
上書きすることを選択しない場合にもそのまま、終了す
る。
【0044】図10はPCカード25内のデータ構成を
示す。PCカード25には、自動設定ディレクトリ(こ
の場合、伊藤先生)64があり、その下には、電気メス
設定ディレクトリ65がある。そこには電気メス設定フ
ァイル66があり、その内容はモードや出力値の設定値
が、例えばテキスト形式で保存されている。
【0045】この他にも、医療機器ごとにTVカメラ設
定ディレクトリ67や、光源設定ディレクトリなどがあ
る。このPCカード25のデータは、システム1(のシ
ステムコントローラ17)を使用するドクタが情報処理
機能を持つパソコンに自室編集用プログラム(或いはパ
ソコン編集用プログラム)をインストールすることによ
り、自室等で編集することができる。
【0046】図11は、自室編集用プログラムをインス
トールしたパソコンによる状態遷移図を示す。パソコン
の電源をONし、自室編集用プログラムを起動させる
と、パソコン用自動設定画面G11が表示される。この
パソコン用自動設定画面G11からTVカメラ設定画面
G12、光源設定画面G13、…、電気メス設定画面G
14、…に遷移することができる。
【0047】そして、編集等したデータをパソコンに着
脱自在で装着したPCカード25に出力することができ
る。勿論、PCカード25から読み込んだデータを編
集、変更等することもできる。なお、自室編集用プログ
ラムをパソコンにインストールする場合、その自室編集
用プログラムをPCカード25から読み込んでインスト
ールするようにしても良い。そのため、図10のPCカ
ードに自室編集用プログラムも格納するようにしても良
い。
【0048】図12は自室編集用プログラムを起動させ
た場合に表示されるパソコン用自動設定画面G11を示
す。パソコン用自動設定画面G11の左側には、接続可
能な医療機器のリスト70がある。画面右側には、設定
データのリスト71がある。下段には、終了ボタン72
と編集ボタン73、PCカード出力ボタン74がある。
【0049】ドクタは、まず、設定データリスト71か
ら保存するための番号を選定する。次に、右側の医療機
器リスト70から使用する機器を選択し、設定値を入力
していく。この場合の設定画面は、手術室でのシステム
コントローラ17による制御状態での画面と同じとな
り、例えば電気メスを選択した場合は、図8のようにな
る。
【0050】設定後は、PCカード出力ボタン74を押
し、設定した設定データをPCカード25に記録する。
このプログラムは、終了ボタン72を押せば、終了す
る。このように、ドクタが自室等で編集した各医療機器
の設定データをPCカード25に保存しておけば、その
設定データで、手術前の自動設定を実施することが出来
る。また、このとき、手術室にあるシステムコントロー
ラ17に記録されている自動設定データも変更(更新)
することが出来る。
【0051】本実施の形態は以下の効果を有する。手術
現場で自動設定作業を行う必要は無く、自室等で編集し
たデータを使えるため、使い勝手のよい内視鏡外科手術
システム1を実現することができる。
【0052】(第2の実施の形態)次に第2実施の形態
を図13ないし図17を参照して説明する。本実施の形
態を備えた手術室に形成される内視鏡外科手術システム
の構成は図1と殆ど同様であり、さらに携帯端末47も
使用可能にしている。この場合におけるシステムコント
ローラ17の構成を図13に示す。
【0053】このシステムコントローラ17の制御操作
は、第1の実施の形態で説明したようにタッチパネル式
の操作パネル21か、またはリモコン23で行うことが
できる。また、システムコントローラ17の表示は、上
記操作パネル21かまたは表示パネル22で行う。
【0054】リモコン23からの信号を受けるリモコン
信号受信部26、操作パネルからの信号を受ける操作パ
ネル信号受信部27、操作パネルに表示するのに必要な
情報を送信する操作パネルドライブ部28、表示パネル
で表示するのに必要な情報を送信する表示パネルドライ
ブ部29がある。
【0055】また、トロリ12に搭載されている医療機
器と通信を行う通信部30には、TVカメラ13、光源
14、気腹器15、電気メス16、VTR18と通信を
おこなう。また、携帯端末47とのデータのやり取り
も、通信部30を介して行うことができるようにしてい
る。外部パソコンとはPCカード25を介してデータの
やり取りを行う。また、本実施の形態では、さらに携帯
端末47によって設定した設定データによりシステムコ
ントローラ17(の通信部30)を介して設定を行える
ようにしている。
【0056】図14は携帯端末47の記憶手段(具体的
にはメモリ)のディレクトリ構成を示す。携帯端末47
のメモリに形成された紀藤先生データディレクトリ6
4′には電気メス設定ディレクトリ65′、TVカメラ
設定ディレクトリ67′など、複数の医療機器の設定デ
ータディレクトリがある。また、電気メス設定ディレク
トリ65′にも電気メス設定ファイル(1)66′、電
気メス設定ファイル(2)66″というように複数の設
定ファイルでデータが保存されている。
【0057】また、後藤先生ディレクトリ64″にも、
電気メス設定ディレクトリ65″等が同様に作成されて
おり、複数の医療機器の設定データが保存されている。
次に本実施の形態の作用を説明する。第1の実施の形態
では、設定データは一つであったが、本実施の形態で
は、複数の設定データがあり、必要により、いずれかの
データを選択設定することができる。
【0058】図15は携帯端末47を用いた場合の設定
データの選定フローを示す。携帯端末47の電源を入れ
ると、ステップS11に示すように自身のメモリに保存
されている自動設定データの数を数えて調べる。そし
て、自動設定データが複数あるか確認する(ステップS
12)。
【0059】複数ある場合は、どのデータを使用するか
確認できるよう確認画面を表示し、その確認画面から自
動設定データを選択する(ステップS13)。なお、自
動設定データが複数ない場合にはステップS14に移
る。自動設定データが複数ある場合の確認画面の具体例
を図16に示す。ここで、一つの自動設定データを選択
すると、次にステップS14の医療機器毎にデータ数を
確認する処理を行う。
【0060】そして、医療機器毎のデータ数が複数ある
場合は、どの設定データを使用するか確認できるよう確
認画面を表示し、その確認画面から使用する医療機器デ
ータを選択する(ステップS16)。なお、医療機器デ
ータが複数ない場合には選定の処理は行わずとも良く、
次の医療機器データの確認へ移行する。医療機器毎のデ
ータ数が複数ある場合における確認画面を、電気メスの
場合で図17に示す。
【0061】図17では、3個のデータ数の例を示した
が、もっと多くある場合は、画面中の次ページボタン7
5を押すことにより、画面を切り替えることができる。
また、特に必要が無ければ、選択しないというボタン7
6を押してもよい。ステップS16で医療機器のデータ
を選択したら、ステップS17で次の医療機器データが
有るかの確認が行われる。
【0062】そして、次の医療機器データが有るを選択
するとステップS14に戻り、ステップS14〜S16
の処理を繰り返すことになる。そして、全ての医療機器
データの選定を行った場合には、次の医療機器データの
なしを選択すると、この携帯端末47での設定の処理が
終了する。
【0063】手術室で携帯端末47をシステムコントロ
ーラ17に接続し、自動設定を行えば、システムコント
ローラ17は携帯端末47で指定された設定データを読
み出し、もともとシステムコントローラ17が記録して
いた自動設定データに優先して設定が行われる。
【0064】この場合のフローは図9で示した場合のP
Cカードを携帯端末と読み替えたものと殆ど同様にな
り、システムコントローラ17側に同じ自動設定データ
があれば、それを上書きするかいなか確認を行い、上書
きする場合は、携帯端末47の自動設定データでシステ
ムコントローラ17の自動設定データが上書きされるよ
うになる。
【0065】本実施の形態は以下の効果を有する。複数
の自動設定から選択して設定することができるため、複
数のドクタが自動設定データを一つの携帯端末47を共
有して使用すること、つまり共有化することができる。
また、必要に応じ、あるいは手技などに応じて設定値を
その場で変更することができる。
【0066】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図18ないし図20を参照して説明する。
【0067】本実施の形態を備え、手術室内に配置され
る内視鏡外科手術システムの構成は、さらにマイク49
を接続して使用可能にした点を除くと第1の実施の形態
と同じである。本実施の形態におけるシステムコントロ
ーラ17の構成を図18に示す。
【0068】図18に示すシステムコントローラ17の
制御操作は、タッチパネル式の操作パネル21か、また
はリモコン23で行うことができる。また、システムコ
ントローラ17の表示は、上記操作パネル21かまたは
表示パネル22で行う。
【0069】リモコン23からの信号を受けるリモコン
信号受信部26、操作パネル21からの信号を受ける操
作パネル信号受信部27、操作パネル21に表示するの
に必要な情報を送信する操作パネルドライブ部28、表
示パネル22で表示するのに必要な情報を送信する表示
パネルドライブ部29がある。
【0070】また、トロリ12に搭載されている医療機
器と通信を行う通信部30には、TVカメラ13、光源
14、気腹器15、電気メス16、VTR18と通信を
行うことができる。
【0071】外部パソコンとはPCカード25を介して
データのやり取りを行う。本実施の形態では、さらに音
声信号受信部48が設けてあり、マイク49を接続する
ことにより、音声認識操作をすることができる。また、
PCカード25にはドクタの声の特徴を示す補正用のデ
ータが入っている。
【0072】図19はそのディレクトリ構成を示す。こ
こには、音声データディレクトリ80があり、その中に
は、例えば須藤先生の音声補正データ81が記録されて
いる。次に本実施の形態の作用を説明する。
【0073】音声認識では、通常の操作とは異なり、シ
ステムコントローラ17に対し、音声を認識させる必要
がある。この認識度は一般に認識率と呼ばれ、100%
の完全認識は現在の技術では難しい。ただ、音声操作を
行う側が気を付けて操作することにより、認識率は上が
ることがわかっている。当然、認識率の高い方が使い勝
手が良い。
【0074】ここでは、ドクタの発音に癖がある場合、
PCカード25に記録された補正データを用いて、マイ
ク49から入力された音声生データを加工することによ
り、癖を取り除き、認識率を上げる様にする。
【0075】ドクタがマイク49を用い、音声制御を行
う場合のフローを図20を参照して説明する。音声コマ
ンドが入力されたとき、ステップS21に示すようにP
Cカードに補正データがあるか検索する。
【0076】そして、ステップS22に示すようにデー
タ有りか否かの判断を行い、データが無い場合は、ステ
ップS24に移り、入力された音声データを基に音声処
理を行うが、データがある場合は、ステップS23に示
すように入力された音声に補正データを加えた処理をし
てからステップS24の音声処理を行う。
【0077】本実施の形態は以下の効果を有する。音声
認識率を上げることができ、使い勝手のよいシステムを
提供できる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を
有する。
【0078】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図21ないし図25を参照して説明する。
本実施の形態を備えた内視鏡外科手術システムは図1に
示すものと殆ど同じ構成である。つまり、本実施の形態
を備えた内視鏡外科手術システムは図1において、さら
にマイク49でも使用できるようにしたものである。
【0079】この内視鏡外科手術システムにおけるシス
テムコントローラ17の構成を図21に示す。システム
コントローラ17の制御操作は、タッチパネル式の操作
パネル21か、またはリモコン23で行うことができ
る。また、システムコントローラ17の表示は、上記操
作パネル21かまたは表示パネル22で行う。
【0080】リモコン23からの信号を受けるリモコン
信号受信部26、操作パネルからの信号を受ける操作パ
ネル信号受信部27、操作パネルに表示するのに必要な
情報を送信する操作パネルドライブ部28、表示パネル
で表示するのに必要な情報を送信する表示パネルドライ
ブ部29がある。
【0081】また、トロリ12に搭載されている医療機
器と通信を行う通信部30には、TVカメラ13、光源
14、気腹器15、電気メス16、VTR18と通信を
おこなう。外部パソコンとはPCカード25を介してデ
ータのやり取りを行う。
【0082】また、本実施の形態では、マイク49はそ
のマイク49と接続されたマイクドライバ83を介して
通信部30に入力できる。マイクドライバ83とシステ
ムコントローラ17間の通信は、有線よりは、無線の方
が使い勝手がよい。システムコントローラ17の通信部
30は医療機器と例えば通信ケーブルで通信を行うが、
マイクドライバ83との通信は例えば赤外線により無線
で行うことができるようにしている。マイクドライバ8
3の構成を図22に示す。
【0083】マイク49からの信号(アナログ信号)を
デジタル信号に変換する音声入力部84、このデジタル
信号を処理する音声制御部85、音声制御部85に必要
なプログラムを記録するメモリ86、システムコントロ
ーラ17と通信する通信部87、これらに電源を供給す
る電池88とからなる。
【0084】音声制御部85には、音声認識を行うプロ
グラムが格納され、マイク49から入力されたコマンド
は、この音声制御部85でコマンドとして認識され、シ
ステムコントローラ17に転送される。音声データをコ
マンドとして認識する部分を音声認識エンジンという。
この音声認識エンジンがシステムコントローラ17の制
御部28にはなく、マイクドライバ83側に設置されて
いる。
【0085】次に本実施の形態の作用を説明する。音声
認識の手順を図23に示す。
【0086】音声認識させるためには、まず機器名を告
げる。その次に、機能名を告げ、最後にアクションを告
げる。例えばTVカメラ13の赤の色合いをアップさせ
たい場合は、「TVカメラ」、「赤」、「アップ」と3
回告げなければならない。同様に、光源14の明るさを
ダウンする例、電気メス16の切開モードをブレンドに
変更する例を図23に示している。
【0087】また、特に機能がシステム内部でただ一つ
と判別できる場合は、機器名を省略してもよいようにし
ている。例えば、電気メス16のCutモードはシステ
ムとして唯一なので、「電気メス」は省略してもよい。
【0088】従来例においてのシステムコントローラ制
御部に認識エンジンがあり、マイクが複数ある場合、例
えば、ドクタAがTVカメラ13を操作しようとして、
「TVカメラ」と告げた後、別のドクタBが光源14を
操作しようとして「光源」と告げた場合、ドクタAの処
理が停止してしまう。このように、複数のマイクがある
場合、操作が混乱する問題がある。
【0089】本実施の形態では以下のようにして操作が
混乱しないようにしている。システムコントローラ17
の電源をONした時に、まず接続されているマイクの本
数を確認する。このため、マイク49毎にマイクIDを
付与する。この場合の動作フローを図24に示す。
【0090】電源がONされると、ステップS31に示
すようにシステムコントローラ17の制御部33は通信
部30を介して通信可能なマイクドライバ83によって
使用される接続マイク49を確認する。
【0091】そして、ステップS31に示すように確認
された接続マイク49(マイクドライバ83)に対して
順番に、IDを001番、002番、003番というよ
うにマイクIDを付与するようにする。
【0092】各マイクドライバ83が音声認識エンジン
を保有しているので、001番のマイク49を持つドク
タAと、002番のマイク49を持つドクタBとがそれ
ぞれ機器名を告げても、それらを混同することはない。
【0093】さらに、区別をつけるとすると、機器名を
告げたマイク49に優先権を持たせるようにしても良
い。この音声認識制御85のフローを図25に示す。
【0094】まず、ステップS41に示すように機器名
を検知したときに、どのマイク49を検知したかを確認
する。このため、ステップS42のようにマイクIDを
ロックする。
【0095】具体的に説明すると、機器名を検知した場
合に使用されたマイク49を確認するため、例えばマイ
クIDがO01番からの操作の場合、他のマイクID、
つまり002番、003番の入力を受け付けないように
受け付けるマイクIDを001番のみに固定する。これ
をマイクIDのロックという。
【0096】マイクIDロックの後は、ステップS43
に示すように機能名を検知し、その機器名を検知した場
合にはステップS44に示すように、前の機器名に使用
された同じマイクIDか、具体的には001番のマイク
IDからの入力であることを確認する。
【0097】同じマイクID、具体的には001番から
の入力である場合は、ステップS45に示すように次の
アクション検知に進む。それ以外のマイクIDからの入
力の場合は、処理は行わないでステップS43に戻る。
【0098】ステップS45でアクションを検知する。
その後、ステップS46に示すように同じマイクID
か、具体的には001番のマイクIDからの入力である
かの確認を行う。
【0099】そして、同じマイクID以外の場合には、
ステップS45に戻り、同じマイクIDである場合には
ステップS47のアクションを実行する。ステップS4
8に示すようにアクションを実行した後は、マイクID
のロックを解除する。なお、ロックされたまま、何も告
げないと他のマイク49が使用できないため、実際には
ロックした場合には時間制限を設けておくと良い。
【0100】本実施の形態は以下の効果を有する。複数
のマイクのある環境でも、音声認識を確実に行うことが
できる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を有す
る。
【0101】[付記] 0.被制御装置を制御可能なシステム制御装置におい
て、前記被制御装置を所定の動作状態に制御するための
動作設定値を設定する設定手段と、前記設定手段で設定
された前記動作設定値を着脱自在に挿着される所定の記
録媒体に記録可能な記録手段と、前記記録手段に挿着さ
れた記録媒体内の前記動作設定値を検索する検索手段
と、前記検索手段の検索結果に基づき、前記記録媒体内
の前記動作設定値と前記設定手段の前記動作設定値とを
選択する選択手段と、前記選択手段で選択された動作設
定値を前記被制御装置に送信する送信手段と、を具備し
たことを特徴とするシステム制御装置。
【0102】1.接続された複数の医療機器を制御する
内視鏡外科システムコントローラにおいて、各医療機器
を予め決められた設定値に従い自動設定する手段とその
設定値を保存するシステムコントローラ固定の記録手段
とその設定値を保存するシステムコントローラとは取り
外し自在の記録手段と取り外し自在の記録手段の内容を
検索する手段とを有し、自動設定を実行するときに、取
り外し自在の記録手段の記録内容を検索し、自動設定に
関する設定値が存在する場合は、その設定値をシステム
コントローラ固定の記録手段より優先させて自動設定す
ることを特徴とするシステムコントローラ。
【0103】2.接続された複数の医療機器を制御する
内視鏡外科システムコントローラと、複数のマイクと、
マイクに付随した音声認識を行う手段と、マイクに付随
したシステムコントローラとの通信手段とを有し、複数
の術者による音声操作を可能とした内視鏡外科システ
ム。
【0104】3.それぞれのマイクにマイクIDを付与
する手段と、複数の段階からなる音声認識コマンドステ
ップと、最初の音声認識コマンドステップを認識させた
マイクのIDを検知する手段と上記マイクIDからの音
声認識が、コマンドステップを完了するまで、他のマイ
クIDの入力を処理しない手段と、からなる付記第2項
のシステムコントローラ。 4.装置名、機能名、アクションの3段階、あるいは機
能名、アクションの2段階からなるコマンドステップを
有する付記第3項のシステムコントローラ。
【0105】5.被制御装置を制御可能な制御装置を有
する制御システムにおいて、前記制御装置に設けられ、
前記被制御装置を所定の動作状態に制御するための動作
設定値を着脱自在な所定の記録媒体に記録可能な第1の
記録手段と、前記第1の記録手段で前記動作設定値が記
録された前記記録媒体を録再可能な第2の記録手段を有
し、前記記録媒体内の動作設定値を編集可能な情報処理
装置と、前記情報処理装置で可能な前記記録媒体の動作
設定値を前記第1の記録手段で読み出して前記被制御装
置に送信する、前記制御装置に設けられた送信手段と、
を具備したことを特徴とする制御システム。 6.被制御装置を制御可能な制御装置を有する制御シス
テムにおいて、前記制御装置に設けられ、前記被制御装
置の所定の動作状態に制御するための動作設定値を設定
する設定手段と、前記制御装置に設けられ、前記設定手
段で設定された前記動作設定値を着脱自在に挿着される
所定の記録媒体に記録可能な第1の記録手段と、前記第
1の記録手段で前記動作設定値が記録された前記記録媒
体を記録再生可能な第2の記録手段を有し、前記記録媒
体内の動作設定値を編集可能な情報処理装置と、前記情
報処理装置で編集可能な前記動作設定値を前記第1の記
録手段に挿着された記録媒体内から検索する、前記制御
装置に設けられた検索手段と、前記検索手段の検索結果
に基づいて前記記録媒体内の前記動作設定値と前記設定
手段の前記動作設定値とを選択する、前記制御装置に設
けられた選択手段と、前記選択手段で選択された動作設
定値を前記被制御装置に送信する、前記制御装置に設け
られた送信手段と、を具備したことを特徴とする制御シ
ステム。
【0106】7.複数の医療機器を制御可能な医療用シ
ステム制御装置において、前記複数の医療機器を所定の
動作状態に集中設定するための第1の動作設定値を設定
する設定手段と、着脱自在に装着され、外部の装置によ
り前記複数の医療機器を所定の動作状態に集中設定する
ための第2の動作設定値を記録可能とする記録手段と、
前記第1及び第2の動作設定値とを選択する選択手段
と、前記選択手段で選択された前記第1或いは第2の動
作設定値で前記複数の医療機器被の動作状態を一括設定
する制御を行う機器制御手段と、を具備したことを特徴
とする医療用システム制御装置。
【0107】
【発明の効果】以上のように、着脱可能な記録手段に動
作設定情報を保存し、医療用システム制御装置で読み込
み可能としたため、ドクタは自室等で編集作業をするこ
とができ、ドクタによる動作設定情報を有効に利用で
き、また使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡外科
手術システムの全体構成を示す図。
【図2】システムコントローラの内部構成を示すブロッ
ク図。
【図3】制御部の構成を示すブロック図。
【図4】画面の遷移を示す画面遷移図。
【図5】メイン画面を示す図。
【図6】電気メス画面を示す図。
【図7】自動設定画面を示す図。
【図8】電気メス設定画面を示す図。
【図9】自動設定の動作を示すフローチャ−ト図。
【図10】PCカードの内部データの構成を示す図。
【図11】自室編集プログラムによる状態遷移図。
【図12】パソコン用自動設定画面を示す図。
【図13】本発明の第2の実施の形態におけるシステム
コントローラの内部構成を示すブロック図。
【図14】携帯端末のメモリのディレクトリ構造を示す
図。
【図15】携帯端末を用いて設定データを設定する動作
を示すフローチャート図。
【図16】自動設定データが複数ある場合、どれを使用
するかの確認画面を示す図。
【図17】電気メスの設定データが複数ある場合の確認
画面を示す図。
【図18】本発明の第3の実施の形態におけるシステム
コントローラの内部構成を示すブロック図。
【図19】PCカードの内部に格納されたの音声補正用
データを示す図。
【図20】音声制御の動作を示すフローチャ−ト図。
【図21】本発明の第4の実施の形態におけるシステム
コントローラの内部構成を示すブロック図。
【図22】マイクドライバの構成を示すブロック図。
【図23】音声認識の手順の説明図。
【図24】マイク毎にマイクIDを付与する動作を示す
フローチャ−ト図。
【図25】音声認識制御の動作を示すフローチャ−ト
図。
【符号の説明】
1…内視鏡外科手術システム 2…手術台 3…患者 5…内視鏡 12…トロリ 13…光源(装置) 16…電気メス 17…システムコントローラ 21…操作パネル 22…操作パネル 23…リモコン 25…PCカード 26…リモコン信号受信部 27…操作パネル信号受信部 28…操作パネルドライブ部 29…表示パネルドライブ部 30…通信部 31…PCカードドライブ部 32…映像信号処理部 33…制御部 35…ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C060 KK03 KK07 MM24 4C061 AA24 CC06 DD01 HH02 HH09 HH57 JJ19 JJ20 LL03 NN07 NN10 YY03 YY12 YY18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療機器からなる被制御装置を制御可能
    な医療用システム制御装置において、 前記被制御装置を所定の動作状態に制御するための第1
    の動作設定値を設定する設定手段と、 着脱自在に装着され、外部の装置により前記被制御装置
    を所定の動作状態に制御するための第2の動作設定値を
    記録可能とする記録手段と、 前記第1及び第2の動作設定値とを選択する選択手段
    と、 前記選択手段で選択された前記第1或いは第2の動作設
    定値を前記被制御装置に送信する送信手段と、 を具備したことを特徴とする医療用システム制御装置。
  2. 【請求項2】 前記選択手段は前記第1の動作設定値よ
    りも前記第2の動作設定値を優先して選択することを特
    徴とする請求項1記載の医療用システム制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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