JP5750641B2 - 医療支援装置及び医療支援装置の作動方法 - Google Patents

医療支援装置及び医療支援装置の作動方法 Download PDF

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Description

本発明は、手術に用いられる各種機器に対するシーン別の各種設定を支援する医療支援装置及び医療支援装置の作動方法に関する。
手術室には各種医療機器が設置されている。各種医療機器には、無影灯、内視鏡装置、気腹装置、電気メス装置等、様々な機器があり、手術中のシーン毎に、各機器に対して必要なオン・オフ設定、出力設定値の変更等が行われる。さらに、手術室には、室内灯、外部との通信をするための通信機器や、録画のためのビデオ機器、テレビ会議システム等の非医療機器も設置されている。これらの非医療機器に対しても、手術中のシーン毎に、必要な機器のオン・オフ設定、出力設定値の変更等が行われる。
一般に、手術室内の各機器は、システムコントローラにより集中的に制御される。手術室内の滅菌域にいる看護師が、手術中のシーン変更の度に、システムコントローラに接続された操作パネルなどの入力装置を操作することにより、各機器のオン・オフ、設定変更などを行う。すなわち、手術中のシーン変更に合わせて、各機器のオン・オフ、設定値変更などが行われながら、手術は行われる。
各機器の操作方法は、互いに異なるため、看護師が機器の操作に慣れない場合、操作を迅速に行うことができない。そこで、特開2004−105533号公報に開示のように、手術中の医療装置の操作画面を表示装置に表示するようにして、その装置の操作になれていないユーザでも容易に使いこなせるようにした内視鏡外科システムが提案されている。
また、入力装置へのワンタッチ操作で、シーン毎に予め設定された各機器の設定等を、一括変更することができる機能を有するシステムも実用化されている。
しかし、ワンタッチ操作で、各機器のオン・オフ、出力設定値の変更等を同時に変更できるようにするためには、シーン毎の各機器のオン・オフ、出力設定値の変更等の情報の設定を予め行わなければならず、その設定作業は、繁雑である。
また、上記の提案のシステムでは、手術を行う執刀医の名前で、一連の設定値を纏めて、ハードディスクに自動設定ファイルとしてファイル保存しているが、上記の提案のシステムにおいても、シーン毎の設定のためには、その保存されたデータに対して、シーン毎の各機器のオン・オフ、出力設定値の変更等の情報の設定という繁雑な作業を予め行わなければならない。
そこで、本発明は、手術のシーン毎の、各機器のオン・オフ設定、出力設定値の変更等の情報の設定を自動的に行うことができる医療支援装置及び医療支援装置の作動方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様の医療支援装置は、執刀医、手術及び被制御機器のそれぞれを識別するための識別情報と、手術時に用いられる各被制御機器に対する操作内容と、記録時間とを含む操作ログデータについて、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定する時間間隔判定部と、前記時間間隔判定部において前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間以上の時間間隔を有すると判定されたとき、時系列的に連続し、かつ前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間未満である、複数の操作ログデータを、1つのシーンとしてグルーピングするグルーピング部と、を有する。
本発明の一態様の医療支援装置の作動方法は、執刀医、手術及び被制御機器のそれぞれを識別するための識別情報と、手術時に用いられる各被制御機器に対する操作内容と、記録時間とを含む操作ログデータを有する医療支援装置の時間間隔判定部が、該操作ログデータについて時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定し、前記医療支援措置の操作ログデータをグルーピングするグルーピング部が、前記時間間隔判定部により前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間以上の時間間隔を有すると判定されたとき、時系列的に連続し、かつ前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間未満である、複数の操作ログデータを、1つのシーンとしてグルーピングする。
本発明の第1の実施の形態に係わる手術システム1の構成図である。 本発明の第1の実施の形態に係わるシステムコントローラ22の構成を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる操作ログデータの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる操作ログ収集プログラムP1の処理の流れを示すフローチャートである。 ある執刀医が行ったある手術のシーンの流れを説明するための図である。 図5の手術中の各段階における各機器の設定状態及び出力状態の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、手術室の各機器の設定状態及び出力状態を変更するときに、操作パネル21の表示器の画面上に表示されるシーン選択画面SSの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、機器設定再生プログラムP2の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係わる、テレビ会議接続情報を記憶するテレビ会議接続情報テーブルTBL1の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる、シーンとチェックリストの対応テーブルTBL2の例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わるチェックリストの例を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係わるチェックリストの他の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる、記憶装置42に既に記憶されている操作ログデータDDAの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる、シーン番号付操作ログデータ作成プログラムP1Aの処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
まず、図1を用いて手術室に配置される手術システム1の全体構成を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る手術システム1の構成図である。手術システム1は、複数の医療機器と、複数の非医療機器とを含んでいる。
図1に示すように、手術室内には、患者48が横たわる患者ベッド10、複数の無影灯6、表示装置8、及び医療システム3が配置される。この医療システム3は、第1カート11及び第2カート12を有している。各無影灯6と表示装置8は、手術室の天井にアーム7により固定されている。
第1カート11には、被制御装置である医療機器として例えば電気メス装置13、気腹装置14、内視鏡用カメラ装置15、光源装置16及びビデオテープレコーダ(VTR)17等の装置類と、二酸化炭素を充填したガスボンベ18が載置されている。内視鏡用カメラ装置15は、カメラケーブル31aを介して第1の内視鏡31に接続される。
光源装置16は、ライトガイドケーブル31bを介して第1の内視鏡31に接続される。また、第1カート11には、表示装置19、第1の集中表示パネル20、操作パネル21等が載置されている。表示装置19は、内視鏡画像等を表示する、例えばTVモニタである。
集中表示パネル20は、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能な表示手段となっている。操作パネル21は、例えば液晶ディスプレイ等の表示部とこの表示部上に一体的に設けられた例えばタッチセンサにより構成され、非滅菌域にいる看護師等が操作する集中操作装置になっている。
更に、第1カート11には、集中制御装置であるシステムコントローラ22が載置されている。このシステムコントローラ22には、上述の各無影灯6と電気メス装置13と気腹装置14と内視鏡用カメラ装置15と光源装置16とVTR17とが、図示しない通信線を介して接続されている。システムコントローラ22には、ヘッドセット型のマイク33が接続できるようになっており、システムコントローラ22はマイク33から入力された音声を認識し、術者の音声により各機器を制御できるようになっている。
また、第1カート11には、第1の内視鏡31や、電気メス装置13の処置具などに埋め込まれているIDタグにより、物の個別ID情報を無線にて読み取り/書き取りできるRFID(Radio Frequency Identification)端末35が設けられている。
一方、第2カート12には、被制御装置である内視鏡用カメラ装置23、光源装置24、画像処理装置25、表示装置26及び第2の集中表示パネル27が載置されている。内視鏡用カメラ装置23はカメラケーブル32aを介して第2の内視鏡32に接続される。光源装置24はライトガイドケーブル32bを介して第2の内視鏡32に接続される。
表示装置26は、内視鏡用カメラ装置23でとらえた内視鏡画像等を表示する。第2の集中表示パネル27は、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能になっている。
これら内視鏡用カメラ装置23と光源装置24と画像処理装置25とは、第2カート12に載置された中継ユニット28に図示しない通信線を介して接続されている。そして、この中継ユニット28は、中継ケーブル29によって、上述の第1カート11に搭載されているシステムコントローラ22に接続されている。
こうして、システムコントローラ22は、これらの第2カート12に搭載されている内視鏡用カメラ装置23、光源装置24及び画像処理装置25と、第1カート11に搭載されている電気メス装置13、気腹装置14、内視鏡用カメラ装置15、光源装置16及びVTR17と、各無影灯6、各表示装置8及び室内灯(図示せず)と、を集中制御することができるようになっている。このため、システムコントローラ22とこれらの装置との間で通信が行われている場合、システムコントローラ22は、上述の操作パネル21の液晶ディスプレイ上に、接続されている装置の設定状態や操作スイッチ等の設定画面を表示できるようになっている.さらに、システムコントローラ22は、所望の操作スイッチが触れられて所定領域のタッチセンサが操作されることによって設定値の変更等の操作入力が行えるようになっている。
リモートコントローラ30は、滅菌域にいる執刀医等が操作する第2集中操作装置であり、通信が成立している他の装置を、システムコントローラ22を介して操作することができるようになっている。
このシステムコントローラ22は、ケーブル9により患者モニタシステム4に接続されており、患者モニタシステム4は生体情報を解析し、この解析結果を所要の表示装置に表示させることができる。
また、システムコントローラ22には、通信手段である赤外線通信ポート(図示せず)が取り付けられている。この赤外線通信ポートは、表示装置19の近傍等の赤外線が照射しやすい位置に設けられ、システムコントローラ22との間がケーブルで接続されている。
図2は、システムコントローラ22の構成を説明するためのブロック図である。
システムコントローラ22は、制御部41と、記憶装置42と、通信インターフェース部(以下、通信I/Fという)43と、時計部44と、音声認識部45と、画像出力部46とを含んで構成されている。
制御部41は、中央処理装置(以下、CPUという)、ROM、RAMを含み、CPUがROM又は後述する記憶装置42に記憶された各種プログラムを読み出して実行することにより、制御部41内の各部、及び手術システム1の各医療機器と各非医療機器の動作を制御する。
記憶装置42は、ハードディスク装置等の記憶部であり、各種プログラムと各種データを記憶する。記憶装置42は、制御部41と接続され、制御部41の制御の下、記憶装置42に対する各種プログラム及び各種データの読み出しと書き込みが、行われる。記憶装置42には、後述する、操作ログ収集プログラムP1、機器設定再生プログラムP2、及び操作ログデータDDが記憶されている。
通信I/F43は、気腹装置14等の各種医療機器及び表示装置8等の各種非医療機器と、制御部41との間のインターフェース回路部である。制御部41からの制御信号は、通信I/F43を介して各機器へ出力され、各機器からの各種信号は、通信I/F43を介して制御部41へ入力される。
時計部44は、時刻データを生成して出力する回路である。時計部44は、時刻データを制御部41に出力する。
音声認識部45は、マイク33からの音声信号を入力して、執刀医若しくは看護師が発した音声を認識して、認識した音声データを、制御部41へ出力する。例えば、執刀医は、音声で所望の機器に対して、所望のコマンドを音声で入力することができる。
画像出力部46が、制御部41の制御の下、記憶装置42から各種データを読み出し、後述するシーン選択画面等の各種画面等の画像データを生成して、操作パネル21へ出力する処理部である。
制御部41は、操作パネル21にも接続されており、タッチセンサへの入力信号を、操作パネル21から入力すると共に、操作パネル21の表示部に各種画面及び各種データを表示するための制御信号及びデータ信号を画像出力部46に出力する。
さらに、システムコントローラ22には、通信コントローラ51が接続されている。通信コントローラ51は、テレビ会議システム52と接続されている。具体的には、通信コントローラ51は、制御部41と接続されており、制御部41からの制御信号に基づいて、テレビ会議システム52を起動、制御などを行う。
テレビ会議システム52は、手術室内の執刀医と、遠隔の者(例えば、医者)とが、所謂テレビ会議するためのシステムであり、手術中の状況を、遠隔の者に伝達するために利用される。
(操作ログデータ)
次に、手術中に収集され、かつ後述するように、シーン毎にグルーピングされる操作ログデータの構成について説明する。
制御部41は、手術中になされた操作パネル21の操作のデータを、操作ログデータとして記録する。図3は、操作ログデータの構成を示す図である。
図3に示すように、記憶装置42に記憶される操作ログデータDDは、シーン番号(シーン#)、時刻、ログオン識別子(以下、ログオンIDという)、手術名、機器名、機能名、及び変更された値の複数の項目のデータを含む。
シーン番号は、一つの手術において時間の経過と共に変化するシーンの識別子である。ここでは、識別子は、シーン番号であるが、番号でなくてもよい。手術中の1つのシーンでは、手術システム1内の各機器の設定状態及び出力状態が変化しない状態で、執刀医によって処理あるいは処置が行われる。ある1つのシーンにおける手術システム1内の各機器の設定状態及び出力状態とは異なるように、少なくとも1つの機器の設定状態あるいは出力状態が変更されると、シーンの変更がされたとして、その1つのシーンと、設定状態等が変更された後のシーンとは、同じ1つのシーンとはならない。
例えば、手術を始める直前の準備段階のシーンは、手術室内の室内灯はオン状態で、無影灯6はオフ状態であり、かつ他の機器の電源は、オン状態のシーンである。そのシーンから、トロッカーを挿入する段階のシーンになると、室内灯は消灯され、気腹装置14の出力圧は所定の圧力に変更され、光源装置16はオンにされる、等の各種操作が行われる。さらに、トロッカー挿入後、切除範囲同定の段階のシーンになると、気腹装置14の出力が変更され、CO2の送気が行われる。
以上のように、ある処理あるいは処置が行われる間は、手術システム1内の各医療機器及び各非医療機器は、その設定状態や出力状態は、変更されないが、別の処理あるいは処置が行われるときには、手術システム1内の各医療機器及び各非医療機器の設定状態や出力状態は、変更される。
よって、シーンは、手術システム1内の各医療機器及び各非医療機器の設定状態や出力状態が変更されない状態で、処理あるいは処置が行われる場面を指す。
図3において、時刻は、操作のあった時間、言い換えれば操作ログデータが記憶装置42に記録されたときの時刻である。ここでは、記録時刻は、年、月、日、時、分、秒からなる。
ログオンIDは、手術を行う執刀医を識別するための情報である。
手術名は、行われる手術のタイトルである。
機器名は、手術システム1中の操作対象である医療機器あるいは非医療機器の名称である。
機能名は、操作の機能の名称である。例えば、機能名には、オン・オフの切り替え、設定値の変更、入力チャンネルの切り替え、等が含まれる。
変更された値は、操作の内容を示す情報であり、オン、オフ、変更された設定値、変更された出力レベル等の情報である。
図3に示す操作ログデータは、後述する処理を行うことにより、作成される。
図3に示すように、シーン番号が「10」の後に、シーン番号が「1」で、時刻「2013/2/1 10:00:15」で、ログオンIDが「1」で、手術名が「ABC」で、機器名が「Light1」で、機能名が「ON/OFF」で、変更された値が「ON」の1つの操作ログデータが、シーン番号が「1」の最初の操作ログデータとして、記録されている。そのシーン番号「1」の最初の操作ログデータの後には、7つの操作ログデータが記録されている。すなわち、図3は、最初の操作ログデータから、シーン番号が「1」で、時刻「2013/2/1 10:00:45」で、ログオンIDが「1」で、手術名が「ABC」で、機器名が「Light2」で、機能名が「Intensity」で、変更された値が「1」の1つの操作ログデータまでが、シーン番号が「1」の操作ログデータとして、記録されていることを示している。
図3は、さらに、シーン番号が「2」で、時刻「2013/2/1 10:12:00」で、ログオンIDが「1」で、手術名が「ABC」で、機器名が「Insuflator」で、機能名が「Start/Stop」で、変更された値が「Start」の操作ログデータと、それ以降の操作ログデータが、シーン番号「2」の操作ログデータとして、記録されていることを示している。
シーン1とシーン2の操作ログデータの時間間隔は、10分以上の時間である。
システムコントローラ22は、操作ログ収集プログラムP1を実行することにより、操作パネル21に入力された操作を監視し、操作ログデータを収集し、かつシーンの区切りを自動判別して、シーン番号を付与することにより、シーン毎の操作ログデータをグルーピングして、図3に示すようなシーン番号を有する操作ログデータDDを作成し、記憶装置42に記憶する。
(動作)
次に、操作ログ収集プログラムP1により、操作ログデータのグルーピング処理について説明する。操作ログ収集プログラムP1は、手術中に操作ログデータを収集しながら、操作ログデータをグルーピングして、シーン番号付きの操作ログデータを生成する。よって、操作ログ収集プログラムP1を実行するシステムコントローラ22は、操作ログデータをグルーピングする医療支援装置を構成する。
制御部41のCPUが、記憶装置42に記憶されている操作ログ収集プログラムP1を読み出して、実行することによって、図4の処理は、実行される。
図4は、操作ログ収集プログラムP1の処理の流れを示すフローチャートである。
例えば、看護師が、シーン別の操作ログデータの作成指示をシステムコントローラ22の操作パネル21において入力すると、制御部41は、操作ログ収集プログラムP1を記憶装置42から読み出して実行する。
制御部41は、まず、操作パネル21の表示部の画面上に、所定のメッセージと共に、執刀医のログオンIDを入力させるための入力フィールドを表示し、執刀医又は看護師にその入力フィールドに執刀医のログオンIDの入力させるログオンIDの入力処理を実行する(S1)。
ログオンIDの入力処理が終了すると、制御部41は、操作パネル21の表示部の画面上に、所定のメッセージと共に、これから行う手術名を入力する入力フィールドを表示し、執刀医又は看護師にその入力フィールドに手術名の入力させる手術名の入力処理を実行する(S2)。
S2の処理の後、制御部41は、操作パネル21への操作入力が有るか否かを判定する(S3)。すなわち、操作パネル21への操作の有無が判定される。
操作入力が有ると(S3:YES)、制御部41は、操作ログの記録を行う(S4)。S4では、図3の操作ログデータ中、時刻、ログオンID、手術名、機器名、機能名、及び変更された値の項目のデータが、記録される。すなわち、シーン番号以外の操作ログデータが、操作ログデータDDに追加される。
次に、制御部41は、今回記録した操作ログデータの記録時刻tpと、前回記録した操作ログデータの記録時刻tfとの差を演算して、記録時刻の間隔と所定時間THとを比較するための、記録時刻のチェックを行う(S5)。
制御部41は、S5のチェックの結果、今回記録した操作ログデータの記録時刻tpと前回記録した操作ログデータの記録時刻tfとの間に、所定時間TH以上の時間間隔があるか否かを判定する(S6)。すなわち、S6の処理は、執刀医、手術及び被制御機器のそれぞれを識別するための識別情報と、手術時に用いられる各被制御機器に対する操作内容と、記録時間とを含む操作ログデータについて、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間TH以上の時間間隔を有するか否かを判定する時間間隔判定部を構成する。特に、時間間隔判定部であるS6では、手術中に行われた各被制御機器に対する操作の操作ログデータを記憶装置42に記憶するときに、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間TH以上の時間間隔を有するか否かが判定される。
所定時間TH以上の時間間隔があれば(S6:YES)、制御部41は、所定時間TH以上の時間間隔が空く前の操作ログデータを、グルーピングする(S7)。すなわち、制御部41は、前回の記録された記録時刻tfまでの操作ログデータであって、シーン番号が付与されていない操作ログデータを、1つのグループとして、グルーピングする。
例えば、図3の場合で、所定時間THが10分間であるとしたとき、時刻「2013/2/1 10:00:15」の最初の操作ログデータからそれに続く7つの操作ログデータまで、隣り合う2つの操作ログデータ間の時間間隔は、所定時間TH未満である。しかし、時刻「2013/2/1 10:01:45」と時刻「2013/2/1 10:12:00」の時間差が10分以上あるので、制御部41は、時刻「2013/2/1 10:12:00」の操作ログデータが記録されたときに、時刻「2013/2/1 10:00:15」から時刻「2013/2/1 10:01:45」までの操作ログデータをグルーピングして、シーン番号を付与する。シーン番号は、ここでは「1」が1ずつインクリメントされるようにして決定され、ここでは、シーン番号「1」が付与されてグルーピングされている。
すなわち、S7の処理は、S6の処理において時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が所定時間TH]以上の時間間隔を有すると判定されたとき、時系列的に連続し、かつ時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が所定時間TH未満である、複数の操作ログデータを、1つのシーンとしてグルーピングするグルーピング部を構成する。特に、S7では、1つのシーンとしてグルーピングされた複数の操作ログデータに対して、同一のシーン識別情報としてのシーン番号が付加される。
次に、制御部41は、終了指示がされたか否かを判定する(S8)。操作パネル21に手術終了あるいは記録終了の終了コマンドが入力されると(S8:YES)、処理は、終了する。操作パネル21に手術の終了コマンドが入力されなければ、処理は、S3に戻る。
また、操作入力がないとき(S3:NO)は、処理は、S8に移行する。さらに、今回記録した操作ログデータの記録時間tpと前回記録した操作ログデータの記録時間tfとの間に、所定時間TH以上の時間間隔がないときも(S6:NO)、処理は、S8に移行する。
以上の処理を実行することにより、図3に示す操作ログデータDDが記憶装置42に記憶される。
ここで、手術の具体的な例を挙げて説明する。図5は、ある執刀医が行ったある手術のシーンの流れを説明するための図である。
図5に示すように、ある手術が、初めに、麻酔導入のための「1.準備」の段階があり、「1.準備」の後に、トロッカー挿入のための「2.ラパロ」の段階があり、「2.ラパロ」の後に、切除範囲同定のための「3.術中内視鏡」の段階があり、「3.術中内視鏡」の後に、病変部切除のための「4.ラパロ」の段階があり、「4.ラパロ」の後に、切除箇所確認のための「5.術中内視鏡」の段階があり、「5.術中内視鏡」の後に、縫合のための「6.クローズ」の段階を含む、複数の段階を有しているとする。
図5の手術は、以上のような一連の6つの段階を含んでいる。6つの段階の中で、ある段階から次の段階に移行するとき、次の段階において行われる処理あるいは処理のために必要な手術室内の各機器の設定状態あるいは出力状態の変更が行われる。
図6は、手術中の各段階における各機器の設定状態及び出力状態の例を示す図である。図6は、手術システムが、無影灯1,2、室内灯、腹腔鏡用の光源装置1,内視鏡用の光源装置2、表示装置としてのモニタ1,2を有する例である。そして、図6に示す手術は、時間tの経過に伴って、段階「1.準備」から段階「6.クローズ」までの処理あるいは処置が行われる。図6に示すように、段階「1.準備」が開始されると、各機器は、手術が開始される前の初期状態の設定状態及び出力状態から、図6の段階「1.準備」に示す設定状態及び出力状態に変更される。
すなわち、段階「1.準備」における処理あるいは処置の前に、無影灯1と無影灯2の「オン」、室内灯の「オン」、気腹装置の出力設定値を「12mmHg」に設定すること、等々の操作が、看護師により、操作パネル21において行われる。これらの操作は、連続して行われるため、図3のシーン番号が「1」の範囲の複数の操作ログデータの記録時刻の差は、所定時間(10分間)以内に行われる。
このような段階「1.準備」のための設定操作が行われた後に、段階「1.準備」の麻酔導入の処理あるいは処置が実行される。麻酔導入の処理あるいは処置には、所定時間(10分間)以上の時間か掛かる。
段階「1.準備」の処理あるいは処置が終了し、段階「2.ラパロ」が開始されると、各機器は、段階「1.準備」のための設定状態及び出力状態から、図6の段階「2.ラパロ」に示す設定状態及び出力状態に変更される。
すなわち、段階「2.ラパロ」における処理あるいは処置の前に、無影灯1の「オフ」、無影灯2の「減光」、室内灯の「オフ」、気腹装置の出力設定値を「15mmHg」に設定すること、及び光源装置1のオンの操作が、看護師により、操作パネル21において行われる。これらの操作は、連続して行われるため、図3のシーン番号が「2」の範囲の複数の操作ログデータの記録時刻の差は、所定時間(10分間)以内に行われるが、トロッカー挿入の処理あるいは処置には、所定時間(10分間)以上の時間か掛かる。
このような段階「2.ラパロ」のための設定操作が行われ、無影灯と室内灯の消灯、腹腔鏡のランプ点灯、及び気腹開始が実行された後に、段階「2.ラパロ」のトロッカー挿入の処理あるいは処置が実行される。
段階「2.ラパロ」の後に行われる切除範囲同定のための「3.術中内視鏡」の段階では、光源装置1が減光され、光源装置2がオンされ、モニタ1、2の出力画像を、内視鏡画像と腹腔鏡画像の両方を出力するように、設定される。
このような段階「3.術中内視鏡」のための設定操作が行われ、内視鏡のランプ点灯、及びモニタ出力画像の切換が実行された後に、段階「3.術中内視鏡」の処置が実行される。
以下、同様に、「4.ラパロ」と「5.術中内視鏡」の各段階のための設定操作が行われ、その後にその段階における処理あるいは処置が実行される。
そして、病変部の切除が完了し、内視鏡で縫合部位の確認が行われた後、無影灯1,2と室内灯を点灯し、腹腔鏡と内視鏡用の光源装置のランプをオフにし、気腹装置を停止する最後の段階「6.クローズ」の処理が行われて、手術が終了する。手術の終了が指示されると、図3のような操作ログデータDDが、記憶装置42に記憶される。
以上のように、手術中の各処理あるいは処置に掛かる時間に基づいて、所定時間THを決定し、その決定された所定時間THに基づいて、操作ログの収集時に操作ログデータをグルーピングしてシーン別に分類することができる。
図3に示す操作ログデータDDには、全ての手術の、全てのログオンIDのデータを含む。しかし、操作ログデータDDには、手術名とログオンIDの情報が含まれているので、看護師は、手術を行うときに、手術名とログオンIDを指定して、操作ログデータDDから、手術に使用される操作ログデータを検索して抽出することができる。
そして、抽出された操作ログデータDD1について、シーン毎の名前を付けて、図7のようなシーン選択画面を作成することができる。
図7は、手術室の各機器の設定状態及び出力状態を変更するときに、操作パネル21の表示器の画面上に表示されるシーン選択画面SSの例を示す図である。
シーン選択画面SSは、手術に含まれる各段階に対応する各シーンを選択するための、複数の選択ボタンB1〜B6を含む。各ボタンの表示部には、シーンの名前が設定されている。
図7のような画面は、例えば、予め用意されているテンプレートの画面に、シーンの名前を付与するようにして、看護師によって作成される。
操作パネル21の画面上に表示された図7の画面上の所望のボタンに触れることによって、ユーザである看護師は、所望のシーンを選択することができる。
次に、以上のようにして収集された操作ログデータDDと、図7のシーン選択画面SSとを利用して、手術を行う場合を説明する。
図8は、機器設定再生プログラムP2の処理の流れを示すフローチャートである。
図8の処理は、看護師が所定の指示コマンドを操作パネル21に入力することによって実行される。よって、制御部41は、その指示コマンドの入力を検知すると、記憶装置42から機器設定再生プログラムP2を読み出して、実行する。
まず、制御部41は、データ抽出処理を実行する(S11)。データ抽出処理では、制御部41は、操作パネル21の表示部の画面上に、所定のメッセージと共に、執刀医と手術名を入力させるための入力フィールドを表示し、執刀医又は看護師にその入力フィールドに執刀医と手術名を入力させ、その入力された執刀医と手術名に合致する操作ログデータが抽出される。
すなわち、膨大な操作ログデータDDの中から、これから行われる手術の執刀医と手術名が合致する操作ログデータDD1のみが抽出されて、その抽出された操作ログデータDD1を用いて、次に説明する機器設定の再生処理が行われる。よって、S11の処理は、執刀医及び手術の識別情報に合致する操作ログデータを抽出する操作ログデータ抽出部を構成する。
そして、制御部41は、シーン選択の有無を判定する(S12)。シーン選択の有無は、図7の選択ボタンB1〜B6のいずれかが看護師の指により触れられて選択されたか否かにより、判定される。
シーン選択が無ければ(S12:NO)、処理は、何もしない。
シーン選択があると(S12:YES)、制御部41は、各機器に通信I/F43を介して、選択されたシーンの設定データを出力する(S13)。例えば、シーン1が選択されると、シーン番号が「1」の操作ログデータを抽出して、各ログデータに指定された各機器に対して、指定された機能について、変更された値の設定を通信I/F43を介して出力する。その結果、図6の段階「1.準備」に対応する各機器の設定状態あるいは出力状態が、制御部41により一括変更されるので、手術時間も短縮される。
よって、S12の処理が、グルーピング部であるS7によりグルーピングされた複数のシーンの中から1つのシーンを選択するシーン選択部を構成し、S13の処理が、S12において選択された1つのシーンについての複数の操作ログデータのそれぞれに含まれる被制御機器の情報と操作内容とに基づいて、各被制御機器に対する操作信号を出力するシーン操作信号出力部を構成する。
なお、S13で出力された設定の中に、テレビ会議システム52を利用する設定が含まれているときには、制御部41は、通信コントローラ51を制御して、テレビ会議システム52を起動する。
そのために、記憶装置42には、テレビ会議のために外部と電話接続するための、テレビ会議接続情報が予め記憶されている。
図9は、テレビ会議接続情報を記憶するテレビ会議接続情報テーブルTBL1の構成例を示す図である。
テレビ会議システム52は、電話回線を利用して、遠隔の者と音声と画像による通信を行うシステムであり、指定された電話番号に電話をかけることにより、相手方のテレビ会議システムとの通信を確立することができる。
なお、ここでは、テレビ会議システム52は、電話回線を利用するシステムであるが、インターネットなどの通信回線を利用するシステムでもよい。
よって、テレビ会議接続情報テーブルTBL1には、シーン毎に、相手先の電話番号が予め登録されている。制御部41は、シーン選択がされると、テレビ会議接続情報テーブルTBL1の登録情報をチェックし、選択されたシーンについて、電話番号が登録されているときには、S12において、通信コントローラ51を制御して、登録されている電話番号に電話をかけて、テレビ会議システム52を起動する。
さらに、制御部41は、チェックリストを表示する(S14)。S14において表示されるチェックリストは、各シーンにおいて必要な確認事項を、チェックリスト形式で、操作パネル21の表示器の画面上に表示される。
図10は、シーンとチェックリストの対応テーブルTBL2の例を示す図である。図10の対応テーブルTBL2は、例えば手術名毎に予め作成されて、記憶装置42に記憶されている。
対応テーブルTBL2は、シーン毎の、表示すべきチェックリストの情報を記憶したテーブルである。例えば、シーン番号「1」は、チェックリスト「ABC01」を表示することを示している。
図11と図12は、チェックリストの例を示す図である。図11と図12に示すように、チェックリストは、執刀医及び看護師が選択したシーンにおいて確認すべき項目が表示されている。よって、シーンが選択されて変更されると、看護師などは、確認すべき項目を見て、必要な確認を行うことができる。すなわち、シーンが選択されると、対応テーブルTBL2にその選択されたシーンについて予め設定されているチェックリストがある場合には、図11と図12に示すようなチェックリストが、操作パネル21の表示器の画面上に表示される。
なお、チェックリストだけでなく、そのシーンにおいて必要な動画を再生して表示するようにしてもよい。動画は、選択されたシーンで使用される処置具による処置の様子を示す動画等である。
図8に戻り、機器設定再生プログラムP2の実行終了の指示が、操作パネル21においてされたか否かが判定される(S15)。機器設定再生プログラムP2の実行終了の指示がされると(S15:YES)、処理は、終了し、その指示がされないときは(S15:NO)、処理は、S12へ戻る。
なお、この機器設定再生プログラムP2の実行中における、シーン選択、終了の指示は、マイク33を用いた音声により行えるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態の手術システム1によれば、手術のシーン毎の、各機器のオン・オフ設定、出力設定値の変更等の情報の設定を自動的に行うことができる医療支援装置を提供することができる。
特に、本実施の形態の手術システム1によれば、シーン毎、各機器のオン・オフ設定、出力設定値の変更等をする作業が不要となる。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、操作ログデータを収集しているときに、シーン番号の付与を付与して操作ログデータのグルーピングが行われているが、第2の実施の形態では、既に収集されて記録されている操作ログデータに、シーン番号の付与を行って操作ログデータのグルーピングを行う。
第2の実施の形態の手術システムは、第1の実施の形態の手術システム1と同様の構成を有し、図1及び図2に示す構成と同様である。よって、本実施の形態は、第1の実施の形態と同じ構成については、同じ符号を用いて説明し、既に説明した構成の説明は省略し、異なる構成について説明する。
操作ログデータDDAは、図2において点線で示すように、記憶装置42に既に記憶されている。図13は、その記憶装置42に既に記憶されている操作ログデータDDAの構成例を示す図である。操作ログデータDDAは、図3の操作ログデータDDにおけるシーン番号の情報が含まれていない点を除き、図3の操作ログデータDDと同じ構成を有する。
さらに、記憶装置42には、操作ログデータDDAに対して、シーン番号付与を行うシーン番号付操作ログデータ作成プログラムP1A(図2において点線で示す)が記憶されており、制御部41は、記憶装置42からシーン番号付操作ログデータ作成プログラムP1Aを読み出して実行することにより、操作ログデータDDAに対して、シーン番号を付与してシーン番号付操作ログデータを作成することができる。よって、シーン番号付操作ログデータ作成プログラムP1Aを実行するシステムコントローラ22は、操作ログデータをグルーピングする医療支援装置を構成する。
図14は、シーン番号付操作ログデータ作成プログラムP1Aの処理の流れの例を示すフローチャートである。
例えば、看護師が、シーン別の操作ログデータの作成指示をシステムコントローラ22の操作パネル21において入力すると、制御部41は、シーン番号付操作ログデータ作成プログラムP1Aを記憶装置42から読み出して実行する。
制御部41は、まず、操作パネル21の表示部の画面上に、所定のメッセージと共に、執刀医のログオンIDと手術名を入力させるための入力フィールドを表示し、執刀医又は看護師にその入力フィールドに執刀医のログオンIDと手術名の入力させるログオンIDと手術名の入力処理を実行する(S21)。
ログオンIDと手術名の入力処理が終了すると、制御部41は、S21で入力されたログオンIDと手術名に合致する処理対象の操作ログデータの抽出処理を実行する(S22)。すなわち、図13に示す操作ログデータDDAの中から、S21で入力されたログオンIDと手術名に合致する操作ログデータのみが抽出される。
例えば、ログオンIDが「1」で、手術名が「ABC」であれば、図13の場合、その条件に合致する時刻「2013/2/1 10:00:15」以降の操作ログデータが抽出される。
なお、抽出された操作ログデータは、時刻順となっている。
次に、制御部41は、S22で抽出された操作ログデータを読み出す(S23)。図13の場合、時刻「2013/2/1 10:00:15」のデータが、最初に読み出される。
制御部41は、読み出して操作ログデータの記録時刻をチェックする(S24)。S24では、S23で読み出した操作ログデータの記録時刻tp1と、前回読み出した操作ログデータの記録時刻tf1との差を演算して、記録時刻の間隔を比較するための、記録時刻のチェックが行われる(S24)。
最初の操作ログデータの場合は、前回読み出した操作ログデータがないが、2回目以降に読み出された操作ログデータの場合は、今回読み出した操作ログデータの記録時刻tp1と、前回読み出した操作ログデータの記録時刻tf1との差が演算される。
制御部41は、S24のチェックの結果、今回読み出した操作ログデータの記録時刻tpと前回読み出した操作ログデータの記録時刻tfとの間に、所定時間TH以上の時間間隔があるか否かを判定する(S25)。
よって、S25の処理は、執刀医、手術及び被制御機器のそれぞれを識別するための識別情報と、手術時に用いられる各被制御機器に対する操作内容と、記録時間とを含む操作ログデータについて、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定する時間間隔判定部を構成する。特に、S25の時間間隔判定部では、記憶装置42に記憶された各被制御機器に対する操作の操作ログデータについて、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間TH以上の時間間隔を有するか否かが判定される。
所定時間TH以上の時間間隔があれば(S25:YES)、制御部41は、所定時間TH以上の時間間隔が空く前の操作ログデータを、グルーピングする(S26)。すなわち、制御部41は、前回読み出された記録時刻tf1までの操作ログデータであって、シーン番号が付与されていない操作ログデータを、1つのグループとして、グルーピングする。
例えば、図13の場合で、所定時間THが10分間であるとしたとき、時刻「2013/2/1 10:00:15」の最初の操作ログデータからそれに続く7つの操作ログデータまでは、隣り合う2つの操作ログデータ間の時間間隔は、所定時間TH未満である。しかし、時刻「2013/2/1 10:01:45」と時刻「2013/2/1 10:12:00」の時間差が10分以上あるので、制御部41は、時刻「2013/2/1 10:12:00」の操作ログデータが記録されたときに、時刻「2013/2/1 10:00:15」から時刻「2013/2/1 10:01:45」までの操作ログデータをグルーピングして、シーン番号を付与する。シーン番号は、ここでは「1」が1ずつインクリメントされるようにして決定される。よって、最初に読み出された操作ログデータを含むデータについては、シーン番号「1」が付与され、それ以降に付与されるシーン番号は、「2」から順番にインクリメントされていく。
従って、S26の処理は、S25において時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が所定時間TH以上の時間間隔を有すると判定されたとき、時系列的に連続し、かつ時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が所定時間TH未満である、複数の操作ログデータを、1つのシーンとしてグルーピングするグルーピング部を構成する。特に、S26では、1つのシーンとしてグルーピングされた複数の操作ログデータに対して、同一のシーン識別情報としてのシーン番号が付加される。
次に、制御部41は、読み出すべき操作ログデータが無いか否かを判定する(S27)。S22で抽出された操作ログデータを1つずつ読み出すが、最後まで読み出すと、読み出すべき操作ログデータが無くなる。よって、読み出すべき操作ログデータが無いと(S27:YES)、処理は、終了する。読み出すべき操作ログデータが残っていれば、処理は、S23に戻る。
また、今回読み出した操作ログデータの記録時間tp1と前回読み出した操作ログデータの記録時間tf1との間に、所定時間TH以上の時間間隔がないときも(S25:NO)、処理は、S27に移行する。
以上の処理を実行することにより、図13に示す操作ログデータDDAにつき、シーン毎にグルーピングすることができる。
以上のように、本実施の形態の手術システムによれば、手術のシーン毎の、各機器のオン・オフ設定、出力設定値の変更等の情報の設定を自動的に行うことができる医療支援装置を提供することができる。
なお、上述した2つの実施の形態では、操作ログデータを収集しているときに操作ログデータのグルーピングが行う、あるいは既に収集されて記録されている操作ログデータのグルーピングを行うが、一つのシーンを、個別に記憶装置42に登録できるようにしてもよい。すなわち、任意のタイミングで、現在の各機器の設定状態と出力状態を、1つのシーンの状態として記憶装置42に登録できるようにしてもよい。
例えば、所定のシーン登録ボタンを操作パネル21の表示器の画面上に表示し、その所定のシーン登録ボタンが押されると(すなわちタッチされると)、そのボタンが押されたときにおける各機器の設定状態と出力状態を、1つのシーンの操作ログデータとして記憶装置42に登録されるようにする。
このようにして個別に登録されたシーンの操作ログデータを、上述した第1あるいは第2の実施の形態において自動的に作成されたシーン別の操作ログデータ中に、一つのシーンの操作ログデータとして、任意のシーンの間に追加したり、あるいは既に登録されているシーンの設定等の情報と置き換えたりすることにより、シーンの追加、変更が可能となる。
以上のように、上述した2つの実施の形態の手術システムによれば、手術のシーン毎の、各機器のオン・オフ設定、出力設定値の変更等の情報の設定を自動的に行うことができる医療支援装置を提供することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。

本出願は、2013年6月5日に日本国に出願された特願2013−119151号を優先権主張の基礎として出願するものであり、上記の開示内容は、本願明細書、請求の範囲に引用されるものとする。

Claims (15)

  1. 執刀医、手術及び被制御機器のそれぞれを識別するための識別情報と、手術時に用いられる各被制御機器に対する操作内容と、記録時間とを含む操作ログデータについて、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定する時間間隔判定部と、
    前記時間間隔判定部において前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間以上の時間間隔を有すると判定されたとき、時系列的に連続し、かつ前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間未満である、複数の操作ログデータを、1つのシーンとしてグルーピングするグルーピング部と、
    を有することを特徴とする医療支援装置。
  2. 前記時間間隔判定部は、手術中に行われた前記各被制御機器に対する操作の操作ログデータを記憶装置に記憶するときに、前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が、前記所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の医療支援装置。
  3. 前記時間間隔判定部は、記憶装置に記憶された前記各被制御機器に対する操作の操作ログデータについて、前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が、前記所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の医療支援装置。
  4. 前記グルーピング部は、前記1つのシーンとしてグルーピングされた前記複数の操作ログデータに対して、同一のシーン識別情報を付加することを特徴とする請求項1に記載の医療支援装置。
  5. 前記グルーピング部によりグルーピングされた複数のシーンの中から1つのシーンを選択するシーン選択部と、
    前記シーン選択部において選択された前記1つのシーンについての前記複数の操作ログデータのそれぞれに含まれる前記被制御機器の情報と前記操作内容とに基づいて、前記各被制御機器に対する操作信号を出力するシーン操作信号出力部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の医療支援装置。
  6. 前記執刀医及び前記手術の前記識別情報に合致する前記操作ログデータを抽出する操作ログデータ抽出部を有し、
    前記シーン操作信号出力部は、前記操作ログデータ抽出部により抽出された操作ログデータに含まれる前記被制御機器の情報と前記操作内容とに基づいて、前記各被制御機器に対する前記操作信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の医療支援装置。
  7. 前記被制御機器は、テレビ会議システムであり、
    前記操作内容は、前記テレビ会議システムを電話回線あるいは通信回線を介して相手方のテレビ会議システムとの通信を確立するためのテレビ会議接続情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の医療支援装置。
  8. 前記シーン毎に、表示装置に表示するチェックリスト情報を記録した記録部を有することを特徴とする請求項1に記載の医療支援装置。
  9. 執刀医、手術及び被制御機器のそれぞれを識別するための識別情報と、手術時に用いられる各被制御機器に対する操作内容と、記録時間とを含む操作ログデータを有する医療支援装置の時間間隔判定部が、該操作ログデータについて、時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの記録時間の差が、所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定し、
    前記医療支援措置の操作ログデータをグルーピングするグルーピング部が、前記時間間隔判定部により前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間以上の時間間隔を有すると判定されたとき、時系列的に連続し、かつ前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が前記所定時間未満である、複数の操作ログデータを、1つのシーンとしてグルーピングする
    ことを特徴とする医療支援装置作動方法。
  10. 前記時間間隔判定部は、手術中に行われた前記各被制御機器に対する操作の操作ログデータを記憶装置に記憶するときに、前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が、前記所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の医療支援装置の作動方法。
  11. 前記時間間隔判定部は、記憶装置に記憶された前記各被制御機器に対する操作の操作ログデータについて、前記時系列的に隣り合う2つの操作ログデータの前記記録時間の差が、前記所定時間以上の時間間隔を有するか否かを判定することを特徴とする請求項9に記載の医療支援装置の作動方法。
  12. 前記グルーピング部は、前記1つのシーンとしてグルーピングされた前記複数の操作ログデータに対して、同一のシーン識別情報を付加することを特徴とする請求項9に記載の医療支援装置の作動方法。
  13. 前記医療支援装置のシーン選択部が、グルーピングされた複数のシーンの中から1つのシーンを選択し、
    前記医療支援装置のシーン操作信号出力部が、前記シーン選択部において選択された前記1つのシーンについての前記複数の操作ログデータのそれぞれに含まれる前記被制御機器の情報と前記操作内容とに基づいて、前記各被制御機器に対する操作信号を出力する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の医療支援装置の作動方法。
  14. 前記医療支援装置の操作ログデータ抽出部が、前記執刀医及び前記手術の前記識別情報に合致する前記操作ログデータを抽出し、
    前記シーン操作信号出力部が、前記操作ログデータ抽出部により抽出された操作ログデータに含まれる前記被制御機器の情報と前記操作内容とに基づいて、前記各被制御機器に対する前記操作信号を出力することを特徴とする請求項13に記載の医療支援装置の作動方法。
  15. 前記被制御機器は、テレビ会議システムであり、
    前記操作内容は、前記テレビ会議システムを電話回線あるいは通信回線を介して相手方のテレビ会議システムとの通信を確立するためのテレビ会議接続情報を含むことを特徴とする請求項9に記載の医療支援装置の作動方法。
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