JP2007068562A - 医療機器用電源制御装置及び手術室制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】手術に使用されない医療機器の電源が入っていることがなく、看護師等が手術に使用するものとの誤認が生ぜず、かつ無駄な電力消費も防ぐことができる手術室制御システムを提供する。
【解決手段】手術室制御システム1は、手術室内に設けられる医療機器に接続されるシステムコントローラ22と、手術室2内に設けられる視聴覚機器に接続される視聴覚機器コントローラ61とを有する。視聴覚機器コントローラ61は、医療機器の電源を制御する装置であって、医療機器の中で電源をオン又はオフする医療機器の情報が入力され、入力された情報に基づいて、医療機器のそれぞれの電源のオン又はオフを制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療機器用電源制御装置及び手術室制御システムに関し、特に、手術室に設けられる医療機器の電源を制御する医療機器用電源制御装置及び手術室制御システムに関する。
従来より、手術室において使用される内視鏡等の医療機器がシステムコントローラ等によって制御される手術システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。システムコントローラには、被制御装置である医療機器として例えば電気メス装置、気腹装置、内視鏡用カメラ装置、光源装置等が接続されている。さらに、システムコントローラには、表示装置、操作パネル等も接続されている。操作パネルは、表示部とタッチセンサにより構成され、非滅菌域にいる看護師等が操作する集中操作装置になっている。表示装置には、内視鏡画像等が表示される。
一方、手術室には、非医療機器であるルームライト、ルームカメラ、インターフォン、液晶表示装置等の視聴覚関連設備があるが、これらは、別途個別に、あるいは集中制御するための視聴覚コントローラによって、制御されている。
特開2004−157177号公報
しかし、従来は、手術に先立って、手術室にある医療機器全てが電源オンされ、電源オンされた医療機器の中で、手術に使用されない医療機器があっても、手術中電源がオン状態のままの場合があった。
手術に使用されない医療機器の電源が入っていることは、看護師等が手術に使用するものと誤認するだけでなく、無駄な電力消費に繋がる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、手術に使用されない医療機器の電源をオフすることができる医療機器用電源制御装置及び手術室制御システムを提供することを目的としている。
本発明の医療機器用電源制御装置は、手術室内に設けられる2以上の医療機器の電源を制御する装置であって、前記2以上の医療機器の中で電源をオン又はオフする医療機器の情報を入力する情報入力手段と、該情報入力手段により入力された前記情報に基づいて、前記2以上の医療機器のそれぞれの電源のオン又はオフを制御する電源制御手段とを有する。
本発明によれば、手術に使用されない医療機器の電源をオフすることができる医療機器用電源制御装置及び手術室制御システムを実現することができる。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態に係わる手術室制御システムを説明する。
本実施の形態に係わる手術室制御システムは、複数の医療機器と、医療機器制御装置としてのシステムコントローラとを含む。まず、複数の医療機器及びこれらの医療機器を制御するシステムコントローラを含む手術室制御システムの例の1つである内視鏡手術システムについて説明する。図1は、手術室2に配置される内視鏡手術システム3の全体構成を示す構成図である。
図1に示すように、手術室2内には、患者48が横たわる患者ベッド10と、内視鏡手術システム3が配置される。この内視鏡手術システム3は、第1カート11及び第2カート12を有している。
第1カート11には、被制御装置である医療機器として例えば電気メス装置13、気腹装置14、内視鏡用カメラ装置15、光源装置16及びビデオテープレコーダ(VTR)17等の装置類と、二酸化炭素等を充填したガスボンベ18が載置されている。内視鏡用カメラ装置15は、カメラケーブル31aを介して第1の内視鏡31に接続される。光源装置16は、ライトガイドケーブル31bを介して第1の内視鏡31に接続される。
また、第1カート11には、表示装置19、第1の集中表示パネル20、操作パネル21等が載置されている。表示装置19は、内視鏡画像等を表示する、例えばTVモニタである。
集中表示パネル20は、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能な表示手段となっている。操作パネル21は、例えば液晶ディスプレイ等の表示部とこの表示部上に一体的に設けられた例えばタッチセンサにより構成され、非滅菌域にいる看護師等が操作する集中操作装置になっている。
更に、第1カート11には、制御装置であるシステムコントローラ22が載置されている。このシステムコントローラ22には、上述の電気メス装置13と気腹装置14と内視鏡用カメラ装置15と光源装置16とVTR17とが、図示しない通信線を介して接続されている。システムコントローラ22には、ヘッドセット型のマイク33が接続できるようになっており、システムコントローラ22はマイク33から入力された音声を認識し、術者の音声により各機器を制御できるようになっている。
一方、前記第2カート12には、被制御装置である内視鏡用カメラ装置23、光源装置24、画像処理装置25、表示装置26及び第2の集中表示パネル27とが載置されている。
内視鏡用カメラ装置23はカメラケーブル32aを介して第2の内視鏡32に接続される。光源装置24はライトガイドケーブル32bを介して第2の内視鏡32に接続される。
表示装置26は、内視鏡用カメラ装置23でとらえた内視鏡画像等を表示する。第2の集中表示パネル27は、手術中のあらゆるデータを選択的に表示させることが可能になっている。
これら内視鏡用カメラ装置23と光源装置24と画像処理装置25とは、第2カート12に載置された中継ユニット28に図示しない通信線を介して接続されている。そして、この中継ユニット28は、中継ケーブル29によって、上述の第1カート11に搭載されているシステムコントローラ22に接続されている。
従って、システムコントローラ22は、これらの第2カート12に搭載されているカメラ装置23、光源装置24及び画像処理装置25と、第1カート11に搭載されている電気メス装置13、気腹装置14、カメラ装置15、光源装置16及びVTR17とを集中制御するようになっている。このため、システムコントローラ22とこれらの装置との間で通信が行われている場合、システムコントローラ22は、上述の操作パネル21の液晶ディスプレイ上に、接続されている装置の設定状態や操作スイッチ等の設定画面を表示できるようになっている。さらに、システムコントローラ22は、所望の操作スイッチが触れられて所定領域のタッチセンサが操作されることによって設定値の変更等の操作入力が行えるようになっている。
リモートコントローラ30は、滅菌域にいる執刀医等が操作する第2集中操作装置であり、通信が成立している他の装置を、システムコントローラ22を介して操作することができるようになっている。
図2は、本実施の形態に係わる手術室制御システム1の全体構成を示すブロック構成図である。手術室制御システム1は、内視鏡手術システム3と、非医療機器システムである視聴覚システム(以下、AVシステムという)4を含む。内視鏡手術システム3は、詳細には図1に示した構成であるが、図2では、説明を簡単にするために簡略化して示してある。図2において、医療機器群51は、システムコントローラ22に直接接続、あるいは中継ユニット28を介して間接的に接続された電気メス13等の医療機器である。表示パネル52は、第1の集中表示パネル20と、中継ユニット28を介して接続された第2の集中表示パネル27である。リレー群55は、各医療機器の電源に接続された複数のリレーを含み、各リレーには、後述するAVシステム4の電源用リレー制御ボックス70からのオン・オフ制御信号が入力される。
図2において、内視鏡53は、第1の内視鏡31あるいは第2の内視鏡32であり、システムコントローラ22へ直接又は間接に接続されている。内視鏡53は、操作部53aと、挿入部53bとからなる。操作部53aには、複数の操作ボタン54,具体的には4つの操作ボタン54aから54dが設けられている。さらに、図1と同様に、システムコントローラ22には、操作指示入力手段として、リモートコントローラ30と、マイク33と、操作パネル21が接続されている。
手術室制御システム1の視聴覚システム4は、視聴覚コントローラ(以下、AVコントローラという)61を含み、AVコントローラ61は、システムコントローラ22とケーブル9により接続されている。AVコントローラ61は、中央処理装置(以下、CPUという)とメモリ(いずれも図示せず)を内蔵し、メモリに記憶された所定のソフトウエアプログラムを実行可能となっている。
AVコントローラ61は、接続された各視聴覚機器(以下、AV機器という)を含む非医療機器を制御する、非医療機器制御装置としてのコントローラである。図2に示すように、AVコントローラ61に接続される非医療機器は、本実施の形態では、表示装置62と、ルームライト63と、ルームカメラ64と、シーリングカメラ65と、参照画像格納サーバ66と、遠隔にいる者と会議をするための会議システム(以下、テレ会議システムという)67と、周辺機器68である。さらに、AVコントローラ61には、操作パネル69が接続されている。従って、AV機器とは、画像データの記録、再生等を行うAV機器だけでなく、手術室2内に設置された照明等の設備機器をも含む非医療機器をいう。
さらに、AVコントローラ61には、電源用リレー制御ボックス70が接続されている。電源用リレー制御ボックス70は、内視鏡手術システム3の各種医療機器の電源に接続されたリレー群の各リレーにオン・オフ制御信号を、AVコントローラ61からの制御信号に基づいて出力する。電源用リレー制御ボックス70からのオン制御信号が入力されたリレーは閉じて、そのリレーに接続された医療機器の電源をオンし、電源用リレー制御ボックス70からのオフ制御信号が入力されたリレーは開いて、そのリレーに接続された医療機器の電源をオフする。よって、AVコントローラ61は、医療機器用電源制御装置を構成する。
AVコントローラ61には、記憶手段として記憶装置61aが接続されており、記憶装置61aには、AV機器と医療機器のログデータが記録される。AVコントローラ61は、手術が開始されると、手術中のAV機器の動作、例えばオン、オフの状態、及び医療機器の電源オンとオフの状態を、時間データと関係付けて、ログデータとして記憶装置61aに記録する。
表示装置62は、液晶表示装置(LCD)あるいはプラズマ表示パネル(PDP)であり、予め指定された、あるいは操作パネル69において看護師等が指定した機器の画像、例えば後述する参照画像格納サーバからの画像を表示する。ルームライトは、手術室2内を照明する装置である。ルームカメラ64は、手術室2内の様子を撮るカメラである。シーリングカメラ65は、天井からつり下げられ、その位置を変更することができるカメラである。参照画像格納サーバ66は、術前に撮った患者の内視鏡画像、超音波断層像画像、PACS等の画像データを格納したサーバ、例えばDICOMサーバであり、手術室2内あるいは手術室2外に設けられる。テレ会議システム67は、医局あるいはナースステーションにいるナース等と音声と共に映像を表示しながら、会話ができるシステムである。周辺機器68は、各種機器であり、例えば、プリンタ、CDプレーヤ、DVDレコーダ、ビデオテープレコーダ(以下、VTRという)等の機器である。なお、内視鏡手術システム3の内視鏡画像は、AVシステム4へ別な信号線を介して供給されており、DVDレコーダ、VTR等の画像記録装置において録画できるようになっている。操作パネル69は、AVコントローラ61に接続された各AV機器を制御するための装置である。操作パネル21は、操作パネル21と同様のパネルであり、例えば液晶ディスプレイ等の表示部とこの表示部上に一体的に設けられた例えばタッチセンサにより構成され、看護師等によって操作される。
本実施の形態に係わる手術室制御システム1は、システムコントローラ22に接続されたリモコン30等の操作指示入力手段を操作することによって、AVコントローラ61に接続された各AV機器が制御可能となるように構成されている。
また、システムコントローラ22は、手術時に使用する医療機器を自動的に設定する自動設定機能を有する。システムコントローラ22の記憶装置(図示せず)に、術者名、手術部位等のキーワード等のキー毎に、使用する医療機器のリストデータを使用機器リストとして予め登録しておく。手術前に、キーをシステムコントローラ22に入力すると、システムコントローラ22は、入力されたキーに対応するリストデータを、記憶装置から読み出し、その読み出したリストデータに基づいて、内視鏡手術システム3のシステムの設定を行う。リストデータは、キー毎の医療機器のデータを含む。例えば、リストデータは、キーに対応した、手術に使用する医療機器の情報である。従って、これにより、術者名等のキーデータを入力するだけで、医療機器の設定を自動で行うことができる。なお、リストデータは、手術に使用しない医療機器の情報であってもよい。
次に、上述した手術室制御システム1における電源制御の動作について説明する。
内視鏡手術システム3が立ち上げられると、上述した医療機器の自動設定がされる。AVシステム4も立ち上げられると、接続されたAV機器についての必要な設定処理がなされ、その後に、あるいは同時に医療機器の電源制御処理を実行する。
図3は、AVコントローラ61において実行される医療機器の電源制御処理の流れの例を示すフローチャートである。まず、AVコントローラ61は、全ての医療機器の電源をオンにする(ステップS1)。全ての医療機器の電源をオンするために、AVコントローラ61は、電源用リレー制御ボックス70に対して、接続されている全ての医療機器の電源に対応する全てのリレーを閉じるリレー制御信号を出力する。電源用リレー制御ボックス70は、受信したリレー制御信号に応じて各リレーに対してオン信号を出力する。
そして、次に、AVコントローラ61は、システムコントローラ22に、手術において使用する医療機器のリストデータを要求する(ステップS2)。
AVコントローラ61は、通信線であるケーブル9を介してシステムコントローラ22からリストデータを受信したか、すなわち取得したかを判断する(ステップS3)。ステップS3で、リストデータを取得しないときは、ステップS3でNOとなり、処理は何もしないで、リストデータの取得まで待つ。ステップS3でリストデータを受信する処理が、医療機器のオン情報あるいはオフ情報の入力手段を構成する。
AVコントローラ61がリストデータを受信すると、ステップS3でYESとなり、そのリストデータに基づいて、ステップS1で電源をオンした医療機器の中で不使用の医療機器の電源をオフする(ステップS4)。AVコントローラ61は、不使用の医療機器の電源をオフするために、電源用リレー制御ボックス70に対して、不使用の医療機器の電源に対応する全てのリレーを開くリレー制御信号を出力する。電源用リレー制御ボックス70は、受信したリレー制御信号に応じて各リレーに対してオフ信号を出力する。受信したリストデータが、オン情報(オンする医療機器の情報)であれば、AVコントローラ61は、そのリストにない医療機器に対してオフ信号を出力する。受信したリストデータが、オフ情報(オフする医療機器の情報)であれば、AVコントローラ61は、そのリストにある医療機器に対してオフ信号を出力する。
さらに、AVコントローラ61は、オン信号あるいはオフ信号を出力した医療機器が、確かにオンあるいはオフしているか否かを確認するために、ステップS4の後に、照合処理を行う(ステップS5)。例えば、照合処理は、電源用リレー制御ボックス70からオンオフ信号のフィードバック信号が得られる場合は、そのフィードバック信号とステップS4で出力した制御信号とを比較する、あるいはシステムコントローラ22と通信してシステムコントローラ22からオンしている医療機器、あるいはオフしている医療機器の情報を取得できる場合は、システムコントローラ22から取得した情報と、ステップS4で出力した制御信号とを比較する、等の処理によって行う。ステップS5における処理が、照合処理手段を構成する。
以上のように、AVコントローラ61は、使用する医療機器あるいは不使用の医療機器の情報に基づいて、不使用の医療機器の電源をオフする。これにより、手術に使用されない医療機器の電源が入っていることがなく、看護師等が手術に使用するものとの誤認が生ぜず、かつ無駄な電力消費も防ぐことができる。
図4は、AVコントローラ61において実行される医療機器の電源制御処理の流れの変形例を示すフローチャートである。この変形例においては、初めに全ての医療機器の電源をオンすることなく、必要な機器を手動でオンできるようにした点が上述した図3の処理と異なる。
図4に示すように、まず、AVコントローラ61は、システムコントローラ22に、システムコントローラ22に接続されている全医療機器のリストデータを要求する(ステップS11)。
AVコントローラ61は、通信線であるケーブル9を介してシステムコントローラ22からリストデータを受信したか、すなわち取得したかを判断する(ステップS12)。ここで注意すべき点は、上述した図3のステップS3で受信するリストデータは、そのときの手術で使用する医療機器のリストデータであるが、本変形例のステップS12で受信するリストデータは、システムコントローラ22に接続されている全医療機器のリストデータである点である。ステップS12で、リストデータを取得しないときは、ステップS12でNOとなり、処理は何もしないで、リストデータの取得まで待つ。
AVコントローラ61がリストデータを受信すると、ステップS12でYESとなり、リストデータに基づいて、全ての医療機器を使用するか、言い換えると全ての医療機器をオンするか否かを判断する(ステップS13)。この判断は、看護師等のユーザに選択させることによって判断される。具体的には、AVコントローラ61は、操作パネル69に、全ての医療機器の電源をオンするか否かを選択させて指示させるための画面を表示し、その表示画面中の選択ボタン等によってユーザにその判断のための情報を取得する。
ステップS13でYESのときは、全ての医療機器をオンする(ステップS14)。ステップS14では、具体的には、AVコントローラ61は、全ての医療機器の電源をオンするために、電源用リレー制御ボックス70に対して、接続されている全ての医療機器の電源に対応する全てのリレーを閉じるリレー制御信号を出力する。
ステップS13でNOの場合、すなわち全ての医療機器をオンしない場合は、受信したリストデータに基づいて、操作パネル69の表示部にリスト形式で全ての医療機器を表示する(ステップS15)。
図5は、操作パネル69に表示された全ての医療機器の表示例を示す図である。操作パネル69の表示部に表示される画面81は、ユーザがタッチセンサを利用して所定の操作をすると、表示された医療機器の中からオンしたい医療機器を選択するオン機器選択画面である。
オン機器選択画面81は、全ての医療機器の名称をリスト形式で表示する機器表示部82と、機器表示部82に表示された医療機器毎に対応して設けられたチェックボックスを表示する選択指示部83を含む。さらに、オン機器選択画面81は、OKボタン84と、戻るボタン85とを含む。OKボタン84は、後述するユーザによって選択された、オンする医療機器を確定させるためのボタンである。戻るボタン85は、操作パネルにおけるトップメニューへ戻る、すなわちトップメニュー画面表示を指示するためのボタンである。
ユーザはオン機器選択画面81を見ながら、オンする医療機器に対応するチェックボックスをチェックする。チェックボックスのチェックをする処理は、例えば、チェックボックスを触れることによって、チェックボックスの表示をチェックされた状態に変更することである。そして、オンする医療機器を選択すると、その選択を確定させるために、ユーザはOKボタン84を選択、すなわち触れると、AVコントローラ61は、チェックボックスにチェックの入った医療機器を、電源をオンする医療機器として選択して決定する選択処理を実行する(ステップS16)。
なお、ここでは、オンする医療機器を選択するようにしたが、ステップS16において、オフする医療機器を選択するようにしてもよい。ステップS16における処理が、医療機器のオン情報あるいはオフ情報の入力手段を構成する。
ステップS16の後に、AVコントローラ61は、選択された医療機器の電源をオンする(ステップS17)。AVコントローラ61は、選択された医療機器の電源をオンするために、電源用リレー制御ボックス70に対して、選択された医療機器の電源に対応する全てのリレーを開くリレー制御信号を出力する。
以上のようにしても、AVコントローラ61は、使用する医療機器の情報に基づいて、不使用の医療機器の電源をオンする。これにより、手術に使用されない医療機器は、その電源が入らないので、看護師等が手術に使用するものと誤認することがなく、かつ無駄な電力消費も防ぐことができる。
なお、上述した例では、AVコントローラ61からシステムコントローラ22に対して、使用する医療機器のリスト、あるいは接続された全ての医療機器のリストの情報を要求しているが、AVコントローラ61が情報要求をせずに、システムコントローラ22からAVコントローラ61へリストの情報を送信するようにしてもよい。
図6は、システムコントローラ22からリストデータをAVコントローラ61へ送信する処理の流れの例を示すフローチャートである。ここでは、上述した自動設定機能により医療機器の設定が行われる場合の例を説明する。
システムコントローラ22は、まず、送信するリストデータを選択する(ステップS21)。選択されるリストデータは、上述したように、ユーザがキーを入力することによって選択されたリストである。すなわち、例えば、術者名のキーが入力された場合であれば、その術者に対応して予め登録されている、手術時に使用する医療機器のリストデータが選択される。
次に、システムコントローラ22は、AVコントローラ61と所定の通信を行い、AVコントローラ61がリストデータの受信が可能か否かを判定する(ステップS22)。
AVコントローラ61がリストデータの受信が可能でないときは、S22でNOとなり、処理は何もしないで、待つ。AVコントローラ61がリストデータの受信が可能なときは、リストデータを送信する(ステップS23)。
このような処理を、システムコントローラ22が実行することによって、AVコントローラ61は、システムコントローラ22にリストデータの要求をする処理が不要となる。AVコントローラ61は、このようにしてシステムコントローラ22から送信された、リストデータに基づいて、使用する医療機器の電源をオンするように、電源用リレー制御ボックスに対してリレー制御信号を送信する。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、AVコントローラ61は、使用する医療機器あるいは不使用の医療機器の情報に基づいて、不使用の医療機器の電源をオフする。これにより、手術に使用されない医療機器の電源が入っていることがなく、看護師等が手術に使用するものとの誤認が生ぜず、かつ無駄な電力消費も防ぐことができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
本発明の実施の形態に係わる内視鏡手術システムの全体構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態に係わる手術室制御システムの全体構成を示すブロック構成図である。 本発明の実施の形態に係わるAVコントローラにおいて実行される医療機器の電源制御処理の流れの例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わるAVコントローラにおいて実行される医療機器の電源制御処理の流れの変形例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係わる操作パネルに表示された全ての医療機器の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わるシステムコントローラからリストデータをAVコントローラへ送信する処理の流れの例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 手術室制御システム、2 手術室、3 内視鏡システム、4 視聴覚システム、22 システムコントローラ、55 リレー群、61 視聴覚コントローラ、61a 記憶装置、70 電源用リレー制御ボックス

Claims (8)

  1. 手術室内に設けられる2以上の医療機器の電源を制御する装置であって、
    前記2以上の医療機器の中で電源をオン又はオフする医療機器の情報を入力する情報入力手段と、
    該情報入力手段により入力された前記情報に基づいて、前記2以上の医療機器のそれぞれの電源のオン又はオフを制御する電源制御手段とを有することを特徴とする医療機器用電源制御装置。
  2. さらに、前記手術室内に設けられる1又は2以上の非医療機器を制御する非医療機器制御手段を有することを特徴とする請求項1記載の医療機器用電源制御装置。
  3. 前記情報入力手段は、前記2以上の医療機器を制御するコントローラから通信により前記オン又はオフする医療機器の情報を入力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療機器用電源制御装置。
  4. さらに、オンあるいはオフした前記2以上の医療機器がオンあるいはオフしているか否かを確認するための照合処理手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の医療機器用電源制御装置。
  5. 手術室内に設けられる2以上の医療機器に接続される第1のコントローラと、
    該第1のコントローラと通信線を介して接続された第2のコントローラとを有し、
    該第2のコントローラは、
    前記2以上の医療機器の中で電源をオン又はオフする医療機器の情報を入力する情報入力手段と、
    該情報入力手段により入力された前記情報に基づいて、前記2以上の医療機器のそれぞれの電源のオン又はオフを制御する電源制御手段とを含むことを特徴とする手術室制御システム。
  6. さらに、前記第2のコントローラは、前記手術室内に設けられる1又は2以上の非医療機器を制御する非医療機器制御手段を有することを特徴とする請求項5記載の手術室制御システム置。
  7. 前記情報入力手段は、前記第1のコントローラから通信により前記オン又はオフする医療機器の情報を入力することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の手術室制御システム。
  8. さらに、前記第2のコントローラは、オンあるいはオフした前記2以上の医療機器がオンあるいはオフしているか否かを確認するための照合処理手段を有することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1つに記載の手術室制御システム。
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WO2020195923A1 (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 ソニー株式会社 医療用電源システム、情報処理装置、情報処理方法、画像処理装置、画像処理方法

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