JP4946789B2 - ダイジェストデータ作成装置およびダイジェストデータ作成方法 - Google Patents

ダイジェストデータ作成装置およびダイジェストデータ作成方法 Download PDF

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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

本発明は、複数の映像データからその一部分を抽出してダイジェストデータとして再生するダイジェストデータ作成装置およびダイジェストデータ作成方法に関する。
複数の映像データの中から、所望の映像データを検索し易くするため、映像データをいったん復号して解析してからダイジェストデータを作成するダイジェストデータ作成装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−252372号公報
しかし、上記従来のダイジェストデータ再生装置では、ダイジェストデータを作成する際、映像データをいったん復号して解析しているので、ビデオカメラなどバッテリで駆動し処理能力に制限のあるダイジェストデータ作成装置の場合、処理量が多くなり、ダイジェストデータを作成するのに長い時間が必要となると共に、その処理によってバッテリの電源を消費してしまう、という課題があった。
そこで、本発明は、短時間かつ少ない処理負荷でダイジェストデータを作成することができるダイジェストデータ作成装置およびダイジェストデータ作成方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のダイジェストデータ作成装置では、符号化された複数の映像データを格納した映像データ格納部と、前記映像データ格納部に格納された複数の映像データを、映像データ間の時間間隔、または映像データに付された撮影場所を示す情報に基づいてグループ分けするグループ分け部と、前記グループ分け部によってグループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定するグループ毎カット数決定部と、前記グループ毎カット数決定部によって各グループに割り当てられた前記カットの数に基づいて、各グループに属する前記映像データの一部分をカットとして抽出するカット抽出部と、前記カット抽出部によって抽出された前記カットをダイジェストデータとして再生する再生制御部と、を有する。
た、前記グループ毎カット数決定部は、前記グループ分け部によってグループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定する際、ある映像データに割り当てる前記カットの長さが、前記映像データの長さより長い場合、その超える部分を、同じグループの他の映像データのカットに配分するようにしたり、または、各グループに割り当てるダイジェスト数が、そのグループにおける前記映像データの数を超えないように各カットの長さを設定する、ようにしても良い。
また、本発明のダイジェストデータ作成方法では、符号化された複数の映像データを、、映像データ間の時間間隔、または映像データに付された撮影場所を示す情報に基づいてグループ分けするステップと、前記グループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定するステップと、前記各グループに割り当てられた前記カットの数に基づいて、各グループに属する前記映像データの一部分をカットとして抽出するステップと、前記カットをダイジェストデータとして再生するステップと、を有する。
本発明によれば、ダイジェストデータを作成する際、映像データをいったん復号して解析する必要がなくなり、短時間かつ少ない処理負荷でダイジェストデータを作成することができる。その結果、例えば、ダイジェストデータ作成装置が、バッテリで駆動し処理能力に制限のあるビデオカメラなどの場合でも、バッテリを長持ちさせることができる。



実施の形態1.
以下、本発明に係るダイジェストデータ作成装置およびダイジェストデータ作成方法の実施の形態について説明する。尚、以下で説明するダイジェストデータ作成装置の実施の形態は、映像データの記録機能および再生機能を有するビデオカメラ等のダイジェストデータ作成装置およびダイジェストデータ作成方法を想定している。なお、本発明でいう映像データには、映像データ以外に音声データ等が含まれていても良いし、音声データ等が含まれていなくても良い。また、その映像データには動画データだけでなく、静止画データでも良いし、動画データと静止画データとが混在していても勿論よい。そのため、ダイジェストデータに音声データが含まれていたり、ダイジェストデータが動画データだけでなく、静止画データでも良い。
図1は、本発明の実施の形態1であるダイジェストデータ作成装置100の構成を示すブロック図である。
図1において、このダイジェストデータ作成装置100は、映像データ格納部110、カットデータ記憶部120、ダイジェスト時間決定部130、グループ分け部140、グループ毎カット数決定部150、カット抽出部160、再生制御部170を備えている。なお、再生制御部170は、本装置に設けられていなくても、本装置外に設けられていても勿論よい。また、ダイジェスト時間決定部130も任意な構成要素で省略しても良い。
また、本実施の形態1の映像データ200は、カメラ等によって撮影され、録画開始から録画停止までの連続撮影されたもので、音声データやテキストデータ等が含まれていても、音声データやテキストデータ等が含まれていなくてもどちらでも良い。そして、映像データ格納部110は、ハードディスク、DVD等の光ディスク、磁気テープ、半導体記録媒体等の映像データを記録可能な容量を持つ記録媒体と、その記録媒体にデータを記録し再生するための記録再生部とから構成され、ディジタルビデオカメラ等で撮影された映像データ200が複数個格納される。なお、その記録媒体は、テープや、DVD、メモリ等のように取り外しできる記録媒体でも、HDD等のように取り外し不可の記録媒体でもどちらでも良い。同様に、カットデータ記憶部120も、ハードディスク、光ディスク、磁気テープ、半導体記録媒体等の、複数のカットからなるダイジェストデータを記録可能な容量を持つ記憶媒体と、その記憶媒体にデータを記録し再生するための記録処理部とから構成され、映像データ格納部110に格納された映像データ200のダイジェストやその各種情報が記憶される。なお、映像データ格納部110がカットデータ記憶部120を兼ねていても、それとは逆にカットデータ記憶部120が映像データ格納部110兼ねていても良い。
次に動作を説明する。
まず、映像データ格納部110は、図示しないカメラ等によって撮影された映像データ200を、撮影日時、録画時間や撮影場所などの撮影時に取得される情報や撮影後に撮影者が入力するコメントなどの属性情報が付され格納している。そのため、このダイジェストデータ作成装置には、撮影日時や録画時間を取得するための時計を、また撮影場所を取得するために位置情報を検出できるGPSなどを、さらに撮影後に撮影者がコメントなどを入力するためには入力に必要な入力部(図示せず)を、ダイジェストデータ作成装置内に設けている。また属性情報は、例えば、MPEG等の画像フォーマットや、ダイジェストデータ作成装置100の管理規則に従って、映像データ200のヘッダ部分やインデックス部分などに記録する、あるいは映像データ200とは別の管理情報用ファイル等に記録する。
ダイジェスト時間決定部130では、再生するダイジェストデータの再生時間であるダイジェスト時間Tを決定する。ダイジェスト時間Tは、ダイジェストの対象とする複数の映像データ200の録画時間の合計に比例した値とする。そのため、ダイジェスト時間決定部130は、映像音声データ格納部110に格納されたダイジェスト映像の対象とする複数の映像データ200の録画時間を検出してダイジェスト時間Tを決定する。ここで、ダイジェスト時間Tが長くなりすぎると、撮影した映像を短時間で観るというダイジェストの効果が失われてしまう。そのため、本実施の形態のダイジェスト時間決定部130では、ダイジェスト時間Tに閾値を設定し、その閾値を越えることがない様にダイジェスト時間Tを調整しても良い。なお、ダイジェスト時間Tは、事前に任意の値を与えても良いし、入力部(図示せず)を設けて装置外部より与えられるようにしても良い。そのため、本発明では、ダイジェスト時間決定部130を省略しても良い。
次に、グループ分け部140は、映像データ格納部110に格納されたダイジェスト対照の複数の映像データ200を撮影日時順に時系列に並べ、所定の規則にしたがって映像データのグループ分けを行う。グループ分けの規則の例として、各映像データの時間間隔を求め、間隔が任意の閾値を越えた映像データの間でグループ分けするものが挙げられる。また、映像データ200に付する撮影情報としてグループ分けに用いる情報を記録し、その情報に基づいた規則によりグループ分けする方法が挙げられる。例えば、映像データ200の撮影情報に撮影場所を記録し、撮影順が連続しており、かつ撮影場所が近い映像データ200を同じグループとしてグループ分けを行なう。
グループ毎カット数決定部150では、各グループに割り当てるカットの数を、各グループにおける映像データの長さと数とに基づいて決定する。ここで、カットとは、映像データ中の一部を時間情報やアドレス等を指定することにより切り出した映像データのことである。本実施の形態では、各グループから抽出したカットを時系列順に繋ぎ合わせてダイジェストデータを作成する。
以下に、グループ毎カット数決定部150によるグループ毎のカット数の決定法の一例を説明する。
この例では、撮影された映像データ200はグループ分け部140によりグループ1、グループ2……グループgと、g個のグループに分けられているものとする。本実施の形態のグループ毎カット数決定部150は、まず、グループnの割り当てカット比率P(n)を、下記式(1)により求める。
Figure 0004946789
次に、グループ毎カット数決定部150は、割り当てカット比率P(n)と、ダイジェスト時間決定部130が決定したダイジェスト時間Tとを用い、(2)式によりグループnに割り当てられるダイジェスト時間D(n)を求める。
Figure 0004946789
そして、グループ毎カット数決定部150は、以上によって求めた割り当てダイジェスト時間D(n)と、抽出するカットの長さであるカット長tから、グループnの割り当てカット数C(n)を求める。抽出するカット長tは、撮影された映像データ200の録画時間の合計や、ダイジェスト時間Tに比例させる等、他のパラメータを用いて求めても良いし、事前に任意の値を与えても良い。グループnの割り当てカット数C(n)は、式(3)により得られる値の小数点第一位を四捨五入することで求める。
Figure 0004946789
図2は、以上のようにしてグループ毎カット数決定部150が割り当てたグループ毎のカット数の具体例を示している。
具体的には、図2では、映像データのグループが11ある場合を示している。11のそれぞれのグループ毎に、グループ毎カット数決定部150が、各グループにおける映像データの合計の長さである合計時間[sec]と、各グループの映像データ数等に基づいて、ダイジェスト時間決定部130等によって指定されたダイジェスト時間Tが180[sec]を超えず、一つのカット長tが5[sec]になるように、「log[ショット長]×log[ショット数+1]」、割り当てカット比率P(n)、割り当てダイジェスト時間D(n)[sec]、割り当てカット数C(n)を求めて、設定する。
ここで、図2の例では、グループ毎カット数決定部150は、ダイジェスト時間T=180[sec]、カット長t=5[sec]として、11個のグループそれぞれに、その映像データの合計長さの2234[sec]と、映像データ数の78個とから求めた割り当てカット数C(n)を割り当てる。その結果、図2に示すように、例えば、グループ番号1のグループには、割り当てカット数C(n)として1が割り当てられ、グループ番号2のグループには、割り当てカット数C(n)として3が割り当てられ、グループ番号3のグループには、割り当てカット数C(n)として7が割り当てられることになり、11個の全グループに合計36個のカットが割り当てられ抽出されることになる。
なお、上記式(1)、(2)、(3)はカット比率P(n)、ダイジェスト時間D(n)、割り当てカット数C(n)の決定法の一例であり、各グループにおける映像データの合計の長さと数とに基づいて決定する限りは、上記(1),(2),(3)と異なる式を用いても良い。
映像データ格納部110に格納された各グループの映像データから、グループ毎カット数決定部150で決定された割り当てカット数分のカットを抽出する。その方法を図3に示すグループを用いて説明する。
図3は、本実施の形態のカット抽出部160によって抽出されたカットの具体例を示している。
図3に示す例では、あるグループが6つの映像データ1〜6から構成されている例を示している。ここでは、例えば、図2に示すグループ番号2のように、グループ毎カット数決定部150によってこのグループに3つのカットが割り当てられたものとし、抽出するカット長は5[sec]とする。
そして、カット抽出部160は、図3の例に示すように、グループの先頭にある映像データ1の撮影開始から5秒間をカット1として抽出し、それ以降は、各映像データ間の時間間隔を算出し、各映像データ間の時間間隔が長い順に各間隔の直後の映像データの撮影開始から5秒間を、このグループに与えられたカット数だけ抽出、すなわちカットする。図3に示す例では、グループの先頭にある映像データ1の撮影開始から5秒間をカット1として抽出すると、続いて最も長い20秒の間隔の直後にある映像データ6の撮影開始から5秒間をカット2として抽出し、さらに2番目に長い15秒の間隔の後にある映像データ2の撮影開始から5秒間をカット3として抽出する。結果的に、各映像データの時間間隔に基づいて、グループ毎カット数決定部150によってこのグループに割り当てられたカット数の小グループに分けることを行ない、各小グループの先頭映像データから5秒間のカットを作成する場合と同じとなる。
ここで、カット抽出部160は、この方法に限らず、グループ毎カット数決定部150によってこのグループに3つのカットが割り当てられていることを指示されるので、まず、この6つの映像データ1〜6からなるこのグループを、例えば、各映像データ間の時間間隔に基づいて、撮影間隔の長い部分で3つの小グループに分けるようにしても良い。すると、図3に示す6つの映像データ1〜6の場合、映像データ1の小グループと、映像データ2〜5の小グループと、映像データ6の小グループの3つの小グループに分けることができ、各映像データ間の時間間隔が長い順にグループ分けした場合と結果として同じになる。
そして、カット抽出部160は、各小グループの先頭の映像データ1、映像データ2、映像データ6の撮影開始から5[sec]をそれぞれカット1〜3として抽出する。
カット抽出部160は、このような手法で、グループ分け部140によってグループ分けされた全てのグループの映像データから指定された数のカットを抽出し、カットデータ記憶部120に記録する。なお、カット抽出部160は、カットの抽出および記録ではなく、映像データを識別する情報と抽出位置を指定する情報だけを集めてリストとしたプレイリストを作成して記録してもよい。この場合、実際に抽出したカットデータをつなげる場合に比べて、画像データを持たない分、データ量が少なくすることができる。
そして、再生制御部170は、ユーザ等によりダイジェストデータの再生指示などがあると、カットデータ記憶部120に記録された複数のカットを時系列順に再生することで、撮影された映像データのダイジェストデータの再生を、図示しないディスプレイ等で行う。また、抽出されたカットがプレイリストとして記録されている場合は、カットを時系列順に表示するのではなく、プレイリストに記録されている順にカットの再生を行うことで、ダイジェストデータの再生を行うものとする。
従って、本実施の形態1によれば、グループ分け部140が映像データ格納部110に格納された複数の映像データを、所定の規則に基づいてグループ分けし、グループ毎カット数決定部150がそのグループ分けされた各グループに割り当てるダイジェスト数を、各グループに含まれる映像データの長さと数とに基づいて決定し、カット抽出部160が各グループに割り当てられた前記カットの数に基づいて、各グループに属する前記映像データの一部分をカットとして抽出してカットデータ記憶部120に記憶するようにしたので、ダイジェストデータを作成する際、映像データをいったん復号して解析する必要がなくなり、短時間かつ少ない処理負荷でダイジェストデータを作成することができる。
その結果、例えば、ダイジェストデータ作成装置が、バッテリで駆動し処理能力に制限のあるビデオカメラなどの場合には、バッテリを長持ちさせることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2について説明する。この実施の形態2では、グループ分け部140によってグループ分けされた各グループに割り当てるカット数を、各グループに含まれる映像データの長さと数とに基づいて決定する際、あるグループにて割り当てるカットの長さが、映像データより長い場合、映像データを超える部分は、同じグループの他の映像データのカットに配分等するようにしたものである。なお、本実施の形態2の構成自体は、図1に示す実施の形態1のものと同じであるので、カットの長さの配分のみについて説明する。
図4は、カット長より映像データ長が短い映像データがある場合における実施の形態2のグループ毎カット数決定部150によるカットの長さの配分例について示す図である。なお、図4の例では、映像データ1〜3からなるグループにおいて、3つのカットを抽出するが、その際、抽出する順番は、最初はグループ先頭の映像データ1、それ以降の抽出順番は、時系列で一つ前の映像データとの時間間隔が大きい映像データから順に、すなわち映像データ3、映像データ2の順でカット1〜3を抽出する例である。
図4(a)は、3つの映像データ1〜3により構成されるあるグループ2から5秒のカットを3つ抽出する状況を示した図である。3つ目の映像データ3では、映像データ長が3秒である為、5秒のカットを抽出することが出来ない。同じ小グループ内に5秒以上の長さの映像データがある場合、その映像データからカットを抽出しても良い。しかし、この例では映像データと抽出するカットの数が同じなのでこの手法をとることはできない。そのため、本実施の形態2では、他のグループの映像データから、例えば、図4(b)または(c)に示すように、映像データ3にて余る2秒分を補充して全体としてこのグループの15秒のダイジェストデータを作成する。
図4(b)は、同じグループの他のカットすべての長さを長くする場合である。つまり、映像データ3からは3秒のカット2を抽出し、余る2秒分を、他のカット1、3を均等に長くすることで補充することで、映像データ3にて余る2秒分を、同じグループの他の映像データ1,2のカット長にそれぞれ1秒ずつをプラスしてそれぞれ6秒の長さのカットを抽出する例である。
図4(c)は、ある映像データにて余るカットの長さを、同じグループの次に抽出する映像データに割り当てるようにした例である。つまり、図4の場合、最初はグループ先頭の映像データ1で、それ以降の抽出順番は映像データ間の時間間隔が大きい順番、すなわち映像データ3、映像データ2の順番でカットを抽出していく場合であり、映像データ3にてカット2を5秒抽出するには2秒足りないため、次に映像データ2から抽出するカット3の長さを2秒間プラスして7秒とする例である。
なお、図4(b)や図4(c)とは別に、ある映像データにて余るカットの長さを、同じグループの他の映像データ長に比例した長さに分割して配分するようにしても勿論よい。また、グループ内でもっとも長い映像データから抽出するカットを長くしても良い。この場合、映像データ2より映像データ1のほうが映像データ長が長いので、図示はしていないが、図4の映像データ1から抽出するカット1の長さを2秒間プラスして7秒とすることになる。
従って、本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様に、短時間かつ少ない処理負荷でダイジェストデータを作成することができると共に、カットを抽出する映像データにてカット長が余る場合、同じグループの他の映像データにカット長を配分するようにしたので、ユーザにとって見やすいダイジェストデータを作成することができる。
なお、本実施の形態2では、図4(b)や図4(c)等に示すように、ある映像データにて余るカットの長さを、同じグループの他の映像データに分割して配分するように説明したが、本発明では、これに限定されず、図4(b)や図4(c)の場合とは異なり、映像データ3からは3秒のカットを抽出し、他の映像データ1,2からはカット長の補充は行なわないようにしても勿論良い。その結果、この場合、作成されるダイジェスト時間は、ダイジェスト時間決定部130で指定した長さより2秒だけ短くなる。
実施の形態3.
次に、実施の形態3について説明する。この実施の形態3では、グループ分け部140によってグループ分けされた各グループに割り当てるダイジェスト数を、各グループに含まれる映像データの長さと数とに基づいて決定する際、あるグループにて割り当てるカット数が、そのグループの映像データ数より多い場合のカット長の決定方法を示すものである。なお、本実施の形態3の構成自体は、上記実施の形態2と同様に、図1に示す実施の形態1のものと同じであるので、カット長の決定方法についてのみ説明する。
図5は、カット数より映像データ数の方が多い場合における実施の形態3のグループ毎カット数決定部150によるカットの長さの配分例について示す図である。
図5(a)は、2つの映像データ1,2により構成されるグループから5秒のカットを3つ抽出する場合を示している。映像データが2つしかない為、カットを3つ抽出することが出来ない。そこで、本実施の形態3では、例えば、既にカットが抽出されている映像データ1,2から、余りの5秒分を補充する。補充法の例を以下に挙げる。
図5(b)は、図5(a)に示すように1のカットを抽出できない場合が発生した場合、グループ毎カット数決定部150は、同じグループで最も映像データ長が長い映像データからもう1つのカットデータ抽出する例を示している。つまり、図5(b)に示すように、既にカットを抽出した映像データ1,2の内、最も長い映像データか2からもう1つカットデータ抽出する。抽出する部分は、図5(a)に示すように、映像データの中心部分から抽出しても良いし、中心部分以外の他の部分を指定して抽出しても良い。よって、図5(b)に示すように、映像データ2からカット2と、カット3との合計10秒のカットを抽出することになる。
図5(c)は、図5(a)に示すように1のカットを抽出できない場合が発生した場合、グループ毎カット数決定部150は、最も映像データ長の長い映像データのカットを、その分延長する例を示している。つまり、図5(c)に示すように、既にカットを抽出した映像データの内、最も映像データ長の長い映像データ2のカット長を、その分延長することで、余りの分を補充している。よって、図5(c)に示すように、映像データ2から抽出するカット2は、10秒となる。
図5(d)は、図5(a)に示すように1のカットを抽出できない場合が発生した場合、グループ毎カット数決定部150は、同じグループの他の映像データから抽出するカット長を等しくした例を示している。このとき、図5(d)に示すように、余りの5秒分を、他の映像データ1,2から抽出するカットに均等に分割して割り当てても良いし、映像データ長に比例した長さに分割して割り当てても良い。図5(d)では、余りの5秒分を他の映像データ1,2から抽出するカット1,2に均等に分割して割り当て、カット1,2の長さが7.5秒としている。
従って、本実施の形態3によれば、上記実施の形態1、2と同様に、短時間かつ少ない処理負荷でカットを作成することができると共に、カットを抽出するグループにて映像データ数よりカット数の方が多くなる場合、同じグループの他の映像データにカット長を配分するようにしたので、ユーザにとって見やすいダイジェストデータを作成することができる。
なお、本実施の形態3では、図5(b)〜図5(d)に示すように、カットを抽出するグループにて映像データ数よりカット数の方が多くなる場合、余るカットの長さを、同じグループの他の映像データに分割して配分するように説明したが、本発明では、これに限定されず、他の映像データ1,2からはカット長の補充は行なわないようにしても勿論良い。その結果、この場合であれば、作成されるダイジェスト時間は、ダイジェスト時間決定部130で指定した長さより5秒だけ短くなる。
なお、以上説明した実施の形態1〜3では、ダイジェストデータ作成装置を、撮影した映像データを内部あるいは外部の記録媒体に蓄積するディジタルビデオカメラ等を一例に説明したが、本発明では、これに限らず、例えば、ディジタルスチィルカメラや、画像ファイルストレージ装置等で構成するようにしても良いし、映像データ200を読み込んで格納するパーソナルコンピュータ、レコーダ装置その他の電子機器等で構成するようにしても勿論よい。
また、以上の実施の形態1〜3では、ダイジェストデータ作成装置を、図1に示すようにハードウエア的に構成して説明したが、本発明は、これに限らず、CPUと、図1に示すダイジェストデータ作成装置の機能を実行させるプログラムとにより、ソフトウエア的に実行するようにしても良い。
本発明の実施の形態1であるダイジェストデータ作成装置100の構成を示すブロック図である。 本実施の形態1によって割り当てたグループ毎のカット数の具体例を示す図である。 本実施の形態1によって抽出されたカットの具体例を示す図である。 実施の形態2によるカット長より映像データ長が短い映像データがある場合におけるカットの長さの配分例について示す図である。 実施の形態3によるカット数より映像データ数の方が多い場合におけるカットの長さの配分例について示す図である。
符号の説明
100 ダイジェストデータ作成装置
110 映像データ格納部
120 カットデータ記憶部
130 ダイジェスト時間決定部
140 グループ分け部
150 グループ毎カット数決定部
160 カット抽出部
170 再生制御部

Claims (4)

  1. 符号化された複数の映像データを格納した映像データ格納部と、
    前記映像データ格納部に格納された複数の映像データを、映像データ間の時間間隔、または映像データに付された撮影場所を示す情報に基づいてグループ分けするグループ分け部と、
    前記グループ分け部によってグループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定するグループ毎カット数決定部と、
    前記グループ毎カット数決定部によって各グループに割り当てられた前記カットの数に基づいて、各グループに属する前記映像データの一部分をカットとして抽出するカット抽出部と、
    前記カット抽出部によって抽出された前記カットをダイジェストデータとして再生する再生制御部と、
    を有するダイジェストデータ作成装置。
  2. 請求項1または請求項2のいずれかに記載のダイジェストデータ作成装置において、
    前記グループ毎カット数決定部は、
    前記グループ分け部によってグループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定する際、ある映像データに割り当てる前記カットの長さが、前記映像データの長さより長い場合、その超える部分を、同じグループの他の映像データのカットに配分する、ダイジェストデータ作成装置。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載のダイジェストデータ作成装置において、
    前記グループ毎カット数決定部は、
    前記グループ分け部によってグループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定する際、各グループに割り当てるダイジェスト数を、そのグループにおける前記映像データの数を超えないように設定する、ダイジェストデータ作成装置。
  4. 符号化された複数の映像データを、映像データ間の時間間隔、または映像データに付された撮影場所を示す情報に基づいてグループ分けするステップと、
    前記グループ分けされた各グループに含まれる前記映像データの長さと数とに基づいて、各グループに割り当てるカットの数を決定するステップと、
    前記各グループに割り当てられた前記カットの数に基づいて、各グループに属する前記映像データの一部分をカットとして抽出するステップと、
    前記カットをダイジェストデータとして再生するステップと、
    を有するダイジェストデータ作成方法。
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