JP2009071195A - 半導体製造装置及び半導体製造方法 - Google Patents

半導体製造装置及び半導体製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】粘着シートに貼り付けられたピックアップ対象の半導体素子に局所的に大きな力又は大きな曲げモーメントが加わることに起因する割れ、欠け、キズ等の破損を生じさせずに半導体素子をピックアップできる半導体製造装置を提供する。
【解決手段】半導体素子12が貼り付けられた粘着シート11がステージ15上に載置され、ステージ上の粘着シート11の周辺部を吸着部14により真空吸着する。突き上げシート16aは開口部15aを閉塞すると共に開口部内に供給された流体の圧力により開口部から膨出して半導体素子12及び粘着シート11を持ち上げる。絞り部17は、半導体素子12の剥離過程において、半導体素子12と粘着シート11との接合部の縁部が、粘着シート11の下面と突き上げシート16aとの接触領域の縁部とが一致するようにその開口部の面積又は位置を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は粘着シートに貼り付けられた半導体素子をピックアップする半導体製造装置及び半導体製造方法に関する。
近時、半導体素子は、薄型化が急激に進んでおり、厚さが0.025mmのものも現れてきている。同時に、絶縁層にLow−k材(低誘電率材料)を採用した半導体素子となると、極めて脆くなり、欠け及び割れが容易に生じる。
半導体素子をピックアップする方式としては、ニードルを使用する方式とニードルを使用しない方式の2つが主流である。以下、ニードルを用いて半導体素子をピックアップする方式をニードル方式、ニードルを用いない方式をニードルレス方式と呼ぶこととする。図8(a)乃至(e)は、最も一般的なニードル方式を示す図であり、ニードルで半導体素子を突上げてピックアップする方法を示す正断面図(一部平面図)である。半導体素子3は粘着シート1の粘着面(上面)に貼り付けられている。シート1下面からシート1と半導体素子3をニードル2で突上げることにより、半導体素子3をシートから剥がし、上部コレット4で半導体素子3をピックアップする。
ニードル2を収納したニードル収納ステージ5により、ピックアップする半導体素子3周辺部のシート1下面を真空吸着し、同時に上部コレット4が下降し半導体素子3上面を真空吸着する。その状態で、周辺部に配置された4本のニードル2にて、ピックアップする半導体素子3下面のシート1を押し上げることにより、ニードル2よりも外側部分で半導体素子3とシート1の剥がれが起こる。その後、周辺部ニードル2が下降すると同時に中心部ニードル2´が上昇し、半導体素子3及びシート1を押し上げることにより、剥がれが半導体素子3の中心部に向かって進行し、半導体素子3とシート1との接触面積を小さくする。その状態で上部コレット4を上昇させることで、半導体素子3を粘着シート1から完全に剥がし、半導体素子3をピックアップする。以上の説明では、複数のニードルで突き上げる方式を挙げたが、半導体素子3中心部のニードル2´のみ、周辺部のニードル2のみで突き上げる方式も多く採用されている。
次に、ニードルを使用しないで半導体素子をピックアップするニードルレス方式について説明する。図9(a)、(b)はこのニードルレス方式を示す図である。粘着テープ202に貼り付けられた半導体素子201を剥離する吸着駒102の中心部に、粘着テープ及び半導体素子201を上方に突き上げる3個のブロック110a〜110cが組み込まれている。この3個のブロック110a〜110cは直径が最も大きい第1のブロック110aの内側にそれよりも径の小さい第2のブロック110bが配置され、さらにその内側に最も径の小さい第3のブロックが配置されている。
半導体素子201を剥離するために、まずこの3個のブロック110a〜110cを粘着テープ202の裏面に突き当てる。その後、3個のブロック110a〜110cを同時に上方に突き上げ、次に中間のブロック110bと内側のブロック110cをさらに上方に突き上げ、最後に内側のブロック110cをさらに上方に突き上げる。このように、3段階に、且つ大きな面積をもつブロックで突き上げ、吸着コレット205で半導体素子201をピックアップする(特許文献1)。
特許文献2には、粘着テープに粘着されたチップを噴射流体により分離し、真空吸着手段により移送するピックアップ方法が記載されている。また、特許文献3には、流体を供給して形状変形させて体積を増減するゴム膜を設け、ウエハとゴム膜との間に配設されたテープをウエハに向けて押圧し、その後ピックアップ工程を実施する治具構造が記載されている。更に、特許文献4には、ダイが貼り付けられた粘着シートを吸着ステージに吸着させ、突上げ板をステージの開口面より上方に移動させてダイをコレットに吸着させるピックアップ方法が記載されている。更に、特許文献5には、チップを粘着したシートの裏面にコレットを当接させるとともに、チップが粘着されている部分のシートを空気圧により凸状に変形させてチップを剥離するピックアップ方法が記載されている。そして、特許文献6には、チップを貼着したシートにUV光を照射してピックアップを行う装置が開示されており、UV光の透光範囲を変更するシャッタ部が設けられていることが記載されている。
特開2005−117019号公報 特開2000−138277号公報 特開2003−133395号公報 特開2004−259811号公報 特開2004−273900号公報 特開2006−173362号公報
しかしながら、上述の従来技術は、以下に示す問題点を有する。先ず、ニードル方式の場合、ニードルを使用した半導体素子のピックアップ時に、ピックアップ対象の半導体素子に局所的に大きな押圧力が加わり、半導体素子に、割れ、欠け及びキズなどの破損が生じる虞がある。
一方、ニードルレス方式の場合は、ピックアップ時にピックアップ対象の半導体素子に大きな曲げモーメントが生じ、半導体素子に割れが生じる虞があるという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、粘着シートに貼り付けられたピックアップ対象の半導体素子に局所的に大きな力又は大きな曲げモーメントが加わることに起因する割れ、欠け、キズ等の破損を生じさせずに半導体素子をピックアップできる半導体製造装置及び半導体製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体製造装置は、素子が貼り付けられた粘着シートが載置され前記素子に整合する位置に開口部を有するステージと、前記ステージ上の前記粘着シートの周辺部を真空吸着する吸着部と、前記開口部の面積又は位置を調整することができる絞り部と、前記素子に接近移動して前記素子を吸着し前記素子から離隔移動して前記素子を前記粘着シートから取り外すコレットと、を有することを特徴とする。
この半導体製造装置において、前記開口部を閉塞すると共に前記開口部内に供給された流体の圧力により前記開口部から膨出して前記素子及び前記粘着シートを持ち上げる突き上げシートを有することが好ましい。
また、前記絞り部は、前記素子の剥離過程において、前記素子と前記粘着シートとの接合部の縁部が、前記粘着シートの下面と前記突き上げシートとの接触領域の縁部と、一致するようにその開口部の面積又は位置を調整することが好ましい。又は、前記絞り部は、前記素子の剥離過程において、前記開口部の面積を連続的又は段階的に変化させるように構成することができる。
これらの半導体製造装置において、更に、前記絞り部は、前記ステージの表面に沿って、直線的に移動するか又は回転移動するように構成することが好ましい。
本発明に係る他の半導体製造装置は、素子が貼り付けられた粘着シートが載置され前記素子に整合する位置に開口部を有するステージと、前記ステージ上の前記粘着シートの周辺部を真空吸着する吸着部と、前記開口部内に流体を供給し前記流体の圧力により前記粘着シートを前記開口部から膨出させて前記素子及び前記粘着シートを持ち上げる流体供給部と、前記開口部の面積又は位置を調整することができる絞り部と、前記素子に接近移動して前記素子を吸着し前記素子から離隔移動して前記素子を前記粘着シートから取り外すコレットと、を有することを特徴とする。
この半導体製造装置において、前記素子の下面の粘着シートを真空吸引して前記素子から前記粘着シートを剥離する真空吸引部を有することが好ましい。
更に、前記突き上げシートは、素子の取外し完了後に、水平方向に移動することが好ましい。
本発明に係る半導体製造方法は、開口部を有するステージ上に、素子が貼り付けられた粘着シートを載置し、前記ステージ上の前記粘着シートの周辺部を真空吸着し、前記素子をコレットに吸着した状態で、前記開口部内の圧力を高くすることにより、開口部を閉塞する突き上げシートを介して前記粘着シートを前記開口部内で持ち上げ、絞り部により、前記素子と前記粘着シートとの接合部の縁部が、前記粘着シートの下面と前記突き上げシートとの接触領域の縁部と一致するように、前記開口部の面積又は位置を調整することを特徴とする。
本発明によれば、半導体素子に局所的に大きな力が加わらないため、薄型半導体素子であっても、半導体素子に割れ、欠け、キズなどの損傷を生じさせることなく粘着シートからピックアップすることができる。また、絞り部により開口部の面積又は位置を調整しながら剥離点と突き上げ点を常に一致させることにより、半導体素子に曲げモーメントが加わらないため、半導体素子に曲げモーメントが加わることによる半導体素子の割れなどの損傷を生じさせることなく、粘着シートからピックアップすることができる。
本発明においては、吸着部が粘着シートの周辺部をステージ上に真空吸着し、ステージの開口部内の圧力を高めて半導体素子及び粘着シートを開口部内で持ち上げ、絞り部によりこの開口面積を徐々に絞っていく等、開口面積又は位置を連続的又は段階的に変化させるので、開口部から突き上げシートが膨出し、半導体素子及び粘着シートが開口部から突き上げられ、その際、半導体素子外周部において半導体素子と粘着シートの間に剥離が生じる。続けて、絞り部により、突き上げシートと粘着シートとの接触面積を徐々に減少させ、突き上げ部の面積を小さくしていくと、剥離が生じている境界が徐々に中心部に移っていき、最終的には、粘着シートと半導体素子との接合領域が小さくなり、完全に、半導体素子と粘着シートとが剥離する。この剥離後の半導体素子は、コレットでピックアップされる。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施形態に係る半導体製造装置について詳細に説明する。先ず、本発明の第1実施形態に係る半導体製造装置について、図1(a)乃至(e)は本発明の第1実施形態の半導体製造装置を示す平面図及び断面図である。半導体素子12が粘着シート11の粘着面に貼り付けられており、この粘着シート11及び半導体素子12は、開口部15aを有するステージ15上に載置される。このステージ15には、半導体素子12の位置に整合して開口部15aが設けられ、開口部15aの周辺部には、半導体素子12の周囲の粘着シート11の部分を真空吸引する真空吸着部14が設けられている。なお、この真空吸着部14は、ピックアップ対象の半導体素子12及び隣の半導体素子12の部分を真空吸着するが、ピックアップ対象の半導体素子12については真空吸着しないこととしてもよい。
ステージ15の内部には、例えば樹脂により形成され、その内部(後述する空気室45a)をエアにより高圧とすることで開口部15aから上方に膨出して凸形状とすることができる突き上げシート16aが配置されている。更に、ステージ15の開口部15aの近傍には、突き上げシート16aを変形させて、粘着シート11との接触面積を減らす絞り部17が配置されている。この絞り部17は、ステージ15の上壁の下面に接するように設けられ、ステージ15の上壁下面に沿って、直線的に移動し、又は回転移動することにより、開口部15aの開口面積を縮小するようになっている。これにより、開口部15a内に膨出している突き上げシート16aを開口中心側に押圧し、開口部15aから膨出する部分を絞り込むようになっている。
また、図1(a)に示すように、突き上げシート16a及びステージ15により空気室45aが構成されている。この空気室45aには、給気管44を介して、圧縮エア発生源41、圧力調節部42及びバルブ43を有する圧縮エア供給装置が接続されている。なお、図1(a)においては簡単のため表示を省略しているが、空気室45a内の圧力をエアの供給により適切に高めることができるように、ステージ15と給気管44との間は例えばカバー及びコネクタ等を使用して接続されている。
次に、上述の如く構成された本実施形態の半導体製造装置の動作について図1及び図2を参照して説明する。図2は本発明の原理を従来例と比較して表した断面図であり、(a)が本発明の原理を説明する図、(b)が従来例(特許文献1)のニードルレス方式を示す図である。
先ず、図1(a)に示すように、ピックアップ対象の半導体素子12及びその周辺の半導体素子下面の粘着シートをステージ15の真空吸着部14により真空吸着固定する。そして、ピックアップ対象の半導体素子12上方に位置する上部コレット13が半導体素子12上面に接する高さまで下降し、コレット13吸着保持面で半導体素子12を真空吸着固定し、水平方向に半導体素子12が移動しないようにする。続いて、バルブ43を開くことで、圧縮エア発生源41で圧縮され圧力調節部42でその圧力を調整された給気エア46が、給気管44を経由して空気室45a内に供給される。これにより空気室45a内が高圧になると共に、ステージ15の上面の開口部下の突き上げシート16aが凸形状化し、ピックアップ対象の半導体素子12の下面の粘着シート11に接触する。なお、図1(b)乃至(e)においては、圧縮エア供給装置の表示を省略し、空気室45a内に供給される給気エア46を矢印にて表示している。
続いて、図1(b)及び(c)に示すように、さらに突き上げシート16aの凸形状化が進み、半導体素子12を持ち上げ、半導体素子12外周部において粘着シート11との剥離が起こる。そこで、ステージ15に内蔵された絞り機構部17によって、突き上げシート16aの凸部の面積を連続的に小さくする、つまり、突き上げシート16aと粘着シート11との接触面積を減らす。そうすると、支えが無くなった粘着シート部分は、ステージの真空吸着部14により下に吸引され、更に半導体素子12と粘着シート11との剥離が促進する。
さらに、図1(d)に示すように、絞り機構部17により絞っていくことで、突き上げシート16aの凸形状化を促進し、粘着シート11を支えている突き上げシート16aの面積部分が連続的に減少する。即ち、図2(a)に示す突き上げシート16(図1における16a)の突き上げ点10aが半導体素子12の中央部へ向かって連続的に移動していく。それに伴って、剥離点19aも連続的に移動することと同様となり、半導体素子12と粘着シート11の剥離が連続的に促進し、粘着シート11と半導体素子12の接触面積が0または小さくなる。このとき、剥離点19aと突き上げ点10aを常に一致させるように絞り機構部17を移動することにより、剥離時に半導体素子12に加わる曲げモーメントを小さくすることができる。
その後、図1(e)に示すように、上部コレット13が上昇することにより半導体素子12をピックアップする。なお、本実施形態においては、突き上げシート16aを凸形にするために、圧縮エアを用いたが、他の流体であっても構わない。
以上、説明したような本実施形態では、半導体素子12上面を上部コレット13で真空吸着固定し、空気室45aの内部を高圧化することで突き上げシート16aを上に凸形状とし、さらに絞り機構により凸形部の面積を小さくすることで粘着シート11を支える突き上げシート16aの面積を、突き上げ点10aと剥離点19aを一致させながら、且つ連続的に減らしていくことで、半導体素子12全体を粘着シート11から剥がしている。したがって、この場合従来のようにニードルで半導体素子を突き上げることがないので、局所的な力が半導体素子に加わることに起因する欠け、割れ及びキズなどの破損を生じさせることがない。さらに剥離点19aと突き上げ点10aを一致させながら剥離が促進するため、半導体素子に大きな曲げモーメントが加わることに起因する割れなどの破損を生じさせることがない。ここで、空気室45aに供給される圧縮エアの圧力を例えば圧力調節部42で調節することにより、突き上げシート16aの膨出部の形状を調整することができる。これにより、半導体素子12の大きさ、粘着シート11の特性・種類が変わっても、最適な条件を実現することが可能となる。なお、本実施形態の圧縮エア供給装置以外に、例えばステージ15又は給気管44に減圧弁等の圧力調整機構を設けることとしても良い。
また、図2(a)に示すように、本実施形態においては、突き上げシート16aを高圧とし、上に凸形状とすることで、最初は広い面積で半導体素子の突き上げを行う。これにより、半導体素子と粘着シートは突き上げ部で支えられている部分以外において剥離が起こる。その剥離の進行に伴い、絞り機構により突き上げ部の面積を連続的に小さくしていくことにより、剥離点と突き上げ点を常に一致させながら、半導体素子と粘着シートとを剥離していく。剥離点と突き上げ点を常に一致させることにより、半導体素子に曲げモーメントを加えることなく、半導体素子を粘着シートから剥離することができ、上部コレットにより容易にピックアップ可能となる。このとき、突き上げ点10aと剥離点19aとの間の間隔は狭く、半導体素子12に加わる曲げモーメントは小さい。
これに対し、図2(b)に示すように、従来のニードルレス方式の場合、突き上げ点10bと剥離点19bとの間の間隔が大きいので、半導体素子12に加わる曲げモーメントが大きい。
次に、本発明の第2実施形態に係る半導体製造装置について説明する。図3(a)乃至(c)は本発明の第2実施形態に係る半導体製造装置において半導体素子をピックアップしている状態を示す平面図(a)及び断面図(b)、(c)である。半導体素子12が粘着シート11の粘着面に貼り付けられており、その下方に真空吸着部14を備えたステージ15が粘着シート11下面に接して配置されている。真空吸着部14は、半導体素子12の外周部と半導体素子12の下面の粘着シート11を下方に真空吸着する形状となっている。ステージ15の内部には、その内部(後述する空気室45b)をエアにより高圧とすることで上に凸形状とすることのできる突き上げシート16bが内設されたシート保持ブロック25が配置されている。シート保持ブロック25は、ステージ15内部で明示しない駆動手段により水平方向に移動可能となっている。図3(b)に示すように、シート保持ブロック25はステージ15の開口部15aと同一形状の開口部を有し、図3(c)に示すように、ステージ15の上壁下面に沿って、矢印方向に移動することができる。従って、シート保持ブロック25がステージ15の中心から移動したときは、開口部11の面積が絞り込まれる。突き上げシート16bは、シート保持ブロック25の内面に固定され、その上端部は袋状に閉じていて、開口部15a内に膨出している。
また、図3(b)に示すように、突き上げシート16b及びシート保持ブロック25により空気室45bが構成されている。この空気室45bには、図3(d)に示すように、給気管44を介して、圧縮エア発生源41、圧力調節部42及びバルブ43を有する圧縮エア供給装置が接続されている。なお、図3(b)及び(c)においては簡単のため圧縮エア供給装置及びその接続部の表示を省略しているが、空気室45b内の圧力をエアの供給により適切に高めることができるように、給気管44はステージ15又はシート保持ブロック25と例えばカバー、コネクタ及びシール機構等を使用して接続されている。
次に、本実施形態の動作について説明する。先ず、ピックアップ対象の半導体素子12及びその周辺の半導体素子下面の粘着シート11をステージ15の真空吸着部14により真空吸着固定する。そして、ピックアップ対象の半導体素子12上方に位置する上部コレット13(図1参照)が半導体素子12の上面に接する高さまで下降し、コレット13の吸着保持面で半導体素子12を真空吸着固定し、水平方向に半導体素子12が移動しないようにする。続いて、バルブ43を開くことで、給気エア46が、上述の第1実施形態と同様に圧縮エア供給装置から給気管44を経由して空気室45b内に供給される。これにより空気室45b内が高圧になると共に、ステージ15の上面の開口部下の突き上げシート16bが凸形状化し、ピックアップ対象の半導体素子12の下面の粘着シート11に接触する。更に、突き上げシート16bの凸形状化が進むと、図3(b)に示すように、半導体素子12を持ち上げ、半導体素子12の外周部において粘着シート11との剥離が起こる。
そこで、図3(b)及び(c)において矢印で示すように、ステージ15内部のシート保持ブロック25を水平方向に移動させる。そうすると、粘着シートの進行方向の凸部分がステージ15の開口部15aにぶつかり、凸形状ではなくなるため、凸形状部の面積が少なくなる。また、進行方向と反対側では、粘着シート11の支えとなっていた突き上げシート16bの凸形部分がなくなるため、その部分の粘着シート11が真空吸着部14により下方向に吸着され、半導体素子12と粘着シート11の剥離が起こる。更に、シート保持ブロック25を移動させることにより、突き上げシート16bの凸部の面積を連続的に小さくすると共に、粘着シート11の支えとなっていた突き上げシート16bの凸形部分を連続的に移動させる。
つまり、図2(a)に示す突き上げシート16(図3における16b)の突き上げ点10aが半導体素子12の中央部へ向かって連続的に移動していくことによって、剥離点19aもそれに追従する形で連続的に移動することと同様となり、半導体素子12と粘着シート11の剥離が連続的に進んでいく。そして、突き上げシート16aと粘着シート11との接触面積を減らし、接触面積を0又は小さくすることにより半導体素子12を粘着シート11から剥離しやすくする。このとき、剥離点19aと突き上げ点10aを常に一致させるようにシート保持部25を移動させることにより、剥離時に半導体素子12に加わる曲げモーメントを小さくすることができる。
その後、上部コレット13が上昇することにより、半導体素子12をピックアップする。なお、本実施形態においては、突き上げシート16aを凸形にするために、圧縮エアを用いたが、他の流体であっても構わない。
以上、説明したように、本実施形態では、半導体素子12の上面を上部コレット13で真空吸着固定し、ステージ15の内部に設けられた空気室45bの内部を高圧化することで突き上げシート16bを上に凸形状とする。そして、シート保持ブロック25を水平移動させることにより、凸形部の面積を小さくすることで、粘着シート11を支える突き上げシート16bの面積を、突き上げ点10aと剥離点19aをほぼ一致させ、且つ連続的に減らしていくことで、半導体素子12の全体を粘着シート11から剥がしている。従って、この場合、従来のように、ニードルで半導体素子を突き上げることがないので、局所的な力が半導体素子に加わることに起因する欠け、割れ及びキズなどの破損を生じさせることがない。更に、剥離点19aと突き上げ点10aをほぼ一致させながら、剥離が進行するため、半導体素子に大きな曲げモーメントが加わることに起因する割れなどの破損を生じさせることがない。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、絞り機構の構造に工夫を施したものとなっている。第3実施形態は、図4の平面図に示すように、図1に示す第1実施形態において、粘着シート11の凸形形状を変化させる絞り部の構造に工夫を施したものである。即ち、本実施形態の絞り部は、カメラの光量絞り機構と同様に、複数の絞り羽21により絞り機構を構成する。本構造により、半導体素子外周部から中心部に向かって、略円形状に粘着シート11の面積を小さくしていくことができる。さらに、絞りを完全に閉じることができ、粘着シート11と半導体素子12の剥離を確実に実施可能である。
図5(a)、(b)は本発明の第4実施形態に係る半導体製造装置を示す平面図、(c)は断面図である。この実施形態は、第1実施形態において、粘着シート11の凸形形状を変化させる絞り部の構造に工夫を施したものである。本実施形態の絞り部は、水平方向に直線移動するシャッタ構造であり、シャッタ23がステージ開口部18を一方向から閉じる方向に直線移動することにより、突き上げシート16aの凸形状を変化させる。これにより、開口部の面積を絞ることができる。
図6(a)乃至(c)は本発明の第5実施形態に係る半導体装置を示す図であり、図6(a)はその平面図である。本実施形態は、第1実施形態において、粘着シート11の凸形形状を変化させる絞り部の構造に工夫を施したものである。絞り部の構造は、水平方向に直線移動するシャッタ22を有するものであり、ステージ開口部18を複数方向から閉じる方向に直線移動することにより、突き上げシート16aの凸形状を変化させる。上述の実施形態においては、シャッタ22を備えるものであったが、このシャッタ22に限らず、図6(b)、(c)のようにシートをつぶすブロック状の構造でも構わない。
次に、図7を参照して本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態も、第1実施形態において、粘着シート11の凸形形状を変化させる絞り部の構造に工夫を施したものである。本実施形態の絞り部は、水平方向に回転移動(垂直回転軸の回りに)するシャッタ構造であり、シャッタ24がステージ開口部18を複数方向から閉じる方向に回転移動することにより、突き上げシート16aの凸形状を変化させる。なお、本実施形態においても、シャッタ構造に限らず、第5実施形態と同様にブロック状の構造でも構わない。
また、本発明は、突き上げシートを設けずに、ステージ15の内部に高圧流体を供給して、直接、粘着シート11に圧力をかけて、開口部15a内に粘着シート11を膨出させ、半導体素子12を持ち上げるようにしてもよい。この場合に、例えば第1及び第2実施形態で説明したような圧縮エア供給装置を使用することができ、また他の流体を供給する装置を使用することもできる。
(a)乃至(e)は本発明の第1実施形態に係る半導体製造装置を示す平面図及び断面図であり、半導体素子をピックアップしている動作を示すものである。 本発明の原理を従来例と比較して表した断面図であり、(a)が本発明の原理を説明する図、(b)が従来例(特許文献1)のニードルレス方式を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る半導体製造装置を示す平面図(a)、断面図(b)、(c)、及び、圧縮エア供給装置を示す模式図(d)である。 本発明の第3実施形態を示す平面図である。 本発明の第4実施形態を示す平面図(a)、(b)及び断面図(c)である。 本発明の第5実施形態を示す平面図(a)及び断面図(b)、(c)である。 本発明の第6実施形態を示す平面図である。 従来のニードル方式を採用した半導体製造装置で半導体素子をピックアップする様子を示す正断面図(一部平面図)である。 従来のニードルレス方式を採用した半導体製造装置で半導体素子をピックアップする様子を示す正断面図(一部斜視図)である。
符号の説明
10a、10b 突き上げ点
11 粘着シート
12 半導体素子
13 上部コレット
14 真空吸着部
15 ステージ
15a 開口部
16、16a、16b 突き上げシート
17a、17b、17c、17d 絞り部
18 ステージ開口部
19a、19b 剥離点
21 絞り羽
22、23、24 シャッタ
25 シート保持ブロック
41 圧縮エア発生源
42 圧力調節部
43 バルブ
44 給気管
45a、45b 空気室
46 給気エア

Claims (9)

  1. 素子が貼り付けられた粘着シートが載置され前記素子に整合する位置に開口部を有するステージと、前記ステージ上の前記粘着シートの周辺部を真空吸着する吸着部と、前記開口部の面積又は位置を調整することができる絞り部と、前記素子に接近移動して前記素子を吸着し前記素子から離隔移動して前記素子を前記粘着シートから取り外すコレットと、を有することを特徴とする半導体製造装置。
  2. 前記開口部を閉塞すると共に前記開口部内に供給された流体の圧力により前記開口部から膨出して前記素子及び前記粘着シートを持ち上げる突き上げシートを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  3. 前記絞り部は、前記素子の剥離過程において、前記素子と前記粘着シートとの接合部の縁部が、前記粘着シートの下面と前記突き上げシートとの接触領域の縁部と、一致するようにその開口部の面積又は位置を調整することを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置。
  4. 前記絞り部は、前記素子の剥離過程において、前記開口部の面積を連続的又は段階的に変化させることを特徴とする請求項1に記載の半導体製造装置。
  5. 前記絞り部は、前記ステージの表面に沿って、直線的に移動するか又は回転移動することを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体製造装置。
  6. 素子が貼り付けられた粘着シートが載置され前記素子に整合する位置に開口部を有するステージと、前記ステージ上の前記粘着シートの周辺部を真空吸着する吸着部と、前記開口部内に流体を供給し前記流体の圧力により前記粘着シートを前記開口部から膨出させて前記素子及び前記粘着シートを持ち上げる流体供給部と、前記開口部の面積又は位置を調整することができる絞り部と、前記素子に接近移動して前記素子を吸着し前記素子から離隔移動して前記素子を前記粘着シートから取り外すコレットと、を有することを特徴とする半導体製造装置。
  7. 前記素子の下面の粘着シートを真空吸引して前記素子から前記粘着シートを剥離する真空吸引部を有することを特徴とする請求項6に記載の半導体製造装置。
  8. 前記突き上げシートは、素子の取外し完了後に、水平方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の半導体製造装置。
  9. 開口部を有するステージ上に、素子が貼り付けられた粘着シートを載置し、前記ステージ上の前記粘着シートの周辺部を真空吸着し、前記素子をコレットに吸着した状態で、前記開口部内の圧力を高くすることにより、開口部を閉塞する突き上げシートを介して前記粘着シートを前記開口部内で持ち上げ、絞り部により、前記素子と前記粘着シートとの接合部の縁部が、前記粘着シートの下面と前記突き上げシートとの接触領域の縁部と一致するように、前記開口部の面積又は位置を調整することを特徴とする半導体製造方法。
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