JP2007200967A - チップピックアップ装置およびチップピックアップ方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】チップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができるチップピックアップ装置およびチップピックアップ方法を提供する。
【解決手段】シート5に貼り付けられたチップ6を取出しノズル21によって吸着保持してピックアップするチップピックアップ装置において、剥離ツール32の上面の当接支持面に設けられた装着凹部内に、ゴムなどの可撓性の弾性体を球面状に成形したシート押上部材34を装着し、取出しノズル21の下降状態においてシート押上部材34の押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接させ、取出しノズル21がチップ6とともに上昇する上昇動作において押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシート5の下面を押し上げる。これにより、シート5とチップ6とをチップ外縁側から剥離させることができる。
【選択図】図7

Description

本発明は、ウェハから切り出されシートに貼り付けられた状態のチップをピックアップするチップピックアップ装置およびチップピックアップ方法に関するものである。
半導体装置の製造工程において、半導体チップは多数の個片チップより成るウェハから切り出される。この個片チップの切り出しは、粘着性のシートにウェハを貼り付けた状態で行われ、切り出された個片チップはシートから剥ぎ取られてピックアップされる(例えば特許文献1参照)。このピックアップ作業は、シートを下面側から吸着した状態で、シートの下面側からチップをエジェクタによって突き上げることによりシートから剥離させながら、チップを取出しヘッドによって吸着保持して取り出すようにしている。
特許第2679266号公報
最近の電子部品の小型化に伴ってチップは薄型化する傾向にあり、100μm以下の極薄のチップが実用化されるようになっている。しかしながら、このように薄型化したチップは低剛性で撓みやすく極めて破損しやすいことから取り扱いが難しい。このためピックアップ動作の高速高能率化が難しく、また上述のウェハから個片のチップを取り出すピックアップ作業において、チップの割れや欠けなどのダメージを生じる場合があった。
そこで本発明は、チップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができるチップピックアップ装置およびチップピックアップ方法ならびにチップ剥離装置およびチップ剥離方法を提供することを目的とする。
本発明のチップピックアップ装置は、シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップピックアップ装置であって、前記シートを保持するシート保持部と、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記取り出しノズルを前記シート保持部に対して相対的に昇降させるノズル昇降機構と、前記チップに対して前記取り出しノズルを押圧するノズル押圧機構と、前記ノズル押圧機構の押圧荷重を設定する押圧荷重設定手段と、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備え、前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面において前記チップを下受けするチップ下受け範囲の外側に設けられ前記シートを下面側から吸着保持する吸着孔と、前記当接支持面において前記チップ下受け範囲内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部とを有し、前記取り出しノズルを下降させて前記押圧荷重を第1の押圧荷重に設定した状態で前記保持面を前記チップの上面に当接させ、次いで前記押圧荷重を前記第1の押圧荷重よりも大きい第2の押圧荷重に設定し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部は押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接し、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させる。
本発明のチップピックアップ方法は、板状のチップが貼り付けられたシートを保持する
シート保持部と、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記取り出しノズルを前記シート保持部に対して相対的に昇降させるノズル昇降機構と、前記チップに対して前記取り出しノズルを押圧するノズル押圧機構と、前記ノズル押圧機構の押圧荷重を設定する押圧荷重設定手段と、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備えたチップピックアップ装置によって前記シートから前記チップピックアップするチップピックアップ方法であって、前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面において前記チップを下受けするチップ下受け範囲の外側に設けられ前記シートを下面側から吸着保持する吸着孔と、前記当接支持面において前記チップ下受け範囲内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部とを有し、前記取り出しノズルを下降させて前記押圧荷重を第1の押圧荷重に設定した状態で前記保持面を前記チップの上面に当接させ、次いで前記押圧荷重を前記第1の押圧荷重よりも大きい第2の押圧荷重に設定し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部を押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させ、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、次いで前記シートから剥離したチップを前記取出しノズルによって取り出す。
本発明によれば、取出しノズルの下降状態において可撓性を有する押上面をシートの下面に平面状に倣わせて当接させ、取出しノズルがチップとともに上昇する上昇動作において押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシート下面を押し上げることにより、シートとチップとをチップ外縁側から剥離させてチップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置におけるピックアップヘッドおよび取り出しノズルの部分断面図、図3は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の斜視図、図4は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の部分断面図、図5は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の平面図、図6、図7は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ方法の工程説明図、図8は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の構造説明図である。
まず図1を参照してチップのピックアップ装置の構成について説明する。このチップのピックアップ装置は、ダイシングによって個片に分割されシートに貼り付けられた状態の半導体チップを、真空吸引用の開口部を有する取出しノズルで吸着保持してピックアップする機能を有するものである。図1においてチップ供給部1は、XYテーブル2に立設されたブラケット3上に保持テーブル4を結合して構成されている。保持テーブル4には複数の半導体チップ6(以下、単に「チップ6」と略記する)が貼り付けられたシート5が保持されている。保持テーブル4はシート5を保持するシート保持部となっている。ここで、チップ6は薄化加工された薄型チップであり、剛性が小さく撓みやすい特性を有している。
保持テーブル4の下方には剥離促進機構7が配設されている。剥離促進機構7は、以下
に説明するピックアップヘッド8によるチップ6のピックアップ動作において、シート5の下面に当接してチップ6とシート5との剥離を促進させる機能を有している。XYテーブル2を駆動することにより、ピックアップ対象のチップ6は剥離促進機構7に対して位置合わせされる。チップ供給部1の上方には、移動テーブル9によって水平移動自在なピックアップヘッド8が配設されている。ピックアップヘッド8はノズル昇降機構22によって昇降する昇降部20の下部に取出しノズル21を設けた構成となっている。ノズル昇降機構22を駆動することにより、取出しノズル21は保持テーブル4に対して相対的に昇降する。
図2(a)に示すように、昇降部20の下部には、加圧室24a内に受圧板23を摺動自在に嵌合させた構成の空圧アクチュエータ24が配設されており、受圧板23には取出しノズル21の上部が結合されている。受圧板23の上面側の加圧室24a内に作動気体を導入することにより、取出しノズル21には下向きの荷重が作用し、これによりピックアップヘッド8によるチップ6のピックアップ動作において、取出しノズル21はチップ6を押圧する。
加圧室24aは空圧配管25を介して圧力設定部26に接続されており、加圧室24a内に導入される作動気体の圧力を圧力設定部26によって所定圧力に設定することにより、取出しノズル21による押圧荷重を所定値に設定することができるようになっている。上記構成において、昇降部20に備えられた空圧アクチュエータ24は、取り出しノズル21をチップ6に対して押圧するノズル押圧機構を構成する。そして圧力設定部26は、このノズル押圧機構の押圧荷重を設定する押圧荷重設定手段となっている。
図2(b)に示すように、取出しノズル21には真空吸引用の開口部21aが設けられており、開口部21aは真空配管27を介して図2(a)に示す真空吸引源28に接続されている。真空吸引源28を駆動することにより、開口部21aから真空吸引し、チップ6を吸着保持する。開口部21aの下面には焼結体などの多孔質材より製作された吸着板29が装着されており、開口部21aから真空吸引する際に、吸着板29の下面の保持面29bにチップ6の全範囲を均等に吸着して保持することができるようになっている。吸着板29の外周側面には、樹脂膜など気密性を有するシール膜29aが設けられており、真空吸着時の吸着性能を確保するようにしている。
保持面29bは平坦面に加工されており、薄くて撓みやすいチップ6を対象とする場合にあっても、チップ6も全範囲を真空吸着によって保持面29bに密着させて保持することにより、チップ6を平坦な状態に保つことができる。すなわち、取出しノズル21は昇降機構によって保持テーブル4に対して相対的に昇降し、吸着板29の下面にはチップ6の上面に当接してこのチップ6を吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面29bが設けられている。
シート5から剥離されたチップ6は、取出しノズル21によって真空吸着によりピックアップされる。ピックアップされたチップ6は、移動テーブル9によってピックアップヘッド8が移動することにより、取出しノズル21とともに基板保持テーブル10の上方に移動する。そしてここで取出しノズル21を昇降させることにより、チップ6は基板保持テーブル10に保持された基板11上に実装される。
保持テーブル4の上方には、カメラ13を備えた撮像部12が配設されている。撮像部12はシート5上のチップ6を上方から撮像し、撮像結果を画像認識部14に対して出力する。画像認識部14はこの撮像結果を認識処理することにより、チップ6の位置を検出する。演算部15はCPUであり、記憶部16に記憶されたプログラムを実行することにより各種動作処理や演算を行うことにより、以下に説明する各部を制御する。
記憶部16は各部の動作に必要なプログラムや認識対象のチップ6のサイズや、シート5上での配列データ、圧力設定部26によって設定される圧力値などの各種データを記憶する。この圧力値として本実施の形態においては、取出しノズル21によってチップ6を押圧する際に切り替えられる2種類の押圧荷重(第1の押圧荷重F1および第2の押圧荷重F2)に対応した第1の圧力値P1および第2の圧力値P2の2種類の圧力値を記憶するようにしている。
機構制御部17は、ピックアップヘッド8およびピックアップヘッド8を移動させる移動テーブル9、剥離促進機構7、XYテーブル2および圧力設定部26を制御する。XYテーブル2,保持テーブル4,移動テーブル9、演算部15および機構制御部17は、位置検出手段によるチップ6の位置検出結果に基づいてピックアップ対象のチップを取出しノズル21の開口部21aに対して相対的に位置決めする位置決め手段となっている。表示部18は撮像されたチップ6の画像や操作・入力時の画面を表示する。操作・入力部19はキーボードなどの入力装置であり、操作入力やデータ入力を行う。
次に図3、図4を参照して、剥離促進機構7の構成について説明する。図3に示すように剥離促進機構7は、機構本体部7a,機構本体部7aに昇降自在に保持された支持軸部31および剥離ツール32より構成される。剥離ツール32は対象となるチップ6の形状・サイズに応じて別体で準備され、支持軸部31の上面に交換自在に装着される。
機構本体部7a内にはツール昇降機構(図示省略)が内蔵されており、ツール昇降機構を駆動することにより、剥離ツール32は保持テーブル4に保持されたシート5に対して相対的に昇降する。剥離ツール32の上面はシート剥離動作においてシート5の下面に当接してシート5を下受け支持する当接支持面32aとなっている。したがって、剥離ツール32は、シート5の下面に当接してこのシート5を下受け支持する当接支持面が設けられ保持テーブル4に対して相対的に昇降する昇降部となっている。
当接支持面32aには、同心配置で複数の吸着孔32bが設けられており、これらの吸着孔32bによって囲まれた位置に設けられた正方形状の装着凹部32cには、ゴムなどの可撓性の弾性体を、上に凸形の曲面を有する形状(本実施の形態においては球体)に成形したシート押上部材34が装着されている。図4、図5に示すように吸着孔32bは、当接支持面32aがシート5の下面に当接しピックアップ対象となるチップ6に位置合わせされた状態においてチップ6に相当する範囲、すなわちチップ下受け範囲の外側に位置するように配置されている。
これらの吸着孔32bは剥離ツール32の内部に設けられた円周溝形状の吸引空間32dから当接支持面32aまで貫通して設けられており、さらに吸引空間32dは支持軸部31の内部を介して真空吸引源35と連通している。当接支持面32aをシート5の下面に当接させた状態で、真空吸引源35を駆動することにより吸着孔32bから真空吸引し、これによりシート5は当接支持面32aに吸着保持される。
当接支持面32aにおいて、シート押上部材34はチップ下受け範囲内の中央に位置するように配置されている。シート押上部材34は以下に説明するように、取出しノズル21によってチップ6を取り出すチップ取り出し動作において、シート5の下面に当接してこのシート5を押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部として機能する。
すなわちチップ6を取出しノズル21によって平面状態に保持した状態で、剥離ツール32をシート5に対して相対的に上昇させると、シート押上部材34の上面側、すなわち当接支持面32aから上方に突出した部分は、シート5によって押圧されて変形する。そ
してさらに剥離ツール32をシート5に対して押し付けて当接支持面32aがシート5の下面に当接するまでシート押上部材34が変形した状態においては、シート押上部材34は、上面をシート5の下面に平面状に倣わせて上部が平坦となった状態で当接する。
次いで吸着孔32bによってシート5を吸着保持した後に、チップ6を保持した取出しノズル21を上昇させると、以下のようにシート5とチップ6との剥離が行われる。チップ6が取出しノズル21とともに上昇すると、当接支持面32aに吸着保持されたシート5に対してチップ6を剥離させる力が作用する。このとき、シート5の下面には圧縮変形状態のシート押上部材34が当接していることから、取出しノズル21の上昇に伴ってシート押上部材34は元の形状(上に凸形の曲面状(ここでは球面状))に復帰するように変形し、これにより、シート5はシート押上部材34の上面の少なくとも一部分によって押し上げられる。すなわちシート押上部材34の上面の少なくとも一部分は、シート5を押し上げる押上面として機能する。
このとき、押上面は上に凸形の曲面状となっていることから、チップ6の外縁部近傍ではシート押上部材34の上面は押上面として機能せず、したがってチップ6の外縁部においてはチップ6の上昇に伴ってシート5との剥離が進行する。これに対し、チップ6の中央部分においては、シート押上部材34の押上面はチップ6の上昇に伴ってシート5を押上げ、これによりシート5はチップ6との密着状態を保つ。そしてチップ6がシート押上部材34の突出代より高い位置まで上昇すると、もはやシート押上部材34はシート5を押し上げる作用を失い、これにより、シート5はチップ6と最終的に完全剥離する。このシート押上部材34による剥離促進においては、チップ6とシート5との剥離は必ずチップ6の外縁側から進行するようになっている。
すなわち上述構成において、取出しノズル21が剥離ツール32に対して相対的に下降した状態において、シート押上部材34は押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接する。そしてチップ6を吸着保持した取出しノズル21を上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、シート押上部材34が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシート5の下面を押し上げることにより、シート5とチップ6とをチップ外縁側から剥離させる。
このチップのピックアップ装置は上記のように構成されており、次に図6,図7を参照して、このチップのピックアップ装置を用いたピックアップ方法について説明する。まずピックアップ動作開始に先だって圧力設定部26の設定圧力値を、以下に説明する第1の押圧荷重F1,第2の押圧荷重F2に対応した第1の圧力値P1,第2の圧力値P2に設定する。ここで第1の押圧荷重F1は、後述するチップのピックアップ動作において、取出しノズル21を下降させてチップ6に当接させる際に、吸着板29がチップ6に接触するのみで、チップ6に押圧力によるダメージを生じさせないような低い荷重である。また第2の押圧荷重F2は、シート押上部材34を取出しノズル21に保持されたチップ6にシート5の下面側から当接させて押し付ける際に、シート押上部材34を保持面29bに倣わせて変形させるのに十分な大きさの荷重である。
この後、ピックアップ動作が開始される。このとき、圧力設定部26の設定圧力値は、上述の第1の圧力値P1に設定されている。図6(a)において剥離ツール32の上方には、当該ピックアップ動作においてピックアップ対象となるチップ6がシート5に貼り付けられた状態で位置している。次いで図6(b)に示すように、取出しノズル21を下降させて吸着板29をチップ6の上面に当接させるとともに、開口部21aから真空吸引してチップ6を吸着板29によって保持する。これにより、チップ6は吸着板29の下面の保持面29bによって平坦な状態に保持される。このとき、受圧板23に作用する圧力は、第1の圧力値P1に設定されていることから、取出しノズル21がチップ6に当接する
際に、チップ6には押圧荷重によるダメージが生じない。
そしてこの後、圧力設定部26の設定圧力は第2の圧力値P2に切り替えられ、図6(c)に示すように、剥離ツール32を上昇させて当接支持面32aをシート5の下面に当接させるとともに、吸着孔32bから真空吸引することにより、シート5を当接支持面32aに吸着保持する。これにより、チップ6が平坦な状態に保たれたままシート5がシート押上部材34に対して押し付けられることにより、シート押上部材34は球体から変形し、上面がシート5の下面に倣って平坦な状態となる。このとき、受圧板23に作用する圧力は、第2の圧力値P2に設定されていることから、取出しノズル21がチップ6を上面側から押圧する際に、シート押上部材34を変形させるのに必要な押圧荷重が確保される。
この後、取出しノズル21を上昇させてチップ6をシート5から剥離させて取り出すチップ取出し動作が開始される。すなわち図7(a)に示すように、取出しノズル21をわずかに上昇させた状態では、上に凸の球面状の押上面を有するシート押上部材34が元の形状への復帰を開始することにより、シート5はチップ6の外縁側を除く大部分の範囲においてシート押上部材34によって押し上げられてチップ6と密着した状態を保ち、外縁側のみにおいてチップ6とシート5との剥離が開始される。
この後取出しノズル21がさらに上昇すると、チップ6の上昇につれてチップ6とシート5との剥離がチップ6の外縁側から進行し、図7(b)に示すように、シート5はシート押上部材34の押上面の頂部によって押し上げられた部分のみがチップ6の下面に密着した状態となる。そしてこの後、図7(c)に示すように、取出しノズル21がさらに上昇すると、保持されたチップ6はシート5から完全に剥離して分離し、チップ6の取り出しが完了する。
すなわち、上述のチップのピックアップ方法においては、取り出しノズル21を下降させて押圧荷重を第1の押圧荷重F1に設定した状態で保持面29bをチップ6の上面に当接させ、次いで押圧荷重を第1の押圧荷重F1よりも大きい第2の押圧荷重F2に設定し、取出しノズル21の下降状態において、シート押上部材34の押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接させる。そしてチップ6を吸着保持した取出しノズル21を上昇させてチップ6を取り出すチップ取出し動作において、シート押上部材34が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシート5の下面を押し上げることにより、シート5とチップ6とをチップ外縁側から剥離させ、次いでシート5から剥離したチップ6を取出しノズル21によって取り出すようにしている。これにより、薄型のチップや脆性材料で製作されて剛性が低く破損しやすい種類のチップを対象とする場合にあっても、ピックアップ動作を高速でダメージを与えることなく行うことができる。
なお上記実施の形態においては、略正方形状のチップ6を対象とする実施例を示しているが、対象となるチップが長方形など一方向に細長い平面形状を有するものである場合には、図8に示すような形状の剥離ツール32Aを用いることができる。図8において、剥離ツール32Aの上面の当接支持面32aには、長方形の平面形状を有するチップ6Aを対象とするチップ下受け範囲の内側に、3つの装着凹部32cが設けられている。それぞれの装着凹部32cには、図4に示すシート押上部材34が装着されている。
すなわち、この実施例においては、押上部であるシート押上部材34をチップ6Aの長辺方向に複数配置した形態となっている。この実施例においても、チップ6Aを取出しノズル21によって取り出す際には、シート5はチップ6Aの外縁部を除く範囲においてシート押上部材34によって押し上げられる。したがってシート5とチップ6Aとの剥離は確実にチップ6Aの外縁側から開始し、前述実施例と同様の効果を得ることができる。
なお、チップの形状に拘わらず、シート押上部材34をチップの辺方向に複数配置しても構わない。例えば、正方形のチップ6を対象とする場合において、チップ6を平面視してチップの四隅付近と中央付近に対応する計5箇所にシート押上部材34を配置してもよい。また複数のシート押上部材34の個数は、適宜設定して構わないし、各シート押上部材34の大きさを互いに変えてもよい。
(実施の形態2)
図9は本発明の実施の形態2のチップのピックアップ装置における取り出しノズルの部分断面図、図10、図11は本発明の実施の形態2のチップのピックアップ方法の工程説明図、図12は本発明の実施の形態2のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の構造説明図である。
図9において、剥離ツール132は、図4に示す剥離ツール32においては当接支持面32aの中央に固定的に装着されていたシート押上部材34を、昇降動作可能に構成した形態となっており、同様に支持軸部31に交換自在に装着される。当接支持面132aには、同心配置で複数の吸着孔132bが設けられており、実施の形態1と同様に真空吸引源135を駆動することにより、吸着孔132bから真空吸引し、当接支持面132aにシート5を吸着保持することが可能となっている。
吸着孔132bの内側には、装着孔部132cが上下方向に貫通して設けられている。装着孔部132c内には、シート押上軸136が上下方向に挿通しており、シート押上軸136の上端部には実施の形態1に示すシート押上部材34と同様構成のシート押上部材134が固着されている。シート押上軸136は昇降駆動機構137によって昇降自在となっており、定常状態においてはシート押上部材134は当接支持面132aよりも下方の位置にある。そして昇降駆動機構137によってシート押上部材134の上部を当接支持面132aから突出させることにより、シート押上部材134は実施の形態1におけるシート押上部材34と同様に押上部として機能する。
すなわち、上述構成において、シート押上部材134は、剥離ツール132に対して昇降自在に設けられており、予め取出しノズル21を下降させてチップ6を吸着保持した後に、シート押上部材134を上昇させることにより、押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接するようにしている。
次に図10,図11を参照して、このチップのピックアップ装置を用いたピックアップ方法について説明する。まずピックアップ動作開始に先だって、実施の形態1と同様に、圧力設定部26の設定圧力値を、第1の押圧荷重F1,第2の押圧荷重F2に対応した第1の圧力値P1,第2の圧力値P2に設定する。
次いでピックアップ動作が開始される。図10(a)において、剥離ツール132の上方には、当該ピックアップ動作においてピックアップ対象となるチップ6が、シート5に貼り付けられた状態で位置している。次いで、図10(b)に示すように、剥離ツール132を上昇させて当接支持面132aをシート5の下面に当接させるとともに、吸着孔132bから真空吸引することにより、シート5を当接支持面132aによって吸着保持する。
そして図10(c)に示すように、取出しノズル21を下降させて吸着板29をチップ6の上面に当接させるとともに、開口部21aから真空吸引してチップ6を吸着板29によって保持する。これにより、チップ6は吸着板29の下面の保持面29bによって平坦な状態に保持される。このとき、受圧板23に作用する圧力は、第1の圧力値P1に設定
されていることから、取出しノズル21がチップ6に当接する際にチップ6にはダメージが生じない。
そしてこの後、圧力設定部26の設定圧力は第2の圧力値P2に切り替えられ、次いで図11(a)に示すように、昇降駆動機構137を駆動してシート押上軸136を上昇させ、チップ6が平坦な状態に保たれたまま、シート5の下面にシート押上部材134を押し付ける。これにより、シート押上部材134は球体から変形し、上面がシート5の下面に倣って平坦な状態となる。このとき、受圧板23に作用する圧力は、第2の圧力値P2に設定されていることから、取出しノズル21がチップ6を上面側から押圧する際に、シート押上部材34を変形させるのに必要な押圧荷重が確保される。
この後、取出しノズル21を上昇させてチップ6をシート5から剥離させて取り出すチップ取出し動作が開始される。このとき、実施の形態1において図7(a)に示す状態と同様に、シート押上部材134が元の形状への復帰を開始することにより、シート5はチップ6の外縁部側から剥離を開始する。そしてこの後取出しノズル21がさらに上昇すると、チップ6とシート5との剥離がチップ6の外縁側から進行し、図11(b)に示すように、シート5はシート押上部材134の押上面の頂部によって押し上げられた部分のみがチップ6の下面に密着した状態となる。そしてこの後、図11(c)に示すように、取出しノズル21がさらに上昇すると、保持されたチップ6はシート5から完全に剥離して分離し、チップ6の取り出しが完了する。そして実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果を得る。
なお上記実施の形態2においては、略正方形状のチップ6を対象とする実施例を示しているが、対象となるチップが長方形など一方向に細長い平面形状を有するものである場合には、図12に示すような形の当接支持面132aを用いることができる。図12において、剥離ツール132Aの上面の当接支持面132aには、長方形の平面形状を有するチップ6Aを対象とするチップ下受け範囲の内側に、嵌合開口部132dが設けられている。嵌合開口部132dには3つのシート押上部材134が上端部に装着されたシート押上軸136Aが嵌入しており、シート押上軸136Aは図9に示す昇降駆動機構137によって昇降自在となっている。
上記構成において、3つのシート押上部材134は、図11に示すチップ取り出し動作におけるシート押上部材134と同様の機能を有しており、チップ6Aの取り出し動作においては、3つのシート押上部材134によってシート5を押し上げるようにしている。すなわち、この実施例においては、押上部をチップ6Aの長辺方向に複数配置した形態となっている。この実施例においても、チップ6Aを取出しノズル21によって取り出す際には、シート5とチップ6Aとの剥離は確実にチップ6Aの外縁側から開始し、同様の効果を得ることができる。
なお、チップの形状に拘わらず、シート押上部材134をチップの辺方向に複数配置しても構わない。例えば、正方形のチップ6を対象とする場合において、チップ6を平面視してチップの四隅付近と中央付近に対応する計5箇所にシート押上部材134を配置してもよい。また複数のシート押上部材134の個数は、適宜設定して構わないし、各シート押上部材134の大きさを互いに変えてもよい。
また、上記実施の形態1,2においては、シート押上部材34、134としてゴムなどの弾性体で製作された球体を用いる例を示したが、シート押上部材34、134の形状・構成はこれに限定されるものではなく、多様な形態のものを用いることができる。例えば、押上面の形状としては球状面に限らず、上に凸の曲面であれば放物曲面や楕円曲面など各種の形状を採用してもよい。またシート押上部材34、134の構成としては、内部に
空洞部がない中実体のみならず、内部に空洞部を有する中空体を用いることも可能である。
さらに、上記実施の形態においては、シート押上部材34、134がシート5を押し上げる際の押し上げ力をゴムなどの可撓性の弾性材質が元の形状に復帰しようとする際の復元力を用いるようにしているが、シート押上部材34、134として中空体を用い、内部空洞に空気を注入して膨らませる構成を採用するようにしてもよい。これによれば、押上力の大きさや押し上げタイミングを任意に制御することができるという利点がある。
本発明のチップのピックアップ装置およびピックアップ方法は、チップを端面側から無理なくシートから剥離させて、チップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができるという効果を有し、薄型のチップをピックアップの対象とするピックアップ装置に対して有用である。
本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置におけるピックアップヘッドおよび取り出しノズルの部分断面図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の斜視図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の部分断面図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の平面図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の構造説明図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ装置における取り出しノズルの部分断面図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の構造説明図
符号の説明
4 保持テーブル(シート保持部)
5 シート
6 チップ
7 剥離促進機構
8 ピックアップヘッド
21 取出しノズル
24 空圧アクチュエータ(ノズル押圧機構)
32、32A、132,132A 剥離ツール
32a 当接支持面
32b 吸着孔
34、134 シート押上部材

Claims (7)

  1. シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップピックアップ装置であって、
    前記シートを保持するシート保持部と、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記取り出しノズルを前記シート保持部に対して相対的に昇降させるノズル昇降機構と、前記チップに対して前記取り出しノズルを押圧するノズル押圧機構と、前記ノズル押圧機構の押圧荷重を設定する押圧荷重設定手段と、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備え、
    前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面において前記チップを下受けするチップ下受け範囲の外側に設けられ前記シートを下面側から吸着保持する吸着孔と、前記当接支持面において前記チップ下受け範囲内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部とを有し、
    前記取り出しノズルを下降させて前記押圧荷重を第1の押圧荷重に設定した状態で前記保持面を前記チップの上面に当接させ、次いで前記押圧荷重を前記第1の押圧荷重よりも大きい第2の押圧荷重に設定し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部は押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接し、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させることを特徴とするチップピックアップ装置。
  2. 前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなることを特徴とする請求項1記載のチップピックアップ装置。
  3. 前記押上部を複数配置したことを特徴とする請求項1または2記載のチップピックアップ装置。
  4. 前記押上部は前記昇降部に対して昇降自在に設けられており、予め前記取出しノズルを下降させて前記チップを吸着保持した後に前記押上部を上昇させることにより、前記押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接することを特徴とする請求項1乃至3記載のチップピックアップ装置。
  5. 板状のチップが貼り付けられたシートを保持するシート保持部と、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記取り出しノズルを前記シート保持部に対して相対的に昇降させるノズル昇降機構と、前記チップに対して前記取り出しノズルを押圧するノズル押圧機構と、前記ノズル押圧機構の押圧荷重を設定する押圧荷重設定手段と、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備えたチップピックアップ装置によって前記シートから前記チップピックアップするチップピックアップ方法であって、
    前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面において前記チップを下受けするチップ下受け範囲の外側に設けられ前記シートを下面側から吸着保持する吸着孔と、前記当接支持面において前記チップ下受け範囲内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部とを有し、
    前記取り出しノズルを下降させて前記押圧荷重を第1の押圧荷重に設定した状態で前記
    保持面を前記チップの上面に当接させ、次いで前記押圧荷重を前記第1の押圧荷重よりも大きい第2の押圧荷重に設定し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部を押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させ、
    前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、
    次いで前記シートから剥離したチップを前記取出しノズルによって取り出すことを特徴とするチップピックアップ方法。
  6. 前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなり、前記取出しノズルの下降状態において、前記取出しノズルによって前記チップおよびシートを介して前記押上部を弾性変形させることにより、押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させることを特徴とする請求項5記載のチップピックアップ方法。
  7. 前記押上部は前記昇降部に対して昇降自在に設けられており、予め前記取出しノズルを下降させて前記チップを吸着保持した後に前記押上部を上昇させることにより、前記押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接することを特徴とする請求項5または6記載のチップピックアップ方法。
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