JP4462183B2 - チップピックアップ装置およびチップピックアップ方法ならびにチップ剥離装置およびチップ剥離方法 - Google Patents

チップピックアップ装置およびチップピックアップ方法ならびにチップ剥離装置およびチップ剥離方法 Download PDF

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本発明は、ウェハから切り出されシートに貼り付けられた状態のチップをピックアップするチップピックアップ装置およびチップピックアップ方法ならびにチップ剥離装置およびチップ剥離方法に関するものである。
半導体装置の製造工程において、半導体チップは多数の個片チップより成るウェハから切り出される。この個片チップの切り出しは、粘着性のシートにウェハを貼り付けた状態で行われ、切り出された個片チップはシートから剥ぎ取られてピックアップされる(例えば特許文献1参照)。このピックアップ作業は、シートを下面側から吸着した状態で、シートの下面側からチップをエジェクタによって突き上げることによりシートから剥離させながら、チップを取出しヘッドによって吸着保持して取り出すようにしている。
特許第2679266号公報
最近の電子部品の小型化に伴ってチップは薄型化する傾向にあり、100μm以下の極薄のチップが実用化されるようになっている。しかしながら、このように薄型化したチップは低剛性で撓みやすく極めて破損しやすいことから取り扱いが難しい。このためピックアップ動作の高速高能率化が難しく、また上述のウェハから個片のチップを取り出すピックアップ作業において、チップの割れや欠けなどのダメージを生じる場合があった。
そこで本発明は、チップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができるチップピックアップ装置およびチップピックアップ方法ならびにチップ剥離装置およびチップ剥離方法を提供することを目的とする。
本発明のチップピックアップ装置は、シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップピックアップ装置であって、前記シートを保持するシート保持部と、ノズル昇降機構によって前記シート保持部に対して相対的に昇降し、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備え、前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部は押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接し、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなる。
本発明のチップピックアップ方法は、板状のチップが貼り付けられたシートを保持するシート保持部と、ノズル昇降機構によって前記シート保持部に対して相対的に昇降し、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備えたチップピックアップ装置によって前記シートから前記チップをピックアップするチップのピックアップ方法であって、前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部を押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させ、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、次いで前記シートから剥離したチップを前記取出しノズルによって取り出し、前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなり、前記取出しノズルの下降状態において、前記取出しノズルによって前記チップおよびシートを介して前記押上部を弾性変形させることにより、押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させる
本発明のチップ剥離装置は、シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップのピックアップ装置において、取出しノズルによって前記チップをシート保持部に保持された前記シートから取り出す際に、前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進するチップ剥離装置であって、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部は押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接し、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなる。
本発明のチップ剥離方法は、シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップピックアップ装置において、取出しノズルによって前記チップをシート保持部に保持された前記シートから取り出す際に、前記シートの下面に剥離促進機構を当接させて前記チップとシートとの剥離を促進するチップ剥離方法であって、前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部を押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させ、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなり、前記取出しノズルの下降状態において、前記取出しノズルによって前記チップおよびシートを介して前記押上部を弾性変形させることにより、押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させる。
本発明によれば、取出しノズルの下降状態において可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなる押上部をシートの下面に平面状に倣わせて当接させ、チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、押上部が設けられた凹部および吸着孔によってシートの下面を吸着保持するとともに押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシートの下面を押し上げることにより、シートとチップとをチップ外縁側から剥離させてチップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置の構成を示すブロック図、図2は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における取り出しノズルの部分断面図、図3は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の斜視図、図4は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の部分断面図、図5は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の平面図、図6、図7は本発明の実施の形態1のチップのピックアップ方法の工程説明図である。
まず図1を参照してチップのピックアップ装置の構成について説明する。このチップのピックアップ装置は、ダイシングによって個片に分割されシートに貼り付けられた状態の半導体チップを、真空吸引用の開口部を有する取出しノズルで吸着保持してピックアップする機能を有するものである。図1においてチップ供給部1は、XYテーブル2に立設されたブラケット3上に保持テーブル4を結合して構成されている。保持テーブル4には複数の半導体チップ6(以下、単に「チップ6」と略記する)が貼り付けられたシート5が保持されている。保持テーブル4はシート5を保持するシート保持部となっている。ここで、チップ6は薄化加工された薄型チップであり、剛性が小さく撓みやすい特性を有している。
保持テーブル4の下方には剥離促進機構7(チップ剥離装置)が配設されている。剥離促進機構7は、以下に説明するピックアップヘッド8によるチップ6のピックアップ動作において、シート5の下面に当接してチップ6とシート5との剥離を促進させる機能を有している。XYテーブル2を駆動することにより、ピックアップ対象のチップ6は剥離促進機構7に対して位置合わせされる。チップ供給部1の上方には、移動テーブル9に装着されたピックアップヘッド8が水平動自在に配設されている。ピックアップヘッド8の下部には、取出しノズル20が装着されており、取出しノズル20はピックアップヘッド8に内蔵されたノズル昇降機構によって昇降自在となっている。
図2に示すように、取出しノズル20には真空吸引用の開口部20aが設けられており、開口部20aの下面には吸着板23が装着されている。吸着板23は焼結体などの多孔質材より製作されており、真空吸引源(図示省略)を駆動して開口部20aから真空吸引することにより、吸着板23の下面の保持面23bにチップ6の全範囲を均等に吸着して保持することができるようになっている。吸着板23の外周側面には、樹脂膜など気密性を有するシール膜23aが設けられており、真空吸着時の吸着性能を確保するようにしている。
保持面23bは平坦面に加工されており、薄くて撓みやすいチップ6を対象とする場合にあっても、チップ6も全範囲を真空吸着によって保持面23bに密着させて保持することにより、チップ6を平坦な状態に保つことができる。すなわち、取出しノズル20はノズル昇降機構によって保持テーブル4に対して相対的に昇降し、吸着板23の下面にはチップ6の上面に当接してこのチップ6を吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面23bが設けられている。
シート5から剥離されたチップ6は、取出しノズル20によって真空吸着によりピックアップされる。ピックアップされたチップ6は、移動テーブル9によってピックアップヘッド8が移動することにより、取出しノズル20とともに基板保持テーブル10の上方に移動する。そしてここで取出しノズル20を昇降させることにより、チップ6は基板保持テーブル10に保持された基板11上に実装される。
保持テーブル4の上方には、カメラ13を備えた撮像部12が配設されている。撮像部12はシート5上のチップ6を上方から撮像し、撮像結果を画像認識部14に対して出力する。画像認識部14はこの撮像結果を認識処理することにより、チップ6の位置を検出する。演算部15はCPUであり、記憶部16に記憶されたプログラムを実行することにより各種動作処理や演算を行うことにより、以下に説明する各部を制御する。記憶部16は各部の動作に必要なプログラムや認識対象のチップ6のサイズや、シート5上での配列データなどの各種データを記憶する。
機構制御部17は、ピックアップヘッド8およびピックアップヘッド8を移動させる移動テーブル9、剥離促進機構7、XYテーブル2を制御する。XYテーブル2,保持テーブル4,移動テーブル9、演算部15および機構制御部17は、位置検出手段によるチップ6の位置検出結果に基づいてピックアップ対象のチップを取出しノズル20の開口部20aに対して相対的に位置決めする位置決め手段となっている。表示部18は撮像されたチップ6の画像や操作・入力時の画面を表示する。操作・入力部19はキーボードなどの入力装置であり、操作入力やデータ入力を行う。
次に図3、図4、図5を参照して、剥離促進機構7の構成について説明する。図3に示すように剥離促進機構7は、機構本体部7a,機構本体部7aに昇降自在に保持された支持軸部21および剥離ツール22より構成される。剥離ツール22は対象となるチップ6の形状・サイズに応じて別体で準備され、支持軸部21の上面に交換自在に装着される。
機構本体部7a内にはツール昇降機構(図示省略)が内蔵されており、ツール昇降機構を駆動することにより、剥離ツール22は保持テーブル4に保持されたシート5に対して相対的に昇降する。剥離ツール22の上面はシート剥離動作においてシート5の下面に当接してシート5を下受け支持する当接支持面22aとなっている。したがって、剥離ツール22は、シート5の下面に当接してこのシート5を下受け支持する当接支持面が設けられ保持テーブル4に対して相対的に昇降する昇降部となっている。
図4に示すように、当接支持面22aには、平面視して正方形状(図5参照)の凹部22cが設けられている。凹部22cは、当接支持面22aがシート5の下面に当接しピックアップ対象となるチップ6に位置合わせされた状態においてチップ6に相当する範囲、すなわちチップ6を下受けするチップ下受け範囲に対応した形状となっており、4隅には垂直な円孔状のぬすみ部が設けられている。
凹部22cの内部には、ゴムなどの可撓性の弾性体を、上に凸形の曲面を有する形状(本実施の形態においては球体)に成形したシート押上部材24が装着されている。シート押上部材24は、凹部22cの底面に設けられた円形の座グリ部22dによって位置が保持され、通常状態においてシート押上部材24の上部は当接支持面22aよりも上方に突出している。
凹部22cの外側には、同心配置で複数の吸着孔22bが設けられており、図4に示すように、それぞれの吸着孔22bは垂直な吸引孔22eを介して、剥離ツール22の下面に設けられた吸引空間22fと連通している。さらに、凹部22cの底面に開孔した吸引
孔22gは吸引空間22fに連通している。吸引空間22fは支持軸部21の内部を介して真空吸引源25と連通している。当接支持面22aをシート5の下面に当接させた状態で、真空吸引源25を駆動することにより凹部22cおよび吸着孔22bから真空吸引し、これによりシート5は当接支持面22aに吸着保持される。
当接支持面22aにおいて、シート押上部材24は座グリ部22dによって位置が保持されてチップ下受け範囲内の中央に位置するようになっている。シート押上部材24は以下に説明するように、取出しノズル20によってチップ6を取り出すチップ取り出し動作において、シート5の下面に当接してこのシート5を押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部として機能する。
すなわちチップ6を取出しノズル20によって平面状態に保持した状態で、剥離ツール22をシート5に対して相対的に上昇させると、シート押上部材24の上面側、すなわち当接支持面22aから上方に突出した部分は、シート5によって押圧されて変形する。そしてさらに剥離ツール22をシート5に対して押し付けて当接支持面22aがシート5の下面に当接するまでシート押上部材24が変形した状態においては、シート押上部材24は、上面をシート5の下面に平面状に倣わせて上部が平坦となった状態で当接する。
次いで凹部22cおよび吸着孔22bによってシート5を当接支持面22aに吸着保持した後に、チップ6を保持した取出しノズル20を上昇させると、以下のようにシート5とチップ6との剥離が行われる。チップ6が取出しノズル20とともに上昇すると、当接支持面22aに吸着保持されたシート5に対してチップ6を剥離させる力が作用する。このとき、シート5の下面には圧縮変形状態のシート押上部材24が当接していることから、取出しノズル20の上昇に伴ってシート押上部材24は元の形状(上に凸形の曲面状(ここでは球面状))に復帰するように変形し、これにより、シート5はシート押上部材24の上面によって押し上げられる。すなわちシート押上部材24の上面は、シート5を押し上げる押上面として機能する。
このとき、押上面は上に凸形の曲面状となっていることから、チップ6の外縁部近傍ではシート押上部材24の上面は押上面として機能せず、したがってチップ6の外縁部においてはチップ6の上昇に伴ってシート5との剥離が進行する。これに対し、チップ6の中央部分においては、シート押上部材24の押上面はチップ6の上昇に伴ってシート5を押上げ、これによりシート5はチップ6との密着状態を保つ。そしてチップ6がシート押上部材24の突出代より高い位置まで上昇すると、もはやシート押上部材24はシート5を押し上げる作用を失い、これにより、シート5はチップ6と最終的に完全剥離する。このシート押上部材24による剥離促進においては、チップ6とシート5との剥離は必ずチップ6の外縁側から進行するようになっている。
すなわち上述構成において、取出しノズル20が剥離ツール22に対して相対的に下降した状態において、シート押上部材24は押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接する。そしてチップ6を吸着保持した取出しノズル20を上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、凹部22cおよび吸着孔22bによってシート5の下面を吸着保持するとともに、シート押上部材24が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシート5の下面を押し上げることにより、シート5とチップ6とをチップ外縁側から剥離させる。
このチップのピックアップ装置は上記のように構成されており、次に図6,図7を参照して、このチップのピックアップ装置を用いたピックアップ方法について説明する。図6(a)において剥離ツール22の上方には、当該ピックアップ動作においてピックアップ対象となるチップ6がシート5に貼り付けられた状態で位置している。次いで図6(b)
に示すように、取出しノズル20を下降させて吸着板23をチップ6の上面に当接させるとともに、開口部20aから真空吸引してチップ6を吸着板23によって保持する。これにより、チップ6は吸着板23の下面の保持面23bによって平坦な状態に保持される。
次いで図6(c)に示すように、剥離ツール22を上昇させて当接支持面22aをシート5の下面に当接させるとともに、凹部22cおよび吸着孔22bから真空吸引することにより、シート5を当接支持面22aに吸着保持する。このとき、チップ6が平坦な状態に保たれたままシート5がシート押上部材24に対して押し付けられることにより、シート押上部材24は球体から変形し、上面がシート5の下面に倣って平坦な状態となる。
この後、取出しノズル20を上昇させてチップ6をシート5から剥離させて取り出すチップ取出し動作が開始される。すなわち図7(a)に示すように、取出しノズル20をわずかに上昇させた状態では、上に凸の球面状の押上面を有するシート押上部材24が元の形状への復帰を開始することにより、シート5はチップ6の外縁側を除く大部分の範囲においてシート押上部材24によって押し上げられてチップ6と密着した状態を保ち、外縁側のみにおいてチップ6とシート5との剥離が開始される。
この後取出しノズル20がさらに上昇すると、チップ6の上昇につれてチップ6とシート5との剥離がチップ6の外縁側から進行し、図7(b)に示すように、シート5はシート押上部材24の押上面の頂部によって押し上げられた部分のみがチップ6の下面に密着した状態となる。そしてこの後、図7(c)に示すように、取出しノズル20がさらに上昇すると、保持されたチップ6はシート5から完全に剥離して分離し、チップ6の取り出しが完了する。
すなわち、上述のチップのピックアップ方法においては、取出しノズル20の下降状態において、シート押上部材24の押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接させる。そしてチップ6を吸着保持した取出しノズル20を上昇させてチップ6を取り出すチップ取出し動作において、シート押上部材24が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながらシート5の下面を押し上げることにより、シート5とチップ6とをチップ外縁側から剥離させ、次いでシート5から剥離したチップ6を取出しノズル20によって取り出すようにしている。これにより、薄型のチップや脆性材料で製作されて剛性が低く破損しやすい種類のチップを対象とする場合にあっても、ピックアップ動作を高速でダメージを与えることなく行うことができる。
なお上記実施の形態においては、シート押上部材24を収容するとともにシート5を吸着保持するための凹部22cを正方形状の凹部とした例を示しているが、取り出し対象のチップ6の下受け範囲の大部分を有効にカバーできるような形状であれば、凹部22cの形状は、円形など正方形以外の形状でもよい。
(実施の形態2)
図8は本発明の実施の形態2のチップのピックアップ装置における取り出しノズルの部分断面図、図9、図10は本発明の実施の形態2のチップのピックアップ方法の工程説明図である。
図8において、剥離ツール122は、図4に示す剥離ツール22においては当接支持面22aの中央に固定的に装着されていたシート押上部材24を、昇降動作可能に構成した形態となっており、同様に支持軸部21に交換自在に装着される。当接支持面122aには、実施の形態1における凹部22cと同様の平面形状を有する無底の凹部122cが設けられている。凹部122cには、シート押上軸126の上端部に固着されたシート押上部材124が昇降自在に収容されている。
シート押上部材124は、実施の形態1に示すシート押上部材24と同様構成であり、シート押上軸126は支持軸部21に設けられた軸挿通孔21aを挿通して昇降駆動機構127と結合されて昇降自在となっている。シート押上部材124は、定常状態においては当接支持面122aよりも下方の位置にある。そして昇降駆動機構127によってシート押上部材124の上部を当接支持面122aから突出させることにより、シート押上部材124は実施の形態1におけるシート押上部材24と同様に押上部として機能する。
凹部122cの外側には、同心配置で複数の吸着孔122bが設けられており、図8に示すように、それぞれの吸着孔122bは垂直な吸引孔122eを介して剥離ツール122の下面に設けられた吸引空間122fと連通し、さらに吸引空間122fは凹部122cの下側と連通している。吸引空間122fは支持軸部21の内部を介して真空吸引源125と連通しており、当接支持面122aをシート5の下面に当接させた状態で、真空吸引源125を駆動することにより凹部122cおよび吸着孔122bから真空吸引し、これによりシート5は当接支持面122aに吸着保持される。軸挿通孔21aには、シート押上軸126との摺動面をシールするシール部材128が装着されており、吸引空間122f内の真空吸引時の真空漏洩を防止するようになっている。
すなわち、上述構成において、シート押上部材124は、剥離ツール122に対して昇降自在に設けられており、予め取出しノズル20を下降させてチップ6を吸着保持した後に、シート押上部材124を上昇させることにより、押上面をシート5の下面に平面状に倣わせて当接するようにしている。
次に図9,図10を参照して、このチップのピックアップ装置を用いたピックアップ方法について説明する。図9(a)において、剥離ツール122の上方には、当該ピックアップ動作においてピックアップ対象となるチップ6が、シート5に貼り付けられた状態で位置している。次いで、図9(b)に示すように、剥離ツール122を上昇させて当接支持面122aをシート5の下面に当接させるとともに、凹部122cおよび吸着孔122bから真空吸引することにより、シート5を当接支持面122aによって吸着保持する。
次いで、図9(c)に示すように、取出しノズル20を下降させて吸着板23をチップ6の上面に当接させるとともに、開口部20aから真空吸引してチップ6を吸着板23によって保持する。これにより、チップ6は吸着板23の下面の保持面23bによって平坦な状態に保持される。次いで図10(a)に示すように、昇降駆動機構127を駆動してシート押上軸126を上昇させ、チップ6が平坦な状態に保たれたまま、シート5の下面にシート押上部材124を押し付ける。これにより、シート押上部材124は球体から変形し、上面がシート5の下面に倣って平坦な状態となる。
この後、取出しノズル20を上昇させてチップ6をシート5から剥離させて取り出すチップ取出し動作が開始される。このとき、実施の形態1において図7(a)に示す状態と同様に、シート押上部材124が元の形状への復帰を開始することにより、シート5はチップ6の外縁部側から剥離を開始する。そしてこの後取出しノズル20がさらに上昇すると、チップ6とシート5との剥離がチップ6の外縁側から進行し、図10(b)に示すように、シート5はシート押上部材124の押上面の頂部によって押し上げられた部分のみがチップ6の下面に密着した状態となる。そしてこの後、図10(c)に示すように、取出しノズル20がさらに上昇すると、保持されたチップ6はシート5から完全に剥離して分離し、チップ6の取り出しが完了する。そして実施の形態2においても、実施の形態1と同様の効果を得る。
また、上記実施の形態1,2においては、シート押上部材24、124としてゴムなど
の弾性体で製作された球体を用いる例を示したが、シート押上部材24、124の形状・構成はこれに限定されるものではなく、多様な形態のものを用いることができる。例えば、押上面の形状としては球状面に限らず、上に凸の曲面であれば放物曲面や楕円曲面など各種の形状を採用してもよい。またシート押上部材24の構成としては、内部に空洞部がない中実体のみならず、内部に空洞部を有する中空体を用いることも可能である。
さらに、上記実施の形態においては、シート押上部材24、124がシート5を押し上げる際の押し上げ力をゴムなどの可撓性の弾性材質が元の形状に復帰しようとする際の復元力を用いるようにしているが、シート押上部材24、124として中空体を用い、内部空洞に空気を注入して膨らませる構成を採用するようにしてもよい。これによれば、押上力の大きさや押し上げタイミングを任意に制御することができるという利点がある。
本発明のチップのピックアップ装置およびピックアップ方法は、チップを端面側から無理なくシートから剥離させて、チップを高速でダメージを与えることなくピックアップすることができるという効果を有し、薄型のチップをピックアップの対象とするピックアップ装置に対して有用である。
本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における取り出しノズルの部分断面図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の斜視図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の部分断面図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ装置における剥離促進機構の平面図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態1のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ装置における取り出しノズルの部分断面図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ方法の工程説明図 本発明の実施の形態2のチップのピックアップ方法の工程説明図
符号の説明
4 保持テーブル
5 シート
6 チップ
7 剥離促進機構
8 ピックアップヘッド
20 取出しノズル
22、122 剥離ツール
22a、122a 当接支持面
22b、122b 吸着孔
22c,122c 凹部
24、124 シート押上部材

Claims (8)

  1. シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップピックアップ装置であって、
    前記シートを保持するシート保持部と、ノズル昇降機構によって前記シート保持部に対して相対的に昇降し、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備え、
    前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、
    前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部は押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接し、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、
    前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなることを特徴とするチップピックアップ装置。
  2. 前記押上部は前記昇降部に対して昇降自在に設けられており、予め前記取出しノズルを下降させて前記チップを吸着保持した後に前記押上部を上昇させることにより、前記押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接することを特徴とする請求項1記載のチップピックアップ装置。
  3. シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップのピックアップ装置において、取出しノズルによって前記チップをシート保持部に保持された前記シートから取り出す際に、前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進するチップ
    剥離装置であって、
    前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、
    前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部は押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接し、前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、
    前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなることを特徴とするチップ剥離装置。
  4. 前記押上部は前記昇降部に対して昇降自在に設けられており、予め前記取出しノズルを下降させて前記チップを吸着保持した後に前記押上部を上昇させることにより、前記押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接することを特徴とする請求項記載のチップ剥離装置。
  5. 板状のチップが貼り付けられたシートを保持するシート保持部と、ノズル昇降機構によって前記シート保持部に対して相対的に昇降し、前記チップの上面に当接してこのチップを吸着保持するとともに平坦な状態に保つ保持面が設けられた取出しノズルと、前記シート保持部の下方に配設され前記シートの下面に当接して前記チップとシートとの剥離を促進させる剥離促進機構とを備えたチップピックアップ装置によって前記シートから前記チップをピックアップするチップのピックアップ方法であって、
    前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、
    前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部を押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させ、
    前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、
    次いで前記シートから剥離したチップを前記取出しノズルによって取り出し、
    前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなり、前記取出しノズルの下降状態において、前記取出しノズルによって前記チップおよびシートを介して前記押上部を弾性変形させることにより、押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させることを特徴とするチップピックアップ方法。
  6. 前記押上部は前記昇降部に対して昇降自在に設けられており、予め前記取出しノズルを下降させて前記チップを吸着保持した後に前記押上部を上昇させることにより、前記押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接することを特徴とする請求項記載のチップピックアップ方法。
  7. シートに貼り付けられた板状のチップをピックアップするチップピックアップ装置にお
    いて、取出しノズルによって前記チップをシート保持部に保持された前記シートから取り出す際に、前記シートの下面に剥離促進機構を当接させて前記チップとシートとの剥離を促進するチップ剥離方法であって、
    前記剥離促進機構は、前記シートの下面に当接してこのシートを下受け支持する当接支持面が設けられ前記シート保持部に対して相対的に昇降する昇降部と、前記当接支持面に前記チップを下受けするチップ下受け範囲に対応して設けられた凹部と、前記当接支持面において前記凹部の外側に設けられた吸着孔と、前記凹部内に設けられ前記シートの下面に当接してこのシートを押し上げる可撓性の押上面を備えた押上部と、前記凹部内および前記吸着孔を真空吸引する真空吸引源とを有し、
    前記取出しノズルの下降状態において、前記押上部を押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させ、
    前記チップを吸着保持した取出しノズルを上昇させてチップを取り出すチップ取出し動作において、前記凹部および前記吸着孔によって前記シートの下面を吸着保持するとともに前記押上部が押上面を上に凸形の曲面状に変形させながら前記シートの下面を押し上げることにより、前記シートとチップとをチップ外縁側から剥離させ、
    前記押上部は、可撓性の弾性体を上に凸形の曲面を有する形状に成形してなり、前記取出しノズルの下降状態において、前記取出しノズルによって前記チップおよびシートを介して前記押上部を弾性変形させることにより、押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接させることを特徴とするチップ剥離方法。
  8. 前記押上部は前記昇降部に対して昇降自在に設けられており、予め前記取出しノズルを下降させて前記チップを吸着保持した後に前記押上部を上昇させることにより、前記押上面を前記シートの下面に平面状に倣わせて当接することを特徴とする請求項記載のチップ剥離方法。
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