JP2009069249A - 色彩表示システム及び色彩表示プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】色の取り扱いを容易にし、色彩処理のどの過程でも自由に色の最適な処理や調整を可能とする。
【解決手段】本発明に係る色彩表示システム10は、色の立方体モデル11の中心を三次元座標系の基点に設定する基点設定手段12と、基点設定手段12により設定された基点において直交する前記三次元直交座標系の3つの軸に沿って色を数値化して該各軸の座標値を設定する色座標値設定手段13とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、色の立方体モデルを使用して色彩を表示する色彩表示システム及び色彩表示プログラムに関するものである。
一般に、色彩を表示する場合、R(赤色)、G(緑色)、B(青色)の光の三原色を三次元直交座標系に表した色の立方体モデルが使用されている。
この従来の色の立方体モデル1は、図3に示されているように、基点Oにおいて互いに直交するX,Y,Z軸にそれぞれG,B,Rの原色を割り当て、各軸に沿って光量値をそれぞれ目盛って形成されている。そして、この立方体モデル1では、基点Oが黒色で、他の7つの頂点はそれぞれ赤色、緑色、青色、黄色、シアン、マゼンダ、白色を示し、6つの面はそれぞれ四隅の色が沁み出して混合したような色模様になっている(公知・公用の従来技術に基づき発明したため、出願人は本発明に関連する先行技術文献を知らない)。
しかしながら、上記した従来の色の立方体モデル1を使用して色彩を表示する方法では、以下のような問題があった。すなわち、
(1)従来の画像処理は、入力として受け入れた画像を出力機器に適合するように調整するものであり、途中で画像データの内容を変更しないことが原則となっているため、出力内容を変更又は調整したい場合には、新規に別の画像として入力操作をやり直す必要があった。
(2)画像形成装置は、指示されたデータをできる限り忠実に再現するための装置であるため、ユーザ側が色調整をする余地はなく、色の再現性はメーカ側に任せるしかなかった。
(3)全色の操作が可能な方法として一部の色彩プログラムは、RGB色データの操作を採用しているが、色彩調整の規則が不明なため、「どれ一つを動かしても、色相・彩度・明度の全てが変わる」といった注意書きを付けて、この色操作を実質的に禁止しており、色操作ができなかった。
(4)光源の光の種類や紙質の違い等により色バランスに狂いが生じるため、その都度、RGBの微調整を行う必要があった。
(5)大幅な色調整は、色が転ぶ等の予想外の色変化を招き、回復不能の事態を発生させるおそれがあった。
(6)近年のデジタル化に伴って色の変更が容易にできるようになったが、正しい色の調整法がないまま、誤った色の操作(データ値の改変)が行われており、また、一般の色操作プログラムは調整範囲が限られており、数値が不正確であった。
(7)明度の基点が黒色であるため、明度調整により色相が変化し、画像の明度を上げた場合には、立方体モデルを外れた架空のデータ(白飛び)が発生するおそれがあった。
そこで、本発明は、上記した課題を解決することのできる色彩表示システム及び色彩表示プログラムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明に係る色彩表示システムは、色の立方体モデルの中心を三次元座標系の基点に設定する基点設定手段と、該基点設定手段により設定された基点において直交する前記三次元直交座標系の3つの軸に沿って色を数値化して該各軸の座標値を設定する色座標値設定手段と、を備えていることを特徴とする。
そして、前記色座標値設定手段により設定された各軸の座標値毎に数値を加算し、平均することにより混合した色の座標値を算出する混色座標値算出手段と、前記各軸の座標値に対応付けて混色のデータを格納する混色データ格納手段と、前記混色座標値算出手段により算出された混色の座標値に一致する混色のデータを前記混色データ格納手段から検索する混色データ検索手段と、を備えていてもよい。
また、本発明に係る色彩表示プログラムは、色の立方体モデルの中心を三次元座標系の基点に設定する基点設定ステップと、該基点設定ステップにおいて設定された基点において直交する前記三次元直交座標系の3つの軸に沿って色を数値化して該各軸の座標値を設定する色座標値設定ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
そして、前記色座標値設定ステップにおいて設定された各軸の座標値毎に加算し、平均することにより混合した色の座標値を算出する混色座標値算出ステップと、該混色座標値算出ステップにおいて算出された混色の座標値に一致する混色のデータを前記各軸の座標値に対応付けて混色のデータを格納する混色データ格納手段から検索する混色データ検索ステップと、をコンピュータに実行させるようにしてもよい。
本発明によれば、色の取り扱いが容易になるため、色彩処理のどの過程でも自由に色の最適な処理や調整を行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る色彩表示システムの構成を示すブロック図、図2は同色彩表示システムにおける色の立方体モデルを示す斜視図である。なお、色の立方体モデル自体は
図1に示されているように、本実施の形態に係る色彩表示システム10は、色の立方体モデル11の中心を三次元座標系の基点Oに設定する基点設定部12と、該基点設定部12により設定された基点Oにおいて直交する前記三次元直交座標系の3つの軸RC,GM,BYに沿って色R,G,B,C,M,Yを数値化して各軸RC,GM,BYの座標値を設定する色座標値設定部13と、色座標値設定部13により設定された各軸RC,GM,BYの座標値毎に数値を加算し、平均することにより混合した色の座標値を算出する混色座標値算出部14と、各軸RC,GM,BYの座標値に対応付けて混色のデータを格納する混色データ格納部15と、混色座標値算出部14により算出された混色の座標値に一致する混色のデータを混色データ格納部15から検索する混色データ検索部16とを備えて構成されている。なお、色の立方体モデル11自体は、背景技術で説明した従来の色の立方体モデル1と同様の構成を有しているので、ここでの詳細な説明は省略する。
次に、上記した構成を備えた色彩表示システム10の作用について、色を混合する場合を例にとって説明する。
先ず、色の立方体モデル11は、基点設定部12によりその中心を基点Oに設定される。これにより、基点Oが元色となり、この元色は実際には全ての色を混合した灰色となり、各色は基点Oから立体放射状に配置されるようなる。そして、6つの頂点はそれぞれ赤色、緑色、青色、黄色、シアン、マゼンダを示し、6つの面はそれぞれ四隅の色の混合となり、全て純色となる。また、6つの面以外の立方体内部に配置される色はすべて濁色となる。
立方体の表面の色味の違いである色調は6つの面から中心に向かうに従って変化しないが、元色の濁りが入ってくる。仮に、立方体の表面の正方形と中心点とにより形成される四角錐を考え、正方形を平行移動しながら中心に向かうと、色調は相似形に縮小しながら、色彩度は下がるようになる。すなわち、等色彩度面は、同一中心点を有する正六面体となる。また、色彩度は色相面に対して斜めになるため、表面の色調、色彩度、実位置の変換によって色彩度を独立して制御することができるようになる。
次に、前記立方体モデル11において、色R,G,B,C,M,Yは色座標値設定部13により3つの軸RC,GM,BYに沿って、RC軸(1.0〜0〜−1.0)、GM軸(1.0〜0〜−1.0)、BY軸(1.0〜0〜−1.0)のように、数値化され、各軸RC,GM,BYの座標値が設定される。これにより、例えば、赤色の座標値は、R1.0,G−1.0,B−1.0となり、緑色の座標値は、R−1.0,G1.0,B−1.0となり、青色の座標値は、R−1.0,G−1.0,B1.0となる。
次に、混合する色の各軸RC,GM,BYの座標値をそれぞれ混色座標値算出部14により加算し、平均することにより混色の座標値が算出される。具体的には、例えば、赤色と黄色を1:3の割合で混合する場合、赤色の座標値が、R1.0,G−1.0,B−1.0、黄色の座標値がR1.0,G1.0,B−1.0であるから、混色の各軸RC,GM,BYの座標値は、次式により
RC軸の座標値:(1+1×3)/(1+3)=1
GM軸の座標値:(−1+1×3)/(1+3)=0.5
BY軸の座標値:(−1−1×3)/(1+3)=−1
と算出される。したがって、混色の座標値は、R1.0,G0.5,B−1.0となる。
次に、このように算出された混色の座標値に一致する混色のデータが混色データ検索部16によって混色データ格納部15から検索され、この例では、混色は黄色よりの朱色と判定される。
このように上記した色彩表示システムによれば、色の取り扱いが容易になるため、色彩処理のどの過程でも自由に色の最適な処理や調整を行うことができる。
また、加算や平均のような単純な計算により混色を指定することができるため、色の検索を極めて容易に行うことができる。
さらに、プリンタやディスプレイ等の画像形成装置において、ユーザ側が色調整を簡単に行うことができるようになる。
さらにまた、2つの色の違いが色座標の空間距離で与えられるようになるため、混色の規則が明確になり、混色により色を作り出すことが簡単に行えるようなる。
本発明の実施の形態に係る色彩表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る色彩表示システムにおける色の立方体モデルを示す斜視図である。 従来の色の立方体モデルを示す斜視図である。
符号の説明
10 色彩表示システム
11 色の立方体モデル
12 基点設定部
13 色座標値設定部
14 混色座標値算出部
15 混色データ格納部
16 混色データ検索部

Claims (4)

  1. 色の立方体モデルの中心を三次元座標系の基点に設定する基点設定手段と、
    該基点設定手段により設定された基点において直交する前記三次元直交座標系の3つの軸に沿って色を数値化して該各軸の座標値を設定する色座標値設定手段と、
    を備えていることを特徴とする色彩表示システム。
  2. 前記色座標値設定手段により設定された各軸の座標値毎に数値を加算し、平均することにより混合した色の座標値を算出する混色座標値算出手段と、
    前記各軸の座標値に対応付けて混色のデータを格納する混色データ格納手段と、
    前記混色座標値算出手段により算出された混色の座標値に一致する混色のデータを前記混色データ格納手段から検索する混色データ検索手段と、
    を備えている請求項1に記載の色彩表示システム。
  3. 色の立方体モデルの中心を三次元座標系の基点に設定する基点設定ステップと、
    該基点設定ステップにおいて設定された基点において直交する前記三次元直交座標系の3つの軸に沿って色を数値化して該各軸の座標値を設定する色座標値設定ステップと、
    をコンピュータに実行させるための色彩表示プログラム。
  4. 前記色座標値設定ステップにおいて設定された各軸の座標値毎に加算し、平均することにより混合した色の座標値を算出する混色座標値算出ステップと、
    該混色座標値算出ステップにおいて算出された混色の座標値に一致する混色のデータを前記各軸の座標値に対応付けて混色のデータを格納する混色データ格納手段から検索する混色データ検索ステップと、
    をコンピュータに実行させるための請求項3に記載の色彩表示プログラム。
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