JP2009069125A - ミリ波レーダ装置のバイアス調整方法、高周波ユニット及びレーダ装置 - Google Patents

ミリ波レーダ装置のバイアス調整方法、高周波ユニット及びレーダ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ミリ波レーダ装置の高周波回路に使用されるMMICを効率的に、かつ高精度にバイアス調整することが可能なミリ波レーダ装置のバイアス調整方法を提供する。
【解決手段】ミリ波の送受信アンテナ、高周波ユニット、アンテナで受信されて高周波ユニットから入力される受信信号を処理する処理ユニットとを備えるミリ波レーダ装置に、信号発生器11を接続して行う高周波ユニット2AのMMIC21のバイアス値の調整方法であって、高周波ユニット2Aに検査用処理ユニット3Aと制御装置13を接続し、制御装置13はMMIC21に与えた初期バイアス値に対して得られた受信信号の測定結果でバイアス値の目標値を算出し、この目標値をMMIC21に与えて得られた受信信号の高周波特性が規定内に入っている時に、目標値を製品用の処理ユニットのバイアス値とする調整方法である。
【選択図】図3

Description

本発明はミリ波レーダ装置のバイアス調整方法に関し、特に、ミリ波レーダ装置の高周波回路に内蔵されるMMICのバイアスを低価格で調整する方法に関する。
従来、自動車のオートクルーズコントロール(ACC)やプリクラッシュシステム(PCS)等のシステムにおいて、自車の周囲の障害物(車両や道路構造物、或いは人等)を検出する装置として、30GHz〜300GHzの周波数帯の電波であるミリ波を使用するミリ波レーダ装置がある。現行のミリ波レーダ装置は、FM−CW(Frequency-Modulated Continuous Waves)レーダ方式を採用したレーダ装置であり、簡易な構成でターゲットまでの距離と相対速度とを計測することが可能な装置である。
図1は、従来のミリ波レーダ装置10の構成を示すものである。ミリ波レーダ装置10は、送受信アンテナ1、送受信アンテナ1に接続されて電波(ミリ波)を送受信する高周波ユニット2、高周波ユニット2からの信号を処理する信号処理回路が設けられたアナログ回路3、アナログ回路3からの信号をデジタル処理するデジタル信号処理部4、及びデジタル信号処理部4で処理された信号を車両側のシステム(ACCやPCS等)6に送信する通信インタフェイス5とから構成される。
また、アンテナ1と高周波ユニット2は、スキャナ部7にあるモータ8よって左右にスキャニングを行う。モータ8はモータ駆動回路9によって駆動され、モータ駆動回路9はデジタル信号処理部4からの信号によって動作する。デジタル信号処理部4は、送信波と受信波から生じるビート信号をAD変換し、処理回路にて周波数分析を行い、距離、相対速度、角度情報を演算することによりターゲットの位置を検出する。このようなミリ波レーダ装置10の構成要素の1つである高周波ユニット2は一般に、複数のMMIC(モノリシックマイクロ波集積回路)で構成される高周波回路と、MMICを動作させるバイアス回路を備えている。
MMICにはミキサや逓倍器、アンプ、スイッチ等が内蔵されるが、ミキサや逓倍器、スイッチ等のゲートバイアス値の最適点は、MMIC毎にバラツキを持っている。また、高周波ユニットとしては、送受信機の送信電力や受信利得をある目標値に調整する必要があることから、MMICでは、個々のバイアス値の調整が必要である。更に、MMICの個体差以外にも、MMIC同士を接続する金リボンのバラツキ、導波管変換器のバラツキ、高周波回路に接続されるIF(中間周波数)回路のバラツキもあるので、どうしてもバイアス調整が必要であった。
図2は、図1に示したミリ波レーダ装置10の従来の高周波ユニット2とアナログ回路3の構成を示すものである。高周波ユニット2には、複数のMMIC21を内蔵する高周波回路20と、バイアス回路22、及びIF回路23がある。また、高周波回路20とバイアス回路22には、図示していない電源回路からの電源が、レギュレータ24,25を通じてそれぞれ供給されている。
高周波回路20に内蔵されるMMIC21は、前述のように発振器、ミキサ、逓倍器、アンプ、スイッチ等の機能を有するものであり、金リボン(図にはAuリボンと記載)で接続されている。最終段のMMIC21から出力された送信信号は、導波管変換器26、導波管27を通じてアンテナ1から放射される。ターゲットで反射して戻り、アンテナ1で受信された信号は、導波管27、導波管変換機26を通じてMMIC21に入力され、MMIC21内で受信処理されてIF回路23に出力され、アナログ回路3に送られる。
アナログ回路3には、制御処理部31、メモリ32、I/O33,外部I/O34等を備えるマイクロコンピュータ(以後マイコンと記す)30と信号処理回路35がある。I/F回路23からの信号は、信号処理回路35、I/O33を通じて制御処理部31に入力されて処理され、処理された信号が外部I/O34を通じて他のシステム60に出力される。
高周波ユニット2の各MMIC21の入力側は、バイアス回路22のトリマブル抵抗28と通常の抵抗29とで構成された分圧回路に接続されている。バイアス回路22は、レギュレータ25の出力電圧を、トリマブル抵抗28と通常の抵抗29とで分圧したバイアス値を各MMIC21に与える。各トリマブル抵抗28の抵抗設定値は、IF回路23から出力されるIF信号を検査して設定していた。そして、その設定値で各トリマブル抵抗28のトリミングを実施していた。
ところが、一度各トリマブル抵抗28のトリミングを実施すると以後は変更ができないために、温度モニタを追加しても温度補正が出来なかったり、設定値が正しい設定値かどうかは検査工程でしか分からず、レーダ装置が市場に出てからの故障検出はできないという問題点があった。
そこで、MMICのバラツキに応じて、各MMICに流れるドレイン電流の総和をモニタする電流モニタ回路を使用して、電流モニタ回路の検出信号をA/D変換し、所定のドレイン電流になるようなゲート電圧設定値を算出し、その算出値をD/A変換器を用いて各MMICに印加するというバイアス調整方法が特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の技術によれば、一般的に実施されているトリミング抵抗で構成されたバイアス制御回路によるゲートバイアス回路での調整に比べて、高価なトリミング抵抗を使用しないのでコストが下がり、また、調整工数も節減できる。
特開2005−227031号公報(図2)
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ゲート電圧設定値の決定に際して、各MMICに流れるドレイン電流の総和をモニタし、ドレイン電流値が所定の電流値になるようにゲート電圧設定値を求めているが、高周波ユニットのゲートバイアス調整の目的としては、各MMICの最適バイアス点の調整という目的に加えて、送信電力や受信利得といった高周波特性の調整という目的があり、高周波特性の調整に対しては、特許文献1に開示の技術では、MMICのドレイン電流と高周波特性との相関性のバラツキが大きくなってしまい、高精度な調整が実施できないという問題点があった。
例えば、高周波アンプにおいて、20dBの利得を持つようなバイアス設定にした場合に、あるMMICはドレイン電流が70mAであるのに対して、別のMMICでは100mAとなることがあった。逆に、同一のドレイン電流、例えば70mA、になるようにバイアス設定した場合、目標利得値が20dBであるのに対して、16dB程度にしかならないMMICがあったりする。つまり、MMICのドレイン電流と高周波特性との相関性のバラツキにより、目標値に対して20%もずれることがあった。これはある1つのMMICについてであり、複数のMMICを使用する場合は、最悪の場合はこのようなバラツキが加算されたMMICが存在することになり、調整精度が悪化することになる。
また、高周波ユニットにおける高周波特性に関して、MMICの個体バラツキ以外にも、複数のMMICを用いる場合のMMIC同士の結合に使用する金リボンの接続ロスによるバラツキや、MMICのハンドリングに依存する高周波特性のバラツキ、更には高周波ユニットとアンテナとの接続インタフェースである導波管の高周波特性バラツキがある。これに加えて、高周波ユニットの高周波回路の出力インタフェースとして高周波ユニットに接続されるIF回路も高周波特性バラツキ要素として存在する。
即ち、特許文献1に開示の技術は、前述のようなMMIC以外の高周波特性のバラツキに対しては全く考慮がなく、調整精度が悪化していた。高周波特性、特に、受信利得についてはミリ波レーダ装置における検出距離性能に大きく影響し、また、信号飽和等によるゴースト(不要検出)等の要因になるため、高精度な調整が必要であり、特許文献1に開示の技術による調整精度の悪化は大きな問題であった。
そこで、本発明に係る目的は、ミリ波レーダ装置の高周波回路に使用されるMMICを効率的に、かつ高精度にバイアス調整することが可能な、ミリ波レーダ装置のバイアス調整方法を提供することである。
前記目的を達成する本発明に係るミリ波レーダ装置のバイアス調整方法の第1の形態は、ミリ波の送受信アンテナに接続される高周波ユニットと、高周波ユニットに送信電波を発生させると共に、アンテナで受信されて高周波ユニットを経て入力される受信信号を処理する処理ユニットとを備えるミリ波レーダ装置の、高周波ユニットに内蔵され、処理ユニットからバイアス値を与えられて動作する少なくとも1個のMMICのバイアス値を調整する方法であって、高周波ユニットのアンテナの接続端には受信電波に相当する信号発生器を接続して、高周波ユニットから受信信号が出力されるようにし、MMICへのデジタルバイアス値をアナログバイアス値に変換してMMICのゲート端子に入力するD/A変換器を高周波ユニットに設け、この状態で、処理ユニットの位置に検査用処理ユニットを接続すると共に、検査用処理ユニットに接続し、受信信号が入力される制御装置を設け、制御装置が、D/A変換器へのデジタルバイアス値の初期値を検査用処理ユニットを通じて出力し、次いで、初期値に対応して高周波ユニットから出力される受信信号の高周波特性を測定して、測定結果に基づいてデジタルバイアス値の目標値を算出し、これを検査用処理ユニットを通じてD/A変換器に出力し、目標値に対応して高周波風ユニットから出力される受信信号の高周波特性を測定して、測定結果が規格内に入っているかを判定し、測定結果が規格内に入っている場合は、目標値をMMICのバイアス調整値として決定し、測定結果が規格内に入っていない場合は、測定結果が規格内に入るまで、目標値を算出し直すことを特徴としている。
前記目的を達成する本発明に係るミリ波レーダ装置のバイアス調整方法の第2の形態は、ミリ波の送受信アンテナに接続される高周波ユニットと、高周波ユニットに送信電波を発生させると共に、アンテナで受信されて高周波ユニットを経て入力される受信信号を処理する処理ユニットとを備えるミリ波レーダ装置の、高周波ユニットに内蔵され、処理ユニットからバイアス値を与えられて動作する少なくとも1個のMMICのバイアス値を調整する方法であって、高周波ユニットのアンテナの接続端には受信電波に相当する信号発生器を接続して、高周波ユニットから受信信号が出力されるようにし、MMICへのデジタルバイアス値をアナログバイアス値に変換してMMICのゲート端子に入力するD/A変換器と、受信信号をデジタル値に変換して処理ユニットに入力するA/D変換器を高周波ユニットに設け、この状態で、処理ユニットの位置に受信信号の処理機能を備えた検査用処理ユニットを接続すると共に、検査用処理ユニットに接続する制御装置を設け、制御装置が、D/A変換器へのデジタルバイアス値の初期値を検査用処理ユニットを通じて出力し、次いで、初期値に対応して高周波ユニットから出力される受信信号の高周波特性の測定結果を検査用処理ユニットから入手して、測定結果に基づいてデジタルバイアス値の目標値を算出し、これを検査用処理ユニットを通じてD/A変換器に出力し、目標値に対応して検査用処理ユニットから入手した受信信号の高周波特性の測定結果が規格内に入っているかを判定し、測定結果が規格内に入っている場合は、目標値をMMICのバイアス調整値として決定し、測定結果が規格内に入っていない場合は、測定結果が規格内に入るまで、目標値を算出し直すことを特徴としている。
本発明によれば、高周波ユニットの出力であるIF信号やアンテナからの送信電力は、MMICのバラツキ以外の高周波特性のバラツキの要因であるMMIC同士の接続ロスのバラツキ(金リボン接続ロスによるバラツキ)やMMICのハンドリングに依存する高周波特性バラツキ、導波管変換の高周波バラツキを含めた特性であり、そのIF出力や送信電力に基づいてゲートバイアスを調整することにより、ゲートバイアス調整の目的である各MMICの最適バイアス点の調整及び送信電力、受信利得等の高周波特性調整の両者が考慮されることになるため、非常に高精度な調整が可能となる。
通常、高周波ユニットは、製品出荷検査工程として、ゲートバイアス調整後に高周波特性検査を実施するため、その高周波特性検査設備を流用すれば、特別に設備を導入する必要はなく、容易に本発明を実施することができる。また、従来はドレイン電流モニタ回路が必要であったが、本発明ではドレイン電流モニタ回路は不要となり、低価格化が可能となる。そして、ゲートバイアス調整値の高精度の調整が可能であり、更に、ソフトウエアによる調整が行えることから、調整の自動化を容易に行うことができ、調整時間の短縮が可能となり、効率的かつ高精度のバイアス調整が可能となる。
以下、添付図面を用いて本発明に係る実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。なお、図1,2で説明した従来のミリ波レーダ装置10と同じ構成部材については同じ符号を付して説明する。
図3は、本発明に係るミリ波レーダ装置における高周波ユニット2Aに設けた、第1の実施例のバイアス回路40の構成、検査用のアナログ回路3Aとの接続、及びバイアス調整方法を説明するものである。高周波ユニット2Aには、図1に示した高周波回路20と同じ高周波回路20と、バイアス回路40、及びIF回路23がある。また、高周波回路20には、図示していない電源回路からの電源が、レギュレータ24を通じて供給されている。また、図3に示すアナログ回路3Aは検査用(バイアス調整用)のものであり、高周波ユニット2Aが組み込まれるミリ波レーダ装置に実際に使用されるものではない。
高周波回路20に内蔵されるMMIC21は、前述のように発振器、ミキサ、逓倍器、アンプ、スイッチ等の機能を有するものであり、金リボンで接続されている。最終段のMMIC21から出力された送信信号は、導波管変換機26、導波管27を通じてアンテナ側に放射される。この実施例では、図2に示したアンテナ1の代わりに、アンテナ1で受信する信号と同じ信号を発生することができる測定器である信号発生器11が接続されている。信号発生器11はパワーメータでも良い。信号発生器11から出力された信号は、導波管27、導波管変換器26を通じてMMIC21に入力され、MMIC21内で受信処理されてIF回路23に出力される。IF回路23から出力されるIF信号は、スペクトルアナライザ(スペクトル分析器で以後スペアナと記す、図にもスペアナと記載)12とパーソナルコンピュータ(以後PCと記す)13を経てアナログ回路3Aに送られる。
この実施例のバイアス回路40は、高周波回路20の各MMIC21の入力側に接続された複数のD/A変換器(D/A変換器1〜D/A変換器n)41と、このD/A変換器41の出力にそれぞれ接続されたA/D変換器(A/D変換器1〜A/D変換器n)42から構成される。一方、アナログ回路3Aには、制御処理部31、メモリ32、I/O33,外部I/O34、ゲート電圧出力設定回路36等を備えるマイコン30Aがある。ゲート電圧出力設定回路36の出力がバイアス回路40の各D/A変換器41の入力端子に接続されており、バイアス回路40の各A/D変換器42の出力は制御処理部31に入力される。
図3に示される構成は、バイアス回路40のバイアス調整時の構成であるので、前述のように、導波管27に測定器である信号発生器11が接続されていると共に、IF回路23の出力は、測定器であるスペアナ12とPC13を介して,アナログ回路3にあるマイコン30Aの外部I/O34に入力され、制御処理部31に伝えられる。
図4は、図3に示した構成の高周波ユニット2Aの、測定器(信号発生器11、スペアナ12)を使用したバイアス調整方法を説明するフローチャートであり、図3に示したアナログ回路3Aに接続するPC13が実行するものである。
ステップ401では、初期バイアス値の設定を行う。初期バイアス値は、アナログ回路30に接続したPC13が一般的で適当な値をデジタル値で設定し、この値を外部I/O34を通じて制御処理部31に送る。すると、制御処理部31がこの初期バイアス値(デジタル値)をゲートバイアス出力設定回路36を通じてD/A変換器41に出力し、アナログ変換されたバイアス値がMMIC21に設定される。高周波回路20のMMIC21は、この設定されたバイアス値で信号発生器11からの信号を受信して処理し、IF回路23から受信信号を出力する。
ステップ402では、IF回路23から出力された受信信号を、スペアナ12で周波数分析し、これをPC13に出力する。PC13は、スペアナ12の出力に基づいて高周波特性の測定を自動的に実施し、受信利得を検出する。続くステップ403では、PC13が、初期設定したバイアス値に対応して測定された受信利得に基づき、MMIC21のバイアス値の目標値である目標バイアス値を算出する。そして、ステップ404において、この目標バイアス値をバイアス調整値としてアナログ回路3Aのマイコン30Aに送り、バイアス調整値を外部I/O34、制御処理部31を通じてメモリ32に書き込むと共に、ゲートバイアス出力設定回路36を通じてD/A変換器41に出力する。
そして、ステップ405では、バイアス調整値がアナログ変換されたバイアス値が設定されたMMIC21に、再度信号発生器11からの信号を受信させ、IF回路23からの受信信号をスペアナ12で周波数分析してPC13に入力する。PC13は受信信号の高周波特性の測定を自動的に実施し、バイアス調整値が設定された高周波回路20の受信利得を検出する。続くステップ406では、検出した受信利得が規格内が否かを判定し、規格内でなければステップ403に戻り、再度MMIC21の目標バイアス値を算出してステップ404からステップ406の動作を行う。ステップ403からステップ406の処理は、ステップ406の判定で検出した高周波回路20の受信利得が規格内に入るまで繰り返し行う。
一方、ステップ406の判定で、検出した高周波回路20の受信利得が規格内に入っていた場合はステップ407に進み、測定した高周波ユニット2Aに組み合わされる製品用のアナログ回路のメモリ(後述)に、検査用のアナログ回路3Aのメモリ32から読み出したバイアス調整値を転送する。
図5は、図3及び図4に示した調整方法によって調整された本発明に係る高周波ユニット2Aが組み込まれたミリ波レーダ装置10Aの構成を示すものである。高周波ユニット2Aの高周波回路20は、図3に示した高周波回路20と全く同じものである。また、高周波ユニット2Aに組み合わされるアナログ回路3Bは、図3で説明した検査用のアナログ回路3Aのマイコン30Aと全く同じ構成のマイコン30Bと、I/O33に接続される信号処理回路35を備えて構成される。マイコン30Bのメモリ32には、検査時にPC13によって転送されたバイアス調整値が記憶されている。また、外部I/O34には他のシステム60が接続されている。
本発明に係る第1の実施例の高周波ユニット2Aが組み込まれたミリ波レーダ装置10Aでは、高周波回路20のMMIC21のバイアス値は、アナログ回路3Bのマイコン30Bにあるメモリ32に記憶されているバイアス調整値を制御処理部31が読み出し、ゲート電圧出力設定回路36、D/A変換器41を通じてMMIC21に設定される。MMIC21に設定されるバイアス値は、A/D変換器42を通じて制御処理部31に監視されており、高周波回路20のMMIC21のバイアス値が、メモリ32に記憶されているバイアス調整値に一致しなくなった時には、制御処理部31が修正を行う。よって、本発明に係るMMIC21には、常に正しいバイアス値が印加される。
なお、高周波回路20のMMIC21のバイアス値が、メモリ32に記憶されているバイアス調整値に一致しなくなった時には、D/A変換器41がゲート電圧出力設定を任意に変えることができるようにすることができる。この場合は、D/A変換器41がMMIC21のバイアス値をデジタル的に制御して出力することができる。
本発明の第1の実施例に係る調整では測定精度と同程度の調整が可能であり、20dBの利得を持つ調整を行った場合に、±1dB以下の誤差で調整が可能、即ち、5%以下の誤差の調整が可能となる。
図6は、本発明に係る第2の実施例のミリ波レーダ装置における高周波ユニット2Bに設けた、バイアス回路40Aの構成、アナログ回路3Cとの接続、及びバイアス調整方法を説明するものである。高周波ユニット2Bには、第1の実施例と同じ高周波回路20と、バイアス回路40A、及びIF回路23がある。高周波回路20は第1の実施例と同じであり、図示していない電源回路からの電源が、レギュレータ24を通じて供給されている。図6に示すアナログ回路3Cは検査用(バイアス調整用)のものであり、高周波回路20が組み込まれるミリ波レーダ装置に実際に使用されるものではない。
高周波回路20には、第1の実施例同様に、アンテナの代わりにアンテナで受信する信号と同じ信号を発生可能な測定器として信号発生器11が接続されている。信号発生器11から出力された信号は、導波管27、導波管変換器26を通じてMMIC21に入力され、MMIC21内で受信処理されて受信信号がIF回路23に出力される。第1の実施例では、IF回路23からのIF信号の出力はスペアナ12とPC13を介してアナログ回路3Bに送られていたが、第2の実施例では、IF回路23のIF信号の出力は、IF用A/D変換器(A/D変換器n+1)43を通じて直接、制御処理部31Aに入力される。
第2の実施例のバイアス回路40Aは、IF用AD変換器43を除いて第1の実施例のバイアス回路40の構成と同じであり、高周波回路20の各MMIC21に接続された複数のD/A変換器41と、D/A変換器41の出力にそれぞれ接続されたA/D変換器42とを備える。一方、第2の実施例のアナログ回路3Cの構成は、第1の実施例のアナログ回路3Aとほぼ同じであり、相違点は、I/O33が設けられていない点のみである。ゲート電圧出力設定回路36の出力がバイアス回路40AのD/A変換器41の入力端子に接続されており、バイアス回路40Aの各A/D変換器42の出力は制御処理部31Aに入力される。
図6に示される構成は、バイアス回路40Aのバイアス調整時の構成であるが、第1の実施例との相違点は、IF回路23からのIF信号の出力がIF用A/D変換器43を通ってアナログ回路3Cにあるマイコン30Cの制御処理部31Aに入力される点と、PC13の前段にスペアナが設けられていない点のみである。PC13に信号発生器11からの信号が入力される点は同じである。
図7は図6に示した高周波ユニット2のバイアス調整方法を説明するフローチャートであり、図6に示したPC13が実行するものである。
ステップ701では、初期バイアス値の設定を行う。初期バイアス値は、アナログ回路3Cに接続したPC13が一般的で適当な値をデジタル値で設定し、この値を外部I/O34を通じて制御処理部31Aに送る。すると、制御処理部31Aがこの初期バイアス値をゲートバイアス出力設定回路36を通じてD/A変換器41に出力し、アナログ変換されたバイアス値がMMIC21に設定される。高周波回路20のMMIC21は、この設定されたバイアス値で信号発生器11からの信号を受信し、受信信号をIF回路23に出力し、IF回路23はIF信号を出力する。
IF回路23から出力されたIF信号は、IF用A/D変換器43によってデジタル値に変換され、アナログ回路3Cにあるマイコン30Cの制御処理部31Aに入力される。第2の実施例の制御処理部31Aには信号処理機能が備えられており、IF用A/D変換器43から入力されたIF信号の信号処理を行い、処理済みの受信信号を外部I/O34からPC13に出力する。
PC13は、ステップ702において、外部I/O34の出力に基づいて高周波特性の測定を自動的に実施し、受信利得を検出する。続くステップ703では、PC13が、初期設定したバイアス値に対応して測定された受信利得に基づき、MMIC21の目標バイアス値を算出する。目標バイアス値は、外部I/O34、制御処理部31を通じてメモリ32に書き込まれると共に、ゲートバイアス出力設定回路36を通じてD/A変換器41に出力され、アナログ変換された目標バイアス値が各MMIC21に設定される。高周波回路20のMMIC21は、目標バイアス値で信号発生器11からの信号を受信し、処理した受信信号をIF回路23からIF信号として出力する。
IF回路23から出力されたIF信号は、IF用A/D変換器43によってデジタル値に変換され、アナログ回路3Cにあるマイコン30Cの制御処理部31Aに入力される。制御処理部31Aは、IF用A/D変換器43から入力された受信信号の処理を行い、処理済みの受信信号を外部I/O34からPC13に出力する。ステップ704では、受信信号の高周波特性の測定を自動的に実施し、受信利得を検出する。
続くステップ705では、検出した受信利得が規格内が否かを判定し、規格内でなければステップ703に戻り、再度MMIC21の目標バイアス値を算出してステップ704からステップ406の動作を行う。ステップ703からステップ705の処理は、ステップ705の判定で検出した受信利得が規格内に入るまで繰り返す。
一方、ステップ705の判定で、検出した受信利得が規格内に入っていた場合はステップ706に進み、測定した高周波ユニット2Bに組み合わされる製品用のアナログ回路のメモリ(後述)に、検査用のアナログ回路3Cのメモリ32から読み出したバイアス調整値を転送する。第2の実施例では、スペアナの測定が不要になる上、レーダ装置の受信信号の信号処理に用いる信号をそのままマイコン30C内で処理するため、より高精度な調整が可能となる。
図8は、図6及び図7に示した調整方法によって調整された本発明に係る第2の実施例の高周波ユニット2Bが組み込まれたミリ波レーダ装置10Bの構成を示すものである。高周波ユニット2Bは図6に示した高周波回路2Bと全く同じものである。また、高周波ユニット2Bに組み合わされるアナログ回路3Dは、図6で説明した検査用のアナログ回路3Cのマイコン30Cと全く同じ構成のマイコン30Dを備えて構成される。マイコン30Dのメモリ32には、検査時にPC13によって転送されたバイアス調整値が記憶されている。また、外部I/O34には他のシステム60が接続されている。
本発明に係る第2の実施例の高周波ユニット2Bが組み込まれたミリ波レーダ装置10Bでは、高周波回路20のMMIC21のバイアス値は、アナログ回路3Dのマイコン30Dにあるメモリ32に記憶されているバイアス調整値を制御処理部31Aが読み出し、ゲート電圧出力設定回路36、D/A変換器41を通じてMMIC21に設定される。MMIC21に設定されるバイアス値は、A/D変換器42を通じて制御処理部31Aに監視されており、高周波回路20のMMIC21のバイアス値が、メモリ32に記憶されているバイアス調整値に一致しなくなった時には、制御処理部31A、或いはD/A変換器41が修正を行う。よって、本発明に係るMMIC21には、常に正しいバイアス値が印加される。
また、高周波回路20の導波管27にはアンテナ1が接続されており、アンテナ1で受信し、高周波回路20で処理されてIF回路23を通じて出力された受信信号は、IF用AD変換器43でデジタル信号に変換されてアナログ回路3Dの制御処理部31Aに入力され、制御処理部31Aの信号処理機能によって処理される。
なお、高周波ユニット2BのD/A変換器41のバイアス調整値の検出、設定は図6に示す調整回路で行い、高周波ユニット2Bに組み合わせるアナログ回路は、信号処理機能を持つ制御処理部31Aを備えた図8に示すアナログ回路3Dではなく、図5に示したアナログ回路3Bとすることもできる。
従来のミリ波レーダ装置の概略構成を示すブロック図である。 従来のミリ波レーダ装置における高周波ユニットのバイアス回路の構成を示すブロック回路図である。 本発明に係るミリ波レーダ装置における高周波ユニットのバイアス回路の第1の実施例の構成、及びバイアス調整方法を説明するブロック回路図である。 図3に示した高周波ユニットのバイアス調整方法を説明するフローチャートである。 図3及び図4に示した調整方法によって調整された、本発明に係る高周波ユニットが組み込まれたミリ波レーダ装置の構成を示すブロック回路図である。 本発明に係るミリ波レーダ装置における高周波ユニットのバイアス回路の第2の実施例の構成、及びバイアス調整方法を説明するブロック回路図である。 図6に示した高周波ユニットのバイアス調整方法を説明するフローチャートである。 図6及び図7に示した調整方法によって調整された、本発明に係る高周波ユニットが組み込まれたミリ波レーダ装置の構成を示すブロック回路図である。
符号の説明
1 アンテナ
2、2A 高周波ユニット
3、3A、3C,3D アナログ回路
4 デジタル信号処理部
11 信号発生器
20 高周波回路
21 MMIC
22 バイアス回路
23 IF回路
30,30A,30B,30C,30D マイクロコンピュータ(マイコン)
31,31A 制御処理部
32 メモリ
40,40A バイアス回路
41 D/A変換器
42 A/D変換器
43 IF用A/D変換器

Claims (5)

  1. ミリ波の送受信アンテナに接続される高周波ユニットと、前記高周波ユニットに送信電波を発生させると共に、前記アンテナで受信されて前記高周波ユニットを経て入力される受信信号を処理する処理ユニットとを備えるミリ波レーダ装置の、前記高周波ユニットに内蔵され、前記処理ユニットからバイアス値を与えられて動作する少なくとも1個のMMICのバイアス値を調整する方法であって、
    前記高周波ユニットの前記アンテナの接続端には受信電波に相当する信号発生器を接続して、前記高周波ユニットから受信信号が出力されるようにし、
    前記MMICへのデジタルバイアス値をアナログバイアス値に変換して前記MMICのゲート端子に入力するD/A変換器を前記高周波ユニットに設け、
    この状態で、前記処理ユニットの位置に検査用処理ユニットを接続すると共に、前記検査用処理ユニットに接続し、前記受信信号が入力される制御装置を設け、
    前記制御装置が、
    前記D/A変換器への前記デジタルバイアス値の初期値を前記検査用処理ユニットを通じて出力し、
    次いで、前記初期値に対応して前記高周波ユニットから出力される受信信号の高周波特性を測定して、測定結果に基づいて前記デジタルバイアス値の目標値を算出し、これを前記検査用処理ユニットを通じて前記D/A変換器に出力し、
    前記目標値に対応して前記高周波風ユニットから出力される受信信号の高周波特性を測定して、測定結果が規格内に入っているかを判定し、
    測定結果が規格内に入っている場合は、前記目標値を前記MMICのバイアス調整値として決定し、
    測定結果が規格内に入っていない場合は、測定結果が規格内に入るまで、前記目標値を算出し直すことを特徴とするミリ波レーダ装置のバイアス調整方法。
  2. ミリ波の送受信アンテナに接続される高周波ユニットと、前記高周波ユニットに送信電波を発生させると共に、前記アンテナで受信されて前記高周波ユニットを経て入力される受信信号を処理する処理ユニットとを備えるミリ波レーダ装置の、前記高周波ユニットに内蔵され、前記処理ユニットからバイアス値を与えられて動作する少なくとも1個のMMICのバイアス値を調整する方法であって、
    前記高周波ユニットの前記アンテナの接続端には受信電波に相当する信号発生器を接続して、前記高周波ユニットから受信信号が出力されるようにし、
    前記MMICへのデジタルバイアス値をアナログバイアス値に変換して前記MMICのゲート端子に入力するD/A変換器と、前記受信信号をデジタル値に変換して前記処理ユニットに入力するA/D変換器を前記高周波ユニットに設け、
    この状態で、前記処理ユニットの位置に前記受信信号の処理機能を備えた検査用処理ユニットを接続すると共に、前記検査用処理ユニットに接続する制御装置を設け、
    前記制御装置が、
    前記D/A変換器への前記デジタルバイアス値の初期値を前記検査用処理ユニットを通じて出力し、
    次いで、前記初期値に対応して前記高周波ユニットから出力される受信信号の高周波特性の測定結果を前記検査用処理ユニットから入手して、前記測定結果に基づいて前記デジタルバイアス値の目標値を算出し、これを前記検査用処理ユニットを通じて前記D/A変換器に出力し、
    前記目標値に対応して前記検査用処理ユニットから入手した前記受信信号の高周波特性の測定結果が規格内に入っているかを判定し、
    測定結果が規格内に入っている場合は、前記目標値を前記MMICのバイアス調整値として決定し、
    測定結果が規格内に入っていない場合は、測定結果が規格内に入るまで、前記目標値を算出し直すことを特徴とするミリ波レーダ装置のバイアス調整方法。
  3. 請求項1または2に記載のミリ波レーダ装置のバイアス調整方法であって、
    前記検査用処理ユニットに前記バイアス値の初期値及び目標値を記憶する記憶手段が設けられており、
    前記制御装置は、算出した前記デジタルバイアス値の目標値を前記検査用処理ユニットを通じて前記D/A変換器に出力すると共に、前記記憶手段に記憶しておくことを特徴とするミリ波レーダ装置のバイアス調整方法。
  4. 請求項3に記載のミリ波レーダ装置のバイアス調整方法であって、
    前記制御装置は、決定した前記デジタルバイアス値の目標値を、前記記憶手段から読み出して、実際に製品に組み込まれる処理ユニットに設けられた記憶手段に書き込むことを特徴とするミリ波レーダ装置のバイアス調整方法。
  5. 請求項3または4に記載のミリ波レーダ装置のバイアス調整方法であって、
    前記高周波ユニットに、前記D/A変換器の出力をデジタルバイアス値に変換して前記処理ユニットに入力するA/D変換器を設け、
    前記制御装置は、前記A/D変換器から入力される前記MMICのバイアス値が、前記記憶手段に記憶されている目標値と一致しなくなった時には、前記処理ユニットから前記D/A変換器に出力されるデジタルバイアス値の修正を行うことを特徴とするミリ波レーダ装置のバイアス調整方法。
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