JP2016099312A - レーダ装置およびレーダ出力調整システム - Google Patents

レーダ装置およびレーダ出力調整システム Download PDF

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Abstract

【課題】レーダ装置の送信電力の調整に要する時間を短縮する技術を提供する。【解決手段】初期計測手段(30:S120〜S150)は、調整パラメータを任意の値に設定してレーダ波を送信し、当該レーダ装置の外部に設けられた計測装置にレーダ波の送信レベルを計測させた結果である初期送信レベルを取得すると共に、当該レーダ装置の外部に設けられ、レーダ波を遅延させて返送する遅延装置からレーダ波の遅延波を受信し、該遅延波の受信レベルを計測した結果である初期受信レベルを取得する。目標設定手段(30:S160)は、予め設定された目標送信レベル、初期計測手段により取得された初期送信レベルおよび初期受信レベルに従って、目標受信レベルを設定する。調整実行手段(30:S170)は、受信レベルが目標受信レベルと一致するまで、調整パラメータの調整と受信レベルの計測を繰り返す。【選択図】図2

Description

本発明は、レーダ装置の送信電力を調整する技術に関する。
従来、出荷前等に検査ラインでレーダ装置の送信レベルを調整する手法の一つとして以下のものが知られている。
まず、レーダ装置から送信されたレーダ波を、レーダ装置の近くに配置された受信アンテナによって受信し、その受信レベルをパワーメータ等で測定する。このパワーメータの測定結果を、パーソナルコンピュータ(PC)に取り込み、そのPCを介してレーダ装置に供給する。レーダ装置では、PCから取得した送信レベルの測定結果が、予め設定された目標送信レベルと一致するように、レーダ波の出力を変化させる調整パラメータを変化させる(特許文献1参照)。
特許第4429347号公報
しかしながら、従来技術では、レーダ装置は、調整パラメータを変化させる毎に、外部のPCから送信レベルの測定結果を取得する必要がある。つまり、調整パラメータの変更する毎に、その都度、PCとの通信を行う必要があり、送信レベルの調整に時間がかかるという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、レーダ装置の送信電力の調整に要する時間を短縮する技術を提供することを目的とする。
本発明のレーダ装置は、初期計測手段と、目標設定手段と、調整実行手段とを備える。初期計測手段は、レーダ波の出力を変化させる調整パラメータを任意の値に設定してレーダ波を送信し、当該レーダ装置の外部に設けられた計測装置にレーダ波の送信レベルを計測させた結果である初期送信レベルを取得する。これと共に、当該レーダ装置の外部に設けられ、レーダ波を遅延させて返送する遅延装置から、レーダ波の遅延波を受信し、その遅延波の受信レベルを計測した結果である初期受信レベルを取得する。目標設定手段は、予め設定された目標送信レベル、初期計測手段により取得された初期送信レベルおよび初期受信レベルに従って、目標受信レベルを設定する。調整実行手段は、受信レベルが目標受信レベルと一致するまで、調整パラメータの調整と受信レベルの計測を繰り返す。
このような構成によれば、レーダ装置は、計測装置での計測結果を取得するために行う通信を、最初の1回だけ実施すればよいため、送信レベルの調整に要する時間を短縮することができる。
また、本発明のレーダ出力調整システムは、上述のレーダ装置と、受信アンテナと、計測装置と、遅延装置とを備える。受信アンテナは、レーダ装置が出力するレーダ波を受信する。計測装置は、受信アンテナによる受信電力を計測すると共に、計測結果をレーダ装置に提供する。遅延装置は、レーダ装置が出力するレーダ波を遅延させて返送し、レーダ装置に受信させる。
なお、遅延装置としては、リフレクタを用いてもよいし、受信アンテナが受信した信号を、遅延線を用いて遅延させた後、送信アンテナを用いてレーダ装置に向けて再放射するように構成されたものを用いてもよい。
リフレクタを用いる場合は、レーダ出力調整システムの構成を簡易なものとすることができる。また、遅延線を用いる場合は、リフレクタを用いる場合と比較して、狭いスペースでレーダ装置の送信レベルの調整を実施することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態のレーダ出力調整システムの構成を示すブロック図である。 レーダ装置の信号処理部が実行する出力調整処理のフローチャートである。 FFTの処理結果と受信レベルとの関係を示す説明図である。 調整パラメータ更新処理の詳細を表すフローチャートである。 第2実施形態のレーダ出力調整システムの構成を示すブロック図である。
以下に本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
[構成]
図1に示すレーダ出力調整システム1は、調整対象となるレーダ装置2、レーダ装置2とは別体に用意される外部装置系4とを備える。
[外部装置系]
外部装置系4は、受信アンテナ41、パワーメータ42、パーソナルコンピュータ(PC)43、リフレクタ44を備える。
受信アンテナ41は、レーダ装置2と対向する位置に配置され、レーダ装置2が出力するレーダ波を受信する。なお、受信アンテナ41とレーダ装置2との間隔はできるだけ接近していることが望ましく、例えば、1m以下に設定される。
パワーメータ42は、受信アンテナ41からの受信信号に従って受信アンテナ41での受信レベル(ここでは受信電力)、ひいてはレーダ装置2の送信レベル(ここでは送信電力)を測定する。
PC43は、パワーメータ42の測定結果を取得し、レーダ装置2に送信する。
リフレクタ44は、レーダ装置2と対向する位置に配置され、レーダ装置2が出力するレーダ波をレーダ装置2に反射する。なお、レーダ装置2とリフレクタ44との間隔は、後述する周波数解析処理により取得される反射波の周波数成分が、DCノイズの影響を受けない程度の距離、例えば、5m以上に設定する。なお、DCノイズとは、レーダ装置2の送信アンテナ25から受信アンテナ26に直接回り込む信号成分や、レーダ装置2の回路内で同様に直接回り込む信号成分のことをいう。
[レーダ装置]
レーダ装置2は、発振器21、増幅器22、分配器23、パワーアンプ24、送信アンテナ25、受信アンテナ26、ミキサ27、増幅器28、ADコンバータ29、信号処理部30を備える。
発振器21は、高周波信号を生成する。ここでは、周波数が三角波状に直線的に変化するFMCW波を生成する。高周波信号として、本実施形態ではミリ波帯のものを使用するが、これに限るものではない。
増幅器22は、発振器21が生成した信号を増幅する。
分配器23は、増幅器22の出力を電力分配し、パワーアンプ24およびミキサ27に供給する。
パワーアンプ24は、分配器23から供給される信号を増幅する。なお、パワーアンプ24は、信号処理部30からの調整信号に従って調整パラメータを変化させることにより、増幅率、ひいては送信アンテナ25から出力されるレーダ波の送信レベルを変化させることができるように構成されている。ここでは、調整パラメータとして、増幅に関わる回路に印加するバイアス電圧が用いられ、調整パラメータの値が大きいほど、パワーアンプ24の増幅率、ひいてはレーダ波の送信レベルが大きくなるものとする。
送信アンテナ25は、パワーアンプ24から供給される送信信号をミリ波帯の電波からなるレーダ波に変換して出力する。
受信アンテナ26は、送信アンテナ25によるレーダ波の照射方向から到来するミリ波帯の電波を受信する。
ミキサ27は、送信アンテナ25からの受信信号に、分配器23からのローカル信号を混合して両信号の周波数差の成分からなるビート信号を生成する。
増幅器28は、ビート信号を増幅する。
ADコンバータ29は、増幅器28から出力される増幅されたビート信号を、所定のサンプリング間隔毎にサンプリングして、デジタル値に変換することで受信データを生成する。
信号処理部30は、CPU30a,ROM30b,RAM30cを中心に構成された周知のマイクロコンピュータからなり、更に、外部のPC43とのデータ通信を可能とするI/Oポート30dを備えている。信号処理部30は、ADコンバータ29にて生成された受信データに基づいて、物標検出処理および出力調整処理を少なくとも実行する。
なお、物標検出処理は、受信データに基づいて、レーダ波を反射した物標に関する情報を求める周知のものであるため説明を省略する。
以下では、出力調整処理について詳述する。
[出力調整処理]
出力調整処理は、レーダ装置2に対して、レーダ波を送受信することができるように外部装置系4を設置し、更に、信号処理部30とPC43との通信が可能となるように接続した状態で実行される。また、本処理は、例えば、PC43から起動コマンドを入力することによって起動される。
本処理が起動すると、図2に示すように、CPU30aは、まず、S110にて、パワーアンプ24の調整パラメータの調整が実行可能な検査用モードに移行する。
続くS120では、調整パラメータGをデフォルト値に設定する。デフォルト値は、例えば、調整パラメータGの中間値が用いられる。これに限らず、調整パラメータの上限値、下限値などを用いてもよい。
続くS130では、電波を送信し、リフレクタ44からの反射波を受信し、その受信信号をAD変換した受信データを取得する。
続くS140では、PC43からパワーメータ42での測定結果を取得する。以下では、この測定結果を、初期送信レベルという。
続くS150では、S130で取得した受信データを用いて周波数解析処理を実行し、周波数スペクトルを求める。ここでは、周波数解析処理として、具体的には、高速フーリエ変換(FFT)処理を実行する。
続くS160では、S150にて得られた周波数スペクトルから、リフレクタ44からの反射波を表すピーク周波数成分を抽出し、その受信強度、即ち、受信レベルを求める(図3参照)。以下では、この受信レベルを、初期受信レベルという。
続くS170では、予め設定された目標送信レベルをPst、S140で取得した初期送信レベルをPsi、S160で求めた初期受信レベルをAriとして、(1)式に従って目標受信レベルArtを設定する。なお、各レベルはデシベル値で表されるものとする。
Art=Ari+Pst−Psi (1)
続くS180では、レーダ波を繰り返し送信し、反射波の受信レベルがS170で設定した目標受信レベルArtと一致するように、調整パラメータを更新する調整パラメータ更新処理を行って、本処理を終了する。
次に、調整パラメータ更新処理の詳細を、図4のフローチャートに沿って説明する。本処理は、いわゆる二分探索の手法を用いて調整パラメータGの値を絞り込むものである。
CPU30aは、本処理が起動すると、まずS310では、処理の繰り返し回数を表すパラメータNを1に初期化すると共に、調整パラメータGの絞り込みに使用する調整範囲の上限値RUおよび下限値RLを初期化する。なお、調整範囲の上限値RUは、調整パラメータGの値域の上限値であるBIN_max、調整範囲の下限値RLは、調整パラメータGの値域の下限値であるBIN_minに設定する。
続くS320では、調整パラメータGを、調整範囲の上限値RUおよび下限値RLを用い、(2)式に従って設定する。
G=ceil((RU+RL)/2) (2)
なお、ceilは、小数点以下の値を切り上げた値を返す関数である。つまり、調整範囲の中間値を調整パラメータGの初期値として設定する。
続くS330では、S130と同様に、電波を送信して受信データを取得する。
続くS340では、S150と同様にFFT処理を実行して、反射波の受信レベルArを取得する。
続くS350では、目標受信レベルArtに対する受信レベルArの偏差ΔAを求める。
続くS360では、偏差ΔAの絶対値が予め設定された許容値CONVより小さいか否かを判断する。|ΔA|<CONVであれば(S360:YES)、受信レベルArは目標受信レベルArtに一致しているものとして本処理を終了する。
|ΔA|≧CONVであれば(S360:NO)、S370に移行し、パラメータNは上限値Nmaxより小さいか否かを判断する。なお、Nmaxは、調整パラメータGの値域内で設定可能な値の段数をKとして、2Nmax−1<K≦2Nmaxを満たす値に設定される。
N≧Nmaxであれば(S370:NO)、エラーであるものとして本処理を終了する。この時、別途、エラー対処処理を実行する。N<Nmaxであれば(S370:YES)、S380に移行し、パラメータNをインクリメント(N←N+1)してS390に進む。
S390では、偏差ΔAが0より大きいか否か、即ち、受信レベルArが目標受信レベルArtより大きいか否かを判断する。
ΔA>0であれば(S390:YES)、受信レベルArを目標受信レベルArtに一致させるには、調整パラメータGを下げる必要があるものとして、S400にて、調整範囲の上限値RUを調整パラメータGで更新して、S320に戻る。
ΔA≦0であれば(S390:NO)、受信レベルArを目標受信レベルArtに一致させるには、調整パラメータGを上げる必要があるものとして、S410にて、調整範囲の下限値RLを調整パラメータGで更新してS320に戻る。
[効果]
以上説明したように、レーダ装置2は、外部装置系4での計測結果を取得するために行う通信を、調整パラメータGを変更する毎に実施する必要がなく、最初の1回だけ実施すればよいため、レーダ波の送信レベルの調整に要する時間を短縮することができる。
また、レーダ装置2では、調整パラメータGの更新を、二分探索によって行っているため、効率よく調整を行うことができる。
[第2実施形態]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1実施形態では、レーダ波を遅延させて返送するための構成として、リフレクタ44を用いている。これに対し、第2実施形態では、遅延線45を利用している点で第1実施形態とは相違する。
[外部装置系]
本実施形態のレーダ出力調整システム1aを構成する外部装置系4aは、図5に示すように、受信アンテナ41、パワーメータ42、PC43、遅延線45、送信アンテナ46を備える。つまり、第1実施形態の外部装置系4と比較すると、リフレクタ44が省略され、代わりに遅延線45および送信アンテナ46を備えている。
遅延線45は、受信アンテナ41からの信号を、所定遅延時間だけ遅延させて送信アンテナ46に供給する。送信アンテナ46は、レーダ装置2と対向して配置され、遅延線45による遅延信号を送信信号として、送信アンテナを介してレーダ波をレーダ装置に向けて再放射する。
なお、遅延線45は、リフレクタ44の場合と同様に、DCノイズの影響が十分に抑制された周波数領域に、ピーク周波数が現れるような遅延量となるように設定する。
[効果]
このように構成された本実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、遅延線45によって遅延量の調整が可能なため、レーダ装置2と送信アンテナ46との距離を任意に設定することができる。このため、リフレクタ44を使用する場合と比較して、より狭い空間でレーダ出力調整を実施することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)上記実施形態では、調整パラメータGとして、パワーアンプ24の増幅に関わる回路に印加するバイアス電圧を用いているが、これに限定されるものではなく、送信アンテナ25から出力されるレーダ波のパワーを調整できるパラメータであればよい。
(2)上記実施形態における一つの構成要素が有する機能を複数の構成要素に分散させたり、複数の構成要素が有する機能を一つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、同様の機能を有する公知の構成に置き換えてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換等してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(3)本発明は、上述したレーダ装置、レーダ出力調整システムの他、当該レーダ装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、レーダ出力調整方法など、種々の形態で実現することもできる。
1,1a…レーダ出力調整システム 2…レーダ装置 4,4a…外部装置系 21…発振器 22,28…増幅器 23…分配器 24…パワーアンプ 25,46…送信アンテナ 26,41…受信アンテナ 27…ミキサ 29…ADコンバータ 30…信号処理部 42…パワーメータ 44…リフレクタ 45…遅延線

Claims (7)

  1. レーダ波を送受信することにより、該レーダ波を反射した物標に関する情報を取得するレーダ装置(2)において、
    前記レーダ波の出力を変化させる調整パラメータを任意の値に設定して前記レーダ波を送信し、当該レーダ装置の外部に設けられた計測装置に前記レーダ波の送信レベルを計測させた結果である初期送信レベルを取得すると共に、当該レーダ装置の外部に設けられ、前記レーダ波を遅延させて返送する遅延装置から、前記レーダ波の遅延波を受信し、該遅延波の受信レベルを計測した結果である初期受信レベルを取得する初期計測手段(30:S120〜S150)と、
    予め設定された目標送信レベル、前記初期計測手段により取得された前記初期送信レベルおよび前記初期受信レベルに従って、目標受信レベルを設定する目標設定手段(30:S160)と、
    前記受信レベルが前記目標受信レベルと一致するまで、前記調整パラメータの調整と前記受信レベルの計測を繰り返す調整実行手段(30:S170)と、
    を備えることを特徴とするレーダ装置。
  2. 前記目標設定手段は、前記目標送信レベルに対する前記初期送信レベルの偏差を、前記初期受信レベルに加えたものを、前記目標受信レベルとすることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 前記調整パラメータは、前記レーダ波を出力する送信アンテナの前段に設けられたパワーアンプの増幅に関わる回路に印加するバイアス電圧であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレーダ装置。
  4. 前記調整実行手段は、二分探索の手法に従って前記調整パラメータを変化させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のレーダ装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のレーダ装置(2)と、
    前記レーダ装置が出力するレーダ波を受信する受信アンテナ(41)と、
    前記受信アンテナによる受信レベルを計測すると共に、計測結果を前記レーダ装置に送信する計測装置(42)と、
    前記レーダ装置が出力するレーダ波を遅延させて前記レーダ波に返送する遅延装置(44,45,46)と、
    を備えることを特徴とするレーダ出力調整システム。
  6. 前記遅延装置は、前記レーダ波を反射するリフレクタ(44)であることを特徴とする請求項5に記載のレーダ出力調整システム。
  7. 前記遅延装置は、
    前記受信アンテナが受信した信号を遅延させる遅延線(45)と、
    前記遅延線により遅延した信号を送信信号として、前記レーダ装置に向けてレーダ波を送信する送信アンテナ(46)と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のレーダ出力調整システム。
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