JPS62194480A - レ−ダの性能モニタ装置 - Google Patents

レ−ダの性能モニタ装置

Info

Publication number
JPS62194480A
JPS62194480A JP61037075A JP3707586A JPS62194480A JP S62194480 A JPS62194480 A JP S62194480A JP 61037075 A JP61037075 A JP 61037075A JP 3707586 A JP3707586 A JP 3707586A JP S62194480 A JPS62194480 A JP S62194480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radar
monitor
antenna
level
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61037075A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Masui
増井 誠
Tadao Honda
本田 忠夫
Takashi Ooyama
大山 高志
Yasuki Minato
湊 保樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokyo Keiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Keiki Co Ltd filed Critical Tokyo Keiki Co Ltd
Priority to JP61037075A priority Critical patent/JPS62194480A/ja
Publication of JPS62194480A publication Critical patent/JPS62194480A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、レーダシステムの送受信系統における信号減
衰を測定してモニタ表示するパフォーマンスモニタとし
て知られたレーダの性能モニタ装置に関する。
(従来技術) 従来、舶用レーダシステムにおいて、レーダ発振源とな
るマグネトロン発振器、サーキュレータ、一定速度で回
転されるレーダアンテナ、サーキュレータとレーダアン
テナを結ぶアンテナ導波管等の送受信系統における信号
減衰を測定してレーダ性能の低下をモニタするパフォー
マンスモニタ装置としては、例えば第4図に示すものが
知られている。
第4図において、1はマグネトロン発振器、2はサーキ
ュレータ、3は一定速度で回転されるレーダアンテナ、
4はサーキュレータ2とレーダアンテナ3との間を接続
するアンテナ導波管、5はリミッティング増幅器、6は
受信回路であり、このような回路要素によりレーダシス
テムの送受信系統が構成され、受信回路6で得られたビ
デオ信号は表示器7に供給され、表示器7のCRT画面
8にレーダ映像をppri引表示するようにしている。
一方、パフォーマンスモニタのため、レーダアンテナ3
の所定回転位置に対向してホーンアンテナ等を用いたモ
ニタアンテナ9が固定設置され、モニタアンテナ9でレ
ーダアンテナ3からのレーダ電波の一部を受信して空洞
共振器10に供給し、空洞共振器10の共振出力をモニ
タアンテナ9に供給し、空洞共振器10の動作時間τに
亘ってモニタアンテナ9からレーダアンテナ3にモニタ
電波を送り返すJ:うにしている。
このモニタアンテナ9からのモニタ電波を受けると表示
器7のCRT画面8には、掃引中心からモニタアンテナ
9の設置方向に向けて斜線部で示すモニタ画像12が表
示されるようになる。
ここで、空洞共振器10の共振動作時間τはレーダアン
テナ3の送信電力Pに応じて変化し、送信電力Pが大き
くなると動作時間τが長くなる関係にある。
そこで、CRT画而8面おけるモニタ画像12の表示距
離から空洞共振器10の動作時間τを求め、予め準備さ
れているP−τ関係の特性グラフから送信電力Pを決定
することでモニタ時のレーダ性能を知ることかできる。
(問題点を解決するだめの手段) しかしながら、このような従来のパフォーマンスモニタ
装置にあっては、CRT画面8におけるモニタ画像12
の表示距離から空洞共振器10の動作時間τを求めて送
信電力Pを推定することでレーダ性能を評価するように
していたが、表示範囲が近距離であるため、反射物標の
多い場所や海面反射が強いときはパフォーマンスモニタ
の出力と判別が行ないづら(、また空洞共振器10は特
定の周波数に対してのみ正常な共振動作を行なうことか
ら、レーダ同調周波数を変えた場合には、送信電力Pが
一定であっても共振動作点を外れることでモニタ画像1
2が変化し、空洞共振器10の共振周波数を調整するこ
とは繁雑であるために、共振周波数に対応した特定の同
調周波数でしか正確なレーダ性能の評価ができないとい
う問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、レーダ設置時に対するモニタ時のレーダ性能の低
下の有無をレーダ映像に妨げられることなくモニタ画像
によって簡単且つ確実に評価でき、またレーダ同調周波
数のいかんに係わらず適確にレーダ性能を評価すること
のできるレーダの性能モニタ装置を提供することを目的
とする。
この目的を達成するため本発明にあっては、一定速度で
回転されるレーダアンテナの所定回転位置に対向して固
定配置したモニタアンテナでレーダ電波の一部を受信し
て検波し、レベル弁別回路によりモニタ時の検波出力の
ピークレベルを予めホールドしたレーダ設置時のピーク
レベルと比較してレベル低下を測定し、一方、モニタ時
のピークレベル検出時から一定時間遅延後に発振器を所
定時間に亘り発振動作させ、この発振出力をレベル弁別
回路によるレベル低下の測定値に対応した減衰量の設定
を受けた可変減衰器で減衰してモニタアンテナに供給し
、モニタアンテナから信号レベルの低下分だけ減衰した
モニタ電波をレーダアンテナに送り返すようにしたもの
である。
更に、モニタ時のピークレベル検出から一定遅延時間後
におこなう発振器の発振動作として、レーダ同調周波数
の範囲に亘って発振周波数をスィーブさせる。
(作用) このような本発明の構成によれば、モニタ操作を行なっ
たときには、レーダ設置時に対するモニタ時の入力ピー
クレベルの低下が検出され、所定時間遅延後の発振出力
を検出した入力レベルの低下に対応した信号組だけ減衰
してモニタアンテナからレーダアンテナに送り返すよう
になり、このモニタ電波を受【プてレーダ表示器CRT
画面には発振遅延時間に相当する表示距離の位置に円弧
状のモニタ画像が表示されるようになり、モニタ画像の
表示輝度から送信電力の低下の有無を知ることができる
。このモニタ画像の表示輝度としては、例えばレーダ送
受信系統において性能限界となる信号減衰量を例えば1
0dBに定めたとすると、レーダ設置時より1 ’Od
 Bの信号減衰が生じたときにモニタ電波の受信による
モニタ映像信号のレベルがノイズレベルとなるように設
定しておくことにより、10dB以上の信号減衰が起き
るとCリ、モニタ画像の有無によりレーダの性能低下を
簡単に知ることかできる。
またモニタ画像は、モニタ電波の発振遅延時間に対応し
た表示距離の位置に表示されるため、モニタ画像をCR
T画面の周辺に表示させることでレーダ映像との車なり
を最小限に押えることができる。
更に、モニタ電波の発振周波数をレーダ同調周波数の範
囲に亘ってスィーブさせているため、レーダ同調周波数
のいかんに係わらずモニタ画像を確実に表示することが
できる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示した回路ブロック図であ
る。
まずレーダシステム側を説明すると、1はレーダ発振源
となるマグネトロンであり、マグネトロン1は図示しな
い発信回路からのトリガパルスを受【プて発振動作を行
ない、所定周波数の発振信号をサーキュレータ2からア
ンテナ導波管4を介してレーダアンテナ3に供給し、レ
ーダアンテナ3は一定速度で回転されていることから、
マグネトロン1に対する送信トリガで定める一定周期毎
にレーダ電波を発射する。
一方、レーダアンテナ3で受信された物標からの反射波
は、アンテナ導波管4を介してサーキュレータ2に供給
され、サーキュレータ2で分岐されて大信号のみリミッ
ティングするリミッタ5を通った後、受信回路6に於い
てレーダ映像を表示するためのビデオ信号に変換されて
表示器7に供給される。表示器7には、レーダアンテナ
3の回転角に基づいて図示しない掃引回路で作り出され
た掃引信号が供給されており、掃引信号による電子ビー
ムの掃引でCRT画面8に受信回路6からのビデオ信号
に基づいたレーダ映像をppri引により表示する。
このような構成で成るレーダシステムに対し、パフォー
マンスモニタのためレーダアンテナ3の所定回転位置に
対向して、ホーンアンテナ等を用いたモニタアンテナ9
が固定設置される。
このモニタアンテナ9の設置状態は、第2,3図に示し
たレーダアンテナ3の説明図から明らかなように、アン
テナ駆動モータ及びギア機構を内蔵したアンテナ基台3
0の前面に導波管31によりモニタアンテナ9がレーダ
アンテナ3の所定回転位置に於けるアンテナ開口部に向
けて配置され、モニタアンテナ9の導波管31の引込み
部分にモニタ回路を内蔵したモニタユニット32aが設
けられている。
再び第1図を参照するに、レーダアンテナ3の所定回転
位置に対向して固定設置されたモニタアンテナ9は、レ
ーダアンテナ3から発射されるレーダ電波の一部を受信
し、モニタ回路部32に受信電波を供給している。
即ち、モニタ回路部32は、モニタアンテナ9からの受
信入力を結合器11を介して検波回路13に与え、検波
回路13による高周波検波によりレーダアンテナ3から
の送信パルス信号を検波し、検波回路13の出力はピー
クホールド回路14に供給される。
ピークホールド回路14は検波回路13からjqられる
検波出力のピークレベルをホールドして出力する。
ピークホールド回路14の出力は、レベル弁別器16に
与えられており、レベル弁別器16はピークホールド回
路14から与えられるレーダ設置時の比較基準となるピ
ークレベルと、モニタ時にピークホールド回路15から
与えられるピークレベルとを比較し、レーダ設置時のピ
ークレベルに対するモニタ時のピークレベルのレベル差
を検出し、可変減衰器20に対し検出されたレベル差に
対応する信号減衰量を設定する。この可変減衰器20と
しては、例えばPINダイオードが使用され、レベル弁
別器16はPINダイオードに対する直流バイアス電流
を変えることでPINダイオードを通過する信号減衰間
を可変設定するようになる。
一方、検波回路13の検波出力はトリガ回路17に与え
られており、トリガ回路17は検波出力をリミッティン
グ増幅してレーダアンテナ3からのレーダ発振パルスの
受信タイミングを検出し、この受信タイミングから一定
遅延時間後、例えばCRT表示器8に於ける6マイルの
表示距離に対応した羅延時間、例えば表示レンジが12
マイルの場合には72μsの所定時間遅延後にトリガパ
ルスを発振器18に出力し、発振器18の所定時間に亘
る発振動作を行なわせる。
この発振器18としては、例えばFET発振器等が使用
され、トリがパルスを受けたときに所定時間に亘り発振
動作を行なうと共に、発振周波数をレーダシステムに於
(プる同調周波数の範囲に亘ってスィーブさせるために
FM変調をかける掃引回路を備えている。この発振器1
8の発振出力はPINダイオードを用いた可変辱哀器2
0からサーキコレータ10を介してモニタアンテナ9に
供給されており、可変減衰器20はレベル弁別器16に
よりレーダ設置時に対するモニタ時の信号レベルが低下
に応じた減衰量の設定を受けているため、この設定減衰
1に応じて発振出力を減衰させてモニタアンテナ9に供
給するようになる。この結果、モニタアンテナ9からは
レベル弁別器16に於けるレベル低下分だけ減衰された
モニタ電波がレーダアンテナ3に向けて送り返されるよ
うになる。
一方、モニタ回路部32のモニタアンテナ9からのモニ
タ電波を受けたレーダシステム側は、受信回路6からの
モニタ電波の受信に基づくビデオ信号を表示器7に供給
し、表示器7に於けるCR王画面8にはモニタアンテナ
9の設置方向に対しモニタ回路部32のトリガ回路17
に於ける発振遅延時間に対応した表示距離、例えば6マ
イルの表示距離Sの位置に、円弧状のモニタ映像25を
表示するようになる。
ここでレーダシステムの送受信系に於けるレーダ性能の
限界値を与える信号減衰量を例えば−10dBに設定し
ていたとすると、モニタ回路部32に於ける可変減衰器
20の設定減衰量が一10dBに設定されたときのモニ
タ電波を受けたときにモニタ映像25の映像信号レベル
がノイズレベルとなる表示輝度を与えるように設定され
ており、この結果、可変減衰器20の設定減衰量が一1
0dB以上になるとCRT画面8のモニタ映像25が見
えなくなるようにしている。
次に、上記の実施例の動作を説明する。
まずレーダシステムの送受信系に於ける各回路部の信号
減衰量は、マグネトロン1の信号減衰量△、ササ−ュ1
ノータ2の信号減衰IIIB、アンテナ導波管4に於け
る信号減衰量C,レーダアンテナ3の信号減衰吊り、リ
ミッティング増幅器5の信号減衰量E、更に受信回路6
に於ける信号減衰量Fの総和で与えられ、このうちアン
テナ導波管4については送信信号と受信信号の両方が通
過することから信号減衰吊は2倍となり、従って総合損
失1店は、 PL=A+8+20+D十E+F で定義される。
まずレーダの設置状態に於いて、レーダシステムを動作
状態として表示器7側に設けたモニタ操作スイッチを押
すと、モニタ回路部32に電源供給が行なわれて動作状
態となり、マグネトロン発振器1からの発振信号はレー
ダ設置状態での信号減衰A、B、Cを受けてサーキュレ
ータ2及びアンテナ導波管4を介してレーダアンテナ3
に供給され、レーダアンテナ3から発射されるようにな
る。レーダアンテナ3がら発射されたレーダ電波の一部
はモニタアンテナ9で受信され、結合器11を介して検
波回路13により高周波検波が行なわれて、ピークホー
ルド回路14に検波出力が与えられる。
一方、アンテナ設置時のピークホールド回路14の出力
を基準とするように弁別器16は調整されるので、設置
時にこの出力が低下しない限り可変減衰器2oの設定減
衰量はOdBとなる。このため、トリガ回路17でレー
ダ電波の発射から一定遅延時間後に出力されるトリガ信
号に基づいた発振器18からの発振出力は可変減衰器2
oの減衰を受けず、結合器11の固定減衰量だけ低下し
た送信出力のモニタ電波をレーダアンテナ3に送り返す
ようになる。
レーダアンテナ3で受信されたモニタ電波はアンテナ導
波管4及びサーキュレータ2を介して大出力のみリミッ
ティングするリミッタ5を通るが、この出力は小さいの
でほとんど減衰を受けずに受信回路6でモニタ映像のビ
デオ信号に変換されて表示器7に与えられ、表示器7の
CR7画面8に於けるモニタアンテナ9の設置方向とな
る所定表示距離、即ちトリガ回路17に於ける発振遅延
時間に対応した、例えば6マイルの表示距離に円弧状の
モニタ映像25を表示するようになる。この場合、レー
ダアンテナ3に戻されるモニタ電波の可変減衰量は零で
あることから、充分な表示輝度をもってモニタ映像25
の表示状態が得られている。
次に、レーダシステムの使用状態でマグネトロン発振器
1の発振出力が−5dB減少し、その他の回路要素が正
常で総合損失P1が5dB増加したときのモニタ動作を
説明する。
このようなマグネトロン発振器1の出力低下に於いて、
表示器7側に設けたモニタ操作スイッチを押してモニタ
回路部32を動作状態にすると、モニタアンテナ9の受
信入力を受けた検波回路13の検波出力からピークホー
ルド回路14が入力信号のピークレベルを検出し、レベ
ル弁別器16に於けるアンテナ設置時のピークレベルと
の比較によりマグネ]−ロン発振出力の一5dBの低下
に応じたレベル低下を検出し、発振器18の発振出力を
一5dBだけ減衰させるための信号減衰量を可変減衰器
20に設定する。このためトリガ回路17の一定時間遅
延によるトリガ出力を受けて動作した発振器18の発振
出力は、減衰器20により一5dBに相当する信号減衰
を受けてモニタアンテナ9に供給され、レーダアンテナ
3に設定時よりも5dB低いモニタ電波を送り返すよう
になる。このためモニタ電波の受信入力を受けた受信回
路6は、CR7画面8に於けるモニタ映像25の表示輝
度を与えるモニタ映像信号の信号レベルを、信号減衰f
i!−5dBに対応した分だけ減少させ、モニタ映像2
5の表示輝度がそれまでの半分近くの明るさとなる。
従って、オペレータはCRT画百8に於けるモニタ映像
25の表示輝度がそれまでの略半分になることでレーダ
性能の低下、即ち送信電力の低下を知ることができる。
次に、サーキュレータ2とレーダアンテナ3を結ぶアン
テナ導波管4の信号減衰量Cが5dB増加し、その他の
回路要素が正常であったとすると、総合損失PfLは2
倍の10dB分だけ増加するようになる。
この場合、マグネトロン発振器1からの発振出力はアン
テナ導波管4に於ける信号減衰!−5dBの損失を受け
てレーダアンテナ3に供給され、モニタアンテナ9で受
信したレーダ電波の入力レベルは、アンテナ導波管4に
於ける一5dB分の減III分だけ低下し、レベル弁別
器16はピークホールド回路14から得られたモニタ時
のピークレベルのレベル差を検出し、可変減衰器20に
アンテナ導波管4に於ける一5dBの信号減衰量に応じ
た減衰量を設定し、発振器18の発振出力を設定減衰f
i5d Bだけ減衰してモニタアンテナ9に供給し、モ
ニタ電波をレーダアンテナ3に送り返すようになる。こ
のようにモニタアンテナ9がら送り返されたモニタ電波
はアンテナ導波管4を通過する際に更に一5dB減衰さ
れ、リミッタ5から受信回路6に与えられたときのモニ
タ映像のビデオ信号は−’l0dBの減衰を受けること
となり、CR1画面8に於けるモニタ映像25はレーダ
設置時に対し一10dBの信号減衰でノイズレベルとな
るように信号レベルが設定されているため、この場合に
はCR1画面8に円弧状のモニタPl!像25が表示さ
れず、オペレータはモニタ操作を行なってもモニタ映像
25が表示されないことから、レーダシステムの送受信
系に於いて−1゜63以上の信号減衰が生じて総合性能
の低下を起こしていることを簡単、且つ確実に知ること
ができる。
勿論、マグネトロン発振器1及びアンテナ導波管4に於
ける信号減衰の増加のみならず、サーキュレータ2及び
レーダアンテナ3に於ける信号減衰の増加についてもモ
ニタ回路部32はレーダ設置時に対する受信入力の低下
分だけ下がったモニタ電波の発振動作を行なうこととな
り、レーダ送受信系に於ける総合損失PLが設定した1
0dB以上となると、CR1画面8にモニタ映像25を
表示させなくなる。
更に、モニタ回路部32に於けるモニタ電波を送り返す
ための発振器18は、トリガ回路17がらのトリガ出力
に基づいて所定時間に亘って発振動作を行なうときにレ
ーダ側に於ける同調周波数の範囲に亘って発振周波数を
スイープさせているため、レーダシステム側の同調周波
数がどのような周波数に調整されていたとしても、調整
された同調周波数に一致するモニタ電波のスイープ周波
数が得られたときにモニタ電波を同調受信することがで
き、モニタ回路部32側をレーダ側の周波数同調操作に
連動して同調調整する必要なく、確実にモニタ電波を同
調受信してモニタ映像25を表示させることができる。
更に、CR1画面8に於けるモニタ映像15の表示距離
は、モニタ回路32に於けるトリガ回路17の遅延時間
の設定で自由に変えることができ、上記の実施例では表
示レンジ12マイルに対しモニタ映像25を6マイルの
位置に表示するように遅延時間を72μsに設定する場
合を例にとるものであったが、本発明はこれに限定され
ず、レーダ映像が表示されることが少ないCR1画面8
の周辺の位置にモニタ映像25が表示されるようにトリ
ガ回路17に於ける発振遅延時間の設定を行ない、モニ
タ映125がレーダ映像と重なり合うことで見えづらく
なることを確実に防ぐことができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、一定速度で回
転されるレーダアンテナの所定回転位置に対向して固定
配置したモニタアンテナでレーダ電波の一部を受信して
検波し、レベル弁別回路によりモニタ時の検出出力のピ
ークレベルを、予め検出したレーダ設置時のピークレベ
ルと比較してレベル低下を検出し、検出したレベル低下
に応じた信号減衰量をP■Nダイオード等を用いた可変
減衰器に設定し、一方、モニタ時のピークレベル検出時
から一定時間遅延後に発振器を所定時間に亘り発振動作
させ、この発振出力を可変減衰器の設定減衰量だけ減衰
してモニタアンテナに供給し、モニタアンテナから検出
したレベル低下分だけ減衰したモニタ電波をレーダアン
テナに送り返すようにしたため、レーダシステムのCR
T画面にレーダ設置時に対するモニタ時の送受信系に於
ける信号減衰量に応じた表示輝度をもつ円弧状のモニ夕
映像を表示させることができ、例えばモニタ映像の表示
輝度をレーダの性能限界を与える所定の信号減衰量、例
えば−10dBの減衰でノイズレベルとなるように設定
()ておくことでレーダ性能限界を越える信号減衰を発
生したときにモニタ映像が表示されなくなり、レーダ性
能の低下を簡単、且つ確実に知ることができる。
また、モニタ回路部に於けるモニタ電波を送り返すため
の発振遅延時間に応じたCRT画面の表示距離に円弧状
のモニタ画像が表示されるためモニタ回路部に於ける発
振遅延時間の設定によりレーダ映像の少ないCRT画面
の表示位置にモニタ映像を表示でき、レーダ映像と重な
ってモニタ映像が見づらくなることを確実に防ぐ。
更に、モニタ回路部に於けるモニタ電波の発振出力をレ
ーダ側の同調周波数の範囲に亘すスイープさせることで
レーダ側の同調周波数の如何に係わらずモニタ電波を同
調受信してモニタ映像を確実に表示することができ、レ
ーダ側の同調周波数の変更に対しモニタ側の発振周波数
の連動調整を不要にづることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例をレーダシステムと共に示し
た回路ブロック図、第2.3図はモニタアンテナの設置
状態を示した説明図、第4図は従来装置を示した回路ブ
ロック図である。 1:マグネトロン発振器 3:レーダアンテナ 4:アンテナ導波管 5:リミッタ 6:受信回路 7:表示器 8:CRT画面 9:モニタアンテナ 11:結合器 13:検波回路 14:ピークホールド回路 16二レベル弁別器 17:トリガ回路 18:発振器 20:可変減衰器 25:モニタ映像 30:アンテナ基台 31:導波管 32:モニタ回路部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一定速度で回転されるレーダアンテナの所定回転
    位置に対向して固定配置されレーダ電波の一部を受信す
    るモニタアンテナと、該モニタアンテナの受信出力を検
    波する検波器と、該検波器によるレーダ設置時のピーク
    レベルとモニタ時のピークレベルとを比較して入力信号
    レベルの低下を検出するレベル弁別回路と、前記検波回
    路のピークレベル検出時から一定遅延時間後に所定時間
    に亘り発振動作する発振器と、該発振器にFM変調をか
    ける掃引回路と、前記レベル弁別回路で検出したレベル
    低下に応じた信号減衰量の設定を受け前記発振器の発振
    出力を該設定減衰量だけ減衰して前記モニタアンテナに
    供給する可変減衰器とを備えたことを特徴とするレーダ
    の性能モニタ装置。
JP61037075A 1986-02-21 1986-02-21 レ−ダの性能モニタ装置 Pending JPS62194480A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61037075A JPS62194480A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 レ−ダの性能モニタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61037075A JPS62194480A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 レ−ダの性能モニタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62194480A true JPS62194480A (ja) 1987-08-26

Family

ID=12487432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61037075A Pending JPS62194480A (ja) 1986-02-21 1986-02-21 レ−ダの性能モニタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62194480A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187481A (ja) * 1987-03-06 1989-07-26 Raytheon Co レーダ性能監視装置
JPH03110387U (ja) * 1990-02-26 1991-11-12
JP2011257174A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Japan Radio Co Ltd レーダ表示装置
JP2013171006A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Furukawa Electric Co Ltd:The パルスレーダ装置
JP2016099312A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社デンソー レーダ装置およびレーダ出力調整システム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970983A (ja) * 1982-10-14 1984-04-21 Japan Radio Co Ltd レ−ダ性能監視装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970983A (ja) * 1982-10-14 1984-04-21 Japan Radio Co Ltd レ−ダ性能監視装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187481A (ja) * 1987-03-06 1989-07-26 Raytheon Co レーダ性能監視装置
JPH03110387U (ja) * 1990-02-26 1991-11-12
JP2011257174A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Japan Radio Co Ltd レーダ表示装置
JP2013171006A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Furukawa Electric Co Ltd:The パルスレーダ装置
JP2016099312A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 株式会社デンソー レーダ装置およびレーダ出力調整システム
WO2016084468A1 (ja) * 2014-11-26 2016-06-02 株式会社デンソー レーダ装置、レーダ出力調整システム、及びレーダ出力調整方法
CN107003390A (zh) * 2014-11-26 2017-08-01 株式会社电装 雷达装置、雷达输出调整系统以及雷达输出调整方法
CN107003390B (zh) * 2014-11-26 2019-08-23 株式会社电装 雷达装置、雷达输出调整系统以及雷达输出调整方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7023331B2 (en) Peripheral monitor for monitoring periphery of vehicle
US6335700B1 (en) Radar apparatus for preventing erroneous detection by comparing sensitivities of each combination of transmitting and receiving units
US6049301A (en) Surveillance apparatus and method for the detection of radio receivers
US5432516A (en) Radar obstacle detection system with self test
US7164382B2 (en) On-vehicle radar system
US4145692A (en) Radar performance monitor
EP1837677A1 (en) Microwave sensor
US5345243A (en) Continuous-wave reflection transmissometer with target discrimination using modulated targets
JPH06511563A (ja) マイクロ波によって動作する充填状態測定装置
JPH11352219A (ja) 車載用レーダ装置
JP2693468B2 (ja) レーダ性能監視装置
US5262787A (en) Recirculating delay line radar performance monitor
JPS62194480A (ja) レ−ダの性能モニタ装置
US4071844A (en) Frequency control for frequency agile pulse radar
JP2009058335A (ja) レーダ装置、及び、相対距離検出方法
JP3639020B2 (ja) Fm−cwレーダ装置
JP2003043137A (ja) Fmcwレーダ装置
JPH03144391A (ja) 距離の遠隔測定装置及び方法、及びその高炉の負荷面の地形図を決めるレーダプローブへの応用
JPH11508696A (ja) 物体検出装置
JP2003014838A (ja) レーダ送受信性能監視装置
JPS5970982A (ja) レ−ダ性能監視装置
JP2004198306A (ja) 測距装置
JPH022109B2 (ja)
JPH0560860A (ja) 電波測距装置
JPH0249581Y2 (ja)