JP2009064771A - 燃料カートリッジ、これを備えた直接メタノール型燃料電池及び燃料カートリッジを用いる直接メタノール型燃料電池のパージ方法 - Google Patents

燃料カートリッジ、これを備えた直接メタノール型燃料電池及び燃料カートリッジを用いる直接メタノール型燃料電池のパージ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009064771A
JP2009064771A JP2007340668A JP2007340668A JP2009064771A JP 2009064771 A JP2009064771 A JP 2009064771A JP 2007340668 A JP2007340668 A JP 2007340668A JP 2007340668 A JP2007340668 A JP 2007340668A JP 2009064771 A JP2009064771 A JP 2009064771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
opening
fuel cell
direct methanol
cartridge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007340668A
Other languages
English (en)
Inventor
Chan-Gyun Shin
賛 均 申
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2009064771A publication Critical patent/JP2009064771A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/1009Fuel cells with solid electrolytes with one of the reactants being liquid, solid or liquid-charged
    • H01M8/1011Direct alcohol fuel cells [DAFC], e.g. direct methanol fuel cells [DMFC]
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04201Reactant storage and supply, e.g. means for feeding, pipes
    • H01M8/04216Reactant storage and supply, e.g. means for feeding, pipes characterised by the choice for a specific material, e.g. carbon, hydride, absorbent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04089Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants
    • H01M8/04097Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration of gaseous reactants with recycling of the reactants
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】圧縮貯蔵された燃料を用いて液状の燃料を供給しながら液状燃料の使用後に圧縮貯蔵された燃料も用いることができる燃料カートリッジを提供する。
【解決手段】本発明はポンプを用いずに燃料電池本体のアノードに2種の燃料を直接供給できる燃料カートリッジ、これを備える直接メタノール型燃料電池及び前記燃料カートリッジを用いる直接メタノール型燃料電池のパージ方法に関し、本発明の燃料カートリッジは流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部とを含み、前記第2燃料の圧力により前記第1燃料が前記第1開口部に放出され構造を備える。
【選択図】図1A

Description

本発明は、ポンプを用いずに燃料電池本体のアノードに2種の燃料を直接供給できる燃料カートリッジ、これを備えた直接メタノール型燃料電池及び前記燃料カートリッジを用いる直接メタノール型燃料電池のパージ方法に関する。
燃料電池は無公害の電力供給装置であって、次世代のクリーンエネルギー発電システムの1つとして脚光を浴びている。燃料電池を用いた発電システムは大型建物の自己発電機、電気自動車の電源、移動電源などとして用いられることができ、天然ガス、都市ガス、ナフタ、メタノール、廃棄物ガスなど多様な燃料を用いることができるという長所がある。燃料電池は、根本的に同じ原理により作動し、用いられる電解質によって溶融炭酸塩形燃料電池(MCFC)、固体酸化物形燃料電池(SOFC)、固体高分子形燃料電池(PEFC)、リン酸形燃料電池(PAFC)、アルカリ形燃料電池(AFC)などに区分される。
前述した燃料電池のうち、固体高分子形燃料電池は用いられる燃料によって固体高分子膜形燃料電池(polymer electrolyte membrane fuel cell or proton exchange membrane fuel cell、PEMFC)と直接メタノール型燃料電池(direct methanol fuel cell、DMFC)とに区分される。固体高分子膜形燃料電池は、固体高分子を電解質として用いるため、電解質による腐食や蒸発の危険がなく、単位面積当たりに高い電流密度を得ることができる。更に、他の種類の燃料電池に比べて出力特性に遥かに優れ、作動温度が低いため、自動車などに電力を供給するための移動用電源、住宅や公共建物などに電力を供給するための分散用電源、及び電子機器などに電力を供給するための小型電源として、その研究が活発に進められている。そして、直接メタノール型燃料電池は、燃料改質器を用いずにメタノールのような液状燃料を直接用い、100℃未満の作動温度で運転されるため、携帯用や小型電源として適合しているという長所がある。
直接メタノール型燃料電池は通常、単位電池とセパレータとを積層したスタック構造の燃料電池本体と、この燃料電池本体に燃料を供給する燃料カートリッジを含む。単位電池は高分子電解質膜とこの電解質膜の両面に接合されるアノード電極及びカソード電極で構成され、アノード電極に供給される燃料とカソード電極に供給される酸化剤を電気化学的に反応させて電気エネルギーを発生させる、いわゆる膜電極接合体(membrane electrode assembly、MEA)と呼ばれる。セパレータは、バイポーラプレート又はカレントコレクタとも呼ばれ、内部に設けられた流動流路を介してアノード電極に燃料を供給し、カソード電極に酸化剤を供給し、併せてアノード電極及びカソード電極で発生する電気を集電する役割をする。
しかしながら、従来の大半の直接メタノール型燃料電池は、燃料カートリッジに貯蔵された燃料を燃料電池本体に供給するためにポンプを用いるため、搭載された燃料ポンプによってシステムの体積が増加し、騷音が大きくなり、エネルギー効率が低下するという短所がある。
また、従来の直接メタノール型燃料電池システムは、長時間の運転時に燃料電池本体のアノードで発生した二酸化炭素が累積して燃料の供給が妨げられ、燃料の供給が不足してしまうという問題が発生し得る。更に、燃料電池本体のカソードでは燃料電池の作動中に発生する水の氾濫によって空気の供給が妨げられるという問題が発生し得る。このような従来の直接メタノール型燃料電池システムは、長時間の作動時にアノードの二酸化炭素の累積とカソードの水の氾濫によってアノードの触媒及びカソードの担持体が速く劣化する原因となる。従って、従来の直接メタノール型燃料電池システムでは、アノードの二酸化炭素の累積を解消し、カソードの水の氾濫を解消できる適切な方策が要求されている。
日本公開特許2005−166301 日本公開特許2005−347267 日本公開特許2001−085038
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、圧縮貯蔵された燃料を用いて液状の燃料を供給しながら液状燃料の使用後に圧縮貯蔵された燃料も用いることができる燃料カートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、燃料ポンプを用いずに2種の燃料を用いることができる直接メタノール型燃料電池を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、前述した燃料カートリッジを用いることで、燃料電池本体のアノードにおける二酸化炭素の累積を解消し、カソードにおける水の氾濫を解消できる直接メタノール型燃料電池のパージ方法を提供することにある。
前記技術的課題を達成するための本発明の一側面によれば、流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部とを含み、第2燃料の圧力により第1燃料が第1開口部に放出される燃料カートリッジが提供される。
好ましくは、前記燃料カートリッジは第1貯蔵部を第1容器として、第2貯蔵部を第2容器としてそれぞれ設け、第1容器と第2容器との結合時に自動的に開度が開放される一対の連結部を更に備えることができる。
前記燃料カートリッジは、第1貯蔵部及び前記第2貯蔵部を単一容器として設け、前記容器の内部に前記第1貯蔵部と前記第2貯蔵部とを分割する隔壁を備え、第1貯蔵部と第2貯蔵部とを連結するサブ配管を更に備えることができる。この場合、前記燃料カートリッジはサブ配管に結合され、サブ配管を通過する第2燃料の量又は圧力を調節するためのサブ弁を更に備えることができる。
本発明の他の側面によれば、流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部を備え、第2燃料の圧力により第1燃料が第1開口部に放出される燃料カートリッジと、燃料カートリッジからアノードに供給される第1燃料又は第2燃料とカソードに供給される酸化剤を電気化学的に反応させて電気エネルギーを生成する燃料電池本体とを備える直接メタノール型燃料電池が提供される。
本発明の更に他の側面によれば、流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部を備え、第2燃料の圧力により第1燃料が第1開口部に放出される燃料カートリッジと、燃料電池本体から出る未反応燃料と水を燃料カートリッジに循環させて再利用するためのリサイクラが搭載された直接メタノール型燃料電池の作動中に燃料電池本体のアノードをパージする方法であって、燃料カートリッジの第1開口部を閉鎖する段階と、燃料電池本体のカソード流出口を閉鎖する段階と、第2燃料を放出する第2開口部を開放する段階とを含む直接メタノール型燃料電池のパージ方法が提供される。
また、本発明の他の側面によれば、流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部を備え、第2燃料の圧力により第1燃料が第1開口部に放出される燃料カートリッジ、及び燃料電池本体から出る未反応燃料と水を燃料カートリッジに循環させて再利用するためのリサイクラが搭載された直接メタノール型燃料電池の作動中に燃料電池本体のカソードをパージする方法であって、燃料カートリッジの第1開口部を閉鎖する段階と、未反応燃料と水の循環のためのリサイクラの排出部を閉鎖する段階と、燃料電池本体のカソード流出口の開度を開放状態から閉鎖状態に切り替える段階と、閉鎖されたカソード流出口を開放する段階とを含む直接メタノール型燃料電池のパージ方法が提供される。
本発明によれば、燃料ポンプを除去してシステムの小型化及び軽量化に寄与できるほか、燃料ポンプにより騷音を除去でき、単一メタノール燃料を用いる燃料電池よりもエネルギー密度を増加させることができるという効果を奏する。また、燃料カートリッジの交換に対する使用者の利便性を向上させることができる。
更に、本発明は2種の燃料が貯蔵された燃料カートリッジを用いる新たな構造の高効率の直接メタノール型燃料電池を提供できる。また、システムの作動中にアノードパージとカソードパージを容易に行える高信頼性の直接メタノール型燃料電池を提供できる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。なお、本発明は多様な異なる実施形態で実現することができ、ここで説明する実施形態に限定するものではない。以下の実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明の範囲内で当業者には十分に理解されるだろう。
図1Aは、本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジの概略図である。図1Bは、本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジの概略的な分解図である。
図1A及び図1Bを参照すれば、燃料カートリッジ10は、所定の陽圧に耐えられる第1容器11a、及び所定の陽圧に耐えられる第2容器11bを含む。
第1容器11aは、流体の出入のための第1開口部12a及び第1連結部12bを備える。第1容器11aは液状の第1燃料を貯蔵する第1貯蔵部として機能する。第1容器11aの第1開口部12aには第1開口部12aの開度を調節するための第1弁17aが設けられる。
第2容器11bは、流体の出入のための第2開口部12c及び第2連結部12dを備える。第2容器11bは一定の圧力で充填される第2燃料を貯蔵するための第2貯蔵部として機能する。
本実施形態において、燃料カートリッジ10の第1貯蔵部13と第2貯蔵部14は、図1Bに示すように、分離自在な第1容器13と第2容器14によりそれぞれ実現されている。第1燃料はメタノールを用いることが好ましく、第2燃料はジメチルエーテル(dimethylether、DME)を用いることが好ましい。この場合、第2燃料は第2容器11bに一定の圧力、例えば大気圧超過、8気圧以下の圧力で充填されることが好ましい。ジメチルエーテルを8気圧を超過した圧力で圧縮すれば、ジメチルエーテルは液化することができる。
第1容器11a及び第2容器11bは、第1燃料及び第2燃料に対する耐腐食性を有する高強度の部材で構成されることが好ましい。第1容器11a及び第2容器11bの材料としては、金属、合金、又は耐腐食性の物質がコーティングされた高強度のプラスチックなどが用いられることができる。
前記燃料カートリッジ10は、第1容器11aと第2容器11bとが結合されるとき、第1容器11aの第1連結部12bと第2容器11bの第2連結部12dとが互いに嵌合される。第1連結部12bと第2連結部12dとが結合されると、これらの構造により開度が開放されて第2容器11bに圧縮貯蔵された第2燃料により第1容器11aに貯蔵された第1燃料に一定の力が作用する。このとき、第1容器11aの第1開口部12aが開放されると、第2燃料の圧力によって第1容器11aに貯蔵された第1燃料が放出される。
また、本発明の燃料カートリッジ10は第2容器11bに貯蔵される流体の温度を一定に維持するために、第2容器11bに結合して設置される温度維持手段18を更に含んで構成することができる。
温度維持手段18は、第2容器11bを冷却させる冷却装置や第2容器11bを加熱する加熱装置、又はこれらの組み合わせ装置で実現することができる。温度維持手段18が加熱装置で実現される場合、加熱装置は第2容器11bの外表面に取り付けられ、電気エネルギーを熱エネルギーに変換して放出する発熱部18a、及び発熱部18aに電気エネルギーを供給する電源部18bで構成することができる。温度維持手段18を用いれば、温度によって体積が一定に変化する気体の性質を用いて第2容器11bに貯蔵された第2燃料の温度を所望の温度に制御でき、これにより、第2燃料の圧力による第1燃料の放出量を任意に調節することが可能である。もちろん、本発明の温度維持手段18は第2容器11bの少なくとも内部空間に延びる熱交換部を備えた熱交換装置や化学的冷却/発熱装置、又は廃熱を用いた熱交換装置などを適切に選択して用いることができる。
前述した構成によれば、燃料カートリッジ10が直接メタノール型燃料電池システムに取り付けられるとき、即ち、第1開口部12aの開放時、第2容器11bに圧縮貯蔵された第2燃料の圧力Fにより第1容器11aに貯蔵された液状の第1燃料を自動的に燃料電池本体に供給できる燃料カートリッジ10を提供できる。併せて、第2容器11bに結合されている温度維持手段18を用いて第2燃料の温度を所望の温度に調節することで、第1燃料の放出量を任意に調節できる。
一方、前記燃料カートリッジ10は第1容器11a及び第2容器11bを用いることなく、図3に示すように、単一容器11を用いて実現できる。この場合、単一容器11は内部空間を第1貯蔵部13と第2貯蔵部14とに分割するための隔壁15を備えて構成することができる。そして、単一容器11は第2貯蔵部14に貯蔵された第2燃料の圧力により第1貯蔵部13に貯蔵された第1燃料を放出するために、第1貯蔵部13と第2貯蔵部14とを連結するサブ配管16と、サブ配管16の開度を調節するためのサブ弁16aを備えて構成することができる。このような変形例によれば、サブ配管16に結合されているサブ弁16aを用いることで、第1燃料の放出量を任意に調節することが可能である。
図2A及び図2Bは、図1Aの燃料カートリッジに採用可能な連結部の構造を説明するための図である。図2Aは、図1Aの第2容器11bの連結部12dが第1容器11aの連結部12bに結合される前の状態を示し、図2Bは、第2容器11bの連結部12dが第1容器11aの連結部12bに結合された後の状態を示す。
本実施形態の連結部12dは、図1Aの燃料カートリッジ10の第1開口部12aや第2開口部12cに適用可能である。
図2A及び図2Bを参照すれば、本発明の燃料カートリッジに採用可能な連結部12dは第2容器11bに開口部を形成し、90゜で屈曲されて延びる第1フレーム30と、第1フレーム30の中間部に結合され、第1フレーム30に形成された開口部を閉鎖しながら、開口部の中心部に位置する貫通ホール31aを備える第2フレーム31と、貫通ホール31aに中間部が嵌め込まれるダンベル状の第3フレーム32、及び第2フレーム31に対して第3フレーム32が弾性力を有するように、これらの間に設けられる弾性部材34を含む。
前述した連結部12dの構成において、第1フレーム30は図1Aの燃料カートリッジ10の第2容器11bから一定の長さに延設される。第1フレーム30の端部の一側には結合溝30aが設けられている。結合溝30aは、連結部12dが他の連結部12b又は連結配管と締結されるとき、これらの間の結合を固定するための手段として用いることができる。第3フレーム32はダンベル状の中間部に該当する胴体部32aと、この胴体部32aの一端に結合される頭部33a、及び胴体部32aの他端に結合されるもう1つの頭部33bを備える。胴体部32aは中空部を有し、中空部と連結される側面開口部33cを備える。そして、他の頭部33bは胴体部32aの中空部と連結される貫通ホール33dを備える。第3フレーム32の頭部33aは、第1フレーム30により形成された開口部よりも小さな断面積又は直径を有する。弾性部材34は、連結部12dに結合されるもう1つの連結部12b又は連結配管からの力Fにより圧縮される。弾性部材34は、第3フレーム32の胴体部32aを取り囲むバネで実現することができる。
前述した連結部12dの作用を説明すれば、以下の通りである。
連結部12dの第3フレーム32に外部の力Fが加えらると、第3フレーム32は図2Bに示すように、第2フレーム31の貫通ホール31aの中に一定部分が押入されて位置する。このとき、第3フレーム32の胴体部32aの側面開口部33cは燃料カートリッジ10の第2容器11bの内部空間に露出する。従って、第2容器11bの内部空間に圧縮貯蔵された第2燃料が第3フレーム32の胴体部32aの側面開口部33c、胴体部32aの中空部、及び胴体部32aのもう1つの頭部33bの貫通ホール33dを順次通過して燃料カートリッジ10の第1容器11aに貯蔵された液状の第1燃料に圧力を加え、第1容器11aに貯蔵された第1燃料は第1開口部12aを介して所定圧力で放出される。一方、連結部12dの第3フレーム32に加えられる外部の力Fが除去されると、第3フレーム32は弾性部材34の復元力により第2フレーム31の貫通ホール31aを介して一定部分押入されて元の位置に戻る。このとき、第3フレーム32の頭部33aは第2フレーム31の貫通ホール31aを閉鎖して第2容器11bに圧縮貯蔵された第2燃料の圧力が第1容器11aに貯蔵された第1燃料に到達しないように作用する。
本実施形態の連結部12dを用いれば、燃料カートリッジの第1容器と第2容器との結合を容易にし、第1開口部や第2開口部と連結配管との結合を容易に行うことができ、これらの間の所望しない分離時に第1燃料又は第2燃料の漏れを防止できる。
図3は、本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジを備える直接メタノール型燃料電池の概略図である。
本実施形態に係る直接メタノール型燃料電池は、燃料ポンプを用いることなく、燃料カートリッジ10に貯蔵された2種の燃料が燃料電池本体20に供給されるように構成され、併せて燃料電池システムの作動中に燃料電池本体20のアノード及びカソードをパージできるように構成されることを主な特徴とする。
図3を参照すれば、直接メタノール型燃料電池は2種の燃料が貯蔵されている燃料カートリッジ10、燃料カートリッジ10を含むシステム全般の作動制御のための制御部19、直接メタノール型燃料電池方式の燃料電池本体20、及び燃料電池本体20から出る未反応燃料と水を再利用するためのリサイクラ40を含む。そして、直接メタノール型燃料電池は、燃料カートリッジ10の第1開口部12aと第2開口部12cを燃料電池本体20のアノード流入口に連結するための配管28を備える。
燃料カートリッジ10は前述した本発明の燃料カートリッジである。燃料カートリッジ10は第1開口部12aに結合される第1弁17a、燃料カートリッジ10の第2開口部12cに結合される第2弁17b、及び第1燃料を貯蔵する第1貯蔵部13と第2燃料を貯蔵する第2貯蔵部14とを連結するサブ配管16に結合されるサブ弁16aを含む。
ただし、本実施形態において、燃料カートリッジ10はミキシングタンク40bから移送される未反応燃料と水が流入するもう1つの流入口12eと、流入した未反応燃料と水を案内する内部ガイド部15aを更に備える。内部ガイド部15aは、ミキシングタンク40bから流入する未反応燃料と水が第1貯蔵部13を介して第1燃料と共に燃料電池本体20に供給されるように機能する隔壁で実現することができる。
制御部19は、燃料カートリッジ10の第1燃料及び第2燃料が同時に又は選択的に供給されるように、サブ弁16a、第1弁17a、及び第2弁17bを制御する。また、制御部19は各開度の開放又は閉鎖のために第1開閉手段17c、第2開閉手段17d、及び第3開閉手段17eを制御する。更に、制御部19は、燃料カートリッジ10に温度維持手段が設けられる場合、温度維持手段が所望の状態で作動するように温度維持手段を制御したり、燃料電池本体20の温度、出力を監視したり、システムの安定した作動のために、その他のシステムの各構成要素を全体的に制御できる。前記制御部19は、フリップフロップを用いた論理回路やマイクロプロセッサで実現することができる。
燃料電池本体20は、膜電極接合体(MEA;21)とセパレータ22とが積層されたスタック構造を備える。膜電極接合体21は、アノード、カソード、及びこれらのアノードとカソードとの間に位置する電解質膜からなる。アノードはアノード電極に、カソードはカソード電極に対応する。燃料電池本体20のアノードは、燃料カートリッジ10から燃料の供給を受け、カソードは空気ポンプなどの空気供給装置(図示せず)から空気の供給を受ける。
アノードとカソードは、電気化学的反応性、イオン伝導性、電子伝導性、燃料伝達性、副産物伝達性、界面安全性などに対する特性の向上のために触媒層と拡散層を含むように実現することができる。即ち、アノード電極は触媒層、微細気孔層及び支持層を含むことができる。同様に、カソード電極も触媒層、微細気孔層及び支持層を含むことができる。
アノード電極とカソード電極の触媒層は供給される燃料又は酸化剤が化学的に速く反応できるように反応促進剤としての役割をする。触媒層は白金、ルテニウム、オスミウム、白金−ルテニウム合金、白金−オスミウム合金、白金−パラジウム合金及び白金−M合金(MはGa、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu及びZnからなる群より選択される1種以上の転移金属)からなる群より選択される1種以上の金属触媒を含むことが好ましい。一方、触媒層は担持体に担持された白金、ルテニウム、オスミウム、白金−ルテニウム合金、白金−オスミウム合金、白金−パラジウム合金及び白金−M合金(MはGa、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu及びZnからなる群より選択される1種以上の転移金属)からなる群より選択される1種以上の金属触媒を含むことができる。担持体は伝導性を有する物質であれば、何れもよいが、炭素担持体であることが好ましい。
アノード電極及びカソード電極の微細気孔層は各触媒層に燃料又は酸化剤が均一に分散して供給されるように作用し、特にカソード側の微細気孔層はカソード側の触媒層で生成された水を円滑に排出できるように作用する。前述した各微細気孔層は各支持層上にコーティングされた炭素層で実現することができる。また、各微細気孔層は黒鉛、炭素ナノチューブ(CNT)、フラーレン(C60)、活性炭素、バルカン、ケッチェンブラック、カーボンブラック及び炭素ナノホーンからなる群より選択される1種以上の炭素物質を含むことができ、ポリ(パーフルオロスルホン酸)、ポリ(テトラフルオロエチレン)及びフロリネイティドエチレン−プロピレンからなる群より選択される1種以上のバインダを更に含むことができる。
アノード電極及びカソード電極の支持層は各触媒層を支持する役割をしながら、燃料、水、空気などの分散作用と、生成された電気の集電作用、及び各触媒層物質の消失を防止する作用をする。前述した支持層は、カーボン布、カーボンペーパのような炭素基材で実現することができる。
電解質膜は水素イオン伝導性高分子で製作可能であり、水素イオン伝導性高分子としては、フッ素系高分子、ケトン系高分子、ベンズイミダゾール系高分子、エステル系高分子、アミド系高分子、イミド系高分子、スルホン系高分子、スチレン系高分子、炭化水素高分子などが用いられ得る。水素イオン伝導性高分子の具体例としては、ポリ(パーフルオロスルホン酸)、ポリ(パーフルオロカルボキシル酸)、スルホン酸基を含むテトラフルオロエチレンとフルオロビニールエーテル共重合体、脱フッ素化された硫化ポリエーテルケトン、アリルケトン、ポリ(2,2'−(m−フェニレン)−5、5'−バイベンズイミダゾール)(poly(2,2'−(m−phenylene−5,5'−bibenzimidazole、ポリ(2、5−ベンズイミダゾール)、ポリイミド、ポリスルホン、ポリスチレン、ポリフェニレンなどを用いることができるが、これに限定されるものではない。また、電解質膜は水素イオンの効果的な通過のために、0.1mm以下の厚さを有することが好ましい。
電解質膜の製造には溶媒を用いることができるが、この際に使用可能な溶媒としては、エタンオール、イソプロフィルアルコール、n−プロフィールアルコール及びブチルアルコールのアルコール、水、ジメチルスルホキシド(DMSO)、ジメチルアセトアミド(DMAc)、及びN−メチルピロリドン(NMP)からなる群より選択された単独及び2種以上の混合溶媒がある。
セパレータ22はバイポーラプレートとも呼ばれ、膜電極接合体21の両面に位置し、膜電極接合体21と接する面に燃料の流動のための流路や酸化剤の流動のための流路を備える。前記セパレータ22は、電気伝導性、密閉性、耐腐食性、堅固性に優れ、軽薄で、かつ加工性の良い材料で製作することが好ましい。セパレータ22は、グラファイト、炭素、金属、炭素を伝導性物質として用いた炭素/高分子複合材、金属を伝導性物質として用いた金属/高分子複合材で製作することができる。高分子としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂を用いることができ、熱可塑性樹脂としては、ポリプロフィレン、ポリエチレン、PVDFなどを用いることができ、熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポキシ樹脂及びビニールエステル系の樹脂を用いることができる。一方、金属を用いてセパレータを製造する場合、セパレータ22は腐食によるセパレータの損傷と金属の解離による膜電極接合体21の汚染を防止できるように耐食性に優れた物質が表面コーティングされた金属又は合金で製作されることが好ましい。
また、燃料電池本体20は膜電極接合体21とセパレータ22の積層構造に一定の圧力を与えるためのエンド・プレート及び締結手段と、積層構造上で燃料と酸化剤を含む反応物と燃料電池の反応により生成された副産物の漏れを防止するためのガスケットなどを備えることができる。
リサイクラ40は、燃料電池本体20のカソード側から出る水蒸気を凝縮する凝縮器40a、及びミキシングタンク40bを含む。ミキシングタンク40bは、燃料電池本体20から出る未反応燃料を含む流体と凝縮器40aを介して流入する水を含む流体を貯蔵し、貯蔵された未反応燃料と水を燃料カートリッジ10に供給する。本実施形態のリサイクラ40は既存のリサイクラとは異なり、貯蔵された未反応燃料を燃料電池本体20に直接供給せず、燃料カートリッジ10を介して燃料電池本体20に供給することを主な特徴の1つとして含む。
ミキシングタンク40bは、燃料電池本体20のアノード流出口に結合される第1流入口41、燃料電池本体20のカソード流出口に結合される第2流入口42、二酸化炭素などの所望しないガスを排出するための排気部43、及び内部に貯蔵された未反応燃料と水を燃料カートリッジ10に放出するための排出部44を備える。燃料電池本体20のカソード流出口にはカソード流出口の開度を調節するための第1開閉手段17cが設けられ、ミキシングタンク40bの第2流入口42の前端には凝縮器40aが結合され、ミキシングタンク40bの排気部43の開度を調節するための第2開閉手段17d、及びミキシングタンク40bの排出部44の開度を調節するための第3開閉手段17eが設けられる。第1〜第3開閉手段17c、17d、17eは、単に開度を開放又は閉鎖できる装置であれば使用可能であり、既存の弁や多様な形態の開度遮断用装置が使用可能である。
凝縮器40aは、水などの液体を冷却剤として用いる水冷式冷却装置や強制的又は自然的な循環空気を冷却剤として用いる空冷式冷却装置を含む。一方、凝縮器40aは製作者の選択によってミキシングタンク40bの第1流入口41と第2流入口42の前端に共に設置することができる。
前述した直接メタノール型燃料電池の作動過程を説明すれば、以下の通りである。
燃料電池本体20に燃料を供給するために燃料電池システムに燃料カートリッジ10が装着されると、制御部19は燃料カートリッジ10の第1弁17aを閉鎖し、第2弁17bを開放して第2貯蔵部14に貯蔵された気相の第2燃料が優先的に燃料電池本体20に供給されるように作用する。液状の第1燃料に先立ち、気相の第2燃料を燃料電池本体20に先に供給する理由は、第2燃料として用いられるジメチルエーテルが燃料電池の電気化学的な反応時に水を生成して、燃料電池本体20の初期加湿を行えるからである。燃料電池本体20におけるジメチルエーテルの電気化学的反応を表すと、以下の通りである。
〔反応式1〕
アノード:CHOCH+3HO→2CO+12H+12e
カソード:3O+12H+12e→6H
次に、制御部19は第2弁17bを閉鎖し、第1弁17aを開放して第1貯蔵部13に貯蔵された液状の第1燃料が燃料電池本体20に供給されるように機能する。液状の第1燃料がなくなった後、気相の第2燃料としてジメチルエーテルを燃料電池本体20に連続的に供給することができる。第1燃料がメタノール水溶液の場合、燃料電池本体20における電気化学的反応を表すと、以下の通りである。
〔反応式2〕
アノード:CHOH+HO→CO2+6H+6e
カソード:O+4H+4e→2H
前述した直接メタノール型燃料電池において、第1燃料として用いられるメタノールのエネルギー密度は重量(kg)当たり略5040kcalであり、第2燃料として用いられるジメチルエーテルのエネルギー密度は重量当たり略6903kcalである。従って、本発明の実施形態によれば、単一メタノール燃料を用いる既存の直接メタノール型燃料電池よりも出力密度を向上させることができる。また、ジメチルエーテルは燃料電池本体20内でアノードから高分子電解質膜を通過してカソード側に流れるクロスオーバする流量がメタノールよりも少ないという利点もある。即ち、本発明によれば、直接メタノール型燃料電池の燃料効率を向上させることができる。また、気相のジメチルエーテルと液状のメタノールを交互に供給すれば、電解質膜に対する加湿がジメチルエーテルの燃料電池反応により生成された水により行われるので、液状の第1燃料として純粋メタノールを用いることも可能である。更に、液状の第1燃料と気相の第2燃料を用いるので、液状の第1燃料がなくなる時点を用いて燃料残量を容易に表示でき、気相の第2燃料がなくなる間に燃料カートリッジを交換するように交換時期に関する情報を提供することで、使用者の利便性を向上させることができる。
更に、前述した直接メタノール型燃料電池は、システムの作動中にアノードパージとカソードパージを行えるが、図面を参照して具体的に説明すれば、以下の通りである。
図4は、本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジを備える直接メタノール型燃料電池のアノードパージを示す順序図である。
図3及び図4を参照すれば、直接メタノール型燃料電池システムの作動中に、制御部19は第1弁17aを制御して燃料カートリッジ10の第1開口部12aを閉鎖する(S11)。そして、制御部19は第1開閉手段17cを制御して燃料電池本体20のカソード流出口を閉鎖する(S12)。その後、制御部19は第2弁17bを制御して燃料カートリッジ20の第2貯蔵部14に圧縮貯蔵された第2燃料が燃料電池本体20のアノードに供給されるように第2開口部12cを開放する(S13)。前記段階(S13)と共に、制御部19は第3開閉弁17eを制御してミキシングタンク40bに貯蔵された未反応燃料と水が燃料カートリッジ10側に放出されるようにミキシングタンク40bの放出部44を開放する(S14)。一方、制御部19は必要時に前記段階(S13)に先立ち、サブ弁16aを制御して燃料カートリッジ10の第1貯蔵部13と第2貯蔵部14とを連結するサブ配管16を閉鎖するように実現することができる(S11)。
前述したアノードパージ過程は、燃料電池システムの作動中に10秒〜30秒間行われることが好ましい。アノードパージを10秒未満にすれば、アノードパージが所望する程度に行われない場合が発生することもあり、30秒を超過して行えば、燃料電池本体20の持続的な運転に悪影響を及ぼし得る。
前述した直接メタノール型燃料電池システムは、アノードパージ過程を完了した後に正常作動モードに戻す。正常作動モードは、第1貯蔵部13に第1燃料が十分に残っている場合、第2弁17bが閉鎖され、第1弁17a及び第1〜第3開閉手段17c、17d、17eが開放された状態で作動するモードを含むことができる。
前述したアノードパージを行えば、燃料電池システムの長時間作動時に燃料電池本体20のアノードに累積されている二酸化炭素を強制的に排出できるため、二酸化炭素の累積による燃料の流動流路が塞がる現象を防止できる。もし、二酸化炭素が累積すれば、燃料供給の不足現象を誘発するだけでなく、アノード触媒の劣化を促進させて燃料電池の性能を低下させる。従って、本発明によれば、燃料電池の性能低下を防止しながら、システムに長時間の安定した運転環境を提供できる。
図5は、本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジを備える直接メタノール型燃料電池のカソードパージを示す順序図である。
図3及び図5を参照すれば、直接メタノール型燃料電池システムの作動中に、制御部19は第1弁17aを制御して燃料カートリッジ10の第1開口部12aを閉鎖する(S21)。そして、制御部19は第3開閉手段17eを制御してミキシングタンク40bの排出部44を閉鎖する(S22)。
次に、制御部19は第1開閉手段17cを制御して燃料電池本体20のカソード流出口の開度を開放状態から閉鎖状態に切り替える(S23)。そして、制御部19は一定時間、例えば、10秒〜30秒の範囲で既に設定された任意の時間になったかを判断する(S24)。前記段階(S24)の判断結果、既に設定された時間になった場合、制御部19は第1開閉手段17を再び制御してカソード流出口を開放する(S25)。また、制御部19はカソードパージ過程を完了した後にシステムを正常作動モードに戻す(S26)。
前記段階(S24)において、カソード流出口を閉鎖する時間を10秒未満に設定すれば、カソードパージが所望の程度に行われない場合があり、30秒を超過して設定すれば、燃料電池本体20の持続的な運転に悪影響を及ぼし得る。
前述したカソードパージを行えば、燃料電池システムの長時間作動時に燃料電池本体20のカソード流動流路とカソード側のガス拡散層に溜まっている水分を除去することで、カソードで発生し得る水の氾濫を予防できる。もし、カソードに残っている水を適切に排出しなければ、カソードにおける酸化剤の不足現象を発生させるだけでなく、カソード担持体の劣化を促進させて燃料電池の性能を低下させる。従って、本発明は燃料電池性能の均一性を向上させ、燃料電池の性能低下を防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変更が可能であることが分かる。本発明の範囲は請求項とその均等物により限定される。
本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジの概略図である。 本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジの概略的な分解図である。 本発明の燃料カートリッジに採用可能な連結部の構造を説明するための断面図である。 本発明の燃料カートリッジに採用可能な連結部の構造を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジを備える直接メタノール型燃料電池の概略的な構成図である。 本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジを備える直接メタノール型燃料電池のアノードパージを示す順序図である。 本発明の一実施形態に係る燃料カートリッジを備える直接メタノール型燃料電池のカソードパージを示す順序図である。

Claims (28)

  1. 流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、
    流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部とを含み、
    前記第2燃料の圧力により前記第1燃料が前記第1開口部に放出される燃料カートリッジ。
  2. 前記第1貯蔵部は第1容器として、前記第2貯蔵部は第2容器としてそれぞれ設けられ、前記第1容器と前記第2容器との結合時に自動的に開度が開放される一対の連結部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料カートリッジ。
  3. 前記第1開口部に結合され、前記第1開口部の開度を調節するための第1弁を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の燃料カートリッジ。
  4. 前記第2開口部に結合され、前記第2開口部の開度を調節するための第2弁を更に備えることを特徴とする請求項3に記載の燃料カートリッジ。
  5. 前記第1燃料及び前記第2燃料が同時に又は選択的に供給されるように前記第1弁及び前記第2弁を制御する制御部を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の燃料カートリッジ。
  6. 前記第2貯蔵部に結合され、前記第2燃料の温度を一定範囲に維持するための温度維持手段を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の燃料カートリッジ。
  7. 前記第1貯蔵部及び前記第2貯蔵部は単一容器として設けられ、前記容器の内部には前記第1貯蔵部と前記第2貯蔵部とを分割する隔壁が設けられ、前記第1貯蔵部と前記第2貯蔵部とを連結するサブ配管を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の燃料カートリッジ。
  8. 前記サブ配管に結合され、前記サブ配管を通過する前記第2燃料の量又は圧力を調節するためのサブ弁を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の燃料カートリッジ。
  9. 前記第1開口部に結合され、前記第1開口部の開度を調節するための第1弁を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の燃料カートリッジ。
  10. 前記第2開口部に結合され、前記第2開口部の開度を調節するための第2弁を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の燃料カートリッジ。
  11. 前記第1燃料及び前記第2燃料が同時に又は選択的に供給されるように前記サブ弁、前記第1弁、及び前記第2弁を制御する制御部を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の燃料カートリッジ。
  12. 前記第2貯蔵部に結合され、前記第2燃料の温度を一定範囲に維持するための温度維持手段を更に備えることを特徴とする請求項7に記載の燃料カートリッジ。
  13. 前記温度維持手段は前記第2貯蔵部を加熱する加熱装置を備えることを特徴とする請求項12に記載の燃料カートリッジ。
  14. 前記第1燃料はメタノールであり、前記第2燃料はジメチルエーテルであることを特徴とする請求項1に記載の燃料カートリッジ。
  15. 流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部を備え、前記第2燃料の圧力により前記第1燃料が前記第1開口部に放出される燃料カートリッジと、
    前記燃料カートリッジからアノードに供給される前記第1燃料又は前記第2燃料とカソードに供給される酸化剤を電気化学的に反応させて電気エネルギーを生成する燃料電池本体とを備える直接メタノール型燃料電池。
  16. 前記燃料カートリッジは請求項2〜14の何れか一項に記載の燃料カートリッジであることを特徴とする請求項15に記載の直接メタノール型燃料電池。
  17. 前記燃料カートリッジの前記第1開口部及び前記第2開口部と前記燃料電池本体のアノード流入口を連結する配管を更に備えることを特徴とする請求項15に記載の直接メタノール型燃料電池。
  18. リサイクラを更に備え、前記リサイクラは、
    前記燃料電池本体のアノード流出口に結合される第1流入口と、
    前記燃料電池本体のカソード流出口に結合される第2流入口と、
    内部の二酸化炭素の排出のための排気部と、
    前記燃料電池本体から流入し貯蔵されている未反応燃料と水を前記燃料カートリッジに放出するための排出部とを備えることを特徴とする請求項15に記載の直接メタノール型燃料電池。
  19. 前記第2流入口の開度を調節するための第1開閉手段と、
    前記排気部に結合されている配管又は前記排気部に備えられている孔の開度を調節するための第2開閉手段と、
    前記排出部の開度を調節するための第3開閉手段とを更に備えることを特徴とする請求項18に記載の直接メタノール型燃料電池。
  20. 前記燃料カートリッジ、及び前記第1〜第3開閉手段を制御する制御部を更に備えることを特徴とする請求項19に記載の直接メタノール型燃料電池。
  21. 流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部を備え、前記第2燃料の圧力により前記第1燃料が前記第1開口部に放出される燃料カートリッジと、燃料電池本体から出る未反応燃料と水を前記燃料カートリッジに循環させて再利用するためのリサイクラが搭載された直接メタノール型燃料電池の作動中に前記燃料電池本体のアノードをパージする方法であって、
    前記燃料カートリッジの前記第1開口部を閉鎖する段階と、
    前記燃料電池本体のカソード流出口を閉鎖する段階と、
    前記第2燃料を放出する第2開口部を開放する段階とを含む直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
  22. 前記未反応燃料と前記水の循環のための前記リサイクラの排出部を開放状態に維持する段階を更に備えることを特徴とする請求項21に記載の直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
  23. 前記第1貯蔵部と前記第2貯蔵部とを連結するサブ配管の開度を閉鎖する段階を更に含むことを特徴とする請求項22に記載の直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
  24. 前記段階を10秒〜30秒間行った後、正常作動モードに戻る段階を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
  25. 流体の出入のための第1開口部を備え、液状の第1燃料が貯蔵される第1貯蔵部と、流体の出入のための第2開口部を備え、第2燃料が一定の圧力で充填される第2貯蔵部を備え、前記第2燃料の圧力により前記第1燃料が前記第1開口部に放出される燃料カートリッジと、燃料電池本体から出る未反応燃料と水を前記燃料カートリッジに循環させて再利用するためのリサイクラが搭載された直接メタノール型燃料電池の作動中に前記燃料電池本体のカソードをパージする方法であって、
    前記燃料カートリッジの前記第1開口部を閉鎖する段階と、
    前記未反応燃料と前記水の循環のための前記リサイクラの排出部を閉鎖する段階と、
    前記燃料電池本体のカソード流出口の開度を開放状態から閉鎖状態に切り替える段階と、
    前記閉鎖されたカソードの流出口を開放する段階とを含む直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
  26. 前記カソード流出口の開度を開放状態から閉鎖状態に切り替える段階は10秒〜30秒間行われることを特徴とする請求項25に記載の直接メタノール型燃料電池パージ方法。
  27. 前記燃料カートリッジの前記第2開口部の開度を閉鎖状態に維持する段階を更に含むことを特徴とする請求項26に記載の直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
  28. 前記各段階を行った後、正常作動モードに戻る段階を更に含むことを特徴とする請求項27に記載の直接メタノール型燃料電池のパージ方法。
JP2007340668A 2007-09-07 2007-12-28 燃料カートリッジ、これを備えた直接メタノール型燃料電池及び燃料カートリッジを用いる直接メタノール型燃料電池のパージ方法 Pending JP2009064771A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020070090996A KR100907396B1 (ko) 2007-09-07 2007-09-07 연료 카트리지, 이를 구비하는 직접 메탄올형 연료전지 및연료 카트리지를 이용하는 직접 메탄올형 연료전지의 퍼징방법

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009064771A true JP2009064771A (ja) 2009-03-26

Family

ID=40076857

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007340668A Pending JP2009064771A (ja) 2007-09-07 2007-12-28 燃料カートリッジ、これを備えた直接メタノール型燃料電池及び燃料カートリッジを用いる直接メタノール型燃料電池のパージ方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8435699B2 (ja)
EP (1) EP2037524B1 (ja)
JP (1) JP2009064771A (ja)
KR (1) KR100907396B1 (ja)
CN (1) CN101383423B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5407235B2 (ja) * 2008-09-11 2014-02-05 パナソニック株式会社 燃料電池システムとその制御方法
US9780395B2 (en) 2012-03-30 2017-10-03 Temasek Polytechnic Fuel cell apparatus and method of operation
BG111782A (bg) * 2014-06-27 2016-01-29 "Хидродженика Корпорейшън" Оод Оксиводороден генератор и метод за получаване на оксиводороден газ
CN110620249B (zh) * 2018-12-24 2020-09-18 谷夫科技(上海)有限公司 燃料电池发电系统
KR20210051777A (ko) * 2019-10-31 2021-05-10 현대자동차주식회사 다면체의 프레임워크를 갖는 촉매가 구비된 막-전극 접합체용 전해질막 및 이의 제조방법
CN110993991B (zh) * 2019-11-04 2021-02-05 武汉船用电力推进装置研究所(中国船舶重工集团公司第七一二研究所) 一种燃料电池氢气供应回路的特性模拟装置及方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297659A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Nisso Engineering Kk 薬液供給装置
JP2004152741A (ja) * 2002-06-12 2004-05-27 Toshiba Corp 直接型メタノール燃料電池システム、燃料カートリッジ及び燃料カートリッジ用メモリ
JP2004164871A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Seiko Epson Corp 燃料電池システムおよびこの燃料電池システムを備えた機器
JP2004319467A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Toshiba Corp 燃料電池システム、燃料電池システムの燃料、及び燃料電池システムの密閉容器
JP2005032608A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Sony Corp 燃料タンク及びこれを用いた燃料電池システム
JP2005129263A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005310589A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Seiko Epson Corp 燃料電池システムおよび機器
JP2007069169A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Osaka Industrial Promotion Organization 供給装置、連続または半連続処理装置および連続処理方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3283780A (en) * 1963-08-20 1966-11-08 Hydrand Corp Pipe coupling
JP2001085038A (ja) 1999-09-14 2001-03-30 Daihatsu Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP3838947B2 (ja) * 2002-07-26 2006-10-25 三菱鉛筆株式会社 直接メタノール型燃料電池
JP3821081B2 (ja) * 2002-09-30 2006-09-13 日本電気株式会社 燃料電池およびこれを搭載した携帯機器ならびに燃料電池の運転方法
US20040247960A1 (en) * 2003-03-31 2004-12-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Fuel cell system
US6866243B2 (en) * 2003-06-02 2005-03-15 Shih-Sheng Yang Instantly-released joint for water conduits
US7651804B2 (en) * 2003-11-06 2010-01-26 Nec Corporation Fuel cartridge for fuel cell and fuel cell with the fuel cartridge
JP4245464B2 (ja) 2003-11-28 2009-03-25 株式会社東芝 燃料電池
US7655331B2 (en) * 2003-12-01 2010-02-02 Societe Bic Fuel cell supply including information storage device and control system
US20050164055A1 (en) * 2003-12-17 2005-07-28 Kenji Hasegawa Fuel cell system and power generating method in fuel cell system
EP1603181B1 (en) 2004-06-04 2010-04-07 Haldor Topsoe A/S Fuel processing method and system
JP2006144870A (ja) 2004-11-18 2006-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料カートリッジおよびこれを用いた燃料電池システム
KR101126207B1 (ko) * 2005-02-28 2012-03-26 삼성에스디아이 주식회사 개질기용 연료 공급장치 및 연료 전지 시스템
KR20060102130A (ko) * 2005-03-23 2006-09-27 삼성에스디아이 주식회사 연료 공급장치 및 연료 전지 시스템
JP2006278173A (ja) 2005-03-29 2006-10-12 Toshiba Corp 直接メタノール型燃料電池
WO2006121169A1 (en) * 2005-05-09 2006-11-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid fuel, fuel cartridge and fuel cell
EP1895898B1 (en) 2005-06-29 2011-02-16 Compumedics Limited Sensor assembly with conductive bridge
KR20080043310A (ko) * 2005-09-12 2008-05-16 도요 세이칸 가부시키가이샤 연료전지용 연료보급용기, 연료보급방법 및 연료보급용기용홀더

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11297659A (ja) * 1998-04-15 1999-10-29 Nisso Engineering Kk 薬液供給装置
JP2004152741A (ja) * 2002-06-12 2004-05-27 Toshiba Corp 直接型メタノール燃料電池システム、燃料カートリッジ及び燃料カートリッジ用メモリ
JP2004164871A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Seiko Epson Corp 燃料電池システムおよびこの燃料電池システムを備えた機器
JP2004319467A (ja) * 2003-03-31 2004-11-11 Toshiba Corp 燃料電池システム、燃料電池システムの燃料、及び燃料電池システムの密閉容器
JP2005032608A (ja) * 2003-07-07 2005-02-03 Sony Corp 燃料タンク及びこれを用いた燃料電池システム
JP2005129263A (ja) * 2003-10-21 2005-05-19 Nissan Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005310589A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Seiko Epson Corp 燃料電池システムおよび機器
JP2007069169A (ja) * 2005-09-09 2007-03-22 Osaka Industrial Promotion Organization 供給装置、連続または半連続処理装置および連続処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN101383423B (zh) 2011-10-12
US20090068507A1 (en) 2009-03-12
KR20090025848A (ko) 2009-03-11
EP2037524B1 (en) 2012-05-16
CN101383423A (zh) 2009-03-11
US8435699B2 (en) 2013-05-07
KR100907396B1 (ko) 2009-07-10
EP2037524A1 (en) 2009-03-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004536419A (ja) 燃料電池膜および一体化されたガス分離を有するシステム
JP2002175817A (ja) 燃料電池
KR100907396B1 (ko) 연료 카트리지, 이를 구비하는 직접 메탄올형 연료전지 및연료 카트리지를 이용하는 직접 메탄올형 연료전지의 퍼징방법
US20080292927A1 (en) Humidity controllable cathode end plate and air breathing fuel cell stack the same
US7758990B2 (en) Fluid recycling apparatus and fuel cell system using the same
KR100542200B1 (ko) 연료 전지 시스템
JP2007172909A (ja) 直接型燃料電池および直接型燃料電池システム
JP5198044B2 (ja) 直接酸化型燃料電池
JP4824455B2 (ja) 直接メタノール型燃料電池システム,および直接メタノール型燃料電池システムの運転方法
WO2010041332A1 (ja) 燃料電池
US20060177708A1 (en) Fuel cell power system and operating method thereof
KR100776504B1 (ko) 연료전지 시스템
KR100879873B1 (ko) 공기호흡형 연료전지 스택
JP2006049115A (ja) 燃料電池
JP2002056856A (ja) 液体燃料を用いる燃料電池
JP5028860B2 (ja) 燃料電池
JP2006024401A (ja) 燃料電池
JP2009238754A (ja) 固体高分子電解質とその膜及びそれを用いた膜/電極接合体並びに燃料電池
JP2008091043A (ja) 燃料電池および燃料電池システム
JP2003323904A (ja) 燃料電池発電装置
KR101125651B1 (ko) 연료전지용 고분자 막/전극 접합체 및 이를 포함하는연료전지
KR20090031001A (ko) 연료 전지 스택
JP2006210357A (ja) 液体燃料直接供給型燃料電池
KR20080092725A (ko) 연료전지 메스 밸런스 측정 방법 및 장치
KR20080076368A (ko) 연료전지

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110517

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20130404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130507