JP2009060726A - 車両の電源装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電圧センサが正常であっても生じる可能性のある故障を検出し、過電圧を防止しつつ退避走行を実現させる。
【解決手段】車両の電源装置は、電圧センサ13の出力が過電圧しきい値を超える場合に昇圧コンバータに対して動作制限を行なう過電圧保護回路33と、ハイブリッド制御部31とを備える。ハイブリッド制御部31は、過電圧保護回路33に異常が生じているか否かを判断し、過電圧保護回路33に異常が生じていると判断した場合には、昇圧コンバータを通常モードとは異なる退避モードで動作させる。退避モードは、少なくとも、電源ラインが電気的に接続された状態に固定されるように昇圧コンバータ12を制御する上アームONモードを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両の電源装置およびその制御方法に関し、特に車輪駆動用モータを搭載する車両の電源装置およびその制御方法に関する。
近年、環境に配慮した自動車として、従来のエンジンに加え、直流電源とインバータとインバータによって駆動されるモータとを動力源とするハイブリッド自動車が普及してきている。
このような構成のハイブリッド自動車では、効率向上のため、直流電源であるバッテリの電圧をあまり高く設定しないものがある。この場合、逆起電圧が高くなるモータの高速回転時にモータを駆動するインバータに逆起電圧を超える高電圧を供給することを実現するために、バッテリの電圧を昇圧してインバータに供給する昇圧コンバータを搭載する。
このような車両において、昇圧コンバータの出力側の電圧を検知する昇圧電圧センサの故障が発生したときには、昇圧コンバータの昇圧制御を停止しバッテリ電圧を昇圧せずにそのままインバータに供給して車両の走行をとりあえず継続させることが、特開2006−325322号公報(特許文献1)に開示されている。
特開2006−325322号公報 特開2004−222362号公報 特開2007−151336号公報
しかしながら、昇圧電圧センサが正常であっても、過電圧保護が正しく働かない故障も考えられる。特開2006−325322号公報には、このような故障の検出とそのときの退避走行については、開示されていない。
また、昇圧コンバータの動作停止中においては昇圧電圧の調整のために昇圧コンバータを使用することができないので、昇圧コンバータの動作を停止させた状態で退避走行を行なう場合には、昇圧電圧の上昇を直ちに検出して上昇を防止する対策を講じる必要がある。
この発明の目的は、昇圧電圧センサが正常であっても生じる可能性のある故障を検出し、過電圧を防止しつつ退避走行を実現させる車両の電源装置およびその制御方法を提供することである。
この発明は、要約すると、車両の電源装置であって、直流電源と、負荷回路と、直流電源に接続される第1のノードと負荷回路に接続される第2のノードとの間に設けられ、直流電圧の電圧変換を行なう電圧変換部と、第2のノードの電圧を平滑化する第1のコンデンサと、第2のノードの電圧を検知する第1の電圧センサと、第1の電圧センサの出力が過電圧しきい値を超える場合に電圧変換部に対して動作制限を行なう過電圧保護回路と、第1の電圧センサの出力に応じて電圧変換部および負荷回路の制御を行なう制御部とを備える。制御部は、過電圧保護回路に異常が生じているか否かを判断し、過電圧保護回路に異常が生じていると判断した場合には、電圧変換部を通常モードとは異なる退避モードで動作させる。退避モードは、少なくとも、第1のノードと第2のノードが電気的に接続された状態に固定されるように電圧変換部を制御する第1のモードを含む。
好ましくは、負荷回路は、主として発電機として働く第1のモータジェネレータを駆動する第1のインバータと、主として電動機として働く第2のモータジェネレータを駆動する第2のインバータとを含む。電圧変換部は、第1、第2のノードを結ぶ電気経路の導通および遮断を行なう第1のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子と並列に接続された第1のダイオード素子とを含む。退避モードは、第1のスイッチング素子をオフ状態に固定するとともに、第1、第2のモータジェネレータのうち第2のモータジェネレータのみを使用して車両の走行を行なう第2のモードをさらに含む。制御部は、電圧変換部の故障を検出したときは、第2のモードを実行する。
より好ましくは、第1のノードは、直流電源の正極に接続される。電圧変換部は、一方端が第1のノードに接続され他方端が第1のスイッチング素子に接続されるリアクトルと、リアクトルの他方端と直流電源の負極との間に接続される第2のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子と並列に接続される第2のダイオード素子とをさらに含む。
より好ましくは、車両の電源装置は、第1のノードの電圧を検出する第2の電圧センサと、第1のノードの電圧を平滑化する第2のコンデンサとをさらに備える。制御部は、第2のモードを実行中において第1、第2のノードの電圧に所定値を超える電圧差が生じた場合には、電圧差を小さくするように、第2のモータジェネレータのトルク指令値を補正する。
さらに好ましくは、制御部は、第2のモータジェネレータの補正前のトルク指令値がゼロであるときに、補正を行なう。
より好ましくは、制御部は、過電圧保護回路を経由せずに第1の電圧センサの出力を観測し、第1の電圧センサの出力が上限しきい値を超えた場合には、車両走行不可状態に車両を制御する。
さらに好ましくは、過電圧保護回路が過電圧を検出して動作制限を行なう応答速度は、制御部が第1の電圧センサの出力に応答して車両を車両走行不可状態に制御する応答速度よりも速い。
この発明の他の局面に従うと、直流電源と、負荷回路と、直流電源に接続される第1のノードと負荷回路に接続される第2のノードとの間に設けられ、直流電圧の電圧変換を行なう電圧変換部と、第2のノードの電圧を検知する第1の第1の電圧センサと、第1の電圧センサの出力が過電圧しきい値を超える場合に電圧変換部に対して動作制限を行なう過電圧保護回路とを含む車両の電源装置の制御方法であって、過電圧保護回路に異常が生じているか否かを判断するステップと、過電圧保護回路に異常が生じていると判断した場合に、電圧変換部を通常モードとは異なる退避モードで動作させるステップとを備える。退避モードは、少なくとも、第1のノードと第2のノードが電気的に接続された状態に固定されるように電圧変換部を制御する第1のモードを含む。
好ましくは、負荷回路は、主として発電機として働く第1のモータジェネレータを駆動する第1のインバータと、主として電動機として働く第2のモータジェネレータを駆動する第2のインバータとを含む。電圧変換部は、第1、第2のノードを結ぶ電気経路の導通および遮断を行なう第1のスイッチング素子と、第1のスイッチング素子と並列に接続された第1のダイオード素子とを含む。退避モードは、第1のスイッチング素子をオフ状態に固定するとともに、第1、第2のモータジェネレータのうち第2のモータジェネレータのみを使用して車両の走行を行なう第2のモードをさらに含む。制御方法は、電圧変換部の故障を検出したときは、第2のモードを実行するステップをさらに備える。
より好ましくは、第1のノードは、直流電源の正極に接続される。電圧変換部は、一方端が第1のノードに接続され他方端が第1のスイッチング素子に接続されるリアクトルと、リアクトルの他方端と直流電源の負極との間に接続される第2のスイッチング素子と、第2のスイッチング素子と並列に接続される第2のダイオード素子とをさらに含む。
より好ましくは、車両の電源装置は、第1のノードの電圧を検出する第2の電圧センサと、第1のノードの電圧を平滑化する第2のコンデンサとをさらに含む。第2のモードを実行するステップは、第1、第2のノードの電圧に所定値を超える電圧差が生じた場合には、電圧差を小さくするように、第2のモータジェネレータのトルク指令値を補正する。
さらに好ましくは、第2のモードを実行するステップは、第2のモータジェネレータの補正前のトルク指令値がゼロであるときに、補正を行なう。
より好ましくは、制御方法は、過電圧保護回路を経由せずに第1の電圧センサの出力を観測し、第1の電圧センサの出力が上限しきい値を超えた場合には、車両走行不可状態に車両を制御するステップをさらに備える。
この発明によれば、昇圧電圧センサが正常であっても生じる可能性のある故障を検出し、過電圧を防止しつつ退避走行を実現させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の車両100の主たる構成を示す図である。なお車両100は、モータとエンジンとを車両の駆動に併用するハイブリッド自動車であるが、本発明は、モータで車輪を駆動する電気自動車、燃料電池自動車等に対しても適用することができる。
図1を参照して、車両100は、バッテリBと、接続部40と、昇圧コンバータ12と、平滑用コンデンサC1、C2と、放電用抵抗R2と、電圧センサ13,21と、負荷回路23と、エンジン4と、モータジェネレータMG1,MG2と、動力分割機構3と、車輪2と、制御装置30とを含む。
車両100は、さらに、電源ラインPL1,PL2と、接地ラインSLと、バッテリBの端子間の電圧VBを検出する電圧センサ10と、バッテリBに流れる電流IBを検出する電流センサ11とを含む。バッテリBとしては、たとえば、鉛蓄電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池を用いることができる。
接続部40は、バッテリBの負極と接地ラインSLとの間に接続されるシステムメインリレーSMR3と、バッテリBの正極と電源ラインPL1との間に接続されるシステムメインリレーSMR2と、直列に接続された抵抗R1およびシステムメインリレーSMR1とを含む。直列に接続された抵抗R1およびシステムメインリレーSMR1は、システムメインリレーSMR2と並列接続される。
システムメインリレーSMR1〜SMR3は、制御装置30から与えられる制御信号CONT1〜CONT3にそれぞれ応じて導通/非導通状態が制御される。
コンデンサC1は、システムメインリレーSMR1〜SMR3のオン時において、バッテリBの端子間電圧を平滑化する。コンデンサC1は、電源ラインPL1と接地ラインSL間に接続される。また、電源ラインPL1と接地ラインSL間には、電気負荷回路である電動エアコン42とDC/DCコンバータ44とが並列に接続されている。DC/DCコンバータ44は、補機バッテリ46を充電したり、図示しない補機負荷に電力を供給したりする。
電圧センサ21は、コンデンサC1の両端間の電圧VLを検知して制御装置30に対して出力する。昇圧コンバータ12は、コンデンサC1の端子間電圧を昇圧する。コンデンサC2は、昇圧コンバータ12によって昇圧された電圧を平滑化する。電圧センサ13は、平滑用コンデンサC2の端子間電圧VHを検知して制御装置30に出力する。放電用抵抗R2は、システム停止後に電圧VHを確実にゼロに下げるために入れられている。
負荷回路23は、インバータ14および22を含む。インバータ14は、昇圧コンバータ12から与えられる直流電圧を三相交流に変換してモータジェネレータMG1に出力する。
動力分割機構3は、エンジン4とモータジェネレータMG1,MG2に結合されて、これらの間で動力を分配する機構である。たとえば動力分割機構としてはサンギヤ、プラネタリキャリヤ、リングギヤの3つの回転軸を有する遊星歯車機構を用いることができる。この3つの回転軸がエンジン4、モータジェネレータMG1,MG2の各回転軸にそれぞれ接続される。
なおモータジェネレータMG2の回転軸は、図示しない減速ギヤおよび差動ギヤによって車輪2に結合されている。また動力分割機構3の内部にモータジェネレータMG2の回転軸に対する減速機をさらに組み込んでもよい。また、この減速機の減速比を切り替え可能に構成した変速機を組み込んでも良い。
昇圧コンバータ12は、一方端が電源ラインPL1に接続されるリアクトルL1と、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列に接続されるIGBT素子Q1,Q2と、IGBT素子Q1,Q2にそれぞれ並列に接続されるダイオードD1,D2とを含む。
リアクトルL1の他方端はIGBT素子Q1のエミッタおよびIGBT素子Q2のコレクタに接続される。ダイオードD1のカソードはIGBT素子Q1のコレクタと接続され、ダイオードD1のアノードはIGBT素子Q1のエミッタと接続される。ダイオードD2のカソードはIGBT素子Q2のコレクタと接続され、ダイオードD2のアノードはIGBT素子Q2のエミッタと接続される。
インバータ14は、昇圧コンバータ12から昇圧された電圧を受けて、たとえばエンジン4を始動させるために、モータジェネレータMG1を駆動する。また、インバータ14は、エンジン4から伝達される動力によってモータジェネレータMG1で発電された電力を昇圧コンバータ12に戻す。このとき昇圧コンバータ12は、降圧回路として動作するように制御装置30によって制御される。
インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とを含む。U相アーム15,V相アーム16,およびW相アーム17は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に並列に接続される。
U相アーム15は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列接続されたIGBT素子Q3,Q4と、IGBT素子Q3,Q4とそれぞれ並列に接続されるダイオードD3,D4とを含む。ダイオードD3のカソードはIGBT素子Q3のコレクタと接続され、ダイオードD3のアノードはIGBT素子Q3のエミッタと接続される。ダイオードD4のカソードはIGBT素子Q4のコレクタと接続され、ダイオードD4のアノードはIGBT素子Q4のエミッタと接続される。
V相アーム16は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列接続されたIGBT素子Q5,Q6と、IGBT素子Q5,Q6とそれぞれ並列に接続されるダイオードD5,D6とを含む。ダイオードD5のカソードはIGBT素子Q5のコレクタと接続され、ダイオードD5のアノードはIGBT素子Q5のエミッタと接続される。ダイオードD6のカソードはIGBT素子Q6のコレクタと接続され、ダイオードD6のアノードはIGBT素子Q6のエミッタと接続される。
W相アーム17は、電源ラインPL2と接地ラインSLとの間に直列接続されたIGBT素子Q7,Q8と、IGBT素子Q7,Q8とそれぞれ並列に接続されるダイオードD7,D8とを含む。ダイオードD7のカソードはIGBT素子Q7のコレクタと接続され、ダイオードD7のアノードはIGBT素子Q7のエミッタと接続される。ダイオードD8のカソードはIGBT素子Q8のコレクタと接続され、ダイオードD8のアノードはIGBT素子Q8のエミッタと接続される。
各相のアームの中間点は、モータジェネレータMG1の各相のコイルの一端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、三相の永久磁石同期モータであり、U,V,W相の3つのコイルは各々一方端が中性点に共に接続されている。そして、U相コイルの他方端がIGBT素子Q3,Q4の接続ノードに接続される。またV相コイルの他方端がIGBT素子Q5,Q6の接続ノードに接続される。またW相コイルの他方端がIGBT素子Q7,Q8の接続ノードに接続される。
なお、以上のIGBT素子Q1〜Q8に代えてパワーMOSFET等の他の電力スイッチング素子を用いても良い。
電流センサ24は、モータジェネレータMG1に流れる電流をモータ電流値MCRT1として検出し、モータ電流値MCRT1を制御装置30へ出力する。
インバータ22は、電源ラインPL2と接地ラインSLに接続されている。インバータ22は、車輪2を駆動するモータジェネレータMG2に対して昇圧コンバータ12の出力する直流電圧を三相交流に変換して出力する。またインバータ22は、回生制動に伴い、モータジェネレータMG2において発電された電力を昇圧コンバータ12に戻す。このとき昇圧コンバータ12は、降圧回路として動作するように制御装置30によって制御される。なお、インバータ22の内部の構成は、図示しないがインバータ14と同様であり、詳細な説明は繰返さない。
制御装置30は、図示しないレゾルバで検出されるモータ回転数MRN1,MRN2、各センサで検出される電圧VB,VH、電流IBの各値、モータ電流値MCRT1,MCRT2および起動指示IGONを受ける。そして制御装置30は、昇圧コンバータ12に対して昇圧指示、降圧指示および動作禁止等を含む指示を与える信号PWCを出力する。
さらに、制御装置30は、インバータ14に対して、駆動指示、回生指示および動作禁止指示等を含む指示を与える信号PWM1を出力する。駆動指示は、昇圧コンバータ12の出力である直流電圧をモータジェネレータMG1を駆動するための交流電圧に変換させる指示である。また、回生指示は、モータジェネレータMG1で発電された交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12側に戻すための指示である。
同様に制御装置30は、インバータ22に対して、駆動指示、回生指示および動作禁止指示等を含む指示を与える信号PWM2を出力する。駆動指示は、昇圧コンバータ12の出力である直流電圧をモータジェネレータMG2を駆動するための交流電圧に変換させる指示である。また、回生指示は、モータジェネレータMG2で発電された交流電圧を直流電圧に変換して昇圧コンバータ12側に戻すための指示である。
図2は、図1の制御装置30の機能ブロック図である。
図1、図2を参照して、制御装置30は、ハイブリッド制御部31と、モータジェネレータ制御部32と、過電圧検出保護部33とを含む。なお、このハイブリッド制御部31は、ソフトウエアでもハードウエアでも実現が可能である。
ハイブリッド制御部31は、アクセルペダルの位置を検出するアクセルポジションセンサ26からアクセル開度Accを受け、車速センサ28から車速に比例する車輪速Nwを受け、電圧センサ13から信号VHを受ける。
ハイブリッド制御部31は、アクセル開度Acc、車輪速Nwおよび他の各種センサの出力に基づいて運転者の要求出力を算出し、図示しないバッテリBを監視する電池監視ユニットから送られてくるバッテリの充電状態SOCを考慮し、トータルの出力を算出する。そして、ハイブリッド制御部31は、ブレーキ要求も考慮しつつエンジン4、モータジェネレータMG1,MG2への駆動力の配分の演算を行ない、トルク指令値TR1、TR2を算出しこれらにそれぞれ対応するモータジェネレータMG1を駆動する指令GIおよびモータジェネレータMG2を駆動する指令MIを出力する。
ハイブリッド制御部31は、モータジェネレータMG1、MG2の回転数が高いほうにあわせて昇圧目標値を決定し、昇圧コンバータ12を駆動する指令CIを出力する。ハイブリッド制御部31は、その高いほうの逆起電圧を超える電圧が発生可能な場合は、昇圧目標値を逆起電圧よりも高く設定し、逆起電圧よりも昇圧電圧上限値が低ければ、昇圧目標値を昇圧電圧上限値に設定するとともにモータジェネレータに対して弱め界磁制御を実行させて逆起電圧が昇圧電圧を超えないように制御する。
駆動指令を出す一方で、ハイブリッド制御部31は、電圧センサ13から送られてくる信号VHをA/D変換器34を用いて一定時間毎にディジタル値に変換し、レジスタ35に保持する。そしてそのディジタル値を監視することにより、シャットダウン信号CSDN0,MSDN0,GSDN0をモータジェネレータ制御部32に送信する。
過電圧検出保護部33は、電圧センサ13から送られてくる信号を監視し、所定の過電圧判定値を超えるか否かを検出する。過電圧検出保護部33は、電圧VHが所定の過電圧判定値を超えた場合には、過電圧検出信号OVHを活性化させる。過電圧検出保護部33としては、応答性の速いコンパレータ等を用いることができる。
ハイブリッド制御部31は、過電圧検出信号OVHを観測し、過電圧検出保護部33に故障等の異常が発生していないかチェックする。たとえば、過電圧検出信号OVHの活性化が長時間継続しているが、過電圧検出保護部33を経由せずに直接A/D変換器34で観測した電圧VHが正常値である場合等にハイブリッド制御部31は過電圧検出保護部33が異常であることを検出する。
モータジェネレータ制御部32は、駆動指令GIを受けてPWM処理を行ないインバータ14中のIGBT素子Q3〜Q8の駆動信号の元となる信号を発生させるジェネレータ制御部54と、駆動指令MIを受けてPWM処理を行ないインバータ22中のIGBT素子の駆動信号の元となる信号を発生させるモータ制御部55と、昇圧指令CIを受けてPWM処理を行ない昇圧コンバータ12中のIGBT素子Q1,Q2の駆動信号の元となる信号を発生させる昇圧コンバータ制御部56とを含む。
モータジェネレータ制御部32は、さらに、禁止信号GSDN0と過電圧検出保護部33の出力する過電圧検出信号OVHとを受けて禁止信号GSDNを出力するNOR回路51と、禁止信号GSDNとジェネレータ制御部54の出力とを受けてインバータ14の制御信号PWM1を出力するAND回路57とを含む。
モータジェネレータ制御部32は、さらに、禁止信号MSDN0と過電圧検出保護部33の出力する過電圧検出信号OVHとを受けて禁止信号MSDNを出力するNOR回路52と、禁止信号MSDNとモータ制御部55の出力とを受けてインバータ22の制御信号PWM2を出力するAND回路58とを含む。
モータジェネレータ制御部32は、さらに、禁止信号CSDN0と過電圧検出保護部33の出力する過電圧検出信号OVHとを受けて禁止信号CSDNを出力するNOR回路53と、禁止信号CSDNと昇圧コンバータ制御部56の出力とを受けて昇圧コンバータ12の制御信号PWCを出力するAND回路59とを含む。
電圧センサ13において検出される電圧VHが所定の過電圧を超えると、直ちに過電圧検出保護部33がこれを検出して禁止信号GSDN、MSDN、CSDNを活性化させて昇圧コンバータ12、インバータ14およびインバータ22をシャットダウンする。これは、電気負荷保護のために昇圧コンバータ12、インバータ14およびインバータ22はなるべく早く行なったほうが良いからである。すなわち、過電圧検出保護部33の応答速度は、ハイブリッド制御部31がレジスタ35に格納される電圧VHに相当する値の変化に応答してシャットダウン信号CSDN0,MSDN0,GSDN0を活性化させる応答速度よりも速い。
電圧VHが所定の過電圧より下がってきた場合、過電圧検出保護部33は禁止を解除するが、ハイブリッド制御部31からの禁止信号GSDN0、MSDN0、CSDN0が活性化されている間は、それぞれ禁止信号GSDN、MSDN、CSDNを活性化は維持される。ハイブリッド制御部31は、適時に禁止信号GSDN0、MSDN0、CSDN0の活性化を解除する。
以上図2で説明したハイブリッド制御部31、モータジェネレータ制御部32、コンピュータを用いてソフトウエアで実現することも可能である。
図3は、ハイブリッド制御部31、モータジェネレータ制御部32としてコンピュータ180を用いた場合の一般的な構成を示した図である。
図3を参照して、コンピュータ180は、CPU185と、A/D変換器181と、ROM182と、RAM183と、インターフェース部184とを含む。
A/D変換器181は、各種センサの出力等のアナログ信号AINをディジタル信号に変換してCPU185に出力する。またCPU185はデータバスやアドレスバス等のバス186でROM182と、RAM183と、インターフェース部184に接続されデータ授受を行なう。
ROM182は、たとえばCPU185で実行されるプログラムや参照されるマップ等のデータが格納されている。RAM183は、たとえばCPU185がデータ処理を行なう場合の作業領域であり、各種変数を一時的に記憶する。
インターフェース部184は、たとえば他のECUとの通信を行なったり、ROM182として電気的に書換可能なフラッシュメモリ等を使用した場合の書換データの入力などを行なったり、メモリカードやCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からのデータ信号SIGの読込みを行なったりする。
なお、CPU185は、入出力ポートからデータ入力信号DINやデータ出力信号DOUTを授受する。
ハイブリッド制御部31、モータジェネレータ制御部32は、このような構成に限られるものでなく、複数のCPUを含んで実現されるものであっても良い。
図4は、故障発生時の動作モードの変化の一例を示した図である。
図2、図4を参照して、時刻t0〜t1においては、過電圧検出保護部33が正常であり、昇圧コンバータ12も正常であるので、昇圧コンバータの動作モードは通常モードが選択される。通常モードでは、エンジンおよびモータジェネレータMG1も動作が許可されている。このとき、モータジェネレータの回転数に応じて電圧VHが昇圧コンバータによって昇圧される。
時刻t1〜t2においては、過電圧検出保護部33の異常が検出され退避走行に移る。このとき昇圧コンバータ12の状態が正常であるので、昇圧コンバータ12の動作モードは上アームONモードが選択される。上アームONモードでは、図1のIGBT素子Q1がオン状態に固定され、IGBT素子Q2はオフ状態に固定され、エンジンやモータジェネレータMG1が動作許可されている。IGBT素子Q1は導通すると双方向に電流を流すことができるので、エンジンの動力を用いてモータジェネレータMG1で発電を行ない、バッテリBに充電することも可能である。したがって、エンジンの燃料が残っていれば走行を継続することができる。
時刻t2以降は、過電圧検出保護部33が異常で、かつ昇圧コンバータ12にも異常が発生した場合を示す。このとき昇圧コンバータ12の動作モードはシャットダウンモードに設定される。シャットダウンモードでは、図1のIGBT素子Q1,Q2はともにオフ状態に固定される。そして、エンジンは動作が停止され、モータジェネレータMG1もインバータ14がシャットダウンされてロータが自由に回転可能な状態に設定される。このとき昇圧コンバータ12は、バッテリBの電力をダイオードD1を経由してインバータ22に供給することができるので、インバータ22を制御してモータジェネレータMG2を回転させれば退避走行が可能である。この状態では、バッテリBから放電する一方であるので、バッテリの充電量で定まる短距離しか退避走行を継続することはできない。
図5は、ハイブリッド制御部31が実行する退避走行に関する昇圧コンバータ制御処理を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、所定のメインルーチンから一定時間ごとまたは所定の条件が成立するごとに呼び出されて実行される。
図2、図5を参照して、まずステップS1においてハイブリッド制御部31は、過電圧検出保護部33に故障が発生しているか否かを判断する。
過電圧検出保護部33の出力する過電圧検出信号OVHが過電圧の検出を示している場合、モータジェネレータ制御部32は昇圧コンバータ12、インバータ14,22をシャットダウンする。その後、しばらく時間が経過すれば放電抵抗R2等の働きにより電圧VHも低下しそのうち過電圧検出信号OVHの活性化も解除されるはずである。したがって、過電圧検出信号OVHが活性化された後電圧VHが低下したのに過電圧検出信号OVHが活性化状態に固定されてしまっている場合には、過電圧検出保護部33が故障したとハイブリッド制御部31は判断する。逆に、電圧VHが正常状態から過電圧を示す値に変化したのに、過電圧検出信号OVHが非活性化されたまま固定されているときも、過電圧検出保護部33が故障したとハイブリッド制御部31は判断する。
ステップS1において、過電圧検出保護部33の故障発生と判断されない場合、ステップS2に処理が進み、ハイブリッド制御部31は通常走行を車両に実行させる。通常走行では、アクセルペダルポジションおよび各モータの回転数に応じて昇圧コンバータ12の昇圧値が決定され、電圧VLが電圧VHまで昇圧される。
一方、ステップS1において、過電圧検出保護部33の故障発生と判断された場合、ステップS3に処理が進む。ステップS3では、ハイブリッド制御部31は、昇圧コンバータ12に故障が発生しているか否かを判断する。たとえば、昇圧コンバータ12の故障には、過電流、過電圧が検出された場合や、指令値に対応する出力が出ない等の場合がある。
ステップS3において、昇圧コンバータ12の故障発生と判断されない場合、処理はステップS4に進み、ハイブリッド制御部31は上アームON走行を車両に実行させる。上アームONとは、昇圧コンバータ12の上アーム(IGBT素子Q1)を導通状態とし、下アーム(IGBT素子Q2)を非導通状態とすることをいう。この上アームON状態では、バッテリBからインバータ14および22に電流を供給することができ、さらにインバータ14または22で回生による発電が行なわれているときにはバッテリBに向けて充電電流を流すこともできる。
一方、ステップS3において、昇圧コンバータ12の故障発生と判断された場合、ステップS5に処理が進む。ステップS5では、トルク指令がゼロ付近で、かつ、電圧VHと電圧VLとの差がしきい値を超えたか否かが判断される。
ここで、トルク指令がゼロ付近とは、たとえば、アクセルペダルが踏まれておらず、モータジェネレータMG2にトルクゼロを指令している場合である。このような場合であっても、各種センサに誤差があると、ハイブリッド制御部31が正確にゼロトルクの指令を出力せず、わずかな回生電流を発生する場合がある。後に説明するステップS16の昇圧コンバータシャットダウン時には、電圧VHを昇圧コンバータで制御することはできないので、回生電流が発生し電圧VHが上昇することは避ける必要がある。
そこで、電圧VHが電圧VLに対してしきい値を超えて上昇した場合、すなわちVH−VL>しきい値、となったときにはステップS6に処理が進み、ハイブリッド制御部31は、MG2トルク指令の補正値を+αずつ徐々に増加する。
ただし、ステップS6の補正値の増加により、トルク指令値があまり大きくなるとドライバに違和感を与える車両挙動につながるので、ステップS7において補正値がガード値を超えたか否かの確認を行なう。ステップS7において、補正値が所定のガード値を超えた場合には(ステップS7でYES)、ステップS8に処理が進み、ハイブリッド制御部31は補正値をガード値に固定する。これにより、トルク指令値が大きくなりすぎてドライバに違和感を与えることが防止される。
そして、ステップS7において補正値がガード値を超えていない場合や(ステップS7でNO)、ステップS8において補正値をガード値に固定した場合にはステップS9に処理が進む。
ステップS9では、電圧センサ13で検出した電圧VHがPCU(Power Control Unit)の耐圧に近づいたか否かが判断される。図1において、昇圧コンバータ12、インバータ14及び22がPCUに該当する。具体的には、PCUの耐圧値に対してマージンをとったしきい値と電圧VHとを比較することがステップS9において行なわれる。そして、電圧VHがしきい値を超えた場合には耐圧に近づいたと判断がなされる。
ステップS9において、電圧VHがPCU耐圧に近づいたと判断された場合には(ステップS9でYES)、PCUを保護するためステップS14において車両を走行不可状態(READY OFF状態)に設定する。この場合、図1の制御装置30は、システムメインリレーSMR1〜SMR3を全て切り離すとともに、エンジン4も停止させる。ステップS14の処理が実行されたときには、ステップS15において退避走行の処理も強制終了となる。
再びステップS5を参照して、トルク指令がゼロ付近でない場合や、VH−VL>しきい値が成立しない場合にはステップS10に処理が進む。ステップS10では、前回のこのフローチャートの実行時にステップS6で増加された結果、モータジェネレータMG2のトルク指令の補正値がゼロより大きくなっているか否かが判断される。
ステップS10において補正値>0であった場合にはステップS11に処理が進む。ステップS11では、MG2トルクの補正値を−αだけ減少させ、元の状態に徐々に近づける。
ステップS10において補正値>0でなかった場合およびステップS11の処理を実行した場合には、ステップS12に処理が進む。ステップS12では補正値<0となっていないか判断される。ステップS12で補正値が負になっている場合(ステップS12でYES)には、ステップS13で補正値をゼロに設定し、その後ステップS16に処理が進む。一方、ステップS12で補正値が負の値でなければステップS13を実行せずにステップS16に処理が進む。
ステップS2,S4,S16のいずれかが実行されて、走行モードが決定されると、ステップS17に処理が進み、制御はメインルーチンに移される。
図6は、図5のステップS6およびS11のトルク指令値の増減について説明するための図である。
図6は、図4の時刻t2において昇圧コンバータ12がシャットダウンされた後にトルク補正を行なって電圧VHの上昇を抑制する様子を示したものである。
先にも述べたが、昇圧コンバータ12がシャットダウンされた状態では、電圧VHが上昇してもバッテリBに電流を逃がすことができない。したがって、放電抵抗R2で放電される電流よりも大きい回生電流がモータジェネレータMG2に発生すると電圧VHは上昇し続けることになる。
したがって、昇圧コンバータ12をシャットダウンして退避走行を行なう場合には、モータジェネレータMG2における制動時の回生は禁止される。しかし、各種センサの誤差がある場合、モータジェネレータMG2に対してゼロトルク指令を行なったときにセンサ誤差分の回生電流が発生する場合がある。
時刻t2において昇圧コンバータ12に異常が検出され、昇圧コンバータ12の動作モードがシャットダウンモードに設定される。このとき走行中であり、アクセルペダルを放した状態であれば、図2のハイブリッド制御部31は、モータ制御部55に対して駆動信号MIとしてゼロトルクの指令を出力する。しかし、時刻t2〜t21においてセンサ誤差分の回生電流が図1のインバータ22からコンデンサC2側に流れることにより、電圧VHは徐々に上昇し電圧VLから離れていく。
この間、図5のフローチャートでは、ステップS5においてVH−VLの電圧差がしきい値を超えるか否かを判断している。そして、時刻t21では電圧差がしきい値Vthを超えるので、これに応答して時刻t22以降ハイブリッド制御部は、ゼロトルクに対応するトルク指令値をステップS6において+αずつ補正する。
すると、モータジェネレータMG2の回生電流は減少し、放電抵抗R2を経由して流れる放電電流のほうが大きくなるので、電圧VHは下降を開始し、時刻t23でしきい値Vth以下となる。するとステップS5でNOの分岐に処理が進むようになり、時刻t24においてトルク指令値の補正値の増加は停止する。センサ誤差による回生電流が一時的なものであれば、時刻t24以降は、ステップS10〜S13の処理が繰り返し実行される結果、電圧VHは電圧VLに等しくなり、また、MG2トルク指令の補正は徐々にゼロに戻る。
以下、再び図1、図2等を参照して、本実施の形態について概括する。この車両の電源装置は、直流電源であるバッテリBと、負荷回路23と、直流電源に接続される第1のノード(電源ラインPL1)と負荷回路23に接続される第2のノード(電源ラインPL2)との間に設けられ、直流電圧の電圧変換を行なう電圧変換部である昇圧コンバータ12と、第2のノード(電源ラインPL2)の電圧を平滑化する第1のコンデンサ(C2)と、第2のノード(電源ラインPL2)の電圧を検知する第1の電圧センサ13と、第1の電圧センサ13の出力が過電圧しきい値を超える場合に電圧変換部に対して動作制限を行なう過電圧検出保護部33と、第1の電圧センサ13の出力に応じて電圧変換部および負荷回路の制御を行なうハイブリッド制御部31とを備える。ハイブリッド制御部31は、過電圧検出保護部33に異常が生じているか否かを判断し、過電圧検出保護部33に異常が生じていると判断した場合には、電圧変換部を通常モードとは異なる退避モードで動作させる。退避モードは、少なくとも、第1のノードと第2のノードが電気的に接続された状態に固定されるように電圧変換部を制御する第1のモード(上アームONモード)を含む。
好ましくは、負荷回路は、主として発電機として働く第1のモータジェネレータMG1と、主として電動機として働く第2のモータジェネレータMG2とを含む。電圧変換部は、第1、第2のノードを結ぶ電気経路の導通および遮断を行なう第1のスイッチング素子(IGBT素子Q1)と、第1のスイッチング素子と並列に接続された第1のダイオード素子D1とを含む。退避モードは、第1のスイッチング素子(IGBT素子Q1)をオフ状態に固定するとともに、第1、第2のモータジェネレータのうち第2のモータジェネレータMG2のみを使用して車両の走行を行なう第2のモード(シャットダウンモード)をさらに含む。ハイブリッド制御部31は、電圧変換部の故障を検出したときは、第2のモード(シャットダウンモード)を実行する。
より好ましくは、第1のノード(電源ラインPL1)は、直流電源(B)の正極に接続される。電圧変換部は、一方端が第1のノードに接続され他方端が第1のスイッチング素子(IGBT素子Q1)に接続されるリアクトルL1と、リアクトルL1の他方端と直流電源(B)の負極との間に接続される第2のスイッチング素子(IGBT素子Q2)と、第2のスイッチング素子(IGBT素子Q2)と並列に接続される第2のダイオード素子D2とをさらに含む。
より好ましくは、車両の電源装置は、第1のノード(電源ラインPL1)の電圧を検出する第2の電圧センサ21と、第1のノードの電圧を平滑化する第2のコンデンサ(C2)とをさらに備える。ハイブリッド制御部31は、第2のモードを実行中において第1、第2のノードの電圧に所定値を超える電圧差が生じた場合には、電圧差を小さくするように、第2のモータジェネレータMG2のトルク指令値を補正する。
さらに好ましくは、ハイブリッド制御部31は、第2のモータジェネレータMG2の補正前のトルク指令値がゼロであるときに、補正を行なう。
より好ましくは、ハイブリッド制御部31は、過電圧検出保護部33を経由せずに第1の電圧センサ13の出力(電圧値VH)を観測し、第1の電圧センサ13の出力が上限しきい値を超えた場合には、車両走行不可状態(READY OFF状態)に車両を制御する。
さらに好ましくは、過電圧検出保護部33が過電圧を検出して動作制限を行なう応答速度は、ハイブリッド制御部31が第1の電圧センサ13の出力に応答して車両を車両走行不可状態に制御する応答速度よりも速い。
さらに、図5を再び参照して、この発明は、他の局面では、直流電源と、負荷回路と、直流電源に接続される第1のノードと負荷回路に接続される第2のノードとの間に設けられ、直流電圧の電圧変換を行なう電圧変換部と、第2のノードの電圧を検知する第1の第1の電圧センサと、第1の電圧センサの出力が過電圧しきい値を超える場合に電圧変換部に対して動作制限を行なう過電圧保護回路とを含む車両の電源装置の制御方法であって、過電圧保護回路に異常が生じているか否かを判断するステップ(S1)と、過電圧保護回路に異常が生じていると判断した場合に、電圧変換部を通常モードとは異なる退避モードで動作させるステップ(S4,S16)とを備える。退避モードは、少なくとも、第1のノードと第2のノードが電気的に接続された状態に固定されるように電圧変換部を制御する第1のモード(S4)を含む。
好ましくは、退避モードは、第1のスイッチング素子をオフ状態に固定するとともに、第1、第2のモータジェネレータのうち第2のモータジェネレータのみを使用して車両の走行を行なう第2のモードをさらに含む。制御方法は、電圧変換部の故障を検出したとき(S3でYES)は、第2のモードを実行するステップ(S5〜S16)をさらに備える。
より好ましくは、第2のモードを実行するステップ(S5〜S16)は、第1、第2のノードの電圧に所定値を超える電圧差が生じた場合に(S5でYES)は、電圧差を小さくするように、第2のモータジェネレータのトルク指令値を補正する(S6)。
さらに好ましくは、第2のモードを実行するステップは、第2のモータジェネレータの補正前のトルク指令値がゼロであるときに、補正を行なう。
より好ましくは、制御方法は、過電圧保護回路を経由せずに第1の電圧センサの出力を観測し、第1の電圧センサの出力が上限しきい値を超えた場合には、車両走行不可状態に車両を制御するステップ(S9,S14)をさらに備える。
以上の構成および制御方法により、電圧センサが正常であっても生じる可能性のある故障を検出し、過電圧を防止しつつ退避走行を実現させる車両の電源装置を実現することができ、車両の信頼性が向上する。
なお、本実施の形態では動力分割機構によりエンジンの動力を車軸と発電機とに分割して伝達可能なシリーズ/パラレル型ハイブリッドシステムに適用した例を示した。しかし本発明は、バッテリの電圧を昇圧コンバータで昇圧してモータに供給する構成を含む車両であればこれに限定されず適用することができる。たとえば、本発明は、発電機を駆動するためにのみエンジンを用い、発電機により発電された電力を使うモータでのみ車軸の駆動力を発生させるシリーズ型ハイブリッド自動車や、モータのみで走行する電気自動車、燃料電池自動車にも適用できる。
また、以上の実施の形態で開示された制御方法は、コンピュータを用いてソフトウエアで実行可能である。この制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータ読取可能に記録した記録媒体(ROM、CD−ROM、メモリカードなど)から車両の制御装置中のコンピュータに読み込ませたり、また通信回線を通じて提供したりしても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の車両100の主たる構成を示す図である。 図1の制御装置30の機能ブロック図である。 ハイブリッド制御部31、モータジェネレータ制御部32としてコンピュータ180を用いた場合の一般的な構成を示した図である。 故障発生時の動作モードの変化の一例を示した図である。 ハイブリッド制御部31が実行する退避走行に関する昇圧コンバータ制御処理を示すフローチャートである。 図5のステップS6およびS11のトルク指令値の増減について説明するための図である。
符号の説明
2 車輪、3 動力分割機構、4 エンジン、10,13,21 電圧センサ、11 電流センサ、12 昇圧コンバータ、14,22 インバータ、15 U相アーム、16 V相アーム、17 W相アーム、23 負荷回路、24 電流センサ、26 アクセルポジションセンサ、28 車速センサ、30 制御装置、31 ハイブリッド制御部、32 モータジェネレータ制御部、33 過電圧検出保護部、34 A/D変換器、35 レジスタ、40 接続部、42 電動エアコン、44 DC/DCコンバータ、46 補機バッテリ、51,52,53 NOR回路、54 ジェネレータ制御部、55 モータ制御部、56 昇圧コンバータ制御部、57,58,59 AND回路、100 車両、180 コンピュータ、181 A/D変換器、184 インターフェース部、186 バス、B バッテリ、C1,C2 平滑用コンデンサ、D1〜D8 ダイオード、L1 リアクトル、MG1,MG2 モータジェネレータ、PL1,PL2 電源ライン、Q1〜Q8 IGBT素子、R1,R2 抵抗、SMR1〜SMR3 システムメインリレー。

Claims (13)

  1. 直流電源と、
    負荷回路と、
    前記直流電源に接続される第1のノードと前記負荷回路に接続される第2のノードとの間に設けられ、直流電圧の電圧変換を行なう電圧変換部と、
    前記第2のノードの電圧を平滑化する第1のコンデンサと、
    前記第2のノードの電圧を検知する第1の電圧センサと、
    前記第1の電圧センサの出力が過電圧しきい値を超える場合に前記電圧変換部に対して動作制限を行なう過電圧保護回路と、
    前記第1の電圧センサの出力に応じて前記電圧変換部および前記負荷回路の制御を行なう制御部とを備え、
    前記制御部は、前記過電圧保護回路に異常が生じているか否かを判断し、前記過電圧保護回路に異常が生じていると判断した場合には、前記電圧変換部を通常モードとは異なる退避モードで動作させ、
    前記退避モードは、少なくとも、前記第1のノードと前記第2のノードが電気的に接続された状態に固定されるように前記電圧変換部を制御する第1のモードを含む、車両の電源装置。
  2. 前記負荷回路は、
    主として発電機として働く第1のモータジェネレータを駆動する第1のインバータと、
    主として電動機として働く第2のモータジェネレータを駆動する第2のインバータとを含み、
    前記電圧変換部は、
    前記第1、第2のノードを結ぶ電気経路の導通および遮断を行なう第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子と並列に接続された第1のダイオード素子とを含み、
    前記退避モードは、
    前記第1のスイッチング素子をオフ状態に固定するとともに、前記第1、第2のモータジェネレータのうち第2のモータジェネレータのみを使用して車両の走行を行なう第2のモードをさらに含み、
    前記制御部は、前記電圧変換部の故障を検出したときは、前記第2のモードを実行する、請求項1に記載の車両の電源装置。
  3. 前記第1のノードは、前記直流電源の正極に接続され、
    前記電圧変換部は、
    一方端が前記第1のノードに接続され他方端が前記第1のスイッチング素子に接続されるリアクトルと、
    前記リアクトルの前記他方端と前記直流電源の負極との間に接続される第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子と並列に接続される第2のダイオード素子とをさらに含む、請求項2に記載の車両の電源装置。
  4. 前記車両の電源装置は、
    前記第1のノードの電圧を検出する第2の電圧センサと、
    前記第1のノードの電圧を平滑化する第2のコンデンサとをさらに備え、
    前記制御部は、前記第2のモードを実行中において前記第1、第2のノードの電圧に所定値を超える電圧差が生じた場合には、前記電圧差を小さくするように、前記第2のモータジェネレータのトルク指令値を補正する、請求項2に記載の車両の電源装置。
  5. 前記制御部は、前記第2のモータジェネレータの補正前のトルク指令値がゼロであるときに、前記補正を行なう、請求項4に記載の車両の電源装置。
  6. 前記制御部は、前記過電圧保護回路を経由せずに前記第1の電圧センサの出力を観測し、前記第1の電圧センサの出力が上限しきい値を超えた場合には、車両走行不可状態に車両を制御する、請求項2に記載の車両の電源装置。
  7. 前記過電圧保護回路が過電圧を検出して前記動作制限を行なう応答速度は、前記制御部が前記第1の電圧センサの出力に応答して車両を車両走行不可状態に制御する応答速度よりも速い、請求項6に記載の車両の電源装置。
  8. 直流電源と、負荷回路と、前記直流電源に接続される第1のノードと前記負荷回路に接続される第2のノードとの間に設けられ、直流電圧の電圧変換を行なう電圧変換部と、前記第2のノードの電圧を検知する第1の第1の電圧センサと、前記第1の電圧センサの出力が過電圧しきい値を超える場合に前記電圧変換部に対して動作制限を行なう過電圧保護回路とを含む車両の電源装置の制御方法であって、
    前記過電圧保護回路に異常が生じているか否かを判断するステップと、
    前記過電圧保護回路に異常が生じていると判断した場合に、前記電圧変換部を通常モードとは異なる退避モードで動作させるステップとを備え、
    前記退避モードは、少なくとも、前記第1のノードと前記第2のノードが電気的に接続された状態に固定されるように前記電圧変換部を制御する第1のモードを含む、車両の電源装置の制御方法。
  9. 前記負荷回路は、
    主として発電機として働く第1のモータジェネレータを駆動する第1のインバータと、
    主として電動機として働く第2のモータジェネレータを駆動する第2のインバータとを含み、
    前記電圧変換部は、
    前記第1、第2のノードを結ぶ電気経路の導通および遮断を行なう第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子と並列に接続された第1のダイオード素子とを含み、
    前記退避モードは、
    前記第1のスイッチング素子をオフ状態に固定するとともに、前記第1、第2のモータジェネレータのうち第2のモータジェネレータのみを使用して車両の走行を行なう第2のモードをさらに含み、
    前記電圧変換部の故障を検出したときは、前記第2のモードを実行するステップをさらに備える、請求項8に記載の車両の電源装置の制御方法。
  10. 前記第1のノードは、前記直流電源の正極に接続され、
    前記電圧変換部は、
    一方端が前記第1のノードに接続され他方端が前記第1のスイッチング素子に接続されるリアクトルと、
    前記リアクトルの前記他方端と前記直流電源の負極との間に接続される第2のスイッチング素子と、
    前記第2のスイッチング素子と並列に接続される第2のダイオード素子とをさらに含む、請求項9に記載の車両の電源装置の制御方法。
  11. 前記車両の電源装置は、
    前記第1のノードの電圧を検出する第2の電圧センサと、
    前記第1のノードの電圧を平滑化する第2のコンデンサとをさらに含み、
    前記第2のモードを実行するステップは、前記第1、第2のノードの電圧に所定値を超える電圧差が生じた場合には、前記電圧差を小さくするように、前記第2のモータジェネレータのトルク指令値を補正する、請求項9に記載の車両の電源装置の制御方法。
  12. 前記第2のモードを実行するステップは、前記第2のモータジェネレータの補正前のトルク指令値がゼロであるときに、前記補正を行なう、請求項11に記載の車両の電源装置の制御方法。
  13. 前記過電圧保護回路を経由せずに前記第1の電圧センサの出力を観測し、前記第1の電圧センサの出力が上限しきい値を超えた場合には、車両走行不可状態に車両を制御するステップをさらに備える、請求項9に記載の車両の電源装置の制御方法。
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