JP2009060537A - 情報処理装置、その制御方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置と印刷装置とをカラーマッチングさせる際に、使用する印刷用紙に応じた、表示装置のためのカラープロファイルをより容易に得る。
【解決手段】印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置であって、それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得手段と、前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
近年、高画質なデジタルカメラやカラープリンタが普及し、業務用として使われる特殊な分野だけでなく、一般的なオフィスや家庭でも高画質なカラー画像を手軽に扱えるようになった。デジタルカメラの撮像画像をディスプレイなどの表示装置に表示すると共に、この画像をプリンタなどの印刷装置で印刷することを考えると、ディスプレイの表示画像とプリンタの印刷画像との色が合わないという問題がしばしば発生する。この問題を解決するために、様々なカラーマッチング技術が開発されてきている。
ところで、発光物(ディスプレイの表示画像)と反射物(プリンタの印刷画像)とでは、測色的に一致していたとしても、人間の眼には必ずしも同じ色に見えない。そこで、目視により印刷物の紙白と同じに見えるようなディスプレイ表示用のデータを見つけだし、補正パラメータを算出する方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、現在、ICCプロファイルを使ったカラーマネージメントが一般的になってきている。これは、共通の色空間を用いることにより、デバイスごとの色の違いを抑制するものである。各デバイスの色の特性はICCプロファイルに記述され、デバイスの色空間から共通の色空間へ、或いは共通の色空間からデバイスの色空間へと、色変換が行われる。
また、最近はICCプロファイルを作成するために必要な測定器やアプリケーションも普及してきており、個人でも比較的容易にディスプレイやプリンタのICCプロファイルを作成することができる。特に、ディスプレイプロファイル(ディスプレイのためのICCプロファイル)の作成は、カラーマネージメントの基本であり、重要な作業の1つである。
図1は、ディスプレイプロファイルを作成するアプリケーションにおける一般的な作業の流れを示すフローチャートである。
S101は、ディスプレイキャリブレーションの設定を行うステップである。S101では、これから行うキャリブレーションの目標値を設定する。設定する項目は、白色点、ガンマ値、輝度である。白色点は、一般的には、ディスプレイにおける白色の相関色温度によって設定する。
S102は、測定器のキャリブレーションを行うステップである。一般的には、測定器に付属している白色校正板を使って白色校正を実行することにより、測定器のキャリブレーションを実行する。
S103は、測定器をディスプレイへ設置するステップである。使用している測定器の指示に従い、ディスプレイへ測定器を設置する。
S104は、コントラストの設定を行うステップである。例えばディスプレイ前面の操作パネル、或いはディスプレイの調整用ソフトウェアが表示するユーザインタフェース(UI)を用いて、コントラストを調整する。まず、ディスプレイのコントラスト設定を100%に設定し、最明部の白色部分の測定を行う。所望のコントラストになるまで、ディスプレイの測定とコントラストの設定とを繰り返し実行する。
S105は、白色点の設定を行うステップである。S104と同様に、ディスプレイ前面の操作パネル、或いは調整用ソフトウェアのUIなどを用いて、ディスプレイの白色部分がS101で設定した白色点(目標白色点)に近づくように、ディスプレイの設定を変更する。S105におけるディスプレイの設定方法には様々な方法が存在する。例えば、予め用意されている複数の色温度(プリセット値)の中から所望の色温度を選択する方法や、RGBの各チャネルのゲインを個別に調整する方法などが存在する。
S106は、輝度を調整するステップである。S104と同様に、ディスプレイ前面の操作パネル、或いは調整用ソフトウェアのUIなどを用いて、ディスプレイの白色部分がS101で設定した輝度(目標輝度)になるように、ディスプレイの輝度(明るさ)を調整する。
以上の各ステップにより、ディスプレイキャリブレーションが完了する。
次に、S107は、キャリブレーションされた状態のディスプレイの色を測定するステップである。数十から数百種類の色(カラーパッチ)をディスプレイに表示させ、その色を測定器により測定する。
S108は、S107で測定されたデータに基づいて、ディスプレイプロファイルに記述すべきデータを算出するステップである。ディスプレイプロファイルに記述されるデータとしては、白色のXYZ値、黒色のXYZ値、RGB各色のXYZ値、RGB各色のトーンカーブなどである。
S109は、S108で算出されたデータをICCプロファイルの形式で保存するステップである。
なお、S101のディスプレイキャリブレーションにおいて設定する白色点により、ディスプレイの表示色の色味が変化する。前述の通り、白色点の設定は、一般的にはディスプレイの白色の色温度を設定することにより行われる。補助標準イルミナントD50(相関色温度 約5003K)は、日本の印刷業界で標準色温度になっており、やや黄色味がかった白色を表す。標準イルミナントD65(相関色温度 約6504K)は、平均的な昼光色に相当する色温度で、やや青みがかった白色を表す。このように設定される白色点の色温度により、ディスプレイの表示色の色味が変化する。現状では、ディスプレイの用途に応じて、白色点の設定を変えることが一般的になっている。
特開平9−98301号公報号公報
ICCプロファイルを使ったカラーマッチングを行う場合、各デバイスの白色を基準とした相対的なマッチングが行われる。ディスプレイとカラープリンタのカラーマッチングを行う場合、ディスプレイの白色点とカラープリンタの印刷用紙の紙白を同じ白色と見なして、それぞれの白色を基準とした相対的な測色値が一致するようなマッチングが行われる。
前述したように、ディスプレイはキャリブレーション時の白色点の設定により、表示色の色味が違って見える。また、プリンタの場合、印刷用紙により紙白の色味は違うため、同じ画像データを印刷しても印刷用紙の紙白が異なれば、印刷画像の色は相対的に異なって見える。通常は、人間の目の順応により白色点の違いは吸収され、ディスプレイの表示色とプリンタの印刷色はほぼ同じ色であると認識されるが、より厳密なカラーマッチングを達成することが望まれる場合も多い。
より厳密なカラーマッチングを達成するためには、印刷用紙の紙白を測定し、その測定値に近い相関色温度を算出して、その相関色温度をディスプレイプロファイル作成時に目標白色点として設定する必要がある。プリンタの印刷用紙は様々なものが用意されており、それぞれの印刷用紙で紙白の測定値は異なる。そのため、使用する印刷用紙を変える度に紙白を測定し、図1に示すようなディスプレイプロファイルの作成処理を行う必要がある。しかしながら、ディスプレイプロファイルの作成処理には多くの手間と長い時間を要するので、ユーザにとって負担になる。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、表示装置と印刷装置とをカラーマッチングさせる際に、使用する印刷用紙に応じた、表示装置のためのカラープロファイルをより容易に得ることを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の本発明は、印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置であって、それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得手段と、前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置を提供する。
また、第2の本発明は、印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置の制御方法であって、それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得工程と、前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得工程と、前記第1取得工程で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得工程で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出工程と、を備えることを特徴とする制御方法を提供する。
また、第3の本発明は、印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置を、それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得手段、前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得手段、前記第1取得手段で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出手段、として機能させるためのプログラムを提供する。
なお、その他の本発明の特徴は、添付図面及び以下の発明を実施するための最良の形態における記載によって更に明らかになるものである。
以上の構成により、本発明によれば、表示装置と印刷装置とをカラーマッチングさせる際に、使用する印刷用紙に応じた、表示装置のためのカラープロファイルをより容易に得ることが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念から下位概念までの種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
図2を参照して、本発明の情報処理装置をパーソナルコンピュータ(PC)に適用した実施形態を説明する。
PC201は、CPU202、記憶部203、メモリ204、インタフェース205、及び入力部206を備える。また、PC201には、インタフェース205を介して、印刷装置の一例であるカラープリンタ207が接続されている。更に、PC201には、表示装置の一例であるディスプレイ208、及び測定器209が接続されている。
CPU202は、記憶部203に格納されたプログラムを実行することにより、後述する様々なプロファイル作成処理、画像データの変換処理、及び記憶に関わる処理などを行う。
記憶部203は、例えばハードディスクドライブ(HDD)を含み、前述のプログラムや、カラープリンタ207及びディスプレイ208のプロファイル(カラープロファイル)などを記憶する。
メモリ204は、プロファイル作成処理や画像データの変換処理などを行う際に、CPU202のワークエリアとして使用される。メモリ204はまた、画像データの一時的な記憶領域としても用いられる。なお、画像データの変換処理などを実行するためのプログラムやデータは、不図示の外部装置などからPC201に供給されてもよい。
ユーザは、ディスプレイ208を確認しながら、入力部206を用いてPC201へ各種コマンドを入力する。
測定器209は、ディスプレイ208の表示画像の色を測定する(測色する)ためのものである。ディスプレイプロファイル(ディスプレイ208のカラープロファイル)作成時には、測定器209はディスプレイ208に取り付けられ、プログラムの指示に従って測色が行われる。
カラープリンタ207は、印刷用紙にカラー画像(印刷画像)を印刷可能なプリンタである。
本実施形態では、記憶部203は、それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙に対応する、ディスプレイ208の複数のカラープロファイルを記憶している。これらのカラープロファイルは、例えば図1を参照して説明した方法を用いて、ユーザが事前に生成したものである。
具体的には例えば、ユーザは、4000K、5000K、6500K、及び7500Kの相関色温度の地色を持つ、4種類の印刷用紙を用意する。そして、カラープリンタ207でそれぞれの印刷用紙を使用する場合について、ディスプレイ208の表示画像がカラープリンタ207の印刷画像にカラーマッチングするように、ディスプレイ208の4つのカラープロファイルを生成する。このとき、例えば、測定器209が使用される。
このようにして生成された複数のカラープロファイルは、以下に説明する、印刷用紙に応じたカラープロファイルを生成する処理を実行する際の基準として使用される。
記憶部203はまた、上述の複数のカラープロファイルを生成した際の、ディスプレイ208の設定情報を、複数のカラープロファイルそれぞれについて記憶している。設定情報は、例えば、図1のS104乃至S106で設定された、コントラスト、輝度、及びRGB各色のゲインに関する情報などを含む。
なお、本実施形態で説明するディスプレイプロファイル及びプリンタプロファイルとして、ICCプロファイルを採用することができる。
図3は、PC201を用いてディスプレイ208上で画像データの修正(レタッチなど)を行い、カラープリンタ207で印刷する処理の流れを示すフローチャートである。本実施形態では、デジタルカメラなどの撮像装置から取得した画像データをディスプレイ208に表示し、必要に応じて画像の修正を行い、カラープリンタ207で印刷するものとする。
まず、S31で、PC201は、ディスプレイキャリブレーション及びディスプレイプロファイル作成処理を行う。S31における処理の詳細は図4及び図5を参照して後述する。
S32で、PC201は、入力部206を介したユーザの指示に従い、画像の修正を行う。S32では、PC201は、ICCプロファイルによるカラーマネージメント機能を持ったアプリケーションを実行するものとする。ユーザはこのアプリケーションを利用して、画像データをデジタルカメラからPC201に入力し、ディスプレイ208に表示させ、画像の編集(修正)を行う。
S33で、PC201は、入力部206を介したユーザの指示に従い、修正された画像データをカラープリンタ207へ出力し、カラープリンタ207に画像を印刷させる。このとき、上述のアプリケーションは、カラープリンタ207で使用する印刷用紙に応じたプリンタプロファイル(プリンタのカラープロファイル)を用いて画像データを変換する。変換された画像データはカラープリンタのプリンタドライバへ渡され、印刷用紙に印刷される。
S34で、ユーザは、印刷された画像(印刷画像)が所望のものであるか否か(例えば、所望の色味、サイズ、シャープさで印刷されているか否かなど)を判断し、所望のものであれば本フローチャートの処理は完了する。そうでなければ、S32に戻り、ユーザは更に画像を修正する。
次に、S31で実行される、ディスプレイキャリブレーション及びディスプレイプロファイル作成処理について、図4及び図5を参照して詳細に説明する。本実施形態において、ユーザは、ディスプレイ208の前面のパネル又は調整用ソフトウェアが表示するユーザインタフェース(UI)を用いて、コントラスト、明るさ(輝度)、及びRGB各色のゲインを調整できるものとする。
図5は、PC201において、ディスプレイキャリブレーション及びディスプレイプロファイル作成処理を実行する構成要素を示すブロック図である。図5の各ブロックの機能は、専用のハードウェアで実現されてもよいし、CPU202が記憶部203に格納されているプログラムを実行することにより実現されてもよい。或いは、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現されてもよい。
PC201は、プリンタプロファイル入力部501、データ格納部502、相関色温度算出部503、及びキャリブレーション設定値算出部504を含む。PC201はまた、プロファイル作成部505、プロファイル保存部506、及びキャリブレーション設定値表示部507を含む。データ格納部502は、記憶部203に含まれてよい。
図4は、PC201において、カラープリンタ207で使用する印刷用紙に応じた、ディスプレイ208のカラープロファイルを生成する処理の流れを示すフローチャートである。
S401で、プリンタプロファイル入力部501は、プリンタプロファイルを取得する。プリンタプロファイルは、使用するカラープリンタ毎、且つ使用する印刷用紙毎に、データ格納部502に格納されている。或いは、プリンタプロファイルは、データ格納部502ではなく、カラープリンタ207から直接取得されてもよい。S401において、PC201は、図6に示すような画面をディスプレイ208に表示させ、ユーザは、プリンタプロファイル設定リスト61を用いて、所望のプリンタプロファイルを選択することができる。そして、選択されたプリンタプロファイルが、プリンタプロファイル入力部501によって取得される。
S402で、相関色温度算出部503は、使用する印刷用紙の地色の相関色温度を算出する。相関色温度の算出には、CIE1960UCS色度図(uv色度図)から作図によって求める方法もあるが、本実施形態では、McCamyにより提案されている計算式により相関色温度を求めることにする。詳しくは、大田登著、「色彩光学」第2版、東京電機大学出版局、P.110を参照されたい。相関色温度算出部503は、まず、プリンタプロファイル入力部501が取得したプリンタプロファイルから、印刷用紙の地色(紙白)をCIE XYZ表色系で表す色データを取得する。即ち、本実施形態のプリンタプロファイルは、使用する印刷用紙の地色をCIE XYZ表色系で表す色データを含む。相関色温度算出部503は、取得した色データを、二次元の色度座標xyにおけるデータに変換する。変換はx=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)により行われる。ここで、相関色温度Tは、以下のMcCamyの計算式により求められる。
T=−437(n^3)+3601(n^2)−6861n+5514.31
ここで、
n=(x−0.3320)/(y−0.1858)
である。
なお、プリンタプロファイルに基づいて相関色温度を算出する代わりに、相関色温度算出部503が直接相関色温度を取得してもよい(第2取得手段)。即ち、使用する印刷用紙の地色の相関色温度が最終的に得られれば、具体的な取得方法は任意の方法でよい。
S403で、キャリブレーション設定値算出部504は、キャリブレーションパラメータ(S402で算出した相関色温度に対応する、ディスプレイ208の設定情報)を算出する。キャリブレーションパラメータは、前述の通り、ディスプレイ208の前面のパネル又は調整用ソフトウェアが表示するUIを用いて調整される、コントラスト、明るさ、RGB各色のゲインなどを含む。
データ格納部502には、前述の通り、複数の相関色温度に対応する、カラーファイル及び設定情報が格納されている。ここでは、例えば、相関色温度を4000K、5000K、6500K、7500Kとしたときのデータがそれぞれ格納されているものとする。格納されているデータは、ディスプレイの経時変化を考慮して定期的な更新(再キャリブレーション及びディスプレイプロファイルの再作成)が行われることが好ましい。
S403において、キャリブレーション設定値算出部504は、データ格納部502(即ち、記憶部203)から、予め記憶されている複数のカラープロファイルそれぞれに対応する設定情報を取得する。そして、S402で算出した相関色温度に対応する、ディスプレイ208の設定情報を、データ格納部502から取得した設定情報で補間することにより算出する(第2算出手段)。例えば、データ格納部502のデータの相関色温度をT、設定情報の所定のパラメータ値をYとすると、Y=f(T)なる近似曲線(関数)を算出してキャリブレーションパラメータ(設定情報)を算出することができる。例えば、近似曲線はスプライン曲線によって実現するものとする。
S403bで、プロファイル作成部505は、複数の相関色温度に対応する複数のディスプレイプロファイルをデータ格納部502から取得する(第1取得手段)。
S404乃至S410で、プロファイル作成部505は、S402で算出した相関色温度に対応するディスプレイプロファイルを、S403bで取得した複数のディスプレイプロファイルで補間することにより算出する(第1算出手段)。以下、具体的に説明する。
S404で、プロファイル作成部505は、ディスプレイプロファイルの白色点を算出する。このディスプレイプロファイルの白色点も、S403と同様に、データ格納部502のデータの相関色温度Tとディスプレイプロファイルの白色点を変数とする近似曲線を算出して、キャリブレーション後のディスプレイの白色点を予測する。S405乃至S407で、プロファイル作成部505は、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の相対XYZ値を算出する。S403と同様に近似曲線によりキャリブレーション後のR、G、BのXYZ値を予測する。S408乃至S410は、プロファイル作成部505によって、R、G、Bのトーンカーブ(階調特性)を作成する。これもS403と同様に相関色温度Tとトーンカーブの各階調の出力値による近似曲線を算出し、キャリブレーション後のR、G、Bのトーンカーブを作成する。
S411で、プロファイル保存部506は、S404乃至S410で作成されたデータをICCプロファイルの規約に沿ったデータ形式に変換し、ディスプレイプロファイルを作成する。プロファイル保存部506は、作成したディスプレイプロファイルにファイル名を付けて、データ格納部502に保存する。これにより、一度作成したディスプレイプロファイルを再利用することが可能になる。
また、プロファイル保存部506は、保存されたディスプレイプロファイルはディスプレイ208に関連付けられたICCプロファイルであることをオペレーティングシステム(OS)に登録する。
S412で、キャリブレーション設定値表示部507は、S403で算出されたキャリブレーションパラメータをディスプレイ208に表示する。キャリブレーション設定値表示部507は、例えば、図7に示すような画面をディスプレイ208に表示させ、ディスプレイの設定(コントラスト、明るさ、RGBの個別のゲイン)を変更するようにユーザに促す。
なお、PC201がユーザの手を借りずに、S403で算出したキャリブレーションパラメータに従ってディスプレイ208を設定するように、PC201を構成してもよい。これにより、ユーザの負担が軽減できる。図8は、この場合の処理の流れを示すフローチャートである。図4のS412の代わりにS801が設けられ、S801で、PC201は、S403で算出したキャリブレーションパラメータに従ってディスプレイ208を設定する。
以上説明したように、本実施形態によれば、PC201は、カラープリンタ207で使用する印刷用紙の地色の相関色温度に応じて、ディスプレイ208のカラープロファイルを算出する。このとき、PC201は、予め生成された、基準となる複数のカラープロファイルを用いた補間処理を行うので、使用する印刷用紙を変更する度に測定器209を用いた測色を行う必要がない。
これにより、表示装置と印刷装置とをカラーマッチングさせる際に、使用する印刷用紙に応じた、表示装置のためのカラープロファイルをより容易に得ることが可能となる。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態の機能を実現するためには、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、上述した各実施形態の機能が実現される。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、上述した各実施形態の機能を実現するための構成は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することだけには限られない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も含むものである。
ディスプレイプロファイルを作成するアプリケーションにおける一般的な作業の流れを示すフローチャートである。 本発明の情報処理装置をパーソナルコンピュータ(PC)に適用した実施形態を説明する図である。 第1の実施形態に係るPCを用いてディスプレイ上で画像データの修正(レタッチなど)を行い、カラープリンタで印刷する処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るPCにおいて、カラープリンタで使用する印刷用紙に応じた、ディスプレイのカラープロファイルを生成する処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係るPCにおいて、ディスプレイキャリブレーション及びディスプレイプロファイル作成処理を実行する構成要素を示すブロック図である。 ユーザにプリンタプロファイルを選択させるための画面を示す図である。 ディスプレイの設定の変更をユーザに促す画面を示す図である。 第1の実施形態の変形例を説明するフローチャートである。
符号の説明
201 パーソナルコンピュータ(PC)
207 カラープリンタ
208 ディスプレイ

Claims (8)

  1. 印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置であって、
    それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得手段と、
    前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、前記複数のカラープロファイルを生成した際の、前記表示装置の設定情報を、前記複数のカラープロファイルそれぞれについて記憶しており、
    前記第1取得手段は、前記記憶部から、前記複数のカラープロファイルそれぞれに対応する設定情報を取得し、
    前記第1取得手段で取得した、前記複数のカラープロファイルそれぞれに対応する設定情報を用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置の設定情報を算出する第2算出手段と、
    前記第2算出手段で算出した設定情報に従って前記表示装置を設定する設定手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記複数のカラープロファイルを生成した際の、前記表示装置の設定情報を、前記複数のカラープロファイルそれぞれについて記憶しており、
    前記第1取得手段は、前記記憶部から、前記複数のカラープロファイルそれぞれに対応する設定情報を取得し、
    前記第1取得手段で取得した、前記複数のカラープロファイルそれぞれに対応する設定情報を用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置の設定情報を算出する第2算出手段と、
    前記第2算出手段で算出した設定情報を表示する表示手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示装置の設定情報は、当該表示装置のコントラスト、輝度、RGB各色のゲインのうちの少なくとも1つに関する情報を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1取得手段は、前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色をXYZ表色系で表す色データを含む、前記印刷装置のカラープロファイルを取得し、当該色データに基づいて当該印刷用紙の地色の相関色温度を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示装置のカラープロファイル、及び前記印刷装置のカラープロファイルは、ICCプロファイルであることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置の制御方法であって、
    それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得工程と、
    前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得工程と、
    前記第1取得工程で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得工程で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  8. 印刷装置で使用する印刷用紙に応じた、表示装置のカラープロファイルを生成する情報処理装置を、
    それぞれ異なる相関色温度の地色を持つ複数種類の印刷用紙それぞれについて生成された、前記表示装置の表示画像を前記印刷装置の印刷画像にカラーマッチングさせるための、前記表示装置の複数のカラープロファイルを記憶している記憶部から、当該複数のカラープロファイルを取得する第1取得手段、
    前記印刷装置で使用する印刷用紙の地色の相関色温度を取得する第2取得手段、
    前記第1取得手段で取得した複数のカラープロファイルを用いた補間処理により、前記第2取得手段で取得した相関色温度に対応する、前記表示装置のカラープロファイルを算出する第1算出手段、
    として機能させるためのプログラム。
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