JP2009058477A - キャップ部材及びセンサ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】量産性に優れたキャップ部材及びセンサ装置を提供すること。
【解決手段】筒部と筒部よりも厚さの薄い底部を有する底部を有する有底筒状の樹脂成形品であり、内部にセンサチップが収容された状態で、筒部の開口端が閉塞部材によって塞がれるキャップ部材であって、筒部の外周面に、筒部及び底部の内周面を形作る内型の型開き時における型開き方向への移動を抑制する凸部が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、内部にセンサチップが収容される有底筒状のキャップ部材と、該キャップ部材を備えたセンサ装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1,2に示されるように、樹脂成形品である有底筒状のキャップ部材の内部にセンサチップが収容された状態で、キャップ部材の開口端が閉塞部材によって塞がれた構造のセンサ装置が知られている。
特許文献1,2に示されるセンサ装置では、キャップ部材(ハウジング)の内部に、磁気抵抗素子を有するセンサチップとともに、磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与する磁石が収容され、バイアス磁界(磁気ベクトル)の変化を磁気抵抗素子の抵抗値の変化として感知して、回転体の回転状態を検出するようになっている。また、ベアチップ状態のセンサチップがキャップ部材の内部に収容され、レーザ溶着によってキャップ部材と接合された閉塞部材(キャップ部,ケース本体)によって、キャップ部材の開口端が塞がれている。
特開2006−112801号公報 特開2007−147461号公報
ところで、樹脂成形品である有底筒状のキャップ部材の形成において、キャップ部材の内周面を形作る内型の開閉方向は、キャップ部材の深さ方向のみに制限される。また、センサ装置の配置スペース、磁石の外形形状などの制約から、内型に、キャップ部材との離型を考慮した十分な抜き勾配(テーパ)を設けることが困難となってきている。その結果、内型の型開き時に、キャップ部材が内型から離型せず、内型にくっついた状態で引き出されることとなる。
このような離型性の問題に対し、キャップ部材の底部をエジェクタピンで押すことで、内型からキャップ部材を強制的に引き剥がすことも考えられる。しかしながら、回転検出装置のように、底部の厚さがセンサ感度に影響を及ぼす構成においては、底部の厚さを薄肉としているため、射出成形のサイクルタイムをあげるほどキャップ部材に変形などが生じ易い。
特に、開口端の内周面が閉塞部材とレーザ溶着されるキャップ部材においては、レーザ光の透過率を上げるために、例えばキャップ部材を構成する樹脂材料の高分子化、ガラス添加量の低減、離型成分の低減などを図ることが考えられる。この場合、離型成分の低減によって離型性が低下し、樹脂材料の高分子化及びガラス添加量の低減によって冷却時に固化しにくくなる。すなわち、射出成形のサイクルタイムがさらに長くなる。
本発明は上記問題点に鑑み、量産性に優れたキャップ部材及びセンサ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に請求項1にキャップ部材は、筒部と筒部よりも厚さの薄い底部を有する底部を有する有底筒状の樹脂成形品であり、内部にセンサチップが収容された状態で、筒部の開口端が閉塞部材によって塞がれるキャップ部材であって、筒部の外周面に、筒部及び底部の内周面を形作る内型の型開き時における型開き方向への移動を抑制する凸部及び凹部の少なくとも一方が形成されていることを特徴とする。
このように本発明によれば、樹脂材料の射出成形によるキャップ部材の形成時において、筒部の外周面に形成された凸部、及び、キャップ部材の外周面を形作る外型の一部であって筒部の外周面に形成された凹部に対応する凸部の少なくとも一方が、キャップ部材の内周面を形作る内型の型開き時にアンカー効果を発揮する。これにより、内型の型開き時において、内型にくっついた状態でキャップ部材が引き出される(キャップ部材が内型の型開き方向へ移動される)のが抑制され、キャップ部材が内型から離型される。したがって、筒部よりも厚さの薄い底部をエジェクタピンで押して離型させなくとも良い。そして、外型を構成する複数の型を内型の型開き方向と直交する方向に型開きした状態で、同じサイクルタイムであれば底部よりも変形しにくい筒部をエジェクタピンで押すことで、キャップ部材を型から取り出すことができる。すなわち、量産性に優れている。
請求項1に記載の発明は、特に請求項2に記載のように、センサチップとして、ベアチップ状態のセンサチップが収容され、筒部の開口端の内周面が閉塞部材とレーザ溶着される構成に好適である。
上述したように、レーザ溶着されるキャップ部材においては、レーザ光の透過率を上げるために、キャップ部材を構成する樹脂材料の高分子化、ガラス添加量の低減、離型成分の低減などを図っている。したがって、離型成分の低減によって離型性が低下しており、樹脂材料の高分子化及びガラス添加量の低減によって冷却時に固化しにくくなっている。このような構成においても、内型の型開き時において、内型にくっついた状態でキャップ部材が引き出される(キャップ部材が内型の型開き方向へ移動される)のが抑制され、キャップ部材が内型から離型されるため、筒部よりも厚さの薄い底部をエジェクタピンで押して離型させなくとも良い。したがって、量産性に優れている。
請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載のように、筒部における閉塞部材との固定領域が、開口端側ほど開口面積が広くされた構成としても良い。これによれば、レーザ溶着の面積を確保しつつ、内型の型開き方向において、キャップ部材の長さを短くすることができる。また、キャップ部材の筒部の内周面における固定領域と閉塞部材とをより密接させた状態でレーザ溶着を行うことができる。
なお、筒部の外周面における閉塞部材との固定領域にアンカー効果を発揮するだけの凸部が形成された構成とすると、凸部の分、レーザ溶着時のサイクルタイムが長くなり、量産性が低下する。また、筒部の外周面における閉塞部材との固定領域にアンカー効果を発揮するだけの凹部が形成された構成とすると、レーザ溶着に際して、閉塞部材とキャップ部材を密接させる際の応力でキャップ部材の固定領域が破損する恐れがある。したがって、請求項2又は請求項3に記載の発明においては、請求項4に記載のように、筒部の外周面における閉塞部材との固定領域を除く領域に、凸部及び凹部の少なくとも一方が形成された構成とすることが好ましい。
請求項1〜4いずれかに記載の発明においては、請求項5に記載のように、筒部の外周面に、凸部及び凹部の少なくとも一方が内部を取り囲むように帯状に形成されてなる帯状部が形成された構成としても良い。これによれば、内型を型開きする際の応力の偏りが小さいので、キャップ部材を内型から効率よく離型させることができる。
請求項5に記載の発明においては、請求項6に記載のように、複数の帯状部が、互いに離間して形成された構成としても良い。これによれば、アンカー効果を向上し、ひいては内型に対するキャップ部材の離型性を向上することができる。
請求項5又は請求項6に記載の発明においては、請求項7に記載のように、凸部又は凹部が、内部を取り囲むように環状に形成されて帯状部とされた構成としても良いし、請求項8に記載のように、凸部及び凹部の少なくとも一方が、内部を取り囲むように互いに離間して複数形成されて帯状部とされた構成としても良い。請求項7に記載の構成のほうが、アンカー効果を向上することができる。
請求項1〜8いずれかに記載の発明においては、請求項9に記載のように、筒部の外周面の一部に平坦部が形成された構成としても良い。平坦部をエジェクタピンの突き上げ部とすることで、キャップ部材を安定して型から取り出すことができる。また、平坦部をゲート位置とすると、ゲート残り(ゲート位置のバリ)を除去し易い。
磁気抵抗素子を有するセンサチップのように、底部の厚さがセンサ感度に影響を及ぼす構成においては、底部の厚さを薄肉としており、底部をエジェクタピンで押すのは好ましくない。したがって、請求項1〜9いずれかに記載の発明は、請求項10に記載のように、センサチップとして磁気抵抗素子を有するセンサチップを採用し、キャップ部材の内部に、磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与する磁界生成部材がセンサチップとともに収容されるキャップ部材に好適である。
なお、請求項1〜10いずれかに記載のキャップ部材は、請求項11に記載のように、キャップ部材とともに、キャップ部材の開口端に固定されてキャップ部材の内部を塞いだ状態で、キャップ部材の内部にする突出部を有する閉塞部材と、閉塞部材の突出部に固定された状態で、キャップ部材の内部に収容されるセンサチップと、を備えるセンサ装置のキャップ部材として好適である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。なお、以下の実施形態においては、キャップ部材を備えるセンサ装置として、回転検出装置の例を示すものとする。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る回転検出装置の概略構成を示す断面図である。図2は、キャップ部材の概略構成を示す側面視平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
本実施形態に係る回転検出装置は、たとえば車両の変速機(トランスミッション)を構成するシャフトに噛み合わされたギアといった回転体の、回転数(回転状態)を検出する回転検出装置として好適である。なお、回転検出装置の基本構成や動作は、従来の回転検出装置と同様であり、例えば本出願人による特開2007−147461号公報などに示されている。したがって、以下においては、同じ部分についての詳細な説明は割愛し、本実施形態に係る特徴部分であるキャップ部材を中心に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る回転検出装置100は、要部として、検出部を有するセンサチップ10と、検出部からの信号を処理する回路チップ20と、検出部に対してバイアス磁界を付与する磁石30と、センサチップ10及び回路チップ20をベアチップの状態で内部空間に収容する有底筒状のキャップ部材40と、キャップ部材40の開口端を蓋する閉塞部材50を有している。
センサチップ10は、たとえばNi−Co、Ni−Fe等の材料からなり、バイアス磁界の変化(磁気ベクトルの変化)に応じて抵抗値が変化する磁気抵抗素子(以下、MREと示す)からなる検出部を有するものである。本実施形態において、MREは、パターニングによってハの字状に形成されており、4つのMREにより、バイアス磁界の変化に応じて出力が変化するハーフブリッジ構成の2つのMREブリッジが形成されている。このようなセンサチップ10の構成については、本出願人による特開平11−237256号公報などに開示されているので、詳細な説明は割愛する。
回路チップ20は、センサチップ10と電気的に接続され、少なくとも検出部(MREブリッジ)から出力される信号を処理する回路部を有するものである。本実施形態において、回路部は、MREブリッジに対しての供給電圧を調整するとともに、MREブリッジにより検出される信号の差動増幅や2値化などの各種処理を行うように構成されている。
磁石30は、特許請求の範囲に記載のバイアス磁界生成部材に相当するものであり、センサチップ10の近傍に配置され、センサチップ10に形成された検出部に対して、バイアス磁界を付与する。磁石30の形状や構成材料は特に限定されるものではなく、その配置もセンサチップ10(MRE)の近傍であれば良い。本実施形態において、磁石30は断面円形状の中空部を有する円筒状に形成され、キャップ部材40の内周面(後述する筒部41の内周面及び底部42の内周面)及び閉塞部材50に接して固定された状態で、磁石30の筒内にセンサチップ10(及び回路チップ20)が配置されている。
キャップ部材40は、非磁性の樹脂材料を用いて、有底筒状に形成された樹脂成形品であり、内部空間にベアチップのセンサチップ10及び回路チップ20が収容された状態で、筒部41の開口端が閉塞部材50によって塞がれるように構成されている。キャップ部材40は、略円筒状の筒部41と筒部41の一方の端部を閉塞する底部42とを有しており、底部42の厚さt2は筒部41(後述する帯状部45を除く)の厚さt1よりも薄くなっている。また、センサチップ10は回路チップ20よりも底部42側(底部42の近傍)に配置されている。これにより、センサチップ10(MRE)の感度を高めるようになっている。
筒部41のうち、開口端から所定の範囲は、閉塞部材50との固定領域であるレーザ溶着部43となっている。本実施形態においては、図1及び図2に示すように、レーザ溶着部43である筒部41の開口端から所定の範囲が、開口端側ほど開口面積が広いテーパ状となっている。また、キャップ部材40の構成材料として、閉塞部材50よりもレーザ透過率の高い材料が採用され、筒部41の内周面におけるレーザ溶着部43の部位に閉塞部材50が接した状態で、レーザ溶着部43を通してレーザ光が照射され、レーザ溶着部43にてキャップ部材40が閉塞部材50と接合されている。なお、レーザ光の透過率を上げるために、キャップ部材40を構成する樹脂材料の高分子化、ガラス添加量の低減、離型成分の低減などを図っている。
また、図2及び図3に示すように、筒部41の外周面に、キャップ部材40の内周面(筒部41及び底部42の内周面)を形作る内型の型開き(成形後の離型)時において、内型にくっついたまま内型の型開き方向(筒部41の延伸方向)へキャップ部材40が移動するのを抑制するアンカーとしての凸部44が形成されている。凸部44の形状、形成位置、個数、突起高さなどは、キャップ部材40の移動を抑制できる形態であれば採用することができる。本実施形態においては、筒部41の外周面のうち、閉塞部材50との固定領域であるレーザ溶着部43を除く領域において、内部空間を取り囲むように凸部44が帯状に形成されている。また、帯状に凸部44が形成されてなる2つの帯状部45が、筒部41の延伸方向において互いに離間して形成されている。
また、図2及び図3に示すように、筒部41の外周面の一部に、平坦部46が形成されている。本実施形態においては、筒部41の外周面における帯状部45の周辺領域47(帯状部45及びレーザ溶着部43を除く筒部41の外周面のうち、帯状部45の周辺領域)からの凸部44の突出高さが、帯状部45全体で均一ではなく、図2及び図3に示すように、凸部44の一部が平坦とされて平坦部46となっている。そして、1つの帯状部45に対し、4つの平坦部46がほぼ等間隔で形成されている。すなわち、平坦部46が、帯状部45(凸部44)の一部として形成されている。平坦部46は、成形後の型開き時において、エジェクタピンによってキャップ部材40を安定して持ち上げるために形成されている。また、ゲート残り(ゲート位置のバリ)を容易に除去するために形成されている。
閉塞部材50は、センサチップ10、回路チップ20、及び磁石30が、有底筒状のキャップ部材40の内部に収容された状態で、キャップ部材40の開口端を蓋するものである。すなわち、センサチップ10、回路チップ20、及び磁石30は、キャップ部材40及び閉塞部材50により構成される内部空間に密閉されて外部雰囲気から保護される。閉塞部材50は、キャップ部材40とレーザ溶着が可能な非磁性材料(たとえば樹脂材料)からなり、その側壁に例えば図示しないエンジンに回転検出装置100を装着するためのフランジ部51が形成されるとともに、フランジ部51から延設される部分に、外部の電子制御装置などと接続されるコネクタ部52が形成されている。
また、閉塞部材50は、キャップ部材40の内方に突出する態様で延設される板状の突出部53を有している。この突出部53には、リードフレーム60などが一体に鋳込まれ(インサートされ)ている。そしてこの突出部53に、センサチップ10や回路チップ20がリードフレーム60と電気的に接続されるかたちでそれぞれ実装(搭載)されている。詳しくは、センサチップ10と回路チップ20とはボンディングワイヤ61によって電気的に接続され、回路チップ20とリードフレーム60の一端とはボンディングワイヤ62によって電気的に接続されている。
なお、本実施形態において、リードフレーム60は、コネクタ部52の端子をも兼ねる金属ターミナルの一部として形成されており、これら金属ターミナルがそれぞれ、給電端子63、出力端子64、GND(接地)端子65、及び特性調整用トリム端子66となっている。
このように構成される回転検出装置100は、例えば以下に示す製造方法によって形成することができる。まず、キャップ部材40と閉塞部材50をそれぞれ樹脂成形する。閉塞部材50の形成にあたっては、リードフレーム60などをインサート部品として、閉塞部材50を樹脂成形する。これにより、リードフレーム60の一部が一体に鋳込まれた突出部53を有する閉塞部材50が形成される。
次に、形成された閉塞部材50の突出部53に対し、センサチップ10と回路チップ20をマウントし、センサチップ10と回路チップ20、及び、回路チップ20とリードフレーム60を、それぞれボンディングワイヤ61,62によって接続する。なお、本実施形態においては、先に回路チップ20とリードフレーム60をボンディングワイヤ62によって接続し、その後、センサチップ10と回路チップ20をボンディングワイヤ61によって接続する。
次に、センサチップ10及び回路チップ20が固定された突出部53を磁石30の筒内に収容するとともに、磁石30の一端を閉塞部材50に接着固定する。そして、接着固定後、キャップ部材40の底部42の内底面と磁石30の端面との間に隙間が存在する(互いに接触しない)ように、センサチップ10、回路チップ20、磁石30、及び突出部53をキャップ部材40に挿入し、閉塞部材50をキャップ部材40に組み付ける。具体的には、上記挿入によって、閉塞部材50をレーザ溶着部43の内周面に押し当て、レーザ溶着部43の内周面と閉塞部材50とが密接した状態で、レーザ溶着部43にレーザ光を照射する。レーザ光はレーザ透過率の高いキャップ部材40のレーザ溶着部43を透過し、閉塞部材50におけるレーザ溶着部43に接する部位にて吸収される。そして、キャップ部材40及び閉塞部材50の少なくとも一方が溶融し、レーザ溶着部43にて、キャップ部材40と閉塞部材50が接合される。本実施形態においては、キャップ部材40と閉塞部材50を構成する樹脂材料が同じであり、レーザ光を吸収した閉塞部材50が発熱して溶融し、この熱によってキャップ部材40が相溶して、レーザ溶着部43にて、キャップ部材40と閉塞部材50が接合される。以上により、図1に示す回転検出装置100が形成される。
次に、本実施形態の特徴部分であるキャップ部材40の効果について、図4(a),(b)を用いて説明する。図4は、キャップ部材40の製造工程を示す平面図であり、(a)は成形後における内型の型開き時、(b)は外型の型開き時を示している。なお、図4(a),(b)においては、便宜上、外型を断面図としている。
上述したキャップ部材40は、キャップ部材40の内周面を形作る内型80と、キャップ部材40の外周面を形作る外型81とを型締めした状態で構成される空間(キャビティ)に、溶融された樹脂材料を射出することで形成することができる。本実施形態においては、図4(a)に示すように、1つの内型80と、上型82及び下型83からなる外型81を用いて、キャップ部材40が形成される。そして、内型80の型開閉方向に対して、外型81の型開閉方向が直交する方向となっている。
ここで、キャップ部材40の筒部41における外周面には、凸部44が形成される。したがって、樹脂材料の射出後において、図4(a)に白抜き矢印で示す方向(横方向)に内型80を型開き(型抜き)する際に、内型80との離型性が悪く、キャップ部材40が内型80にくっついて白抜き矢印方向に移動しようとしても、破線で囲まれた領域に示すように、キャップ部材40の凸部44が外型81(上型82及び下型83)における凸部44に対応する凹部82a,83aに引っかかる。すなわち、凸部44がアンカーとしての役割を果たし、内型80の型開き時における型開き方向へのキャップ部材40の移動を抑制するので、キャップ部材40を内型80から離型させることができる。
また、内型80の型開き後、図4(b)に示すように、外型81を型開きしてキャップ部材40を型外へ取り出す。詳しくは、外型81のうち、上型82を白抜き矢印方向(上方)へ型開きして、キャップ部材40を上型82から離型させた後、エジェクタピン84をキャップ部材40の筒部41に接触させて持ち上げ、キャップ部材40を下型83から離型させる。したがって、キャップ部材40のうち、底部42よりも肉厚の厚い筒部41にエジェクタピン84を接触させるので、同じサイクルタイムであっても、キャップ部材40の底部42をエジェクタピン84で突き上げる場合に比べて、エジェクタピン84の突き上げによるキャップ部材40の変形を低減することができる。すなわち、射出形成のサイクルタイムを短縮し、量産性を向上することができる。
なお、本実施形態のように、レーザ光の透過率向上を目的として、キャップ部材40を構成する樹脂材料の高分子化、ガラス添加量の低減、離型成分の低減などを図っている場合には、離型成分の低減によって離型性が低下しており、樹脂材料の高分子化及びガラス添加量の低減によって冷却時に固化しにくくなっている。しかしながら、凸部44によるアンカー効果によって、キャップ部材40を内型80から離型させることができる。また、キャップ部材40の筒部41をエジェクタピン84で突き上げることができる。したがって、サイクルタイムを短縮し、量産性を向上することができる。このように本実施形態に示す構成は、内型80との離型性が悪いキャップ部材40において、より効果的である。
また、本実施形態においては、キャップ部材40の筒部41の外周面の一部(帯状部45の一部)に、平坦部46が形成される。そして、図4(b)に示すように、平坦部46をエジェクタピン84で突き上げるようにしている。したがって、キャップ部材40を、安定して型から取り出すことができる。また、図示しないが、エジェクタピン84で突き上げられる平坦部46とは異なる平坦部46の少なくとも1つ(本実施形態においては、エジェクタピン84で突き上げられる平坦部46の対向位置の平坦部46)を、ゲート位置としている。したがって、ゲート残り(ゲート位置のバリ)を容易に除去することができる。なお、エジェクタピン84で突き上げられる平坦部46及びゲート位置の平坦部46を除く平坦部46は、外型81の抜き(アンダーカット)を考慮して平坦となっている。
なお、本実施形態においては、上述した効果以外にも、下記の効果を期待することができる。例えばキャップ部材40の筒部41におけるレーザ溶着部43が、開口端側ほど開口面積が広いテーパ状となっている。したがって、閉塞部材50とのレーザ溶着の面積(接合面積)を確保しつつ、内型80の型開き方向において、キャップ部材40の長さを短くすることができる。また、この構成では、例えばキャップ部材40の底部42側から閉塞部材50側に荷重を印加することができるので、レーザ溶着部43の内周面に閉塞部材50を押し付けた状態(密接させた状態)でレーザ溶着を行うことができる。したがって、キャップ部材40と閉塞部材50との接続信頼性を向上することができる。
また、本実施形態においては、キャップ部材40の筒部41の外周面のうち、レーザ溶着部43の外周面(閉塞部材50との固定領域)を除く領域に、凸部44が形成されている。したがって、凸部44がレーザ溶着部43の外周面に形成された構成に比べて、凸部44の厚みがない分、レーザ溶着の効率が向上し、レーザ溶着のサイクルタイムを短縮することができる。すなわち、量産性を向上することができる。
また、本実施形態においては、凸部44が、キャップ部材40の内部空間を取り囲むように帯状に形成されて、帯状部45となっている。したがって、内型80を型開きする際に凸部44に作用する応力が内部空間を取り囲む凸部44の各所で分散され、応力の偏りが小さいので、内部空間を取り囲まずに一部のみに凸部44が形成された構成に比べて、キャップ部材40を内型80から効率よく離型させることができる。
なお、本実施形態においては、内型80の型開き方向における凸部44の外面が略矩形である例を示した。しかしながら、凸部44の形状は上記例に限定されるものではない。例えば図5に示すように、凸部44の外面を円弧状としても良い。また、図示しないが、多角形状としても良い。図5は、キャップ部材40の変形例を示す側面視平面図である。
また、本実施形態においては、凸部の一部が平坦部46とされ、凸部44と平坦部46が交互に連結されて帯状部45となっている例を示した。しかしながら、例えば図6に示すように、キャップ部材40の内部を取り囲むように、凸部44が互いに離間して複数形成され、帯状部45が構成されても良い。また、平坦部46のない構成としても良い。また、図7に示すように、平坦部46が、筒部41の外周面における帯状部45(凸部44)とは異なる領域(図7においては帯状部45の周辺領域47)に形成された構成としても良い。図6,7は、キャップ部材40の変形例を示す側面視平面図である。
また、本実施形態においては、筒部41の外周面に凸部44による帯状部45が2つ形成される例を示した。しかしながら、帯状部45の個数が限定されるものではない。また、帯状部45が形成されない構成としても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図8及び図9に基づいて説明する。図8は、第2実施形態に係る回転検出装置のうち、キャップ部材の概略構成を示す側面視平面図である。図9は、キャップ部材の製造工程において、内型の型開き時を示す平面図である。なお、図9は、第1実施形態に示した図4(a)に対応しており、便宜上、外型81を断面図としている。
第2実施形態に係るキャップ部材及び該キャップ部材を備えた回転検出装置は、第1実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、第1実施形態に示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与するものとする。
第1実施形態においては、キャップ部材40の筒部41の外周面に、内型80の型開き時において、型開き方向へのキャップ部材40の移動を抑制する凸部44が形成される例を示した。これに対し、本実施形態においては、例えば図8に示すように、キャップ部材40の筒部41の外周面に、内型80の型開き時において、型開き方向へのキャップ部材40の移動を抑制する凹部48が形成される点を特徴とする。なお、図8では、キャップ部材40の内部空間を取り囲むように凹部48が環状に形成され、この凹部48によって、筒部41の外周面に1つの帯状部45が構成されている。
樹脂材料の射出後において、図9に白抜き矢印で示す方向(横方向)に内型80を型開き(型抜き)する際に、内型80との離型性が悪く、キャップ部材40が内型80にくっついて白抜き矢印方向に移動しようとしても、破線で囲まれた領域に示すように、キャップ部材40の凹部48に対応する外型81(上型82及び下型83)の凸部82b,83bが、対応するキャップ部材40の凹部48に引っかかる。すなわち、凹部48の側壁がキャップ部材40の移動を抑制する壁となり、内型80の型開き時における型開き方向(筒部41の延伸方向)へのキャップ部材40の移動を抑制し、キャップ部材40を内型80から離型させることができる。この結果、第1実施形態に示したように、内型80の型開き後、外型81のうち、上型82を白抜き矢印方向(上方)へ型開きして、キャップ部材40を上型82から離型させた後、エジェクタピン84をキャップ部材40の筒部41に接触させて持ち上げ、キャップ部材40を下型83から離型させることができる。したがって、第1実施形態に示した構成と同様の効果を期待することができる。
また、本実施形態においても、第1実施形態に示した凸部44同様、凹部48が、キャップ部材40の筒部41の外周面のうち、レーザ溶着部43の外周面(閉塞部材50との固定領域)を除く領域に形成されている。したがって、凹部48がレーザ溶着部43の外周面に形成された構成よりもレーザ溶着部43の剛性が高く、レーザ溶着部43が破損しない範囲でより高い圧力でレーザ溶着部43の内周面に閉塞部材50を押し付けることができる。すなわち、キャップ部材40と閉塞部材50との接続信頼性をより向上することができる。
また、本実施形態においても、第1実施形態に示した凸部44同様、凹部48が、キャップ部材40の内部空間を取り囲むように帯状に形成されて、帯状部45となっている。したがって、内型80を型開きする際に凹部48に作用する応力が内部空間を取り囲む凸部48の各所で分散され、応力の偏りが小さいので、内部空間を取り囲まずに一部のみに凹部48が形成された構成に比べて、キャップ部材40を内型80から効率よく離型させることができる。
なお、凹部48の形態は上記例に限定されるものではない。第1実施形態に示したように、凹部48の一部を平坦部46としても良いし、複数の凹部48が互いに離間して形成されて帯状部45が構成されても良い。また、帯状部45の個数が限定されるものではない。帯状部45を複数としても良いし、帯状部45が形成されない構成としても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、キャップ部材40の筒部41における外周面に、凸部44又は凹部48が形成される例を示した。しかしながら、凸部44及び凹部48が形成された構成としても良い。
本実施形態においては、キャップ部材40のレーザ溶着部43が、開口端側ほど開口面積の大きいテーパ状とされる例を示した。しかしながら、開口面積がほぼ一定のレーザ溶着部43としても良い。この場合、テーパ状と比べて、閉塞部材50との接合面積を確保するために、内型80の型開き方向(筒部41の孔方向)の長さが長くなる。また、閉塞部材50とレーザ溶着部43の内周面との密接度が低下する。
本実施形態においては、キャップ部材40と閉塞部材50とが、レーザ溶着によって互いに接合される例を示した。しかしながら、キャップ部材40と閉塞部材50との固定態様は、上記例に限定されるものではない。例えば、嵌合によって、キャップ部材40と閉塞部材50が固定されても良いし、接着固定されても良い。
本実施形態においては、キャップ部材40を備えるセンサ装置の例として、回転検出装置100の例を示した。しかしながら、筒部41と筒部41よりも厚さの薄い底部42を有する有底筒状の樹脂成形品であるキャップ部材40の内部にセンサチップ10が収容され、この収容状態で筒部41の開口端が閉塞部材50によって塞がれる構成のセンサ装置であれば適用することができる。
本実施形態においては、筒部41が略円筒状である例を示した。しかしながら、筒部41の形状は上記例に限定されるものではない。例えば角筒状としても良い。この場合、平坦部46を設けなくとも、キャップ部材40を、安定して型から取り出すことができる。また、ゲート残り(ゲート位置のバリ)を容易に取り除くことができる。
本実施形態においては、バイアス磁界生成部材として、中空部を有する円筒状の磁石30を用いる例を示した。しかしながら、MREに対してバイアス磁界を付与するものとしては磁石30に限定されるものではない。それ以外にもコイルでも良いし、コイルと磁石30をともに含む構成としても良い。
また、磁石として中空部を有する円筒状の磁石30を採用し、磁石30の筒内にセンサチップ10が配置される例を示した。しかしながら、磁石30の形状は上記例に限定されるものではない。中空部を有する四角柱形状などの他の形状からなる磁石30を採用してもよい。また、磁石30に形成される中空部の形状も、断面円形状に限らず、他の形状のものを採用することができる。また、中空部のない磁石30を採用することもできる。
本実施形態においては、外型81が上型82と下型83の2つの型から構成される例を示した。しかしながら、3つ以上の型によって構成されても良い。
第1実施形態に係る回転検出装置の概略構成を示す断面図である。 キャップ部材の概略構成を示す側面視平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 キャップ部材の製造工程を示す平面図であり、(a)は成形後における内型の型開き時、(b)は外型の型開き時を示している。 キャップ部材の変形例を示す側面視平面図である。 キャップ部材の変形例を示す側面視平面図である。 キャップ部材の変形例を示す側面視平面図である。 第2実施形態に係る回転検出装置のうち、キャップ部材の概略構成を示す側面視平面図である。 キャップ部材の製造工程において、内型の型開き時を示す平面図である。
符号の説明
10・・・センサチップ
40・・・キャップ部材
41・・・筒部
42・・・底部
43・・・レーザ溶着部
44・・・凸部
45・・・帯状部
46・・・平坦部
50・・・閉塞部材
53・・・突出部
100・・・回転検出装置

Claims (11)

  1. 筒部と前記筒部よりも厚さの薄い底部を有する有底筒状の樹脂成形品であり、内部にセンサチップが収容された状態で、前記筒部の開口端が閉塞部材によって塞がれるキャップ部材であって、
    前記筒部の外周面に、前記筒部及び前記底部の内周面を形作る内型の型開き時における型開き方向への移動を抑制する凸部及び凹部の少なくとも一方が形成されていることを特徴とするキャップ部材。
  2. 前記センサチップとして、ベアチップ状態のセンサチップが収容され、
    前記筒部の開口端の内周面が前記閉塞部材とレーザ溶着されることを特徴とする請求項1に記載のキャップ部材。
  3. 前記筒部における前記閉塞部材との固定領域は、前記開口端側ほど開口面積が広くなっていることを特徴とする請求項2に記載のキャップ部材。
  4. 前記筒部の外周面における前記閉塞部材との固定領域を除く領域に、前記凸部及び前記凹部の少なくとも一方が形成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のキャップ部材。
  5. 前記筒部の外周面には、前記凸部及び前記凹部の少なくとも一方が、前記内部を取り囲むように帯状に形成されてなる帯状部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のキャップ部材。
  6. 複数の前記帯状部が、互いに離間して形成されていることを特徴とする請求項5に記載のキャップ部材。
  7. 前記帯状部は、前記凸部又は前記凹部が、前記内部を取り囲むように環状に形成されてなることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のキャップ部材。
  8. 前記帯状部は、前記凸部及び前記凹部の少なくとも一方が、前記内部を取り囲むように互いに離間して複数形成されてなることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のキャップ部材。
  9. 前記筒部の外周面の一部に、平坦部が形成されていることを特徴とする請求項1〜8いずれか1項に記載のキャップ部材。
  10. 前記センサチップは、磁気抵抗素子を有するセンサチップであり、
    前記キャップ部材の内部には、前記センサチップとともに、前記磁気抵抗素子にバイアス磁界を付与する磁界生成部材が収容されることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項に記載のキャップ部材。
  11. 請求項1〜10いずれかに記載の有底筒状のキャップ部材と、
    前記キャップ部材の開口端に固定されて前記キャップ部材の内部を塞いだ状態で、前記キャップ部材の内部にする突出部を有する閉塞部材と
    前記閉塞部材の突出部に固定された状態で、前記キャップ部材の内部に収容されるセンサチップと、を備えることを特徴とするセンサ装置。
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