JP2009054439A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理容器の底が凸状態に反っている調理容器を使用しても調理容器の過加熱を防止でき、かつ効率的に調理を行うことができること。
【解決手段】第1の加熱電力量で加熱を開始してから所定時間内に赤外線センサ4の出力が第1の所定の出力を超えた場合、第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱し、赤外線センサ4の出力が所定の出力に到達したら加熱を停止する構成とする。
【選択図】図6

Description

本発明は調理容器の過加熱防止が可能な誘導加熱調理器に関するものである。
従来この種の誘導加熱調理器は、図7のブロック図に示すように、載置板16上に鍋17が載置され、載置板16の所定位置の温度を温度検知手段18により検知する。加熱開始後温度検知手段18が第1の温度から第2の温度に上昇する温度勾配を温度勾配検知部19で検出し、検出された温度勾配が温度勾配比較手段20により比較した結果所定の温度勾配より大きい場合加熱コイル21の駆動手段22をONからOFFし、このOFF直後、温度下降検知手段により温度下降が検知された時点から所定時間経過後駆動手段21をONしその後温度比較手段23により比較した結果検知温度が設定温度より高い場合OFFし低い場合ONする。またこのとき、出力を予定の出力に減ずるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭64−33881号公報
しかしながら、特許文献1に記載された前記従来の構成では、温度検知手段18は載置板16下面の所定位置の温度を検出する構成であるため、温度を検出している位置での鍋17の底面と載置板16の隙間の大きさが鍋温度と温度検知手段18の検知温度の関係に大きな影響を及ぼす。すなわち、鍋17の底が凸状態に反っていて鍋17底面と載置板16の隙間が大きくなると、鍋温度が載置板17に伝わりにくくなるため鍋17が空焼きなどで負荷が小さい状態であっても温度勾配は小さくなりあたかも負荷が大きいと間違った判断をしてしまい鍋17が高温になってしまうという課題を有していた。また、鍋17の底の厚みが薄い場合には鍋底温度が急激に上昇するため、載置板16下面に熱が伝わるのに時間を要し載置板16の温度を検出することでは時間的に追従できないため、温度勾配が大きく負荷が小さいと正しく判断しても手遅れとなり、鍋17底が高温になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、鍋の底が凸状態に反っている鍋や鍋底の厚みが薄い鍋の過加熱を防止でき効率的に加熱ができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
調理物を加熱する調理容器と、前記調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記トッププレートを介して前記調理容器から放射された赤外線を検出する赤外線センサと、前記赤外線センサの出力に基づいて前記加熱コイルの高周波電流を制御して前記調理容器の加熱電力量を制御する加熱制御手段とを備え、第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に前記赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱する構成としたものである。
これによって、調理容器底面が発する赤外線を検出することにより直接調理容器底面の温度を検知できるため調理容器底面が凸状態に反っていてトッププレートの間に隙間があっても時間的な遅れが発生せず正確に調理容器底面の温度を検知できる。この検知された温度に基づき第1の加熱電力量で加熱開始してからの調理容器の温度が所定時間以内に赤外線の所定の出力に到達したときには、第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱するので、空焼きなど負荷が小さい状態で加熱しても調理容器が過加熱になるのを防止できるので安全で効率的な加熱を行うことができる。
本発明の誘導加熱調理器は、鍋の底が凸状態に反っている鍋や鍋底の厚みが薄い鍋の過加熱を防止することができる。
第1の発明は、調理物を加熱する調理容器と、前記調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記トッププレートを介して前記調理容器から放射された赤外線を検出する赤外線センサと、前記赤外線センサの出力に基づいて前記加熱コイルの高周波電流を制御して前記調理容器の加熱電力量を制御する加熱制御手段とを備え、第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に前記赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱する構成とすることにより、加熱開始後調理容器底面が発する赤外線を検出することにより直接調理容器底面の温度を検知できるため調理容器底面が凸状態に反っていてトッププレートの間に隙間があっても時間的な遅れが発生せず正確に調理容器底面の温度を検知できる。この検知された温度に基づき第1の加熱電力量で加熱している調理容器の温度が所定の温度に到達する時間が所定時間以内のときは、第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱するため、空焼きなど負荷が小さい状態で加熱しても調理容器が過加熱になるのを防止できる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、前記第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱し、前記第1の所定時間を超えると第1の加熱電力量に復帰して加熱を行う構成とすることにより、第2の加熱電力量での加熱を第1の所定時間とし、第1の所定時間経過後に第1の加熱電力量に復帰して加熱を行うので加熱開始初期に少量油のように急激な温度上昇が行われる場合には火力を抑制して急激な温度上昇を抑えるとともに、その後調理容器内に多くの食材が投入されるなど負荷量が大きくなる場合には、調理容器内の食材を十分加熱することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明において、第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、前記第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱し、前記第2の加熱電力量で加熱を開始後に積算電力が所定値を超えると前記第1の加熱電力量に復帰して加熱を行う構成とすることにより、調理容器内に多くの食材が投入されるなど負荷量が大きい場合には、第2の加熱電力量の積算電力による検知結果から、第1の加熱電力量に復帰して加熱を行うので調理容器内の食材を十分加熱することができる。
第4の発明は、特に、第1〜3のいずれか1つの発明において、赤外線センサの出力が第1の所定の出力よりおおきな第2の所定の出力に到達したら加熱を停止する構成とすることにより、過加熱や油等の発火あるいは異常加熱を防ぐことができ、安全に調理を行うことができる。
第5の発明は、特に、第4の発明において、赤外線センサの出力が第1の所定の出力より大きな第2の所定の出力に到達したら加熱を停止し、停止してから第2の所定時間経過後に前記赤外線センサの出力が前記第の所定の出力より低下したら第2の加熱電力量で加熱する構成とすることにより、加熱停止から加熱復帰する際に低い電力で加熱を開始させることで鍋底の急激な温度上昇を抑制しつつ調理物を加熱することができる。
第6の発明は、特に、第4または第5の発明において、表示手段を備え、加熱停止中には、前記表示手段は、過加熱防止のために自動的に加熱が停止しているという旨の表示を行う構成とすることにより、過加熱防止のために自動的に加熱が停止している間は、使用者にその状態を認識させることができる。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか1つの発明において、赤外線センサは、加熱コイルの半径方向の途中に設ける構成とすることにより、高周波磁界が強い位置であるため調理容器底面のほぼ最高温度を検出でき、最高温度に基づき加熱電力量を制御するため調理容器底面の温度を赤外線センサ検出位置の温度より低くすることができ過加熱を防止できる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器のブロック図である。
図1において、以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1において、トッププレート1上に鍋(調理容器)2が置かれ、トッププレート1の下部には高周波磁界を発生させる加熱コイル3が設けられている。加熱コイル3は同心円状に2分割されており内側と外側のコイル間には隙間が設けられている。加熱コイル3の内側と外側のコイルの隙間には鍋2の半径方向の途中の温度に応じた出力が得られる赤外線センサ4が設けられている。商用電源5は整流平滑部6に入力される。整流平滑部6はブリッジダイオードで構成される全波整流器とその直流出力端子間にチョークコイルと平滑コンデンサで構成されるローパスフィルタが接続される。整流平滑部6の出力にはインバータ回路7が接続され、インバータ回路7に加熱コイル3が接続される。インバータ回路7と誘導加熱コイル3は高周波インバータを構成する。インバータ回路7には、スイッチング素子8(本実施の形態ではIGBT)が設けられる。ダイオード9がスイッチング素子8に逆並列に接続されている。誘導加熱コイル3に並列に共振コンデンサ10が接続されている。加熱制御部11は操作部12からの信号を受けて、スイッチング素子8に駆動信号を出力し、加熱コイル3に高周波磁界を発生させ鍋2を加熱する。図2は赤外線センサ4の原理的な回路図を示す。図2において、トッププレート1を透過するおよそ3ミクロン以下の波長の赤外線が照射されると電流が流れるシリコン等で構成されたフォトダイオード13が鍋2から放射される赤外線を受光できる位置に設けられている。照射された赤外線により発生した電流はオペアンプ15で構成された電流変換回路および増幅回路によりマイクロコンピュータでA/D変換回路できるように信号処理される。図3に赤外線センサ4の特性の一例を示す。横軸が調理容器の底面温度[℃]、縦軸が赤外線センサの電圧出力[V]である。本実施の形態の赤外線センサ4は鍋2の過加熱を防止する用途であるため250℃以上の温度で出力が得られるように構成している。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。図1において、トッププレート1上に空の鍋2が置かれ、操作部12に配置された加熱開始キー14が押されると加熱制御部11はインバータ回路7を駆動し加熱コイル3に高周波磁界を発生させ鍋2の加熱を開始する。
図4は加熱中の鍋2底面の温度[℃]と赤外線センサ4の出力[V]と加熱電力量[W]の時間的な変化を示す図である。図4において図1の加熱開始キー14が押されると第1の加熱電力量P1で加熱を開始する。鍋2の温度上昇にともない赤外線センサ4の出力が増加し、第1の所定の出力V1に到達し、このとき加熱電力量P1の加熱時間tp1が第1の所定時間t1以内のときは、第1の加熱電力量P1よりも加熱電力の低い第2の加熱電力量P2で加熱を行う。
このような構成から、赤外線センサ4により直接鍋2底面の温度を検出することで時間的な遅れが発生せず鍋2底面の厚みが薄く急激な温度上昇にも追従して温度検出が可能となり、鍋2底面の反りの影響を受けずに鍋2底面の温度を正確に検出することが可能となり、鍋2の過加熱を防止することができるとともに、鍋2底面の厚みが薄い場合に、必要以上の加熱電力量を加えないように制御できるため安全に調理を行え、かつ鍋2の変形などを防止することができる。
また、第2の加熱電力量P2で加熱を行う時間を第1の所定時間t1以内の急激な赤外線センサ4の出力変化に制限することで、加熱開始初期に少量油のように急激な温度上昇が行われる場合には火力を抑制して急激な温度上昇を抑えるとともに、その後調理容器内に多くの食材が投入されるなど負荷量が大きく第1の所定時間t1以内にはおさまらないゆるやかな赤外線センサ4の出力変化になる場合には、第2の加熱電力量P2よりも加熱電力の高い第2の加熱電力量P2により調理容器内の食材を十分加熱することができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱中の鍋2底面の温度[℃]と赤外線センサ4の出力[V]と加熱電力量[W]の時間的な変化を示す図である。
図5において図1の加熱開始キー14が押されると第1の加熱電力量P1で加熱を開始する。鍋2の温度上昇にともない赤外線センサ4の出力が増加し、第1の所定の出力V1に到達し、このとき加熱電力量P1の加熱時間tp1が第1の所定時間t1以内のときは、第1の加熱電力量P1よりも加熱電力の低い第2の加熱電力量P2で加熱を行い、第2の加熱電力量P2で加熱を開始後に積算電力が所定の値Δpを超えると、第1の加熱電力量P1に復帰して加熱を行う。
また、鍋2の温度上昇にともない赤外線センサ4の出力が増加し、第2の所定の出力V2に到達すると加熱を停止する。
このような構成から、調理容器2底面の厚みが十分厚い、あるいは食材投入の場合など、高い加熱電力量が必要な場合や高い加熱電力量を加えても過加熱にならない場合には高い加熱電力量で短時間に加熱することが可能となるとともに、食材を途中で取出し負荷量が小さくなって過加熱方向になる場合には停止するので安全に効率的な調理を行うことができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱中の鍋2底面の温度[℃]と赤外線センサ4の出力[V]と加熱電力量[W]の時間的な変化を示す図である。図1の加熱開始キー14が押されると第1の加熱電力量P1で加熱を開始する。鍋2の温度上昇にともない赤外線センサ4の出力が増加し、第1の所定の出力V1に到達し、このとき加熱電力量P1の加熱時間tp1が第1の所定時間t1以内のときは、第1の加熱電力量P1よりも加熱電力の低い第2の加熱電力量P2で加熱を行い、第2の加熱電力量P2で加熱を行った積算電力が所定の値Δpを超えると、第1の加熱電力量P1に復帰して加熱を行い、調理容器2の温度上昇にともない赤外線センサ4の出力が増加することによって、第2の所定の出力V2に到達して加熱を停止した後、第2の所定時間経過後に赤外線センサ4の出力が所定の出力より低下したら第2の加熱電力量P2で再度加熱を行い、以後これを繰り返す。また、加熱停止中には、表示手段30(図示せず)により例えば「火力セーブ中」のような表示を行う。
このような構成から、調理をするとき鍋2に少量の油のみを入れて加熱し鍋2が200℃を超えるぐらいまで予熱した後に肉、たまねぎなどの食材を投入し炒めるという手順で行う際、油のみを入れて加熱する予熱の工程では負荷が小さいため第2の加熱電力量で加熱することにより過加熱を防止するとともに、肉、たまねぎなどを投入し炒める工程では負荷が大きいため第1の加熱電力量で加熱することにより、強い火力で炒めることが可能になる。
また、食材を途中で取出し負荷量が小さくなっても加熱を停止することで過加熱を防止できるとともに、再度食材を投入されても継続して効率的で安全性の高い調理を行うことができる。
また、加熱停止から加熱復帰する際に低い電力で加熱を開始させることで鍋2底の急激な温度上昇を抑制しつつ調理物を加熱することができる。
また、加熱が停止しているときには使用者に表示で知らせるので加熱状況を認識でき、安心、安全を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は鍋の底が凸状態に反っている鍋や鍋底の厚みが薄い鍋の過加熱を防止が可能であり、高齢者が使用しても安全安心な調理機器が実現できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器のブロック図 本発明の実施の形態1における赤外線センサの回路図 本発明の実施の形態1赤外線センサの調理容器底面温度と出力の関係を示す図 本発明の実施の形態1における加熱中の調理容器底面の温度と赤外線センサの出力と加熱電力量の時間的な変化を示す図 本発明の実施の形態2における加熱中の調理容器底面の温度と赤外線センサの出力と加熱電力量の時間的な変化を示す図 本発明の実施の形態3における加熱中の調理容器底面の温度と赤外線センサの出力と加熱電力量の時間的な変化を示す図 従来の誘導加熱調理器のブロック図
符号の説明
1 トッププレート
2 鍋(調理容器)
3 加熱コイル
4 赤外線センサ
11 加熱制御手段
30 表示手段(図示せず)

Claims (7)

  1. 調理物を加熱する調理容器と、前記調理容器を載置するトッププレートと、前記調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記トッププレートを介して前記調理容器から放射された赤外線を検出する赤外線センサと、前記赤外線センサの出力に基づいて前記加熱コイルの高周波電流を制御して前記調理容器の加熱電力量を制御する加熱制御手段とを備え、第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に前記赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱する構成とした誘導加熱調理器。
  2. 第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、前記第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱し、前記第1の所定時間を超えると前記第1の加熱電力量に復帰して加熱を行う構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 第1の加熱電力量で加熱を開始してから第1の所定時間内に赤外線センサの出力が第1の所定の出力を超えた場合、前記第1の加熱電力量より低い第2の加熱電力量で加熱し、前記第2の加熱電力量で加熱を開始後に積算電力が所定値を超えると前記第1の加熱電力量に復帰して加熱を行う構成とした請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  4. 赤外線センサの出力が第1の所定の出力より大きな第2の所定の出力に到達したら加熱を停止する構成とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 赤外線センサの出力が第1の所定の出力より大きな第2の所定の出力に到達したら加熱を停止し、停止してから第2の所定時間経過後に前記赤外線センサの出力が前記第2の所定の出力より低下したら第2の加熱電力量で加熱する構成とした請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 表示手段を備え、加熱停止中には、前記表示手段は、過加熱防止のために自動的に加熱が停止しているという旨の表示を行う請求項4または5に記載の誘導加熱調理器。
  7. 赤外線センサは、加熱コイルの半径方向の途中に設ける構成とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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