JP2009053595A - 像加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
加熱体3と、前記加熱体と接触しつつ移動するエンドレスの可撓性部材4と、前記可撓性部材の一端部と他端部を移動自在に支持する支持部材7L・7Rと、前記可撓性部材を挟んで前記加熱体とニップ部Nを形成する加圧部材5と、前記支持部材と前記加圧部材を保持する金属製剛性部材31と、を有し、前記ニップ部で記録材Pを挟持搬送しつつ加熱する像加熱装置において、前記支持部材は導電性を有し、前記可撓性部材は前記支持部材により支持される内面に導電層4aを有し、前記可撓性部材の導電層は前記支持部材と接触して導通経路を形成し、前記可撓性部材の導電層を前記金属製剛性部材と前記支持部材を介して電気的に接地することを特徴とする。
【選択図】図5
Description
前記支持部材は導電性を有し、前記可撓性部材は前記支持部材により支持される内面に導電層を有し、前記可撓性部材の導電層は前記支持部材と接触して導通経路を形成し、前記可撓性部材の導電層を前記金属製剛性部材と前記支持部材を介して電気的に接地することを特徴とする。
(1)画像形成装置例
図1は本発明に係る像加熱装置を加熱定着装置として搭載できる画像形成装置の一例の構成模型図である。この画像形成装置は電子写真式のレーザービームプリンタである。
以下の説明において、定着装置及び定着装置を構成する部材について、長手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と直交する方向である。短手方向とは記録材の面において記録材搬送方向と平行な方向である。幅とは短手方向の寸法である。
図2は定着装置18の横断面模型図である。図3の(A)はヒータの一例の平面模型図及びそのヒータの温調制御系の一例の説明図、(B)は(A)のa−a線拡大断面図である。図4はフィルムの横断面拡大模型図である。図5は定着装置の縦断面模型図である。図6は定着装置を記録材導入側から見た図である。
駆動源としての定着モータM(図6)は加圧ローラ5の芯金5aの端部に設けられた駆動ギアGを回転駆動する。これによって加圧ローラ5は矢印方向(図2)へ回転される。加圧ローラ5の回転力はニップ部Nを通じてフィルム4に伝達される。これによりフィルム4は、フィルム4の内周面がヒータ3のオーバコート層3c及びフランジ7L・7Rの変形規制部7bL・7bRの外周面と接触した状態でホルダー2の外回りを矢印方向(図2)に従動回転する。
図7は本実施例の定着装置18におけるフィルム4の左側端部の構成と、そのフィルム4の左側端部の電気的な導通経路の構成を表わす説明図である。図7においては、説明の都合上、ヒータ3を固定保持しているホルダー2は図示を省略してある。本実施例の定着装置18におけるフィルム4の右側端部の構成と、そのフィルム4の右側端部の電気的な導通経路の構成は、それぞれ図7に示す構成と同じである。
表1は、本実施例の定着装置18におけるフィルム4の端部強度と、フィルム4の電気的な接地状態を、比較例の定着装置と比較したものである。図15は比較例の定着装置におけるフィルムの端部の構成と、そのフィルムの電気的な導通経路の構成を表わす説明図である。図15において、本実施例の定着装置18を構成する部材と同じ部材には同じ符号を付している。図15においても、説明の都合上、ヒータ3を固定保持しているホルダー2は図示を省略してある。
定着装置の他の例を説明する。
図8の(A)は本実施例の定着装置18に用いられている左側のフランジ7Lの平面模型図、(B)は(A)のb−b線断面図である。図示していないけれども右側のフランジ7Rは左側のフランジ7Lと同じ構成となっている。図9はフランジ7Lの変形規制部7bLに設けられている窪み7bL1によって保持される導電性グリース33が受ける力の向きを表わす図である。図10の(A)は本実施例の定着装置18におけるフィルム4の左側端部の構成と、そのフィルム4の左側端部の電気的な導通経路の構成を表わす説明図、(B)は導電性グリース33を窪み34に保持できる根拠を表わす説明図である。図10の(A)においても、説明の都合上、ヒータ3を固定保持しているホルダー2は図示を省略してある。本実施例の定着装置18におけるフィルム4の右側端部の構成と、そのフィルム4の右側端部の電気的な導通経路の構成は、それぞれ図10の(A)に示す構成と同じである。
表2は、本実施例の定着装置18におけるフィルム4の端部強度と、そのフィルム4の電気的な接地状態を、実施例1の定着装置18と比較したものである。評価方法は実施例1と同じであるため説明を省略する。
定着装置の他の例を説明する。
図11の(A)は本実施例の定着装置18に用いられている左側のフランジ7Lとそのフランジ7Lに設けられている導電性保護部材の一例を表わす平面模型図、(B)は(A)のc−c線断面図である。図示していないけれども右側のフランジ7Rは左側のフランジ7Lと同じ構成となっている。図12は本実施例の定着装置18におけるフィルム4の左側端部の構成と、そのフィルム4の左側端部の電気的な導通経路の構成を表わす説明図である。図12においても、説明の都合上、ヒータ3を固定保持しているホルダー2は図示を省略してある。本実施例の定着装置18におけるフィルム4の右側端部の構成と、そのフィルム4の右側端部の電気的な導通経路の構成は、それぞれ図12に示す構成と同じである。図13は導電性保護部材の取付け位置の他の例を表わす図であって、(A)はフランジ7Lの平面模型図、(B)は(A)のd−d線断面図である。
表3は、本実施例の定着装置18におけるフィルム4の端部強度と、そのフィルム4の電気的な接地状態を、実施例1、2の定着装置18と比較したものである。評価方法は実施例1と同じであるため説明を省略する。
定着装置の他の例を説明する。
図14は本実施例の定着装置18におけるフィルム4の左側端部の構成と、そのフィルム4の左側端部の電気的な導通経路の構成を表わす説明図である。図14においても、説明の都合上、ヒータ3を固定保持しているホルダー2は図示を省略してある。本実施例の定着装置18におけるフィルム4の右側端部の構成と、そのフィルム4の右側端部の電気的な導通経路の構成は、それぞれ図14に示す構成と同じである。
表4は、本実施例の定着装置18におけるフィルム4の端部強度と、そのフィルム4の電気的な接地状態を、実施例1、2、3の定着装置18と比較したものである。評価方法は実施例1と同じであるため説明を省略する。
Claims (7)
- 加熱体と、前記加熱体と接触しつつ移動するエンドレスの可撓性部材と、前記可撓性部材の一端部と他端部を移動自在に支持する支持部材と、前記可撓性部材を挟んで前記加熱体とニップ部を形成する加圧部材と、前記支持部材と前記加圧部材を保持する金属製剛性部材と、を有し、前記ニップ部で記録材を挟持搬送しつつ加熱する像加熱装置において、
前記支持部材は導電性を有し、前記可撓性部材は前記支持部材により支持される内面に導電層を有し、前記可撓性部材の導電層は前記支持部材と接触して導通経路を形成し、前記可撓性部材の導電層を前記金属製剛性部材と前記支持部材を介して電気的に接地することを特徴とする像加熱装置。 - 導電性を有する前記支持部材と前記可撓性部材の導電層との間に導電物質を有し、前記可撓性部材の導電層は前記支持部材と前記導電物質を介して導通経路を形成することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 導電性を有する前記支持部材は、前記可撓性部材の導電層と接触する領域に前記可撓性部材の移動方向に沿って窪みを有し、前記窪みで前記導電物質を保持することを特徴とする請求項2に記載の像加熱装置。
- 導電性を有する前記支持部材と前記可撓性部材の導電層との間に導電部材を有し、前記可撓性部材の導電層は前記支持部材と前記導電部材を介して導通経路を形成することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 前記導電部材は前記支持部材に設けられることを特徴とする請求項4に記載の像加熱装置。
- 前記可撓性部材の導電層は、導電性を有する前記支持部材と接触する領域に、前記支持部材と接触しない領域に比して、局所的に表面粗さが大きい領域を有することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
- 前記ニップ部を形成するために前記加圧部材は前記金属製剛性部材により加圧されることによって、導電性を有する前記支持部材は前記金属製剛性部材と接触して導通経路を形成することを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。
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JP2007222354A JP2009053595A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 像加熱装置 |
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JP2007222354A Pending JP2009053595A (ja) | 2007-08-29 | 2007-08-29 | 像加熱装置 |
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