JP2009053239A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エリアセンサに比べて高速読取可能なラインセンサを利用しながら、2次元方向の位置を正確に読み取ることを目的とする。
【解決手段】用紙の主走査方向全幅をミラー42、44及び結像レンズ46を介してラインCCDセンサ48に結像する主走査方向読取系と、用紙端部の副走査方向の画像をミラー50、52、及び結像レンズ54を介してラインCCDセンサ48に結像する一対の副走査読取系と、を備える。主走査方向読取系は、用紙の主走査方向全幅をミラー42、44を介して結像レンズ46によりラインCCDセンサ48の中央部に結像する。一方、副走査読取系は、用紙の副走査方向の所定の長さの画像をミラー50、52によって90度回転して、結像レンズ54によりラインCCDセンサ48の端部に結像する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像読取装置に関する。
画像を読み取る技術としては、読取対象の全面をエリアセンサを用いて読み取るものや線状の照明とラインセンサを組み合わせて読取ラインを形成して対象物を移動させて読み取るものがある。
エリアセンサを用いた場合には、読取対象全面を読み取るためのスペースが必要となると共に搬送しながらの読取りが不可能であるため、対象物を連続的に走査して読み取るには、ラインセンサを用いて読み取るのが一般的である。このような画像読取装置を用いて、画像形成装置の用紙上の画像形成出力位置を読み取るものとしては、例えば、特許文献1、2等が提案されている。
特許文献1に記載の技術では、用紙の搬送方向前端及び後端を検出するためのセンサ、用紙の搬送方向と直交する方向の両端を検出する2つのセンサを設け、各センサの検出結果に基づいて、転写時の転写倍率と再転写時の転写倍率を変化させるようにしている。
また、特に電子写真方式で用紙両面に画像形成を行う際には、第1面の画像形成時の定着装置の熱による水分の蒸発等により、用紙サイズが変化して、第2面を画像形成する際に、両面間のレジストレーションや画像形成位置がずれてしまう。
そこで、特許文献2に記載の技術では、主走査全面の倍率歪みをラインセンサを使って読取り、両面間のレジストレーション、画像形成倍率を検出して補正することが提案されている。また、特許文献2に記載の技術では、用紙の副走査方向の寸法は、センサによって用紙先端を検出してから後端を検出するまでの時間を使って読み取るようにしている。
一方、他の画像読取装置としては、例えば、特許文献3に記載の技術が提案されており、特許文献3に記載の技術では、車の上方に鏡を配置して、車両前端及び後端を鏡を介してカメラで撮影することによって、車両の長さ寸法を演算することが提案されている。
特開昭63−175876号公報 特開2002−258680号公報 特開平10−089925号公報
本発明は、エリアセンサに比べて高速読取可能なラインセンサを利用しながら、2次元方向の位置を正確に読み取ることを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、読取対象を相対移動させて画像を読み取る少なくとも1つのラインセンサと、読取対象の相対移動方向と交わる方向の画像を前記ラインセンサに結像する第1結像手段と、読取対象の相対移動方向の画像を前記相対移動方向と交わる方向となるように回転して前記ラインセンサに結像する第2結像手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1結像手段が前記ラインセンサに結像する画像と、前記第2結像手段が前記ラインセンサに結像する画像とが、互いに重なり合う範囲の画像であることを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ラインセンサ、前記第1結像手段、及び前記第2結像手段は、読取対象としての用紙に画像を形成する画像形成装置の出力搬送路に設けることを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記ラインセンサは、前記画像形成装置によって画像が形成された用紙の用紙端位置、及び予め定めた基準パターンが形成された位置の少なくとも一方を読み取ることを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記第1結像手段は、用紙幅の画像を前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の何れか1項に記載の発明において、前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、前記画像形成装置によって用紙に予め画像形成されたテストパターンを前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記テストパターンは、はしご状のはしごパターンを少なくとも含み、前記第2結像手段が前記はしごパターンを前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、用紙の予め定めた位置に形成された所定の基準パターンを前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか1項に記載の発明において、前記第2結像手段は、前記ラインセンサに結像する前記相対移動方向の画像の読取位置を変更する変更手段を含むことを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記変更手段は、ミラーを回転することによって前記ラインセンサに結像する前記相対移動方向の画像の読取位置を変更することを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10の何れか1項に記載の発明において、前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、複数のミラーを含むことを特徴としている。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか1項に記載の発明において、読取対象に光を照射する照明手段を更に備え、前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、前記照明手段から照射された光の読取対象の反射光を前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
請求項13に記載の発明は、請求項1〜12の何れか1項に記載の発明において、前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、読取対象の画像をスリットを介して前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
請求項14に記載の発明は、請求項1〜13の何れか1項に記載の発明において、前記第1結像手段は、前記ラインセンサの中央部に読取対象の相対移動方向と交わる方向の画像を結像し、前記第2結像手段は、前記ラインセンサの端部に読取り対象の相対移動方向の画像を前記ラインセンサに結像することを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の発明によれば、エリアセンサに比べて高速読取可能なラインセンサを利用しながら、2次元方向の位置を正確に読み取ることができる、という効果がある。
請求項2に記載の発明によれば、2次元方向の読取り対象範囲を共通化でき、本発明の構成を採用しない場合に比べて装置を小型化することが可能となる、という効果がある。
請求項3に記載の発明によれば、画像形成された用紙に対して、画像の位置や倍率計測が可能となる、という効果がある。
請求項4に記載の発明によれば、両面画像形成時の位置ずれなど精密な位置合わせの要求に対応することができる、という効果がある。
請求項5に記載の発明によれば、画像形成時の画像の倍率ずれを計測して補正することが可能となる、という効果がある。
請求項6に記載の発明によれば、用紙種の違いによる、両面画像形成時の用紙の伸縮率差に起因する位置ずれを容易に計測できる、という効果がある。
請求項7に記載の発明によれば、用紙搬送時の速度むらを補正することができる、という効果がある。
請求項8に記載の発明によれば、連続画像形成する際に発生する機内温度上昇等に起因する画像の位置の変動を計測して補正することが可能となる、という効果がある。
請求項9に記載の発明によれば、異なる大きさの読取対象に対応することができる、という効果がある。
請求項10に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べて、読取位置を容易に変更することができる、という効果がある。
請求項11に記載の発明によれば、本構成を採用しない場合に比べて、読取対象を容易にラインセンサに結像することができると共に、回転して結像することができる、という効果がある。
請求項12に記載の発明によれば、2次元方向の各照明系を共通化して簡略化することができる、という効果がある。
請求項13に記載の発明によれば、2次元の各方向の読取対象の画像を結像する際の干渉を防止することができる、という効果がある。
請求項14に記載の発明によれば、2次元の各方向の読取対象を単一のラインセンサに結像することができる、という効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構成を示す図である。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10は、無端ベルトからなる中間転写ベルト12が、複数のロール14により、所定の張力を持って支持されている。また、中間転写ベルト12上には、そのベルト走行方向に沿って、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色に対応した画像形成部(16K、16C、16M、16Y)16が順に配設されている。なお、以下の説明では、各色を区別する場合に符号に各色に対応する頭文字を付加し、特に区別しない場合には各色に対応する頭文字を省略して説明する。
各画像形成部16では、図示しない感光体ドラム等を露光及び現像することによって画像を形成して、4色の画像を中間転写ベルト12上に重ねてカラー画像を形成する。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10は、用紙を格納する用紙給紙部18を備えており、該用紙給紙部18から中間転写ベルト12へ用紙を供給するようになっており、各画像形成部16によって中間転写ベルト12上に形成された画像が用紙に順次転写される。
また、中間転写ベルト12に対向する位置には、ローラ20、22に巻き掛けられた無端ベルト状搬送体24が設けられており、ローラ20、22の回転によって無端ベルト状搬送体24が回転し、用紙給紙部18から搬送されてきた用紙が無端ベルト状搬送体24に搬送され、無端ベルト状搬送体24の回転によって中間転写ベルト12の対向する位置まで用紙が搬送されるようになっている。
無端ベルト状搬送体24の記録紙搬送方向下流側には、定着器26が設けられており、用紙に転写された画像が定着器26によって熱定着される。また、定着器26の用紙搬送方向下流側には、複数のローラ対28が設けられており、画像が形成された用紙を搬送して画像形成装置10から排出する。
また、本実施の形態に係わる画像形成装置10は、両面画像形成用の反転パス30を備えている。反転パス30は、複数のローラ対32で構成されており、中間転写ベルト12で片面に画像形成された用紙が用紙排出口の方に一端搬送された後に、反転パス30に搬送されることで用紙が反転されて再び中間転写ベルト12に対向する位置まで搬送されて用紙反対面に画像形成することが可能とされている。
一方、本発明の画像形成装置10は、画像形成管理部34及び画像形成制御部36を備えており、画像形成指令が画像形成管理部34に入力されると、画像形成管理部34は、画像形成制御部36に対して画像形成のための画像データを出力し、画像形成制御部36は、各画像形成部16を制御して画像データに基づく画像形成を行う。
また、定着器26の用紙搬送方向下流側には、主走査方向(用紙搬送方向と交わる方向)及び副走査方向(用紙搬送方向)の用紙端位置や画像位置を検出するための読取部38が設けられている。すなわち、用紙と読取部38の相対移動によって用紙端位置や画像位置が読取部38によって読み取られて読取結果が変動検知補正量算出部40に出力されるようになっている。
変動検知補正量算出部40では、反転パス30を使って両面に画像形成した場合の双方の面に形成された画像の変動量を求めて、補正量を算出する。補正量としては、画像縮小処理や画像書出しタイミング調整等の補正量を算出して、画像形成制御部36に補正量の算出結果を出力する。これによって画像形成制御部36では、変動検知補正量算出部40によって算出された補正量を用いて画像倍率や位置調整を行う。
続いて、読取部38について詳細に説明する。図2は、読取部38の詳細な構成を示す斜視図であり、図3は、読取部38の上面図である。
読取部38は、用紙の主走査方向全幅をミラー42、44及び結像レンズ46を介してラインCCDセンサ48に結像する主走査方向読取系と、用紙端部の副走査方向の画像をミラー50、52、及び結像レンズ54を介してラインCCDセンサ48に結像する一対の副走査読取系と、を有する。
主走査方向読取系は、用紙の主走査方向全幅をミラー42、44を介して結像レンズ46によりラインCCDセンサ48の中央部に結像する。一方、副走査読取系は、用紙の副走査方向の所定の長さの画像をミラー50、52によって90度回転して、結像レンズ54によりラインCCDセンサ48の端部に結像する。
ラインCCDセンサ48は、例えば、7600画素/9.33μm画素ピッチ3ラインカラーCCDセンサを適用することができる。このセンサは、A3−600dpi読取用として用いるものであるが、本実施の形態では、600dpiまでの解像度が必要ないため、結像レンズ46の結像倍率を0.111倍に設定して300dpi読取りとして、中央部4130画素(中心から2065画素)を使って、約350mm幅の読取りを行う。この幅は、A3ノビサイズ(330mm)の用紙が主走査方向に位置ずれした場合でも用紙端を検知できる読取幅である。
また、ラインCCDセンサ48の主走査方向の結像に関与しない両端1735画素のうち、中心から3390画素±160画素の範囲を使って、用紙上27mmサイズを副走査方向300dpiの解像度で読み取る。
なお、主走査方向読取系の結像レンズ46に対して副走査方向読取系の結像レンズ54は、画角を広く取る必要がないことから、共役長を短くできるため、同じF値でもより短い焦点で有効径の小さいレンズを使用している。
図4は、読取部38の側面図であり、図5は、読取部38の正面図である。なお、図5の正面図では、主走査方向読取系のミラー42、44は省略して示す。
読取部38には、図4に示すように、用紙を搬送する搬送ローラ対56、58が設けられ、搬送ローラ対56、58間の用紙上方に用紙照明用のランプ60が設けられている。
また、ランプ60の上方には、ランプ60の光が上方に漏れてラインCCDセンサ48に直接入射しないようにスリット62が設けられている。スリット62の開口部の副走査方向(用紙搬送方向)の間隔は、読取部38の副走査方向画像の読取長分の開口が設けられ、主走査方向(用紙搬送方向と直交する方向)の間隔は用紙幅分以上の開口が設けられている。
スリット62の上方には、主走査方向読取系のミラー42が設けられており、主走査方向画像がミラー44及び結像レンズ46を介してラインCCDセンサ48に結像される。
さらに、スリット62の上方には、副走査方向読取系のミラー50が設けられており、副走査方向画像がミラー52及び結像レンズ54を介してラインCCDセンサ48に結像される。すなわち、主走査方向読取系及び副走査方向読取系は、共通の読取り対象範囲を読み取るようになっている。
ここで、主走査方向読取系のミラー42及び副走査方向読取系のミラー50は、それぞれスリット62の上部に設けられているが、互いに光路が干渉しないようにそれぞれが配置されている。
また、副走査方向読取系のミラー50は、図2〜5に示すように、用紙の副走査方向のスリット幅分の画像を主走査方向中央側に設けられたミラー52へ反射して、ミラー52によってラインCCDセンサ48の方向へ反射することで、副走査方向の画像が90度回転されてラインCCDセンサ48に結像される。
続いて、画像倍率や位置調整を行うために用いるテストチャートの一例について説明する。図6は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10で使用するテストチャートの一例を示す図である。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10では、図6(A)に示すように、格子点とはしご状のラダーチャートを用いることができ、本実施形態では、主走査方向読取系で格子点を読み取ることによって位置情報を測定し、端部にあるラダーチャートを副走査方向読取系で読み取ることによって搬送速度の変動を検出する。
具体的には、変動検知補正量算出部40が、読取部38の主走査方向読取系で読み取った格子点と、格子点画像を形成する際に用いた基準となる格子点画像との差を求めることによって、位置情報を算出することができる。また、変動検知補正量算出部40が、読取部38の副走査方向読取系で所定時間(副走査読取系の読取り長分の時間)毎に読み取ったラダーチャートの画像間の相関を演算することによって副走査方向の搬送速度の変動量を算出することができる。すなわち、算出した位置情報や搬送速度の変動量に基づいて画像倍率の補正や画像位置ずれを補正することが可能となる。
一方、複数枚の画像形成を行っている間に生じる画像位置ずれ(レジストレーションずれ)に対しては、図6(B)に示す用紙端部に設けたトンボ64などの基準パターンを読取部38が読み取って、読み取ったトンボ64から紙端位置までの距離を変動検知補正量算出部40が算出することで補正量を得ることができる。
なお、テストチャートと基準パターン(トンボ64)を共に画像形成されている場合には、両方とも読み取るようにしてもよい。
続いて、上述のように構成された本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10において、テストチャートを用いたアライメントモードの処理の流れについて説明する。図7は、本発明の実施の形態に係わる画像形成装置10におけるアライメントモードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
画像形成装置10の図示しない操作パネル等によってアライメントモードが指示された場合には、まずステップ100では、テストチャートが表面に画像形成される。すなわち、テストチャートの画像データに基づいて、用紙の表面側に図6(A)に示すようにテストチャート画像が形成されて、読取部38へ搬送される。
ステップ102では、テストチャートの表面が読取部38で読み取られる。すなわち、読取部38の主走査方向読取系の反射ミラー42、44を介して、結像レンズ46によってラインCCDセンサ48に主走査画像が結像されると共に、読取部38の副走査方向読取系の反射ミラー50、52を介して副走査画像が回転されて結像レンズ54によってラインCCDセンサ48に結像される。
次にステップ104では、変動検知補正量算出部40によってテストチャート表面画像の解析が行われる。例えば、格子点画像の各格子点を抽出すると共に、ラダーチャートの所定時間毎の画像の相関を演算する。
また、ステップ106では、テストチャートが裏面に画像形成される。すなわち、反転パス30によって用紙が反転されて、テストチャートの画像データに基づいて、用紙の裏面側に図6(A)に示すようにテストチャート画像が形成されて、読取部38へ搬送される。
ステップ108では、テストチャートの裏面が読取部38で読み取られる。すなわち、読取部38の主走査方向読取系の反射ミラー42、44を介して、結像レンズ46によってラインCCDセンサ48に主走査画像が結像されると共に、読取部38の副走査方向読取系の反射ミラー50、52を介して副走査画像が回転されて結像レンズ54によってラインCCDセンサ48に結像される。
次にステップ110では、変動検知補正量算出部40によってテストチャート裏面画像の解析が行われる。例えば、格子点画像の各格子点を抽出すると共に、ラダーチャートの所定時間毎の画像の相関を演算する。
続いて、ステップ112では、変動検知補正量算出部40によって標準位置からのずれ量が算出される。例えば、上述したように、格子点画像の基準画像との差から位置の変動を算出すると共に、ラダーチャートの所定時間毎の画像の相関から用紙搬送速度の変動を算出する。これによって、表面及び裏面の用紙に対する画像形成時のアライメント(位置ずれや画像倍率等)が測定される。
そして、ステップ114では、変動検知補正量算出部40によって、算出したずれ量に基づく補正パラメータが画像形成制御部36に設定される。これによって、走査倍率や搬送速度等が調整される。
このように、本実施の形態に係わる画像形成装置10では、少なくとも単一のラインCCDセンサ48を設けるだけで、主走査方向及び副走査方向の用紙のアライメントを測定することが可能となり、複数のラインCCDセンサを設けるよりも装置を小型化することが可能となる。
なお、上記の実施の形態では、読取部38の副走査方向の読取位置が固定されているため、異なる用紙のサイズで読取位置が異なる場合には読取部38の副走査方向読取系による読取りができないが、図8に示すように、ミラー50を駆動するモータ等のアクチュエータ66を設けて副走査方向の読取り位置を変更可能なようにしてもよい。これによって、用紙のサイズによってラダーチャートの位置やトンボ64の位置が変化しても読取部38による読取りが可能となる。この場合に、ミラー50を回転するアクチュエータ66は、ステッピングモータとウォームギヤとの組み合わせなど公知の各種技術を適用することができる。
例えば、用紙サイズとモードに応じて、副走査方向の読取り位置を変更する場合の例として、図9に示すように、A4縦テストチャート副走査方向位置読取位置(A4縦送りサイズで両端のラダーチャート読取り位置)を、紙面中心に対して±90mmの位置で読み取る場合を副走査方向の読取間隔が最も狭い場合とし、A3ノビサイズ(330mm幅)トンボ副走査方向位置読取位置(A3ノビサイズの両端のトンボを読み取る位置)を、紙面中心に対して±160mmの位置で読み取る場合を副走査方向の読取間隔が最も広い場合とし、この2つの場合の間のA3縦テストチャート副走査方向位置読取位置を、紙面中心に対して±130mmの位置で読み取る。なお、図9では、副走査方向の読取位置を変更した場合の副走査方向読取りラインの主走査方向位置と、主走査方向読取りラインの関係も示す。この場合においても上記実施の形態と同様に、主走査及び副走査の読取位置は、互いに重なっており、同一の照明(ランプ60)と、同一の副走査方向読取領域内で読み取ることができる。また、この時、変化する光路長は、ミラー50と用紙紙面との間隔を180mmとし、紙面中心に対して、±125mmの位置で読み取る場合に対して、±90mmと±160mmの位置にミラー50を回転させた場合とで、3.4mmとなり、結像レンズの焦点深度内に入る。また、読取倍率は1%程度の差が生じるが、位置設定により決まる値であるため、読取位置に応じて、相関演算する際の標準画像のずれ量に反映すればよい。
本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構成を示す図である。 読取部の詳細な構成を示す斜視図である。 読取部の上面図である。 読取部の側面図である。 読取部の正面図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置で使用するテストチャートの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係わる画像形成装置におけるアライメントモードの処理の流れの一例を示すフローチャートである。 副走査方向の読取り位置を変更可能なようにした読取部の一例を示す図である。 副走査方向の読取位置を変更した場合の副走査方向読取りラインの主走査方向位置と、主走査方向読取りラインを示す図である。
符号の説明
10 画像形成装置
34 画像形成管理部
36 画像形成制御部
38 読取部
40 変動検知補正量算出部
42、44 ミラー
46 結像レンズ
48 ラインCCDセンサ
50、52 ミラー
54 結像レンズ
60 ランプ
62 スリット
64 トンボ

Claims (14)

  1. 読取対象を相対移動させて画像を読み取る少なくとも1つのラインセンサと、
    読取対象の相対移動方向と交わる方向の画像を前記ラインセンサに結像する第1結像手段と、
    読取対象の相対移動方向の画像を前記相対移動方向と交わる方向となるように回転して前記ラインセンサに結像する第2結像手段と、
    を備えた画像読取装置。
  2. 前記第1結像手段が前記ラインセンサに結像する画像と、前記第2結像手段が前記ラインセンサに結像する画像とが、互いに重なり合う範囲の画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記ラインセンサ、前記第1結像手段、及び前記第2結像手段は、読取対象としての用紙に画像を形成する画像形成装置の出力搬送路に設けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記ラインセンサは、前記画像形成装置によって画像が形成された用紙の用紙端位置、及び予め定めた基準パターンが形成された位置の少なくとも一方を読み取ることを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1結像手段は、用紙幅の画像を前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の画像読取装置。
  6. 前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、前記画像形成装置によって用紙に予め画像形成されたテストパターンを前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項3〜5の何れか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記テストパターンは、はしご状のはしごパターンを少なくとも含み、前記第2結像手段が前記はしごパターンを前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、用紙の予め定めた位置に形成された所定の基準パターンを前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項4に記載の画像読取装置。
  9. 前記第2結像手段は、前記ラインセンサに結像する前記相対移動方向の画像の読取位置を変更する変更手段を含むことを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の画像読取装置。
  10. 前記変更手段は、ミラーを回転することによって前記ラインセンサに結像する前記相対移動方向の画像の読取位置を変更することを特徴とする請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、複数のミラーを含むことを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の画像読取装置。
  12. 読取対象に光を照射する照明手段を更に備え、前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、前記照明手段から照射された光の読取対象の反射光を前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項1〜11の何れか1項に記載の画像読取装置。
  13. 前記第1結像手段及び前記第2結像手段は、読取対象の画像をスリットを介して前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項1〜12の何れか1項に記載の画像読取装置。
  14. 前記第1結像手段は、前記ラインセンサの中央部に読取対象の相対移動方向と交わる方向の画像を結像し、
    前記第2結像手段は、前記ラインセンサの端部に読取り対象の相対移動方向の画像を前記ラインセンサに結像することを特徴とする請求項1〜13の何れか1項に記載の画像読取装置。
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