JP2007322722A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形成される画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれを簡単な構成で補正する。
【解決手段】形成されたカラーレジストマーク81Y〜K、83Y〜Kを反射型センサ90で読取って(ステップ202)、基準色マーク(カラーレジストマーク81K、83K)と他の色のマーク(カラーレジストマーク81C、M、Y、83C、M、Y)との間隔VADRi、HADRi(i=c、m、y)を各々算出し(ステップ206)、間隔VADRiと所定の間隔VPADiとから副走査方向の補正量VPOSiを算出し(ステップ210)、間隔HADRiと所定の間隔HPADi及び副走査方向のずれ量Xiから主走査方向の補正量HPOSiを算出し(ステップ212)、画像形成制御部に出力する(ステップ214)。
【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置にかかり、特に記録媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
一般に、記録媒体上にカラー画像を形成する画像形成装置として、それぞれ異なった色の複数の画像を形成し、形成した各色の画像を重畳することによりカラー画像を形成する画像形成装置が知られている。この画像形成装置では、高画質の画像を得るためには、各色の画像がずれることなく重畳することが求められているが、例えば、記録媒体の伸縮、各種光学部品の位置ずれ及び経時変化等により、各色の画像の形成される位置が本来の位置からずれることがあるため、重畳したときに色ずれが生じてしまうことがある。
そのため、記録媒体上の所定の位置にカラーレジストマークを各色毎に形成し、形成した各色のカラーレジストマークを検出し、各色の画像の位置ずれ量を算出し、算出した位置ずれ量に基づいて各色の画像を形成する位置を補正する技術が知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。この技術では、印刷の書き出し方向(主走査方向)及び印刷の紙送り側方向(副走査方向)のそれぞれの位置ずれを算出して補正している。
特開平8−272176号公報 特開平8−50385号公報
しかしながら、上記従来の技術では、各色の主走査方向及び副走査方向の位置ずれを算出するために各色のカラーレジストマークを検出する検出部を複数設ける必要がある。
本発明は、上記問題を解消するためになされたもので、形成される画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれを簡単な構成で補正することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、主走査及び副走査を行うことによって記録媒体にカラー画像を形成する各色毎に設けられた複数の画像形成手段と、画像データに基づいた画像が形成されるように前記複数の画像形成手段を制御すると共に、主走査方向のずれが副走査方向に現れない第1のレジストマーク、及び主走査方向のずれが副走査方向に現れる第2のレジストマークを含み第1のレジストマーク及び第2のレジストマークの各々が基準色マーク及び該基準色マークに対して副走査方向に所定間隔隔てた基準色と異なる他の色のマークを備えたレジストマークが形成されるように前記複数の画像形成手段を制御する制御手段と、前記記録媒体に形成された第1のレジストマーク及び第2のレジストマークを読取る読取手段と、前記読取手段の読取り結果に基づいて、第1のレジストマークについての前記基準色マークを基準とした前記他の色のマークの副走査方向のずれ量を用いて副走査方向の補正量を算出する第1の算出手段と、前記読取り手段の読取り結果に基づいて、第1のレジストマークについての前記基準色マークを基準とした前記他の色のマークの副走査方向のずれ量、及び第2のレジストマークについての前記基準色マークを基準とした前記他の色のマークの副走査方向のずれ量を用いて主走査方向の補正量を算出する第2の算出手段と、前記第1の算出手段、及び前記第2の算出手段で算出された補正量に基づいて、前記画像データに基づいた画像形成位置を補正する画像形成位置補正手段と、を含むことを特徴とする。
本発明の画像形成装置では、主走査方向のずれが副走査方向に現れない第1のレジストマーク、及び主走査方向のずれが副走査方向に現れる第2のレジストマークを形成し、これらのレジストマークを読取って、第1のレジストマークについての基準色マークを基準とした他の色のマークの副走査方向のずれ量を用いて副走査方向の補正量を算出すると共に第2のレジストマークについての基準色マークを基準とした他の色のマークの副走査方向のずれ量を用いて主走査方向の補正量を算出し、補正量に基づいて画像データの画像形成位置を補正する。第1のレジストマークは主走査方向のずれが副走査方向に現れないので、読取り結果から副走査方向のずれ量が分かり、副走査方向の補正量を算出することができる。また、第2のレジストマークは主走査方向のずれが副走査方向に現れ、第1のレジストマークから得られる副走査方向のずれ量と、第2のレジストマークに生ずる副走査方向のずれ量とは、略等しいので、読取り結果と第1のレジストマークとから得られた副走査方向のずれ量とから主走査方向のずれに起因する副走査方向のずれ量が分かり、主走査方向の補正量を算出することができる。このように本発明の画像形成装置では、第1のレジストマーク及び第2のレジストマークを形成し、読取ることで主走査方向及び副走査方向の補正量を算出し、補正することができるので、形成される画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれを簡単な構成で補正することができる。従って、高画質の画像を得ることができる。
前記制御手段は、画像形成装置の動作安定時に副走査方向に第1のレジストマーク及び第2のレジストマークが形成されるように前記複数の画像形成手段を制御するのが効果的である。
このように、画像形成装置の動作安定時に副走査方向に第1のレジストマーク及び第2のレジストマークが形成されることにより、読取手段は、第1のレジストマーク及び第2のレジストマークの読取りを容易に行うことができる。
前記制御手段は、前記画像形成装置の動作安定時に該動作安定時以外よりも、小さい第1のレジストマーク及び第2のレジストマークが形成されるように前記複数の画像形成手段を制御することが可能である。
以上説明したように、本発明によれば、形成される画像の主走査方向及び副走査方向の位置ずれを簡単な構成で補正することができるため、高画質の画像が得られる、という効果が得られる。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成を示す図である。画像形成装置10は、連続紙11に高速で画像形成するタンデム型プリンタである。
画像形成装置10では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像をそれぞれ連続紙11に順次転写し、各色トナー画像を重ね合わせるプリント部12Y、12M、12C、12K(以下、プリント部12Y〜Kと言う)が搬送方向上流側から順に配置されている。このプリント部12Y〜Kの搬送方向上流側には、連続紙11をプリント部12Y〜Kに搬送する用紙搬送部14が設けられている。また、プリント部12Y〜Kの搬送方向下流側には、プリント部12Y〜Kで転写された未定着トナー画像を連続紙11に定着させる定着部16、定着部16を通過した連続紙11を排紙する排紙部17が設けられている。
なお、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
用紙搬送部14は、連続紙11が巻き掛けられたメインドライブロール18を備えている。メインドライブロール18は、ステッピングモータである用紙搬送モータ(図示せず)で駆動され、画像形成装置10全体を制御するIOTコントローラ(図2の76)が、この用紙搬送モータのパルス数を制御することにより連続紙11の送り量を制御する。
また、用紙搬送部14のメインドライブロール18の搬送方向上流側には、連続紙11が巻き掛けられたアイドルロール19A、19Bが設けられ、メインドライブロール18の搬送方向下流側には、連続紙11が巻き掛けられたアイドルロール19Dが配設されている。また、アイドルロール19Eがメインドライブロール18に圧接されている。このアイドルロール19Eとメインドライブロール18とが連続紙11を狭持搬送する。
アイドルロール19Aとアイドルロール19Bとの間には、搬送ガイド26と、アライニングロール27とが配設されている。搬送ガイド26には、連続紙11が巻き掛けられるU字状の曲面と、連続紙11の幅方向(搬送方向と直交する方向)の一端部をガイドするガイドリブ(図示せず)とが形成されている。
また、アライニングロール27は、アイドルロール19A、19B、19D、19Eよりも格段にロール幅が狭く、回転軸が連続紙11の搬送方向に対して斜めに交差したロールで、連続紙11の幅方向一端部に当接して連続紙11を幅方向の一端側へ押付ける。これによって、連続紙11の幅方向一端部がガイドリブ(図示せず)に突き当てられ、連続紙11のスキューが補正される。
また、レジストマーク検出部70は、連続紙11に予め形成されたレジストマーク(図示せず)を読取って、プリント部12Y〜Kに各頁毎に画像形成を開始するタイミングを指示する。
なお、メインドライブロール18、アイドルロール19A、19B、19D、19E、用紙搬送モータ(図示せず)、搬送ガイド26、及びアライニングロール27は、直接、又は支持部材を介して用紙搬送フレーム22に支持されている。また、用紙搬送フレーム22は基台23に支持されている。
また、プリント部12Y〜Kは、感光体20を備え、この感光体20の周りにはそれぞれ、感光体20の回転方向(図1に示す矢印A方向)の順に転写ロール24、クリーニング装置28、帯電器30、LED32、及び現像器34が配設されている。プリント部12Y〜Kは、それぞれ感光体20、クリーニング装置28、帯電器30、及びLED32を支持するプリントフレーム38Y〜Kを備えている。隣り合うプリントフレーム38Y〜K同士の連結は、各プリントフレーム38Y〜Kを昇降可能に支持する基台40同士をボルトとナット(共に図示せず)で連結し、各プリントフレーム38Y〜Kを連結板(図示せず)を介して位置決めしてネジ止めすることによって行われる。また、プリントフレーム38Yを支持する基台40は、用紙搬送フレーム22を支持する基台23に連結されている。
転写ロール24は、感光体20の上面に当接し、感光体20と共に連続紙11を狭持搬送し、この際に現像器34によって感光体20上に形成されたトナー像を連続紙11に転写させる。
帯電器30は、感光体20の表面を帯電させ、LED32は、画像データに基づいて発光が制御され、感光体20の表面をライン露光して潜像を形成する。そして、現像器34は、感光体20の表面に形成された潜像上にトナーを付着させてトナー像を形成する。また、クリーニング装置28は、連続紙11に転写されずに感光体20の表面に残留した未転写残留トナーを掻き落して除去する。
また、プリント部12Kには、カラーレジストマーク検出部72が設けられており、カラーレジストマーク検出部72に備えられた反射型センサ(図2の90)で、プリント部12Y〜Kで形成されたカラーレジストマーク(図8の81Y〜K、83Y〜K)を読取る。
一方、定着部16は、複数、例えば8本のフラッシュランプ48を備えた定着装置52、アイドルロール54A、54B、54D、及び排紙ロール56を備えている。アイドルロール54A、54B、54D、定着装置52、及び排紙ロール56は搬送方向に沿って順に配設されており、これらは、搬送方向と直交する方向の両端部が定着フレーム58によって支持されている。
アイドルロール54A、54B、54Dは、連続紙11の画像形成面の裏面側に配設されており、アイドルロール54Dは、アイドルロール54Bの上方に配設されている。このため、アイドルロール54A、54B、54Dに巻き掛けられた連続紙11は表裏反転され画像形成面を上向きにして搬送される。
定着装置52は、画像形成面を上向きにして搬送される連続紙11の画像形成面側に配設されており、連続紙11の画像形成面にフラッシュ光を照射させる。これによって、連続紙11上の未定着トナーが加熱されて溶融し、その後、凝固して連続紙11に定着する。
そして、排紙ロール56は、連続紙11のトナー定着済み領域を画像形成装置10から排紙するが、定着装置52を通過した連続紙11は、一旦定着部16から排出されて排紙部17を通過した後に、定着部16に戻り、排紙ロール56によって画像形成装置10の外部へ排紙される。
排紙部17には、搬送方向に沿って順にアイドルロール59A、張力付与ロール60、搬送手段としてのサブドライブロール61、アイドルロール59B、搬送ガイド62、アライニングロール63、及びアイドルロール59Dが配設されており、これらは搬送方向と直交する方向の両端部が直接、又は支持部材等を介して排紙フレーム65に支持されている。この排紙フレーム65は、プリントフレーム38K及び定着フレーム58に連結されている。
サブドライブロール61は、アイドルロール59Aの上方に配設されており、アイドルロール59A及びサブドライブロール61に巻き掛けられた連続紙11は方向転換されて上方へ搬送される。また、アイドルロール59Bは、サブドライブロール61に圧接されており、サブドライブロール61の回転に従動して回転し、サブドライブロール61と共に連続紙11を狭持搬送する。
また、アイドルロール59Aとサブドライブロール61との間には張力付与ロール60が配設されており、連続紙11はアイドルロール59Aと張力付与ロール60との間、及び張力付与ロール60とサブドライブロール61との間を蛇行して搬送されている。
張力付与ロール60は、主走査方向の両端部をアーム(図示せず)によって揺動可能に支持されている。また、このアームは、バネ等の付勢手段(図示せず)によって連続紙11側へ付勢されており、これによって、連続紙11に張力が付与されている。
また、アームの位置はセンサ(図示せず)によって検出されており、アームの位置が常に定位置に位置するように、サブドライブロール61の回転数が制御される。
また、サブドライブロール61の搬送方向下流側には、搬送ガイド62と、アライニングロール63とが配設されている。搬送ガイド62及びアライニングロール63は、用紙搬送部14に配設された搬送ガイド26及びアライニングロール27と同様の構成で、連続紙11のスキューを補正する。
そして、搬送ガイド62の搬送方向下流側にはアイドルロール59Dが配設されている。連続紙11は、このアイドルロール59Dに巻き掛けられ、定着部16の排紙ロール56へ向けて方向転換される。
図2は、本実施の形態に係る画像形成装置10の制御系のブロック図である。なお、ここでは、YMCK4色のうち1色のみを代表させて図示した。
画像形成制御部74には、IOTコントローラ76が接続されており、IOTコントローラ76には、ユーザインターフェイス77が接続され、ユーザの操作によって画像形成等に関する指示がなされると共に、画像形成時の情報をユーザへ報知するようになっている。更に、IOTコントローラ76には、図示しない外部ホストコンピュータとのネットワークラインが接続されており、画像データが入力されるようになっている。画像データが入力されると、IOTコントローラ76では、例えば、画像データに含まれるプリント指示情報と、イメージデータとを解析し、画像形成装置に適合する形式(例えば、ビットマップデータ)に変換し、画像形成制御部74へ画像データを送信する。
また、画像形成制御部74には、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの画像データ等を予め記憶するメモリ78、光走査系コントロール部33、駆動系コントロール部21、帯電器コントロール部31、現像器コントロール部35、及びクリーニング装置コントロール部29が接続されており、画像データに基づいてこれらを同期制御し、画像形成を実行する。
さらにまた、画像形成制御部74には、カラーレジストマーク検出部72が接続されており、カラーレジストマーク検出部72は、反射型センサ90、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの各々の基準色マークと他の色のマークとの所定間隔等を予め記憶するメモリ92及びCPU94を備えている。
次に、本実施の形態の画像形成装置10において実行される、プリント部12Y〜Kで形成される画像の位置ずれの補正処理を図3〜図10を参照して説明する。
図3は、画像の位置ずれを補正するための制御ルーチンの処理の全体の流れを示しており、例えば、IOTコントローラ76から印刷を実行する指示が画像形成制御部74に入力されたときに実行される。
まず、画像形成制御部74に印刷指示が入力されるとステップ100では、プリント部12Y〜Kに各印刷ページ毎に所定のタイミングで初期値サイズの第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの形成を指示する。これにより、連続紙11の同一ページ上に、プリント部12Y〜Kによって順次カラーレジストマーク81Y〜K及びカラージストマーク83Y〜Kが所定の間隔で形成される。本実施の形態では、プリント部12Y〜Kは、ページ毎にカラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kを1つずつ形成する。
カラーレジストマークについて図4を参照して説明する。図4には、画像の位置ずれが全く生じていない場合(基準状態)の連続紙11上に形成されたカラーレジストマーク80Y〜K及びカラーレジストマーク82Y〜Kを示している。図4のカラーレジストマークが配列されている左右方向が副走査方向で、かつ反射型センサ90の読取方向である。また、副走査方向と直交する方向が主走査方向である。なお、直線Lで示したラインが反射型センサ90の読取方向を示す読取ラインであり、副走査方向に沿っている。
カラーレジストマーク80Y〜Kは、副走査方向の位置ずれを検出するための第1のカラーレジストマークであって、細長い矩形状に形成されており、長さ方向が連続紙11の主走査方向に沿うように形成されている。このため、主走査方向にずれが生じても、第1のカラーレジストマークと反射型センサの読取ライン(直線L)とが交差する副走査方向の位置は変動しないため、主走査方向のずれが副走査方向に現れない。また、カラーレジストマーク82Y〜Kは主走査方向の位置ずれを検出するための第2のカラーレジストマークであって、細長い矩形状に形成されており、長さ方向が連続紙11の副走査方向と所定の角度θ(例えば45°)なすように形成されている。このため、主走査方向にのみずれxが生じた場合、第2のカラーレジストマークと直線Lとが交差する副走査方向の位置がx/tanθだけ変動するため、主走査方向のずれxが副走査方向にx/tanθとして現れる(詳細は図10に後述)。θ=45°の場合、主走査方向のずれ量と副走査方向のずれ量とは等しくなる。本実施の形態では、黒色(K)のカラーレジストマーク80K、82Kを基準色マークとし、カラーレジストマーク80Kと他の色のマーク(カラーレジストマーク80C、M、Y)とが所定間隔VPADi隔てて形成されている。また、カラーレジストマーク82Kと他の色のマーク(カラーレジストマーク82C、M、Y)とが所定間隔HPADi隔てて形成されている。また、この所定間隔でカラーレジストマーク80Y〜K及びカラーレジストマーク82Y〜Kを形成する所定のタイミングが予めメモリ78に記憶されている。なお、カラーレジストマーク80Y〜K及びカラーレジストマーク82Y〜Kのサイズ及び所定間隔VPADi、HPADiとカラーレジストマーク82Y〜Kを形成する所定の角度θとは、予め実験等により画像形成位置のずれが生じた場合にカラーレジストマーク同士が重ならないようにプリント部12Y〜Kで生じる画像形成位置の副走査方向及び主走査方向の位置ずれ量を求めて、これに基づいて定められている。また、カラーレジストマーク80Y〜K及びカラーレジストマーク82Y〜Kの間隔は等間隔としてもよく、異なる間隔としても良い。さらに、カラーレジストマーク80Y〜K及びカラーレジストマーク82Y〜Kは、反射型センサ90で一度に読取れるように副走査方向に沿った同一直線上に形成することが好ましい。
次のステップ102では、カラーレジストマーク検出部72に、形成したカラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kを読取るよう指示し、さらに次のステップ104では、形成したカラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kのサイズ情報を出力する。この場合は、カラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kのサイズとして初期値サイズを示す信号を出力する。これにより、カラーレジストマーク検出部72では、詳細は後述するが、入力された情報に基づいてカラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kを読取って、補正量VPOSi(i=c、m、y)及び補正量HPOSi(i=c、m、y)を算出し画像形成制御部74に出力する処理(図7)を開始する。
次のステップ106では、カラーレジストマーク検出部72から補正量VPOSi及び補正量HPOSiが入力されたか否か判断し、否定されると待機状態になり、肯定されるとステップ108へ進む。ステップ108では、プリント部12Y〜Kに画像形成位置の副走査方向のずれの補正を指示する。副走査方向のずれの補正は、例えば、光走査系コントロール部33に指示して、LED32により感光体20の露光を開始するタイミングを制御することにより行う。この場合、図5に示すように感光体20の補正量VPOSiずれた位置から露光を開始する。補正の度合い(単位)は、露光分解能によるが、具体的な数値の一例としては、1/3600dpiの時で7μmである。なお、副走査方向のずれの補正の仕方についてはこれに限らず、例えば、駆動系コントロール部21により感光体20を予め回転させ、露光を開始する位置を補正すること等により実施してもよい。
次のステップ110では、プリント部12Y〜Kに画像形成位置の主走査方向のずれの補正を指示する。主走査方向のずれの補正は、例えば、光走査系コントロール部33に指示して、LED32の書出を開始する発光素子を制御することにより行う。この場合、図5に示すようにLED32の補正量HPOSiずれた位置から素子の発光を開始する。補正の度合い(単位)は、LED分解能によるが、具体的な数値の一例としては、1/1200dpiの時で21μmである。なお、主走査方向のずれの補正の仕方についてはこれに限らず、例えば、LED32を予め移動し、印字を開始する位置(感光体20との相対位置)を補正すること等により実施してもよい。
次のステップ112では、印刷を終了するか否かを判断する。印刷を終了するか否かの判断は、例えば、所定枚数の印刷を終了した場合や、IOTコントローラ76から印刷終了の指示が入力されたか否かにより判断する。否定判断の場合は、ステップ114へ進み、補正する全色(C、M、Y)の副走査方向の補正量が既定値VPOS以下か否かを判断する。これにより、画像形成装置10の動作が安定したか否かを判断する。否定判断の場合は、まだ動作が安定していないので、ステップ100に戻り、初期値サイズの第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークを形成し、画像形成位置を補正する処理を繰返す。一方、動作安定時には肯定され、ステップ116へ進む。ステップ116では、補正する全色(C、M、Y)の主走査方向の補正量が既定値HPOS以下か否かを判断する。ステップ114と同様に、これにより、画像形成装置10の動作が安定したか否かを判断する。否定判断の場合は、ステップ100に戻り、一方、動作安定時には肯定され、ステップ118へ進む。なお、既定値VPOS及び既定値HPOSは、予め実験等により画像形成装置10の動作安定時に経時変化等により生じる画像形成位置の副走査方向及び主走査方向の位置ずれ量を求め、これに基づいて定められている。
ステップ118では、画像形成制御部74は、プリント部12Y〜Kに各印刷ページ毎に所定のタイミングでステップ100で形成した初期値サイズよりも小さいサイズの第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマーク(図6に例示するカラーレジストマーク84Y〜K、86Y〜K)の形成を指示する。このように、画像形成装置10の動作安定時に、経時変化等により生じる画像形成位置の位置ずれ量は、例えば、画像形成装置10に電源が投入された直後や印刷開始直後等の動作不安定時よりも少ないため、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークを小さいサイズにすることができる。なお、具体的なサイズは、予め実験等により画像形成装置10の動作安定時に経時変化等により生じる画像形成位置の副走査方向及び主走査方向の位置ずれ量を求め、これに基づいて定めておけばよい。また、図6に示すように、基準色マーク(カラーレジストマーク84K)と他の色のマーク(カラーレジストマーク84C、M、Y)との所定間隔VPAD’i及び基準色マーク(カラーレジストマーク86K)と他の色のマーク(カラーレジストマーク86C、M、Y)との所定間隔HPAD’iをステップ100で第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークを形成したときの所定間隔VPADi及び所定間隔HPADiよりも短くしてもよい。具体的な間隔は、カラーレジストマークのサイズと同様に、予め実験等により画像形成装置10の動作安定時に経時変化等により生じる画像形成位置の副走査方向及び主走査方向の位置ずれ量を求め、これに基づいて定めておけばよい。小さいサイズの第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークを形成したら、ステップ102に戻り、画像形成位置を補正する補正処理を繰返す。一方、ステップ112で肯定判断の場合は、本処理を終了する。このように、本処理によれば、カラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kを形成し、カラーレジストマーク検出部72から入力された補正量に基づいてプリント部12C、M、Yの画像形成位置をプリント部12Kの画像形成位置に合わせて補正することができる。
なお、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークのサイズ及び基準色マークと他の色のマークとの所定間隔を予め数種類用意しておき、画像形成装置10の動作の安定度合いにあわせて形成しても良い。
また、IOTコントローラ76から印刷指示が入力されたら、入力された画像データの画像を形成する前に画像形成装置10の動作が安定するまで初期値(大きい)サイズの第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークのみ形成し、各プリント部12Y〜Kの画像形成位置を補正し、動作が安定した後に、小さいサイズの第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークを形成し、入力された画像データの画像を形成するようにしてもよい。
さらにまた、予め各プリント部12C、M、Yで補正可能な補正量の上限値を既定値として定めておき、入力した補正量が上限値以上であった場合は、エラー表示を出力する等のエラー処理を行い、本処理を終了するようにしても良い。
次に、カラーレジストマーク検出部72において実行される、図3に示す処理で形成された第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークに基づく補正量の算出処理を図7を参照して詳細に説明する。第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの読取り指示(図3のステップ102で出力)が入力されるとステップ200では、形成された第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークのサイズ情報が入力(図3のステップ104で出力)されたか否か判断し、入力されるまで待機状態となり、入力されるとステップ202へ進む。
ステップ202では、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークを読取る。第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの読取りは、反射型センサ90を連続紙11の搬送方向と逆方向に、走査し、1度に全てを読取る。なお、反射型センサ90自身を移動させても、移動させずに連続紙11の搬送に伴って読取るようにしても良い。第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの読取りを図8を参照して説明する。図8(A)が連続紙11上に形成された第1のレジストマーク(カラーレジストマーク81Y〜K)及び第2のカラーレジストマーク(カラーレジストマーク83Y〜K)を示しており、直線Lで示したラインが反射型センサ90の読取方向を示すラインである。図8(B)が(A)に対応する反射型センサ90の出力である。出力値は、連続紙11の白紙に対応する部分ではハイ、カラーレジストマークに対応する部分ではローになる。
次のステップ204では、カラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kのセンター値を算出する。具体的には、センサ出力(図8(B))のエッジ(出力のハイとローが切り替わる位置)を検出し、出力がローの部分のセンター値(図8中点線L’で示す位置)を算出する。なお、本実施の形態では、このセンター値を各カラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kの位置としている。
次のステップ206では、基準色マーク(カラーレジストマーク81K)と他の色のマーク(カラーレジストマーク81C、M、Y)との間隔VADRi(i=c、m、y)を算出し、また、基準色マーク(カラーレジストマーク83K)と他の色のマーク(カラーレジストマーク83C、M、Y)との間隔HADRi(i=c、m、y)を算出し、メモリ92に記憶する。
次のステップ208では、ステップ200で入力されたカラーレジストマーク81Y〜K及びカラーレジストマーク83Y〜Kのサイズ情報に対応するサイズの所定間隔(所定間隔VPADi、HPADi)をメモリ92から読取る。
次のステップ210では、プリント部12C、M、Yの画像形成位置の副走査方向の補正量VPOSc、VPOSm、VPOSyを式(1)により算出し、メモリ92に記憶する。
VPOSi=α(VADRi−VPADi) (i=c、m、y) ・・・・・・(1)
αは、副走査方向のずれ量Xi(i=c、m、y)をプリント部12C、M、Yの画像形成位置の副走査方向の補正量に変換するための係数であり、予め実験等により画像形成装置10の動作安定時に求めておく。(VADRi−VPADi)は、読取値から所定間隔を減算した差であり、副走査方向のずれ量Xiに当たる。なお、本実施の形態では、基準色マークと他の色のマークとの間隔が所定間隔よりも短い場合は、補正量は負(−)になり、所定間隔よりも長い場合は、補正量は正(+)になる。
副走査方向の補正量VPOSiについて図9を参照して説明する。図9(A)は基準状態に形成された第1のカラーレジストマーク(カラーレジストマーク80Y〜K)及び第2のカラーレジストマーク(カラーレジストマーク82Y〜K)であり、(B)は基準状態以外の状態(画像の位置ずれが生じている状態)に形成された第1のカラーレジストマーク(カラーレジストマーク81Y〜K)及び第2のカラーレジストマーク(カラーレジストマーク83Y〜K)の一例であって、説明の便宜上、プリント部12Kの画像形成位置に対して、プリント部12Cでは主走査方向及び副走査方向に位置ずれが生じており、プリント部12Mでは副走査方向にのみ位置ずれが生じており、プリント部12Yでは主走査方向にのみ位置ずれが生じている場合を示している。副走査方向の補正量は、第1のカラーレジストマークの位置に基づいて算出する。具体的には、カラーレジストマーク81Cの副走査方向のずれXcはVADRc−VPADc(正の値)となり、カラーレジストマーク81Mの副走査方向のずれXmは、VADRm−VPADm(負の値)となり、カラーレジストマーク81Yの副走査方向のずれXyは、VADRy−VPADy(0:ずれ無)となる。副走査方向のずれXiに係数αを乗算した値がそれぞれ対応するプリント部12C、M、Yの副走査方向の補正量VPOSiである。
さらに、次のステップ212では、プリント部12C、M、Yの画像形成位置の主走査方向の補正量HPOSc、HPOSm、HPOSyを式(2)により算出し、メモリ92に記憶する。
HPOSi=β(HADRi−(VADRi−VPADi)−HPADi) (i=c、m、y) ・・・・・・(2)
βは、副走査方向のずれ量Zi(i=c、m、y)をプリント部12C、M、Yの画像形成位置の主走査方向の補正量に変換するための係数であり、予め実験等により画像形成装置10の動作安定時に求めておく。なお、本実施の形態では、他の色のマークが基準色マークよりも図9の上方向の位置に形成されている場合は、補正量は負(−)になり、下方向の位置に形成されている場合は、補正量は正(+)になる。
主走査方向の補正量HPOSiについて図9を参照して説明する。主走査方向の補正量HPOSiは、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークに基づいて算出する。第2のカラーレジストマークは、主走査方向のずれが副走査方向に現れ、副走査方向のずれは、第1のカラーレジストマークと第2のカラーレジストマークとで同一であるから、読取値から所定間隔を減算(HADRi−HPADi)した差は、第1のカラーレジストマークから求めた副走査方向のずれXi及び、主走査方向のずれに基づく副走査方向のずれZiの二つのずれ量を含んでいる。主走査方向のずれに基づく副走査方向のずれZiとは、例えば、図10に副走査方向のずれが生じていない場合を例示するカラーレジストマーク83Yで示すように、図面下方向に主走査方向のずれWy変動することにより、副走査方向に生じる副走査方向のずれZyである。
従って、具体的には、カラーレジストマーク83Cの副走査方向のずれZcはHADRc−Xc−HPADc(負の値)となり、カラーレジストマーク83Mの副走査方向のずれZmは、HADRm−Xm−HPADm(0:ずれ無)となり、カラーレジストマーク83Yの副走査方向のずれZyは、HADRy−Xy−HPADy(正の値)となる。副走査方向のずれZiに係数βを乗算した値がそれぞれ対応するプリント部12C、M、Yの主走査方向の補正量HPOSiである。
次のステップ214では、ステップ210及びステップ212で算出した副走査方向の補正量VPOSi及び主走査方向の補正量HPOSiを画像形成制御部74(図3のステップ106)に出力して、本処理を終了する。このように、本処理によれば、形成された第1のカラーレジストマークを読取った結果と所定間隔とに基づいて副走査方向のずれ量が算出できるので、副走査方向の補正量を求めることができ、かつ、第2のカラーレジストマークを読取った結果と所定間隔及び副走査方向のずれ量とに基づいて、主走査方向の補正量を求めることができる。
なお、反射型センサに限らず、カラーレジストマークの間隔を検出できるセンサならば他のセンサを用いてもよいが、画像形成装置の小型化及び高速化等の点からは、小型且つ高速応答可能な反射型センサが好ましい。
また、本実施の形態では、黒色(K)のカラーレジストマークを基準色マークとしているが、黒色以外の色のマークを基準色マークとしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態の画像形成装置では、主走査方向のずれが副走査方向に現れない第1のカラーレジストマーク及び主走査方向のずれが副走査方向に現れる第2のカラーレジストマークをそれぞれ基準色のカラーレジストマークから所定間隔隔てて形成し、反射型センサで読取った結果から副走査方向及び主走査方向の補正量を算出し、算出した補正量に基づいて各プリント部で形成される画像の位置を補正しているので、各プリント部の主走査方向及び副走査方向の画像形成位置を簡単な構成で補正することができ、従って、高画質の画像が得られる。
また、本実施の形態の画像形成装置では、第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの全てが副走査方向の同一直線上に形成されるため、反射型センサで一度に全てを読取ることができ、各々カラーレジストマークの間隔を簡単に検出して、副走査方向及び主走査方向の補正量を求められるため、より簡単な構成で、かつ、速やかに各プリント部の画像形成位置の補正をすることができる。
さらに、本実施の形態の画像形成装置では、画像形成装置の動作安定時には、形成する第1のカラーレジストマーク及び第2のカラーレジストマークの大きさを例えば、画像形成装置の電源投入時や印刷開始時等の動作不安定時よりも小さくできるので、例えば、連続紙の印刷中に、カラーレジストマークが連続紙に印刷されても目立たない。さらに、カラーレジストマークの形成に使用するトナー量の消費を少なくすることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成層装置の主要構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の制御系のブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される画像の位置ずれを制御するための制御ルーチンの全体の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で形成されるカラーレジストマークの説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で実行される画像の位置ずれの補正の説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で形成されるカラーレジストマークのサイズの説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のカラーレジストマーク検出部で実行される制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置のカラーレジストマーク検出部の反射型センサの出力の説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で形成されるカラーレジストマークの形成位置のずれの説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置で形成されるカラーレジストマークの主走査方向のずれの説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
11 連続紙
12Y〜K プリント部
72 カラーレジストマーク検出部
74 画像形成制御部
90 反射型センサ
80Y〜K カラーレジストマーク
82Y〜K カラーレジストマーク

Claims (3)

  1. 主走査及び副走査を行うことによって記録媒体にカラー画像を形成する各色毎に設けられた複数の画像形成手段と、
    画像データに基づいた画像が形成されるように前記複数の画像形成手段を制御すると共に、主走査方向のずれが副走査方向に現れない第1のレジストマーク、及び主走査方向のずれが副走査方向に現れる第2のレジストマークを含み、第1のレジストマーク及び第2のレジストマークの各々が基準色マーク及び該基準色マークに対して副走査方向に所定間隔隔てた基準色と異なる他の色のマークを備えたレジストマークが形成されるように前記複数の画像形成手段を制御する制御手段と、
    前記記録媒体に形成された第1のレジストマーク及び第2のレジストマークを読取る読取手段と、
    前記読取手段の読取り結果に基づいて、第1のレジストマークについての前記基準色マークを基準とした前記他の色のマークの副走査方向のずれ量を用いて副走査方向の補正量を算出する第1の算出手段と、
    前記読取り手段の読取り結果に基づいて、第1のレジストマークについての前記基準色マークを基準とした前記他の色のマークの副走査方向のずれ量、及び第2のレジストマークについての前記基準色マークを基準とした前記他の色のマークの副走査方向のずれ量を用いて主走査方向の補正量を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段、及び前記第2の算出手段で算出された補正量に基づいて、前記画像データに基づいた画像形成位置を補正する画像形成位置補正手段と、
    を含む画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、画像形成装置の動作安定時に副走査方向に第1のレジストマーク及び第2のレジストマークが形成されるように前記複数の画像形成手段を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記画像形成装置の動作安定時に該動作安定時以外よりも、小さい第1のレジストマーク及び第2のレジストマークが形成されるように前記複数の画像形成手段を制御する請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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