JP2007241010A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、主走査方向の画像の位置調整だけでなく副走査方向の画像位置調整をも適切に行うカラー画像形成装置に関する。
【解決手段】カラー画像形成装置1は、カラー画像の連続印刷時に、各色の画像の位置ずれを検出して主走査方向の位置ずれを補正すると、当該補正を行う毎に当該主走査方向の位置ずれ補正量をRAM等に順次加算して記憶し、当該RAM等の補正量が所定の閾値を超えると、当該連続印刷中のページ間に、副走査方向の位置ずれをも補正する総位置合わせ補正処理を実行する。したがって、主走査方向の位置ずれの発生する条件下でのカラー画像の連続印刷中に、適切に副走査方向の位置ずれをも補正することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラー画像形成装置に関し、詳細には、主走査方向の画像の位置調整だけでなく副走査方向の画像位置調整をも適切に行うカラー画像形成装置に関する。
従来、いわゆるタンデム型と称されるカラー画像形成装置は、搬送ベルトに沿って、または、中間転写ベルトに沿って、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色の画像を形成する画像形成ユニットが配設されており、各色の画像形成ユニットは、その感光体に、各色の画像データにより変調されたレーザが書込ユニットから照射されて静電潜像が形成される。各色の画像形成ユニットは、この静電潜像の形成された感光体に各色のトナーを供給して、各色のトナー画像を形成し、搬送ベルト上を搬送されてくる転写紙、または、中間転写ベルトに、当該各色の感光体上のトナー画像を順次重ね合わせて転写して、カラー画像を形成する。カラー画像形成装置は、中間転写ベルトに転写する方式の場合には、中間転写ベルト上のカラー画像を給紙部から搬送されてくる転写紙に転写ローラによって転写する。
このように複数の画像形成ユニットを備えたカラー画像形成装置においては、1ドラム方式といわれる感光体を1つのみ備えてカラー画像を形成するカラー画像形成装置に比較して、各画像形成ユニットで同じ転写紙または中間転写ベルトの同一面上に順次異なる色のトナー画像を重ね合わせて、カラー画像を形成しているため、各画像形成ユニットにおける転写紙または中間転写ベルトへの転写画像位置がずれると、各画像形成ユニットで形成する画像間隔がずれたり、重なったりし、また、カラー画像の場合には、色味の違いや色ずれとなり、画像品質が悪化する。
この位置ずれとしては、書込光学系内部の組み付け誤差やカラー画像形成装置本体への各ユニットの取付誤差及び感光体のカラー画像形成装置本体への取付誤差等で各色での走査線の傾きが生じて発生する傾きの位置ずれと、走査線の位置が基準位置に対して平行にずれて4色の像が縦または横方向に全体にずれて発生する平行の位置ずれと、がある。これらの位置ずれのうち、傾きの位置ずれは、書込ユニットの反射ミラーの位置を微調整することにより補正を行い、平行の位置ずれは、書き込みのスタートタイミングを主走査方向あるいは副走査方向で調整することにより補正を行うことができる。また、主走査方向の画像の長さは、書込画素の周波数を変えることにより、すなわち、倍率誤差を調整することにより、調整することができる。
そして、このような位置ずれは、カラー画像形成装置の初期的に調整を行っても、作像ユニットの交換、カラー画像形成装置のメンテナンス、カラー画像形成装置の運搬等によって発生するだけでなく、複数枚の画像形成後の機構の温度膨張等によっても、経時的に誤差が変動して、発生する。
そこで、従来、画像データに応じて点灯制御される発光源からの光ビームを主走査線上の2ヶ所で光ビームを検出する光ビーム検出手段を備え、当該一方の光ビーム検出手段が光ビームを検出してから他方の光ビーム検出手段が光ビームを検出するまでの時間差に基づいて画素クロックの位相を補正する光ビーム書込装置、画像形成装置及び画像補正方法が提案されている(特許文献1参照)。
また、従来、複数の画像形成ユニットによって形成されたレジずれ検出用パターンを、同一のパターン検出用部材上に転写し、当該転写されたレジずれ検出用パターンを検出して行う電源投入時や低電力モードからの復帰時動作時に行うレジずれ補正動作の開始条件を、装置本体内の温度の検出値の温度変化間隔または前回の補正動作実行後の印刷枚数に基づいて決定するカラー画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。
そして、上記各従来技術にあっては、画素クロックの位相を可変制御することで、主走査方向の位置ずれを補正している。
特開2004−295083号公報 特開2003−149905号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、主走査方向については、適切に位置ずれを補正することができるが、副走査方向については、考慮されておらず、改良の必要があった。すなわち、主走査方向において、倍率補正を行う必要が発生しているということは、書込ユニットの熱膨張等が発生しており、主走査方向だけでなく、副走査方向の位置ずれが発生しているおそれがあり、この副走査方向の位置ずれについても適切に補正する必要がある。
そこで、本発明は、連続印刷中に主走査方向の位置ずれの補正が発生すると、適宜副走査方向の位置ズレについても補正を行うことで、より一層画像品質の良好な画像を形成するカラー画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のカラー画像形成装置は、それぞれ異なる色用の複数の画像形成手段が搬送ベルトまたは中間転写ベルトに沿って配設され、当該搬送ベルト上を搬送されてくる転写紙または当該中間転写ベルトに前記画像形成手段がそれぞれ異なる色の現像剤像を順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成し、当該中間転写ベルト上に転写する場合には、当該中間転写ベルト上のカラー画像を転写紙に転写してカラー画像を形成するとともに、所定の短い用紙間隔で搬送される前記転写紙上に最終的にカラー画像を連続して形成する連続印刷時に、当該カラー画像形成時の各色の画像の位置ずれを検出するための位置ずれ検出パターンを前記各画像形成手段で前記搬送ベルト上または前記中間転写ベルト上に形成して、当該位置ずれ検出パターンを位置ずれ検知手段で検出し、当該位置ずれ検出手段の検出結果に基づいて当該連続印刷中のページ間に前記画像形成手段による主走査方向の位置ずれを補正するカラー画像形成装置において、前記位置ずれ補正の補正量を当該補正を行う毎に所定の補正量記憶手段に順次加算して記憶し、当該補正量記憶手段の補正量が所定の基準補正量を超えると、当該連続印刷中のページ間に、副走査方向の位置ずれを補正する副走査位置ずれ補正処理を実行することにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記カラー画像形成装置は、印刷枚数をカウントするカウント手段を備え、当該カウント手段で前記連続印刷時の連続印刷枚数をカウントして、当該カウント値が所定の基準カウント値を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行するものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記カラー画像形成装置は、当該装置内の温度を検出する温度検出手段を備え、当該温度検出手段が前記連続印刷開始時に検出した開始時温度を所定の温度記憶手段に記憶し、当該温度記憶手段の開始時温度と前記連続印刷のページ間で当該温度検出手段の検出する現在温度との温度差が所定の基準温度差を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する毎に前記補正量記憶手段の前記補正量をリセットし、当該副走査位置ずれ補正処理後の当該補正記憶手段の補正量が前記基準補正量を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行するものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する毎に、前記カウント手段の前記カウント値をリセットし、当該副走査位置ずれ補正処理後の当該カウント手段のカウント値が前記基準カウント値を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する毎に、前記温度検出手段で温度検出して当該検出温度を前記温度記憶手段に開始時温度として記憶し、当該温度記憶手段の開始時温度と前記連続印刷のページ間の現在温度との温度差が前記基準温度差を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行するものであってもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記カラー画像形成装置は、電源投入時または省電力モードからの復帰時に前記温度検出手段の検出した検出温度を所定の不揮発性記憶手段に記憶し、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する前に前記連続印刷が開始されると、当該不揮発性記憶手段の検出温度を、前記開始時温度として、当該開始時温度と当該連続印刷のページ間の現在温度との温度差が前記基準温度差を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行し、当該副走査位置ずれ補正処理を実行すると、当該副走査位置ずれ補正処理実行後の前記温度検出手段の検出した検出温度を前記温度記憶手段に前記開始時温度として記憶して、以降、当該温度記憶手段の開始時温度と前記現在温度とに基づいて前記副走査位置ずれ補正処理の実行を制御するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項8に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記連続印刷中の前記副走査位置ずれ補正処理の実行を禁止するとともに、当該連続印刷中に、前記副走査位置ずれ補正処理の実行条件を満たしたか否かの補正実行条件適否情報を所定の補正条件記憶手段に記憶し、当該連続印刷が終了すると、当該補正条件記憶手段の補正実行条件適否情報を調べて、当該補正実行条件適否情報が前記実行条件を満たしている旨の情報であると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行するものであってもよい。
また、例えば、請求項9に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を前記連続印刷中に実施するのか前記連続印刷終了後に実行するのかを選択する選択手段を備え、前記連続印刷中に前記副走査位置ずれ補正処理の実行条件を満たすと、当該選択手段の選択に応じて当該副走査位置ずれ補正処理の実行を制御するものであってもよい。
本発明のカラー画像形成装置によれば、カラー画像の連続印刷時に、各色の画像の位置ずれを検出して主走査方向の位置ずれを補正すると、当該位置ずれ補正を行う毎に当該補正量を補正量記憶手段に順次加算して記憶し、当該補正量記憶手段の補正量が所定の基準補正量を超えると、当該連続印刷中のページ間に、副走査方向の位置ずれを補正する副走査位置ずれ補正処理を実行するので、主走査方向の位置ずれの発生する条件下でのカラー画像の連続印刷中に、副走査方向に大きく位置ずれが発生する前に、適切に副走査方向の位置ずれをも補正することができ、画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図9は、本発明のカラー画像形成装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のカラー画像形成装置の一実施例を適用したカラー画像形成装置1の要部概略構成図である。
図1において、カラー画像形成装置1は、本体筐体内に、給紙部10、搬送ベルト機構部20、搬送ベルト機構部20に沿って配設されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色の画像形成部(画像形成手段)30Y、30M、30C、30Bk、定着部40及び画像位置検知部50等を備えており、これらの他に、図示しないが、モータ及びモータにより駆動される各部に駆動源を伝達する駆動機構部等を備えている。
給紙部10は、給紙カセット11内の転写紙12を、例えば、図示しない給紙コロと分離部材により1枚ずつ分離して図示しないレジストローラ対に送り出し、レジストローラ対が、給紙カセット11から送られてきた転写紙12のタイミング調整を行って、転写紙12を所定のタイミングで搬送ベルト機構部20に送り出す。
搬送ベルト機構部20は、搬送ベルト21、駆動ローラ22及び従動ローラ23等を備えており、搬送ベルト21は、駆動ローラ22と従動ローラ23に張り渡されている。駆動ローラ22が、後述するシステムコントローラ71(図4参照)の制御下で図外のモータ等の駆動機構により回転駆動されることにより、図1中反時計方向に回転駆動され、搬送ベルト21は、給紙部10から送り出されてきた転写紙12を、各色の画像形成部30Y、30M、30C、30Bkに順次搬送して、搬送される転写紙12に各色の画像形成部30Y、30M、30C、30Bkで、それぞれイエロートナー画像、マゼンタトナー画像、シアントナー画像及びブラックトナー画像が順次転写紙12に転写されて形成される。
各色の画像形成部(画像形成手段)30Y、30M、30C、30Bkは、図2に示すように、感光体31Y〜31Bkが搬送ベルト21の搬送方向に沿って所定間隔で配設されており、図1に示すように、それぞれ感光体31Y〜31Bkの周囲に、帯電部32Y〜32Bk、露光部33Y〜33Bk、現像部34Y〜34Bk、転写部35Y〜35Bk、クリーニング部36Y〜36Bk及び図示しない除電部等が配設されている。なお、図2において、矢印Hは、搬送ベルト21の移動方向と直交する方向(幅方向)であって主走査方向を示しており、矢印Tは、搬送ベルト21の移動方向と平行な方向であって副走査方向を示している。
各画像形成部30Y〜30Bkは、図外の駆動機構により図1中時計方向に回転駆動される感光体31Y〜31Bkを、帯電部32Y〜32Bkで一様に帯電させて、露光部33Y〜33Bkから、各色の画像データで変調されたレーザが感光体31Y〜31Bkに照射されて静電潜像が形成されると、当該静電潜像の形成された感光体31Y〜31Bkに、現像部34Y〜34Bkで、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色のトナーを付着させて、各色のトナー画像を形成する。そして、画像形成部30Y〜30Bkは、搬送ベルト21と感光体31Y〜31Bkとの間に上記転写紙12が搬送されると、搬送ベルト21の背面に配設された転写部35Y〜35Bkが、転写電位を付与して、感光体31Y〜31Bk上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色のトナー画像を順次転写紙12に重ねて転写させる。トナー画像の転写の完了した感光体31Y〜31Bkは、クリーニング部36Y〜36Bkで残留トナーがクリーニングされ、除電部で除電された後、再度、帯電部32Y〜32Bkで帯電されて、次の画像形成動作を行う。
上述のようにしてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色のトナー画像が順次重ね合わされて転写されてカラー画像の形成された転写紙12は、静電的に搬送ベルト21に吸着された状態で、搬送ベルト21によりさらに搬送されて、搬送ベルト21から分離されて、定着部40に搬送される。
定着部40は、定着ローラ41、加圧ローラ42及び図示しない排紙ローラ対等を備えている。定着ローラ41と加圧ローラ42は、所定の押圧力で押圧されて、一方が回転駆動されることにより、他方が連れ回りし、定着ローラ41は、内蔵の加熱ヒーターにより所定の定着温度に加熱制御される。
定着部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の各色のトナー画像が転写されて、搬送ベルト21により搬送されてきた転写紙12を定着ローラ41と加圧ローラ42で加熱・加圧することにより、各色のトナーを転写紙12に定着させ、排紙ローラ対により図示しない排紙トレイ上に排出する。
画像位置検知部(検知手段)50は、ブラック(Bk)の画像形成部30Bkの転写紙11の搬送方向下流側に配設されており、図3に示すように、搬送ベルト21の幅方向にそれぞれ一対配設された反射型光センサ51、52を備えている。反射型光センサ51、52は、図示しないが、発光部と受光部を内蔵しており、発光部としては、例えば、発光ダイオード等が使用され、受光部としては、例えば、フォトダイオード等が使用されている。
そして、搬送ベルト21には、上記各画像形成部30Y、30M、30C、30Bkにより、図3に示すように、搬送ベルト21の幅方向(主走査方向)両端部に位置検出パターン61、62が形成され、位置検出パターン61、62は、主走査方向において、画像の先頭位置と後端位置にそれぞれ形成される。
画像位置検知部50は、各反射型光センサ51、52が、その発光部から位置検出パターン61、62の形成された搬送ベルト21方向に光を出射し、搬送ベルト21の位置検出パターン61、62で反射された光をその受光部で受光する。
画像位置検知部50は、各反射型光センサ51、52の受光部の受光する光の光量をアナログ信号として、図4に示すA/D変換器77に出力する。
カラー画像形成装置1は、図4及び図5に示すように、ブロック構成されており、システムコントローラ71、位置合わせコントローラ72(図5参照)、ROM(Read Only Memory)73、RAM(Random Access Memory)74、温度センサ75及び印刷枚数カウンタ76、A/D変換器77等を備え、また、図5に示すように、上記露光部33Y〜33Bk及びポリゴンモータ制御部78等を備えている。露光部33Y〜33Bkは、LDユニット80、ポリゴンミラー81、fθレンズ82、反射ミラー83a、83b、レンズ84a、84b、同期検知センサ85a、85b、LD(Laser Diode )制御部86、同期検知用点灯制御部87及び画素クロック生成部88等を備えており、画素クロック生成部88は、基準クロック発生部90、VCOクロック発生部91及び位相同期クロック発生部92等を備えている。
ROM73は、カラー画像形成装置1のシステムプログラム及び本発明の位置ずれ補正処理プログラムを格納しているとともに、システムプログラム及び位置ずれ補正処理プログラムを実行するのに必要な各種データ、特に、位置ずれ補正処理プログラムを実行するのに必要なデータ、例えば、連続印刷中の副走査方向の位置ずれ補正を実行するための条件としての主走査方向の基準補正量、基準印刷枚数、基準温度等をそれぞれ閾値Xt、閾値Pt、閾値Ttとして格納している。なお、この基準の閾値Xt、閾値Pt、閾値Tt等は、RAM74に格納されていてもよい。
RAM(補正量記憶手段)74は、システムコントローラ71によりワークメモリ等として利用され、各種データを記憶、特に、位置ずれ補正処理での各種データを記憶する。
システムコントローラ71は、ROM73内のシステムプログラム及び位置ずれ補正処理プログラムに基づいてRAM74をワークメモリとして利用しつつ、カラー画像形成装置1の各部を制御して、カラー画像形成装置1としてのシーケンスを実行するとともに、連続印刷中の位置ずれ補正処理を行う。
上記A/D変換器77は、画像位置検知部50の反射型光センサ51及び反射型光センサ52から入力される位置検出パターン61、62のアナログの検出信号をデジタル変換して、システムメモリ71に出力する。
印刷枚数カウンタ(カウント手段)76は、システムコントローラ71の制御下で動作して、印刷枚数をカウントする。すなわち、システムコントローラ71は、給紙部10から転写紙12を1枚搬送させる毎に、印刷枚数カウンタ76のカウント値をインクリメントさせる。
位置合わせコントローラ72は、連続印刷中に、印刷枚数カウンタ76が予めROM73あるいはRAM74に設定されている連続印刷中の位置合わせ実行枚数を越えると、画像位置検知部50の検出した位置ずれパターン検出信号値を使用して、スキューずれ量、主走査レジストずれ量、主走査倍率ずれ量、副走査レジストずれ量及び補正量を算出し、画像形成部30Y、30M、30C、30Bkの各露光部33Y〜33Bkによる書込クロック、書込タイミング等の制御信号の設定値をシステムコントローラ71に出力する。
システムコントローラ71は、位置合わせコントローラ72から入力される上記書込クロック、書込タイミング等の制御信号の設定値に基づいて、これらの書込クロックや書込タイミング等の設定値を変更して、各色の位置ずれ補正処理を実行する。
ポリゴンモータ制御部78は、各露光部33Y〜33Bkのポリゴンモータの駆動を制御し、ポリゴンモータによってポリゴンミラー81を規定の回転数で回転駆動させる。
露光部33Y〜33BkのLD制御部86には、画像データ、同期検知用点灯制御部87からのLD強制点灯信号BD及びシステムコントローラ71からの制御信号が入力され、LD制御部86は、これらの画像データ及び制御信号に基づいてLDユニット80の駆動を制御する。
LDユニット80は、LD制御部86の制御下で駆動制御されて画像データにより駆動変調された光ビームを、回転駆動されているポリゴンミラー81に出射し、ポリゴンミラー81は、入射される光ビームを偏向して、fθレンズ82を通過させて、それぞれ対応する感光体31Y〜31Bk上に照射させる。このとき、露光部33Y〜33Bkは、主走査方向端部の画像書出(スタート)側の反射ミラー83aで、fθレンズ82を通過した光ビームを反射して、レンズ84aを介して同期検知センサ85aに入射させ、同期検知センサ85aは、この光ビームを検出すると、スタート側同期検知信号XDETPを同期検知用点灯制御部87、位相同期クロック発生部92及び位置合わせコントローラ72に出力する。また、露光部33Y〜33Bkは、主走査方向端部の画像終わり(エンド)側の反射ミラー83bで、fθレンズ82を通過した光ビームを反射して、レンズ84bを介して同期検知センサ85bに入射させ、同期検知センサ85bは、この光ビームを検出すると、エンド側同期検知信号XEDETPを位置合わせコントローラ72に出力する。
画素クロック生成部88は、基準クロック発生部90の発生する基準クロックFREFをVCOクロック発生部91が書込クロックVCLKを生成して位相同期クロック発生部92と位置合わせコントローラ72に出力し、位相同期クロック発生部92が、VCOクロック発生部91で生成されたクロックVCLKとスタート側同期検知信号XDETPからスタート側同期検知信号XDETPに同期したクロックPCLKを生成して、LD制御部86及び同期検知用点灯制御部87に出力する。
同期検出用点灯制御部87は、最初にスタート側同期検知信号XDETPを検出するために、LD強制点灯信号BDをON(オン)してLDユニット80のLD(半導体レーザ)を強制点灯させるが、同期検知信号XDETPを検出した後には、スタート側同期検知信号XDETPとクロックPCLKによって、フレア光が発生しない程度で確実に同期検知信号XDETPが検出できるタイミングでLDを点灯させるLD強制点灯信号BDを生成し、LD制御部86に出力する。
LD制御部86は、同期検知用強制点灯信号及びクロックPCLKに同期した画像信号(画像データ)から生成されたパルス信号幅に応じて、LDユニット80のLDを点灯制御する。
上記LD制御部86は、例えば、LDの点灯時間を制御するPWM(Pulse Wide mosulation:パルス幅変調)信号発生部とLDを点灯制御するLD駆動部を備えており、PWM信号発生部は、画像データ及びシステムコントローラ71からの制御信号により、PWM信号をLD駆動部に出力し、LD駆動部はPWM信号の時間だけLDユニット80のLDを点灯させる。また、LD駆動部には、上記同期検出用点灯制御部87からのLD強制点灯信号BDが入力され、LD駆動部は、LD強制点灯信号BDが入力されている時間だけLDユニット80のLDを点灯させる。
LD制御部86は、パルスの位相制御においては、システムコントローラ71からの制御信号(選択信号)により位相を選択する。
位置合わせコントローラ72は、連続印刷中に、連続印刷中の副走査方向の位置合わせ補正(位置ずれ補正)の実行を行うための所定の実行条件が整うと、画像位置検知部50の位置ずれパターンの検出信号を使用して、スキューずれ量、主走査レジストずれ量、主走査倍率ずれ量、副走査レジストずれ量及び補正量を算出し、画像形成部30Y〜30Bkの各露光部33Y〜33Bkによる書込クロック、書込タイミング等の制御信号の設定値をシステムコントローラ71に出力する。
システムコントローラ71は、位置合わせコントローラ72から入力される上記書込クロック、書込タイミング等の制御信号の設定値に基づいて、これらの書込クロックや書込タイミング等の設定値を変更して、各色の位置ずれ補正処理を実行する。
具体的には、位置合わせコントローラ72は、スタート側の同期検知センサ85aからスタート側同期検知信号XDETPが入力されると、スタート側同期検知信号XDETPの立ち下がりエッジから主走査時間を計時する主走査時間カウンタのカウントを開始して、エンド側の同期検知センサ85bからエンド側同期検知信号XEDETPが入力されると、当該エンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジで主走査時間カウンタのカウントを終了して、当該スタート側同期検知信号XDETPの立ち下がりエッジからエンド側同期検知信号XEDETPの立ち下がりエッジまでの時間を基準カウント値と比較して、その差分だけ画素クロックの位相をシフトさせる補正量を算出して、上記書込クロック、書込タイミング等の制御信号の設定値としてシステムコントローラ71に出力する。システムコントローラ71は、位置合わせコントローラ72から入力される上記書込クロック、書込タイミング等の制御信号の設定値に基づいて、これらの書込クロックや書込タイミング等の設定値を変更して、各色のずれ補正処理を実行する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のカラー画像形成装置1は、画像位置検知部50の反射型光センサ51、52による位置検出パターン61、62の検出結果に基づいて各色の色ずれの検出及び色ずれ等の位置ずれ補正を行う位置ずれ補正処理を行うとともに、連続印刷中に、この位置ずれ補正処理によるページ間主走査位置ずれ量が予め設定されている閾値(基準補正量)Xtを超えると、副走査方向についても位置ずれ補正を行う総位置ずれ補正処理を実行する。
すなわち、カラー画像形成装置1は、各色の画像形成部30Y、30M、30C、30Bkで転写紙12に順次各色の画像を形成して、カラー画像を転写紙12に形成しており、複数枚の転写紙12に画像を連続して形成する連続印刷処理においては、転写紙12を感光体31Y〜31Bkの1周長よりも短い用紙間隔で搬送して、連続印刷を行う。
ところが、上記画像形成において、各色の画像位置が主走査方向、副走査方向、倍率及び傾きについて一致していないと、すなわち、位置ずれが発生していると、色ずれ等が発生して、画像品質が低下する。なお、以下の説明では、このような位置ずれを補正する処理を総称して、倍率補正といい、また、位置ずれ補正を、図面の文言に合わせて位置合わせ処理という。
そこで、カラー画像形成装置1は、連続印刷において、まず、図6に示すように、システムコントローラ71が、印刷開始時の倍率補正であるかチェックし(ステップS101)、印刷開始時の倍率補正であるときには、前回までの印刷処理において算出されてRAM74に記憶されている連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに基づいて倍率補正を実行し、RAM74の当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsを「0」にクリアして、連続印刷を開始して、倍率補正処理を終了する(ステップS102)。
ステップS101で、印刷開始時に倍率補正しないときには、システムコントローラ71は、連続印刷中のページ間において、位置合わせコントローラ72にページ間倍率補正の実行を要求し、位置合わせコントローラ72は、ページ間倍率補正実行要求があると、上述のように主走査倍率補正を実行し、当該実行した主走査倍率補正量をRAM74の連続印刷期間の主走査位置ずれ補正量である主走査倍率補正量Xsに加算する(ステップS103)。
位置合わせコントローラ72は、RAM74の連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsへの主走査倍率補正量(主走査方向位置ずれ補正量)の加算を行うと、当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上であるかチェックし(ステップS104)、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが閾値Xtに達していないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
連続印刷において、上記処理を順次繰り返し行って、ステップS104で、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上になると、位置合わせコントローラ72は、システムコントローラ71に位置合わせ実行要求を出力するとともに、補正量を通知し、システムコントローラ71は、位置合わせ実行要求と補正量を受け取ると、当該補正量に基づいて、主走査方向だけでなく、副走査方向についても位置合わせ補正(位置ずれ補正)を行う総位置合わせ補正処理(総位置ずれ補正処理)を実行する(ステップS105)。
システムコントローラ71は、総位置合わせ補正処理を行うと、上記同様に、連続印刷処理を再開する。
このように、本実施例のカラー画像形成装置1は、カラー画像の連続印刷時に、各色の画像の位置ずれを検出して主走査方向の位置ずれを補正すると、当該補正を行う毎に当該位置ずれ補正の補正量をRAM74等に順次加算して記憶し、当該RAM74等の補正量(主走査倍率補正量)Xsが所定の基準補正量である閾値Xtを超えると、当該連続印刷中のページ間に、副走査方向の位置ずれをも補正する総位置ずれ補正処理を実行している。
したがって、主走査方向の位置ずれの発生する条件下でのカラー画像の連続印刷中に、副走査方向に大きく位置ずれする前に、適切に副走査方向の位置ずれをも補正することができ、画像品質を向上させることができる。
また、上記説明では、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsにのみ基づいて副走査方向の位置ずれ補正処理を実行しているが、連続印刷期間の主走査倍率補正量(主走査方向位置ずれ補正量)にのみ基づくものに限るものではなく、印刷枚数やカラー画像形成装置1の本体筐体内の温度等を考慮してもよい。
例えば、図7に示すように、システムコントローラ71は、連続印刷において、まず、印刷開始時に倍率補正を行うかチェックし(ステップS201)、印刷開始時に倍率補正を行うときには、前回までの印刷処理において算出されてRAM74に記憶されている連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに基づいて倍率補正を実行し、RAM74の当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsを「0」にクリアするとともに、印刷枚数カウンタ76の現在のカウント値である連続印刷開始時の印刷枚数PsをRAM74に保存し、さらに、温度センサ75の検出した連続印刷開始時の温度SsをRAM74に保存して、連続印刷を開始して、倍率補正処理を終了する(ステップS202)。
ステップS201で、印刷開始時に倍率補正しないときには、システムコントローラ71は、連続印刷中のページ間において、位置合わせコントローラ72にページ間倍率補正の実行を要求し、位置合わせコントローラ72は、ページ間倍率補正実行要求があると、上述のように主走査倍率補正を実行し、当該実行した主走査倍率補正量をRAM74の連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに加算する(ステップS203)。
位置合わせコントローラ72は、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsへの主走査倍率補正量の加算を行うと、当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上であるかチェックし(ステップS204)、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが閾値Xtに達していないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
連続印刷において、上記処理を順次繰り返し行って、ステップS204で、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上であると、位置合わせコントローラ72は、印刷枚数カウンタ76のカウントする現在の印刷枚数Ppを取得して、当該現在の印刷枚数PpとRAM74のスタート時の印刷枚数Psとの差分が予め設定されている閾値Pt以上であるかチェックし(ステップS205)、現在の印刷枚数Ppとスタート時の印刷枚数Psとの差分が閾値Ptに達しないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
ステップS205で、現在の印刷枚数Ppとスタート時の印刷枚数Psとの差分が閾値Pt以上であると、位置合わせコントローラ72は、温度センサ75から現在の温度Tpを取得して、当該現在の温度TpとRAM74のスタート時の温度Tsとの差分(温度差)が予め設定されている閾値Tt以上であるかチェックし(ステップS206)、現在の温度Tpとスタート時の温度Tsとの差分が閾値Ttに満たないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
ステップS206で、現在の温度Tpとスタート時の温度Tsとの差分が閾値Tt以上であると、位置合わせコントローラ72は、システムコントローラ71に位置合わせ実行要求を出力するとともに、補正量を通知し、システムコントローラ71は、位置合わせ実行要求と補正量を受け取ると、当該補正量に基づいて、主走査方向だけでなく、副走査方向についても位置ずれ補正(位置合わせ補正)を行う総位置合わせ補正処理を実行する(ステップS207)。
システムコントローラ71は、総位置合わせ補正処理を行うと、上記同様に、連続印刷処理を再開する。
このように、本実施例のカラー画像形成装置1は、主走査倍率補正量Xsだけでなく、連続印刷枚数Pp及びカラー画像形成装置1の温度Tpをも考慮して、副走査位置ずれ補正処理の要否を判別して、実施している。
したがって、副走査位置ずれ補正処理が発生する回数をより一層適切に抑制しつつ、必要な副走査位置ずれ補正処理を含む総位置ずれ補正処理を適切に実施することができ、利用性を向上させつつ画像品質を向上させることができる。
また、上記説明では、主走査倍率補正量(主走査方向位置ずれ補正量)、印刷枚数及びカラー画像形成装置1の本体筐体内の温度に基づいて副走査方向の位置ずれ補正処理を実行しているが、これら3つの要素全てを考慮する場合に限るものではなく、例えば、主走査倍率補正量と印刷枚数に基づいて、副走査方向の位置ずれ補正処理を行ってもよいし、主走査倍率補正量とカラー画像形成装置1の本体筐体内の温度に基づいて、副走査方向の位置ずれ補正処理を行ってもよい。
そして、主走査倍率補正量と印刷枚数に基づいて、副走査方向の位置ずれ補正処理を行う場合には、フローチャートは示さないが、以下のように処理を行う。すなわち、システムコントローラ71は、連続印刷において、まず、印刷開始時に倍率補正を行うかチェックし、印刷開始時に倍率補正を行うときには、前回までの印刷処理において算出されてRAM74に記憶されている連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに基づいて倍率補正を実行し、RAM74の当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsを「0」にクリアするとともに、印刷枚数カウンタ76の現在のカウント値である連続印刷開始時の印刷枚数PsをRAM74に保存して、連続印刷を開始して、倍率補正処理を終了する。
印刷開始時に倍率補正しないときには、システムコントローラ71は、連続印刷中のページ間において、位置合わせコントローラ72にページ間倍率補正の実行を要求し、位置合わせコントローラ72は、ページ間倍率補正実行要求があると、上述のように主走査倍率補正を実行し、当該実行した主走査倍率補正量をRAM74の連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに加算する。
位置合わせコントローラ72は、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsへの主走査倍率補正量の加算を行うと、当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上であるかチェックし、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが閾値Xtに達していないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
連続印刷において、上記処理を順次繰り返し行って、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上になると、位置合わせコントローラ72は、印刷枚数カウンタ76のカウントする現在の印刷枚数Ppを取得して、当該現在の印刷枚数PpとRAM74のスタート時の印刷枚数Psとの差分が予め設定されている閾値Pt以上であるかチェックし、現在の印刷枚数Ppとスタート時の印刷枚数Psとの差分が閾値Ptに満たないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
位置合わせコントローラ72は、現在の印刷枚数Ppとスタート時の印刷枚数Psとの差分が閾値Pt以上になっていると、システムコントローラ71に位置合わせ実行要求を出力するとともに、補正量を通知し、システムコントローラ71は、位置合わせ実行要求と補正量を受け取ると、当該補正量に基づいて、主走査方向だけでなく、副走査方向についても位置合わせ補正(位置ずれ補正)を行う総位置合わせ補正処理を実行する。
システムコントローラ71は、総位置合わせ補正処理を行うと、上記同様に、連続印刷処理を再開する。
このようにすると、主走査倍率補正量Xsだけでなく、連続印刷枚数Ppをも考慮して、副走査位置ずれ補正処理の要否を判別して、副走査位置ずれ補正処理が発生する回数を適切に抑制しつつ、必要な副走査位置ずれ補正処理を含む総位置ずれ補正処理を適切に実施することができ、利用性を向上させつつ画像品質を向上させることができる。
また、上記主走査倍率補正量とカラー画像形成装置1の本体筐体内の温度に基づいて、副走査方向の位置ずれ補正処理を行う場合には、フローチャートは示さないが、以下のように処理を行う。すなわち、システムコントローラ71は、連続印刷において、まず、印刷開始時に倍率補正を行うかチェックし、印刷開始時に倍率補正を行うときには、前回までの印刷処理において算出されてRAM74に記憶されている連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに基づいて倍率補正を実行し、RAM74の当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsを「0」にクリアするとともに、温度センサ75の現在の検出値である連続印刷開始時の温度TsをRAM74に保存して、連続印刷を開始して、倍率補正処理を終了する。
印刷開始時に倍率補正しないときには、システムコントローラ71は、連続印刷中のページ間において、位置合わせコントローラ72にページ間倍率補正の実行を要求し、位置合わせコントローラ72は、ページ間倍率補正実行要求があると、上述のように主走査倍率補正を実行し、当該実行した主走査倍率補正量をRAM74の連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに加算する。
位置合わせコントローラ72は、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsへの主走査倍率補正量の加算を行うと、当該連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上であるかチェックし、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが閾値Xtに達していないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
連続印刷において、上記処理を順次繰り返し行って、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsが予め設定されている閾値Xt以上であると、位置合わせコントローラ72は、温度センサ75の検出する現在の温度Tpを取得して、当該現在の温度TpとRAM74のスタート時の温度Tsとの差分が予め設定されている閾値Tt以上であるかチェックし、現在の温度Tpとスタート時の温度Tsとの差分が閾値Ttに満たないときには、そのまま連続印刷を継続して、処理を終了する。
位置合わせコントローラ72は、現在の温度Tpとスタート時の温度Tsとの差分が閾値Tt以上であると、システムコントローラ71に位置合わせ実行要求を出力するとともに、補正量を通知し、システムコントローラ71は、位置合わせ実行要求と補正量を受け取ると、当該補正量に基づいて、主走査方向だけでなく、副走査方向についても位置合わせ補正を行う総位置合わせ補正処理を実行する。
システムコントローラ71は、総位置合わせ補正処理を行うと、上記同様に、連続印刷処理を再開する。
このようにすると、主走査倍率補正量Xsだけでなく、装置内温度Tpをも考慮して、副走査位置ずれ補正処理の要否を判別して、副走査位置ずれ補正処理が発生する回数を適切に抑制しつつ、必要な副走査位置ずれ補正を含む総位置ずれ補正処理を適切に実施することができ、利用性を向上させつつ画像品質を向上させることができる。
また、上記説明では、主走査倍率補正量として、当該連続印刷中の累積の主走査倍率補正量である連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsを用いて、当該主走査倍率補正量Xsが閾値Xt以上であるかに基づいて副走査方向の位置ずれ補正を行うか否か判断しているが、主走査方向倍率補正量としては、連続印刷期間の主走査倍率補正量Xsに限るものではなく、例えば、副走査方向の位置ずれ補正間隔(位置合わせ補正間隔)毎の主走査倍率補正量に基づいて副走査方向の位置合ずれ補正を行うか否か判断してもよい。
この場合、位置合わせコントローラ72は、副走査方向の位置ずれ補正処理を実行する毎に、主走査方向倍率補正量を「0」クリアし、図示しない不揮発性メモリ(補正量記憶手段)に保存する。そして、ページ間倍率補正を実行する際に、不揮発性メモリの主走査方向倍率補正量に補正量を加算して、不揮発性メモリに保存する処理を上記同様に行い、不揮発性メモリの主走査方向倍率補正量が所定の閾値、例えば、上記閾値Xt以上になると、上記同様に、主走査方向と副走査方向の位置ずれ補正処理を行い、再度、不揮発性メモリの主走査方向倍率補正量を「0」クリアして、上記同様に処理する。
このようにすると、副走査方向の位置ずれ補正処理の必要性の有無をより一層適切に判別することができ、必要な副走査位置ずれ補正を含む総位置ずれ補正処理を適切に実施することができ、画像品質をより一層向上させることができる。
さらに、上記説明では、印刷枚数として、当該連続印刷中の累積の印刷枚数であるスタート時の印刷枚数Psと現在の印刷枚数Ppの差分(Pp−Ps)を用いて、当該差分が閾値Pt以上であるかに基づいて副走査方向の位置ずれ補正を行うか否か判断しているが、印刷枚数としては、連続印刷期間の印刷枚数である差分(Pp−Ps)に限るものではなく、例えば、副走査方向の位置ずれ補正間隔毎の印刷枚数に基づいて副走査方向の位置ずれ補正を行うか否か判断してもよい。
この場合、位置合わせコントローラ72は、副走査方向の位置ずれ補正処理を実行する毎に、補正実行時の印刷枚数Pcを、図示しない不揮発性メモリに保存する。そして、ページ間倍率補正を実行する際に、不揮発性メモリの印刷枚数Pcと現在の印刷枚数Ppの差分(Pp−Pc)を演算して、この差分が所定の閾値、例えば、上記閾値Pt以上になると、上記同様に、主走査方向と副走査方向の位置合わせ補正処理を行い、再度、不揮発性メモリの補正実行時の印刷枚数Pcとして現在の印刷枚数を保存して、上記同様に処理する。
このようにすると、副走査方向の位置合わせ補正処理の必要性の有無をより一層適切に判別することができ、必要な副走査位置ずれ補正を含む総位置ずれ補正処理を適切に実施することができ、画像品質をより一層向上させることができる。
また、上記説明では、カラー画像形成装置1の本体筐体内の温度として、当該連続印刷スタート時の温度Tsと現在の温度Tpの差分(Tp−Ts)を用いて、当該差分が閾値Tt以上であるかに基づいて副走査方向の位置ずれ補正を行うか否か判断しているが、温度としては、連続印刷期間の温度差分(Tp−Ts)に限るものではなく、例えば、副走査方向の位置ずれ補正間隔(位置合わせ補正間隔)毎の温度変化に基づいて副走査方向の位置ずれ補正を行うか否か判断してもよい。
この場合、位置合わせコントローラ72は、副走査方向の位置ずれ補正処理を実行する毎に、補正実行時の現在温度Tcを、図示しない不揮発性メモリ(温度記憶手段)に保存する。そして、位置合わせコントローラ72は、ページ間倍率補正を実行する際に、当該不揮発性メモリの温度Tcと現在のTpの差分(Tp−Tc)を演算して、この差分が所定の閾値、例えば、上記閾値Tt以上になると、上記同様に、主走査方向と副走査方向の位置ずれ補正処理を行い、再度、不揮発性メモリの補正実行時の温度Tcとして現在の温度を保存して、上記同様に処理する。
このようにすると、副走査方向の位置ずれ補正処理の必要性の有無をより一層適切に判別することができ、必要な副走査位置ずれ補正を含む総位置ずれ補正処理を適切に実施することができ、画像品質をより一層向上させることができる。
また、この場合、位置ズレ補正を実行する前に、印刷が開始される場合があり、このような場合のために、電源投入時または省電力モードからの復帰時の温度を不揮発性メモリに記憶して、この温度と現在の温度に基づいて、副走査方向の位置ずれ補正の実行の要否を判断してもよい。
この場合、位置合わせコントローラ72は、カラー画像形成装置1の電源投入時または各部への電源の供給を削減または停止して消費電力を削減する省電力モードからの復帰時に、温度センサ75の検出する温度Tcを、図示しない不揮発性メモリ(不揮発性記憶手段)に保存する。そして、位置合わせコントローラ72は、ページ間倍率補正を実行する際に、不揮発性メモリの温度Tcと現在のTpの差分(Tp−Tc)を演算して、この差分が所定の閾値、例えば、上記閾値Tt以上になると、上記同様に、主走査方向と副走査方向の総位置ずれ補正処理(総位置合わせ補正処理)を行う。
そして、総位置ずれ補正処理を実行すると、実行後の温度センサ75の検出温度によって、不揮発性メモリの電源投入時または省電力モードからの復帰時の温度を書き換えて、または、上記RAM74に書き込んで、温度Tcとして保存して、上記同様に処理する。
このようにすると、副走査方向の位置ずれ補正処理の必要性の有無をより一層適切にかつ確実に判別することができ、必要な副走査位置ずれ補正を含む総位置ずれ補正処理をより一層適切に実施して、画像品質をより一層向上させることができる。
さらに、上記説明では、システムコントローラ71は、連続印刷処理中に、位置合わせコントローラ72から位置合わせ実行要求を受け取ると、当該ページの印刷が完了した時点で、副走査方向の位置合わせ処理を実行しているが、連続印刷中の副走査方向の位置合わせ処理を禁止して、連続印刷が完了した時点で、副走査方向の位置合わせ処理を実行してもよい。
この場合、システムコントローラ71は、図8に示すように、連続印刷中に、位置合わせコントローラ72から位置合わせ実行要求を受信すると、当該位置合わせ実行要求を受信した旨の位置合わせ実行要求受信情報(補正実行条件適否情報)を、補正条件記憶手段、例えば、RAM74に記憶し(ステップS301)、その後、連続印刷処理が完了すると、RAM74等の位置合わせ実行要求受信情報領域を参照して、位置合わせ実行要求を受信しているかチェックする(ステップS302)。
ステップS302で、位置合わせ実行要求を受信していないときには、システムコントローラ71は、そのまま処理を終了し、位置合わせ実行要求を受信しているときには、位置合わせコントローラ72から受け取っている補正量に基づいて副走査方向の位置ずれ補正処理を実行する(ステップS303)。
システムコントローラ71は、副走査方向の位置ずれ補正処理を完了すると、RAM74等の位置合わせ実行要求受信情報を削除して処理を終了する(ステップS304)。
このようにすると、連続印刷中の副走査方向の位置ずれ処理を中止して、画像形成速度を向上させて生産性を向上させることができ、利用性を向上させることができる。
また、位置合わせコントローラ72からの位置合わせ実行要求に応じて、副走査方向の位置ずれ補正処理を連続印刷処理中に実行するか連続印刷処理が完了した後に実行するかを、カラー画像形成装置1の図示しない操作表示部(選択手段)等での位置合わせ実行条件の選択設定に応じて処理するようにしてもよい。
この場合、ユーザは、予め操作表示部等から副走査方向の位置ずれ補正処理を連続印刷処理中に実行するか連続印刷処理が完了した後に実行するかを選択設定操作し、システムコントローラ71は、この設定内容を、位置合わせ実行条件として、例えば、図示しない不揮発性メモリ等に格納する。
そして、システムコントローラ71は、図9に示すように、連続印刷中に、位置合わせコントローラ72から位置合わせ実行要求を受信すると、位置合わせ実行条件が連続印刷中であるか否かを、不揮発性メモリ等を参照して判別し(ステップS402)、位置合わせ実行条件が連続印刷中であると、連続印刷を一時中断して(ステップS403)、上記副走査位置ずれ補正を含む総位置合わせ補正処理(総位置ずれ補正処理)を実行する(ステップS404)。
システムコントローラ71は、総位置合わせ補正処理を完了すると、連続印刷を再開して、上記同様に処理する(ステップS405)。
ステップS402で、位置合わせ実行条件が連続印刷中でないときには、システムコントローラ71は、当該位置合わせ実行要求を受信した旨の位置合わせ実行要求受信情報をRAM74等に記憶し(ステップS406)、その後、連続印刷処理が完了すると、図8に示したように、RAM74等の位置合わせ実行要求受信情報領域を参照して、位置合わせ実行要求を受信しているかチェックして、位置合わせ実行要求を受信しているので、位置合わせコントローラ72から受け取っている補正量に基づいて副走査方向の位置合わせ補正処理(位置ずれ補正処理)を実行する。
システムコントローラ71は、当該位置合わせ補正処理を完了すると、RAM74等の位置合わせ実行要求受信情報を削除して処理を終了する。
このようにすると、ユーザの意図する画質や画像形成速度等の利用形態に応じて副走査方向の位置合わせ処理を実施することができ、より一層利用性を向上させることができる。
なお、上記説明では、搬送ベルト21に沿って各色の画像形成部30Y〜30Bkが配設されて、画像形成部30Y〜30Bkで搬送ベルト21上を搬送されてくる転写紙12に各色のトナー画像を順次重ね合わせてカラー画像を転写紙12上に形成するタイプのカラー画像形成装置1に適用した場合について、説明したが、カラー画像形成装置としては、上記のタイプのものに限るものではなく、例えば、各色の画像形成部が中間転写ベルトに沿って配設されていて、各画像形成部から中間転写ベルトに各色のトナー画像を順次重ね合わせてカラー画像を形成し、当該中間転写ベルト上のカラー画像を転写紙に転写するタイプのカラー画像形成装置であってもよい。
この場合、各画像形成部で中間転写ベルト上に位置ずれ検出用の位置検出パターンを形成する。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
複数の画像形成部で各色の画像を重ね合わせてカラー画像を形成する際の各色の画像位置を調整するカラー画像形成装置に適用することができる。
本発明のカラー画像形成装置の一実施例を適用したカラー画像形成装置の要部概略構成図。 図1のカラー画像形成装置の搬送ベルトと各色の画像形成部の感光体の斜視図。 図1のカラー画像形成装置の位置検出パターンの形成された搬送ベルトと画像位置検知部の斜視図。 図1のカラー画像形成装置の要部回路ブロック構成図。 図1のカラー画像形成装置の露光部と周辺回路の構成図。 図1のカラー画像形成装置による連続印刷時の補正量に基づいて副走査方向の位置合わせ補正を行う位置合わせ補正処理を示すフローチャート。 図1のカラー画像形成装置による連続印刷時の補正量、印刷枚数及び温度に基づいて副走査方向の位置合わせ補正を行う位置合わせ補正処理を示すフローチャート。 図1のカラー画像形成装置による連続印刷終了後に位置合わせ補正を行う場合の位置合わせ補正処理を示すフローチャート。 図1のカラー画像形成装置によるユーザの選択した時に位置合わせ補正を行う場合の位置合わせ補正処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
10 給紙部
11 給紙カセット
12 記録紙
20 搬送ベルト機構部
21 搬送ベルト
22 駆動ローラ
23 従動ローラ
30Y、30M、30C、30Bk 画像形成部
32Y〜32Bk 帯電部
33Y〜33Bk 露光部
34Y〜34Bk 現像部
35Y〜35Bk 転写部
36Y〜36Bk クリーニング部
40 定着部
41 定着ローラ
42 加圧ローラ
50 画像位置検知部
51、52 反射型光センサ
61、62 位置検出パターン
71 システムコントローラ
72 位置合わせコントローラ
73 ROM
74 RAM
75 温度センサ
76 印刷枚数カウンタ
77 A/D変換器
78 ポリゴンモータ制御部
80 LDユニット
81 ポリゴンミラー
82 fθレンズ
83a、83b 反射ミラー
84a、84b レンズ
85a、85b 同期検知センサ
86 LD制御部
87 同期検知用点灯制御部
88 画素クロック生成部
90 基準クロック発生部
91 VCOクロック発生部
92 位相同期クロック発生部

Claims (9)

  1. それぞれ異なる色用の複数の画像形成手段が搬送ベルトまたは中間転写ベルトに沿って配設され、当該搬送ベルト上を搬送されてくる転写紙または当該中間転写ベルトに前記画像形成手段がそれぞれ異なる色の現像剤像を順次重ね合わせて転写してカラー画像を形成し、当該中間転写ベルト上に転写する場合には、当該中間転写ベルト上のカラー画像を転写紙に転写してカラー画像を形成するとともに、所定の短い用紙間隔で搬送される前記転写紙上に最終的にカラー画像を連続して形成する連続印刷時に、当該カラー画像形成時の各色の画像の位置ずれを検出するための位置ずれ検出パターンを前記各画像形成手段で前記搬送ベルト上または前記中間転写ベルト上に形成して、当該位置ずれ検出パターンを位置ずれ検知手段で検出し、当該位置ずれ検出手段の検出結果に基づいて当該連続印刷中のページ間に前記画像形成手段による主走査方向の位置ずれを補正するカラー画像形成装置において、前記位置ずれ補正の補正量を当該補正を行う毎に所定の補正量記憶手段に順次加算して記憶し、当該補正量記憶手段の補正量が所定の基準補正量を超えると、当該連続印刷中のページ間に、副走査方向の位置ずれを補正する副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記カラー画像形成装置は、印刷枚数をカウントするカウント手段を備え、当該カウント手段で前記連続印刷時の連続印刷枚数をカウントして、当該カウント値が所定の基準カウント値を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記カラー画像形成装置は、当該装置内の温度を検出する温度検出手段を備え、当該温度検出手段が前記連続印刷開始時に検出した開始時温度を所定の温度記憶手段に記憶し、当該温度記憶手段の開始時温度と前記連続印刷のページ間で当該温度検出手段の検出する現在温度との温度差が所定の基準温度差を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とする請求項1または請求項2記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する毎に前記補正量記憶手段の前記補正量をリセットし、当該副走査位置ずれ補正処理後の当該補正記憶手段の補正量が前記基準補正量を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する毎に、前記カウント手段の前記カウント値をリセットし、当該副走査位置ずれ補正処理後の当該カウント手段のカウント値が前記基準カウント値を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  6. 前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する毎に、前記温度検出手段で温度検出して当該検出温度を前記温度記憶手段に開始時温度として記憶し、当該温度記憶手段の開始時温度と前記連続印刷のページ間の現在温度との温度差が前記基準温度差を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  7. 前記カラー画像形成装置は、電源投入時または省電力モードからの復帰時に前記温度検出手段の検出した検出温度を所定の不揮発性記憶手段に記憶し、前記副走査位置ずれ補正処理を実行する前に前記連続印刷が開始されると、当該不揮発性記憶手段の検出温度を、前記開始時温度として、当該開始時温度と当該連続印刷のページ間の現在温度との温度差が前記基準温度差を超えると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行し、当該副走査位置ずれ補正処理を実行すると、当該副走査位置ずれ補正処理実行後の前記温度検出手段の検出した検出温度を前記温度記憶手段に前記開始時温度として記憶して、以降、当該温度記憶手段の開始時温度と前記現在温度とに基づいて前記副走査位置ずれ補正処理の実行を制御することを特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装置。
  8. 前記カラー画像形成装置は、前記連続印刷中の前記副走査位置ずれ補正処理の実行を禁止するとともに、当該連続印刷中に、前記副走査位置ずれ補正処理の実行条件を満たしたか否かの補正実行条件適否情報を所定の補正条件記憶手段に記憶し、当該連続印刷が終了すると、当該補正条件記憶手段の補正実行条件適否情報を調べて、当該補正実行条件適否情報が前記実行条件を満たしている旨の情報であると、前記副走査位置ずれ補正処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  9. 前記カラー画像形成装置は、前記副走査位置ずれ補正処理を前記連続印刷中に実施するのか前記連続印刷終了後に実行するのかを選択する選択手段を備え、前記連続印刷中に前記副走査位置ずれ補正処理の実行条件を満たすと、当該選択手段の選択に応じて当該副走査位置ずれ補正処理の実行を制御することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
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