JP2009052181A - 洗濯方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】繊維製品の洗濯後に洗濯物を洗濯槽から取り出しやすく、また乾燥後にシワになりにくい洗濯方法を提供すること。
【解決手段】 洗剤を水に溶解した洗浄液中で繊維製品を洗浄する工程であり、前記洗剤として、(i)(i-1)陰イオン界面活性剤及び(i-2)非イオン界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤及び(ii)特定のシリコーン化合物を含有する洗剤を用いる工程1、洗浄後、水を用いて濯ぎを行う工程2、濯ぎ後、(I)陽イオン界面活性剤、(II)非イオン界面活性剤及び(III)アミノ変性シリコーン化合物を含有し、(II)/(I)が質量比で1〜4であり20℃のpHが2〜6である仕上剤を溶解した仕上げ液と繊維製品を接触させる工程3を含む繊維製品の洗濯方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、洗濯後の洗濯物の絡みが少なく、洗濯物を取り出し易く、乾燥後の洗濯物がしわになりにくい繊維製品の洗濯方法に関する。
近年、家庭用の洗濯機は、電気モーターの発達、洗濯槽の改良及びコンピューター制御などによる洗濯スケジュール管理の普及に伴い、一度に多量の繊維製品を洗濯することができる機種が増えている。しかしながら多量の洗濯物は、脱水を終えた時点で複雑に絡み合い、洗濯槽から取り出すことが困難となるばかりでなく、繊維同士が擦れて、繊維をいためる可能性がある。
仕上がり性に優れ、洗濯乾燥後のシワを効果的に減らすことができる洗濯方法の発明については、特許文献1、2、3を挙げることができる。また、特定のポリオキシアルキレン基を有するシリコーン化合物を配合する洗剤としては、特許文献4、5を挙げることができ、アミノ基を有するシリコーンと陽イオン界面活性剤を含有する繊維処理剤としては、特許文献6を挙げることができる。
特開2000−44991号公報 特開2000−44988号公報 特開2000−44989号公報 特開平9−67594号公報 特開2005−213666号公報 特開2006−214037号公報
本発明の課題は、洗濯後、洗濯槽から容易に洗濯物取り出すことができ、繊維を傷めることが無く、かつ乾燥のしわの発生も抑制できる繊維製品の洗濯方法を提供することである。
すなわち発明は、下記工程1〜3を含む繊維製品の洗濯方法を提供する。
工程1:洗剤を含む洗浄液中で繊維製品を洗浄する工程であり、前記洗剤として、(i)(i-1)陰イオン界面活性剤及び(i-2)非イオン界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤及び(ii)下記一般式(1)で示されるシリコーン化合物を含有する洗剤を用いる工程、
工程2:洗浄後、繊維製品を水を用いて濯ぎを行う工程、
工程3:濯ぎ後、(I)陽イオン界面活性剤、(II)非イオン界面活性剤及び(III)アミノ変性シリコーン化合物を含有し、(II)/(I)が質量比で1〜4であり20℃のpHが2〜6である仕上剤を溶解した仕上げ液と繊維製品を接触させる工程
Figure 2009052181
〔式中の各記号の意味は下記のとおりである。
R:炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシル基又はアルコキシル基
:同一又は異なっていてもよい炭素数1〜4のアルキル基
l:100〜600の数
m及びn:mが0〜60の数で、nが0〜30の数であり、m+nが5〜90となる数
A:下記の(イ)で示される基のみを有するもの又は(イ)と(ロ)で表される基を有するものが混在したものであり、後者の場合は(ロ)の割合が50モル%以下である。
(イ)−(CH)a−N(−R)−CO−(CH)b−O−(CO)c−(C0)d−R
(ロ)−(CH)a−N(−R)−H
(ここで、aは2〜6、bは1〜6の数を示し、c、dはcが0〜20で、dが0〜20であり、c+dが1〜30となる数を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基を示す)
B:下記の(ハ)で表される基
(ハ)−(CH)e−O−(CO)f−(C0)g−R
(ここで、eは2〜6の数を示し、f、gはfが0〜20で、gが0〜20であり、f+gが1〜30となる数を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基を示す)〕
本発明の洗濯方法を適用することにより、洗濯、濯ぎ、脱水後の洗濯物が絡み合うことを抑制でき、乾燥後のしわも少なくすることができる。
以下において、本発明の繊維製品の洗濯方法を工程ごとに説明する。本発明の洗濯方法は電気洗濯機を用いる場合に適しているが、手洗いであってもよい。
<工程1>
工程1では、洗剤を含む洗浄液、具体的には洗剤を水に溶解した洗浄液中で各種繊維製品を洗浄する工程である。
工程1で用いる洗剤(洗剤組成物)は、(i)(i-1)陰イオン界面活性剤及び(i-2)非イオン界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤及び(ii)前記一般式(1)で示されるシリコーン化合物を含有するものである。
(i-1)陰イオン界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩、アルキル又はアルケニル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、飽和又は不飽和脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸塩又はα−スルホ脂肪酸エステル等から選ばれる1種以上を挙げることができる。
これらの中でも炭素数10〜20の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、エチレンオキサイド平均付加モル数が0.5〜4で、かつアルキル鎖の炭素数が8〜22のポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩及びアルキル鎖の炭素数が8〜22のアルキル硫酸エステル塩が好ましく、特には炭素数10〜20の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が好ましい。
これらの陰イオン界面活性剤の対イオンは、ナトリウム又はアルカノールアミンが好ましい。なお本発明の陰イオン界面活性剤は酸剤として添加し、溶液中で中和して塩を形成してもよい。本発明では濃度限定や比率限定等の数値限定は、塩を考慮せずに、酸型としてカウントする。
(i-2)非イオン界面活性剤としては、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン又はこれらのコポリマー、エチレンオキシド又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドが炭素数8〜22の高級アルコールに付加したポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル、高級脂肪酸アルカノールアミド又はそれにエチレンオキシド又はエチレンオキシドとプロピレンオキシドアルキレンオキシドが付加した化合物、蔗糖脂肪酸エステル、アルキル基の炭素数が8〜22であるアルキルグルコシド等から選ばれる1種以上を挙げることができる。
これらの中でもエチレンオキサイド平均付加モル数が4〜20及びプロピレンオキサイド平均付加モル数が0〜4であって、かつアルキル基の炭素数が8〜22のポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましく、特にアルキル基の炭素数が10〜14であってエチレンオキシド平均付加モル数が5〜15のポリオキシエチレンアルキルエーテルが最も好ましい。
本発明では、洗浄力の点から、界面活性剤として(i-1)陰イオン界面活性剤及び(i-2)非イオン界面活性剤を併用することが好ましく、その場合には、(i-1)/(i-2)が質量比率で、0.1〜1.5であることが好ましく、0.2〜1.2であることがより好ましい。
(ii)前記一般式(1)で示されるシリコーン化合物としては、一般式(1)中の各記号が下記のものが好ましい。
Rは、炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシル基又はアルコキシル基であり、Rは、同一又は異なっていてもよい炭素数1〜4のアルキル基である。
lは、100〜600であり、好ましくは200〜500の数であり、
m及びnは、mが0〜60であり、好ましくは1〜30の数、nが0〜30であり、好ましくは1〜20の数、m+nが5〜90であり、好ましくは5〜60となる数である。
Aは、下記の(イ)で示される基のみを有するもの又は(イ)と(ロ)で表される基を有するものが混在したものであり、後者の場合は(ロ)の割合が50モル%以下である。
(イ)−(CH)a−N(−R)−CO−(CH)b−O−(CO)c−(C0)d−R
(ロ)−(CH)a−N(−R)−H
ここで、
aは2〜6、好ましくは2〜4の数を示し;
bは1〜6、好ましくは1〜3の数を示し;
c、dはcが0〜20、好ましくは1〜15を示し、dが0〜20、好ましくは0〜10を示し、c+dが1〜30、好ましくは1〜20を示し;
は、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し:
は、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示す。
Bは、下記の(ハ)で表される基
(ハ)−(CH)e−O−(CO)f−(C0)g−R
ここで、
eは2〜6、好ましくは2〜4の数を示し、
f、gはfが0〜20、好ましくは3〜15の数を示し、gが0〜20、好ましくは0〜10の数を示し、f+gが1〜30、好ましくは3〜20となる数を示し、
は、水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基を示す。
本発明では、洗剤中に(ii)成分と共に他のシリコーンとして、例えばポリジメチルシロキサンや、ポリグリセロール変性シリコーンを配合してもよい。
洗剤には、上記成分以外の他の添加剤として、液体洗剤にする場合は、特開2005−154505号公報記載の(b)成分及び、段落〔0045〕の成分を配合することができ、粉末洗剤とする場合は、特開2000−336399号公報記載の(b)成分、(c)成分及び段落〔0013〕〜〔0018〕記載の成分を配合することができる。また、粉末洗剤にする場合に(b)成分を粉末化する場合は、特開平3−186307号公報を参考にすることができる。
洗剤が液体洗剤の場合は、上記他の添加剤の中でも、その他界面活性剤、アルカリ剤として水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、モノエタノールアミン、酸剤又はキレート剤としてクエン酸及びコハク酸、分散剤としてオリゴマー、酸化防止剤として亜硫酸ナトリウム、可溶化剤としてプロピレングリコール、低級アルコールとしてエタノール、抗菌剤としてイソチアゾリン系化合物、香料、染料を配合することが好ましい。
洗剤が粉末ないし粒状洗剤の場合は、上記他の添加物の中でも、アルカリ剤として炭酸ナトリウム、珪酸ナトリウム及び結晶性層状珪酸ナトリム等を、金属イオン封鎖剤としてゼオライト、クエン酸、EDTA等を、分散剤としてポリアクリル酸系ポリマーやアクリル酸−マレイン酸コポリマーを配合することが好ましく、その他プロテアーゼ、セルラーゼなどの酵素、過炭酸ナトリウムなどの漂白剤と漂白活性化剤、香料、蛍光染料、増量剤としての硫酸ナトリウムを配合することが好ましい。なお液状の(ii)成分及びその他の併用シリコーン化合物を粉末化するためには、非晶質シリカやセルロースなどの吸油剤やPEGなどのバインダーを用いて粒状化することが好ましい。
洗剤中の(i)成分の界面活性剤の含有量は、好ましくは1〜50質量%、特に好ましくは10〜35質量%であり、(ii)成分のシリコーン化合物の含有量は、好ましくは0.01(但し、他の併用するシリコーンを含めて0.1%以上)〜8質量%、特に好ましくは0.5〜5質量%であり、残部が他の成分の他に液体洗剤の場合は水やエタノールである液状洗剤であり、粉末洗剤の場合は、必要に応じて硫酸ナトリウム及び少量の水を配合する。
洗剤は、水で0.05質量%に希釈したときのpHが6.5〜12であることが好ましく、より好ましくは7〜11であることが、十分な洗浄力を得る上で好ましい。
洗浄液は、洗剤の濃度が0.04〜0.5質量%になるような量を水に添加することで調製されることが好ましい。
<工程2>
工程2は、工程1における洗浄後、水を用いて濯ぎを行う工程である。濯ぎ工程は、一般に行われる溜め濯ぎでも、水を流しながらの濯ぎでもよいが、ため濯ぎの場合は、濯ぎ時に1回以上水を入れ替えて濯ぐことが好ましい。
<工程3>
工程3では、工程2における濯ぎ後、濯ぎ水又は新たに注入した水に仕上剤を添加溶解させた仕上げ液中にて、仕上げ液と繊維製品を接触させて仕上げ処理する。
工程3で用いる仕上剤(仕上剤組成物)は、(I)陽イオン界面活性剤、(II)非イオン界面活性剤及び(III)アミノ変性シリコーン化合物を含有するものであり、水を含む液状にすることが好ましい。
(I)成分の陽イオン界面活性剤は、鎖の途中がエステル結合、アミド結合又はエーテル結合で分断されていてもよい炭素数が8〜25のアルキル基またはアルケニル基を1〜3有し、残りが炭素数1〜4のアルキル基、ベンジル基、ヒドロキシアルキル基から選ばれる1種以上の有機基である4級アンモニウム型界面活性剤及び/又は3級アミン型界面活性剤の無機もしくは有機酸塩である。無機酸塩としては、塩酸塩、硝酸塩、燐酸塩、硫酸塩等を挙げることができ、有機酸塩としては、炭素数2〜18の飽和又は不飽和の脂肪酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩等を挙げることができる。
このような4級アンモニウム型界面活性剤又は3級アミン型界面活性剤としては、下記一般式(2)及び(3)で表される化合物を挙げることができる。
Figure 2009052181
[式中、
、Rは同一又は異なっていてもよく、直鎖でも分岐鎖の炭素数が5〜20のアルキル基又はアルケニル基を示し;
、Qは、シングル結合、又は−COO−、−CONR11−、−OCO−、−NR11CO−で示される有機基による結合(ここでR11は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキレン基を示す)を示し;
、Rは炭素数1〜5のアルキレン基を示し;
、R10は炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシアルキル基又はR−Q−R−を示し;
HXは上記した無機酸又は有機酸を示し、Xはハロゲン原子等の陰イオンを示す]。
、Qがエステル結合、アミド結合の場合は、R、Rはステアリン酸、パルミチン酸等の飽和脂肪酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸等の不飽和高級脂肪酸のほか、牛脂、豚脂、パーム油、パーム核油、オリーブ油等の天然油脂を分解、精製して得られる脂肪酸から由来するものが好ましい。これらの中でも特に、オレイン酸、ステアリン酸、牛脂脂肪酸、硬化牛脂脂肪酸、パーム油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、硬化パーム核油脂肪酸が好適である。
なお、不飽和高級脂肪酸としては、立体異性体がシス体又はトランス体であっても、両者の混合物であってもよいが、特にシス体/トランス体の比率が25/75〜100/0(質量比)であることが好ましい。
第3級アミン化合物の長鎖結合基はエーテル結合を含んでいてもよく、その場合には、牛脂、豚脂、パーム油、オリーブ油を還元して得られるアルコール由来のほか、それらからゲルベ反応によって得られる合成アルコールも使用できる。
より具体的には、ジ長鎖アルキル(C8〜22)又はアルケニル(C8〜22)ジメチルアンモニウム塩、モノ長鎖アルキル(C8〜22)又はアルケニル(C8〜22)ジメチルベンジルアンモニウム塩の他に、下記一般式(4)〜(7)及び一般式(8−1)〜(8−4)で表される化合物を挙げることができる。なお、式中のR12は、直鎖の炭素数14〜22のアルキル基又はアルケニル基であり、好ましくはオレイル又はC18:C16=60/40(飽和アルキル鎖)を示す。また一般式(8−1)〜(8−4)で表される化合物は、一般式(8−1)及び(8−2)を主として含有する混合物として得られるのが一般的である。
Figure 2009052181
また、4級アンモニウム化合物としては、下記一般式(9)で表されるものを用いることもできる。式中のR12の意味は上記と同様である。
Figure 2009052181
最も好ましい(I)成分は、ジ長鎖アルキル(C8〜22)又はアルケニル(C8〜22)ジメチルアンモニウム塩、又は一般式(8−1)〜(8−4)の化合物の混合物である。
(II)成分の非イオン界面活性剤は、洗剤に含まれる(i-2)成分の非イオン界面活性剤と同じものを用いることができる。本発明では、特にアルキル基の炭素数が8〜20であって、且つオキシアルキレン基の炭素数が2又は3のポリオキシアルキレンアルキルエーテルを用いることが好ましく、具体的には、(II-1)下記一般式(10)及び(II-2)一般式(11)から選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤が好ましい。
20−O−(C24O)−H (10)
〔式中、R20は炭素数8〜20の炭化水素基であり、好ましくは直鎖又は分岐鎖のアルキル基である。pは平均付加モル数を示し3〜50の数である〕。
20−O−(C24O)/(C36O)−H (11)
〔式中、R20は前記の意味を示す。q及びrはそれぞれ独立に0より大きく、qとrの合計が10〜22となる数である。(C24O)と(C36O)はランダムあるいはブロック付加体であってもよく、(C24O)と(C36O)の付加順序は限定されない〕。
本発明では(II-2)成分を非イオン界面活性剤の必須成分とすることにより、工程3の処理中、泡立つことなく、繊維製品への(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物の吸着性を向上できるので好ましい。更には(II-2)成分が、(II)成分中の5〜50質量%占めることが好ましく、特には、(II-1)成分及び(II-2)成分の合計が、(II)成分の非イオン界面活性剤中の90質量%以上、特には95質量%以上であることが好ましい。
(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物としては、特開2001−49582号公報、特開2001−192973号公報、特開2002−371474号公報、特開平8−325952号公報、特開平10−131054号公報等に記載のアミノ変性シリコーン化合物を用いることができる。
(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物としては、25℃の動粘度(オストワルト型粘度計で求めることができる)が、好ましくは100〜20000mm2/s、より好ましくは200〜10000mm2/s、特に好ましくは500〜5000mm2/sであり、アミノ当量(窒素原子1つ当りの分子量、アミノ当量=分子量/N原子数で求められる。分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーでポリスチレンを標準として求めた値であり、窒素原子数は元素分析法により求めることができる)が、好ましくは400〜8000、より好ましくは600〜5000、特に好ましくは800〜4000のものである。
(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物の好適な具体例として、一般式(12)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2009052181
〔式中、
31は炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシ基、−OR34(ここでR34は炭素1〜3のアルキル基)又は水素原子を示し、
32は炭素数1〜3のアルキル基、ヒドロキシ基又は水素原子を示し、
Dは少なくとも1つのアミノ基を有する側鎖を示し、
33は炭素数1〜3のアルキル基又は水素原子を示し、
wは10〜10,000の数、zは1〜1,000の数を示し、重量平均分子量が2,000〜1,000,000となる数を示し、
31、R32、R33、R34はそれぞれ同一でも異なっていてもよく、また複数個のR32は同一でも異なっていてもよい〕。
一般式(12)において、R33はメチル基又はヒドロキシ基が好ましく、R32はメチル基又はヒドロキシ基が好ましく、R33はメチル基又は水素原子が好ましく、R34はメチル基が好ましい。重量平均分子量は、好ましくは5,000〜100,000、特に好ましくは8,000〜50,000である。ここで、重量平均分子量はポリスチレンを標準としてゲルパーミエーションクロマトグラフィーで求めることができる。アミノ基を有する側鎖Dとしては、下記のものを挙げることができる。
−C36−NH2
−C36−NH−C24−NH2
−C36−NH−[C24−NH]24−NH2
−C36−NH(CH3
−C36−NH−C24−NH(CH3
−C36−NH−[C24−NH]i24−NH(CH3
−C36−N(CH3)2
−C36−N(CH3)−C24−N(CH3)2
−C36−N(CH3)−[C24−N(CH3)]j24−N(CH3)2
−C36−NH−cyclo-C511
ここでh、i及びjはそれぞれ1〜30の数である。
(III)成分は、例えば、式(14):
2N(CH22NH(CH23Si(CH3)(OCH32 (14)
で表されるオルガノアルコキシシランを過剰の水で加水分解して得られた加水分解物と、ジメチルシクロポリシロキサンとを水酸化ナトリウムのような塩基性触媒を用いて、80〜110℃に加熱して平衡反応させ、反応混合物が所望の粘度に達した時点で酸を用いて塩基性触媒を中和することにより製造することができる(特開昭53−98499号公報参照)。
(III)成分は、オイル状のものをそのまま配合しても差し支えないが、(III)成分の粒子が水中に分散した水性エマルジョンの形態で配合することが、本発明の仕上剤を容易に製造できる点から好ましい。
(III)成分の水性エマルジョンには乳化剤として界面活性剤を用いることが好ましく、界面活性剤として、アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、脂肪酸塩等の陰イオン性界面活性剤、ポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、脂肪酸アルカノールアミド又はそのアルキレンオキサイド付加物、蔗糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン性界面活性剤、アミンオキサイド、スルホベタイン、カルボベタイン等の両性界面活性剤、トリ長鎖アルキル4級アンモニウム塩等の陽イオン性界面活性剤を用いることができる。ただし、陰イオン性界面活性剤を用いる場合は(III)成分の効果を損なわないように注意する必要があり、陰イオン性界面活性剤の(III)成分に対する配合モル比が好ましくは0.5未満、好ましくは0.1未満となるようにする。
(III)成分の水性エマルジョンにおける乳化粒子の平均粒径は、風合いを得る観点から、好ましくは0.01〜10μm、更に好ましくは0.01〜5μm、特に好ましくは0.01〜1μmである。
(III)成分として用いることができるものとしては、
GE東芝シリコーン(株)製のTSF4703(粘度1000mm2/s(25℃)、アミノ当量1600)、TSF4707(粘度10000mm2/s(25℃)、アミノ当量7000)、TSF4708(粘度1000mm2/s(25℃)、アミノ当量2800)、
日本ユニカー(株)製のSS−3551(粘度1000mm2/s(25℃)、アミノ当量1600)、SS−3552(粘度700mm2/s(25℃)、アミノ当量7000)、FZ−3705(粘度250mm2/s(25℃)、アミノ当量4000)、FZ−319(粘度2000mm2/s(25℃)、アミノ当量4000)、
東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSF8451C(粘度600mm2/s(25℃)、アミノ当量1700)、SF8452C(粘度700mm2/s(25℃)、アミノ当量6400)、SF8457C(粘度1200mm2/s(25℃)、アミノ当量1800)、SF8417(粘度1200mm2/s(25℃)、アミノ当量1800)、BY16−849(粘度1300mm2/s(25℃)、アミノ当量600)、BY16−850(粘度1100mm2/s(25℃)、アミノ当量1100)、BY16−892(粘度1000mm2/s(25℃)、アミノ当量2000)、BY16−879B(粘度1190mm2/s(25℃)、アミノ当量8000)、BY16−872(粘度20000mm2/s(25℃)、アミノ当量1800)、
信越化学工業(株)製のKF864(粘度1700mm2/s(25℃)、アミノ当量3800)、KF857(粘度1300mm2/s(25℃)、アミノ当量1700)、KF869(粘度1500mm2/s(25℃)、アミノ当量3800)、KF862(粘度750mm2/s(25℃)、アミノ当量1900)、KF8001(粘度250mm2/s(25℃)、アミノ当量1900)、KF880(粘度650mm2/s(25℃)、アミノ当量1800)、
旭化成ワッカーシリコーン(株)製のWR300(粘度600mm2/s(25℃)、アミノ当量3300)、WR1100(粘度5000mm2/s(25℃)、アミノ当量7000)、WR1600(粘度1000mm2/s(25℃)、アミノ当量1700)、WT1650(粘度1000mm2/s(25℃)、アミノ当量1700)等を挙げることができる。
(III)成分として用いることができる水性エマルジョンとしては、上記のオイル状のものを界面活性剤等の乳化剤を用いて、各種の乳化機(ホモミキサー、高圧ホモジナイザー、コロイドミル等)により水中に分散させたものを用いてもよいが、オルガノアルコキシシランとジメチルシクロポリシロキサン等を用い、水中で重合反応を行うことにより、所望のアミノ変性シリコーンを含むエマルジョンを調製し、これを(III)成分の水性エマルジョンとしてそのまま用いてもよい。具体的には日本ユニカー(株)製のFZ−4632、FZ−4635、FZ−4640、FZ−4645、FZ−4658、東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製のSM8702、SM8704C、SM8709、BY22−812、BY22−816、BY22−819、BY22−823、信越化学工業(株)製のPolon MF−14、Polon MF−14D、Polon MF−14EC、Polon MF−29、Polon MF−39、Polon MF−44、Polon MF−52等を挙げることができる。
工程3で用いる仕上剤は(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物と共に他のシリコーンを配合してもよい。例えばポリジメチルシロキサンや、ポリグリセロール変性シリコーン、また洗剤の(ii)成分として配合されている一般式(1)シリコーン化合物を配合してもよい。前記の他のシリコーンを配合するときは、(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物と他のシリコーン化合物の合計量中、(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物の含有割合が50質量%以上であることが好ましい。
仕上剤は、安定性及び仕上がり性の観点から(II)/(I)の含有量は質量比で1〜4、好ましくは1.2〜3であり、安定性と仕上がりの観点から(II)/(III)は質量比で1〜5が好ましく、より好ましくは1.5〜3である。
仕上剤には、抗菌剤(イソチアゾリン骨格を有するものが好ましい)、有機酸(コハク酸及びクエン酸が好ましい)、溶剤(フェノキシエタノール、フェノールにエチレンオキシドを平均3モル付加させたフェノール系化合物)、エタノール、エチレングリコール、プロピレングリコール及び質量平均分子量が5000以内のポリエチレングリコールを挙げることができる)、無機塩(食塩、塩化アンモニウム、塩化カルシウムが好ましい)、その他(香料、色素)を含有させることができる。
仕上剤中、
(I)成分の陽イオン界面活性剤の含有量は、好ましくは0.5〜20質量%、特に好ましくは2〜15質量%であり、
(II)成分の非イオン界面活性剤の含有量は、好ましくは1〜20質量%、特に好ましくは5〜15質量%であり、
(III)成分のアミノ変性シリコーン化合物の含有量は、好ましくは2〜20質量%、特に好ましくは2〜10質量%であり、残部を他の成分と水にする。
仕上剤の20℃のpHは2〜6である。このpH範囲において仕上剤は安定性であり、(III)成分が十分に繊維製品に作用する。
仕上剤は、水に対して0.01〜0.1質量%、特に好ましくは0.01〜0.25質量%の濃度で添加され、調製されることが好ましい。
工程3の処理後、仕上液は仕上液を遠心回転等による脱水処理によって繊維製品から除去される。その後繊維製品は、脱水槽或いは全自動洗濯機の場合は洗濯槽から取り出され、乾燥される。
洗濯機として、松下電器産業株式会社製の全自動洗濯機(National NA−F70AP、水量47L)を用い、工程1〜3及び脱水処理からなる洗濯を行った。
下記衣料(総重量4.0kg)を洗濯槽に入れ、表1記載の洗剤40gを添加し、予め柔軟仕上剤用の自動投入口に表2の仕上剤40gをセットして、標準コース(ため濯ぎ2回)で洗濯を行った。自動投入口にセットした仕上剤は、ため濯ぎ2回目に槽内に添加される。
濯ぎ処理時の浴比(洗濯物質量/濯ぎ水質量)は約12である。洗濯終了後、衣料を取り出し、その際の取り出し具合を評価した。取り出した洗濯物は、軽く叩きながら整形し、ハンガーに掛けて室内(20℃、65%RH)で乾燥させた。
衣料:肌着(綿100%)14枚、ポロシャツ(綿100%)5枚、ポロシャツ(綿/ポリエステル混紡)5枚、Tシャツ(綿100%)5枚、総計4.0kg
<評価>
本発明の洗濯方法として、表1の洗剤配合例1〜3と、表2の仕上剤配合例1、2を選んで組み合わせて洗濯を行った。また、比較例の洗濯方法として、表1の比較洗剤配合例1及び比較仕上剤配合例1、2のいずれか一方を含む組み合わせ又は両方の組み合わせを用いて洗濯を行った。
本発明の洗濯方法と比較例の洗濯方法を比べると、本発明の洗濯方法を適用した方が、脱水後の洗濯物が取り出し易い傾向を示した。また乾燥後においても、本発明の洗濯方法を適用した方が、目視による観察で明らかにしわが少なかった。
Figure 2009052181
<(i)成分>
(i-1-1):陰イオン界面活性剤[アルキル鎖の炭素数が12〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム]
(i-1-2):陰イオン界面活性剤[ヤシ油系脂肪酸ナトリウム]
(i-2-1):非イオン界面活性剤[ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル鎖が一級直鎖であり、炭素数が12〜14、平均エチレンオキサイド付加モル数が12)
(i-2-2):非イオン界面活性剤[ポリオキシエチレンラウリルエーテル(平均エチレンオキサイド付加モル数が8)
<(ii)成分>
(ii-2):一般式(1)中の構造が以下のシリコーン化合物である。
R :CH3、 R1:CH3
A:(イ)-(CH2)3-NH-CO-CH2-O-(CH2CH2O)5-C12H25 及び、(ロ)-(CH2)3-NH2 の混合〔(イ)/ (ロ)=7/3(モル比)〕
B:-(CH2)3-O-(CH2CH2O)10-CH3
l:300、m:7、n:4
(ii-2):一般式(1)中の構造が以下のシリコーン化合物である。
R :CH3、R1:CH3
A:-(CH2)3-NH-CO-CH2-O-(CH2CH2O)5-C12H25
B:-CH3
l:300、m:7、n:4
<その他成分>
溶剤:ブチルカルビトール
抗菌剤:プロキセルBDN(商品名)(ゼネカ社製)
Figure 2009052181
前記組成のpHはいずれも、塩酸を用いて4.0(20℃)に調製した。
<(I)成分>
(I-1):陽イオン界面活性剤[ジアルキル(炭素数12〜14)ジメチルアンモニウムクロライド]
<(II)成分>
下記EOはエチレンオキシド、POはプロピレンオキシドの略である。
(II-1-1):非イオン界面活性剤[ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル鎖が一級直鎖であり、炭素数が12〜14、平均エチレンオキサイド付加モル数が40)]
(II-1-2):非イオン界面活性剤[ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル鎖がステアリルであり、炭素数が12〜14、平均エチレンオキサイド付加モル数が20)]
(II-1-3):非イオン界面活性剤[ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル鎖が2級直鎖であり、炭素数が12〜14、平均エチレンオキサイド付加モル数が3)]
(II-2-1):非イオン界面活性剤[ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンアルキルエーテル(アルキル鎖が一級直鎖であり、炭素数が12〜14のアルコールにEO平均5モル/PO平均2モル/EO平均3モルの順に付加させたもの)]
<(III)成分>
(III-1):アミノ変性シリコーン[KF−857(信越化学工業(株):一般式(12)においてDが −C36−NH−C24−NH2のもの)
(III-2):アミノ変性シリコーン[KF−864(信越化学工業(株)):一般式(12)においてDが −C36−NH2 のもの]
<その他成分>
溶剤:フェノールにエチレンオキシドを平均3モル付加させたグリコールエーテル化合物
抗菌剤:プロキセルIB(商品名、ゼネカ社製)
EDTA:エチレンジアミン4酢酸

Claims (2)

  1. 下記工程1〜3を含む繊維製品の洗濯方法。
    工程1:洗剤を含む洗浄液中で繊維製品を洗浄する工程であり、前記洗剤として、(i)(i-1)陰イオン界面活性剤及び(i-2)非イオン界面活性剤から選ばれる一種以上の界面活性剤及び(ii)下記一般式(1)で示されるシリコーン化合物を含有する洗剤を用いる工程、
    工程2:洗浄後、繊維製品を水を用いて濯ぎを行う工程、
    工程3:濯ぎ後、(I)陽イオン界面活性剤、(II)非イオン界面活性剤及び(III)アミノ変性シリコーン化合物を含有し、(II)/(I)が質量比で1〜4であり20℃のpHが2〜6である仕上剤を溶解した仕上げ液と繊維製品を接触させる工程
    Figure 2009052181
    〔式中の各記号の意味は下記のとおりである。
    R:炭素数1〜4のアルキル基、ヒドロキシル基又はアルコキシル基
    :同一又は異なっていてもよい炭素数1〜4のアルキル基
    l:100〜600の数
    m及びn:mが0〜60の数で、nが0〜30の数であり、m+nが5〜90となる数
    A:下記の(イ)で示される基のみを有するもの又は(イ)と(ロ)で表される基を有するものが混在したものであり、後者の場合は(ロ)の割合が50モル%以下である。
    (イ)−(CH−N(−R)−CO−(CH−O−(CO)−(C0)−R
    (ロ)−(CH−N(−R)−H
    (ここで、aは2〜6、bは1〜6の数を示し、c、dはcが0〜20で、dが0〜20であり、c+dが1〜30となる数を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基を示す)
    B:下記の(ハ)で表される基
    (ハ)−(CH)e−O−(CO)f−(C0)g−R
    (ここで、eは2〜6の数を示し、f、gはfが0〜20で、gが0〜20であり、f+gが1〜30となる数を示し、Rは水素原子又は炭素数1〜20のアルキル基又はアルケニル基を示す)〕
  2. 前記洗剤が、(i-2)非イオン界面活性剤として、エチレンオキサイド平均付加モル数が4〜20及びプロピレンオキサイド平均付加モル数が0〜4であって、かつアルキル基の炭素数が8〜22のポリオキシアルキレンアルキルエーテルを含有する洗剤組成物であって、
    前記仕上剤が、(II)非イオン界面活性剤として、(II-2)下記一般式(11)で示されるポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレンアルキルエーテルを含有し、前記(II)成分中の前記(II-2)成分の割合が5〜50質量%である仕上剤組成物である請求項1記載の繊維製品の洗濯方法
    20−O−(C24O)/(C36O)−H (11)
    〔式中、R20は炭素数8〜20の炭化水素基を示す。n1及びn2はそれぞれ独立に0より大きく、qとrの合計が10〜22となる数である。(C24O)と(C36O)はランダムあるいはブロック付加体であってもよく、(C24O)と(C36O)の付加順序は限定されない。〕
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