JP4408257B2 - 洗剤組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯による衣類のしわの発生を抑制する組成物及び該組成物を用いる衣料の洗浄又は仕上げ方法に関する。
従来、洗濯した後にみられる衣類のしわは、仕上げ剤(のり剤、柔軟剤など)で処理することで、その発生の予防が図られている。
このような仕上げ剤は、洗剤とは別途に使用される必要があり、従来の洗濯において仕上げ剤を使用する場合、洗濯工程と仕上げ工程とを分けて行なわれている。
しかしながら、洗濯工程と仕上げ工程とからなる洗濯作業は、しわなどの仕上がりの良好な洗濯が可能とはなるものの、使用される水の量が多量となる、洗濯にかかる時間が長くなるという点においてまだ改善点があった。
そこで、洗浄作用に加え、しわの発生を防止する効果を有する洗浄剤組成物が考案されている(例えば、特許文献1、特許文献2を参照)。
しかしながら、かかる洗浄剤組成物では、配合された仕上げ剤と洗剤成分とが作用して、互いの効果の発現を阻害しあうため、洗浄剤と仕上げ剤とを分けて用いる従来の洗濯方法と同じ程度の洗浄効果及びしわ防止効果は発現されているとはいえなかった。
特表2003−505580号公報 特表2002−543302号公報
本発明は、洗濯後の衣類のしわ発生防止性に優れたしわ防止剤組成物、及び該しわ防止剤組成物を衣料の洗浄又は仕上げに用いる洗浄又は仕上げ方法を提供することを目的とする。
即ち、本発明の要旨は、
〔1〕水分散時の平均粒径が0.1〜40μmであるカチオン化デンプンを含有するしわ防止剤組成物、
〔2〕前記〔1〕記載のしわ防止剤組成物を衣料の洗浄又は仕上げに用いる洗浄又は仕上げ方法
に関する。
本発明のしわ防止剤組成物(以下、本発明の組成物という)を用いることにより、洗濯後のしわの発生が極めて少ない衣類を効率よく得られるという効果が奏される。特に、本発明の組成物は、公知の洗剤組成物と併用する又は他の洗剤成分を配合することで、しわの発生が顕著に少ない衣類の洗濯を効率よく行なうことができるという効果が発現される。
本発明の組成物は、水分散時の平均粒径が0.1〜40μmであるカチオン化デンプンを含有することを特徴とする。
かかる特徴を有することで、洗濯後のしわの発生が極めて少ない衣類を効率よく得られるという効果が奏される。特に、本発明のしわ防止剤配合組成物は、洗剤と併用することで、しわの発生が顕著に少ない衣類の洗濯を効率よく行なうことができるという効果が発現される。
本発明に使用されるカチオン化デンプンは、水分散時の平均粒径が0.1〜40μmとなるものである。
ここで、「水分散時」とは、該カチオン化デンプンを含有した組成物を水に添加して均一に分散した時点をいう。
水分散時の平均粒径としては、衣類に吸着するために、水分散時の平均粒径は0.1〜40μm、好ましくは0.5〜30μm、より好ましくは1〜25μmである。また、カチオン化デンプンの粒度分布は、0.1〜80μmの粒子の割合がその範囲以外の粒子に対し、10〜98%、より好ましくは30〜95%、さらに50〜90%であることが特に好ましい。平均粒径の測定は、粒度分布計(HORIBA製LA−920)を用いて、純水を分散溶媒として測定することができる。
カチオン化デンプンとは、デンプンにカチオン基を有する化合物であり、両性化デンプンも含む。カチオン基としては、3級アミン、4級アンモニウム塩等の分子内に窒素原子を含む基が含まれる。これらのカチオン基の中では、カチオン化デンプン中の窒素原子の含有率が0.05〜5重量%であることが好ましく、0.1〜3重量%がさらに好ましく、0.3〜2重量%が特に好ましい。窒素量の測定は、ケルダール法で行う。また、本発明のカチオン化デンプンとして、3重量%水溶液を加熱溶解後、30℃に冷却した際の水溶液をB型粘度計(60rpm)で計測した粘度が5〜5000mPa・S、さらには10〜3000mPa・S、特に100〜2000mPa・Sのものを使用するのが好ましい。カチオン化デンプンの具体例としては、日本NSC社製「CATO3210」、「CATO308」、松谷化学社製「ネオポジバリン42SL」、「アミロファックスT2200」、日澱化学社製「ExcellCJ−5」、「ペトロサイズJ」が挙げられる。
前記カチオン化デンプンの本発明の組成物中における含有量は、しわ防止性の観点から、0.1〜20重量%が好ましく、1〜15重量%がより好ましく、3〜10重量%が特に好ましい。
また、本発明の組成物は、しわ防止性の観点から、さらにシリコーン0.01〜10重量%を含有することが好ましい。
本発明に用いられるシリコーンとは、オルガノポリシロキサンオイルであり、特に繊維の潤滑剤として用いることができるものが好ましい。具体的には、ジメチルポリシロキサンオイル(以下、ジメチルシリコーンとする)又はジメチルシリコーンオイルの側鎖もしくは末端のメチル基の一部がヒドロキシ基になっているオルガノポリシロキサンオイル(以下、ヒドロキシシリコーンとする)、前記ジメチルシリコーン又はヒドロキシシリコーンのメチル基(好ましくは側鎖のメチル基)の一部が“メチル基以外の有機基”になっているオルガノポリシロキサンオイル(以下、変性シリコーンとする)の他に、ジメチルシロキサン鎖の中に有機基が導入されており末端がメチル基以外の有機基になっているオルガノポリシロキサンオイル(以下、末端変性シリコーンとする)が挙げられる。変性シリコーン及び末端変性シリコーンは「シリコーンハンドブック」(伊藤邦雄編集、日刊工業新聞社発行、1990年8月31日、初版1刷)の第6章を中心に例示されている。変性シリコーンの称するメチル基以外の有機基としては、ポリグリセロール基を含む有機基、アミノ基を含む有機基、4級アンモニウム基を含む有機基、アミド基を含む有機基、ポリエーテル基を含む有機基、エポキシ基を含む有機基、カルボキシ基を含む有機基、アルキル基を含む有機基又はハロゲノアルキル基、ハロゲノアルキレン基もしくはハロゲノアリール基を含む有機基の他に、ポリ(N−アシルアルキレンイミン)鎖を含む有機基が挙げられる。
これらの中でもポリグリセロール変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、アミド・ポリエーテル変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーンの他にSILSOFTタイプ(日本ユニカー(株)製)などの末端変性シリコーンから選ばれる1種以上が、しわ防止性の点から好ましい。
アミド・ポリエーテル変性シリコーンとして、下記一般式(1)で表されるものが好ましい。
Figure 0004408257
〔式中、R、R’は炭素数1〜6のアルキレン基、R’’は炭素数6〜16のアルキル基であり、2<l<10、5<m<15、0<n<1、x/z=1/1〜50/1(モル比)、y/z=1/2〜10/1(モル比)である。〕。
また、一般式(1)の化合物は、アミド結合が分解して、アミン部(2)とポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸(3)との塩型で存在することもある。
Figure 0004408257
〔式中の記号は前記と同じである。〕より好ましい構造は、以下の(4)式で表される。
Figure 0004408257
〔式中、R’’は炭素数8〜14のアルキル基であり、3<l<7、7<m<12、0<n<0.5、x/z=10/1〜30/1(モル比)、y/z=1/1〜5/1(モル比)である。〕。
本発明の末端変性シリコーンとして、アルキル(炭素数が1〜3)シロキサンとポリオキシアルキレン(アルキレン基の炭素数が2〜4が好ましい)の共重合体であるポリエーテル末端変性シリコーンがあげられる。このうち、ジメチルシロキサンとポリオキシアルキレン(ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのランダムあるいはブロック共重合体など)の共重合体が好ましく、特に下記一般式(5)で表されるものが好ましい。
Figure 0004408257
〔式中、m、n、a及びbは平均重合度であり、R51は炭素数1〜10のアルキレン基を示し、R52は炭素数1〜22のアルキル基を示すが、これらの値は親水性となるように選ばれる。〕。
また末端変性シリコーンとして、下記一般式(6)で表される末端変性シリコーンも好ましい。
Figure 0004408257
〔式中、x、n、a及びbは平均重合度であり、R61、R62はそれぞれ炭素数1〜10のアルキレン基を示す。〕。
また、ポリグリセロール変性シリコーンとして、特開昭57−149290号公報や特開平9−278892号公報で開示されている直鎖型ポリグリセロールシリコーンや国際公開第03/080712号パンフレットで示される分岐型ポリグリセロール変性シリコーンを用いることが可能である。本発明において、ポリグリセロール変性シリコーンの分子量は、500〜10000が好ましく、1000〜8000がより好ましく、2000〜7000がさらに好ましい。また、分子量に占めるグリセロール構造単位の重量割合が5〜70%、より好ましくは8〜50%、さらに好ましくは10〜30%である化合物がより適している。また、繊維への吸着の観点から、直鎖型に比べ分岐型の方がより好ましい。本発明において、最も好ましいシリコーン化合物は、ポリグリセロール変性シリコーンである。
シリコーンの本発明の組成物中における含有量は、0.05〜8重量%がより好ましく、0.1〜5重量%がさらに好ましい。
また、本発明の組成物は、しわ防止性の観点から、さらにアミラーゼ0.001〜10重量%、より好ましくは0.01〜5重量%、さらに好ましくは0.01〜1重量%を含有することが好ましい。
前記アミラーゼは、酵素造粒物とすることができる。
本発明では、他の造粒添加物質として結合剤、増量剤、酵素安定化剤、必要に応じて被覆剤等を配合することができる。結合剤としては、例えばデンプン(カチオン化デンプンを除く)、デキストリン、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール等のポリアルキレングリコール又はそのエーテル等が挙げられる。特にポリエチレングリコールやポリエチレングリコールの末端の水酸基をメトキシ化したものと着色剤を併用すると、吸湿や洗剤成分による劣化が抑制され、外観上の美麗さを維持する上で好ましい。該結合剤の含有量は、酵素造粒物中5〜30重量%が好ましく、5〜20重量%がより好ましい。増量剤としては芒硝等が挙げられ、その含有量は酵素造粒物中1〜60重量%が好ましい。酵素安定化剤としては、ホウ酸ナトリウムや塩化カルシウム等が使用できる。該酵素安定化剤の含有量は、酵素造粒物中0.5〜30重量%が好ましい。被覆剤もしくは被覆助剤としては、例えばアミコール、二酸化チタン、タルク等を使用することができる。該被覆剤もしくは被覆助剤と本発明に用いる着色剤を組み合わせることで、着色剤単独時より幅広い色相が可能になる。該被覆剤もしくは被覆助剤の含有量は、着色酵素造粒物中1〜40重量%が好ましい。
本発明におけるアミラーゼ造粒物(酵素造粒物)の製法は、公知の方法に準ずるが、例えば特開昭62−257990号公報記載の酵素顆粒の製法等が挙げられる。
本発明における酵素造粒物の形状及び平均粒子径は、用いる洗剤粒子の形状や平均粒子径に応じて使い分けることが好ましい。尚、平均粒子径は、好ましくは100〜1000μmである。
アミラーゼとしては、ターマミル、デュラミル(以上、NOVOZYM社)、プラスター(ジェネンコア社)、KAM(花王社)等が挙げられる。
アミラーゼ造粒物の本発明の組成物中の含有量は、0.1〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%がより好ましく、1〜3重量%がさらに好ましい。
また、本発明の組成物は、界面活性剤1〜80重量%をさらに含有することが好ましい。
界面活性剤としては、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤及び両性界面活性剤等が挙げられる。これらの中でも、洗浄性、吸着性、しわ防止性の観点から、非イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、陽イオン界面活性剤が好ましく、非イオン界面活性剤を含有することがさらに好ましい。
陰イオン性界面活性剤としては、炭素数10〜18のアルコールの硫酸エステル塩、炭素数8〜20のアルコールのアルコキシル化物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩が好ましい。中でも、アルキル鎖の炭素数が10〜14の、より好ましくは12〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩を含有することが好ましく、対イオンとしては、アルカリ金属塩やアミン類が好ましく、特にナトリウム及び/又はカリウム、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンが好ましい。
陽イオン性界面活性剤としては、例えば日本国特許庁公報「周知・慣用技術集(衣料用粉末洗剤)の3章の1」記載の公知の陽イオン性界面活性剤を使用することができ、中でも第3級アミド酸塩、第4級アンモニウム塩が好ましい。具体的には、炭素数8〜20、より好ましくは12〜18のエステルアミド塩酸塩もしくは硫酸塩や、炭素数8〜20、より好ましくは12〜18のアルキルもしくはアルケニル基を分子内に少なくとも1つ以上有する第4級アンモニウム塩が好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数8〜20)エーテル、アルキルポリグリコシド、ポリオキシアルキレンアルキル(炭素数8〜20)フェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸(炭素数8〜22)エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマーが好ましい。この発明では、特に、炭素数10〜30、より好ましくは12〜18のアルコールにエチレンオキシドやプロピレンオキシド等のアルキレンオキシドを平均で0.5〜30モル、より好ましくは1〜30モル、さらに好ましくは4〜20モル付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。また、陰イオン性界面活性剤との混合系がより好ましく、特にポリオキシアルキレンアルキルエーテル/アルキルベンゼンスルホン酸塩の重量比が10/1〜1/10が更に好ましく、5/1〜1/5が特に好ましい。
両性界面活性剤としては、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アキノプロピルベタイン等が挙げられる。
界面活性剤の本発明の組成物中の含有量は、5〜50重量%が好ましく、10〜30重量%がより好ましい。
本発明の組成物には漂白剤として水中で過酸化水素や有機過酸を発生する化合物を含有してもよい。洗浄・漂白性能の点で、組成物中の漂白剤の含有量は、0.1〜20重量%が好ましく、0.3〜16重量%がより好ましく、0.5〜13重量%が更に好ましく、1〜10重量%が更に好ましく、3〜8重量%が特に好ましい。また、洗剤の助剤組成物もしくは仕上げ剤組成物中の漂白剤の含有量は、20〜95重量%が好ましく、30〜90重量%がより好ましく、50〜80重量%がさらに好ましい。
水中で過酸化水素を発生する化合物としては、炭酸塩・過酸化水素付加物、硼酸塩・過酸化水素付加物、トリポリリン酸塩・過酸化水素付加物、ピロリン酸塩・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物等が挙げられる。この中でも、炭酸塩・過酸化水素付加物、硼酸塩・過酸化水素付加物が好ましく、炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物、硼酸ナトリウム・過酸化水素付加物がより好ましい。高温での洗浄性能の点で硼酸ナトリウム・過酸化水素付加物が更に好ましく、低温での洗浄性能の点で炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物がさらに好ましい。
また、前記漂白剤は無機化合物や有機化合物等で被覆されることが貯蔵安定性の点で好ましい。無機化合物としては、ホウ酸、ホウ酸塩、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、珪酸マグネシウム、塩化マグネシウム、酸化マグネシウム、珪酸ナトリウム等が挙げられ、有機化合物としては、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロース等が挙げられる。中でも、少なくともホウ酸又はホウ酸塩を用いて被覆することが好ましい。ホウ酸としては、オルトホウ酸、メタホウ酸、四ホウ酸等が挙げられ、その塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩が挙げられる。
前記無機化合物又は有機化合物を用いた被覆は、例えば、特開昭59-196399号公報記載の方法により行うことができる。
水中で有機過酸を発生する化合物としては、グルコースペンタアセテート、トリアセチン、N,N,N’,N’−テトラアセチルエチレンジアミン、テトラアセチルグリコリルウリル等の漂白活性化剤を使用することができるが、効果の点で、一般式(7)〜(10)で表される化合物が好ましく、一般式(7)〜(8)で表される化合物が特に好ましい。
Figure 0004408257
〔式中、Rは炭素数4〜13のアルキル基、Rは炭素数5〜13のアルキル基、Mは水素原子又はアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム若しくはアルカノールアミンを示し、Mがアルカリ土類金属原子の場合、nは2、Mがアルカリ金属原子、アンモニウムもしくはアルカノールアミンの場合、nは1である。〕
Figure 0004408257
〔式中、R、R、R、R、R、R、R10は、それぞれ独立して炭素数1〜5のアルキル基(好ましくはメチル基、エチル基)又はヒドロキシアルキル基(好ましくはヒドロキシエチル基)であり、Rは炭素数2〜10のアルキレン基であり、X−は陰イオン(好ましくはハロゲンイオン、炭素数1〜3のアルキル硫酸イオン、炭素数1〜12の脂肪酸イオン、リン酸イオン、硫酸イオン)を示す。〕
前記一般式(7)及び(8)中、R及びRとしては、洗浄性能の点で、好ましくは炭素数7〜18、更に好ましくは10〜13のアルキル基又はアルケニル基(より好ましくはアルキル基)が好ましい。また、Mとしては、アルカリ金属原子が好ましく、中でもナトリウム、カリウムが好ましく、特にナトリウムが好ましい。
また、安定性の点で有機過酸を発生する化合物を含む粒子として配合することが好ましい。粒子中の化合物の量は好ましくは1〜80重量%、より好ましくは20〜80重量%、特に好ましくは30〜75重量%である。また、粒子には洗濯浴中での溶解性を改善するためにポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキル硫酸塩及びポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤を粒子中に0〜50重量%配合するのが好ましく、より好ましくは1〜45重量%、更に好ましくは2〜40重量%である。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、エチレンオキシドとプロピレンオキシドがブロック状に付加したものが好ましく、エチレンオキシド平均付加モル数は3〜20が好ましく、特に4〜15が好ましく、プロピレンオキシド平均付加モル数は1〜10が好ましく、特に2〜7が好ましい。アルキル基の炭素数は10〜18が好ましく、特に12〜16が好ましい。
アルキル硫酸塩としては、炭素数10〜18でナトリウム塩が好ましく、ラウリル硫酸ナトリウム又はミリスチル硫酸ナトリウムが特に好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩としては、アルキル基の炭素数が10〜18のポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩が好ましく、またナトリウム塩が良好である。ここでポリオキシエチレン基の平均重合度(以下、EOp)は1〜10、特に1〜5が良好であり、特にポリオキシエチレン(EOp=2〜5)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン(EOp=2〜5)ミリスチルエーテル硫酸ナトリウムが良好である。
有機過酸を発生する化合物を含む粒子は、上記成分を、ポリオキシエチレン及び脂肪酸から選ばれるバインダー物質を用いて製剤化したものでもよい。
ポリオキシエチレンとしては、平均分子量2000〜20000、更に4000〜15000、特に4000〜10000のものが良好である。また、脂肪酸としては炭素数8〜20、更に10〜18、特に12〜18のものが好ましく、こられはナトリウムあるいはカリウム石鹸の状態であってもよい。
バインダー物質は有機過酸を発生する化合物を含む粒子中に0.5〜30重量%、更に1〜20重量%、特に5〜20重量%使用するのが好ましい。
有機過酸を発生する化合物を含む粒子には、上記組成物を上記比率で配合することが安定性の点で好ましい。
また、本発明の組成物には、ビルダー、漂白剤、分散剤、柔軟剤、起泡抑制剤、酵素、汚れ除去剤、再付着防止剤、酸化防止剤、殺菌剤、染料、香料、増白剤等の洗剤に通常配合される成分を、本発明の効果を阻害しない程度に含有することができる。
かかる構成を有する本発明の組成物は、前記カチオン化デンプン、要すればシリコーン、アミラーゼ造粒物、界面活性剤等の任意の成分を公知の方法で混合することにより調製することができる。この混合方法としては、特に限定はない。
また、本発明の組成物は、衣類の洗浄・処理時のpHにより、得られる防しわ効果の程度が変わることから、1L水溶液(20℃・4°DH)中に、該組成物を0.1重量%溶解させ、スターターを用いて600rpmの速度で3分攪拌して得られる混合物のpHが6〜10.5であることが好ましく、中でも6.5〜10、さらに6.7〜9.5、特に7〜9であることが特に好ましい。
本発明の組成物は、洗浄剤と同時に添加する助剤や濯ぎ工程で添加する仕上げ剤として用いることが可能である。例えば、衣料の洗浄・仕上げに前記組成物を使用する方法が挙げられる。したがって、本発明は、しわ防止剤組成物を衣料の洗浄又は仕上げに用いる洗浄又は仕上げ方法に関する。ここで、しわ防止剤組成物の具体的な使用方法としては、特に限定はなく、公知の方法において、洗浄剤又は仕上げ剤として前記組成物を使用すればよい。前記組成物の濃度としては、0.1〜10重量%の濃度の水溶液で処理することが好ましい。
中でも、前記カチオン化デンプンに加えて、アミラーゼ造粒物や界面活性剤を含有する本発明の組成物は、優れた洗浄性及びしわ発生防止性を有する洗剤組成物として使用することが可能なものである。
(1)しわ防止剤組成物
表1に示す各成分を混合してしわ防止剤組成物1〜22を調製した。この際用いた成分は以下のものである。
カチオン化デンプン(1):松谷化学製「アミロファックス00」、水分散時の平均粒径50μm
カチオン化デンプン(2):日本NSC製「CATO3210」、水分散時の平均粒径20μm
LAS−Na:アルキル基の炭素数12〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
非イオン界面活性剤:炭素数12〜14の1級アルコールにEO(エチレンオキシド)を平均12モル付加させたもの
カチオン界面活性剤(1):炭素数14〜20のエステルアミド塩酸塩
カチオン界面活性剤(2):炭素数12〜18のジアルキルジメチルアンモニウムクロライド
脂肪酸Na:アルキル基の炭素数が10〜18の脂肪酸ナトリウム
結晶性シリケート:プリフィード顆粒品(株式会社トクヤマシルテック製)
AAポリマー:ポリアクリル酸(平均分子量1.5万;GPCによる測定、ポリエチレングリコール換算)
PEG:ポリエチレングリコール(平均重量分子量10000)
ポリグリセロール変性シリコーン:WO03/080712号記載の実施例10の分岐ポリグリセロール変性シリコーンJ(連結基:−CHCHCH−C−O−)で示される分岐型変性シリコーンA
〔なお、分岐ポリグリセロール変性シリコーンJは、以下のようにして得られた:
東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製フェノール変性シリコーンBY16−7521000gをフラスコに取り、カリウムメトキシド30%メタノール溶液46.8gを加え、攪拌しながら減圧下に60℃まで加温して、メタノールを全て留去し、黄色油状物としてカリウム化フェノール変性シリコーンを得た。95℃まで昇温し、激しく攪拌しながらアルゴン気流下にグリシドール148.1g(3.0当量)を定量液送ポンプを用いて4.3時間にわたり添加した。10分間さらに加熱攪拌後、室温まで放冷すると、淡黄色ペースト状生成物が得られた。得られたポリグリセロール変性シリコーンはこのまま用いてもよいが、共存するカリウムを除去するには、実施例9記載のカチオン交換樹脂処理を行えばよく、微黄色油状物として分岐ポリグリセロール変性シリコーンJが得られた。収率99.7%。13C−NMRの測定により、分岐ポリグリセロール変性シリコーンであることが確認できた。またH−NMRの測定により、G=6.2(片側3.1)、Si=32.3でG/Si比は0.19であった。〕
アミドポリエーテル変性シリコーン:東レダウコーニング社製「BY16−906」
ポリエーテル変性シリコーン:信越化学工業社製「KF618」
アミノ変性シリコーン:東レダウコーニング社製「SF8417」
プロテアーゼ造粒物:花王社製「KAP」
セルラーゼ造粒物:花王社製「KAC」
アミラーゼ造粒物:NOVOZYM社製「TERMAMYL60T」
なお、かぎ括弧内の用語は商品名を示す。
得られたしわ防止剤組成物のしわ発生防止効果について、以下の方法により評価した。
(2)しわ評価法
市販のカジュアルシャツ(ユニクロ製:オックスフォードシャツ(薄青色、綿100%))5枚を表1の組成物を用いて全自動洗濯機(松下電器産業株式会社製NA-F70AP標準コース)にて5回処理した。このとき、洗濯水として20℃、4°DH(Ca/Mg=7/3)硬水を用い、浴比は17L/kgに調製し、衣類の不足分は肌着で調整した。なお、表1の組成物は洗濯開始注水時に衣類の上に均一に添加した。10回の洗濯終了後、取り出したシャツをハンガーにかけ、軽く2回振りさばき、少し全体をのばした後、1晩吊干しした。乾燥後のシャツ前面のしわの状態を組成物1のシャツ(基準)と比較することで判定した。判定には5人のパネラーによって、以下に示す基準で採点してもらい、その平均値を求めてしわレベルの評価点とし、1.0点以上を合格品とした。その表1に示す。
「しわ判定基準」
3:基準よりしわが明らかに減っている
2:基準よりしわが減っている
1:基準より少ししわが減っている
0:基準と変わらない
表1の組成物1(使用量33.3g/40L)と表2の各組成物12〜17を洗濯開始注水時に同時に衣類の上に均一に添加し、上記と同様の方法でしわレベルの評価を行った。これらの結果を表2に示す。
表1の組成物1(使用量33.3g/40L)を洗濯開始注水時に衣類の上に均一に投入し、2回目の濯ぎ水注水時に表3の各組成物18〜22を衣類の上に均一に添加した。上記と同様の方法でしわレベルの評価を行った。これらの結果を表3に示す。
なお、前記の方法を用いて、各組成物のpH(0.1重量%水溶液のpH)を測定し、その結果を表1〜3に示す。
表1の結果から、水分散時の平均粒径が0.1〜40μmの範囲内であるカチオン化デンプンを含有する組成物5〜11は、これを含有しない組成物1〜4に比べ、しわ防止効果の点で優れることがわかる。
また、表2の結果から、水分散時の平均粒径が0.1〜40μmの範囲内であるカチオン化デンプンを含有する組成物14〜17は、これを含有しない組成物12、13に比べ、しわ防止効果の点で優れることがわかる。
また、表3の結果から、水分散時の平均粒径が0.1〜40μmの範囲内であるカチオン化デンプンを含有する組成物20〜22は、これを含有しない組成物18、19に比べ、しわ防止効果の点で優れることがわかる。
また、JIS K3362:1198記載の衣料用合成洗剤洗浄力評価方法に準じ、衿あか布を調製し、表1〜3に記載の組成物と洗浄力判定用指標洗剤の洗浄力を比較した結果、水分散時の平均粒径が0.1〜40μmの範囲内であるカチオン化デンプンを含有する組成物は、いずれも指標洗剤より勝っており、充分な洗浄性を有していた。
Figure 0004408257
Figure 0004408257
Figure 0004408257
本発明のしわ防止剤配合組成物は、衣料用洗剤、繊維の処理剤等として好適に用いられる。

Claims (7)

  1. 水分散時の平均粒径が0.1〜40μmであるカチオン化デンプンを0.1〜20重量%、及び界面活性剤を〜80重量%含有する洗剤組成物であって、界面活性剤がポリオキシアルキレンアルキルエーテル及びアルキルベンゼンスルホン酸塩を含み、その重量比(ポリオキシアルキレンアルキルエーテル/アルキルベンゼンスルホン酸塩)が10/1〜1/10である、洗剤組成物
  2. カチオン化デンプンが分子内に窒素原子を含み、その窒素原子の含有率が0.05〜5重量%である請求項1記載の洗剤組成物。
  3. さらに、シリコーン0.01〜10重量%を含有する、請求項1又は2記載の洗剤組成物。
  4. シリコーンがポリグリセロール変性シリコーンである、請求項記載の洗剤組成物。
  5. 20℃・4°DHの1L水溶液中に、0.1重量%溶解させた時のpHが6〜10.5である、請求項1〜いずれか記載の洗剤組成物。
  6. 請求項1〜いずれか記載の洗剤組成物を用いて衣料の洗浄及び仕上げを行う、衣料の洗浄・仕上げ方法。
  7. 0.1〜10重量%の洗剤組成物の水溶液で処理する、請求項記載の方法。
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