JP2009049753A - 画像処理装置、カメラ、画像処理プログラムおよび画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、カメラ、画像処理プログラムおよび画像処理方法 Download PDF

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    • G06T5/20Image enhancement or restoration by the use of local operators

Abstract

【課題】補正対象とするデータに生じているノイズと同様のノイズが参照するデータに生じていても、適切に補正処理を行う画像処理装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する情報取得手段211と、画像を構成するデータ群のうち情報に対応する第1データ群に対して平滑化処理を行う平滑化手段205aと、第1データ群に含まれるデータを参照する場合と、第1データ群と異なる第2データ群に含まれるデータを参照する場合とで異なる平滑化処理を行うように平滑化手段205aを制御する制御手段211とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、カメラおよび画像処理プログラムおよび画像処理方法に関する。
画像データに含まれるノイズの影響を低減するために補正処理を行う技術が知られている(特許文献1、特許文献2参照)。たとえば、周囲の画素の信号に比べて突出したノイズが生じている場合にmax-minフィルタと呼ばれる処理技術が適用される。max-minフィルタは、補正対象画素の周囲に位置する画素からの信号を参照して最大値および最小値を求め、補正対象画素からの信号を上記最大値または最小値に近づけるように補正を行う。
特開平6−6685号公報 特開昭61−128680号公報
従来技術によれば、補正対象とするデータ(信号)に生じているノイズと同様のノイズが参照したデータに生じている場合、不適切な補正処理をしてしまうという問題があった。
(1)本発明による画像処理装置は、画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する情報取得手段と、画像を構成するデータ群のうち情報に対応する第1データ群に対して平滑化処理を行う平滑化手段と、第1データ群に含まれるデータを参照する場合と、第1データ群と異なる第2データ群に含まれるデータを参照する場合とで異なる平滑化処理を行うように平滑化手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項1に記載の画像処理装置において、平滑化手段は、第1データ群に含まれる参照データの中でn番目(n>2)に大きいデータ、および第2データ群に含まれる参照データの中で1番目に大きいデータのうち大きい方のデータを参照最大値とし、平滑化の対象データが参照最大値より大きい場合、対象データを小さくするように補正することが好ましい。
(3)請求項2に記載の画像処理装置において、平滑化手段は、平滑化の対象データが参照最大値と所定値との和より小さい場合、当該対象データを小さくするように補正することが好ましい。
(4)請求項1に記載の画像処理装置において、平滑化手段は、第1データ群に含まれる参照データの中でn番目(n>2)に小さいデータ、および第2データ群に含まれる参照データの中で1番目に小さいデータのうち小さい方のデータを参照最小値とし、平滑化の対象データが参照最小値より小さい場合、対象データを大きくするように補正することが好ましい。
(5)請求項4に記載の画像処理装置において、平滑化手段は、平滑化の対象データが参照最小値から所定値を引いた差より大きい場合、当該対象データを大きくするように補正することが好ましい。
(6)請求項3または5に記載の画像処理装置において、所定値は、画像を撮像する撮像装置で生じるノイズデータに基づいて設定されることが好ましい。
(7)請求項6に記載の画像処理装置において、平滑化手段は、画像を撮像した時の温度情報に応じて所定値を変化させることが好ましい。
(8)請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置において、平滑化手段は、平滑化の対象データおよび画像上において対象データの近傍に対応するデータの局所平均値が所定の判定閾値より小さい場合に、平滑化処理を行うことが好ましい。
(9)請求項8に記載の画像処理装置において、判定閾値は、画像を撮像する撮像装置で生じるノイズデータに基づいて設定されることが好ましい。
(10)請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の画像処理装置において、画像を構成するデータは第1の色成分データと第2の色成分データとを含んでもよく、この場合の平滑化手段は、同色成分同士のデータを用いて平滑化処理を行うこともできる。
(11)本発明によるカメラは、請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置を搭載することを特徴とする。
(12)本発明による画像処理プログラムは、画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する第1処理と、画像を構成するデータのうち情報に対応する第1データ群を参照して第1参照値を得る第2処理と、画像を構成するデータのうち第1データ群と異なる第2データ群を参照して第2参照値を得る第3処理と、第1参照値および第2参照値を用いて第1データ群を平滑化する第4処理とをコンピュータ装置に実行させることを特徴とする。
(13)本発明による画像処理方法は、画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する第1処理と、画像を構成するデータのうち情報に対応する第1データ群を参照して第1参照値を得る第2処理と、画像を構成するデータのうち第1データ群と異なる第2データ群を参照して第2参照値を得る第3処理と、第1参照値および第2参照値を用いて第1データ群を平滑化する第4処理とを行うことを特徴とする。
本発明によれば、補正対象とするデータに生じているノイズと同様のノイズが参照するデータに生じていても、適切に補正処理を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラの要部構成を説明するブロック図である。図1において、撮影レンズ201は、撮像素子202の撮像面に被写体像を結像させる。
レンズインターフェース(レンズI/F)208は、後述するCPU211からの指示に応じて撮影レンズ201の設定情報を取得する。レンズの設定情報には、絞り値情報、ズーム位置(焦点距離)情報が含まれる。撮像素子202は、たとえば、CMOSイメージセンサによって構成される。撮像素子202は被写体像を撮像し、アナログ画像信号をAFE(Analog Front End)回路203へ出力する。
AFE回路203は、アナログ画像信号に対するアナログ処理(信号増幅など)を行う。AFE回路203はさらに、内蔵するA/D変換回路によってアナログ処理後の画像信号をディジタル信号に変換する。ディジタル画像信号は、DFE(Digital Front End)回路205へ出力される。DFE回路205は、後述するランダムノイズ補正処理部205aを含み、ディジタル画像信号に対する補正処理などを行う。
画像処理エンジン206は、補正処理後のディジタル画像信号に対して画像処理を施す。画像処理には、たとえば、輪郭強調や色温度調整(ホワイトバランス調整)処理、画像信号に対するフォーマット変換処理などが含まれる。画像処理エンジン206はさらに、撮像画像を表示装置213に表示させるための表示データを作成する。表示装置213は液晶表示パネルなどによって構成され、上記作成された表示データによる再生画像を表示する。
タイミングジェネレータ204は、撮像素子202、AFE回路203、DFE回路205、および画像処理エンジン206へ、それぞれ駆動信号を供給する。圧縮回路207は、画像処理後のディジタル画像信号を圧縮する画像圧縮処理を行う。メモリインターフェース(メモリI/F)209は、後述するCPU211からの指示に応じて記録媒体250に対するアクセス制御を行う。記録媒体250は、電子カメラに対して着脱可能なメモリカードによって構成される。記録媒体250には、撮影画像のデータおよびその撮影情報を含む画像ファイルが記録される。
温度センサ214は、撮像素子202の近傍に配設されている。温度センサ214は温度検出信号をCPU211へ送る。CPU211は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。RAM210は、CPU211の作業用メモリとして使用される他、画像処理エンジン206による画像処理前後および画像処理途中のデータを一時的に格納する際に使用される。
ROM212には、CPU211が実行するプログラムが格納される。操作部材215は電子カメラの操作スイッチ類を含む。操作部材215は、シャッターボタン(不図示)の押下操作に連動してオン/オフする半押しスイッチや全押しスイッチなど、各操作スイッチからの操作信号をCPU211へ出力する。
本実施形態の電子カメラは、ランダムノイズ補正処理部205aが行う補正処理に特徴を有するので、以後はこの処理を中心に説明する。
図2は、撮像素子202の画素配列を例示する図である。図2において、画素列Lには、カラーフィルタR、カラーフィルタGが設けられたフォトダイオードが交互に配設されている。画素列Mには、カラーフィルタG、カラーフィルタBが設けられたフォトダイオードが交互に配設されている。画素列Nは画素列Lと同様である。
図2によれば、フォトダイオードの位置に対応してR(赤)、G(緑)およびB(青)のいずれかのカラーフィルタがBayer配列されているので、撮像素子202から出力される画像信号は、1画素当たりRGBのうちいずれか1つの色成分の情報を有する。すなわち、R色フィルタに対応する画素からはR色の信号が出力され、G色フィルタに対応する画素からはG色の信号が出力され、B色フィルタに対応する画素からはB色の信号が出力される。
本説明では、撮像素子202から出力される画像信号のうち、画素列LのR色成分信号および画素列MのB色成分信号に突出したノイズ(ランダムノイズ)が含まれる場合を想定する。たとえば、画素列LのR色成分信号、画素列MのB色成分信号をそれぞれ共通の増幅回路で増幅する構成で当該増幅回路に異常が生じた場合や、撮像素子202の画素列を構成するフォトダイオード等に共通に異常が含まれる場合などが想定される。図2では、異常信号に対応する画素位置を中間階調で表している。
以上のように撮像素子202の特定の画素列からの信号に突出ノイズが共通に発生すると、ノイズが発生した画素列からの信号は対応する色成分が強く(あるいは弱く)なることから、画像に縦線状ノイズが目立ってしまう。ランダムノイズ補正処理部205aは、このような線状ノイズを抑制するために補正処理演算を行う。すなわち、あらかじめ指示されている列情報に対応する画素列(たとえば画素列L)に含まれる色成分信号(たとえばR信号)に対して補正処理を行う。
画像信号に突出ノイズが含まれるおそれがあるか否かは、電子カメラの製造時(または撮像素子202の交換時)に測定された結果に基づいて判定する。具体的には、撮像素子202の撮像面を一様な低輝度とする条件下で撮像を行い、この場合に得られる画像信号について各画素列ごとの信号値の標準偏差(列)を算出する。全ての画素列の標準偏差(列)の平均を当該電子カメラの撮像信号の標準偏差(全体)として取り扱い、画素列単位の信号値の標準偏差(列)が上記標準偏差(全体)の所定倍数(たとえば1.3倍)を超える画素列が存在する場合、当該画素列について、突出ノイズを含むおそれがある画素列と判定する。
本実施形態では、突出ノイズを含むおそれがある画素列からの信号値の標準偏差(列)を所定倍(たとえば4倍)した値を判定閾値th1とする。また、全ノイズに対する突出ノイズの割合が所定値(たとえば20%)未満となる露光量に対応する信号値を判定閾値th2とする。通常、露光量が増えるほどショットノイズが増加して突出ノイズの割合が減少する。図2に例示したような突出ノイズを含むおそれがある画素列(異常信号に対応する画素位置)を示す列情報、判定閾値th2およびth1を示す情報は、それぞれ電子カメラの固有情報としてROM212内に格納される。
<撮影処理>
図3は、ランダムノイズ補正を含む撮影処理の流れを説明するフローチャートである。CPU211は、電子カメラのシャッターボタン(不図示)の半押し操作を示す操作信号が入力されると、図3の処理を実行するプログラムを起動する。図3のステップS11において、CPU211は、温度検出センサ214から温度検出信号を入力してステップS12へ進む。これにより、撮像素子202の温度情報が得られる。
ステップS12において、CPU211はレリーズ操作されたか否かを判定する。CPU211は、シャッターボタン(不図示)の全押し操作を示す操作信号が入力された場合にステップS12を肯定判定し、所定の撮像動作を行ってステップS13へ進む。全押し操作信号が入力されない場合にはステップS12を否定判定し、ステップS11へ戻る。
ステップS13において、CPU211は、撮像素子202から画像信号を読み出す指示を行ってステップS14へ進む。具体的には、タイミングジェネレータ204から撮像素子202へ駆動信号を送出させることにより、列方向に並ぶフォトダイオードのうち、不図示のMOSトランジスタで選択されたフォトダイオードからの蓄積信号が列信号ライン(不図示)へ出力される。蓄積信号は、フォトダイオードで蓄積された電荷を電圧に変換した信号である。出力された蓄積信号は、AFE回路203でディジタル化され、DFE回路205へ送られる。
ステップS14において、CPU211は、温度情報に対応する判定閾値th1およびth2をROM212からそれぞれ読み出してステップS15へ進む。判定閾値th1およびth2については後述する。ステップS15において、CPU211はDFE回路205へ指示を送り、ランダムノイズ補正処理を行わせてステップS16へ進む。これにより、ランダムノイズ補正処理部205aが補正演算を行い、DFE回路205が補正後の画像信号を画像処理演算206へ送出する。ランダムノイズ補正処理の詳細については後述する。
ステップS16において、CPU211は画像処理演算206へ演算指示を送り、上述した画像処理を行わせてステップS17へ進む。ステップS17において、CPU211は圧縮回路207へ演算指示を送り、上述した画像圧縮処理を行わせてステップS18へ進む。ステップS18において、CPU211はメモリI/F209へ指示を送り、記録媒体250に圧縮処理後の画像データを含む画像ファイルを記録させて図3による処理を終了する。
<ランダムノイズ補正処理>
ランダムノイズ補正処理の詳細について、図4のフローチャートを参照して説明する。ランダムノイズ補正処理部205aは、突出ノイズを含むおそれのある画素列について、たとえば画素列上部に位置する画素から画素列下部に位置する画素まで順番に補正対象座標を移動させながらランダムノイズ補正処理を行う。ランダムノイズ補正処理を行うべき列情報は、当該情報をROM212から読み出したCPU211より受け取る。
図4のステップS151において、ランダム補正処理部205aは、局所平均値meanを算出してステップS152へ進む。図5は、補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。図5において、画素列LのR色成分信号について補正処理を行う場合の補正対象座標P(x,j)を□で表し、局所平均算出用の参照座標を○で表す。
ランダムノイズ補正処理部205aは、次式(1)を用いて局所平均値meanを算出する。
mean = {P(x-2,j-2)+P(x-2,j)+P(x-2,j+2)+P(x,j-2)+P(x,j)+P(x,j+2)+
P(x+2,j-2)+P(x+2,j)+P(x+2,j+2)}/9 (1)
ただし、カラーフィルタがBayer配列の場合の算出式である。上式(1)によれば、注目座標(補正対象座標)を挟んで上下左右および斜め方向に近接する同色成分(R成分)の信号に対応する位置が参照座標として用いられる。
ステップS152において、ランダムノイズ補正処理部205aは局所平均値meanと判定閾値th2との間でmean<th2が成立するか否かを判定する。ランダムノイズ補正処理部205aは、mean<th2が成立する場合にステップS152を肯定判定してステップS153へ進む。ステップS153へ進む場合はランダムノイズ補正処理を行う。
一方、ランダムノイズ補正処理部205aは、mean<th2が成立しない場合にはステップS152を否定判定し、ステップS159へ進む。ステップS159へ進む場合は全ノイズに対する突出ノイズの割合が上記所定値(たとえば20%)未満のため、ランダムノイズ補正処理を行わない。
ステップS153において、ランダムノイズ補正処理部205aは、補正対象座標近傍における正常値の最大値max1および最小値min1を求めてステップS154へ進む。正常値は、突出ノイズを含むおそれのある画素列と異なる画素列(以降、突出ノイズを含まない画素列と呼ぶ)から出力された信号値である。図6は、補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。図6において、画素列LのR色成分信号について補正処理を行う場合の補正対象座標P(x,j)を□で表し、最大値max1および最小値min1検出用の参照座標を○で表す。
ランダムノイズ補正処理部205aは、次式(2)で示される座標に対応する信号値の中から、最大値max1および最小値min1をそれぞれ検出する。
P(x-2,j-2), P(x-2,j), P(x-2,j+2), P(x+2,j-2), P(x+2,j), P(x+2,j+2) (2)
ただし、カラーフィルタがBayer配列の場合の式である。上式(2)によれば、注目座標(補正対象座標)に対して左右に近接する画素列(突出ノイズを含まない画素列)の同色成分(R成分)の信号に対応する位置が参照座標として用いられる。
ステップS154において、ランダムノイズ補正処理部205aは、補正対象座標近傍における異常値の大小それぞれ2番目の値(max2およびmin2)を求めてステップS155へ進む。異常値は、突出ノイズを含むおそれのある画素列から出力された信号値である。図7は、補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。図7において、画素列LのR色成分信号について補正処理を行う場合の補正対象座標P(x,j)を□で表し、2番目に大きい値max2および2番目に小さい値min2を検出用の参照座標を○で表す。
ランダムノイズ補正処理部205aは、次式(3)で示される座標に対応する信号値の中から、2番目に大きい値max2および2番目に小さい値min2をそれぞれ検出する。
P(x,j-2), P(x,j+2) (3)
ただし、カラーフィルタがBayer配列の場合の式である。上式(3)によれば、注目座標(補正対象座標)と同列(突出ノイズを含むおそれのある画素列)の上下に近接する画素列の同色成分(R成分)の信号に対応する位置が参照座標として用いられる。
ステップS155において、ランダムノイズ補正処理部205aは、注目座標(補正対象座標)に対応する信号値について、max<P(x,j)<(max+th1)が成立するか否かを判定する。ただし、max1およびmax2のうち大きい方をmaxとする。ランダムノイズ補正処理部205aは、max<P(x,j)<(max+th1)が成立する場合にステップS155を肯定判定してステップS156へ進む。ランダムノイズ補正処理部205aは、max<P(x,j)<(max+th1)が成立しなければステップS155を否定判定し、ステップS157へ進む。
ステップS156において、ランダムノイズ補正処理部205aは、補正後の信号値P'(x,j)=maxとして図4による処理を終了する。
ステップS157において、ランダムノイズ補正処理部205aは、注目座標(補正対象座標)に対応する信号値について、(min−th1)<P(x,j)<minが成立するか否かを判定する。ただし、min1およびmin2のうち小さい方をminとする。ランダムノイズ補正処理部205aは、(min−th1)<P(x,j)<minが成立する場合にステップS157を肯定判定してステップS158へ進む。ランダムノイズ補正処理部205aは、(min−th1)<P(x,j)<minが成立しなければステップS157を否定判定し、ステップS159へ進む。
ステップS158において、ランダムノイズ補正処理部205aは、補正後の信号値P'(x,j)=minとして図4による処理を終了する。ステップS159において、ランダムノイズ補正処理部205aは、補正後の信号値P'(x,j)=P(x,j)として図4による処理を終了する。ステップS159では補正前の信号値を補正後の信号値へそのまま代入するため、ランダムノイズ補正処理を行わないことと等価である。
画素列LのR色成分信号について補正処理を行う例を説明したが、画素列MのB成分信号について補正処理を行う場合も同様である。
本実施形態では、温度センサ214による検出温度ごとに複数組の判定閾値th1,th2が設けられている。たとえば、0℃〜40℃の範囲で温度を検出可能な場合、検出温度Tに応じて用いる9組(5℃刻み)の判定閾値をth1(t),th2(t)とする。ただし、(t)は(1)〜(9)である。温度に応じた補正係数を設ける理由は、撮像素子202のフォトダイオードに流れる暗電流が変化することに起因する影響を補正するためである。なお、フォトダイオードに流れる暗電流は、温度上昇に伴って増加する。
判定閾値をth1(t),th2(t)は、あらかじめROM212内にテーブルデータとして格納されている。ランダムノイズ補正処理部205aは、CPU211から温度センサ214による温度情報を取得し、対応する閾値をROM212から読み出して上記補正処理演算を行う。
以上説明した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)電子カメラは、画像信号に含まれる突出ノイズによる画質劣化を平滑化処理を行うことによって抑える。そして、画像における補正対象座標と異なる画素列から出力された信号値(突出ノイズを含まない正常な信号値)を参照して平滑化する場合と、補正対象座標と同じ画素列から出力された信号値(突出ノイズを含むおそれがある信号値)を参照して平滑化する場合とで異なる処理を行う。具体的には、特定の方向(補正対象座標が含まれる画素列と同方向)に突出ノイズが連続する場合において、補正対象座標を挟んで近接する参照座標のうち少なくとも一方の座標からの信号値を必ず参照する。これにより、上記特定の方向に画像が線構造を有する場合に、この線を保持するように突出ノイズによる信号値を平滑化し、突出ノイズが画像に及ぼす影響を適切に抑えることができる。
(2)max-minフィルタ処理で平滑化を行う際、補正対象座標と異なる画素列から出力された信号値(正常な信号値)を参照する場合は1番大きい値を最大値max1とし、補正対象座標と同じ画素列から出力された信号値(突出ノイズを含むおそれがある信号値)を参照する場合は2番目に大きい値を最大値max2とする。平滑化に用いる最大値maxは、最大値max1および最大値max2のうち大きい方とする。これにより、突出ノイズを含むおそれがある場合は1番大きい突出ノイズ成分の値でなく2番目に大きい値に近づけるように平滑化でき、突出ノイズを含まない場合には1番大きい値に近づけるように平滑化できる。
(3)補正対象座標の信号値が、最大値maxに判定閾値th1を加えた値より大きい場合には平滑化を行わないので、上記特定の方向に画像本来の線状構造を有する場合に、この構造を消失するおそれを抑制できる。
(4)max-minフィルタ処理で平滑化を行う際、補正対象座標と異なる画素列から出力された信号値(正常な信号値)を参照する場合は1番小さい値を最小値min1とし、補正対象座標と同じ画素列から出力された信号値(突出ノイズを含むおそれがある信号値)を参照する場合は2番目に小さい値を最小値min2とする。平滑化に用いる最小値minは、最小値min1および最小値min2のうち小さい方とする。これにより、突出ノイズを含むおそれがある場合は1番小さい突出ノイズ成分の値でなく2番目に小さい値に近づけるように平滑化でき、突出ノイズを含まない場合には1番小さい値に近づけるように平滑化できる。
(5)補正対象座標の信号値が、最小値minから判定閾値th1を減じた値より小さい場合には平滑化を行わないので、上記特定の方向に画像本来の線状構造を有する場合に、この構造を消失するおそれを抑制できる。
(6)判定閾値th1は撮像素子202からの信号を実測して得るようにしたので、素子間のばらつきによる影響を受けにくい。また、撮像素子202の温度に応じた値を平滑化処理に用いるようにしたので、温度変動による影響を受けにくい。
(6)補正対象座標および補正対象座標の近傍に対応する信号の平均値(局所平均値)meanが判定閾値th2より小さい場合に平滑化処理を行い、局所平均値meanが判定閾値th2より大きい場合は平滑化処理を行わないようにした。これにより、突出ノイズが目立つ条件でのみ選択的に平滑化処理を行うことができ、処理の負担を軽減できる上に、平滑化処理による画像構造の消失のおそれを抑制できる。
(7)判定閾値th2は撮像素子202からの信号を実測して得るようにしたので、素子間のばらつきによる影響を受けにくい。また、撮像素子202の温度に応じた値を平滑化処理に用いるようにしたので、温度変動による影響を受けにくい。
(変形例1)
上述した説明では、判定閾値th1およびth2について、あらかじめ複数の温度下で実測して得た値をROM212に記憶しておき、撮像素子202の温度に応じた値をROM212から読み出して用いるようにした。この代わりに、あらかじめ複数の温度下で実測して得た値のうち、突出ノイズが最も大きくなる温度における値をROM212に記憶しておき、平滑化処理においてはこの値(突出ノイズが最も大きくなる温度における値)を用いるように構成してもよい。
(変形例2)
撮像素子202上に原色カラーフィルタがBayer配列されている例を説明したが、補色フィルタが設けられている場合にも本発明を適用してよい。また、フィルタの配列はBayer配列に限らず、デルタ配列をはじめとする他のフィルタ配列の場合にも適用して構わない。なお、フィルタ配列がBayer配列と異なる場合は、同色成分の信号が対応するように上式(1)〜(3)を適宜変更して用いればよい。
(変形例3)
ステップS154において補正対象座標近傍における異常値の大小それぞれ2番目の値(max2およびmin2)を求める場合に、2つの参照座標に対応する信号値から検出するようにしたが、4つの参照座標に対応する信号値から検出するようにしてもよい。図8は、補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。図8において、画素列LのR色成分信号について補正処理を行う場合の補正対象座標P(x,j)を□で表し、2番目に大きい値max2および2番目に小さい値min2を検出用の参照座標を○で表す。
ランダムノイズ補正処理部205aは、上式(3)に代えて次式(4)で示される座標に対応する信号値の中から、2番目に大きい値max2および2番目に小さい値min2をそれぞれ検出する。
P(x,j-4), P(x,j-2), P(x,j+2), P(x,j+4) (4)
ただし、カラーフィルタがBayer配列の場合の式である。上式(4)によれば、注目座標(補正対象座標)と同列(突出ノイズを含むおそれのある画素列)で補正対象座標に近接する上下それぞれ2つの同色成分(R成分)の信号に対応する位置が参照座標として用いられる。他の処理は上述した実施形態と同様に行う。
変形例3によれば、平滑化処理による画像構造の消失のおそれをさらに抑制でき、突出ノイズによる影響をさらに抑制できる。
(変形例4)
変形例4では、注目座標(補正対象座標)と同列(突出ノイズを含むおそれのある画素列)で補正対象座標に近接する上2つの同色成分(R成分)の信号に対応する位置を参照座標として、この座標に対応する信号値の中から2番目に大きい値max2および2番目に小さい値min2をそれぞれ検出する。さらに、注目座標(補正対象座標)と同列(突出ノイズを含むおそれのある画素列)で補正対象座標に近接する下2つの同色成分(R成分)の信号に対応する位置を参照座標として、この座標に対応する信号値の中から2番目に大きい値max3および2番目に小さい値min3をそれぞれ検出する。
図9は、補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。図9において、画素列LのR色成分信号について補正処理を行う場合の補正対象座標P(x,j)を□で表し、補正対象座標の上側で2番目に大きい値max2および2番目に小さい値min2を検出用の参照座標を○で表す。また、補正対象座標の下側で2番目に大きい値max3および2番目に小さい値min3を検出用の参照座標を◎で表す。
変形例4の場合のCPU211は、平滑化に用いる最大値maxを、最大値max1,max2およびmax3のうち最も大きい値とする。また、平滑化に用いる最小値minを、最小値min1,min2および最小値min3のうち最も小さい値とする。他の処理は上述した実施形態と同様に行う。
変形例4によれば、平滑化処理による画像構造の消失のおそれをさらに抑制でき、突出ノイズによる影響をさらに抑制できる。
電子カメラ内でランダムノイズ補正処理を実行する例を説明したが、ステップS13〜ステップS15(図3)による処理を行う画像処理プログラムを図10に示すコンピュータ装置10に実行させることにより、突出ノイズによる影響を抑える画像処理装置を構成してもよい。画像処理プログラムをパーソナルコンピュータ10に取込んで使用する場合には、パーソナルコンピュータ10のデータストレージ装置にプログラムをローディングした上で、当該プログラムを実行させることによって画像処理装置として使用する。
画像処理装置は、電子カメラで撮影された画像を格納したファイル、および電子カメラの固有情報としてROM212に格納されている突出ノイズを含むおそれがある画素列情報、判定閾値th2およびth1を示す情報をそれぞれ読み込み、当該画像に対してランダムノイズ補正処理を行う。
パーソナルコンピュータ10に対するプログラムのローディングは、プログラムを格納したCD−ROMなどの記録媒体104をパーソナルコンピュータ10にセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線101を経由する方法でパーソナルコンピュータ10へローディングしてもよい。通信回線101を経由する場合は、通信回線101に接続されたサーバー(コンピュータ)102のハードディスク装置103などにプログラムを格納しておく。画像処理プログラムは、記録媒体104や通信回線101を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による電子カメラの要部構成を説明するブロック図である。 撮像素子の画素配列を例示する図である。 ランダムノイズ補正を含む撮影処理の流れを説明するフローチャートである。 ランダムノイズ補正処理の詳細について説明するフローチャートである。 補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。 補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。 補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。 補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。 補正対象座標およびその周囲の参照座標を説明する図である。 コンピュータ装置を例示する図である。
符号の説明
201…撮影レンズ
202…撮像素子
205…DFE回路
205a…ランダムノイズ補正処理部
211…CPU
212…ROM
214…温度センサ

Claims (13)

  1. 画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する情報取得手段と、
    前記画像を構成するデータ群のうち前記情報に対応する第1データ群に対して平滑化処理を行う平滑化手段と、
    前記第1データ群に含まれるデータを参照する場合と、前記第1データ群と異なる第2データ群に含まれるデータを参照する場合とで異なる平滑化処理を行うように前記平滑化手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記平滑化手段は、前記第1データ群に含まれる参照データの中でn番目(n>2)に大きいデータ、および前記第2データ群に含まれる参照データの中で1番目に大きいデータのうち大きい方のデータを参照最大値とし、前記平滑化の対象データが前記参照最大値より大きい場合、前記対象データを小さくするように補正することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記平滑化手段は、前記平滑化の対象データが前記参照最大値と所定値との和より小さい場合、当該対象データを小さくするように補正することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記平滑化手段は、前記第1データ群に含まれる参照データの中でn番目(n>2)に小さいデータ、および前記第2データ群に含まれる参照データの中で1番目に小さいデータのうち小さい方のデータを参照最小値とし、前記平滑化の対象データが前記参照最小値より小さい場合、前記対象データを大きくするように補正することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項4に記載の画像処理装置において、
    前記平滑化手段は、前記平滑化の対象データが前記参照最小値から所定値を引いた差より大きい場合、当該対象データを大きくするように補正することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項3または5に記載の画像処理装置において、
    前記所定値は、前記画像を撮像する撮像装置で生じるノイズデータに基づいて設定されることを特徴とする画像処理装置。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置において、
    前記平滑化手段は、前記画像を撮像した時の温度情報に応じて前記所定値を変化させることを特徴とする画像処理装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記平滑化手段は、前記平滑化の対象データおよび前記画像上において前記対象データの近傍に対応するデータの局所平均値が所定の判定閾値より小さい場合に、前記平滑化処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  9. 請求項8に記載の画像処理装置において、
    前記判定閾値は、前記画像を撮像する撮像装置で生じるノイズデータに基づいて設定されることを特徴とする画像処理装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記画像を構成するデータは第1の色成分データと第2の色成分データとを含み、
    前記平滑化手段は、同色成分同士のデータを用いて前記平滑化処理を行うことを特徴とする画像処理装置。
  11. 請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置を搭載することを特徴とするカメラ。
  12. 画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する第1処理と、
    前記画像を構成するデータのうち前記情報に対応する第1データ群を参照して第1参照値を得る第2処理と、
    前記画像を構成するデータのうち前記第1データ群と異なる第2データ群を参照して第2参照値を得る第3処理と、
    前記第1参照値および前記第2参照値を用いて前記第1データ群を平滑化する第4処理とをコンピュータ装置に実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
  13. 画像上で所定方向に並ぶ画素列を示す情報を取得する第1処理と、
    前記画像を構成するデータのうち前記情報に対応する第1データ群を参照して第1参照値を得る第2処理と、
    前記画像を構成するデータのうち前記第1データ群と異なる第2データ群を参照して第2参照値を得る第3処理と、
    前記第1参照値および前記第2参照値を用いて前記第1データ群を平滑化する第4処理とを行うことを特徴とする画像処理方法。
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