JP2009047532A - 圧力センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】圧力センサを小型化し、かつ、センサチップとターミナルとの電気的接続の遮断を防止する。
【解決手段】コネクタケース10の一端部に設けられた突出部12に凹部13を設け、凹部13にセンサチップ30の圧力受圧面を圧力媒体の導入方向に平行にして配置する。また、センサチップ30とターミナル15を接続するボンディングワイヤ50をコネクタケース10にて封止する。これにより、圧力媒体の導入方向に垂直な方向におけるセンサチップ30の幅を小さくして圧力センサを小型化することができ、かつ、圧力媒体の圧力がボンディングワイヤ50に直接印加されてボンディングワイヤ50が切断されることを回避し、センサチップ30とターミナル15との電気的接続の遮断を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧力媒体の導入方向に平行にセンサチップの受圧面を配置した圧力センサに関する。
従来より、圧力媒体が圧力検出素子の受圧面や当該受圧面に接続されるボンディングワイヤに直接接触しても、圧力検出素子の保護や電気リークを防止するようにした圧力センサが、例えば特許文献1で提案されている。
具体的に、特許文献1では、圧力媒体を導入するハウジングと、このハウジングに取り付けられるケースと、ケースに設けられ圧力媒体からの圧力を受ける受圧面を有する圧力検出素子としてのセンサチップと、ケースのうちセンサチップの周囲に設けられたターミナルと、一端部がセンサチップの受圧面側と電気的に接続され、他端部がターミナルと電気的に接続されたボンディングワイヤとを備える圧力センサが提案されている。
この圧力センサでは、ボンディングワイヤのうち一端部と他端部との間の中間部が圧力媒体に対する耐性を有する電気絶縁性の第1のコーティング材にて被覆されている。また、ボンディングワイヤとセンサチップとの接続部、ボンディングワイヤとターミナルとの接続部、およびセンサチップの受圧面が圧力媒体に対する耐性を有する電気絶縁性の第2のコーティング材にて被覆されている。
そして、受圧面が圧力媒体の導入方向に対して垂直になるようにセンサチップがケースに設けられている。ボンディングワイヤは、センサチップの受圧面から圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に引き伸ばされ、受圧面と同一平面に配置されたターミナルに接続された形態となっている。さらに、ハウジングとケースとは、上記センサチップ、ボンディングワイヤ、そしてターミナルを囲むように配置されたシール部材であるOリングを介してシールされている。
上記圧力センサにおいては、センサチップの受圧面に圧力媒体が直接導入される構成となっているが、ボンディングワイヤやセンサチップの受圧面がコーティング材で被覆されていることにより、センサチップの保護や電気リークの防止を図ることができるようになっている。
特開2006−208088号公報
しかしながら、上記従来の技術では、圧力媒体の導入方向に対して垂直にセンサチップの受圧面を配置しているため、センサチップの受圧面から当該受圧面と同一平面にボンディングワイヤを引き伸ばすことでケースの外径を大きくする必要があった。この場合、ターミナル等を囲むOリングの配置を考慮した外径としなければならない。このように、圧力センサの外径が大きくなってしまうという問題があった。
また、ボンディングワイヤに被覆される第1のコーティング材は、圧力媒体からボンディングワイヤを保護する機能を果たすものの、ボンディングワイヤに圧力媒体の圧力が直接印加されてしまう。すなわち、圧力媒体の脈動によってボンディングワイヤが切断されてしまい、センサチップとターミナルとの電気的接続が遮断されてしまうという問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、圧力センサを小型化し、かつ、センサチップとターミナルとの電気的接続の遮断を防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴では、コネクタケース(10)は、コネクタケース(10)の一端部における先端面(11)から圧力媒体の導入方向に突出すると共に、圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に凹んだ凹部(13)が設けられた突出部(12)を有し、コネクタケース(10)がハウジング(20)に組み付けられることで、突出部(12)が圧力導入孔(24)内に突出するようになっており、一面側に圧力検出を行うゲージ部(31)を備えており、前記一面が圧力媒体の導入方向に平行になるように凹部(13)に設置されるセンサチップ(30)と、一端部がコネクタケース(10)にインサート成形されて封止されるターミナル(15)と、センサチップ(30)とターミナル(15)の一端部とを電気的に接続するボンディングワイヤ(50)とを備え、ボンディングワイヤ(50)とターミナル(15)との接続部、ボンディングワイヤ(50)とセンサチップ(30)との接続部、およびボンディングワイヤ(50)がコネクタケース(10)によって封止されていることを特徴とする。
これによると、センサチップ(30)の配置によって、圧力媒体の導入方向に対する垂直方向のセンサチップ(30)の幅を小さくすることができる。これにより、圧力センサの径方向のサイズを小さくすることができ、ひいては圧力センサを小型化することができる。
また、ボンディングワイヤ(50)をコネクタケース(10)にて封止しているため、ボンディングワイヤ(50)に圧力媒体の圧力が直接印加されないようにすることができる。したがって、圧力媒体の脈動によってボンディングワイヤ(50)が切断されてしまうことを回避でき、センサチップ(30)とターミナル(15)との電気的接続の遮断を防止することができる。
以上により、圧力センサを小型化し、かつ、センサチップ(30)とターミナル(15)との電気的接続の遮断を防止することができる。
この場合、突出部(12)の側面に圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に突出した複数の突起部(12a)を設けることができる。
これにより、圧力導入孔(24)内での突出部(12)の揺れを防止することができ、センサチップ(30)に突出部(12)の揺れの影響を与えないようにすることができる。
そして、ハウジング(20)において、圧力導入孔(24)のうち突出部(12)が挿入される開口部分にテーパ面(26)を設けることができる。これにより、コネクタケース10の突出部(12)をテーパ面(26)に滑らせて圧力導入孔(24)に挿入しやすくすることができる。
上記コネクタケース(10)に、センサチップ(30)に対向すると共に、圧力媒体の導入方向に平行に配置され、コネクタケース(10)にインサート成形される補強用ターミナル(18)を設けることができる。
これにより、圧力媒体の導入方向に対する突出部(12)の変形を防止することができる。この場合、センサチップ(30)に対向するように補強用ターミナル(18)を配置することができる一方、補強用ターミナル(18)を凹部(13)の底面に露出させて接着剤(14)等を介して補強用ターミナル(18)の上にセンサチップ(30)を配置することもできる。
さらに、突出部(12)は、ハウジング(20)の開口部(23)に達する長さになっており、当該突出部(12)の先端部分にサーミスタ(60)がインサート成形され、コネクタケース(10)は、棒状であって、棒の一端部がサーミスタ(60)に接続されたリード線(61)に接続され、棒の他端部が開口部(16)に露出するようにインサート成形されたサーミスタ用ターミナル(63)を有するものとすることができる。
このように、突出部(12)にサーミスタ(60)を設けることで、圧力センサを複合型のセンサとして用いることができる。この場合、サーミスタ(60)が突出部(12)から露出するように突出部(12)に設けることもできる。
そして、サーミスタ用ターミナル(63)を、少なくともセンサチップ(30)に対向させると共に、圧力媒体の導入方向に平行に配置することができる。これにより、圧力媒体の導入方向に対する突出部(12)の変形を防止することができる。
本発明の第2の特徴では、コネクタケース(10)は、板状であって、板の一面側に圧力検出を行うゲージ部(31)を備えており、コネクタケース(10)の先端面(11)からゲージ部(31)が設けられた部分が露出するように取り付けられると共に、圧力媒体の導入方向に平行に設置されるセンサチップ(30)と、一端部がコネクタケース(10)にインサート成形されて封止されるターミナル(15)と、センサチップ(30)とターミナル(15)の一端部とを電気的に接続するボンディングワイヤ(50)とを備え、ボンディングワイヤ(50)とターミナル(15)との接続部、ボンディングワイヤ(50)とセンサチップ(30)との接続部、およびボンディングワイヤ(50)がコネクタケース(10)によって封止されていることを特徴とする。
これにより、圧力媒体の導入方向に垂直な方向におけるセンサチップ(30)の幅を小さくして圧力センサを小型化することができ、かつ、コネクタケース(10)内にボンディングワイヤ(50)を封止することでボンディングワイヤ(50)の切断を回避してセンサチップ(30)とターミナル(15)との電気的接続の遮断を防止することができる。
この場合、コネクタケース(10)の先端面(11)とセンサチップ(30)との境界部分にシール部材(44)を設けることが好ましい。これにより、センサチップ(30)とコネクタケース(10)の先端面(11)との境界から圧力媒体が進入しないようにすることができる。
本発明の第3の特徴では、コネクタケース(10)と、コネクタケース(10)の一端部における先端面(11)から圧力媒体の導入方向に突出すると共に、圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に凹んだ凹部(13)が設けられた突出部(12)を有し、コネクタケース(10)がハウジング(20)に組み付けられることで、突出部(12)が圧力導入孔(24)内に突出するようになっており、一面側に圧力検出を行うゲージ部(84)を備えており、圧力媒体の導入方向に平行になるように凹部(13)に設置されるセンサチップ(80)と、一端部がコネクタケース(10)にインサート成形されると共に、ボンディングワイヤを用いずにセンサチップ(80)に電気的に接続されると共に、他端部がコネクタケース(10)の他端部に設けられた開口部(16)内に露出するターミナル(19)とを備えていることを特徴とする。
これにより、圧力媒体の導入方向に垂直な方向のセンサチップ(80)の幅を小さくして圧力センサを小型化することができ、かつ、ボンディングワイヤを用いないことでボンディングワイヤの切断によるセンサチップ(80)とターミナル(19)との電気的接続が遮断されないようにすることができる。
上記センサチップ(30、80)は長方形の板状をなしており、長方形の長辺が圧力媒体の導入方向と平行に、長方形の短辺が圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に平行になるように凹部(13)に設置されていることが好ましい。
これにより、センサチップ(30、80)のゲージ部(84)が圧力を受ける圧力受圧面において圧力媒体の導入方向に垂直な方向の幅を小さくすることができ、圧力センサの径方向のサイズをさらに小さくすることができる。
本発明の第4の特徴では、コネクタケース(100)と、コネクタケース(100)の一端部における先端面(110)から圧力媒体の導入方向に突出する突出部(120)を有し、コネクタケース(100)がハウジング(20)に組み付けられることで、突出部(120)が圧力導入孔(24)内に突出し、一面側に圧力検出を行うゲージ部を有し、圧力媒体の導入方向に平行になるように突出部(120)の側面に配置される第1チップ(91)と、第1チップ(91)から出力される信号を処理する回路部を有し、圧力媒体の導入方向に平行にコネクタケース(100)にインサート成形される第2チップ(92)と、一端部が第1チップ(91)に電気的に接続され、他端部が第1ボンディングワイヤ(210)を介して第2チップ(92)に接続される内部接続用ターミナル(130)と、一端部が第2ボンディングワイヤ(220)を介して第2チップ(92)に接続される外部接続用ターミナル(140)とを備え、内部接続用ターミナル(130)、内部接続用ターミナル(130)と第1ボンディングワイヤ(210)との接続部、第1ボンディングワイヤ(210)、第1ボンディングワイヤ(210)と第2チップ(92)との接続部、第2チップ(92)、第2チップ(92)と第2ボンディングワイヤ(220)との接続部、第2ボンディングワイヤ(220)、第2ボンディングワイヤ(220)と外部接続用ターミナル(140)の他端部との接続部がコネクタケース(100)によって封止されていることを特徴とする。
このように、ゲージ部が形成された第1チップ(91)と回路部が形成された第2チップ(92)とを用いるものであっても、各チップ(91、92)の配置によって、各チップ(91、92)において圧力媒体の導入方向の幅を小さくすることができ、圧力センサを小型化することができる。また、各ボンディングワイヤ(210、220)をコネクタケース(100)で封止することで、各ボンディングワイヤ(210、220)の切断によるセンサチップ(30)とターミナル(15)との電気的接続が遮断されないようにすることができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態で示される圧力センサは、例えば自動車に搭載され、燃料圧力、エンジンや駆動系の潤滑用オイル圧、あるいはエアコンの冷媒圧、さらには排気ガス圧などを検出する圧力センサ等に用いられる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。図2は、図1のA−A断面図である。また、図3は、図1に示されるセンサチップ30付近の拡大図である。これらの図を参照して、圧力センサの構成について説明する。
圧力センサは、コネクタケース10と、ハウジング20と、センサチップ30とを備えて構成されている。
コネクタケース10は、圧力センサで検出された圧力値を示す信号を外部に出力するためのコネクタをなすものであり、PPS(ポリフェニレンサルファイド)やPBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂を型成形することにより形成されたものである。本実施形態では、コネクタケース10は例えば円柱状をなしている。
このコネクタケース10の一端部における先端面11には、当該先端面11からコネクタケース10の軸方向に突出する突出部12が設けられている。この突出部12には、コネクタケース10の軸方向に対して垂直方向(後述する圧力媒体の導入方向)に凹んだ凹部13が設けられており、当該凹部13に接着剤14を介してセンサチップ30が固定されている。センサチップ30のうち一部は、コネクタケース10に被覆された状態になっている。
また、コネクタケース10には、金属の棒状部材で構成されたターミナル15が複数インサート成形されている。各ターミナル15の一端部は、コネクタケース10内にインサート成形された状態になっており、コネクタケース10から露出せずに封止された状態になっている。
他方、ターミナル15の他端部は、コネクタケース10の他端部に設けられた開口部16内に露出するように配置されている。すなわち、コネクタケース10において開口部16が設けられた他端部は、当該開口部16内に位置する各ターミナル15の他端部と共に、圧力センサにおけるコネクタ部として構成される。つまり、図示しない外部コネクタが開口部16に接続され、自動車のECU等へ配線部材を介して電気的に接続される。このようなターミナル15の材質として、例えば銅などの導電材料が採用される。
上記コネクタケース10は、図示しないが、各ターミナル15およびセンサチップ30を保持する第1成形部と、コネクタケース10の外形をなす2次成形部とにより構成されている。
上記構成を有するコネクタケース10の一端部には、円柱状のハウジング20が組み付けられている。具体的には、ハウジング20には収容凹部21が形成されており、この収容凹部21内にコネクタケース10の一端部が挿入されることで、コネクタケース10とハウジング20とが組み付けられた構成となっている。
このハウジング20は、切削や冷間鍛造等により加工された中空形状の金属製のケースであり、ハウジング20の一端部の外周面には、燃料配管等の被測定体にネジ結合可能なネジ部22が形成されている。また、ハウジング20の一端部には、ハウジング20の一端に形成された開口部23からハウジング20の他端部に延びる圧力導入孔24が形成されており、この圧力導入孔24が圧力導入通路としての役割を果たす。このようなハウジング20において、圧力媒体は圧力導入孔24を介してハウジング20の一端側から他端側に導入される。
以下では、圧力媒体が圧力導入通路をハウジング20の一端部の開口部23から他端側へ向かう方向を圧力媒体の導入方向という。
また、ハウジング20の他端部に開口する圧力導入孔24にコネクタケース10の突出部12が挿入された形態になっている。本実施形態では、図1に示されるように、突出部12と圧力導入孔24の壁面とが接触しないように、圧力導入孔24うちハウジング20の他端側の径が開口部23側の径よりも大きくされている。
そして、図2に示されるように、突出部12の側面にコネクタケース10の中心軸に対して垂直方向すなわち圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に突出した複数の突起部12aが設けられており、各突起部12aが圧力導入孔24の壁面に接している。各突起部12aは圧力導入孔24内での突出部12の揺れを防止し、センサチップ30に突出部12の揺れの影響を与えないようにする役割を果たす。突起部12aは突出部12の側面であってセンサチップ30よりも開口部側23に例えば3個所設けられている。
なお、突起部12aの数は一例であるが、突出部12の揺れを抑制するため、突起部12aは3個所以上設けられていることが好ましい。特に、図2に示すように、突起部12aが等間隔で設けられていると、突出部12に揺れが生じた場合に、各突起部12aへ生じる負荷を略均一にすることが可能である。なお、突起部12aを、センサチップ30の周辺、例えば凹部13の背面に設けても良いが、突起部12aを等間隔で設けるために、センサチップ30よりも開口部側23に設けることが望ましい。また、突起部12aの突出方向(突出部12中心からの放射方向)とセンサップ30の受圧面との関係が垂直である場合、圧力媒体が突起部12aに衝突すると、突起部12a周辺においてセンサップ30方向側に、圧力媒体が希薄な領域が発生し、この領域にセンサップ30の受圧面が存在すると圧力媒体の圧力を検出することが難しい。これに対して、突起部12aが3個の場合には、うち2個の突起部12aの先端同士を結ぶ直線と、センサップ30の受圧面とが平行になるように突起部12aを配置すると、圧力媒体が突起部12aに衝突して脈動が発生した場合であっても、圧力媒体がセンサップ30の受圧面に印加されるため、精度良く圧力を検出することが可能である。さらに、挿入時の摩擦や、応力緩和のため、突起部12aの形状としては、圧力導入孔24に点接触もしくは線接触するような形状であることが望ましい。このような形状の一例としては、図2に示すような半球形状や、頂点が圧力導入孔24に線接触するようなカマボコ形状がある。
また、突起部12aが圧力導入孔24の壁面に接していなくてもよいが、センサチップ30に突出部12の揺れの影響を与えないためにも、突起部12aが圧力導入孔24の壁面に接していることが好ましい。
また、図1に示されるように、コネクタケース10の先端面11には、突出部12を囲むように、環状の溝17が形成され、この溝17内にシール用のOリング41およびバックアップリング42が配設されている。バックアップリング42は樹脂で形成されたものであり、高圧力測定の際に採用されることが望ましい。なお、Oリング41およびバックアップリング42は、本発明のシール部材に相当する。
そして、ハウジング20のうち収容凹部21側の端部がコネクタケース10の一端部にかしめられることで、かしめ部25が形成され、ハウジング20内がシールされると共に、ハウジング20とコネクタケース10とが固定され一体化されている。
上記コネクタケース10の突出部12に配置されるセンサチップ30は、圧力を検出してその検出値に応じたレベルの電気信号を発生するゲージ部31と、ゲージ部31に対する駆動信号の出力や外部への検出用信号の出力、ゲージ部31からの電気信号を入力し、演算・増幅処理して外部へ出力する等の機能を有する制御回路等を備えた回路部32と有している。
本実施形態では、センサチップ30は、例えば長方形の板状をなしており、長方形の長辺が圧力媒体の導入方向に平行に、長方形の短辺が圧力媒体の導入方向に垂直に配置される。
具体的に、図3に示されるように、センサチップ30は、板状の第1シリコン基板33と、第1シリコン基板33上に配置された絶縁層34と、この絶縁層34の上に配置された第2シリコン基板35とを備えて構成されている。すなわち、絶縁層34が第1シリコン基板33と第2シリコン基板35とによって挟みこまれた形態となっている。
第1シリコン基板33において絶縁層34が設けられた面に回路部32が設けられている。この回路部32は、半導体プロセスなどにより形成されたトランジスタ素子や各種配線などによって構成されたものであり、ゲージ部31から入力される信号の処理を行うものである。
絶縁層34は、例えばシリコン酸化膜(SiO)などよりなる電気絶縁性の膜であり、第1シリコン基板33と第2シリコン基板35とを接合固定する共に、第1シリコン基板33と回路部32との電気絶縁を担う絶縁性接合層として機能するものである。
また、各シリコン基板33、35および絶縁層34で構成される積層構造内に空洞36が設けられている。この空洞36は、絶縁層34がエッチング等によって開口されて形成された凹部を各シリコン基板33、35で覆うことにより気密に区画され構成されている。すなわち、空洞36は、気密に封止され真空などの一定圧力を有する圧力基準室として構成されている。
そして、第2シリコン基板35のうち空洞36に対向する場所にゲージ部31が設けられている。具体的には、空洞36に対応する位置にある第2シリコン基板35の部分がセンシング部としてのダイヤフラム31aとして構成されている。ダイヤフラム31aは、第2シリコン基板35において絶縁層34が設けられた面とは反対側の面に印加される圧力媒体からの圧力によって歪むようになっている。すなわち、第2シリコン基板35において絶縁層34が設けられる面とは反対側の面は圧力受圧面となっている。
さらに、図3に示されるように、ダイヤフラム31aにおいて空洞36に対向する場所に、不純物の注入・拡散などにより歪みゲージ31bが形成されている。この歪みゲージ31bによってブリッジ回路が形成されており、ダイヤフラム31aの歪みによる当該ブリッジ回路の抵抗値変化が検出されるようになっている。このように、ゲージ部31は、ダイヤフラム31aおよび歪みゲージ31bによって構成されている。
この歪みゲージ31bは、第1シリコン基板33に設けられた回路部32と電気的に接続されており、ダイヤフラム31aが受けた圧力が歪みゲージ31bによって電気信号に変換され、この電気信号が回路部32に入力されることで信号処理されるようになっている。
このような構成を有するセンサチップ30は、上述のように、コネクタケース10の突出部12に設けられた凹部13に接着剤14を介して固定されている。すなわち、図3に示されるように、センサチップ30において第1シリコン基板33もしくは第2シリコン基板35が、圧力媒体の導入方向と平行になるように凹部13に設置されている。
そして、センサチップ30において、歪みゲージ31bは、第2シリコン基板35のうちコネクタケース10の一端側、すなわちハウジング20の圧力導入通路側に設けられ、回路部32は第1シリコン基板33のうちコネクタケース10の他端側、すなわちコネクタケース10の開口部16側に設けられている。
なお、上記では長方形の板状のセンサチップ30について説明したが、センサチップ30の板の形状は長方形に限らず、正方形のものであっても構わない。
また、センサチップ30とターミナル15とがボンディングワイヤ50で接続されており、ボンディングワイヤ50とターミナル15との接続部、ボンディングワイヤ50とセンサチップ30との接続部がコネクタケース10によって封止されている。そして、回路部32で処理された信号がターミナル15を介して外部に出力される。
さらに、第2シリコン基板35の一部を覆うコネクタケース10と第2シリコン基板35との接合部に図示しないシール材が設けられている。これにより、圧力媒体が第2シリコン基板35とコネクタケース10との接合部を介してコネクタケース10内に進入することを防止している。
次に、センサチップ30が設置されたコネクタケース10の製造方法および上記圧力センサの製法方法について述べる。まず、センサチップ30が設置されたコネクタケースの製造方法について説明する。
まず、ターミナル15およびセンサチップ30を用意する。具体的には、銅合金である金属板をプレス加工して複数のターミナル15を形成する。また、板状の第1シリコン基板33の一面に回路部32を設け、さらに第1シリコン基板33上に回路部32を覆うように絶縁層34を形成する。そして、絶縁層34のうち空洞36となる部分をエッチング等により開口する。他方、第2シリコン基板35の一面に歪みゲージ31bを形成したものを用意し、歪みゲージ31bが空洞36に対向するように絶縁層34に第2シリコン基板35を貼り付ける。
なお、センサチップ30を形成する場合、第2シリコン基板35において歪みゲージ31bが形成された面に絶縁層34および空洞36を設けたものに、回路部32が形成された第1シリコン基板33を貼り付けてセンサチップ30を構成することもできる。
そして、1次成形として、上記複数のターミナル15をインサート成形すると共に、図3に示される凹部13が設けられた1次成形部を例えばPPSで形成する。すなわち、各ターミナル15を型に設置して、その型に溶融させた樹脂を流し込んで固め、各ターミナル15に樹脂の1次成形部を形成する。
この場合、各ターミナル15の両端が一次成形部から露出するように各ターミナル15をインサート成形する。また、ターミナル15の一端側に凹部13を配置すると共に、ターミナル15が延びる方向、詳しくは圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に凹むように凹部13を設ける。
続いて、一次成形部に設けられた凹部13に接着剤14を介してセンサチップ30を固定し、各ターミナル15の一端部とセンサチップ30とをボンディングワイヤ50にて接続する。
この後、樹脂の2次成形部であるコネクタケース10を形成する。すなわち、上述のように、1次成形部を形成した後、1次成形部をコネクタケース10の型に設置して、その型に溶融させた樹脂を流し込む。そして、コネクタケース10の先端面11から突出する突出部12、2次成形部にOリング41等を収納する溝17を設けた2次成形部であるコネクタケース10を形成する。
この場合、各ターミナル15とボンディングワイヤとの接続部、センサチップ30とボンディングワイヤ50との接続部、およびボンディングワイヤ50を樹脂で封止する。さらに、図3に示されるように、センサチップ30のうちゲージ部31をコネクタケース10から露出させる一方、センサチップ30のうちターミナル15側を樹脂で覆う。
そして、センサチップ30とコネクタケース10との境界に図示しないシール部材を設けてシール性を向上させる。このようにして、センサチップ30を備えたコネクタケース10が完成する。
次に、上記圧力センサの製造方法について述べる。まず、図1に示されるセンサチップ30を備えたコネクタケース10を用意する。また、コネクタケース10の先端面11の溝17にバックアップリング42およびOリング41を配置する。
他方、ネジ部22、圧力導入孔24や収納凹部13が設けられたハウジング20を用意する。続いて、ハウジング20を上から水平を保ったまま、コネクタケース10に嵌合するように降ろす。
この後、ハウジング20の端部をコネクタケース10の一端部にかしめることにより、かしめ部25を形成する。こうして、ハウジング20とコネクタケース10とを一体化することにより、かしめ部25によるコネクタケース10とハウジング20との組み付け固定がなされる。このようにして、図1に示される圧力センサが完成する。
上記圧力センサの基本的な圧力検出動作について述べる。
圧力センサは、ハウジング20のネジ部22を介して、上述のように車両におけるエンジン等に取り付けられる。そして、例えば、圧力媒体としてエンジンオイルがハウジング20の開口部23より圧力導入孔24を介して圧力センサ内に導入される。
すると、導入された圧力がセンサチップ30のゲージ部31のダイヤフラム31aに印加される。そして、印加された圧力に応じた電気信号がセンサ信号として、ゲージ部31から回路部32に入力され、回路部32にてセンサ信号の信号処理が行われる。
こうして回路部32にて処理されたセンサ信号は、ボンディングワイヤ50、ターミナル15を介して外部回路へ伝達され、例えばオイル圧が検出される。このようにして、圧力センサにおける圧力検出が行われる。
以上説明したように、本実施形態では、コネクタケース10の一端部に設けられた突出部12に凹部13を設け、当該凹部13にセンサチップ30の圧力受圧面を圧力媒体の導入方向に平行にして配置していることが特徴となっている。
これによると、センサチップ30の圧力受圧面が圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に配置された場合に対して、センサチップ30の圧力受圧面に垂直な方向のセンサチップ30の幅を小さくすることができる。これにより、圧力センサの径方向のサイズを小さくすることができ、ひいては圧力センサを小型化することができる。
この場合、センサチップ30として長方形の板状のものを用いると共に、長方形の長辺が圧力媒体の導入方向に平行に、長方形の短辺が圧力媒体の導入方向に垂直になるように突出部12の凹部13にセンサチップ30を配置することができる。これにより、センサチップ30の圧力受圧面における圧力媒体の導入方向の幅をさらに小さくすることができ、圧力センサの径方向のサイズをさらに小さくすることができる。
そして、圧力センサにおいて、センサチップ30とターミナル15を接続するボンディングワイヤ50をコネクタケース10にて封止していることが特徴となっている。
これによると、圧力媒体の圧力がボンディングワイヤ50に直接印加されないようにすることができる。したがって、圧力媒体の脈動によってボンディングワイヤ50が切断されてしまうことを回避でき、ひいてはセンサチップ30とターミナル15との電気的接続の遮断を防止することができる。
以上により、圧力センサの小型化しつつ、センサチップ30とターミナル15との電気的接続の遮断を防止することができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記第1実施形態では、Oリング41等でコネクタケース10とハウジング20とをシールしていたが、本実施形態では、ガスケットを用いることが特徴となっている。
図4は、本発明の第2実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、コネクタケース10の先端面11に図1に示される溝17が形成されておらず、端面になっている。また、ハウジング20の他端側、すなわち収納凹部13側の端部とコネクタケース10との間に金属製のガスケット43が配置されている。
そして、ハウジング20の収容凹部21にコネクタケース10の一端部が挿入され、ハウジング20のかしめ部25がコネクタケース10の一端部にかしめられている。これにより、ハウジング20内がガスケット43によりシールされると共に、ハウジング20とコネクタケース10とが固定され一体化されている。このように、ガスケット43によりハウジング20内をシールすることができる。
なお、ガスケット43は、一層でも良いし、多層になっていても良い。また、金属製に限らず、樹脂製のものなどを採用することもできる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図5は、本発明の第3実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、ハウジング20に形成された圧力導入孔24のうち、ハウジング20の他端側の開口部分にテーパ面26が設けられている。
これによると、コネクタケース10の一端部をハウジング20の収納凹部13に差し込む際、コネクタケース10の先端面11から突出する突出部12をテーパ面26に滑らせて圧力導入孔24に挿入することができる。したがって、コネクタケース10をハウジング20に取り付けやすくすることができる。
このようなハウジング20のテーパ面26は、第1実施形態に係るハウジング20に採用することもできる。
(第4実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図6は、本発明の第4実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、コネクタケース10の先端面11に図1に示される溝17が形成されておらず、平面になっている。また、コネクタケース10の先端面11から突出する突出部12に先端面11側からバックアップリング42およびOリング41が配置されている。言い換えると、突出部12の側面と圧力導入孔24の壁面との間にバックアップリング42およびOリング41がそれぞれ配置されている。
これによると、バックアップリング42やOリング41を軸シールすることができるため、圧力センサをさらに小型化することができる。また、圧力媒体の導入方向に配置されているため、コネクタケース10に加わる応力を低減することができる。
(第5実施形態)
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図7は、本発明の第5実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、コネクタケース10の凹部13の底面に露出するように補強用ターミナル18がコネクタケース10にインサート成形されている。
補強用ターミナル18は、センサチップ30に対向する共に、圧力媒体の導入方向に平行に配置されており、この補強用ターミナル18の上にセンサチップ30が固定されている。この補強用ターミナル18は、センサチップ30を固定するものとして用いられ、電気的接続には寄与しない。
このような補強用ターミナル18は、コネクタケース10の製造において、第1成形部を形成する際に他のターミナル15と共に1次成形部にインサート成形される。この場合、1次成形部に設けられた凹部13の底面から露出するように補強用ターミナル18がインサート成形され、凹部13の底面に露出する補強用ターミナル18の上に接着剤14を介してセンサチップ30が固定される。この後、2次成形部を形成する際に補強用ターミナル18は樹脂で封止される。
以上説明したように、センサチップ30において圧力受圧面とは反対側に補強用ターミナル18を設けることで、圧力媒体の導入方向に対する突出部12の変形を防止することができる。このような補強用ターミナル18は、第2実施形態の他、第1、第3、第4実施形態に採用することもできる。
なお、補強用ターミナル18の上にセンサチップ30が搭載されずに単にコネクタケース10内にインサート成形される形態になっていても良い。このような形態であっても、圧力媒体の導入方向に対して突出部12を補強することができる。
(第6実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図8は、本発明の第6実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、コネクタケース10の先端面11から突出する突出部12が設けられておらず、先端面11からセンサチップ30が突出した形態となっている。
そして、先端面11とセンサチップ30との境界部分にシール部材44が設けられている。これにより、センサチップ30とコネクタケース10の先端面11との境界から圧力媒体が進入しないようにしている。
このようなコネクタケース10は、一次成形部にセンサチップ30を接着固定し、先端面11からセンサチップ30が突出するように二次成形部を形成することで製造することができる。
以上のように、突出部12を廃止することで、圧力媒体の導入方向に垂直方向の突出部12の厚さの分だけ圧力センサをさらに小型化することができる。
(第7実施形態)
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図9は、本発明の第7実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、コネクタケース10の先端面11から突出する突出部12がハウジング20の開口部23まで設けられていると共に、突出部12の先端部分の内部にサーミスタ60がインサート成形されている。このように、本実施形態に係る圧力センサは、圧力検出と温度検出を行う複合型のセンサになっている。
サーミスタ60は、温度に応じたレベルの物理量、すなわち電圧を生じさせる温度検出素子である。このサーミスタ60は、リード線61を介してサーミスタ用ターミナル63の一端部に接続されている。また、サーミスタ用ターミナル63の他端部はコネクタケース10の開口部16内に露出するようにコネクタケース10にインサート成形されている。
なお、サーミスタ60が突出部12の先端部から露出するようにインサート成形された形態であっても構わない。この場合、サーミスタ60に限らず、圧力とは異なる物理量を検出してその検出値に応じたレベルの電気信号を発生するもの、例えば吸気空気計測用温度センサ、湿度センサ、流量センサ、ガスセンサ等を採用することができる。
本実施形態では、コネクタケース10とハウジング20とはガスケット43によりシールされている。なお、第1、第4実施形態に示されるように、Oリング41等を用いてシールすることもできる。
このようなコネクタケース10は、各ターミナル15およびサーミスタ用ターミナル63との両端が露出するように樹脂にインサート成形した1次成形部を形成し、サーミスタ用ターミナル63にリード線61を接続し、上述のように、凹部13にセンサチップ30を搭載した後、2次成形部を形成することで製造することができる。
以上のように、突出部12の先端部にサーミスタ60をインサート成形して圧力と温度との2つの物理量を検出するセンサとして構成することができる。このようなサーミスタ60は、第1、第3〜第5実施形態にも採用することができる。
(第8実施形態)
本実施形態では、第7実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図10は、本発明の第8実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、サーミスタ用ターミナル63が突出部12の先端部に達する長さになっている。これにより、サーミスタ用ターミナル63を補強用として機能させることができ、圧力媒体の導入方向に対する突出部12の変形を防止することができる。
(第9実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。上記各実施形態では、センサチップ30とターミナル15とを接続するボンディングワイヤ50をコネクタケース10を構成する樹脂によって封止することにより、ボンディングワイヤ50に圧力媒体の圧力が直接印加されない構成となっていたが、本実施形態ではボンディングワイヤ50そのものをなくした構成になっていることが特徴となっている。
図11は、本発明の第9実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、コネクタケース10には、一端部が突出部12内に配置されると共に、他端部が開口部16内に露出するターミナル19がコネクタケース10にインサート成形されている。
このターミナル19の一端部は、突出部12に設けられた凹部13の底に露出しており、当該露出部分にバンプ70が設けられ、バンプ70の上にセンサチップ80が接続されている。凹部13の底とセンサチップ80との間には接着剤14が設けられており、センサチップ80が凹部13に固定されている。
図12は、図11に示されるセンサチップ80近傍の拡大図である。センサチップ80は、第1実施形態と同様に、第1シリコン基板81と第2シリコン基板82とによって絶縁層83が挟まれた構成となっている。
そして、図12に示されるように、本実施形態では、ゲージ部84がセンサチップ80の中央に配置されており、ゲージ部84においてコネクタケース10の開口部16側およびハウジング20の開口部23側にそれぞれ回路部85が配置されている。回路部85は、例えばゲージ部84を一周囲むように配置されたり、コの字状に配置される。
また、第1シリコン基板81には、回路部85が形成された面とは反対側の面に延びる配線部86が形成されている。この配線部86とバンプ70とが電気的に接続されることで、回路部85とターミナル19とが電気的に接続されるようになっている。
このようなセンサチップ80を搭載したコネクタケース10を製造する場合、ターミナル19の両端が露出すると共に、ターミナル19の一端部が凹部13から露出するように1次成形部を形成する。続いて、ターミナル19の一端部にバンプ70を介してセンサチップ80を実装し、接着剤14によってセンサチップ80を凹部13に固定する。この後、突出部12や開口部16を備えた2次成形部を形成することによりコネクタケース10が完成する。
このような構成によると、センサチップ80とターミナル19との電気的接続にボンディングワイヤを用いることはないため、圧力媒体の圧力によってボンディングワイヤが切断されるという問題は起こらない。したがって、センサチップ80とターミナル19との電気的接続の遮断を防止することができる。
(第10実施形態)
本実施形態では、第9実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図13は、本発明の第10実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。図13に示されるように、第2実施形態と同様に、突出部12にOリング41等を配置してコネクタケース10とハウジング20とをシールすることができる。
(第11実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図14は、本発明の第11実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。この図に示されるように、本実施形態では、ゲージ部が設けられた板状の第1チップ91がコネクタケース100の先端面110から突出する突出部120の側部に設けられ、回路部が設けられた板状の第2チップ92がコネクタケース100にインサート成形されている。第1チップ91の側部には図示しないシール部材が設けられている。各チップ91、92は、その面が圧力媒体の導入方向に平行に配置されている。
突出部120に設けられた第1チップ91には、コネクタケース100にインサート成形された内部接続用ターミナル130の一端部が接続されている。また、内部接続用ターミナル130の他端部は第1ボンディングワイヤ210を介してコネクタケース100にインサート成形された第2チップ92に接続されている。そして、第2チップ92は外部接続用ターミナル140の一端部に第2ボンディングワイヤ220を介して接続され、外部接続用ターミナル140の他端部はコネクタケース100の開口部150内に露出している。
上記コネクタケース100を製造する場合、上述のように、各ターミナル130、140をインサート成形した1次成形部を形成し、各チップ91、92を配置すると共に各ボンディングワイヤ210、220で電気的に接続する。この後、第2チップ92および各ボンディングワイヤ210、220を封止するように2次成形部を形成することでコネクタケース100が完成する。
この場合、内部接続用ターミナル130、内部接続用ターミナル130と第1ボンディングワイヤ210との接続部、第1ボンディングワイヤ210、第1ボンディングワイヤ210と第2チップ92との接続部、第2チップ92、第2チップ92と第2ボンディングワイヤ220との接続部、第2ボンディングワイヤ220、第2ボンディングワイヤ220と外部接続用ターミナル140の他端部との接続部がコネクタケース100によって封止される。
そして、突出部120の壁面と圧力導入孔24の壁面との間にバックアップリング42およびOリング41が配置されると共に、コネクタケース100がハウジング20の収納凹部13に収納され、ハウジング20の端部がコネクタケース100にかしめられている。
以上説明したように、ゲージ部が設けられた第1チップ91と回路部が形成された第2チップ92とを分割してコネクタケース100に設けることができる。
本発明の第1実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1に示されるセンサチップ付近の拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第3実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第4実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第5実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第6実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第7実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第8実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第9実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 図11に示されるセンサチップ近傍の拡大断面図である。 本発明の第10実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。 本発明の第11実施形態に係る圧力センサの概略断面図である。
符号の説明
10、100…コネクタケース、11、110…先端面、12、120…突出部、12a…突起部、13…凹部、15、19…ターミナル、16、150…コネクタケースの開口部、17…溝、18…補強用ターミナル、20…ハウジング、23…開口部、24…圧力導入孔、26…テーパ面、30、80…センサチップ、31、84…ゲージ部、32、85…回路部、44…シール部材、50…ボンディングワイヤ、60…サーミスタ、61…リード線、63…サーミスタ用ターミナル、91…第1チップ、92…第2チップ、130…内部接続用ターミナル、140…外部接続用ターミナル、210…第1ボンディングワイヤ、220…第2ボンディングワイヤ。

Claims (11)

  1. 圧力導入孔(24)を有するハウジング(20)と、前記ハウジング(20)に一体に組み付けられるコネクタケース(10)とを備え、前記ハウジング(20)の一端部に設けられた開口部(23)から前記圧力導入孔(24)内を経由して前記コネクタケース(10)側に圧力媒体が導入されてなる圧力センサであって、
    前記コネクタケース(10)は、
    前記コネクタケース(10)の一端部における先端面(11)から前記圧力媒体の導入方向に突出すると共に、前記圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に凹んだ凹部(13)が設けられた突出部(12)を有し、前記コネクタケース(10)が前記ハウジング(20)に組み付けられることで、前記突出部(12)が前記圧力導入孔(24)内に突出するようになっており、
    一面側に圧力検出を行うゲージ部(31)を備えており、前記一面が前記圧力媒体の導入方向に平行になるように前記凹部(13)に設置されるセンサチップ(30)と、
    一端部が前記コネクタケース(10)にインサート成形されて封止されるターミナル(15)と、
    前記センサチップ(30)と前記ターミナル(15)の一端部とを電気的に接続するボンディングワイヤ(50)とを備え、
    前記ボンディングワイヤ(50)と前記ターミナル(15)との接続部、前記ボンディングワイヤ(50)と前記センサチップ(30)との接続部、および前記ボンディングワイヤ(50)が前記コネクタケース(10)によって封止されていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 前記突出部(12)は、当該突出部(12)の側面に前記圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に突出した複数の突起部(12a)を有していることを特徴とする請求項1に記載の圧力センサ。
  3. 前記ハウジング(20)は、前記圧力導入孔(24)のうち前記突出部(12)が挿入される開口部分にテーパ面(26)を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の圧力センサ。
  4. 前記コネクタケース(10)は、前記センサチップ(30)に対向すると共に、前記圧力媒体の導入方向に平行に配置され、前記コネクタケース(10)にインサート成形される補強用ターミナル(18)を有していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  5. 前記突出部(12)は、前記ハウジング(20)の開口部(23)に達する長さになっており、当該突出部(12)の先端部分にサーミスタ(60)がインサート成形されており、
    前記コネクタケース(10)は、棒状であって、前記棒の一端部が前記サーミスタ(60)に接続されたリード線(61)に接続され、前記棒の他端部が前記開口部(16)に露出するようにインサート成形されたサーミスタ用ターミナル(63)を有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  6. 前記サーミスタ用ターミナル(63)は、少なくとも前記センサチップ(30)に対向すると共に、前記圧力媒体の導入方向に平行に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の圧力センサ。
  7. 圧力導入孔(24)を有するハウジング(20)と、前記ハウジング(20)に一体に組み付けられるコネクタケース(10)とを備え、前記ハウジング(20)の一端部に設けられた開口部(23)から前記圧力導入孔(24)内を経由して前記コネクタケース(10)側に圧力媒体が導入されてなる圧力センサであって、
    前記コネクタケース(10)は、
    一面側に圧力検出を行うゲージ部(31)を備えており、前記コネクタケース(10)の先端面(11)から前記ゲージ部(31)が設けられた部分が露出するように取り付けられると共に、前記圧力媒体の導入方向に平行に設置されるセンサチップ(30)と、
    一端部が前記コネクタケース(10)にインサート成形されて封止されるターミナル(15)と、
    前記センサチップ(30)と前記ターミナル(15)の一端部とを電気的に接続するボンディングワイヤ(50)とを備え、
    前記ボンディングワイヤ(50)と前記ターミナル(15)との接続部、前記ボンディングワイヤ(50)と前記センサチップ(30)との接続部、および前記ボンディングワイヤ(50)が前記コネクタケース(10)によって封止されていることを特徴とする圧力センサ。
  8. 前記コネクタケース(10)の先端面(11)と前記センサチップ(30)との境界部分にシール部材(44)が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の圧力センサ。
  9. 圧力導入孔(24)を有するハウジング(20)と、前記ハウジング(20)に一体に組み付けられるコネクタケース(10)とを備え、前記ハウジング(20)の一端部に設けられた開口部(23)から前記圧力導入孔(24)内を経由して前記コネクタケース(10)側に圧力媒体が導入されてなる圧力センサであって、
    前記コネクタケース(10)は、
    前記コネクタケース(10)の一端部における先端面(11)から前記圧力媒体の導入方向の前記圧力導入孔(24)内に突出すると共に、前記圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に凹んだ凹部(13)が設けられた突出部(12)とを有し、
    一面側に圧力検出を行うゲージ部(84)を備えており、前記圧力媒体の導入方向に平行になるように前記凹部(13)に設置されるセンサチップ(80)と、
    一端部が前記コネクタケース(10)にインサート成形されると共に、ボンディングワイヤを用いずに前記センサチップ(80)に電気的に接続されるターミナル(19)とを備えていることを特徴とする圧力センサ。
  10. 前記センサチップ(30、80)は長方形の板状をなしており、前記長方形の長辺が前記圧力媒体の導入方向と平行に、前記長方形の短辺が前記圧力媒体の導入方向に対して垂直方向に平行になるように前記凹部(13)に設置されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の圧力センサ。
  11. 圧力導入孔(24)を有するハウジング(20)と、前記ハウジング(20)に一体に組み付けられるコネクタケース(100)とを備え、前記ハウジング(20)の一端部に設けられた開口部(23)から前記圧力導入孔(24)内を経由して前記コネクタケース(100)側に圧力媒体が導入されてなる圧力センサであって、
    前記コネクタケース(100)は、
    前記コネクタケース(100)の一端部における先端面(110)から前記圧力媒体の導入方向に突出する突出部(120)を有し、前記コネクタケース(100)が前記ハウジング(20)に組み付けられることで、前記突出部(120)が前記圧力導入孔(24)内に挿入され配置されるようになっており、
    一面側に圧力検出を行うゲージ部を有し、前記圧力媒体の導入方向に平行になるように前記突出部(120)の側面に配置される第1チップ(91)と、
    前記第1チップ(91)から出力される信号を処理する回路部を有し、前記圧力媒体の導入方向に平行に前記コネクタケース(100)にインサート成形される第2チップ(92)と、
    棒状であって、一端部が前記第1チップ(91)に電気的に接続され、他端部が第1ボンディングワイヤ(210)を介して前記第2チップ(92)に接続される内部接続用ターミナル(130)と、
    棒状であって、一端部が第2ボンディングワイヤ(220)を介して前記第2チップ(92)に接続される外部接続用ターミナル(140)とを備え、
    前記内部接続用ターミナル(130)、前記内部接続用ターミナル(130)と前記第1ボンディングワイヤ(210)との接続部、前記第1ボンディングワイヤ(210)、前記第1ボンディングワイヤ(210)と前記第2チップ(92)との接続部、前記第2チップ(92)、前記第2チップ(92)と前記第2ボンディングワイヤ(220)との接続部、前記第2ボンディングワイヤ(220)、前記第2ボンディングワイヤ(220)と前記外部接続用ターミナル(140)の他端部との接続部が前記コネクタケース(100)によって封止されていることを特徴とする圧力センサ。
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