JP2009047341A - 張込ホッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】張込ホッパを大型化する。
【解決手段】穀物乾燥装置10の正面ホッパ30に張込ホッパ100(ホッパ本体102)が装着されることで、ホッパ本体102へ投入された穀物が正面ホッパ30へ張り込まれる。ここで、正面ホッパ30から張込ホッパ100を離脱可能にされているため、張込ホッパ100(ホッパ本体102)を大型化しても張込ホッパ100がスペース上の問題を生じることはなく、張込ホッパ100を大型化できる。これにより、フレキシブルコンテナ122から直接ホッパ本体102に穀物を投入して、正面ホッパ30に穀物を張り込むことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、穀物乾燥装置に穀物を張り込む張込ホッパに関する。
穀物乾燥装置としては、内部に穀粒を張り込む張込ホッパが外面に固定されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
この穀物乾燥装置では、上述の如く張込ホッパが外面に固定されるため、スペース上張込ホッパを小型のものにする必要があり、張込ホッパは、30Kg〜60Kgの穀粒を収容する穀粒袋から直接穀粒を投入可能にされている。
ここで、例えば500Kg〜1000Kgの穀粒を収容するフレキシブルコンテナから張込ホッパに直接穀粒を投入可能にするためには、張込ホッパを大型のものにする必要がある。
特開2001−289562公報
本発明は上記事実を考慮し、大型化できる張込ホッパを得ることが目的である。
請求項1に記載の張込ホッパは、張込部から張り込まれた穀物を乾燥させる穀物乾燥装置に装着及び離脱可能にされたホッパ本体と、前記ホッパ本体に設けられ、前記張込部に連通されて前記穀物乾燥装置に前記ホッパ本体が装着されることで前記ホッパ本体へ投入された穀物が前記張込部へ張り込まれる連通部と、を備えている。
請求項2に記載の張込ホッパは、請求項1に記載の張込ホッパにおいて、前記ホッパ本体の側部を構成し、可撓性を有する可撓側部を備えた、ことを特徴としている。
請求項3に記載の張込ホッパは、請求項1又は請求項2に記載の張込ホッパにおいて、前記ホッパ本体の側部を構成し、剛性を有する剛性側部を備えた、ことを特徴としている。
請求項4に記載の張込ホッパは、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の張込ホッパにおいて、前記ホッパ本体を支持する支持手段を備えた、ことを特徴としている。
請求項5に記載の張込ホッパは、請求項4に記載の張込ホッパにおいて、前記支持手段を折り畳み可能にした、ことを特徴としている。
請求項6に記載の張込ホッパは、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の張込ホッパにおいて、前記連通部に設けられ、剛性を有する剛性部を備えた、ことを特徴としている。
請求項1に記載の張込ホッパでは、張込部から張り込まれた穀物を乾燥させる穀物乾燥装置にホッパ本体が装着及び離脱可能にされており、ホッパ本体に設けられた連通部が張込部に連通されて穀物乾燥装置にホッパ本体が装着されることで、ホッパ本体へ投入された穀物が張込部へ張り込まれる。
ここで、上述の如く、穀物乾燥装置にホッパ本体が装着及び離脱可能にされている。このため、張込ホッパ(ホッパ本体)を大型化することができる。
請求項2に記載の張込ホッパでは、ホッパ本体の側部を構成する可撓側部が、可撓性を有している。このため、ホッパ本体を軽量化することができる。
請求項3に記載の張込ホッパでは、ホッパ本体の側部を構成する剛性側部が、剛性を有している。このため、ホッパ本体へ落下しつつ投入される穀物を剛性側部に衝突させることで、ホッパ本体が当該穀物を良好に受けることができる。
請求項4に記載の張込ホッパでは、支持手段がホッパ本体を支持する。このため、ホッパ本体の側部を可撓側部が構成する場合でも、ホッパ本体の形状を保持することができる。
請求項5に記載の張込ホッパでは、支持手段が折り畳み可能にされている。このため、ホッパ本体の側部を可撓側部が構成する場合には、ホッパ本体及び支持手段を折り畳むことで、張込ホッパを折り畳むことができる。
請求項6に記載の張込ホッパでは、連通部に設けられた剛性部が、剛性を有している。このため、ホッパ本体の側部を可撓側部が構成する場合でも、連通部を張込部に良好に連通することができる。
図1には、本発明の実施の形態に係る張込ホッパ100(フレキシブル張込ホッパ)が適用される循環式の穀物乾燥装置10の主要部が左斜め前方から見た斜視図にて示されている。さらに、図4には、穀物乾燥装置10が左方から見た断面図にて示されており、図5には、穀物乾燥装置10が前方から見た断面図にて示されている。なお、図面では、穀物乾燥装置10の前方を矢印FRで示し、穀物乾燥装置10の右方を矢印RHで示し、穀物乾燥装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施の形態に係る穀物乾燥装置10は、装置本体としての機体12を備えており、機体12は上下に高く前後に長い直方体箱状とされている。
機体12内の上部は、収容室を構成する穀槽14とされており、穀槽14内には穀物K(例えば籾)が貯留(収容)される。
機体12内の下部には一対の排風路隔壁16が設けられており、各排風路隔壁16は通気性を有している。各排風路隔壁16は、機体12の前面板と後面板との間に架け渡されると共に、機体12の各側面板から機体12の左右方向中央へ向けて下方に傾斜しており、一対の排風路隔壁16は漏斗状とされている。
一対の排風路隔壁16の機体12内側には、風胴板18が設けられており、風胴板18は、通気性を有すると共に、略菱形筒状とされている。風胴板18は機体12の前面板と後面板との間に架け渡されると共に、風胴板18の下側は、対向する各排風路隔壁16に平行とされており、風胴板18の内部は送風路22とされている。送風路22に対応して機体12の前面板には矩形状の外気入口26が形成されており、外気入口26は送風路22に連通している。
風胴板18の上側と各排風路隔壁16の上部との間には、導風路隔壁32が設けられており、各導風路隔壁32は、通気性を有すると共に、略菱形筒状とされている。各導風路隔壁32は機体12の前面板と後面板との間に架け渡されており、各導風路隔壁32の内部は導風路34とされている。各導風路隔壁32の下側は、対向する各排風路隔壁16に平行とされると共に、対向する風胴板18に平行とされている。
風胴板18の左方及び右方には、風胴板18と導風路隔壁32との間、導風路隔壁32と排風路隔壁16との間、及び、風胴板18と排風路隔壁16との間において、収容室を構成する穀物流下路36が形成されており、各穀物流下路36には穀槽14内に貯留された穀物Kが流下(流動)する。
各穀物流下路36の下端間には、流動手段を構成する繰出手段としての円筒状のシャッタドラム38が設けられており、シャッタドラム38は、各穀物流下路36の下端を略閉塞すると共に、機体12の前面板と後面板との間に架け渡されて軸心回りに回転可能とされている。シャッタドラム38の外周には、軸方向に長尺とされた矩形状のスリット40が一対形成されており、一方のスリット40はシャッタドラム38外周の前側に配置されると共に、他方のスリット40は、シャッタドラム38外周の後側かつ一方のスリット40の周方向反対側に配置されている。ここで、シャッタドラム38が回転して各スリット40が各穀物流下路36の下端に対面することで、各穀物流下路36内の穀物Kが各スリット40を経てシャッタドラム38内に流入し、さらにシャッタドラム38が回転して各スリット40が下向きとなることで、シャッタドラム38内に流入した穀物Kが下方へ排出される。
一対の排風路隔壁16の下方には一対の張込流し板42が設けられており、各張込流し板42は、機体12の前面板と後面板との間に架け渡されている。一対の張込流し板42は、それぞれ機体12の各側面板から機体12の左右方向中央へ向けて下方に傾斜されて、漏斗状とされている。また、各張込流し板42と各排風路隔壁16との間は排風路44とされている。
機体12の各側面板下部には側面ホッパ46が開閉可能(下端を中心に回動可能)に設けられており、各側面ホッパ46が開放されることで、機体12内へ穀物Kを張り込み(供給)可能とされている。ここで、シャッタドラム38から排出された穀物Kまたは側面ホッパ46から張り込まれた穀物Kは、各張込流し板42の下端間に流下する。
各張込流し板42の下端間には、流動手段を構成する下スクリューコンベヤ48が設けられており、下スクリューコンベヤ48は、後端が機体12の後面板に固定されると共に、前端が機体12の前面から前方に突出している。下スクリューコンベヤ48は、長尺樋状の下搬送樋50を有しており、機体12外における下搬送樋50の上面は閉塞されている。機体12内における下搬送樋50は排風路44に連通されており、下搬送樋50内には各張込流し板42の下端間に到達した穀物Kが流下する。下搬送樋50内には下スクリュー52が設けられており、下搬送樋50内に流下した穀物Kが下スクリュー52によって前方へ下搬送樋50内の前端まで搬送される。
下スクリューコンベヤ48の前側には、張込手段を構成する張込搬送部としての張込スクリューコンベヤ20が一体に設けられており、張込スクリューコンベヤ20の前部は、下記火炉ケース70及びバーナケース74の前側に配置されている。張込スクリューコンベヤ20は、長尺筒状の張込筒24を有しており、張込筒24内は下搬送樋50内に連通されると共に、張込筒24の前面は閉塞されている。張込筒24内には張込スクリュー28が設けられており、張込スクリュー28は、下スクリュー52と一体にされて、下スクリュー52と一体に回転可能にされている。
張込筒24の前部には、上側において、張込手段を構成する張込部としての逆四角錘台形漏斗状の正面ホッパ30が設けられており、正面ホッパ30は張込スクリューコンベヤ20内(張込筒24内)に連通されている。正面ホッパ30には穀物Kを張り込み可能にされており、正面ホッパ30に張り込まれた穀物Kは、張込筒24内に流下して、張込スクリュー28によって後方へ下搬送樋50内の前端まで搬送される。
機体12の前方には、右側において、流動手段を構成する昇降機54が立設されており、昇降機54の上部は機体12の上面板よりも上方へ突出している。昇降機54内には無端ベルト56が配置されており、無端ベルト56にはバケット58が一定間隔で取り付けられている。昇降機54内の下端は下搬送樋50内の前端に連通されており、下スクリューコンベヤ48によって前方へ搬送されまたは張込スクリュー28によって後方へ搬送された後に下搬送樋50内の前端から排出されて昇降機54内の下端に堆積した穀物Kが、無端ベルト56の回転によりバケット58によって昇降機54内の上端まで持上搬送される。
機体12の上端には、流動手段を構成する上スクリューコンベヤ60が設けられており、上スクリューコンベヤ60は、後端が機体12の上面板中央直下に配置されると共に、前端が機体12の前面板から突出している。上スクリューコンベヤ60は、長尺樋状の上搬送樋62を有しており、上搬送樋62の後端下面は開放されている。上搬送樋62内の前端は昇降機54内の上端に連通されており、昇降機54内の上端まで搬送された穀物Kが上搬送樋62内の前端に流下する。上搬送樋62内には上スクリュー64が設けられており、上搬送樋62内の前端に流下した穀物Kが上スクリュー64によって後方へ搬送される。また、上搬送樋62内の前端は排出管66に連通可能とされており、上搬送樋62内の前端が排出管66に連通された際には、上搬送樋62内の前端に流下した穀物Kが排出管66を経て穀物乾燥装置10から排出される。
上スクリューコンベヤ60後端の下方には、流動手段を構成する円盤状の均分機68が回転可能に設けられており、上スクリューコンベヤ60の後端(上搬送樋62内の後端)に搬送された穀物Kが、回転される均分機68の上面に流下することで、遠心力によって穀槽14内へ均等に放散分配される。
機体12の前面下部には、左側部位において直方体箱状の火炉ケース70が設けられており、火炉ケース70の前面板にはスリット状の外気導入口72が複数形成されている。火炉ケース70の後面板は部分的に開放されており、火炉ケース70内は上記外気入口26に連通されている。また、火炉ケース70下面板の左側部位は開放されている。
機体12の前面下部には、火炉ケース70直下の左側において直方体箱状のバーナケース74が設けられている。バーナケース74の上面板は部分的に開放されており、バーナケース74内は火炉ケース70内に連通されている。また、バーナケース74内には、熱風生成手段としてのバーナ76が設けられている。
機体12の後面下部には、直方体箱状の送風機取付台78が設けられており、送風機取付台78内は上記各排風路44に連通されている。送風機取付台78の後面には、送風機80の前端が取り付けられており、送風機80の後端には、可撓性を有する排風ダクト82の一端が取り付けられている。
これにより、送風機80が駆動されることで、外気(常温風)が、外気導入口72から火炉ケース70内及び外気入口26を経て送風路22内に吸引流入され、さらに、風胴板18、各穀物流下路36、各排風路隔壁16、各排風路44及び送風機取付台78内を経て送風機80内に吸引送風され、かつ、排風ダクト82を経て排風される。また、各穀物流下路36の上部を送風される外気は、各導風路隔壁32及び各導風路34を通過する。
さらに、外気導入口72から火炉ケース70内に導入された外気が、バーナ76によって熱風(乾燥風)にされて各穀物流下路36へ送風されることで、各穀物流下路36内の穀物Kが乾燥される。
機体12の前面下部には、火炉ケース70の直上において、制御手段としての操作盤84が設けられている。操作盤84には、張込運転スイッチ、乾燥運転スイッチ、排出運転スイッチ及び停止スイッチ等の各種の操作スイッチ(図示省略)が設けられており、操作盤84の各種の操作スイッチが操作されることで、穀物乾燥装置10が操作盤84によって制御(運転及び停止等)される。
図1に示す如く、上記正面ホッパ30には、図2に詳細に示す張込ホッパ100を装着及び離脱可能にされており、張込ホッパ100には、略逆四角錘台形漏斗状のホッパ本体102が設けられている。ホッパ本体102の前側壁は、剛性側部としての略矩形板状のシュート104によって構成されており、シュート104は、鋼製にされて、剛性を有している。ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁は、可撓側部としてのシート状の生地106によって構成されており、生地106は、帆布又は樹脂製等にされて、可撓性を有している。
図3(A)に詳細に示す如く、ホッパ本体102の後側壁は、略逆台形状にされると共に、図3(B)に詳細に示す如く、ホッパ本体102の左側壁及び右側壁は、略直角三角形状にされており、ホッパ本体102の後側壁は、略垂直に配置されると共に、ホッパ本体102の前側壁(シュート104)は、下方へ向かうに従い後方へ向かう方向へ傾斜されている。ホッパ本体102の下端(シュート104及び生地106の下端)は、矩形筒状の連通部108にされており、ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁の下端には、それぞれ剛性部としての長尺矩形板状の口金110が固定されている。口金110は、鋼製にされて剛性を有しており、口金110によってホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁の下端の形状が保持されている。
ホッパ本体102は、支持手段としての支持脚112によって支持されており、支持脚112には、逆U字形棒状のパイプフレーム114が一対設けられている。パイプフレーム114には、右側部の下部と左側部の下部との間において、断面U字形長尺板状の補強板116が架け渡されており、補強板116は、パイプフレーム114を補強して、パイプフレーム114の形状を逆U字形棒状に保持している。
一対のパイプフレーム114は、それぞれの右側部及び左側部の上下方向中央部において、互いに回動可能に連結されており、一対のパイプフレーム114は、側面視略X字状に配置されている。一対のパイプフレーム114には、それぞれの右側部及び左側部の少なくとも一方の上部(下部でもよい)において、長尺板状のストッパ118の一端が回動可能に支持されており、一対のストッパ118の他端は、互いに回動可能に連結されている。一対のストッパ118は、前後方向へ延ばされており、これにより、一対のパイプフレーム114の上側部及び下側部が互いに前後方向において離間することが阻止されて、一対のパイプフレーム114の配置が側面視略X字状に保持されている。
一方のパイプフレーム114の上端には、ホッパ本体102の前側壁(シュート104)の上端が支持(固定)されると共に、他方のパイプフレーム114の上端には、ホッパ本体102の後側壁(生地106)の上端が吊り下げ支持されており、これにより、ホッパ本体102の形状が略逆四角錘台形漏斗状に保持されている。
一方のパイプフレーム114(他方のパイプフレーム114でもよい)の右側部及び左側部の下端には、円柱状のコロ120が回転自在に支持されており、一対のコロ120が回転されることで、一方のパイプフレーム114の前後方向への移動が容易にされている。
ホッパ本体102下端の連通部108(シュート104及び生地106の下端)は、正面ホッパ30に上側から挿入されており、これにより、正面ホッパ30に連通部108が連通されることで、正面ホッパ30に張込ホッパ100(ホッパ本体102)が装着されている。
張込ホッパ100(ホッパ本体102)は、大型のものにされて、上側において、帆布製で略円筒状のフレキシブルコンテナ122が吊り手段としてのフォークリフト又はクレーン(図示省略)によって吊り下げ支持されており、フレキシブルコンテナ122は、上端及び下端を例えば紐によって縛られて閉塞可能にされると共に、500Kg〜1000Kgの穀物Kを収容可能にされている。フレキシブルコンテナ122の下端開口は、フレキシブルコンテナ122の上端開口に比し、小さくされており、フレキシブルコンテナ122に収容された穀物Kが、フレキシブルコンテナ122の下端開口から落下されて、ホッパ本体102に投入されることで、穀物Kが正面ホッパ30に張り込まれる。この際、上述の如くホッパ本体102の前側壁(シュート104)が下方へ向かうに従い後方へ向かう方向へ傾斜されているため、フレキシブルコンテナ122の下端開口から落下される穀物Kは、ホッパ本体102の前側壁(シュート104)に衝突する。
支持脚112においては、一対のストッパ118が相対回動されつつ、一対のパイプフレーム114が前後方向へ相対回動可能にされている。
このため、ホッパ本体102下端の連通部108が正面ホッパ30から離脱されて、張込ホッパ100(ホッパ本体102)が正面ホッパ30から離脱された際には、一対のストッパ118が相対回動されつつ、一対のパイプフレーム114が前後方向へ相対回動されて、一対のパイプフレーム114の上側部及び下側部がそれぞれ互いに接近されることで、ホッパ本体102の右側壁及び左側壁が折り曲げられつつホッパ本体102の前側壁と後側壁とが接近される。これにより、支持脚112において一対のパイプフレーム114及び一対のストッパ118が折り畳まれると共に、ホッパ本体102が折り畳まれて、張込ホッパ100が折り畳まれる。
一方、一対のストッパ118が相対回動されつつ、一対のパイプフレーム114が前後方向へ相対回動されて、一対のパイプフレーム114の上側部及び下側部がそれぞれ互いに離間されることで、ホッパ本体102の右側壁及び左側壁が延ばされつつホッパ本体102の前側壁と後側壁とが離間されて、一対のストッパ118が前後方向へ延ばされる。これにより、支持脚112において一対のパイプフレーム114及び一対のストッパ118が展開されると共に、ホッパ本体102が展開されて、張込ホッパ100が展開される。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の穀物乾燥装置10では、操作盤84の張込運転スイッチを運転操作すると、張込スクリューコンベヤ20、下スクリューコンベヤ48、昇降機54、上スクリューコンベヤ60及び均分機68が駆動されて、張込運転される。その後、側面ホッパ46を開放して、穀物Kを機体12内へ張り込むと、機体12内へ張り込まれた穀物Kは張込流し板42によって下スクリューコンベヤ48に案内され、下スクリューコンベヤ48によって下スクリューコンベヤ48の前端に搬送される。一方、正面ホッパ30から穀物Kを張り込むと、張込スクリューコンベヤ20によって下スクリューコンベヤ48の前端に搬送される。下スクリューコンベヤ48の前端に搬送された穀物Kは、下スクリューコンベヤ48の前端から昇降機54、上スクリューコンベヤ60及び均分機68を経て、穀槽14内及び各穀物流下路36へ搬送される(貯留される)。また、張込運転は、操作盤84の停止スイッチの操作により、又は、穀槽14内及び各穀物流下路36へ穀物Kが張込限度まで張り込まれた際に自動的に、停止される。
操作盤84の乾燥運転スイッチを運転操作すると、シャッタドラム38、下スクリューコンベヤ48、昇降機54、上スクリューコンベヤ60、均分機68及び送風機80が駆動されると共に、バーナ76が点火されて、乾燥運転される。
乾燥運転では、穀槽14内に貯留された穀物Kが、各穀物流下路36、シャッタドラム38、下スクリューコンベヤ48、昇降機54、上スクリューコンベヤ60及び均分機68を経て穀槽14に戻され、穀物乾燥装置10内を循環される。
さらに、送風機80の駆動により、外気導入口72から火炉ケース70内に吸引導入された外気からバーナ76によって熱風が生成され、この熱風が外気入口26、送風路22及び風胴板18を介して各穀物流下路36へ吸引送風されて各穀物流下路36内の穀物Kの水分を吸収することで、穀物Kが乾燥される。穀物Kの水分を吸収した後の熱風は、各排風路隔壁16、各排風路44及び送風機取付台78内を経て(通過して)送風機80に吸引送風され、さらに、排風ダクト82を経て排風される。
乾燥運転は、操作盤84の停止スイッチの操作により、又は、穀物Kが所定の水分値に達した際(乾燥運転の開始から約8時間から10時間後)に自動的に、停止される。乾燥運転が停止される際には、必要に応じて、シャッタドラム38の駆動が停止されると共に下スクリューコンベヤ48、昇降機54、上スクリューコンベヤ60及び均分機68の駆動が継続されて全ての穀物Kが穀槽14内及び各穀物流下路36に貯留される。
例えば穀物Kの乾燥処理が終了した際には、操作盤84の排出運転スイッチを運転操作すると、シャッタドラム38、下スクリューコンベヤ48、昇降機54、上スクリューコンベヤ60及び均分機68が駆動されて、排出運転され、さらに、上搬送樋62内の前端が排出管66に連通されることで、穀物Kが排出管66を経て穀物乾燥装置10から排出される。また、排出運転は、操作盤84の停止スイッチの操作により、又は、穀物Kが穀物乾燥装置10から完全に排出された際に自動的に、停止される。
ところで、穀物乾燥装置10の正面ホッパ30に張込ホッパ100(ホッパ本体102)を装着及び離脱可能にされており、ホッパ本体102下端の連通部108が正面ホッパ30に上側から挿入(連通)されて、穀物乾燥装置10に張込ホッパ100が装着されることで、ホッパ本体102へ投入された穀物Kが正面ホッパ30へ張り込まれる。
ここで、上述の如く、穀物乾燥装置10の正面ホッパ30に張込ホッパ100(ホッパ本体102)を装着及び離脱可能にされている。したがって、穀物乾燥装置10の張込運転の際のみに穀物乾燥装置10の正面ホッパ30に張込ホッパ100を装着すればよく、穀物乾燥装置10の張込運転以外の際には穀物乾燥装置10の正面ホッパ30から張込ホッパ100を離脱することで、張込ホッパ100(ホッパ本体102)を大型化しても、張込ホッパ100がスペース上の問題を生じることはない。このため、張込ホッパ100(ホッパ本体102)を大型化することができ、500Kg〜1000Kgの穀物Kを収容するフレキシブルコンテナ122から直接張込ホッパ100(ホッパ本体102)に穀物Kを投入して、穀物乾燥装置10の正面ホッパ30に穀物Kを張り込むことができる。これにより、フレキシブルコンテナ122からベルトコンベアやスクリューコンベアを介して穀物乾燥装置10に穀物Kを張り込む必要がなく、構成を簡単にすることができる。
また、ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁が、可撓性を有する生地106によって構成されている。このため、張込ホッパ100(ホッパ本体102)を軽量化することができる。
さらに、支持脚112の一対のパイプフレーム114の上端にそれぞれホッパ本体102の前側壁及び後側壁の上端が支持されて、支持脚112がホッパ本体102を支持している。このため、ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁が可撓性を有する生地106によって構成される場合でも、ホッパ本体102の形状を略逆四角錘台形漏斗状に保持することができる。
また、ホッパ本体102の前側壁が、剛性を有するシュート104によって構成されると共に、下方へ向かうに従い後方へ向かう方向へ傾斜されている。このため、ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁が可撓性を有する生地106によって構成される場合でも、フレキシブルコンテナ122からホッパ本体102へ落下しつつ投入される穀物Kをホッパ本体102の前側壁(シュート104)に衝突させることで、ホッパ本体102が当該穀物Kを良好に受けることができ、ホッパ本体102に投入された穀物Kを良好に正面ホッパ30に張り込むことができる。
さらに、ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁の下端(連通部108)に、剛性を有する口金110が固定されて、口金110によってホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁の下端の形状が保持されている。このため、ホッパ本体102の後側壁、右側壁及び左側壁が可撓性を有する生地106によって構成される場合でも、ホッパ本体102下端の連通部108を正面ホッパ30に良好に連通することができ、ホッパ本体102に投入された穀物Kを良好に正面ホッパ30に張り込むことができる。
また、ホッパ本体102が生地106部分において可撓性を有してホッパ本体102が折り畳み可能にされると共に、支持脚112が一対のパイプフレーム114及び一対のストッパ118において折り畳み可能にされて、張込ホッパ100が折り畳み可能にされている。このため、張込ホッパ100を折り畳むことで、張込ホッパ100の持ち運びを便利にすることができると共に、張込ホッパ100の収納時の大きさを小さくすることができる。
さらに、一方のパイプフレーム114の右側部及び左側部の下端に、コロ120が回転自在に支持されている。このため、一対のコロ120を回転させつつ支持脚112を折り畳み及び展開することで、支持脚112の折り畳み及び展開を容易にすることができ、張込ホッパ100の折り畳み及び展開を容易にすることができる。
本発明の実施の形態に係る張込ホッパが適用される穀物乾燥装置の主要部を示す左斜め前方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る張込ホッパを示す左斜め後方から見た斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係る張込ホッパのホッパ本体を示す図であり、(A)は、後面図であり、(B)は、左側面図である。 本発明の実施の形態に係る張込ホッパが適用される穀物乾燥装置を示す左方から見た断面図である。 本発明の実施の形態に係る張込ホッパが適用される穀物乾燥装置を示す前方から見た断面図である。
符号の説明
10 穀物乾燥装置
30 正面ホッパ(張込部)
100 張込ホッパ
102 ホッパ本体
104 シュート(剛性側部)
106 生地(可撓側部)
108 連通部
110 口金(剛性部)
112 支持脚(支持手段)
K 穀物

Claims (6)

  1. 張込部から張り込まれた穀物を乾燥させる穀物乾燥装置に装着及び離脱可能にされたホッパ本体と、
    前記ホッパ本体に設けられ、前記張込部に連通されて前記穀物乾燥装置に前記ホッパ本体が装着されることで前記ホッパ本体へ投入された穀物が前記張込部へ張り込まれる連通部と、
    を備えた張込ホッパ。
  2. 前記ホッパ本体の側部を構成し、可撓性を有する可撓側部を備えた、ことを特徴とする請求項1記載の張込ホッパ。
  3. 前記ホッパ本体の側部を構成し、剛性を有する剛性側部を備えた、ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の張込ホッパ。
  4. 前記ホッパ本体を支持する支持手段を備えた、ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項記載の張込ホッパ。
  5. 前記支持手段を折り畳み可能にした、ことを特徴とする請求項4記載の張込ホッパ。
  6. 前記連通部に設けられ、剛性を有する剛性部を備えた、ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項記載の張込ホッパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106440757A (zh) * 2016-10-27 2017-02-22 苏州生光塑胶科技有限公司 一种具有称重功能的加料斗
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