JP2009045942A - 液体回収容器および液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】回収タンク25の収納容器26内に、その底面26cから順に第1、第2および第3インク吸収体27,28,29を収容し、回収空間Sの中央に導入室を形成した。しかも、第3インク吸収体29の上側に遮蔽板34と通気口35を備える蓋体31を配設し、導入室の上側をその遮蔽板34によって覆い、導入室に導入される排出インクの溶媒成分の揮発を抑制するようにした。加えて、第3インク吸収体29の上面の一部に通気口35を配設して、第3インク吸収体29の吸収したインクの溶媒成分を揮発可能にした。
【選択図】図3
Description
すなわち、回収容器の底面に排出インクが排出されると、その排出インクに含まれる多
量の泡が底面に付着し、その一部が排出インクの拡散を妨げるようになる。すると、底面上に排出される排出インクが、その底面上で停滞し、インク溶媒を上面開口部から揮発してインク成分を固化しはじめる。その結果、回収タンクの底面、特に排出口の近傍には、インク吸収体への吸収を妨げるインク残渣が堆積され、再び回収タンクの回収能力の低下を招く問題となる。
この液体回収容器によれば、カバー部材は、液体吸収体の上面全域を覆う。このため、液体吸収体に吸収される前の液体の特定成分の揮発による固化を防止するだけでなく、液体吸収体に吸収された後に、液体吸収体内での乾燥固化を防止できる。従って、例えば、溶質又は分散質の濃度や粘度が高い液体を液体回収容器内に排出した場合にも、乾燥固化した液体によって後続して排出された液体の浸透を阻害するのを防止できる。このため、排出口から排出される液体を、液体吸収体で円滑に吸収して、容器本体内に回収することができる。
で、排出口から排出される液体を、液体吸収体全体に行き渡らせ、円滑に吸収することができる。
この液体回収容器によれば、カバー部材が、排出口を覆って容器本体に配置される蓋体で形成されるようになる。したがって、容器本体に設けられる蓋体によって、排出口から排出される液体の開口を通じた揮発を抑制することができ、ひいては排出口から排出される液体を液体吸収体で円滑に吸収することができる。
この液体回収容器では、通気口は、蓋体のうち、液体吸収体と相対向する領域以外の箇所に設けられているので、液体吸収体に吸収された液体の特定成分が揮発した後、直ぐに放出されることなく、液体回収容器内に一時滞留する。このため、液体吸収体を湿潤状態とするので、液体の浸透性を高めるとともに、後続して排出された液体を円滑に吸収させることができる。
この液体回収容器によれば、カバー部材は、液体吸収体である。このため、容器本体内に収容された液体吸収体に吸収された液体の一部の揮発を抑制し、液体吸収体に吸収される前の液体の乾燥固化を回避できる。また、カバー部材自体も、液体吸収体からなるため、排出口から排出された液体を回収することができる。
この液体回収容器によれば、吸収体の一側面に設けられた凹部と、容器本体とで構成される空間内に排出口が備えられるので、空間は吸収体で覆われる。このため、1つの部材
で、カバー部材の機能と液体吸収体としての機能とを兼ね備えることができる。
この液体回収容器によれば、カバー部材が、空間を覆って液体吸収体に設けられるフィルムで形成されるようになる。したがって、液体吸収体に設けられるフィルムによって、排出口から排出される液体の開口を通じた揮発を抑制することができ、ひいては排出口から排出される液体を液体吸収体で円滑に吸収することができる。
この液体回収容器によれば、排出口が液体吸収体の中央位置に設けられようになる。したがって、排出口から排出される液体の開口を通じた揮発を抑制することができ、しかも排出口から排出される液体を液体吸収体の中央位置から等方的に吸収させることができる。その結果、例えば、液体吸収体の一端から液体を吸収させる場合に比べ、液体吸収体の全体にわたり液体を吸収させることができ、その吸収効率を向上させることができる。
この液体回収容器によれば、排出口から排出された液体は、密度が小さい材質からなる液体吸収体に受け止められる。即ち、その液体吸収体は、液体の浸透性が良好であるため、排出された液体を広い範囲に拡散させることができる。従って、液体吸収体の隅々まで液体が行き渡るので、液体吸収体の液体吸収率を向上させることができる。
この液体回収容器によれば、排出口から排出される液体は、消泡剤を含浸させた液体吸収体に受け止められる。このため、液体に発生した泡に消泡剤が付着して、その泡を消失させることができる。従って、泡の滞留を抑制することで、泡による液体の吸収の阻害を防止できる。
この液体回収容器によれば、排出口は、排出される液体を受ける部材と、カバー部材との間の中間高さ位置に対して、カバー部材側に偏倚した位置に配置される。したがって、排出口近傍に堆積する、液体の残渣等の堆積物に対し、排出口がカバー部材側に偏倚する分だけ、その排出口を堆積物から離間させることができる。これにより、堆積物による排出口の閉塞を防止し、液体回収容器の回収寿命を長くすることができる。
この液体回収容器によれば、シール部材が容器本体とカバー部材との間の密閉性を高めるため、容器本体とカバー部材との間から、液体が揮発又は漏出することを良好に抑制できるようになる。
この液体回収容器によれば、容器本体とカバー部材との間にシール部材を介装する際、容器本体及びカバー部材のうち少なくとも一方に設けられた位置決め手段がシール部材の位置決めを行うようになる。このため、容器本体とカバー部材との間へのシール部材の介装作業を容易に行うことができる。
本発明の液体噴射装置によれば、液体噴射ヘッドから吐出される液体を回収する回収手段が、上記液体回収容器により構成されるようになる。したがって、排出口から排出される液体の開口を通じた揮発を抑制して、液体噴射ヘッドから吐出される液体を円滑に回収することができる。
以下、本発明を具体化したインクジェット式プリンタの第1実施形態を図1〜図4に従って説明する。
が形成される。
いる。これら第1、第2および第3インク吸収体27,28,29は、いずれも同じサイズで形成されるシート状の多孔質部材であって、平面視方向からみて底面26cと略同じサイズで形成されている。
にある第2および第3インク吸収体28,29に吸収される。これにしたがい、導入室30内に導入された排出インクは、順に第1、第2および第3インク吸収体27,28,29に拡散して収容される。
(1)本実施形態によれば、第1、第2および第3インク吸収体27,28,29によって導入室30を形成し、その導入室30内に排出チューブ22の排出口22aを配置して、その導入室30の上側を遮蔽板34で覆うようにした。従って、排出口22aから排出され、導入室30内に回収された排出インクの溶媒成分の揮発を遮蔽板34によって抑制することができる。その結果、導入室30内にある分散成分の固化を遅延することができ、その遅延した時間分だけ、排出インク内に含まれる泡を消失することができる。ひいては、導入室30内に排出される排出インクを第1インク吸収体27によって円滑に吸収し、排出インクを増粘固化させずに、第1インク吸収体27の広い範囲に浸透させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
内側となる部分)と面一となるように形成されている。
る。換言すると、通気口65aは、第3インク吸収体56と相対向する領域以外の端部に設けられている。
するに際しては、収納容器51の上縁に凹設された収容溝51dが位置決め機能を良好に発揮する。そして、回収タンク50(収納容器51及び蓋体64)の大きさが異なる場合には、1本の長尺状をなすシール部材53の長さが、収納容器51の開口51aを包囲可能な長さとなるように対処される。
(5)前記蓋体64により収納容器51の開口51a全体が覆われるため、排出口71aから排出されて各インク吸収体54,55,56に吸収された排出インクの開口51aを通じた揮発を蓋体64により抑制することができる。このため、回収空間Sを湿潤状態に保つことで、各インク吸収体54〜56内で排出インクの分散成分が固化したり、導入室63内で排出インクが固化したりするのを防止できる。即ち、開口51aを覆う面積を変更し、第1実施形態よりもその面積を大きくすることにより、溶媒成分の揮発量を少なくなるように制御することができる。従って、例えば、顔料濃度や粘度が高いインクを使用した場合等、各インク吸収体54〜56の各空孔の閉塞、インク残渣等の表面での堆積が生じやすい際に、より効果を発揮することができる。その一方、各インク吸収体54,55,56に吸収された排出インクの一部を蓋体64に設けられた通気口65aを介して揮発させることができる。このため、各インク吸収体54,55,56の吸収効率が向上するので、該各インク吸収体54,55,56を小さくすることができ、回収タンク50の小型化を図ることができる。また、各インク吸収体54,55,56に吸収された排出インクの種類に応じて通気口65aの大きさを変更することで、通気口65aを通じて排出インクを好適に揮発させることができる。
(6)前記通気口65aと前記排出口71aとが離間しているため、排出口71aから排出された排出インクが通気口65aを介して直ぐには揮発されず、各インク吸収体54,55,56に吸収された排出インクが通気口65aを通じて過剰に揮発されるのを抑制することができる。
(7)前記シール部材53により収納容器51と蓋体64との間の密閉性が高められるため、収納容器51と蓋体64との間から、排出インクが揮発又は漏出することを良好に抑制することができる。
(8)前記収納容器51と蓋体64との間にシール部材53を介装する際、収納容器51に設けられた収容溝51dによりシール部材53の位置決めを行うことができる。このため、収納容器51と蓋体64との間へのシール部材53の介装作業を容易に行うことができる。
(9)シール部材53が環状でなく長尺状であるため、大きさの異なる複数種の収納容器51及び蓋体64に対しても、各収納容器51及び蓋体64ごとにそれぞれ大きさを対応させた複数の環状のシール部材53を保有する必要がなくなる。また、シール部材53の長さの変更が容易であるため、シール部材53を大きさの異なる複数種の収納容器51及び蓋体64に対して迅速に対応させることができる。
(10)前記シール部材53の長さ方向の一方の端部53aと他方の端部53bとを並列に配置した状態で、その両端部53a,53b間に密閉材69が充填されているため、環状のシール部材を介装した場合と同様のシール性を得ることができる。
(11)前記回収タンク50は、前記収納容器51の開口51a全体が蓋体64で覆われているため、前記第1実施形態の回収タンク25よりも強度が高くなる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態の回収タンクを上記第1実施形態と異なる点を中心に説明する。図10は、回収手段を構成する液体回収容器としての回収タンク80の斜視図、図11は、回収タンク80の正断面図である。
れている。挿通孔81bは、キャップ21に連通された排出チューブ22の外径と、ほぼ同じ大きさの内径に形成されている。
れている。即ち、排出インクは、まず導入室84に排出され、底面81cを伝って拡散していくが、その一部は、排出インクに含まれる泡等によって拡散性が損なわれ、さらに溶媒成分の揮発等によって底面81cで増粘する。そして、底面81cで増粘する排出インクは、図11中2点鎖線で示すように、山型状のインク残渣85となって堆積する。このとき、導入室84の上側が、第2のインク吸収体86で閉塞されていることにより、導入室84内には、揮発した溶媒成分が放出され、比較的湿潤な状態になっている。従って、インク残渣85に含まれる溶媒成分のさらなる揮発が抑制され、インク残渣85の固化が防止される。これにより、このインク残渣85は、排出口22aから排出される後続の排出インクによって、その一部が再拡散される。
(12)第3の実施形態によれば、排出インクを排出する導入室84を、第1のインク吸収体82及び収納容器81の内側面により区画形成し、その導入室84内に排出口22aを配置するようにした。そして、その導入室84の上側を、密度の大きい多孔質材からなる第2のインク吸収体86で遮蔽するようにした。このため、この第2のインク吸収体86によって、導入室84内にある排出インクの溶媒成分の揮発を抑制し、排出インクの導入室84内での乾燥固化を防止し、排出インクの泡を消滅させることができる。従って、後続して排出される排出インクを、第1のインク吸収体82に円滑に浸透させることが
できる。また、導入室84内に堆積したインク残渣85の乾燥固化を抑制することで、インク残渣85を新たに排出されたインクにより崩れやすくし、その堆積量の増大を抑制することができる。また、排出インクの溶媒成分が揮発するのを抑制する部材を、第2のインク吸収体86にしたので、溶媒成分の揮発を抑制しながら、排出インクを吸収して、回収空間Sを効率良く利用することができる。このため、プリンタ10内での回収タンク80の省スペース化が要求される場合に、特に効果を発揮できる。また、排出インクを完全に第1のインク吸収体82に浸透させる前に、プリンタ1を図1のX方向が下向きになるように置かれた場合でも、導入室84内のインクを第2又は第3のインク吸収体86,87で吸収することができる。このため、プリンタ1外へのインク漏れを防止することができる。
・上記第1実施形態では、遮蔽板34を平面視方向からみて四角形状に形成したが、この形状に限られず、例えば、平面視方向からみて十字状に形成してもよく、導入室30の上側を覆う形状であればよい。また、遮蔽板34は、第1実施形態で図示した大きさよりも大きく、第3インク吸収体29の上面の殆どを覆い、第3インク吸収体29の端部の上方にあたる領域のみ開口した形状に形成されてもよい。即ち、遮蔽板34の面積をインク種類等に応じて変更することにより、溶媒成分の揮発量を制御することができる。
よく、回収空間S内に排出インクを導入する位置であればよい。例えば、第1実施形態の回収タンク25において、図12に示すように、収納容器26の底面に第1インク吸収体27aを敷設し、第2及び第3インク吸収体28c,29dの長手方向(X矢印方向)の長さを、第1インク吸収体27aの長手方向の長さよりも短く形成してもよい。そして、各インク吸収体27a,28c,29dと、収納容器26の内側面とにより、導入室30を区画形成してもよい。そして、その導入室30の開口と第1インク吸収体27aの一部とを閉塞可能な大きさに形成された遮蔽板34bにより、開口を閉塞するようにしてもよい。また、排出チューブ22は、収納容器26の壁部に挿通される他に、遮蔽板34bに形成された挿通孔34cに支持されるようにしてもよい。そして、排出チューブ22の軸線が、鉛直方向になるように挿通してもよい。
・上記第2実施形態において、シール部材53の両端部53a,53bを互いに溶着させるようにしてもよい。この場合、密閉材69を必ずしも充填する必要はない。
・上記第2実施形態において、シール部材53及び収容溝51dを省略してもよい。この場合、蓋体64を収納容器51の上縁に対して密着固定することが好ましい。
全域に亘って浸透していく。そして、全体的に拡散された後、拡散シート110に重ねられた第1のインク吸収体82に吸収される。また、第1及び第2実施形態の第1インク吸収体27,54、又は上記した拡散シート110に、消泡液105や、グリセリン等の保湿剤を含浸又は塗布すると、消泡機能、保湿機能を高め、排出インクを回収タンク25,50,80の隅々に円滑に行き渡らせることができる。
(a)請求項6又は7に記載の液体回収容器において、前記通気口は、鉛直方向上方に向って開口していることを特徴とする液体回収容器。
21…封止手段としてのキャップ、22,70,71…排出チューブ、22a,71a…排出口、23…吸引ポンプ、25,50,80…回収手段を構成する液体回収容器としての回収タンク、26,51,81…容器本体としての収納容器、26a…周壁部を構成する左側壁、26d,51a…容器本体としての収納容器の開口、27,54…液体吸収体としての第1インク吸収体、28,55…液体吸収体としての第2インク吸収体、29,56…液体吸収体としての第3インク吸収体、30,63,84…空間としての導入室、31,64…カバー部材としての蓋体、34…遮蔽部としての遮蔽板、35,65a…通気口、30b,51g…上面、51d…位置決め手段としての収容溝、53…シール部材、53a…シール部材の一方の端部、53b…シール部材の他方端部、69…密閉材、82…液体吸収体としてのインク吸収体、82b…凹部、86…第2のカバー部材、100…カバー部材、115…フィルム、S…回収空間、P…ターゲットとしての記録用紙。
Claims (20)
- 液体を吸収する液体吸収体と、該液体吸収体を収容する容器本体とを備え、該容器本体又は前記液体吸収体に対して液体を排出する排出口が配置され、該排出口から排出されて前記液体吸収体に吸収された前記液体の一部を、前記容器本体の開口を通じて揮発させる液体回収容器において、
前記排出口と少なくとも前記排出口近傍の前記液体吸収体とを覆って、前記排出口から排出された液体の揮発を抑制するカバー部材を備えたことを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、前記液体吸収体の上面に相対向する面が、前記液体吸収体の前記上面以上の大きさに形成されていることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、
前記液体吸収体の上面と相対向する面が、前記液体吸収体の前記上面の大きさよりも小さく形成された遮蔽部と、
前記容器本体の周壁部側に配置され、前記液体吸収体の前記上面の一部を外部に開放する前記開口とを備えることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記液体吸収体、又は、前記液体吸収体及び前記容器本体は、前記排出口の周囲を囲う空間を形成し、
前記カバー部材は、少なくとも前記空間を覆うように配設されることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、
前記容器本体に配置され、前記排出口を覆う蓋体であることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項5に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、
前記容器本体の開口部全体を覆う蓋体により構成され、
前記蓋体における前記排出口の直上となる位置から水平方向へ離間した位置に、前記液体の一部を揮発させる通気口を設けたことを特徴とする液体回収容器。 - 請求項6に記載する液体回収容器において、
前記通気口は、前記蓋体のうち、前記液体吸収体と相対向する領域以外の箇所に設けられていることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、前記液体吸収体であることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項8に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、その一側面に凹部が備えられ、
前記凹部と前記容器本体とで構成される空間内に前記排出口が配置されることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項8に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、前記排出口から離れた領域を覆う第1のカバー部材と、前記第1のカバー部材の密度よりも密度が大きい材質からなり、前記排出口及び前記排出口近傍を覆う第2のカバー部材とからなることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記カバー部材は、
前記容器本体又は前記液体吸収体に設けられたフィルムであることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜11のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記排出口は、
前記液体吸収体の中央位置に対向して設けられたことを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜12のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記排出口から排出される液体を受ける前記液体吸収体の密度が、該液体吸収体を除く前記液体吸収体の密度よりも小さいことを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記排出口から排出される液体を受ける前記液体吸収体に、消泡剤を含浸させたことを特徴とする液体回収容器。 - 請求項1〜14のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記排出口の高さが、前記排出口からの液体を受ける部材と前記カバー部材との間の中間高さ位置に対して、前記カバー部材側に偏倚していることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項5〜7のいずれか1項に記載する液体回収容器において、
前記容器本体と前記カバー部材との間にはシール部材が介装されていることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項16に記載する液体回収容器において、
前記容器本体及び前記カバー部材のうち少なくとも一方には、前記シール部材の位置決めを行う位置決め手段を設けたことを特徴とする液体回収容器。 - 請求項16又は17に記載する液体回収容器において、
前記シール部材は、長尺状をなしており、前記容器本体の上縁に沿って該容器本体の開口を囲むように配設され、その両端部が互いに接合されていることを特徴とする液体回収容器。 - 請求項18に記載する液体回収容器において、
前記シール部材は、前記容器本体と前記カバー部材との間への介装状態において、その長さ方向の一方端部と他方端部とが並列に配置され、その一方端部と他方端部との間に密閉材が充填されることにより、前記両端部が互いに接合されることを特徴とする液体回収容器。 - 液体貯留手段に貯留される液体を液体噴射ノズルから噴射させる液体噴射ヘッドのノズル形成面を封止する封止手段と、前記ノズル形成面と前記封止手段との間の空間に前記液体噴射ノズルから吐出される液体を排出口から回収する回収手段とを備える液体噴射装置において、
前記回収手段を、請求項1〜19のいずれか1つに記載する液体回収容器により構成したことを特徴とする液体噴射装置。
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