JP2009044531A - 携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末内の各種データを一旦パーソナルコンピュータへ転送することなく、外部機器を利用して簡単な操作で容易にデータを再生することができる携帯端末を提供する。
【解決手段】充電台2に置くだけで、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)を検知し、それらの機器4A〜4Dを携帯端末の表示部10に表示し、さらに、選択された1つの機器に関連付けられたデータタイプのデータを該機器に転送したり、再生させたりする。これにより、外部機器を利用して簡単な操作で容易にデータを再生することができる。
【選択図】図2
【解決手段】充電台2に置くだけで、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)を検知し、それらの機器4A〜4Dを携帯端末の表示部10に表示し、さらに、選択された1つの機器に関連付けられたデータタイプのデータを該機器に転送したり、再生させたりする。これにより、外部機器を利用して簡単な操作で容易にデータを再生することができる。
【選択図】図2
Description
本発明は、電灯線から充電用の電力を得る携帯端末に関する。
従来、携帯端末から音声信号を出力すると共に、充電用の電力を供給する充電台で携帯端末から出力された音声信号を取り込んで増幅し、スピーカから出力する技術が提案されている。特許文献1には、内蔵又は外付けの記録媒体に記録された音声信号を外部へ出力する出力部を有する携帯端末と、この携帯端末に充電用の電力を供給する充電部及び該携帯端末から出力された音声信号を取り込む入力部を有する充電台が開示されている。
ところで、上述した従来技術では、携帯端末に内蔵又は外付けの記録媒体に記録された音声信号を充電台で増幅してスピーカから出力させるだけであり、携帯端末を充電台にセットすることで携帯端末内の音声信号を外部スピーカで再生する準備はできるものの、充電台にセットした後の複雑な操作が必要であることが想定される。また、昨今は携帯端末が多機能化し、携帯端末にはカメラで撮影して得られた画像データやメールにより受信した画像データ、インターネットからダウンロードした音楽データ、テレビ放送の動画データなどが保存されるようになってきたが、携帯端末に保存されている著作権フリーの静止画データ、動画データ、音楽データなどは、一旦パーソナルコンピュータへデータ転送を行えばパーソナルコンピュータ上で再生することができるものの、各データに対応したアプリケーションを立ち上げて再生する必要があり、携帯端末内に保存されているデータをパーソナルコンピュータで再生するには複雑な操作が必要であった。さらに、携帯型デジタルオーディオプレーヤに対応したスピーカシステムも存在するが、音楽データのみが保存されているプレーヤに対して、音楽データを再生するスピーカシステムが存在するだけであり、あくまでも1対1の関係である。多機能化した携帯端末においては、さまざまな種類のデータが保存されているが、使用者はそれらを外部機器を利用して再生したくても上述のように一旦パーソナルコンピュータへデータ転送を行うなど複雑な操作が必要であった。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末内の各種データを一旦パーソナルコンピュータへ転送することなく、外部機器を利用して簡単な操作で容易にデータを再生することができる携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、電灯線から電力が供給される充電手段と、前記電灯線から前記充電手段に電力が供給されていることを検知する電力供給検知手段と、前記電力供給検知手段による検知結果に応じて前記電灯線に接続される電灯線通信手段と、前記電灯線通信手段の出力に基づき前記電灯線に接続されている複数の機器を検知する機器検知手段と、前記機器検知手段で検知された前記複数の機器のうち、1つの機器を使用者が選択するためのメニュー画面を表示する表示手段と、を備えた。
この構成により、携帯端末の充電開始時に、電灯線に接続されている全ての機器が検知されて、そのうちの1つを選択するためのメニュー画面が表示手段に表示される。このメニュー画面にて、電灯線に接続されている電灯線通信可能な全ての機器を確認することができる。
また、上記構成において、前記表示手段に表示されている前記メニュー画面から、使用者操作により前記複数の機器のうち、1つの機器と接続すべく当該機器を選択する機器選択手段と、前記電灯線に接続されている複数の機器で活用可能なデータタイプが異なるデータを記憶する記憶手段と、前記機器選択手段で選択された前記1つの機器と前記記憶手段に記憶されたデータのデータタイプを関連付けるデータタイプ関連付け手段とを備え、前記表示手段は、前記データタイプ関連付け手段で関連付けられた前記データタイプのデータのうち、1つのデータを使用者が選択するためのメニュー画面を表示する。
この構成により、電灯線に接続されている電灯線通信可能な全ての機器のうち、1つの機器を選択するためのメニュー画面から、使用者が任意の1つの機器を選択することができ、また、使用者が任意に1つの機器を選択した後、該機器に関連付けられたデータタイプのデータを選択するためのメニュー画面から、使用者が任意のデータタイプのデータを1つ選択することができる。選択した機器に関連付けられたデータタイプのデータを選択することで、当該機器を動作させることができる。
また、上記構成において、前記電灯線に接続されている複数の機器は、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ及びパーソナルコンピュータを含む。
また、上記構成において、前記データタイプは、電話帳、静止画、動画、音声、録音メッセージ及びボイスレコーダを含む。スピーカに関連付けられたデータタイプは、音楽、録音メッセージ、ボイスレコーダである。また、テレビに関連付けられたデータタイプは、静止画、動画である。また、ハードディスクレコーダに関連付けられたデータタイプは、電話帳、静止画、動画、音楽、録音メッセージ、ボイスレコーダである。また、パーソナルコンピュータに関連付けられたデータタイプは、電話帳、静止画、動画、音楽、録音メッセージ、ボイスレコーダである。
本発明は、携帯端末を充電台に置いて充電するという日常的な動作を行うだけで、電灯線に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータ等)を検知して、それらのうち1つを選択するためのメニュー画面を携帯端末の画面に表示し、さらに選択された機器に関連付けられたデータタイプのデータを一旦パーソナルコンピュータへ転送することなく該機器に直接転送して、簡単な操作で容易にデータを再生することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る携帯端末と、電灯線からの電力を携帯端末に与えるための充電台と、電灯線に接続されている複数の機器を示す斜視図である。また、図2は図1の携帯端末の概略構成と、電灯線からの電力を携帯端末に与えるための充電台の概略構成と、電灯線に接続されている複数の機器を示すブロック図である。また、図3は図1の携帯端末の正面図である。
図1において、携帯端末1は充電台2に置かれて充電されている状態にある。充電台2は電灯線3に接続されて、電灯線3から電力から供給されている。充電台2にはコネクタ(図示せず)が設けられており、このコネクタを介して携帯端末1と電気的に接続される。電灯線3には、電灯線通信が可能な4台の機器、即ちスピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4Dがそれぞれ接続されている。携帯端末1を充電台2に置くことで、充電が開始されると共に、携帯端末1の表示部に各機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)の名称が表示される。具体的には、携帯端末1の表示部には、「スピーカ」、「テレビ」、「HDレコーダ」、「PC」と表示される(図3参照)。
図2において、携帯端末1は、表示部10、入力部11、充電部12、記憶部13、画像再生部14、音声再生部15、PLC(Power Line Communications:電灯線通信)アダプタ16及び制御部17を備えている。なお、図2に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、図示は省略するが、通常の携帯端末に搭載される構成要素は備えているものとする。
表示部10は、制御部17から入力される表示情報に基づく表示を行う。例えば、携帯端末1が充電台2に置かれたときに、制御部17から機器選択メニュー画面(メニュー画面)を表示するための表示情報が入力されるので、この表示情報に基づく機器選択メニュー画面を表示する。入力部11は、使用者が携帯端末1を使用するための操作を行うものであり、使用者操作に応じた信号を制御部17に入力する。例えば、表示部10に表示された機器選択メニュー画面から「スピーカ」を選択する操作が行われた場合は、「スピーカ」を選択する信号を制御部17に入力する。また、「テレビ」を選択する操作が行われた場合は、「テレビ」を選択する信号を制御部17に入力する。また、「ハードディスクレコーダ」を選択する操作が行われた場合は、「ハードディスクレコーダ」を選択する信号を制御部17に入力する。また、「パーソナルコンピュータ」を選択する操作が行われた場合は、「パーソナルコンピュータ」を選択する信号を制御部17に入力する。
充電部12は、充電台2を介して電灯線3から供給される電力で携帯端末1内の充電用電池(図示略)の充電を行う。また、充電部12は、電灯線3から電力が供給されていることを検知する電力供給検知機能を有しており、電力供給の有無を制御部17に通知する。即ち、携帯端末1が充電台2に置かれて電灯線3から電力が供給されると、電力供給を検知したことを制御部17に通知する。
記憶部13は、データの書き込み及び読み出し可能なメモリを有し、電灯線3上の各機器を検知するためのデバイス検知プログラム、機器とデータタイプを関連付ける関連付けプログラム、電話帳データ、静止画(写真)データ、動画データ、音楽データ、音声データ等を記憶する。画像再生部14は、静止画データや動画データから静止画や動画を再生する。音声再生部15は、音楽データから音楽を再生し、音声データから音声を再生する。機器とデータタイプの関連付けは、図4に示すように、スピーカの場合は、音楽、録音メッセージ及びボイスレコーダであり、いずれにおいても「再生」となる。また、テレビの場合は、静止画及び動画であり、いずれにおいても「再生」となる。また、ハードディスクレコーダの場合は、電話帳、静止画、動画、音楽、録音メッセージ及びボイスレコーダであり、いずれにおいても「データ転送」となる。また、PCの場合は、電話帳、静止画、動画、音楽、録音メッセージ及びボイスレコーダであり、いずれにおいても「データ転送」となる。
PLCアダプタ16は、電灯線3を通信回線として利用可能とするものであり、電灯線3上の各機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)との間で数Mbps〜数百Mbpsのデータ通信が可能となる(図1参照)。
制御部17は、CPU(Central Processing Unit)を含むものであり、装置各部を制御する。例えば、制御部17は、記憶部13に格納されたデバイス検知プログラムに従って電灯線3に接続された各機器4A〜4Dを検知する。また、制御部17は、記憶部13に格納された関連付けプログラムに従って各機器4A〜4Dとデータタイプを関連付ける。また、制御部17は、充電部12からの電力供給検知結果に基づいて携帯端末1が充電台2に置かれたかどうかを判断する。携帯端末1が充電台2に置かれた場合は、PLCアダプタ16を制御して電灯線3に接続させる。PLCアダプタ16を電灯線3に接続させた後は、PLCアダプタ16の出力に基づき電灯線3に接続されている機器を検知する。そして、複数の機器を検知した場合、そのうちの1つを使用者が選択するための機器選択メニュー画面を表示部10に表示するための表示情報を生成し表示部10に入力する。そして、使用者が複数の機器のうち1つを選択した場合、選択された機器に関連付けられたデータタイプ選択メニュー画面を表示部10に表示するための表示情報を生成し表示部10に入力する。その後、使用者がデータタイプを選択した場合、データ転送又は再生制御を行う。
各機器4A〜4Dは、携帯端末1と電灯線通信を行うためのPLCアダプタ40をそれぞれ有しており、このPLCアダプタ40を介して携帯端末1に機器情報等を送信する。機器情報には、機器そのものを示す情報の他に、機器が有する機能を示す情報が含まれる。
なお、充電部12は充電手段及び電力供給検知手段に対応する。また、PLCアダプタ16は電灯線通信手段に対応する。また、制御部17は機器検知手段及びデータタイプ関連付け手段に対応する。また、表示部10は表示手段に対応する。また、入力部11は機器選択手段に対応する。また、記憶部13は記憶手段に対応する。
次に、本実施の形態の携帯端末1の機器制御処理について説明する。なお、電灯線3には、電灯線通信を行える複数の機器が接続されているものとする。
図5は、機器制御処理の概要を示すフロー図である。同図において、まず携帯端末1が充電台2に置かれたかどうか判定する(ステップST10)。携帯端末1が充電台2に置かれていない場合は、置かれるまでこの判定を繰り返し行い、充電台2に置かれた場合は充電を開始する(ステップST11)。次いで、電灯線通信を開始し、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器を検知する(ステップST12)。次いで、検知した複数の機器のうち、1つを選択するための機器選択メニュー画面を表示する(ステップST13)。
機器選択メニュー画面を表示した後、携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST14)、外された場合は充電を終了し(ステップST24)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、機器選択メニュー画面において機器が選択されたかどうか判定する(ステップST15)。機器が選択されていない場合は、機器が選択されるまでこの判定を繰り返し、機器が選択された場合は、選択された機器に関連付けられたデータタイプ選択メニュー画面を表示する(ステップST16)。
データタイプ選択メニュー画面を表示した後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST17)、外された場合は充電を終了し(ステップST24)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、データタイプ選択メニュー画面においてデータタイプが選択されたかどうか判定する(ステップST18)。データタイプが選択されていない場合は、データタイプが選択されるまでこの判定を繰り返す。データタイプが選択された場合は、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST19)、外された場合は充電を終了し(ステップST24)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、選択された機器にデータを転送又は再生する(ステップST20)。
選択された機器に対してデータを転送又は再生した後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST21)、外された場合はデータ転送・再生を強制終了し(ステップST25)、その後、充電を終了し(ステップST24)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、データ転送・再生を完了する(ステップST22)。その後、OFFキーが押されたかどうか判定し(ステップST23)、OFFキーが押されていない場合は、ステップST13に戻り、機器選択メニュー画面を表示する。OFFキーが押された場合は、充電を終了し(ステップST24)、本処理を終える。
次に、機器制御処理の具体例について、スピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合と、パーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合と、テレビ4Bを選択して動画を再生する場合を例に挙げて説明する。
(スピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合)
図6はスピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の機器制御処理を示すフロー図、図7はスピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の表示の遷移を示す図である。
図6はスピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の機器制御処理を示すフロー図、図7はスピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の表示の遷移を示す図である。
図6において、まず携帯端末1が充電台2に置かれたかどうか判定する(ステップST30)。携帯端末1が充電台2に置かれていない場合は、置かれるまでこの判定を繰り返し行い、充電台2に置かれた場合は充電を開始する(ステップST31)。携帯端末1が充電台2に置かれる前の携帯端末1の画面は、図7(a)のように待ち受け画面になっている。
携帯端末1が充電台2に置かれることで電灯線通信を開始し、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)を検知する(ステップST32)。次いで、検知した複数の機器4A〜4Dのうち、1つの機器を選択するための機器選択メニュー画面(図7(b))を表示する(ステップST33)。
機器選択メニュー画面を表示した後、携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST34)、外された場合は充電を終了し(ステップST46)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、機器選択メニュー画面においてスピーカ4Aが選択されたかどうか判定する(ステップST35)。スピーカ4Aが選択されていない場合は、機器選択メニュー画面表示処理に戻る。スピーカ4Aが選択された場合(図7(c))は、スピーカ4Aに関連付けられたデータタイプ(音楽再生、録音メッセージ再生、ボイスレコーダ再生)選択メニュー画面(図7(d))を表示する(ステップST36)。
データタイプ選択メニュー画面を表示した後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST37)、外された場合は充電を終了し(ステップST46)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は音楽再生(データタイプ)(図7(e))が選択されたかどうか判定する(ステップST38)。音楽再生が選択されていない場合は、音楽再生が選択されるまでこの判定を繰り返す。音楽再生が選択された場合は、楽曲タイトルリスト(図7(f))を表示する(ステップST39)。その後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST40)、外された場合は充電を終了し(ステップST46)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、楽曲タイトルリストから楽曲が選択されたかどうか判定する(ステップST41)。楽曲が選択されていない場合は、楽曲が選択されるまでこの判定を繰り返す。楽曲が選択された場合(図7(g))は、スピーカ4Aで楽曲データを再生する(ステップST42、図7(h))。
スピーカ4Aで楽曲データを再生する処理を行った後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST43)、外された場合は楽曲の再生を強制的に終了させる(ステップST47)。その後、充電を終了し(ステップST46)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、再生完了するまで、継続してスピーカ4Aで楽曲データを再生する(ステップST44)。その後、OFFキーが押されたかどうか判定し(ステップST45)、OFFキーが押されていない場合は、ステップST39に戻り、楽曲タイトルリストを表示する。OFFキーが押された場合は、充電を終了し(ステップST46)、本処理を終える。なお、ここでは楽曲データ再生のフローについてのみ説明したが、一般のオーディオ機器のように、楽曲データの巻戻し、早送り、頭出しや、スピーカの音量調節等を行えるようにしてもよい。
(パーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合)
図8はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の機器制御処理を示すフロー図、図9はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の表示の遷移を示す図である。
図8はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の機器制御処理を示すフロー図、図9はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の表示の遷移を示す図である。
図8において、まず携帯端末1が充電台2に置かれたかどうか判定する(ステップST50)。携帯端末1が充電台2に置かれていない場合は、置かれるまでこの判定を繰り返し行い、充電台2に置かれた場合は充電を開始する(ステップST51)。携帯端末1が充電台2に置かれる前の携帯端末1の画面は、図9(a)のように待ち受け画面になっている。
携帯端末1が充電台2に置かれることで電灯線通信を開始し、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)を検知する(ステップST52)。次いで、検知した複数の機器4A〜4Dのうち、1つの機器を選択するための機器選択メニュー画面(図9(b))を表示する(ステップST53)。
機器選択メニュー画面を表示した後、携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST54)、外された場合は充電を終了し(ステップST66)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、機器選択メニュー画面でパーソナルコンピュータ4Dが選択されたかどうか判定する(ステップST55)。パーソナルコンピュータ4Dが選択されていない場合は、機器選択メニュー画面表示処理に戻る。パーソナルコンピュータ4Dが選択された場合(図9(c))は、パーソナルコンピュータ4Dで編集、再生可能なデータタイプ(電話帳、音楽、画像、動画)選択メニュー画面(図9(d))を表示する(ステップST56)。
データタイプ選択メニュー画面を表示した後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST57)、外された場合は充電を終了し(ステップST66)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は電話帳(図9(e))が選択されたかどうか判定する(ステップST58)。電話帳が選択されていない場合は、電話帳が選択されるまでこの判定を繰り返す。電話帳が選択された場合は、データの転送方向選択画面(図9(f))を表示する(ステップST59)。その後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST60)、外された場合は充電を終了し(ステップST66)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、電話帳データの転送方向が選択されたかどうか判定する(ステップST61)。電話帳データの転送方向が選択されていない場合は、電話帳データの転送方向が選択されるまでこの判定を繰り返す。電話帳データの転送方向が選択された場合(図9(g))は、パーソナルコンピュータ4Dに電話帳データを転送する(ステップST62、図9(h))。
パーソナルコンピュータ4Dに電話帳データを転送した後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST63)、外された場合はデータ転送を強制的に終了させる(ステップST67)。その後、充電を終了し(ステップST66)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、データ転送が完了するまで、継続して電話帳データの転送を行う(ステップST64)。その後、OFFキーが押されたかどうか判定し(ステップST65)、OFFキーが押されていない場合は、ステップST56に戻り、データタイプ選択メニュー画面を表示する。OFFキーが押された場合は、充電を終了し(ステップST66)、本処理を終える。
(テレビ4Bを選択して動画を再生する場合)
図10はテレビ4Bを選択して動画を再生する場合の機器制御処理を示すフロー図、図11はテレビ4Bを選択して動画を再生する場合の表示の遷移を示す図である。
図10はテレビ4Bを選択して動画を再生する場合の機器制御処理を示すフロー図、図11はテレビ4Bを選択して動画を再生する場合の表示の遷移を示す図である。
図10において、まず携帯端末1が充電台2に置かれたかどうか判定する(ステップST70)。携帯端末1が充電台2に置かれていない場合は、置かれるまでこの判定を繰り返し行い、充電台2に置かれた場合は充電を開始する(ステップST71)。携帯端末1が充電台2に置かれる前の携帯端末1の画面は、図11(a)のように待ち受け画面になっている。
携帯端末1が充電台2に置かれることで電灯線通信を開始し、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)を検知する(ステップST72)。次いで、検知した複数の機器4A〜4Dのうち、1つの機器を選択するための機器選択メニュー画面(図11(b))を表示する(ステップST73)。
機器選択メニュー画面を表示した後、携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST74)、外された場合は充電を終了し(ステップST89)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、機器選択メニュー画面においてテレビ4Bが選択されたかどうか判定する(ステップST75)。テレビ4Bが選択されていない場合は、機器選択メニュー画面表示処理に戻り、テレビ4Bが選択された場合(図11(c))は、テレビ4Bに関連付けられたデータタイプ(静止画データ、動画データ)選択メニュー画面(図11(d))を表示する(ステップST76)。
データタイプ選択メニュー画面を表示した後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST77)、外された場合は充電を終了し(ステップST89)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、動画再生(データタイプ)(図11(e))が選択されたかどうか判定する(ステップST78)。動画再生が選択されていない場合は、動画再生が選択されるまでこの判定を繰り返す。動画再生が選択された場合は、テレビ4Bを使用中かどうか判定する(ステップST79)。この判定において、テレビ4Bを使用中であれば、テレビ放送を中断するダイアログを表示する(ステップST80、図11(f))。そして、中断するかどうかを使用者の操作に基づいて判定し(ステップST81)、テレビ放送を中断しない場合はステップST73に戻り、機器選択メニュー画面を表示する。テレビ放送を中断する場合は動画タイトルリストを表示する(ステップST82、図11(g))。
一方、ステップST79の判定において、テレビ4Bを使用中でなければ、そのまま動画タイトルリストを表示する(ステップST82、図11(g))。その後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST83)、外された場合は充電を終了し(ステップST89)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、動画タイトルリストから動画が選択されたかどうかどうか判定する(ステップST84)。動画タイトルリストから動画が選択されていない場合は、選択されるまでこの判定を繰り返す。動画タイトルリストから動画が選択された場合(図11(h))は、テレビ4Bで動画データを再生させる(ステップST85、図11(i))。この場合、携帯端末1はワンセグ方式に対応しているので、8セグメント方式に変換する。このとき必要となる変換用プログラムは記憶部13に記憶されている。
テレビ4Bで動画データの再生を開始させた後、再び携帯端末1が充電台2から外されたかどうか判定し(ステップST86)、外された場合は動画データの再生を強制的に終了させる(ステップST90)、その後、充電を終了し(ステップST89)、本処理を終える。これに対して、携帯端末1が充電台2から外されていない場合は、動画データの再生が完了するまで、継続して動画データの再生を行う(ステップST87)。その後、OFFキーが押されたかどうか判定し(ステップST88)、OFFキーが押されていない場合は、ステップST82に戻り、動画タイトルリストを表示する。OFFキーが押された場合は、充電を終了し(ステップST89)、本処理を終える。なお、ここでは動画データ再生のフローについてのみ説明したが、一般のAV機器のように、動画データの巻戻し、早送り、頭出しや、画質・音量調節等を行えるようにしてもよい。
このように、本実施の形態に係る携帯端末1によれば、充電台2に置くだけで、電灯線3に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ4C、パーソナルコンピュータ4D)を検知して、それらの機器4A〜4Dを携帯端末の表示部10に表示し、さらに、選択された1つの機器に関連付けられたデータタイプのデータを該機器に転送したり、再生させたりするので、携帯端末1で各機器4A〜4Dを容易に利用することができる。
なお、上記実施の形態では、携帯端末1を充電台2に置くことで、各機器4A〜4Dを利用できるようにしたが、充電台2に置く以外にコネクタ(図示せず)を接続することでも同様に各機器4A〜4Dを利用することができる。
また、上記実施の形態では、各機器として、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータを用いたが、これらの機器に限定されるものでなく、例えば、ラジオ、オーディオコンポ、プロジェクタ、エアコン、電子レンジなどの機器を用いることも可能である。
本発明は、充電台に置くだけで、電灯線に接続されていて電灯線通信が可能な全ての機器(スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータ等)を検知して、それらの機器を携帯端末の画面に表示し、さらに、選択された1つの機器に関連付けられたデータタイプのデータを該機器に転送したり、再生させたりできるといった効果を有し、電灯線に接続が可能であることと、電灯線を利用した電灯線通信を行える携帯端末への適用が可能である。
1 携帯端末
2 充電台
3 電灯線
4A スピーカ
4B テレビ
4C ハードディスクレコーダ(HDレコーダ)
4D パーソナルコンピュータ(PC)
10 表示部
11 入力部
12 充電部
13 記憶部
14 画像再生部
15 音声再生部
16、40 PLCアダプタ
17 制御部
2 充電台
3 電灯線
4A スピーカ
4B テレビ
4C ハードディスクレコーダ(HDレコーダ)
4D パーソナルコンピュータ(PC)
10 表示部
11 入力部
12 充電部
13 記憶部
14 画像再生部
15 音声再生部
16、40 PLCアダプタ
17 制御部
Claims (4)
- 電灯線から電力が供給される充電手段と、
前記電灯線から前記充電手段に電力が供給されていることを検知する電力供給検知手段と、
前記電力供給検知手段による検知結果に応じて前記電灯線に接続される電灯線通信手段と、
前記電灯線通信手段の出力に基づき前記電灯線に接続されている複数の機器を検知する機器検知手段と、
前記機器検知手段で検知された前記複数の機器のうち、1つの機器を使用者が選択するためのメニュー画面を表示する表示手段と、
を備えた携帯端末。 - 前記表示手段に表示されている前記メニュー画面から、使用者操作により前記複数の機器のうち、1つの機器と接続すべく当該機器を選択する機器選択手段と、
前記電灯線に接続されている複数の機器で活用可能なデータタイプが異なるデータを記憶する記憶手段と、
前記機器選択手段で選択された前記1つの機器と前記記憶手段に記憶されたデータのデータタイプを関連付けるデータタイプ関連付け手段と、
を備え、
前記表示手段は、前記データタイプ関連付け手段で関連付けられた前記データタイプのデータのうち、1つのデータを使用者が選択するためのメニュー画面を表示する請求項1に記載の携帯端末。 - 前記電灯線に接続されている複数の機器は、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ及びパーソナルコンピュータを含む請求項1又は2に記載の携帯端末。
- 前記データタイプは、電話帳、静止画、動画、音声、録音メッセージ及びボイスレコーダを含む請求項2又は3に記載の携帯端末。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007208130A JP2009044531A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | 携帯端末 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007208130A JP2009044531A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | 携帯端末 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009044531A true JP2009044531A (ja) | 2009-02-26 |
Family
ID=40444773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007208130A Withdrawn JP2009044531A (ja) | 2007-08-09 | 2007-08-09 | 携帯端末 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009044531A (ja) |
-
2007
- 2007-08-09 JP JP2007208130A patent/JP2009044531A/ja not_active Withdrawn
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