JP5428779B2 - 放送受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ポータブル・プレーヤを接続可能な放送受信装置に関する。
音楽や映像のコンテンツを所定の圧縮フォーマットで圧縮したデジタルデータである音声データや映像データを半導体メモリ等の記憶媒体に記憶させて再生するポータブル・プレーヤが普及している。音声データまたは映像データをコンテンツデータと称することとする。ポータブル・プレーヤに記憶させるコンテンツデータは、パーソナル・コンピュータ(PC)で管理するのが一般的である。ポータブル・プレーヤとPCとは専用のUSBケーブル等を用いて接続され、PCに貯蔵されているコンテンツデータがポータブル・プレーヤに転送されて記憶される。
一例として特許文献1には、ポータブル・プレーヤと外部のオーディオ/ビデオ機器とを接続して、ポータブル・プレーヤからのデータをオーディオ/ビデオ機器に供給して表示することが記載されている。
米国特許出願公開第2008/0075432号明細書
ポータブル・プレーヤを放送受信装置に接続して、ポータブル・プレーヤによって再生した音声データに基づく音声を放送受信装置のスピーカから発生させたり、ポータブル・プレーヤによって再生した映像データに基づく映像を放送受信装置の表示部で表示させたりすることが考えられる。ポータブル・プレーヤ内には記憶されておらず、PCに貯蔵されているコンテンツデータをポータブル・プレーヤで再生したい場合には、ポータブル・プレーヤを一旦放送受信装置から取り外し、ポータブル・プレーヤとPCとをケーブル等で接続しなければならない。そして、PCに貯蔵されているコンテンツデータをポータブル・プレーヤに転送して記憶させた後にポータブル・プレーヤとPCとの接続を外して再びポータブル・プレーヤを放送受信装置に接続しなければならない。
このように、ポータブル・プレーヤを放送受信装置のような外部機器に接続して使用する場合、ポータブル・プレーヤに対して新規のコンテンツデータを追加したり、コンテンツデータを入れ替えたり、あるいは既に記憶されているコンテンツデータを削除したりする場合には、ポータブル・プレーヤを放送受信装置から取り外し、再び接続するというユーザによって煩雑な作業が必要となる。そこで、ユーザに煩雑な作業を行わせる必要がなく、使い勝手のよい放送受信装置が望まれていた。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであり、ポータブル・プレーヤを放送受信装置に接続したままでPCによってコンテンツデータの追加等を行うことができる放送受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、下記の装置を提供するものである。
(1)スピーカに音声信号を供給する音声信号供給部(114)と、
音声データを再生するポータブル・プレーヤを接続する第1のコネクタ(101)と、
パーソナル・コンピュータを接続する第2のコネクタ(102)と、
前記第1のコネクタにポータブル・プレーヤが接続されているか否かを検出する第1の接続検出部(103)と、
前記第2のコネクタにパーソナル・コンピュータが接続されているか否かを検出する第2の接続検出部(107)と、
前記ポータブル・プレーヤによって再生した音声データに基づく音声信号を前記音声信号供給部が前記スピーカに供給して前記音声信号による音声を発生させる再生モードと、前記ポータブル・プレーヤと前記パーソナル・コンピュータとを通信可能な状態に接続するPC通信モードとを切り換える切換制御部(110)とを備え、
前記切換制御部は、前記第1の接続検出部が前記第1のコネクタにポータブル・プレーヤが接続されていることを検出し、かつ、前記第2の接続検出部が前記第2のコネクタにパーソナル・コンピュータが接続されていることを検出しているときに限り、外部からの指示を契機として、前記再生モードと前記PC通信モードとを切り換える
ことを特徴とする放送受信装置。
(2)映像信号を出力する映像信号供給部(112)を備え、
前記ポータブル・プレーヤは音声データと映像データとを再生し、
前記切換制御部は、前記再生モードのとき、前記ポータブル・プレーヤによって再生した映像データに基づく映像信号を出力するよう前記映像信号供給部を制御する
ことを特徴とする上記(1)に記載の放送受信装置。
(3)前記第1のコネクタにポータブル・プレーヤが接続されているとき、前記ポータブル・プレーヤが前記放送受信装置を外部機器として識別するよう作用する被識別部(105)を備えることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の放送受信装置。
(4)前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの間の信号ラインの接続及び非接続の状態を切り換える信号切換部(106)を備え、
前記被識別部は、更に、前記ポータブル・プレーヤが前記放送受信装置を外部機器として識別するよう作用するか否かを切り換え、
前記切換制御部は、前記再生モードのときは、前記ポータブル・プレーヤを前記放送受信装置によって制御可能な状態となるように、前記PC通信モードのときは、前記ポータブル・プレーヤを前記放送受信装置によって制御不可とし、前記パーソナル・コンピュータによって制御可能な状態となるように、前記信号切換部及び前記被識別部を制御することを特徴とする上記(3)に記載の放送受信装置。
(5)前記放送受信装置を動作させるための電力を発生する電源部(108)と、
前記再生モードのとき前記電源部が発生した電力を前記ポータブル・プレーヤに供給し、前記PC通信モードのとき前記パーソナル・コンピュータが発生した電力を前記ポータブル・プレーヤに供給する第1のスイッチ(109a)を有する電源切換部(109)とを備えることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の放送受信装置。
(6)前記電源部または前記パーソナル・コンピュータより供給される電力を前記ポータブル・プレーヤに供給するか否かを切り換える第2のスイッチ(109b)を備え、
前記切換制御部は、前記再生モードから前記PC通信モードへと切り換える際、及び、前記PC通信モードから前記再生モードへと切り換える際の切換タイミングの後に、前記第2のスイッチによって前記ポータブル・プレーヤへの電力供給を遮断状態から供給状態に切り換えることを特徴とする上記(5)に記載の放送受信装置。
(7)前記切換制御部は、前記切換タイミングが前記ポータブル・プレーヤへの電力供給を遮断している時間内に位置するよう、前記切換タイミングの前に電力供給の遮断を開始して前記切換タイミングの後に電力供給を再開させるか、前記切換タイミングの後に前記ポータブル・プレーヤへの電力供給を一時的に遮断するよう、前記第2のスイッチを制御する ことを特徴とする上記(6)に記載の放送受信装置。
(8) 前記再生モードとなっている前記放送受信装置を、前記PC通信モードに切り換えることが可能なことを知らせる情報を含む信号を出力する表示制御部(110a)を備えることを特徴とする上記(1)〜(7)いずれか1つに記載の放送受信装置。
(9)前記PC通信モードとなっている前記放送受信装置を、前記再生モードに切り換えることが可能なことを知らせる情報を含む信号を出力する表示制御部(110a)を備えることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の放送受信装置。
本発明の放送受信装置によれば、ポータブル・プレーヤを放送受信装置に接続したままでPCによってコンテンツデータの追加等を行うことが可能となる。従って、ユーザは放送受信装置からポータブル・プレーヤを一旦外して再び接続するという煩雑な作業を行う必要がなく、ユーザの負担を大幅に軽減させることができる。
本発明の一実施形態を示す概略構成図である。 一実施形態の詳細な構成を示すブロック図である。 一実施形態におけるモード切換を説明するための図である。 一実施形態における再生モードからPC通信モードへのモード切換処理の一例を示すフローチャートである。 図4に示すモード切換処理の過程で表示部に表示される情報の一例を示す図である。 一実施形態におけるPC通信モードから再生モードへのモード切換処理の一例を示すフローチャートである。 図6に示すモード切換処理の過程で表示部に表示される情報の一例を示す図である。 一実施形態におけるPC通信モードから再生モードへのモード切換処理の他の一例を示すフローチャートである。 図8に示すモード切換処理の過程で表示部に表示される情報の一例を示す図である。 ユーザが行う動作を含めて一実施形態の放送受信装置の使い方の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の放送受信装置の一実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1において、本実施形態の放送受信装置1はコネクタ101,102を備えている。ポータブル・プレーヤ2はコネクタ101に着脱自在に接続されている。パーソナル・コンピュータ(PC)3はコネクタ102に着脱自在に接続されている。放送受信装置1とポータブル・プレーヤ2及びPC3との接続にはUSBケーブル等を用いることができる。放送受信装置1に、ポータブル・プレーヤ2の接続端子と接続する接続端子を有し、ポータブル・プレーヤ2を装着する装着部を設け、ケーブルを用いることなく、ポータブル・プレーヤ2を直接装着部に装着するようにしてもよい。また、ワイヤレスUSB等の無線技術を用いて放送受信装置1とポータブル・プレーヤ2またはPC3とを接続してもよい。
図1に示すように放送受信装置1にポータブル・プレーヤ2を接続している場合、放送受信装置1のリモコン送信機4を操作することによってポータブル・プレーヤ2に記憶されているコンテンツデータを再生することができるように構成されている。放送受信装置1の表示部113には、ポータブル・プレーヤ2によって再生した映像データの映像が表示される。図1では図示を省略しているスピーカからは、ポータブル・プレーヤ2によって再生した音声データの音声(音波)が出力される。
PC3は、ポータブル・プレーヤ2に転送可能なコンテンツデータを貯蔵している。本実施形態においては、後に詳述するように、ポータブル・プレーヤ2に記憶されているコンテンツデータを再生して放送受信装置1の表示部113に映像表示させたり、放送受信装置1のスピーカから音声出力させたりする場合も、PC3から放送受信装置1を介してポータブル・プレーヤ2にコンテンツデータを転送する場合も、ポータブル・プレーヤ2を放送受信装置1に接続したままでよい。
なお、ポータブル・プレーヤ2としては、例えばアップル社のiPod(登録商標)を用いることができる。勿論、iPod(登録商標)以外のポータブル・プレーヤであってもよい。この種のポータブル・プレーヤ2では、インターネット等を介して配信された音楽データや映像データのコンテンツデータを、一旦PC3にダウンロードし、PC3からポータブル・プレーヤ2にコンテンツデータを転送することにより、ポータブル・プレーヤ2にコンテンツデータを蓄積することができる。
次に、図2を用いて、放送受信装置1の具体的な構成及び動作について説明する。図2において、ポータブル・プレーヤ2はコネクタ101に接続され、PC3はコネクタ102に接続されている。コネクタ101には、接続検出部103,通信部104,被識別部105,信号切換部106,電源切換部109,映像処理部112,音声処理部114が接続されている。コネクタ102には、信号切換部106,接続検出部107,電源切換部109が接続されている。接続検出部103はコネクタ101にポータブル・プレーヤ2が接続されたこと(接続されていること)を検出して、制御部である中央処理装置(CPU)110に接続検出信号Sct1を供給する。接続検出信号Sct1は、例えば、接続検出部103が接続を検出しているときにハイレベル(“1”)、接続を検出していないときにローレベル(“0”)である。
通信部104は、CPU110がポータブル・プレーヤ2と通信を行うためのインターフェースである。本実施形態においては、CPU110はUARTインターフェースを用いてポータブル・プレーヤ2と通信することにより、放送受信装置1がポータブル・プレーヤ2を制御する。即ち、リモコン送信機4による操作によってポータブル・プレーヤ2を制御することが可能である。UART通信の代わりに、USB通信によってポータブル・プレーヤ2を制御するように構成してもよい。
被識別部105は、ポータブル・プレーヤ2が外部機器(本実施形態では放送受信装置1)と接続されたことをポータブル・プレーヤ2に認識させるための回路部である。ポータブル・プレーヤ2がコネクタ101を介して被識別部105に接続されることによって、ポータブル・プレーヤ2は、ポータブル・プレーヤ2にとってのアクセサリ機器である外部機器に接続されたことを認識する。被識別部105の内部構成はポータブル・プレーヤ2の種類(製造会社)に応じた構成とする。ポータブル・プレーヤ2にどのような回路を接続するとポータブル・プレーヤ2が外部機器に接続されたと認識するのかはポータブル・プレーヤ2の仕様によって異なる。従って、被識別部105はポータブル・プレーヤ2の仕様に応じた構成とすればよい。
後に詳述するように、放送受信装置1は、チューナ111によって受信した放送番組をユーザに視聴させるTVモードと、ポータブル・プレーヤ2によって再生したコンテンツデータを放送受信装置1によって映像表示させたり、音声出力させたりする再生モードと、ポータブル・プレーヤ2がPC3と通信を行うPC通信モードとを選択的に切り換えることができるよう構成されている。コネクタ101,102と信号切換部106との間はUSB信号ラインとなっている。信号切換部106はコネクタ101からのUSB信号ラインとコネクタ102からのUSB信号ラインとを接続するか否かによってTVモード/再生モードとPC通信モードとを切り換える。
接続検出部107はコネクタ102にPC3が接続されたこと(接続されていること)を検出して、CPU110に接続検出信号Sct2を供給する。接続検出信号Sct2は、例えば、接続検出部107が接続を検出しているときにハイレベル(“1”)、接続を検出していないときにローレベル(“0”)である。図2では図示を省略しているが、電源部108は例えば商用交流電源と接続されて電力を発生し、放送受信装置1の各部に電力を供給する。また、電源部108からの電力は電源切換部109に供給される。PC3が発生する電力はコネクタ102を介して電源切換部109に供給される。
電源切換部109は、電源部108からの電力とPC3からの電力とを選択的にポータブル・プレーヤ2に供給するためのスイッチ109aと、ポータブル・プレーヤ2に電力を供給するか否かを切り換えるスイッチ109bとを有する。図2において、一点鎖線で示すラインは電源ラインである。図2の例ではスイッチ109bを電源切換部109内に設けているが、電源切換部109外に設けてもよい。
チューナ111はアンテナ5より入力されたテレビジョン放送の放送波信号を受信して所定の番組信号を復調する。本実施形態においては、放送受信装置1はデジタルテレビジョン放送を受信するデジタル放送受信装置である。デジタルテレビジョン放送規格としては、ARIB規格,ATSC規格,DVBT規格等の任意の規格でよい。放送受信装置1は、アナログテレビジョン放送を受信する放送受信装置であってもよい。また、図1ではアンテナ5より放送波信号を入力する構成としているが、ケーブルより放送波信号を入力する構成としてもよい。チューナ111より出力されたMPEG2等で圧縮された映像データは映像処理部112に入力され、MPEG2 AACやドルビーAC3(ドルビーは登録商標)等で圧縮された音声データは音声処理部114に入力される。
映像処理部112は圧縮された映像データを伸張して各種の信号処理を施し、映像信号を表示部113に供給する。映像処理部112は表示部113に映像信号を供給する映像信号供給部である。表示部113は液晶パネル等の任意の表示部であり、表示部113は入力された映像信号に基づいた映像を表示する。CPU110は表示部113に文字や図形等の情報を表示させるオン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)発生部110aを含む。映像処理部112は映像信号にOSD発生部110aによって発生したOSD信号を重畳させる重畳回路を含む。図2では、OSD発生部110aをCPU110内に設けているが、CPU110外に設けてもよい。CPU110は表示部113に各種の情報を表示させるよう制御する表示制御部である。
音声処理部114は圧縮された音声データを伸張して各種の信号処理を施し、音声信号をスピーカ115に供給する。音声処理部114はスピーカ115に音声信号を供給する音声信号供給部である。音声処理部114はスピーカ115から発生させる音量を調整する増幅器を含む。スピーカ115は入力された音声信号に基づいた音声を発生させる。表示部113及びスピーカ115を放送受信装置1の外部に設けてもよい。
映像処理部112にはコネクタ101を介してポータブル・プレーヤ2によって再生された映像データに基づく映像信号も入力される。本実施形態においては、ポータブル・プレーヤ2より出力される映像信号をアナログ映像信号としているが、デジタル映像データを出力させて映像処理部112に供給することも可能である。音声処理部114にはコネクタ101を介してポータブル・プレーヤ2によって再生された音声データに基づく音声信号も入力される。本実施形態においては、ポータブル・プレーヤ2より出力される音声信号をアナログ音声信号としているが、デジタル音声データを出力させて音声処理部114に供給することも可能である。図2において、太実線で示すラインは映像データ(映像信号)または音声データ(音声信号)の信号ラインである。
リモコン送信機4より発せられた例えば赤外光によるリモコン信号は受信部116によって受信される。受信部116は受信したリモコン信号を電気信号に変換してCPU110に供給する。図2において、二点鎖線で示すラインは赤外光によるリモコン信号の信号ラインである。リモコン送信機4によって、TVモードと再生モードとPC通信モードとを選択的に切り換えることができる。CPU110はリモコン送信機4によるモード切り換えの操作に応じて、被識別部105,信号切換部106,電源切換部109,映像処理部112,音声処理部114を制御する。また、CPU110はTVモードのとき受信するチャンネルを切り換えるためチューナ111を制御する。CPU110はTVモードまたは再生モードのときスピーカ115から発生させる音量を調整するよう音声処理部114を制御する。
放送受信装置1は、コネクタ101にポータブル・プレーヤ2を接続していない状態ではTVモードとなっている。コネクタ101にポータブル・プレーヤ2を接続し、CPU110が接続検出部103からの接続検出信号Sct1がハイレベルになると、放送受信装置1は、TVモードと再生モードとを切り換えることが可能となる。ユーザはリモコン送信機4によるモード切換の操作によってTVモードと再生モードとを選択することができる。TVモードは、表示部113にチューナ111によって受信した放送番組の映像信号の映像を表示したり、スピーカ115から放送番組の音声信号の音声を発生させたりするモードである。再生モードは、ポータブル・プレーヤ2によって再生した映像信号の映像を表示部113に表示したり、ポータブル・プレーヤ2によって再生した音声信号の音声をスピーカ115から発生させたりするモードである。
本実施形態においては、ポータブル・プレーヤ2は音声データ及び映像データを記憶してそれぞれ再生するオーディオ・ビデオプレーヤであるが、音声データのみを記憶して再生するオーディオであってもよい。この場合、再生モードは、ポータブル・プレーヤ2によって再生した音声信号の音声をスピーカ115から発生させるモードである。
コネクタ101にポータブル・プレーヤ2が接続されたことが検出されたら自動的にTVモードから再生モードへと切り換え、ポータブル・プレーヤ2がコネクタ101から取り外されたことが検出されたら自動的に再生モードからTVモードへと切り換えるようにしてもよい。
次に、各モードについて詳細に説明する。図2に示すように放送受信装置1にポータブル・プレーヤ2及びPC3を接続している状態においては、ユーザは放送受信装置1のモードとしてTVモード,再生モード,PC通信モードを選択的に切り換えることができる。TVモードと再生モードとは上記のように映像表示や音声出力の供給源がチューナ111であるのかポータブル・プレーヤ2であるのかが異なるのみである。TVモードと再生モードとで被識別部105,信号切換部106,電源切換部109の状態は同じであるので、再生モードとPC通信モードを中心に説明することとする。
放送受信装置1が再生モードのとき、CPU110はモード切換信号Sselとして例えばハイレベル(“1”)の信号を被識別部105,信号切換部106,電源切換部109に供給する。モード切換信号Sselがハイレベルのとき、被識別部105は、ポータブル・プレーヤ2に対して、放送受信装置1を外部機器として識別させるよう作用する。また、モード切換信号Sselがハイレベルのとき、信号切換部106は、コネクタ101からのUSB信号ラインとコネクタ102からのUSB信号ラインとを切断した状態とする。
これにより、コネクタ101にポータブル・プレーヤ2が接続された状態においては、ポータブル・プレーヤ2は放送受信装置1をアクセサリ機器として認識し、放送受信装置1はUART通信によってポータブル・プレーヤ2を制御することが可能となる。
モード切換信号Sselがハイレベルのとき、電源切換部109のスイッチ109aは電源部108側に接続された状態となっている。
また、CPU110は、ポータブル・プレーヤ2に電力を供給するか電力供給を遮断するかを制御する電力供給制御信号Spctlとして例えばハイレベル(“1”)の信号を電源切換部109に供給する。電力供給制御信号Spctlがハイレベルのとき、電源切換部109のスイッチ109bは図示のようにオンになっている。スイッチ109aが電源部108側に接続され、スイッチ109bがオンになっているので、電源部108からの電力はポータブル・プレーヤ2へと供給されることになる。
なお、ポータブル・プレーヤ2をコネクタ101に接続せず、放送受信装置1がTVモードしか選択できない場合には、CPU110は電力供給制御信号Spctlとして例えばローレベル(“0”)の信号を電源切換部109に供給する。これにより、スイッチ109bをオフにして、コネクタ101に電力を供給しないようにすることが好ましい。
次に、放送受信装置1を再生モードからPC通信モードに切り換える場合について説明する。ユーザがリモコン送信機4を操作して再生モードからPC通信モードに切り換える指示を行うと、再生モードからPC通信モードに切り換える命令AがCPU110に入力される。CPU110は命令Aが入力されると、モード切換信号Sselとして例えばローレベル(“0”)の信号を被識別部105,信号切換部106,電源切換部109に供給する。モード切換信号Sselがローレベルになると、被識別部105はポータブル・プレーヤ2に対して放送受信装置1を外部機器として識別させる作用を停止させる。また、モード切換信号Sselがローレベルになると、信号切換部106は、コネクタ101からのUSB信号ラインとコネクタ102からのUSB信号ラインとを接続した状態とする。
これにより、ポータブル・プレーヤ2はコネクタ101,102を介してPC3に接続される。この場合、ポータブル・プレーヤ2は放送受信装置1によって制御することができず、ポータブル・プレーヤ2をPC3によって制御可能となる。
さらに、モード切換信号Sselがローレベルになると、電源切換部109のスイッチ109aはコネクタ102側(PC3側)に接続される。CPU110は、モード切換信号Sselをハイレベルからローレベルに切り換えるのに対応させて、電力供給制御信号Spctlを一時的にローレベル(“0”)に切り換えて電源切換部109に供給する。電力供給制御信号Spctlがローレベルになると、電源切換部109のスイッチ109bはオフとなる。スイッチ109bが一時的にオフされることによって、ポータブル・プレーヤ2への電力供給は一時的に遮断される。
CPU110は、電力供給制御信号Spctlをローレベルに切り換えた後、所定時間経過後にハイレベルに戻し、ポータブル・プレーヤ2への電力供給を再開させる。モード切換信号Sselをハイレベルからローレベルに切り換えるタイミングと電力供給制御信号Spctlをハイレベルからローレベル、ローレベルからハイレベルに切り換えるタイミングについては後に詳述する。
電源切換部109のスイッチ109aがコネクタ102側に接続され、スイッチ109bがオンの状態では、PC3からの電力(USB Vbus)がポータブル・プレーヤ2に供給されることとなる。
さらに、PC通信モードになっている放送受信装置1を再生モードへと切り換える場合について説明する。ユーザがリモコン送信機4を操作してPC通信モードから再生モードに切り換える指示を行うと、PC通信モードから再生モードに切り換える命令BがCPU110に入力される。CPU110は命令Bが入力されると、モード切換信号Sselをハイレベルに切り換える。これにより、放送受信装置1内の各部は上述した再生モードの状態に戻る。
CPU110は、モード切換信号Sselをハイレベルからローレベルに切り換える場合と同様、モード切換信号Sselをローレベルからハイレベルに切り換えるのに対応させて、電力供給制御信号Spctlを一時的にローレベルに切り換え、所定時間経過後にハイレベルに戻す。
ここで、図3を参照しながら、モード切換信号Sselと電力供給制御信号Spctlの切り換えタイミングについて詳細に説明する。図3において、(A)はモード切換信号Sselを示しており、(B)は電力供給制御信号Spctlを示している。時刻t0以降、モード切換信号Ssel及び電力供給制御信号Spctlはハイレベルとなっており、放送受信装置1は再生モードになっている。ユーザが時刻t1で再生モードからPC通信モードに切り換える指示を行うと、命令AがCPU110に入力される。図3(B)に示すように、CPU110は命令Aが入力されると即座に電力供給制御信号Spctlをハイレベルからローレベルへと切り換える。CPU110は、電力供給制御信号Spctlを時刻t1から所定の期間αだけローレベルを維持した後、時刻t3にてハイレベルへと切り換える。
図3(A)に示すように、CPU110は電力供給制御信号Spctlがローレベルとなっている期間α内の時刻t2にモード切換信号Sselをハイレベルからローレベルへと切り換える。このように、CPU110は命令Aを受けた場合、モード切換信号Sselをハイレベルからローレベルに切り換えるのに対応させて、電力供給制御信号Spctlを一時的にローレベルに切り換える。
上述したように、モード切換信号Sselをハイレベルからローレベルへと切り換えることによって電源切換部109のスイッチ109aは電源部108側からPC3側へと切り換えられる。しかしながら、ポータブル・プレーヤ2の仕様によっては、ただ単にスイッチ109aの接続先を電源部108側からPC3側へと切り換えたのみではPC3からの電力がポータブル・プレーヤ2へと供給されない場合がある。そこで、そのような仕様のポータブル・プレーヤ2の場合には、電力供給制御信号Spctlを一時的にローレベルに切り換えることにより、ポータブル・プレーヤ2に電力を供給する供給源が電源部108からPC3へと切り換わることになる。
放送受信装置1は、図3(A)に示すモード切換信号Sselのハイレベルからローレベルへの切り換えと、図3(B)に示す電力供給制御信号Spctlのハイレベルからローレベル、ローレベルからハイレベルへの切り換えとの双方を行うことによって、再生モードからPC通信モードへと切り換えられることとなる。放送受信装置1は時刻t2からPC通信モードとなる。但し、時刻t2から時刻t3までの期間はポータブル・プレーヤ2に電力が供給されないので、実際にポータブル・プレーヤ2がPC3と通信が可能になるのは時刻t3以降である。
モード切換信号Sselがハイレベルからローレベルへと切り換えられるより前に電力供給制御信号Spctlがローレベルからハイレベルへと切り換えられると、ポータブル・プレーヤ2に電力を供給する供給源は電源部108からPC3へと切り換わらない。従って、電力供給制御信号Spctlをローレベルからハイレベルへと切り換えるタイミングはモード切換信号Sselがハイレベルからローレベルへと切り換えられた時点以降とすることが必要である。図3(B)に示す期間αの全体を時刻t2以降にしてもよい。但し、期間αの全体を時刻t2以降にすると、実際にポータブル・プレーヤ2がPC3と通信が可能になる時刻は時刻t3より後にずれることになる。そこで、モード切換信号Sselをハイレベルからローレベルへと切り換えるタイミングを、電力供給制御信号Spctlをローレベルにしている期間α内に位置させることが好ましい。
そして、ユーザが時刻t4でPC通信モードから再生モードに切り換える指示を行うと、命令BがCPU110に入力される。図3(A)に示すように、CPU110は命令Bが入力されると即座にモード切換信号Sselをローレベルからハイレベルへと切り換える。図3(B)に示すように、CPU110は時刻t5で電力供給制御信号Spctlをハイレベルからローレベルへと切り換え、時刻t5から所定の期間βだけローレベルを維持した後、時刻t6でハイレベルへと切り換える。このように、CPU110は命令Bを受けた場合、モード切換信号Sselをローレベルからハイレベルに切り換えるのに対応させて、電力供給制御信号Spctlを一時的にローレベルに切り換える。
PC通信モードから再生モードに切り換える場合も、ポータブル・プレーヤ2の仕様によっては、ただ単にスイッチ109aの接続先をPC3側から電源部108側へと切り換えたのみでは電源部108からの電力がポータブル・プレーヤ2へと供給されない場合がある。そこで、そのような仕様のポータブル・プレーヤ2の場合には、電力供給制御信号Spctlを一時的にローレベルに切り換えることにより、ポータブル・プレーヤ2に電力を供給する供給源がPC3から電源部108へと切り換わることになる。
放送受信装置1は、図3(A)に示すモード切換信号Sselのローレベルからハイレベルへの切り換えと、図3(B)に示す電力供給制御信号Spctlのハイレベルからローレベル、ローレベルからハイレベルへの切り換えとの双方を行うことによって、PC通信モードから再生モードへと切り換えられることとなる。放送受信装置1は時刻t4から再生モードとなる。但し、時刻t4から時刻t6までの期間はポータブル・プレーヤ2に電力が供給されないので、実際にポータブル・プレーヤ2が再生可能となるのは時刻t6以降である。
電力供給制御信号Spctlをローレベルからハイレベルへと切り換えるタイミングはモード切換信号Sselがローレベルからハイレベルへと切り換えられた時点以降とすることが必要である。PC通信モードから再生モードに切り換える場合も、モード切換信号Sselをローレベルからハイレベルに切り換えるタイミングを、電力供給制御信号Spctlをローレベルにしている期間β内に位置させてもよい。
以上のように、CPU110は、ポータブル・プレーヤ2によって再生した少なくとも音声データに基づく音声信号をスピーカ115に供給して音声信号による音声を発生させる再生モードと、ポータブル・プレーヤ2とPC3とを通信可能な状態に接続するPC通信モードとを切り換える切換制御部となっている。
さらに、図4及び図5を用いて、再生モードからPC通信モードに切り換える際にCPU110が実行する処理について説明する。図4において、CPU110はステップS401にて、ポータブル・プレーヤ2とPC3が放送受信装置1に接続されているか否かを判定する。双方が接続されているという条件を満たさなければ(NO)、ステップS401に戻る。双方が接続されているという条件を満たせば(YES)、ステップS402に移る。
CPU110はステップS402にて、再生モードからPC通信モードに切り換えることが可能であることを示す情報を表示部113の画面に表示させる指示があったか否かを判定する。指示がなければ(NO)、ステップS402に戻り、指示があれば(YES)、ステップS403に移る。画面表示の指示は、一例として、メニュー内に設けられている画面表示を実行させる表示ボタンを操作することによって行われる。CPU110はステップS403にて、再生モードからPC通信モードに切り換えることが可能であることを示す情報を例えば表示部113の画面に表示させる。ステップS402を省略してもよい。
図5は、ステップS403にて表示部113の画面に表示される情報を示している。図5に示す例では、矩形の枠内に、「PCと接続する準備ができました。接続しますか?」なる文章と、「はい」と「いいえ」なるボタンが表示されており、「はい」のボタンが太実線で囲まれて選択された状態となっている。
図4に戻り、CPU110はステップS404にて、再びポータブル・プレーヤ2とPC3が放送受信装置1に接続されているか否かを判定する。ステップS404にてステップS401と同様の判定を行うのは、「はい」のボタンと「いいえ」のボタンを選択する前に、あるいは、いずれかを選択している間に、ポータブル・プレーヤ2とPC3の少なくとも一方を外してしまった場合に処理を終了させるためである。ステップS404にて双方が接続されているという条件を満たさなければ(NO)、終了する。双方が接続されているという条件を満たせば(YES)、ステップS405に移る。なお、ステップS404は省略可能である。
CPU110はステップS405にて、「はい」のボタンが選択され操作されたか否かを判定する。「はい」のボタンの操作とは、例えば図5のように「はい」のボタンが選択された状態でリモコン送信機4の図示していない決定ボタンを押下したことである。ステップS405にて「はい」のボタンを選択・操作したと判定するのは、CPU110に命令Aが入力された場合である。ステップS405にて「はい」のボタンを選択・操作したと判定されれば(YES)、CPU110はステップS406にてポータブル・プレーヤ2とPC3とを通信可能な状態にする。即ち、CPU110は、前述のように、被識別部105による作用を停止させ、信号切換部106によってUSB信号ラインを接続し、電源切換部109のスイッチ109aをコネクタ102側に接続し、スイッチ109bを図3(B)で説明したように一時的にローレベルにしてポータブル・プレーヤ2をPC3からの電力で動作させる。
ステップS405にて「はい」のボタンを選択・操作したと判定されなければ(NO)、CPU110はステップS407にて「いいえ」のボタンが選択され操作されたか否かを判定する。図5の状態から「いいえ」のボタンを選択・操作する場合は、リモコン送信機4の図示していないカーソルボタンによって「いいえ」のボタンを選択して決定ボタンを押下すればよい。ステップS407にて「いいえ」のボタンを選択・操作したと判定されれば(YES)、終了し、「いいえ」のボタンを選択・操作したと判定されなければ(NO)、ステップS404に戻る。
放送受信装置1がPC通信モードの状態では、PC3にインストールされたポータブル・プレーヤ2にコンテンツを転送するソフトウェアを用いることにより、ポータブル・プレーヤ2に新規のコンテンツデータを転送してコンテンツデータを追加することができる。また、コンテンツデータを入れ替えたり、既に記憶されているコンテンツデータを削除したり、ポータブル・プレーヤ2に記憶されているコンテンツデータをPC3に戻したりすることができる。
次に、図6及び図7を用いて、PC通信モードから再生モードに切り換える際にCPU110が実行する処理について説明する。図6において、CPU110はステップS601にて、ポータブル・プレーヤ2とPC3が放送受信装置1に接続されているか否かを判定する。双方が接続されているという条件を満たさなければ(NO)、ステップS606に移る。双方が接続されているという条件を満たせば(YES)、ステップS602に移る。CPU110はステップS602にて、PC通信モードを解除して再生モードに戻すことが可能であることを示す情報を表示部113の画面に表示させる指示があったか否かを判定する。指示がなければ(NO)、ステップS602に戻り、指示があれば(YES)、ステップS603に移る。
CPU110はステップS603にて、PC通信モードから再生モードに切り換えることが可能であることを示す情報を例えば表示部113の画面に表示させる。ステップS602を省略してもよい。図7は、ステップS602にて表示部113の画面に表示される情報を示している。図7に示す例では、矩形の枠内に、「PCとの接続を解除できます。解除しますか?」なる文章と、「はい」と「いいえ」なるボタンが表示されており、「はい」のボタンが太実線で囲まれて選択された状態となっている。
図6に戻り、CPU110はステップS604にて、再びポータブル・プレーヤ2とPC3が放送受信装置1に接続されているか否かを判定する。ステップS604にてステップS601と同様の判定を行うのは、「はい」のボタンと「いいえ」のボタンを選択する前に、あるいは、いずれかを選択している間に、ポータブル・プレーヤ2とPC3の少なくとも一方を外してしまった場合に処理を終了させるためである。ステップS604にて双方が接続されているという条件を満たさなければ(NO)、ステップS606に移る。双方が接続されているという条件を満たせば(YES)、ステップS605に移る。なお、ステップS604は省略可能である。
CPU110はステップS605にて、「はい」のボタンが選択され操作されたか否かを判定する。ステップS605にて「はい」のボタンを選択・操作したと判定するのは、CPU110に命令Bが入力された場合である。ステップS605にて「はい」のボタンを選択・操作したと判定されれば(YES)、CPU110はステップS606にてポータブル・プレーヤ2と放送受信装置1とを通信可能な状態にする。即ち、CPU110は、前述のように、被識別部105による作用を働かせ、信号切換部106によってUSB信号ラインを切断し、電源切換部109のスイッチ109aを電源部108側に接続し、スイッチ109bを図3(B)で説明したように一時的にローレベルにしてポータブル・プレーヤ2を電源部108からの電力で動作させる。
ステップS605にて「はい」のボタンを選択・操作したと判定されなければ(NO)、CPU110はステップS607にて「いいえ」のボタンが選択され操作されたか否かを判定する。ステップS607にて「いいえ」のボタンを選択・操作したと判定されれば(YES)、終了し、「いいえ」のボタンを選択・操作したと判定されなければ(NO)、ステップS604に戻る。
図8は、図6に示すPC通信モードから再生モードへの切り換え処理を改良した例を示している。図8におけるステップS801〜S807は図6におけるステップS601〜S607と同じであるので、説明を省略する。図8においては、ステップS801,S804にてポータブル・プレーヤ2とPC3との双方が放送受信装置1に接続されているという条件を満たさなければ(NO)、CPU110はステップS808にてポータブル・プレーヤ2と放送受信装置1とを通信可能な状態にする。そして、CPU110はステップS809にて再生モードに切り換えられたことを示す情報を例えば表示部113の画面に表示させる。
図9は、ステップS809にて表示部113の画面に表示される情報を示している。図9に示す例では、矩形の枠内に、「PCとの接続が解除されました。」なる文章が表示されている。
ステップS808,S809を設けることにより、例えば、ポータブル・プレーヤ2が何らかの理由によりリセットされた場合や、放送受信装置1とPC3とのを接続するケーブルがユーザの意図ではなく外れてしまった場合に、ユーザにPC通信モードが解除されたことを通知することができる。
特に図示はしていないが、PC通信モードのときにユーザが放送受信装置1の電源を切断する操作を行った場合に、電源部108から放送受信装置1内の各部への電力供給を遮断する前に、PC通信モードを終了して再生モードに切り換えるようにしてもよい。このとき、PC通信モードが終了することをユーザに通知するために、表示部113の画面に例えば「PCとの接続が解除されますが、よろしいですか。」なる文章と、「はい」のボタン及び「いいえ」のボタンを表示するようにしてもよい。CPU110は、例えば、ユーザが「はい」のボタンを選択・操作した場合には再生モードに切り換えた上で電源を切断し、「いいえ」のボタンを選択・操作した場合には再生モードに切り換えずPC通信モードを維持すると共に電源を切断しないように制御すればよい。
図10を用いて、以上のように構成され動作する本実施形態の放送受信装置1の使い方の一例を説明する。図10に示すフローチャートはユーザが行う動作と放送受信装置1またはPC3が実行する処理をステップとして記述している。図10において、ユーザはステップS1001にて、ポータブル・プレーヤ2を放送受信装置1のコネクタ101に接続する。ユーザはステップS1002にて、リモコン送信機4を操作してポータブル・プレーヤ2内のコンテンツデータを再生する。ユーザは、PC3から新規のコンテンツデータをポータブル・プレーヤ2に転送する等を行うため、ステップS1003にてPC3を放送受信装置1のコネクタ102に接続する。すると、放送受信装置1は、ステップS1004にてポータブル・プレーヤ2及びPC3の双方が接続されていることを検出する。
ユーザがステップS1005にてPC通信モードへの切り換えを選択すると、放送受信装置1はステップS1006にてポータブル・プレーヤ2とPC3とが通信可能な状態に設定する。ユーザがポータブル・プレーヤ2に新規のコンテンツデータを追加するためにPC3を操作すると、PC3はステップS1007にてポータブル・プレーヤ2に新規のコンテンツデータを転送する。ポータブル・プレーヤ2からPC3にコンテンツデータを転送することも可能である。放送受信装置1は、ステップS1008にて、ポータブル・プレーヤ2及びPC3の双方が接続されていることを検出する。PC通信モードに切り換えた後も常時または定期的にポータブル・プレーヤ2とPC3の接続を検出することが好ましい。
ユーザがステップS1009にてPC通信モードの解除を選択すると、放送受信装置1はステップS1010にてポータブル・プレーヤ2とPC3とが通信可能な状態を解除する。そして、ユーザがステップS1011にてポータブル・プレーヤ2に追加して記憶させた新規のコンテンツデータを再生する。PC通信モードが解除された後は再生モードとなる。PC通信モードが解除された後は放送受信装置1にPC3が接続されていても、ポータブル・プレーヤ2内のコンテンツデータを放送受信装置1によって映像表示させたり、音声出力させたりすることができる。
以上のように、本実施形態の放送受信装置1によれば、放送受信装置1にポータブル・プレーヤ2を接続している場合に、放送受信装置1にPC3を接続することによって、ポータブル・プレーヤ2を放送受信装置1から取り外すことなく放送受信装置1に接続したままで、PC3からポータブル・プレーヤ2にコンテンツデータを転送することができる。また、PC3は放送受信装置1を経由してポータブル・プレーヤ2を操作することができる。
PC3より出力された映像信号を、映像処理部112を介して表示部113に供給するようにすれば、PC3より出力された映像信号を表示部113で表示させながら、ポータブル・プレーヤ2に転送するコンテンツデータを選択するように構成することも可能である。
本発明は以上説明した本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更可能である。
1 放送受信装置
2 ポータブル・プレーヤ
3 パーソナル・コンピュータ(PC)
4 リモコン送信機
5 アンテナ
101,102 コネクタ
103,107 接続検出部
104 通信部
105 被識別部
106 信号切換部
108 電源部
109 電源切換部
109a,109b スイッチ
110 中央処理装置(CPU,切換制御部,表示制御部)
110a オン・スクリーン・ディスプレイ発生部
111 チューナ
112 映像処理部(映像信号供給部)
113 表示部
114 音声処理部(音声信号供給部)
115 スピーカ
116 受信部

Claims (9)

  1. スピーカに音声信号を供給する音声信号供給部と、
    音声データを再生するポータブル・プレーヤを接続する第1のコネクタと、
    パーソナル・コンピュータを接続する第2のコネクタと、
    前記第1のコネクタにポータブル・プレーヤが接続されているか否かを検出する第1の接続検出部と、
    前記第2のコネクタにパーソナル・コンピュータが接続されているか否かを検出する第2の接続検出部と
    記ポータブル・プレーヤによって再生した音声データに基づく音声信号を前記音声信号供給部が前記スピーカに供給して前記音声信号による音声を発生させる再生モードと、前記ポータブル・プレーヤと前記パーソナル・コンピュータとを通信可能な状態に接続するPC通信モードとを切り換える切換制御部とを備え
    前記切換制御部は、前記第1の接続検出部が前記第1のコネクタにポータブル・プレーヤが接続されていることを検出し、かつ、前記第2の接続検出部が前記第2のコネクタにパーソナル・コンピュータが接続されていることを検出しているときに限り、外部からの指示を契機として、前記再生モードと前記PC通信モードとを切り換える
    ことを特徴とする放送受信装置。
  2. 像信号を出力する映像信号供給部を備え、
    前記ポータブル・プレーヤは音声データと映像データとを再生し、
    前記切換制御部は、前記再生モードのとき、前記ポータブル・プレーヤによって再生した映像データに基づく映像信号を出力するよう前記映像信号供給部を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の放送受信装置。
  3. 前記第1のコネクタにポータブル・プレーヤが接続されているとき、前記ポータブル・プレーヤが前記放送受信装置を外部機器として識別するよう作用する被識別部を備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の放送受信装置。
  4. 前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの間の信号ラインの接続及び非接続の状態を切り換える信号切換部を備え、
    前記被識別部は、更に、前記ポータブル・プレーヤが前記放送受信装置を外部機器として識別するよう作用するか否かを切り換え、
    前記切換制御部は、前記再生モードのときは、前記ポータブル・プレーヤを前記放送受信装置によって制御可能な状態となるように、前記PC通信モードのときは、前記ポータブル・プレーヤを前記放送受信装置によって制御不可とし、前記パーソナル・コンピュータによって制御可能な状態となるように、前記信号切換部及び前記被識別部を制御する
    ことを特徴とする請求項3に記載の放送受信装置。
  5. 前記放送受信装置を動作させるための電力を発生する電源部と、
    前記再生モードのとき前記電源部が発生した電力を前記ポータブル・プレーヤに供給し、前記PC通信モードのとき前記パーソナル・コンピュータが発生した電力を前記ポータブル・プレーヤに供給する第1のスイッチを有する電源切換部と
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  6. 前記電源部または前記パーソナル・コンピュータより供給される電力を前記ポータブル・プレーヤに供給するか否かを切り換える第2のスイッチを備え、
    前記切換制御部は、前記再生モードから前記PC通信モードへと切り換える際、及び、前記PC通信モードから前記再生モードへと切り換える際の切換タイミングの後に、前記第2のスイッチによって前記ポータブル・プレーヤへの電力供給を遮断状態から供給状態に切り換える
    ことを特徴とする請求項5記載の放送受信装置。
  7. 前記切換制御部は、前記切換タイミングが前記ポータブル・プレーヤへの電力供給を遮断している時間内に位置するよう、前記切換タイミングの前に電力供給の遮断を開始して前記切換タイミングの後に電力供給を再開させるか、前記切換タイミングの後に前記ポータブル・プレーヤへの電力供給を一時的に遮断するよう、前記第2のスイッチを制御する ことを特徴とする請求項6記載の放送受信装置。
  8. 前記再生モードとなっている前記放送受信装置を、前記PC通信モードに切り換えることが可能なことを知らせる情報を含む信号を出力する表示制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の放送受信装置。
  9. 前記PC通信モードとなっている前記放送受信装置を、前記再生モードに切り換えることが可能なことを知らせる情報を含む信号を出力する表示制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の放送受信装置。
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