JP2007149183A - 音声処理装置及びそれを備えた表示装置 - Google Patents

音声処理装置及びそれを備えた表示装置 Download PDF

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秀義 福岡
Sunao Onishi
直 大西
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Abstract

【課題】リモートでAV装置を操作できる環境がありながら、ユーザがAV装置に接続しているモバイルオーディオ装置の操作を行う場合には、AV装置の近くまで移動して操作をしなければならなかった。
【解決手段】AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムを提供する。AV装置は、モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する音声信号取得部と、モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する制御情報取得部と、取得した制御情報をモバイルオーディオ装置に対して出力する制御情報出力部と、を有し、モバイルオーディオ装置は、音声信号をAV装置に出力する音声信号出力部と、制御情報をAV装置から受け付ける制御情報受付部と、受け付けた制御情報により自身を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、AV装置とモバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムに関する。
現在、音楽の視聴スタイルが大幅に変化している。ユーザは、MP3(MPEG Audio Layer−3)プレイヤーや、HDD(Hard Disk Drive)プレイヤーなどに代表される各種の携帯型音楽プレイヤー(以下、「モバイルオーディオ」という)に圧縮した音楽ファイルを大量に保存して、その中から好みの曲を視聴している。このように多量の曲をモバイルオーディオに保存しておくことが可能となっているため、ユーザとしては、好みの曲を全てモバイルオーディオに保存することで、いつでもお気に入りの曲を聴くことが可能となっている。また、近年では、ラジオ番組の音声コンテンツなどをモバイルオーディオに保存、更新することで、音楽のみならず音声コンテンツをもモバイルオーディオで鑑賞可能となっている。このようにモバイルオーディオはユーザコンテンツのアーカイブセンターとしてその地位を構築しつつある。
ところで、モバイルオーディオは携帯型の音楽プレイヤーであり、通常はイヤホンやヘッドホンなどを用いて音楽などを聴くことになる。そこで、自宅の部屋においてモバイルオーディオに保存されている音楽を迫力ある音響で聴く場合には、テレビなどのAV装置にモバイルオーディオを接続し、そのテレビのスピーカーなどを利用する新しい音楽の視聴方法が考えられる。特にデジタル放送を受信可能な大型デジタルテレビでは、内部の音声処理回路をデジタルアンプ化し、大型の高性能スピーカーに出力することで、迫力のある高音質な音声再生が可能となっている。
そして、テレビなどのAV装置に入力される音声や映像などの入力ソースに関する情報をAV装置側に表示する技術に関しての発明が特許文献1に開示されている。
特開2002−185881号公報
しかしながら、従来技術は、あくまでAV装置側に入力ソースの情報を表示するのみであり、入力元の機器に対する各制御を行うことができないという課題がある。というのも、例えばモバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号を出力する場合には、AV装置の入力端子に対してケーブルプラグを挿入して両者を接続することが考えられる。そうするとケーブルの長さが十分でないなどのために、AV装置とモバイルオーディオ装置とを至近距離に配置する必要があり、視聴者が着座する位置と離れてしまうことになる。この場合に、ユーザは、AV装置の操作をするには、着座位置からリモコン装置などを用いたリモート操作を行う。一方、モバイルオーディオ装置を操作するには、AV装置の至近距離に移動して直接的にこれを操作する必要がある。つまり、リモートでAV装置を操作できる環境がありながら、ユーザがモバイルオーディオ装置の操作を行う場合には、わざわざAV装置の近くまで移動して操作をしなければならず、利便性に欠けるという課題がある。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号を出力する場合において、モバイルオーディオ装置の制御を、AV装置を通じて実行可能にすることでユーザビリティの向上を実現させたモバイルオーディオシステムを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムを提供する。AV装置は、モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する音声信号取得部と、モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する制御情報取得部と、取得した制御情報をモバイルオーディオ装置に対して出力する制御情報出力部と、を有し、モバイルオーディオ装置は、音声信号をAV装置に出力する音声信号出力部と、制御情報をAV装置から受け付ける制御情報受付部と、受け付けた制御情報により自身を制御する制御部と、を有する。かかる構成によりAV装置からモバイルオーディオ装置の操作、設定が可能となる。
また、制御情報の入力をするための制御情報入力部と、入力された制御情報をAV装置に対して送信する制御情報送信部と、を有する、AV装置を制御するリモコン装置を有してもよい。かかる構成により、リモコン装置を利用してAV装置からのモバイルオーディオ装置の遠隔制御を行うことができる。また、AV装置は、AVコンテンツを出力するためのディスプレイを有し、制御情報取得部は、ディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する制御情報取得GUI表示手段を有していてもよい。かかる構成により、実質的にAV装置の調整を行うことのみで、従来のリモコン装置などを利用してモバイルオーディオ装置の制御を行うことができる。また、AV装置の制御情報取得GUI表示手段は、AVコンテンツの全部又は一部と同時にGUIを表示するための同時表示器を有してもよい。かかる構成により、画面を分割するなどして通常の映像と、モバイルオーディオ装置との設定画面とを併せてディスプレイに表示することができる。また、AV装置の制御情報取得部は、モバイルオーディオ装置の音声信号出力部から出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得するための音質制御情報取得手段を有してもよい。かかる構成により、モバイルオーディオ装置から出力される音声信号の音質を制御することができる。また、AV装置の前記制御情報取得GUI表示手段は、前記音声信号取得部が取得した音声信号の音質を表示する音質表示器を有してもよい。かかる構成により、音質の制御調整を容易に行うことができる。
本発明においては、モバイルオーディオ装置の制御をAV装置から行うことを可能にしたために、離れた位置からリモコン装置などを通じてモバイルオーディオ装置の制御を行うことが可能となり、ユーザビリティを向上させることができる。また、モバイルオーディオ装置の操作ボタンなどに不具合が生じた場合であっても、AV装置から制御を行うことで、モバイルオーディオ装置の操作等を行うことができるため、利便性の向上が期待できる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、7、8、13、14、16などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2、15、17などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3、9、18などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4、10、19などについて説明する。実施形態5は、主に請求項5、11、20などについて説明する。実施形態6は、主に請求項6、12、21などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、AV装置とモバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムに関するものである。AV装置からモバイルオーディオ装置の制御情報を出力し、モバイルオーディオ装置はその制御情報に基づいて自身の制御を行うことで、ユーザは、AV装置を通じてモバイルオーディオ装置の操作や設定などを行うことが可能となる。図1は本実施形態における概念の一例を示す図である。図1においては、AV装置である液晶テレビの前面には、ヘッドホン用の音声出力端子の隣に「モバイルオーディオ」と記載された外部音声信号入力端子が設けられている。そして、この外部音声信号入力端子に対して、モバイルオーディオ装置の「ヘッドホン」や、「ラインアウト」などの出力端子と接続しているケーブルのプラグを挿入すると、液晶テレビの音声出力が、モバイルオーディオ装置からの音声出力に切り換わる。また、液晶テレビの前面にはUSB(Universal Serial Bus)の入力端子があり、このUSB端子とモバイルオーディオ装置とを接続することで液晶テレビからモバイルオーディオに対して制御情報を出力することが可能となっている。(もちろん、このほかにUSBや、その他の接続規格を用いてモバイルオーディオ装置と、AV装置とを一本のケーブルで接続したり、無線規格を利用して接続する構成をとることも可能である。)
<実施形態1の構成>
図2に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図2に示す本実施形態の「モバイルオーディオシステム」(0200)は、「AV装置」(0210)と、「モバイルオーディオ装置」(0220)と、からなる。AV装置(0210)は、「音声信号取得部」(0211)と、「制御情報取得部」(0212)と、「制御情報出力部」(0213)と、を有する。モバイルオーディオ装置(0220)は、「音声信号出力部」(0221)と、「制御情報受付部」(0222)と、「制御部」(0223)と、を有する。
本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両者、のいずれかによって構成される。例えば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺装置などから構成されるハードウェアと、これらのハードウェア上にて実行可能なソフトウェアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される(本明細書の全体を通じて同様である)。
最初に、AV装置(0210)と、AV装置の各構成について説明する。「AV装置」(0200)の具体例としては、液晶テレビやプラズマテレビなどの各種テレビ装置や、ホームシアターなどのコンポーネント装置、カーナビゲーション装置、カーオーディオ装置、などが挙げられる。これらは通常ユーザの自宅に恒常的に設置してあったり、車載機器として移動体に組み込まれたりしているものであり、音声信号を大音量で出力することが可能であるため、かかるAV装置に対してモバイルオーディオ装置を接続することで、モバイルオーディオ装置に保存されている音楽を迫力ある音響の環境で聴くことが可能となるからである。
「音声信号取得部」(0211)は、前記モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する。音声信号取得部は、例えば外部音声信号入力端子やアンプなどから構成される。音声信号を取得するタイミングとしては、外部音声信号入力端子にモバイルオーディオ装置からのプラグが挿入されたことをトリガーとして音声信号を取得してもよいし、あるいは外部音声信号入力端子にプラグを挿入し、AV装置の入力モードの切換処理を行うことをトリガーとして音声信号を取得してもよい。このようにして取得された音声信号はAV装置から出力される音声信号となる。図3は、音声信号を取得する場合におけるAV装置の模式図の一例を示す図である。図3においては、チューナ(0303)を経由して内部で取得されたAV信号を入力するAV信号入力部(0304)がスイッチ(0305)によって音声信号転送部(0307)に接続されている。音声信号転送部(0307)は、音声信号処理回路(0308)に音声信号としてAV信号を転送している。ここで、モバイルオーディオ装置からのプラグ(0301)が音声信号取得部である外部音声信号入力端子(0302)に挿入されると、スイッチ制御部(0306)は、スイッチ(0305)をAV信号入力部(0304)から、外部音声信号入力端子(0302)へと切り換える処理を行う。これにより、モバイルオーディオ装置から入力される音声信号がAV装置からの音声出力信号となる。なお、AV装置は、このようにチューナ(0303)やAV信号入力部(0304)などの「テレビ放送受信部」を有していてもよい。「テレビ放送受信部」は、チューナなどの他に例えばビデオやDVDからのテレビ放送番組を視聴するために映像信号を受信するAV入力端子であってもよい。
「制御情報取得部」(0212)は、前記モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する。「制御情報」とは、モバイルオーディオ装置を制御するための情報である。図4(a)に制御情報の一例を示す。図4(a)に示すように、モバイルオーディオ装置の制御としては、例えば「電源オン」「電源オフ」などの電源に関する制御や、「再生」「一時停止」「早送り」「巻き戻し」「停止」などのモバイルオーディオ装置の操作に関する制御や、「設定」のように、モバイルオーディオ装置の設定に関する制御などが挙げられる。これらの制御情報は、各モバイルオーディオ装置の制御情報に適合するように取得されてもよい。即ち、AV装置にてモバイルオーディオ装置の製造各社の制御情報についての制御情報テーブルを保持しておき、接続するモバイルオーディオ装置の機器識別情報などを基にしてそのモバイルオーディオ装置に適合した制御情報を出力することができる。図4(b)は制御情報テーブルの一例を示す図である。例えば、図4(a)の例では「再生」を示す場合にはデジタル信号として「2」を示す「0010」がモバイルオーディオ装置に対する制御情報となるが、別の会社のモバイルオーディオ装置に対しては「再生」を示すデジタル信号が例えば「4」を示す「0100」となる場合もあり得る。なお、図4(b)で示すような制御情報テーブルは、モバイルオーディオ装置の製造各社の仕様が異なっている場合を前提とした記載であり、例えば共通の仕様が整備された場合においては、その共通仕様に応じた制御情報を取得すればよい。制御情報は、例えばユーザがテンキーなどの物理的なボタンを押すことをトリガーに取得されてもよいし、後述するGUIのアイコンや文字等を操作することをトリガーに取得されてもよい。
「制御情報出力部」(0213)は、取得した制御情報を前記モバイルオーディオ装置に対して出力する。モバイルオーディオ装置に対して制御情報を出力する方法としては、例えばUSBケーブルを介して出力することが挙げられる。即ち、制御情報出力部の具体例としては、USBポートが挙げられる。USBポートを利用することにより、様々な種別のモバイルオーディオ装置に対して制御情報を出力することができる。なお、制御情報出力部は、USBポートの他に例えば光ケーブルの差込部であってもよいし、Bluetooth(登録商標)やIrDA(Infrared Data Association)のように近距離のデータ通信を行うための信号を出力する信号出力部であってもよい。あるいは、制御情報出力部は、音声信号取得部と兼用するように構成されてもよい。例えば、AV装置がモバイルオーディオ装置から音声信号を取得する際に、音声信号をデジタル信号として、USBや光ケーブルなどを介して取得する場合には、これらを利用してモバイルオーディオ装置に対して制御情報を出力できるように構成されてもよい。
次にモバイルオーディオ装置の各構成について説明する。「音声信号出力部」(0221)は、音声信号を前記AV装置に出力する。音声信号出力部の具体例としては、音声出力用のヘッドホン端子やライン端子が挙げられる。音声信号をAV装置に対して出力する方法としては、既に説明したように、モバイルオーディオ装置のヘッドホン端子やライン端子に接続したケーブルのプラグをAV装置の外部音声信号入力端子に入力することで音声信号を出力することができる。また、AV装置とUSBや光ケーブルを介して、音声信号をデジタル音声信号のままAV装置に対して出力してもよい。このようにして出力された音声信号はAV装置からの音声出力に用いられることになる。
「制御情報受付部」(0222)は、制御情報を前記AV装置から受け付ける。制御情報受付部は、既に説明したUSBケーブル、Bluetooth(登録商標)やIrDAなどから情報を受け付けるためのインターフェイスから構成される。「制御部」(0223)は、受け付けた制御情報により自身を制御する。「自身」とはモバイルオーディオ装置自身のことである。「制御情報により」とは、制御情報に基づいて、の意である。制御情報はモバイルオーディオ装置を制御するための情報であるため、その制御情報に基づいてモバイルオーディオ装置の制御を行うことになる。モバイルオーディオ装置の制御例としては、電源のオン/オフや、音声コンテンツの再生、停止、早送り等や、音声コンテンツの音質、音量の調節や、リピート機能の設定など、各種の制御が含まれる。制御部は、例えばCPU、DSP(Digital Signal Processor)、ROM(Read Only Memory)などから構成される。
<実施形態1の処理の流れ>
図5は、本実施形態におけるAV装置の処理の流れの一例を示したものである。本実施形態における処理は、以下に示すステップよりなる。なお、以下に示す処理の流れは、計算機に実行させるためのプログラム、またはそのプログラムが記録された読み取り可能な記録媒体として実施されうる(以下、本明細書における処理の流れの記載についても同様である)。
最初に、モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する(S0501)。次に、取得した制御情報をモバイルオーディオ装置に対して出力する(S0502)。なお、ステップS0501や、ステップS0502の前後に音声信号を取得するステップを有してもよい。また、電源オフやスタンバイ状態になるまで以上の処理を繰り返し行ってもよい。
図6は、本実施形態におけるモバイルオーディオ装置の処理の流れの一例を示す図である。最初に、制御情報をAV装置から受け付けたかを判断する(S0601)。ステップS0601にて制御情報を受け付けたと判断した場合には、受け付けた制御情報により自身を制御する(S0602)。なお、ステップS0601やステップS0602の前後に音声信号を出力するステップを有してもよい。また、電源オフやスタンバイ状態になるまで以上の処理を繰り返してもよい。
<実施形態1の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムにおいては、AV装置から制御情報を出力し、その制御情報に基づいてモバイルオーディオ装置の制御を行うことが可能となる。このため、モバイルオーディオ装置の操作ボタンなどに不具合が生じた場合であってもAV装置を通じてモバイルオーディオ装置の操作が可能となるため、ユーザビリティを向上させることができる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、リモコン装置を有し、そのリモコン装置から制御情報が入力されることを特徴とするものである。リモコン装置を利用して制御情報を入力することができるため、ユーザはモバイルオーディオ装置の所在場所まで移動することなくモバイルオーディオ装置の操作等を行うことができる。
<実施形態2の構成>
図7に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図7に示す本実施形態の「モバイルオーディオシステム」(0700)は、「AV装置」(0710)と、「モバイルオーディオ装置」(0720)と、「リモコン装置」(0730)と、からなる。AV装置(0710)は、「音声信号取得部」(0711)と、「制御情報取得部」(0712)と、「制御情報出力部」(0713)と、を有する。モバイルオーディオ装置(0720)は、「音声信号出力部」(0721)と、「制御情報受付部」(0722)と、「制御部」(0723)と、を有する。リモコン装置(0730)は、「制御情報入力部」(0731)と、「制御情報送信部」(0732)と、を有する。
本実施形態は、実施形態1で説明したモバイルオーディオシステムがさらに「リモコン装置」(0730)を有し、そのリモコン装置が「制御情報入力部」(0731)と、「制御情報送信部」(0732)と、を有することを特徴とするものである。「リモコン装置」(0730)と、「制御情報入力部」(0731)と、「制御情報送信部」(0732)と、を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「リモコン装置」(0730)は、AV装置を制御するものである。即ち、本実施形態で説明するリモコン装置(0730)は、AV装置に対して利用されるものであり、モバイルオーディオ装置に対して直接制御信号を出力するリモコン装置を意味するものではない。
「制御情報入力部」(0731)は、前記制御情報の入力をするためのものである。制御情報入力部の具体例としては、リモコン装置のテンキーなどのボタン部や、あるいはタッチパネル式のリモコン装置である場合には、その液晶表示画面の入力インターフェイスが挙げられる。例えば、ユーザがリモコン装置を用いてモバイルオーディオ装置に早送り制御を実行させようとする場合には、まず、リモコン装置のモード切換ボタンなどを押下して、AV装置を介してモバイルオーディオ装置を制御可能なモードにリモコン装置の状態を変更する。そして、その後、例えば「早送り」を意味する「4」というテンキーを押下することで、リモコン装置に制御情報の入力がなされたことになる。
「制御情報送信部」(0732)は、入力された制御情報をAV装置に対して送信する。具体的には赤外線通信やBluetooth(登録商標)などを利用してAV装置に対して送信を行う。そして、AV装置では、例えば赤外線受光部などによってリモコン装置から送信された制御情報を受信して、その受信した制御情報をAV装置の制御情報取得部(0712)が取得することになる。そして、実施形態1で説明したようにその制御情報がモバイルオーディオ装置に対して出力されてモバイルオーディオ装置の制御がなされることになる。
<実施形態2の処理の流れ>
図8は、本実施形態におけるリモコン装置の処理の流れの一例を示す図である。AV装置とモバイルオーディオ装置の処理の流れについては実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。まず最初に、制御情報を入力する(S0801)。そして、ステップS0801にて入力された制御情報をAV装置に対して送信する(S0802)。次に、図9を用いて本実施形態のモバイルオーディオシステムの全体シーケンスを説明する。最初に、リモコン装置からAV装置に対して制御情報を送信する(S0901)。制御情報を受け付けたAV装置では、その制御情報をモバイルオーディオ装置に対して出力する(S0902)。モバイルオーディオ装置では、その制御情報に基づいた制御がなされる。そして、制御の一例として音声信号を出力する制御がなされる場合には、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して音声信号が出力される(S0903)。
<実施形態2の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置を制御するリモコン装置を有し、そのリモコン装置から制御情報をAV装置に対して送信することによって、モバイルオーディオ装置を遠隔操作することが可能となるため、ユーザビリティを向上させることができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置がディスプレイを有し、そのディスプレイに表示するGUI(Graphical User Interface)を利用して、制御情報を取得可能としたことを特徴とするものである。
<実施形態3の構成>
図10に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図10に示す本実施形態の「モバイルオーディオシステム」(1000)は、「AV装置」(1010)と、「モバイルオーディオ装置」(1020)と、「リモコン装置」(1030)と、からなる。AV装置(1010)は、「音声信号取得部」(1011)と、「制御情報取得部」(1012)と、「制御情報出力部」(1013)と、「ディスプレイ」(1014)と、を有する。制御情報取得部(1012)は、「制御情報取得GUI表示手段」(1015)を有する。モバイルオーディオ装置(1020)は、「音声信号出力部」(1021)と、「制御情報受付部」(1022)と、「制御部」(1023)と、を有する。リモコン装置(1030)は、「制御情報入力部」(1031)と、「制御情報送信部」(1032)と、を有する。
本実施形態は実施形態1又は2で説明したモバイルオーディオシステムにおけるAV装置が、さらに「ディスプレイ」(1014)と、「制御情報取得GUI表示手段」(1015)と、を有することを特徴とするものである。「ディスプレイ」(1014)と、「制御情報取得GUI表示手段」(1015)とを除く各構成については実施形態1又は2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「ディスプレイ」(1014)は、AVコンテンツを出力するためのものである。「AVコンテンツ」とは、例えばテレビ放送番組や、DVDやビデオなどに記憶されている映画や音楽ビデオなどの各種コンテンツが挙げられる。ディスプレイは、例えば液晶ディスプレイであってもよいし、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイであってもよいし、プラズマディスプレイや有機EL(electro−luminescence)ディスプレイであってもよく、AVコンテンツを出力可能なディスプレイであればいずれのディスプレイも含まれる。
「制御情報取得GUI表示手段」(1015)は、前記ディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する。「GUI」とは、グラフィカルユーザインターフェイスのことであり、ユーザに対する情報の表示としてグラフィックを利用し、各操作をそのグラフィックを利用して行うものである。また、GUIは「制御情報取得のため」のものであるため、そのGUIを通じて制御情報を取得することができる。例えば画面上に表示されている「再生」欄にリモコン装置などを用いてカーソルを合わせて、実行ボタンを押下すると、その「再生」を示す制御情報が取得され、その制御情報がモバイルオーディオ装置に対して出力されることになる。図11は、GUIの表示の一例を示す概念図である。AV装置である液晶テレビのディスプレイには、モバイルオーディオ設定画面が表示されており、各操作に関する内容がディスプレイにGUIとして表示されている。図11の例では、「再生」の項目がアクティブになっていることを示すために網掛け表示となっている。この場合において、ユーザは「再生」の制御を行う場合にはこの状態で実行ボタンを押下する。一方、モバイルオーディオ装置の「設定」を行う場合には、リモコン装置の「下」を示すテンキーを押下することで、アクティブ状態を「設定」に遷移させることができる。ここで、リモコン装置の実行ボタンを押下すると、モバイルオーディオ装置の設定画面に切り換わり、その後モバイルオーディオ装置の設定を、同様にGUIを用いながら行うことができる。
このようにAV装置のディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示することで、制御情報を取得することが可能になるため、従来用いられているAV装置に対応するリモコン装置をそのまま利用してモバイルオーディオ装置の制御を行うことも可能となる。即ち、モバイルオーディオ装置の制御を行うための各種のプログラムなどはAV装置の内部に格納されており、そのプログラムなどをGUIを通じて利用することが可能となるため、従来用いられているリモコン装置に特別な信号モードなどの設定を準備することなしに、リモコン装置からAV装置を通じてモバイルオーディオ装置の制御を行うことが可能となる。なお、本実施形態においてはGUIに対して制御を行う機器としてリモコン装置を例に挙げて説明したが、これに限られることはない。例えば、AV装置本体の操作ボタンなどを用いて画面に表示されているGUIに対して操作を行うことも可能であるし、あるいは、AV装置にマウスやキーボードなどの入力機器を接続して、その入力機器を通じてGUIに対して操作を行ってもよい。
図12は、GUIを表示する際における制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。制御情報取得GUI表示手段では、以下の処理が行われる。まずROM(1202)に格納されているGUI表示プログラムの命令をCPU(1201)が読み込む。そして、そのプログラムの命令に基づいてCPUは、ディスプレイにGUIを表示させるための命令をグラフィックコントローラ(1204)に対して出力する。そして、グラフィックコントローラ(1204)はグラフィックスメモリ(1205)にGUIのデータを書き込み、そのグラフィックスメモリに書き込まれたデータに基づいてディスプレイに対してGUIを表示させる。そして、ディスプレイにGUIが表示されている場合にユーザがAV装置に対してリモコン装置などから信号を送った場合には、図外の赤外線受光部にて受けた信号がI/O(1203)を通じてGUI表示プログラムを起動しているCPUに通知さる。ここで、例えばCPUに通知された信号がGUIを表示している画面上のカーソル移動を行うことを示す信号である場合には、再びグラフィックコントローラに対してGUIを変更表示するための命令を出力する。一方、制御情報を出力するための実行を示す信号である場合には、CPUはRAM(1206)の所定領域に格納されているGUIの設定情報を読み出し、その設定情報で示される制御情報をI/Oを通じてモバイルオーディオ装置に対して出力させるための命令を行う。
<実施形態3の処理の流れ>
図13は、本実施形態におけるAV装置の処理の流れの一例を示す図である。ステップS1301においては、ディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する。その後、GUIによってモバイルオーディオ装置の制御情報を取得する。ステップS1303以降の処理については実施形態1又は2で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
<実施形態3の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置がディスプレイを有し、そのディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示することにより、モバイルオーディオ装置の操作方法を視覚的にユーザに提供することが可能となるため、ユーザビリティを向上させることができる。また、GUIを利用することにより、モバイルオーディオ装置の制御に非対応のリモコン装置などの入力機器を用いてモバイルオーディオ装置を制御することが可能となるため、新たにリモコン装置などの開発を行うことなくモバイルオーディオ装置の制御が可能となり、開発コストを削減することができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置が、ディスプレイ上に通常のテレビ映像と、モバイルオーディオの設定画面とを同時に表示することを可能にしたことを特徴とする。例えば、画面を二分割にし、片方には通常の映像を表示し、他方にはモバイルオーディオの設定画面としてGUIを表示することができる。
<実施形態4の構成>
図14に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図14に示す本実施形態の「モバイルオーディオシステム」(1400)は、「AV装置」(1410)と、「モバイルオーディオ装置」(1420)と、「リモコン装置」(1430)と、からなる。AV装置(1410)は、「音声信号取得部」(1411)と、「制御情報取得部」(1412)と、「制御情報出力部」(1413)と、「ディスプレイ」(1414)と、を有する。制御情報取得部(1412)は、「制御情報取得GUI表示手段」(1415)を有する。制御情報取得GUI表示手段(1415)は、「同時表示器」(1416)を有する。モバイルオーディオ装置(1420)は、「音声信号出力部」(1421)と、「制御情報受付部」(1422)と、「制御部」(1423)と、を有する。リモコン装置(1430)は、「制御情報入力部」(1431)と、「制御情報送信部」(1432)と、を有する。
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、実施形態3で説明したAV装置がさらに「同時表示器」(1416)を有することを特徴とするものである。「同時表示器」(1416)を除く各構成については実施形態3で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「同時表示器」(1416)は、AVコンテンツの全部又は一部と同時にGUIを表示するためのものである。「AVコンテンツの全部又は一部」とは、例えばディスプレイにAVコンテンツとGUIとの両者を表示する場合において、AVコンテンツを縮小表示することでAVコンテンツの全部を表示する場合もあれば、AVコンテンツの一部分の上にGUIを表示させることで、AVコンテンツの一部を欠いた状態で表示する場合があることを意味している。「同時に」とは、ディスプレイ上にAVコンテンツとGUIとを併せて表示することを意味する。図15は、AVコンテンツの全部と同時にGUIを表示する例と、AVコンテンツの一部と同時にGUIを表示する例を示す図である。図15(a)は、AVコンテンツとして人が二人映っている映像をディスプレイに表示している図である。ここで、図15(a)の映像と同時にGUIを表示する場合に、AVコンテンツの「全部」を表示する場合は図15(b)のように、画面を二分割して、一方には縮小されたAVコンテンツの全体映像を表示し、他方にはGUIの画面を表示する。これに対して、AVコンテンツの「一部」を表示する場合は、図15(c)のように、AVコンテンツの映像は縮小処理をせずにその右側部分にGUIを表示する。このため、GUIを表示した部分の一部を欠いた映像を表示することになる。なお、図15の例では、画面を均等に横二分割をした例に基づいて説明を行ったが、例えば縦に画面を分割して表示してもよいし、分割する場合には均等二分割ではなく、他方をより多く表示するように分割割合を変更してもよい。あるいは、画面を分割せずに、AVコンテンツの映像を背景映像としてそのまま表示し、その映像上にGUIを表示してもよい。なお、画面を分割する方法としては、画面上にアドレスを付し、その分割位置に応じたアドレスを利用して各映像を表示させるための処理を行うことで画面の分割表示を行うことができる。
<実施形態4の処理の流れ>
図16は、本実施形態におけるAV装置の処理の流れの一例を示す図である。ステップS1601を除く処理の流れについては実施形態3で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。ステップS1601は、AVコンテンツの全部又は一部と同時にディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する。なお、GUIを表示する際には、映像にフェードイン、フェードアウトなどの加工処理を行ってもよい。
<実施形態4の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置がAVコンテンツの全部又は一部と同時にGUIを表示することを可能にしたことにより、AVコンテンツを視聴しながら、モバイルオーディオ装置の制御を行うことが可能となる。このため、AVコンテンツを視ながらモバイルオーディオ装置の制御を行いたいユーザにとっては、途中でAVコンテンツが途切れることなくモバイルオーディオ装置の制御を行うことができるため、利便性を向上させることができる。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して出力される音声信号の音質調整を、AV装置から制御可能としたことを特徴とする。AV装置を通じてモバイルオーディオ装置から出力される音声信号の音質を調整することで、ユーザは、最適な音質で音楽等を楽しむことができる。
<実施形態5の構成>
図17に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図17に示す本実施形態の「モバイルオーディオシステム」(1700)は、「AV装置」(1710)と、「モバイルオーディオ装置」(1720)と、からなる。AV装置(1710)は、「音声信号取得部」(1711)と、「制御情報取得部」(1712)と、「制御情報出力部」(1713)と、を有する。制御情報取得部(1712)は、「音質制御情報取得手段」(1714)を有する。モバイルオーディオ装置(1720)は、「音声信号出力部」(1721)と、「制御情報受付部」(1722)と、「制御部」(1723)と、を有する。
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、実施形態1から4のいずれかで説明したAV装置が、さらに「音質制御情報取得手段」(1714)を有することを特徴とするものである。「音質制御情報取得手段」(1714)を除く各構成については実施形態1から4のいずれかで説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「音質制御情報取得手段」(1714)は、モバイルオーディオ装置の音声信号出力部から出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得する。「音質調整」とは、例えば音声信号の周波数の振幅値を変更することが挙げられる。モバイルオーディオ装置から出力される音声信号の周波数の振幅値を変更することで、AV装置のスピーカーなどの再生特性に適した周波数ごとの振幅値に調整することができ、最適な音質でその音声、音楽を楽しむことができる。図18は、音声制御情報の一例を示す図である。図18では、XML形式にて音声制御情報を取得する例を示している。音質制御情報取得手段にて取得した音声制御情報は、制御情報出力部からモバイルオーディオ装置に対して出力され、モバイルオーディオ装置の制御部にてその音声制御情報に基づいた音質調整がなされることになる。
なお、もちろんAV装置においてモバイルオーディオ装置から取得した音声信号の音質を調整することも可能である。しかしながら、本実施形態はAV装置側の音質調整では調整不能な音声信号に対して特に効果を奏するものである。つまり、例えばモバイルオーディオ装置からAV装置に出力される音声信号の周波数の振幅値が大きすぎたり、あるいは逆に小さすぎたりする場合には、AV装置側の音質調整では調整しきれない場合がある。このような場合には、モバイルオーディオ装置から出力される時点の音声信号の音質を調整することでかかる問題を解消することができるようになる。
<実施形態5の処理の流れ>
図19は、本実施形態のAV装置における処理の流れの一例を示す図である。ステップS1901においては、モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する。ステップS1902においては、モバイルオーディオ装置から出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得する。そして、取得した音質制御情報は制御情報としてモバイルオーディオ装置に対して出力される(S1903)。その他の処理の流れについては実施形態1から4のいずれかで説明したものと同様である。
<実施形態5の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、モバイルオーディオ装置からAV装置に対して出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得することにより、AV装置を通じてモバイルオーディオ装置から出力される音声信号の音質を調整することが可能となる。このため、ユーザは、モバイルオーディオ装置から出力される音声信号をAV装置に適した周波数の振幅値に調節することで、そのAV装置に最適な音質で音楽等を聴くことができる。また、AV装置側の音質調整機能では調整不能な音声信号についても、モバイルオーディオ装置側での音質調整が可能となるため、ユーザは、より多彩な音楽等を楽しむことができる。
<<実施形態6>>
<実施形態6の概要>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、音声信号の音質をGUIとして表示することを可能としたことを特徴とするものである。音質をGUIとして表示することでユーザは視覚的に音質を把握することができる。また、音質をGUIとして表示することにより、音質の調整をもそのGUIを通じて行うことも可能となる。
<実施形態6の構成>
図20に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図20に示す本実施形態の「モバイルオーディオシステム」(2000)は、「AV装置」(2010)と、「モバイルオーディオ装置」(2020)と、「リモコン装置」(2030)と、からなる。AV装置(2010)は、「音声信号取得部」(2011)と、「制御情報取得部」(2012)と、「制御情報出力部」(2013)と、「ディスプレイ」(2014)と、を有する。制御情報取得部(2012)は、「制御情報取得GUI表示手段」(2015)を有する。制御情報取得GUI表示手段は、「音質表示器」(2016)を有する。モバイルオーディオ装置(2020)は、「音声信号出力部」(2021)と、「制御情報受付部」(2022)と、「制御部」(2023)と、を有する。リモコン装置(2030)は、「制御情報入力部」(2031)と、「制御情報送信部」(2032)と、を有する。
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、実施形態3から5のいずれかで説明したAV装置が、さらに「音質表示器」(2016)を有することを特徴とするものである。「音質表示器」(2016)を除く各構成については実施形態3から5のいずれかで説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
「音質表示器」(2016)は、前記音声信号取得部が取得した音声信号の音質を表示する。「音声信号の音質を表示」とは、例えばGUIの一例であるグラフィックイコライザにてその音声信号の周波数の振幅値などを表示することが挙げられる。このように音声信号の音質を表示することにより、ユーザは現在流れている音声信号の音質を視覚的に逐一確認することが可能となる。また、音声表示器は、制御情報取得GUI表示手段(2015)が有しているものである。このため、例えば実施形態5で説明した音質調整のための音質制御情報をGUIによって取得することも可能である。図21を用いて説明する。図21は、音声信号の音質を表示しているAV装置のディスプレイの一例を示す図である。図21においては、モバイルオーディオ装置から取得した音声信号の音質が、グラフィックイコライザにて表示されている。そして、例えばユーザがGUIを通じて周波数の振幅値を変更すると、その制御情報がモバイルオーディオ装置に出力されて、周波数の振幅値を変更した音声信号がAV装置に対して出力されることになる。このように、音声信号の音質をGUIにて表示することで、視覚的に音質を把握できるとともに、音質の調整をも容易に行うことが可能となる。
図22は、本実施形態における制御部のハードウェアの構成の一例を示す図である。制御部に含まれる音声表示器では、以下の処理が行われる。まずROM(2202)に格納されているGUI表示プログラムの命令をCPU(2201)が読み込む。そして、そのプログラムの命令に基づいてCPUは、ディスプレイにGUIを表示させるための命令をグラフィックコントローラ(2204)に対して出力する。そして、グラフィックコントローラはグラフィックスメモリ(2205)にGUIのデータを書き込み、そのグラフィックスメモリに書き込まれたデータに基づいてディスプレイに対してGUIを表示させる。ここで、図外の音声信号取得部にて取得された音声信号は、A/D変換器(2208)にてデジタル信号に変換され、I/O(2203)を通じてRAM(2206)などに一時的に格納される。そしてCPUは、読み込んだGUI表示プログラムの命令に基づいて、RAMに格納されたそのデジタル音声信号に応じた音質を示すGUIを表示させるための命令をグラフィックコントローラに対して出力する。グラフィックコントローラは音質を表示するデータをグラフィックスメモリに書き込み、そのグラフィックスメモリに書き込まれたデータに基づいてディスプレイに対して音質を示すGUIを表示させる。そして、ディスプレイにGUIが表示されている場合に、ユーザが音質を調整するために、リモコン装置などから信号を送った場合には、図外の赤外線受光部にて受けた信号がI/Oを通じてGUI表示プログラムを起動しているCPUに通知される。するとCPUは、音質を調整するための音質制御情報を、I/Oを通じてモバイルオーディオ装置に対して出力させるための命令を行う。
<実施形態6の処理の流れ>
図23は、本実施形態におけるAV装置の処理の流れの一例を示す図である。ステップS2302までの処理については実施形態3から5のいずれかで説明したものと同様である。ステップS2303においては、取得した音声信号の音質を表示する。以降の処理については実施形態3から5のいずれかで説明したものと同様である。
<実施形態6の効果>
本実施形態におけるモバイルオーディオシステムは、AV装置において、音声信号の音質をGUIを用いて表示することを可能にしたことで、モバイルオーディオ装置から出力される音声信号の音質を視覚的に把握できるとともに、表示されている音質のGUIを通じて音声信号の音質調整を行うことも可能となるため、より容易に音質調整を行うことが可能となる。
実施形態1を説明するための概念図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1の音声信号の取得を説明するための模式図 実施形態1の制御情報の一例を示す図 実施形態1のAV装置の処理の流れを説明する図 実施形態1のモバイルオーディオ装置の処理の流れを説明するための図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2のリモコン装置の処理の流れを説明するための図 実施形態2の全体シーケンスを示す図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態3のGUIを説明するための図 実施形態3のGUIを表示する際のハードウェア構成を示す図 実施形態3のAV装置の処理の流れを説明する図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4のディスプレイの表示画面の一例を示す図 実施形態4の処理の流れを説明する図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5の音質制御情報の一例を示す図 実施形態5の処理の流れを説明する図 実施形態6を説明するための機能ブロック図 実施形態6のグラフィックイコライザの一例を示す図 実施形態6の音質を表示する際のハードウェア構成を示す図 実施形態6の処理の流れを説明するための図
符号の説明
0200 モバイルオーディオシステム
0210 AV装置
0211 音声信号取得部
0212 制御情報取得部
0213 制御情報出力部
0220 モバイルオーディオ装置
0221 音声信号出力部
0222 制御情報受付部
0223 制御部

Claims (21)

  1. AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムであって、
    前記AV装置は、
    前記モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する音声信号取得部と、
    前記モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する制御情報取得部と、
    取得した制御情報を前記モバイルオーディオ装置に対して出力する制御情報出力部と、
    を有し、
    前記モバイルオーディオ装置は、
    音声信号を前記AV装置に出力する音声信号出力部と、
    制御情報を前記AV装置から受け付ける制御情報受付部と、
    受け付けた制御情報により自身を制御する制御部と、
    を有するモバイルオーディオシステム。
  2. 前記制御情報の入力をするための制御情報入力部と、
    入力された制御情報をAV装置に対して送信する制御情報送信部と、
    を有する、AV装置を制御するリモコン装置を
    さらに有する請求項1に記載のモバイルオーディオシステム。
  3. 前記AV装置は、
    AVコンテンツを出力するためのディスプレイを有し、
    前記制御情報取得部は、前記ディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する制御情報取得GUI表示手段を有する請求項1又は2に記載のモバイルオーディオシステム。
  4. AV装置の制御情報取得GUI表示手段は、AVコンテンツの全部又は一部と同時にGUIを表示するための同時表示器を有する請求項3に記載のモバイルオーディオシステム。
  5. AV装置の制御情報取得部は、
    モバイルオーディオ装置の音声信号出力部から出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得するための音質制御情報取得手段を有する請求項1から4のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステム。
  6. AV装置の前記制御情報取得GUI表示手段は、前記音声信号取得部が取得した音声信号の音質を表示する音質表示器を有する請求項3から5のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステム。
  7. AV装置はテレビ放送受信部を有する請求項1から6のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステム。
  8. モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する音声信号取得部と、
    モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する制御情報取得部と、
    取得した制御情報をモバイルオーディオ装置に対して出力する制御情報出力部と、
    を有するAV装置。
  9. AVコンテンツを出力するためのディスプレイを有し、
    前記制御情報取得部は、前記ディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する制御情報取得GUI表示手段を有する請求項8に記載のAV装置。
  10. 前記制御情報取得GUI表示手段は、AVコンテンツの全部又は一部と同時にGUIを表示するための同時表示器を有する請求項9に記載のAV装置。
  11. 前記制御情報取得部は、
    モバイルオーディオ装置の音声信号出力部から出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得するための音質制御情報取得手段を有する請求項8から10のいずれか一に記載のAV装置。
  12. 前記制御情報取得GUI表示手段は、前記音声信号取得部が取得した音声信号の音質を表示する音質表示器を有する請求項9から11のいずれか一に記載のAV装置。
  13. テレビ放送受信部を有する請求項8から12のいずれか一に記載のAV装置。
  14. 音声信号を前記AV装置に出力する音声信号出力部と、
    制御情報を前記AV装置から受け付ける制御情報受付部と、
    受け付けた制御情報により自身を制御する制御部と、
    を有するモバイルオーディオ装置。
  15. 前記制御情報の入力をするための制御情報入力部と、
    入力された制御情報をAV装置に対して送信する制御情報送信部と、
    を有するAV装置を制御するリモコン装置。
  16. AV装置と、モバイルオーディオ装置とからなるモバイルオーディオシステムの動作方法であって、
    前記AV装置は、
    前記モバイルオーディオ装置の制御情報を取得する制御情報取得ステップと、
    取得した制御情報を前記モバイルオーディオ装置に対して出力する制御情報出力ステップと、を有し、
    前記モバイルオーディオ装置は、
    制御情報を前記AV装置から受け付ける制御情報受付ステップと、
    受け付けた制御情報により自身を制御する制御ステップと、
    を有するモバイルオーディオシステムの動作方法。
  17. 前記制御情報の入力をするための制御情報入力ステップと、
    入力された制御情報をAV装置に対して送信する制御情報送信ステップと、
    を有する、AV装置を制御するリモコン装置を
    さらに有する請求項16に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  18. 前記AV装置は、
    AVコンテンツを出力するためのディスプレイを有し、
    前記制御情報取得ステップは、前記ディスプレイに制御情報取得のためのGUIを表示する制御情報取得GUI表示ステップを有する請求項16又は17に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  19. AV装置の制御情報取得GUI表示ステップは、AVコンテンツの全部又は一部と同時にGUIを表示するための同時表示ステップを有する請求項18に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  20. 前記モバイルオーディオ装置は、
    音声信号を前記AV装置に出力する音声信号出力ステップを有し、
    AV装置の制御情報取得ステップは、
    モバイルオーディオ装置の音声信号出力ステップにて出力される音声信号の音質調整のための制御情報である音質制御情報を取得するための音質制御情報取得ステップを有する請求項16から19のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
  21. 前記AV装置は、
    前記モバイルオーディオ装置からの音声信号を取得する音声信号取得ステップと、
    前記制御情報取得GUI表示ステップは、前記音声信号取得ステップにて取得した音声信号の音質を表示する音質表示ステップを有する請求項18から20のいずれか一に記載のモバイルオーディオシステムの動作方法。
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