JP2001101789A - 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 - Google Patents
情報処理装置および方法、並びに記録媒体Info
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- JP2001101789A JP2001101789A JP27835199A JP27835199A JP2001101789A JP 2001101789 A JP2001101789 A JP 2001101789A JP 27835199 A JP27835199 A JP 27835199A JP 27835199 A JP27835199 A JP 27835199A JP 2001101789 A JP2001101789 A JP 2001101789A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 MDクリップデータを迅速に取得し、表示でき
るようにする。 【解決手段】 IRD12は、パラボラアンテナ11を介
して受信した、音楽配信データをIEEE1394バス17を介
して、ミニディスク装置13に供給し、記録させる。こ
の時、音楽データに付随する、MDクリップデータも同時
に記録される。ミニディスク装置13に記録された音楽
データを再生する時、IRD12は、再生する曲に対応す
るMDクリップデータをIEEE1394バス17を介して、予め
ダウンロードし、内蔵するメモリに記憶する。その後、
ミニディスク装置13から転送されてくる音楽データ
を、テレビジョン受像機14に出力し、そのスピーカか
ら再生させるとともに、内蔵するメモリに記憶した、MD
クリップデータを読み出し、テレビジョン受像機14の
CRTに出力し、表示させる。
るようにする。 【解決手段】 IRD12は、パラボラアンテナ11を介
して受信した、音楽配信データをIEEE1394バス17を介
して、ミニディスク装置13に供給し、記録させる。こ
の時、音楽データに付随する、MDクリップデータも同時
に記録される。ミニディスク装置13に記録された音楽
データを再生する時、IRD12は、再生する曲に対応す
るMDクリップデータをIEEE1394バス17を介して、予め
ダウンロードし、内蔵するメモリに記憶する。その後、
ミニディスク装置13から転送されてくる音楽データ
を、テレビジョン受像機14に出力し、そのスピーカか
ら再生させるとともに、内蔵するメモリに記憶した、MD
クリップデータを読み出し、テレビジョン受像機14の
CRTに出力し、表示させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、受信したデジタ
ル音楽情報を、ミニディスクに迅速に記録することがで
きるようにした情報処理装置および方法、並びに記録媒
体に関する。
び方法、並びに記録媒体に関し、特に、受信したデジタ
ル音楽情報を、ミニディスクに迅速に記録することがで
きるようにした情報処理装置および方法、並びに記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CD(コンパクトディスク:登録商
標)から再生されるデジタルオーディオデータを、IEC
(International Electro-technical Commission )958
フォーマットに基づいて、光ファイバを用いて光伝送
し、記録媒体にダビングする記録装置が知られている。
上記記録装置としては、例えばDAT(デジタルオーディ
オテープ)レコーダ、あるいは、直径64mmの光磁気デ
ィスクを記録媒体に用いたMD(ミニディスク)レコーダ
が知られている。上記IEC958フォーマットは現在のとこ
ろ一方向の伝送しか定義していない。
標)から再生されるデジタルオーディオデータを、IEC
(International Electro-technical Commission )958
フォーマットに基づいて、光ファイバを用いて光伝送
し、記録媒体にダビングする記録装置が知られている。
上記記録装置としては、例えばDAT(デジタルオーディ
オテープ)レコーダ、あるいは、直径64mmの光磁気デ
ィスクを記録媒体に用いたMD(ミニディスク)レコーダ
が知られている。上記IEC958フォーマットは現在のとこ
ろ一方向の伝送しか定義していない。
【0003】また、現在IEEE(Institute of Electrica
l and Electronics Engineers)1394という新しいデー
タ伝送フォーマットが提唱されつつある。例えばデジタ
ルビデオカメラやデジタルスチルカメラで撮影したデジ
タル映像データを伝送する際、従来の伝送方式ではリア
ルタイム性が保てないために、映像の動きが不連続にな
ってしまう。上記リアルタイム性を保つために提唱され
ているのがIEEE1394フォーマットである。IEEE1394フォ
ーマットは最大データ転送レート100Mバイト/秒乃
至400Mバイト/秒が実現でき、デジタル映像機器と
パーソナルコンピュータとの接続が可能とされている。
l and Electronics Engineers)1394という新しいデー
タ伝送フォーマットが提唱されつつある。例えばデジタ
ルビデオカメラやデジタルスチルカメラで撮影したデジ
タル映像データを伝送する際、従来の伝送方式ではリア
ルタイム性が保てないために、映像の動きが不連続にな
ってしまう。上記リアルタイム性を保つために提唱され
ているのがIEEE1394フォーマットである。IEEE1394フォ
ーマットは最大データ転送レート100Mバイト/秒乃
至400Mバイト/秒が実現でき、デジタル映像機器と
パーソナルコンピュータとの接続が可能とされている。
【0004】さらに、遠隔地の情報センターより配信さ
れてきたデータを受信して、受信したデータを記録媒体
に記録する記録装置が考えられる。この場合、情報セン
ターから伝送されてくるデータは、圧縮されたオーディ
オデータがメインデータとされ、上記メインデータに関
連するプログラム名や製作者のプロフィールのテキスト
データが、上記メインデータに付加されたサブデータが
伝送される。さらに、上記サブデータには、伝送される
楽曲に関連する例えば製作者の写真や楽曲をイメージさ
せるような静止画像を所定の圧縮形態で圧縮して含める
ことが考えられる。上記記録装置において、遠隔地の情
報センターより伝送されるメインデータだけでなく、そ
れに付加して伝送されるサブデータも記録媒体に記録
し、また再生できれば便利である。
れてきたデータを受信して、受信したデータを記録媒体
に記録する記録装置が考えられる。この場合、情報セン
ターから伝送されてくるデータは、圧縮されたオーディ
オデータがメインデータとされ、上記メインデータに関
連するプログラム名や製作者のプロフィールのテキスト
データが、上記メインデータに付加されたサブデータが
伝送される。さらに、上記サブデータには、伝送される
楽曲に関連する例えば製作者の写真や楽曲をイメージさ
せるような静止画像を所定の圧縮形態で圧縮して含める
ことが考えられる。上記記録装置において、遠隔地の情
報センターより伝送されるメインデータだけでなく、そ
れに付加して伝送されるサブデータも記録媒体に記録
し、また再生できれば便利である。
【0005】そこで、従来のオーディオ専用のMDのフォ
ーマットを拡張することで、オーディオデータだけでな
く、画像データやテキストデータを記録できるようにし
た拡張MDフォーマットが提案されている。
ーマットを拡張することで、オーディオデータだけでな
く、画像データやテキストデータを記録できるようにし
た拡張MDフォーマットが提案されている。
【0006】この拡張MDフォーマットを利用して、例え
ば、IEEE1394シリアルバス(以下、単に、1394バスと称
する)によりミニディスク装置と接続されたIRD(Integ
rated Receiver Decoder)により受信したデータを13
94バスを介して、ミニディスクに記録し、ミニディスク
に記録した音楽データを、1394バスを介して、IRDに供
給し、そこに接続されているテレビジョン受像機から再
生させることが考えられる。
ば、IEEE1394シリアルバス(以下、単に、1394バスと称
する)によりミニディスク装置と接続されたIRD(Integ
rated Receiver Decoder)により受信したデータを13
94バスを介して、ミニディスクに記録し、ミニディスク
に記録した音楽データを、1394バスを介して、IRDに供
給し、そこに接続されているテレビジョン受像機から再
生させることが考えられる。
【0007】このような場合、IRDは、ミニディスクか
ら、音楽データをダウンロードするだけでなく、MDクリ
ップデータもダウンロードし、音楽の再生に付随して、
歌詞なども表示させるようにすることができる。
ら、音楽データをダウンロードするだけでなく、MDクリ
ップデータもダウンロードし、音楽の再生に付随して、
歌詞なども表示させるようにすることができる。
【0008】IRDは、音楽データとMDクリップデータと
を、まとめてダウンロードすることも考えられる。しか
しながら、そのようにすると、IRDに、比較的大きな記
憶容量を有するメモリを用意しておく必要が生じ、IRD
がコスト高となる。
を、まとめてダウンロードすることも考えられる。しか
しながら、そのようにすると、IRDに、比較的大きな記
憶容量を有するメモリを用意しておく必要が生じ、IRD
がコスト高となる。
【0009】そこで、例えば、図1に示すように、n曲
目と(n+1)曲目の間の曲間部(n曲目のデータの終
点Eと(n+1)曲目の開始点Sとの間)のタイミングに
おいて、(n+1)曲目のMDクリップデータをダウンロ
ードし、(n+1)曲目の楽曲の再生を開始すると同時
に、予めダウンロードしておいたMDクリップデータを再
生し、IRDに接続されているテレビジョン受像機に表示
させるようにすることができる。
目と(n+1)曲目の間の曲間部(n曲目のデータの終
点Eと(n+1)曲目の開始点Sとの間)のタイミングに
おいて、(n+1)曲目のMDクリップデータをダウンロ
ードし、(n+1)曲目の楽曲の再生を開始すると同時
に、予めダウンロードしておいたMDクリップデータを再
生し、IRDに接続されているテレビジョン受像機に表示
させるようにすることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような場合、IRD
は、ミニディスク装置のn曲目の再生が終了したか否か
を検出し、n曲目の再生が終了したことを検出したと
き、ミニディスク装置に対して、次の(n+1)曲目の
音楽データに対応するMDクリップデータの転送をミニデ
ィスク装置に要求するようにすることができる。
は、ミニディスク装置のn曲目の再生が終了したか否か
を検出し、n曲目の再生が終了したことを検出したと
き、ミニディスク装置に対して、次の(n+1)曲目の
音楽データに対応するMDクリップデータの転送をミニデ
ィスク装置に要求するようにすることができる。
【0011】ミニディスク装置がn曲目の再生を終了し
たか否かを検知するために、IRDは、所定の周期(例え
ば、500ms)で、1394バスを介して、ミニディスク装
置に対して、Status Pollingコマンドを転送するよう
にすることができる。図1(B)の例においては、時刻
t1,t2,・・・において、IRDがミニディスク装置に
対して、このStatus Pollingコマンドを出力してい
る。このコマンドを受信したミニディスク装置は、現在
の自分自身の状態をResponseとして、IRDに1394バスを
介して通知する。図1の例においては、時刻t1乃至t4
のタイミングにおけるコマンドに対して、ミニディスク
装置は、現在再生中であることを表すResponseをIRDに
返すことになる。しかしながら時刻t5のタイミングに
おいては、曲間部であるから、ミニディスク装置は、現
在の状態が停止状態であることがIRDに通知することに
なる。
たか否かを検知するために、IRDは、所定の周期(例え
ば、500ms)で、1394バスを介して、ミニディスク装
置に対して、Status Pollingコマンドを転送するよう
にすることができる。図1(B)の例においては、時刻
t1,t2,・・・において、IRDがミニディスク装置に
対して、このStatus Pollingコマンドを出力してい
る。このコマンドを受信したミニディスク装置は、現在
の自分自身の状態をResponseとして、IRDに1394バスを
介して通知する。図1の例においては、時刻t1乃至t4
のタイミングにおけるコマンドに対して、ミニディスク
装置は、現在再生中であることを表すResponseをIRDに
返すことになる。しかしながら時刻t5のタイミングに
おいては、曲間部であるから、ミニディスク装置は、現
在の状態が停止状態であることがIRDに通知することに
なる。
【0012】この通知を受け取ったIRDは、次に、(n
+1)曲目の音楽データに対応するMDクリップデータの
転送をミニディスク装置に要求し、その転送を受けたと
き、それを再生しつつ、(n+1)曲目の音楽データの
再生をミニディスク装置に要求する。そして、(n+
1)曲目の音楽を再生しつつ、MDクリップデータに対応
する歌詞などの画像がテレビジョン受像機に表示され
る。
+1)曲目の音楽データに対応するMDクリップデータの
転送をミニディスク装置に要求し、その転送を受けたと
き、それを再生しつつ、(n+1)曲目の音楽データの
再生をミニディスク装置に要求する。そして、(n+
1)曲目の音楽を再生しつつ、MDクリップデータに対応
する歌詞などの画像がテレビジョン受像機に表示され
る。
【0013】しかしながら、図1に示したように、曲間
部の長さが上記した、Status Pollingコマンドの周期
より長い場合には、支障はないのであるが、例えば、図
2に示すように、n曲目と(n+1)曲目の曲間部の長
さが、Status Pollingコマンドの周期(図2(B)にお
ける時刻tiと時刻t(i+1)の間隔)よりも短いと
き、曲間部のタイミングをうまく検出できない場合があ
る。
部の長さが上記した、Status Pollingコマンドの周期
より長い場合には、支障はないのであるが、例えば、図
2に示すように、n曲目と(n+1)曲目の曲間部の長
さが、Status Pollingコマンドの周期(図2(B)にお
ける時刻tiと時刻t(i+1)の間隔)よりも短いと
き、曲間部のタイミングをうまく検出できない場合があ
る。
【0014】図2の例において、時刻t3のタイミング
で、ミニディスク装置は、まだn曲目の音楽データを再
生中であるが、時刻t3と時刻t4の間に曲間部が発生
し、時刻t4のタイミングにおいては、次の(n+1)
曲目の音楽データの再生が開始されてしまう。従って、
ミニディスク装置は、時刻t3のタイミングは、n曲目
の再生中であることをIRDに通知するのであるが、時刻
t4のタイミングのStatusPollingコマンドに対しては、
(n+1)曲目の音楽データを再生中であることを通知
する。従って、時刻t4のタイミングにおいて、IRDは、
現在再生中の音楽データの曲番号がそれまで再生してい
た音楽データの曲番号と異なるところから、その間に、
曲間が存在していたことを検知することができる。
で、ミニディスク装置は、まだn曲目の音楽データを再
生中であるが、時刻t3と時刻t4の間に曲間部が発生
し、時刻t4のタイミングにおいては、次の(n+1)
曲目の音楽データの再生が開始されてしまう。従って、
ミニディスク装置は、時刻t3のタイミングは、n曲目
の再生中であることをIRDに通知するのであるが、時刻
t4のタイミングのStatusPollingコマンドに対しては、
(n+1)曲目の音楽データを再生中であることを通知
する。従って、時刻t4のタイミングにおいて、IRDは、
現在再生中の音楽データの曲番号がそれまで再生してい
た音楽データの曲番号と異なるところから、その間に、
曲間が存在していたことを検知することができる。
【0015】そこでこの時刻t4のタイミングにおい
て、IRDは、ミニディスク装置に対して、(n+1)曲
目のMDクリップデータの転送を要求するのであるが、そ
の時、すでに(n+1)曲目の音楽データの再生が既に
開始されてしまっているので、その再生が中断され、MD
クリップデータのダウンロードが完了したとき、再び、
(n+1)曲目の先頭から音楽が再生されることにな
る。その結果、視聴者は、違和感を覚えることになる。
て、IRDは、ミニディスク装置に対して、(n+1)曲
目のMDクリップデータの転送を要求するのであるが、そ
の時、すでに(n+1)曲目の音楽データの再生が既に
開始されてしまっているので、その再生が中断され、MD
クリップデータのダウンロードが完了したとき、再び、
(n+1)曲目の先頭から音楽が再生されることにな
る。その結果、視聴者は、違和感を覚えることになる。
【0016】さらにまた、従来のミニディスク装置は、
現在再生中のトラックから1トラックだけ先または後の
トラックに移行することはできるが、任意の数の複数の
トラックだけ先または後に直接移行することができな
い。そこで、n本だけトラックを移行させる場合、IRD
は、トラック移行のコマンドをn回発行しなければなら
なかった。
現在再生中のトラックから1トラックだけ先または後の
トラックに移行することはできるが、任意の数の複数の
トラックだけ先または後に直接移行することができな
い。そこで、n本だけトラックを移行させる場合、IRD
は、トラック移行のコマンドをn回発行しなければなら
なかった。
【0017】従って、複数トラック先または後に移行す
るのに、長い時間がかかり、迅速な再生が困難となる課
題があった。
るのに、長い時間がかかり、迅速な再生が困難となる課
題があった。
【0018】本発明は、このような状況に鑑がみてなさ
れたものであり、ユーザに違和感を覚えさせることな
く、かつ迅速に、次の曲を再生することができるように
するものである。
れたものであり、ユーザに違和感を覚えさせることな
く、かつ迅速に、次の曲を再生することができるように
するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、主情報と、主情報に付随する副情報が記録さ
れている情報記録媒体を再生する情報再生装置が接続さ
れる情報処理装置において、情報再生装置から副情報を
取り込む第1の取り込み手段と、情報再生装置に、1つ
の主情報の再生が終了したとき、再生動作を停止させる
モードの設定を要求する第1の要求手段と、情報再生装
置から主情報を取り込む第2の取り込み手段と、情報再
生装置に、再生中の主情報を、指定された主情報に移行
させるように要求する第2の要求手段とを備えることを
特徴とする。
理装置は、主情報と、主情報に付随する副情報が記録さ
れている情報記録媒体を再生する情報再生装置が接続さ
れる情報処理装置において、情報再生装置から副情報を
取り込む第1の取り込み手段と、情報再生装置に、1つ
の主情報の再生が終了したとき、再生動作を停止させる
モードの設定を要求する第1の要求手段と、情報再生装
置から主情報を取り込む第2の取り込み手段と、情報再
生装置に、再生中の主情報を、指定された主情報に移行
させるように要求する第2の要求手段とを備えることを
特徴とする。
【0020】前記情報再生装置は、IEEE1394バスを介し
て接続させ、第1の要求手段には、Configureコマンド
で、Repeat Modeを1曲だけの再生することを要求さ
せ、第2の要求手段には、Searchコマンドで、所定のト
ラックを指定してTrack Moveを要求させるようにするこ
とができる。
て接続させ、第1の要求手段には、Configureコマンド
で、Repeat Modeを1曲だけの再生することを要求さ
せ、第2の要求手段には、Searchコマンドで、所定のト
ラックを指定してTrack Moveを要求させるようにするこ
とができる。
【0021】前記再生中の主情報が、最後の主情報であ
るか否かを判定する判定手段と、判定手段により、再生
中の主情報が、最後の主情報であると判定された場合、
第1の要求手段による要求に基づくモードの設定の解除
を、情報再生装置に要求する第3の要求手段とをさらに
設け、第2の要求手段は、判定手段により、再生中の主
情報が、最後の主情報ではないと判定された場合に、要
求を行うようにすることができる。
るか否かを判定する判定手段と、判定手段により、再生
中の主情報が、最後の主情報であると判定された場合、
第1の要求手段による要求に基づくモードの設定の解除
を、情報再生装置に要求する第3の要求手段とをさらに
設け、第2の要求手段は、判定手段により、再生中の主
情報が、最後の主情報ではないと判定された場合に、要
求を行うようにすることができる。
【0022】請求項4に記載の情報処理方法は、主情報
と、主情報に付随する副情報が記録されている情報記録
媒体を再生する情報再生装置が接続される情報処理装置
の情報処理方法において、情報再生装置から副情報を取
り込む第1の取り込みステップと、情報再生装置に、1
つの主情報の再生が終了したとき、再生動作を停止させ
るモードの設定を要求する第1の要求ステップと、情報
再生装置から主情報を取り込む第2の取り込みステップ
と、情報再生装置に、再生中の主情報を、指定された主
情報に移行させるように要求する第2の要求ステップと
を含むことを特徴とする。
と、主情報に付随する副情報が記録されている情報記録
媒体を再生する情報再生装置が接続される情報処理装置
の情報処理方法において、情報再生装置から副情報を取
り込む第1の取り込みステップと、情報再生装置に、1
つの主情報の再生が終了したとき、再生動作を停止させ
るモードの設定を要求する第1の要求ステップと、情報
再生装置から主情報を取り込む第2の取り込みステップ
と、情報再生装置に、再生中の主情報を、指定された主
情報に移行させるように要求する第2の要求ステップと
を含むことを特徴とする。
【0023】請求項5に記載の記録媒体のプログラム
は、主情報と、主情報に付随する副情報が記録されてい
る情報記録媒体を再生する情報再生装置が接続される情
報処理装置を制御するプログラムにおいて、情報再生装
置から副情報を取り込む第1の取り込みステップと、情
報再生装置に、1つの主情報の再生が終了したとき、再
生動作を停止させるモードの設定を要求する第1の要求
ステップと、情報再生装置から主情報を取り込む第2の
取り込みステップと、情報再生装置に、再生中の主情報
を、指定された主情報に移行させるように要求する第2
の要求ステップとを含むことを特徴とする。
は、主情報と、主情報に付随する副情報が記録されてい
る情報記録媒体を再生する情報再生装置が接続される情
報処理装置を制御するプログラムにおいて、情報再生装
置から副情報を取り込む第1の取り込みステップと、情
報再生装置に、1つの主情報の再生が終了したとき、再
生動作を停止させるモードの設定を要求する第1の要求
ステップと、情報再生装置から主情報を取り込む第2の
取り込みステップと、情報再生装置に、再生中の主情報
を、指定された主情報に移行させるように要求する第2
の要求ステップとを含むことを特徴とする。
【0024】請求項1に記載の情報処理装置、請求項4
に記載の情報処理方法、および請求項5に記載の記録媒
体のプログラムにおいては、1つの主情報の再生が終了
したとき、再生動作を停止させるモードの設定が要求さ
れるとともに、再生中の主情報を、指定された主情報に
移行するように要求される。
に記載の情報処理方法、および請求項5に記載の記録媒
体のプログラムにおいては、1つの主情報の再生が終了
したとき、再生動作を停止させるモードの設定が要求さ
れるとともに、再生中の主情報を、指定された主情報に
移行するように要求される。
【0025】
【発明の実施の形態】図3は、本発明が適用された音楽
コンテンツ配信システムの全体構成を示すものである。
この図に示すように、デジタル衛星放送の地上局1に
は、テレビジョン番組素材サーバ6からのテレビジョン
番組放送の素材、楽曲素材サーバ7からの楽曲データの
素材、音声付加情報サーバ8からの音声付加情報、並び
に、GUI(Graphical User Interface:グラフィカルユ
ーザインタフェース)データサーバ9からのGUIデータ
が送られる。
コンテンツ配信システムの全体構成を示すものである。
この図に示すように、デジタル衛星放送の地上局1に
は、テレビジョン番組素材サーバ6からのテレビジョン
番組放送の素材、楽曲素材サーバ7からの楽曲データの
素材、音声付加情報サーバ8からの音声付加情報、並び
に、GUI(Graphical User Interface:グラフィカルユ
ーザインタフェース)データサーバ9からのGUIデータ
が送られる。
【0026】テレビジョン番組素材サーバ6は、通常の
音楽放送番組の素材を提供するサーバである。このテレ
ビジョン番組素材サーバ6から送られてくる音楽放送の
素材は、動画および音声であり、通常の音楽放送番組で
は、例えば、新曲紹介のプロモーション用の動画と音声
が放送されたり、最新のヒット曲のカウントダウンが放
送されたりする。
音楽放送番組の素材を提供するサーバである。このテレ
ビジョン番組素材サーバ6から送られてくる音楽放送の
素材は、動画および音声であり、通常の音楽放送番組で
は、例えば、新曲紹介のプロモーション用の動画と音声
が放送されたり、最新のヒット曲のカウントダウンが放
送されたりする。
【0027】楽曲素材サーバ7は、オーディオチャンネ
ルを使用して、オーディオ番組を提供するサーバであ
る。このオーディオ番組の素材は音声のみである。この
楽曲素材サーバ7は、複数のオーディオチャンネルのオ
ーディオ番組の素材を地上局1へ送る。各オーディオチ
ャンネルの番組放送では、それぞれ、同一の楽曲が所定
の単位時間繰り返して放送される。各オーディオチャン
ネルは、それぞれ、独立しており、その利用方法は種々
のものが考えられる。例えば、1つのオーディオチャン
ネルでは、最新の日本のポップスの中の推薦曲を所定時
間繰り返して放送し、他のオーディオチャンネルでは、
最新のアメリカンポップスの中の推薦曲を所定時間繰り
返して放送し、さらに他のオーディオチャンネルでは、
ジャズの中から推薦曲を所定時間繰り返して放送する。
また、同じアーティストの複数の楽曲をそれぞれのオー
ディオチャンネルに分けて繰り返して放送しても良い。
ルを使用して、オーディオ番組を提供するサーバであ
る。このオーディオ番組の素材は音声のみである。この
楽曲素材サーバ7は、複数のオーディオチャンネルのオ
ーディオ番組の素材を地上局1へ送る。各オーディオチ
ャンネルの番組放送では、それぞれ、同一の楽曲が所定
の単位時間繰り返して放送される。各オーディオチャン
ネルは、それぞれ、独立しており、その利用方法は種々
のものが考えられる。例えば、1つのオーディオチャン
ネルでは、最新の日本のポップスの中の推薦曲を所定時
間繰り返して放送し、他のオーディオチャンネルでは、
最新のアメリカンポップスの中の推薦曲を所定時間繰り
返して放送し、さらに他のオーディオチャンネルでは、
ジャズの中から推薦曲を所定時間繰り返して放送する。
また、同じアーティストの複数の楽曲をそれぞれのオー
ディオチャンネルに分けて繰り返して放送しても良い。
【0028】音声付加情報サーバ8は、楽曲素材サーバ
7から出力される楽曲の歌詞やジャケット情報を提供す
るものである。
7から出力される楽曲の歌詞やジャケット情報を提供す
るものである。
【0029】GUIデータサーバ9は、配信される楽曲の
リストページや各楽曲の情報ページの画面を形成するた
めのデータを提供するものである。詳細は後で説明する
が、本発明が適用されたシステムでは、画面上のGUIの
操作により、配信される楽曲の歌詞やアーティストのコ
ンサート情報等を画面に表示させることができる。ま
た、画面上のGUIの操作により、楽曲の選択、ダウンロ
ードおよびその予約等を行うことができる。GUIデータ
サーバ9からは、そのためのデータが送られる。なお、
このGUIデータには、例えばMHEG(Multimedia and Hype
rmedia Information Coding Experts Group)方式が用
いられる。
リストページや各楽曲の情報ページの画面を形成するた
めのデータを提供するものである。詳細は後で説明する
が、本発明が適用されたシステムでは、画面上のGUIの
操作により、配信される楽曲の歌詞やアーティストのコ
ンサート情報等を画面に表示させることができる。ま
た、画面上のGUIの操作により、楽曲の選択、ダウンロ
ードおよびその予約等を行うことができる。GUIデータ
サーバ9からは、そのためのデータが送られる。なお、
このGUIデータには、例えばMHEG(Multimedia and Hype
rmedia Information Coding Experts Group)方式が用
いられる。
【0030】地上局1は前述した、テレビジョン番組素
材サーバ6からの音楽番組放送の素材となるビデオデー
タおよびオーディオデータ、楽曲素材サーバ7からのオ
ーディオチャンネルの素材となるオーディオデータ、音
声付加情報サーバ8からの音声付加情報、並びに、GUI
データサーバ9からのGUIデータとを多重化して送信す
る。このとき、テレビジョン番組放送のビデオデータ
は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2方
式により圧縮され、テレビジョン番組放送のオーディオ
データはMPEG2オーディオ方式により圧縮される。各オ
ーディオチャンネルのオーディオデータは、2つの異な
る方式、例えばMPEG2オーディオ方式とATRAC(Adaptiv
e Transform Acoustic Coding)方式により圧縮され
る。また、これらのデータは多重化の際、キー情報サー
バ10からのキー情報を用いて暗号化される。
材サーバ6からの音楽番組放送の素材となるビデオデー
タおよびオーディオデータ、楽曲素材サーバ7からのオ
ーディオチャンネルの素材となるオーディオデータ、音
声付加情報サーバ8からの音声付加情報、並びに、GUI
データサーバ9からのGUIデータとを多重化して送信す
る。このとき、テレビジョン番組放送のビデオデータ
は、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2方
式により圧縮され、テレビジョン番組放送のオーディオ
データはMPEG2オーディオ方式により圧縮される。各オ
ーディオチャンネルのオーディオデータは、2つの異な
る方式、例えばMPEG2オーディオ方式とATRAC(Adaptiv
e Transform Acoustic Coding)方式により圧縮され
る。また、これらのデータは多重化の際、キー情報サー
バ10からのキー情報を用いて暗号化される。
【0031】地上局1からの信号は、衛星2を介して各
家庭の受信設備3で受信される。衛星2には複数のトラ
ンスポンダが搭載されている。1つのトランスポンダは
例えば30Mbpsの伝送能力を有している。各家庭の受信
設備3としては、パラボラアンテナ11、IRD(Integra
ted Receiver Decoder )12、ミニディスク装置1
3、並びに、テレビジョンジョン受像機14が用意され
る。
家庭の受信設備3で受信される。衛星2には複数のトラ
ンスポンダが搭載されている。1つのトランスポンダは
例えば30Mbpsの伝送能力を有している。各家庭の受信
設備3としては、パラボラアンテナ11、IRD(Integra
ted Receiver Decoder )12、ミニディスク装置1
3、並びに、テレビジョンジョン受像機14が用意され
る。
【0032】衛星2を介して送られてきた信号はパラボ
ラアンテナ11で受信される。この受信信号がパラボラ
アンテナ11に取り付けられたLNB(Low Noise Block D
ownconverter )15で所定の周波数に変換され、IRD1
2に供給される。
ラアンテナ11で受信される。この受信信号がパラボラ
アンテナ11に取り付けられたLNB(Low Noise Block D
ownconverter )15で所定の周波数に変換され、IRD1
2に供給される。
【0033】IRD12は受信信号から所定のチャンネル
の信号を選択し、ビデオデータおよびオーディオデータ
の復調を行う。また、IRD12は、配信される楽曲のリ
ストページ、各楽曲の情報ページ、EPG用の画面などを
形成する。そして、IRD12の出力はテレビジョンジョ
ン受像機14に供給される。
の信号を選択し、ビデオデータおよびオーディオデータ
の復調を行う。また、IRD12は、配信される楽曲のリ
ストページ、各楽曲の情報ページ、EPG用の画面などを
形成する。そして、IRD12の出力はテレビジョンジョ
ン受像機14に供給される。
【0034】IRD12は、ミニディスク装置13とIEC95
8ファーマットの光ファイバ16と、IEEE1394シリアル
バス17を介して、ミニディスク装置13と接続されて
いる。ミニディスク装置13はダウンロードされたオー
ディオデータを保存するためのものである。例えば、ミ
ニディスク装置13は、DATレコーダ/プレーヤ、DVDレ
コーダ/プレーヤ等に代えることができる。また、ミニ
ディスク装置13に代えて、パーソナルコンピュータを
用い、そのハードディスクやCD-Rにオーディオデータを
保存することも可能である。
8ファーマットの光ファイバ16と、IEEE1394シリアル
バス17を介して、ミニディスク装置13と接続されて
いる。ミニディスク装置13はダウンロードされたオー
ディオデータを保存するためのものである。例えば、ミ
ニディスク装置13は、DATレコーダ/プレーヤ、DVDレ
コーダ/プレーヤ等に代えることができる。また、ミニ
ディスク装置13に代えて、パーソナルコンピュータを
用い、そのハードディスクやCD-Rにオーディオデータを
保存することも可能である。
【0035】IRD12は、例えば電話回線4を介して課
金サーバ5と接続されている。IRD12には、各種情報
が記憶されるICカード64(後述する図8参照)が挿入
される。楽曲のオーディオデータのダウンロードが行わ
れると、そのダウンロードにより発生する課金に関する
情報がICカード64に記憶される。このICカード64の
情報は電話回線4を介して課金サーバ5に送られる。課
金サーバ5は、この情報から適切な課金を行い、視聴者
に請求する。このように、適切な課金を行うことによ
り、ダウンロードされる楽曲の著作権を保護することが
できる。
金サーバ5と接続されている。IRD12には、各種情報
が記憶されるICカード64(後述する図8参照)が挿入
される。楽曲のオーディオデータのダウンロードが行わ
れると、そのダウンロードにより発生する課金に関する
情報がICカード64に記憶される。このICカード64の
情報は電話回線4を介して課金サーバ5に送られる。課
金サーバ5は、この情報から適切な課金を行い、視聴者
に請求する。このように、適切な課金を行うことによ
り、ダウンロードされる楽曲の著作権を保護することが
できる。
【0036】このように、本発明が適用されたシステム
では、地上局1は、テレビジョン番組素材サーバ6から
の音楽番組放送の素材となるビデオデータおよびオーデ
ィオデータ、楽曲素材サーバ7からのオーディオチャン
ネルの素材となるオーディオデータ、音声付加情報サー
バ8からの音声付加情報データ、並びに、GUIデータサ
ーバ9からのGUIデータを多重化して送信している。そ
して、各家庭の受信設備3でこの放送を受信すると、音
楽番組が見られる他、送られてきたGUIデータに基づい
てGUI画面が表示される。このGUI画面を見ながら必要な
操作を行うと、各楽曲についての情報ページを見ること
ができ、また、各楽曲についての試聴を行うことができ
る。さらに、GUI画面を見ながら必要な操作を行うこと
で、所望の楽曲のオーディオデータをダウンロードし
て、ミニディスク装置13に記憶することができる。
では、地上局1は、テレビジョン番組素材サーバ6から
の音楽番組放送の素材となるビデオデータおよびオーデ
ィオデータ、楽曲素材サーバ7からのオーディオチャン
ネルの素材となるオーディオデータ、音声付加情報サー
バ8からの音声付加情報データ、並びに、GUIデータサ
ーバ9からのGUIデータを多重化して送信している。そ
して、各家庭の受信設備3でこの放送を受信すると、音
楽番組が見られる他、送られてきたGUIデータに基づい
てGUI画面が表示される。このGUI画面を見ながら必要な
操作を行うと、各楽曲についての情報ページを見ること
ができ、また、各楽曲についての試聴を行うことができ
る。さらに、GUI画面を見ながら必要な操作を行うこと
で、所望の楽曲のオーディオデータをダウンロードし
て、ミニディスク装置13に記憶することができる。
【0037】次に、受信設備3における視聴者の操作に
ついて、さらに詳細に説明する。各家庭の受信設備3で
この放送を受信すると、テレビジョンジョン受像機14
に、図4に示すような画面が表示される。画面の左上部
のテレビジョン番組表示エリア21Aには、テレビジョ
ン番組素材サーバ6から提供された音楽番組に基づく動
画像が表示される。画面の右上部には、オーディオチャ
ンネルで放送されている各チャンネルの楽曲のリスト2
1Bが表示される。また、画面の左下にはテキスト表示
エリア21Cとジャケット表示エリア21Dが設定され
る。さらに、画面の右側には歌詞表示ボタン22、プロ
フィール表示ボタン23、情報表示ボタン24、予約録
音ボタン25、予約済一覧表示ボタン26、録音履歴表
示ボタン27、およびダウンロードボタン28が表示さ
れる。
ついて、さらに詳細に説明する。各家庭の受信設備3で
この放送を受信すると、テレビジョンジョン受像機14
に、図4に示すような画面が表示される。画面の左上部
のテレビジョン番組表示エリア21Aには、テレビジョ
ン番組素材サーバ6から提供された音楽番組に基づく動
画像が表示される。画面の右上部には、オーディオチャ
ンネルで放送されている各チャンネルの楽曲のリスト2
1Bが表示される。また、画面の左下にはテキスト表示
エリア21Cとジャケット表示エリア21Dが設定され
る。さらに、画面の右側には歌詞表示ボタン22、プロ
フィール表示ボタン23、情報表示ボタン24、予約録
音ボタン25、予約済一覧表示ボタン26、録音履歴表
示ボタン27、およびダウンロードボタン28が表示さ
れる。
【0038】視聴者は、このリスト21Bに表示されて
いる楽曲名を見ながら、興味のある楽曲を探していく。
そして、興味のある楽曲を見つけたら、IRD12に付属
するリモートコマンダ65(図8参照)の矢印キーを操
作してその楽曲にカーソルを合わせた後、リモートコマ
ンダのエンターキー(図示せず)を押す。これによっ
て、カーソルを合わせた楽曲を試聴することができる。
すなわち、各オーディオチャンネルでは、所定の単位時
間中、同一の楽曲が繰り返し放送されているので、テレ
ビジョン番組表示エリア21Aの画面はそのままで、そ
の楽曲のオーディオチャンネルに切り換えられ、その楽
曲を聞くことができる。この時、ジャケット表示エリア
21Dにはその楽曲のMDジャケットの静止画像が表示さ
れる。
いる楽曲名を見ながら、興味のある楽曲を探していく。
そして、興味のある楽曲を見つけたら、IRD12に付属
するリモートコマンダ65(図8参照)の矢印キーを操
作してその楽曲にカーソルを合わせた後、リモートコマ
ンダのエンターキー(図示せず)を押す。これによっ
て、カーソルを合わせた楽曲を試聴することができる。
すなわち、各オーディオチャンネルでは、所定の単位時
間中、同一の楽曲が繰り返し放送されているので、テレ
ビジョン番組表示エリア21Aの画面はそのままで、そ
の楽曲のオーディオチャンネルに切り換えられ、その楽
曲を聞くことができる。この時、ジャケット表示エリア
21Dにはその楽曲のMDジャケットの静止画像が表示さ
れる。
【0039】この状態で歌詞表示ボタン22にカーソル
を合わせ、エンターキーを押す(以下、ボタンにカーソ
ルを合わせ、エンターキーを押す操作を、単にボタンを
押すという)と、テキスト表示エリア21Cに、楽曲の
歌詞がオーディオデータと同期したタイミングで表示さ
れる。同様に、プロフィール表示ボタン23あるいは情
報表示ボタン24を押すと、楽曲に対応するアーティス
トのプロフィールあるいはコンサート情報等がテキスト
表示エリア21Cに表示される。このように、視聴者
は、現在どのような楽曲が配信されているのかを知るこ
とができ、各楽曲についての詳細な情報を知ることがで
きる。
を合わせ、エンターキーを押す(以下、ボタンにカーソ
ルを合わせ、エンターキーを押す操作を、単にボタンを
押すという)と、テキスト表示エリア21Cに、楽曲の
歌詞がオーディオデータと同期したタイミングで表示さ
れる。同様に、プロフィール表示ボタン23あるいは情
報表示ボタン24を押すと、楽曲に対応するアーティス
トのプロフィールあるいはコンサート情報等がテキスト
表示エリア21Cに表示される。このように、視聴者
は、現在どのような楽曲が配信されているのかを知るこ
とができ、各楽曲についての詳細な情報を知ることがで
きる。
【0040】視聴者は試聴した楽曲を購入したい場合に
は、ダウンロードボタン28を押す。ダウンロードボタ
ン28が押されると、選択された楽曲のオーディオデー
タがダウンロードされ、ミニディスク装置13に記憶さ
れる。楽曲のオーディオデータと共に、その歌詞デー
タ、アーティストのプロフィール情報、ジャケットの静
止画データ等をダウンロードすることもできる。楽曲が
ダウンロードされる毎にその課金情報がIRD12内のIC
カード64に記憶される。ICカード64に記憶された情
報は、例えば1カ月に一度ずつ、課金サーバ5に吸い上
げられ、課金される。これによって、ダウンロードされ
る楽曲の著作権を保護することができる。
は、ダウンロードボタン28を押す。ダウンロードボタ
ン28が押されると、選択された楽曲のオーディオデー
タがダウンロードされ、ミニディスク装置13に記憶さ
れる。楽曲のオーディオデータと共に、その歌詞デー
タ、アーティストのプロフィール情報、ジャケットの静
止画データ等をダウンロードすることもできる。楽曲が
ダウンロードされる毎にその課金情報がIRD12内のIC
カード64に記憶される。ICカード64に記憶された情
報は、例えば1カ月に一度ずつ、課金サーバ5に吸い上
げられ、課金される。これによって、ダウンロードされ
る楽曲の著作権を保護することができる。
【0041】また、視聴者はあらかじめダウンロードの
予約を行いたい場合には、予約録音ボタン25を押す。
このボタンを押すと、GUI画面が切り換わり、予約が可
能な楽曲のリストが画面全体に表示される。このリスト
には、1時間単位、1週間単位、ジャンル単位等で検索
した楽曲を表示することか可能である。視聴者はこのリ
ストの中からダウンロードの予約を行いたい楽曲を選択
すると、その情報がIRD12内に登録される。そして、
すでにダウンロードの予約を行った楽曲を確認したい場
合には、予約済一覧表示ボタン26を押すことにより、
予約済一覧を画面全体に表示させることができる。この
ようにして予約された楽曲は、予約時刻になるとIRD1
2によりダウンロードされ、ミニディスク装置13に記
憶される。
予約を行いたい場合には、予約録音ボタン25を押す。
このボタンを押すと、GUI画面が切り換わり、予約が可
能な楽曲のリストが画面全体に表示される。このリスト
には、1時間単位、1週間単位、ジャンル単位等で検索
した楽曲を表示することか可能である。視聴者はこのリ
ストの中からダウンロードの予約を行いたい楽曲を選択
すると、その情報がIRD12内に登録される。そして、
すでにダウンロードの予約を行った楽曲を確認したい場
合には、予約済一覧表示ボタン26を押すことにより、
予約済一覧を画面全体に表示させることができる。この
ようにして予約された楽曲は、予約時刻になるとIRD1
2によりダウンロードされ、ミニディスク装置13に記
憶される。
【0042】視聴者はダウンロードを行った楽曲につい
て確認したい場合には、録音履歴ボタン27を押すこと
により、既にダウンロードを行った楽曲のリストを画面
全体に表示させることかできる。
て確認したい場合には、録音履歴ボタン27を押すこと
により、既にダウンロードを行った楽曲のリストを画面
全体に表示させることかできる。
【0043】このように、本発明が適用されたシステム
の受信設備3では、テレビジョンジョン受像機14のGU
I画面上に楽曲のリストが表示される。そして、このGUI
画面上の表示にしたがって楽曲を選択すると、その楽曲
を試聴することができ、その楽曲の歌詞やアーティスト
のプロフィール等を知ることができる。さらに、楽曲の
ダウンロードとその予約、ダウンロードの履歴や予約済
楽曲リストの表示等を行うことかできる。
の受信設備3では、テレビジョンジョン受像機14のGU
I画面上に楽曲のリストが表示される。そして、このGUI
画面上の表示にしたがって楽曲を選択すると、その楽曲
を試聴することができ、その楽曲の歌詞やアーティスト
のプロフィール等を知ることができる。さらに、楽曲の
ダウンロードとその予約、ダウンロードの履歴や予約済
楽曲リストの表示等を行うことかできる。
【0044】以上、説明したように、本発明が適用され
た音楽コンテンツ配信システムでは、音楽放送番組が配
信されると共に、複数のオーディオチャンネルを使用し
て楽曲のオーディオデータが配信される。そして、配信
されている楽曲のリスト等を使用して所望の楽曲を探
し、そのオーディオデータをミニディスク装置13に簡
単に保存することができる。以下、このようなシステム
について、さらに詳述する。
た音楽コンテンツ配信システムでは、音楽放送番組が配
信されると共に、複数のオーディオチャンネルを使用し
て楽曲のオーディオデータが配信される。そして、配信
されている楽曲のリスト等を使用して所望の楽曲を探
し、そのオーディオデータをミニディスク装置13に簡
単に保存することができる。以下、このようなシステム
について、さらに詳述する。
【0045】図5は本発明が適用された音楽コンテンツ
配信システムにおける地上局1の構成を示すものであ
る。
配信システムにおける地上局1の構成を示すものであ
る。
【0046】TV番組素材サーバ6乃至GUIデータサーバ
9からのデータは、それぞれ、TV番組素材登録システム
31乃至GUI用素材登録システム34に登録される。テ
レビジョン番組素材登録システム31からの素材データ
はAVサーバ35に登録される。この素材データはビデオ
データとオーディオデータである。AVサーバ35に登録
されたデータは、テレビジョン番組送出システム39に
送られ、ここでビデオデータは例えばMPEG2方式で圧縮
され、オーディオデータは例えばMPEG2オーディオ方式
により圧縮され、パケット化される。テレビジョン番組
送出システム39の出力はマルチプレクサ44に送られ
る。
9からのデータは、それぞれ、TV番組素材登録システム
31乃至GUI用素材登録システム34に登録される。テ
レビジョン番組素材登録システム31からの素材データ
はAVサーバ35に登録される。この素材データはビデオ
データとオーディオデータである。AVサーバ35に登録
されたデータは、テレビジョン番組送出システム39に
送られ、ここでビデオデータは例えばMPEG2方式で圧縮
され、オーディオデータは例えばMPEG2オーディオ方式
により圧縮され、パケット化される。テレビジョン番組
送出システム39の出力はマルチプレクサ44に送られ
る。
【0047】また、楽曲素材登録システム32からのオ
ーディオデータは、MPEG2オーディオエンコーダ36A
およびATRACエンコーダ36Bに供給され、各々エンコ
ードされた後、MPEGオーディオサーバ40AおよびATRA
Cオーディオサーバ40Bに登録される。MPEGオーディ
オサーバ40Aに登録されたMPEGオーディオデータは、
MPEGオーディオ送出システム43Aに送られ、ここでパ
ケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。AT
RACオーディオサーバ40Bに登録されたATRACデータ
は、ATRACオーディオ送出システム43Bに4倍速ATRAC
データとして送られ、ここでパケット化された後、マル
チプレクサ44に送られる。
ーディオデータは、MPEG2オーディオエンコーダ36A
およびATRACエンコーダ36Bに供給され、各々エンコ
ードされた後、MPEGオーディオサーバ40AおよびATRA
Cオーディオサーバ40Bに登録される。MPEGオーディ
オサーバ40Aに登録されたMPEGオーディオデータは、
MPEGオーディオ送出システム43Aに送られ、ここでパ
ケット化された後、マルチプレクサ44に送られる。AT
RACオーディオサーバ40Bに登録されたATRACデータ
は、ATRACオーディオ送出システム43Bに4倍速ATRAC
データとして送られ、ここでパケット化された後、マル
チプレクサ44に送られる。
【0048】さらに、音声付加情報登録システム33か
らの音声付加情報(楽曲の歌詞情報等)は、音声付加情
報データベース37に登録される。音声付加情報データ
ベース37に登録された音声付加情報は、音声付加情報
送出システム41に送られ、ここでパケット化された
後、マルチプレクサ44に送られる。
らの音声付加情報(楽曲の歌詞情報等)は、音声付加情
報データベース37に登録される。音声付加情報データ
ベース37に登録された音声付加情報は、音声付加情報
送出システム41に送られ、ここでパケット化された
後、マルチプレクサ44に送られる。
【0049】また、GUI用素材登録システム34からのG
UIデータは、GUI素材データベース38に登録される。G
UI素材データベース38に登録されたGUI素材データ
は、GUIオーサリングシステム42に送られ、ここでGUI
用の画面のデータが処理され、パケット化された後、マ
ルチプレクサ44に送られる。ここで、GUI素材データ
にはジャケットの静止画情報、アーティストのコンサー
ト情報等が含まれるが、静止画情報は例えばJPEG(Joint
Photographic Experts Group)方式で圧縮された640
×480ピクセル、コンサート情報は例えば800文字
以内のテキストデータとされ、それぞれパケット化され
る。
UIデータは、GUI素材データベース38に登録される。G
UI素材データベース38に登録されたGUI素材データ
は、GUIオーサリングシステム42に送られ、ここでGUI
用の画面のデータが処理され、パケット化された後、マ
ルチプレクサ44に送られる。ここで、GUI素材データ
にはジャケットの静止画情報、アーティストのコンサー
ト情報等が含まれるが、静止画情報は例えばJPEG(Joint
Photographic Experts Group)方式で圧縮された640
×480ピクセル、コンサート情報は例えば800文字
以内のテキストデータとされ、それぞれパケット化され
る。
【0050】マルチプレクサ44においては、テレビジ
ョン番組送出システム39からのビデオパケットおよび
オーディオパケット、MPEGオーディオ送出システム43
Aからのオーディオパケット、ATRACオーディオ送出シ
ステム43Bからの4倍速オーディオパケット、音声付
加情報送出システム41からの音声付加情報パケット、
並びに、GUIオーサリングシステム42からのGUIデータ
パケットが、時間軸多重化されると共に、キー情報サー
バ10(図3)からのキー情報を用いて暗号化される。
ョン番組送出システム39からのビデオパケットおよび
オーディオパケット、MPEGオーディオ送出システム43
Aからのオーディオパケット、ATRACオーディオ送出シ
ステム43Bからの4倍速オーディオパケット、音声付
加情報送出システム41からの音声付加情報パケット、
並びに、GUIオーサリングシステム42からのGUIデータ
パケットが、時間軸多重化されると共に、キー情報サー
バ10(図3)からのキー情報を用いて暗号化される。
【0051】マルチプレクサ44の出力は電波送出シス
テム45に送られ、ここで誤り訂正符号の付加、変調、
および周波数変換等の処理が施された後、アンテナから
衛星2に向けて送信される。
テム45に送られ、ここで誤り訂正符号の付加、変調、
および周波数変換等の処理が施された後、アンテナから
衛星2に向けて送信される。
【0052】図6は地上局1から送信されるデータの一
例を示すものである。なお、この図に示す各データは実
際には時間軸多重化されている。図6に示すように、時
刻t1 から時刻t2 の間が1つのイベントとされ、時刻
t2から次のイベントとされる。イベントとは楽曲のラ
インナップを変える単位であって、30分または1時間
を単位とするのが普通である。例えば、最新ヒット曲の
トップ20の20位から11位を先のイベントで放送
し、10位から1位を後のイベントで放送すること等が
考えられる。
例を示すものである。なお、この図に示す各データは実
際には時間軸多重化されている。図6に示すように、時
刻t1 から時刻t2 の間が1つのイベントとされ、時刻
t2から次のイベントとされる。イベントとは楽曲のラ
インナップを変える単位であって、30分または1時間
を単位とするのが普通である。例えば、最新ヒット曲の
トップ20の20位から11位を先のイベントで放送
し、10位から1位を後のイベントで放送すること等が
考えられる。
【0053】図6に示すように、時刻t1 から時刻t2
のイベントでは、通常の動画の番組放送で、所定の内容
A1を有する音楽番組が放送されている。また、時刻t
2 から始まるイベントでは、所定の内容A2を有する音
楽番組が放送されている。この通常の音楽番組で放送さ
れているのは、動画と音声である。
のイベントでは、通常の動画の番組放送で、所定の内容
A1を有する音楽番組が放送されている。また、時刻t
2 から始まるイベントでは、所定の内容A2を有する音
楽番組が放送されている。この通常の音楽番組で放送さ
れているのは、動画と音声である。
【0054】オーディオチャンネルは、例えば、チャン
ルCH1からCH10の10チャンネル分用意される。この
とき、各オーディオチャンネルCH1、CH2、CH3、・・
・CH10では、1つのイベントの間、同一の楽曲が繰り
返して送信される。すなわち、時刻t1から時刻t2 の
イベントでは、オーディオチャンネルCH1では、楽曲B
1が繰り返して送信され、オーディオチャンネルCH2で
は楽曲C1が繰り返して送信され、以下、同様にオーデ
ィオチャンネルCH10では楽曲K1が繰り返して送信さ
れる。時刻t2から始まるイベントでは、オーディオチ
ャンネルCH1では、楽曲B2が繰り返して送信され、オ
ーディオチャンネルCH2では楽曲C2が繰り返して送信
され、以下、同様にオーディオチャンネルCH10では楽
曲K2が繰り返して送信される。これは、MPEGオーディ
オチャンネルおよび4倍速ATRACオーディオチャンネル
に共通である。
ルCH1からCH10の10チャンネル分用意される。この
とき、各オーディオチャンネルCH1、CH2、CH3、・・
・CH10では、1つのイベントの間、同一の楽曲が繰り
返して送信される。すなわち、時刻t1から時刻t2 の
イベントでは、オーディオチャンネルCH1では、楽曲B
1が繰り返して送信され、オーディオチャンネルCH2で
は楽曲C1が繰り返して送信され、以下、同様にオーデ
ィオチャンネルCH10では楽曲K1が繰り返して送信さ
れる。時刻t2から始まるイベントでは、オーディオチ
ャンネルCH1では、楽曲B2が繰り返して送信され、オ
ーディオチャンネルCH2では楽曲C2が繰り返して送信
され、以下、同様にオーディオチャンネルCH10では楽
曲K2が繰り返して送信される。これは、MPEGオーディ
オチャンネルおよび4倍速ATRACオーディオチャンネル
に共通である。
【0055】つまり、図6において、MPEGオーディオチ
ャンネルと4倍速ATRACオーディオチャンネルのチャン
ネル番号である( )内の数字が同じものは同じ楽曲に
関するものである。また、音声付加情報のチャンネル番
号である( )内の数字は、同じチャンネル番号を有す
るオーディオデータに付加されている音声付加情報であ
る。さらに、GUIデータとして伝送される静止画データ
やテキストデータも各チャンネル毎に形成される。これ
らのデータは、図7(A)乃至(D)に示すように、MP
EG2のトランスポートパケット内で時分割多重化されて
送信され、図7(E)乃至(H)に示すように、IRD1
2内では各データパケットのヘッダ情報を用いて再構築
される。
ャンネルと4倍速ATRACオーディオチャンネルのチャン
ネル番号である( )内の数字が同じものは同じ楽曲に
関するものである。また、音声付加情報のチャンネル番
号である( )内の数字は、同じチャンネル番号を有す
るオーディオデータに付加されている音声付加情報であ
る。さらに、GUIデータとして伝送される静止画データ
やテキストデータも各チャンネル毎に形成される。これ
らのデータは、図7(A)乃至(D)に示すように、MP
EG2のトランスポートパケット内で時分割多重化されて
送信され、図7(E)乃至(H)に示すように、IRD1
2内では各データパケットのヘッダ情報を用いて再構築
される。
【0056】次に、各家庭の受信設備3について説明す
る。
る。
【0057】図3に示したように、各家庭の受信設備と
してはパラボラアンテナ11、IRD12、ミニディスク
装置13、並びにテレビジョンジョン受像機14が用意
される。ここでは、ミニディスク装置13は、IEEE1394
対応のMDレコーダ/プレーヤとされ、これとIRD12と
がIEEE1394バス17で接続されている。また、ミニディ
スク装置13とIRD12は、IEC958ファーマットの光フ
ァイバ16でも接続されている。そして、このミニディ
スク装置13は、IRD12で選択した楽曲のオーディオ
データと共に、そのジャケットデータおよび歌詞データ
を含むテキストデータ(MDクリップデータ)を蓄積する
ことができる。
してはパラボラアンテナ11、IRD12、ミニディスク
装置13、並びにテレビジョンジョン受像機14が用意
される。ここでは、ミニディスク装置13は、IEEE1394
対応のMDレコーダ/プレーヤとされ、これとIRD12と
がIEEE1394バス17で接続されている。また、ミニディ
スク装置13とIRD12は、IEC958ファーマットの光フ
ァイバ16でも接続されている。そして、このミニディ
スク装置13は、IRD12で選択した楽曲のオーディオ
データと共に、そのジャケットデータおよび歌詞データ
を含むテキストデータ(MDクリップデータ)を蓄積する
ことができる。
【0058】図8はIRD12の構成の一例を示すもので
ある。このIRD12は外部端子あるいはインタフェース
として、入力端子T1、アナログビデオ出力端子T2、
アナログオーディオ出力端子T3,T4、光デジタル出
力インタフェース57、IEEE1394インタフェース60、
マンマシンインタフェース61、ICカードスロット6
2、およびモデム63を備えている。
ある。このIRD12は外部端子あるいはインタフェース
として、入力端子T1、アナログビデオ出力端子T2、
アナログオーディオ出力端子T3,T4、光デジタル出
力インタフェース57、IEEE1394インタフェース60、
マンマシンインタフェース61、ICカードスロット6
2、およびモデム63を備えている。
【0059】入力端子T1はLNB15で所定の周波数に
変換された受信信号が入力される端子である。アナログ
ビデオ出力端子T2はアナログビデオ信号をテレビジョ
ンジョン受像機14に供給する端子である。アナログオ
ーディオ出力端子T3はアナログオーディオ信号をテレ
ビジョンジョン受像機14に供給する端子であり、アナ
ログオーディオ出力端子T4はアナログオーディオ信号
をアナログ入力のミニディスク装置13に供給する端子
である。光デジタル出力インタフェース57は、IEC958
に準拠したものであって、PCMオーディオデータを光フ
ァイバケーブル16を介して授受する。IEEE1394インタ
フェース60は、ビデオデータ、オーディオデータおよ
び各種コマンド等をIEEE1394バス17を介して授受す
る。
変換された受信信号が入力される端子である。アナログ
ビデオ出力端子T2はアナログビデオ信号をテレビジョ
ンジョン受像機14に供給する端子である。アナログオ
ーディオ出力端子T3はアナログオーディオ信号をテレ
ビジョンジョン受像機14に供給する端子であり、アナ
ログオーディオ出力端子T4はアナログオーディオ信号
をアナログ入力のミニディスク装置13に供給する端子
である。光デジタル出力インタフェース57は、IEC958
に準拠したものであって、PCMオーディオデータを光フ
ァイバケーブル16を介して授受する。IEEE1394インタ
フェース60は、ビデオデータ、オーディオデータおよ
び各種コマンド等をIEEE1394バス17を介して授受す
る。
【0060】マンマシンインタフェース61はユーザに
よるリモートコマンダ(以下、リモコンという)65か
らの入力を制御用CPU58に送る。ICカードスロット6
2にはICカード64が挿入される。モデム63は電話回
線4を介して課金サーバ5と接続される。
よるリモートコマンダ(以下、リモコンという)65か
らの入力を制御用CPU58に送る。ICカードスロット6
2にはICカード64が挿入される。モデム63は電話回
線4を介して課金サーバ5と接続される。
【0061】チューナ51は制御用CPU58からの設定
信号に基づいて、端子T1から供給される受信信号の中
から所定の受信周波数の信号を選択し、さらに復調と誤
り訂正処理を施して、MPEGトランスポートストリームを
出力する。デスクランブラ52は、チューナ51からMP
EGトランスポートストリームの入力を受け、ICカード6
4に記憶されているデスクランブル用の鍵データを、IC
カードスロット62と制御用CPU58を介して受け取
り、この鍵データを用いてデスクランブルを行う。
信号に基づいて、端子T1から供給される受信信号の中
から所定の受信周波数の信号を選択し、さらに復調と誤
り訂正処理を施して、MPEGトランスポートストリームを
出力する。デスクランブラ52は、チューナ51からMP
EGトランスポートストリームの入力を受け、ICカード6
4に記憶されているデスクランブル用の鍵データを、IC
カードスロット62と制御用CPU58を介して受け取
り、この鍵データを用いてデスクランブルを行う。
【0062】トランスポートIC53は、ユーザがリモコ
ン65から入力した指令をマンマシンインタフェース6
1と制御用CPU58とを介して受け取り、トランスポー
トストリームの中から所望のテレビジョン番組のMPEGビ
デオデータとMPEGオーディオデータを抽出する。MPEGビ
デオデコーダ55は、トランスポートIC53から供給さ
れるMPEGビデオデータをデータ圧縮前のビデオデータに
変換(デコード)する。このMPEGビデオデコーダ55は
また、グラフィックス機能を有し、制御用CPU58から
の信号を画像信号に変換する。MPEGオーディオデコーダ
54は、トランスポートIC53から供給されるMPEGオー
ディオデータを、データ圧縮前のオーディオデータ(PC
Mオーディオデータ)に変換する。DAコンバータ56
は、MPEGオーディオデコーダ54またはトランスポート
IC53から供給されるオーディオデータを、アナログオ
ーディオ信号に変換する。スイッチSW1はDAコンバータ
56から供給されるアナログオーディオ信号をアナログ
オーディオ出力端子T3,T4に選択的に供給する。
ン65から入力した指令をマンマシンインタフェース6
1と制御用CPU58とを介して受け取り、トランスポー
トストリームの中から所望のテレビジョン番組のMPEGビ
デオデータとMPEGオーディオデータを抽出する。MPEGビ
デオデコーダ55は、トランスポートIC53から供給さ
れるMPEGビデオデータをデータ圧縮前のビデオデータに
変換(デコード)する。このMPEGビデオデコーダ55は
また、グラフィックス機能を有し、制御用CPU58から
の信号を画像信号に変換する。MPEGオーディオデコーダ
54は、トランスポートIC53から供給されるMPEGオー
ディオデータを、データ圧縮前のオーディオデータ(PC
Mオーディオデータ)に変換する。DAコンバータ56
は、MPEGオーディオデコーダ54またはトランスポート
IC53から供給されるオーディオデータを、アナログオ
ーディオ信号に変換する。スイッチSW1はDAコンバータ
56から供給されるアナログオーディオ信号をアナログ
オーディオ出力端子T3,T4に選択的に供給する。
【0063】制御用CPU58は、メインメモリ59に記
憶されているプログラムやデータに従って、IRD12全
体の制御を行う。制御用CPU58は、ユーザがリモコン
65を用いて入力した指令を、マンマシンインタフェー
ス61を介して受け取る。さらに、制御用CPU58には
モデム63が接続されている。課金に必要な情報はICカ
ード64に記憶される。このICカード64の情報は、モ
デム63を用いて電話回線4を介して、課金サーバ5
(図3)に送られる。また、制御用CPU58はトランス
ポートストリームの中から、図6に示した音声付加情報
とGUIデータを取り込む。そして、これらのデータに基
づいて、リストページの画面や各楽曲の歌詞や情報ペー
ジの画面、あるいはEPG用の画面データを形成する。こ
のようにして形成された画面データは、MPEGビデオデコ
ーダ55内のバッファメモリの所定のエリアに書き込ま
れる。これにより、図4に示したように、画面上の指定
のエリアに、放送されてくる楽曲のリストページや各楽
曲の歌詞や情報ページの画面、あるいはEPG用の画面を
表示させることができる。
憶されているプログラムやデータに従って、IRD12全
体の制御を行う。制御用CPU58は、ユーザがリモコン
65を用いて入力した指令を、マンマシンインタフェー
ス61を介して受け取る。さらに、制御用CPU58には
モデム63が接続されている。課金に必要な情報はICカ
ード64に記憶される。このICカード64の情報は、モ
デム63を用いて電話回線4を介して、課金サーバ5
(図3)に送られる。また、制御用CPU58はトランス
ポートストリームの中から、図6に示した音声付加情報
とGUIデータを取り込む。そして、これらのデータに基
づいて、リストページの画面や各楽曲の歌詞や情報ペー
ジの画面、あるいはEPG用の画面データを形成する。こ
のようにして形成された画面データは、MPEGビデオデコ
ーダ55内のバッファメモリの所定のエリアに書き込ま
れる。これにより、図4に示したように、画面上の指定
のエリアに、放送されてくる楽曲のリストページや各楽
曲の歌詞や情報ページの画面、あるいはEPG用の画面を
表示させることができる。
【0064】次に、図8に示したIRD12の音楽コンテ
ンツの受信時の動作を説明する。
ンツの受信時の動作を説明する。
【0065】図8に示したIRD12において、これまで
説明した音楽コンテンツ配信システムのチャンネルをユ
ーザが選択すると、テレビジョンジョン受像機14の画
面上に図4に示したようなGUI画面が表示される。
説明した音楽コンテンツ配信システムのチャンネルをユ
ーザが選択すると、テレビジョンジョン受像機14の画
面上に図4に示したようなGUI画面が表示される。
【0066】この時、端子T1に入力された受信信号
は、チューナ51に供給される。チューナ51では、制
御用CPU58からの設定信号に基づいて、受信信号の中
から所定受信周波数の信号が選択され、さらに復調と誤
り訂正処理が施されて、MPEGトランスポートストリーム
が出力される。
は、チューナ51に供給される。チューナ51では、制
御用CPU58からの設定信号に基づいて、受信信号の中
から所定受信周波数の信号が選択され、さらに復調と誤
り訂正処理が施されて、MPEGトランスポートストリーム
が出力される。
【0067】チューナ51の出力はデスクランブラ52
に供給される。デスクランブラ52には、ICカード64
に記憶されているデスクランブル用の鍵データがICカー
ドスロット62と制御用CPU58を介して入力され、こ
の鍵データを用いてMPEGトランスポートストリームのデ
スクランブルが行われる。デスクランブルされたMPEGト
ランスポートストリームはトランスポートIC53に送ら
れる。
に供給される。デスクランブラ52には、ICカード64
に記憶されているデスクランブル用の鍵データがICカー
ドスロット62と制御用CPU58を介して入力され、こ
の鍵データを用いてMPEGトランスポートストリームのデ
スクランブルが行われる。デスクランブルされたMPEGト
ランスポートストリームはトランスポートIC53に送ら
れる。
【0068】トランスポートIC53には、ユーザがリモ
コン64から入力した指令がマンマシンインタフェース
61と制御用CPU58とを介して入力される。そして、
その指令にしたがって、トランスポートストリームの中
から所望のテレビジョン番組のMPEGビデオデータとMPEG
オーディオデータが抽出され、それぞれMPEGビデオデコ
ーダ55とMPEGオーディオ54デコーダに送られる。
コン64から入力した指令がマンマシンインタフェース
61と制御用CPU58とを介して入力される。そして、
その指令にしたがって、トランスポートストリームの中
から所望のテレビジョン番組のMPEGビデオデータとMPEG
オーディオデータが抽出され、それぞれMPEGビデオデコ
ーダ55とMPEGオーディオ54デコーダに送られる。
【0069】MPEGビデオデコーダ55に送られたMPEGビ
デオデータは、ここでデータ圧縮前のビデオデータに変
換され、次にNTSC変換ブロック57でコンポジットビデ
オ信号に変換された後、アナログビデオ出力端子T2か
らテレビジョンジョン受像機14へ出力される。MPEGオ
ーディオデコーダ54に送られたMPEGオーディオデータ
はここでデータ圧縮前のオーディオデータに変換され、
次にDAコンバータ56でアナログオーディオ信号に変換
された後、アナログオーディオ出力端子T3からテレビ
ジョンジョン受像機14へ出力される。
デオデータは、ここでデータ圧縮前のビデオデータに変
換され、次にNTSC変換ブロック57でコンポジットビデ
オ信号に変換された後、アナログビデオ出力端子T2か
らテレビジョンジョン受像機14へ出力される。MPEGオ
ーディオデコーダ54に送られたMPEGオーディオデータ
はここでデータ圧縮前のオーディオデータに変換され、
次にDAコンバータ56でアナログオーディオ信号に変換
された後、アナログオーディオ出力端子T3からテレビ
ジョンジョン受像機14へ出力される。
【0070】図4に示したGUI画面上の楽曲のリスト2
1Bにより楽曲が選択され、その楽曲のオーディオデー
タを試聴する場合には、トランスポートIC53からMPEG
オーディオデータが抽出され、MPEGオーディオデコーダ
54でデコードされ、DAコンバータ56でデジタル/ア
ナログ変換された後、スイッチSW1を通って、アナログ
オーディオ出力端子T3からテレビジョンジョン受像機
14(図3)のスピーカ(図示せず)へ出力される。
1Bにより楽曲が選択され、その楽曲のオーディオデー
タを試聴する場合には、トランスポートIC53からMPEG
オーディオデータが抽出され、MPEGオーディオデコーダ
54でデコードされ、DAコンバータ56でデジタル/ア
ナログ変換された後、スイッチSW1を通って、アナログ
オーディオ出力端子T3からテレビジョンジョン受像機
14(図3)のスピーカ(図示せず)へ出力される。
【0071】また、図4に示したGUI画面上でダウンロ
ードボタン28が押され、オーディオデータをダウンロ
ードする際には、トランスポートIC53からオーディオ
データが抽出され、アナログオーディオ出力端子T4、
光デジタル出力インタフェース57、またはIEEE1394イ
ンタフェース60からオーディオデータが出力される。
ードボタン28が押され、オーディオデータをダウンロ
ードする際には、トランスポートIC53からオーディオ
データが抽出され、アナログオーディオ出力端子T4、
光デジタル出力インタフェース57、またはIEEE1394イ
ンタフェース60からオーディオデータが出力される。
【0072】すなわち、例えば、トランスポートIC53
において4倍速ATRACデータが抽出され、IEEE1394イン
タフェース60を介して、ミニディスク装置13に送出
される。また、この時、トランスポートIC53において
JPEG方式で圧縮されているジャケットデータが抽出さ
れ、IEEE1394インタフェース60を介してミニディスク
装置13に送出される。さらに、この時、トランスポー
トIC53において、歌詞やアーティストのプロフィール
等のテキストデータ(MDクリップデータ)が抽出され、
IEEE1394インタフェース60から、IEEE1394バス17を
介して、ミニディスク装置13に送出される。
において4倍速ATRACデータが抽出され、IEEE1394イン
タフェース60を介して、ミニディスク装置13に送出
される。また、この時、トランスポートIC53において
JPEG方式で圧縮されているジャケットデータが抽出さ
れ、IEEE1394インタフェース60を介してミニディスク
装置13に送出される。さらに、この時、トランスポー
トIC53において、歌詞やアーティストのプロフィール
等のテキストデータ(MDクリップデータ)が抽出され、
IEEE1394インタフェース60から、IEEE1394バス17を
介して、ミニディスク装置13に送出される。
【0073】以下、IEEE1394バス17の伝送フォーマッ
トに関して説明する。
トに関して説明する。
【0074】IEEE1394が有するデータ転送モードには、
アイソクロナス(Isochronous )転送モードとアシンク
ロナス(Asynchronous)転送モードの2つのモードがあ
る。アイソクロナス転送モードにおいては、125μsec毎
に、一定量のパッケトの送受信が保証されており、この
モードは、ビデオデータやオーディオデータなどの転送
に適している。アシンクロナス転送モードは、アイソク
ロナス転送モードに比較して優先順位が下がり、ファイ
ル転送に適している。アシンクロナス転送は非同期転送
であり、アイソクロナス転送は同期転送である。前述し
たとおり、IEEE1394では、データ転送単位は125μsecで
ある。このデータ転送単位内には、ヘッダとしてのサイ
クルマスターデータ、アイソクロナスデータ部、並び
に、アシンクロナスデータ部が含まれる。アシンクロナ
ス伝送は一対一の伝送で通信する相手は決まっている
が、アシンクロナス伝送はデータの送り先を決定しない
一対多の伝送を行うことも可能である。
アイソクロナス(Isochronous )転送モードとアシンク
ロナス(Asynchronous)転送モードの2つのモードがあ
る。アイソクロナス転送モードにおいては、125μsec毎
に、一定量のパッケトの送受信が保証されており、この
モードは、ビデオデータやオーディオデータなどの転送
に適している。アシンクロナス転送モードは、アイソク
ロナス転送モードに比較して優先順位が下がり、ファイ
ル転送に適している。アシンクロナス転送は非同期転送
であり、アイソクロナス転送は同期転送である。前述し
たとおり、IEEE1394では、データ転送単位は125μsecで
ある。このデータ転送単位内には、ヘッダとしてのサイ
クルマスターデータ、アイソクロナスデータ部、並び
に、アシンクロナスデータ部が含まれる。アシンクロナ
ス伝送は一対一の伝送で通信する相手は決まっている
が、アシンクロナス伝送はデータの送り先を決定しない
一対多の伝送を行うことも可能である。
【0075】光デジタル出力インタフェース57を介し
てミニディスク装置13にデータを転送する場合には、
トランスポートIC53においてMPEGオーディオデータが
抽出され、そのMPEGオーディオデータがMPEGオーディオ
デコーダ54でデコードされ、ミニディスク装置13に
送出される。
てミニディスク装置13にデータを転送する場合には、
トランスポートIC53においてMPEGオーディオデータが
抽出され、そのMPEGオーディオデータがMPEGオーディオ
デコーダ54でデコードされ、ミニディスク装置13に
送出される。
【0076】図9に上記IEC958フォーマットでの伝送形
態を示す。図9(A)は、光ファイバ16で実際に伝送
される信号を示しており、サンプリング周波数でサンプ
リングされた1サンプルが1フレームとされ、この1フ
レームが伝送の基本単位とされる。上記1フレームは左
チャンネルのデータと右チャンネルのデータが対となっ
て1フレームとして伝送される。各チャンネルに対応す
るデータはサブフレームと称され、図9(B)にそのデ
ータ構造を示す。
態を示す。図9(A)は、光ファイバ16で実際に伝送
される信号を示しており、サンプリング周波数でサンプ
リングされた1サンプルが1フレームとされ、この1フ
レームが伝送の基本単位とされる。上記1フレームは左
チャンネルのデータと右チャンネルのデータが対となっ
て1フレームとして伝送される。各チャンネルに対応す
るデータはサブフレームと称され、図9(B)にそのデ
ータ構造を示す。
【0077】サブフレームは32ビットのデータで構成
され、先頭の4ビットはプリアンブルとされ、同期およ
びサブフレームの識別に用いられる。続く4ビットは予
備ビット(AUX)として使用され、続く20ビットにメ
インデータであるデジタルオーディオデータDAが配置さ
れる。続く4ビットは制御信号として用いられており、
V,U,C,Pとして各1ビットづつ配される。
され、先頭の4ビットはプリアンブルとされ、同期およ
びサブフレームの識別に用いられる。続く4ビットは予
備ビット(AUX)として使用され、続く20ビットにメ
インデータであるデジタルオーディオデータDAが配置さ
れる。続く4ビットは制御信号として用いられており、
V,U,C,Pとして各1ビットづつ配される。
【0078】Vビットは有効フラグであり、この有効フ
ラグが“0”であるとき、対応するサブフレームのデー
タは有効とされ、この有効フラグが“1”であるとき、
対応するサブフレームのデータは無効とされる。データ
の受信側である記録装置はこのVビットを用いて伝送さ
れるデータの有効性について判別する。
ラグが“0”であるとき、対応するサブフレームのデー
タは有効とされ、この有効フラグが“1”であるとき、
対応するサブフレームのデータは無効とされる。データ
の受信側である記録装置はこのVビットを用いて伝送さ
れるデータの有効性について判別する。
【0079】Uビットはユーザデータと呼ばれ、上記サ
ブデータに含まれるUビットを平均1176ビット集め
(換言すると1176サブフレームに含まれるUビット
を抽出し)、サブコードが生成される。上記生成された
サブコードはCD上のTOC(Table of Contents )領域に
記録されているサブコードと同じ形態が採用されてい
る。
ブデータに含まれるUビットを平均1176ビット集め
(換言すると1176サブフレームに含まれるUビット
を抽出し)、サブコードが生成される。上記生成された
サブコードはCD上のTOC(Table of Contents )領域に
記録されているサブコードと同じ形態が採用されてい
る。
【0080】Cビットはチャンネルステータスデータで
あり、各サブフレームに含まれるCビットを抽出し、1
フレームのチャンネルステータスデータが生成される。
このチャンネルステータスデータにより、データの送信
側の機器(データ再生装置)の家庭用/業務用の識別
子、著作権保護のための識別子、エンファシスの有無、
ダビングの回数を示す世代情報、データの送信側の機器
カテゴリーコード(送信側の機器の種別を示す識別
子)、チャンネルデータ、サンプリング周波数情報等が
管理されている。
あり、各サブフレームに含まれるCビットを抽出し、1
フレームのチャンネルステータスデータが生成される。
このチャンネルステータスデータにより、データの送信
側の機器(データ再生装置)の家庭用/業務用の識別
子、著作権保護のための識別子、エンファシスの有無、
ダビングの回数を示す世代情報、データの送信側の機器
カテゴリーコード(送信側の機器の種別を示す識別
子)、チャンネルデータ、サンプリング周波数情報等が
管理されている。
【0081】また、Pビットはパリティビットとされ、
本方式の場合には偶数パリティーが適用されており、上
記サブフレームのデータに対応するエラー検出に用いら
れる。
本方式の場合には偶数パリティーが適用されており、上
記サブフレームのデータに対応するエラー検出に用いら
れる。
【0082】アナログオーディオ出力端子T4からミニ
ディスク装置13にデータが転送される場合には、トラ
ンスポートIC53においてMPEGオーディオデータが抽出
され、MPEGオーディオデコーダ54でデコードされ、さ
らにDAコンバータ56でデジタル/アナログ変換された
後、スイッチSW1を通ってアナログオーディオ出力端子
T4から、ミニディスク装置13に送出される。
ディスク装置13にデータが転送される場合には、トラ
ンスポートIC53においてMPEGオーディオデータが抽出
され、MPEGオーディオデコーダ54でデコードされ、さ
らにDAコンバータ56でデジタル/アナログ変換された
後、スイッチSW1を通ってアナログオーディオ出力端子
T4から、ミニディスク装置13に送出される。
【0083】図10はミニディスク装置13の構成の一
例を示すブロック図である。このミニディスク装置13
はIEEE1394インタフェース71 、光デジタル入力イン
タフェース72、アナログオーディオ入力端子T12、
並びに、アナログオーディオ出力端子T13を備えてい
る。
例を示すブロック図である。このミニディスク装置13
はIEEE1394インタフェース71 、光デジタル入力イン
タフェース72、アナログオーディオ入力端子T12、
並びに、アナログオーディオ出力端子T13を備えてい
る。
【0084】IEEE1394インタフェース71は記録再生部
75と接続されている。光デジタル入力インタフェース
72はATRACエンコーダ74と接続されている。アナロ
グオーディオ入力端子T12はADコンバータ73と接
続され、ADコンバータ73はさらに、ATRACエンコーダ
74に接続されている。ATRACコンコーダ74は記録再
生部75と接続されている。
75と接続されている。光デジタル入力インタフェース
72はATRACエンコーダ74と接続されている。アナロ
グオーディオ入力端子T12はADコンバータ73と接
続され、ADコンバータ73はさらに、ATRACエンコーダ
74に接続されている。ATRACコンコーダ74は記録再
生部75と接続されている。
【0085】記録再生部75はまた、ATRACデコーダ7
7と接続され、ATRACデコーダ77は、IEEE1394インタ
フェース71と接続されている他、DAコンバータ78を
介して、アナログオーディオ出力端子T13と接続され
ている。記録再生部75にはディスク76がセットさ
れ、このディスク76に対して記録再生を行う。制御用
CPU79はこのミニディスク装置13の全体の制御を行
う。
7と接続され、ATRACデコーダ77は、IEEE1394インタ
フェース71と接続されている他、DAコンバータ78を
介して、アナログオーディオ出力端子T13と接続され
ている。記録再生部75にはディスク76がセットさ
れ、このディスク76に対して記録再生を行う。制御用
CPU79はこのミニディスク装置13の全体の制御を行
う。
【0086】次に、このミニディスク装置13の記録時
の動作を説明する。
の動作を説明する。
【0087】IEEE1394インタフェース71に、図8に示
したIRD12のIEEE1394インタフェース60から、IEEE1
394バス17を介してデータを転送する場合には、IEEE1
394インタフェース60から送出された楽曲のオーディ
オデータ、歌詞等のテキストデータ、およびジャケット
等の静止画データは、IEEE1394インタフェース71から
入力され、そのまま記録再生部75によってディスク7
6に記録される。図11を参照して後で説明するよう
に、この時、ディスク76上には拡張MDフォーマットに
より、各データが記録される。
したIRD12のIEEE1394インタフェース60から、IEEE1
394バス17を介してデータを転送する場合には、IEEE1
394インタフェース60から送出された楽曲のオーディ
オデータ、歌詞等のテキストデータ、およびジャケット
等の静止画データは、IEEE1394インタフェース71から
入力され、そのまま記録再生部75によってディスク7
6に記録される。図11を参照して後で説明するよう
に、この時、ディスク76上には拡張MDフォーマットに
より、各データが記録される。
【0088】光デジタル入力インタフェース72に、図
8に示したIRD12の光デジタル出力インタフェース5
7から、光ファイバ16を介してデータを転送する場合
には、光デジタル入力インタフェース72から入力され
たPCMオーディオデータは、ATRACエンコーダ74でエン
コードされた後、記録再生部75によってディスク76
に記録される。
8に示したIRD12の光デジタル出力インタフェース5
7から、光ファイバ16を介してデータを転送する場合
には、光デジタル入力インタフェース72から入力され
たPCMオーディオデータは、ATRACエンコーダ74でエン
コードされた後、記録再生部75によってディスク76
に記録される。
【0089】アナログオーディオ入力端子T12に、図
8に示したアナログオーディオ端子T4から、アナログ
ケーブルを介してデータが転送される場合には、アナロ
グオーディオ入力端子T12から入力されたアナログオ
ーディオ信号は、ADコンバータ73でアナログ/デジ
タル変換され、ATRACエンコーダ74でエンコードされ
た後、記録再生部75によってディスク76に記録され
る。
8に示したアナログオーディオ端子T4から、アナログ
ケーブルを介してデータが転送される場合には、アナロ
グオーディオ入力端子T12から入力されたアナログオ
ーディオ信号は、ADコンバータ73でアナログ/デジ
タル変換され、ATRACエンコーダ74でエンコードされ
た後、記録再生部75によってディスク76に記録され
る。
【0090】このミニディスク装置13では、IRD12
との間がIEEE1394インタフェースで接続されている場合
のみ、楽曲のオーディオデータと共にその歌詞データや
ジャケットの静止画データが記録され、光デジタルイン
タフェースでの接続またはアナログオーディオ接続の場
合には、オーディオデータのみが記録される。
との間がIEEE1394インタフェースで接続されている場合
のみ、楽曲のオーディオデータと共にその歌詞データや
ジャケットの静止画データが記録され、光デジタルイン
タフェースでの接続またはアナログオーディオ接続の場
合には、オーディオデータのみが記録される。
【0091】このように、本発明を適用したミニディス
ク装置13では、楽曲のオーディオデータと共に、その
歌詞データやジャケットデータの記録が可能である。こ
の記録は、図11に示す拡張MDフォーマットを用いるこ
とで可能になる。この図に示すように、楽曲のオーディ
オデータはATRAC方式でメインデータエリアに記録され
る。これは現行のMDフォーマットと同じである。そし
て、拡張MDフォーマットでは、さらに2.8Mバイトの
補助データ(Aux Data)エリアに、前述したジャケット
データや歌詞データ等が記録される。このフォーマット
を使用することにより、楽曲のオーディオデータと共に
ジャケットデータや歌詞データを記録することができ
る。また、現行のMDフォーマットとの互換性を維持する
ことができる。
ク装置13では、楽曲のオーディオデータと共に、その
歌詞データやジャケットデータの記録が可能である。こ
の記録は、図11に示す拡張MDフォーマットを用いるこ
とで可能になる。この図に示すように、楽曲のオーディ
オデータはATRAC方式でメインデータエリアに記録され
る。これは現行のMDフォーマットと同じである。そし
て、拡張MDフォーマットでは、さらに2.8Mバイトの
補助データ(Aux Data)エリアに、前述したジャケット
データや歌詞データ等が記録される。このフォーマット
を使用することにより、楽曲のオーディオデータと共に
ジャケットデータや歌詞データを記録することができ
る。また、現行のMDフォーマットとの互換性を維持する
ことができる。
【0092】次に、図12と図13のフローチャートを
参照して、ミニディスク装置13に記録したデータを再
生する場合の処理について説明する。IRD12の制御用C
PU58は、ステップS1において、ユーザより、ミニデ
ィスク装置13の再生が指令されるまで待機する。ユー
ザは、ミニディスク装置13に記録されている音楽デー
タの再生を指令するとき、リモコン65を操作し、再生
を指令する。この指令は、マンマシンインタフェース6
1を介して制御用CPU58に入力される。
参照して、ミニディスク装置13に記録したデータを再
生する場合の処理について説明する。IRD12の制御用C
PU58は、ステップS1において、ユーザより、ミニデ
ィスク装置13の再生が指令されるまで待機する。ユー
ザは、ミニディスク装置13に記録されている音楽デー
タの再生を指令するとき、リモコン65を操作し、再生
を指令する。この指令は、マンマシンインタフェース6
1を介して制御用CPU58に入力される。
【0093】ユーザより再生の指令が入力されたとき、
ステップS2において、制御用CPU58は、ミニディス
ク装置13に対して、メニューデータの送信を要求す
る。すなわちこのとき、制御用CPU58は、トランスポ
ートIC53,IEEE1394インタフェース60、およびIEEE
1394バス17を介して、ミニディスク装置13に、ディ
スク76に記録されている楽曲のメニューデータの送信
を要求する。
ステップS2において、制御用CPU58は、ミニディス
ク装置13に対して、メニューデータの送信を要求す
る。すなわちこのとき、制御用CPU58は、トランスポ
ートIC53,IEEE1394インタフェース60、およびIEEE
1394バス17を介して、ミニディスク装置13に、ディ
スク76に記録されている楽曲のメニューデータの送信
を要求する。
【0094】ミニディスク装置13の制御用CPU79
は、IEEE1394インタフェース71を介して、この要求を
受け取ると、記録再生部75を制御し、ディスク76に
記録されている音楽データを指定する為のメニューデー
タ(TOCデータ)を読み出ださせ、IEEE1394インタフェ
ース71を介して、送信させる。
は、IEEE1394インタフェース71を介して、この要求を
受け取ると、記録再生部75を制御し、ディスク76に
記録されている音楽データを指定する為のメニューデー
タ(TOCデータ)を読み出ださせ、IEEE1394インタフェ
ース71を介して、送信させる。
【0095】このデータは、IEEE1394バス17を介し
て、IRD12のIEEE1394インタフェース60、およびト
ランスポートIC53から制御用CPU58に供給される。
制御用CPU58は、ステップS3において、このメニュ
ーデータを受信すると、それを一旦、メインメモリ59
に記憶させる。そして、そこから読み出されたデータ
は、トランスポートIC53、MPEGビデオデコーダ55を
介してNTSC変換ブロック57に供給される。NTSC変換ブ
ロック57は、入力されたビデオ信号をNTSC方式のコン
ポジット信号に変換させる。そしてこの信号がアナログ
ビデオ信号出力端子T2からテレビジョン受像機14に
供給され、表示される。
て、IRD12のIEEE1394インタフェース60、およびト
ランスポートIC53から制御用CPU58に供給される。
制御用CPU58は、ステップS3において、このメニュ
ーデータを受信すると、それを一旦、メインメモリ59
に記憶させる。そして、そこから読み出されたデータ
は、トランスポートIC53、MPEGビデオデコーダ55を
介してNTSC変換ブロック57に供給される。NTSC変換ブ
ロック57は、入力されたビデオ信号をNTSC方式のコン
ポジット信号に変換させる。そしてこの信号がアナログ
ビデオ信号出力端子T2からテレビジョン受像機14に
供給され、表示される。
【0096】これにより、例えば、図14に示すよう
な、メニュー画像が表示される。ユーザは、この表示を
見ながら、リモコン65を操作し、再生すべき曲を指定
する。リモコン65を操作することで、所定の曲が指定
されると、その指定に対応する信号が、マンマシンイン
タフェース61を介して、制御用CPU58に入力され
る。制御用CPU58は、ステップS4において、リモコ
ン65の再生ボタン(または図14に示すメニュー画面
上の、図中三角形の図形が表示されている再生ボタン)
が操作されるまで待機し、操作されたと判定された場
合、ステップS5に進み、制御用CPU58は、指定され
た曲のMDクリップデータをダウンロードする処理を実行
する。
な、メニュー画像が表示される。ユーザは、この表示を
見ながら、リモコン65を操作し、再生すべき曲を指定
する。リモコン65を操作することで、所定の曲が指定
されると、その指定に対応する信号が、マンマシンイン
タフェース61を介して、制御用CPU58に入力され
る。制御用CPU58は、ステップS4において、リモコ
ン65の再生ボタン(または図14に示すメニュー画面
上の、図中三角形の図形が表示されている再生ボタン)
が操作されるまで待機し、操作されたと判定された場
合、ステップS5に進み、制御用CPU58は、指定され
た曲のMDクリップデータをダウンロードする処理を実行
する。
【0097】すなわち、制御用CPU58は、IEEE1394イ
ンタフェース60から、IEEE1394バス17を介して、ミ
ニディスク装置13に対して、ステップS4で指定され
た曲のMDクリップデータの転送を要求する。
ンタフェース60から、IEEE1394バス17を介して、ミ
ニディスク装置13に対して、ステップS4で指定され
た曲のMDクリップデータの転送を要求する。
【0098】ミニディスク装置13の制御用CPU79
は、IEEE1394インタフェース71を介して、この要求を
受けたとき、記録再生部75を制御し、ディスク76に
記録されている、指定された曲のMDクリップデータを再
生させる。さらに制御用CPU79は、記録再生部75に
より再生されたMDクリップデータを、IEEE1394インタフ
ェース71を介して、IRD12に転送させる。
は、IEEE1394インタフェース71を介して、この要求を
受けたとき、記録再生部75を制御し、ディスク76に
記録されている、指定された曲のMDクリップデータを再
生させる。さらに制御用CPU79は、記録再生部75に
より再生されたMDクリップデータを、IEEE1394インタフ
ェース71を介して、IRD12に転送させる。
【0099】IRD12の制御用CPU58は、MDクリップデ
ータをメインメモリ59に一旦記憶させる。また、IRD
12の制御用CPU58は、MDクリップデータのダウンロ
ード中、ステップS6において、例えば、「データを取
得中です」のメッセージを発生し、トランスポートIC5
3、およびMPEGビデオデコーダ55を介してNTSC変換ブ
ロック57に供給し、コンポジット信号に変換させ、端
子T2から、テレビジョン受像機14に出力し、表示さ
せる。これにより、例えば、図15に示すように、メニ
ュー画面上の一部に、「データを出力中です」のメッセ
ージが表示される。その結果、ユーザは、今、動作中で
あることを認識することができる。
ータをメインメモリ59に一旦記憶させる。また、IRD
12の制御用CPU58は、MDクリップデータのダウンロ
ード中、ステップS6において、例えば、「データを取
得中です」のメッセージを発生し、トランスポートIC5
3、およびMPEGビデオデコーダ55を介してNTSC変換ブ
ロック57に供給し、コンポジット信号に変換させ、端
子T2から、テレビジョン受像機14に出力し、表示さ
せる。これにより、例えば、図15に示すように、メニ
ュー画面上の一部に、「データを出力中です」のメッセ
ージが表示される。その結果、ユーザは、今、動作中で
あることを認識することができる。
【0100】次に、ステップS7において、制御用CPU
58は、MDクリップデータのダウンロードが終了するま
で待機し、終了した場合には、ステップS8に進み、ミ
ニディスク装置13に対して、Configureコマンドでrep
eat modeを「1曲再生」に切り替えるように要求す
る。Configureコマンドとは、再生、および録音の特性
を指定する(変更する)コマンドであり、Playback or
der,repeat mode,boundary operation modeの3つ
の特性のいずれかを指定することができる。
58は、MDクリップデータのダウンロードが終了するま
で待機し、終了した場合には、ステップS8に進み、ミ
ニディスク装置13に対して、Configureコマンドでrep
eat modeを「1曲再生」に切り替えるように要求す
る。Configureコマンドとは、再生、および録音の特性
を指定する(変更する)コマンドであり、Playback or
der,repeat mode,boundary operation modeの3つ
の特性のいずれかを指定することができる。
【0101】repeat modeには、次の4つのモードがあ
る。
る。
【0102】00b:指定されたリストを再生した後、
停止するモード 01b:1つの曲を再生した後、停止するモード(「1
曲再生」モード) 10b:リスト中の曲を繰り返し再生するモード 11b:1つの曲を繰り返し再生するモード なお、これらの4つのモードの内、01b,11bは、
それぞれオプショナルのモードであったが、この発明に
おいては、マンダトリのモード(すなわち全ての機器が
備えているべきモード)とされる。
停止するモード 01b:1つの曲を再生した後、停止するモード(「1
曲再生」モード) 10b:リスト中の曲を繰り返し再生するモード 11b:1つの曲を繰り返し再生するモード なお、これらの4つのモードの内、01b,11bは、
それぞれオプショナルのモードであったが、この発明に
おいては、マンダトリのモード(すなわち全ての機器が
備えているべきモード)とされる。
【0103】ミニディスク装置13の制御用CPU79
は、IRD12から、このコマンドを受け取ると、現在の
モードを上述した01bの「1曲再生」モードに切り替
える。従って、以後、制御用CPU79は、1曲の再生が
終了する度に、モードを停止モードに移行させる。
は、IRD12から、このコマンドを受け取ると、現在の
モードを上述した01bの「1曲再生」モードに切り替
える。従って、以後、制御用CPU79は、1曲の再生が
終了する度に、モードを停止モードに移行させる。
【0104】制御用CPU79は、この「1曲再生」モー
ドを設定したとき、そのモードの設定完了を、IEEE1394
インタフェース71を介して、IRD12に通知する。
ドを設定したとき、そのモードの設定完了を、IEEE1394
インタフェース71を介して、IRD12に通知する。
【0105】IRD12の制御用CPU58は、ステップS9
において、ミニディスク装置13から、このレスポンス
が入力されるまで待機し、ミニディスク装置13が「1
曲再生」モードになったと判定された時、ステップS1
0に進み、指定された曲の音楽データを、ミニディスク
装置13からダウンロードし、それを再生する処理を実
行する。
において、ミニディスク装置13から、このレスポンス
が入力されるまで待機し、ミニディスク装置13が「1
曲再生」モードになったと判定された時、ステップS1
0に進み、指定された曲の音楽データを、ミニディスク
装置13からダウンロードし、それを再生する処理を実
行する。
【0106】すなわち、制御用CPU58は、ミニディス
ク装置13に対して、指定された曲の音楽データの再生
を要求する。制御用CPU79は、この要求に対応して、
記録再生部75を制御し、ディスク76に記録されてい
る指定された曲の音楽データを再生させる。再生された
音楽データは、記録再生部75からATRACデコーダ77
に供給され、デコードされ、さらにIEC958フォーマ
ットのデータに変換され、IEEE1394インタフェース71
から、IEEE1394バス17を介して、IRD12に転送され
る。
ク装置13に対して、指定された曲の音楽データの再生
を要求する。制御用CPU79は、この要求に対応して、
記録再生部75を制御し、ディスク76に記録されてい
る指定された曲の音楽データを再生させる。再生された
音楽データは、記録再生部75からATRACデコーダ77
に供給され、デコードされ、さらにIEC958フォーマ
ットのデータに変換され、IEEE1394インタフェース71
から、IEEE1394バス17を介して、IRD12に転送され
る。
【0107】IRD12は、IEEE1394インタフェース60
で、この音楽データを取り込むと、これをトランスポー
トIC53に出力する。トランスポートIC53は、入力さ
れた音楽データをDAコンバータ56に供給する。DAコン
バータ56は、入力されたデジタルオーディオデータを
アナログオーディオ信号に変換し、スイッチSW1を介し
てアナログオーディオ出力端子T3から、テレビジョン
受像機14のスピーカに出力させる。
で、この音楽データを取り込むと、これをトランスポー
トIC53に出力する。トランスポートIC53は、入力さ
れた音楽データをDAコンバータ56に供給する。DAコン
バータ56は、入力されたデジタルオーディオデータを
アナログオーディオ信号に変換し、スイッチSW1を介し
てアナログオーディオ出力端子T3から、テレビジョン
受像機14のスピーカに出力させる。
【0108】制御用CPU58はまた、ステップS11に
おいて、MDクリップデータを再生する処理を実行する。
すなわちこのとき、制御用CPU58は、ステップS5の
処理でダウンロードされ、メインメモリ59に記憶され
た、MDクリップデータを読み出し、トランスポートIC5
3、MPEGビデオデコーダ55を介してNTSC変換ブロック
57に供給し、ビデオ信号に変換させる。NTSC変換ブロ
ック57より出力されたビデオ信号は、アナログビデオ
信号出力端子T2から、テレビジョン受像機14のCRT
(図示せず)に出力され、例えば、図16に示すよう
に、表示される。
おいて、MDクリップデータを再生する処理を実行する。
すなわちこのとき、制御用CPU58は、ステップS5の
処理でダウンロードされ、メインメモリ59に記憶され
た、MDクリップデータを読み出し、トランスポートIC5
3、MPEGビデオデコーダ55を介してNTSC変換ブロック
57に供給し、ビデオ信号に変換させる。NTSC変換ブロ
ック57より出力されたビデオ信号は、アナログビデオ
信号出力端子T2から、テレビジョン受像機14のCRT
(図示せず)に出力され、例えば、図16に示すよう
に、表示される。
【0109】このようにして、視聴者は、テレビジョン
受像機14に表示されている歌詞を見ながら、テレビジ
ョン受像機14のスピーカから出力される音楽を聴くこ
とができる。
受像機14に表示されている歌詞を見ながら、テレビジ
ョン受像機14のスピーカから出力される音楽を聴くこ
とができる。
【0110】次にステップS12に進み、制御用CPU5
8は、一定の周期(500ms)でStatus Pollingコマ
ンドをミニディスク装置13に出力し、そのモードが停
止モードになったことを確認する。すなわち、ミニディ
スク装置13は、ステップS3のIRD12からのConfigu
reコマンドに対応して、repeat modeを「1曲再生」モ
ードに切り替えている。従って、制御用CPU79は、記
録再生部70を制御し、現在再生中の曲(トラック)の
再生が完了したとき、モードを停止モードに移行させ
る。制御用CPU79は、IRD12から、Status Polling
コマンドを受け取った時、記録再生部75の動作状態を
検知し、再生中であれば、その再生中の曲の識別情報を
IEEE1394インタフェース71からIRD12に出力する。
また、記録再生部75による再生動作が停止していれ
ば、現在停止中であることを表す信号が、IEEE1394イン
タフェース71からIRD12に転送される。
8は、一定の周期(500ms)でStatus Pollingコマ
ンドをミニディスク装置13に出力し、そのモードが停
止モードになったことを確認する。すなわち、ミニディ
スク装置13は、ステップS3のIRD12からのConfigu
reコマンドに対応して、repeat modeを「1曲再生」モ
ードに切り替えている。従って、制御用CPU79は、記
録再生部70を制御し、現在再生中の曲(トラック)の
再生が完了したとき、モードを停止モードに移行させ
る。制御用CPU79は、IRD12から、Status Polling
コマンドを受け取った時、記録再生部75の動作状態を
検知し、再生中であれば、その再生中の曲の識別情報を
IEEE1394インタフェース71からIRD12に出力する。
また、記録再生部75による再生動作が停止していれ
ば、現在停止中であることを表す信号が、IEEE1394イン
タフェース71からIRD12に転送される。
【0111】そこで、IRD12の制御用CPU58は、Stat
us Pollingコマンドを500ms周期で出力し、ステッ
プS13で、ミニディスク装置13からの応答信号をモ
ニタにし、その応答信号がミニディスク装置13が停止
モードに移行したことを表しているか否かを判定し、停
止モードに移行していなければ、ステップS12に戻
り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
us Pollingコマンドを500ms周期で出力し、ステッ
プS13で、ミニディスク装置13からの応答信号をモ
ニタにし、その応答信号がミニディスク装置13が停止
モードに移行したことを表しているか否かを判定し、停
止モードに移行していなければ、ステップS12に戻
り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
【0112】Status Pollingコマンドは、一定の周期
で発行されるのであるが、ミニディスク装置13は、ス
テップS8のConfigureコマンドに対応して「1曲再
生」モードに設定されているため、Status Pollingの
周期の間に、曲間部分が終了してしまうよなことがなく
なる。その結果、常に、図1に示したように、曲間部を
確実に検出することができ、図2に示すような事態が発
生することが防止される。
で発行されるのであるが、ミニディスク装置13は、ス
テップS8のConfigureコマンドに対応して「1曲再
生」モードに設定されているため、Status Pollingの
周期の間に、曲間部分が終了してしまうよなことがなく
なる。その結果、常に、図1に示したように、曲間部を
確実に検出することができ、図2に示すような事態が発
生することが防止される。
【0113】ステップS13において、ミニディスク装
置13が停止モードに移行したと判定された場合、ステ
ップS14に進み、制御用CPU58は、ミニディスク装
置13で再生している現在のトラック(current_trac
k)が、そのディスク76の最後のトラック(last_trac
k)であるか否かを判定する。制御用CPU58は、上述し
たように、ステップS3において、メニューデータとし
て、ディスク76に記録されている全ての曲の情報を受
け取っているので、その情報から最後のトラックである
か否かを判定することができる。
置13が停止モードに移行したと判定された場合、ステ
ップS14に進み、制御用CPU58は、ミニディスク装
置13で再生している現在のトラック(current_trac
k)が、そのディスク76の最後のトラック(last_trac
k)であるか否かを判定する。制御用CPU58は、上述し
たように、ステップS3において、メニューデータとし
て、ディスク76に記録されている全ての曲の情報を受
け取っているので、その情報から最後のトラックである
か否かを判定することができる。
【0114】現在のトラックが、最後のトラックではな
いと判定された場合、ステップS15に進み、制御用CP
U58は、ミニディスク装置13に対して、Searchコマ
ンドのトラック指定サーチで次のトラックを指定して、
Track Moveの実行を要求する。このコマンドは、現在
再生中のトラック(current_track)を指定された番号
のトラックに更新する。従って、1回のコマンドで、任
意の数の複数のトラックを飛び越して、所望のトラック
に移行することが可能となる。
いと判定された場合、ステップS15に進み、制御用CP
U58は、ミニディスク装置13に対して、Searchコマ
ンドのトラック指定サーチで次のトラックを指定して、
Track Moveの実行を要求する。このコマンドは、現在
再生中のトラック(current_track)を指定された番号
のトラックに更新する。従って、1回のコマンドで、任
意の数の複数のトラックを飛び越して、所望のトラック
に移行することが可能となる。
【0115】この点、従来においては、現在のトラック
より、1トラックだけ外側、または内側のトラックしか
指定できないので、現在のトラックから、次に再生すべ
きトラックが、例えば、5トラック分だけ離れているよ
うな場合、Searchコマンドを5回繰り返し発行しなけれ
ば、現在再生中のトラックを所望のトラックに変更する
ことができなかった。その結果、トラックを変更するの
に、長い時間が必要であったが、本願発明においては、
1回のサーチコマンドで、所望のトラックに、現在再生
中のトラックを変更することができるので、迅速な変更
が可能となる。
より、1トラックだけ外側、または内側のトラックしか
指定できないので、現在のトラックから、次に再生すべ
きトラックが、例えば、5トラック分だけ離れているよ
うな場合、Searchコマンドを5回繰り返し発行しなけれ
ば、現在再生中のトラックを所望のトラックに変更する
ことができなかった。その結果、トラックを変更するの
に、長い時間が必要であったが、本願発明においては、
1回のサーチコマンドで、所望のトラックに、現在再生
中のトラックを変更することができるので、迅速な変更
が可能となる。
【0116】ステップS15の処理の後、ステップS5
に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
【0117】ステップS14において、現在再生中のト
ラックが、ディスク76の最後のトラックであると判定
されるまで、上述した処理が繰り返し実行される。その
結果、最初の音楽データの再生に伴って、図16に示す
ような、歌詞データが、ステップS11の処理で表示さ
れる。その後、次の曲のMDクリップデータをダウンロー
ド中、図17に示すように、「データ取得中です」のメ
ッセージが、ステップS6の処理で表示される。さらに
その後、その曲のMDクリップデータがステップS11
で、図18に示すように表示され、さらに次の曲のMDク
リップデータがステップS5でダウンロードされている
最中、図19に示すように、「データ取得中です」のメ
ッセージが、ステップS6の処理で表示される。以下、
同様の処理が繰り返し実行される。
ラックが、ディスク76の最後のトラックであると判定
されるまで、上述した処理が繰り返し実行される。その
結果、最初の音楽データの再生に伴って、図16に示す
ような、歌詞データが、ステップS11の処理で表示さ
れる。その後、次の曲のMDクリップデータをダウンロー
ド中、図17に示すように、「データ取得中です」のメ
ッセージが、ステップS6の処理で表示される。さらに
その後、その曲のMDクリップデータがステップS11
で、図18に示すように表示され、さらに次の曲のMDク
リップデータがステップS5でダウンロードされている
最中、図19に示すように、「データ取得中です」のメ
ッセージが、ステップS6の処理で表示される。以下、
同様の処理が繰り返し実行される。
【0118】そして、ステップS14において、現在再
生中のトラック(current_track)がディスク76の最
後のトラック(last_track)であると判定された場合、
ステップS16に進み、制御用CPU58は、ミニディス
ク装置13に対して、ステップS8で要求した、「1曲
再生」モードの解除をミニディスク装置13に対して要
求する。ミニディスク装置13は、この要求に対応し
て、ステップS8の要求に対応して設定した、repeat
modeを、「1曲再生」モードから変更前のモードに戻
す。
生中のトラック(current_track)がディスク76の最
後のトラック(last_track)であると判定された場合、
ステップS16に進み、制御用CPU58は、ミニディス
ク装置13に対して、ステップS8で要求した、「1曲
再生」モードの解除をミニディスク装置13に対して要
求する。ミニディスク装置13は、この要求に対応し
て、ステップS8の要求に対応して設定した、repeat
modeを、「1曲再生」モードから変更前のモードに戻
す。
【0119】なお、以上の処理は、ディスク76が、デ
ータを記録可能な図11に示すようなレコーダブルMDの
フォーマットを有するミニディスクである場合はもとよ
り、例えば、図20に示すようなフォーマットを有す
る、プリフォーマットされたミニディスクである場合に
も適用することができる。このプリフォーマットのミニ
ディスクにおいても、音楽データは、プログラムエリア
に記録され、MDクリップデータは、AUX Dataエリアに
記録される。
ータを記録可能な図11に示すようなレコーダブルMDの
フォーマットを有するミニディスクである場合はもとよ
り、例えば、図20に示すようなフォーマットを有す
る、プリフォーマットされたミニディスクである場合に
も適用することができる。このプリフォーマットのミニ
ディスクにおいても、音楽データは、プログラムエリア
に記録され、MDクリップデータは、AUX Dataエリアに
記録される。
【0120】さらに、図21に示すような、レコーダブ
ルMDと、プリフォーマットMDとが混在するハイブリッド
MDにおいても、本発明を適用することができる。この場
合においても、音楽データは、レコーダブルMDの(グル
ーブ)のプログラムエリア、または、プリフォーマット
MD(ピットエリア)のプログラムエリアから再生され
る。また、MDクリップデータは、グルーブエリア、また
はピットエリアのAUX Dataエリアから再生される。
ルMDと、プリフォーマットMDとが混在するハイブリッド
MDにおいても、本発明を適用することができる。この場
合においても、音楽データは、レコーダブルMDの(グル
ーブ)のプログラムエリア、または、プリフォーマット
MD(ピットエリア)のプログラムエリアから再生され
る。また、MDクリップデータは、グルーブエリア、また
はピットエリアのAUX Dataエリアから再生される。
【0121】上記実施の形態ではATRAC方式での圧縮方
法が適用された例を説明したが、MPEG方式のオーディオ
レイヤーを用いても良い。さらに、上記実施の形態で
は、衛星から伝送されるデータを受信して記録するシス
テムに関して説明したが、本発明はアナログ電話回線や
ISDN(Integrated Service Digital Network)等の公衆
回線を用いて伝送されるデータを受信して記録するシス
テム、CATV(Cable Television)のようなケーブルで伝
送されるデータを受信して記録するシステム等にも適用
できる。
法が適用された例を説明したが、MPEG方式のオーディオ
レイヤーを用いても良い。さらに、上記実施の形態で
は、衛星から伝送されるデータを受信して記録するシス
テムに関して説明したが、本発明はアナログ電話回線や
ISDN(Integrated Service Digital Network)等の公衆
回線を用いて伝送されるデータを受信して記録するシス
テム、CATV(Cable Television)のようなケーブルで伝
送されるデータを受信して記録するシステム等にも適用
できる。
【0122】上述した一連の処理は、ハードウエアによ
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
り実行させることもできるが、ソフトウエアにより実行
させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより
実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプロ
グラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコン
ピュータ、または、各種のプログラムをインストールす
ることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば
汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からイ
ンストールされる。
【0123】この記録媒体は、図8に示すように、コン
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク111(フロッピディスクを含む)、光ディスク11
2(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digi
tal Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク113
(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ1
14などよりなるパッケージメディアにより構成される
だけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユ
ーザに提供される、プログラムが記録されているROM
や、ハードディスクなどで構成される。
ピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するため
に配布される、プログラムが記録されている磁気ディス
ク111(フロッピディスクを含む)、光ディスク11
2(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digi
tal Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク113
(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリ1
14などよりなるパッケージメディアにより構成される
だけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユ
ーザに提供される、プログラムが記録されているROM
や、ハードディスクなどで構成される。
【0124】なお、本明細書において、記録媒体に記録
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
されるプログラムを記述するステップは、記載された順
序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずし
も時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に
実行される処理をも含むものである。
【0125】また、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
複数の装置により構成される装置全体を表すものであ
る。
【0126】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の情報処理
装置、請求項4に記載の情報処理方法、および請求項5
に記載の記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、1つの主情報の再生が終了したとき、再生動作を停
止させるモードの設定を要求するとともに、再生中の主
情報を、指定された主情報に移行させるように要求する
ようにしたので、装置をコスト高にすることなく、迅
速、かつ確実に、主情報を再生しつつ、副情報を出力す
ることが可能となる。
装置、請求項4に記載の情報処理方法、および請求項5
に記載の記録媒体に記録されているプログラムによれ
ば、1つの主情報の再生が終了したとき、再生動作を停
止させるモードの設定を要求するとともに、再生中の主
情報を、指定された主情報に移行させるように要求する
ようにしたので、装置をコスト高にすることなく、迅
速、かつ確実に、主情報を再生しつつ、副情報を出力す
ることが可能となる。
【図1】従来の曲間の検出を説明する図である。
【図2】従来の曲間の検出を説明する図である。
【図3】本発明が適用されたシステムの全体構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】図3に示したシステムにおけるテレビジョンジ
ョン受像機に表示される画面の一例を示す図である。
ョン受像機に表示される画面の一例を示す図である。
【図5】図3に示したシステムにおけるの地上高の構成
の一例を示すブロック図である。
の一例を示すブロック図である。
【図6】図3に示したシステムにおいて送信されるデー
タの一例の構造を示す図である。
タの一例の構造を示す図である。
【図7】図3に示したシステムにおいて送信されるデー
タが多重化および再構築される様子を示す図である。
タが多重化および再構築される様子を示す図である。
【図8】図3におけるIRDの構成の一例を示すブロック
図である。
図である。
【図9】IEC958フォーマットでの伝送形態を示す図であ
る。
る。
【図10】図3のミニディスク装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図11】図3のミニディスク装置の記録フォーマット
を示す図である。
を示す図である。
【図12】図3のシステムにおける記録信号の再生処理
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図13】図3のシステムにおける記録信号の再生処理
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図14】図3のテレビジョン受像機における表示例を
示す図である。
示す図である。
【図15】図3のテレビジョン受像機における表示例を
示す図である。
示す図である。
【図16】図3のテレビジョン受像機における表示例を
示す図である。
示す図である。
【図17】図3のテレビジョン受像機における表示例を
示す図である。
示す図である。
【図18】図3のテレビジョン受像機における表示例を
示す図である。
示す図である。
【図19】図3のテレビジョン受像機における表示例を
示す図である。
示す図である。
【図20】図3のミニディスク装置の記録フォーマット
を示す図である。
を示す図である。
【図21】図3のミニディスク装置の記録フォーマット
を示す図である。
を示す図である。
3 受信設備, 12 IRD, 13 ミニディスク装
置, 14 テレビジョンジョン受像機, 57 光デ
ジタル出力インタフェース, 58 制御用CPU,
59 メインメモリ, 60,71 IEEE1394インタフ
ェース, 72光デジタル入力インタフェース, 74
ATRACエンコーダ, 76 ディスク, 77 ATRAC
レコーダ, 79 制御用CPU
置, 14 テレビジョンジョン受像機, 57 光デ
ジタル出力インタフェース, 58 制御用CPU,
59 メインメモリ, 60,71 IEEE1394インタフ
ェース, 72光デジタル入力インタフェース, 74
ATRACエンコーダ, 76 ディスク, 77 ATRAC
レコーダ, 79 制御用CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 直樹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 井上 肇 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 BC06 CC04 DE22 DE23 DE27 DE53 EF05 FG09 GK07 GK12 HL02 HL04 5D077 AA30 CA11 CB03 DC12 EA04 EA33 EA34 GA04 HA07 HC02 HC05 HC12 HC17 HC18 HC26
Claims (5)
- 【請求項1】 主情報と、前記主情報に付随する副情報
が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生装置
が接続される情報処理装置において、 前記情報再生装置から前記副情報を取り込む第1の取り
込み手段と、 前記情報再生装置に、1つの前記主情報の再生が終了し
たとき、再生動作を停止させるモードの設定を要求する
第1の要求手段と、 前記情報再生装置から前記主情報を取り込む第2の取り
込み手段と、 前記情報再生装置に、再生中の主情報を、指定された主
情報に移行させるように要求する第2の要求手段とを備
えることを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項2】 前記情報再生装置は、IEEE1394バスを介
して接続され、 前記第1の要求手段は、Configureコマンドで、Repeat
Modeを1曲だけの再生とすることを要求し、 前記第2の要求手段は、Searchコマンドで、所定のトラ
ックを指定してTrackMoveを要求することを特徴とする
請求項1に記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記再生中の主情報が、最後の主情報で
あるか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により、前記再生中の主情報が、最後の主
情報であると判定された場合、前記第1の要求手段によ
る要求に基づくモードの設定の解除を、前記情報再生装
置に要求する第3の要求手段とをさらに備え、 前記第2の要求手段は、前記判定手段により、前記再生
中の主情報が、最後の主情報ではないと判定された場合
に、前記要求を行うことを特徴とする請求項1に記載の
情報処理装置。 - 【請求項4】 主情報と、前記主情報に付随する副情報
が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生装置
が接続される情報処理装置の情報処理方法において、 前記情報再生装置から前記副情報を取り込む第1の取り
込みステップと、 前記情報再生装置に、1つの前記主情報の再生が終了し
たとき、再生動作を停止させるモードの設定を要求する
第1の要求ステップと、 前記情報再生装置から前記主情報を取り込む第2の取り
込みステップと、 前記情報再生装置に、再生中の主情報を、指定された主
情報に移行させるように要求する第2の要求ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項5】 主情報と、前記主情報に付随する副情報
が記録されている情報記録媒体を再生する情報再生装置
が接続される情報処理装置を制御するプログラムにおい
て、 前記情報再生装置から前記副情報を取り込む第1の取り
込みステップと、 前記情報再生装置に、1つの前記主情報の再生が終了し
たとき、再生動作を停止させるモードの設定を要求する
第1の要求ステップと、 前記情報再生装置から前記主情報を取り込む第2の取り
込みステップと、 前記情報再生装置に、再生中の主情報を、指定された主
情報に移行させるように要求する第2の要求ステップと
を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な
プログラムが記録されている記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27835199A JP2001101789A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27835199A JP2001101789A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001101789A true JP2001101789A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17596133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27835199A Withdrawn JP2001101789A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 情報処理装置および方法、並びに記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001101789A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029970A1 (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置、記録再生方法及び記録媒体 |
JP2007149183A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Sharp Corp | 音声処理装置及びそれを備えた表示装置 |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27835199A patent/JP2001101789A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004029970A1 (ja) * | 2002-09-26 | 2004-04-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 記録再生装置、記録再生方法及び記録媒体 |
JP2007149183A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Sharp Corp | 音声処理装置及びそれを備えた表示装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |