JP4986766B2 - 携帯端末用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末を用いてスピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ及びパーソナルコンピュータ等の各種機器を利用できるネットワークワークシステムの構築に用いて好適な携帯端末用制御装置に関する。
従来、携帯端末から音声信号を出力するとともに、携帯端末の充電台で携帯端末からの音声信号を増幅してスピーカから出力する技術が提案されている。特許文献1には、内蔵又は外付けの記録媒体に記録された音声信号を外部へ出力する出力部を有する携帯端末と、この携帯端末に充電用の電力を供給する充電部及び該携帯端末から出力された音声信号を取り込む入力部を有する充電台が開示されている。
また、特許文献2には、各種施設に設けられた情報掲示板が管理センタのサーバを介してインターネットに接続されたシステムにおいて、非接触ICカードに個人情報を記憶させた会員カードを利用者にそれぞれ発行し、各情報掲示板が、利用者の提示した会員カードから発信される個人情報をR/Wアンテナで読み取り、その個人情報を基に利用者に関連する情報を判別し、サーバを介してネットワークにアクセスして利用者に関連する情報のみを収集し、収集した該情報を表示部に表示し、利用者は、表示部の表示情報を確認し、入力部を介して情報の検索やメッセージ等の発信を行うシステムが開示されている。
特開2002−261893号公報 特開2000−99459号公報
ところで、特許文献1で開示された先行技術では、携帯端末に内蔵又は外付けの記録媒体に記録された音声信号を充電台で増幅してスピーカから出力させるだけであり、携帯端末を充電台にセットすることで携帯端末内の音声信号を外部スピーカで再生する準備はできるものの、充電台にセットした後の複雑な操作が必要であることが想定される。また、特許文献2で開示された先行技術では、情報掲示板において、利用者が非接触ICカードをR/Wアンテナにかざすことにより、インターネット上の利用者に関する情報が収集され、収集された情報が情報掲示板の表示部に表示されるものであり、例えば、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ及びパーソナルコンピュータ等の機器を利用するための、それぞれの機器で活用可能なデータタイプが異なるデータを表示部に表示するものではない。昨今は携帯端末が多機能化し、携帯端末にはカメラで撮影して得られた画像データやメールにより受信した画像データ、インターネットからダウンロードした音楽データ、テレビ放送の動画データなどが保存されるようになってきたが、携帯端末に保存されている著作権フリーの静止画データ、動画データ、音楽データなどは、一旦パーソナルコンピュータへデータ転送を行えばパーソナルコンピュータ上で再生することができるものの、各データに対応したアプリケーションを立ち上げて再生する必要があり、携帯端末内に保存されているデータをパーソナルコンピュータで再生するには複雑な操作が必要であった。
また、携帯端末に接続可能な外部メモリに静止画データ、動画データ、音楽データなどが保存されている場合には、それぞれに対応した外部機器(スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータ等)へ外部メモリを挿入すれば再生は可能であるが、使用者が外部メモリの抜き差しや各種外部機器の操作を行う必要があり、容易に再生することができなかった。さらに、携帯型デジタルオーディオプレーヤに対応したスピーカシステムも存在するが、音楽データのみが保存されているプレーヤに対して、音楽データを再生するスピーカシステムが存在するだけであり、あくまでも1対1の関係である。多機能化した携帯端末においては、さまざまな種類のデータが保存されているが、使用者はそれらを外部機器を利用して再生したくても上述のように一旦パーソナルコンピュータへデータ転送を行うなど複雑な操作が必要であった。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、携帯端末内の各種データを一旦パーソナルコンピュータへ転送することなく、外部メモリを使用したとしても、外部機器を利用して簡単な操作で容易にデータを再生することができる携帯端末用制御装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末用制御装置は、ネットワークに接続されている複数の機器を検知する機器検知手段と、前記機器検知手段で検知された前記複数の機器のうち1つの機器を使用者が選択するためのメニュー画面を表示する表示手段と、使用者が所有する携帯端末を前記複数の機器のうち1つの機器と接続すべく、前記携帯端末が前記表示手段に表示されている前記メニュー画面上のいずれの位置に載置されたかを検知する、前記表示手段の上に配置された載置位置検知手段と、前記携帯端末に記憶されたデータを前記複数の機器のうち1つの機器に対して出力すべく、前記携帯端末を無線で遠隔操作する無線遠隔操作手段と、を備えた。
この構成により、使用者はメニュー画面を確認するだけで、ネットワークに接続されている複数の機器を確認できるとともに、複数の機器のうちの1つの機器を選択することができる。
また、上記構成において、前記携帯端末に記憶された前記複数の機器で活用可能なデータタイプが異なるデータのデータタイプと前記載置位置検知手段による検知結果に応じて選択された前記1つの機器とを関連付けるデータタイプ関連付け手段を備え、前記表示手段は、前記データタイプ関連付け手段で関連付けられた前記データタイプのデータのうち1つのデータを使用者が選択するためのメニュー画面を表示する。
この構成により、使用者は、メニュー画面上で、接続したい機器に対応する部分に携帯端末を載置することで、該機器に関連付けられたデータタイプのデータを確認できるとともに、任意の1つのデータを選択することができる。
また、上記構成において、前記機器検知手段は、無線送受信手段を含む。
この構成により、無線で構築されたネットワークに対して接続することができ、該ネットワーク上で無線接続された複数の機器を検知することができる。
また、上記構成において、自己の識別情報が記憶された無線通信用タグを有する前記携帯端末に対して、前記無線通信用タグに記憶された自己の識別情報を読み取ることにより前記携帯端末を認証する無線通信用リーダを備えた。
この構成により、携帯端末を認証することができ、機器の利用を制限することができる。
また、上記構成において、前記ネットワークに接続されている複数の機器は、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ及びパーソナルコンピュータを含む。
また、上記構成において、前記データタイプは、電話帳、静止画、動画、音声、録音メッセージ及びボイスレコーダを含む。例えば、スピーカに関連付けられたデータタイプは、音楽、録音メッセージ、ボイスレコーダである。また、テレビに関連付けられたデータタイプは、静止画、動画である。また、ハードディスクレコーダに関連付けられたデータタイプは、電話帳、静止画、動画、音楽、録音メッセージ、ボイスレコーダである。また、パーソナルコンピュータに関連付けられたデータタイプは、電話帳、静止画、動画、音楽、録音メッセージ、ボイスレコーダである。
本発明は、携帯端末用制御装置のメニュー画面の所望エリア上に携帯端末を置くだけで、携帯端末内の各種データを一旦パーソナルコンピュータへ転送することなく、外部メモリを使用したとしても、簡単な操作で所望の機器(スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータ等)と携帯端末との間で容易にデータの転送・再生ができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る携帯端末用制御装置の概観を示す斜視図である。また、図2は本実施の形態の携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、本実施の形態の携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi(Wireless Fidelity)無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図である。
図1及び図2において、携帯端末用制御装置1は、表示部10と、タッチパネル部11と、WiFi送受信部13と、ブルートゥース送受信部14と、記憶部15と、制御部16とを備えている。表示部10はLCD(Liquid Crystal Display)を有する。表示部10には、「機器デバイス選択メニュー画面」と「データタイプ選択メニュー画面」が表示される。タッチパネル部11は、表示部10上に配置されており、機器デバイス選択メニュー画面で機器の選択と、データタイプ選択メニュー画面でデータタイプの選択に用いられる。タッチパネル部11には、例えば抵抗感圧式のものが用いられる。
WiFi送受信部13は、IEEE802.11b/gプロトコルに準拠した無線LAN技術を用いて無線通信を行うものであり、2.4GHz帯の電波を利用し、最大54Mbps(IEEE802.11bの場合は最大11Mbps)の速度で通信を行うことができる。本実施の形態では、WiFi送受信部13を使用してWiFi無線ルータ3にアクセスし、複数のWiFiネットワーク機器(以下、機器デバイスと呼ぶ)と通信を行う。本実施の形態では、4つの機器デバイス、即ちスピーカ4A、テレビ4B、ハードディスクレコーダ(以下、HDレコーダと呼ぶ)4C及びパーソナルコンピュータ(以下、PCと呼ぶ)4Dが存在するものとする。
ブルートゥース送受信部14は、IEEE802.15.1プロトコルに準拠し、数m程度の機器間接続に使用される短距離無線通信技術の1つであり、2.45GHz帯の電波を利用し、1Mbpsの速度で通信を行うことができる。本実施の形態では、携帯端末用制御装置1は、ブルートゥース送受信部14を使用して携帯端末2との間で短距離無線通信を行う。
記憶部15は、データの書き込み及び読み出し可能なメモリを有し、無線ネットワーク上の機器デバイス4A〜4Dを検知するための機器検知プログラムと、ブルートゥース送受信部13を経由して携帯端末2を遠隔制御するための携帯端末リモート制御プログラムと、機器デバイス4A〜4Dとデータタイプを関連付けるための関連付けプログラム等を記憶している。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)を含むものであり、装置各部を制御する。例えば、制御部16は、記憶部15に記憶されている機器検知プログラムに従い、無線ネットワーク上に接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する。即ち、制御部16は、例えば装置に電源を投入したときなどに、WiFi送受信部13を使用してWiFi無線ルータ3にアクセスし、無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する。そして、複数の機器デバイス4A〜4Dのうち1つの機器デバイスを使用者が選択するための「機器デバイス選択メニュー画面(メニュー画面)」を表示部10に表示させる。さらに、制御部16は、機器デバイス4A〜4Dのうち1つの機器デバイスと接続すべく、タッチパネル部11の入力から、使用者が所有する携帯端末2が表示部10に表示されている機器デバイス選択メニュー画面上のどこのエリアに載置されたかを検知する。
また、制御部16は、関連付けプログラムに従い、携帯端末2が機器デバイス選択メニュー画面上の載置されたエリアに応じて、使用者が選択した1つの機器デバイスと携帯端末2の記憶部24に記憶されているデータのデータタイプを関連付ける。そして、関連付けられたデータタイプのデータのうち、1つのデータを使用者が選択するための「データタイプ選択メニュー画面(メニュー画面)」を表示部10に表示させる。
ここで、図3は、機器デバイスとデータタイプの関連付けを示す図である。この図に示すように、スピーカ4Aの場合は、音楽再生、録音メッセージ再生、ボイスレコーダ再生が関連する。テレビ4Bの場合は、静止画再生、動画再生が関連する。HDレコーダ4Cの場合は、電話帳データ転送、静止画データ転送、動画データ転送、音楽データ転送、録音メッセージデータ転送、ボイスレコーダデータ転送が関連する。PC4Dの場合は、HDレコーダ4Cと同様に、電話帳データ転送、静止画データ転送、動画データ転送、音楽データ転送、録音メッセージデータ転送、ボイスレコーダデータ転送が関連する。
また、制御部16は、記憶部15に記憶されている携帯端末リモート制御プログラムに従い、携帯端末2を遠隔制御する。例えば、スピーカ4Aに音楽データや、録音メッセージ及びボイスレコーダの音声データを再生させる。また、テレビ4Bに静止画や動画を再生させる。なお、この場合、携帯端末2で扱う静止画や動画をテレビ4Bで再生可能なデータ形式に変換する必要がある。つまり、携帯端末1はワンセグ方式に対応しており、テレビ4Bは8セグメント方式に対応しているので、ワンセグ方式から8セグメント方式に変換する必要がある。なお、表示部10とタッチパネル部11はUI(User Interface)部を構成する。
なお、制御部16とWiFi送受信部13は機器検知手段を構成する。また、表示部10と制御部16は表示手段を構成する。また、タッチパネル部11と制御部16は載置位置検知手段を構成する。また、制御部16はデータタイプ関連付け手段に対応する。また、WiFi送受信部13は無線送受信手段に対応する。また、制御部16とブルートゥース送受信部14は無線遠隔操作手段を構成する。
このように、携帯端末用制御装置1では、無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知し、検知した複数の機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器デバイスを使用者が選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示部10に表示する。また、複数の機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器デバイスと接続すべく、使用者が所有する携帯端末2が表示部10に表示されている機器デバイス選択メニュー画面上のいずれの位置に載置されたかを検知し、この検知結果に応じて選択された1つの機器デバイスと携帯端末2の記憶部24に記憶されたデータのデータタイプを関連付け、関連付けたデータタイプのデータのうち、1つのデータを使用者が選択するためのデータタイプ選択メニュー画面を表示部10に表示する。
一方、携帯端末2は、図2に示すように、表示部20、入力部21、音声再生部23、記憶部24、WiFi送受信部25、ブルートゥース送受信部26及び制御部27を備えている。なお、図2に示す構成は、本発明を説明するために簡略化したものであり、図示は省略するが、通常の携帯端末に搭載される構成要素は備えているものとする。
表示部20は、制御部27から入力される表示情報に基づく表示を行う。入力部21は、使用者が携帯端末2を使用するための操作を行うものであり、使用者操作に応じた信号を制御部27に入力する。音声再生部23は、音楽データから音楽を再生し、音声データから音声を再生する。記憶部24は、データの書き込み及び読み出し可能なメモリを有し、電話帳データ、静止画(写真)データ、動画データ、音楽データ、音声データ等を記憶する。
WiFi送受信部25は、上述したWiFi送受信部13と同様の機能を有するものであり、IEEE802.11b/gプロトコルに準拠した無線LAN技術を用いて無線通信を行う。ブルートゥース送受信部26は、上述したブルートゥース送受信部14と同様の機能を有するものであり、IEEE802.15.1プロトコルに準拠し、数m程度の短距離無線通信を行う。
制御部27は、CPUを含むものであり、装置各部を制御する。例えば、制御部27は、ブルートゥース送受信部26を使用して携帯端末用制御装置1との間で短距離無線通信を行い、携帯端末用制御装置1から指示を受ける。また、携帯端末用制御装置1から指示があると、WiFi送受信部25を使用してWiFi無線ルータ3にアクセスし、携帯端末用制御装置1から指定された機器デバイスに対してデータ転送・再生を行う。
WiFi無線ルータ3は、携帯端末用制御装置1と各機器デバイス4A〜4Dとの間でデータの仲介を行うとともに、携帯端末2と各機器デバイス4A〜4Dとの間でデータの仲介を行う。
各機器デバイス4A〜4Dは、携帯端末用制御装置1と無線LAN通信を行うための無線LAN機能を有しており、この無線LAN機能を用いて携帯端末用制御装置1に機器情報等を送信する。機器情報には、機器デバイスそのものを示す情報の他に、機器デバイスが有する機能を示す情報が含まれる。
次に、本実施の形態の携帯端末用制御装置1の機器制御処理について説明する。なお、無線ネットワークには、上述した4台の機器デバイス4A〜4Dが接続されているものとする。
図4は、携帯端末用制御装置1の機器制御処理の概要を示すフロー図である。同図において、携帯端末用制御装置1は、例えば電源投入時において無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する(ステップST10)。そして、検知した複数の機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器デバイスを選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示する(ステップST11)。次いで、携帯端末用制御装置1上に携帯端末2が置かれたかどうか判定する(ステップST12)。この場合、使用者は、機器デバイス選択メニュー画面を見て、該メニュー上の希望する機器デバイスを指し示すエリア上に携帯端末2を置くので、それを検知することで携帯端末2が置かれたかどうかを判定する。
ステップST12の判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1上に置かれていなければ、置かれるまでこのステップST12を繰り返し、置かれた場合は置かれた位置を検知し(即ち選択された機器デバイスを検知し)、選択された機器デバイスと関連付ける。即ち、携帯端末用制御装置1は、タッチパネル部11により、携帯端末2が置かれた位置を検知し、使用者が選択した機器デバイスと関連付ける(ステップST13)。例えば、図1に示すように、携帯端末2が機器デバイス選択メニュー画面の「HDレコーダ」と表示されたエリア上に置かれた場合、携帯端末用制御装置1は、「HDレコーダ」と表示されたエリアの位置を検知し、HDレコーダ4Cと対応付ける。なお、携帯端末2が置かれたエリアの表示は、携帯端末2が置かれていない他のエリアと反転表示され、選択された機器デバイスが一目で認識できるようになる。
次いで、携帯端末用制御装置1は、ブルートゥース送受信部14を用いた短距離通信で携帯端末2のリモート制御を開始する(ステップST14)。これにより、携帯端末2はWiFi無線ルータ3と無線通信を開始し、使用者が選択した機器デバイスと無線接続される。
次いで、携帯端末用制御装置1は、使用者が選択した機器デバイスに関連付けられたデータタイプのデータタイプ選択メニュー画面を表示する(ステップST15)。そして、データタイプ選択メニュー画面を表示している状態で、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST16)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合、ステップST11に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合、使用者がデータタイプを選択したかどうか判定し(ステップST17)、データタイプが選択されていなければ、選択されるまでこのステップST17を繰り返す。
データタイプが選択された場合は、再び携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST18)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合、ステップST11に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合は、携帯端末2と選択された機器デバイスとの間でデータ転送・再生を行う(ステップST19)。
次いで、再び携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定し(ステップST20)、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合はステップST11に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合は終了メニューが選択されたかどうか判定し(ステップST21)、終了メニューが選択されていなければ、ステップST15に戻り、データタイプのデータタイプ選択メニュー画面を表示する。これに対して、終了メニューが選択された場合は、本処理を終える。
次に、機器制御処理の具体例について、スピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合と、パーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合を例に挙げて説明する。
(スピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の処理)
図5はスピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の機器制御処理を示すフロー図である。また、図6はスピーカ4Aを選択して音楽を再生する場合の表示の遷移を示す図である。
図5において、携帯端末用制御装置1は、例えば電源投入時において無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する(ステップST30)。次いで、検知した機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器デバイスを選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示する(ステップST31、図6(a))。次いで、機器デバイス選択メニューのスピーカを指し示すエリア上に携帯端末2が置かれたかどうか判定し(ステップST32)、携帯端末2が置かれていなければ、置かれるまでこのステップST32を繰り返し、当該エリア上に携帯端末2が置かれた場合(図6(b))、選択されたスピーカ4Aと関連付ける(ステップST33)。
次いで、携帯端末用制御装置1は、ブルートゥース送受信部14を用いた短距離通信で携帯端末2のリモート制御を開始する(ステップST34)。これにより、携帯端末2はWiFi無線ルータ3と無線通信を開始し、使用者が選択したスピーカ4Aと無線接続される。次いで、携帯端末用制御装置1は、使用者が選択したスピーカ4Aに関連付けられた“音楽再生、録音メッセージ再生、ボイスレコーダ再生(データタイプ)”の選択メニュー画面を表示する(ステップST35、図6(c))。そして、データタイプ選択メニュー画面を表示している状態で、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST36)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合、ステップST31に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合、使用者が音楽再生を選択したかどうか判定し(ステップST37)、音楽再生が選択されていなければ、選択されるまでこのステップST37を繰り返す。
音楽再生が選択された場合(図6(d))は、ブルートゥース送受信部14を用いた短距離通信により楽曲タイトルリストを表示する(ステップST38、図6(e))。楽曲タイトルリストの表示を行った後、再び携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST39)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合、ステップST31に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合は、楽曲タイトルリストから楽曲が選択されたかどうか判定する(ステップST40)。この判定において、楽曲タイトルリストから楽曲が選択されていなければ、選択されるまでこのステップST40の判定を繰り返し、楽曲が選択された場合は該楽曲をスピーカ4Aで再生する(ステップST41、図6(f)〜(h))。
選択された楽曲をスピーカ4Aで再生を行った後、再び携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST42)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合はステップST31に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合は、終了メニューが選択されたかどうか判定し(ステップST43)、終了メニュー(この終了メニューは、楽曲タイトルリストの最下位部分にある)が選択されていなければ、ステップST38に戻り、楽曲タイトルリストを表示する。これに対して、終了メニューが選択された場合は本処理を終える。なお、ここでは楽曲データ再生のフローについてのみ説明したが、一般のオーディオ機器のように、楽曲データの巻戻し、早送り、頭出しや、スピーカの音量調節等を行えるようにしてもよい。
(パーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の処理)
図7はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の機器制御処理を示すフロー図である。また、図8はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の表示の遷移を示す図である。
図7において、携帯端末用制御装置1は、例えば電源投入時において無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する(ステップST50)。次いで、検知した機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器デバイスを選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示する(ステップST51、図8(a))。次いで、機器デバイス選択メニュー画面のパーソナルコンピュータ(PC)を指し示すエリア上に携帯端末2が置かれたかどうか判定し(ステップST52)、当該エリア上に携帯端末2が置かれていなければ、置かれるまでこのステップST52を繰り返し、当該エリア上に携帯端末2が置かれた場合(図8(b))、選択されたパーソナルコンピュータ4Dと関連付ける(ステップST53)。
次いで、携帯端末用制御装置1は、ブルートゥース送受信部14を用いた短距離通信で携帯端末2のリモート制御を開始する(ステップST54)。これにより、携帯端末2はWiFi無線ルータ3と無線通信を開始し、使用者が選択したパーソナルコンピュータ4Dと無線接続される。次いで、携帯端末用制御装置1は、使用者が選択したパーソナルコンピュータ4Dに関連付けられた“電話帳、音楽、画像、動画(データタイプ)”のデータタイプ選択メニュー画面を表示する(ステップST55、図8(c))。そして、データタイプ選択メニュー画面を表示している状態で、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST56)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合、ステップST51に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合、使用者が電話帳を選択したかどうか判定し(ステップST57)、電話帳が選択されていなければ、選択されるまでこのステップST57を繰り返す。
電話帳が選択された場合(図8(d))は、転送方向の選択画面を表示する(ステップST58、図8(e))。転送方向の選択画面表示を行った後、再び携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST59)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合、ステップST51に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合は電話帳データの転送方向が選択されたかどうか判定する(ステップST60)。この判定において、電話帳データの転送方向が選択されていなければ、選択されるまでこのステップST60の判定を繰り返し、電話帳データの転送方向が選択された場合は該電話帳データを転送する(ステップST61、図8(f)〜(h))。
選択された電話帳データの転送を行った後、再び携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されたかどうか判定する(ステップST62)。この判定において、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外された場合はステップST51に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末2が携帯端末用制御装置1から外されていない場合は、終了メニュー(この終了メニューは、電話帳データの転送方向選択画面の最下位部分にある)が選択されたかどうか判定し(ステップST63)、終了メニューが選択されていなければ、ステップST55に戻り、データタイプのデータタイプ選択メニュー画面を表示する。これに対して、終了メニューが選択された場合は本処理を終える。
このように本実施の形態の携帯端末用制御装置1によれば、無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知して、そのうち1つの機器デバイスを使用者が選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示し、表示した機器デバイス選択メニュー画面上に携帯端末2が載置された場合に、載置された位置を検知し、検知した位置に対応する1つの機器デバイスと携帯端末2の記憶部24に記憶されたデータのデータタイプを関連付け、関連付けたデータタイプのデータのうち、1つのデータを使用者が選択するためのデータタイプ選択メニュー画面を表示するので、使用者は、携帯端末2を携帯端末用制御装置1の画面上に置くことで、複数の機器デバイス4A〜4Dのうち、任意の1つを選択して、その機器デバイスと携帯端末2との間でデータ転送や再生を行うことができる。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2に係る携帯端末用制御装置の概観を示す斜視図である。また、図10は本実施の形態の携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、本実施の形態の携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図である。なお、図9及び図10において前述した図1及び図2と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
図9及び図10において、本実施の形態の携帯端末用制御装置50は、自己の識別情報が記憶されたRFIDタグ(無線通信用タグ)61を有する携帯端末60のRFIDタグ61に記憶された識別情報を読み取るRFIDリーダ(無線通信用リーダ)51を有しており、その他の構成は実施の形態1の携帯端末用制御装置1と同様である。RFIDリーダ51は、携帯端末60のRFIDタグ61に記憶されたID(識別情報)を読み取ることにより携帯端末60を認証する。IDは、例えば携帯端末60の所有者の名前等である。制御部16は、RFIDリーダ51の認証結果に基づいて携帯端末60の使用を制限する。
次に、本実施の形態の携帯端末用制御装置50の機器制御処理の具体例について、パーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合を例に挙げて説明する。
図11はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の機器制御処理を示すフロー図である。また、図12はパーソナルコンピュータ4Dを選択して電話帳データを転送する場合の表示の遷移を示す図である。
図11において、携帯端末用制御装置50は、例えば電源投入時において無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する(ステップST70)。次いで、検知した機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器を選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示する(ステップST71、図12(a))。次いで、機器デバイス選択メニューのパーソナルコンピュータ(PC)を指し示すエリア上に携帯端末60が置かれたかどうか判定し(ステップST72)、当該エリア上に携帯端末60が置かれていなければ、置かれるまでこのステップST72を繰り返し、当該エリア上に携帯端末60が置かれた場合(図12(b))は、RFIDリーダ51により携帯端末60のRFIDタグ61のIDが認証できたかどうか判定する(ステップST73)。この場合、認証できなければ、携帯端末60の無線ネットワークへの接続を不可にしてステップST71に戻る。これに対して、認証できた場合は、携帯端末60が置かれた位置を検知し、複数のパーソナルコンピュータがある場合、HIRO(人名)のパーソナルコンピュータと関連付ける(ステップST74)。この場合、HIRO(人名)のパーソナルコンピュータは、パーソナルコンピュータ4Dとする。
次いで、携帯端末用制御装置50は、ブルートゥース送受信部14を用いた短距離通信で携帯端末60のリモート制御を開始する(ステップST75)。これにより、携帯端末60はWiFi無線ルータ3と無線通信を開始し、複数のパーソナルコンピュータがある場合、携帯端末60のIDと関連したHIROのパーソナルコンピュータ4Dと無線接続される。次いで、携帯端末用制御装置50は、携帯端末60のIDを表示する(ステップST76)。そして、HIROのパーソナルコンピュータ4Cに関連付けられた“電話帳、音楽、画像、動画(データタイプ)”のデータタイプ選択メニュー画面を表示する(ステップST77、図12(c))。そして、データタイプ選択メニュー画面を表示している状態で、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外されたかどうか判定する(ステップST78)。この判定において、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外された場合、ステップST71に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外されていない場合、使用者が電話帳を選択したかどうか判定し(ステップST79)、電話帳が選択されていなければ、選択されるまでこのステップST79を繰り返す。
電話帳が選択された場合(図12(d))は、転送方向の選択画面を表示する(ステップST80、図12(e))。転送方向の選択画面表示を行った後、再び携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外されたかどうか判定する(ステップST81)。この判定において、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外された場合、ステップST71に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外されていない場合は、電話帳データの転送方向が選択されたかどうか判定する(ステップST82)。この判定において、電話帳データの転送方向が選択されていなければ、選択されるまでこのステップST82の判定を繰り返し、電話帳データの転送方向が選択された場合は該電話帳データを転送する(ステップST83、図12(f)〜(h))。
選択された電話帳データの転送を行った後、再び携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外されたかどうか判定する(ステップST84)。この判定において、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外された場合はステップST71に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末60が携帯端末用制御装置50から外されていない場合は、終了メニュー(この終了メニューは、電話帳データの転送方向選択画面の最下位部分にある)が選択されたかどうか判定し(ステップST85)、終了メニューが選択されていなければ、ステップST77に戻り、データタイプのデータタイプ選択メニュー画面を表示する。これに対して、終了メニューが選択された場合は本処理を終える。
このように本実施の形態の携帯端末用制御装置50によれば、自己のIDが記憶されたRFIDタグ61を有する携帯端末60に対して、RFIDタグ61に記憶されたIDを読み取ることにより携帯端末60を認証するRFIDリーダ51を備えたので、携帯端末60の利用を制限することができる。個人の携帯端末のIDと個人のパーソナルコンピュータのIDを関係付けることにより、複数のパーソナルコンピュータから使用者のパーソナルコンピュータを認識し自動的に選択することができる。なお、ここではパーソナルコンピュータの例を挙げたが、複数のスピーカやHDレコーダから使用者専用のスピーカやHDレコーダを認識し、自動的に選択することもできる。
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、本実施の形態の携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図である。なお、図13において前述した図2と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
前述した実施の形態1及び実施の形態2では、携帯端末2及び60からデータの転送・再生を行うようにしたが、本実施の形態では、携帯端末80からのデータを携帯端末用制御装置70経由で転送・再生を行うようにした。即ち、携帯端末80からのデータを、携帯端末80のブルートゥース送受信部26から携帯端末用制御装置70のブルートゥース送受信部14で受けて、WiFi送受信部13から選択された機器デバイスに転送する。
次に、本実施の形態の携帯端末用制御装置70の機器制御処理について説明する。なお、無線ネットワークには4台の機器デバイス4A〜4Dが接続されているものとする。
図14は、携帯端末用制御装置70の機器制御処理の概要を示すフロー図である。同図において、携帯端末用制御装置70は、例えば電源投入時において無線ネットワークに接続されている複数の機器デバイス4A〜4Dを検知する(ステップST90)。次いで、検知した複数の機器デバイス4A〜4Dのうち、1つの機器デバイスを選択するための機器デバイス選択メニュー画面を表示する(ステップST91)。次いで、携帯端末用制御装置70上に携帯端末80が置かれたかどうか判定する(ステップST92)。この場合、使用者は、機器デバイス選択メニュー画面を見て、該メニュー上の希望する機器デバイスを指し示すエリア上に携帯端末80を置くので、それを検知することで携帯端末80が置かれたかどうかを判定する。
ステップST92の判定において、携帯端末80が携帯端末用制御装置70上に置かれていなければ、置かれるまでこのステップST92を繰り返し、置かれた場合は置かれた位置を検知し(即ち選択された機器デバイスを検知し)、選択された機器デバイスと関連付ける。即ち、携帯端末用制御装置70は、タッチパネル部11により、携帯端末80が置かれた位置を検知し、使用者が選択した機器デバイスと関連付ける(ステップST93)。
次いで、携帯端末用制御装置70は、ブルートゥース送受信部14を用いた短距離通信で携帯端末80のリモート制御を開始する(ステップST94)。これにより、携帯端末80は携帯端末用制御装置70経由でWiFi無線ルータ3と無線通信を開始し、使用者が選択した機器デバイスと無線接続される。次いで、携帯端末用制御装置70は、使用者が選択した機器デバイスに関連付けられたデータタイプのデータタイプ選択メニュー画面を表示する(ステップST95)。そして、データタイプ選択メニュー画面を表示している状態で、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外されたかどうか判定する(ステップST96)。この判定において、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外された場合、ステップST91に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外されていない場合、使用者がデータタイプを選択したかどうか判定し(ステップST97)、データタイプが選択されていなければ、選択されるまでこのステップST97を繰り返す。
データタイプが選択された場合、再び携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外されたかどうか判定する(ステップST98)。この判定において、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外された場合、ステップST91に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外されていない場合は、携帯端末用制御装置70経由で携帯端末80と機器デバイスとの間でデータ転送・再生を行う(ステップST99)。次いで、再び携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外されたかどうか判定し(ステップST100)、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外された場合はステップST91に戻り、機器デバイス選択メニュー画面を表示する。これに対して、携帯端末80が携帯端末用制御装置70から外されていない場合は終了メニューが選択されたかどうか判定し(ステップST101)、終了メニューが選択されていなければ、ステップST95に戻り、データタイプのデータタイプ選択メニュー画面を表示する。これに対して、終了メニューが選択された場合は、本処理を終える。
このように本実施の形態の携帯端末用制御装置70によれば、携帯端末80からのデータを携帯端末用制御装置70経由で転送・再生を行うようにしたので、携帯端末からWiFi送受信部25を省くことができ、コストダウンが図れる。
(実施の形態4)
図15は、本発明の実施の形態4に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、本実施の形態の携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図である。なお、図15において前述した図2と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
本実施の形態の携帯端末用制御装置90は、携帯端末100に非接触で充電できる非接触給電部91を有している。携帯端末100は、携帯端末用制御装置90から非接触で給電を受ける非接触充電部101を有している。非接触給電には、例えば、1次コイルと2次コイルを磁気的に結合し、1次コイルから発生する交流磁場で2次コイルに電圧を発生させる磁気誘導方式などが用いられる。携帯端末用制御装置90は、電灯線110からの商用電源から自己で使用可能な直流電源を得るための電源回路部92を有している。
このように本実施の形態の携帯端末用制御装置90によれば、携帯端末100に非接触で充電できる非接触給電部91を有するので、携帯端末100を充電しながら携帯端末100を利用することができる。
(実施の形態5)
図16は、本発明の実施の形態5に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、本実施の形態の携帯端末用制御装置と電灯線通信を行う複数の機器デバイスとを示すブロック図である。なお、図16において前述した図2及び図15と共通する部分には同一の符号を付けてその説明を省略する。
本実施の形態の携帯端末用制御装置120は、電灯線110からの商用電源から自己で使用可能な直流電源を得るための電源回路部92と携帯端末130に非接触で充電できる非接触給電部91に加えて、電灯線通信が可能なPLC(Power Line Communications:電灯線通信)アダプタ121を有する。各機器デバイス4E〜4Hは、携帯端末用制御装置120と電灯線通信を行うためのPLCアダプタ40をそれぞれ有する。PLCアダプタ40は、電灯線110を通信回線として利用可能にするものであり、電灯線110上の各機器デバイス4E〜4Hとの間で数Mbps〜数百Mbpsのデータ通信が可能となる。携帯端末130は、携帯端末用制御装置120から非接触で給電を受ける非接触充電部101を有している。
携帯端末用制御装置120は、上述した実施の形態3の携帯端末用制御装置70と同様に、携帯端末130からのデータをブルートゥースにて携帯端末用制御装置120経由で転送・再生を行うようにし、各機器デバイス4E〜4Hとの間の通信は電灯線通信により行う。携帯端末130は、ブルートゥース送受信部26にてデータ転送・再生を行うので、WiFi送受信部25は有していない。
このように本実施の形態の携帯端末用制御装置120によれば、各機器デバイスと電灯線通信を行うPLCアダプタ121を有するので、電灯線が配線された屋内のどの場所でも携帯端末130からのデータを転送・再生することができる。
なお、上記各実施の形態では、各機器デバイスとして、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータを用いたが、これらの機器デバイスに限定されるものでなく、例えば、ラジオ、オーディオコンポ、プロジェクタ、エアコン、電子レンジなどの機器デバイスを用いることも可能である。
本発明は、携帯端末用制御装置のメニュー画面の所望エリア上に携帯端末を置くだけで、所望の機器(スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ、パーソナルコンピュータ等)と携帯端末との間でデータの転送・再生ができるといった効果を有し、携帯端末を用いて各種機器を利用する用途への適用が可能である。
本発明の実施の形態1に係る携帯端末用制御装置の概観を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、前記携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末用制御装置における機器デバイスとデータタイプの関連付けを示す図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末用制御装置の機器制御処理の概要を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の機器制御処理の具体例であるスピーカを選択して音楽を再生する場合の機器制御処理を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の機器制御処理の具体例であるスピーカを選択して音楽を再生する場合の表示の遷移を示す図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の機器制御処理の具体例であるパーソナルコンピュータを選択して電話帳データを転送する場合の機器制御処理を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態1に係る携帯端末の機器制御処理の具体例であるパーソナルコンピュータを選択して電話帳データを転送する場合の表示の遷移を示す図 本発明の実施の形態2に係る携帯端末用制御装置の概観を示す斜視図 本発明の実施の形態2に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、前記携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図 本発明の実施の形態2に係る携帯端末の機器制御処理の具体例であるパーソナルコンピュータを選択して電話帳データを転送する場合の機器制御処理を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態2に係る携帯端末の機器制御処理の具体例であるパーソナルコンピュータを選択して電話帳データを転送する場合の表示の遷移を示す図 本発明の実施の形態3に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、前記携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図 本発明の実施の形態3に係る携帯端末用制御装置の機器制御処理の概要を説明するためのフロー図 本発明の実施の形態4に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、前記携帯端末用制御装置と無線通信を行うWiFi無線ルータと、該WiFi無線ルータと無線通信を行う複数のWiFiネットワーク機器とを示すブロック図 本発明の実施の形態5に係る携帯端末用制御装置の概略構成と、携帯端末の概略構成と、前記携帯端末用制御装置と電灯線通信を行う複数の機器デバイスとを示すブロック図
符号の説明
1、50、70、90、120 携帯端末用制御装置
2、60、80、100、130 携帯端末
3 WiFi無線ルータ
4A〜4D 機器デバイス
4E〜4H 機器デバイス
10 表示部
11 タッチパネル部
13、25 WiFi送受信部
14、26 ブルートゥース送受信部
15、24 記憶部
16、27 制御部
20 表示部
21 入力部
23 音声再生部
24 記憶部
40 PLCアダプタ
51 RFIDリーダ
61 RFIDタグ
91 非接触給電部
92 電源回路部
101 非接触充電部
110 電灯線
121 PLCアダプタ

Claims (6)

  1. ネットワークに接続されている複数の機器を検知する機器検知手段と、
    前記機器検知手段で検知された前記複数の機器のうち1つの機器を使用者が選択するためのメニュー画面を表示する表示手段と、
    使用者が所有する携帯端末を前記複数の機器のうち1つの機器と接続すべく、前記携帯端末が前記表示手段に表示されている前記メニュー画面上のいずれの位置に載置されたかを検知する、前記表示手段の上に配置された載置位置検知手段と、
    前記携帯端末に記憶されたデータを前記複数の機器のうち1つの機器に対して出力すべく、前記携帯端末を無線で遠隔操作する無線遠隔操作手段と、
    を備えた携帯端末用制御装置。
  2. 前記携帯端末に記憶された前記複数の機器で活用可能なデータタイプが異なるデータのデータタイプと前記載置位置検知手段による検知結果に応じて選択された前記1つの機器とを関連付けるデータタイプ関連付け手段を備え、前記表示手段は、前記データタイプ関連付け手段で関連付けられた前記データタイプのデータのうち1つのデータを使用者が選択するためのメニュー画面を表示する請求項1に記載の携帯端末用制御装置。
  3. 前記機器検知手段は、無線送受信手段を含む請求項1又は請求項2に記載の携帯端末用制御装置。
  4. 自己の識別情報が記憶された無線通信用タグを有する前記携帯端末に対して、前記無線通信用タグに記憶された自己の識別情報を読み取ることにより前記携帯端末を認証する無線通信用リーダを備えた請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の携帯端末用制御装置。
  5. 前記ネットワークに接続されている複数の機器は、スピーカ、テレビ、ハードディスクレコーダ及びパーソナルコンピュータを含む請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の携帯端末用制御装置。
  6. 前記データタイプは、電話帳、静止画、動画、音声、録音メッセージ及びボイスレコーダを含む請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の携帯端末用制御装置。
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